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[Photo] Soi Cowboy

Soi Cowboy is a red-light district in Bangkok, Thailand.
A short (400 meter long) street with some 40 bars, it is similar to Nana Plaza and Patpong and caters mainly to tourists and expatriates.

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外道販売

外道販売
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販売という割にはすべて非売品。考えのない運営方針を象徴する体たらくだがまあいいか。
去年作った外道手ぬぐいと今年勢いで作った外道手帳。ともに実に安い造りでタイを間接的に表現。これも・・・まあいいか。
売らないので入手方法は体験記の投稿しかない。ふるって応募してくれ。
今年はこれらに加え、新作外道T-シャツを制作中。今まで以上に着る者を選ぶセレブ外道の制服だ。しかしまあ・・・セレブと外道くらい合わない言葉もないな・・・まあいいか。

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外道事件簿2012

外道事件簿 2012

 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。

キリスト生誕の地で司祭100人が大乱闘
【2月10日はニートの日記念】ネットで話題の『天下一無職会』がヤバすぎ!「自分のばあちゃんにオレオレ詐欺した」
日収3000バーツ 視覚障害者偽り物乞い タイ東部パタヤ
パタヤの有名ゴーゴーバー、バーテンが刺され死亡
36歳の童貞男性、14児の父に
11年のタイ殺人3178件、日本の十数倍
泥酔タイ女性、車の上で全裸ダンス パタヤ

Last updated: 02/23/2012 00:05:58
外道の細道


【2月10日はニートの日記念】ネットで話題の『天下一無職会』がヤバすぎ!「自分のばあちゃんにオレオレ詐欺した」

本日2月10日は『ニートの日』!1年で1回だけニートが各地に集まって盛大に盛り上がる日だ。例えば東京・下北沢のアレイホールでは、第7回ニート祭りが開催され、ニートの若者同士が交流する場が設けられている。

しかし、世の中にはそんなニートたちを凌駕するハンパじゃない無職力を持った無職たちがいるのをご存知だろうか。こちらは1年に1回だけインターネット掲示板で開催される『天下一無職会』で自身の無職力を競い合い、切磋琢磨する大会である。

ニート祭りと比べるとかなりハードコアな大会だが、ニートの日記念ということで今回は過去に行われた、天下一無職会の猛者たちの例をご紹介したいと思う。

<天下一無職会出場者例>
年齢【38歳】
身長【170cm】
体重【81.9kg】
職歴の有・無【無】
最終学歴【高卒】
彼女の有・無【無】
彼女いない歴【36】
趣味【】
持病【特にない】
2ちゃん滞在時間【1日程度】

5年前家で包丁振り回して親家から追い出して家事だけさせに来させてる
日課は通学路を通るガキに水風船投げつけること
ストレス解消は主に親とネット
ついに警察のお世話に

年齢【27】
職歴の有・無【無し】
最終学歴【高校卒】
彼女の有・無【無し】
彼女いない歴【5年くらい】
趣味【ネット マンガ】
持病【なし】
2ちゃん滞在時間【5時間】

金に困ってついに自分のばあちゃんにオレオレ詐欺した
俺なんだから騙されるに決まってる。100万ほど振込ませた。
俺の両親にこのばか!なにやってんだ!罵声浴びさられてるばあちゃん
もちろん俺ももう老人ホーム入れるぞ!って言ってやった。
まじでごめんばあちゃん・・・

年齢【29】
身長【167】
体重【不明】
職歴の有・無【無】
最終学歴【大学中退】
彼女の有・無【無】
彼女いない歴【=年齢】
趣味【睡眠】
持病【潔癖症etc】
2ちゃん滞在時間【気分次第】

1年とちょっと風呂に入ってない
現代社会は中途半端に衛生が保たれてて心が安らがない 自然に回帰したい

年齢【19】
身長【172】
体重【50】
職歴の有・無【無】
最終学歴【中卒】
彼女の有・無【無】
彼女いない歴【年齢】
趣味【ない】
持病【ない】
2ちゃん滞在時間【3h】
小5の時にうんこを漏らす.そこで俺の人生終了した

年齢【32】
身長【175】
体重【118】
職歴の有・無【無】
最終学歴【高校卒】
彼女の有・無【無】
彼女いない歴【32年】
趣味【インターネット】
持病【健康】
2ちゃん滞在時間【起きたら寝るまで】
半年前まではそれなりの大手で派遣してたが、女子トイレにペン型カメラ仕込んでるの見つかってクビ
見つかった時の好きだった娘の悲鳴と、出てくまでに集まった女子社員の中を引きずり出された時の事を思い出すと死にたい。
今まで仲良かった人たちの信じられないという視線を一身に受けてしまった為、現在対人恐怖症

 
流石に天下一の無職を決める大会なだけあって、インターネット中から物凄い無職が集まっているようだ。というか、無職というより犯罪者の方が当てはまっている人の方が多いような……。

とにかく警察のお世話になったら就職できる確率は残念ながら減る可能性が高いので、仕事がなくてもオレオレ詐欺などの犯罪行為をしたり、包丁を振り回したりするのは絶対にやめよう。


参照元:2ch



日収3000バーツ 視覚障害者偽り物乞い タイ東部パタヤ

【タイ】2日、タイ東部で視覚障害者と偽り物乞いをしていたタイ東北部ブリラム県出身の夫婦が逮捕された。
 パタヤ市のバンガローから、客の男女が殴り合っているという通報があり、現場に急行した警官が客室内で物乞い用具一式を発見。2人に事情を聞いたところ、視覚障害者のふりをして物乞いをしていたことを認めた。
 タイには歌を歌って物乞いする視覚障害者がいる。2人はこうした物乞いの助手を務めた際に、実入りがいいことを知り、2年ほど前から、夫(43)が視覚障害者のふりをし、妻(48)が助手を務め、物乞いをしてきた。カラオケで歌の練習をするなどした結果、1日平均3000―4000バーツと、最低賃金の十数倍を稼ぎ出したが、夫が賭博と夜遊びで金のほとんどを使い果たし、収入の分配をめぐって妻とけんかになった。タイ字紙デーリーニュース


パタヤの有名ゴーゴーバー、バーテンが刺され死亡

【タイ】タイのテレビ報道によると、30日夜、タイ東部パタヤ市の有名ゴーゴーバー「アルカトラズ」の事務所で店のバーテンダーの男性(31)がナイフで胸を刺され死亡し、警察が現場にいた被害者の内縁の妻(35)を殺人容疑で逮捕した。容疑者は夫に外出を止められケンカになり、身を守るためにナイフを取り出したところ、夫がつまずいて倒れかかり、ナイフが刺さったと主張している。



36歳の童貞男性、14児の父に

 トレント・アーセノートさんは36歳の童貞。しかし14児の父だ。彼は精子バンクに精子を提供し続ける精子ドナーなのだ。彼は自分のことをホモセクシュアルでもヘテロセクシュアルでもなく「ドナーセクシュアル」だとしている。
 シリコンバレーで働くコンピューターセキュリティの専門家であるアーセノートさんは、これまでセックスをする相手に出会ったことがない。しかし自分の精子を欲しがる夫婦のために精液の提供を切らさないようにする使命を感じているという。彼は「自分の性的なエネルギーは100%精子の生産につぎ込んでいます。子供のいない夫婦のためです。」と言い、おそらく40歳で15人の子供がいる童貞になるだろうとつけ加えた。
 アーセノートさんは無償で精子を提供しているが、これについて食品医薬品局から停止命令を受けたことがある。食品医薬品局は彼が伝染性の病気の拡散を防ぐため必要な予防措置を受けていない恐れがあるとしたためだ。しかし彼は同局の命令は悪しき先例をつくると考える人々から共感をもって受け入れられている。
 また彼のもう一つの行動は別の論議も呼んでいる。彼は自分がマスターベーションをしているところをネットに100件以上投稿しているのだ。それも通常の方法でなく、水球のボールを使ったり、冷凍したブルーベリーを使ったりしている。
 だが何が起きようと、彼は結果が方法を正当化すると信じている。特に有名キャスターのアンダーソン・クーパー司会の番組「アンダーソン」で、初めて自分がドナーとなった子供に会った後はその意を強めたようだ。「僕は感情的になりすぎないようにしようとしています。」「あの子が幸せな家庭で元気にしていれば僕はすごくハッピーなんです。」「あの子に思いやりの遺伝子があり、ご両親がそれを育んでくれることを祈ってますよ。」



11年のタイ殺人3178件、日本の十数倍

【タイ】タイ警察が2011年に認知した殺人事件は3178件(2010年3654件)で、1476件について容疑者を逮捕した。殺人未遂は4141件だった。

 その他の犯罪の認知件数は▽強姦3537件▽傷害1万2338件▽放火297件▽身代金目的誘拐9件▽自動車窃盗1600件▽バイク窃盗1万1913件▽麻薬32万972件――など。

 2011年上半期に日本で発生した殺人事件(未遂を含む)は542件。タイの殺人・殺人未遂の発生率は日本の十数倍に上る。




泥酔タイ女性、車の上で全裸ダンス パタヤ

【タイ】パタヤデーリーニュースによると、13日夜、タイ東部パタヤ市で酒に酔ったタイ人女性(36)が乗用車の屋根の上で全裸で踊る騒ぎがあった。

 ドイツ人男性が運転するバイクに衝突した乗用車がそのまま走り去ったため、警察が後を追って停車させたところ、運転していた女性(30)の姉が助手席から出てきて車の上に上り、いきなり服を脱いで全裸で踊り出した。警察は近くにいた女性らの助けを借りて姉を取り押さえ、妹とともに警察に連行した。

 姉妹は東北部ブリラム県出身で、事件前、パタヤ市内のバーで酒を飲み、姉は泥酔状態だった。騒動の現場の写真からみると、姉はがっちりしたかなり太めの体形で、背中や腕に大きな刺青が入っていた。

外道事件簿2011

外道事件簿2011
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。




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Last updated: 12/29/2011 01:47:40
外道の細道


スチュワーデスはニューハーフ タイの新航空会社就航

【タイ】ニューハーフの客室乗務員を採用して話題を呼んだタイの新航空会社PCエアがバンコクを起点に運航を開始する。15日にタイ南部スラタニへ試験飛行を行い、12月24日にビエンチャン、1月下旬に中国の天津、瀋陽にチャーター便を運航する予定だ。使用機材はエアバスA310型機(座席数228)1機。

 客室乗務員は総勢30人で、女性19人、男性7人。ニューハーフの客室乗務員はタイの国立難関校カセサート大学卒で2007年にタイのニューハーフビューティーコンテンスト「ミスインターナショナルクイーン」で優勝したタンヤラットさん(24)、日本語が話せるナタタイさん(26)ら4人だ。








「女じゃない?!」「金返せ」 ニューハーフとロシア人が乱闘 東部パタヤ市

【タイ】9日午前1時ごろ、タイ東部パタヤ市のホテル客室でニューハーフ2人とロシア人男性2人がけんかをし、双方がけがをした。警察によると、ロシア人男性2人(23、22)は路上で売春を持ちかけてきたタイ人(22)とラオス人(22)のニューハーフを宿泊先のホテルに連れ込み、性行為に及んだが、行為の途中、2人が女性でないことに気づき、支払った金、1人1000バーツを返却し、立ち去るよう要求した。ニューハーフ2人はこれを拒否し、金を取り返そうとつかみかかってきた男性2人をガラス瓶で殴ったり、爪で引っかくなどした。タイ字紙ネーウナーなどが報じた。

 パタヤでは今年9月にも、ホテルでニューハーフ(18)と買春行為に及ぼうとしたイラン人の親族の男性4人が相手が女性でないことに気づき、このニューハーフになぐるけるの暴行を加える事件が起きている。









警察発表、「危険な10カ所」

 警察当局は12月13日、新年を祝う人々を狙った爆弾事件が起きる恐れのあるバンコク都内10カ所を発表した。

 危険スポットに指定されたのは、戦勝記念塔、メジャー・ラチャヨティン・シネマコンプレックス、シーコンスクエア、セントラルワールド、カオサン通り、チトラダパレス、シサオテウェート、モチット、ソイ・ナナ、パタ・ピンクラオの各エリア。警察は、できるだけ近寄らないよう呼びかけている。

 5年前にはバンコク中心部と近隣ノンタブリ県で新年を迎えるカウントダウンの会場近くなどに仕掛けられた爆弾が爆発して3人が死亡。38人が重軽傷を負う事件が起きている。

 今年も都内ラチャダムヌンクラン通りで先日爆弾が見つかっており、警察が警戒を強化している。







タイ僧侶 住職代行をパチンコで襲撃、同僚をけん銃で射殺

【タイ】22日午前零時ごろ、タイ東部チャチュンサオ県の仏教寺院の境内で発砲事件があり、僧侶(43)がけん銃で胸を撃たれ死亡した。警察は同じ寺の先輩僧侶(63)を殺人の疑いで逮捕し、取り調べを進めている。

 調べによると、容疑者は寺の住職代行(57)をパチンコで撃ち、これを見とがめた被害者と口論の末、けん銃で被害者を撃った。容疑者は「住職代行の仕事ぶりに不満があった」などと話しているという。タイ字紙タイラットなどが報じた。









洪水も原因、復縁断られ元恋人を射殺

 東部チョンブリ県で11月13日、復縁を迫り断られたことを恨んだ男が、元恋人を射殺し、その場で自殺する事件が起きた。
 事件が起きたのは、衣服縫製店「ジェーパオ」。警察官が駆けつけると、店内ではプラーサイ容疑者(43)が銃弾をこめかみに受け死亡しており、その側にはカニカーさん(31)が射殺死体となり倒れていた。
 被害者の母親(54)によれば、「娘とプラーサイは3年以上交際していましたが、3カ月前に別れました。プラーサイはバンコクで働いていましたが、洪水のためチョンブリ県へ避難してきました。そして『別れたことを後悔している』と、何度も復縁を迫りましたが、娘は拒否していました。そのため、プラーサイは激怒し、脅しの電話をかけてきたり、フェイスブックに殺すと書き込んだりしていました。 そして事件当日、プラーサイは家に押しかけてきて、娘を射殺した後、自殺しました」とのことだ。
 警察はプラーサイが洪水の影響でストレスが高まっていたところに、復縁を断られたことから逆上し、犯行に及んだものと見ている。







金をせびって性交拒否 70歳僧侶が30歳女性射殺 タイ中部ナコンサワン

【タイ】9日夕方、タイ中部ナコンサワン県のサトウキビ畑近くで女性(30)が銃で頭を撃たれ死亡しているのが見つかり、警察は翌10日、目撃証言をもとに、近くの仏教寺院の僧侶(70)を逮捕した。僧侶は取り調べに対し、「女性に何度か金を貸し、事件前日にも5000バーツをせびられた。当日、寺の近くで待ち合わせ、金を貸すから性交するよう頼んだが、女性が拒否した上、大声を出したので、所持していたけん銃で女性を撃った」と供述している。








タイ人妻殺害、原因はフィギュア

 スターウォーズのフィギュアを壊されカッとなり、タイ人妻を殺害したイギリス人夫に英国裁判所が無期懲役の判決を下した。

 11月3日付英デイリーミラー紙Web版によれば、無期懲役の判決を受けたのは、イギリス人のリッキー(30)。判決によれば、リッキーは今年6月、妻のポンピライさん(28)とケンカになり、顔に枕を押し付けて殺害した。

  リッキーは「ポンピライとは口論が絶えず、そのたびにタイへ帰ると脅されました。最後となったケンカは、私が子供の頃から集めてきたスターウォーズのダースベーダーとルーク・スカイウォーカーのフィギュアを壊されたことが原因でした。この人形は数千ポンドの値打ちがありました。そのため、激怒し、妻をベッドに押し倒した後、枕を顔に押し付け窒息死させました」と供述。

 さらに、「ケンカになると、妻はいつも、『地獄に落としてやる』と言い、大事にしているフィギュアを少しずつ壊していたのですが、何度も同じような嫌がらせをされてたため、今回は我慢できませんでした」と犯行に至ったいきさつを告白した。

 デイリーミラー紙によれば、二人は2001年にリッキーがタイを訪れた時、バーで知り合ったという。その後リッキーは4回タイを訪れており、04年に結婚したとのことだ。








豪の韓国人売春婦は千人以上、ワーキング・ホリデービザを悪用=韓国 

韓国の外交通商省は14日、オーストラリア・キャンベラで韓国とオーストラリアによる領事協議会を開き、「ワーキング・ホリデー」ビザを悪用した売春行為を根絶するための対策を論議すると明かした。複数の韓国メディアが報じた。

 在オーストラリア韓国大使館と在シドニー韓国領事館の報告によると、オーストラリアの売春従事者2万3000人のうち、外国人女性の比率は約25%を占め、うち韓国人女性は16.9%に達する。韓国人売春婦は1000人以上に上ると推測されている。

 オーストラリアは、韓国に一定の就労を認める「ワーキング・ホリデー」ビザを無制限で発給しているため、現在は約3万5000人の韓国人が同国に滞在。韓国人売春婦の多くも「ワーキング・ホリデー」ビザを取得して合法的に入国していた。

 韓国の政府関係者は、「2004年に韓国で特別法が制定され売春の取り締まりが強化されたことから、韓国女性が海外遠征売春を行うようになった」と話した。

 13日には文河泳(ムン・ハヨン)在外同胞領事担当大使が、ビザの悪用を防ぐための対策をオーストラリア側と協議するため、急きょ同国に派遣された。現地で売春に従事していることが判明した女性に対しては、パスポートを無効化するなど厳しい措置をとる計画という。

 韓国では近年、海外で「遠征売春」する若い韓国人女性が問題となっている。韓国メディアは、韓国がワーキング・ホリデービザ制度の協定を結ぶ日本やカナダ、ニュージーランドでも、同様の問題が浮上していると伝えた。







東京・多摩地区で女子高校生ら狙い、顔面殴ったうえ下着を無理やり奪い取る事件相次ぐ

帰宅途中の女子高校生らを狙い、顔面を殴りつけたうえで、下着を無理やり脱がせて奪い取る事件が、東京の多摩地区で相次いでいることがわかった。
男は、帰宅途中の女性の背後から近づき、顔面を殴ったうえ、女性から下着を奪い取っていたという。
町田市の路上で2011年6月、帰宅途中の女子高校生(17)が、背後から近づいてきた男にいきなり口をふさがれ、顔面を殴られた。
男は、女子高校生が倒れたすきに、女子高校生の下着を脱がせ、奪い取って逃走したという。
この事件の2日後にも、4kmほど離れた路上で、女子大学生が、背後から近づいてきた男に下着を脱がされた。
被害者の女性は、いずれもイヤホンで音楽を聞いていたという。
町田市や八王子市などでは、これまでに同様の犯行が5件起きており、警視庁は、同一犯による犯行とみて捜査している。






X JAPANが大洪水のバンコク公演、1万人熱狂

【タイ】ロックバンド、X JAPANが8日、バンコク公演を行い、大洪水の中、駆けつけた1万人の観衆を熱狂させた。
 タイは雨期の大雨で過去50年で最悪という洪水に見舞われ、バンコクも広い範囲で深さ数十センチから1メートル以上の水に沈んだ。X JAPANのバンコク公演はこうした状況下で開催された。
 チケットは完売だったものの、洪水で会場にたどり着けない人が出ることが懸念されたが、ふたを開ければ満員状態。特殊な状況もあってか、コンサートは非常な盛り上がりを見せ、大成功で幕を閉じた。
 会場となったのはバンコク郊外ノンタブリ県にあるタイ最大の屋内ホール、インパクトアリーナ。バンコク都内から会場への一般道はほとんどが数十センチ浸水していたが、会場自体は浸水しておらず、コンサートに行った日本人男性によると、高架高速道路を通ればぬれずにたどり着けた。また、主催企業がバンコク都心のショッピングセンター前から会場まで大型バス10台を運行した。
 今回の洪水はピーク時の水量が満水時の琵琶湖の3分の2に相当する160億トン、浸水した地域が1万6000平方キロに及ぶとみられ、これまでに500人以上が死亡、ホンダ、ソニーなど日系企業400社以上の工場が水没した。







ニューハーフ世界一 タイが奪還

【タイ】ニューハーフのビューティーコンテスト「ミス・インターナショナル・クイーン2011」の最終選考が4日、タイ東部のビーチリゾート、パタヤ市のニューハーフショー劇場「ティファニー」で開催され、日本、中国、ロシアなど18カ国の23人が美しさを競った。コンテストの様子はタイの人気テレビ局で生放送された。
 優勝したのはタイ代表のシラパサソンさん(21)で、優勝賞金1万ドルと副賞の宝飾品などを手にした。シラパサソンさんはタイ北部チェンマイ出身で、バンコクのタイ国立ラムカムヘン大学人文学科3年生。弟が1人いる。
 2位はナイジェリア代表のサハラさん、3位はレバノン代表のマーガレットさんだった。
 歴代の優勝者はこれで、タイ人3人、米国人、メキシコ人、日本人、韓国人がそれぞれ1人になった。日本人は2009年に優勝したタレントのはるな愛さん。2010年は韓国人のミニさんだった。
 タイ社会は同性愛者、性転換者に寛大で、バンコクの街中では多数の同性愛カップルや性転換者をみかける。一般の職場への進出も進んでいる。









メタリカの公演が直前に中止、怒ったファン暴れる=インド

【ニューデリー29日AFP=時事】米国のヘビメタバンド「メタリカ」が28日にニューデリー近郊で予定していたインド初公演が直前になって安全対策の不備を理由に中止され、怒ったファンが会場の機材を壊したり、ビンを投げたりして暴れた。
 中止となったとき、会場には既に数千人のファンが詰め掛けていた。タイムズ・オブ・インディア紙によると、怒ったファンは音響機器や柵などを破壊したほか、ステージやスクリーンにビンを投げ付けた。
 同紙によれば、階段で押し倒された男性1人が脚を骨折。会場にいた人の話では、負傷者はもっとおり、病院に搬送された若者もいたという。
 メタリカによると、安全柵の損傷により公演はいったん29日に延期されたが、主催者側が再度の公演許可を取得できなかった。メタリカは28日夜、「(公演中止の)報を聞いてがっかりした。みんなと同様、インドでの初公演を楽しみにしていたのに」とする声明を出した。
 インドでは今年、カナダ出身のロックミュージシャン、ブライアン・アダムズの公演が、警察の許可を得られず中止となっている。








17歳若い妻“ボディーブロー"で夫死なす 広島

 夫婦げんかの末、妻の放った“ボディーブロー”が致命傷となった。広島県警福山北署は5日、夫の腹を殴るなどして死亡させたとして、傷害致死の疑いで、広島県福山市神辺町川北の無職、浜村清美容疑者(36)を逮捕した。

 逮捕容疑は1日午後3時ごろ、自宅で夫の無職、裕之さん(53)の腹を殴ったり、蹴ったりして、3日未明に死亡させた疑い。

 福山北署によると、裕之さんが3日朝に動かなくなっていることに浜村容疑者が気付き、119番して発覚。「夫が包丁を持って暴れたのでやった」と供述している。

 同署によると、浜村容疑者は裕之さんと2人暮らし。これまでトラブルなどの相談は警察になかったという。近所に住む主婦(56)も「年の差はあったみたいだけど、いつも2人で出掛け、仲のいい夫婦にみえたのに…」と驚いていた。








学生はみんなおネエ系、タイに「レディボーイ大学」が誕生

タイと言えばリゾート地としても有名ですが、タイのもうひとつの顔といえばニューハーフのメッカ。美しいタイのおネエ系こと「レディボーイ」で有名です。

男性も女性も虜にしてしまう彼女らですが、ついにタイに女子大学ならぬ「レディボーイ大学」が誕生しました。学生はみんなおネエ系。一体どんな大学なんでしょうか?

レディボーイ大学ことスワンドゥシット大学があるのは、タイの首都・バンコク。タイおなじみのパッツンパッツンの白のブラウスにピタピタの黒のミニスカートの制服を着て、教室でキャッキャッとはしゃいでいるのはレディボーイの皆さんです。

レディボーイ大学はフザけているのでも話題づくりでもありません。同大学は経営学部や科学技術研究学部などを有するれっきとした大学です。大学側は「全ての子ども達にわけへだてない教育を」と条件をレディボーイに限定して学生募集を行ったところ、なんと100人以上学生が集まったそうです。

実際に通っている学生によると
「ここは自分を偽らなくていいの。それに勉強もとても楽しいわ」
「私はお姉さん達の口コミでこの学校のことを知ったの。受け入れてくれて本当に感謝しているわ」

など、彼女らの満足度も高いことがうかがえます。

彼女らも制服を着て他の女子大生と同じようにキャンパスライフを謳歌。楽しそうな様子見ると思わず顔がほころんでしまいます。それにしても、レディボーイに限定した大学までできてしまうとは、さすがニューハーフ先進国タイですね。








自殺未遂、飛び降りたら車にひかれて負傷…運転手相手に訴訟=北京

  北京市の昌平法院(裁判所)はこのほど、「交通事故で負傷し、両足を切断する障害が残った」として、クレーン車の運転手らを相手に損害賠償を求めていた女性(30歳)の訴えを、全面的に退けた。女性は自殺目的で陸橋から飛び降りた際に、走ってきたクレーン車にひかれた。中国新聞社が報じた。

  女性は仕事上の悩みなどから自殺しようと思い、2010年6月22日に昌平区内の陸橋から下の道路に飛び降りた。女性が飛び降りた直後にクレーン車が走ってきて、女性の足をひいた。女性は、命は助かったが両足を切断することになった。

  女性は鉄道が通る陸橋から、下の道路に飛び降りようとした。陸橋の上では、警察官1人が人が近づいて、思いとどまるように説得したが、女性は聞き入れず飛び降りた。

  下の道路では、別の警察官ひとりが車両の通行を止めようとしていたが、一部車両はそのまま通過した。女性は「クレーン車が強引に走行を続けたので、両足を切断することになった」と主張して、車主や運転手を相手に、15万元(約180万日本円)の損害賠償を求めた。

  クレーン車の運転手は、「警察官が通行を規制しはじめたことは分っていたが、前の車に続いて走行を続けただけ。上から女性が落ちてきたので急ブレーキをかけた」、「彼女が自殺の行動をした。なぜ私が賠償せねばならないのか」などと反論した。

  昌平法院は、「女性は、(下の道路で)自動車にひかれる可能性があると知りながら、自分の意思で飛び降りた」、「道路では、赤信号が青信号に変わったので、自動車の列が動き出した。警察官が正式に通行禁止の措置に入る前だった」との判断を示し、クレーン車運転手に過失はなかったとして、女性の訴えを全面的に退けた。






賭けサッカー、借金返済のため売春

 スアンスナンタ・ラチャパット大学が行った調査により、学生間で賭けサッカーが常習化。「ギャンブル中毒」の症状を呈する者も少なくないことが明らかになった。

 調査は15歳から25歳までの学生を対称に、今年6月から7月にかけて行われた。

 調査に協力した学生の多くが、「賭けサッカーは8年ほどハマっている」と回答。理由としては、「賭けに勝って酒や贅沢品を買うため」との回答が目立った。

 また、賭けに夢中になるあまり、夜更かしして体調を崩したり、女子学生の中には、借金返済のために売春に手を染める者もいることも判明した。

 この結果について、サイアム大学のウィロート講師は、「新聞の試合予想コーナーによる影響が大きい。関係者の思惑に学生たちが乗せられている」と指摘する。ただ、タイ報道審議会では、「審議会ではメディアに忠告することはできるが、完全にコントロール下に置くことはできない」としている。







ロシアンルーレットごっこで友人射殺 タイ中部アユタヤ

ロシアンルーレットごっこで友人射殺 タイ中部アユタヤ

 タイ字紙デイリーニュースによると、中部アユタヤ県ウタイ地区のカラオケ店で18日朝、実弾入りの拳銃でロシアンルーレットをやってふざけていた男が誤って友人を射殺する事件があった。

 犯人の建設作業員の男(23)の供述によると、友人2人とカラオケ店で遊んだ後、3人とも泥酔したためそのまま個室で一泊。翌朝、先に目が覚めたため、現金輸送車運転手の友人(25)が持っていた拳銃を眠っている本人の側頭部に当てて遊んでいたところ、うっかり引き金を引いてしまったという。

 男はもう1人の友人とともに撃ってしまった友人を病院に送り届け、自宅に逃げ帰っていたところを警察に逮捕された。








妻の浮気相手を殺害、死体引きずり回す

 中部チャイヤプム県で8月30日、妻の浮気相手を射殺し、死体を車につないで引きずり回した男が逮捕された。

 デート容疑者(60)は犯行後、警官が来るまで被害者であるプラスートさん(56)の遺体のすぐそばに立っており、逃げようとはしなかった。

 デート容疑者によれば、「プラスートとは1年以上にわたり、険悪な関係でした。プラスートは妻の元上司で、妻と浮気をし、一緒に住むようになりました。その後も私をバカにするような言動を繰り返し、一度は殴り合いになりました。」

 「私は復讐の計画をねり、今日、プラスートがやってくるのを待ち伏せしました。そして車から降りたところを射殺し、その後、死体の両足をひもで結び、それをプラスートのトラックのバンパーにつないで、死体を引き回しました。途中2回車を止めて、死体へ向けて銃を乱射し、うらみを晴らしました。胸がすっとしました。最高の気分です」とのことだ。

 なお、事件の目撃者は、「車で何かを引きずり回し、いったん停車しては狂ったように銃を発射していました。人形か犬だと思っていたのですが、近づいてみて、プラスートさんの死体だとわかり驚きました」と話していた。







車内出産手助け42回 バンコクの交通警官活躍

【タイ】15日朝、バンコク都内ディンデンでタクシーの車内でミャンマー人の女性(22)が出産する騒ぎがあった。女性は産気づいたためタイ人の夫とタクシーに乗り病院に向かったが、渋滞につかまり、交通警官の助けを得て、車内で出産した。この警官が車内で赤ちゃんを取り上げたのは42回目だという。タイ字紙デーリーニュースなどが報じた。

 バンコクは渋滞で悪名高い上、公共の救急車サービスがほとんどない。私立病院の救急車を利用しても、サイレンを鳴らした救急車に先を譲る習慣がなく、急患にとっては厳しい環境だ。








ガソリン代5円めぐり口論 スタンド店員が客の元警官射殺

【タイ】タイのテレビ報道によると、21日夜、タイ東部ジャンタブリ県のガソリンスタンドで発砲事件があり、退役警察中佐の男性(58)がけん銃で顔、肩などを3発撃たれ即死した。警察は現場からバイクで走り去ったガソリンスタンド店員の男(37)を殺人容疑で指名手配した。

 調べによると、男性は乗用車でガソリンスタンドを訪れ、600バーツ分給油するよう容疑者に頼んだ。しかし、容疑者が1・8バーツ(約4・6円)分余計に入れたことから、払う払わないで口論になり、事務所からけん銃を持ち出した容疑者が男性に発砲した。








いかだ型の浮き輪と性行為に励んでいた男、逮捕される

プールや海などに浮かべる「いかだ」と性行為をしていた男が逮捕されたそうです。「いかだ」と言うとロビンソン・クルーソーが無人島脱出に使ったような木で組んだものをイメージしますが、この場合はポリ塩化ビニルなどでできた、いわゆるいかだ型浮き輪(フロート)だったようです。

公然わいせつ罪で何度も捕まっている人物が、膨らませてからプールで使用するピンク色のいかだと性行為をしていたとして、アメリカのハミルトン警察に逮捕されたとのこと。

警察の報告書によると、捕まったEdwin Charles Tobergta(32歳)は日曜日の早朝にHarmon通りにある彼の自宅のちょうど裏側にあたるHowell通りの1800ブロックの路地で行為に及んでいるところを発見され、逮捕されました。目撃した警察官のWilliam Thackerさんがやめるように叫んだところ、Edwinはいかだを持って逃走しましたが、警察官に追いつかれると事実を認め、助けてくれと懇願したそうです。

彼は警察官に対し「私はいかだと性交した、ただそれだけなんです。私は問題を抱えていて助けが必要なので、どうか刑務所へは送らないでください」と訴えたとのこと。ハミルトン地方裁判所の記録によると、彼は似たような犯罪で少なくとも5回逮捕されており、最近では2008年にハミルトン刑務所へ送られています。

「家族は何年にもわたって孫の心のケアをする方法を模索してきましたが、全て無駄に終わりました」と、Edwinの祖母Linda Tobergtaさんは泣きながら記者に説明しました。さらに「孫は注意欠陥・多動性障害(ADD)に苦しんでいて、過去には治療に使う薬を乱用したこともありました」「孫は多くの精神的問題を抱えていて、いつもプラスチックに魅了されています」「つまり、そういうことです。『孫はいつもプラスチックに引きつけられる』それがすべてです。私たちはEdwinに対して適切なケアができませんでした。誰もケアできないのです」と、彼女は言っています。







牛と性行為を行った少年、罰としてその雌牛と結婚させられる

インドネシア・ジュンブラナ県にある海沿いの小さな村に住む無職の少年(18歳)が、田んぼの真ん中で雌牛の後ろに全裸で立ち尽くしているところを周辺住民が発見したそうです。その後の調べによって少年は雌牛と性行為を行ったことを認めましたが、「若くてキレイな女性が僕のことを誘惑してきたと思ったんだ」とし、その時は牛と性行為しているつもりはなかったと主張しているとのこと。この出来事によって少年の母親は泣き叫び、家族は少年の姿を撮影しようと集まった人たちから少年を守ろうと必死だったそうです。

最終的に少年は邪悪な行動を浄化する儀式として、性行為を行った雌牛と結婚させられることになり、儀式の一環として少年と花嫁(雌牛)が海の中に投げ込まれるはずだったのですが、少年は着用していた衣服のみが投げ込まれただけで、村長のIda Bagus Legawaさんは儀式後に「これで邪悪なものはすべてぬぐい去れた」と宣言しました。

しかし、これで完全に許されたというわけでなく、罪を犯したことによる罰金や少年に襲われた雌牛の賠償金などが残されており、これからちゃんと働いて返済していかなければならないそうです。








「住職が性的関係強要」 タイ男子生徒が被害届 

【タイ】タイのテレビ報道によると、7日、タイ東北部コンケン市内の職業訓練校の男子生徒(19)が教師に付き添われてコンケン市警を訪れ、コンケン県内の寺の住職(37)にセクハラを受けたとして、被害届を出した。

 訴えによると、男子生徒は昨年、学校の休み期間中にアルバイトで住職の車の運転手を務めた際に、住職から性的関係を求められた。拒否すれば呪いをかけると脅されたため、性交に応じ、1回につき500、600バーツを受け取った。しかし住職は男子生徒がほかの人と話したり携帯電話を使うことを制限するようになり、今月3日には生徒の自宅、6日には学校に押しかけた。男子生徒が関係を終わりにしたいと告げると、立て替えた学費6000バーツを返すよう迫り、困惑した生徒が保護者と教師に相談した。

 警察は住職から詳しい事情を聞く方針。住職の地元でのあだ名は「ルアン(僧侶の尊称)・メー(母)」だという。







「男と別れろ」 58歳母、交際めぐり37歳娘銃撃 タイ東北部コンケン

【タイ】タイのテレビ報道によると、8日夜、タイ東北部コンケン市の食堂で店主の女(58)がけん銃を発砲し、娘(37)が胸を撃たれ重傷を負ったほか、銃弾が店の対面に駐車していた路線バスに当たった。女は警察の取り調べに対し、「悪い男との交際をやめるよう娘に言ったが、聞き入れないのでかっとして発砲した」と話している。







全日本変態番付

●横綱
・女子高生の上履きを盗んでコンビニでコピーした紙を見て楽しむ
・磐田市内の県立高校に侵入して女子生徒のスクール水着をきて脱糞
 
●大関
・『セーラームーン』のコスプレをして女性に近づき網タイツ越しに下半身を露出
・女児の自転車サドル78個やヘルメット10個を窃盗。さらにヘルメットに放尿
 
●関脇
・女性宅に侵入し何も盗らずパソコンのスクリーンセーバーをエロ画像に変えた男
・女子中学生5名がランニング中「パワーつけろよ」と言いながら下半身を露出して走ってきた男(通称パワーランナー)
 
●小結
・自宅ベランダで全裸になって腰掛けのような台に乗りライトアップ
・船橋市内の小学校に侵入して教室を徘徊して男児の体操着のにおいを嗅ぎまわった男

 横綱クラスの「磐田市内の県立高校に侵入して女子生徒のスクール水着をきて脱糞」に関して詳しい状況が解説されており、「建造物侵入+女装+スカトロ趣味のマルチコンボにより堂々の横綱入りを果たした。犯行理由が 気持ちよかったから の潔さはまさに至言である」と書かれている。

なかには破門された変態もいるようで、「10年以上に渡り女児パンツを履いては近隣の家に投げ込んでた男」が破門されたという。また、「深夜にオムツを着て出歩き、女性に このへんにオムツ交換室はありませんか? と尋ねる男」という外国人変態もいるようだ。







実父が娘に性的暴行、3児を出産

 バンコクに隣接するパトゥムタニ県で6月22日、実の父に性的暴行を受け、3人の子供を産んだ17歳の女性が警察に保護された。

 17歳のイムさん(仮名)は祖父母とともに警察を訪れ、実父のスリン(仮名、48)に受けた性的暴行の詳細を涙ながらに次のように語った。

 「私は小学校を出たあと、進学させてもらえず、家で妹2人の世話をしていました。父母は市場で商売をしていました。

  父が私に性的暴行を始めたのは4年前からです。ちょうど仏の日(ワン・プラ)で祖父母は寺へ泊まりがけでタンブンに行っていました。私と妹は2階、父母は階下で寝ていましたが、深夜、父が部屋に忍び込んで来て、私を乱暴しました。私は『やめてほしい』と懇願しましたが、父は聞き入れませんでした。そして誰にも言わないよう脅されました。

 その後、仏日になると父は必ず私を乱暴するようになりました。その後、私は妊娠したので、母と祖父母は私に父親は誰かと問いつめました。でも私は真実を言う勇気がありませんでした。そして私は2回目の妊娠をし、母と祖父母から『相手は誰か』と問い詰められましたが、父に『言うな』と脅されていたので、答えませんでした。

  さらに3回目の妊娠をしたとき、母と祖父母から出血するまで殴られたことから、ついに本当のことを話しました。祖父母は怒って、父を追い出しました。しかしその後、母も父のあとを追って家を出たため、私はストレスで食事も喉を通らず、眠れなくなりました。死んでしまおうと思いましたが、子供や妹たちがかわいそうで、できませんでした

 祖母は、「こんなひどいことが起きるとは、つらくてたまらない。警察にスリンを逮捕してもらい、裁きを受けさせてほしい。スリンのしたことはイムの心を深く傷つけ、一生のトラウマになるだろうから」と話している。

 警察の調べでは、スリンはラオスへ逃亡した模様。もし逮捕されれば、14歳以下の児童かつ血縁者に対するわいせつ行為により、無期懲役刑が科される見込みだ。







ビーチで泥酔の女性 タイ人、外国人が相次ぎ強姦

30日早朝、タイ東部パタヤ市の浜辺で半裸のタイ人女性(25)が横たわっているのがみつかり、警察に保護された。目撃者によると、女性は泥酔状態で浜辺近くで寝ていたところ、タイ人の男に浜辺まで運ばれ、強姦された。その後、外国人と見られる別の男が強姦し、現場から逃走した。タイ字紙タイラットなどが報じた。








不動の世界ランキングナンバー1の座を18年ぶりに上海とフィリピンに明け渡す。世界に羽ばたく馬鹿日本人、法人保護件数ナンバー1の座からついに陥落。

17年間邦人援護件数ナンバーワンのタイがフィリピン、上海に抜かれ3位に陥落。アジア地域だと麻薬犯罪者、疾病者、精神障害者の数は40歳以上の中高年が若年層より多く、行方不明者、安否照会者数はその逆。海外に消える若者、迷惑かけまくりの中高年











台湾で「売春」解禁の可能性 大陸観光客に配慮し一部都市のみ?

台湾で2011年11月に売春が合法化され、公認で売春が行われる「赤線地帯」に当たる「ゾーン」を一部自治体が設ける可能性が出てきた。

台湾では社会秩序保護法で、買春は罰せられずに、もてなす側の売春のみが違法とされてきた。

首都・台北市などは解禁されない見通しところが、台湾の大陪審が2009年に、売春者だけ罰則があるのは、平等原則に反し、憲法違反だと判断。11年11月までの法改正を求めた。これに基づき、台湾の行政院も、失効までの法改正の方針を示し、7月14日には、修正法案を決定。今後は立法院で審議されることになった。

この法案では、売春を一律に違法としながらも、自治体が指定した特区の中にあるゾーンでは例外的に認めるという内容になっている。

日本での台湾の窓口機関に当たる台北駐日経済文化代表処によると、主要5都市のうち、首都に当たる北部の台北市など3市が売春合法化に反対。ゾーンを設けない方針を示している。態度を決めていないのは、台北市を囲み人口が最も多い新北市と南部の高雄市だけだ。また、ほかの県市では、9県市が反対し、8県市がまだ態度を決めていない。

学校などから一定距離離れることが条件まだ不確定要素が多くはっきりしたことは分からないが、合法化されても、ゾーンが設けられるとすれば、首都などを除く一部都市に限定されそうだ。

首都の台北市などが反対している背景には、一つは、女性団体などからの根強い反発がある。台湾政府が売春合法化方針を打ち出すと、こうした団体から女性を搾取するものだと反対運動が上がっていた。

また、大陸からの観光客誘致を公約に掲げた台湾の馬英九総裁の下で、台北市内の売春取り締まりは強化されていた。

なお、ゾーン設定は、学校などから一定距離が離れていることが条件となっており、公共の場での客引きも禁止されるという。








女子大学生に対する公然わいせつ容疑で38歳男を逮捕「『最低だ』と言われるためやった」

女子大学生に対する公然わいせつの疑いで、38歳の会社員が逮捕された。男は「これまでに50回くらいはやった」と供述している。
東京・多摩市の恵泉女学園大学に隣接した公園で犯行は行われた。
逮捕された男は、公園から隣にある女子大に向かって、下半身を露出するなどしていたという。
公然わいせつの疑いで逮捕されたのは、会社員・加藤明世容疑者(38)。
加藤容疑者を逮捕したのは、つきまといや公然わいせつなどを専門に取り締まる「さくらポリス」と名づけられたチームで、加藤容疑者は5月2日、大学の喫茶コーナーにいた20歳の女子学生ら3人に見えるように、下半身を露出した疑いが持たれている。
同じ女子大の学生は、「生徒で見た人はいるって言ってて、学校の掲示板みたいなところで、呼びかけをしている」、「なるべく明るい道を歩いたりとか、人通りの多い道を選ぶようにして帰っている」と話した。
加藤容疑者は、3つの女子大や女子校で、「これまで50回くらいやった」と、容疑を認めていて、その動機については「自分はマゾなので、女性に『最低だ』と言われるためにやっている」と述べているという。
容疑者の逮捕を受けて、大学は「長い間、迷惑をこうむっていたので、ほっとしています」とコメントした。







全日本最低最悪地図











支持政党めぐり兄弟げんか、弟が兄刺殺 タイ北部チェンライ

【タイ】6日夜、タイ北部チェンライ県の村の民家で住人の男性スリンさん(56)が包丁で首、頭などを切られ死亡した事件で、地元警察は7日朝、スリンさんの弟のブンナーク容疑者(44)を近くのバス停で逮捕した。調べによると、スリンさんとブンナーク容疑者はスリンさん宅で酒を飲みながらテレビを見ていた際に、7月3日の下院選の支持政党をめぐりなぐり合いのけんかになり、劣勢となった容疑者が包丁でスリンさんを刺した。ブンナーク容疑者は犯行を認め、「自分は(タクシン元首相派の)プアタイ党支持だが、兄が(2008年末にタクシン派から寝返った)プームジャイタイ党に投票するよう迫り、けんかになった」と話している。タイ字紙カオソッドなどが報じた。









シンガポール人女、実はタイ人ニューハーフ 日本人狙いの詐欺容疑者逮捕

【タイ】タイ警察は16日、日本人を狙い詐欺を働いた疑いで、タイ東北部ウドンタニ県出身のニューハーフ、ウタイ容疑者(34)をバンコク都内ディンデン地区のザ・リビングルーム・サービスパートメントで逮捕したと発表した。タイ警察は被害にあった日本人に警察に連絡するよう求めている。
 ウタイ容疑者はバンコク都内のトンロー通り、スクムビット通りなどの路上で、シンガポール人の女性と称して日本人に声をかけ、「金やパスポートを盗まれた。親から海外送金してもらうので、あなたのクレジットカード口座に振り込ませてもらいたい」なとど頼み、被害者がこれに応じると、現金自動預払機(ATM)で被害者の口座から現金をキャッシングで引き出していた。被害額は100万バーツ以上の上るとみられている。









ゲイ団体、同性婚認可の選挙公約求める

 ゲイやレズビアン、性転換者など「第三の性」と呼ばれる人たちが、「新政府に同性結婚の正式な認可を求めたい」として、民主党とタイ貢献党の2大政党に支援を呼びかけている。

 ゲイ団体のナティー代表と性転換歌手のジム・サラさんらは5月30日、「新政権を取ったら、同性結婚の法的認可を実現させると公約してほしい。有権者の10%に当たる約400万人が第三の性といわれる私たちだ。法的保護、社会保障を受ける権利があるはず」と指摘。同性結婚の法的認可を公約に掲げる政党があれば、ゲイ団体やゲイ擁護団体のすべてがその政党を支持すると述べた。

 ナティー代表は、「パートナーとは17年間、夫婦同然に暮らしているが、男女の夫婦のように社会的保護を受けることができない。私に緊急手術が必要となっても、法的に関係が認められていないパートナーは手術同意書に署名することすら許されない」と憤慨している。







手りゅう弾キャッチボールで爆発 タイ兵士2人死傷

【タイ】タイのテレビ報道によると、22日朝、北部チェンマイ県の陸軍基地で中国製の手りゅう弾が爆発し、兵士1人(23)が死亡、1人(24)が重傷を負った。死亡した兵士は爆発で足が吹き飛ばされ、体が腹のあたりでほとんど切断されていた。

 2人は武器庫の掃除中に手りゅう弾を持ち出して芝生の上で投げて遊び、誤って落とし、爆発が起きたとみられている。









<東日本大震災>被災女性に売春させる 容疑で男4人逮捕

 東日本大震災で被災して生活に困った女性に売春をさせたとして、警視庁保安課が東京都江戸川区南小岩のバー「3年A組」の経営者、佐藤博堂容疑者(31)と従業員の男3人を売春防止法違反(場所提供など)容疑で逮捕していたことが分かった。

 逮捕容疑は、5月31日午後8時半ごろ、仙台市青葉区で被災した女性(39)に、バーの個室で男子学生(20)を相手に売春させたとしている。

 保安課によると、佐藤容疑者は容疑を認め、「(女性が)被災地から来たことは知っていた」と供述しているという。

 女性は自宅の家具の修理などで貯金を使い果たした上、勤務先の工場も被災して失業し、4月下旬に都内に来ていた。女性は「仙台で仕事が見つからなかった。携帯電話のサイトで店を知り、すぐにお金になると思った。50万円稼いだら帰ろうと思った」と話しているという。

 佐藤容疑者らは売春で年間約7000万円の収入があったという。【村上尊一】








タイ南部の大洪水 動物園からトラ、ワニ脱走

【タイ】タイ南部で発生した大雨による大規模な洪水で、ナコンシータマラート市の王母公園内の動物園からトラ1頭、ワニ11匹が逃げ出し、職員が捕獲作業に乗り出している。

 トラは先月31日、増水に乗じ檻を抜け出したが、一面水浸しのため園内の木の上に逃れていた。5日になり水位がやや下がったため、職員が麻酔銃で捕獲し、ボートで運び檻の中に戻した。

 脱走したワニは5日までに1匹が捕獲され、4匹が射殺された。6匹は依然行方不明のままだ。

 タイ南部の洪水では3月26日―4月3日にナコンシータマラート県21人、スラタニ県9人など51人の死亡が報告されている。







25ドルを2500枚の硬貨で支払った男が警察に通報される

もしも2500円の支払いを全部1円玉でする人がいたら……? きっとムカつくに違いない。アメリカでそのような行為をして警察に通報された人がマスコミに報じられ、物議をかもしている。

これはアメリカ・ユタ州25ドルを2500枚の硬貨で支払った男が警察に通報される

もしも2500円の支払いを全部1円玉でする人がいたら……? きっとムカつくに違いない。アメリカでそのような行為をして警察に通報された人がマスコミに報じられ、物議をかもしている。

これはアメリカ・ユタ州でのできごと。2011年5月27日、ジェイソン・ウェストさん(38歳)は、自分が支払うべき25ドルの請求書を持って地元のクリニックを訪れた。「支払いは現金でいいか?」と窓口のスタッフに確認してから、彼はなんと1セント硬貨をドサッとその場に放り、「数えてくれ」と言ったそうだ。

25ドルといえば1セント硬貨2500枚。重さにして、約6.2キロだ! こんなものを渡されたら、それこそたまったものではない。しかも、お金はカウンターや床に散らばってしまい、スタッフは完全にキレて警察に通報。

ウェストさんはその場を逃走するも、警察が追跡して彼に出頭通告をした。そして「迷惑行為」により罰金140ドルの支払いが命じられたのだ。せっかくお金を払ったのに、さらに高額な罰金をくらうというのはちょっと可哀想な気もするが、自業自得といえよう。

140ドルということは、今度は1セント硬貨1万4000枚(35キロ)だ。もしかして、これも硬貨で払うのだろうか? ちなみに我が国日本では、支払いに使える同一硬貨は20枚まで。だから、それを超えると受取りを拒否されることがある。1円玉も支払いに使うのなら20枚までにしよう。

でのできごと。2011年5月27日、ジェイソン・ウェストさん(38歳)は、自分が支払うべき25ドルの請求書を持って地元のクリニックを訪れた。「支払いは現金でいいか?」と窓口のスタッフに確認してから、彼はなんと1セント硬貨をドサッとその場に放り、「数えてくれ」と言ったそうだ。

25ドルといえば1セント硬貨2500枚。重さにして、約6.2キロだ! こんなものを渡されたら、それこそたまったものではない。しかも、お金はカウンターや床に散らばってしまい、スタッフは完全にキレて警察に通報。

ウェストさんはその場を逃走するも、警察が追跡して彼に出頭通告をした。そして「迷惑行為」により罰金140ドルの支払いが命じられたのだ。せっかくお金を払ったのに、さらに高額な罰金をくらうというのはちょっと可哀想な気もするが、自業自得といえよう。

140ドルということは、今度は1セント硬貨1万4000枚(35キロ)だ。もしかして、これも硬貨で払うのだろうか? ちなみに我が国日本では、支払いに使える同一硬貨は20枚まで。だから、それを超えると受取りを拒否されることがある。1円玉も支払いに使うのなら20枚までにしよう。








パブで未成年客が「トップレスダンス」

 警察は4月20日午前3時ごろ、中部ナコンパトム県オムヤイ地区の「フルムーン・パブ」を強制捜査。14才の少女を含む未成年常連客300人以上を補導、5人に薬物反応があったことを確認した。

 開店して1年になるこのパブでは、普段から未成年者に酒類を販売したり、規定の閉店時間を無視したりするなどしていたため、市民からの苦情も多かった。

 また、ソンクラン祭で上半身裸になり罰金刑を受けた少女3人も、このパブに出入りしていたことがわかっている。このパブでは、「トップレスで踊れば飲食フリー」とするイベントを随時開催しており、問題の少女3人もこのイベントに参加していたとのことだ。

 なお、今回の強制捜査では、1日あたり500バーツを受け取っていたとされる警察官20人のリストも押収された。

 警察では賄賂について詳しい捜査を開始。管轄警察署の署長には閑職への異動を命じたが、署長はパブ側から受け取った500バーツについて「賄賂ではなく警備代金」と説明しているとのことだ。







タイ初、昼寝コンテストを開催

 バンコク都内のショッピングモール、セントラルワールドで4月10日、居眠り運転防止基金による「昼寝コンテスト」が開催された。

 競技内容は「20分以内にステージ2の眠りに落ちること」で、参加者たちは全員、脳波の変動を示す睡眠測定器を装着して入眠の速さを競った。

 同財団代表は、「タイでは居眠り運転による事故が多い。それなのに、この問題は軽視され研究も進んでいない」と指摘。

 タイ初となる昼寝コンテストをきっかけに、より多くの人に眠気や睡眠への関心を高めてほしいと話している。

 また、居眠り運転防止策として、「睡眠レベルがステージ1になると、筋緊張が失われ意識も朦朧として危険。眠気に襲われたドライバーは、車をとめて少しの間眠るべき。ステージ2の眠りなら12 分程度で、目覚めた時にすっきりした気分を得られる」とアドバイスした。







旅行先の人気トップはバンコク

 国際クレジットカード大手のマスターカード(本社・米国)が旅行に関する調査結果を発表。2011年度「空路による旅行者数予想」ではバンコクが1150万人で第1位となった。

 アンケート結果をまとめた同社経済顧問、ユワ・ヘドリック・ウォン博士は、「この5年、タイは政治問題が悪化し、昨年はバンコクで暴動も起きたが、旅行先としての人気は依然として衰えていない。政情不安にもかかわらず、繰り返し訪れるリピーターが多いのが特徴」と分析する。

 渡航先のほかに「旅費総額部門」でもバンコクは計1440万米ドルで第1位となったが、「ひとり当たりの旅行予算」では、ニューヨークの2671米ドル、ロンドンの1274米ドルに続き、1252米ドルで3位にとどまった。理由は、ビジターの多くが節約志向の強いバックパッカーであるためとみられている。

 また、バンコクを訪れる人の出発地であるが、シンガポールが最多で86万9000人。続いて香港82万2000人、東京71万1000人となった。







キスし続け46時間 タイ人カップルが新記録 夫ボロボロ、妻元気 

【タイ】タイ東部のビーチリゾート、パタヤ市で、キスの時間を競う「キスマラソン」が開催され、タイ人のティラナラット夫妻がこれまでのギネス世界記録を14時間以上上回る46時間24分9秒という驚異的な新記録で優勝した。2人には主催者から賞金10万バーツと5万バーツ相当の指輪、20万バーツ相当の副賞が贈られた。授賞式で妻のラクサナーさん(31)は元気に満面の笑みを浮かべたが、夫のエカチャイさん(42)はやつれてうつろな表情で、激戦の厳しさをうかがわせた。

 「キスマラソン」は立った状態で唇を合わせ続ける時間を競うもので、ストローを使った食事、水の補給は許される。今回は男性と女性、男性と男性などカップル13組が参加し、13日にスタートした。14日には2009年にドイツ人カップルが記録した32時間7分14秒の世界記録を7組が塗り替えた。








タイの男子高校生、小遣い稼ぎで集団売春

【タイ】タイ警察は26日午前零時半ごろ、タイ西部ラチャブリ県の民家を強制捜索し、16―18歳の男子高校生10人を保護した。調べによると、この民家には毎晩、少年多数が集まり、やって来た男性客と売春を交渉。妥結した場合は近隣のホテルに行き、1回1000―1500バーツで性行為を行っていた。民家を借りていた元男性の性転換者は男性客らにアルコール飲料を販売していた。保護された少年の1人は「小遣い稼ぎのため客をとっていた」と話している。タイ字紙コムチャットルクなどが報じた。








当たりくじは売春婦 アユタヤで5人逮捕

【タイ】タイ中部アユタヤ県で女性との性行為が景品というくじが出回っているという通報があり、警察は1日、県内のホテルなどで売春容疑の女4人と元締めと見られる男(31)を逮捕した。調べによると、男は1枚30バーツのくじを工場の男性労働者らに販売し、当選者には18―25歳の売春婦から1人を選ばせ、性的サービスを提供していた。タイ字紙デーリーニュースなどが報じた。








タイ南部でサッカー審判撃たれ重傷 判定に不満か 

【タイ】タイのテレビ報道によると、12日夜、タイ南部パタルン市で、タイ・サッカー協会の審判と関係者ら4人が乗ったピックアップトラックが別のピックアップトラックからけん銃で撃たれ、審判の男性1人が重傷を負った。男性は当日行われた地方リーグの試合で審判を務めており、警察は男性の判定に不満を持つ者の犯行とみて、捜査を進める方針。









ハイティーンの7%が子持ち

 社会開発人権保護省社会的弱者福祉促進保護権利付与室(OPP)によれば、タイのハイティーン(15~19歳)の妊娠率は1000人当たり約70人(約7%)で、世界で2番目に高いとのことだ。
 世界保健機関(WHO)によれば、世界平均は1000人当たり65人、アジアに限ると56人という。
 サマッチャイOPP副室長は、「保護者は仕事で忙しく子どもの世話が十分にできず、また、情報の氾濫を抑える有効な手立てがないのが現状。これが若者の早すぎるセックス・妊娠につながっている」と指摘する。
 また、ハイティーンの少女が母親となることは、母子双方にストレスを与え、これが子どもの発育を遅らせる原因になっているとのことだ。







托鉢食で高血圧? タイ僧侶の45%が健康に問題 

【タイ】タイ保健省は28日、仏教僧侶約10万人を対象に行った健康診断で、45%が高血圧、高コレステロール、糖尿病などと診断され、このうち5%が病院に送られたと発表した。僧侶が托鉢で受け取る食べ物に脂っこいものや甘いものが多いことが原因とみられる。






「放射能汚染なし」 タイの日本料理チェーンが記者会見

【タイ】タイで日本料理店「フジレストラン」を展開するフジグループは5日、福島第1原子力発電所の事故の深刻化を受け、バンコクで記者会見を開き、自社の食品、飲料が「放射能汚染から100%安全」(田中大策社長)だと主張した。食材のほとんどがタイ産と日本以外からの輸入で、日本から輸入している茶葉も東日本大震災前に輸入した在庫で2012年まで対応できるとしている。同社のレストランでは原発事故後も客足は落ちていないものの、食品・食材の産地や安全性を尋ねる顧客がかなりの割合に上るという。

 タイでは原発事故発生からこれまでに、日本産のサツマイモとウドから基準値を下回る放射性物質が検出された。タイ当局は今のところ日本からの食品輸入を禁止していないが、検査態勢を強化するとともに、食品・食材の輸入、持ち込みの自粛を呼びかけている。









象のけんかで外国人旅行者死亡

 南部スラタニ県からの報道によれば、2月22日、カオソック国立公園内での象トレックの最中、オスの象2頭がけんかを始めたため、背中に乗っていた外国人旅行者5人全員が振り落とされ、スイス人女性(63)が死亡する事故が起きた。 他の4人も負傷した。女性は搬送された最寄りの病院で死亡が確認された。







マンC負け逆上、リバプール・ファンの少年射殺 バンコク郊外

【タイ】7日午前1時半ごろ、バンコク郊外ノンタブリ市の路上で発砲事件があり、中学2年生のタイ人少年(15)が胸を撃たれ死亡した。
 少年は知人らと現場近くのパブで英サッカー、イングランド・プレミアリーグの試合を観戦。試合が終わり、店を出たところ、後をつけて来た数人の男からけん銃を発砲された。男らはバイクに乗り逃走した。
 警察は同日中に、パブで被害者のグループのテーブル近くにいた別のグループの男(24)をバンコク都内のアパートで逮捕した。男は取り調べに対し、「試合で自分たちはマンチェスター・ユナイテッド(マンC)を、隣のテーブルはリバプールを応援していた。リバプールが勝ち、隣のテーブルが大騒ぎしたので、しゃくにさわり、店を出た隣のテーブルのグループの後をつけ、仲間の1人(21)がけん銃を6発発砲した」などと供述した。警察は男の供述をもとに、実行犯の男の行方を追っている。
 タイではイングランド・プレミアリーグが最も人気のあるプロスポーツで、特にマンCの人気は高い。違法のサッカー賭博が国中にまん延していることもあり、テレビ観戦は熱気を帯びる。マンCは6日、リバプールに1―3で破れ、今季初の連敗を喫した。






日本人ノービザ期間延長を提案

 東日本大震災での被災者支援の一環として、日本人が査証なしでタイに滞在できる期間を、現在の30日から引き上げるよう、泰日旅行業協会(TJTA)がタイ政府に要請している。
 アネークTJTA会長は、「大津波と大地震に加え、原発事故による放射線漏れで日本を脱出したがっている被災者も多いはず。タイにノービザで30日以上滞在できるようになれば、そうした人たちの支援になると思う」とし、政府の決断待ちであることを明らかにした。






釈放と引き換えに性交強要 タイ人警官に「収賄」で実刑

【タイ】バンコク警察の男性警官(46)がタイに密入国したミャンマー人の女性を拘束し、釈放と引き換えに性行為を強要したとして、収賄と強姦の罪に問われた裁判で、南バンコク刑事裁判所は1日、被告に収賄で懲役6年の実刑判決を言い渡した。強姦については「合意の上だった」として無罪とした。
 被告は2009年7月、バンコク都内をパトロール中にミャンマーの少数民族タイヤイ族の女性(27)を密入国容疑で拘束し、パトロールカーに乗せ、性交後、解放した。






ミスコン勝者のニューハーフがCAに

 新航空会社P・C・エアーの客室乗務員として、「2007年ミス・ティファニー」の優勝者、タンヤラットさん(23)など計3名のニューハーフが採用され、話題を集めている。

 キャビンアテンダントになるのが夢だったというニューハーフ界のミスコン勝者は、「これまでの就職活動同様、応募は受け付けてもらえても合格は無理だと思っていたので、今回はとても嬉しい」と、満面の笑顔で喜びを表現した。


 同じく採用が決まったカセサート大学卒のパンタカンさん(24)も、「タイ社会において“第3の性”への理解が深まったようで、とても嬉しい。期待に応えたい」と話す。パンタカンさんは、かつて他の航空会社にも応募、不合格となったが、「ニューハーフだから」との理由を人づてに聞き、落ち込んだという。


 今回P・C・エアーでは、客室乗務員として女性17名、男性10名、ニューハーフ3名を採用。業界でも珍しいニューハーフの採用について同社幹部は、「ポテンシャルを感じる」とコメント、現場では、入出国手続きでトラブルが起きないよう、ニューハーフ乗務員の名札には“サード・セックス(第3の性)”の表記を入れるとしている。







サトウキビ畑でトラ捕獲 タイ中部ナコンサワン 

【タイ】タイのテレビ報道によると、今月16日、タイ中部ナコンサワン県の農村でトラが目撃され、周辺を捜索した天然資源環境省の職員ら約30人が21日、サトウキビ畑にいたトラを麻酔銃で撃ち捕獲した。捕獲されたトラは推定1歳、体重約50キロで、隣県ウタイタニのトゥンヤイ―フアイカーケン野生生物保護区の施設に保護された。天然資源環境省は飼育されていたトラの可能性があるとみて、DNA鑑定を行う予定。






17歳以下の夜間外出禁止 バンコク警察が取り締まり

【タイ】バンコク首都警察はバレンタインデーの14日、警官約100人を動員し、午後10時以降に外出している17歳以下の少年、少女を取り締まった。サイアムホテル周辺など7カ所を重点的に見回り、インターネットカフェで数人を検挙し、保護者を呼んで引き取らせた。

 バンコク警察は今年1月から、17歳以下が正当な理由なく午後10時以降に外出することを禁じている。バレンタインデーは若者の間で性交する日という認識が広がっていることから、取り締まりを強化した。








義足の障害者、引ったくりを繰り返す

 バンコクに隣接するサムットプラカン県で1月5日、女性ばかりをねらってカバンの引ったくりを繰り返していた義足の男が逮捕された。

  逮捕されたのはチャノン容疑者(31)。チャノンは左足を切断しており、膝から下は義足をつけていた。

 チャノンの家からは、女性用ショルダーバッグ12個、IDカードとクレジットカード30枚以上、銀行の預金通帳15冊、カメラ10個、その他の品50種類以上が押収された。

 チャノンは「今まで20回以上引ったくりをした」と自供。さらに、「自分は左足を失った障害者なので、誰も仕事に雇ってくれないため、引ったくりをするより仕方なかった。オートバイを運転しながら、女性だけを狙った。奪った金は70過ぎの母親を養うために使った」と話していた。







「援交じじー」中3女子の携帯登録で発覚 日産社員を逮捕 神奈川県警

 神奈川県警多摩署は31日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、日産自動車社員、深沢義経容疑者(43)=同県厚木市長谷=を逮捕した。

 同署の調べによると、深沢容疑者は昨年12月、厚木市内のホテルで、川崎市多摩区の中学3年の女子生徒(15)に現金2万円を渡す約束をしてみだらな行為をした疑いが持たれている。同署によると、容疑を認めているという。

 女子生徒は今年1月4日深夜、多摩区内で同署員に補導され、その際に持っていた携帯電話に深沢容疑者の番号が「援交じじー」と登録されていたため発覚した。2人は伝言ダイヤルで知り合ったという。







婚資1000万バーツ タイのニューハーフ美女、白人男性と結婚

【タイ】タイ字紙タイラットによると、11日、タイ東部ジャンタブリ県の民家でタイ人ニューハーフのカモンチャノックさん(26)と「アフリカ国」の白人男性ミネジャーさん(46)の結婚式が行われた。タイの伝統衣装をまとった2人は親族、友人らが見守る中、熱いキスを交わし、祝福の歓声を浴びた。新郎は実業家で、新婦に贈った婚資は現金、金製品など1000万バーツ相当に上った。

 カモンチャノックさんは2010年の「ミス・ニューハーフ・ジャンタブリ」に選ばれた「美女」だが、「ニューハーフだから、愛されないじゃないかと怖かった。女性のように結婚できるとは夢にも思わなかった」という。しかし数年前、勤め先のニューハーフショーパブの海外公演で「アフリカ国」を訪れた際に新郎と知り合い、徐々に愛を深め合った。








コンドーム代わりのビニール袋を使用

 東北部の中学生の間で、コンドームの代わりにビニール袋を使用する行為が広まっていることに、保健省は1月4日、「性病感染などのリスクが高まる」として注意を促した。

 「東北部の複数の中学生が性行為の際、ビニール袋を使っている」との報告を受けたチュリン保健省は、「ビニール袋では性感染症を防ぐことができない。また性器を傷つける恐れもある」と警告。危険行為であることを強調した。

 同省では、10代の若者の性感染症や望まれない妊娠を防ぐため、コンドームについて正しい知識を広める活動を強化。また、各地の保険医やボランティアを通して毎年2000万個以上のコンドームを無料配布しているほか、全国約2万カ所に自動販売機を設置するなど、 コンドーム利用率向上に取り組んでいる。

 なお、同省のコンドーム自動販売機による販売数は、年間で計500万個前後にのぼるという。







愛人と熱唱、カラオケ店で妻に刺される タイ東部チョンブリ

【タイ】24日午前零時ごろ、タイ東部チョンブリ県のカラオケ店で、客の建設作業員の男性(31)と交際相手の女性が店に上がり込んだ男性の妻(36)に包丁で切られ、男性が腹に大けがをした。妻は現場に駆けつけた警官に傷害などの容疑で逮捕された。

 調べによると、容疑者はパタヤ市のホテルの経理係。夫に愛人がいることを知り、別れるよう求めたが拒否されたため、後をつけた。カラオケ店で夫が愛人を隣に座らせ歌っているのを見て逆上し、包丁で女性に切りつけ、次に夫を刺した。女性は背中を切られたものの、店外に逃げ、バイクで走り去ったという。タイ字紙デーリーニュースなどが報じた。










元娼婦の自叙伝が文学賞を受賞

 バンコク銀行とプラパンサーン出版が主宰する「2010年度チョマナー文学賞」に、元娼婦の実体験をつづった作品「私はエリ、海外での体験」が選ばれた。

 貧困家庭に生まれた著者のタナッダさん(42)は、10代で妊娠をして学校を中退。やがて家族や親戚に見放され、タイ東部の観光地、パタヤで売春婦になった。

 その後、セックスワーカーとして渡った香港と日本ではひどい虐待を受けたという。後に薬物やギャンブルにはまり、服役した経験も持つ。

 実体験を公表した理由についてタナッダさんは、「私の場合は、貧しさから逃れようとした結果、悪循環から抜け出せなくなった。同じような道に入り込もうとしている人の教訓となれば嬉しい」と説明する。

 なお、タナッダさんに執筆を勧めた米国人の恋人は、彼女が売春から足を洗うためにできる限りの手を尽くしたという。

 選考理由について審査員は、「タイ社会に深く根付く問題を反映した作品。この手のジャンルは第三者によって書かれるものが多いが、これは本人が直接つづっているところが貴重」としている。

 タナッダさんには賞金5万バーツのほか、記念品としてダイヤモンドのブローチが贈られた。

外道事件簿2010

外道事件簿2010
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。


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乗務員、激怒し「緊急脱出」=客と口論の末―米空港
霊験を授かることができると騙し実娘に養父との性的関係を強要した鬼母を逮捕
少なくとも5人の教え子を強姦した容疑で有名校の副校長を逮捕、サラブリーで
波紋広げる学生産休法案
日本食堂に押し入り強盗だけでなく猥褻行為にまで及んだ3人組を逮捕
資産めぐり家族が銃撃戦、4人死傷 タイ北部ピジット
売春婦に復讐(?)、乱暴・強奪繰り返す
W杯で親子げんかの末服毒自殺
7歳少女強姦容疑で79歳男を逮捕、妻に逃げられムラムラしてやったと供述
タイの獄中W杯、優勝はイタリア
ビール3本で孫娘売る 売春強要の祖母逮捕 タイ北部ピジット
22歳女性、6歳の娘が夫に強姦され淋病を感染させられたと訴える
元看護師、胎児を「お守り」として転売
「ワールドカップ見たさにスト」フィアットCEOが激怒
サトゥーンで砂糖と共にドリアンを食べた糖尿病の男性が死亡
コンピュータゲームで遊ばせてくれない事を僻んで瑠弾で3人を脅かしていた際に誤って爆発
タリバンに拉致されたインド人、食事にふるまった本場のカレーで解放
インド航空機、「カレーの匂い」で火災警報、引き返し
パタヤ特集
売春宿を認めて! アテネで100人がデモ
33歳女性、77歳の絶倫夫から別れたいと訴える
九官鳥の鳴き声に腹を立て隣人を射殺
テレビのリモコン争いで義父を殺害
わいせつ住職、女子中学生の斡旋を信者に依頼
ニシキヘビの頭で殴り逮捕
鶏肉はハゲと同性愛を引き起こす
自殺止めようとした父、刺されて死亡 タイ東北部
元大臣も強い関心、犬の乳を飲む3歳の女児
警官の弟、公衆トイレで女子大生襲う
実銃から水鉄砲へ、非常事態宣言下でも水掛け祭り
実父、娘を乱暴しようとし舌かみ切られる
バンコク首都圏に非常事態宣言
女性の電話番号を聞いただけで射殺される
血液作戦、「史上最も異様な抗議活動」に認定
教会でセックスしていた警官、停職処分
学校サボり白昼乱交、タイ女子高生ら16人補導 
ミャンマー北部、産業化懸念 女性の誘拐急増 嫁不足・中国で売買
「働かないので漬け物石で殴った」同居男性殺害容疑で女逮捕
『家でごろごろしやがって』といわれて頭に来た。ちょっとやり過ぎた 同居人殴り、死亡させる 傷害致死容疑で無職男を逮捕
ドラえもん人形の葬式で「母」号泣
韓国保健省が子作り奨励、帰宅促すために月1度はオフィスを強制消灯。
インドの裁判所、エイズ防止のために『セックス面会』許可!.
「妻」17人に子ども37人 イスラエル警察が男を逮捕
ロシア人男女4人がパタヤの海岸で性行為
「揉んであげたのに反応がなかったので腹が立った」友人のキンタマを素手で引きちぎった男を逮捕
卒業式は女装禁止 タイ学長会議
「本物が働け」 バンコクの警官人形撤去
「殺すなら殺せ」と言われ妻を5階から落とす 会社員を逮捕
鬼畜養父、年越し祝い代わりに13歳少女を強姦
2009年、話題になった三面記事

Last updated: 06/12/2011 13:46:03
外道の細道
性器かみ切り、包丁で腹刺す 元内縁のタイ夫殺害

【タイ】タイのテレビ報道によると、19日未明、タイ東部チョンブリ県サタヒープの民家でタイ国防省職員のタイ人男性(47)が性器を切断された上、包丁で腹を刺されて出血多量で死亡し、男性の元内縁の妻のタイ人女性(40)が包丁で足を刺され重傷を負った。

 女性によると、2人は7カ月前に内縁関係を解消したが、男性はその後も度々女性宅を訪れ、性交を強要した。18日夜も酒に酔って現れ、女性が生理中だとして性交を拒否すると、暴力を振るった。女性は要求に応じる振りをして、男性の性器をかみ切り、包丁をつかんで反撃しようとした男性から格闘の末、包丁を奪い取り、腹を刺したという。










酒盛り中にロシアンルーレット、タイ人男性死亡

【タイ】11日午後10時ごろ、タイ東北部チャイヤプム県の民家で発砲事件があり、頭に大けがを負ったタイ人男性(29)が病院に運ばれる途中に死亡した。

 調べによると、男性は友人数人と酒を飲んでいた際に、回転式拳銃を取り出して頭に当て、「弾が1発入っている」と言って、引き金を3、4回引いた。友人らが止めようとしたがもう1度引き金を引き、銃声がして男性が倒れたという。タイ字紙デーリーニュースなどが報じた。








当たりくじのお告げを探せ 堕胎児2002体の寺に宝くじファン殺到

タイ字紙タイラット(インターネット版)によると、違法な妊娠中絶手術で堕胎された胎児の死体2002体が11月に見つかったバンコク都内バンラック区の仏教寺院パイガンチョータナーラーム寺に15日夜、タイの公営宝くじファン多数が詰めかけ、翌日発表される当たりくじに関し、死んだ胎児から何らかのお告げないかと、それぞれ思案を凝らした。寺まで出張販売に来た宝くじ売りの女性(58)によると、下2ケタ「02」などが人気があるという。

 タイでは公営宝くじや違法なサッカー賭博など賭博全般が広く浸透している。宝くじファンは通常と異なる現象に注目し、例えば足が5本のカメがみつかった場合、その甲羅のひびの数から当たりくじを探ろうとしたりする。






「宇宙人に連れ去られた経験がある」と大統領が激白!

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ロシア南西部のカルムイク共和国の大統領が、宇宙人に連れ去られた経験があることを激白し話題になっている。先週(現地時間)、ロシアの国営放送に出演し、この事実を証言したのだ。

カルムイク共和国のイリュムジーノフ大統領は、4月26日(現地時間)に出演したロシアの国営放送チャンネル1で、宇宙人に連れ去られた経験について明かした。

大統領によれば、1997年9月18日にモスクワのアパートに宇宙人は訪れたという。半透明のチューブ型の宇宙船で現れた。ベッドで眠りに就こうとしていたところ、バルコニーから誰かが呼ぶ声がして、出て見るとそこには黄色い服を来た宇宙人がいた。宇宙人は人間と変わらない容姿をしていた。彼らは言語ではなく、テレパシーのようなものを使って大統領に語りかけたそうだ。そして、宇宙船を目撃した人物は大統領だけではなかった。「私の運転手と大臣、それから補佐官がいた。3人の目撃者がいなかったら、私自身も宇宙人に遭遇した事実を信じることは出来なかっただろう」とイリュムジーノフ大統領は述べている。

この証言を聞いたアンドレ・レーベジェフ議員は、ロシアのメドベージェフ大統領に報告し、ロシア軍警察にこの事実の調査を依頼した。レーベジェフ議員は、「大変重要な内容であり、厳正に調査されなければならない」と語っている。

ちなみにこのニュースを報じている『digitaljournal.com』には、宇宙人に連れ去られたことのある他の国家要人が紹介されている。米大統領候補者だったデニス・クシニッチ氏。元大統領ジミー・カーター氏。ごく最近の例として、鳩山幸夫人の名も挙がっている。

黄色い服の宇宙人事件は、ロシア政府によって今後調査が進められる予定だ。








駆除しようとゴキブリに火→燃えたまま逃げる→作業場500平方メートル全焼 

 10日午前11時35分ごろ、香川県三豊市のしいたけ栽培農家で、ゴキブリを駆除しようとアルコールをまいて火を付けたところ、ゴキブリが燃えたまま逃げ回り、鉄骨平屋のしいたけ栽培作業場約500平方メートルを全焼した。

 燃えたのは同市高瀬町、香川忠さん(64)方の作業場。

 三豊署によると、作業用の機械についたゴキブリ数匹を駆除するため、香川さんがゴキブリや周辺にアルコールをかけて火を付けたところ、建物の断熱材の裏側などに逃げ込んだという。

 同署は機械などにかかったアルコールの炎が直接建物に引火した可能性もあるとみて、詳しい出火原因を調べている。








酒で両親を酔わせた上で未成年姉妹を強姦した近所の変態を逮捕

 各報道によると、チョンブリー県バーンラムン郡フワイヤイ地区の警察は15日、15歳と13歳の姉妹に対する性的暴行容疑で、48歳の男をチャチュンサオ県県都内の路上で逮捕した事を明らかにした。

 調べによると男は、9月19日夜半に近所に住む夫婦宅に酒やつまみを持って上がり込み、夫婦に酒を勧め酔わせ酩酊状態にさせた上で、15歳と13歳の姉妹に性的暴行を加え、その後姉妹に口外したら殺すと脅していたが、酔いから醒めたあとで姉妹の様子がおかし事に気がついた母親が問いただした結果、夫婦が酒に酔い寝込んでいた間に男が姉妹に性的暴行を加えていた事が分かり警察に通報していた。

 男は取り調べに対して、姉妹に性的暴行を加えようとしたが、射精できず未遂に終わったと主張しているという。







パッタヤー警察、ビーチでの立ちんぼ集中取締により50人以上の本物や偽物の女性を逮捕

 各報道によると、チョンブリー県パッタヤー地区の警察当局は11日深夜から12日未明にかけて、ビーチエリアで売春の客引きをしている女性やニューハーフの一斉取締を行い、50人以上の身柄を確保し事情聴取及び麻薬使用検査のために警察署に連行した。

 北パッタヤー地区のビーチの外れから南パッタヤー地区のサパーン・ガオまで広範囲にわたって一斉に行われた今回の集中取締は、外国人やタイ人の観光客から、売春を勧誘する女性につきまとわれるだけでなく、中には金品をスリ取る者までいて辟易としているとの苦情が数多く寄せられている事を受け行われた。








やっぱり普通じゃなかった! オジー・オズボーンの遺伝子は特異であることが判明

かねてから普通の人間ではないと噂されていたロックバンド「ブラック・サバス」のボーカリスト、オジー・オズボーン。若かりし頃は酒と麻薬に溺れる毎日を送っていた。いまだに浴びるほどの酒を飲む日々が続いているという。常人であればすでに身体に何らかの異常を来たし、命を落としているに違いない。にも関わらず、現在も現役でステージに立つ彼。

科学者はかねてから、普通の身体ではないと睨んでいたのだが、その予想通り、遺伝子から普通の人と異なることが明らかになったのだ。

今年6月、遺伝子学者のナサニエル・ピアソン博士は、オジーの身体が常人とは明らかに異なることに注目し、彼の遺伝子コード解明の研究を始めた。というのも、彼の酒量が尋常ではないうえに、現在も現役で活躍していることを不自然に思ったからだ。その昔は薬物にも手を染めおり、いつ亡くなっていてもおかしくないような異常な日常を送っていた。今でも調子が良ければ、コニャックをボトル4本も空けるという。

さらには、ネズミに噛み付いたり鳩の頭を食いちぎったりと、感染病にかかってしまうような過激なパフォーマンスを繰り返していたのだ。今、存命であること自体が普通ではない。不死身とさえささやかれているほどの身体なのだ。

遺伝子を分析した結果、博士は「過去に前例がない」と語り、驚きをあらわにしている。彼の遺伝子はアルコールや覚せい剤の吸収に、とりわけ強い性質を持っていたのだ。研究に参加したノーム社の最高責任者ジョージ・コンデ氏は、この遺伝子を「オジー・ゲノム」と呼び、完璧な塩基配列の解明に意欲を燃やしているという。

まさに完全無欠のオジー・ゲノムなのだが、実は弱点がある。あいにくカフェインには弱く、悪影響を受ける可能性があるとのことだ。人間離れした伝説を数々残しているオジー・オズボーン。うわさ通りに普通の人間ではなかった。果たしてこの事実を、彼は喜ぶべきなのだろうか。もはや人間でなないかも?








キャンペーン嬢のスカウトであると騙し学生を強姦した自称大学教授を逮捕

 各報道によると、首都圏警察本部バーンケーン署は15日、有名大学に通う女性に対する性的暴行及び窃盗容疑で、31歳の男を囮捜査により逮捕した事を明らかにした。

 調べによると男は、9月15日に、自分はガセーサート大学の教授であると名乗り有名大学に通う女性に近づき、ある販売会社の代理人としてキャンペーンガールの仕事を紹介できると言って騙し、大学の人目につかない場所でインタビューを行う振りをしながら、女性がトイレに行った時を見計らってトイレに押し入り刃物を突き付けた上で性的暴行を加え、その後女性が所持していた携帯電話2台や現金2,500バーツを盗み逃走した。

 尚、報道により、インタビューの為だと言って大学構内の部屋に女性を導き入れ、部屋の鍵を閉めた上で犯行に及んだとするものもある。

 警察は、男が、ネット上にキャンペーンガールになりたいとのメッセージを投稿した女性に近づき犯行に及んでいた事が捜査により判明した事を受け、囮捜査官を使って男をおびき出し、14日に男が大学構内に現れたところで身柄を確保した。

 男は取り調べに対して、容疑を全面的に否認すると共に司法の場で全てを明らかにすると主張しているが、警察は、逮捕の知らせを聞いた複数の女性が警察に被害を届けに現れていることから、男にはかなりの余罪があると見ている。








「スクランブルエッグがおいしくない」と男が激昂、妻を射殺-米

  米国ケンタッキー州東部で11日午前、銃の乱射事件が発生し、犯人の男を含めた6名が死亡した。人民日報が報じた。

  事件で死亡した被害者の家族によれば、11日午前11時35分ごろ、47歳の男性が、妻がランチのために調理したスクランブルエッグの味が「おいしくない」として、突然激昂した。

  怒り狂った男性は自分の妻と家族に向かって銃を乱射、妻と娘を射殺したほか、3名の目撃者を道連れに男は自殺した。現地警察は当事件について家庭内トラブルとして処理したという。







駅弁購入をめぐり男女がけんか 「こだま」遅れる 博多駅

 15日午後2時20分ごろ、福岡市博多区のJR山陽新幹線博多駅に停車中だった博多発新大阪行きのこだま車内で、乗客の男女が大げんかとなり、発車が15分遅れるトラブルがあった。JR西日本は「男女のけんかで新幹線が遅れたトラブルは聞いたことがない」としている。

 JR西や福岡県警鉄道警察隊によると、2人は中国地方在住で内縁関係にあり、男性は60代、女性は40代。駅弁を買うかどうかで言い争いになり、車内でののしり合う騒ぎになった。

 このため、駅員からの110番で鉄道警察隊員が出動。2人に降車を求めたが応じず、こだまはそのまま発車。さらなるトラブルを防ぐために鉄道警察隊員3人に監視され、2人は新下関駅で降車したという。

 JR西は「仲直りしたかはわかりませんが、発車後はお互いに冷静になられていたようです」。このトラブルで新幹線が上下3本遅れ、約1300人に影響した。







ナナで物乞い72人逮捕

タイ警察は21日夜、バンコク都内のスクムビット・ソイ3通り(ナナ通り)で物乞いの取り締まりを行い、タイ人41人、カンボジア人29人、僧侶の格好をした中国人2人の計72人を逮捕した。同通りのグレースホテル周辺で外国人旅行者から物乞いに関する苦情が寄せられていた。タイ字紙コムチャットルクなどが報じた。








売春話を断った日本人に暴行しiPhoneを強奪したオカマを逮捕

 各報道によると、首都圏警察本部第5分署及び同トーンロー署は22日、日本人男性に暴行した上でiPhone1台を強奪した容疑で、29歳のニューハーフの男を逮捕した。

 調べによると、男は、20日4:30頃、共犯の男と共にスクムウィット通りソーイ20内で売春話を持ちかけ断られた日本人男性(34)に暴行し負傷させた上で、男性が所持していたiPhone1台を強奪し逃走したが、追っかけてきた男性が内の1人のカバンを奪い取ると共に警察に通報していた。

 男は取り調べに対して、ゴーイなる姓名不詳のニューハーフの男と共に日本人に暴行し負傷させた上でiPhoneを強奪したと供述しているという。

 男によると、主に酒に酔っている外国人のカバンから金品をすり取ったり、売春客とホテルで寝た際に携帯電話機を盗むという手口で犯行を重ねていたという。



バンコクでニューハーフ強盗逮捕 日本人男性がお手柄 

【タイ】20日午前4時半ごろ、バンコク都内スクムビット・ソイ20通りを歩いていた日本人男性(34)が声をかけてきたニューハーフ2人に襲われ、多機能携帯端末iPhone(アイフォーン)1台を奪われた。男性は2人と争って1人からカバンを奪い、トンロー警察署に通報。警察はカバンに入っていた身分証明書から、22日、バンコク都内の王宮前広場前のロイヤルホテル近くで容疑者の1人(29)を逮捕した。取り調べに対し、容疑者は犯行を認め、これまでにも度々、買春目当てや酒に酔った外国人相手に引ったくりを働いたと供述している。








「不良学生をテロ地域へ」、教育者から批判続出

 専門校生同士の抗争があとを絶たない問題で、「不良学生をテロ頻発の最南部に送り込むべき」としたチンナウォン教育相の発言に批判が出ていることに対し、マルット政府副報道官は9月7日、閣議後の記者会見で、同案は事実無根と釈明した。

 同副報道官によれば、「政府には、学生を最南部に送り込む考えはなく、今日の閣議に提出された教育省の学生抗争対策にも盛り込まれていなかった」とのことだ。

 バンコク首都圏では以前から、他校へのライバル意識などから学生同士が街中で乱闘、銃を発砲して一般市民が巻き添えになって死傷する事件が起きており、数日前には学生の発砲で小学生が死亡。これを受け、チンナウォン教育相は、「不良学生を最南部に送り込み、社会奉仕活動に従事させるという案があり、関係者の支持を得ている」と明らかにした。

 だが、これに対しては、青少年問題の専門家などから、「現行制度を適切に運用すれば対応できるはず」「学生を脅したり、罰則を強化したりするのは逆効果」といった批判意見が出ていた。







19歳女、携帯の電源を切っていたことに怒り恋人を刺し重傷を負わせる

 各報道によると、15日未明、チョンブリー県パッタヤー地区内で、19歳の女が20歳の恋人男性を刺し重傷を負わせた上で逃走するという事件が発生した。

 病院に搬送された男性は警察の事情聴取に対して、友人と一緒に自分の誕生日を祝う為に出かけ、終わった後に恋人の部屋に行ったところ、自分が出かけていた際に携帯電話の電源を切っていたことで激しい口論となり、その際に恋人から刃物で喉を刺されたと話しているという。

 警察は、女の行方を追うと共に男性の回復を待って再度詳細にわたる事情聴取を行う方針であることを明らかにした。







フェラーリにランボルギーニ タイで麻薬犯のスーパーカー競売

【タイ】タイ法務省は4日、差し押さえた乗用車14台を競売にかけ、11台が計5227万バーツで落札された。競売にかけたのは麻薬業者がマネーロンダリング(資金洗浄)のため経営していたバンコク・ラマ9世通りの中古車店の車で、高級スポーツカーがずらり。落札価格はフェラーリF430スクーデリアが1500万バーツ、ランボルギーニ・ガヤルド・スーパーレジェーラが1232万バーツだった。アストンマーティンV8ヴァンテージ・スポーツシフト、ポルシェ・カイエン・ターボは売れ残った。







成人男性におっぱい認める宗教令、サウジで論争

【7月3日 AFP】保守的なイスラム教国のサウジアラビアで、成人男性が女性の胸から乳を飲むことを許すファトワ(宗教令)をある聖職者が提案し、国をあげての論争となっている。

 問題となっているファトワは、アブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdulaziz)国王の上級顧問でもあり、イスラム色の緩和に支持的といわれるアブドゥル・モーセン・オベイカン(Abdul Mohsen al-Obeikan)師が出したもので、女性が授乳した男性は、その女性の息子とみなしうるという内容。

 これはイスラム教の書物にみられる故事に基づくものだが、一部には、親族ではない男性と女性の同席を宗教的観点から禁じているサウジアラビアの法をかいくぐる方便だという見方があるため、国内では聖職者たちに限らず、メディアやインターネット上で国民が意見を戦わせる大論争に広がった。

 4日、聖地メッカ(Mecca)の聖モスク(Haram Grand Mosque)での金曜礼拝では、大きな影響力を持つアブドゥル・ラーマン・スダイス(Abdul Rahman al-Sudais)師がこのファトワについていんちきもはなはだしいと紛糾、腐ったものを売りつける商人と変わらない、国の治安さえ悪化させる問題だと強烈に批判した。

 またサウジアラビアの大ムフティー(イスラム法の最高官)にあたるアブドラアジズ・シェイフ(Abdulaziz al-Sheikh)イスラム問題相も6日、問題となるファトワを出す聖職者はやぶ医者と同じだと苦言を呈し、コーランに依拠していないおかしなファトワの発令は止めさせなければならないと述べ、取り締まる可能性もちらつかせた。
 
 サウジアラビアでは女性には車の運転免許の取得資格がなく、1日5回の礼拝の際には商店は完全に閉めることなどイスラムの教えの解釈がより厳格。政府はシャリーアと呼ばれるイスラム法に基づく司法制度をさらに強化しようともしており、ファトワを出す権限をもつ機関を聖職者たちの最高会議ひとつに絞り、ほかの聖職者たちはそれに従う体制にしたがっている。

 こうした背景の下、一見難解な宗教論争の根本には現代生活に即して、イスラム色を薄めようという動きがある。

 今年初めには、思想的に自由だという風評があったメッカの宗教警察長官アフメド・ガムディ(Ahmed al-Ghamdi)氏が、男性と女性が礼拝の場で同席することを支持する発言をして解任され、その後復帰した。このときも宗教界や世論では保守派と進歩派の間で大論争となった。(c)AFP/Paul Handley







タイ人女性がタマゴを出産し大騒ぎに

タイ北東部の村の女性が、タマゴを産んで物議をかもしている。2010年8月中旬のある日、妊娠9か月だった女性は激しい腹痛に見舞われ、その後に小さなタマゴを産んだというのだ。

しかし彼女はタマゴを人に見せたがらないために、本当にタマゴを産んだのかどうかが明らかになっていない。村では噂が錯綜(さくそう)し、警察が捜査を開始する事態に発展した。

タマゴを産んだプラヤット・チャウィーさん(40歳)は、8月16日の朝、激しい腹痛に見舞われた。夫のチンチャイプンさんは急いで救急車を手配したのだが、彼女はなぜか乗ることを拒んだ。その1時間後に腹痛は治まったのだが、今度は「なにか産まれたーッ!」と突然叫び出し、夫が駆けつけるとそこには直径3センチの小さなタマゴが産み落とされていたという。

チャウィーさんがタマゴを産んだ噂はすぐに村中に広まり、近所の人たちが大勢集まってきた。しかし2人は見物をかなくなに拒否しているという。なぜなら、2人はこのタマゴが神聖なものであると信じており、他人が見ると汚(けが)れると考えているのだ。

しかし見物客は後を絶たず、村中大騒ぎ。事態を重く見た警察はついに捜査に乗り出した。「2人が主張していることが真実なら、医療機関にタマゴを調べてもらうべきだ」として、「もしもこれがウソであった場合は、詐欺容疑で逮捕しなければならない」と話している。

さらに、チャウィーさんは妊娠していなかったのではないかと話す医療関係者もいる。またインターネットユーザーの意見として「これは腎臓結石じゃないのか?」というものもあった。

もしも本当にタマゴを産んだのなら、すみやかに医療機関に調べてもらうべきではないだろうか? 人に見せたくないと言い張るところをみると、かなり怪しいが……。真相は謎のままである。







ゲーム代をくれなかったことで暴れた戦闘ゲーム中毒の少年、止めに入った警官を刺す

 各報道によると、26日17:30頃、ピヂット県バーンムーンラマーク郡内で、マタヨン課程2年(日本の中2にほぼ相当)の少年が、ゲーム代をくれなかった祖父(74)に暴行を加えていた際に止めに入った巡査部長(49)を刃物で刺し負傷させた。

 警察は、巡査部長を刺した後に興奮状態にあった少年をゲーム店に連れて行き、そこで少年がはまっていた戦闘ゲーム"Special Force(SF)"をプレイさせ少年の気を落ち着かせた上で少年の身柄を確保し警察署に連行した。

 調べによると、少年はゲーム代をくれなかった祖父に暴行した上で、家の中から刃物を取り出して祖父を刺そうとした際に止めに入った巡査部長を刺し負傷させた。








劣情にかられて86歳老女を強姦した建設作業員(26)を逮捕

 INNによると、ラムパーン県メーモ郡の警察は、86歳の女性に対する性的暴行容疑で26歳の建設作業員の男を19日逮捕した。

 被害にあった女性によると、19日1:00頃、村はずれにある自宅内で就寝中に、家に押し入った男が力尽くで性的暴行を加えた上で自分のブレスレットを現場に落としたまま逃走して行ったという。

 現場に落としたブレスレットから足がつき逮捕された男は取り調べに対して、夜中に目覚めたあとで劣情にかられ、予てから一人住まいだということを知っていた女性宅に押し入り手を下してしまったと語り、容疑を全面的に認めているという。







乗務員、激怒し「緊急脱出」=客と口論の末―米空港

 【ニューヨーク時事】ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港で9日、米ジェットブルー・エアウェイズ機の男性客室乗務員(39)が、指示に従わない乗客に腹を立て、緊急脱出スライドを使い「職場離脱」する騒ぎがあった。

 米メディアによると、同機はペンシルベニア州ピッツバーグから定刻通りニューヨークに到着。乗客の1人が許可が出る前に頭上の棚から手荷物を取り出そうと立ち上がったため、乗務員は席に着くよう指示した。しかし乗客が従わず、荷物が乗務員の頭にぶつかったことから口論になった。

 乗務員は謝罪を求めたが、乗客が悪態をついたことに激怒。機内アナウンスでわめき散らした後、膨張式の脱出スライドを作動させ、機外へ出て駐機場を走り去った。乗務員はニューヨーク市内の自宅へ戻ったところを、危険行為の疑いなどで当局に逮捕された。 







霊験を授かることができると騙し実娘に養父との性的関係を強要した鬼母を逮捕

 各報道によると、警察は9日、15歳少女に対する性的暴行容疑で、少女の養父(42)及び実母(42)をサムットプラーカーン県県都内のバーンプー工業団地内で逮捕した。

 調べによると、少女の実母が、カーリーが乗りうつった養父と性的関係を持てば幸運と家庭の繁栄がもたらされると言って少女に対して10回にわたって養父との間で性的関係を持たせ、その模様を実母が傍らから観察していたとされ、7月29日に少女が実父(44)に伴われ警察に告発し事件が明るみになっていた。

 少女によると、今年6月に実母からカーリーからの霊験を授かることが出来ると言われ、養父との間で性的関係を持たされたのをきっかけに7月初めまでに10回にわたり性的関係を持たされ、途中でいやだと言うと家から追い出すと実母から言われ逆らうことが出来なかったという。

 逮捕された養父は取り調べに対して、少女と一緒にいた時には自分の身にカーリーが乗りうつっていた為何が起きていたのか一切記憶がないと主張し、また実母は娘と家庭の為によかれと思ってやったことだと主張し両者とも容疑を否定しているという。







少なくとも5人の教え子を強姦した容疑で有名校の副校長を逮捕、サラブリーで

 コム・チャット・ルゥク紙によると、警察は22日、教え子に対する性的暴行容疑でサラブリー県内の有名学校の副校長(52)を校内で逮捕し、オートマチック銃等を押収した。

 調べによると、副校長は2008年から2009年の間に校内の女子レーボール選手に近づき運気が悪いないしは運気が低下していると占い、運気を変えるためには儀式を行う必要があると言って副校長室に誘い出した上で猥褻行為に及んでいたとされ、17歳から19歳の女子バレーボール選手5人が警察に被害を訴えた事により事件が明るみになっていた。

 被害を訴えた5人の内3人はウィハーンデン郡やノーンケー郡内にあるラブホテル内で副校長から性的暴行を受け、その後副校長から誓わないと死ぬないしはインドの魔術師が体に乗りうつるなどと言って口外しない事を誓うよう強要されていたという。

 逮捕された副校長は、校内の敵対する勢力にはめられたと語り無実を主張しているという。








波紋広げる学生産休法案

 性体験の低年齢化で中高生が妊娠し、退学処分となるケースが増えているとされるが、この問題を解決すべく先に保健省が打ち出した学生産休法案が波紋を広げている。

 同法案では、学業を継続できるよう法律で産休を認めることが求められている。

 児童の権利保護のための活動を続けてきたワンロップ氏は、「妊娠した生徒を退学にすべきではない。だが、産休の合法化が、『生徒が妊娠しても問題ない』と誤って受け取られる恐れがある」との危惧を示す。

 一方、チュリン保健相は、「退学処分にもかかわらず、生徒が妊娠するケースがここ数年増加している」と述べて、妊娠した生徒が不利益を被ることがないよう措置を講ずるほうが重要としている。







日本食堂に押し入り強盗だけでなく猥褻行為にまで及んだ3人組を逮捕 p

 各報道によると、首都圏警察本部のサンターン本部長は2日、30日0:00過ぎにバンコクのスクムウィット通りソーイ22にある日本食堂に押し入り、現金5万円等計11品目を強奪し、更に店内にいた女性店員1人に対して猥褻行為に及んだ容疑で、30歳、26歳及び22歳の男3人を逮捕したことを明らかにした。

 事件後の調べにより、3人組が首都圏警察本部ワントーンラーン署管内で発生した窃盗事件に絡んで身柄を追われていた何れも服役経験者であることが判明していた。

 3人組は取り調べに対して、女性をターゲットに犯行を繰り返していたことを認めており、また女性店員に対して猥褻な行為をしたとされる26歳の男は、女性の服を脱がせ胸を掴んだが特に意図は無く、また自分は変態ではないと主張しているという。

 警察によると、3人組は親戚同士で、何れも麻薬使用や窃盗、殺人未遂等の前科があり、また犯行で得た金品は麻薬代金や遊興費に使用されていたという。



日本料理店に押し入り強盗、猥褻行為も

 7月30日午前0時30分ごろ、バンコク都内スクムビット通りソイ22の日本料理店に強盗が押し入り、現金や貴金属を奪った後、逃走するという事件が起きた。

 事件現場となったのは日本食・焼肉レストラン「ほやほや」。キャッシャーのタナッチャヤさん(28)によれば、事件の直前、30歳ほどの痩せた男が店内に入ってきて、「ここでタバコが買えるか?」と尋ねた後、すぐに店を出ていったという。

 少しすると、この男と仲間2人が店に入ってきて、「床に伏せろ」と命令。その後、鉄棒を使ってレジをこじ開けると、現金4000バーツを掴みとり、さらに現金10000バーツ、日本円5万円、金のネックレスとリングの入ったタナッチャナさんのウエストポーチを奪い取ったという。

 その後、犯人にひとりが、タイ人ウエイトレスをトイレに連れ込むと、「裸になれ」と命令。金のネックレス、携帯電話を奪ってから、乱暴するため、スボンを脱がそうとしたが、仲間から「早く逃げろ」と急かされたため、胸をわしづかみにして逃走したとのことだ。

 同店は午後5時から深夜1時まで営業しており、通常、タイ人男性の料理人が2人いるが、強盗が押し入った時は、2人とも近くのコンビニエンスストアに買い物に出かけていた。

 一方、タイ警察は8月2日、容疑者3人を逮捕したと発表。3人は親戚で定職がなく、強盗を重ねて生計を立てていた。盗んだ金は遊びと覚醒剤購入に使っていたという。

 なお、今回のスピード逮捕の理由であるが、容疑者3人は逃走経路としてスクムビット通りソイ31を使ったのであるが、ここにはアピシット首相の自宅があるため、監視カメラが至るところに設置されている。そのため、逃走中の容疑者3人ともその顔がしっかりと撮影されており、これが逮捕を早めたとのことだ。







資産めぐり家族が銃撃戦、4人死傷 タイ北部ピジット

【タイ】20日午後5時半ごろ、タイ北部ピジット県の民家で発砲事件があり、タイ人男性のウィチアンさん(48)と義理の弟のジャムノンさん(35)が死亡、ウィチアンさんの異父弟のヨンヨンさん(39)とヨンヨンさんの父のジャムノンさん(66)が重傷を負った。調べによると、ウィチアンさんとヨンヨンさんが母親(71)が土地を売って得た数百万バーツをめぐり殴り合いのケンカになり、ヨンヨンさんの父のジャムノンさんが息子に加勢するためウィチアンさんらにけん銃を発砲。ウィチアンさんも銃で応戦し、4人とも死傷した。タイ字紙タイラットなどが報じた。








売春婦に復讐(?)、乱暴・強奪繰り返す


 かつて売春婦にだまされて金のネックレスを奪われたことを逆恨みし、2年間で20人から30人の売春婦を襲って、乱暴や強奪をくり返していた男が6月16日に逮捕された。

  逮捕につながる事件が起きたのは、3月2日午前3時ごろ。バンコク都内の繁華街「RCA」の近くで男に声をかけられた被害者のドゥアンさん(仮名)が、その男の乗っていた小型トラックに乗り込んだところ、ナイフをつきつけられ、1600バーツが入った財布と携帯電話、ATMカードを脅し取られた。

 男はドゥアンさんに手錠をかけ、乱暴するため連れ去ろうとしたが、ドゥアンさんが「母親が重病なので、すぐにアパートの管理人にお金を渡して病院へ連れて行ってもらわなければいけない」と作り話をしたところ、男はこれを信じたという。

 そのため、男はわざわざドゥアンさんのいうアパートまで運転して行き、被害者に代わって管理人にお金を渡すために、車から離れた。

 そのすきに、ドゥアンさんは手錠を外し、車の窓を蹴破って逃げ、すぐに警察に駆け込んだ。

 ビルのセキュリティカメラに容疑者の顔が記録されていたため、警察は緊急手配。その後、「似た男をサイアムホテルの周辺で目撃した」との情報をもとに、男を逮捕することに成功した。

 逮捕されたのは中部チャイナート県出身でエアコン修理業を営むユティサック容疑者(31)。取り調べに対して、同容疑者は、「以前地元で売春婦を1500バーツで 買ったことがある。その時、車を駐車し、買い物をして戻ると、売春婦の姿が消えており、金のネックレスを盗まれてしまった」と供述。

 このため、ユティサックは売春婦に恨みを抱き、売春婦を買う振りをしては、所持品を奪い、道に放置するという事件をバンコクで計5回起こしたという。なお、バンコクに来た理由は、「売春婦が多いから」と話している。

 その後、調べを進めて行くうちに、この2年間で、ユティサックは少なくとも20人から30人の売春婦を襲っていた疑いが浮上。これまでのところ、11人がユティサック容疑者の顔を見て、犯人と断言した。このうち、1人は乱暴された上に、3日監禁されたとのこと。

 さらに、ユティサック容疑者が電話で人身売買の話をしているのを聞いた者もおり、今までに5、6人の売春婦が行方不明になっているという。しかしユティサック容疑者は人身売買の件を否定している。



売春婦を狙って強奪・強姦を繰り返していた男を逮捕、過去に騙された仕返しの為と供述

 カーオソット紙によると、首都圏警察本部第一分署及び同マッカサン署は16日、女性を騙して誘い出した上で、刃物で脅し金銭等を強奪した上で、被害者の後ろ手に手錠をかけ性的暴行を加えた容疑で、チャイナート県出身の男(31)を逮捕した事を明らかにした。

 調べによると、男は2日3;00から4:00頃に、誘惑した女性を車に乗せた上で刃物で女性を脅し、1,600バーツ入りの財布や携帯電話、ATMカードを奪った上で、女性の後ろ手に手錠をかけ性的暴行を加えようとしたが、女性がその場から逃れる為に病気の母親を至急病院に連れて行かなければならないと言って男をビルまで送らせ、男がビルの警備員と話しているスキを見て手錠の片側を外し車から飛び降り逃走し警察に通報していた。

 男は取り調べに対して、以前1,500バーツで寝る約束をした売春婦が、自分が物を買いに店に入っているスキに1バーツ重量の金製ネックレスを盗んで逃げ出すという目に遭い悔しい思いをさせられた為、復讐の為に売春婦を狙ってマッカサン署管内で3回、ルンピニー署管内で2回にわたり犯行を繰り返してきたと供述しているという。

 警察によると、男はこの2年間の間に少なくとも20回から30回にわたり同様な犯行を繰り返していたと見られ、これまでに11人の被害者が面通しの際に男から被害にあった事を認めているという。

 また被害者の証言から男が人身売買に関与していた疑いが浮上しており、バンコク内で行方不明になっている5-6人の売春婦の消息を知っている疑いがあると見て事情聴取を行っているが、男は行方不明への関与を否定しているという。



売春婦狙いの強姦・強盗容疑者逮捕 バンコク

【タイ】タイ警察は16日、バンコク在住のエアコン修理工の男(31)を強姦、強盗、監禁などの容疑で逮捕したと発表した。

 調べによると、男は3月2日未明、バンコク都内マカサンで売春婦の女性を盗難車に乗せ、ナイフで脅して手錠をかけた上、現金1600バーツと携帯電話などを奪った。被害者が「父親が病気で病院に連れて行く必要がある」と偽ったところ、男はこれを信じて、車で被害者のアパートまで行き、アパートの管理人に被害者の「父親の治療費」を渡そうとした。被害者はこの間に手錠を外してフロントガラスをけり破り脱出し、警察に通報した。

 警察はアパートの防犯カメラの映像から容疑者を絞り込み、マカサンのサイアムホテル近くで男を発見、逮捕した。

 取り調べに対し男は「売春婦に金を盗まれたことがあり、うらみに思い犯行に及んだ」と主張。これまでに5回、マカサンとルムピニ公園で売春婦を拾い、手錠をかけて強姦後、金品を奪ったと供述している。タイ字紙カオソッドなどが報じた。









W杯で親子げんかの末服毒自殺

 東北部ウボンラチャタニ県ムアン郡で7月1日、除草剤を飲んだ男性が死亡したとの通報がサパシットプラソン病院から警察にあった。

 警察が関係者に聞き取りをしたところ死亡した男性は同県ナムクン郡の農家の息子(28)で、サッカーW杯のテレビ中継に熱中し仕事をあまり手伝わなかったことから父親と口論になり、激怒した末に発作的に自殺を図ったものという。

 男性の姉によれば、父親に「サッカーばかり見ていて朝の仕事に出てこないなら米の飯の代わりにサッカーボールを食べていろ」と言われて逆上し、家にあった除草剤を一気に飲み込んだものという。

 男性は最寄りの病院に担ぎ込まれたあと、サパシットプラソン病院に移され治療を受けていたが、容体は改善せず死亡した。







7歳少女強姦容疑で79歳男を逮捕、妻に逃げられムラムラしてやったと供述

 INNによると、ムクダハーン県県都の警察当局は、7歳の少女に対する性的暴行容疑で79歳の男を18日までに逮捕した。

 被害にあった少女の母親(23)は男の養女だという。

 男は取り調べに対して、妻が他の男と結婚する為に3年前に逃げてしまっていたため、劣情をもよおし手を下してしまったが、このような事をするのは今回が初めてであると供述しているという。







タイの獄中W杯、優勝はイタリア

タイ字紙の報道によると、タイで服役中の各国受刑者によるサッカートーナメント「獄中サッカー・ワールドカップ(W杯)2010」の決勝戦が10日、バンコクのクロンプレム刑務所で行われ、イタリアチームがアメリカを2対0で下し優勝した。3位はナイジェリアだった。
 試合前、ドイツの占いタコ「パウル」を真似て、刑務所のテンジクネズミ「ポーラ」に箱の中のエサを選ばせたところ、イタリアの国旗つきの箱を選んだという。
 獄中W杯は今年で3回目。第1回はナイジェリア、第2回はドイツが優勝した。







ビール3本で孫娘売る 売春強要の祖母逮捕 タイ北部ピジット

【タイ】タイ警察は15日、自分の孫娘(14)に売春を強要した疑いで北部ピジット県在住の女(57)を逮捕したと発表した。

 被害者は両親が離婚してバンコクに転居したため、祖母、妹(13)と一緒にピジット県の村で暮らしていた。調べによると、逮捕された女は被害者を登校先の学校の教師や村の男相手に売春させ、1回につき、現金100―200バーツ、もしくはビール3本、地酒などを受け取っていた。女が妹にも売春するよう命じたことから、被害者が担任の教師に相談し、事件が明るみに出た。




鬼祖母、酒代のため孫に売春を強要

 北部ピチット県で、酒代ほしさから孫に売春を強要していた祖母(57)が逮捕された。

 この祖母はアルコール依存症で、酒がなくなると近所の男らに13歳と14歳の孫をあてがい、現金100バーツから200バーツ、またはウイスキーなどを受け取っていたという。客の中には長女が通う学校の教師も含まれていた。

 両親が離婚し祖母に頼るしかなかったが、連日の売春強要に耐えられなくなり、長女が担任に助けを求めたことから事実が明らかとなった。この長女は「妹まで同じ目に遭っているのがつらかった」と話している。

 祖母は売春斡旋と人身売買の罪に、10人以上にのぼる顧客も淫行の罪に問われるとみられている。

 なお、少女たちは現在、社会開発人権保護局のもとで心身のリハビリテーションケアを受けている。


未成年姉妹に売春を強要していた祖母(57)を逮捕、客にはタイ党議員助手や2少女の教師も

 各報道によると、ピヂット県の県都警察署は16日、13歳と14歳の少女姉妹に売春を強要していていた容疑で、2人の少女の祖母(57)を逮捕した。

 問題の事件は、売春を強要されている事に耐えかねた2人の少女が、学校の女性教師に相談した事で明るみになっていたもので、これまでに未成年者買春容疑が持たれているプゥア・タイ党所属下院議員の助手(48)や2人の少女の社会科教師(40)、同じ村に住む男(35)が前日深夜迄に出頭し、何れも容疑を否認すると共に保釈が認められていた。

 逮捕された祖母は、村内の者を相手に2少女との売春を斡旋していたとされ、かねてから村内で祖母の振るまいが話題になっていたという。

 また、姉は学校の女性教師に対して、これまでに村内の若者や高齢者、学校教師






22歳女性、6歳の娘が夫に強姦され淋病を感染させられたと訴える

 INNによると、4日、サムットサーコン県グラトゥムベーン郡内在住の女性(22)が6歳の娘を連れて、児童・女性権利擁護財団を主宰するパウィーナー・ホンサグン女史のもとを訪れ、娘が夫から性的虐待を受け淋病を感染させられたと訴えた。

 女性によると、娘の下着に黄色いシミが大量に付着しているのを見て不審に思い問いただした結果、自分の留守中に水浴を終えた娘が夫にタオルを取って欲しいと呼んだ際に、夫が娘を抱きしめ寝室に連れて行き性的虐待を加えていた事が分かったという。

 また、女性によると、麻薬の使用癖や日常的な暴力に耐えかねて夫と別居していたが、その後も娘が時々夫のもとを訪れていた為、5月に娘の為に再度夫と同居していたという。

 女性の告発を受け警察に逮捕された男は取り調べに対して、実の娘に性的虐待を加えていた事を認める証言をしているという。







元看護師、胎児を「お守り」として転売

 東北ウボンラチャタニ県で、瓶詰めの胎児を長年売っていたとして元看護師の女が逮捕された。
 自供によると、元看護婦は知人の女医が違法中絶で取り出した胎児を買い取り、瓶に詰めて「金運のお守り」として希望者に売っていた。購入者全員が、「胎児の魂の力で宝くじが当たる」と信じていたとのことだ。
 元看護師は、親戚が所有する空き家に胎児の瓶詰めを並べて保管していた。この家は20年ほど放置されており、家主は「瓶詰めの胎児が保管されていることは知らなかった」と話している。
 警察では14本の瓶を押収、いずれも胎児の保存状態は良好だったという。
 なお、違法中絶を施していたとされる女医についても捜査を開始、逮捕する方針とのことだ。


瓶詰の胎児14体、宝くじ用の魔術に使用か タイ東北部ウボンラチャタニ

【タイ】タイのテレビ報道によると、21日、東北部ウボンラチャタニ市の空き家で14本のガラス瓶に入った胎児14体の死体がみつかり、地元警察が市内在住のクリニック手伝いの女(49)を逮捕した。女は堕胎された胎児を1体1000バーツで買い取り、転売していたと供述しているという。販売された胎児は宝くじの当選を狙う魔術に使用されたとみられている。











「ワールドカップ見たさにスト」フィアットCEOが激怒

「ワールドカップ(W杯)見たさに工場従業員がストをした」として、フィアットのセルジオ・マルキオンネCEOが18日、怒りを露わにした。

マルキオンネCEOは、シチリア島テルミニ・イメレーゼ工場の従業員が14日に実施したストライキについて、「本当の目的は、サッカー・ワールドカップのイタリア代表試合を観戦したかったからだ」と発言した。そのうえで 「前例のない、信じられぬ事態」と非難し、「私たちの仕事を真面目にやろう。そうでなければ、フィアットは見放される」と警告した。

テルミニ・イメレーゼ工場は、イタリア政府による南部工業振興政策に基づき、1970年に操業開始した。マフィアと無縁の産業を地元に定着させることを目標としていた。

ただし、立地上部品供給が不便な上に、計画されていた新車積み出し港の建設が遅れたため、慢性的なコスト高が生じていた。今年初め発表されたデータによると、同工場で製造される乗用車は、他工場で生産するより約1000ユーロ(約11万円)コスト高という。

体調不良を理由に休暇をとる従業員の多さにも常に悩まされてきた。2007年6月には、猛暑のため従業員が作業を放棄して家に帰ってしまう事態も発生した。

そうした背景から2009年12月フィアットは、同工場で唯一の生産車である現行ランチア『イプシロン』が終了する2011年末以降は、乗用車生産の拠点としない計画を発表した。
直後からイタリア国内では、労働組合、政府を巻き込んで大きな議論が起き、今年1月には従業員10数名が工場棟の屋根を占拠する事件も起きた。

目下フィアットは、他の生産拠点であるポミリアーノ・ダルコ工場に関して、条件がまとまらない場合の工場閉鎖も視野に入れて関連労働組合と交渉中だ。

それに関してマルキオンネCEOは、現在ポーランド工場で生産しているフィアット『パンダ』に言及。「ポーランド製パンダは、かつてどのイタリア工場でも達成できなかった高品質を実現している」と評価した。

いっぽうで「もし、フィアットがイタリアを愛していなければ、この国での生産を増やすために過去200億ユーロもの投資を行なわなかっただろう」として、同社が生産拠点の国外移転のみを目指してきたのではないことも強調した。

加えて、イタリアは関連労働組合の数が多すぎて交渉がまとまらないことを指摘、「アメリカのように労働側の窓口を一本化すべき」とも発言するなど、W杯スト問題をきっかけに、南部2工場に関するマルキオンネ氏の不満が一気に爆発した。







サトゥーンで砂糖と共にドリアンを食べた糖尿病の男性が死亡

 カーオソット紙によると、31日1:00頃、サトゥーン県県都内で、ウドンターニー県出身の64歳の男性がドリアンを食べた後にショック症状を引き起こし、搬送先の病院で死亡した。

 男性には糖尿病の持病があったことから、ドリアンをコップ半分くらいの砂糖と一緒に食べた事により体内の糖分濃度が上がりショック症状を引き起こしたと見られている。







コンピュータゲームで遊ばせてくれない事を僻んで瑠弾で3人を脅かしていた際に誤って爆発

 各報道によると、1日0:30頃、バンコクのバーンカピ区ソーイ・ラームカムヘーン53にあるアパートの室内から爆発が発生し、30歳の男性が死亡し、24歳から36歳(報道により20歳から30歳)までの男性3人が重傷を負った。

 調べによると、死傷した4人は友人同士で、死亡した男性がコンピュータゲームで遊ばせてくれない事を僻んで瑠弾で3人を脅かしていた際に誤って爆発させてしまったと見られている。

 重傷を負った部屋の借り主の男性によると、死亡した男性はコンピュータゲームで遊ぶために毎日のように朝夕と部屋を訪れていたという。







タリバンに拉致されたインド人、食事にふるまった本場のカレーで解放。

世界の中で最も政情不安な国のひとつでもあるアフガニスタン。2001年に米国中心の連合国軍による攻撃でタリバン政権が崩壊し、現在はハーミド・カルザイ大統領のもとで新たな国作りが行われている最中だ。しかし、安定への道は険しく、タリバンの残存兵によるテロや拉致事件のニュースが伝えられることも数多い。今年10月に自転車でアフガニスタンに入国していたあるインド人男性は、北西部の主要都市ヘラート近郊でタリバンに拉致・監禁された。言葉が通じず、暴行もされたという中、ある日男性が兵士たちにカレーをふるまうと彼らは大喜びし、これがきっかけで拉致から24日後に解放されたという。 



28歳のインド人男性ソメン・デブナスさんは、5年前から「世界のエイズの状況を知りたい」(英紙デイリー・テレグラフより)と、自転車で旅を始めた。2020年までに191か国をまわりたいと望むデブナスさんは、これまですでに欧州など33か国を巡っている。そんな彼が事件に巻き込まれたのは10月のこと。今年はじめ、パキスタンからアフガニスタンに入ったデブナスさんは自転車で同国内を移動。そしてヘラートに差しかかかった先月、現地の事情を何も知らなかったデブナスさんは、タリバン兵によって拉致されてしまった。

「突然、ひげを生やしたたくましい10人の男に囲まれて質問されたようだが、言葉が分からずに答えられなかった」(デイリー・テレグラフ紙より)と、デブナスさんは拉致当時の様子を振り返る。荒涼とした場所に連れて行かれ、わずか3メートル四方の地下牢で目隠しされたまま、椅子に縛られたそうだ。食事はわずかな米と牛肉が3日に1回与えられる程度。現地のパシュトゥン語で命令されるものの、言葉の問題で従うことができず、暴行を加えられたという。

毎日死の恐怖を感じていたデブナスさんだったが、ある日一筋の光が射し込む。英語を少し理解できるタリバン兵の存在に気付き、この兵士の話から自分が置かれている状況についても知ることができた。デブナスさんは、この兵士とできるだけ話をするよう心がけ、「世界を旅行している最中で、彼らの目的を邪魔するつもりはない」(英誌ガーディアン・ウィークリーより)と、必死に説明したそうだ。

そんなある日、デブナスさんはタリバン兵から料理を作るよう頼まれる。誤解を解くチャンスだと思ったデブナスさんは、インドならではのカレーを作ることに。羊の肉を牛肉で代用した以外、普段と全く同じものに仕上げたというカレーを出すと、その味に兵士たちは大喜び。英語を話せる兵士を介して「とても幸せな気分になれた。あなたは安全な人に思える」とタリバン兵たちも心を開き、拉致から24日後にデブナスさんを解放した。

デブナスさんは受けた暴行で体中にあざが残ったが、使っていた自転車はしっかり保管され、解放後は再び世界をまわり始めている。「私の奔放な行動が、死を近づけてしまった」と、今回の経験は大きな教訓になったようだが、その後クロアチアに渡ると「インド大使館の人は、私のタリバンの話を楽しんでくれる」とも話し、しっかり旅のネタにしている様子。それでも精神的に辛かったのは確かなようで、「今はとにかく家族に会いたいかな」と、インドへの一時帰国も考えているようだ。







インド航空機、「カレーの匂い」で火災警報、引き返し

  15日付中国新聞社電によると、12日にインド・ムンバイを出発したインド航空機(エア・インディア機)が、離陸約30分後に貨物室の火災発生を知らせる警報が出たため、引き返した。貨物室を調べたが出火した形跡はなく、検査員は濃厚に漂っていたスパイスの香りに火災探知機が反応したとみている。

  同機はドイツ・フランクフルト行きのボーイング747型機。火災警報器が反応した際、操縦士は出火場所や煙を確認できなかったが、ムンバイへの引き返しを決めた。着陸後に空港で調べたところ、貨物室は強いスパイスの香りが充満しており、積んでいたミックススパイスの粉、いわゆるカレー粉から出たものと分かった。

  専門家によると、これまでも航空機の火災警報器が積み荷の匂いに反応したことがある。2004年には、ムンバイ発ロンドン行きの航空機が飛行中に火災警報機が貨物室内のマンゴーの匂いに反応し、ルーマニアのブカレスト空港に緊急着陸した。また、強烈な匂いで知られる果物のドリアンに、火災警報器が反応したこともある。(編集担当:如月隼人)







パッタヤーのホテル内で叔父の部屋に向け銃弾を発砲した豪人男(21)を逮捕

 各報道によると、パッタヤー地区の警察当局は6日3:00過ぎ、ホテル内の客室のドアに向け銃弾を発砲した容疑でオーストラリア人の男(21)を逮捕した。

 調べによると、男は、同じホテル3階に宿泊中の同国人の叔父(45)の部屋のドアに向け銃弾を発砲したとされ、逮捕された時男は酒に酔った状態だった。

 叔父によると、前日夜に外へ酒を飲みに出かけた男が、酒に酔った状態で拳銃をドアに向け撃ち込んできたが、拳銃の入手先等に関しては心当たりが無いという。

 警察は、男が叔父との喧嘩の際に抱いた怒りを晴らす為に酒の勢いを借りてタイ人から入手したと思われる拳銃を発砲したとの見方を示した。



警官と名乗り外人から現金を強請取ろうとした2人を逮捕、被害者も麻薬で逮捕

 各報道によると、チョンブリー県パッタヤー地区の警察当局は6日1:00過ぎ、警察官であると名乗って住宅地内の貸家に住んでいる外国人に難癖をつけ金銭を強請取っていた容疑で33歳と39歳のタイ人の男を逮捕し、麻薬ヤーアイス0.85g、同ヤーバー20錠を押収した。

 この逮捕は、4人組の偽警察官が外国人から金品をゆすり取ろうとしているとの住宅地の警備員の通報により実現したもので、4人組の内2人は警察官の姿を見て現場から逃走した。

 また、警察は現場の貸家内からヤーバー6錠やマリファナ29gが発見された事を受け、被害者でもあるノルウェー人の男(37)及び恋人のタイ人女(32)、ニューハーフのタイ人男(29)の身柄を確保した。

 麻薬所持使用容疑で逮捕されたタイ人女は取り調べに対して、4人組が麻薬取締中の警察官と名乗って現れ、見逃し料として10万バーツの支払いを要求してきたが、持ち合わせが無かった為スキを見て警備員に警察への通報を依頼したという。

 女によると、4人組は最初に自分のところに現れ2万バーツを要求してきたが、持ち合わせが無く口封じの為に殺されると思い、その場から逃れる為に同じく麻薬を使用している恋人のノルウェー人宅を捜索した方が良いと4人組に言ってしまったが為に"証人"として友人のニューハーフと共にノルウェー人宅に連れてこられたという。



パキスタン人2人がタイ人女から薬物を仕込まれ4千ドルを強奪、パッタヤーのバスターミナルで

 パッタヤー・デイリー・ニュースによると、6日16:00頃、チョンブリー県パッタヤー地区にあるバスターミナル内で、何れも27歳のパキスタン人男性2人が、タイ人女から差し出された飲料水を飲んだあとで意識を失い現金約4,000ドルを強奪されるという事件が発生した。

 被害にあった2人の内、まだ警察の事情聴取に応じられる状態にあった男性によると、バンコクに向かうためにバスターミナル内でバスを待っていた際に、親しげに近づいてきた30歳から40歳位のタイ人の女が差し出したソーダ水を飲んだあとで激し眠気に襲われ、その際に女が2人の財布から約4,000ドルを盗み逃げていったという。

 警察側は、女がパッタヤー地区内で同様な犯行を繰り返していると見て、2人の回復を待って似顔絵を作成すると共に詳細に事情聴取を行った上で女の行方を追うとした。



背景に外国人客の取り合い、バービヤ嬢が別のバービヤで働く女のグループに刺殺

 各報道によると、7日未明チェンマイ県県都内シープーム地区内の路上で、バービヤで働くウドンターニー県出身の女性(27)が何者かに刺され死亡するという事件が発生した。

 調べによると、ローイクロ通りにあるバービヤで働く女性が、女友達やニューハーフの友達2-3人と一緒に酒を飲んでいた際に、同じ地区にある別のバービヤで働く女のグループが、女性が顔立ちの良い外国人男性から言い寄られている事をネタに言いがかりをつけてきた事をきっかけに両者間で喧嘩が発生し、その後女性が帰宅の為に1人で路上を歩いていた際に、先ほどのグループから暴行を振るわれた上で刃物で刺された。

 警察側は、当時現場周辺にいたトゥクトゥクの運転手やニューハーフ等に対する聞き込みにより既に実行犯を特定し行方を追っている事を明らかにした。



英国中部で12人を殺害し自殺した運転手、実はパッタヤーの女性に入れ込んでいた

 イギリスのテレグラフ紙によると、同国中部のカンブリアで発生した、タクシー運転手の男が銃を乱射し12人を殺害した上で自ら自殺した事件に絡んで、男がチョンブリー県パッタヤー地区内のThe Kennel Barで働くHonと名乗る、見た目は19歳、実際には30歳位と思われるタイ人女性に入れあげていた事が、友人で事件の際に男から撃たれた被害者の1人でもある男性の証言で明らかになった。

 男性によると、男が2007年にパッタヤーに出かけた際に、Honと名乗る女性と知り合いになり、その後3年以上にわたりメール等のやりとりをしながら関係を維持していたという。

 また、別の友人によると、今年初めに男が1,000ポンドをHon宛に送金したあとで、Honから別れ話が切り出されていたという。

 その際に男は、自分の人生につきまとってきた金の問題や家族からの影響を嘆いていたという。



売春及び同斡旋容疑でウズベキスタン人の女5人を逮捕、パッタヤーで

 各報道によると、チョンブリー県パッタヤー地区の入国管理警察当局は8日0:00(報道により5:00)過ぎ、囮捜査によりパッタヤー・ハイソー・ホテル付近で35歳のウズベキスタン人の女を売春斡旋容疑で、また女が売春斡旋目的で現場に連れてきていた4人のウズベキスタン人の女を売春容疑で逮捕した。

 売春容疑で逮捕された4人は、35歳の女の斡旋で売春をし、売り上げの一部を女に斡旋料として支払っていたと供述しているという。

 警察によると、売春斡旋容疑で逮捕された35歳の女はパスポートを所持していない違法入国者で、また売春容疑で逮捕された4人は何れも正当なパスポートを使用して入国していたが、何れもオーバーステイだった。



14歳少女が道に不案内な警官と名乗る男に強姦される、パッタヤーで

 各報道によると、7日15:30頃、マタヨン2年生(日本の中2にほぼ相当)の少女(15)が住民男性に伴われチョンブリー県のパッタヤー地区に属するバーンラムン郡の警察署を訪れ、警察官と名乗る40歳くらいの色黒の男に性的暴行を受けたと訴えた。

 少女によると、母親と待ち合わせの約束をしていたサヤーム・カントリー・クラブ近くのロータス・エクスプレスに向かっていた際に、バイクに乗った警察官であると名乗る男に、担当地域外で道に不案内である為、バイクの後部座席に乗って目的地まで案内して欲しいと言われ、男のバイクに乗ったところ、林に連れ込まれ、そこで無理矢理性的暴行を受けた上で携帯電話を盗まれたという。








売春宿を認めて! アテネで100人がデモ

AP通信によると、ギリシャの首都アテネ中心部の内務省前で20日、売春婦らでつくる組合のメンバー約100人がデモを行い、売春宿での仕事を認めるよう要求、組合代表と会談したラグーシス内相は要求を検討すると約束した。

 同国では売春は合法化されているが、認められているのは街娼(がいしょう)だけで売春宿での仕事は認められていない。売春宿で多くの売春婦が逮捕され、犯罪に巻き込まれる可能性が高い街娼をすることを余儀なくされているという。(共同)







33歳女性、77歳の絶倫夫から別れたいと訴える

 ポストトゥデー紙によると、パトゥムターニー県サートルンゲーオ郡内で、夫から軟禁されているとの通報を受けた警察に保護された女性(33)が、約1ヶ月前から一緒に暮らしている内縁の夫の絶倫ぶりについて行けず別れたいと訴えた。

 女性によると、内縁の夫は自分の祖父位年が離れているにもかかわらず昼夜一緒に寝る事を強要され、出かける事も許されない状況に耐えられなくなり警察に保護してもらう為に通報したという。







九官鳥の鳴き声に腹を立て隣人を射殺

 バンコク都ラップラオ地区で3月19日、隣で飼っている九官鳥の声がうるさいことに腹を立て、隣人を射殺するという事件が起きた。

 事件が起きたのは19日早朝。被害者トンジュアさん(70)の妻によれば、「午前6時半ごろ、隣の家に住むヌン(75)が銃をもって家に現れ、大声で夫に出てくるよう言いました。ちょうどその時、夫は僧への寄進を終え、自転車に乗って戻ってきたところで、激しい口論になりました。ヌンはうちで2年飼っている九官鳥の声が大きくて眠れないと言って、夫と言い争ったあげく、銃を取り出し至近距離から夫に向けて発砲しました」とのことだ。

 逮捕されたヌン容疑者は「トンジュアさんとは28年以上、近所付き合いをしていたが、ここ5、6年は争いが絶えなかった。トンジュアさんの妻が口が悪かったり、隣の家で壁に穴をあけたところ私の部屋まで穴が突き通ってしまったり、隣の木がうちの敷地内に張り出してきたり、いろいろあったが、警察に訴えても、ただ口頭で注意するだけで、一向にらちがあかなかった。

 それに加えて、隣では2年前から九官鳥を飼い始め、その声がうるさくて寝不足になった。鳴き声で夜遅くまで眠れず、朝は早くから起こされるので、イライラがつのっていた。何度トンジュアさんにかけあっても、『警察を呼ぶなら呼べ』と言われるだけ。しかし警察が来ても何もしてくれない。耐えきれなくなって銃で撃ってしまった」と供述した。

 なお、ヌン容疑者は発砲したあと、銃を手にしたまま、警察に逮捕されるまでその場で待っていたとのことだ。







テレビのリモコン争いで義父を殺害

.お酒を浴びるように飲み、働くこともしない男と15年間共に暮らしてきたマグリエッタさん(37)だったが、今回だけは許せなかった。男がマグリエッタさんの父親を殺害したからだ。喧嘩の原因はテレビのリモコンだった。
事件が起こった週末、マグリエッタさんと彼女の3人の子供は近所の家に遊びに行っていた。
事件を知ったのは15歳の長女、彼女は自宅へ戻ると凄惨な現場を見てしまった。彼女は驚き叫びながらマグリエッタさんの元へ飛び込んでいったそうだ。その男、ランバート(42)はマグリエッタさんの父親(73)を殴り殺した。凶器は不明、現場へ駆けつけた雑誌記者が判別できたのは父親の座っていた壊れたソファだけという有様だった。死亡原因は頭部損傷。逮捕されたランバートの供述では、確かに彼女の父親とリモコンを巡って争ったが父親は自分で倒れ頭を打ったと言っている。
マグリエッタさんによると、ランバートはアルコール依存症で、働こうともせずお酒を飲んではマグリエッタさんの家族と口論していたという。「ランバートは『クズ』」、「時々気が狂ったような行動をする」など近所でも評判は最悪。この事件後も「マグリエッタが宝くじに当たった!」と叫んでいたそうだ。マグリエッタさんの叔父によると、以前ランバートはミニバスタクシーを盗み、客を乗せお金を稼いでいたそうだ。
こんなダメ男でも15年間連れ添い、3人の子供を育てたマグリエッタさん。「私の家族はランバートを『許さない、殺してやる』と言っている」と、今度ばかりは彼女も許せないようだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)







わいせつ住職、女子中学生の斡旋を信者に依頼

 南部ペチャブリ県のサラシム寺のマノップ住職が3月9日、13歳の少女と性交渉を持った容疑で身柄を拘束された。このほか、パイ容疑者(女、20)も少女に売春の斡旋をした疑いで逮捕された。

 同住職に乱暴されたとみられているのは、有名中学1年生のビーちゃん(仮名、13)。供述によれば、昨年末と今年初めの2回、パイ容疑者に連れられて、マノップ住職の部屋を訪ねたという。

 このことが発覚したのは、ビーちゃんの通う学校で「ピーちゃんが売春をした」との噂が広がったことによる。そのため、担任の教師がビーちゃんに問いただしたところ、最初は否定。しかし、根気よく話を続けるうちに、住職と性交渉をした事実を認めたという。

 その後、このことを知った母親が警察に被害届を出した。

 住職は容疑を否定しており、還俗を拒んでいるというが、パイ容疑者の方は、住職に少女を斡旋したことを認めている。ただ、「性交渉に及んだかどうかは知らない」とのことだ。

 タイでは15歳未満の少年少女を買春した場合、2ー6年の禁錮、4ー12万バーツの罰金、もしくはその両方が科せられる。







ニシキヘビの頭で殴り逮捕

 米サウスカロライナ州で、男(29)が口論になった男性の顔を体長約1・2メートルのニシキヘビの頭で殴り逮捕された。

 モーテルの宿泊客だった2人は、男の部屋から漏れてくる大音量の音楽が原因で口論に。いったん収まったが、男は数時間後、男性の元に行き、ヘビで殴ったという。

 男はヘビを家族に預けてから警察に連行されたという。







鶏肉はハゲと同性愛を引き起こす

ボリビアのエボ・モラレス大統領が「鶏肉はハゲと同性愛を引き起こす」と発言し、注目を集めている。23日(現地時間)、米ロサンゼルスタイムズが報じた。

同大統領がこの発言をしたのは、ボリビアのコチャバンバで4月22日(現地時間)に開かれた環境問題についての集会「World People’s Conference on Climate Change and the Rights of Mother Earth」でのこと。

開会演説に立った同大統領は「もし頭髪が薄くなったり、ゲイになったりすることが嫌なら鶏肉を食べるな」と発言。その理由を「鶏肉は、太らせるために女性ホルモンを注射されている。そのため、食べると男性のあるべき姿が破壊されてしまう。我が国のメディアNoticias 24によると、鶏肉を食べると若い少女の乳房が早い段階から大きくなるそうだ」と説明した。これを聞いた出席者らは、大笑いしながらも困惑した表情を隠せなかった。

また「ハゲはそんなに気にするほどのことではないように思うが、ヨーロッパでは病気として扱われている。ヨーロッパではほとんどの人がハゲているようだが、それは食べているものに原因がある」とも述べた。そして、自身のもじゃもじゃで濃い黒髪をその証拠として指さし「私の頭にはハゲる予兆はない」とした。

この発言に対してスペインの同性愛者団体は「同性愛者の権利を理解していない」としてボリビア大使館に抗議しているという。







自殺止めようとした父、刺されて死亡 タイ東北部

【タイ】タイのテレビ報道によると、23日、タイ東北部ウドンタニ県の警察署に人が殺されたという通報があり、現場の民家に急行した警官が住人の男性の刺殺体(57)を見つけ、そばにいた男性の長男(25)を逮捕した。

 男性の妻(65)によると、長男は数年前にバイクの事故に遭って以来、精神状態が不安定で、度々暴力的になったという。事件当日は、自分より弟たちを愛していると男性をなじり、包丁を自分の首に当てた。男性は長男が自殺を図ることを恐れ、包丁をもぎ取ろうとし、長男に胸を刺された。








元大臣も強い関心、犬の乳を飲む3歳の女児

 南部ラチャブリ県で3月26日、3歳の女児が毎日犬の乳を飲むことが話題になっている。

 この女の子、マイちゃんは、母が出稼ぎに出ていることから、生まれた時から祖母に育てられている。祖母は、ルアという名の5歳になるメスの犬を飼っているが、犬はいつもマイちゃんの側に寄り添っており、一緒に寝るのが習慣となっていた。

 祖母によれば、マイちゃんはいつもルアのお腹を枕がわりにしていたが、ある日の昼寝に、ルアの乳首を触って遊んでいたマイちゃんが突然、ルアの乳を吸い始めたという。そして、吸っているうちに、マイちゃんもルアも眠ってしまった。それ以来、ほぼ毎日、ルアの乳を飲み続けて、すでに3年が経つとのことだ。

 「マイは賢い子供で、おしゃべりも上手。幼稚園にも通っている。性格は明るく、牛乳も毎日飲んでいる。眠る時だけ、ルアの乳を吸いながら寝る習慣で、ルアはマイが起きない限り、じっと動かない。以前、汚いからと、ルアの乳を吸うのをやめさせようとしたが、マイは、『いつも水浴びをしているから大丈夫』と言うこ とをきかなかった」と祖母は話している。

 ただ、専門家は、「犬の乳を吸うことで、皮膚や乳首から狂犬病などの病気に感染する危険性があり、さらに大きくなればなるほど、引き離すのが難しくなるため、今のうちにこの習慣をやめさせるべき」と警告している。

 なお、この話に強い関心を持ったマニット前副保健相も、マイちゃんの家を訪問。なごやかな雰囲気で談笑しながらも、「犬の乳を飲みつづけるのは危険」とアドバイスしていた。







警官の弟、公衆トイレで女子大生襲う



 バンコクに隣接するパトゥムタニ県のレストラン「パックブンローイファー」経営者の娘が深夜、公衆トイレでレストラン客に襲われるという事件が起きた。

 被害者は女子大生のワーンさん(仮名・19歳)。大学の講義が終わってから、制服のまま、レストランの手伝いをしていた。

 そして、深夜0時30分ごろ、店から10メートルほど離れた公衆トイレに入り、個室から出てきたところ、先ほどまで店で飲み食いをしていた若い男が待ち伏せていた。

 この男、タナポン容疑者(19)はワーンさんを再び、個室に押し込めると、スカートを引きちぎり、乱暴しようとした。

 しかし、ワーンさんは激しく抵抗するとともに、大声で助けを求めた。タナポンはそのため、腹や顔を何度も殴るとともに、「騒いだら殺す」と脅したが、それでもワーンさんがひるまず抵抗したところ、この騒動を聞きつけた市民がトイレのドアを蹴破り、ワーンさんを救出。さらに、タナポンを取り押さえた。

 ところが、この時、タナポンと一緒に飲み食いをしていた警官が、タナポン容疑者を助けようと、割って入った。そして、あろうことか、被害者であるワーンさんの父親に暴力をふるう始末。

 そのため、ワーンさんはすぐに警察に連絡。駆けつけた警官にタナポン容疑者は連行されたが、問題の不良警官も同行し、パトカーの中でずっとワーンさんと父親を脅していたという。

 警察での取調べで、タナポン容疑者は、「レストランで一緒にいた警官は実兄と義理の姉です。食事をしながら、学生服姿のワーンさんを見ていましたが、その短いスカートが目に焼き付き、性欲を抑えることができず、犯行に及んでしまいました」と容疑を全面的に認めた。

 一方、容疑者の兄はその後もワーンさん一家に、被害届を取り下げるように脅迫電話をかけつづけたため、一家は、脅迫を受けている、との被害届も出すことにした。

 その後の捜査で、この不良警官は、ラートルムケオ署に勤務していることが判明。取調べの後、起訴される見通しだ。







実銃から水鉄砲へ、非常事態宣言下でも水掛け祭り

【タイ】タイは13日よりタイ正月(ソンクラン)に入り、各地で水掛け祭りが始まった。非常事態宣言の発令や、多くの死者と負傷者を出した10日のタクシン元首相派団体「反独裁民主戦線(UDD)」と治安部隊の衝突にもかかわらず、バンコクでも外国人旅行者が多いカオサン通りや歓楽街のパッポン通りを中心ににぎわっている。

 バンコクでは水掛け祭り関連のイベントはすべて中止されていたが、12日より自主的に始まった。高架鉄道(BTS)および地下鉄(MRT)は通常どおり運行、全駅利用できる。

 UDDが集会を続けるラチャプラソン界隈のショッピングセンターは閉店したままだが、サイアム・パラゴンは夜8時まで営業、セントラル・チッロムは事態が変化しない限り夜10時まで開く。

 タイ正月は暦上では15日までだが、16日金曜日を休みとして18日までの大型連休とする企業もある。

反政府集会か? 水掛け祭りか?

【タイ】タクシン元首相派団体「反独裁民主戦線(UDD)」は反政府集会を続けたまま、タイ正月(ソンクラン)を迎えることになった。ある程度の人数を集めているものの、ほとんどは水掛け祭りを楽しんでおり、舞台前で反政府の演説に耳を傾けているのは少数派。そこにも水が飛んできたり、(顔や体に塗って楽しむ)粉で汚されている。

 UDDメンバーは消火栓からホースで水を引き、ラチャダムリ通りの真ん中で大々的に水掛けを続けている。身内での掛け合いでは飽き足らず、ピックアップトラックでパッポン通り辺りに遠征する輩も多い。

 ラチャプラソン交差点を中心に通行止めが続いているが、高架鉄道(BTS)は通常どおり運行している。セントラルワールド、ゲイソンプラザ、ビッグCなどのデパートやディスカウントストアは臨時休業したまま。

政情不安下もソンクラン祭で水かけ

 4月13日、政情不安にもかかわらず、タイ正月のソンクラン祭を祝うイベントが全国各地で催された。 バンコクでは都庁主催の行事などが取りやめになったが、先の衝突に伴い治安部隊が引き揚げ、緊張が解けたことから、衝突で死傷者の出た現場近くのカオサン通でも外国人旅行者や地元の人々が水かけに興じた。 デモ隊が占拠するラートプラソン交差点エリアやパンファ橋エリアでも水かけ用の水が用意され、人々が水をかけ合ってソンクラン祭を楽しんだ。






実父、娘を乱暴しようとし舌かみ切られる

 北部ウタラディット県で、実の父親が15歳の娘を乱暴しようとして、娘に舌を噛み切られるという事件が起きた。地元紙が3月7日に報じた。

 事件が起きたのは、2月28日。中学3年生のゲーちゃん(仮名)が、友人宅で宿題をするためオートバイで外出しようとしたところ、実父のプット(52、 仮名)が突然、「一緒について行く」と言い出した。

 そして、宿題を終え、友達の家からの帰り道、夜道を運転していたプットが、今度も突然、「おはらいをしてやる」といい、人通りのない道に入り、ゲーちゃんを木立の中へ連れて行ったという。

 それから、用意してあった布をしき、ろうそくに火をつけた後、「おはらいの儀式をするから、服を脱ぎなさい」とゲーちゃんに命令。

 その後、プットは下着姿のゲーちゃんを無理矢理乱暴しようとしたが、ゲーちゃんが抵抗。そのため、プットに力一杯、腹を殴られたため、痛みで動けなくなってしまった。

 プットは抵抗できなくなった娘を抱きしめてキス。そして、舌を挿入したところ、ゲーちゃんがこれに強く噛み付いた。そのため、舌が口の中で1・5センチほど切断され、プットは痛みと驚きであわてて林の中を逃げて行ったという。

 その後、ゲーちゃんから事情を聞いた母親はすぐに警察に被害届を提出した。







バンコク首都圏に非常事態宣言

 アピシット首相は4月7日午後6時15分、バンコク都内および近隣県に非常事態宣言を発令した。

 非常事態宣言下では、5人以上の集会ができなるなるほか、政府批判のビラ配布が禁止されるなど言論の自由も一部制限される。

 しかし、5人以上の集会禁止は国会審議や閣議にも適用されるため、法案審議もできなくなることから、政府は非常事態宣言発令には二の足を踏んでいた。

 だが、反政府デモを続けるタクシン元首相支持派「反独裁民主連合」(UDD)
がセントラルワールドなどのあるバンコク最大の商業地区を占拠しているほか、7日には国会議事堂敷地内に乱入。このため、憲法で認められている集会の限度を超えている、として非常事態宣言が発令されることになった。

 同首相は「各国政府から批判を浴びない範囲で、あらゆる方法により事態を沈静化する」と発表。同首相は発言は抽象的表現が多いため、実際にどのような行動にでるかは不明であるが、アヌポン陸軍司令官が武力鎮圧に反対しているため、「次の1手」は今のところはっきりしていない。

 ところで、2008年11月28日、反タクシン派「市民民主連合(PAD)」がスワンナプーム空港およびドンムアン空港を違法占拠した時も、ソムチャイ首相(当時)は非常事態宣言を発令している。

 この時、PADは行政裁判所に発令取り消しを求めるとともに、徹底抗戦を宣言。さらに、PAD幹部のソンティ氏は、「首相が辞任しない限り、空港での抗議集会を継続する」と明言するとともに、「観光業界に与える影響はそれほど大きくなく、またそれは私的なものにすぎない。(この抗議行動により得られる)国家利益に比べれば、たいしたものではない」 とデモ参加者の士気を鼓舞した。

 なお、この空港占拠について後日、「あれは実に楽しい出来事だった」との感想を述べたPAD幹部のひとりが、現アピシット政権のコシット外相。また、この時、アヌポン陸軍司令官は政府に対して、「下院解散」を進言している。



バンコクの非常事態宣言、反タイ政府派は散会拒否

【タイ】7日夕方にバンコク首都圏に非常事態宣言を発令したタイ政府は同日夜、地上波テレビ全局を通じ、バンコクで続いているタクシン元首相派団体「反独裁民主戦線(UDD)」の反政府集会が違法だと指摘し、散会を求めた。また、集会の規模拡大を防ぐため、地方のUDD支持者がバンコクに入ることを検問で阻止し、バンコクから帰郷を希望する場合はバスなど交通手段を提供する方針を明らかにした。軍・警察による集会の強制排除の可能性には言及しなかった。

 非常事態宣言は5人以上の集会禁止、報道統制などを認めるもので、バンコク都と隣接するノンタブリ県の全域、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、ナコンパトム県、アユタヤ県の一部に発令された。

 UDDは東北部、北部など地方の支持者数万人を動員して、3月半ばからバンコクのパーンファー橋周辺、4月3日からは高級ショッピング街であるラーチャプラソン交差点一帯を占拠し、政府に即時解散総選挙を要求している。非常事態宣言発令後も退く気配はなく、支持者に対し、バンコクの2拠点と各県県庁に集まり、政府に圧力をかけるよう呼び掛けた。

 緊迫した状況の中、アピシット首相は東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議出席のため、8―9日、ハノイを訪問する予定。不在中、治安対策はステープ副首相が担当する。








女性の電話番号を聞いただけで射殺される

 3月7日午前6時ごろ、バンコク都フワイクワン区で、仲間の女性の電話番号をきかれたことに腹を立て、相手の乗ったタクシーを追跡した上、2人を射殺する事件が起きた。

 死亡したのはタクシー運転手ランサンさん(24)とピシットさん(20)。ランサンさんは右肩に2発の銃弾を受け、運転席で死亡しており、同乗していたピシットさんは右わき腹を4発、左手首を1発撃たれて死亡していた。

 タクシーは前を走っていた車に衝突。この車に乗っていた女性2人は「交差点で停車していたら、タクシーがつっこんできた。タク シーを襲った人の顔は見ていない」と供述したが、目撃者の証言によれば、銃を撃った犯人はこの車を運転しており、他にも高級車3台がその場に停車していたが、犯行後に逃げ去ったという。

 死亡した2人と一緒にいた友人の話では、「食堂で食事して、店を出る時、ピシットが別の席に座っていた女性の電話番号をきいていた。その後、タクシーに乗っていると、あとから車が追って来て、前方にいきなり割って入って車を止め、罵詈雑言を並べた。そのため、ラ ンサンが汚い言葉で言い返すと、犯人は発砲した」とのこと。

 その後、犯人グループの仲間が運転するBMWがバイク と事故を起こしたことから、この運転手の身柄を拘束し、取り調べたところ、銃を撃ったのはウィサルット(24)という男であることが判明した。

 事件の原因は、被害者を含む4人組が別のグループの女性から電話番号を聞き出したところ、女性の友人である加害者が怒り、店から出てきた被害者グループの乗ったタクシーを数台の車で追跡し、被害者の車を止めると、野球のバットとナイフを持って、被害者に車から降りるよう言った。しかし被害者がこれを無視したため、ウィサルットが銃を取り出して撃ったという。

 警察の調べでは、犯人グループは以前からドラッグ密売に関係しており、その容疑も含めて現在指名手配中だ。







血液作戦、「史上最も異様な抗議活動」に認定

 米国のオンライン紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」は、タイの首都バンコクで「反独裁民主戦線(UDD)」が行った血液作戦を、「歴史上、最も異様な抗議活動」と認定した。

 タクシン支持団体、UDDは、メンバーから採血した大量の血液をペットボトルに入れて、首相府、アピシット首相宅、民主党本部の前でまき散らした。その模様は、各国のメディアを通して世界中にも発信された。

 同紙がこれまでに認定した世界の「異様な抗議活動」には、毛皮反対を訴える「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」が香港で行った檻の中からの抗議、環境保護団体「シーシェパード」が日本の調査捕鯨船に腐ったバターを投げ入れた事件などが入っている。







教会でセックスしていた警官、停職処分

ドイツ南部インゴルシュタット郊外で、警察官(26)が勤務時間中に教会でセックスをした疑いで停職処分を受けている。地元警察の広報によると、警察官は懲戒処分を受け、宗教活動を阻害した罪で刑事告発される可能性がある。

警察官は昨年大晦日、教会で女性と一緒にいるところを訪れた信者に目撃された。2人はその場から逃げたが、教会関係者が警察官を特定した。

警察官は翌日、停職処分を受けた。宗教活動の阻害は、最高で懲役3年が科せられる。







学校サボり白昼乱交、タイ女子高生ら16人補導 

タイのテレビ報道によると、23日昼ごろ、南部ナコンシータマラート県の警察署に、未成年の男女数人がモーテルに入ったという通報があり、現場に駆けつけた警官、学校関係者らが、モーテルの室内にいた女子高校生と男子専門学校生、計16人を補導した。このうち数人は裸だった。現場に同行した女子生徒の母親は自分の娘を怒鳴りつけ、同きんしていた男子生徒を数回けった。補導の様子はテレビカメラで撮影され、全国放送された。

 補導された生徒らは、度々学校を抜け出し乱交を楽しんでいたと話している。








ミャンマー北部、産業化懸念 女性の誘拐急増 嫁不足・中国で売買

中国雲南省と国境を接するミャンマー北部で誘拐され、嫁不足が深刻な中国農村部に売られる女性が急増していることが3日までに、明らかになった。1日付の中国誌、中国経済週刊が報じた。

 国境地域の警察当局者によると、2009年に誘拐され、強制的に農村部の男性に嫁として売られたミャンマー人女性は268人で、08年の87人から約3倍に増えた。これは捜索願が出て救出された事例だけで、実際の被害者数はさらに多いとみられている。

 家族の中には誘拐され売られたとは思わず、中国でよりよい暮らしをしていると信じているケースもあるという。反人身売買グループ代表者は同誌に対し、「近隣諸国では中国経済の好況を称賛している」と述べており、ミャンマーなどでは、中国国内で問題となっている都市と農村部の格差を知らず、中国での生活に幻想を抱いている様子がうかがえる。

 一人っ子政策が続く中国では働き手となる男児を望む夫婦が多い。その結果、05年の統計では男女の比率は120対100。専門家は20年には適齢期の男性約2400万人が結婚できなくなると見積もっている。特に安徽省、湖北省、河南省など発展の遅れた農村部では外国人女性との結婚を希望する未婚の高齢男性が増加している。

 それに目をつけたグループが、誘拐、輸送、引き渡しのネットワークを作り上げている。誘拐が産業化したことで売買価格も急騰。雲南省の警察当局者は「08年には容姿端麗の女性で2万~3万元(約26万~40万円)だったのが、09年には魅力的ではない女性でも最低3万8千元(約50万円)になった」と明かしている。中国農村部の嫁不足解消は期待できず、被害女性の増加が懸念されている。







「働かないので漬け物石で殴った」同居男性殺害容疑で女逮捕

警視庁牛込署は7日、自宅で同居の知人男性を殺害したとして、殺人容疑で東京都新宿区富久町、パートタイマー、根本京子容疑者(55)を逮捕した。

 同署によると、根本容疑者は「男性が働かず、将来を悲観した。漬け物石で頭を数回殴り、毛布で口をふさいだ」と供述している。

 逮捕容疑は、7日午前11時半ごろ、東京都新宿区のアパート一室で、寝ていた50代の無職男性の頭を数回殴るなどして殺した疑い。

 この日は家賃の支払日だったという。根本容疑者は7日午後2時ごろ、警視庁に「男を殺しました」と自首した。



『家でごろごろしやがって』といわれて頭に来た。ちょっとやり過ぎた 同居人殴り、死亡させる 傷害致死容疑で無職男を逮捕

同居していた母親の内縁の夫を殴って死亡させたとして、警視庁城東署は、傷害致死の疑いで東京都江東区大島の無職、中川淳容疑者(38)を逮捕した。同署によると、中川容疑者は「(同居人に)『家でごろごろしやがって』といわれて頭に来た。ちょっとやり過ぎた」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、23日未明ごろ、自宅マンションで母親(58)の内縁の夫でパチンコ店従業員、坂部勝則さん(64)の顔面を殴るなどし、死亡させたとしている。

 同署によると、中川容疑者は坂部さん、母親と3人で同居していた。23日は坂部さんと母親が帰宅した後、中川容疑者と坂部さんが口論から殴り合いとなったという。坂部さんはその後就寝したが、午前10時ごろに起こしに行った母親が、ベッドの中で冷たくなっているのを発見、119番した。坂部さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

 母親は「夫が酒を飲んで帰宅すると、息子とたびたびけんかになった」と話しているという。

 同署は司法解剖を行い、死因を詳しく調べる。







ドラえもん人形の葬式で「母」号泣

 2月2日、アユタヤ県で、子供のようにかわいがってきたドラえもんの人形の葬式が行われ、数百人が参列した。

 葬儀は普通の人と同じように行われ、棺の前には写真が飾られ、「ジウイちゃん」という名前と生没年が記されていた。数多くの参列者が訪れる中、喪主のプラップルンさん(48)とその家族は読経に耳を傾けていた。

 プラップルンさんはドラえもんの葬儀を行ったことについて、次のように語った。

 「私は病院の雑役係として働いています。3年前に白血病になり絶望し、仕事や家族にもトラブルが起きたので、有名な寺を巡っていたところ、サラブリ県のある寺の高僧に出会いました。高僧は私にドラえもんの人形をくれ、これを子供と思って世話するようにと言いました。

 その後、人形を世話するうちに、不思議と人形に命があり、成長しているように思えてきました。それで家族ともども、ドラえもん人形を子供同様にかわいがっていたところ、運が向いてきて、宝くじに何度もあたったので、暮らし向きがよくなりました。商売が繁盛し、私自身は病気も治り、100万バーツの家を建てることができました。

 どこへ行くにも人形を連れて行きました。ジウイという名前をつけ、幼稚園にも行かせました。幼稚園には、ジウイのための机やロッカーがあり、子供たちも怖がることなく、ジウイと遊んでくれました。

 ところが、昨年10月18日の午前1時20分、突然ジウイから別れを告げる声がきこえました。ジウイは普通の人と同じようにお葬式をしてくれと言っていました。そこでジウイをくれた高僧にお経を読んでもらい、2月2日に火葬することにしました」

 幼稚園の先生によれば、ジウイが来てから、子供たちはみな楽しく幸せそうだったという。

 葬儀は通常と同様に行われ、人形がおさめられた棺を開き別れを告げたとき、プラップルンさんは棺にすがって号泣した。

 プラップルンさんや親族、幼稚園の先生、生徒、さらに見物人およそ500人が見守る中、棺は荼毘に付された。ただ、実際には人形は焼かずに、元の持ち主の高僧へ返されることになった。

 プラップルンさんは葬儀を終え、これからはまた病院の雑役係として働くかたわら、折に触れてタンブンをし、ジウイの霊を慰めたいと話している。

ドラえもんのぬいぐるみ、アユタヤの寺で葬儀

【タイ】タイのテレビ報道によると、中部の古都アユタヤの仏教寺院で1日、ドラえもんのぬいぐるみの葬儀が営まれ、住民数十人が参列した。

 喪主は地元の女性、パラップルンさん(48)。数年前、重い病気を患っていたパラップルンさんを励まそうと、親せきの僧侶がドラえもんのぬいぐるみをあげたところ、しばらくして病気は全快。このぬいぐるみが生きているように思えてきたパラップルンさんは「ジーワイ」という名前を付け、制服を着せ登校させたり、誕生日パーティーを開いたりと、実の子同様に面倒を見てきた。今回の葬儀は夢に出てきた「ジーワイ」に「寿命が尽きたので葬儀を行ってほしい」と頼まれたためで、要望通り、読経あり、音楽ありと人間と変わらない本格的な葬儀となった。









韓国保健省が子作り奨励、帰宅促すために月1度はオフィスを強制消灯。

いま、先進国を中心に深刻な問題となっているのが少子化の流れ。日本でも未婚率の上昇や晩婚化、雇用不安といった“子どもを作りにくい環境の問題”が山積し、将来的に高齢者を支える基盤や経済規模の縮小といった懸念が上がっている。お隣の韓国も、似たような少子化問題を抱えているが、この問題を管轄する保健福祉家族省が、先日、率先してある対策を打ち出した。それは毎月第3水曜日に同省内を19時で完全消灯するという試みで、職員に「早く帰宅して子作り」するよう奨励しているという。

英放送局BBCなどによると、この試みが始まったのは1月20日から。チョン・チェヒ保健福祉家族大臣は2008年9月の就任当初から出生率の上昇を優先課題に掲げており、その対策の一環として今回の完全消灯が実行に移された。韓国は2000年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの推計値)が1.47だったのに対し、2005年には1.08まで下落。2008年は1.19まで回復を見せているが、それでも日本の1.37(2008年)を下回って世界最低水準となっており、急激な少子化傾向に危機感を強めている。

加えて公務員全体の出生率平均は1.82だが、保健福祉家族省の職員はこれよりも下。率先して対策を打つべき省にとっては“皮肉”な状況だ。その原因は職場の忙しさにあると見られ、省内では数年前から早く帰宅するよう促していたが、現実には職員の多忙さは変わらず。そこで打ち出されたのが、毎月第3水曜日に省を挙げて強制的に帰宅させる「ファミリーデー」というイベントだった。

この日は19時をもって省内の電気を完全に消灯。職員は真っ直ぐ家に帰って家族サービスに時間を使うよう奨励するとともに、「より多くの子どもを」と同省は期待をかけているという。完全消灯の実施は同省では初めての試みで、スポークスマンによれば「プレスルームだろうが、例外なく電気を消す」(韓国紙コリア・タイムズより)という徹底ぶり。当面は「職員の子どもの数を平均2人まで増やすのが目標」と話している。

そのほか、同省は男女関係なく育児休暇取得による不利がないよう注意を払い、例えば1歳未満の子どもを持つ女性職員に柔軟なスケジュールで対応するなど、職場環境も整えるそう。大臣は「高齢者を支える子どもたちが、大きな負担を抱えることになるという問題は差し迫っている」(コリア・タイムズ紙より)と、少子化対策が緊急を要する最重要課題であるとの認識で、まずは出生率が低水準だったおひざ元から手を打った形となった。

ちなみに、同省は「結婚して出生率を向上させて欲しい」との考えから、未婚職員に出会いの機会を斡旋する試みも1月7日に発表している。具体的には、同じビルに入っている民間企業で働く人や周辺の省庁職員との合コンやサークル活動の場を同省が率先して設けるという施策。こうした試みがどの程度の効果をもたらすかは未知数だが、数年後に改善の報告が出されるのか、注目しておきたいところだ。 .






インドの裁判所、エイズ防止のために『セックス面会』許可!.


.インドの刑務所がエイズ拡散の原因になっているという指摘が相次ぐなか、服役者らの“セックス面会”を許可する法案が検討されようとしている。

15日、現地メディアが伝えたところによると、ボンベイ高等裁判所はエイズの感染拡大を防止する目的で、服役者らが定期的に夫婦関係を結べるような法案をマハラシュトラ州政府に検討するよう求めた。
同裁判所は「刑務所内における同性同士の不自然なセックスがエイズ陽性患者を増加させている」とし、2~3年以上の長期服役者が妻とプライベートな空間で会うことができるような法案を検討するよう指示した。

“セックス面会”が必要であるという意見の提唱者、Anand Grover氏は「刑務所内で確かにセックスは存在している。だが、それを分かりながらも知らないふりをしてきた」と話し、「服役者のセックスが認められている国はヨーロッパやアジアにもある」とその必要性を訴えた。

これに対してMajumdar裁判官は、「服役者にもセックスが必要なときがある」として、「服役者とその妻に1カ月に1~2回程度セックスができるようにプライベートな空間を提供できるかどうか検討すべきだ」とGrover氏の考えを認めた。

また、同裁判所は刑務所内にエイズ検査ができる医療施設と医療スタッフを配置することを併せて指示した。







「妻」17人に子ども37人 イスラエル警察が男を逮捕

 イスラエル警察は14日、17人の「妻」に37人の子を産ませ、少なくとも3軒のアパートで奴隷化していたとして、強姦(ごうかん)と人身売買禁止法違反(奴隷化)などの疑いで、「救世主」を自称するゴエル・ラツォン容疑者(60)を逮捕したと発表した。同国メディアが報じた。

 同容疑者は、「妻」たちは自分の意思でとどまっていたと主張、容疑を全面否認している。

 地元報道によると、子どもの中にはラツォン容疑者が自分の子に産ませた孫も含まれている。昨年放映されたテレビ番組では「妻」が32人、子どもが89人おり、女性の一部は「彼はわれわれを苦境から救ってくれた。救世主だ」と話していた。

 ラツォン容疑者は、自分の名前と顔を入れ墨させた「妻」や子どもを最大都市テルアビブ南部のアパートに住まわせていた。(共同)







ロシア人男女4人がパタヤの海岸で性行為

 1月3日早朝、パタヤのジョムティエン・ビーチで性行為をしたとして、ロシア人男女4人が逮捕された。

 通報を受けた警察が駆けつけると、ウェルカム・ジョムティエン・ビーチホテル前のビーチで、白人男性2人、白人女性2人が海に入って集団で性交渉をしていた。

 衣服は海岸に脱ぎ捨てられ、周囲には野次馬も見られたが、4人は人目を気にすることなく行為を続けていた。

 警察はただちに止めるよう命令。服を着せたあと、署へ連行した。逮捕されたのは25歳から30歳までのロシア人男女4人。警察は4人に対し公然わいせつ罪で、1人当たり500バーツの罰金を科した上、釈放した。

 警察によれば、このような行為は国のイメージを損なうものであり、最近外国人の無法な振る舞いによる事件が増えてきていることもあって、旅行者に対し適切なふるまいを求めるPRを検討中とのことだ。







「揉んであげたのに反応がなかったので腹が立った」友人のキンタマを素手で引きちぎった男を逮捕

 ドイツ西部の都市、デュッセルドルフにて友人のキンタマを素手で引きちぎった男が逮捕されていたことがわかった。罪状は性的虐待罪、および重大な身体障害を負わせた罪。

 男の名前はハンス・O(45)。昨年9月2日、ハンスは友人のアレキサンダー・Jとデュッセルドルフ近くの町ノイスで落ち合い、そのまま2人はハンスの家で酒を飲むこととなった。

 酔いがまわり、アレキサンダーがソファーで眠り始めたところ、ハンスはおもむろに友人のズボンを脱がすとそのまま性器をなでまわし始めたという。

 しかし、アレキサンダーは無反応。これに激怒したハンスは、そのままキンタマを捻り上げて引きちぎり、取れたキンタマを窓の外に放り投げてしまった。

 タマらないのは突然の激痛に襲われたアレキサンダーだ。彼は致命的な怪我にもかかわらず2キロ離れた自宅に逃げ帰り、母が呼んだ救急車によって病院に運ばれ、なんとか一命は取り留められた。

 警察に逮捕され、先日デュッセルドルフ地方裁判所に出廷したハンスは事件について「何も言うことはない」と黙秘を貫いている。なお、キンタマは後日、屋根の上から発見された。







卒業式は女装禁止 タイ学長会議

【タイ】ニューハーフの大学生グループが卒業式で女子学生の制服着用を認めるよう求めていた問題で、タイの国公立大学当局は21日の学長会議で、要望を却下した。議長を務めたチュラロンコン大学のピロム学長は「日常では女装を許容するが、卒業式では社会秩序を重んじるべきだ」と述べた。タイ字紙コムチャットルクなどが報じた。

 この問題については、12日に開かれた、タイに40校ある国立ラーチャパット大学の学長会議でも、▽王族から卒業証書を授けられる際に、名前と服装が一致しない▽認めれば性同一性障害の女学生も男装の権利を主張する――などを理由に、禁止と結論していた。

 タイの国公立大学の卒業式は、王族が卒業生1人1人に卒業証書を手渡すことから、タイ人の間では人生最大級のイベントと受け取られている。念入りにリハーサルが行われ、卒業証書を受け取る瞬間の写真は家々に飾られる。性転換者、同性愛者に寛容なタイ社会だが、こうした事情から、卒業式は格別という判断が下ったもようだ。







「本物が働け」 バンコクの警官人形撤去

【タイ】バンコク首都圏警察のサンターン司令官は17日、首都圏の道路脇に立つ警官の人形をすべて撤去し、派出所の窓に張られた遮光フィルムも外すよう命じた。司令官は人形撤去について、「本物の警官に働かせる」「人形任せで警官が怠ける」などと説明。遮光フィルムに関しては、派出所に警官がいるかどうかわからないという苦情があったという。








「殺すなら殺せ」と言われ妻を5階から落とす 会社員を逮捕

 福岡県警筑紫野署は28日、妻をマンション5階の自宅ベランダから転落させたとして、殺人未遂の疑いで同県春日市下白水南、会社員、中道徳治容疑者(27)を逮捕した。妻の智美さん(30)は15メートルほど下の敷地内の芝生に落ち、骨盤骨折などの重傷を負ったが、命に別条はないという。

 逮捕容疑は27日午後9時40分ごろ、金銭問題をめぐって智美さんと口論になり「殺すなら殺せ」などと言われたことに立腹。智美さんの体を抱え上げ、高さ約1.2メートルのベランダの柵越しに転落させたとしている。

 同署によると、中道容疑者は「殺意はなかった」と供述している。









鬼畜養父、年越し祝い代わりに13歳少女を強姦

 コム・チャット・ルゥク紙によると、ナコンパトム県県都内在住の36歳の女性が13歳の実の娘を連れ警察を訪れ、43歳の新しい夫が少女に対して性的な虐待を加えたと訴えた。

 女性によると、31日夕方に仕事を終え帰宅したところで、娘が新しい夫から性的虐待を受けているのを目撃してしまい、娘から事情を聞いた上で被害を届ける為に警察を訪れたという。

 被害にあった、県内の有名校のマタヨン1年(中学1年にほぼ相当)過程に通う娘によると、小学校4年頃から、母親がいない時に養父から度々性的な虐待を受けていたが、拒否すると代わりに現在11歳になる妹に対して性的暴行を加えると養父から脅され拒否する事も出来ず、また、母親に告げたら妹に暴行を加えると養父から脅されていた為被害を訴える事が出来なかったという。

 警察側は、少女に対する医師による検査を終えた後に、検察の業務開始を待って再度事情聴取を行った上で少女の養父に対する逮捕状を取得する方針である事を明らかにした。

 警察によると、少女の養父は過去にスパンブリー県ソーンピノーン郡内のトゥンコーク署からジャケツイバラ科の木を盗んだ容疑で昨年4月16日に日時指定された出頭状が発行されていたが、出頭を拒否していたという。







2009年、話題になった三面記事

<外国人犯罪が増加>

◆狂乱のオーストラリア人、タクシーを盗んで逃走
 バンコク都内トンロー地区でオーストラリア人が盗んだタクシーの中に立てこもり、暴れるという事件が起きた。

 オーストラリア国籍のキップサン・ウィンセント・ブルース容疑者(50)は1月6日午前4時ごろ、都内スクムビット通りでタクシーを呼び止め、行き先を告げないまま乗り込んだという。そのため、運転手はそのまま運転していたが、スクムビット通りソイ22に近づいたところで、同容疑者は急に停車するように指示、すぐ近くのコンビニエンスストアに入っていった。

 その直後、ブルース容疑者はビール瓶2本を抱えて店から飛び出してきて、その後を従業員が追ってきた。タイでは深夜の酒類販売は禁止されているため、従業員に販売を拒否された同容疑者は強引にビールを店外に持ち出し、タクシーに乗り込んでしまった。

 そのため、運転手のパノムポンさん(40)が従業員と話をするために車を降りた隙に、タクシーは急発進。パノムポンさんは慌てて警察に通報した。

 その日の午後、ブルース容疑者の乗ったタクシーはトンロー地区で発見されたが、同容疑者は車から降りようとせず、内部からガラスを割るなど、大暴れ。このため、警察では催涙ガスを使用し、逮捕した。

 なお、逮捕時、ブルース容疑者と警官が乱闘となり、警官数人が負傷している。

◆ドイツ人退役軍人、女性にだまされ無一文に
 バンコク都内トンロー地区の公衆電話ボックスとバス停留所の広告掲示板に放火したドイツ人の男が逮捕された。

 3月3日の深夜から4日の早朝にかけてトンロー地区の公衆電話ボックス11カ所と、バス停3カ所の広告掲示板が放火された事件を捜査していた警察は、防犯カメラに記録されていた映像などをもとに、ドイツ人のベッカー容疑者(64)を逮捕した。

 ベッカー容疑者は元軍人で、現役時代、タイに4、5回、旅行者として訪れていた。タイがすっかり気に入った同容疑者は退役後、タイに住んで不動産業を営むため、財産の大半を持ち込んだが、これをパタヤに住むタイ人女性にすべてだまし取られてしまった。

 ベッカー容疑者は年金を受給しているが、これを引き出すためのATMカードも持ち去られたことから、ほぼ無一文になり、祠にまつられている地酒を 盗み飲み、ゴミ箱でたばこの吸い殻をあさり、さらには、公衆電話のコイン返却口にある取り忘れたコインを回収して、生活していた。

 事件を起こした日は、かなり酔っていたことから、返却口に硬貨のない公衆電話ボックスを腹いせに放火したという。

 路線バス停留所の広告掲示板を放火したのは、「俺が停留所で寝ていたらタイ人の浮浪者に『そこをどけ』といわれて、追い出されてしまった。俺が寝ることができないなら、他の浮浪者も寝ることができないようにするため放火した」と供述している。

 なお、逮捕後、ベッカー容疑者は「違法行為ということは分っていた。もう2度としないので、許してほしい」と話していた。

◆ロシア人観光客、遊びすぎ文無し、万引き
 6月21日午前4時ごろ、パタヤ市内のコンビニエンスストアでロシア人の男がインスタントラーメンを盗んで逮捕された。

 犯人は観光客のフィアドトトロフ容疑者(38)。店員によれば、同容疑者は知り合いとおぼしき外国人といっしょに入店し、すこし店内を歩いた後、インスタントラーメン2袋を手にすると、すぐに店外に飛び出ていったという。

 そのため、店員が追いかけ、容疑者の身柄を拘束。警察に連絡した。

 調べにより、フィアドトトロフ容疑者はパタヤのオープンバーに勤務する女性とともにあちこち遊び歩いているうちに、文無しになってしまったことが判明。

 事件当日は、食事をする金もなくなり、空腹のあまり万引きを思いついたとのことだ。


<夫婦間トラブル、今年も多発>

◆浮気相手とこっそり結婚 、本妻が式場に乗り込む
 1月11日午前8時ごろ、中部アユタヤ県バンバン郡の民家で行われた結婚式に、新郎の「本妻」が子どもを連れて乗り込むという「事件」が起きた。

 工場に勤務するデーチャーさん(33)と新婦カイさん(仮名、33)との結婚式がこれから行われようとしていた時、デーチャーさんの本妻であるスパトラさんが、2人の子どもを連れ、会場にやってきた。

 スパトラさんによれば、デーチャーさんとは8年前に入籍。その後、7歳の女の子と、1歳の男の子をもうけている。デーチャーさんがしばしば外泊していたことから、浮気をしていることは知っていたが、「まさか結婚式まで挙げるとは思ってもみなかった」という。

 スパトラさんが結婚式のことを知ったのは、挙式の前日。この日は「子どもの日」だったため、「いくらなんでもこの日ばかりは帰ってくるだろう」と 待っていたが、まったく連絡なし。さらに、友人から「あなたのだんなさん、明日、結婚式を挙げるらしいわよ」との電話が入った。

 そこで、スパトラさんは警察署で相談するとともに、子ども2人を連れて、結婚式場を訪ねることにした。

 一方、新婦の父親によれば、デーチャーさんに結婚歴があることは知っていたが、すでに正式に離婚していると聞かされており、デーチャーさんの両親 も、正式に挨拶に来たため、その言葉を信用したという。また、デーチャーさんとカイさんとは3カ月前から同居していたとのことだ。

 しかし、今回の騒動で、新婦の両親は、「スパトラさんとのことをきちんとするまでは結婚は絶対に認めない」と明言。また、7万バーツ相当の新郎からの結納金については、「恥をかかされたので返さない」と話している。

 なお、スパトラさんは日系企業の工場で働いているが、「私だけの収入では子どもを養っていけない」として、離婚に応じる考えはないとのことだ。

 ところで、デーチャーさんであるが、「本妻」と子どもが押しかけてきたことを知ると、式に招待した友人らとともに式場から逃げ出したという。

◆性交渉を強要された妻、夫の舌をかみ切る
 3月23日朝、東部チョンブリ県内の病院に負傷した夫婦が入院したことから、病院側が警察に通報した。

 調べによれば、入院したのは、サイピンさん(41)とその夫のサムリさん(50)。サイピンさんは顔面・身体がアザだらけで、片目は開けることができない状態だった。また、サムリさんは舌の一部がちぎれていた。ともに近くの工事現場で寝泊まりしている作業員。

 2人によれば、前夜、仲間と酒を飲んでいたという。そして、酒宴がお開きとなり、それぞれの部屋に戻ったところで、性欲の高まったサムリさんがサ イピンさんに性交渉を求めたところ、眠かったサイピンさんはこれを拒否。すると、激怒したサムリさんが殴る蹴るの暴行を加えた。

 そして、妻がぐったりしたのを見たサムリさんが性交渉に及ぼうと、まずキスをしようとしたところ、怒り心頭に達していたサイピンさんはその舌をかみ切り、ちぎれた部分を投げ捨てた。

 その後、2人は酔っていたこともあり、病院に行かずに就寝。しかし、翌朝、ともに痛みに耐えきれず、通院することにした。

 やってきた警官に対して、2人はともに相手を傷害罪で起訴する意向を示したという。

 なお、サムリさんの舌であるが、医師によれば、病院にやってきた時にはかなりの時間が経過していたことから、接合は不可能とのことだ。

◆夫刺殺の献身妻、裁判所が執行猶予の判決
 暴力亭主を刺殺したが、執行猶予付の判決を受けた女性が、TVトーク番組に出演。タイで話題となっている。

 この女性は東北部シーサケット県に住むニタヤさん(30)。殺害した夫(33)とは8年前に結婚し、最初は幸せな生活を送っていたが、3年目から夫の態度が豹変。仕事をまったくしなくなり、酒浸りとなった。さらに、覚せい剤を常用するようになったほか、浮気はするわ、すぐに暴力をふるうわ、と妻を奴隷のように扱っていた。

 事件が起きたのは、今年6月13日。日雇いの仕事を終え、疲れて帰ってきたニタヤさんに「酒を買ってこい」と命令。ニタヤさんが、「すぐ食事の用意をします。その後、買ってきます」と言ったところ、この夫は「バカ野郎。今すぐ買ってこい」と叫ぶと、近くにあった棍棒を手にして殴りかかってきたという。

 そのためニタヤさんはとっさに手にしていた包丁で、夫を刺してしまったとのことだ。

 しかし、裁判では正当防衛が認められ、執行猶予2年と、実刑判決を逃れることになった。

 ニタヤさんは出演した番組で、「どうしてさっさと離婚しなかったのか」との司会者の質問に、「一度結婚したら、何があっても、その夫のために尽くそうとずっと決めていました。そのため、どんな仕打ちを受けようとも、我慢していました」と答えていた。


<犬が事件の主人公>

◆プードル犬、暴行犯から少女守る
 2月14日、15歳と17歳の少年3人が強盗、強姦未遂の容疑で隠れ家で寝ているところを逮捕された。

 被害者はチャンタブリ県の高等専門学校に通うスアイさん(仮名、21)。13日の夜、スアイさんは所用を済ますため、ペットのプードル2匹(1歳2カ月の「ナムワン」と8カ月の「ムーワン」)をオートバイのカゴに入れ、外出した。

 そして、村の中を運転していると、若者3人の乗ったオートバイが近づいてきて、いきなり蹴飛ばされたことから転倒。その後、若者3人はオートバイから降りると、乱暴するため、スアイさんのズボンとシャツを脱がそうとした。

 抵抗するスアイさんの横で1歳2カ月のプードル「ナムワン」が犯人3人に向かって激しく吠える一方、8カ月のプードル「ムーワン」は全速力で家に引き返し、家の玄関の前で狂ったように吠え続けた。

 そのため、家から出てきたスアイさんの父親は愛犬の様子から「娘の身になにかあったに違いない」と直感。オートバイのエンジンをかけると、プードルはそれを先導するかのように元来た道を駆け戻った。

 すぐに、父親は娘が乱暴されかけている現場に到着。若者3人を怒鳴りつけるとともに、大声で村人に助けを求めた。そのため、驚いた3人はスアイさんのオートバイを盗み、慌てて逃走した。

 なお、3人は以前にも同様の犯行を繰り返していたという。目的は、奪ったオートバイを解体して部品を近隣諸国に売ることだが、たまたま美人が運転していた場合のみ、乱暴していたとのことだ。

<珍奇事件>

◆ゴミ回収業の女、赤ん坊の肉刻んで調理
 3月25日、赤ん坊の肉を刻んでバジル炒めを作ろうとしていた女性が逮捕された。

 警察によれば、バンコク都内パホンヨティン通りの高架橋の下に住むナーンチャニー(32)が、お昼御飯に、ひき肉のバジル炒めを作ろうとしていたところ、通りかかった救急救命士のピヤポンさんが、使っている肉の中に爪のついた指を発見。そのため、「人肉ではないか」と疑い、警察に通報した。

 警察が調べると、内臓と混ぜられた肉の中に、爪のついた指が4本見つかり、指の大きさから、赤ん坊のものとわかったが、頭や胴体は発見されなかった。

 ごみあさりをして、使えそうなものを売って生計を立てているナーンチャニーは、「24日に、住宅地のゴミ捨て場で袋に入った肉を見つけた。誰かが捨てた鶏肉かなにかだと思ったので、刻んでひき肉のバジル炒めを作って食べようとした。人肉だとは知らなかった」と話していた。

 ナーンチャニーの供述に基づき警察は捜査を開始。その結果、近くのアパートに住むナートナパー(20)が容疑者として浮上した。

 警察官の尋問にナートナパー容疑者は、「妊娠5カ月のとき夫が自動車事故で死んだ。日雇いでお金もなく、子供を産んでも育てられないと思ったため、薬を飲み、中絶した。しかし、違法中絶がバレて捕まるのを恐れ、子供の体を切り刻んでトイレに流した」と供述。

 しかし、排水溝がつまってしまったため、捨てた人肉を取り除いた後、袋に入れ捨てたとのことだ。

<生活苦から刑務所入り希望>

◆食うに困った失業者、市場で女性にわいせつ行為
 6月6日午前11時ごろ、東北部コンケン県の市場で買い物に来ていた複数の女性の胸をわしづかみにしていた男が逮捕された。

 この男は現場作業員をしていたウィラート容疑者(30)。事件の数日前に解雇され、その後、仕事を探していたが、学校を出ておらず、住所不定だったことから誰も雇ってくれなかった。

 そのため、すぐに一文無しとなり、コンケン県内の市場で物乞いをしたが、お金を恵んでくれる人は誰もいない。食事はできず、寝るところもない生活が続くなか、「刑務所に入れば、無料で食事ができ、しかも、宿泊代もタダ」と考えた。

 そこで、刑務所に入る方法を考えた末、思い付いたのが、市場に買い物に来た女性の胸をつかむことだった。ただ、若い女性の場合、恥ずかしがって警察に通報しないこともあると思い、30歳以上の女性に的を絞ることにした。

 事件当日は朝から市場に行き、数人の女性の胸をすれ違いざま、わしづかみしたが、慌てて逃げ出すだけで、誰も警察官を呼ぼうとしなかった。

 それでも、続けて、女性の胸をつかみ続けたところ、ようやく、教師をしている43歳の女性が、大声で「変態よ。助けてちょうだい」と叫んでくれた。

 これで容疑者は市場の商人や買い物客により取り押さえられ、警察に突き出されることになった。

 警察では容疑者の望み通り、わいせつ容疑で起訴する方針という。

<夜遊びは危険がいっぱい>

◆ぼったくりカラオケ、飴玉1個が300バーツ
 バンコク都ラクシ地区のガーンウォンワン通り沿いにあるカラオケ・レストラン『メロディー』でぼったくられた元警官が、被害届を出したことから、地元紙に大きく報道されたが、実は、これ以前にも「被害者」が続出しており、警察がそれを事実上放置していた事実が明らかになった。

 今回の「被害者」は元警官のアッタパンさん(42)。10月19日午後8時に入店。ウィスキーをボトルで注文したほか、ホステスを2人つけ、午後 11時30分に会計したところ、金額は3万バーツを超えていた。ホステス2人のドリンク代が1万バーツだったほか、他店では無料で配られる飴玉1個が 300バーツとなっていた。

 このため、アッタパンさんは激しく抗議。すると、奥から用心棒とおぼしき男数人が出てきて、「払わないなら、無事に店から出られると思うな」と脅迫された。しかし、それでも交渉を重ねた結果、1万6000バーツ代にまで下がった。

 だが、その時、アッタパンさんの所持金は7000バーツ。このため、ATMで現金を引き出すよう強要され、用心棒とともにATMに向かい、現金を引き出し、残金を支払ったことでようやく解放された。

 その後、店側が出した請求書を持って、プラチャーチューン署に被害届を出したが、警察署では、「これだけでは警察が動くことはできない」として、消費者保護委員会に訴えるよう助言しただけだった。

 同警察署によれば、問題のメロディーカラオケは5月-6月頃にオープンしたが、これまでに、異常に高額な料金を請求されたとして、10人以上が警察に被害届を出したという。その度に、警官が店に出向き、値下げ交渉を助けたとのことだ。

 なかには、自家用車やオートバイを店に差し押さえられた客もいたが、店側は「客が自分の意思で差し出した」と説明したため、警察では、それ以上問題にはしなかったという。

 なお、アッタパンさんの値引き交渉後の請求書であるが、氷代550バーツ、おしぼり代200バーツ、飴代1個100バーツ、オレンジジュース26杯3900バーツ、ホステス代7400バーツなど、合計1万6350バーツとなっていた。



外道事件簿2009

外道事件簿 2009
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。

外道市民記者からの報告もレポートもお待ちします。
右は正月に燃えたカーボーイの風俗店。

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Last updated: 06/12/2011 13:46:01
外道の細道

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タイ警官運転のトラックがバイクはねる 3人死傷もおとがめなし

バンコク近郊のサムットサコン市で6日、男性警官が運転するピックアップトラックがバイクに衝突し、バイクに乗っていた女性(42)と女児(1)が死亡、少年(15)が重傷を負う事故があり、10日、警察の対応を不満とする遺族や住民数十人が所轄署の前で抗議集会を行った。遺族によると、男性警官が飲酒していたという証言があるにもかかわらず、警察は捜査を行わず、葬儀にも来なかった。








夫の罵声に激怒、男性器切断後に刺殺

12月1日午前2時すぎ、中部ロッブリ市警に、妻が夫を刺殺した、との通報が入った。

 警官が現場となった平屋に駆けつけると、ベッドの上では、サクリンさん(35)が全裸で死亡していた。左胸には鋭利な刃物で刺された傷があり、男性器はほぼ切断寸前の状態だった。

 また、パブで歌手として働いている妻のサイフォン(33)が遺体にすがりついて号泣していた。

 サイフォンが落ち着くのを待って取り調べたところ、事件当夜、サクリンさんが酔って「性交渉をしたい」と迫ってきたという。しかし、サイフォンはその気がなかったため、これを拒否。

 すると、サクリンさんはさんざん口汚く罵り、そのまま、寝てしまったという。

 しかし、どうしても腹の虫が収まらないサイフォンは、寝ているサクリンさんの下着を剥ぎ取ると、果物ナイフを男性器に振り下ろした。

 そして、あまりの激痛にサクリンさんが飛び起きると、今度は胸にナイフを突き刺した、と自供した。

 サイフォンは、「殺す気などなかった。でも、ひどい言葉で罵られたので我慢できなかった」と泣きながら警官に話していた。








韓国人男性、一文無しになり大暴れ

 韓国人旅行者が10月25日、バンコク都内ラチャダピセク通りソイ10のコンドミニアム「シティーホーム」6階から飛び降りるというトラブルが起きた。

 この男性は10月初めにタイに入国したキム・テウ(30)。 6階のベランダで包丁で自身の手を刺しながら、大声でわめいていた。通報ですぐかけつけた警官は、地面にクッションを敷き詰めるとともに、自殺を思い止まるよう説得。しかし、2時間後、上半身裸になり、龍の入れ墨を誇示した後、飛び降りてしまった。

 しかし、クッションのおかげで、ほとんど負傷はなく、ナイフを手にしたまま、「近寄ったら殺す」と叫びながら、大通りを走って渡ると、最寄りのホテルに乱入。2階のトイレに立てこもった。

 キムはトイレのドアの前に鉄製の物置台を置いて、ドアが開かないようにし、中で大暴れ。警官は3時間ほど出てくるよう説得したが、まったく聞き入れる様子がなかったことから、ドアを壊して中に入り、キムを取り押さえた。

 警察署での取り調べに対してキムは、「所持金をすべてなくし、途方にくれ、知人宅に身を寄せていた。韓国の親戚に送金を依頼していたが、いつまで経っても届かず、ストレスが高まり、自殺しようとした」と供述している。







毛布奪い合い夫を刺殺 タイ東部パタヤ

【タイ】タイのテレビ報道によると、灯ろうを流して1年の罪を流すタイの伝統行事「ローイクラトン(灯ろう流し)」が行われた2日夜、東部パタヤ市の警察署に男性が殺されたという通報があり、現場のアパートに急行した警官が乗り合いバス運転手の男性(51)の死体を見つけ、死体のそばにいた男性の内縁の妻(39)を逮捕した。男性は全裸で、胸を刃物で刺されていた。

 妻の供述によると、2人は事件当夜、ローイクラトンに一緒に出かけて酒を飲み、帰宅後、就寝時に毛布を奪い合って殴り合いのけんかになり、妻が包丁で夫を刺した。








95歳差! 112歳男性が17歳女性と結婚

 ソマリアの112歳の男性が、同じ村の17歳の女性と結婚した。男性は5人の前妻との間に13人の子どもがいるが、新しい妻との間に子どもを望んでいるという。

 男性は求婚できるまで女性の成長を待っていたといい、「私の愛を受け入れてもらえるよう、経験を生かしたよ」。結婚式に出席した男性の家族は「女性は幸せそうだった」と話した。

 この男性の長男は80歳。100人以上の孫がおり、3人の前妻に先立たれている。







18歳の下着ドロ、被害者の悲鳴に驚き転落死

 10月10日午前4時ごろ、バンコクに隣接するパトゥムタニ県のアパートの5階から18歳の男が転落死するという事件が起きた。

 死亡したのは職業高等専門学校1年生のゴー容疑者(仮名)。通報を受けた警官が現場に到着したのはすでに救急車で搬送された後であった。なお、同容疑者は病院到着前に絶命した。

 ゴー容疑者はこの日、試験勉強のため、先輩の部屋に泊まっていた。しかし、深夜、何を考えたのか、26歳の女性数学教師の住んでいる隣の部屋にベランダ越しに侵入。鏡台に置いてあったサイフから現金8600バーツ、および下着を盗んだ。

 そして、再びベランダ越しに部屋に戻ろうとしたところで、この女性教師が目を覚まし、ベランダの人影に気付いて、大声で叫んだという。

 その後、この教師は守衛に告げるため1階まで降りていったが、そこで、転落したゴーを目にすることとなった。警察では、悲鳴に驚いて、足を滑らせ、転落したものとみている。

 なお、盗んだ下着であるが、自分の下着の中に隠していたとのことだ。







イラン人、ビーチでセックスし罰金

 観光地の東部パタヤで9月4日、海岸で酒に酔ってセックスしていたイラン人の男女(28、25)が逮捕され、公然わいせつ罪で500バーツの罰金刑となった。
 
 2人を逮捕した警察官によれば、オートバイでパトロール中に、20人ほどの人だかりを発見したため、不審に思い近づいてみると、全裸の男女が行為の最中だった。
 
 取り調べに対し、2人は「ウオツカ1本を空けた」と述べている。







浮気現場に恋人帰宅、同情引こうと指切断



 8月16日、バンコク都内スクムビット通りの民家で、カンボジア人の若い男性が自分の指を大型包丁で切断し、病院に搬送されるというトラブルが起きた。

 この男性はカンボジア人労働者のピンさん(27)。左手の小指を切断しており、近所の住民の連絡で駆けつけた救急隊員により近くの病院に搬送された。

 ピンさんはカンボジア人の恋人、ヌアンさん(32)と同居しているが、16日、日雇い仕事から戻ってきたヌアンさんは、ピンさんが女性と抱き合って寝ているのを目撃。しかも、その女性が、ヌアンさんの友人だったことから、「あなたとはもう別れる」と激怒した。

 このため、ピンさんは平謝り。しかし、ヌアンさんは「別れる」の一点張りだった。

 そこで、ピンさんはなんとかヌアンさんの同情を引こうとして、台所にあった包丁で自分の小指を切断するという暴挙に出た。

 しかし、ヌアンさんはその様子を見て、同情するのではなく、あきれ果てたようで、そのまま、オートバイでどこかに走り去ってしまった。

 その後、少し落ち着くと、今度は、切断した指の痛みに耐えられなくなり、近所の人に頼み、救急隊を呼んでもらったとのことだ。







10代姉妹を強姦、68歳タイ男を逮捕

タイのテレビ報道によると、タイ警察は21日、10代の姉妹を強姦した容疑で男(68)を逮捕し、強姦シーンを撮影したビデオクリップと毎回の強姦について記した日記を押収した。調べによると、男は民間企業を定年退職後、託児所を始め、そこで知り合った姉(19)を8年前から強姦し続けた。1年前から妹(13)も強姦し、たまりかねた姉が警察に通報した。男は姉妹と性交したことを認めたが、合意の上だったと主張。姉妹に渡す金がなくなったので通報されたのだろうと話した。







女好きの住職、住民に追い出される


 遺跡観光で知られるアユタヤ県の寺院で8月10日、住職が女性と密会している僧房を、警官・住民らが取り囲み、この住職を無理やり還俗させるという騒ぎがあった。

 ジェーン寺の住職ソムヨット(49)が自室に女性を連れ込んだことから、10日午前3時、付近の住民約100人が警察を伴い、この部屋を取り囲んだ。

 騒ぎに気づいた女性は地下倉庫に逃げ込んだが、すぐに見つかってしまった。この女性、ジョイ(26)とソムヨットとの間には3歳になる子供もいるとのことだ。

 住民らは、ソムヨットを取り押さえると、その場ですぐ還俗の儀式を強行した後、寺から追放した。ソムヨット住職は迎えに来た親戚の車に乗り、実家に戻ったが、その際、ジョイさんが車に同乗しようとしたところ、親戚は同乗を拒否。このため、言い争いになる場面もあった。

 ソムヨットは10年前に出家。1年ほど前からこの寺の住職になった。しかし、出家後も3、4人の女性と交際していたという噂が立ち、またジョイさんとの付き合いが知られるようになってからは、寺に寄進をする信者が激減したという。

 住民らはソムヨットの部屋などを水で洗浄。「これでやっと元の寺に戻った。安心して寄進ができる」と喜んでいたとのことだ。







在外公館の邦人援護、16年連続で在タイ大使館が最多

【タイ】日本の外務省によると、2008年に在外公館が取り扱った海外での事件、事故にかかわる日本人の援護件数は前年比2・5%増の1万6364件、対象者は2・6%増の1万8098人だった。援護件数が最も多かった在外公館は16年連続で在タイ大使館で1231件。次いで上海総領事館(1165件)、在ロサンゼルス総領事館(920件)、在フィリピン大使館(853件)が続いた。

 援護件数のうち、犯罪被害は5998人で、「窃盗」が4670人、「強盗」が496人、「詐欺」が433人。タイ、ベトナムなどアジアでは睡眠薬強盗、いかさま賭博、ぼったくりバーなどの被害が多いという。






男性器切断し養魚地に、元夫の犯行か

タイのテレビ報道によると、3日、タイ北部ペチャブン県で男性が10人ほどの男に殴るけるの暴行を受けた上、性器をナイフで切断された。男性は周辺の住民により病院に運ばれ、命に別条はないという。性器は養魚地に投げ込まれみつからず、縫合できなかった。

 男性は交際相手の女性の田植えを手伝い、バイクで帰宅する途中に襲撃された。犯人の1人は女性の元夫だったという。







実の娘を妊娠させた後、一家で逃走

 8月2日、ノンタブリ県警は、実の娘を強姦した容疑で、父親、タッサナイ容疑者(36)を逮捕したと発表した。

 タッサナイ容疑者には3人の娘と妻がいるが、昨年初め、日雇いの仕事を終え、酒を飲んで帰ってきた同容疑者は、制服姿の長女(11)を見ているうちに性欲が高まってきたという。そのため、長女をそばに呼び寄せ、抱きしめたり、キスをしたりしているうちに性欲を抑えることができなくなり、性交渉をしたい、と切り出した。

 しかし、長女はこれを拒否。しかし、タッサナイ容疑者は我が子を押さえつけると、そのまま乱暴してしまった。その後、「人に話したら殺す」と脅し、その後も関係を続けたという。

 さらに、同容疑者は8歳の次女にも目を付け、性交渉を持とうとしたが、次女はこれを断固拒否。このことは、地域の福祉事務所の耳に入り、次女は施設に引き取られることになった。

 その後、長女の腹部が大きくなり、病院での検査の結果、妊娠5カ月であることが発覚。妻はこれに激怒し、警察に通報すると言い張ったが、タッサナイ容疑者は「頼む。家族内だけの秘密にしてくれ」と懇願した。

 結局、妻はこれを受け入れたが、その後、警察が逮捕状を申請していることが分かったため、タッサナイ容疑者は、妻と長女、そして、5歳の三女を連れて、ナコンパトム県へと逃走した。

 そして、5カ月前、長女は女児を出産。これが近所で噂になり、住民が警察に通報したことから、一家4人の逃走劇は幕を閉じることになった。







7人殺害のゾウ、アユタヤで性格矯正訓練

これまでに7人を殺害したとされるメスの家畜ゾウ、パンナタリー(38)がゾウの育成・保護団体であるアユタヤ・ゾウ園に60万バーツで買い取られ、トラックで南部トラン県から中部アユタヤ県に運ばれた。ゾウ園は31日から、パンナタリーの性格矯正訓練を行う予定だ。

 パンナタリーは6月30日夜、トラン県の天然ゴム園で作業中の村人を次々に襲い、男性1人と女性2人を殺害した。それ以前にも4人を殺害しており、今後も家畜ゾウとして使役するのは困難とみられていた。








ガンダム母に捨てられ暴走 29歳男が自宅に放火

 兵庫県警加西署は10日までに、ガンダムのプラモデル(ガンプラ)を母親に処分されたことを悲観し、自宅に火を付け全焼させたとして、放火の疑いで同県加西市の男(29)を逮捕した。男は大のガンプラマニア。「大切なガンプラを処分され、もう生きていけないと思った」などと供述しているという。







スクウィンビットに棲む人達へ、こんな外国人にご注意 2009/8/13

チャペロです。つい最近の3ヶ月以内の出来事です。 

スクウィンビット23の25寄りに有る狭い路地と25の広い入り口スペースに、やばい人達が待ち受ける。

その1 (7月)お釜3人組みが歩道橋下の狭い場所で通せんぼ、右手を持たれ体触られ目の前のオカマがオッパイポロリ。振り解いてアー気持ち悪いと思いつつ23に入った所で携帯に手を添えるとケースに入っていない。直ぐ戻るもサンダルだし走れない。勿論誰も居ない電話通じない。

その2 (8月)同じところで白人カップルに声を掛けられて、「このあたりでジャパニーズ寿司のお店知ってますか?」流暢な日本語、答えると。「1ドルはタイバーツでいくらですか」(そんな事も知らない旅行者居るか?)答えると「タイバーツのビッグマネーは幾らですか」と訊ねる(そんなの知らない旅行者いるか?)「私100ドル沢山あります」(良かったね、それはきっと偽100ドル札!交換しろと言いたいんでしょ)(財布に100枚近く入れてる財布を両替せずにうろついて、大金を見せびらかす馬鹿いるか?)どこかの国のテレビ番組に出ている奴に話方が似ているけど。寿司屋はいかんのかい?答えると「そのお金見せてくれますか?」しっかり掴んで見せてやった。そしたら掴んで取ろうとするペテン師に金渡す馬鹿いるか!「大丈夫」とか言って諦めた。30歳前後170センチ体重70㌔

アホずらした日本人を狙って声を掛けます。声かけられたらほうも、何となく恥かしい事ですね。

その3 (5~7月)違う黒人に3回も声かけられた、日本人ですか?(こいつも日本語話せる。多分アメリカ人)「仕事でアフリカからやって来た。貴方友達ね、携帯番号教えてくれる?」(ほらほらやばいでしょ。薬とか、運びとか色んな話や頼みごとをされますね。)無言で流します。薬とか見つかれば投獄され出てこれなくなりますから、彼は指示して 関係ない他人を騙してヤバイ仕事の請負人でしょう。ジャ無けりゃ携帯番号教えそうなアホ面下げたアホ親父に声掛けないだろ。お陰様で怪我もせずにしております。

俺はそんなにアホ面してるのかな。ドイツもこいつもイタリャーノもどうかアホ面の貴方、流暢な日本語話す外国人にお気を付け下さい。








「結納金ケチった」 式場で新郎袋叩き タイ南部

タイのテレビ報道によると、2日、南部トラン県の結婚式場で、結納金が約束の額に足りなかったことを怒った新婦の家族が結婚式を中止した上、椅子やビール瓶などで新郎側を襲い、数人にけがを負わせ、乗用車1台のガラスを全て叩き割った。

 調べによると、新婦側は当初、結納金10万バーツを要求。新郎側はこれをを8万バーツに値切った上、結婚式当日、2万バーツしか持参しなかった。






「人がいいから」日本人狙い、10年で1000万バーツ 

【タイ】日本人を狙って窃盗を繰り返していたタイ人のニューハーフが29日、バンコク都内で逮捕された。被害額は1000万バーツ(1バーツ=約2・8円)に上るもようだ。
 
 捕まったのはスラウェート容疑者(54)。調べによると、容疑者は日本人のタイ在住者、旅行者に声をかけ、「自分はマレーシア人(もしくはフィリピン人)の旅行者で、財布を無くし困っている。現金を貸してくれないか」と頼み、これに応じた日本人が現金自動預払機(ATM)で現金を引き出す際に暗証番号を盗み見し、後に被害者の財布を盗んで、ATMから現金を引き出していた。財布は共犯者が運転するタクシーに被害者と乗り込んだ際に盗んでいた。

 スラウェート容疑者は犯行を認め、過去10年で約1000万バーツを盗み、共犯者と山分けしたと供述。日本人を狙った理由については「人がいいから」と話しているという。タイ国営テレビ局チャンネル9などが報じた。

 タイでは今回の手口や、睡眠薬強盗、いかさま賭博といった「定番」の犯罪がある。在タイ日本大使館のホームページやガイドブックに手口が詳しく紹介されているが、被害に遭う日本人が後を絶たない。







性器切断の男性、同じ病院に1晩に2人

 4月27日午前1時ごろ、性器を切断された31歳の男性がラヨン県内の病院に搬送された。

 この男性はオートバイ工場に勤務するウドムチャイ氏。証言によれば、犯人は1歳年上の妻、パッチャリン容疑者で、犯行後、6歳になる子どもを連れて家を飛び出していったという。

 ウドムチャイ氏は女性の友人が非常に多かったことから、妻はいつも「浮気をしている」と疑っており、それが原因で夫婦喧嘩が絶えなかった。

 事件が起きた4月26日、ウドムチャイ氏によれば、友人宅で酒を飲み、夜、自宅に戻ったところ、妻から「浮気していたんでしょ」と責められたことから、また言い争い。この時は、ウドムチャイ氏はかなり酔っていたこともあり、「それならもう別れよう」と怒鳴り、そのまま、寝てしまった。

 しかし、しばらくして、男性器の周辺に激しい痛みを感じて、飛び起きたところ、妻が手を血だらけにして立っており、そのまま、6歳になる息子を連れて家を出ていってしまったという。

 頭が混乱しているウドムチャイ氏が下半身を確認すると、性器が根元から切断されていたため、切断された部分をあわてて探した。しかし、見つからなかったことから諦め、家の外に飛び出し、知人に助けを求め、病院に連れて行ってもらった。

 手当が早かったことから、大事にはいたらなかったが、担当医師によれば、精神的にかなりのショックを受けている、とのことだ。

 なお、この日、同病院には同じく男性器を切断された35歳の男性も運び込まれたが、いっさいマスコミの取材には応じなかった。







女子高生スナックママ、年上ホステス8人使う…札幌で摘発

 札幌市厚別区で無許可のスナックを開いたとして、札幌厚別署が「ママ」を務めていた女子高生(18)らを風営法違反容疑で逮捕、送検していたことが17日、わかった。

 ◆資格も取得、商才発揮◆

 捜査幹部によると、この女子高生はホステスとして働きながら食品衛生責任者の資格を取るなど勤務態度を評価され、2年生だった今年1月、店長に昇格。年上のホステス8人を使いながら店を切り盛りする“敏腕”ぶりで、売り上げが月200万円を超える時もあったという。

 摘発されたのは同区厚別中央のパブスナック「ムーン」。捜査幹部によると、女子高生は今年5月、経営者の男(34)とともに、北海道公安委員会の許可を受けずに同店を営業、女性従業員に接客をさせた疑い。

 女子高生は親元を離れ、札幌市内で一人暮らしをしながら通信制高校に在学。生活費と学費を稼ぐため、市内の複数のスナックなどで働き、昨年10月、同店に移ったという。ママに昇格した後も、飲み放題メニューを設定したほか、ホステスの誕生会を開くなど気配りも忘れない商才を発揮したが、学校は休学状態になっていた。

 女子高生は現在、少年鑑別所に収容されており、「働いているうちに学校が面倒になってしまった。今はちゃんと高校を卒業したい」と反省しているという。」







14歳タイ双子が妊娠、59歳男を強姦容疑で逮捕

【タイ】3日朝、タイ南部ナコンシータマラート県の村長と村人数人が同県ティーワン町の臨時清掃職員の男(59)を強姦容疑で地元の警察署に突き出した。村に住む双子の姉妹(14)を強姦し、2人とも妊娠させた疑い。

 男はダム容疑者。調べによると、容疑者は4、5カ月前、買い物に行く途中の少女をナイフで脅し、森の中で強姦。他人にしゃべったら父親を撃ち殺すと脅迫し、その後も数回強姦した。さらに、この少女の双子の姉を少女に言って連れ出させ、強姦した。頻繁に吐くなど少女の様子がおかしいことに気がついた父親が事情を聞き出し、3日早朝、少女からの電話で誘き出されたダム容疑者を村人とともに捕まえ、殴るけるの暴行を加えたのち、警察に連行した。

 検査の結果、少女は妊娠3カ月と診断された。姉も生理が止まっているという。ダム容疑者は合意の上の性交だったと主張している。






デリヘル装い売春容疑 京都、70代女性も デリヘル「熟女の部屋」

 京都府警生活安全対策課は10日までに、デリバリーヘルス(無店舗型性風俗店)を装って女性に売春させていたとして、売春防止法違反の疑いで、経営者の高木文代容疑者(64)=京都市伏見区桃山最上町=と従業員、村田昇容疑者(59)=同区魚屋町=を逮捕した。

 同課によると、高木容疑者は府警に届け出をしてデリヘル「熟女の部屋」を経営。店には30代~70代の女性が在籍していたが、実際には売春をさせ、2006年6月以降1億円以上の売り上げを示す帳簿があるという。

 逮捕容疑は、ことし4月、京都市内で会社員男性2人に女性2人を引き合わせて売春をあっせんした疑い。

 スポーツ新聞に広告を載せて客を集めていたという。







62歳男、16歳の少女に失恋し自殺


 6月1日午後1時半すぎ、バンコク都内ラートプラオ地区の現場労働者宿舎の一室で62歳の作業員が首つり自殺をした。

 調べによれば、死亡した男は、現場作業員のインチャ。ナイロンのひもを鉄格子にかけ、首を吊っていた。また、死体のそばにはあったノートに2ぺージに渡って死を決意した理由などが書かれていた。

 また、同宿舎に住む16歳の少女、フォンちゃんも、首や身体をナイフで切られたり刺されたりして重傷を負い、病院に搬送されたが、一命は取り留めた。フォンちゃんは工事現場で働く両親を手伝うため、5年前からこの宿舎に住み込んでいた。

 インチャの遺書や同僚の話によれば、インチャとフォンちゃんは以前、深い関係になったが、フォンちゃんは同じ現場で働く青年と付き合うようになってから、インチャに対して冷たい態度をとるようになったという。

 その後、フォンちゃんに結婚話が出たことからインチャはフォンちゃんを殺害して自殺することを決意したようだ。

 そして、事件当日、フォンちゃんを自室に連れ込み、殺害前に乱暴しようとしたところを激しく抵抗されたことから、予定を変更してナイフで殺害しようとした。しかし、その途中で逃げられてしまったことから、それ以上追うことは諦め首つり自殺をしたものと警察ではみている。

 インチャの遺書には、「今の全財産は1340バーツ。これで、私とフォンの遺体をともに火葬してほしい」とも書かれていた。







フィリピン人、「膝かっくんスリ」で荒稼ぎ

 バンコク都内の繁華街などを中心にフィリピン人窃盗団によるスリが横行、外国人観光客などが被害を受けている。

 5月末には、都内シーロム通りでカナダ人旅行者(54)から現金などを奪った2人のフィリピン人(36、55)が逮捕された。2人の手口は、人ごみの中で、わざと新聞を落として拾うふりをして屈んだ際に被害者の足をつかんだり、また歩いている被害者の膝裏を自分の膝で押したりするというもの。被害者が驚いている隙に、別の仲間が貴重品を強奪、すぐにタクシーで逃走していつあ。

 警察では、逮捕されたスリの仲間の行方を追っているところだ。

 フィリピン人のスリ団は通常3カ月の観光ビザで入国し、何度も犯行を重ねたあとに帰国するが、再びタイに戻ってくるものも多いという。

 なお、最近では幻覚剤やスタンガンを使うケースも増えており、警察では観光客などに注意を呼びかけている。







男性器にオリーブオイル、炎症起こす若者相次ぐ


 タイ西部ラチャブリ県では男性器を大きくしようとして自分でオリーブオイルを注射した後、ひどい炎症を起こし、総合病院で治療を受ける患者が増えているという。

 同県では若い男性の間で、オリーブオイルを注射すると男性器が大きくなるとの噂がまことしやかに広まっており、これを信じた若者が自分でオリーブオイルを買ってきて注射するケースが増えている。

 このため、複数の患者が訪れているという同県の総合病院「ダムヌンサドアク病院」では若者に対して警鐘を発している。

 同病院のサンティ医師によれば、治療方法はまず炎症のひどい部分をすべて削除した後、2カ月ほど傷の癒えるのを待ち、その後、形成処置をするとのこと。しかし、それでも元通りに機能が回復する可能性は少ないため、「生まれもった大きさを容認してほしい」と呼びかけている。







英国人男性、買春代金の支払い拒否し重傷

 5月28日午前6時ごろ、東部最大の観光地パタヤ市内の総合病院から警察に「外国人旅行者が暴行を受け重傷を負った」との連絡が入った。

 被害者は英国人旅行者のピーターさん(35)。頭部に5センチほどの深い傷を負っていたほか、顔は腫れ上がり、また左腕は骨折し異様なかたちに曲がっていた。

 ピーターさんの供述によれば、襲われたのはショッピングセンター、ティッププラザの駐車場で、犯人は、パタヤ・ソイ10近くの海岸沿いに立っていた売春婦とその仲間(女1人、男2人)という。

 一方、目撃者の話では、ピーターさんが売春婦に対して料金の支払いを拒否したことで激しい言い合いになったという。そのため、その売春婦が知り合い3人(女1人、男2人)を呼び、ピーターさんに暴行を加えたとのことだ。

 警察では現在、加害者4人の行方を追っている。






借金返済に困り娘を5万バーツで売り出し

 東北部ルーイ県で18歳の娘を売りに出していた父母のことが現地紙で大きく報道された。

 売りに出されていたのは女子大生のAさん(18)で「価格」は5万バーツ。
父親(44)は回収したゴミを売って生計を立てており、また母親(47)は専業主婦。父親の収入は1日1000バーツほどあるが、母親が複数の高利貸しから借金をしているため、日々の利息が父親の収入を超えてしまった。

 ある高利貸しからは15000バーツを借りたが、利子は1日750バーツ。毎日、高利貸しの手下が直接、利子回収に来るので支払わないわけにはいかない。

 そのため、夫妻は家と土地をすでに手離しており、今は月1500バーツの借家に、娘と息子(26)と一緒に住んでいるという。

 母親によれば「毎日がつらくて、自殺も考え、すでに遺書も書いた」とのことだ。

 結局、この「事件」はルーイ県の地方議会議員が聞きつけ、一部金銭的支援をしたため、娘売りは中止することにしたというが、まだ、借金は残ったままであり、一家は頭を悩ませている。








東北部の女性、「結婚は欧米人と」

 タイ東北部19県で行われた調査で、独身女性の5分の3以上が欧米人男性との結婚を望んでいることがわかった。

 理由については、61%が「欧米人男性は裕福だから」と回答。その他、「タイ人男性よりも女性に親切、敬意を払ってくれる」が53%、「外国で暮らしたいから」が16%となった。

 相手の国籍については、最も人気が高いのが英国で32%、続いて米国の21%、ドイツの8%となった。

 また、既に欧米人の夫を持つ女性については、家計の約20%が電気代と水道代になっており、家電製品のそろった大きな家で暮らしていることが判明したとのことだ。







おかず食べすぎでけんか ミャンマー人2人死亡、1人けが

【タイ】9日午後、バンコク郊外ノンタブリ県の民家でミャンマー人男性2人が刃物で刺され死亡、もう1人が重傷を負った。3人は酒の配送会社に勤務するタイさん、ナイさん、ウェンさんで、会社が借りているタウンハウスの1室で共同生活していた。調べによると、タイさんが他の2人を待たずに家にあったおかずで食事を済ませたところ、戻ってきたナイさんがおかずを食べ過ぎたとしてとがめ、口論の末、包丁でタイさんの顔などを切った。ナイさんはけんかを止めようとしたウェンさんを刺し殺し、この間にタイさんは屋外に逃げた。通報を受け現場に駆け付けた警官がナイさんに投降するよう呼びかけたが、ナイさんは包丁でのどを突き自殺した。タイ国営テレビ局チャンネル9が報じた。






女子大生、妊娠して男に逃げられ連続窃盗

 5月3日、妊娠8カ月の女子大生、アンカナ容疑者(23)が窃盗容疑で逮捕された。

 バンコク都内のショッピングセンターで買い物中の若い女性を狙った窃盗事件が相次いだことから、警察が私服警官によるパトロールを強化していたところ、パホンヨティン通りのワンパークデパートでベトナム人女性がネックレスや財布の入ったバッグを盗まれたと警備員に訴えた。

 被害者が、「バッグを持ち去ったのは小柄で妊娠している女性」と説明したことから、デパートの周辺にいた警官が捜査を開始。すぐに、アンカナ容疑者の身柄を拘束した。

 同容疑者によれば、国立大学で政治学を学んでいるが、家が非常に貧しいため、仕事もしながら、実家に仕送りをしていたという。

 そして、1年ほど前にある男性と知り合い、同棲。5カ月間、生活をともにしたが、アンカナ容疑者が妊娠したことを知ると、さっさと逃げてしまった。

 そのため、アンカナ容疑者は学費と生活費と家への仕送り、さらに出産費用をひとりで稼がなければならなくなったが、妊娠中のため、雇ってくれるとことがなく、思いあまって、デパートで窃盗を繰り返すことになった、とのことだ。

 同容疑者の自白によれば、都内のデパート、ショッピングセンター、市場で40回ほど犯行に及んだという。手口としては、服や靴を選ぶのに夢中になった女性客が床などに置いた手荷物を盗むというもの。携帯電話や貴金属は換金したが、カード類や身分証明書は拾われて悪用されないよう自室に保管していたとのことだ。

 身分証明書などを元に警官が被害者に電話をしたが、警察署にやってきた女性らは容疑者の状況に深く同情。被害届を取り下げた上、生まれてくる子供のためにと粉ミルクを渡す者もいた。







14歳息子に売春婦を「プレゼント」した父親、有罪に

 [ロンドン 15日 ロイター] 英国の裁判所は15日、14歳になる自分の息子への「プレゼント」として売春婦を世話したポーランド人の父親(42)について、刑務所送りは見送る判決を下した。

 この父親は昨年7月、息子を連れて車でイングランド中部ノッティンガムの風俗街に向かい、息子に売春婦を選ばせていた。しかし、息子が選んだ相手がおとり捜査官だったことから事件が発覚し、父親は逮捕されていた。

 裁判官は、刑務所には送らない執行猶予付きの有罪判決の理由を、この父親は人柄がとても良い上、息子のためを思ってやったことだと説明している。







ベルギー男性、同居のタイ女性に性器かみ切られる

【タイ】14日未明、タイ東部パタヤ市の病院に性器が半ばちぎれた白人男性が搬送され、縫合手術を受けた。術後の経過は順調という。タイ字紙コムチャットルクが報じた。

 警察によると、男性はパタヤに滞在中のベルギー人旅行者(56)。1カ月ほど前から同居していたタイ人女性に浮気を疑われ、性器にかみつかれたという。






パッポン通りで乱闘、海賊版取り締まりに露天商反撃

【タイ】6日夜、バンコクの繁華街パッポン通りで海賊版商品を取り締まろうとした商務省の職員と露天商が乱闘になり、十数人が負傷した。警官100人以上が出動し、事態は沈静化したが、連行された露天商の釈放を求め、同業者数十人がバンラック警察署に押しかけるなど、混乱が続いた。

 タイは高級ブランドの偽造品や海賊版ソフトがまん延し、米通商代表部(USTR)により、3年連続して知的財産権の保護が不十分な優先監視国に指定されている。パッポン通りはUSTRの今年の報告書でも、海賊版商品の主要な販売場所のひとつとして名指しされていた。

 パッポン通り近くのホテル、ドゥシタニ・バンコクでは7日から新型インフルエンザに関する東南アジア諸国連合(ASEAN)の会議が行われている。タイでは海賊版の販売は野放しに近いが、国際会議や欧米から閣僚、賓客を迎える際に、事前に取り締まりが行われることがある。







上流階級の令嬢(?)、使用済下着をネット販売

 タイ字大衆紙によれば、現在、大学生・高校生など若者の間で使用済下着販売のメールが話題になっているという。

 このメールは下着姿の女性と販売される下着類の写真が掲載されており、説明文には、「私は上流階級で、金銭には不自由していませんが、自分で稼いだお金で車を購入するため、使用済の下着を売ることにしました」と書かれている。

 販売するのは、ショーツ、ストッキンングなどで、価格は400バーツから3000バーツ。自己アピールによれば、大学を卒業したばかりの23歳の女性で、容姿端麗。現在、某企業で秘書をしているという。

 メールに掲載されている写真では顔が映っていないが、これについては、「知り合いにバレるとまずいから」と説明している。

 さらに、「非常にきれい好きです。下着はきちんと袋に入れて発送しますので、匂いは消えません。また、下着はまる1日身に付けたもので、下着を脱着するシーンを撮影した映像も添付します」とのことだ。







タクシン派デモの経緯

http://www.newsclip.be/ より

□3月26日
 タクシン元首相支持派団体独裁追放民主主義同盟(UDD)(通称スアデーン=赤シャツ)がバンコクのタイ首相府を2万―3万人で包囲し、アピシット首相に解散総選挙を要求。26日以降も数千人が居座り続ける。

□3月27日
 国外逃亡中のタクシン氏がUDDの集会場にビデオ電話で出演し、タクシン政権(2001―2006年)を追放した2006年9月の軍事クーデターの首謀者として、プミポン国王側近のプレム枢密院議長(元首相、元陸軍司令官)、スラユット枢密顧問官(元首相、元陸軍司令官)、チャーンチャイ枢密顧問官(元最高裁判所長官)、アカラートン最高行政裁判所長官らを名指しで非難。プレム氏が1980―1988年に選挙の洗礼を受けないまま首相に在職したこと、スラユット氏が2006年のクーデターで首相に就任したことなどを挙げ、反タクシン派の正体は民主主義に抵抗する特権階級勢力だと主張。

□3月30日
 タクシン氏の呼びかけに応じ、北部チェンマイ、チェンライ、中部アユタヤ、東北部ナコンラチャシマ、ウドンタニなど地方の10以上の都市で、タクシン派が数十、数百人規模の反政府集会を開催。政府はこれを受け、31日の閣議を中止。

□4月3日
 タクシン派がバンコク都内ランナム通りの免税店キングパワーの前で集会を開き、与党民主党への資金援助を止めるよう同社に要求。キングパワーはスワンナプーム空港などで免税店を運営し、昨年12月のアピシット政権発足の際に、当時野党だった民主党に巨額の資金援助を行ったといううわさがある。

□4月6日
 反タクシン派の退役軍人、上院議員らが、タクシン氏をタイに連れ帰れば100万バーツの賞金を出すと発表。

□4月7日
 東部チョンブリ県パタヤ市でアピシット首相が乗った車をタクシン派の市民数十人が取り囲み、車のドアを開けて運転手を引きずり出そうとしたり、ビンやヘルメットなどを投げつけ窓ガラスを割るなどした。車は警護の警官に守られ現場を脱出し、首相は無事だったが、運転手が軽いけがをした。

□4月8日
 タクシン派が地方から支持者を集め、プレム枢密院議長宅を包囲。プレム議長、スラユット枢密顧問官、チャーンチャイ枢密顧問官、アピシット首相に24時間以内に辞任するよう要求。アピシット首相らはこれを拒否。
 同日、チャーンチャイ枢密顧問官(63)の暗殺を企てた容疑で陸軍大尉らタイ人の男4人が逮捕される。

□4月9日
 タクシン派がバンコク都内の交通の要衝である戦勝記念塔ロータリーを封鎖。その後、バンコク都内スクムビット通りやウィパワディランシット通り、ディンデン通りなどの一部も閉鎖。
 反タクシン派とみられる女性が運転する乗用車がプレム議長宅近くでタクシン派のデモ隊に突っ込み、タクシン派の数人をはねて逃走。

□4月10日
 パタヤで東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国、韓国などの首脳会議が開幕。麻生首相も訪タイ。会場であるホテル、ロイヤルクリフビーチリゾート近くにタクシン派のデモ隊数百人が集結。

□4月11日
 パタヤでタクシン派のデモ参加者が青シャツのグループに襲撃され、3人が銃で撃たれ負傷。
 ロイヤルクリフビーチホテルにタクシン派のデモ隊が乱入。タイ政府はASEAN関連会議を中止し、パタヤなどチョンブリ県に非常事態宣言を発令。5人以上の集会が禁止され、報道の検閲、建物・地域の使用制限などが行われる。

□4月12日
 パタヤのデモを指揮したタクシン派幹部を警察が逮捕。タクシン派は逮捕者の釈放を求め、バンコクの刑事裁判所、国境警察本部などで集会。
 タイ政府がバンコクなど中部6都県に非常事態宣言を発令。
 タクシン派はアピシット首相が非常事態宣言を発令したバンコクの内務省に乱入、首相の車をこん棒でなぐったり、投石するなどし、首相秘書でベテラン政治家のニポン氏、護衛らが負傷。タクシン派は省庁、テレビ局などにも侵入。
 軍がバンコク都内の数十カ所に装甲車、兵員を配置。
 昨年首相府やスワンナプーム空港を占拠した反タクシン派団体民主主義のための市民同盟(PAD)がパタヤのASEAN会議でのデモ対策の失敗をとがめ、ステープ副首相、プラウィット国防相、陸海空軍司令官、警察長官らの解任を要求。

□4月13日
 未明、バンコクのタイ憲法裁判所に手りゅう弾3発が撃ち込まれ、このうち1発が爆発し、警官1人が負傷。
 治安当局が催涙ガスを使用し戦勝記念塔周辺などでデモ隊の強制排除を開始。デモ隊はタンクローリーで道路を封鎖したり、路線バスを乗っ取り燃やすなどして抵抗、治安当局への発砲も。最終的にはデモ隊が逃走。デモ隊の強制排除にともなう死傷者は、政府発表で死者2人、負傷者100人以上。死者の1人はデモに反対する地元男性で、タクシン派にけん銃で撃たれたとみられている。
 タクシン氏は同日、米CNNテレビのインタビューに応じ、タイ政府が強制排除による死者を隠していると主張。

□4月14日
 タクシン派幹部のウィーラ元タイ国鉄会長が首相府前で演説、強制排除でけが人が増える恐れがあるとして、集会解散を発表。これを受け参加者は徐々に撤収。幹部の多くは警察に逮捕された。前日から閉店していたデパートなども営業を再開。
 アピシット首相はテレビ演説で、非常事態宣言を当面解除せず、16、17日を官公庁の休日にすると発表。誰の勝利でも敗北でもないが、平和と秩序が回復したという意味で、社会の勝利といえると述べ、タクシン派との和解交渉に乗り出す考えを示唆した。
 タイ刑事裁判所がタクシン氏、ウィーラ氏ら13人に違法集会、交通妨害などで逮捕状。

□4月15日
 タイ政府がタクシン氏の一般旅券(パスポート)を破棄したと発表。タクシン氏は国外滞在中の昨年10月に汚職で禁固2年の実刑判決を受け、12月に外交旅券を破棄されていた。判決以来、タイに帰国していない。
 バンコク都バス公社(BMTA)によると、8―14日にタクシン派に乗っ取られたBMTAと民間業者の路線バスは52台で、このうち23台が燃やされた。他の29台も修理が必要。被害額は4000万バーツに上る見通し。
 タイ保健省によると、13日にバンコクで起きた反政府デモ隊と治安当局の衝突で、2人が死亡、135人が負傷。15日時点で入院中は男性44人、女性1人。

□4月16日
 裁判所がタクシン派幹部36人に対し公共物損壊、不法侵入などで逮捕状を発行。






浮気夫への制裁、男性器にかみつく

 4月8日午後12時ごろ 東部チョンブリ県のパタヤ警察署に「男性が性器に大怪我をした」との通報が入った。

 警官が「事件」現場となった民家に急行すると、家の中では家主のナコンさん(31)が男性器に先から大量の血を流し、全裸で横になっており、その横では、妻のマニワンさん(31)が笑みを浮かべて座っていた。

 そのため、警官はすぐにナコンさんを病院に搬送。すぐに接合手術が行われた。

 加害者のマニワンさんとナコンさんは、マニワンさんの妹ワサナさんとその夫と同居しているが、事件前日の7日、5歳になる従兄弟が「ナコンおじちゃんとワサナおばちゃんがいやらしいことをしていた」とマニワンさんに暴露。

 そこで、マニワンさんが夫を問い詰めたところ、ナコンさんは、その事実を認めたという。そのため、マミワンさんが「妹だけには手をださないでちょうだい」と懇願したが、聞き入れず、さらには、ナコンさんは、多額の借金をすべて妻に押しつけ、ワサナさんと駆け落ちしようとした。

 しかし、マニワンさんはなんとかナコンさんを落ち着かせ、とりあえず、家を出て行くことは思いとどまらせた。

 そして、翌日。あいにくの雨で外出できなかったため、ナコンさんはマニワンさんに性交渉を迫り、さらに、オーラスセックスまで要求した。

 マリワンさんは、性交渉の最中、「妹とも同じことをしている」と考えると、いいようのなり怒りがわき上がり、夫の性器の先端を力一杯噛みついたという。「これまでバーの歌手や別の女性と関係があったことは知っていたが、我慢してきた。しかし、実の妹だけは許せなかった」と話していた。

 手術は7針縫ったが、医師によれば、処置が早かったことから、数週間で元通りになるとのこと。そのため、ナコンさんは妻を傷害罪で告訴する考えはないと、警察で供述。マリワンさんはおとがめなしとなった。

 一方、浮気に関してであるが、ナコンさんは、「お互いに配偶者がいるが、私はワサナを愛しているし、ワサナも私を愛している。とても別れることはできない」と明言していた。







41歳タクシー運転手、14歳少女と無理心中 タイ中部ナコンパトム

【タイ】27日午前8時半ごろ、タイ中部ナコンパトム県ナコンチャイシー郡の民家でタクシー運転手の男性(41)が14歳の少女を射殺し、自分もこめかみを撃って後追い自殺する事件があった。男は少女の母親(38)の前夫の知り合いで、母親が別れた後も家に居着いて共同生活をするようになり、自分のタクシーを使って少女を学校へ送迎したり学費の一部を負担したりしていた。最近は男と娘が一緒に出掛けることが多くなり、2人の関係が深くなることを恐れた母親が2人だけでの外出を禁止していたという。

 事件当日、祖母を含めて4人で朝食をとっていた際に少女がトイレに行くと言って席を立ち、その後を追うように男が部屋を出た直後、家の裏手で銃声がしたためあわてて見に行ったところ、2人が血まみれで倒れていたという。男のタクシーの中には、「すべての責任は母親にある」などと書かれた日記帳が残されており、警察は少女との仲を引き裂かれた男が無理心中したものとみている。

 タイ字紙カオソッドが報じた。







「初体験薬」、南部県の学校で大流行

 3月8日午後3時ごろ、南部サトゥン県内の道路を不審な様子で歩いていた少年がパトロール中の警官の取り調べを受け、違法薬物所持が発覚したため、逮捕された。

 この少年(16)が所持していた覚せい剤はアルファソレム4錠。同薬を服用すると、意識がもうろうとなり、特に女性が使用した場合、性交渉への抵抗が低下することから、タイでは「初体験薬」「処女喪失薬」(タイ語でヤー・シア・サオ)との別名がある。

 逮捕された少年は、現在、中学校や高等学校にこの覚せい剤が蔓延していると供述。生徒が学校の友人に密売するケースも多く、このなかには、進学校も含まれているという。

 このため、警察では事態を重く見て、教育機関での覚せい剤がどの程度、蔓延しているかを詳しく調べることにしている。






ドイツ人退役軍人、タイ人女性に騙され無一文


 バンコク都内トンロー地区の公衆電話ボックスとパス停留所の広告掲示板に放火したドイツ人の男が逮捕された。

 3月3日の深夜から4日の早朝にかけて都内トンロー地区の公衆電話ボックス11カ所と、バス停3カ所の広告掲示板が放火された事件を捜査していた警察は、防犯カメラに記録されていた映像などをもとに、ドイツ人のベッカー容疑者(64)を逮捕した。

 ベッカーは元軍人で、現役時代、タイに4、5回、旅行者として訪れていた。タイがすっかり気に入ったベッカーは退役後、タイに住んで不動産業を営むため、財産の大半を持ち込んだが、これをパタヤに住むタイ人女性にすべてだまし取られてしまった。

 ベッカーは年金が受給されているが、これを引き出すためのATMカードも持ち去られたことから、ほぼ無一文になり、祠にまつられている地酒を盗み飲み、ゴミ箱でたばこの吸い殻をあさり、さらには、公衆電話のコイン返却口にある取り忘れたコインを回収して、生活していた。

 事件を起こした日は、かなり酔っていたことから、返却口に硬貨のない公衆電話ボックスを腹いせに放火したという。

 さらに、路線バス停留所の広告掲示板を放火した理由であるが、「俺が停留所で寝ていたらタイ人の浮浪者に『そこをどけ』といわれて、追い出されてしまった。俺が寝ることができないなら、他の浮浪者も寝ることができないようにするため放火した」と供述している。

 なお、逮捕後、ベッカーは「違法行為ということは分っていた。もう2度としないので、許してほしい」と話していた。







栄養ドリンク「タクシン頑張れ」-反政府デモにより販売数伸びる

 「サン・スパーク」ブランドの飲料メーカー、チョーク・マハチャイ・ビバレッジ(サムットサーコーン県、TEL 034-466-229)が製造・販売する栄養ドリンク「タクシン・スー(タクシン頑張れ)」が、タクシン支持団体「反独裁民主戦線」のデモ活動の激化に合わせ、販売数が伸びている。

 昨年の同商品の売上高は約1,400万バーツ。同社によると「今年に入り北部・東北部を中心に販売数が伸び、現時点までの売上高は前年比約10%増加している。同商品と国外に脱出中のタクシン元首相との関係はない」としている。  

 同商品は発売当初「サン・スパーク」として販売していたが、思うほど売り上げが伸びず販売促進のために商品名の変更を計画。「イサーン・スー(東北頑張れ)」「パーヤップ・スー(北タイ頑張れ)」「ウドン・スー(ウドン=ラオス頑張れ)」「タクシン・スー(タクシン頑張れ)」の4つの商品名を候補にアンケート調査を行った結果、「タクシン・スー」を採用。昨年3月19日から新商品名で販売を開始した。

 同社マーケティング部のオーナリン・チッセーリーラットさんは「北部や東北部などタクシン人気が高いエリアで販売数が伸びているが、タクシンとの関係が最悪な南部では売れないだけでなく販売してくれる店がない状況」と話す。「首都圏ではロータスやガソリンスタンドのジェットオイルやペトロナスオイルなどで販売している。セブンイレブンには置けないと断わられた。販売してくれない店があることが悩み」とも。








性交渉を強要する夫の舌をかみ切る


 3月23日朝、東部チョンブリ県内の病院に負傷した夫婦が入院したことから、病院側が警察に通報した。

 調べによれば、入院したのは、サイピンさん(41)とその夫のサムリさん(50)。サイピンさんは顔面・身体がアザだらけで、片目は開けることができない状態だった。また、サムリさんは舌の一部がちぎれていた。ともに近くの工事現場で寝泊まりしている作業員。

 2人によれば、前夜、仲間と酒を飲んでいたという。そして、酒宴がお開きとなり、それぞれの部屋に戻ったところで、性欲の高まったサムリさんがサイピンさんに性交渉を求めたところ、眠かったサイピンさんはこれを拒否。すると、激怒したサムリさんが殴る蹴るの暴行を加えた。

 そして、妻がぐったりしたのを見たサムリさんが性交渉に及ぼうと、まずキスをしようとしたところ、怒り心頭に達していたサイピンさんはその舌をかみ切り、ちぎれた部分を投げ捨てた。

 その後、2人は酔っていたこともあり、病院に行かずに就寝。しかし、翌朝、ともに痛みに耐えきれず、通院することにした。

 やってきた警官に対して、2人はともに相手を傷害罪で起訴する意向を示したという。

 なお、サムリさんの舌であるが、医師によれば、病院にやってきた時にはかなりの時間が経過していたことから、接合は不可能とのことだ。







タイ人妻に身ぐるみ剥がされた邦人男性、弁護士に助けを求める

 三重県四日市市出身の日本人男性(54)がピヂット県の弁護士会を訪れ、2歳の娘を連れて家を出て行ったタイ人妻(29)やその一族に身ぐるみ剥がされ帰国する費用まで無い状況に置かれているだけでなく命の危険まで晒されていると訴えた。

 INN電及びネーション系のタイ語速報によると、男性は約8年前に結婚したタイ人の妻とその間に生まれた5歳と2歳の娘と県内で一緒に暮らしていたが、妻に言われるままに妻やその両親の為に農地や土地・家屋、車等を購入し総額約1,500万バーツの財産を使い果たしてしまった後に妻に不審な行動が見られ、例えば自分の車をペーチャブン県内の有力者(報道により県行政評議会議員)の家に持って行き、車が盗まれたと言って取り戻すために必要な50万バーを妻の父親に渡して欲しいと言って現金を詐取しようとしたり、ATMカードを勝手に持ち出して一回につき1万バーツを28回(報道により7-8回)に渡り引き下ろしたり、土地の権利証券を無くしたと言って裏で転売する等の行動により全財産を失ってしまったという。

 しかし、それだけでなく妻は離婚を持ちかけて財産を分割した上で、更に甘い言葉で再度結婚を持ちかけ、男性から財産を絞るだけ絞って、男性が騙されている事を知るや、今度は近しい人間を利用して男性の消しにかかり、ある時には見知らぬ者が運転する車に轢かれそうになる事があって以来男性は安心して眠れない日々を過ごさなければ行けない状況にまで陥れられていたという。

 その後、妻が2歳になる下の娘を連れ家を出た際に男性側は訴えないで欲しいとの妻の要求を受け入れていたにも拘わらず、妻側が男性の消しにかかる行為を止めようとしなかった為、男性が身の危険を感じ日本大使館と相談した上で県弁護士会を訪れたという。

 弁護士会側によると、男性の証言を翻訳した上で4月3日に警察に被害届を提出する予定だという。






タイ女性、寸胴化進む?

【タイ】タイ国立電子コンピュータ技術センター(NECTEC)が50歳以下のタイ人1万3442人の体格を計測した結果、タイ人女性の平均的な体格は体重57.4キロ、身長156.9 センチで、25年前に比べ、身長が5センチ高く、体重が5.4キロ重くなった。スリーサイズはバスト36インチ(1インチ=約2.54センチ)、ウエスト31.5インチ、ヒップ38インチで、25年前からバストが2.2インチ、ウエストが3.7インチ、ヒップが2インチ膨らんだ。肥満度を表すボディマス指数では肥満が48%、標準42.3%、低体重9.7%だった。

 調査を行ったパンサック博士は女性のウエストの伸びはバスト、ヒップの倍近い。これはタイ女性が大きくなっただけでなく、昔のようなくびれを失い、より寸胴になったことを示しているとコメントした。

 タイ人男性の平均的な体格は体重68.9キロ、身長 169.4センチで、25年前に比べ身長が7.2センチ高く、体重が11.4キロ重くなった。スリーサイズは上から39.1インチ、33.5インチ、 37.4インチで、それぞれ5.4インチ、 4インチ、3.4インチ増えた。ボディマス指数による肥満は58.4%に上り、標準が36.2%、低体重が5.4%だった。







娘の胸を触らせ稼ごうとしたが・・・・・・

 3月3日、自分の娘の胸を通行人や運転手に触らせて、金を稼ごうとしていた母親が、それを見かねた親戚の通報で取り調べを受けた。

 この母親、イヤオ(仮名、42)は未亡人で、子どもが4人。日雇い仕事をしていたが、それだけでは収入が足りず、そのため、長女のノイちゃん(仮名、16)の胸を見ず知らずの男性に触らせて、その代金として1000バーツを受け取ろうとした。

 しかし、ノイちゃんは毎回、拒否。そのため、母親はタクシーの運転手に話を持ちかけ、娘を無理やり車の中に押し込んだ。その後、その運転手に胸を捕まれたノイちゃんはすぐにドアを開けて逃げだし、叔母のウイさん(46)にその出来事を報告した。

 そのため、ウイさんがイヤオに事実かどうか問いただしたところ、イヤオは「そんなことするわけないでしょ」と否定。しかし、ウイさんが調べてみると、イヤオはあちこちで娘の胸を触らないか、と持ちかけていることが発覚した。

 そのため、ウイさんは「このままではノイちゃんがおかしくなってしまう」と心配して、警察に通報することにしたという。

 なお、イヤオは警察でも容疑を否定したが、担当警官は、後日、改めて取り調べをすることにしている。







タイ、観光ビザ無料に 5日から3カ月

【タイ】タイ政府は3月5日―6月4日の3カ月間、観光査証(ビザ)申請料を無料にする。昨年11月に起きたバンコクの空港占拠と世界的な経済危機で落ち込んだ外国人旅行者の呼び戻しが狙い。

 タイの観光ビザの申請料は通常、日本で4500円、シンガポールで50シンガポールドル(約3200円)。日本でタイの観光ビザを申請する場合、会社員は在職証明書、学生の場合は学生証などを提示する必要があるが、他国のタイ大使館の多くでは必要とされない。







掃除機を相手に“セックス"していた男

[米ミシガン州サギノー 27日 AP] トーマス・タウンシップの洗車場で車用の掃除機を相手に“セックス”していた男が公然わいせつ容疑で逮捕された。

サギノー・ニュース紙によると、逮捕されたのはジェイソン・リロイ・サベージ(29)。昨年10月16日、洗車場で行為に励むサベージの姿を目撃した近隣住民が警察に通報、サベージは逮捕された。

水曜日にサギノー郡巡回裁判所で行われた公判で、サベージは検察に反論することもなかったため、容疑を認めたとみなされて3月25日に判決が下される。






カラオケにヤジ飛ばし、撃ち殺される

 2月4日、北部チェンマイ市のカラオケ店で2人が銃で撃たれ、1人が死亡する事件が起きた。

 チェンマイにあるカラオケバー「ボーちゃん」で発砲事件が起きたという通報を受けた警官が到着すると、店内には割れたグラスやお皿が散乱しており、床には血の跡が点々と残っていた。

 撃たれたのはティラポンさん(25)とその友人(28)で、ティラポンさんは左胸に銃弾を受け即死。友人は背中を撃たれ、病院へ運ばれた。

 素行の悪いことで評判だったティラポンさんは、その晩、仲間とバーで酒を飲んでおり、隣のテーブルには男性5人連れの客が座っていた。

 閉店間際、5人連れの1人、ウィトゥン容疑者(27)が舞台に上がり、カラオケを歌い始めたところ、ティラポンさんは「この下手くそ。さっさと家に帰れ」とやじを飛ばしたうえ、所持していたナイフを振り回したという。

 そのため、ウィトゥン容疑者はティラポンさんのグループに向けて発砲。ティラポンさんは即死し、友人1人が負傷した。ウィトゥンらはすぐに車で逃走した。

 事件翌日、警察はウィトゥンを含めた5人の身柄を拘束。ウィトゥンはティラポンさんらを撃ったことは認めたが、「相手が先に手を出してきたから仕方なくやった」と正当防衛を主張している。







プードル、レイプ犯から飼い主を守る

 2月14日、15歳と17歳の少年3人が強盗、強姦未遂の容疑で隠れ家で寝ているところを逮捕された。

 被害者はチャンタブリ県の高等専門学校に通うスアイさん(仮名、21)。13日の夜、スアイさんは所用を済ますため、ペットのプードル2匹(1歳2カ月の「ナムワン」と8カ月の「ムーワン」)をオートバイのカゴに入れ、外出した。

 そして、村の中を運転していると、若者3人の乗ったオートバイが近づいてきて、いきなり蹴飛ばされたため、転倒。若者3人はさらに乱暴するため、スアイさんのズボンとシャツを脱がそうとした。

 抵抗するスアイさんの横で1歳2カ月のプードルが犯人3人に向かって激しく吠える一方、8カ月のプードルは全速力で家に引き返し、家の玄関の前で狂ったように吠え続けた。

 そのため、家から出てきたスアイさんの父親は愛犬の様子から「娘の身になにかあったに違いない」と直感。オートバイのエンジンをかけると、プードルはそれを先導するかのように元来た道を駆け戻った。

 その直後、父親は娘が乱暴されかけている現場に到着。若者3人を怒鳴りつけるとともに、大声で村人に助けを求めた。そのため、驚いた3人はスアイさんのオートバイを盗み、慌てて逃走した。

 なお、3人は以前にも同様の犯行を繰り返していたという。目的は、奪ったオートバイを解体して部品を近隣諸国に売ることだが、たまたま美人が運転していた場合のみ、乱暴をしていたとのことだ。







37歳タイ男、知人の17歳娘を射殺 バレンタインデート拒否で逆上か

15日未明、バンコク東郊のサムットプラカン県の民家で発砲事件があり、住人の男性、ブンラットさん(38)が顔を1発撃たれ重体、ブンラットさんの娘のワラポンさん(17)が頭と手足に計3発被弾し死亡した。警察はブンラットさんの知人の自営業の男、リタイ容疑者(37)が2人に発砲したとみて行方を追っている。タイ字紙デーリーニュースが報じた。

 調べによると、リタイ容疑者はブンラットさん宅をしばしば訪れるうちに、ワラポンさんに交際を求めるようになった。しかしワラポンさんは父の友人で歳も離れているとして拒否。リタイ容疑者はバレンタインデーの14日にもブンラットさん宅を訪れ、ワラポンさんをデートに誘ったが、このときも拒否された。容疑者はいったん帰った後、15日未明にブンラットさん宅を再度訪れ、外に呼び出したブンラットさんにすまないというなりけん銃を発砲。その後、ワラポンさんの寝室に駆け込みワラポンさんを射殺し、バイクに乗って現場から逃走した。






バンコク郊外で乱交パーティー摘発、女子大生が主催か

【タイ】タイ警察は12日夜、バンコク近郊ノンタブリ県のホテルを強制捜索し、乱交パーティーを行っていたとみられる25―50歳のタイ人の男11人と18―25歳の女6人を売春容疑で逮捕した。このうちパーティーを主催したとみられる女子大生(21)は売春斡旋容疑でも取り調べを進めている。女子大生はインターネット上でパーティーの参加者を募り、参加費2000バーツを徴収していたもよう。タイ国営テレビ局チャンネル9が報じた。







バンコクで乱交パーティー摘発、主催者の英男性を逮捕

【タイ】タイ警察は4日午後11時ごろ、バンコク都内サームセーン区のエリザベスホテルの客室を強制捜索し、有料の乱交パーティーを主催した疑いで、タイ在住の英国人男性、クリスチャン・アーサー・リチャーズ容疑者(54)を逮捕した。

 室内には米国、フランスなどの外国人男性16人と女性3人、タイ人女性10人の計26人がいた。日本人はいなかった。

 調べによると、リチャーズ容疑者はバンコクやタイ東部パタヤ市などで過去3年に50回以上、乱交・スワッピングパーティーを開催。ネット上で宣伝し、参加費は3000バーツだったという。







携帯電話爆発で男性器が損傷


 1月25日、中部サラブリ県で21歳の男性が携帯電話の爆発により負傷した。

 怪我をしたサーマートさんによれば、1月22日、携帯電話「ノキア3310」から電池をはずして充電。そして充電完了後、再び電池を本体に取り付け、電源を入れたとたん爆発したという。

 爆発はかなり激しく、携帯をもっていた右手は重度のやけどを負い、肉がえぐれた状態。また、顔の右半分、首、右腕、胴体、右足に多数の破片がつきささった。さらに破片の一部はズボンをつきぬけ、性器を直撃した。このため、サーマートさんはすぐに病院に搬送された。

 ノキア社はサーマートさんの被害状況を詳細に確認した後、補償を行うと発表。同社によれば、今までに起きた同様の事例からみて、電池はノキア製ではない可能性が高いとのことだ。

 現在、タイで入手できる電池には、ノキアの純正、他社製、ノキアの偽造電池の3種類がある。このため、ノキアは、携帯電話の電池をできるだけノキア専門店、または保険の完備した信頼の置ける販売店で購入するよう呼びかけている。

 ノキア製かどうかを調べる方法のひとつとしては、標準的な価格であるかを確かめる必要があるという。ノキアのウェブサイトなどで示されている価格よりも格段に安い場合、にせものである可能性が高いとのことだ。

 サーマートさんによれば、今回爆発した携帯電話を約3年前に購入したが、今までは何の問題もなかったという。また、「自分の体験が他の人たちの教訓になればと願っている」とも話している。


本妻に内緒で浮気相手と結婚式

 1月11日午前8時ごろ、中部アユタヤ県バンバン郡の民家で行われた結婚式に、新郎の「本妻」が子どもを連れて乗り込むという「事件」が起きた。

 工場に勤務するデーチャーさん(33)と新婦カイさん(仮名、33)との結婚式がこれから行われようとしていた時、デーチャーさんの本妻であるスパトラさんが、1歳と7歳になる子どもを連れ、会場にやってきた。

 スパトラさんによれば、デーチャーさんとは8年前に入籍。その後、1歳の男の子と、7歳の女の子をもうけている。デーチャーさんがしばしば外泊していたことから、浮気をしていることは知っていたが、「まさか結婚式まで挙げるとは思ってもみなかった」という。

 スパトラさんが結婚式のことを知ったのは、挙式の前日。この日は「子どもの日」だったため、「いくらなんでもこの日ばかりは帰ってくるだとう」と待っていたが、まったく連絡なし。さらに、友人から「あなたの旦那さん、明日、結婚式を挙げるらしいわよ」との電話が入った。

 そこで、スパトラさんは警察署で相談するとともに、子ども2人を連れて、結婚式場を訪ねることにした。

 一方、新婦の父親によれば、デーチャーさんに結婚歴があることは知っていたが、すでに正式に離婚していると話しており、デーチャーさんの両親も正式に挨拶に来たため、その言葉を信用していたという。また、デーチャーさんとカイさんとは3カ月前から同居していたとのことだ。

 しかし、今回の騒動で、新婦の両親は、「スパトラさんとのことをきちんとするまでは結婚は絶対に認めない」と明言。また、7万バーツ相当の新郎からの結納金については、「恥をかかされたので返さない」と話している。

 なお、スパトラさんは日系企業の工場で働いているが、「私だけの収入では子どもを養っていけない」として、離婚に応じる考えはないとのことだ。

 ところで、デーチャーさんであるが、「本妻」と子どもが押しかけてきたことを知ると、式に招待した友人とともに式場から逃げ出したという。



タイで医療ミス、イボとりのはずが包茎手術に

【タイ】バンコク近郊サムットプラカン県の医療クリニックで、口の中にできたイボの切除手術を受けに来た12歳の少年に対し、誤って包茎手術を施す医療ミスが起きていたことが21日までに明らかになった。

 母親(45)によると、19日夕方に息子の口内のイボを診てもらうため県内のクリニックを訪れたところ、その日の夜に手術を受けに来るよう言われて再度訪問。診察時とは別の医師が息子の手術を始めたので手術室の外で待っていると「痛いのは口だ」という息子の叫び声が聞こえ、しばらくたって手術室をのぞいたところ、医師が息子の性器の包皮切除手術を行っていたという。母親が詰め寄ると医師は話をそらそうとし、その後ようやく口のイボの手術にとりかかった。

 母親は翌20日に警察へ被害届を出し、21日にはバンコク都内のラジオ局を訪れて事件の詳細を説明した。クリニック側は患者の引き継ぎにミスがあったことを認めている。このクリニックはタクシン政権時代にスタートした30バーツ低額医療制度の指定医療機関だった。

 タイ字紙タイラットが報じた。


<懲戒免職>尼崎市の男性職員、突き指で休暇中にパチンコ

通い 兵庫県尼崎市は16日、市交通局のバス運転手の男性職員(48)が、突き指の治療のため休暇を取っていた昨年10~11月に、少なくとも3回パチンコ店に通っていたとして、懲戒免職処分にしたと発表した。男性職員は、過去に酒気帯びで自家用車を運転し、検挙されるなどして停職処分や厳重注意などを受けていたことから、処分を決めたという。

11歳の長女に売春強要、相手は父親の友達


 1月13日、バンコク都内プラカノン地区で、5人の子供に物乞いや窃盗をさせたうえ、11歳の長女には売春を強要した疑いで、父親と母親が逮捕された。

 逮捕されたのは、父ピシット(37)、母ラーワン(40)。2人には11歳から3カ月までの子供5人がいる。家は非常に貧しく、電気も水道もない。父母は日雇いの仕事をしているが、子供に毎日のように物乞いをさせ、得たお金で酒を買っていた。お金が少ない日は子供を折檻し、さらに長女に売春させていたとのことだ。

 近所の目撃証言によれば、先月、父親と一緒に酒を飲んでいた友達のうちの1人が、この家の11歳になる長女を家の中に連れ込み、長時間出てこなかった。近所の人がこっそり覗くと、その友達は長女と一緒に寝ており、抱きしめたりキスしたりしていたという。

 その後、近所での聞き込みの結果、200バーツで長女を売っていたという証言が相次いだ。しかし母親は、娘はただマッサージしていただけと言い訳したが、その後、長女は病院での検査で性的暴行を受けていたことが判明した。なお、子供たちはすでに全員が保護されているとのことだ。

 警察は父母を逮捕し、取り調べているが、父母は物乞いや売春を強要したとの容疑を否認している。


観光促進のためビザ料金免除へ

 アピシット首相と経済閣僚は1月14日、観光業のてこ入れ策を話し合い、観光査証(ビザ)の料金を3か月間免除することで合意した。

 これは20日の閣議で承認される見通しだ。また、この料金免除で政府は約20億バーツの減収になるという。

 タイの観光業は、世界経済の低迷に加え、昨年末の新旧国際空港閉鎖のため、今後さらに厳しい状況に追い込まれるとの見方が強まっている。

 また、政府は観光促進のため、航空会社にも運賃引き下げを働きかける方針とのことだ。


RawHide燃える

key記者

1月2日午前2時過ぎ頃、窓の外が騒がしい。ケンカでもしているかと思ったら、RawHideが燃えてやんの。煙の中を倒れこみながら飛び出してくるファラン、窓から脱出してハシゴで降りてくる女の子。となりのPennyBlack上のやり部屋も煙にまかれて避難。
幸いにも(見た限りでは)死人は居なかったようだが、パスポート燃えちゃった人とかは、年明け早々各方面にいろんな嘘がバレるのだろうかと思うと気の毒でならない。AsokePlaceに空室がなかったら利用していただけに恐ろしい。

外道紘:新年早々、エカマイのクラブ サンティカ が燃え多数の死者を出す大ニュースになった。しかし、同じように燃えたローハイドは貧乏外人しか居なかったので3行記事にすらならなかった。誰も報道しないのでオレのサイトで報道。

知人男性の顔に「バカ」入れ墨 3容疑者を逮捕監禁・傷害起訴

 【青森】知人男性を監禁し、ほおに「バカ」の文字の入れ墨をしたなどとして、青森地検は6日、六ケ所村倉内笹崎、無職、樋口竜馬容疑者(20)を逮捕監禁や傷害などの罪で青森地裁に起訴した。また、共謀したとされる八戸市市川町下大谷地、建設作業員、山田大輔容疑者(25)と無職の少年(19)も逮捕監禁などの罪で起訴した。いずれも起訴内容を認めているという。

 起訴状などによると、3人は昨年12月10日午後2時半~同5時40分ごろ、交流関係のトラブルなどから知人男性を自宅から連れ出し、樋口被告方などで監禁し、顔を殴るなどしたとされる。樋口被告はさらに、男性の左ほおを縫い針で傷付けて墨を入れ、直径数センチ大の「バカ」の文字の入れ墨をしたとされる。




外道事件簿2008

外道事件簿 2008
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。
空港占拠、楽しかった タイ外相発言が波紋
取調室で少女強姦、タイ警官2人に禁固20年 
反政府派、タイ首相府から退去 内部は荒れ果て、修繕に1億バーツ以上
得意なのは『手榴弾投げダンス』
タイ政府派戦闘部隊、解散後は赤穂浪士?
セカンドライフでバーチャル浮気? 英カップルが離婚
夫が妻に発砲、流れ弾で息子が死亡
運転手、単なる勘違いで射殺される
女車掌、初老の男性をバスから蹴落とし解雇
浮気夫に熱した油をかけ刺した後、自殺
6歳養女を強姦か、イヌ・ブタ・ウシも タイ東北
真珠男、同一女性を4度強姦
さまよえるタイ政府、空港に臨時首相府   反政府派が首相府で田植え
バンコクの非常事態宣言解除
タイ首相失職、料理番組出演で憲法違反
非常事態宣言 発令
ダム開発反対で、住民が黒魔術儀式
バンコク都庁、「南アで一稼ぎ」に警告
「死んでやる」別れ話に逆上、道路に寝転がって車にひかれ本当に死亡
英国人男性、洪水の中歩き感電死 パタヤ
64歳妻、愛人作った68歳夫をカマで殺害
女性同士の結婚式。新郎が新婦に一目ぼれ
<交通死亡事故>口移しでチョコ…助手席の女を逮捕 青森
コンドームつけコブラと格闘、両者相討ち
中学・高校に女装生徒用トイレ、タイ東北部
中年英国人、パタヤの一軒家で少年とハーレム生活
世論調査、「生まれ変わるならタイ人」
実の子に物乞い強要、その稼ぎで車とバイクを購入
女子高生、変質者の男性器に噛み付き窮地逃れる
若者に銃貸し出し、レンタル料は犯行後に支払い
自分の娘と娘に産ませた子を強姦=バンコク
タクシー運転手、日本人乗客の置き忘れた大金届ける
元風俗王、バンコク都知事選に再挑戦
ナナ・プラザでぼや騒ぎ、辺りでは一時停電
タイの小中学生、ネットまねて女児輪姦
妻帯者の男、アパートの住民に恋し目の前で自慰行為
負けるなタクシン タイでドリンク剤新商品
死んだふりで命拾い、警官が女友達殺害に失敗=タイ北部
ホステス取り合いで警官が若者射殺
教科書も海賊版、タイ東北で5万冊押収
「女性呼称法」、6月4日に発効
タイ人の離婚原因、トップは「不誠実」
県警警部が強姦未遂 容疑で逮捕 本人は否認 捜査協力の女性被害
元恋人が新郎家族を殺傷、結婚式のはずが葬式に
飛行機で「全裸の自由」満喫 独、初のヌーディスト機
ルンピニ公園の売春婦、買春客に車内で乱暴される
外国人観光客、男性器増大注射でショック死
ボルト盗まれ高圧鉄塔倒壊、バンコク郊外
あまりの嫉妬深さに嫌気がさし、妻を蹴り殺す
75歳実母強姦・殺害容疑で56歳男逮捕、タイ中部パトゥムタニ
タクシン帰国と恐怖の報復人事
睡眠薬強盗容疑、バンコク在住の邦人2人逮捕
新空港周辺住民、明確な回答が無い場合はロケット花火で運行妨害
英国男性の半数「プラズマTVと交換なら性交6カ月我慢する」
バンコクの若者、バレンタインデーは性交の日?
問題児をシベリア送り=過酷な環境で更生狙う-独
居眠りバスが交番に衝突、バンコク
タイの新首相、テレビでの料理番組続投にも意欲
双子の男女が知らずに結婚、婚姻無効に 英国
組員装った女逮捕=恐喝被害900万「男と思った」-大阪
<なまはげ暴走>大浴場に侵入 女性客数人の体触る 秋田
夫婦生活少ないと浮気疑い夫を毒殺
タイ、タクシン派政権発足確実に
小5男子4人組、小2女子に繰り返し乱暴

Last updated: 06/12/2011 13:45:58
外道の細道


空港占拠、楽しかった タイ外相発言が波紋

【タイ】反タクシン元首相派団体民主主義のための市民同盟(PAD)によるスワンナプーム空港占拠に参加したカシット外相(64)が空港占拠は非常に楽しかったと発言したと報じられ、物議をかもしている。野党に転落したタクシン派は外相の更迭を要求しているが、アピシット首相(44)は24日、外相就任前の発言として解任を拒否。カシット氏自身は発言が誤解された。もしくは悪意を持ってねじまげられたと主張している。

 カシット氏は駐米、駐日大使などを歴任した大物外交官。2006年から度々PADの集会で演説し、国益より私利私益を優先したとしてタクシン氏を糾弾した。今年 11月25日から12月2日にわたった空港占拠では現場に駆けつけ、民主主義のためだとして占拠を正当化する演説を行っていた。

 英デイリーテレグラフ紙によると、カシット氏は空港占拠について、(PADがデモ参加者に無料で提供した)食事はおいしく、音楽も大変良かったなどと発言。欧米メディアの多くは今回の空港占拠を、外国人旅行者数十万人を足止めさせ、輸出、観光に大打撃を与えた違法デモと報じており、カシット氏の外相としての適性を疑問視している。







取調室で少女強姦、タイ警官2人に禁固20年 

バンコク都内ペッカセーム署の男性警官3人が強姦罪に問われた裁判で、タイ刑事裁判所は4日、被告2人にそれぞれ禁固20年、罰金4万バーツの実刑判決を言い渡した。1人は証拠不十分で無罪になった。タイ国営テレビ局チャンネル9が報じた。

 起訴状によると、被告3人を含む4人は2007年1月、覚せい剤使用容疑でペッカセーム署に連行した少女(当時16歳)を取調室で数回強姦した。被告3人は容疑を否定していた。

 タイでは警官による殺人、誘拐、麻薬密売といった犯罪が後を絶たない。今年2月には誘拐、強盗、恐喝などの容疑で20人近い警官グループが逮捕された。この事件ではでっち上げで投獄され財産を奪われるなどした被害者が50人以上に上るとみられている。






反政府派、タイ首相府から退去 内部は荒れ果て、修繕に1億バーツ以上

反政府活動の休止を発表した反タクシン元首相派団体民主主義のための市民同盟(PAD)は3日、8月下旬から占拠していたバンコクのタイ首相府を明け渡した。数百―数千人が3カ月に渡り寝泊りしたため、内部は荒れ果て、修繕に1億バーツ以上かかると見積もられている。

 PADは首相府内に演説・コンサート用のステージ、無料の食堂や理髪店、PADグッズの販売店などを設け、長期占拠をアピールするため、芝生の一角に水田までこしらえていた。







得意なのは『手榴弾投げダンス』

 反政府勢力を毛嫌いしていることで知られるカティヤ陸軍少将は11月20日、エアロビクス担当を命じられたことに激怒し、「約束を破った」とアヌポン陸軍司令官を強く非難した。

 同少将は、政府支持団体「反独裁民主戦線(UDD)」のメンバーに対し、反政府組織「市民民主連合(PAD)」に対抗する戦術を手ほどきしたとされている。

 さらに、「政府庁舎の占拠を続けるPADは爆弾攻撃を受けるだろう」などと発言しており、軍内部でもその言動が問題視されていた。

 陸軍の健康促進・スポーツ奨励プログラムでエアロビクス担当と命じられたことに対し、同少将は、「戦士に人前で踊れとはばかげている。アヌポン司令官は昇進を約束していたが、これを破った」と不満を露にした。

 また、冗談めかして、「わたしにもできるダンスがある。それは、『手りゅう弾投げダンス』だ」と言い放った。







タイ政府派戦闘部隊、解散後は赤穂浪士?

【タイ】政府支持派、反政府派の対立で混乱が続くタイで、双方の市民グループが軍人から戦闘訓練を受け、戦力アップを図っている。

 8月下旬からバンコクの首相府を占拠している反政府派市民団体民主主義のための市民同盟(PAD)は、最高幹部のジャムロン元バンコク都知事が退役陸軍少将というつながりからか、早くから軍人の指導を受け、戦闘訓練を積んできた。そのかいあって、これまでに政府支持派市民グループと衝突した際には、PADの戦闘部隊シーウィチャイ戦闘隊がケンカ慣れしていない政府支持派を翻ろうした。

 やられっぱなしだった政府派は、陸軍の武闘派として知られるカッティヤ陸軍少将の下、市民約100人からなる戦闘部隊[[タークシン王戦闘隊」を結成。王宮前広場などで訓練に励んだ。同部隊はアヌポン陸軍司令官の命令を受け、すでに戦闘訓練を中止し、解散した(カッティヤ少将)というが、カッティヤ少将は「今後彼らが何をしようと私は一切関知しない。日本の47人の浪人のような行動に出るかもしれない」と、物騒な警告を発している。カッティヤ少将はまた、今後、反政府デモの鎮圧でRPG(携帯対戦車兵器)などの使用も辞さないと述べ、一般市民にデモに絶対参加しないよう呼びかけた。

 政府派戦闘部隊の名前の由来となっているタークシン王は18世紀後半、アユタヤ王朝滅亡後にトンブリ王朝を打ち立て、タイの領土を回復した。しかし配下の将軍だった現王朝の始祖に処刑され、王朝は1代で滅びた。タクシン元首相とはタイ語のつづりが異なる。







セカンドライフでバーチャル浮気? 英カップルが離婚

ロンドン(CNN) インターネットの仮想世界「セカンドライフ」で、夫が浮気しているのを目撃した妻が、離婚を申請した。妻は「本当に傷ついた。彼のやっていたことが信じられない」と怒り心頭だ。

バーチャルな浮気が原因で離婚に至ったのは、英国のエイミー・テイラーさん(28)と、夫のデイビッド・ポラードさん(40)。テイラーさんは英紙ウェスタン・モーニング・ニュースに対し、ポラードさんがセカンドライフで別の女性とセックスしていたところを目撃したと述べている。

2人は2003年に、インターネットのチャットで知り合い、2005年に結婚。結婚式はセカンドライフ上で、盛大に開かれた。

セカンドライフなどでは、自分の分身となるアニメ・キャラクター「アバター」が、ネット上の人格となって交流している。テイラーさんによれば、ポラードさんのアバターがバーチャル売春婦とセックスしているところを見たという。

このほか、ネット上でオンライン探偵を雇って、ポラードさんのネット上における行動を監視し、状況を把握したと述べている。

これを機に、テイラーさんは離婚をつきつけて、家を出て行った。現在はオンラインゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト」で知り合った別の男性と付き合っているという。

一方、ポラードさんは、「米国の女の子」とネット上で付き合いがあったことは認めているが、「サイバー・セックスやそれに似たようなことは、一切やっていない」と反論。「チャットしたり、一緒にぶらぶらしていただけ」と主張している。







夫が妻に発砲、流れ弾で息子が死亡

タイ西部カンジャナブリ県で17日、韓国式焼肉店を経営する男性(49)宅で発砲事件があり、男性と15歳の息子が死亡した。男性が口論となった妻(40)に向かって銃を2回発砲し、1発は妻の足の裏に当たったが、もう1発がそれて息子の背中に命中。男性はその場で頭を撃って自殺した。息子は救急隊が駆けつけた時はまだ息があったが、病院に搬送される途中で死亡したという。

 男性は商売や娘のことで妻と口論することが多く、酒に酔った勢いで長年の不満が爆発して妻に発砲したが、誤って息子を撃ってしまったため自殺したものとみられる。国営タイ通信が報じた。







運転手、単なる勘違いで射殺される



 9月20日午後12時すぎ、バンコク都内ラムカムヘン通りで、単なる勘違いによりタクシー運転手の男性が殺害され、女性1人が重傷を追うという事件が起きた。

 目撃者の証言によれば、殺された運転手のアティパンさん(40)と裁縫店を営むリサラさんが、店の中で話をしていたところに、リサラさんの夫である警察官のアピパンさん(54)が入ってくると、いきなりリサラさんを殴り、腹部に発砲。その後、アティパンさんの左胸を撃ったという。

 そのため、アティパンさんは助けを求めて、外に飛び出したが、アピパン容疑者はさらに背中に向け発砲した後、逃走。アティパンさんは出血多量でその場で死亡した。

 近所の人の話では、アピパン容疑者は非常に暴力的であり、日ごろからリサラさんに暴力を振るっていたという。このため、たまりかねたリサラさんは裁判所に離婚調停を申し立てていた。

 また、タクシー運転手のアティパンさんはリサラさんが縫った洋服を顧客に届けるため、たまたま呼ばれただけだった。しかし、アピパン容疑者は、2人は深い関係にあり、そのため、夫人が離婚したがっている、と勝手に解釈。凶行に及ぶこととなった。

 なお、同容疑者は事件翌日、弁護士とともに自首。2人を死傷させているにもかかわらず、40万バーツの保釈金で保釈を認められた。







女車掌、初老の男性をバスから蹴落とし解雇



 10月11日、バンコク都内を走る路線バスの女車掌が高齢者の乗客に罵声を浴びせた上、車内から蹴り落とすという事件が起きた。

 王宮前広場(サナムルアン)とワニ園を結ぶ123番の路線バスに乗ったタワットさん(68)は元公務員であったことを示す身分証明書を提示して、料金を半額支払った。タイでは元公務員はバス料金が半額になるからだ。

 しかし、これに対して、女車掌のピチトラー(40)は「わざわざ停車してやったのに、お前、半額しか払わないのか。時間の無駄だよ」と罵声を浴びせた。

 これに対して、タワットさんが「ただ乗りよりはマシだろ」と言い返したところ、ピチトラーはバスを運転していた夫のナンター(40)にバスを止めるようい指示。その後、ナンターが運転席からやってきて「お前、文句があるなら、降りろ」タワットさんを突き飛ばしたという。

 身の危険を感じたタワットさんはバスを降りようとしたが、その時、ピチトラーに蹴飛ばされ、階段を転げ落ちてしまった。このため、ワタットさんはその足で、警察に被害届を出した。

 その後、路線バスを管理・運営する輸送公社が内部調査を開始。そして、13日、ポチトラーとナンターが警察に出頭した。

 しかし、両名は警察者でタワットさんと顔をあわせると、再び罵声を浴びせ、警官や記者には、「こいつが金を払おうとしなかったから、文句を言ったんだ。暴力なんて振るっていない」と言い張ったことで、再び、タワットさんと口論になった。

 しかし、警官が医師の診断書、および目撃者の証言を突きつけたことで、ポチトラーとナンターはしぶしぶ容疑を認め、タワットさんにいやいや謝罪することとなった。

 これに対して、タワットさんは「老いたりとはいえ、私も男だ。謝罪した者は許す」として、起訴する考えのないことを明らかにした。

 一方、輸送公社側であるが、「このような非常識かつ暴力的な者を雇用するわけにはいなない」として2人を解雇。さらに、陸運局に対して、2人をブラックリストに載せ、2度と公共輸送の仕事に就けないようにした。また、公社の調査委員会ではより詳しい事情を調べ、場合によっては、公社が原告となり、2人を起訴することも検討しているとのことだ。






浮気夫に熱した油をかけ刺した後、自殺

 10月1日、東部ラヨン県の民家で、53歳の男性が妻から熱した油をかけられた上、刃物で刺されるという事件が起きた。

 同日の昼時、家の中からセンさん(53)の絶叫が聞こえたことから、近所の人が駆けつけると、センさんは熱した食用油を全身にかけられた上、刃物で胸を刺されて、もがき苦しんでいた。そのため、すぐに病院に搬送された。

 一方、犯人である妻のワラーは夫が病院への搬送されている間、電線コードを浴室まで引っ張ってくると、湯船に水を溜め、その中に身体を浸してから、コードを入れ、感電自殺しようとした。

 病院から戻ってきた隣人は今後は、湯船でぐったりしているワラーを発見。その足で、病院に搬送したが、その途中で息を引き取った。

 センさんの母親によれば、2人は結婚して35年になり、すでに社会人になっている2人の子供がいるという。仲のいい夫婦で、長年、何の問題もなく暮らしてきたが、センさんが8カ月前から市場でモノ売りをしている女性と関係を持ったことで状況が一転。連日、喧嘩が絶えなくなったとのことだ。







6歳養女を強姦か、イヌ・ブタ・ウシも タイ東北

タイ東北部マハサラカム県で24日、6歳の孫娘を数度にわたり強姦していた68歳の祖父が逮捕された。台湾への出稼ぎから帰ってきた母親が娘の様子がおかしいのに気づき、問い詰めたところ、祖父に強姦されたことを打ち明けたという。この母親は男の養女で、自分も5歳の時から15歳になるまで幾度となく男に強姦され、その後、家から逃げ出したという。男は孫娘と一緒に水浴びをしただけで強姦容疑は否定している。

 この男はまた、酒に酔った際にイヌ、ブタ、ウシなど村人が飼っている家畜を強姦して村人から疎まれていたという。国営タイ通信が報じた。






真珠男、同一女性を4度強姦

バンコクの警察は12日、同一女性の自宅に4度にわたって押し入り、強盗・強姦を繰り返していた作業員の男(33)を逮捕した。タイ字紙カオソッドが報じた。

 警察の調べによると、男は先月3日未明、都内バンクンティアン地区で一人暮らしをしている女性エーさん(仮名)の自宅にナイフを持って押し入り、エーさんを強姦した上、携帯電話、アクセサリー、現金などを奪い逃走した。エーさんの自宅に隣接するオンラインゲーム店のトイレからエーさんが服を着替えているところが見えたため侵入したという。男は1回目の犯行の後、同15日、27日、28日の3度にわたってエーさん宅に押し入り、エーさんを強姦し、エーさんが新たに購入した携帯電話などを強奪していた。

 男は東北部ウボンラチャタニ県で7年前に少女強姦罪で逮捕されたことのある前科者で、最初は容疑を否認していたが、ペニスに真珠3個を埋めていた事実をエーさんに指摘されて犯行を認めたという。







さまよえるタイ政府、空港に臨時首相府   反政府派が首相府で田植え

【タイ】タイ政府は16日、バンコク北郊のドンムアン空港(旧バンコク国際空港)の空港ビルを臨時の首相府オフィスにすると発表した。バンコク都内の首相府が8月下旬から反タイ政府団体民主主義のための市民同盟(PAD)のデモ隊に占拠され、奪還の見通しが立たないため。

 ドンムアンは2006年のスワンナプーム国際空港の開港で現在は一部国内線のみで使用され、空港ビルの大半が空き家となっている。政府はVIPラウンジを首相室にするなど改装し、臨時首相府の体裁を整える。改装やオフィス機器などの予算は800万バーツ。

 都内の首相府にはPAD支持者数千人が居座り、行政の本丸にデモ隊の洗濯物がひるがえる事態となっている。演説や歌謡ショー用のステージ、反政府グッズを扱う露店、テントなどが設営され、敷地は荒れ放題。池の魚は酸欠ですべて死亡し、連日の大雨で体調を崩す人も多いと報じられている。しかし、ジャムロン元バンコク都知事らPADの指導者9人は反逆罪などで逮捕状が出ているためか、首相が変わろうが解散総選挙になろうが首相府占拠を続ける方針を打ち出している。







バンコクの非常事態宣言解除

【タイ】ソムチャーイ首相代行(副首相兼教育相)は14日、2日にバンコクに発令された非常事態宣言を解除すると発表した。観光など経済への影響が大きいとして、アヌポン陸軍司令官、財界などが解除を求めていた。

 非常事態宣言は5人以上の集会禁止、報道の検閲などを定めたもので、反タイ政府団体民主主義のための市民同盟(PAD)と政府支持派が2日未明に衝突し、1人が死亡、40人以上が負傷したことを受け、サマック前首相が発令した。8月下旬からバンコクの首相府を占拠しているPADの排除を狙ったものだったが、肝心の軍が強制排除を拒否し、発令は掛け声倒れに終わっていた。

 サマック首相は9日、出演料を受け取り料理番組に出演したことを違憲とされ、失職。ソムチャーイ副首相が首相代行に就いた。







タイ首相失職、料理番組出演で憲法違反

【タイ】テレビの料理番組に出演したタイのサマック首相が、首相の副業を禁じた憲法に違反したとして訴えられた裁判で、タイ憲法裁判所は9日、違憲の事実を認め、首相の失職を宣言した。タイ国会は月内に次期首相を指名する見通しで、それまではソムチャーイ副首相兼教育相が首相代行を務める。サマック氏は公職追放処分を受けず下院議員の身分を維持するため、連立与党の支持で再度首相に指名される可能性があるが、政権内には第2与党チャートタイ党のバンハーン党首(元首相)らを押す動きもある。

 サマック氏は今年2月に首相に就任するまで、料理番組2本を抱える売れっ子の料理人だった。就任後しばらくして出演を取り止めたが、反タクシン派の 上院議員に首相の副業で違憲だとして訴えられた。裁判は出演料を受け取ってのテレビ出演が憲法上の被雇用者に当たるかどうかが争点となり、憲法裁は、首相の資格を定める重大な問題で、一般の法律より語句の意味を拡大解釈する必要があるとして、違憲と判断した。

 サマック氏が首相に復帰しない場合、後任にはバンハーン氏のほか、最大与党パランプラチャーチョン党(PPP)副党首のソムチャーイ副首相兼教育相、同党幹事長のスラポン副首相兼財務相らの名前が挙がっている。ただ、ソムチャーイ氏はタクシン元首相の義弟、スラポン氏は元首相の側近で、伝統エリート層を中心とする反タクシン派の反発が必至。一方、バンハーン氏は反タクシン派とまずまずの関係を築いている。ただ、8月下旬からタイ首相府を占拠している反政府団体民主主義のための市民同盟(PAD)は連立与党からの首相擁立を一切認めないという強硬姿勢を崩していない。







非常事態宣言 発令

 非常事態宣言とは05年に制定された『非常事態下での統治法』第9条に基づくもので、非常事態を速やかに正常化し、暴動発生を回避するために発令するもの。同宣言を発令する権限は首相にある。

 非常事態宣言下のバンコクでは、以下の制限を受ける。

(1)5人以上の集会および秘密会議、もしくは治安を乱すと考えられる行為が禁止される
(2)国民に不安感を与える記事、治安に関し国民に誤った情報を提供する記事を、新聞などあらゆる媒体を通じて配布・販売することが禁止される
(3)治安維持責任者が指定した交通路・交通機関の市民の利用を禁止することができる
(4)治安維持責任者が指定した建物への市民の出入りを禁止することができる
(5)治安維持責任者が指定したエリアから市民を移動させ、また同エリアへの出入りを禁止することができる



反・親政府団体衝突までの経過

 9月2日午前零時30分頃 UDD(親政府団体)の約1000人が王宮前広場(サナムルアン)からPAD(反政府団体)がマラソン集会実施中の国連ビル前に向かったことから、PAD幹部が、政府庁舎(首相府)選挙中のデモ隊に外に出ないよう呼びかけた。その後の経過は以下の通り。

(午前1時頃)
UDDの集団がバンコク都内ラチャダムヌンノーク通りで警察の警備線を突破

(午前1時15分頃)
国連ビル前付近でUDDの集団とPADの自警団が衝突。石を投げ合い、銃声が鳴り響く。多数の負傷者が出る

(午前1時30分頃)
PAD幹部のソンティ氏が戦闘状態を宣言するとともに、「陸軍高官の中にUDDに味方している者がいる」と非難

(午前1時45分頃)
警察機動隊と救急車が現場に到着

(午前2時15分頃)
警察庁長官が、「暴動鎮圧のため陸軍に出動が要請された」と明らかにする

(午前2時45分頃)
国連ビル前に陸軍の部隊(約400人)が到着

(午前3時10分頃)
UDDがラチャダムヌン・ボクシング・スタジアム前にテントを設営し、「PADがデモをやめるまで集会を続ける」と宣言

(午前3時20分頃)
PAD幹部のスリヤサイ氏が、「UDDの集団が政府庁舎に乱入しデモ隊を殺害する恐れがある」と警告

(午前3時25分頃)
ボクシング・スタジアム付近と政府庁舎周辺でUDDとPADが衝突

(午前7時5分頃)
サマック首相がバンコクに非常事態宣言を発令

(午前8時頃)
UDDが引揚げ。PADは国連ビル前での集会、および政府庁舎の占拠を続ける



観光に打撃、外国人3割減=ホテルのキャンセルも-タイ
9月5日18時52分配信 時事通信

 【バンコク5日時事】タイのサマック首相の辞任を求める市民団体「民主主義市民連合」の反政府活動が続いていることに伴い、同国の観光業に大きな影響が出ている。バンコクに非常事態宣言が発令された2日以降、新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)から同国に入国する外国人旅行者は通常時に比べ3割も減少。観光地でのホテル予約のキャンセルも相次いでいるという。
 タイ旅行業協会によると、同空港からは1日平均8000~1万人の外国人が入国している。しかし、非常事態宣言が出され、各国が渡航情報で旅行者に注意を呼び掛けていることに伴い、入国者は30%も減った。 



英豪、一部アジア諸国がタイ旅行自粛を勧告 政情混乱で (CNN) 

サマック首相の退任を要求する反政府団体「民主主義市民連合」(PAD)と首相支持派勢力が首都バンコクで衝突、死傷者が出て2日に非常事態が宣言されたタイ政情で、英国、オーストラリア、シンガポールなど一部のアジア諸国は自国民に対しタイへの旅行を自粛、延期するよう促した。
観光業はタイの主要外貨獲得源で、国内総生産(GDP)の約6%に相当。1週間余にわたって続くPADの抗議行動で、外国人観光客の移動などに既に悪影響が出ており、渡航自粛の勧告はタイ観光業界にさらなる痛手となる。地元企業の株価も下落している。
香港、中国も住民にタイ旅行の再考を促した。タイでは、PADに同調する電力、水道会社の労組も政府省庁へのサービス中断を警告。タイ南部の海岸リゾート地の一部空港にもPAD支持者が押し掛け、フライト離着陸に支障が出ている。
サマック首相は辞任を否定している。



【コラム】「タイ政治社会の潮流」無政府状態に突入してしまった
9月5日9時34分配信 NNA

 ついに、バンコクに非常事態宣言が出された。この稿が掲載されるころには、どう展開しているか予測はできないが、先月末からの「民主主義のための市民連合」(以下、連合)の反政府運動の過激化は、きわめて深刻な事態を引き起こしている。一言で言えば、「無政府状態」に突入してしまった。首相府を連合デモ隊に占拠され、それも1週間にも及ぶというのに政府は有効な対策を打ち出せないままである。また、連合の影響下にある南部地方の団体は、もし政府が非常事態宣言を出し集会を強制排除するなら、サマック首相の南部立ち入りを阻止するとともに、主要空港を閉鎖するとの声明を出したとも報じられている。やはりこれは異常事態と言わざるを得ない。こうした連合の反政府運動がなぜ生まれたのであろうか。

 まず、都市を中心とした市民の反タックシン感情の存在を指摘せざるを得ない。つまり、今回の反政府運動は「マラソン集会」と呼ばれているように、きわめて長期期間にわたっており、すでに100日以上にわたっている。その間の連合の行動にも問題は多々あるが、政府や国会に対する市民の不満が、この集会に対して「暗黙の了解」を与えているのは間違いない。だからこそ、これほどの継続が可能であった。とりわけ、タックシンの亡命が報じられると、サマック政権への影響がなくなると考え、事態改善への期待感も織り交ぜて、市民の間にある種の安堵感が一瞬流れたのも、社会一般のタックシン(=サマック)への嫌悪感情が根底に存在する故であろう。オルグに要する費用も含めて、集会には膨大な経費がかかる。その真偽ははっきりしないが、連合筋によれば、1日当たり経費は50 万~100万バーツを要するが、グッズ販売を中心に収入も好調で全体では資金には余裕があるという。たしかに、大物資産家からの出資も可能性としてはあるが、やはり連合のトップ指導者であるチャムローンの傘下にあるサンティ・アソーク系を中心とした人脈からの支援が大きいのではないだろうか。加えて、サマック政権の無策も、問われねばならない。たしかに、タックシンの操り人形であるサマックが自由に動けないのはよくわかるが、与党や自身の選挙違反や汚職に起因する司法過程への対策に夢中で、連合による運動への対策はほとんど後手に回り、気がついてみると、自らの仕事場も占領されていたということになる。また、野党の責任も大きい。民主党は、国会等での活動を通して徹底的に政府批判をすべきであったし、国会の外にあっても党主導で国民的な反政府運動を繰り広げるのが本筋であった。ところが、自ら汗を流すことはなかった。当初連合の運動を側面的に支持していたのはもちろんであるが、運動が拡大し非合法的行為に走るのも傍観してしまったといえよう。先の総選挙後、行政府と立法府がまったく機能していないのである。

 付け加えるとすれば、タイにも劇場政治が生まれつつあるといえる。連合の集会は国民全員が毎日観賞できるショーと化したという指摘がある。テレビ、新聞、ラジオ、インターネット等を通じて、日ごとに変わる集会の模様を楽しんでいる向きがあるという。タイのマスコミはまだまだ未熟で、批判的かつ建設的な報道は少ない。しかし、ショーとしての材料提供能力は十分であり、連合の運動には有利に働いている。

 それにしても、タックシンの亡命直後に生じた権力の空白状態、サマックの非力および与党内の混乱に乗じた連合の首相府占拠という戦略は、よく練られている。つまり、警察はこれほどの規模の集会の排除は未経験であり、もし実力行使に踏み切れば流血は避けられず、責任を問われること、および軍は、あくまでも、政府の強制排除方針には反対であることを見越しての占拠作戦であった。よしんば、衝突による惨事が生じても、それは最終的には有利に働くとの計算に立った上での戦略ともいえる。

 さらなる事態の悪化は避けられないであろう。いずれにしても、この無政府状態打開の見通しは、いかなる数式より難しい。当面の変数は、連合、サマック、タックシンの遠距離操作(駐バンコク司令部)、軍部である。果たして、だれがどう動くか、国王の支援を要請しなければならないのか、静観する以外にない。ただ、2年前のクーデタからこの無政府状態の出現までを鳥瞰すれば、1970年代以降にあってタイ政治を動かしてきた「国王を元首とする民主制」原理が疲弊し始め、新しい原理を要求しているともいえるであろう。

赤木攻(大阪外国語大名誉教授)







ダム開発反対で、住民が黒魔術儀式

 北部プレー県ソン郡内で、ケンスアテンダム建設計画に反対する住民500人以上が集まり、黒魔術の儀式を執り行った。

 同儀式は、ダム建設を進めようとしているサマック首相を呪うためのもので、首相を模した人形が燃やされ、その灰はヨム川に撒かれた。

 6月初旬にサマック首相が、「ケンスアテンダム建設を全面的に支援する」と表明したことに対して、住民代表は、「我々は19年間もダム建設に反対してきた。広大なチーク林を守るためにも、今後も反対運動を続ける。プロジェクト関係者の身の安全は保証しない」と怒りを露にしていた。







バンコク都庁、「南アで一稼ぎ」に警告

 先に南アフリカ共和国を訪れ帰国した、バンコク都庁のシティサート副助役は、同国のセックス産業で働くことは高いHIV感染率を考えると割に合わないと指摘、同国への出稼ぎを考えている者に考え直すよう呼びかけた。

 南アに出稼ぎに行くタイ人は年間1000人前後とみられるが、HIV(エイズウイルス)に感染して首都プレトリアのタイ大使館に助けを求めたタイ人女性は2006年が60人、今年1-4月期が約20人となっている。

 同副助役によれば、南アのセックス産業で働くためには1人当たり20万~30万バーツの手数料が必要とされ、これを働きながら返済することになるが、期待していたほど収入を得られないのが現状という。







「死んでやる」別れ話に逆上、道路に寝転がって車にひかれ本当に死亡

 14日午前零時半ごろ、愛知県常滑市古道東割の県道で、交際相手の女性と別れ話をした後、「死んでやる」と言って車道に寝転がった同市小倉町の無職・中川翔太さん(20)が、愛知県半田市の男性会社員(27)の乗用車にはねられ、脳挫傷で死亡した。

 常滑署によると、中川さんは「別れるなら死んでやる」と、交際相手の女性の目の前で道路に寝転がり、数分後にはねられたという。現場は、常滑市と半田市を結ぶ主要道で、見通しのいい片側1車線の直線道路。昼間は交通量は多いが、深夜は少ないという。

 フジテレビの大ヒットドラマ「101回目のプロポーズ」(91年)では、武田鉄矢が演じるもてない主人公が、車道に飛び出し、はねられる寸前でトラックが急停車、「ボクは死にましぇ~ん!」と叫び、浅野温子が演じるプロポーズ相手のハートを射止めるシーンが有名。今回の事故は、寝転がっていたため、車が気付かず止まってくれなかった。捜査関係者は「死ぬ覚悟があったのか、車が来るとは知らずに勢いで寝転がったのかは、亡くなった本人にしかわからない」と話す。振った立場の女性もショックを受けているという。







「もう我慢できない」、妻が絶倫夫を絞め殺す


 6月25日、中部ナコンパトム県で妻が精力絶倫の夫に耐え切れず、絞殺するという事件が起きた。

 殺されたのはオートバイ修理工のチャイワットさん(52)。通報を受けた警官が事件の起きた平屋に到着すると、チャイワットさんの遺体のすぐ側に妻のユピンさん(42)が泣きながら座っていた。

 リサイクル工場で働くユピンさんは警官に対して、夫を殺害したと容認するとともに、以下のよう供述した。

「夫は精力絶倫で、1晩に5、6回求めてくることもしばしばでした。また、1回に30分以上かかるため、もううんざりしていました。仕事で疲れている時は拒否するのですが、そうすると『男が他にできたのか』と怒るため、いやいや相手をしていました。今日も拒否したのですが、夫が力ずくで性交渉を持とうとしたため、私も我慢の限界に達し、激しく抵抗したところ、気が付いたら、夫を絞め殺していました」







バンコク隣県にニューハーフ村長誕生

バンコク東郊のサムットプラカン県に同県初というニューハーフの村長が誕生した。以前に村長補佐を務めた経験があるチューチャートさん(46)で、手堅い行政能力が評価され、6月22日に行われた村長選で、他の3候補を抑え勝利した。

 タイ内務省によると、タイの村長は6月時点で6万6596人で、男性6万3485人、女性3111人。ニューハーフの村長の数は不明という。







英国人男性、洪水の中歩き感電死 パタヤ

9日未明、タイ東部リゾートのパタヤ市で、洪水の中を歩いていた男性が感電死した。タイ字紙タイラットによると、死亡したのは30歳の英国人男性。一緒に歩いていたタイ人女性によると、バス停のそばを通った際に標識のあたりで漏電の気配があったため慌てて後退し、男性にも近づかないよう注意したが、酒に酔っていた男性はそのまま前進して感電し、水の中に倒れ込んだという。

 パタヤ市一帯では18日から19日にかけて断続的な大雨が降って市内が冠水、男性が感電した場所ではひざ上まで水がたまっていた。警察は地下に埋設された電線の一部から漏電したものとみて、事故の詳しい状況を調べている。







64歳妻、愛人作った68歳夫をカマで殺害

タイ中部サラブリ県ムアックレック市内の山林で15日、老夫婦が刃物を奪い合う乱闘の末、妻が夫を切り殺す事件があった。

 タイ字紙タイラットによると、死亡したのは炭焼きで生計を立てているマン・ブンロームさん(68)で、警察はその妻、ブンミー容疑者(64)を殺人容疑で逮捕した。

 警察の調べによると、ブンミー容疑者はマンさんが別の女性と交際を始めたことに腹を立てて2カ月前に家出していたが、マンさんが土地を売って金を手に入れたことを聞きつけ、分け前をもらおうと戻ってきたという。ところが、マンさんが金をすべて交際中の女性に渡したことを知って炭焼き場で激しい乱闘となり、マンさんが持ち出した草刈り用のカマをブンミー容疑者が奪い取り、マンさんを切り殺した。ブンミー容疑者も背中や頭を切られて重傷を負い、治療に訪れた病院で警察に逮捕された。







女性同士の結婚式。新郎が新婦に一目ぼれ


 6月1日、中部サムットサコン県で女性同士の結婚式が盛大に行なわれた。

 新郎のポンティップさん(46)は農園で果物を栽培し、それを売って生計を立てていた。すでに両親は死亡しているため、ポンティップさんが一家の大黒柱となり、兄弟4人の面倒をみていた。

 新婦のウアイポンさん(36)と知り合ったのは2年ほど前。新婦の経営する小さな美容院に行った時が最初の出会いとなった。「まさに一目ぼれでした」という新郎のポンティップさんはそれから足しげく通い、1年ほどで恋人として付き合うようになった。

 その間、ポンティップさんは所有する農地を売却し600万バーツ近い現金が入ってきた。兄弟にそれぞれ家を新築し、さらに残った金をそれぞれに分け与えたことで、大黒柱としての責任から解放されたポンティップさんは2か月前にプロポーズ。ウアイポンさんもこれを受け入れた。

 ポンティップさんは、「いろいろ聞かれるけど、大切なのは2人の愛」といい、理想的な夫になっていきたい、と話している。

 また、ウアイポンさんは、「ひんぱんに美容院に来てくれました。そのうちに愛が少しずつ芽生え、その後、だんだんと大きくなっていきました。ポンティップさんは、気配りが上手で、マメで、仕事熱心で、誠実」と手放しで褒めていた。

 なお、新郎から新婦への結納金は現金と宝石で合計5万バーツだった。







<交通死亡事故>口移しでチョコ…助手席の女を逮捕 青森

 車を運転中にチョコレートを口移しで食べようとし、歩行者をはねて死亡させたとして、青森地検が運転していた青森市内の会社員の男(47)を自動車運転過失致死容疑、助手席の20代の女を重過失致死容疑で逮捕したことが13日分かった。地検によると、同容疑で助手席の同乗者を逮捕するのは異例。2人は容疑を認めているという。

 地検は2人の氏名を公表していないが、関係者によると、男は青森市筒井八ツ橋、会社員、大山浩美(ひろよし)容疑者。地検によると、2人は昨年12月28日午後5時20分ごろ、青森県野辺地町の町道を走行中、チョコレートを口移ししようとして前方不注意となり、前を歩いていた町内の無職男性(69)をはねて死亡させた疑い。

 大山容疑者は事故直後、助手席の女を「通行人だ」といい、無関係を装っていたという。県警は4月4日に男を自動車運転過失致死容疑で書類送検。地検は、2人の過失度合いは大きいとして今月7日に大山容疑者を、同9日に女を逮捕した。地検は「人を死なせた責任は重大だと判断した」としている。







コンドームつけコブラと格闘、両者相討ち

タイ中部アユタヤ県で8日朝、コブラと格闘の末にかまれて死亡したとみられる男性の遺体がみつかった。

 国営テレビ局チャンネル9によると、遺体は倉庫会社に勤務するウィロート・バンセンさん(40)で、足や顔など数カ所をコブラにかまれて道路脇で死亡しており、両手の間には体長1.5メートルほどのコブラの死骸があった。ウィロートさんの口の中にヘビのウロコが付着していたことから、ウィロートさんがコブラをかみ殺したとみられる。

 ウィロートさんはズボンの下にコンドームを装着しており、女性と野外で性交しようとしたところをコブラに襲われたようだ。







中学・高校に女装生徒用トイレ、タイ東北部

【タイ】タイ東北部シーサケート県のカムペーン中学・高校が女性を装う男性(タイ語でカトゥーイ)生徒用のトイレを作り、話題を呼んでいる。同校は生徒数が約2600人で、このうち男子生徒1000人の1割以上がカトゥーイ。ニュースクリップの電話取材に対し同校の教諭は、カトゥーイ生徒の専用トイレは中学・高校レベルでは初めてではないか。必要性については生徒、教師ともに理解しており、問題はないと話した。

 タイではカトゥーイは学校、職場でよく見かける日常的な存在。性転換したカトゥーイのミスコンは地上波テレビで生中継される人気番組だ。しかし差別も残っており、最近では、一部の大学がカトゥーイの入学を拒否したり、カトゥーイ学生の女装や化粧を禁じていたことが明らかになり、教育省が調査に乗り出している。







中年英国人、パタヤの一軒家で少年とハーレム生活


 5月18日、タイ東部の観光地パタヤで買春目的の少年が集まりハーレム状態となっていた一軒家が警察の手入れを受けた。

 この家の家主は英国人マイケル容疑者(56)で、警官が踏み込んだ時、ブリーフのみ身につけており、家の中には少年8人が待機していた。内訳は、19歳が3人、17歳が3人、そして15歳以下が2人であった。

 また、マイケル容疑者の寝室には、ローション、性欲増進剤のほか、床に複数のコンドームが落ちていた。さらに、同容疑者と10歳の少年との性交渉を撮影した写真も多数押収された。

 捜索時に家にいたバンコク都内のゲーバー店長、チャーリー容疑者(45)によれば、少年らは1回の性交渉につき1000バーツの約束でバンコクもしくはパタヤでチャーリー容疑者が「調達」して、マイケル容疑者に提供していたという。

 マイケル容疑者は性欲が強く、連日3人の少年を相手にしていた。家にいた8人は7日間拘束の約束で連れてこられていたという。チェーリー容疑者は「この8人を家に帰した後は、また新たな少年を連れてくることになっていた。これまでにも多くの少年をマイケル容疑者に斡旋してきた」と自供している。

 マイケル容疑者は18歳未満の少年に対するわいせつ罪、チャーリー容疑者は買春斡旋罪でそれぞれ逮捕された。







世論調査、「生まれ変わるならタイ人」

 アサンプション大学の世論調査によれば、「生まれ変わるならまたタイ人」との回答が約90%に達したという。

 この調査は今年5月、15都県在住の3487人を対象に実施された。

 ただ、この調査を実施した同大学・地域幸福観察調査学術ネットワークのノパドン主任によれば、「60%以上が、『タイ社会が平和、寛大、愛すべきものとは言えない』と回答した」とのこと。タイ人がタイ社会に不満を抱いていることも明らかになった。また、「タイ人が汚職を憎んでいるとは言い難い」との回答は約52%に達した

 今後6か月間の政局については、「衝突など暴力沙汰に発展する可能性が高まる」が66.3%となった。さらに、暴力沙汰については、「一部の人々の挑発的行為で起きる」とする意見が約79%となっている。

 また、現在の政治問題をどのように解決すべきかでは、「感情ではなく理性をもって解決すべき」が80%、「双方が譲歩すべき」が約75%、「双方が思いやりと寛大さを示すべき」が約72.7%となった。







実の子に物乞い強要、その稼ぎで車とバイクを購入


我が子に物乞いさせ生計を立てていた夫婦

 5月16日、自分の子供に物乞いをさせ、そのお金でピックアップトラックとオートバイを買うなどしていた保護者がアントン県で逮捕された。

 「少女2人が路上で1日中物乞いをしている。かわいそうでみていられない」との市民からの訴えを受けた警察が物乞いをしていたフォンちゃん(15)とダーオちゃん(5)から事情を聞いたところ、両親に命じられて物乞いをしていたと自供。このため、物乞い現場から少し離れたところに車を止め、そのなかで休んでいた養父のサティット容疑者(46)と実母のプライワン容疑者(33)を児童に対する強制労働の疑いで逮捕した。その際、車のなかにあった小銭1万5436バーツの入った肥料袋も押収された。

 フォンちゃんによれば、養父は風船を売っているが、ほとんど収入がなく、そのため、物乞いをするよう言われたという。物乞いを始めてから7年になるが、最初は試しにやってみたところ、意外に収入がよかったため、両親に学校を辞めさせられ、物乞いに専念するようになったという。

 一家は中部チャイヤプン県に住んでいるが、今では物乞い場所を探して近隣県を巡回。仮に、恵んでくれる人が多い場合はその地にしばらく留まっていた。1日の儲けは800バーツから1000バーツになったという。

 しかし、フォンちゃんは、「本当はほかの子供たちのように学校に行きたいけど、両親がピックアップトラックとオートバイを買ったので、その月賦を支払うために休みなく物乞いをしなければならない」と話している。

 警察ではサティットとプライワンの両容疑者を詳しく取り調べるとともに、2人の少女を保護施設に預託。2人とも久々に経験する自由な時間に物乞い時とは比べものにならないほど表情が明るくなり、施設内を活発に動き回っているとのことだ。







女子高生、変質者の男性器に噛み付き窮地逃れる


 5月6日午前7時ごろ、バンコク都に隣接するノンタブリ県パーククレット署に「女子高校生が寺院で変質者に襲われた」との通報が入った。

 同署の署長以下、複数の警官が事件現場となったチョンプラタン寺院に到着した時、被害者の高校3年生、エーさん(仮名、17)は教師や級友らに慰められているところだった。

 担任教師の供述によると、その日は道徳教育の一環としてクラス全員で早朝から寺院で僧侶の説法を聞いていたという。そして、話が済んだ後、エーさんが1人でトイレに行き、用を済ませて個室のドアを開けたところ、そこに中年の男が待ち伏せしており、再び、個室に押し込められてしまった。

 男は「声を上げたら殺す」とエーさんを脅して顔を殴り、所持金約1000バーツと携帯電話を強奪。さらに、服を脱ぎ捨て、エーさんを強姦しようとしたが、勃起しなかったため、オーラスセックスを強要した。

 そこで、エーさんは男の命令に従うふりをして、男性器に思い切り噛み付いた後、顔や首を力いっぱいひっかき、相手がひるんだ隙にトイレから逃げ出し、大声で助けを呼んだという。

 その後、警官と教師、被害者の級友が総がかりで、寺院内を探索し、隠れていた容疑者を発見。男性器に深い傷を負っており、出血量が多かったことから、警察署に連行する前に治療のため病院に搬送された。

 逮捕されたタニン容疑者(48)は、「これまでにも同じような犯行を繰り返しており、4年の懲役刑を受けました。出所後は事件を起こした寺院で僧侶に寄進される食事を分けてもらい生活していました。今回の事件の前にも、コンビニエンスストアの女性従業員を襲い、オーラスセックスを強要したのですが、途中で逃げられてしまいました」と自供している。

 同容疑者はまた、「それにしても、男性器に噛み付くとは夢にも思わなかった」とも話していた。



女性美容師、容疑者の舌に噛み付き難を逃れる



 バンコク都内のコンドミニアム内で女性が後を付けてきた男に強姦されそうになったが、相手の舌を噛み切り難を逃れるという事件が起きた。

 5月2日午前2時ごろ、バンコク都内オンヌット通りソイ46のニランド・レジデンス・コンドミニアムに住む女性美容師、スパトラさん(34)が帰宅し、カードキーで入り口ドアを開けたところ、見知らぬ男がいっしょに入ってきた。

 男はエレベーターの中でしきりに話しかけてきて、4階に着くといっしょに降りたので、スパトラさんは、他の部屋の住民かと思ったという。そして、自室のドアを開けたところ、男がいきなり部屋に押し入り、抱きついてきて、服を脱がそうとした。

 このため、スパトラさんは相手の求めに応じるふりをする一方で、「その前にシャワーを浴びさせてほしい」とお願いし、携帯電話をこっそりと手にして浴室に入っていった。そこで、警察に通報しようとしたが、そのことに気付いた男は浴室のドアを開け、スパトラさんをベッドまで引きずっていった。

 その後、男は上着を脱ぎ捨て、キスをしてきたが、その時、スパトラさんは口の中に入ってきた相手の舌に思いっきり噛み付いた。

 男はあまりの激痛に部屋から逃げ出したが、スパトラさんは廊下でタックル。しかし、男はこれを振り切ってコンドミニアムから逃げ出した。

 スパトラさんはすぐに警察に通報。警官は、男が「この近くで働いている」と話していたことから、現場近くを聞き込み捜査するとともに、舌の治療のため病院を訪れる可能性があるとみて、都内の病院・クリニックに緊急連絡をした。

 捜査開始直後、事件現場近くの家具ショップで働いているワチャチラ(25)が容疑者として浮上。そこで、ワチャチラの部屋を調べたところ、血の付着したシャツが見つかったため、指名手配。同日午後5時、チャチュンサオ県の実家に隠れていたところを逮捕された。

 ワチャチラは、最初は現金と携帯電話を奪おうと考えたが、丁度、被害者がコンドミニアムのドアを開けたことから、強姦もしようと思い直した、と自供。

 なお、舌の傷はかなり深く、ほとんど千切れそうな状態であり、化膿もしていた。ワチャチラは、「痛くてたまらないが、病院に行くと逮捕されると思い、我慢していた」と話していた。







若者に銃貸し出し、レンタル料は犯行後に支払い


 アユタヤ警察は4月30日、22歳の男女を拳銃不法所持など容疑で逮捕したと発表した。

 逮捕されたのは、パヌワット(22)とそのガールフレンドのシリポン(22)。2人は前日の午後5時すぎ、銃の手入れをしていて暴発しこめかみに銃弾を受けたとする友人、チャルムポンさん(27)を連れて病院にやってきた。

 チャルムポンさんは、病院で死亡したが、2人の供述に疑いを持った警官が自宅を捜索したところ、拳銃12丁、覚醒剤400錠などが見つかったため、逮捕した。

 その後の調べで、2人はアユタヤ県内の若者に対して銃の貸し出しを行なっていたことが判明。銃を借りる若者の大半は犯罪目的であり、レンタル料は犯罪行為で得た金の一部を、銃を返却する時に支払いシステムだったという。

 今のところ2人とも犯行を否定しているが、警察では「証拠は十分」として近く起訴する方針だ。








自分の娘と娘に産ませた子を強姦=バンコク

タイ警察は12日、自分の娘(34)と娘に産ませた女の子(18)の双方を強姦した疑いで、バンコク在住のタクシー運転手、ウィチアン容疑者(53)を逮捕した。容疑者は犯行を認めているという。タイ国営テレビ局チャンネル9などが報じた。

 調べによると、容疑者は自分の娘が13歳のときから強姦し、女の子2人を産ませた。生まれた2人のうち1人は2歳のときに死亡し、残る1人は13歳のときから容疑者に強姦されていた。被害者2人が警察に訴え出たことから、犯行が明るみに出た。







タクシー運転手、日本人乗客の置き忘れた大金届ける

 4月25日午前3時ごろ、タクシー運転手のハランさん(34)が日本人乗客の置き忘れたカバンを持参し、「落とし主を探してほしい」と交通情報などを放送しているラジオ局を訪れた。

 カバンのなかには、47万3984バーツ相当の米国ドル、タイバーツ、ベトナムドンのほか、携帯電話、パスパートなどが入っていた。

 その後、落とし主の高橋孝志さん(55)がホテルの副マネージャーとともにラジオ局を訪れ、落としたカバンを受け取った。空調関係の仕事をしており、タイには5か月に1度訪れているという高橋さんは、「タイ人の親切心に感激した。このことは決して忘れない」と話していた。

 運転手のハランさんによれば、午前1時ごろ、高橋さんと友人がタニヤ通りで乗車。グランド・メルディアン・フォーチュンホテルに送り届けたという。しかし、その直後、座席にカバンを置き忘れていることに気付き、すぐに高橋さんを降ろした場所に戻ったが、見当たらなかったことから、交通番組を流しているラジオ局に届けることにしたとのことだ。

 ハランさんは、「10年間、タクシーの運転手をしていますが、乗客が荷物を置き忘れたのは今回が初めてです。他のタクシーの運転手にも乗客の忘れ物を決して盗まないようにしてほしいです。それが、タイの対外的イメージをよくすることにもなるのです」と呼びかけていた。



女子小学生、拾った14万バーツを警察に届ける

 中部ラチャブリ県で道路に落ちていた現金14万バーツ入りのカバンを警察に届けた小学校4年生の女の子が話題を集めている。

 タイのマスコミが「正直者」と賞賛しているこの女の子は小学校4年生のブラポンちゃん(9)。銀行の近くでビニールの手さげカバンが落ちているのに気付き、中を開けたところ、多額の現金が入っていた。そのため、「落とした人がかわいそう」とすぐにそのカバンを警察に届けた。

 カバンには現金約14万バーツのほか、重要書類も入っていたため、落とし主は、地区議会議長を務め、バス製造工場を経営する地元の名士、ブンミーさんと判明。すぐに警官が連絡した。

 ブンミーさんによれば、入金のため銀行に行った工場の経理係の女性が泣きながら戻ってきて、「お金をどこかに落としてしまいました」と報告。そのため、ブンミーさんは、もうお金は戻ってこないもの、と諦めていたという。

 ところが、その直後、警察から「現金に入ったカバンが警察署に届いている」との連絡を受けることになった。

 ブンミーさんは、「こんな正直な子供がいることを知って非常に嬉しい。タイ人が皆、ブラポンちゃんのように正直なら、この国はもっとよくなる」とブラポンちゃんを賞賛。お礼に奨学金として1万バーツを贈った。

 ちなみに、この美談の感想を身近なタイに聞いてところ、「せっかく14万バーツが手に入るところだったのに、もったいない」と話す者も複数いた。







元風俗王、バンコク都知事選に再挑戦

大型風俗店チェーンの元経営者で昨年末にチャートタイ党副党首を辞任したチューウィット・カモンウィシット氏が28日、10月に行われるバンコク都知事選への出馬を表明した。チューウィット氏は4年前の都知事選でアピラック現都知事(民主党副党首)に破れている。

〈チューウィット・カモンウィシット〉
1961年、都内の中華街生まれ。タマサート大学商学部卒。父親は繊維工場を経営。米国留学後、風俗店経営を始め、一時は数百人収容の大型施設6館、ホテルなどを展開した。2005年の下院総選挙で当選したが、2006年1月に選挙規定違反で失職。2004年9月に妻への暴行で訴えられた。






ナナ・プラザでぼや騒ぎ、辺りでは一時停電

 5月5日午後9時20分頃、多数のゴーゴーバーが入居する都内スクムビット通りソイ4のナナ・エンターテインメント・プラザでぼや騒ぎが起こった。
 同プラザの従業員らによると、出火したのは2階のゴーゴーバー「マンダリン」とみられ、駆けつけた消防隊員らによって間もなく鎮火された。大きな被害は出なかった模様。
 また、出火直後から同プラザ全体で停電となったが、約1時間後に復旧した。 
 現在、警察と消防では出火原因を詳しく調べている。






タイの小中学生、ネットまねて女児輪姦

【タイ】インターネットカフェでアダルト動画を見た11―13歳の少年3人が7歳の女児を強姦する事件がバンコク都内トンブリ地区のティッパモントン村で起きていたことが両親の訴えにより明らかになった。事件があったのは17日。村の公園で遊んでいた少年5人が女児を林に誘い込み、リーダー格の少年がインターネットで見た乱交パーティーの真似事を持ちかけた。参加を拒んだ少年2人が親に通報したが、大人たちが駆けつけた際には既に乱交が行われていたという。

 病院の検査で女児の性器に裂傷がみられたため、警察は児童強姦容疑で3人の少年に逮捕状を発行、今後の対応については児童相談所などと協議する方針。タイ字紙カオソッドなどが報じた。

11歳と13歳の少年、公園で7歳の少女を襲う

 4月25日、警察は強姦容疑で11歳と13歳の少年3人を逮捕したと発表した。

 事件が起きたのは4月17日。7歳になる女の子、エーちゃん(仮名)が公園を歩いていると、知り合いの少年グループに呼び止められた。そして、一緒に話をしていたところ、メン(仮名、11)が友人4人に「エーちゃんを襲おう」と持ちかけた。

 4人のうち2人は拒否。しかし、ケン(仮名、11)とコー(仮名、13)がすっかり乗り気だったことから、拒否した2人はすぐに家に戻り、両親にこのことを報告した。

 これに驚いた2人の少年の親が公園に駆けつけた時、エーちゃんは強姦されているところだったため、不良少年を追い払い、家まで送り届けた。そして、エーちゃんの両親はその数日後、警察に被害届を提出した。

 犯行に加わった3人の少年は警察での取り調べで犯行を容認。主犯格のメンによれば、事件の数日前、ネットカフェでゲームをしていた時、隣の学生が見ていたわいせつサイトの映像が目に焼きついてしまったという。そのため、どうしてもそれと同じことをしてみたくなり、エーちゃんを襲ってしまった、と供述している。

 なお、加害者の少年3人の保護者は、子供らが犯行を認めているにもかかわらず、「私の子供はそんなことはしていない」と口を揃えている。







妻帯者の男、アパートの住民に恋し目の前で自慰行為

 4月17日早朝、中部アユタヤ県バンパイン工業団地に近いアパート内で、自慰行為をしながら女性の後を追いかけた男が逮捕された。

 事件の起きたアパートの4階に住んでいる被害者のカラヤさん(25)によれば、仕事に行くため部屋を出たところ、同じ階に住んでいるプラモート(23)が短パン姿で部屋から飛び出してきて、自慰行為をしながら追いかけてきたという。

 突然の出来事にビックリしたカラヤさんが逃げようと階段を駆け下りたところ、プラモートも駆け足で追いかけてきて、しかも、その間も自慰行為を止めようとしなかった。

 このため、身の危険を感じたカラヤさんはその足で警察に行き、被害届を提出。その後、警官がカラヤさんとともに、アパートに戻り、防犯カメラの記録を調べたところ、そこには自慰行為をしながら被害者を追いかけるプラモートの姿がしっかりと写っていた。そこで、警官は部屋で寝ていたプラモートを逮捕した。

 バンパイン工業団地内の工場に工員として勤務しているプラモートは取り調べに対して、「カラヤさんは美人でスタイルもよかったことから、以前から好意を抱いていました。これまでにも、カラヤさんを見ながら、こっそりと自慰行為をしたことが4回ありますが、この日は我慢ができず、ついに目の前で行為を行ってしまいました」と供述している。

 工業団地内の企業で受付をしながら、修士号を勉強しているカラヤさんによれば、これまでに5回、男性に自慰行為を無理やり見せられたことがあるという。過去4回は恥ずかしくて被害届を出さなかったが、今回は意を決して警察に届け出たとのことだ。

 なお、逮捕時に寝入っていたことについて、プラモートは、カラヤさんの前で自慰行為をしたことで性欲が異常に高まり、同居している妻と性交渉をしたことから、力尽きて寝てしまった、と説明している。







負けるなタクシン タイでドリンク剤新商品 p

【タイ】タイの飲料メーカー、サンスパーク・ビバレッジはドリンク剤の新商品タクシン・スー(タクシン、戦え)を発売する。2006年のクーデターで失脚したタクシン元首相の支持者がターゲットで、タクシン氏の人気が高い東北部、北部、バンコクでの販売に力を入れる。価格は1本(150cc)10バーツ。月販1000万本、年間売り上げ10億バーツを目指す。

 タクシン氏をめぐる政争が激化した2005―2006年、同氏反対派はタクシン・オークパイ(タクシン、出て行け)、支持派はナーヨク(首相)・スー・スー(タクシン、戦え)と連呼し気勢を挙げた。

 サンスパークは2003年設立。中部サムットサコン県の工場で果汁飲料を受託製造し、9割を輸出している。







死んだふりで命拾い、警官が女友達殺害に失敗=タイ北部

【タイ】タイ北部ピサヌローク県で、警官に殺されかけた女性が死んだふりをして命拾いする事件が起きていたことが明らかになった。タイ字紙タイラットが報じた。

 事件があったのは3月31日。北部ピジット県警の警察曹長、プラティープ容疑者(32)とそのおじのソムヌック容疑者(44)がプラティープ容疑者の女友達であるジャンティマーさん(28)の殺害を計画。「肥料を運ぶのでピックアップトラックを貸してほしい」などと言ってピサヌローク県の見晴らし台にジャンティマーさんを車ごとおびき出し、ソムヌック容疑者がジャンティマーさんに発砲した。弾はジャンティマーさんの腕などに当たり急所を外したが、ジャンティマーさんが動かなくなったので2人は死んだものと思い込み、ジャンティマーさんを崖下に投げ捨て、ジャンティマーさんの車を突き落として逃走した。

 ジャンティマーさんは体が木の枝に引っかかったため二度命拾いし、自力で崖をはい上がって近くの村に助けを求め、病院に搬送された。

 その後、ジャンティマーさんが生きていたことを知ったプラティープ容疑者は警察に出頭、ソムヌック容疑者は行方をくらませている。

 プラティープ容疑者とジャンティマーさんは学生時代の同窓生で、夫と死別したばかりのジャンティマーさんをプラティープ容疑者が口説いて交際を始めていたが、家族持ちのプラティープ容疑者に対してジャンティマーさんが責任をとるよう迫り始めたため、おじと相談して殺害を企てたという。







ホステス取り合いで警官が若者射殺

6日未明、バンコク近郊サムットプラカン県プラプラデン地区のアパートで発砲事件があり、男性のジャクラポンさん(19)が左胸を撃たれ死亡した。ジャクラポンさんが死んでいたのはカラオケ店のホステス、サネーティップさん(21)の部屋の前で、サネーティップさんと交際していたチャワリット警察曹長(28)が事件直後にサネーティップさんを連れて現場を立ち去るのが目撃された。チャワリット曹長は翌朝、警察に出頭し、サネーティップさんを巡りジャクラポンさんと口論になり、つかみ合いになった際に携帯していた拳銃が暴発したと主張している。






教科書も海賊版、タイ東北で5万冊押収

タイの東北地方で小中学校教科書の海賊版が出回り、21日までに5万冊以上、500万バーツ相当が押収された。教育省によると、海賊版教科書は10年ほど前に現れ、他の地方でも大量に販売されているという。








「女性呼称法」、6月4日に発効

 昨年12月21日の立法議会で可決した女性呼称法案が今年6月4日に発効する。これで、女性は入籍時および離籍時に、呼称を自分で選択できることになる。

 タイでは1917年、15歳の誕生日から入籍前の女性は「ナーング・サオ」、入籍後は「ナーング」を呼称として使用することが義務付けられた。さらに、離籍した場合でも、ナーングからナーング・サオに戻すことはできなかった。タイ人は15歳になると内務省発行の身分証明証(バット・プラチャーチョン)を常時携帯する義務を負うが、姓名の前に呼称が明記されるため、この身分証明証を見れば、女性の場合、婚姻暦の有無が一目瞭然だった。

 これに対して、男性は入籍の前後で呼称は「ナーイ」と変わらないため、結婚暦の有無は証明証を見ただけでは分からない。

 姓については05年から入籍後、男性・女性いずれの姓を使用しても構わないことになったが、呼称規定については変更されなかったため、女性団体は「男女不平等」と不満を訴えていた。

 しかし今回、「女性呼称法」が制定されたことで、女性はようやく入籍時そして離籍時に、ナーング・サオもしくはナーングを選ぶことができることになった。

 このシステム変更はおおむね女性に好評で、「男女平等が一歩前進して嬉しい」「独身時の呼称がずっと使用できるため、若々しい気持ちを保つことができる」「入籍後、書類上の名前(呼称)を変える必要がない」と歓迎する意見が大半だ。

 一方、この新法は男性側には不評のようだ。「相手が結婚しているのかどうか分からない」との理由を挙げる者が最も多かった。また、「結婚したら潔くナーングを使ってほしい」との意見も複数あったが、それでも「もし相手がナーング・サオを使いたいのなら、あえて反対はしない」とのことだった。なお、「男性のようにナーングに統一すればいいだけ。理解に苦しむ法律だ」と話す独身男性もいた。

 ただ、少数派ながら女性でも、「結婚していることをはっきりさせた方がわずらわしくない」「私は姓を男性のものに変えるつもりなので、ナーング・サオをそのまま使うことは無意味」「夫に敬意を表したい」として、結婚したらナーングに変更する、との声はある。

 しかし、入籍時にはナーングに変えるという女性でも、「離婚後はナーング・サオに戻す」とする者が大半であった。







タイ人の離婚原因、トップは「不誠実」

 フアチエウ・チャレームプラキエット大学社会事業・社会福祉学部が離婚に関する調査を行ったところ、回答者1550人のうち48%が、離婚原因のトップは相手の「不誠実さ」であることが分った。

 これに、無責任、アルコール、ギャンブル中毒などが続いたが、回答者の大半がこれらの悪癖について「結婚後に気づいた」としている。

 また、シングルペアレントでは、73%が女性で、そのうち56%は過去に入籍していたと答えている。タイでは婚姻制度が女性に不利という理由で入籍しない夫婦が多い。







県警警部が強姦未遂 容疑で逮捕 本人は否認 捜査協力の女性被害

 福岡県警は28日、捜査協力者の女性をホテルで乱暴しようとしたとして、強姦(ごうかん)未遂の疑いで、県警地域課課長補佐の警部、新田隆容疑者(48)=福岡市早良区西新7丁目=を逮捕した。県警によると、新田容疑者は「ホテルには行ったが、全然違います」と否認しているという。

 調べでは、新田容疑者は県警機動捜査隊班長だった2月26日夜、事件捜査の協力者として面識があった福岡市内の会社員女性(27)を「カラオケに行こう」と中央区のホテルに連れ込み、無理やり押し倒して乱暴しようとした疑い。ホテルの部屋にはカラオケがあったが、1度も使用されていなかった。女性は3月12日に福岡中央署に被害届を出した。

 新田容疑者はこの日は非番。女性の携帯電話に「ごちそうさせてください」と電話をし、居酒屋で飲食後にタクシーでホテルに向かった。女性は「着いた場所がホテルだったので身構えたが、相手が警察官なので信用した」と話しているという。

 新田容疑者は1983年に採用。2005年8月から今年3月3日まで機捜隊班長を務め、4日付で地域課に異動したばかり。逮捕後に警務課付。

 藤原健一・県警首席監察官は28日夜、「部下を監督、指導すべき立場の幹部警察官がこのような事件を起こし、痛恨の極み。被害者や県民の皆さまに深くおわびします」と話した。







元恋人が新郎家族を殺傷、結婚式のはずが葬式に

 メコンデルタ地方ソクチャン省で4日、結婚式の朝に新郎の元恋人とその姉妹が新郎の家族を殺傷するという悲劇が起きた。

 4日午前7時30分ごろ、新郎のザイン・ティエウさん側の家族や親戚およそ50人が、新婦を迎えに行くためバイクで新婦の家に向かっていたところ、家の100メートルほど手前の地点で、ラム・ティ・ホア(20歳・女)とその姉妹3人に行く手を阻まれた。4姉妹は全員手に刃物を持ち、新郎の家族に次々と切りかかった。この騒ぎの中で新郎の兄が腹などを刺され負傷し、止めに入った新郎の母親(46歳)も左胸を刺されて即死した。通報を受けた警察が駆けつけ、暴れる4人を取り押さえようやく事態はおさまった。

 その後の調べで、新郎のティエウさんとホアは以前交際していたことが分かった。2年前に破局し、その後ティエウさんは新婦のラインさんと結婚の約束をし、ホアも別の男性と婚約した。しかし最近になって再会した2人はよりを戻した。このときホアはティエウさんがまもなく結婚するつもりでいることを知らなかったが、すぐに事実を知ることとなった。一方ホアと婚約した男性は、2人の関係を知ってホアとの婚約を解消、賠償金1500万ドン(約10万円)を要求した。ホアは同時に結婚相手と賠償金を支払うはめになった。

 これに腹を立てたホアは、ティエウさんに暴行されたと賠償金4000万ドン(約27万円)を要求した。しかしティエウさん側は半額の支払いしか認めなかった。ホアは要求に応じなければ、ティエウさんの結婚式の日に刺し違えると言って脅していた。ティエウさんはこれを恐れて新婦の出迎えに行かなかったが、代わりに家族が犠牲になってしまった。







飛行機で「全裸の自由」満喫 独、初のヌーディスト機

 ヌーディスト運動愛好者のため、飛行機に乗り込んだ瞬間から「全裸の自由」を満喫できるツアーをドイツの旅行会社「オッシウアラウプ」が企画した。エンリコ・ヘス社長が29日、明らかにした。

 ツアーは7月5日に実施予定で、2月1日から予約を受け付ける。東部エアフルトからバルト海のリゾート地ウゼドムへの日帰りで料金は499ユーロ(約7万9000円)。ウゼドムのヌーディスト村で夏の1日を過ごせる。裸になれるのは55席の小型機への搭乗後で、着陸後に機体を出る前には再び衣服を着る規定だ。フライトアテンダントは「安全」のため脱がない。

 ヘス社長は共同通信の電話取材に「イタリアやフランスからも計30件の事前申し込みがあり、さっきはニューヨークからも電話があった」と興奮気味。ネット専門の同社は「普通の旅行代理店」で「機内の乱交が目的ではない」と強調した。

 ヌーディスト運動はナチス時代に禁止されたが、共産主義政権下の旧東ドイツでは庶民の娯楽として容認され広がった。(共同)







ルンピニ公園の売春婦、買春客に車内で乱暴される


 2月22日午前8時ごろ、バンコク在住の室内装飾デザイナー、ソムサック(35)が強姦・銃器不法所持など複数の容疑で逮捕された。

 同容疑者は2月19日午後9時30分ごろ、バンコク都内ルンピニ公園の周りで買春をしていたエーさん(28、仮名)に声をかけ、料金800バーツ、近くのルアムルディー・ホテルを利用することで交渉が成立した。しかし、エーさんが、容疑者の車に乗り込んだところ、ホテルとは違う方向に走り出し、人気のない道で停車。そこで、容疑者はエーさんを強姦した後、携帯電話と現金1600バーツを盗み、まだ服を着ていないエーさんを車から降ろすと、逃走した。
エーさんはその後、泣きながら、ルンピニ警察で被害届を出している。

 被害届を受けた警察がすぐに事件現場周辺で聞き込み調査をしたところ、たまたま容疑者の車種とプレートナンバーの一部を覚えている証人が見つかったことで、容疑者の家を突き止め、逮捕することに成功した。同容疑者の家からは改造銃が多数押収されたほか、エーさんの携帯電話も見つかった。

 しかし、今のところ、容疑者は容疑を否定。買春の事実は認めたものの、「車内で喧嘩をしただけ」「勃起せずに行為に至らなかった」と強姦容疑を否定している。

 なお、エーさんによれば、「都内のデパートに勤めていますが、給料が安いため、副業としてルンピニ公園で買春をしていました。でも、まさかこんなひどい客に会うとは思ってもみませんでした」と話していた。







外国人観光客、男性器増大注射でショック死


 男性器増大のための注射を局部に受けた外国人観光客がショック死するという事件が起きた。

 死亡したのは中東のドゥバイから家族・親戚とともにタイを観光で訪れたサイブさん(50)。3月7日の午前中、宿泊先のグレースホテル(バンコク都スクムビット通りソイ3)を「ちょっと病院に行ってくる」と言って外出。その後、家族には何の連絡もなく、午後10時すぎ、「病院で死亡した」との悲報が届くことになった。

 警察の調べにより、サイブさんはこの日、都内ラートプラオ通りソイ41の美容整形外科「SPクリニック」で男性器増大注射を受けたことが判明。しかし、同クリニックのソムポップ院長が男性器に2か所、注射をしたところ、ショック症状を起こし、意識不明となった。このため、慌てた院長は、総合病院のパウロ・サイアム病院に連絡。救急車により搬送されたが、まもなく死亡が確認された。

 警察では美容整形クリニックの治療に落ち度がなかったかどうか、詳しく調べた後、ソムポップ院長に対する措置を決めるとのことだ。







ボルト盗まれ高圧鉄塔倒壊、バンコク郊外

【タイ】少年グループが高圧線の鉄塔から転売目的でボルトやナットを取り外し、鉄塔が倒れて付近一帯が停電するという前代未聞の事故が発生した。事故があったのはバンコク都内ノンジョーク地区。7日に高さ50メートルの鉄塔が倒壊し、現場には鉄塔から抜き取られたボルトやナットがビニール袋に入ったまま残されていた。

 容疑者は近くに住む17歳の少年3人と少女1人のグループで、スクラップ業者に転売する目的でボルトやナットを取り外していたところ、鉄塔が倒壊してきたので逃げ出したという。4人はこれまでにも同じよう高圧線鉄塔の部品を盗み、1400バーツで売ったことがあると供述している。

高圧線を管理しているタイ発電公社によると、鉄塔の再建工事には約1000万バーツの費用がかかるという。

 中部パトゥムタニ、アユタヤ、東部チョンブリなどの地方都市でも、倒壊には至っていないものの同様の犯行が報告されており、警察はスクラップの買い取り業者が関与している可能性もあるとみて捜査を進めている。



高圧鉄塔倒壊、1400バーツの代償は1000万バーツ

 17歳の少年少女が遊ぶカネ欲しさに高圧鉄塔のボルトを盗み、これが原因で鉄塔が倒壊するという事件が起きた。

 タイで初めてとなる事件の現場となったのは、バンコク都内ノンジョーク区。3月8日、少年3人、少女1人が容疑者として逮捕された(1人は現在、逃走中)。

 この5人は友人同士で、家が貧しいため学校に行かず、父母の仕事を手伝っていた。

 そして、ある時、遊ぶ金を得るために、家から少し離れたところにある高圧鉄塔のボルトやナットを取り外して、売ることを思いつく。皮手袋と潤滑油などを用意し、4基ある脚部のうち1基のボルトなどを盗み、それを鉄くず店に売却したところ、1400バーツになった。

 「こんなに簡単にお金がもらえるんだ」と気をよくした5人は、残りの3基のボルトを可能な限り取り外すことにして、今月7日、5人全員で作業を行っていたが、その最中、高圧鉄塔が倒れてしまった。

 ビックリした5人はそのまま逃走したが、翌日、容疑者の1人が逮捕されたことで、残り4人のうち、3人が保護者に付き添われて自首した。

 タイ発電公社によれば、高圧鉄塔からボルトなどが盗まれる事件は全国的に起きているが、鉄塔が倒れたのは今回が初めてのケースという。また、今回の修理のためにかかる費用は1000万バーツを超えるとのことで、現在、同公社では、容疑者および保護者に賠償請求をするかどうかを検討しているとのことだ。

 なお、今回の事件で最悪の場合、バンコク都内の3分の1のエリアが停電となる可能性があったという。







あまりの嫉妬深さに嫌気がさし、妻を蹴り殺す



 2月23日午前10時ごろ、バンコク都内トンブリ地区のアパートで夫に暴行された女性の死体が見つかった。

 被害者は近くの縫製工場に勤務するブッサディーさん(32)。全身アザだらけの状態だった。

 遺体の第一発見者は同じアパートに住む被害者の友人、パニーさん(35)。「午前1時ごろ、2人が大喧嘩する声が聞こえ、しばらくして静かになりました。その時は、いつものことなので、気にしませんでしたが、翌朝、ブッサディーさんの夫のスラチャイ(28)が1人で仕事に行くのをみて、『いつも一緒に出勤するのにヘンだな』と思い、部屋を訪ねたのですが、いくらドアを叩いてもまったく返事がありませんでした。そこで、管理人に合鍵でドアを開けてもらったところ、ブッサディーさんが死んでいるのが見つかりました」と供述している。

 遺体発見後、パニーさんはすぐに被害者の夫、スラチャイの仕事場に連絡。部屋に戻ってきたスラチャイは逃げることなく、警官の到着を待っていた。

 スラチャイによると、ブッサディーさんとは9年ほど寝食を共にしたが、その後、離婚。しかし、ブッサディーさんはかなり未練を残していたようで、1年前に寄りを戻したという。

 最初の1か月ほどは特に問題は起きなかったが、その後、ブッサディーさんの並外れた嫉妬に手を焼くようになり、喧嘩が絶えなかった。ブッサディーさんは自分が4歳年上であることに引け目を感じており、いつも、夫が浮気をするのでは、と心配していたようだ。

 事件当日も、スラチャイが男の友人に会いに行くといって外出しようとしたところ、ブッサディーさんはドアの鍵をかけ、「外に出てはダメ」と抵抗。このため、またまた大喧嘩となった。しかし、この日は、いつもより激しく、ブッサディーさんのわき腹を何度を蹴り、顔を殴打するなどしたため、しばらくすると、まったく動かなくなってしまった。

 スラチャイは「目いっぱい殴り蹴ったことで満足した」と、気絶しているブッサバーさんをそのままにして、就寝。

 そして、翌朝起きてみると、高熱を出しており、全身がむくんでいたことから、薬局で飲み薬と塗り薬を買い、応急処置をして、出勤。その後、電話で妻の死を知らされることになった。

 スラチャイは逮捕後、「残念だ。まさか死ぬとは思わなかった」と話している。







75歳実母強姦・殺害容疑で56歳男逮捕、タイ中部パトゥムタニ

【タイ】タイ警察は22日、75歳の実母を強姦・絞殺し、弟(34)を刺殺した容疑で、中部パトゥムタニ県在住のタイ人男、ソムチャーイ容疑者(56)を逮捕した。被害者の体内に残っていた精液のDNAが容疑者と一致した。タイ字紙コムチャットルクなどが報じた。

 調べによると、ソムチャーイ容疑者は昨年6月29日、中部パトゥムタニ県の母宅を訪れ、母親を強姦後、首を絞め殺害。母と同居していた精神障害がある弟も刃物で首を切り殺害した。

 容疑者は酒に酔ってむらむらしたとして、母親を強姦・殺害したことを認めている。ただ、弟については犯行を否定し、弟は現場を目撃したが、助けられないので、自殺したのだろうと供述した。







タクシン帰国と恐怖の報復人事

タクシン元首相、1年5か月ぶりに帰国

 06年9月の軍事クーデターで首相の座を追われたタクシン元首相が28日午前9時40分、香港からスワンナプーム空港に到着。多くの支持者の歓迎を受けた。

 タクシン元首相がタイの地を踏むのは1年5か月ぶり。同首相は午前10時15分、空港ビルの外に出ると、まず、地面にひれ伏し、帰国の感激を示した。その後、激励のため空港に集まっていた支持者らに手を振るなど挨拶した後、車に乗り込み、最高裁判所に向った。

 この映像はテレビ放映されたが、同元首相の地元である北部チェンマイ県サムカムペン郡の市場で物売りをしている女性は、「今日は仕事どころではない。タクシン元首相が地面にひれ伏した時は皆涙を流した」と話していた。

 元首相には、バンコク都内ラチャダピセク通りの土地不正取得容疑、および出資企業の株主構成の虚偽申告容疑で逮捕状が出ている。このため、空港到着後すぐに、最高裁判所政治犯罪部に出頭し罪状説明を受けた後、保釈を認められた。

 同首相は「暗殺」を警戒し、今夜は、自宅ではなく、ペニンシュラホテルで宿泊する。同ホテルを選んだ理由としては、警備態勢に信頼が置けるほか、ヘリコプターの発着が可能なことから、緊急時の脱出が容易なことがあるようだ。同首相は香港を出発する前も、タイでの身の安全確保に不安感を示していたという。

 ところで、タクシン元首相がこの時期に帰国した理由であるが、訴訟を戦うのに最適の時期と判断したため、との見方が強い。これ以上、訴訟を「無視」した場合、自らの立場が悪くなるうえ、今は、親タクシンの新政権が発足したばかりで、反タクシン政権も様子見の段階であることから、目立った動きをしていない。また、主要官庁を親タクシンの議員が抑えていることもあり、訴訟を有利に進めることができるとの目論見があるようだ。

 その一方で、ユンユット下院議長が選挙違反で当選取消処分となるなど、市民の力党に解散の可能性が出ているほか、同党の派閥間の亀裂の深まっていくことが確実視されるなど、今後、タクシン氏を取り巻く状況が悪化する可能性のあることも、帰国を早めた背景にはありそうだ。

 なお、元首相は帰国前日の香港でのインタビューで、「政治の世界に戻る意思はない」と繰り返しているが、タイ地元紙では、「政界復帰の意思があるからこそ、訴訟に早期決着のためこの時期に帰国した」との見方を示している。



【軍事クーデター後のタクシン元首相】

 昨年9月19日、国連総会出席のため訪れていたニューヨーク滞在中に起きたクーデターで失脚したタクシン元首相。その後、タイに帰国せず、ロンドンを拠点とした海外生活を送りながらも、昨年1年、常に海外からその存在をアピールしていた。

 2007年1月11日、タイ外務省はタクシン元首相の公用旅券を無効としたことを発表した。元首相が各国を訪問し、要人と面談していることに業を煮やした政府の措置であるが、これに対して元首相は、「将来、外相と外務省高官の責任を追及する」と怒りを露にした。というのも、それまでタイでは首相離任後も外交特権を受けられる公用旅券の所有を認めるのが慣例だったからだ。

 4日後の15日には、アジア・ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、「現政権の経済政策は間違っている」との政権批判を披露。「まさかこの時代にクーデターが起きるとは夢にも思わなかった」との心情を吐露するとともに、「今後、政治にはかかわらない」と発言した。しかし、このインタビューは軍部が放送自粛を求めたことから、タイ国内では放送されなかった。そして、このことは、タイ国内のマスコミから、「行き過ぎたタクシン封じ込め」との反発を生むことにもなった。

 また、タクシン氏が同月、シンガポールを訪問した際、副首相など複数との閣僚と会談したことで、タイ政府が態度を硬化。月末に予定されていたシンガポールとタイの公務員交換プログラムが無期延期となっている。

 その後、オーストラリアで家探しをしていることなどが報道されたが、2―4月は目立った言動はなかった。

 しかし、5月に入るとまた話題を提供。FAプレミアリーグに所属するサッカーチーム、マンチェスター・シティーFCの買収を計画していることが大々的に報道された。そして、70億バーツともいわれる買収資金の調達元ががぜん注目されることになり、政府委員会は監視の度を高めることになる。

 そして、同月30日には、歴史的判決が憲法裁判所により下された。タイ愛国党が政党法違反容疑で有罪となり、解散を命じられたのだ。さらに、役員111人が5年間の公民権停止処分を受ける。つまり、選挙に立候補できず、政党の役員にもなることができないなど、表舞台での政治生命を奪われることになった。これにはタクシン元首相も、「厳しすぎる判決」と驚きを隠さず、元党員に対しては、政治活動を継続するようエールを送っている。

○拓殖大で客員教授に就任

 6月7日、拓殖大学茗荷谷本校で客員教授に正式就任したことを発表する記者会見が実施された。そして、7月5日に、「アジア型経営経済モデル」をテーマにした、初の講義を行い、350人の学生と教職員を集める。

 6月に入ると、政府特別委員会によるタクシン元首相の不正疑惑追及は一気に厳しさを増すことになる。同月11日、タクシン前首相の銀行口座が一時凍結されることになった。第1回目の対象は520億バーツ。この口座凍結はその後、家族・親族にも広がっていく。すでに解除された口座もあるが、大半はいまだ凍結中だ。

 しかし、この資産凍結のなか、7月、ついにマンチェスター・シティーを58億バーツで買収。会長に就任する。

 調査が加速するなか、法務省特別捜査局は、都内一等地の土地不正取得容疑で7月26日までにタイに帰国し、出頭するよう前首相に命令する。だが、タクシン氏は「総選挙が終わるまでは帰国しない」と公言。このため、政府は生活の拠点とみられる英国政府に対して、身柄引き渡しを要求することも検討したが、実行には移されなかった。

 また、7月からタクシン元首相に関連する書籍の出版が続く。同月、香港で開催された「香港書籍フェア2007」では、中国語で書かれた共著本「タクシンの24時間」が発表される。同書には、クーデターで人生がどのように変わったかが中国語で記されている。

 翌8月は陸軍系「チャンネル7」の女性リポーター、スニサ中尉が、ロンドン滞在中のタクシン元首相の生活を紹介した「タクシンはどこに?」が出版された。しかし、これは軍内で問題視され、同中尉は除隊を余儀なくされている。

 9月には、「タクシンはどこに?」でタクシン氏との親密な関係が指摘された若手女性歌手、リディアさんが「タクシンはここにいる」を出版。同月7日に出版記念パーティーを行い、愛人説を否定した。

 11月に入ると、自らがオーナーとなったマンチェスター・シティーを利用してのパフォーマンスが登場。同月16日には、バンコクで記者会見を行い、タイ代表チームの3選手と入団契約を結んだ。この記者会見では、タクシン会長のビデオメッセージが流された。

 総選挙の運動期間である12月には、訪問先の香港で「すべての政党が協力・結束して困難に立ち向かう政権を2年間設置し、その後、新憲法下で総選挙を実施するのが望ましい」とする挙国一致政府樹立を提案するなど、いまだ影響力の衰えていないことを誇示した。

 そして、同月23日に行われた投票の結果、タクシン路線の踏襲を明言していた親タクシン政党である「市民の力党」が政権党となり、連立政権を樹立。これを追い風として、当初、タクシン氏は5月に帰国するとみられていたが、その後、帰国が早まる、とのコメントが市民の力党幹部から出ていた。





世論調査、6割以上がタクシン元首相を評価

 アサンプション大学・世論調査センターは2月27日、最近の調査でタクシン元首相の業績を評価する意見が6割以上に達したことを明らかにした。

 同調査は2月23日~26日にかけバンコクを含む全76県中27県の3553人(12歳以上)を対象に実施されたが、「タクシン氏の業績はマイナス面よりプラス面が大きい」との回答が若年層で64.7%、成人層で66.5%に達した。

 「タクシン氏を心から尊敬している」との回答も全体の約55%にのぼった。

 「タクシン氏がタイにいなくて寂しいか」との質問には、45.8%が「非常に寂しい」、41.6%が「寂しくない」、12.6%が「やや寂しい」と回答。「タクシン氏の早期帰国を望むか」では、若年層の約34%、成人層の39.5%が「タクシン氏が首相になれば景気が回復する」などの理由で「早期帰国を望む」と回答している。

 この結果について、社会評論家のプラウェート氏(アジアのノーベル賞と称されるマグサイサイ賞受賞者)は、「タクシン氏ほど人々に好かれ、また、嫌われている人は珍しい。タイではこれまでにみられなかった現象だ」と指摘するとともに、反タクシン、親タクシンの感情を利用し国民を分断しようとする動きに乗ってはならないと警告した。










タクシン元首相、タイに帰国
2008/2/28 (11:24)| 主要ニュース 写真ニュース 政治

Cartoon by Stephff ( Stephane Peray )
【タイ】タイのタクシン元首相は28日午前9時40分、香港発のタイ国際航空機でバンコクのスワンナプーム空港に到着し、家族、支持者らの出迎えを受けた。タクシン氏がタイに帰国するのは外遊中に起きた2006年9月の軍事クーデター後初めて。

 タクシン氏は到着後、スワンナプーム空港の床にひざまずいて帰国を喜び、特設会場に集まった支持者数千人に手を振った。その後、国有地購入に関する汚職容疑でバンコク都内の最高裁判所に出頭し、保釈金は800万バーツで即時保釈された。今後出国には裁判所の許可が必要となる。

 タクシン氏は次いで、不動産会社SCアセットをめぐる証券取引法違反容疑で検察庁に出頭、100万バーツで保釈された。

 タクシン氏の妻のポジャマン氏はタクシン氏が首相在職中だった2003年に、バンコク都心に近い地下鉄沿線の土地5.3ヘクタールをタイ中央銀行の競売で取得した。落札額は市価を大きく下回る7.7億バーツだった。検察は、公的機関と現職の首相夫人の取引で汚職防止法違反に当たるとして、昨年6月にタクシン夫妻を起訴した。

 SCアセットはタクシン一族が設立、2003年にタイ証券取引所(SET)に上場したが、新規株式公開(IPO)の際にタクシン夫妻が実際の持ち株数を過少申告した疑いが持たれている。


〈タクシン・チナワット〉
1949年、北部チェンマイ生まれの客家系華人。中国名は丘達新。警察士官学校を首席で卒業後、米国に国費留学し、刑法学博士号を取得。帰国後、警察に勤務するかたわら、官公庁へのコンピュータ・リース、不動産開発などを手がけ、1987年に警察中佐で退職。携帯電話サービス最大手AIS、通信衛星のシン・サテライトなどからなる通信最大手シン・グループを育て上げた。1995年に政界に転じ、1998年にタイ愛国党(TRT)を創設。地方、貧困層へのバラマキ政策を掲げ2001年の総選挙で大勝し首相。2005年2月の総選挙も圧勝、首相に再選されたが、2006年9月のクーデターで失脚した。





今度は広報局長、反タクシン派官僚の左遷相次ぐ
2008/2/28 (15:29)| 主要ニュース 政治
【タイ】ジャクラポップ首相府相は28日、首相府広報局のプラモート局長を29日付で首相府付に異動したことを明らかにした。プラモート氏はタクシン政権を追放した2006年9月のクーデター後、軍事政権により広報局長に任命された反タクシン派官僚で、タクシン派の政権復帰で解任は時間の問題と見られていた。

 タクシン派のサマック政権は過去数日で、軍政寄りとみられていた法務省特捜局長と保健省食品薬品委員会事務局長を相次いで左遷している。





警察長官を電撃解任、タイ軍政派狩り本格化
2008/2/29 (14:49)| ヘッドライン 写真ニュース 政治

セーリーピスット氏
【タイ】タイ警察庁のセーリーピスット長官(警察大将)が29日、解任された。セーリーピスット氏はタクシン政権を追放した2006年9月のクーデター後、軍事政権に起用され、軍政寄りとみられていた。

 2月6日に発足したタクシン派のサマック政権は今週に入り、軍政下で任命されたスナイ法務省特捜局長、シリワット保健省食品薬品委員会事務局長、プラモート首相府広報局長の3人を左遷した。警察トップの首もあっさり切ったことで、軍政派官僚の一掃に向けた政府の意思が明確になった形だ。

 ただ、クーデター勢力の本丸である軍の人事への介入は新たなクーデターを招く恐れがあり、政府がどこまで踏み込むか微妙。しばらく双方のにらみ合いが続く可能性もある。

 警察長官の後任には、代行という形でパチャラワート警察副長官が就く見通しだが、パチャラワート氏は9月に定年退官するため、後任の本命はタクシン氏の義弟であるプリアオパン・ダーマーポン警察中将とみられている。プリアオパン氏はクーデター後、警察副長官から総理府付に左遷されていた。













睡眠薬強盗容疑、バンコク在住の邦人2人逮捕

【タイ】タイ警察は15日、日本人男性に睡眠薬強盗を働いた疑いで、日本人の男2人とフィリピン人の女をバンコクで逮捕した。タイ国営テレビ局チャンネル9が報じた。

 捕まったのは、チダ・トシフミ容疑者ら3人で、バンコク都内ナラティワートラーチャナカリン通りソイ22のAECアパートで逮捕された。

 調べによると、チダ容疑者らはインターネット上でタイでの事業を呼びかけ、これに関心を示し訪タイした日本人男性を今年1月31日、中部アユタヤのホテルで酒と睡眠薬で眠らせ、現金72万円を奪った。警察は余罪があるとみて取り調べを進めている。







新空港周辺住民、明確な回答が無い場合はロケット花火で運行妨害

 スワンナプーム国際空港周辺の住民は16日、あらためて前政権時代に決定された住民への騒音補償金の支払いを履行するよう要求すると共に、回答期限までに明確な回答が得られなかった場合は、空港周辺で手製のロケット花火(東北地方のヤソートン等や日本の秩父地方の龍勢祭りの際にあげられるロケット状のもの)や風船を空に放ち航空機の運航を妨害する方針を明らかにした。

 住民代表は、これまでに関係住民で補償金の支給を受けた者が一人もいないとした上で、政府に対して前政権時代の決定に基づきタイ空港社に対して補償金の支払いを促すよう要請すると共に、23日までに明確な回答や対応が得られなかった場合はロケット花火を打ち上げる等の実力行使にでるとした。






英国男性の半数「プラズマTVと交換なら性交6カ月我慢する」

 英国人男性の半数近くが、50インチのプラズマテレビと引き換えなら6カ月間性行為を我慢すると考えていることが、英国の男女2000人を対象にした調査で明らかになった。

 調査は電器小売コメットが、大型テレビのためなら何をあきらめてもいいかを対象者に尋ねる形式で実施し、8日に結果を発表した。

 それによると、男性の47%が性行為を半年間我慢すると回答。女性で同様に答えたのは、3分の1余りだった。

 このほか、全体の約4分の1が喫煙やチョコレートを我慢するなどと答えた。







バンコクの若者、バレンタインデーは性交の日?

【タイ】タイの私立アサンプション大学(ABAC)が2月1―9日、バンコク首都圏の12―19歳の男女を対象に行ったアンケート調査(回答者2384人)で、2月14日のバレンタインデーに性交するかもしれないとの回答は26.8%だった。過去に性交経験があるは全体の15.4%だった。







問題児をシベリア送り=過酷な環境で更生狙う-独

問題児は極寒の地で更生を-。ドイツのヘッセン州ギーセン郡が、暴力行為で家庭や学校が持て余した少年(16)を更生のため、古くから流刑地として有名なロシアのシベリア地方に送り込んでいたことが明らかになった。
 ドイツのメディアによると、少年が送られたのは真冬には気温がマイナス55度まで下がる人口約5000人の寒村。テレビもインターネットもなく、暖を取るためにはまき割りをしなければならない環境で、少年は世話役1人と生活している。期間は9カ月の予定。
 現地を視察したギーセン郡青少年局幹部はフランクフルター・アルゲマイネ紙に対し、「少年は世話役とかかわり合い、自信と社会的能力を得た」と語っている。 








居眠りバスが交番に衝突、バンコク

11日朝、バンコク都内のペッカセーム通りの交差点で、信号操作の交番に路線バスが衝突し、交番勤務中の警官(39)が3カ所を骨折する重傷を負った。バスの運転手は居眠り運転を認めているという。







タイの新首相、テレビでの料理番組続投にも意欲

[バンコク 28日 ロイター] タイの新首相に28日選出された「国民の力党」のサマク党首(72)が、自身の出演していたテレビの料理番組続投にも意欲を見せている。

 サマク党首が毎週出演していた料理番組「テイスティング、グランブリング」は今月に入り、軍主導の暫定政府がテレビ局を閉鎖したのに伴って放送中止となっていた。

 同党首はバンコク市内の食品市場で記者団に対し、「番組はすでに3カ月分収録されている。憲法は、首相のテレビ番組への出演を禁じていない」と述べた。

 過去7年にわたって放送されてきた同番組は、辛いタイ料理好きの人々の間で人気となっていた。
外道紘:オレも好きだった。







双子の男女が知らずに結婚、婚姻無効に 英国

 英国で別々の両親の養子となった双子の男女が血のつながりを知らないまま結婚、その後、双子と分かり裁判所から「近親結婚」にあたると婚姻を無効とされたケースが11日、英上院の審議で報告された。英BBC放送などが伝えた。

 ある上院議員が裁判官から聞いた話として紹介した。双子の詳細については明らかにされなかったが、2人は「双子とは知らなかった。お互いに避けがたい魅力を感じた」と結婚した理由を話しているという。上院議員は「近親結婚の悲劇を事前に防ぐためにも、養子となった子供たちには血のつながった親が誰なのか知る権利がある。隠しても真実はいずれ分かるのだから」と話した。

 専門家によると、双子の男女は血縁を知っていると拒絶反応を示すが、知らないとお互いに強くひかれる傾向があるという。養子縁組だけでなく、生殖医療が進む中で、子供たちに血のつながった親を知らせる方法が問題になりそうだ。







組員装った女逮捕=恐喝被害900万「男と思った」-大阪

 知人の交際男性から現金約115万円を脅し取ったとして、大阪府警枚方署は11日、恐喝の疑いで、大阪市城東区新喜多、無職沢井昌美容疑者(39)ら2人を逮捕した。被害総額は約900万円に上る。沢井容疑者は短髪のオールバックで「坂本正孝」と名乗り、暴力団員を装っていたという。

 調べでは、沢井容疑者と知人の住所不定、アルバイト店員中地美世容疑者(41)は共謀し、昨年10月、中地容疑者と関係のあった無職の男性(57)に「金を払って関係を持ったから、買春でパトカーが来るぞ。何とかしてほしかったら金を出せ」と、現金約115万円を脅し取った疑い。

 その後4回にわたって、「写真をばらまく」などと脅し、さらに約780万円を受け取っていたという。

 男性も中地容疑者も沢井容疑者を男と思い込み、男性は「暴力団員だと思っていた」と話している。 







<なまはげ暴走>大浴場に侵入 女性客数人の体触る 秋田


 秋田県男鹿市の旅館で昨年の大みそか、大浴場に「なまはげ」が侵入し、女性数人の体を触っていたことが分かった。なまはげは家々を回って子供たちに礼儀の大切さを教える男鹿半島の伝統行事。国の重要無形民俗文化財にもなっている。その逸脱行為を重く見た男鹿温泉郷協同組合は、問題を起こしたなまはげが所属する町内会について、温泉郷でのなまはげ行事への参加を3年間禁止した。

 組合によると、観光サービスとして温泉郷周辺の町内会の男性5人が扮(ふん)したなまはげが午後8時半過ぎに旅館ロビーで舞を披露。うち20代の男1人が抜け出して大浴場に入り、女性客数人の体を触った。男は振る舞われたお神酒などで酔っていたという。女性客の家族から苦情を受け、町内会長らが謝罪した。

 組合や町内会長らは今月8日に対応を協議し、問題を起こした町内会のなまはげの出入り禁止を決め、男に厳重注意した。女性客の了解もあり、告発などの措置は取らないという。これとは別に男鹿市や市観光協会には「妻がなまはげに胸を触られた」などの苦情が2件あったという。

 山本次夫・同組合長は「言語道断の行為」とコメント。なまはげゆかりの真山神社の武内信彦宮司は「モラルが欠けている」と苦り切っていた。







夫婦生活少ないと浮気疑い夫を毒殺

 北部ランソン省警察は14日、同省ロックビン郡在住のチエウ・ティ・タイン(29歳・女)を夫殺害の容疑で起訴した。

 この事件は、同郡ナムクアン村のナレン渓流付近から異臭がし、近くに土が不自然に盛り上がった個所があるのに住人らが気付いて掘り返してみたところ、30歳前後の男性の遺体が見つかったことから発覚した。その後、地元警察の捜査により遺体の身元は近くの村に住むチエウ・バン・トゥアンさん(30歳)と判明、解剖により毒殺されたことが分かった。

 警察は、トゥアンさんが妻のタインと一緒に出かけたきり10日近くも帰宅していなかったという家族の証言から、タインを容疑者と見て取り調べていた。その結果、タインは、最近夫婦間の性生活が少なくなったことから、トゥアンさんが浮気をしていると疑って殺意を抱き、猛毒を持つ植物マチン(ストリキニーネノキ)の種子をトゥアンさんに飲ませて殺害したことを認めた。







タイ、タクシン派政権発足確実に

12月23日のタイ下院総選挙で第1党となったパランプラチャーチョン党(PPP)のサマック党首は31日、獲得議席数が1ケタの小政党3党の代表と記者会見を開き、連立政権を組むと発表した。4党の議席数は暫定248―251議席で、過半数の240議席を辛うじて上回る。

 一方、37議席で第3党となったチャートタイ党のバンハーン党首は同日、チャートタイと24議席で第4党のプアペンディン党が連立政権に参加することを確認した。165議席で第2党となった民主党をのぞく全政党が新政権に参加することになる。

 PPPは軍事政権下で解党された旧与党・タイ愛国党(TRT)の主流派が移籍したタクシン前首相支持派の政党。連立政権入りが決まったルアムジャイタイチャートパタナー(暫定議席数9)、マチマーティパタイ(同7)、プラチャーラート(同5)とプアペンディンはTRTの分離派政党、チャートタイは2001―2005年の第1次TRT政権の連立パートナーで、新政権は2006年9月のクーデター前と似た顔ぶれになる。







小5男子4人組、小2女子に繰り返し乱暴

 中部ロッブリ県で小学2年生の女の子(8)が複数の男子生徒から性的乱暴されたことが発覚。学校の教師が付き添い、12月20日、警察に被害届を出した。

 被害者、ソムちゃんの実家は貧しく、そのため、両親は出稼ぎに出ており、たまにしか故郷に戻ってこない。そのため、親戚の家に預けられていた。

 ソムちゃんの供述によれば、最初に乱暴されたのは5年前。近くに住むチョン(45)に騙され、同人宅で犯されたという。その後、デーン(15)とダム(15)にも、それぞれに家に連れていかれ、そこで乱暴されたとのことだ。

 そして、今年12月1日、今後は、同じ学校に通う小学5年生の男子4人に女子トイレの裏で乱暴された。その後も、3日、5日、12日に、畑の小屋に連れていかれ、同じメンバーから同様の行為を受けたという。

 事件が発覚したのは、ソムちゃんが異常に沈んでいることを不審に感じた教師が問いただしたところ、乱暴された事実を打ち明けたため。また、男子生徒からは、「誰かに話したら、痛い目にあうぞ」と脅されていたようだ

 警察での取調べで、チョン、デーン、ダムは容疑を否定。小学5年生4人組のうち、2人は強姦の事実を認めているが、残り2人は否認しているという。

 警察では被害者の両親に連絡を取るとともに、容疑者らを取り調べていく方針だ。


外道事件簿2007

外道事件簿2007
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。
カラオケマイクめぐり銃撃戦、5人死傷=タイ西部ラチャブリ
カラオケ客、誤って手榴弾を落とし多数の死傷者
市民団体、ソンティ副首相の「重婚」を批判
銃傷の仏人男性、タイ人武装強盗を素手で殺害
昼間の公園で少年少女がみだらな行為、「ホテル代がなかった」
夫のカラオケ遊びに死の抗議、路上でトラックに体当たり
社会不安が影響か、タイ人のセックス回数半減
シンガポール航空、空中性交自粛要請
「女に殴られ怪我をした」、身勝手ボクサーが被害届
破戒僧、女性にわいせつ治療。しかし完治するケースも
タイの女子高生で“ノーパン大流行”
男性の心変わりに激怒、タイ人女性が部屋で大暴れ
「制服法」起草、ニセ女子大生には罰金・禁固刑
HIV感染者、売春女子大生に陰湿な「復讐」
不良夫、浮気がバレて妻に性器を切断される
同性愛の男性をラブホテルで殺害、「痛すぎた」
43歳タイ人男性、ミニスカ・ブラジャー姿で怪死
亡妻の2人の連れ子を強姦し妊娠させた鬼畜養父を逮捕
被害者も哀れ、犯人も哀れ。1歳6か月の女児が暴行死
コンビ二に押し入り、コンドーム4箱を強奪
亡妻の2人の連れ子を強姦し妊娠させた鬼畜養父を逮捕
別れたばかりの夫を半殺し、「身体を触られたから」
ユニバーシアード、選手にコンドームを無料配布
HIV感染者、売春女子大生に陰湿な「復讐」
会社社長、航空機内で堂々アダルトビデオ鑑賞
車内のコンドームで浮気確信? 妻が夫射殺しけん銃自殺
パイプカット夫、妻の妊娠確認のため解剖
校内暴力団、中3女子をメッタ切り。140針の大怪我
教育省、女子大生の制服規制に乗り出す
アンザン省:妻が夫の局部切断 なんと2回目
11歳の優等生少女が突然の出産、父親は誰?
SEXフォン事務所を摘発、女子大生らが連行
パタヤのゴーゴーバー、ロシア人女性5人を逮捕
「除霊儀式」とだまして少年・少女を強姦
タイ前政権与党に解党命令、タクシン時代に幕
精力を持て余す67歳が妻と別れて10日で限界に達し、処女の雌牛と交尾しようとして帰らぬ人に
14歳少年が83歳老女を強姦、タイ中部
イスラエル人、子象を「人質」に警官と睨み合い
精力を持て余す67歳が妻と別れて10日で限界に達し、処女の雌牛と交尾しようとして帰らぬ人に
観光客、女子大生に痴漢行為 「ホステスと勘違いした」
プライベートビデオをネタに復縁を強要
窃盗犯、強姦の代わりにビデオ撮影
「欲望に負け…」修行中の僧侶、女子高生を買春
妻に逃げられて自暴自棄になった男性がペニスと睾丸を自ら切除 ― 濃霧でヘリが遅れて再接合できず
英国人養父、15歳の娘を強姦し脅迫
キレた青年僧、尼をシャベルで殴打し殺害
タイの学生兼女優、ポルノまがい衣装で処罰
「マプチェ・バイアグラ」大人気で品切れ中 チリ
3月13日、バンコクでテロの可能性
1食360万円、バンコクで超豪華ディナー
高速道路渋滞の原因はカーセックス イスラエル
別れ話に激怒、最愛の夫の顔に塩酸を掛ける
実父、中学1年の娘を1年半近く強姦
切断されかけた男性器、胸には血でハート印が
嫁との仲を疑い、76歳老婆が夫に塩酸浴びせる
少年少女13人が白昼に乱行パーティー
香港でタイ人男性31人逮捕、性風俗に従事か
初老の観光客、風俗嬢に逃げられ飛び降り自殺
妻の浮気に激怒、自ら性器を切断
バンコク同時多発テロ速報

外道事件簿パクリ元ニュースソース
勝手にパクッていたが一応ニュースソースだけはお知らせする

バン週・・・タイの下世話な3面記事は必見。担当者は毎日こんな記事ばかり翻訳していてイヤにならないのだろうか。
VIETJO ベトナムニュース・・・タイと並んで世界マンコ売り大国ベトナムの新聞サイト。センスはバン週とDAKOの中間。


最終更新日時: 06/12/2011 13:45:55

外道の細道

カラオケマイクめぐり銃撃戦、5人死傷=タイ西部ラチャブリ

【タイ】3日午前零時半ごろ、タイ西部ラチャブリ県のカラオケ店内で発砲事件があり、タイ人男性2人(38、21)と女性店主(48)の娘(26)が腹、頭などを撃たれ死亡、店主と別のタイ人男性(22)が肩、胸などを撃たれ重傷を負った。タイ字紙タイラットなどが報じた。

 調べによると、男性客の2グループがマイクを奪い合って殴り合いのけんかとなり、いったん店外に去った片方のグループが戻ってくるなりけん銃を発砲。襲撃されたグループもけん銃で応戦し、死傷者が出た。襲撃した側は1人が死亡し、2人がオートバイで逃走した。







カラオケ客、誤って手榴弾を落とし多数の死傷者


事件現場となったカラオケ店

 11月17日午前2時ごろ、バンコクに隣接するサムットプラカン県のクロコダイルファーム近くにあるカラオケで爆発事件が起き、客1人が死亡、12人が重軽傷を負った。

 死亡したのは、カンボジア国籍の男で、首と胴に深い傷を負ったほか、両脚を骨折。また、左手の指4本が吹き飛ばされていた。

 負傷者は12人(うち7人が重傷)。深夜2時にカラオケ内で起きた事件がありながら、このなかには、14歳の少女が1人、15歳の少女が2人含まれていた。

 爆発したのは、死亡した男が持っていた手榴弾。男は仲間2、3人と店に遊びに来ており、閉店となり、飲み代を支払うため、ズボンのポケットから現金を取り出そうとしたところ、酔っ払っていたことから、誤って一緒に入れていた手榴弾を床に落としてしまった。手榴弾は床に落ちた衝撃で安全ピンが外れてしまい、数秒後に爆発した。

 警察によれば、男らは日頃から不仲のグループとの喧嘩に備えて、手榴弾を用意。その前に景気付けにと、カラオケに入ったところ、つい飲みすぎてしまい、誤って手榴弾を落としたとのことだ。







市民団体、ソンティ副首相の「重婚」を批判

 昨年9月のクーデターに反対する団体「白い鳩2006」が、「ソンティ副首相(前陸軍司令官)に妻が3人いる」と批判している。

 このため同団体は11月27日、この重婚問題になんらかの措置を執るようスラユット首相に要請した。

 同団体によれば、ソンティ氏は3人の妻との間にそれぞれ2人計6人の子供がいるという。国家汚職制圧委員会が先に発表した閣僚の資産申告では、ソンティ氏は妻2人の資産、負債を報告している。

 これについて、同委員会のクラナロン委員は、「法律では閣僚に対して本妻の資産申告を義務づけている。しかし、ソンティ氏は第2夫人についても報告している」と指摘し、資産申告の透明性に問題はないとの認識を示した。

 ただ、同委員は、「ソンティ氏に第3夫人がいるかはどうかは知らない」としている。なお、イスラム教徒のソンティ氏が複数の妻を持つことは以前から知られていた。







銃傷の仏人男性、タイ人武装強盗を素手で殺害

タイ北部チェンライ県メーサーイ郡で25日午前零時ごろ、フランス人男性(36)と妊娠8カ月のタイ人妻(31)が自宅前で武装強盗に襲われ、妻がけん銃で頭を2発撃たれた。仏人男性は肩を撃たれものの、強盗の頭を用水溝に押さえ込み窒息死させ、妻をオートバイに乗せ近くの警察派出所まで運び、助けを求めた。妻は搬送先の病院で帝王切開で女の子を出産したが、重体。子供は元気という。

 死亡した強盗はタイ軍の男性兵士(29)で、けん銃3丁を所持していた。借金の返済に困り犯行に及んだとみられている。タイ字紙タイラットが報じた。







昼間の公園で少年少女がみだらな行為、「ホテル代がなかった」


 タイ中部アユタヤ県の旧市街にあるソムデットヤー公園の休憩所で性交渉をしていた若い男女がパトロール中の警官に見つかり補導されるという事件が起きた。

 まだ午後4時前と明るいうちから、大木の下に建つ休憩用の東屋で専門学校の男子学生ソムチャイ(仮名、19)と、職業高校の女子学生マイちゃん(仮名、16)が性交渉をしているところに警官が通りかかり、すぐに行為を中止し、衣服の乱れを直すよう指示。その後、近くの停めてあったソムチャイのオートバイを調べたところ、ナンバープレートがなかった上、覚せい剤10錠が見つかったことから、2人を警察署に連行した。

 ソムチャイは警察での取り調べで、「最初は公園で話しだけするつもりでしたが、そのうち、どうにも性欲を抑えることができず、彼女に求めてしまいました」と供述。

 また、「どうしてラブホテルに行かなかったのか」との警官の質問には、「彼女に会う前に覚せい剤を買ったことで、お金がなくなってしまいました」と答えていた。

 公園での性行為については、男女ともそれぞれ100バーツの罰金ですんだが、覚せい剤所持については、マイさんが「まったく知らなかった」と供述しているから、ソムチャイだけが薬物所持の容疑で書類送検されることになった。







夫のカラオケ遊びに死の抗議、路上でトラックに体当たり


 11月2日午前0時30分ごろ、東部チョンブリ県サタヒープ郡の国道331号上で中年女性がトラックにひかれて死亡した。

 事件現場となったのは、カラオケ店「ルークナウィー」前の路上。主婦のブンチュアンさん(40)がうつ伏せで倒れており、頭蓋骨は割れ、脳みそが周辺に飛び散っていた。

 目撃者の証言によれば、事故の直前、夫である海軍兵士のティラユットさん(53)と事故現場に近いカラオケ店で激しい口論となり、ブンチュアンさんは「もし酒を飲むのを辞めて、今すぐ家に帰らないなら、車に体当たりして死んでやる」と大声で叫んだという。

 しかし、ティラユットさんがこれを無視したことから、ブンチュアンさんはそのまま店を出ると、道路に立ち往生。周辺は街灯がなく、非常に暗かったこともあり、たまたま通りかかったトラックに跳ね飛ばされてしまった。なお、そのトラックはそのまま逃走している。

 ティラユットさんの話では、2人は再婚同士で、お互いに2人の連れ子がいるとのこと。ブンチュアンさんは怒りっぽい性格で、酒に酔うと非常に暴力的になったと話していた。







社会不安が影響か、タイ人のセックス回数半減

 避妊具大手、デゥレックス社が先日発表した国別セックス実態調査で、タイ人の週間回数が前年から半減したことが分った。

 同社が26か国、2万6028人を対象に行った調査結果によれば、タイ人の69%が週に1回性交渉を持ち、平均時間は29分であるという。しかし、昨年の調査では、平均週2回となっており、実に半減していることが判明した。

 その原因として、タイ側の調査にかかわったパンサク医師は、安定しない政治・経済のためストレスを感じている人が増えているため、と分析している。

 また、自慰行為については、女性の26%、男性の62%が「満足している」と回答した。

 一方、過去に肉体関係を持った異性であるが、タイ人男性は15人とアジア太平洋地域でトップ(タイ人女性は2人)。また、世界第1位は、オーストラリア人で29人、それにロシア人とギリシャ人の28人が続く。なお、世界平均は13人、アジア太平洋地区平均は12人となっている。







シンガポール航空、空中性交自粛要請

シンガポール航空は先月25日に運航を始めた欧州航空大手エアバス製の超大型旅客機A380について、機内で性交しないよう求めている。同航空のA380にはダブルベッド付きの個室が12室あるが、防音ではないという。







「女に殴られ怪我をした」、身勝手ボクサーが被害届


 10月6日、バンコク都内ラートプラオ94のシミラン・カラオケに勤めるパーナン(21)が傷害の容疑で警察から出頭命令を受けた。

 被害届けを出したのは陸軍兵士のサタポン(33)。サタポンは、もとタイ・アマチュアボクシング・ナショナルチームの一員であり、プロ転向後はアジア地区チャンピオンに輝いたこともあるボクサーだ。

 10月3日、シミラン・カラオケに遊びに来たサタポンが、酔うほどに、店の女の子をからかい、大声で騒ぎ始めた。そのため、店のマネージャーであるジェトイさんが近づいて注意したところ、サタポンは何を考えたのか殴りかかってきた。

 これを見ていたパーナンはジェトイさんに加勢すべく、ジュースの瓶でサパポンの頭を一撃。このため、10針を縫う大怪我を負ったサタポンは、頭を抱えフラフラとした足取りで店を出た後、自らの非を棚に上げ、警察に被害届を出した。

 そして、パーナンは警察に呼び出されたわけだが、同行したジェトイさんが当然のことながら、傷害罪でサタポンを告訴すると警察で宣言。お互いに相手を訴えることになった。

 身体をいくら鍛えても精神を鍛えない者は単なる社会の迷惑者、ということか。







破戒僧、女性にわいせつ治療。しかし完治するケースも

 10月2日、西部ターク県の国有林内に質素な小屋を建て、そこで「修行」をしながら、患者の「治療」をしていた僧侶が逮捕された。

 この僧侶は、7年前に出家したウィセート僧(51)。40歳前後の女性を上半身裸にし、胸にタイ焼酎をかけ、医療用メスで撫で回しているところを撮影した映像を信者が警察および仏教組織に渡したことで、その破戒行為が明るみにでた。

 最初は容疑を否定していた同僧であるが、治療の様子を写したビデオを見せられると、観念し事実を認めた。

 警察の取調べにウィセート僧は、「医学を学んだことはなく、自らの功徳で治療していた」と供述。患者は圧倒的に女性が多く、しかも、ガンやエイズなど現代医学での治療が難しい疾病が多かったという。治療では主に森林で入手できる薬草を利用していた。また、治療費は線香・ロウソク代として32バーツ、そして、タイ焼酎1瓶を持参するよう患者には告げていたとのことだ。

 しかし、病院から見放された後、同僧の治療を受けて治った患者もいるようで、その逮捕を惜しむ声が出ている。

 ターク県に接するスコタイ県に住むマライさん(仮名)は、「脚に激痛が走るようになり、病院で治療してもまったくよくならなかった。しかし、ウィセート僧に2回治療をしてもらっただけで完治したという。その治療法は、胸をはだけさせ、そこにタイ焼酎をたらし、メスで撫で回すというものだった」と話す。このため、マライさんは友人や親類にもウィセート僧を紹介しており、そのほぼ全員の疾病が快方に向かったとのことだ。

 警察ではウィセート僧を起訴する考えだが、逃亡の恐れがないということで、保釈を認めている。







なんとタイの女子高生の間で“ノーパン”

日本でこのような記事を見つけました。By:パタナカーンの橋



10月19日10時1分配信 日刊ゲンダイ



 なんとタイの女子高生の間で“ノーパン”が大流行し、社会問題になっている。発端はタイ南部ナコンシータラマート市で起きた交通事故。
「観光地クラビー島の刑事が、ナコンシータラマート市をドライブ中、3人の少女が乗ったバイクが転倒したのを発見。助けようと駆け寄った。アスファルトには気を失って横たわる少女たち。ミニスカートがめくれあがっていた。近づくと仰天。そのうち2人はノーパンで、お宝が全開。そのうえアンダーヘアは金色に染められていたのです」(タイの女優とエンターテインメントを紹介する月刊誌「Sabai Thai」編集部=日・タイで発行)
 これをキッカケに国中が大騒ぎに。調べてみると、多くの女子高生がノーパンだった。とくにボーイフレンドが運転するバイクの後部座席に、ノーパン姿で座るのがおしゃれなのだという。
 このノーパンファッションは首都バンコクの女子大生の間で流行する兆しも出ている。さすがに、文化大臣までがコメントを出し始めている。日本でもはやるか








男性の心変わりに激怒、タイ人女性が部屋で大暴れ



 9月24日の深夜、東部の観光地パタヤのコンドミニアムでタイ人女性が大暴れ、部屋を滅茶苦茶にするという事件が起きた。

 事件の起きた部屋を借りていたのはアイルランド人のパトリックさん(30)。5か月ほど前から東北部出身のナンタ(30)と恋仲になり、その後、同居していた。

 しかし、最近、ナンタの存在がうっとうしく感じるようになったパトリックさんは何かにつけて、言い争うようになったようだ。そして、事件当日、2人は殴りあいの大喧嘩。そのため、パトリックさんはナンタを部屋から追い出した上、部屋にあった洋服をすべて廊下に放り投げた。

 これに、ナンタは激怒。部屋に乱入すると、テレビ、電子レンジ、コンピュータ、洋服ダンスなどを手当たり次第、叩き壊した。その鬼気迫る様子に恐れたパトリックさんは部屋から逃げ出し、コンドニミアムの警備員に助けを求めることに。そして、連れ立って部屋に戻ってみると、ナンタはまだ暴れており、しかも、パトリックさんの重要書類を電子レンジで燃やしていた。

 その後、数人がかりでようやく、静止されたナンタさんは泣きながら、「一緒に暮らすようになってから3か月になるが、最近、彼が急に冷たくなり、精神的に不安定な状態が続いていた」と話していた。

 なお、パトリックさんは警官に対して、「部屋の備品の被害はナンタに代って私がすべて弁償する。その代わりに彼女と別れるのに手を貸してほしい」と懇願したという。しかし、警察では、器物破損などの罪でナンタを起訴する意向を示している。







「制服法」起草、ニセ女子大生には罰金・禁固刑

 露出度の高い女子大生の制服に対する批判が高まるなか、政府は「制服法」の起草を進めているが、この中に、制服の販売規制が盛り込まれる可能性が高まってきた。

 チャルアイポン教育事務次官によれば、先日実施された制服法についての公聴会で、職業高校の理事長から、学校の許可なく制服・校章を販売した者に対する罰則を強化するように、との意見が出されたという。現在、女子学生の制服の無許可販売が増えており、学生以外の者がその制服を着用して売春などを行うケースが頻繁にみられるとのことだ。

また、文化省文化監視センターのラッダー所長は、ホンモノの学生やニセ学生を問わず、制服を売春に「利用」するケースが急増しているという。さらに同所長は、露出度の高い制服が強姦やわいせつ事件の引き金となることが非常に多いとして、身体にフィットした露出度の高い制服販売も違法として、刑罰の対象とするよう主張する。

現在、教育省では、学生ではない者が制服を着用して、売春などの違法行為を行った場合には、6か月以下の禁固刑、もしくは5万バーツ以下の罰金を科すとの条項を法律に盛り込むことを検討しているという。

なお、タイで最も売れ行きのいい制服は、日本で女子学生の制服として採用されることの多いチェックのスカートとのこと。






HIV感染者、売春女子大生に陰湿な「復讐」

 中部アユタヤ県ワンノイ郡在住のHIV感染者の男性(50)が売春婦に「復讐」をしている、との書き込みがアユタヤ県警ホームページの掲示板に掲載された。

 同掲示板によれば、この男性は売春をしている女子大生を専門に狙っており、手口は、相手がHIV(エイズウイルス)に感染するよう予めコンドームに穴を開けておくというものだ。

 また、警察が、この人物は確かに実在するとコメントしたことから、同郡では、井戸端会議の話題のトップともなっている。

 その後、反響の大きさに驚いた情報提供者から警察に、「身の安全が危ぶまれる」として、削除を依頼する連絡が入ることになった。

 しかし、警察では「これが事実としたら、地域社会にとり大きな脅威となる。早急に逮捕しなければならない」として、情報提供者に対して、より詳しい情報の提示を求めている。

 一方、アユタヤ県保健所のラタナチャイ医師は、「個人データを公表することはできない」として、マスコミの取材を拒否している。







不良夫、浮気がバレて妻に性器を切断される


 9月1日、バンコク都内トンロー地区のカミリアン病院から性器を切断された男性患者が集中治療室で手当てを受けているとの通報がトンロー署に入った。

 この男性は都内パタナカン通りソイ22のサティットアパートに住むプルンさん(34、仮名)。カッターナイフで陰茎を根元から切断されたほか、陰嚢もすっかり切り取られていた。ただ、発見時、泥酔状態であったことから、意識もうろうとした状態で近所の者に病院に担ぎ込まれている。

プルンさんは、妻のタイ、そして10歳になる女の子と暮らしていたが、定職がなく、妻の収入に頼り、自分は子供の面倒を見ていた。ところが、ある時、タイは、アパートの住民の密告で、失業中の夫が若い女性と付き合っているを知る。そればかりか、タイさんが苦労して稼いだお金をその女性貢いでいることまで発覚。

このことに激怒したタイは夫を酒に誘い、泥酔するまで飲ませた後、用意していたカッターナイフで性器を切断。その後、逃走した。

警察では現在、タイの行方を追っているが、切断された性器はついに発見できず、縫合手術を受けることはできなかった。 (2007年9月28日)







同性愛の男性をラブホテルで殺害、「痛すぎた」

 7月28日、バンコク都内パホンヨティン通り7のラブホテルで同性愛者の男性が殺害されるという事件が起きた。

 殺されたのは、中部ノンタブリ県の元郡長、ピラ氏(48)。全身を刃物で20か所以上刺されており、財布・クレジットカードなどが持ち去られていた。また、ホテルの駐車場に停めてあったBMWが消えていた。

 このため、警察は全国に指名手配。翌29日、中部ナコンサワン県内の路上で信号待ちをしていた盗難車を警官が目撃。無線で緊急手配をして、まもなく運転手の身柄を拘束することに成功した。

 逮捕されたのはサンチャイ(27)の証言によれば、数か月前、バンコク都内チャトチャック公園を歩いている時に、ピラ氏に声を掛けられ、しばらく話をした後、「何か困ったことがあったら、電話をしなさい」と、電話番号を渡されたという。

 しかし、その後、一度も電話をしなかったが、7月27日、チャトチャック公園でジョギングをしていた時に、再び、ピラ氏と再会。ちょうど失業中であったことから、「仕事を探してほしい」と頼んだところ、「分かった。しかし、別の場所で話をしよう」といわれ、ラブホテルに連れて行かれた。

 そして、最初はサンチャイを男役にしての肛門性交を強要。しかし、その後、ピラ氏が男役となり、サンチャイに襲いかかったが、あまりの痛さに耐えられなかったサンチャイが、「もう止めてくれ」と懇願した。しかし、これを聞き入れられなかったことから激怒。常に持ち歩いているナイフで相手をメッタ刺しにしたとのことだ。







43歳タイ人男性、ミニスカ・ブラジャー姿で怪死

タイ字紙カオソッドによると、21日朝、タイ東北部ロイエット県の民家で、43歳のタイ人男性がうつぶせに倒れ、口と鼻から血を流し死亡しているのがみつかった。男性は下半身に黒いミニスカート、上半身にブラジャー15個を着用していた。心因は心臓麻ひとみられている。
 死亡したジャランさんはバンコクの眼鏡店に勤務していたが、妻が昨年、別の男性と駆け落ちしたことから、実家に戻ってきていた。うつ状態で、毎日多量の鎮痛剤を服用していたという。



逃げた妻の下着16着を着込んで心臓麻痺


最愛の妻の下着を身につけ死亡したチャルンさん

 8月21日、東北部ロイエット県で別れた妻のブラジャーやスカートを着込んだ男性が心臓麻痺で死亡するという事件が起きた。

 チャルンさん(43)は、2階建ての自宅近くでうつ伏せになって倒れており、口と鼻から血を流し、息絶えていた。発見時、にブラジャー15着を着込んでいたほか、黒いキャミソールを1着首に巻きつけていた。さらに、ミニスカートもはいていたが、下着はつけていなかった。外傷がまったくなかったことから、医師は心臓麻痺が死因と診断している。

 チャルンさんの姉の話では、「弟はバンコクの眼鏡店で働いており、そこで知り合った女性と長年暮らしていたが、相手に新しい恋人ができたことから、逃げられてしまった」という。

 チャルンさんは何度も復縁を迫ったが、ことごとく無視されたことから、失意のうちに田舎に戻り、日雇い仕事などをしながら生活していた。しかし、お金がたまると、元妻に会うため、バンコクに出かけていったという。

 また、逃げた妻の下着と洋服はすべて実家に持ち帰って、大切に保管していたことから、死亡時に身につけていた下着も妻のものと警察では見ている。

 チャルンさんは最近、ストレスがたまっており、そのため、頭痛薬を溶かしたコーヒーを1日何度も飲んでいたという。そのことが心臓に負担をかけていたうえ、女性用下着で胸部と首を過度に圧迫したことなどから、急性心臓麻痺を起こしたようだ。







亡妻の2人の連れ子を強姦し妊娠させた鬼畜養父を逮捕

 コーン・ゲーン県の警察当局は28日、亡妻の15歳と13歳の連れ子を強姦し妊娠させた同県バーンパイ郡内在住の41歳の建設作業員の男を逮捕したことを明らかにした。

 15歳の少女は妊娠3ヶ月、13歳の少女は妊娠8ヶ月だという。

 男は警察に対して、2人の少女の母親が亡くなって以降も2人の面倒を見てきたが、約1年前に酒を飲んだ勢いで現在妊娠8ヶ月の少女を強姦し、その後現在妊娠3ヶ月の少女を強姦してしまった。強姦後2人に対して固く口外を禁じていたが、2人の少女の体の異変に気づいた近隣住民によって警察に通報され逮捕されてしまったと証言しているという。 

 尚、2人の少女は法律の規定に則り堕胎手術を受ける予定であるという。







被害者も哀れ、犯人も哀れ。1歳6か月の女児が暴行死

 7月15日、バンコク都内パーシージャルーン区の病院から暴行を受けた形跡のある1歳6か月の女児が死亡したとの連絡が警察に入った。

 そのため、警官が現場に急行したところ、診察室で若い男女が付き添っていた。女性は、死亡したルークケートちゃんの母親ファーさんの友人であるアムパイさん(24)。そして、男はアムパイさんの恋人のニルット(24)で、警官の事情聴取に、「突然、動かなくなったため、あわてて病院に連れてきた」と証言した。

 しかし、担当医師が、全身アザだらけであり、しかも、顔面と頭部に激しい打撲痕があると報告したことから、警官がさらに厳しく取り調べを行ったところ、1時間後、ニルットは犯行を自供した。

 ニルットによれば、アムパイさんとファーさんはともにカラオケで働いており、1か月ほど前、ファーさんから「お金がないので同居させてほしい」と頼まれたため、OKしたという。

 しかし、最近、田舎で子供の世話をしているファーさんの夫が薬物犯罪で逮捕されたことから、子供を引き取り、居候の身でありながら、いっしょに暮らすようになった。しかし、ファーさんは家賃をまったく助けようとせず、しかも、子供はニルットとアムパイさんに預けっぱなし。しかも、家主からは家賃を毎日のように催促され、事件当日は、「もし払えないなら荷物をまとめて出て行け」といわれる始末。

 「お金がなくて、イライラが頂点に来ている時に、ルークケートが大声で泣き出した。最初はハンガーで叩いたが、泣き止まなかったことから、身体をつかんで何度も床に叩き付けた」とニルットは供述している。

 一方、わが子の死をカラオケで知ったファーさんは、床に座り込み、「本当にお金がなく、自分の部屋を借りることができなかった。葬儀費用などあるわけがない。いったいどうすればいいの」と号泣。そのため、警官らは少しずつお金を出し合って、ファーさんに手渡すとともに、慈善団体に連絡して、棺桶の寄付を依頼した。







コンビ二に押し入り、コンドーム4箱を強奪

 8月4日午前4時ごろ、中部アントン県のコンビニエンスストアに若い男が押し入り、コンドーム4箱を強奪するという珍事件が起きた。

 事件の起きたコンビニエンスストアの女性従業員のシリポンさん(28)によれば、顔をすっぽり隠す毛糸の帽子を被った20歳前後とみられる男が駆け込んできて、「騒ぐな。強盗だ。金を出せ」とナイフを手にして大声で叫んだという。

 そのため、シリポンさんは「何がほしいの。私はこれしかお金を持っていないわよ」と100バーツを手渡すとともに、「このレジは何か品物を買ってそのバーコードを打ち込まないと、開けることはできないのよ」と説明。

 すると、犯人は何を考えたのか、コンドーム4箱と口臭防止の飴を掴み、そのまま店の外に出て、女友達の乗っていたオートバイに飛び乗ると、急発進して逃げていったという。

 警察では監視カメラの映像と従業員の証言を元に捜査を進めていく方針だが、店の中の高価な品物には目もくれず、コンドームを盗んだ理由に頭を悩ませている。







亡妻の2人の連れ子を強姦し妊娠させた鬼畜養父を逮捕

 コーン・ゲーン県の警察当局は28日、亡妻の15歳と13歳の連れ子を強姦し妊娠させた同県バーンパイ郡内在住の41歳の建設作業員の男を逮捕したことを明らかにした。

 15歳の少女は妊娠3ヶ月、13歳の少女は妊娠8ヶ月だという。

 男は警察に対して、2人の少女の母親が亡くなって以降も2人の面倒を見てきたが、約1年前に酒を飲んだ勢いで現在妊娠8ヶ月の少女を強姦し、その後現在妊娠3ヶ月の少女を強姦してしまった。強姦後2人に対して固く口外を禁じていたが、2人の少女の体の異変に気づいた近隣住民によって警察に通報され逮捕されてしまったと証言しているという。 

 尚、2人の少女は法律の規定に則り堕胎手術を受ける予定であるという。






別れたばかりの夫を半殺し、「身体を触られたから」


 7月17日午後9時30分ごろ、東部チョンブリ県サタヒープ郡の民家で男性が大怪我をしたとの通報が警察署に入った。」

 警官が現場に駆けつけると、被害者のアルンさん(42)は頭部と額を激しく殴打されたため、大量の出血をしており、床に倒れていた。そこで、救急班が応急処置をした後、病院に搬送。70針を縫うなどの治療を受けた。

 一方、犯人は、4カ月前に別れたばかりの元妻、スワリ(25)。警官がやってきた時、泥酔状態だったことから、しばらく時間をおいて、取調べたところ、「アルンが『いっしょに酒を飲もう』と私の部屋を訪ねてきました。そのうち、2人ともかなり酔ってきたので、私は、アルンが元夫であることから、あまり警戒せずに、ベットで眠ってしまいました。ところが、しばらくして、目を覚ますと、アルンがベットの上で、私の身体をまさぐっていました」と供述。

 すでに新しい恋人のいるスワリはこの行為に激怒。台所にあったすりこ木を手にすると、それで、アルンさんをメッタ打ちにした。

 警察ではスワリを傷害罪容疑で取り調べているが、アルンさんが起訴するかどうかは、今のことろ不明だ。







ユニバーシアード、選手にコンドームを無料配布

 今月8日にバンコクで開幕した第24回夏季ユニバーシアードの実行委員会では、選手サービスの一環として選手村でコンドームを無料配布している。同委員会のサンティパープ副委員長は、「決してセックスを奨励しているわけではないが、必要性のあるものを提供することは大切なサービスだ。国際競技会で避妊具を配布するのは今では普通のこと」と説明した。選手用に2万個のコンドームが用意しているが、足りなければ追加するとのことだ。

 また、選手の健康管理の担当者は、「選手村でのセックスは想定していないが、外出して遊びたいという選手がいる現実を否定することはできない」と述べている。







HIV感染者、売春女子大生に陰湿な「復讐」

 中部アユタヤ県ワンノイ郡在住のHIV感染者の男性(50)が売春婦に「復讐」をしている、との書き込みがアユタヤ県警ホームページの掲示板に掲載された。

 同掲示板によれば、この男性は売春をしている女子大生を専門に狙っており、手口は、相手がHIV(エイズウイルス)に感染するよう予めコンドームに穴を開けておくというものだ。

 また、警察が、この人物は確かに実在するとコメントしたことから、同郡では、井戸端会議の話題のトップともなっている。

 その後、反響の大きさに驚いた情報提供者から警察に、「身の安全が危ぶまれる」として、削除を依頼する連絡が入ることになった。

 しかし、警察では「これが事実としたら、地域社会にとり大きな脅威となる。早急に逮捕しなければならない」として、情報提供者に対して、より詳しい情報の提示を求めている。

 一方、アユタヤ県保健所のラタナチャイ医師は、「個人データを公表することはできない」として、マスコミの取材を拒否している。







会社社長、航空機内で堂々アダルトビデオ鑑賞

 6月17日、ベトナム航空のハノイ発パリ行きVN535便の機内で、ベトナム人男性客2人が持参のパソコンでアダルトビデオを鑑賞し、周囲の乗客らが激しく抗議する騒ぎが起こった。

 この2人はホーチミン市ヤングビジネスマン協会に所属する会社の社長で、同協会の他のメンバーと共に出張中だった。2人は離陸からおよそ30分後にアダルトビデオを見始め、隣の席に居合わせたフランス人女性客から不快な映像や音声について抗議を受けた。ところが、この2人はその後も数時間に渡って意図的にアダルトビデオを流し続けたため、この女性客ばかりではなく2人と同行していた別のメンバー達からも非難の声が上がることとなった。

 結局、同機のセキュリティが2人を呼び出して注意を行い今回の事態は収束した。ベトナム航空のスポークスマンは、乗客が鑑賞している映像や音楽について航空会社側が禁止できる規定は存在しないので、乗客1人1人の意識が重要だとの見解を示した。








車内のコンドームで浮気確信? 妻が夫射殺しけん銃自殺

23日朝、北部チェンライ市の民家で地元政治家のインカムさん(46)と妻のブアキアンさん(47)の射殺体がみつかった。警察は、インカムさんの浮気を確信したブアキアンさんがインカムさんを射殺し、けん銃自殺したとみている。タイ字紙タイラットが報じた。
 調べによると、ブアキアンさんは事件前、インカムさんの軽トラックでコンドームを発見し、その後、けん銃を持ち出し射撃練習をしたという。







パイプカット夫、妻の妊娠確認のため解剖

7月14日午後1時30分、アユタヤ県ワンノイ郡のアパートで夫が妻を殺害した後、自殺するという事件が起きた。

殺されたのはナワナコン地区の企業に勤務するソンタナさん(24)で、犯人は、被害者の夫で、倉庫会社に勤務するシリポン(37)。
ドアの前の廊下で倒れていたソンタナさんは大型包丁で首を切られており、また、腹部が切り裂かれていた。また、シリポンは部屋の中で絶命していた。

 近隣住民の話では、シリポンはパイプカットをしているが、ソンタナさんが妊娠をしたとの噂が広まったことから、2人は喧嘩が絶えなかったという。

事件当日もそのことが原因で大喧嘩となり、興奮したシリポンが妻を殺害した後、腹を裂いて妊娠しているかどうかを確認。その結果、噂がまったくのデマであったことが分かり、己の非をつぐなうため、後追い自殺をしたものと警察ではみている。







校内暴力団、中3女子をメッタ切り。140針の大怪我

 6月15日、最北県チェンライ県から山岳民族の母子がバンコクのパウィナー財団を訪ね、助けを求めた。

 被害者は中学3年のターイちゃん(15)。先輩の女子生徒らから暴行を受け、140針を縫う大怪我をした。

 ターイちゃんの話では、1級下の女子生徒ビーが、いつも見下したような態度で自分のことを睨んでいるので、5月下旬、それとなく注意したという。すると、その2日後、ビーの姉で高校3年のエーに呼び出された。

 しかし、これを無視したところ、ある日、ターイちゃんが遊びに行った友人の家にエーとそのボーイフレンドのほか、3人が押しかけてきた。そして、「何で約束の場所に来ないんだ」とわめきちらされたことから、後で行くから待っているよう、告げたという。

 そこで、すぐに友人5人を呼んで、約束の場所に向かったところ、男女合わせて20人が待ち構えており、言い合いの後、エーからいきなり殴られ、その後、乱闘になったという。

 しかし、多勢に無勢。その間、身体に激痛を感じ、よく見ると.血だらけになっていた。そのため、友人が急いで、病院に搬送。カッターナイフによる傷が多数できており、合わせて140針を縫うことになった。

 その後、警察に被害届けを出したが、エーの父親は地方政治家であることから、事件がもみ消されるのを恐れて、タイで最も名の知られた女性・児童支援団体であるパウィナー財団に助けを求めることにしたとのことだ。

 パウィナー女史はまず、ターイちゃんの転校手続きを取るとともに、加害者を適正に罰するため、警察に申し入れをした。







教育省、女子大生の制服規制に乗り出す


年々、セクシー度を増している女子大生の制服

 女子大生の制服のスリム化・ミニ化が進む中、教育省と文化省がついに本格的な指導に乗り出すことになった。

 教育省では全国の私立・国立大学に対して、過度に身体の線を強調するようなシャツ、ミニの上にスリットの入ったスカートなどを販売しているショップの情報を収集するよう指示。同省ではその報告を元に縫製業者に対して、「学生にふさわしくない制服の縫製を中止することへの協力を求めていく」(教育省関係者)考えだ。

 しかし、この方針については、ファッションへの過度の介入との批判意見も多い。女性支援団体の代表からは、「女子大生の服装をウンヌンする前に、遅々として進まぬ教育改革にもっと本腰を入れるべき」との意見が出ている。

 また、ある女子大生は、「別にショップでの販売を規制しても、特別に仕立るだけ」と話す。

 これまでに、国立大学では過度に露出度の高い服装を着用しないよう呼びかけているため、絶対数は少なくなったものの、それでも一部の学生の間ではいまだにセクシー度を競っているのが実情。これが私立大学になると、その傾向はより顕著となる。

 そのため、タイ字新聞ではコラムのなかで、「いったい、誰のために、何のために、制服を規制するのか。それをもっと明確に説明して女子大生の理解を得ない限り、今の流行を止めるめることはできないだろう」と評している。







アンザン省:妻が夫の局部切断 なんと2回目

 夫婦げんかや浮気が原因で妻に局部を切り取られる、いわゆる阿部定事件はベトナムでは珍しくないが、メコンデルタ地方アンザン省在住の男性Eさん(27歳)は、人生2回目の切断被害に遭って同情を集めている。

 Eさんは2005年に局部の半分を妻に切り取られたが、アンザン省総合病院で受けた接合手術が成功して事なきを得ていた。ところが9日夕方6時ごろ、酒を飲んで帰宅したEさんが寝ていると、妻が再びはさみでEさんの局部を切断し大騒ぎになった。

 Eさんの家族らは、過去の経験をいかして切断された部分を氷水に浸すと、Eさんを前回と同じアンザン省総合病院へ連れて行った。今回は前回よりも傷がひどかったため、Eさんはカントー中央総合病院へ搬送され緊急手術を受けた。その後、Eさんの容態は回復に向かっている。

 カントー中央総合病院のクオン外科部長によると、今年に入って同病院では同様の手術を2件行っており、毎年平均2~3件の阿部定事件の被害者を助けているという。






11歳の優等生少女が突然の出産、父親は誰?

 6月26日午後2時30分、小学校6年生のケオちゃん(仮名・11)が出産後の経過が思わしくないことで、治療を受けるため、バンコク都内ヤンヒー病院に搬送されてきた。

 ケオちゃんの母親(35)の話によれば、ケオちゃんが2歳の時に夫と別れ、その後、姉夫婦に面倒を見てもらっていたという。

 「12日の夜、姉から『ケオが出産した』との電話がかかってきました。最初は腹痛を訴えたことから、鎮痛剤を飲ませたが、一向によくならないことから、姉が病院に連れていったところ、それが陣痛であることがわかり、その日の午後10時に出産しました。でも、その後も体調がなかなか回復しませんでした」

 そして、26日、またまた旧第2野党・タイ国民党の副報道官の一行が犯罪防止キャンペーンのため家の前を通りかかったことから、すがる思いで助けを求めたころ、事情をいろいろと聞いたうえで、病院まで連れて行ってくれ、警察にも通報してくれたという。

 ヤンヒー病院の医師によれば、11歳という低年齢であり、しかも身体が他の子供と比べても小さいことから、出産時に膣が深く傷つき、炎症を起こしたとのこと。そのため、傷を縫合するとともに、抗炎症剤の投与を4,5日続ける必要があるとのことだ。

 なお、ケオちゃんは勉強熱心で、常に学年で1、2番の成績。また、タイ舞踊が趣味で、コンテストにもよく出場している優等生という。

 一方、生まれた子供の父親であるが、ケオちゃんは口をつぐんでおり、「初めて会った男の人」としか供述していない。このため、警察ではケオちゃんの体調が回復するのを待って、詳しい事情を聞くことにしている。





11歳少女が出産、おじが強姦か2007/6/28

タイ警察は28日、11歳の少女を強姦した容疑で少女のおじ(40)を逮捕した。少女は男児を出産しており、容疑者が父親かどうかDNA鑑定を行う予定。容疑者は、少女につつかれたり抱きつかれたりして興奮し性交した自分の子どもなら面倒を見たいが、刑務所行きとなったらそれもできないなどと話しているという。





11歳の姪強姦の叔父、留置所で首吊り自殺

 6月12日、小学生6年生の女の子、ケオちゃん(11)が病院で子供を出産。その後の経過が思わしくなかったものの、治療費がなく自宅で苦しんでいたところを、たまたま通りかかったタイ国民党の幹部の援助でバンコク都内のヤンヒー病院で治療を受けることになった。<詳細は、11歳の優等生少女が突然の出産、父親は誰? (06/28)>

 さらに、同幹部が警察にも連絡したため、捜査が始まったが、ケオちゃんは、「初めて会った男の人」としか供述しなかった。そこで、警察が近所の住民に聞きこみをしたところ、被害者の叔父で、バイクタクシー運転手のチラート(40)が容疑者として浮上。こ警察署で取り調べたところ、あっさりと罪を認めたため、逮捕した。

 チャラートによれば、ケオちゃんを非常に可愛がっており、学校への送り迎えもよくしていた。しかし、ある日、ケオちゃんの家でいっしょに寝ている時、衣服が乱れた寝姿を目にして、急に性欲が起き、強姦しようとしたという。しかし、なかなか成功しなかったことから、ケオちゃんの生殖器に自身の生殖器をこすりつけて射精。なお、わいせつ行為はこの1回だけ、と供述している。

 その後、拘置所に拘留されていたが、7月1日、鉄格子に来ていた衣服を掛けて、首吊り自殺。床には「すまなかった」と書かれたメモが残されていた。







SEXフォン事務所を摘発、女子大生らが連行


 6月26日午前6時ごろ、バンコク都内ラチャダピセク通りのムアンタイパトラ・コンプレックスタワー12階の事務所が警察の捜索を受けた。

 同事務所では「SEXフォン」サービスを提供。警察が踏み込んだ時、女子大生アルバイトなど14人の女性オペレーターがそれぞれのデスクに座っていた。机は仕切りで区切られており、普通のオフィスと変わらない様子であった。

 警察は、同事務所のマネージャーであるナタポン(22)を逮捕するとともに、電話機、コンピューターなどの備品を押収。さらに、女性オペレーターら事務所にいた者全員を警察署に連行した。なお、ナタポンの容疑は第3者の性的欲望を満たすことを目的としてわいせつサービスを提供したというものだった。

 警察署での取調べで、オペレーターのアルバイトをしていた有名大学4年生のアムさん(仮名・22)は、「お金が必要だったけど、パブやビヤホールでは働きたくありませんでした。ここは、友人に紹介されました。身体を売る必要はないし、また危険でもないため、気に入っていたのですが……」と供述していた。

 ここでの勤務は3交代制で、1勤務8時間。アムさんは、午後10時から午前6時まで働き、それから大学に行っていたという。日当は200-300バーツ。月に6000バーツ程度になったとのことだ。

 また、アムさんによれば、「電話をかけてくる人の95パーセントは女性に艶かしい声やあえぎ声を出すよう要求してきます。ただ、事務所側は女性に対して無理に応じるよう強制してはいませんでした。私はそういうのが苦手だったので、もう一度かけ直すようお願いして、別の女性に回していました」とのことだ。

 多くの男性は、平均で2時間。中には5時間以上話す者もいたという。事務所の規則として、1日の通話時間が300分を超えると、特別手当が付くことから、女性らは極力話を引き伸ばす工夫をしていたようだ。

 警察ではナタポンのほか、同事務所の所長、エクアナン(52)も逮捕したが、両名とも、「女性オペレーターには世間話をするよう指示していた。何か特別な会話をしていたとしたら、それは彼女らが勝手にやっていたこと」と、容疑を全面的に否定している。

 なお、女性オペレーターは、取調べ後、帰宅を許された。







パタヤのゴーゴーバー、ロシア人女性5人を逮捕


 6月17日午前零時30分ごろ、東部最大の観光地パタヤのゴーゴーバー「ポロ」のステージで、上半身裸で踊っていたロシア人女性5人が逮捕された。

 逮捕されたのは20歳から26歳までの容姿端麗な女性。いずれもダンサーとしての労働許可証を持っていた。これら5人はブラックリストに載せられ、入国禁止処分になるとのことだ。

 また、店の支配人を務めるニロート(34)もわいせつショーを行った罪で逮捕されており、警察では、営業許可証を停止するかどうかを検討している。







「除霊儀式」とだまして少年・少女を強姦

 5月18日、10歳から13歳までの少女3人の保護者が、「娘が強姦された」と警察に被害届けを出した。

 訴えられたのは中部サムットプラカン県ムアン郡に住む廃品物回収業のポン容疑者(60)。被害者らの証言によれば、「ワシは高僧の生まれ変わりだ。お前には悪霊がとりついている。早く除霊をしなければ、口が利けなくなり、最悪の場合には死んでしまうぞ」と、ポン容疑者に脅されたという。

 これを妄信した少年・少女は容疑者の自宅に連れていかれ、「それではまず着ているものをすべて脱ぎなさい」と命じられ、その後、強姦されている。10歳の少女は、これまでに30回ほど除霊を名目に強姦された、と供述している。

 訴えを受けた警察はポンの自宅に急行したが、すでにもぬけの殻。そのため、同県に住む親戚の家に向かったところ、一旦は立ち寄ったもののすぐに出て行ったことが分かった。

 警官が、親戚の家の周辺住民に聞き取り捜査をしたところ、ポン容疑者の精力絶倫ぶりが判明。3年ほど前に10歳の女の子を連れた未亡人と一緒に暮らしていたが、1年ほどしてその娘が変死している。このため、近所の者は頻繁に強姦されたことで衰弱して死亡したのではないか、と噂していたという。その後も、ポンの精力は衰えることなく、性欲が起きると、時間と場所を選ばず、同居の未亡人に性交渉を求めたことから、ついに女性が耐えられなくなり、荷物をまとめて逃げてしまった。

 警察では新たな被害者が出る前に逮捕すべく、行方を追っているところだ。







タイ前政権与党に解党命令、タクシン時代に幕

前政権与党のタイ愛国党とライバル政党の民主党というタイの2大政党が昨年の下院総選挙での選挙違反に問われた裁判で、憲法法廷は30日、愛国党を有罪として解党を命じた。タクシン前首相ら選挙当時の愛国党役員111人は5年間被選挙権がはく奪され、復権は当面困難となった。民主党は午後の時点で無罪判決を受けており、次期政権の中核となる公算が高まっている。
 愛国党は民主党など有力野党がボイコットした昨年4月の総選挙で、単独候補が当選するのに選挙区内の有権者の2割以上の得票が必要という規定を回避するため零細政党に資金援助し対立候補を出馬させた容疑で有罪とされた。同党が雇ったとされる小規模政党2党も解党命令を受けた。法廷はまた、タクシン前首相と愛国党が民主主義システムに害を与えたとして非難した。決定は最終で控訴できない。
 ジャトゥロン愛国党党首代行は判決後、集まった支持者らに、判決は不当。こんなことは許されない民主主義を勝ち取るまで戦うなどと気勢を挙げ、喝采を浴びた。愛国党勢力は今後、街頭デモで抗議する見通し。タイ軍事政権は、事態が悪化した場合、バンコクで戒厳令を発令する方針で、政情がさらに不安定化する可能性もある。
 愛国党は警察官から実業界に転進し、通信事業でタイ屈指の富豪となったタクシン氏が98年に設立した。バラマキ型政策を前面に出した選挙手法と巨額の資金で2001年の総選挙で歴史的な大勝を納め、政権樹立後はタクシン氏の政策実行力と派手なパフォーマンスで高支持率を維持。中小政党の吸収・合併で、05年の総選挙ではタイ史上初の単独過半数を制した。しかし、強権政治に不満を強めた都市中間層の一部と、利権を奪われた旧勢力が反対に回り、06年 9月の軍事クーデターで政権崩壊した。
 毀誉褒貶(きよほうへん)があるものの、愛国党は、選挙での具体的な政策提示、政党による政策立案と優れた実行力、単独過半数、首相の任期満了、再選などで、タイ政治の常識を次々と打ち破った。反対派からは選挙対策と批判されたものの、1回1律30バーツの医療制度など、それまでの政府に無視されていた地方、貧困層に目を向けたのも確かだ。また、05年、06年の2度の総選挙で下院の過半数の議席を得た政党を軍事クーデターで追放、解党するという手法は、欧米からは民主的とみなされない可能性が高い。

〈タクシン・チナワット〉
49年、北部チェンマイ生まれの客家系華人。中国名は丘達新。警察士官学校を首席で卒業後、米国に国費留学し、刑事司法学博士号を取得。帰国後、警察に勤務するかたわら、官公庁へのコンピュータ・リース、不動産開発などを手がけ、87年に警察中佐で退職。携帯電話サービス最大手AIS、通信衛星のシン・サテライトなどからなる通信最大手シン・グループを育て上げた。95年に政界に転じ、98年に愛国党を創設。01年の総選挙で大勝し首相。05年2月の総選挙も圧勝、首相に再選された。06年9月のクーデターで追放され、英国、中国に滞在中。
〈ジャトゥロン・チャイセーン〉
56年生まれ。チェンマイ大学在学中に学生会長を務め、軍部の弾圧で一時国境地帯のジャングルに潜伏した。後に渡米し、ニューヨーク州立大学経済学部卒、アメリカン大学経済学修士。86年から下院連続当選。地盤は東部チャチュンサオ県。有力政党の幹事長、首相府相などを歴任し、タクシン愛国党政権で副首相、教育相。タクシン前首相とは疎遠だったといわれるが、06年9月のクーデター後、党有力者のほとんどが表舞台を避けたことから、同氏に党首代行ポストが回ってきた。





憲法裁判所、タイ愛国党には解散命令

 憲法裁判所は5月30日午後11時40分、タイ愛国党の政党法違反容疑に対して有罪判決を下し、解散を命じた。

 憲法裁判所は同日午後6時15分より判決の読み上げを始めた。同党の容疑は、昨年4月2日に実施された下院総選挙を有利に進めるために、小政党を買収したというもの。この点、裁判官は、同党幹部のタマラック元国防相とポンサク元運輸相が中心となり、小政党の候補の買収を進めるとともに、これら候補の書類偽造にもかかわったと判断した。

 また、買収されたタイ開発党、タイ大地党にも解散が命じられた。

 一方、今回の解党命令にともない、タイ愛国党の執行部役員(党首、副党首、幹事長など)111人は5年間、被選挙権が剥奪されることになった。

 昨年9月のクーデターで停止された旧政党法の規定では、政党法違反容疑で解党が命じられた政党の執行部役員は5年間、他の政党の執行部役員に就任できないことになっていた。

 ところが、クーデターを成功させた軍部は、すぐに布告を発布し、罰則規定を「5年間の被選挙権剥奪」に変更した。これがタイ愛国党幹部を標的としていたのは誰の目にも明らかだった。

 しかし、判決前の憶測では、例えタイ愛国党が解党になったとしても、違反行為があった時点の法律規定を適用し、軍部がクーデター後に発布した布告は遡及させないとの見方が強かった。また、国王陛下が先日、国家の混乱を危惧するお言葉を述べられたことで、過度に厳しい判決はないのでは、との意見もあった。

 今回の判決では、被選挙権剥奪は起訴された時点でタイ愛国党の執行部役員を務めていた者すべてに適用される。そのため、すでに脱党したソムキット元副首相、ソンタヤ元観光スポーツ相など元執行部役員も今後5年間は総選挙に立候補ができないことになる。結果として、軍部が最も望んだ筋書きとなった。

 チャトゥロン党首代行は判決後、「まさかこういう判決が出るとは思わなかった。実に不公平だ。断じて受け入れることはできない。国内、国外から批判がでるのは確実だ」と不満を表明。その上で、「必ず出口はある。感情的な行動をしないでほしい」と支持者に呼びかけた。

 これによりタイ愛国党再興は非常に困難になったものの、地方にはいまだ同党支持者は多く、今回の判決を不満とする者が反政府行動を起こす可能性は否定できない。同日、無罪判決を勝ち取った民主党を中心に新たな政治地図ができるとの見方もあるが、決して楽観視はできない。タイの政局安定はまだ先の話といえそうだ。








精力を持て余す67歳が妻と別れて10日で限界に達し、処女の雌牛と交尾しようとして帰らぬ人に

カンボジアのスバイリエン州の村で暮らすタ・サムという67歳の男性は、つい先日、離婚したばかりだった。彼にとって2回目の結婚だったが、どちらの妻にも同じ理由で逃げられた。精力絶倫過ぎる彼の相手をすることに疲れ果てた・・・というのがその理由だった。

4月16日から17日にかけての深夜、妻と別れて10日目のタ・サムさんは、もう限界に達していた。抑えきれない欲求を何とかして解消しなければならない。しかし、妻はもうおらず、ほかに相手をしてくれる女性もいない。

だが、家では雌牛を飼っていた。しかも、まだ一度も牡牛と交尾したことのない若い雌牛だった。

同居している孫が外から聞こえてくる騒々しい物音に気づいて目を覚まし、様子を見に行ったときには、悲劇があっけなく幕を閉じた後だった。タ・サムさんが全裸で雌牛の足元に倒れていた。

タ・サムさんに“交尾”されそうになった雌牛が驚いて反撃を浴びせたに違いなかった。タ・サムさんは、頭部と性器付近に蹄で蹴られた場合に特有の傷を負っていた。雌牛の反撃はあまりも強烈だった。彼は既に息絶えていた。

警察では、雌牛に何らかの処分を下すつもりはない。雌牛の行動は、“正当防衛”だったと判断されるからだという。






14歳少年が83歳老女を強姦、タイ中部

タイ警察は25日午後、83歳の女性を強姦した容疑で14歳の少年を中部サムットサコン市で逮捕した。タイ字紙コムチャットルク(電子版)が報じた。
 調べによると、少年は手伝いをしている雑貨店で店主の母親を強姦、現場を店主に目撃され、逃走していた。被害者は寝たきりで抵抗できなかった。少年は試してみたかっただけで、強姦するつもりはなかったと供述しているという。







イスラエル人、子象を「人質」に警官と睨み合い

 4月28日午前10時30分ごろ、イスラエル人の男が子象を「人質」にして野原にいるとの連絡がサムットサコン県警に入った。

 この男、ユラン(45)はパタヤでレンタカーを借りて、サムットサコン県マハーチャイへと運転していた。しかし、その途中で、運転をミス。乗用車、ワゴン車、オートバイなど複数に衝突してしまった。このため、警察に逮捕されることを恐れて、レンタカーを飛び降り、近くの野原に逃げ込んだ。

 だが、すぐに市民や警官が追ってきたことから、たまたま近くにいた2歳の子象を拘束。大型ナイフを片手に、警官とのにらみ合いが始まった。

 警官はナイフを捨てて、象を解放するよう説得したが、まったく聞く耳を持たなかった。しかし、約1時間後、ユランのスキをついて、警官が飛びかかり、子象を無事救出した。

 逮捕時、ユランはかなり酩酊しており、「逮捕されたくなかったので、逃げた」と供述していた。







精力を持て余す67歳が妻と別れて10日で限界に達し、処女の雌牛と交尾しようとして帰らぬ人に

カンボジアのスバイリエン州の村で暮らすタ・サムという67歳の男性は、つい先日、離婚したばかりだった。彼にとって2回目の結婚だったが、どちらの妻にも同じ理由で逃げられた。精力絶倫過ぎる彼の相手をすることに疲れ果てた・・・というのがその理由だった。

4月16日から17日にかけての深夜、妻と別れて10日目のタ・サムさんは、もう限界に達していた。抑えきれない欲求を何とかして解消しなければならない。しかし、妻はもうおらず、ほかに相手をしてくれる女性もいない。

だが、家では雌牛を飼っていた。しかも、まだ一度も牡牛と交尾したことのない若い雌牛だった。

同居している孫が外から聞こえてくる騒々しい物音に気づいて目を覚まし、様子を見に行ったときには、悲劇があっけなく幕を閉じた後だった。タ・サムさんが全裸で雌牛の足元に倒れていた。

タ・サムさんに“交尾”されそうになった雌牛が驚いて反撃を浴びせたに違いなかった。タ・サムさんは、頭部と性器付近に蹄で蹴られた場合に特有の傷を負っていた。雌牛の反撃はあまりも強烈だった。彼は既に息絶えていた。

警察では、雌牛に何らかの処分を下すつもりはない。雌牛の行動は、“正当防衛”だったと判断されるからだという。






観光客、女子大生に痴漢行為 「ホステスと勘違いした」

 4月9日午前零時30分、チョンブリ県パタヤ署に、「外国人観光客がタイ人女性に痴漢行為をしている」との通報が入り、警官が現場に駆けつけた。

 現場では若いタイ人女性が泣いており、その隣では上半身裸のアイルランド人観光客、ジェームズ(30)が泥酔した状態で立っていた。そして、その周りを多くの野次馬が取り囲んでいた。

 被害者は商工会議所大学の3年生、ニットさん(仮名・21)。現場の近くの革製品販売ショップで学校の休みを利用して、アルバイトをしていた。

 ニットさんの供述によれば、仕事が終わり、帰宅するためソンテオ(乗り合いタクシー)を待っていると、ビール瓶を片手にしたジェームズが近づいてきて、いきなり抱きつかれたという。その後、性器を触られ、臀部を掴まれたことから、その手を振り解き、大声で助けを求めた。

 しかし、その様子を見たジェームズは、「タイの女は皆、売春婦だ。尻を触るくらい、何でもないだろう」などと、口汚く侮辱したとのことだ。

 これにニットさんは激怒。友人に頼み、警察に通報するとともに、「裁判では徹底的して戦う」と、警察署でも怒りを露にしていた。

 一方、ジェームズはニットさんに痴漢行為を働いたこと、侮辱したことを容認。「てっきりオープンバーの従業員かと思った。バーの従業員なら身体のどこを触っても問題ないからな」とろれつの回らない口で供述していた。







プライベートビデオをネタに復縁を強要

 3月21日、隠し撮りをしたプライベートビデオを使って、元恋人に復縁を求めていた男が逮捕された。

 逮捕されたのは、労働省チェンライ県労働技術開発センターに勤務するプラヨート・トゥープラジャーン容疑者(35)。

 被害者であるトムさん(仮名・25)によれば、プラヨートとは大学時代に知り合い、2年以上付き合ったが、相手の性格がいやになり、別れ話を持ち出したという。

 最初、これを拒否していたプラヨートだったが、その後、交換条件を持ち出してきた。それは、「俺が連れてくる男と、俺の目の前で性交渉を持てば、別れる」というものだった。

 プラヨートと何としても縁を切りたかったトムさんは嫌々ながらこの条件に同意し、ラブホテルでプラモートの部下と性交渉を持つ。2004年5月15日のことだった。

 しかし、この時の様子をプラモートはビデオカメラで隠し撮り。その後、「このフィルムを公開されたくなかったら、寄りを戻せ」と脅迫。これを拒否したところ、男は性交渉を録画したVCDをトムさんの実家と職場を送りつけるという嫌がらせに出た。このため、トムさんは仕事を続けることができなくなり、退社している。

 その後、トムさんは別の県で就職したが、その度に、プラモートはその職場を探し当て、VCDを送りつけた上で、復縁を求めるという異常行為を繰り返した。

 そのため、トムさんは最近では仕事をしておらず、もうこれ以上は耐えることができないとして、警察に訴えることにした。








窃盗犯、強姦の代わりにビデオ撮影

 3月14日午前4時ごろ、バンコク都内ディンデン地区にあるTVCコンドミニアムの一室に窃盗犯が侵入。ベットで寝ていたジョイさんをナイフで脅し、電気コードで両手・両足を縛ったうえ、声を上げられないようタオルで口を覆った。

 その後、犯人のクンラブット(24)は現金700バーツ、携帯電話2台、金のネックレスを盗むと、今度はジョイさんを強姦しようとした。しかし、ジョイさんが泣きながら必死に強姦をしないよう懇願。そのため、犯人は強姦は思い止まったが、その代わりに、ネグリジェをたくし上げ、携帯電話で下着姿を撮影してから、逃走した。

 クンラブットは20日、東北部ブリラム県のサイアムホテル前で逮捕。警察での取り調べの最中、犯人を目の前にしたジョイさんは感情を抑えることができずに、相手の顔に数回平手打ちをしている。







「欲望に負け…」修行中の僧侶、女子高生を買春

 修行中の僧侶が携帯電話の出会い系サイトで知り合った女子高生に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、警視庁少年育成課は23日、山口県宇部市山門の「松月院」僧侶、末次信宏容疑者(25)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕したと発表した。

 末次容疑者は「仏門の世界にいるものが、欲望に負け、年ゆかぬ子供とわいせつな行為をしてしまい申し訳ない」と供述しているという。

 調べによると、末次容疑者は2005年7月22日、東京都豊島区内のホテルで、携帯電話の出会い系サイトで知り合った都内の女子高生(15)に、わいせつな行為をした疑い。女子高生には「5万円を払う」と約束していたが、渡した現金は3万円だったという。







妻に逃げられて自暴自棄になった男性がペニスと睾丸を自ら切除 ― 濃霧でヘリが遅れて再接合できず

ポーランドのザコパネで暮らしているタデウス・コノピズクさんという40歳の男性が、奥さんに逃げられたことで自暴自棄になり、ウォッカをあおっていた。2本目のボトルに突入したところで、抑えがたい激情に駆られ、刃渡り15センチの台所包丁を取り出した。

その刃(やいば)の向かった先は、逃げた嫁ではなく、自分自身、しかも自分を長年にわたって男性たらしめてきた下半身だった。ペニスをそぎ落としただけではとどまらず、下にぶらさがっている睾丸も切り取った。常人では耐えられないほどの激痛を味わったはずだが、心の痛みがそれを超えていたということか。

その作業を終えた後、コノビスクさんは病院に電話をかけ、自分の生殖器官一式を切除したことを告げた。医師たちは慌てふためいたはずだが、地元には、切断された器官の再接合手術を専門とする医師がいなかった。

そこで、ヘリによる救援チームが手配され、コノビズクさんをポーランド北部のビャリストクの病院に搬送することになった。だが運の悪いことに、おりからの濃霧がヘリの飛行を阻んだ。

マイクロサージェリー専門医のいるビャリストクの病院にコノビズクさんと彼の生殖器官一式が到着したときには、既に手遅れだった。時間が経ち過ぎていたため再接合は不可能だった。

コノビズクさんは、今後数ヶ月にわたってペニスの再建手術を受ける予定だという。体の別の部位から皮膚組織を取って、それでペニスを再建することになるが、彼の男性機能が元に戻ることは、もう永久にないはずである。






英国人養父、15歳の娘を強姦し脅迫

 3月5日深夜1時ごろ、タイ人女性ノイさん(35)が東部チョンブリ県パタヤ署に娘のオイちゃん(15)を連れて訪れ、「娘が養父に強姦された」と被害届を出した。

 オイちゃんの自供によれば、3日夜、母親は南パタヤのパブで友人と酒を飲むため、外出。英国人の養父、ミルズ(58)と2人きりで留守番していたところ、ミルズがいきなり部屋に入ってきて、強姦されたという。その後、養父から「このことを母親や他人に話したら、殺す」と脅されたオイちゃんは怖くなり、家出。その後、携帯電話で母親に強姦されたことを告げた。

 このことを知った母親は激怒。友人宅に身を寄せていた娘を迎えに行き、家に連れ帰り、夫のミルズを問い詰めたところ、強姦の事実を認めたため、その足で警察署に出向いている。

 ノイさんは、「ミルズとは寝食を共にして5年になるので信じていたのに……」と肩を落としていた。







キレた青年僧、尼をシャベルで殴打し殺害


 1月31日、バンコク都内トンブリ地区のカンタタララム寺で尼が惨殺される事件が起きた。

 殺害されたのは70歳になる尼のカンヤーさん。顔面は固いモノで数回殴打されたため崩れており、また、顎とこめかみには深い傷があり、大量の血がこびり付いていた。

 そして、警官が死体を調べている時、ひとりの青年僧、アヌソン(22)がいきなり、「俺は関係ない。俺は何も知らない」と口走り、逃げ出した。

 そのため、警官が急いで追跡。ミニバスに乗って逃走しようとしていたアヌソンの身柄を拘束した。

 最初は犯行を否定していたが、警官の厳しい追及に結局、自白。それによれば、「あいつはいつも俺のことをバカにしていた」と、もともとカンヤーさんとは折り合いが悪かったという。そして、事件当日、僧坊で1人で読書をしようとしていたところ、カンヤーさんがやってきて、ドアを何回も叩いたため、口論となり、拳で一発顔面を殴ったあと、シャベルでメッタ打ちにしたとのことだ。

 その後、寺院の近くの林に死体を捨てたが、警官が大勢やってきたので動転し、「余計なことを口走ってしまった」と供述した。

 なお、アヌソンはサッカーの大ファンで、賭博にも手を出していたようであり、僧坊からは「博打の負け金の値切り方」といった本が見つかっている。







タイの学生兼女優、ポルノまがい衣装で処罰 p

タマサート大学は15日、同大学の学生で女優のチョーティロット(通称エミー)さんが学生として相応しくない行動をしたとして、眼の不自由の人たちに本を読むなどの社会奉仕活動を命じた。チョートロットさんは映画賞の授賞式で露出度が高いドレスを着用、下着を着けていなかった疑いも浮上し、ポルノまがいとして世論の批判を受けていた。







「マプチェ・バイアグラ」大人気で品切れ中 チリ

チリの美しい港町バルパライソを訪れる旅行者たちは、町中の薬草性欲増進剤「パルウェン」を使い切ってしまったようだ。これは別名「マプチェ・バイアグラ」とも呼ばれている。

インターネット通信社「アルファ・チリ」によれば、有名なビーニャデルマール歌謡フェスティバルのためにビーチリゾートを訪れた出演者と旅行者たちのせいで、地元先住民マプチェ族による性欲増進剤の生産が追いつかなくなってしまったそうだ。

チリ南部のマプチェ族は、16世紀にスペインから来た征服者に対して激しく抵抗したことでよく知られている。

「マプチェ・バイアグラは男女の欲望、愛欲、および性欲を増進させます」と、マプチェの薬局マケラウェンの薬剤師イタロ・ディアーズさんはロイターに語った。「配合はマプチェの秘密です」

熱心な旅行者は、ボトル1本あたり2000ペソ (およそ440円) を支払う。そして、ディアーズさんは何とかして仕入れようと躍起になっているところだ。







3月13日、バンコクでテロの可能性

 サパラン陸軍副司令官(国家治安評議会副事務局長)は27日、3月13日から15日にかけバンコクで大規模テロの起きる可能性を認めた。

 陸軍諜報部筋によれば、海外より大量の爆発物がタイ最南部県であるナラティワート県に持ち込まれており、2月25日、治安当局は兵士に対して厳戒態勢を敷くよう命令を出したという。

 さらに、イスラム過激派の実行部隊10人前後が、すでにバンコク都内に潜伏しており、この実行部隊は、タイからの分離独立を標榜するイスラム過激派組織、BRN(パタニ・マレー国民改革戦線)の創設記念日である3月13日をテロのXデーとしているとの情報もある。これについては、サパラン副司令官も、「過激派はこれまでにも、自らの記念日に何かしらの行動を起こしてきた」として、「13日から15日は要注意」と認めている。

 また、「現在、バンコクにどの程度の過激派が潜伏しているかは把握できていない」としながらも、「テロは1人でも実行できる」と述べ、十分な警戒を市民に呼びかけた。

 なお、危険地点であるが、前出の情報筋によれば、大晦日から元日にかけて連続テロが発生した地点で再発の可能性があり、特に、戦勝記念塔周辺が要注意とのことだ。







1食360万円、バンコクで超豪華ディナー

バンコク都内の高層高級レストラン、メザルーナで10日、1人100万バーツ(約360万円)という超豪華な夕食会が開催された。シェフはフランス、イタリア、ドイツから集まったミシュランの星付きシェフ6人。各界の大物実業家ら欧米、中東、アジアの食通40人が、神戸牛やキャビア、黒トリュフなどに舌鼓を打った。売り上げの大半は、王室の慈善財団に寄付されるという。






高速道路渋滞の原因はカーセックス イスラエル

 18日にイスラエルの大型高速道路で渋滞が発生したのは、車内のカップルが性行為をはじめたのが原因だそうだ。

警察の発表によれば、運転席の女性と同乗の男性が車を道路の端に寄せずにいちゃつきはじめたため、他の車は彼らの車をよけて進まなければならなくなり、渋滞が発生したそうだ。

交通パトロール隊員はこの女性に違反チケットを発行した。






別れ話に激怒、最愛の夫の顔に塩酸を掛ける


 2月3日午前1時ごろ、塩酸を顔面に浴びた男性が治療を受けているとの通報がバンコク都内プレウェート署に入った。

 被害者の男性はスワンナプーム空港のイミグレーションに勤務する警察官のティラウット氏(38)。12年間、同居していた年上の妻、アリサ(49)に離婚を強く求めていたことから、硫酸をかけられることになってしまった。

 ティラウット氏には最近、新しい年下の恋人ができたことで、縁を切ろうとしたが、これをアリサは断固拒否。「新しい恋人の家に泊まりにいってもいいから、別れないでちょうだい」と懇願していた。

 しかし、それでもティラウット氏は「別れてほしい」の一点張り。そのため、アリサは自殺未遂事件を起こすほど、ストレスが溜まっていた。

 事件当日も激しい口論となり、半狂乱状態となったアリサが、あらかじめ購入していた塩酸を夫の顔に掛け、その後、自ら夫を病院まで連れていった。







実父、中学1年の娘を1年半近く強姦

 実父に強姦された中学1年生の女子生徒(13)とその母親が、元上院議員の主宰するNGO団体に助けを求めた。

 被害者であるゴイちゃん(仮名)の供述によれば、昨年6月2日深夜、母親が寝入ったのを見届けたプラクルアン(お守り)売りの父親、スッティ(44)が寝室に入ってきて、身体を撫で回し、強姦したという。そして、誰かに話したら殴り殺すと脅され、その後も、寝室や物置で1週間に1度のペースで強姦が続いた。

 また、母親がアレルギー性皮膚炎であり、いったん症状が出ると、30分は浴室から出てこないことから、スッティはこの時を利用して強姦するケースも多かったという。その時、たまたま弟がいると、お金を渡して、お菓子を買いに行かせたそうだ。

 ゴイちゃんはイヤでたまらなかったが、怖かったのと、また家庭がバラバラになるのを恐れて、誰にも言えずにいた。しかし、今年の11月17日、母親が皮膚炎を起し浴室に入ったことから、スッティはいつものようにゴイちゃんの寝室に入ってきて、強姦。だが、このときは、母親がたまたま15分程度で浴室を出てきてしまった。

 その後、夫の姿が見えないことから、ゴイちゃんの寝室に入ったところ、下着を膝まで下げ、娘にまたがっている夫を発見。動転したスッティは「何もしていない。娘に皮膚炎がないかどうか調べているところだ」と苦しい言い訳をした。

 しかし、母親に問い詰められたゴイちゃんが全てを打ち明けたところ、開き直ったスッティは「お前らには何もできない。俺は大物を知っているんだ」と、とても父親とは思えない脅迫をした。

 このため、ゴイちゃんと母親は児童・女性保護団体に助けを求め、団体の代表であるモントリ元上院議員とともに12月18日、警察に訴え出ることになった。







切断されかけた男性器、胸には血でハート印が

 1月12日午前8時30分、バンコク地下鉄を管轄するタイ輸送公社の本部ビルでスタッフが死んでいるとの通報が都内フアイクワン署に入った。

 事件の起きたのは、ビル管理室内。被害者は、空調・監視カメラ・リフトなどのコンピュータ管理を担当するピチャイさん(29)で、頭部、後頭部、首がナタのように鋭利かつ重量のある刃物で斬られており、首は切断される一歩手前であった。さらに、胸部には血でハートのマークが書かれていた。

 犯人は、さらに男性器も切断しようとしたようであるが、完全には切り取ることができなかったようで、かろうじて皮一枚で睾丸と繋がっていた。しかし、犯人は執拗にも、ナイフで男根に筋を入れた後に包皮を剥いているほか、睾丸も切開するなど、遺体の状況は極めて異常なものだった。

 事件前日、ピチャイさんは夜勤にシフトされており、1人で管理室にいたところを犯人に襲われた。しかし、同ビルでは監視カメラシステムが完備しており、また、ビルの出入りにはカードキーが必要となることから、警察では内部の者の犯行とみて、捜査。

 その結果、ピチャイ氏が数日前に、同僚のプラスート氏(29)と激しい口論をしていたことが分かった。そこで、事情を聞くため、プラスート氏の自宅に向かったところ、不在。また、その翌日も無断欠勤していることから、警察では事件に深く関係している可能性が高いとして行方を追っている。

 また、ピチャイさんは長身かつ美男子で、女性の友人が非常に多かったことから、女性関係のトラブルが殺人の動機ではないかと、警察ではみている。







嫁との仲を疑い、76歳老婆が夫に塩酸浴びせる

 6日朝、メコンデルタ地方ビンロン省チャーオン郡に住むフオンという名の76歳の老婆が、夫のティンさんに塩酸を浴びせかけるという事件が起きた。ティンさんは重いやけどを負い同省の総合病院に救急搬送された。

 地元警察によると、フオン容疑者は夫と嫁の関係を疑い、しっとのあまり犯行に及んだという。現在、同容疑者は家族の保護の下、警察の処罰決定が下されるのを待っている。







少年少女13人が白昼に乱行パーティー

 12月12日、南部ナコンシタマラート県のラブホテルで15歳から17歳までの男女13人が乱行パーティーを行い、見かねた市民に通報されるという事件が起きた。

 12日の昼過ぎ、制服姿の若い男女生徒が小型トラックとオートバイでラブホテルに乗り付け、3部屋(212-214)にチェックイン。その後、ビールを注文し、乱行パーティーへと発展した。通報を受けた警官がまず合鍵で、212号室に入ると、そこでは17歳の男子生徒と16歳の女子生徒がセックスの真っ最中であった。

 さらに、隣の213号室を調べたところ、全裸の男子生徒4人と女性生徒2人が入り乱れており、床には使用済みのコンドーム4個が落ちていたほか、未使用のものも相当数残っていた。また、ビール瓶5本が空になっていた。

 その間、214号室にいた男子生徒3人、女性生徒2人は警察の手入れに気づいき、大慌てで逃走。床には使用済みのコンドーム4個とビール瓶4本が散乱していたという。

 警官は結局、13人のうち、8人を保護。警察署で事情を聞くとともに、逃げた5人についても取り調べを行う方針だ。なお、保護された8人はその日のうちに保護者に引き渡されている。







香港でタイ人男性31人逮捕、性風俗に従事か

香港警察と入管当局は17日早朝、性風俗に従事していたとみられるタイ人男性31人を繁華街の尖沙咀(チムサーチョイ)にあるタイ料理店で逮捕し、取り調べている。男性らは不法滞在の疑いも持たれている。






初老の観光客、風俗嬢に逃げられ飛び降り自殺


 1月2日午前4時ごろ、バンコク都内ラムカムヘン通りのアパートからオーストラリア人が飛び降りたとの通報が警察にあった。

 現場に急行した警察官が18階にある死亡したオーストラリア人、ドナルドさん(70)の部屋を調べたところ、あちらこちらに血痕があり、ビールの瓶が散乱していた。また、壁には血文字で「I LOVE YOU PIM」と書かれていた。

 ドナルドさんは1カ月ほど前に来タイし、事件現場となったアパートに宿泊していた。その後、スクムビット通りソイ3にあるオープンバーで働いているピムという女性を頻繁に部屋に連れてくるようになったという。

 そのうち、ドナルドさんはピムさんと余生を過ごす決心を一方的にしたが、これがピムさんにはうっとうしかったようで、ある日、姿を消してしまった。

 警察では、これを悲観したドナルドさんが死を選んだものとみている。








妻の浮気に激怒、自ら性器を切断

妻の浮気に激怒、自ら性器を切断

 メコンデルタ地方ティエンザン省に住むバイ・ベンさん(仮名)は、妻の浮気について口論した末、何と自ら自分の性器を切断してしまった。

 地元当局の話によると、ベンさんはとても妻を愛しており、妻の願いで土地の一部を売り、費用5000万ドン(約37万円)ほどで家を新築した。ところが工事が終ってみると、何と自分の妻が工事を請負った親方と浮気をしていることが発覚。さらに妻はベンさんとの離婚を申し出、口論の末、説得に失敗した彼は何を思ったのか自分の「大事なモノ」を切除してしまったのである。その後発見した近所の人がベンさんを病院に担ぎこんだ。

 浮気がばれ、妻に「モノ」を切りとられる、いわゆる阿部定事件はベトナムでは日常茶飯事だが、自分で自分の「モノ」を切り取るという事件はこれまでにも例がないという。






バンコク同時多発テロ速報

以下は報道より 勝手にパクって来た

バンコク週報(まずは大御所バン週。年末なんかに仕事してないだろと思ったがちゃんとやっていた。疑ってすまないバンコク週報)
http://www.bangkokshuho.com/


バンコクで連続爆発事件 【政治】 12/31

 31日19時ごろ、バンコク都内数箇所にて連続して爆発事件が発生した。
 
 同日19時50分現在で爆発が確認された場所は、サパンクワイ、シーナカリン、クロントイ、アヌサワリの4箇所。
 いずれの地域も都内有数の繁華街であり、爆発発生時は年末年始の買い物客で賑わっており、多数の負傷者が出ている模様。

 事態を重くみた警察当局は、セントラルワールドプラザ(伊勢丹入居ビル)などで行われる、大晦日恒例の「カウントダウン」に注意を呼びかけている。





バンコク都心で連続爆弾事件。死者3名か 【社会】 01:04

 12月31日の午後6時過ぎ、バンコク都内の中心部で連続爆弾事件が発生し、3人が死亡、数十人が負傷した。

 現地の報道によると、爆弾が爆発したことが確認されたのは5カ所。戦勝記念塔のバス停、日本人居住区に近いクロントイ地区の交差点、スクムビット62の交番、サパンクワイの交番、シーナカリンのショッピングセンター『シーコンスクエア』。戦勝記念塔とクロントイで死者が出た。

 この他、さらに2カ所、あるいは5ヵ所で爆発があったとの情報もある。

 警察庁のアチラウット報道官は、テレビ報道の中で「驚いている。誰が行ったのか全くわからない」とコメントしている。新政権への一部不満組織による犯行との見方も報道されているが、確かなことは現時点で判明していない。

 現在、都内各地では警察が厳重な警備に当たっており、この事件の影響で、31日の深夜にサイアム・チットロム地区のサイアムパラゴン前とセントラルワールド前で予定されていた年末恒例のカウントダウンは中止が検討されている。

 今回のような大規模な連続爆破事件が発生し、死者まで出たのは近年では初めて。しかも外国人観光客の多いこの時期に発生し、国際的な注目も集めている。警察はまだ犯人を特定できていないが、大規模な組織による犯行であることは間違いなく、反政府行動である可能性は高い。スラユット暫定政権の管理能力が問われそうだ。

 タイ時間で午後22時時点でクロントイ地区で1名、戦勝記念塔周辺の爆発で2名、計3人の死者があったと発表されている。

 また、バンコクの幹線道路での特別検問は実施されておらず、地下鉄、BTSは通常通り運行している。






爆弾テロ、憂鬱な雰囲気のクロントイ市場 【社会】 01:04

 12月31日の連続爆破事件で死者を出した現場のひとつクロントイ市場はバンコクでも最大級の市場のひとつで多くの庶民や飲食店経営者にとって日常的な場所だ。当日も年末の買い物客で賑わっていた。

 爆発が起きたのは午後7時頃。場所は市場のほぼ中心部の4つ角付近で最も一通りの多い一角だ。近くの果実店の女性販売員によると、爆弾は店の前に置いてあったゴミ入れの中に隠されていた。爆発で成人男性1人が死亡し、多くの負傷者が出た。

 午後10時頃に市場を見に行くと、まだ一部の店が営業していた。近くの乾物屋の男性販売員は「凄く大きな音がした」と言う。果実店の女性販売員は「少女が足を失った。あんあことが起こるなんて、恐ろしい」と悲壮な顔で話した。市場の店の人々は一様に憂鬱な顔を隠さない。

 現場は水で洗われた後で、区長が視察中だった。バンコクの治安は極めて不穏な状況となった。





続く爆弾テロ、セントラルワールド前でも爆発 【社会】 01:05

 12月31日の連続爆破事件の続きが発生した。11時20分頃、セントラルワールド前と、その近くの運河前の2カ所。西洋人6人とタイ人1人の負傷が確認されている。外国人の女性1人は足を失った。

 爆弾はリモートコントロールらしく、まだ他にどこに隠されているか分からない。注意が必要だ。

 セントラルワールド前とサイアムパラゴン前のカウントダウンは中止になったが、人出は多かった。






バンコク同時爆弾テロ、首相、被害者を見舞う 【社会】 01:05

 バンコク7カ所で発生した同時爆弾テロのうち、2人の死者を出した戦勝記念塔のバス停では、停留所に設置されたボードのガラスの一部が粉々に割れていたが、それほど大きく破損したという状況ではなく、爆弾の殺傷力はそれほど大きくなかったようだ。

 現場では警察・軍が関係者以外の出入りを防止するため、テープで現場を囲い、捜査を続けていたが、午後10時過ぎにはそのテープもはずされるなど、警察の現場捜査はほぼ終了した模様。

 しかし、現場の路上には血糊の跡が散見され、その箇所には砂がかけられるなど、流血の激しさを物語っていた。

 同現場で被害に遭い、目と鼻の先にあるラチャウィティ病院に搬送されたのは、17人(男性8人、女性9人)うち2人(タイ人男性36歳、1人は性別年齢不明)が死亡。5人が外科治療や集中治療室(ICU)などで、治療を受けているが、10名は応急処置を受けた後、すでに帰宅している。なお被害者のうち16人はタイ人で、外国人はミャンマー人1人だけだった。

 午後9時半ごろには、スラユット首相らが、同病院に到着。被害者を見舞った。同首相は「今後も継続して、バンコクでテロがあるかどうかは今のところ不明だ。新たな情報は逐一、国民に知らせる」と述べ、同病院を後にした。

 また同首相に同行したヨンユット報道官は「現在のところ、何者の犯行かは不明。現在、捜査している最中だ」と容疑者については明言を避けた。

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タイの地元新聞を読む(タイ字新聞の翻訳だけだが、それだけに質量共にかくぜつしている)
http://thaina.seesaa.net/


年の変わり目を合図にゲーソンプラザ前を含む少なくとも三ヶ所で爆発が発生
 年の変わり目を合図に都内ゲーソンプラザ付近の電話ボックス等で爆発が発生し、外国人(西洋系)1人が負傷を負っている模様。

 爆発の発生時刻は、年の変わり目を祝う花火が上がっている最中だった零時10秒頃。

 また、ゲーソンプラザに近いプラトゥナム地区(ペーッブリー30)にある食堂付近(多分有名なカオマンガイ屋の脇の道の先にある橋のたもとにあるシーフードレストラン)でも爆発が発生し、外国人2人、タイ人1人が負傷を負った模様。 爆発が発生した当時、店内では外国人旅行者を中心にカウントダウンパーティーが開かれていたようです。

 更に、その後新年を祝うために外国人やタイ人が多く訪れるカーオサーン通りにあるバディーという名前の店でも爆発の発生が確認されているようですが、被害状況は不明。

 特に、プラトゥナム及びカーオサーンで発生した爆発は、外国人の被害者が出ることを想定した上での爆発だったと考えることもできるかもしれません。

 一方、12月31日に発生した連続爆破により、これまでに3人が死亡した事が確認されている模様。(ネーションチャンネルの報道に基づく)

 また、情報当局筋は、一連の爆破が周到に準備されたプロによる仕業であると見られることから、前政権シンパによる水面下の動きに関係している当局筋の大物が関与している可能性が高いと指摘した上で、3日まで爆破が継続して行われる恐れがあると指摘しているようです。

(1月1日 0:08 掲載 1:00 最終更新)

* 尚、カーオサーンで発生したとする爆破に関しては、情報錯綜による誤報だった可能性もあるかもしれません。






posted by Jean T. at 04:00| 社会
12月31日19:30以降の連続爆破関係の動き
・連続爆破の発生を受け24時まで営業を予定していたセントラル・チットロム店は、前倒しで20時に閉店を決定。

・一部報道は情報当局がヤッラー県バンナンサター郡内で都内に於ける連続爆破を計画している事を示唆する情報を事前に掴んでいたと報道。

・前首相支持派による犯行の可能性は極めて低い。タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン報道官は関与を否定した上で、党として当局側の捜査に協力する方針を明らかに。

・バンコクのワンロップ副知事は12月31日夜に都内で予定されていた全てのカウントダウン・イベントを中止するように指示。(尚ch3は20時前現在、CWPで開催中で、22:30から生中継で放送と宣伝)

・国家警察本部及び政府の報道官は、人が多く集まる場所へ出かける事を避け、また不審物や不審な人物、不審な動きを目撃したら即座に警察に通報するよう呼びかける。

・国家警察本部のアチラウィット報道官は、20:30迄に6ヶ所で連続して爆発が発生した事を確認。(但しシーナカリンは未発に終わる)

・20:30迄に2人の死亡を確認。(1人は戦勝記念塔、1人はクローン・トゥーイ)

・20:30前、都内エラワン廟近くのラーチャプラソンの交差点付近で爆破。7ヶ所目の爆発。

・ネーションチャンネルは、一連の南部に於ける一連の不穏な動きがバンコクに波及したとの見方を強調する一方で、英字紙のNationは、情報当局筋からの情報として前首相のシンパによる犯行の可能性が強く、スラユット首相は事前に情報を掴みバンコクに待機していたと報道。

・東北地方を管轄する国軍第二本部は東北地方19県内の主要地点の警戒態勢を強化。

・今回の連続爆破の発生を受けチァン・マイで予定されていたカウントダウン・イベントも中止になった模様。また、ショッピングセンター等も予定を早め閉店。

・タクシン前首相法律顧問のノパドン・パッタマ氏は、連続爆破は政治的思惑より、国家に対して良からぬ考えを持つ者による犯行であるとの認識を示し、いたずらに事件と前首相を結びつける事を戒めた上で、水面下で策動する前首相シンパの資金源を立つために国家安全保障評議会が前首相の資産を差し押さえる方向で動いていると報じられていることに関しては、事実無根であると否定。

・22:00迄にネーションチャンネルで確認した爆発発生地点は、1.サパーンクワーイの交差点、2.戦勝記念塔付近、3.スクムウィット62、4.クローン・トゥーイ区パイリントー市場、5.シーコン・スクエアー(未発)、6.ケーラーイの派出所。(ラーチャプラソンの交差点付近及びロータス・プラチャークン店で発生したとする爆発が消えている)

・サパーンクワーイ及び戦勝記念塔で発生した爆発は、何れも時限発火式の爆発物が使用されたと見られる。

・爆発物を所持していた男一人が首都圏警察本部パトゥムワン署に逮捕された模様。

(以上12月31日 20:00現在 22:00最終更新)






posted by Jean T. at 02:00| 社会
緊急 年末の行事に参加する人は警戒を怠らずに
 ヨンユット政府報道官は12月31日19時過ぎ、既に当局側が情勢を掌握しているとして国民に平静を呼びかけると共に、カウントダウンイベント等の人が大勢集まる場所に行く予定がある人は、警戒を怠らず、不審物や不審な人物、不審な動きを見かけたら直ぐに警察や警備関係者に通報するようにと呼びかけています。

(12月31日 19:35掲載)






posted by Jean T. at 02:00| 社会
少なくとも都内七ヶ所で連続して爆発が発生
 12月31日夕方過ぎ、都内戦勝記念塔にあるセンターワン前のバス停付近にあるゴミ箱から爆発(報道により信号が爆発)が発生し、同日19時前の初期報道段階で少なくとも20人前後の負傷者が確認されているようです。

 またほぼ同時刻に、都内クローントゥーイ区パイリントースラム付近(先に火災が発生したスラム)の青果市場前歩道橋付近のゴミ箱が爆発が発生し5人が負傷を負い、また都内サパーンクワーイの交差点付近で爆発が発生し2人が負傷を負っている(一部報道によると内1人が死亡)ようです。

 更に同日18:30頃、都内ソーイ・スクムウィット62付近にある警察の簡易詰め所付近で爆発が発生しているようですが、負傷者は確認されていないようです。

 また、、シーコンスクエアーの駐車場に駐車してあったバイクから爆発が発生した他、ヤオワラート及びヂェーン・ワッタナーのマクロ付近でも爆発が発生しているようですが初期報道段階では被害状況は不明。

 尚、テロの可能性に関しては不明。

* 一部報道によると国家安全保障会議の情報筋は都内の人が集まる場所30ヶ所をターゲットにしたテロの計画があるとの情報を掴んでおり、また12月31日19:30までに8ヶ所で爆発の発生が確認。更に一部報道によると同日19:30迄に2人の死亡者が確認されている模様。 (12月31日 19:30追記)

posted by Jean T. at 02:00| 社会

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ニュースクリップ(ダコがやってるサイト、バン週に対抗できる唯一のタイ日本語ニュースメディア。がんばれダコ、ただは強いぞ)
http://newsclip.be/

バンコクの5カ所で爆発、同時テロか
2006/12/31 (19:25)| ヘッドライン 社会
【タイ】テレビ報道によると、31日午後6時から7時にかけ、バンコクの5カ所で爆発があり、数十人が負傷、2人が死亡したもようだ。

 爆発があったのは、戦勝記念塔、サパーンクワイ、クロントイ、ケーラーイ、スクムビット・ソイ62。




さらに2カ所、バンコクで爆発 同時多発テロか
2007/1/ 1 (00:46)| トップニュース 社会
【タイ】タイ字紙タイラット(電子版)によると、1日午前零時ごろ、バンコク都心の大規模ショッピングセンター、セントラルワールド近くで2度、爆発が起き、新年パーティーのため集まっていた外国人旅行者らが負傷した。
 
 バンコクでは31日午後6-7時にかけ、複数の場所で爆発があり、20数人が負傷、2人が死亡した。

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日本での報道(ニュースソースが同じせいかつまらない・・・それにしてもバンコク特派員多いな)

バンコクの7か所で同時爆発…3人死亡、20人重軽傷
12月31日22時59分配信 読売新聞


 【バンコク=田原徳容】タイの首都バンコク中心部で31日、7か所でほぼ同時に爆発が起き、英字紙ネーション(電子版)によると、少なくとも3人が死亡、約20人が重軽傷を負った。犯行声明などは出ていない。

 タイ警察の調べなどによると、爆発はサパンクワイ、クロントイ両地区や戦勝記念塔周辺などで発生。サパンクワイ地区のスーパーマーケットでは1人が死亡したとされ、歩道橋から手投げ弾のようなものを投げる男の姿が目撃されたという。

 暫定政府のヨンユット報道官は読売新聞の取材に「4か所で爆発があり、多数の負傷者が出たことを確認した。詳細を調べている」とした。






<タイ>バンコクで同時爆弾テロ、2人死亡
12月31日22時20分配信 毎日新聞


 【バンコク藤田悟】31日午後6時(日本時間午後8時)ごろ、バンコク中心部の戦勝記念塔付近など6カ所でほぼ同時に爆弾が爆発し、2人が死亡、少なくとも20人が負傷した。タイ警察は同時爆破テロ事件として捜査している。
 爆発があったのはほかに▽ルンピニ公園に近いクロントイ地区の路上▽スクムビット通り62の交差点▽サパン・クワイ地区のスーパー――のほかバンコク郊外の2カ所。中心部を走るスカイトレイン(BTS)スクムビット線にほぼ沿った場所が主にターゲットとなった。ゴミ箱などに仕掛けられた爆弾が爆発したほか、スーパーに手りゅう弾が投げ込まれたとの目撃情報もある。
 バンコクにはこの時期、多くの日本人観光客が訪れるが、在タイ日本大使館によると日本人が被害に遭ったとの情報は入っていない。
 タイでは06年9月19日、タクシン前首相の追放を目的に国軍がクーデターを決行。タクシン政権は崩壊し、スラユット暫定政権が発足した。しかし、タクシン氏の地盤である北部などでは依然としてタクシン支持層が多い。このため、親タクシン勢力による暫定政権揺さぶりを目的としたテロとの見方が強い。タイ治安当局はバンコクでの新年カウントダウン行事や年始イベントの中止を命じた。
 バンコクでは06年3月にプレム枢密院議長公邸前で爆弾が爆発する事件があったが、無差別的な同時爆破テロは近年では例がない。





朝日新聞
バンコク中心部6カ所で爆発 2人死亡、約30人負傷
2007年01月01日00時58分

 31日午後6時(日本時間午後8時)ごろ、バンコクの繁華街など6カ所で相次いで爆発があり、少なくとも2人が死亡、約30人が負傷した。年越しの買い物客や外国人観光客が訪れる場所などが狙われており、警察当局は同時多発テロとの見方を強めている。
バンコク中心部で同時爆弾テロ


 タイでは、イスラム教徒が多く住む南部で爆破や銃撃事件が相次いでいるが、観光客や外国投資の集中する首都では近年、大きなテロはなかった。国民和解や治安維持を掲げて9月にクーデターを起こした軍や現政権には大きな打撃となる。

 爆発があったのは(1)観光客らが多く訪れる戦勝記念塔近くのバス停(2)週末に数十万の人を集めるチャトゥチャック市場の付近の交番(3)日本人が多数住むスクンビット通りの交番(4)スラムが密集するクロントイの市場(5)東部の百貨店の駐車場(6)西部の県境の交差点。多くの場所でゴミ箱に爆発物が仕掛けられていた。

 日本人は巻き込まれていない模様だ。

 31日は年越しのカウントダウン行事に向かう人で中心部はごった返していたが、当局はイベント類の中止を指示、外出を控えるよう呼びかけた。主な百貨店は早々に店じまいし、終夜営業の予定だった高架鉄道は運行を深夜で打ち切った。

 けが人らを病院に見舞ったスラユット首相は「状況を調査している」とだけ話した。政変後、旧政権の地盤だった北部などで学校への放火が相次ぎ、軍と政府は、前首相支持派の関与の可能性を示唆していた。

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外務省海外安全HP(外務省がやっているので役人がいいそうなことしか書かない)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=7


タイ:首都バンコクにおける連続爆弾爆発事件について (2007/01/01)

1.報道等によれば、12月31日午後5時半から7時(現地時間。以下同じ)にかけて、バンコク都内の戦勝記念塔、シーコンスクウェア(ショッピングモール)など6~7カ所で爆弾が爆発し、2人が死亡、25人以上が負傷しました。
 さらに、1月1日午前0時前後に、大規模なカウントダウン・イベントが予定されていた場所に近いプラトゥーナム交差点など2カ所で爆発があり、少なくとも9人が負傷した模様です。

2.これまでのところ犯行声明は出されておらず、事件の背景も不明ですが、これら一連の爆発は、多数の人が集まる場所を狙ったものとみられます。事件発生後、タイ政府は警備を強化しています。

3.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の情報の入手に努めるとともに、多数の人の集まる場所には近づかないなど、安全確保に十分な注意を払ってください。また、不測の事態に備えて、2005年10月19日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意事項」を参考にして、適切な安全対策をとるよう心掛けてください。 
 なお、タイについては、バンコクを含め「危険情報」が発出されていますので、その内容にもご留意ください。


(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
 電話:(代表)03-3580-3311 (内線)3682
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
 電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5139
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
 電話:(代表)03-3580-3311 (内線)2903
○外務省海外安全ホームページ:http://www.mofa.go.jp/anzen/
○在タイ日本国大使館
 住所:177 Witthayu Road, Lumphini, Patum Wan, Bangkok 10330,
Thailand
 電話:(66-2)696-3000
○在チェンマイ日本国総領事館
 住所:Suite 104-107, Airport Business Park, 90 Mahidol Road,
T.Haiya, A.Muang, Chiang Mai 50100, Thailand
電話:(66-53)203367


外道事件簿2006

外道事件簿2006
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。
自らの情事を録画したVCDで男性を恐喝、女を逮捕
老婆を生き霊と思い込み殺害
英警察、連続殺人事件受け売春婦に外出自粛勧告
警官も呆れ顔、猫の身代金に50バーツ
日本初の「性の博覧会」 20万人!が来場見込み
わいせつ占い師、厄除け儀式はなんと・・・強姦
ゴーゴーガールに本格的ダンスを指導
ヒーローになりたかった少年、自ら放火しまくって逮捕される
エイズ感染 先進国で唯一拡大する日本
長期休暇で女子学生の売春が急増
水産局が「ワニ注意警報」、飼育施設から逃亡
短期出家の青年僧、還俗3時間前に女性を襲う
女子大生をレイプで禁固300年
自宅前でわいせつ被害直後 助け求めた男にも襲われる
暴力OKのバーでストレス解消、中国で話題に
尼僧をレイプした副住職に還俗命令
<徒歩暴走族>バイクに乗れない“冬季限定"で出現 札幌
店外デートを断られ、店内で乱射
カラオケでマイクを奪い合い、射殺される
豊胸シリコンで命拾い=イスラエル女性、致命傷負わず
ひったくり容疑者、心奪われる=被害女性の母親に一目ぼれ、交際迫り逮捕-大阪
隣人宅のシャッターに連動してペニスが勃起 英
9歳の少女が女児を出産
おはらいと称し 住職3女性触る 容疑で佐世保署逮捕
ズボンを脱いで乗ろう=NY地下鉄で集団イタズラ行動
モト冬樹、ヅラで敵を倒す!「ヅラ刑事」
インド人男性が38年ぶりに自由に 未決のまま長期拘束
田植えで口論 二男、父を蹴り死なす 京都
北朝鮮の「美女応援団」が収容所送り=韓国紙
中国出稼ぎ労働者が帰省する際の必需品は紙おむつ?
間違えてポルノ男優になった75歳のおじいちゃんが大人気
ナイジェリアでペニス・パニック発生
日常的に性交の快感が続く "持続性性喚起症候群"とは
旧石器文明の島に漁師が漂着、弓矢で殺される
11歳の小学生と関係を持った女性教師に5年の禁固刑
キスして終身刑を食らった男=米オレゴン州
性意識解放の副作用・・・女性の“報復性"通報増加
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旧ソ連諸国の女性に売春強要 トルコが人身取引の最大市場に
妻に死のアームロック 11日後ショック死…24歳夫逮捕
ちんこにえんぴつを挿入 セルビア
環境保護の為にポルノサイトを立ち上げる ノルウェー
院長が病院を廃業→売春宿を開業 ニュージーランド
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最終更新日時: 06/12/2011 13:45:53

外道の細道

自らの情事を録画したVCDで男性を恐喝、女を逮捕

 警察はこのほど、愛人関係にあったTさん(51・男性)との情事を自らVCDに録画し、恐喝したタム(42・女)と共犯の2人を逮捕した。

 供述によると、タムはTさんとの情事をこっそりとビデオ撮影し、その映像を収めたVCDでTさんを恐喝、50万~100万ドン(約3500~7000円)を3回に渡り脅し取った。さらにタムは、録画したVCDを全てTさんに渡す約束で、450万ドン(約4万円)を要求。たまりかねたTさんは警察に通報した。

 その後、約束の場所に現れたタムと共犯の2人は、現金を受け取るやいなや張り込んでいた捜査官に現行犯逮捕された。捜査官は証拠物件としてタムが持参していたVCDを押収した。







老婆を生き霊と思い込み殺害


 何の罪もない老婆が生き霊扱いされ殺されるという信じがたい事件が起きた。この事件の発端は北部ハザン省のハーデー村に住むリーという28歳の男が自分と家族の体調が悪いのは近くに住むスアさん(76歳)が生き霊で呪いをかけているせいだと思い込んだことにある。

 ある時リーは同じように家族の病気に悩んでいる隣人の36歳の男をそそのかして「悪霊払い」と称して、二人でスアさんの家に押し入りスアさんの首を絞めて窒息死させた。その後、二人は現場の証拠隠滅工作を行い自ら警察に出向いてスアさんの死亡を報告したが、警察の捜査で犯行がばれ一ヵ月後に逮捕された。

 その後、リー容疑者は拘留中に末期ガンに侵されていることが発覚、8月に刑務所で死亡したが、死ぬ直前になってようやく自分の体調不良は老婆の呪いによるものではなく病気が原因だったと悟ったという。 







英警察、連続殺人事件受け売春婦に外出自粛勧告

 イングランド東部で若い女性5人の遺体が相次いで見つかった事件を受け、当地の捜査当局は13日、地元の売春婦に対して路上に出ないよう勧告を出した。
 普段は平穏な港町イプスウィッチ周辺ではこの10日間で、売春婦と見られる全裸の女性5人の遺体が相次いで見つかった。
 殺害が短期間で相次いでいることと犯人がまだ逮捕されていないことから、さらに犠牲者が出るのではないかと地元住民は不安を募らせている。
 これを受け、スチュアート・ガル捜査本部長はBBCラジオに出演し「危険なので路上に出ないで」と売春婦たちに呼び掛けた。
 同国では、1888年にロンドン東部で売春婦5人が殺害された「切り裂きジャック事件」が起きており、今も未解決となっている。






警官も呆れ顔、猫の身代金に50バーツ


愛猫が戻ってきて安心するウンパワンさん
 中部アントン県で、飼い猫を「誘拐」され、50バーツ(約150円)の身代金を要求された女性が警察に訴えた。

 約50匹の猫を家で飼っているウンパワンさん(65)は10月27日、近所に住む男(37)に「猫を返してほしかったら50バーツを出せ」と脅された。「身代金」は、50バーツと少額だったが、ウンパワンさんは同じ手口でこの男に、2度カネをとられたことがあり、たまりかねて警察に届け出ることにしたという。

 初回の「誘拐」では、男は500バーツを要求。ウンパワンさんはこれを300バーツに値切った。2回は、200バーツの要求を100バーツに値切っている。そして、今回は最初から50バーツを要求してきたとのことだ。

 警官が自宅に事情聴取にきたことから、男はあわてて猫を返却。そのため、ウンパワンさんは、大好きな猫が戻ってきたからもういい、と訴えを取り下げた。

 警察官は、猫誘拐事件は初めて、とあきれ顔だったが、「今度やったら恐喝罪だ」と男にお灸を据えることは忘れなかった。







日本初の「性の博覧会」 20万人!が来場見込み


大人のおもちゃ、アダルトビデオ、エロいフィギュアなどを製作する企業や個人を集めた総合博覧会が千葉の幕張メッセで開催されることになった。名称は。「明るく正しい、そして豊かなセックスライフを提案」という触れ込みで、世界一のSEXグッズの祭典を目指すそうである。

大人のおもちゃ、フィギュア関連グッズが出品
いわば「SEXPO」(性の博覧会)ともいうべきもので、その第一回「ATE2007 Adult Treasure EXPO]]が2007年7月27日から29日までの3日間開催される。エントリーされるのは日本の企業や個人を中心に300。アダルトビデオ、サイト、ゲーム、書籍などのエンタテインメント系。大人のおもちゃ、ウエア、フィギュア関連のグッズ系。風俗営業店店舗、ホテル、システム開発などの娯楽施設・設備系。コンドーム、検査薬、クリニックの医療・福祉・医薬品系など。入場者は20歳以上に限定され延べ入場者数20万人を見込んでいる。

現在、世界最大の「SEXPO」は、ラスベガスで毎年1月に行われる「AVN ADULT ENTERTEINMENT EXPO」。入場者は12万人ということだから、計画通りに進めば、日本での博覧会が世界最大の「SEXPO」になる。

主催するのは、広告事業や芸能プロダクション事業などを幅広く手掛けるトレジャーワークス。同社には「エロポン」というフィギュア製作部門があり、先のラスベガスの「SEXPO」に参加していた。日本でも「SEXPO」を開きたいと、ラスベガスの主催者AVN社に相談。協力が得られることになり日本での開催に踏み切ることになった。

AV女優の会場での露出は水着まで
しかし、日本ではこうしたアダルトグッズを大衆の目に晒すのはタブー視されているのではないのか。「ATE 2007 実行委員会」の中村まさ比呂代表はJ-CASTニュースの取材に答え、

「そうですね、タブー視されていましたよね。でも、既に世界中で行われている博覧会ですし、日本でアダルト商品のPRの場が無いのもおかしい。そして、ここにきてようやく(社会環境の変化やニーズの高まりもあって)日本で開けことになったんです」
確かに日本のアダルト系のフィギュア、アニメやゲーム、ビデオなどは世界的に人気であり、それを買うために秋葉原などを訪れる外国人が急増している。

問題の開催内容だが、「あくまでも日本の法律を遵守し、明るく楽しいイベントを中心にして、過激なSEX表現は控える」と中村代表は言う。アダルトビデオ業界からの出展希望が多いようだが、AV女優の会場での露出は水着まで。性犯罪撲滅運動や、性教育の問題「性感染症シンポジウム」なども予定されている。広報部長にはタレントで「エロ・テロリスト」のインリン・オブ・ジョイトイさんが就任した。







わいせつ占い師、厄除け儀式はなんと・・・強姦

 北部地方タイビン省の海岸部の村で、占い師の男が少女4人を次々と強姦するという事件が起きた。この事件の第一の被害者はチュオンさん一族。父親が亡くなった後、近くの村に住むケーという占い師に運勢を診てもらったところ、父親の死んだ時刻が悪いので悪霊をはらわないと気が狂うか死人が出ると宣告された。これを聞いたチュオンさんは、ケーの言うがままに供物を差し出し、お金を払って父親の供養をしたが、ケーはさらに脅しを強めて一家を思うように操った。

 その一連の流れの中で、ケーは一族の17歳の少女を厄除けの儀式のために寺に連れて行くと嘘をつき、ラブホテルに連れ込んで強姦した。少女はケーからこのことを口外すると一家に災いが降りかかると脅されていた。さらにケーは、一族の16歳の少女も同様の手口で強姦した。

 次の被害者はチュオンさんの近所のマイさん一家。最近悪いことが続くので心配になってケーに占ってもらったところ、やはり不吉な予言をされ、15歳と17歳の娘に厄除けの儀式を行うと言われた。そしてケーはこの2人の少女も強姦した。これらの事件はわずか3日の間の出来事だ。ケーはいとも簡単に人々の迷信深さを悪用していた。なお、ケーには既に終身刑が確定している。







ゴーゴーガールに本格的ダンスを指導

 第1回「A-Go-Goダンスコンテスト」が22日にパッポン通りのバーで開催され、安全に踊るためのアドバイスのほか、11月から始まるダンス教室の紹介も行われた。バンコク都内有数の歓楽街であるパッポン通りで働くダンサーの数は約5000人といわれるが、ポールに足を絡ませたり無理なポーズをとったりするため捻挫やケガに苦しむダンサーが多いという。プロのダンサーが教える60時間のコースには、既に数十人のゴーゴーガールが申し込みを済ませている。







ヒーローになりたかった少年、自ら放火しまくって逮捕される

アメリカ・フロリダ州フォートマイヤーズ在住の少年が連続放火の疑いで逮捕されたが、放火の理由について少年は、「ヒーローになりたかったから」と話しているという。

この少年の名前はデレク・ピート(18歳)。調べによると、ピートは自ら倉庫やゴミ箱に放火した後、あたかも火事を発見したかのように振る舞い、そして消火活動を手助けすることで自分がヒーローになった気分になり、自己満足していたとのこと。

現在、先週末に集中発生した6件の連続放火事件は全てピートの犯行であると断定されている。

その他、この近辺では数ヶ月前から同様の放火事件が相次いで発生しており、これらについても"ヒーロー少年"の犯行の可能性があるとして現地警察は調査を続けていく方針だとか。







エイズ感染 先進国で唯一拡大する日本

 久しくニュースにならなかったエイズ(HIV)感染だが、日本国内で密かに拡大していることが分かった。先進国の中で増え続けているのは日本だけというから気をつけた方がいい。

 日本のエイズ患者・感染者は04年に1万人を超えたが、99年からは年間1000人前後、10%ずつ増えている。専門家によると、潜伏期間が5年から10年なので、「本人が自覚していない感染者は3万人」という指摘もある。それを裏付けたのが1日、厚生労働省がまとめた報告だ。

 今年、街頭などで献血した人のエイズ感染率が過去最高になることが確実になった。怖い話だ。

「以前は、エイズ感染に不安のある人が、検査を目的に献血していた例が多い。それでも100万人あたりの感染者は2人か3人の割合だった。その後、保健所が検査に乗り出したり、献血では陽性、陰性の検査結果を教えないようにしたことから、検査目的で献血する人はぐっと減っている。それなのに、今年の9月までの集計では100万人あたりの感染者が20人と過去最高だから、深刻なのです」(厚労省関係者)

 エイズ研究の第一人者である熊本大医学部教授の満屋裕明氏は「そろそろ知り合いの中に、感染・発症者が出てくるころである」と警告している。

“アブナイ遊び”には近寄らないことだ。







長期休暇で女子学生の売春が急増

 タイ警察庁の児童・未成年・女性犯罪制圧室(CCSD)は、学校が雨季休暇となった10月、多くの女子学生が小遣い稼ぎのために売春行為をしていたとの調査結果を発表した。休暇期間中家出をし、バイクタクシー運転手を仲介人として、1500バーツ(約4500円)から3000バーツで売春していた少女もいた。また、補導された者の中には12歳の少女もおり、CCSDでは買春側の罰則強化など4月の暑季休暇に向け、対策を協議していく方針だ。







水産局が「ワニ注意警報」、飼育施設から逃亡

 水産局は22日、中部地方の洪水被災地に対してワニに充分注意するよう警告を発した。違法営業のワニ園からは既にワニなど爬虫類が逃げ出しており、2メートル級のワニが見つかった地域もある。同局では特に夜間のボート使用を注意するよう呼びかけており、住宅地が冠水しボート生活を強いられている地域では新たな恐怖に住民が怯えている。







短期出家の青年僧、還俗3時間前に女性を襲う

 10月8日午前2時ごろ、中部サラブリ県のプラプッタバト郡署に、寺院の僧坊から大声で助けを呼ぶ女性の声がするとの通報が入った。

 そのため、警官が通報のあった僧坊に駆けつけたところ、電気は消えており、女性の声だけが響いていた。そこで、警官はドアを開けるよう命令、室内に入ったところ、短期出家中の23歳の青年僧、スティチャイと17歳の少年のほか、19歳の女性が震えながら部屋の隅に立っていた。

 被害者の女性の供述によれば、「今日は寺院で行われた葬式を手伝いに来ました。僧侶の読経が終わった後、参列者は三々五々、帰宅。私も家に帰ろうとしたのですが、雨がひどかったため、寺で雑用をしている少年(17)に、スティチャイ僧の僧坊で雨宿りをするよう誘われました。すっかり信用して、僧坊に入ったところ、いきなり、スティチャイ僧に抱きつかれ、少年と2人がかりで、洋服を脱がされそうになったのです。大声で助けを呼び、必死に抵抗している時に、警官が助けてくれたため、事なきをえました」

 警官はスティチャイ僧にすぐ僧衣を脱ぐよう指示、私服に着替えさせてから警察署に連行した。

 実は、このスティチャイ僧、3カ月の短期出家をしており、事件を起こした3時間後の午前5時に還俗式を行う予定だった。







女子大生をレイプで禁固300年

女子大生をレイプした集団を逮捕 深夜にアパートに押し入る
 米カリフォルニア州サンディエゴ市で10月、深夜に銃で武装し、覆面をした男らが、アパートに押し入り、女子大生2人に対しレイプや性行為を強要した挙句、室内にあった物を奪って逃げるという事件が起きた。地域住民は事件の悪質さと、治安の悪化に不安を募らせたが、これまでに6人が逮捕された。同日、一群の男たちが、一連の路上強盗を起こしていたが、彼らの一部が、集団から別れ、強盗レイプ事件を引き起こしていたことが明らかになっている。(ベリタ通信=江田信一郎)

 事件が起きたのは10月15日未明。現場はサンディエゴの中心地から近い、海沿いの町のミッション・ビーチ。ここにあるアパートの一室に午前3時15分ごろ、4人の覆面をした男が、二丁の銃などを持って、押し入った。

 米メディアによると、当時、アパートの鍵はかかっていなかったという。男たちは、室内にいた19歳の男性二人と、18歳と17歳の女子大生を引き離した後、二人の女子大生に性行為を強要したほか、暴行を加えた。二人の女子大生は、サンディエゴにある私立サンディエゴ大学(USD)に通っていた。

 犯人の男たちは、その後現金、クレジットカード、貴重品などを奪って逃走した。襲われた4人のうち、一人がこのアパートの住人だったという。

 ミッションビーチは観光客や若者が集まる街として知られ人口も増えている。レストランやバーも夜遅くまで営業をし、時にはけんかも起きる。こうした影響からは、他の海岸沿いの町に比べ、近年治安が悪化し、殺人、強盗、レイプ事件が急増している。

 15日の事件の後、不安を訴える地域住民が集会を開き、行政側と対応について話し合うなど、レイプ強盗事件の衝撃は大きかった。

 警察の調べで、事件当日、少なくとも約8人のグループが、路上で現金を奪う強盗事件を起こしていた。その後このグループから4人が別れ、アパートに押し入ったとみられている。

 路上強盗の捜査から、犯人の手がかりが得られ、これまでにアフリカ系米国人(黒人)のドナルド・スミス(19)、ウィリー・ワトキンス(30)ら6人が逮捕された。このうち17歳の未成年者が二人含まれている。

 スミスとワトキンスの二人には、レイプ、強盗容疑がかけられているが、これまで犯罪歴はないという。保釈金は、事件の悪質さから、それぞれ100万ドル(約1億2000万円)と高く設定された。

 仮に二人が有罪になれば、スミスは禁固300年以上、ワトキンスは125年以上になる可能性がある。レイプ・強盗犯は4人とされているが、残る二人が誰かはわかっていない。ただし、警察では今後も逮捕者は増えると予想している。

 一方、スミスの母親や家族が地元テレビのインタビューに答え、スミスはスポーツを愛する青年で、盗みは働いたかもしれないが、レイプはしていないと思うと語った。その上で、レイプではなく、合意の上での性交渉だったと指摘した。

 これに対し、警察は、レイプされた女子大生らと、犯人らには何の面識もなかったと話している。







自宅前でわいせつ被害直後 助け求めた男にも襲われる

 神戸市中央区の路上で、男に体を触られた女性看護師(23)が別の男に助けを求めたところ、この男からも体を触られる“ダブル痴漢”の被害に遭っていたことが18日までに分かった。

 16日午後11時20分ごろ、この看護師は同区自宅マンション玄関前で、コンビニ帰りに前から歩いてきた男にすれ違いざまに襲われた。男は看護師のTシャツの下に両手を入れて触り、ジーンズのボタンを外し、中に手を入れてきたが、大声を出すと逃走。助けを求めながら追いかけたところ、もう1人の男が無言でついてきた。

 約70メートル追いかけて痴漢を見失ったところで今度は、一緒に捕まえてくれるはずの男が看護師に襲いかかり、無言のまま両肩をつかむといきなりキス。右手で胸を触ってきた。看護師が突き飛ばすと走って逃げたという。

 最初の男は35~40歳で小太り。第2の男は50歳前後でグレーのスーツ姿のサラリーマンふう。生田署は強制わいせつ容疑で捜査中だが、看護師は「もう他人を信用できない。怖くて自宅周辺をひとりで歩けない」と憤っているという。







暴力OKのバーでストレス解消、中国で話題に

中国・江蘇省の省都南京で、店員を殴ったりグラスをたたき割ったり店内で大暴れして、たまったストレスを発散できるバーが話題を呼んでいる。7日付のチャイナ・デーリー紙が伝えた。
 今年4月にオープンしたこのバーは、客が自由に殴ったり怒鳴ったりできる筋骨隆々の若者を「モデル」として20人ほど雇用。客はモデルに着せるコスチュームの指定もできる。料金は50─300元(約718-4310円)。
 店のオーナーによると、客の大半はカラオケ店などに勤めている女性。店で暴れても気が晴れない場合は、地元大学に通う学生カウンセラーが話を聞いてくれるという。






尼僧をレイプした副住職に還俗命令

 中部ノンタブリ県バンヤイ郡のピクングン寺副住職が、長年にわたり尼僧をレイプしていたとして、還俗を命じられた。

 この尼僧は陸軍高官の夫人(51)で2001年に出家。副住職の身の回りの世話をしている時に性交渉を強要された。さらに、この副住職は、他人に話すか、還俗するかしたら、レイプの事実を夫と知人にバラすと脅迫。このため、3年間、定期的に僧房で性交渉を持たされることになった。

 しかし、ついに我慢の限界に達した尼僧は04年に出家。自宅に戻ってからもこの屈辱的な出来事を胸に秘めたままにしていたが、先日、夫と息子に真実を話す決心をした。

 事実を知った夫は激怒。寺院に出向き、副住職を問い詰めている時、怒りのあまり、つい一回殴ってしまった。

 すると、この副住職、自分の過失を棚に上げ、〃暴行を受けたとした警察に通報。〃被害者〃の夫は、警察署で100バーツの罰金を支払うハメになった。

 妻をレイプされた上、罰金まで取られた夫の怒りはもはや並大抵のものではなく、一家の恥となることを承知の上で、副住職の破戒行為を警察を訴えることとなった。

 現在、副住職は還俗を命じられ、警察の取り調べを受けているが、容疑は否定しているという。さらに、この破戒僧を盲信する信者が連日、警察を訪れ、元気付けているとのことだ。







<徒歩暴走族>バイクに乗れない“冬季限定"で出現 札幌

 繁華街を特攻服姿の集団が、グループ名や自分の名前を大声で叫びながら歩き回る「徒歩暴走族」が、札幌市内に、“冬季限定”で出現している。北海道は冬に積雪でバイクや車での暴走が出来ないことから、このような方法で勢力誇示しているもので、大声を出したり、暴力行為など迷惑行為や事件を繰り返している。 

■特攻服着て街中で大声 夏場も出没
  ―― 車両を使わず「根絶条例」の適用外


 バイクに乗らない暴走族がいるという。その名も「徒歩暴走族」。大声を出しながら、街中を歩いたり円陣を組んだりする。そのメンバーの少女2人が、知り合いの女子高校生を集団リンチ――「殴るけるの暴走」で逮捕された。


 札幌西署は今月、札幌市内の無職の少女(16)と女子高校生(15)を傷害の疑いで逮捕した。2人は6月24日午後8時半ごろ、石狩支庁管内の女子中学生(13)と一緒に、同市内の友人宅で、顔見知りの同市西区の女子高校生(17)の顔を殴るけるなどして、12日間のケガをさせたという。


 2人は、派手な刺繍(ししゅう)が入った特攻服を着て、大声を出しながら街を闊歩(かっぽ)する「徒歩暴走族」のメンバー。10代の少女が集まるグループにいる。


 徒歩暴走族とはそもそも、積雪のためバイクや車に乗ることができない冬場でも、暴走族が勢力を誇示するためにやり出した手法。ただ、そのうち、バイクや車に乗らず、もっぱら歩くだけのグループも出始めた。札幌市内には数団体。狸小路や大通り周辺に現れる。運転免許証を取ることができない年齢の少年少女たちも参加してくるそうだ。


 道は03年、暴走族の根絶に関する条例を制定した。ただ徒歩暴走族は車両による暴走はしないので、この条例では摘発できないという。









店外デートを断られ、店内で乱射



 タイ東部チョンブリ県のカラオケで9月30日、ホステスに店外デートを断られた男が店内で銃を乱射。オーナーが死亡したほか、ホステス4人が重軽傷を負うという事件が起きた。

 被害者の供述によれば、事件当日、初めて来店した容疑者がホステスを店外デートに誘ったが、腰に拳銃のさしてあるのを見た女性はこれを拒否したという。さらに、席を離れ、オーナーのところで何やらヒソヒソ話をしているのを見た容疑者が激怒。いきなり拳銃を乱射した後、逃走している。

 その直後、緊急手配した警察は事件当日、工事現場から1キロほど離れたところにある工事会社の溶接部主任、ワンナ(50、写真)を逮捕。ワンナは過去に傷害致死罪で逮捕されているほか、今も複数の傷害容疑で警察が行方を追っているところだった。







カラオケでマイクを奪い合い、射殺される

 バンコク都内ラクシー地区のカラオケ店でバイクタクシーのドライバーが警察官に射殺されるという事件が9月13日夜、起きた。

 被害者(38)はこの店の常連で、友人2人と酒を呑みながら、カラオケに興じていたところ、別のグループが入店。そのうちのひとりが、歌い終わった被害者に「もうマイクを置いたらどうだ。他の客にも歌わせろ」と突っ掛かったところ、「お前の名前は何だ。年はいくつだ。オレと同い年ぐらいだろう。だったらオレの仲間になれや」と馴れ馴れしく応じたという。

 これが容疑者のカンに触ったようで、「なんでお前ごときの仲間にならなければならないんだ」と食ってかかったところ、被害者が激怒。容疑者の胸を強く押したことで、そのまま店外で殴り合いが始まった。

 そして、ケンカの最中、容疑者は拳銃を取り出し、被害者を射殺した後、逃走している。

 その後の調べで、容疑者は薬物取締警察に所属するタマラック(32)と判明。本人からは自首するとの連絡が入っているというが、これまでのところ、警察署に姿を現していない。







豊胸シリコンで命拾い=イスラエル女性、致命傷負わず

イスラエル北部のナシリヤで、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラによるロケット弾攻撃を受けたものの、豊胸のために胸に埋め込んだシリコンのおかげで致命傷を受けず、命拾いした幸運な女性がいたことが分かった。

女性を診察した医師が15日、イスラエル軍放送に語ったところによると、女性は爆発物の破片で胸を負傷したが、2年前の豊胸手術でシリコンを埋め込んでいたため、深く突き刺さらずに済んだ。医師は「非常にまれなケース。女性はシリコンのおかげで、大きなけがを負わなかった」と語った。

ただ、今回のけがで、シリコンは除去しなければならなくなったという。







ひったくり容疑者、心奪われる=被害女性の母親に一目ぼれ、交際迫り逮捕-大阪

 女性のかばんをひったくった上、この女性の母親に一目ぼれして交際を迫ったとして、大阪府警枚方署は23日までに、窃盗と強要未遂容疑で大阪府枚方市春日元町、無職田辺貢容疑者(33)を逮捕、追送検した。同容疑者は「昔あこがれていた女性に(被害者の母親が)そっくりだった」と話しているという。
 調べでは、田辺容疑者は2日午後8時40分ごろ、枚方市内を自転車で帰宅中の契約社員の女性(22)の手提げバッグをひったくった上、翌3日午後、バッグの中の財布などを引き取りに現れた女性の母親(43)に交際を迫った疑い。
 田辺容疑者は「財布と携帯を拾った」とうそを書いたメモを女性の自宅に差し入れ、謝礼をだまし取ろうとしたが、待ち合わせ場所に現れた女性の母親に一目ぼれ。同容疑者はその場で「付き合って下さい」と告白したが、母親が断ると「付き合わなければキャッシュカードなどを悪徳業者に渡す」などと交際を強要した。 






隣人宅のシャッターに連動してペニスが勃起 英

【Injurywatch】英国にて、インポテンツ治療のために電子機器を体内にインプラントした男性が、隣人宅の車庫用シャッターに連動してペニスが勝手に勃起するとして、悩まされているとのこと。男性によれば、体内に埋め込まれた勃起補助機器の動作周波数が、隣人宅の車庫用シャッターを制御するリモコンの周波数と完全に一致しているため、隣人がリモコンで車庫を開閉するたび、シャッターに連動してペニスが勝手に勃起してしまうという。男性はBBCラジオ番組のインタビューに答えて次のように語っている。「隣人が車庫に4WDを停車するたび、私も勃起してしまうんです。本当に恥ずかしいことです。」


また相談を受けたラジオDJは、医師に診てもらえばどうかと提案したが、男性は答えて曰く「この手術はトルコで行いました。使われている機器はまだ英国で知られていないものなんです。今では車が停車するび、外に出ることも出来なくなるんです。これは本当に辛いことです。」と語ったとのこと。







9歳の少女が女児を出産

ブラジル・アマゾン奥地マナウス市の病院でこのほど、先住民族の9歳の少女が女児を出産した。女児は体重2キロ、身長42センチで、母親とともに産後の経過は良好という。
 7日付の地元紙グロボなどによると、この少女はアプリナン族の小集落に属し、身長は約130センチ。3月末、妊娠6カ月の状態でマナウス近郊のマナカプル市から姉に連れてこられた。
 マラリアなどで衰弱していたが、5日に無事分べんした。少女はアニメを見たり、人形で遊ぶなど普通の9歳と変わらない様子だが、赤ちゃんを見て母親としての意識も芽生えているという。
 地元検察当局は、少女が暴行を受けた可能性があるとして、部族習慣にも照らして慎重に妊娠の経緯を調べている。 

HN:タイスキ






おはらいと称し 住職3女性触る 容疑で佐世保署逮捕

 長崎県警佐世保署は6日、おはらいをすると言って女性3人の体を触ったとして、準強制わいせつの疑いで、同県佐世保市祇園町の寺の住職佐藤恵龍(えりゆう)容疑者(65)を逮捕した。佐藤容疑者は体の一部を触ったことは認めているが、「おはらいの一環で、わいせつ目的ではなかった」と容疑を否認している。

 調べでは、佐藤容疑者は5月28日午後2時半ごろ、法事で訪れた同市内の無職女性(76)の家で、「おはらいをしてやる」と言って、この女性と、同居する49歳と18歳の女性計3人の胸などを触った疑い。

 女性3人が同日夕、警察に被害届を出していた。

 寺の関係者は「宗派の教えには、体を触ったり誤解を受けたりするようなおはらいはない。住職がそのようなことをするはずがないと信じている」と話している。






ズボンを脱いで乗ろう=NY地下鉄で集団イタズラ行動

ニューヨークで22日、多数の市民がズボンを脱ぎ、下着のまま地下鉄に乗るイタズラ行動が発生、公序良俗に反する行為だとして8人が警察に捕まった。インプロブ・エブリウェア(Improv Everywhere)というグループがインターネットで参加を呼びかけた行動で、「22日にズボンをはかずに同じ地下鉄電車に数区間、乗車する」よう提案していた。

グループのウェブサイトは、参加する人は何事もなかったように電車に乗り、「何をやっているか」と尋ねられたら、「ズボンをはくのを忘れた。少し寒い。ほかの人たちもズボンをはき忘れたのは偶然の一致だ」などと答えるようアドバイスしている。

グループによれば、このイタズラには160人前後が参加した。しかし、グループの創始者チャーリー・トッドさんによれば、パニックに陥った警官の通報で25人の応援警官が駆けつけ、参加者たちを下車させたあと8人を逮捕した。逮捕者たちは後日の出頭を条件に釈放された。グループは警察の措置は過剰反応だと批判した。

インプロブ・エブリウェアはこれまでも有名ミュージシャンを装った偽コンサートを開くなど話題を提供している。







モト冬樹、ヅラで敵を倒す!「ヅラ刑事」

似合う?
 今秋公開される「日本以外全部沈没」の河崎実監督が、またしてもおかしな映画を引っさげて登場。その名も「ヅラ刑事」。5月29日、渋谷・東急インにて、河崎監督、主演のモト冬樹、イジリー岡田、なべやかんほか、主要キャストが記者会見を行った。

 本作は、ヅラ、チビ、デブ、オヤジ、デカチン、イケメンら個性派刑事(デカ)が、それぞれ必殺技を駆使して敵を倒すというポリス・アクション(?)。河崎監督は、「構想10年に及ぶ執念の賜物。企画倒れにしないためには、頭髪が不自由な有名人の中でもビッグスターをキャスティングしなければならなかった。北海道出身の某歌手も検討したが、一番怒られなさそうなモトさんを選んだ」と語った。フサフサのカツラを被って登場した主演のモト冬樹は、「これを撮れる人は河崎監督以外いない。コメディだが皆真剣に演じている」と意外にもシリアスなコメント。ちなみに、彼が劇中でカツラを投げる必殺技“モト・ヅラッガー”(ウルトラセブンの“アイスラッガー”に由来)は、投げ方に5種類くらいのバリエーションがあるそうだ。

 「これからも日本の恥になるように精進したい。“どこに出しても恥ずかしい監督”を目指す」と宣言した河崎実監督。劇場窓口でカツラを取り外した人は入場無料となる。「ヅラ刑事」は9月シネクイントにてレイトショー公開。







インド人男性が38年ぶりに自由に 未決のまま長期拘束

 インド北部ウッタルプラデシュ州で、38年間も判決を受けることもなく刑務所に拘束されていた男性がいる。信じられない話だが、これだけ拘束が長期化したのは、警察の不手際。男性は殺人の疑いで逮捕されたものの、警察が事件立件に必要な証拠記録を紛失したため、宙ぶらりんの状態で放置されたからだ。しかし、インドの現地紙が昨年7月、この男性の存在を報道。その結果、最高裁がようやく”大岡裁き“で保釈の決定を下し、出獄を許された。

 この男性はジャグジバン・ラム・ヤダフさん(70)。1968年隣に住む女性を殺害した容疑で逮捕された。その後審理の過程で、ヤダフさんは情緒不安定になり、バラナシ市にある精神病棟に移され、治療を受けた。

 この移転治療の中で、なんらかの理由で事件の記録がなくなった。警察は、容疑者が病気の治療中の場合、治療の進展などをフォローする必要があったが、この原則も無視された。このため、ヤダフさんは、警察の公式記録から完全に消える格好になった。

 英BBCによると、ヤダフさんには妻がいたが、夫が当局に逮捕された後、姿を消してしまったため、死んだものとあきらめていたという。「何の情報も得られなかった」と妻は語っている。二人の間にできた息子は父親はいないと教えられ、育てられた。

 2005年7月、ヤダフさんは精神病棟から刑務所に戻った。刑務所当局は、ヤダフさんを収容しようとしたが、ヤダフさんが何の罪にも問われていないのが判明した。これでは刑務所も身柄を引き受けられない。

 一方、裁判所も、38年間も判決を受けず、放置される形になっていたヤダフさんの処遇に頭を抱えた。下級裁判所は、ヤダフさんを保釈にするかどうかの検討をしたが、本人の事件記録がない以上、保釈すべきかの判断ができないと指摘。また殺人罪についても記録がなく、無罪にできないと結論付けた。

 このため最高裁が解決策を模索し、保釈額は追って決める形で、とりあえず、出獄を許可した。またヤダフさんが長期間、訴追もされず、裁判も受けなかったことに疑問を呈し、ウッタルプラデシュ州当局や地方裁判所に対し、事実調査を行うよう求めた。

 ヤダフさんが釈放されたのは今月14日。刑務所のゲート前には、記者団が待機していたが、カメラのフラッシュにも笑顔の一つもみせなかった。息子や親類の人たちが出所を歓迎した。

 妻はヤダフさんの消息が現地紙を通じて報道された後、涙を流しながら「夫を救ってください」と訴えていた。「30年以上に及ぶ過去のことは、自分にとっては地獄だった」と述べるとともに、「彼が戻って来るのはうれしい。残された年月を一緒に過ごしたい」と語った。妻と共に、村に戻り、新しい生活を送ることを考えている。

 インドは司法制度があまり整備されていないという。特にヤダフさんのように貧困層や権力基盤のない人々は、司法制度の恩恵を受ける機会が制限されている。裁判の記録取りも、旧式の機材を使うことが多いという。







田植えで口論 二男、父を蹴り死なす 京都

 京都府警南丹署は5日、父親の頭をけるなどして死亡させたとして、同府亀岡市南つつじケ丘桜台、会社員、大井信治容疑者(30)を傷害致死容疑で逮捕した。

 調べでは、大井容疑者は4日午前8時ごろ、父親の同府京丹波町上野南垣内、農業、大井鐵郎さん(63)方で、鐵郎さんの頭や腹をけるなどの暴行を加え、同日午後3時ごろ硬膜下出血などで死亡させた疑い。大井容疑者は容疑を認めているという。


 大井容疑者は鐵郎さんの二男で、田植えを手伝うため3日から帰省中。4日は祖父(80)が田植えに出かけた後も鐵郎さんがまだ寝床にいたことなどから口論となった。暴行後に田植えに出かけ、同日午後1時ごろに帰宅して鐵郎さんの様子を見たが寝込んでいたため、再度田植えに外出。同6時20分ごろ帰宅しても鐵郎さんの反応がなかったため、119番通報したという。【







北朝鮮の「美女応援団」が収容所送り=韓国紙
 
 AP通信によると、「美女応援団」として知られる北朝鮮のスポーツ応援団のうち21人が、国際スポーツイベントの応援で韓国を訪問した後、韓国で見てきたことを語ったとして収容所に拘留された。韓国の朝鮮日報が17日報じた。

  元収容者で最近中国に逃亡した脱北者の話によれば、昨年11月ごろ、21人の若い女性が、自分が拘留された同じ収容所に拘留されたという。応援団は韓国出発前に、韓国は「敵の陣地」とみなし、帰国後は韓国で見てきた事を一切語らないという約束をしたにもかかわらず、それを守らなかったための罰として拘留されていると語っている。韓国の国家情報院は現在ノーコメントだそうだ。

  北朝鮮は、2002年に韓国の釜山で開催されたアジア大会に女性応援団を送り、集団ながらもぴったりと息の合った応援は、世界中の注目を集め話題となり、その後も2003年のユニバーシアード大邱大会や、2005年の仁川アジア陸上選手権に応援団を送ってきた。

  政治犯などを収容している北朝鮮は、自国内で人権侵害を行っていないと主張している。ただ、同国では生死にかかわるような状態で政治犯を収容所内に拘留しているということに関しては長い間非難を受けている。米国務省の調べによると、拘留されている政治犯人の数は15万人から20万人に及ぶという。






中国出稼ぎ労働者が帰省する際の必需品は紙おむつ?

中国南部の出稼ぎ労働者は旧正月に当たる《春節》の休暇で帰省する際に、満員電車に長時間、乗らなければならないが、ぎゅうぎゅう詰めでトイレに行けないため、成人用の紙おむつをしているそうだ。

地方の農民約1億2000万人が職を求めて大都市に集まるが、春節に一斉に帰省するため、列車の車内は立錐の余地もなくなり、トイレに行くのが不可能になる。その旅行は24時間以上続くのが普通なのだ。

中国日報は「昨年の帰省ラッシュ時には、あまりに状況に精神に異常をきたして、列車から飛び降りた者もいた」と報じた。

今年の春節は1月29日。中国語圏で最大の祭日であり、家族と再会するために、おそらく地球上最大規模の人類の移動を引き起こす。

南部の都市、仏山のスーパーマーケットでは、成人用の紙おむつの売り上げが50%増加したという。地元のコメンテーターはこの現象を「国家の恥だ」と非難している。

報道によると、中国では23日だけで、380万人が鉄道を利用して移動、史上最高を記録したという。








間違えてポルノ男優になった75歳のおじいちゃんが大人気

ロシアで間違えてアダルト映画のオーディションを受けてしまって、ポルノ男優になった75歳のおじいちゃんが大人気なのだそうだ。

75歳のデビッド・ボズドガノフさんはアダルト映画を制作するゴロツキー・プロダクションのオーディションを受けたが、実はポルノ男優募集の告知を、筋肉自慢のマッスル・マン・ショーの出演者募集の広告だと勘違いしたのだった。

アレクサンダー監督は「新しい映画の俳優のオーディションをしていたのですが、若い男女がベッドシーンの演技シュミレーションをしている後ろに、おじいさんが立っているのがわかったんです。

もちろん私はおじいさんにご遠慮願おうと声をかけようかと思ったのですが、筋肉隆々の体つきをみて、これはまさに独特のキャスティングだ!とひらめいたんです」と話す。

監督のアイデアは見事に的中し、その後デビッドさんを起用した映画はすべて大ヒットしている。

骨関節症をわずらっている75歳のデビッドさんの代表作は「となりのお爺さん」「作業中の便利屋さん」などだが、デビッドさんにはひとつ問題が。

監督曰く「デビッドの共演女優はみな、文句を言うんです。というのも、デビッドは滋養強壮にニンニクがきくと信じていて、ベッドシーンの直前に”自分のモノ”にニンニクをこすりつけるので、臭くてたまらないって言うんですよ」と話している。







ナイジェリアでペニス・パニック発生

今月はじめ、ナイジェリアのデルタ州パタニ地区にて、男性三人のペニスが相次いで消失するという「ペニス・パニック(※)」が発生したとのこと。パタニ地区の代表ウゲリ氏によれば、他地区から侵入した呪術師らによって、パタニの男性三人のペニスが立て続けに消失したという。被害者の1人、ウフォマ・ユリウス氏(24・現在入院中)は、その日、ホテルのレストランで友人二人と食事をしていたところ、突然呪術師がレストランに現れ、まずレストランで働くボーイのペニスが消えたと語っている。

「ホテルのレストランで食事をしていた時、その男(呪術師)が入ってきました。彼は食事を終え、支払いのためにボーイを呼んで彼に500ナイラ程支払うと、突然、ボーイが震えだし、ペニスがなくなったと叫びだしたんです。ボーイは怯えきって”俺のペニス、俺のペニスが”とわめきながら、私に触れました。すると私も急に寒気を感じて、ペニスが消えてしまったんです。そして私も他の人に触れてしまったため、結局三人の犠牲者が出ました。私たち三人が叫び声を上げたために、周囲にはすぐに人だかりが出来ました。」

その後、ペニス・パニックを引き起こした呪術師オビンナ・エロケ(24)は、丁度群衆の中に居合わせた兵士によって拘束され、警察署に連行されたという。更に事件に関与した可能性があるとして、アヴェン地区の若い呪術師数人もレストラン付近で逮捕され、警察に連行されている。

また伝えられるところによれば、ペニス・パニックが発生した頃、フライデー・オヴヲモジョウホなる男性が、被害者らの農場で女性を襲撃、しかし現場に居合わせた若者らによって拘束され、警察に連行されたという事件も発生している。パタニ警察署では、現在呪術師数人を拘束し、調べを進めているとのこと






日常的に性交の快感が続く "持続性性喚起症候群"とは

今週金曜に刊行された医学論文誌によれば、近年、女性の間で、性的快感が日常的に持続するという新たな症状が報告されているため、今後本格的な研究が開始されるとのこと。発表を行った英セントメアリーズ病院のデヴィッド・ゴールドメイヤー医師によれば、この症状はよく知られる冷感症(不感症)とはまるで対照的に、性的興奮が全くない状況にも関わらず、性的な快感が持続するというもので、持続性性喚起症候群(persistent sexual arousal syndrome / 以下PSAS)と呼ばれるという。PSASは、特に女性が長期的に性欲を欠いた際に発症しやすいと、博士は論文で記している。

しかしこれまでの報告によれば、その症状によって得られる感覚は、女性にとって必ずしも快楽的ではなく、むしろ恥辱的で、精神的苦痛となり得るため、自殺を図った患者もいるという。

PSASは2001年に初めて報告されたが、これまでに確認された症例数が極めて少ないため、有病率、治療方法も不明である。また原因も明らかにされていないが、幾人かのケースでは、ある種類の抗うつ剤(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の摂取をやめた後に、発症したことが報告されている。

「この症状は継続的に研究していく価値があります。それはこの症状が女性に精神的苦痛をもたらす為だけでなく、症状の治療が、女性における性反応についての研究を大きく進める可能性があるからです。」ゴールドメイヤー博士はそう語っている。








旧石器文明の島に漁師が漂着、弓矢で殺される

地球最後の石器文明を維持するインドの島に、漁師二人が船で漂着し、矢で射られて死亡したとのこと。漁師を殺害したセンティネル族は、現在人口50人から200人と言われ、未だに現代文明との接触を拒否し、独特の生活を続けている部族である。彼等の島に近づくものは、船であれ、ヘリコプターであれ、矢のシャワーが降り注ぐという。彼らは新石器時代以前の文明を維持する現存する唯一の部族であると言われており、2004年の津波の際には、その生存状況を巡る報道がなされた事は記憶に新しい(彼等はいかにしてか災害を事前に察知し、ほとんど被害者を出さなかったといわれる)。

殺された二人の漁師、スンダー・ラジュ(48)とパンディット・ティワリ(52)は、今年1月25日、アンダマンーニコバル群島内に位置する、北センティネル島沖合いでカニの密漁を行っていた。同僚の漁師によれば、二人はその深夜、錨を下ろして海上に停泊したまま、泥酔して眠りに落ちたという。しかしその後、岩とロープで作られた錨が何らかのはずみで外れ、船は島の方へと流されてしまったのである。

「事件当時、漂流する船に気づいた同僚の漁師らが、眠っている彼等に向かって、危ない!と叫んだそうです。しかしおそらく泥酔していたんでしょう、彼等は気づかなかったんです。そしてボートは浅瀬に漂着し、そこで殺されたんです。」アンダマン・ニコバル環境委員会会長のサミル・アチャリャ氏はそう語っている。

その後遺族からの連絡を受け、インド沿岸警備隊は遺体の回収に向かったが、そこでヘリを待ち受けていたのは、やはり地上から放たれる矢の雨だったのである。ヘリから撮影された写真には、半裸の部族男性が煙幕を張るために火を付けた様子が映し出されている(しかしヘリのローターから出る下降気流によってその煙は除かれた)。また地元周辺では彼等部族がカニバリズム(人肉食)を行っているという噂さえしばし流れていたが、二人の漁師は浅瀬に埋葬されているのがはっきりと写っている。

アチャヤ氏は、彼等センティネル族について、カニバリズムが日常的に行われているといった噂がまことしやかに囁かれているが、それはもともと他の部族で行われていた風習が元になり、一人歩きしたものであると話している。例えばオンゲと呼ばれる部族においては、仲間の誰かが死ぬと、その遺体を切り刻んで焼くという風習が行われている。それは遺体に悪霊が取り憑くのを避けるためであるという。

「炎で肉を焼くのを見て、それがカニバリズムであると誤解されているわけですが、今回の出来事は明らかにそれら噂の反証となるものです。」

また現在、ひとまず遺体の回収は断念し、今後の機会を見て再チャレンジする予定であるとアンダマン諸島警察署長のダルメンドラ・クマール氏は話している。

「今強行すれば、双方に死者が出る可能性があります。彼等部族の人口はそう多くはないですから、今後彼等が逆の島端に移動するのを待って、隙を見計らって侵入し、遺体を回収したいと思っています。」

しかしまた、今回の一件を巡り、環境保護グループからは島の周囲三マイル四方に渡る立ち入り禁止区域を尊重し、遺体はそのまま放置しておくべきであるという意見も上がっているという。

1980年代から1990年代の初頭にかけては、難破船の救助にきた武装救助隊によってセンティネル族の数多くが殺害されたという過去もあるが、現在では、彼等の島は比較的平穏を保ち続けている。また少し前には、同島付近に暮らすジャラワ族(彼等は1997年に初めて外界と接触をもった)のDNA鑑定が行われた結果、彼ら民族のルーツは6万年前にアフリカから移住してきたグループであることが明らかにされたという。しかしまた、彼等ジャラワ族は外界と接触を持って以来、性的搾取、アルコール中毒やハシカの蔓延といった幾多の困難に見舞われたため、センチネル族を無理に外部と接触させることは避けるべきであるとする論調が現在では強いとのこと。







11歳の小学生と関係を持った女性教師に5年の禁固刑

米国フロリダ州の元小学校の音楽教師である女性が、11歳の教え子と性的な関係を持った件で5年の刑務所行きの司法取引が言い渡されていたが、女教師もこれを認めて刑が確定した。

小学校に勤めていたキャロル・フラニンガン元教師は51歳。相手の小学生との関係は19ヶ月続き、性的な行いは学校内や、フラニンガン宅、または遠足や課外授業先などでも行われていた。

出所した後は10年間の保護観察処分となり、また教師資格は剥奪され、被害者との接触も禁止されている。

教師と教え子の関係は、児童の父親が弟ふたりとともにフラニンガン宅に児童を預け、そのまま一泊したときに、ボーイズⅡメンの音楽をかけながらダンスを踊っているうちに行為が発展したのが始まりだった。

宣誓供述書のなかで、児童の父親は自分もフラニンガンと性的な関係を持ったことを明らかにしている。

事件が明らかになって、フラニンガンの夫は離婚の申請をしている。また、被害にあった児童の家族は夫と家の保険会社を相手取り、損害賠償を求めて裁判を起こして勝訴し150万ドル(1億8千万円)の賠償金を得ている。

フラニンガンの両親は裁判に持ち込まずに司法取引をしたことに納得がいっていないと話しているが、弁護士はフラニンガンには十代の自閉症の息子がいるために、裁判に持ち込んで終身刑になる可能性のリスクを避けて司法取引をしたと話している。







キスして終身刑を食らった男=米オレゴン州

- AP通信によると、キスをしただけで終身刑に処されると言うオドロキの判決が出された。米オレゴン州の元害虫駆除業ニコラス・メイロビッチ被告は2003年10月、仕事で訪れた家の住人の女性に無理やりキスをした。そして、嫌がる女性をなおも追いかけ、さらに首筋にも唇を這わせたのである。

  もちろん「性的もしくは秘部にみだりに触れてはならない」と定める州法に違反する第1級性的虐待容疑で、被告は有罪となったのだが、実は同州は重罪で3度有罪判決を受けると、最後の罪の軽重に関係なく終身刑とする、いわゆる「スリー・ストライク制」を2001年に導入していた。そして被告はこれが3度目の重罪確定だったのだ。

  これに対し、被告は「首は“秘部”ではない」「キスで終身刑にするなどとは、非道で異常な処置であり違憲」として控訴。そして15日、オレゴン州控訴裁判所が「一般社会においては、大の大人が深い関係でもない他人の首に触ったりはしない」と被告の上訴をバッサリ棄却、終身刑が確定したのであった。

  おまけに、この事件の前に9回も軽度の性的犯罪で有罪判決を受けていたことまで明らかにされたメイロビッチ被告。まさに、口は災いのもと、といったところか。






性意識解放の副作用・・・女性の“報復性"通報増加

 女子高生が付き合っていた恋人に心変わりされたのを恨みに思い、自分を裏切った男性を暴行するようほかの男性にそそのかしたり、「強姦された」と偽りの通報をするなど、若者たちの歪んだ性文化による事件が相次いでいる。

 19日、光州北部警察署によると14日午後11時、北区東林洞の某マンションの公園で、イ某(16/無職)君からキム某(16/高校2年)など3人に20分間余集団で暴行されたという通報が入った。

 通報を受けた警察が事件現場に到着すると、公園の近くにいたパク某(15/高校1年)など女子高生2人が「イ君らが自分たちを数十回以上も強姦した」と主張した。

 警察はこれにより、イ君を青少年の性保護に関する法律違反容疑で緊急逮捕し、取調べを行った。

 しかしこの取調べの結果、イ君は「パクさんらに二股をかけ数か月間付き合っただけ」ということが分かった。

 パクさんらは最近、新しく交際を始めた恋人のキム君らに「自分を強姦したイ君をひどい目に遭わせて欲しい」と嘘をつくなど、暴力行為をあおったとされている。

 調査の結果、パクさんらはイ君らがほかの女子高生と付き合っていることに腹を立て、嘘の通報をしたことが明らかになった。

 また、光州北部では大学生のオ某(19/女性)さんが恋人のチェ某(23)さんを婚姻憑藉姦淫罪で告訴した事件があった。

 オさんは「チェさんが結婚を約束したから性交渉を持ち、妊娠までしたのに、チェさんはすべての責任を回避している」として処罰を要求するなど、大学生の婚姻憑藉姦淫罪の告訴が警察署ごとに頻発している。

 警察の関係者は「新世代の開放的な性意識によって各種の事件や事故が相次いでいる」とし、「若者達が最小限の道徳的な責任感を持つことができるよう、性教育など対策作りが切実な状況」と話した。







嫁入り道具に不満の花婿が結婚式から逃げ出し捜索中 インド

インドの警察では、結婚式の最中に花嫁の両親から嫁入り道具のひとつとしてバイクを要求したが、もらえないとわかって結婚式を逃げ出してしまった花婿の行方を追っている。

逃げ出した花婿のラジーブ・ショウは、インド東部にあるカルカッタの郊外にある街で結婚式を挙げていた。

花嫁の母親によれば、ふたりの結婚は昨年の11月に決まり、花婿のラジーブは原動機付き三輪バイクの運転手だった。

花嫁の母は持参金65000ルピー(約16万円)と一緒に家具や台所用品、金の装飾品などを嫁入り道具として贈っていた。

しかし「ラジーブは結婚式当日に、バイクが欲しいと言い出したのです」という。

「私の夫は街の電化製品屋で働いているんです。嫁入り道具を用意するために、私たちは家にあるものをすべて売り払いました。とてもじゃないけど、この上バイクなんて買えません」と母は話す。

警察では、ラジーブの父親と仲人をした男を結婚の持参物目当てだったとして逮捕した。

花嫁の持参金制度はインドのしきたりであるが、持参金などを要求することは1961年に正式に禁止されている。

毎年インドでは6000人の花嫁が殺されている。灯油をかけられ台所で事故とみせかけて火をつけられることさえある。自分たちの要求する花嫁持参金に見合わないといって怒った夫やその家族に苦しめられ、自殺に追い込まれるのである。








旧ソ連諸国の女性に売春強要 トルコが人身取引の最大市場に

  世界的に女性の人身取引が問題になっている中、欧州連合(EU)への加盟を切望しているトルコが、性搾取の最大の市場の一つになっているという。近隣の旧ソ連諸国などから多数の女性が、「働けるから」と誘われてトルコに連れてこられ、着いた途端、旅券を奪われ、売春を強要されるケースが相次いでいる。国際移住機関(IOM、本部ジュネーブ)では、トルコ政府の支援を受け、トルコ国民に対し、被害者の女性に関する情報提供を求めるキャンペーンを開始している。(ベリタ通信=江口惇) 
 
 IOMの最近の発表によると、トルコには、旧ソ連諸国のモルドバ、ウクライナ、ウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタンなどから若い女性が、地下組織を通じて送り込まれている。こうした女性たちは、トルコでは“ナターシャ”と総称されている。 
 
 年齢層は、18歳から24歳までが最も多いが、子どもを持つ若い母親も含まれており、その数は5000人に達しているとされる。売春業者は顧客1人から150ドルの金を取り、1日15人の客を相手にするよう女性たちに強要している。女性たちには、一銭も払われていないという。この結果、業者たちが2005年に売春によって得た利益は、36億ドル(約4200億円)と推定されている。 
 
 多くの女性がウエートレスやダンサーとして働く条件で、入国してくる。しかし、これは真っ赤なうそ。トルコ入国後、旅券を奪われ、暴力やレイプを受けた後、売春を強要されたりしている。 
 
 トルコのほか、女性たちは湾岸諸国や韓国、東南アジアのタイ、マレーシアなどにも送り込まれている。 
 
 米紙ロサンゼルス・タイムズによると、昨年夏、トルコの治安部隊が地中海に面する保養地アンタリヤで、地下の窓のない部屋に監禁されていた5人のウクライナ女性を救出した。 
 
 女性たちは、親子の売春業者に10カ月間にわたって監禁され、客をとるよう強要された。拒否すると、熱湯を脚や局部にかける暴行を受けたという。客の1人が、当局に密告したため、監禁が明るみに出た。 
 
 トルコでは売春は合法化されているが、トルコ政府は、不当な人身取引の摘発に乗り出している。同国外務省当局者は「われわれは(反人身取引の)モデル国家になることを目指している」と話している。 
 
 昨年は470人の女性が救出され、このうち220人がIOMの支援で、無事国に帰還を果たした。しかし、5000人と推定される女性たちは、依然として闇の世界で過酷な性労働を強いられていると予想されている。 
 
 このためIOMは、トルコ政府と協力し、テレビや新聞を通じて、女性についての情報提供を求めるキャンペーンを行なっている。 
 
 全国放送のテレビのコマーシャルでは、モルドバ出身の母親たちの行方を捜す4人の子どもが登場し、たどたどしいトルコ語で協力を求めている。 
 
 コマーシャルに子どもを使ったのは、トルコが伝統的に家族を大事にする国柄のため、女性たちに接触する顧客たちが、このコマーシャルを見て心が動かされるのを期待したためという。 







妻に死のアームロック 11日後ショック死…24歳夫逮捕

 格闘技好きの夫が妻に関節技をかけ骨折させ、その後、病院に行かせず放置し死なせたとして、逮捕されていたことが19日、分かった。

 傷害致死容疑で逮捕された男は、川崎市中原区の無職・村高元太容疑者(24)。中原署の調べによると、村高容疑者は6日午後3時ごろ、自宅で22歳の妻の左腕を後方にねじって締め上げる「アームロック」をかけ、骨を折って左肩周辺の筋肉を痛め、11日後の17日午後4時ごろ、化膿した傷から細菌が血管に入ってしまう敗血症でショック死させた疑い。

 妻は痛みを訴えたが、病院には行かず、薬局で買った湿布薬を張るなどして、自宅で寝たきりの状態に。17日午後7時30分ごろ、帰宅した村高容疑者が、妻の異変に気付き、119番通報した。

 2人と同居していた村高容疑者の父親は「医者に診せよう」とすすめたというが、村高容疑者は「大丈夫だ」と言い張って取り合わず、放置していたという。父親によると、「(村高容疑者は)K―1やPRIDEなど格闘技が好きで、家庭内でもよく、技をまねして暴力を振るうことがあった」という。調べに対し、村高容疑者は「注意を聞かなかったので腹が立ち、けんかになった。死ぬとは思わなかった」と供述。同署は保護責任者遺棄致死の疑いでも調べる方針だ。








ちんこにえんぴつを挿入 セルビア

セルビアにて、男性が性交中にチンコを硬めにキープするため、えんぴつを差しこんでみたところ、膀胱に突き刺さり、緊急手術を受けたとのこと。病院に運ばれたゼルコ・トゥピク氏が医師に語ったところによれば、トゥピク氏は以前から勃起障害に悩まされており、そのため、新しい恋人との夜を前に、ちんこにえんぴつを差しこむという大胆な行動に出たという。しかし、トゥピク氏がいざ本番を迎えると、えんぴつはちんこの中で移動し、やがて膀胱に突き刺さってしまったのである。


ベオグラード、スヴェスダラ病院のアレクサンダー・ミロセヴィッチ医師は手術を無事に終え次ぎのように語っている。「最初、男性は何が起こったのか全く話そうとしなかったんです。しかし、X線写真を見て何が起きたのかが分かりました。トゥピク氏は、バイアグラのような薬を使うことはまるで考えてなかったようですが、今後はえんぴつではなく、そうした薬を使うと約束してくれました。」デイリー・クリル誌はそう伝えている。








環境保護の為にポルノサイトを立ち上げる ノルウェー

ノルウェーの若者二人が環境保護活動の資金集めの為にポルノサイトを立ち上げたとのこと。「環境保護が必要な今日のような世界にあって、こうした方法で環境の為にお金を集めることは非常に誇らしいことだと思っています。」トミー・ホル・エリンセン(27・Fuckforforest.com主催者)は語った。サイトの訪問者は一定の額を支払うことで、エリンセン氏とその彼女リオーナ・ヨハンセンさんの間で交わされる性交などのビデオを見る事が出来る仕組みになっている。また二人は今後サイトからの収益の多くを様々な環境保護団体に寄付するつもりであるとしているが、環境保護団体がこのプロジェクトに中々同意してくれないことが悩みである、と話している。

また、それまで求職中であったエリントン氏は同プロジェクトの為に求職活動の一時停止を申請したところ、職業安定所は同プロジェクトを環境保護活動の為のTシャツ販売だと勘違いしてエリントン氏の活動を認めてしまった形になっているという。

これまで同サイトでは200人の会員を集めることに成功したものの、エリントン氏によれば、まだ環境保護を行うには十分な額ではないと話している。

しかし、今後は更に広報活動を行って会員を増やし、会員加入ごとに$10を環境保護団体に寄付する意向であるとのこと。







院長が病院を廃業→売春宿を開業 ニュージーランド

【NzHerald/Register】ニュージーランドにて、院長が病院を廃業し、代わりに同じビルで高級売春宿を開業する予定であるとのこと。この度、晴れて病院長から売春宿経営者となるニール・ベンソン氏は今回の転業理由を、経営に行き詰まったからであると語っている。ニール氏の病院は昨年四月、営業時間外の治療に関するトラブルで、地元医療組織(PHO)からの警告をうけ、病院を一時閉院した。そして九月、病院を再開したが、資金難からたちまち経営不振に陥り、再度の閉院を余儀なくされたという。

「私の病院には元々、非常に優秀な備品が揃っています。もっともそれらは治療を行うためのものだったわけですが。」ベンソン氏は無念そうに語る。

「私は人道的に正しくあろうとしましたが、もはや不可能になりました。何故ならもはやPHOからの支援も受けられず、大学や地元コミュニティにも見放されてしまったからです。」

ベンソン氏は病院が経営難に陥ったのち、別種の医業への鞍替えを試みたが、そのいずれも失敗に終わった。そして最後の選択肢として、病院を丸ごと売春宿に変えるという大胆なアイデアに辿りついたのである。

そして既に売春宿の経営ライセンスを取得したベンソン氏は、来月には正式に売春宿をオープンする予定であるという。

「私が手がけたこの売春宿は、全てがハイクオリティーになるはずです。元々医療の高度な知識がありますから、それを売春宿の環境と組み合わせるわけです。もちろん女性は美しい人にしか雇いません。高給を支払って、代わりに彼女達の専門的知識を生かしてもらうつもりです。」

今回の転業アイデアに関して、ベンソン氏の妻や四人の息子達は完全に賛成しているという。しかし一方、地元の人々からはベンソン氏の合法的売春宿開業に反発の声が上がっている。元病院、現売春宿の近隣に暮らす住人の一人は、ベンソン氏の計画を”忌々しい”として、次のように語っている。「まさかこんな手に出るとは思いませんでした。おそらくベンソン氏は彼を見棄てた地元コミュニティに、仕返しをしようとしてこんな事をたくらんだのではないでしょうか。」

また地元教会の神父は次のように語っている。「セックスが金で買われるなどとは、全く不幸な事です。人間にとってセックスは非常に大切なものであり、家庭の礎に他なりません。こんな事は間違っています。」

しかしこうした反発の声の中、ベンソン氏はこの売春宿計画が”論議の的”になることは当然想定していたという。しかしまた、驚くべきことに”地元の男性からたくさんのサポートがあった”こともまた事実である、とベンソン氏は語っている。







15歳少年「お使いに来ました」…突如強姦魔に変身

 慶尚南道昌原の中部警察署は1日、女性が住んでいるワンルームに嘘をついて訪問し強姦した少年I(15)を強姦犯罪の処罰および被害者保護などに関する法律違反の疑いで拘束した。


 調べによると、少年Iは先月30日午前0時30分頃、昌原のLさん(女/34)宅を訪ね、準備してきたギフトセットを見せながら「母に頼まれてきた」とだまし、安心させた後、ドアが開くと凶器で脅し、Lさんを強姦した疑いが持たれている。







ビン・ラディン推薦の本、米国で売り上げ急増

米国の外交政策を批判した本が売れている。なぜなら、アルカイダのリーダー、ウサマ・ビン・ラディンがこの本を推薦したからだ。

ウィリアム・ブルム著『Rogue State: A Guide to the World's Only Superpower(アメリカの国家犯罪全書)』は、木曜日にビン・ラディンの声明がビデオテープで放送されるまで、アマゾンの売り上げランキングで20万9,000位くらいだった。しかし金曜日には、なんと30位にまで急浮上した。

ビン・ラディンは米国に更なる攻撃を加えることをビデオで語っているが、同時にアメリカ人に対して「この本を読むべきだ」と進言した。

ウィリアム・ブルム氏はロイターのテレビインタビューで「ビン・ラディンが僕の本の題名を言ったとき、本当にびっくりしました。でも本が売れてうれしいです。推薦してくれたのが誰かなんて気にしません」と答えた。

「僕と同じように、ビン・ラディンが米国の外交政策の一部に深い嫌悪感を抱いているなら、彼からの賛辞を拒絶するつもりはありません。彼と見解を共有することは良いことだと思います」とブルム氏。

ビン・ラディンに賞賛されたことで、ブルム氏の身が危険にさらされるのではと家族は心配しているという。しかし、今のところ何の脅迫もなければ、彼自身全く心配していないとのこと。

『Rogue State: A Guide to the World's Only Superpower』は2000年に出版され、第一章のタイトルは「テロリストたちが米国をいじめる理由」となっている。他にも「アメリカから世界へのプレゼント:アフガンのテロリスト養成所卒業生たち」、「米国対世界:国連を舞台に」、「CIAがネルソン・マンデラを28年間の牢獄生活に送りこんだ経緯」といったタイトルが並んでいる。







マリファナ見本市、アムステルダムで開催

日曜日、アムステルダムでマリファナ見本市が開催され、マリファナ栽培者たちが大集合した。一般的な産業見本市と同様に、会場では露出度の高いコンパニオンや豪華なパンフレットを見ることができた。それにもちろん商品見本も。

コンパニオンたちは最新型の車の横でポーズを取る代わりに、「iGrowボックス集中注水システム」といったような水栽培技術について説明し、出展者たちが見せていたのはマリファナ用水キセル、グラインダー、ロール紙や反射フィルム、麻布、マリファナ栽培法ビデオなどだ。

「これはあなたをハイにします。心にであって、肉体にではありません」と、マリファナ栽培者のアルヤン・ロスカムさんは、先日カナビス杯を受賞した一品「アルヤンズ・ヘイズ#1」について説明した。

アムステルダムにある自身のコーヒーショップで、エミネムや50セントといったセレブリティにマリファナを調達したというロスカムさんは、受賞種を100ユーロ(およそ1万4000円)で販売するほか、他にも「グレート・ホワイト・シャーク」「ハワイアン・スノウ」等の品を売っていた。

この「国際ハイライフ・ヘンプ見本市」を企画したアンドレ・ベッカーズさんは、訪問者数はおそらく1万5千人から2万人だと語った。アムステルダムでの開催は今回がはじめて。前回までは、首都の南東にあるやや小さな街ユトレヒトで開催されていた。

「これは正常化のプロセスです」とベッカーズさんは言う。「人々はこれを普通の見本市として受け取っています」

オランダの「コーヒーショップ」は少量のマリファナを販売することが許されているが、栽培および大規模な流通販売はいまでも違法である。見本市では警察も待機していたが、栽培者たちに対して何らかの措置が取られることはなかったようだ。






断食・下剤で鉄格子すり抜け脱獄した囚人、捕まる

断食のうえ下剤を服用した末に刑務所から脱走した男性が、土曜日、シドニーのショッピングセンターでウィンドウショッピング中に捕まった。

窃盗および傷害罪で服役中のロバート・コール(36)は、ロングベイ刑務所病院で治療を受けているところだったが、火曜夜に脱獄した。

AAP通信の報道によれば、彼は精神に異常があるとみられており、体重を14キロ落として56キロまで痩せて監房の鉄格子とレンガの間を通り抜けることに成功したという。

刑務所庁の役人は、コールをすぐに別の刑務所に移し、厳重警備の監房に入れるとコメントしている。






デスパレートな日本人夫たち フィリピンで急増中

彼らは新しい人生を求めてフィリピンにやってくる。多くの場合、若い新妻と。

しかし、こうした日本人の中年男性たちはほとんどの場合、結局お金を失い、フィリピン人の妻に捨てられ、途方に暮れてしまう。

現地の日本人コミュニティーで彼らは「デスパレートな(必死の)日本人」と呼ばれている。近年、領事館に駆け込むこうした男性の数が増加しているそうだ。

「2日に1人は現れます」と、マニラ日本領事館の役人(名前の公開は拒否)が言う。

いわく、こうした男性のほとんどは既婚者だが、日本のフィリピンパブでホステスに入れ込み、家族を残してフィリピンまで女性を追いかけてきたのだという。

「日本人男性たちは早期退職の結果、女性を追ってくることができるのです。彼らは一緒に住み始め、家を買い、車を買います」

フィリピンでは生活費が安く、始めは良い暮らしができるが、英語も現地の言葉も喋れない日本人男性たちは仕事を見つけることができず、1、2年でお金を使い果たしてしまうそうだ。彼らの年齢は主に50代だという。

お金が無くなるとたいていの場合、フィリピン人の妻たちは離れていき、日本の家族にも拒否された日本人男性たちは領事館のドアを叩く。

「自滅の一例です」と役人は言う。

マニラ日本人会マサヒコ・イエダさん(67)によれば、現地日本人コミュニティーの助けを求める男性もいるそうだ。

「自分のパスポートすら売ってしまった人もたくさんいます。しかし彼らは路上で施しを受けようとはしないのです。彼らには生活を続けていくお金がありません」とイエダさんは語った。ある男性は、お金を求めてマニラのレストランまでイエダさんの後をついてきたそうだ。

毎年8万人近くのフィリピン人女性が芸能ビザで日本へ行き、そのほとんどは結局バーのホステスとして働いている。しかし昨年からビザ発給が厳しくなったことで、この数字は減るとみられている。

フィリピン在住45年のイエダさんは、これほどの数の困った男性たちが現れるようになったのは、ごく最近のことだと言う。

役人によれば、領事館が対処した「デスパレートな日本人男性たち」は2000年までには50人以下だったのが、過去5年間で増加する一方で、およそ180人までになった。

マニラの日本人キリスト教司祭トオル・ニシモトさんは、何人かの男性を助けたことがある。フィリピン女性を追いかけてくる人だけでなく、中には大きなビジネスでの成功を求めてやってきたのに結局破産してしまった人たちもいると彼は語った。

フィリピンの日本のコミュニティーはアジアで6番目に大きく、およそ1万2500人の日本人が暮らしている。このほとんどは名の知られた企業に勤める駐在員だが、領事館に登録していない日本人も加えると、数字は倍になるかもしれないと役人は言う。

「デスパレートな日本人たち」はほとんどフィリピン限定の現象であり、「フィリピンパブ」は日本の田舎にもあって中年の危機に直面した男性たちの心の慰めになっているという。

「彼らはおそらくリストラの犠牲者かもしれないし、家で孤立しているのかもしれません。なので、彼らは地元の酒場で若いフィリピン人女性に優しくされて、よし、フィリピンに行こう、と決めてしまうのです」






義足を投げつけ警官と戦う父親、逮捕される

オレゴン州で、息子が飲酒運転の容疑で逮捕されたことに怒った男性が警官に向かって自分の義足を二本とも投げつけ、一本が命中する事件が起こった。

はじめ警察は、車を運転していたアダム・カクステッター(26)を拘束した。すると、車に同乗していた父親ジョエル・カクステッター(56)が敵意をあらわにした。

父親は息子を逮捕した警官に数回体当たりし、警官は彼を地面に押さえつけたそうだ。

警察の報告書によれば、「乗客は義足を取り外し、警官に向かって投げつけ、それは警官の胸に当たった。そこで乗客は二本目の義足を取り外し、警官に向かって投げたが、はずれた」とのこと。

親子には、公安への暴行をはじめとする複数の容疑がかけられている。

カラマス・カウンティ地方検事エド・カレブは言う。
「きわめて危険な状況だったに違いありません。警官は慎重と自制をもって対応したのだと思います」

カクステッター親子の弁護士からのコメントは得られなかった。







ダブリンの名物彫刻「泡風呂に入った娼婦」移転へ

アイルランドの最も有名な彫像のひとつで、「泡風呂に入った娼婦」という愛称で呼ばれている作品が、新しい場所に移されることになった。

ジェイムス・ジョイスの小説に登場するリフィー川の精霊の名を付けられた「アナ・リヴィアの像」は、いたずらの被害をたびたび受けた結果、2001年にダブリン中心地のオコンネル・ストリートから除去されていた。

代わりに同所には、高さ120メートルの先が尖ったステンレス像が建てられた。ミレニアム記念ということだったが、完成したのは2003年だ。

花崗岩製の噴水に横たわるアナ・リヴィアはリフィー川のさらに下流、クロッピーズ・エーカーと呼ばれる場所に移されるとダブリン市議会の広報が発言したが、いつになるかはわかっていない。

ダブリンでは、ほとんどの公共記念碑にニックネームがつけられており、それらはたいていの場合、賞賛からはほど遠い。

オコンネル・ストリートのステンレス像は「ゲットーの短剣」、高名なモリー・マローンの像は「荷車を押す売春婦」と呼ばれている。







「一夫多妻」女性10人同居 57歳男性

 東京都東大和市の無職男性(57)が結婚と離婚を繰り返し、離婚した女性を含む20代-50代の女性10人、乳児1人と同市内の民家で集団生活をしていることが25日、分かった。集団生活に加わるよう脅された女性がいるとの情報もあり、警視庁などが事実関係を調べている。
 男性は取材に対して「夢の中で、ある呪文(じゅもん)を唱えると女性にもてるようになると知った。自宅で占いを始めると女性客が集まるようになり、現在は一夫多妻制のような共同生活をしている」と話している。
 男性や関係者によると、男性は1995年ごろから当時の妻子とこの民家に居住。離婚後の2000年2月、複数の女性と集団生活を始めた。その後は婚姻届を出しては1-2カ月後に離婚することを繰り返し、女性の多くが離婚後も男性の姓を名乗り、同居している。
 03年10月には9人の女性に土地を贈与し、共有するようになった。

「呪文唱えると居着いた」謎の集団生活、男性が認める

 東京都の多摩地区に居住する男性(57)が、若い女性と結婚・離婚を繰り返しながら不自然な集団生活をしている問題で、男性は25日、集団生活の場となっている民家で報道陣の取材に応じ、「12人で生活している。男は私だけだ」などと話し、女性らとの同居の事実を認めた。

 男性は占いをしていたといい、「占いの女性客たちに呪文(じゅもん)を唱えると、女性たちが居着くようになった」などと、集団生活を始めた経緯を説明した。

 男性によると、この民家では現在、20歳代などの女性10人と女児1人とともに暮らしているという。2000年4月から民家で占いを始めたといい、男性は「そのころから女性客などに、夢で見た『もてる呪文』を唱えると、女性たちが自宅に居着くようになった」と話した。

 女性たちは、日中はコンビニやデパートで働いているといい、男性は「日本では認められていないが、一夫多妻制みたいなもの。自分はパニック障害や狭心症を患っているので、働いていない。女性には『いつ出ていってもいいんだよ』と話している」と、集団生活に問題はないと強調した。

 また、集団生活している女性の一人も「(男性は)優しい人です。(すでに)離婚しているが、気持ちの中では結婚が続いています。みんな仲良く家族として暮らしている」と話した。

 この民家は3階建てで、男性はこの日、1階居間で報道陣の取材に応じた。ソファに座る男性の脇には、女性2人が付き添った。






女性の肝臓を移植された木こりが突然家事に目覚める クロアチア

クロアチア東部のオシエクにて、女性から肝臓移植を受けた木こりが突然家事と編みものを止められなくなり、手術した医師らを告訴したとのこと。以前は大酒飲みの木こりであったスチェパン・リザリク氏(56)は、手術を受けてからというもの、突然それまで嫌っていた家事に専念するようになったという。「肝臓移植で命を救われた事は事実ですが、その副作用については事前に何も聞かされていませんでした。手術以来、アイロンがけや編みもの、皿洗いやらタンス整理、果ては編みものというような女性の仕事に、妙に情熱を抱いてしまうようになったんです。」

それまでのリザリク氏は、男が家事をしているところなど死んでも見られたくないといった考えを持っていた。しかし手術以降、それらの仕事に心地よさや充足感さえ抱くようになってしまったと語っている。

「こんな状態になって喜んでいるのは妻だけです。今では私が家事のほぼ全てをやるようになりましたが、これは、男の肝臓でなく、女性の肝臓を私に移植した病院のせいだと思うんです。」

「夫の新しい女性的な一面が、家事をするようになったことだけで済むならば、本当に嬉しい限りです。夫が男に興味を持たなければいいんですけどね。」妻のラドミラさんはそう語っているとのこと。







大使館駆け込み邦人が続出 比、女性に貢ぎ無一文に

フィリピン滞在中に所持金を使い果たし、マニラの日本大使館から支援を受けた邦人が2002年以降、4年連続で年間120人以上に上ったことが、21日までの大使館のまとめで分かった。
 日本の飲食店などで知り合ったフィリピン人女性を追いかけてきた男性が9割を占めるといい、大使館側は帰国の手配など対応に追われている。
 こうしたケースは2000年前後から増え始め、04年には過去最多の185人に。昨年も04年に次ぐ179人に上った。大使館員は「世界の在外公館中、フィリピンが最も多いはず」と語る。
 年齢は40-50歳代半ば。1年から数年フィリピンで生活し、蓄えや退職金などで女性に家や車を買い与えるうちに金が底をつく例が目立つという。






ステージ上でライブエッチのカップル 法廷でも本番予告

今年の夏にロックフェスティバルで観客が見守る中、ステージ上でエッチをしたとして逮捕されていたノルウェー人カップルが法廷に出廷したが、その言動が波紋を呼んでいる。

28歳のトミーさんは、法廷で審問中にズボンを下ろし、股間を出した上で「俺らはココでも一発ヤリたいんだ。ちょうどいい広さだしな。だけど、そんなことしたら確実にブタ箱直行だしな」と発言した。

ガールフレンドのレオーナ(21)さんとともに、トミーさんは「子ども服」を着て、無罪を主張したという。

2人はノルウェーで行われたロックフェスティバルでKristopher Schau and the Cumshots のライブ中に、”ライブエッチ”をしたかどで、およそ17万円の罰金が課せられているが、この支払いを拒否しているため、裁判が行われた。

また、2人は「セックスは森を救う会」の創設者メンバーで、この団体は”自然環境を救うために公共の場でセックスをする」活動をしている。

事が行われていた時に演奏していたバンドのメンバーのうち、2人はこの”ライブ”が行われることを知っていたことを認めたが、他3人は知らなかったと主張している。既に罰金を支払ったバンドメンバーは「あまり事前に知られていないほうが、ふたりのライブが止めさせられる可能性が少ないと思った」と話している。

ノルウェーの新聞によると、この事件の一部始終が見れる動画のダウンロード代で、2人は一ヶ月におよそ140万円の収入があるという。この収入は森林保護のために使用される予定というが、15%は自分達の生活のために使っていると認めている。裁判は現在も継続中である。







「安楽死ならカンボジア」で裁判騒ぎ

カンボジア・カンポート県が、米国のインターネット・カフェがウェブサイトで、カンボジアを、自殺したい人に最適の国と宣伝したとして訴訟を起こした。

プット・チャンダリット県知事は9日、カリフォルニアに住むロジャー・グラハム氏がウェブサイト(www.euthanasiaincambodia.com および www.asian-hearts.com)で誤った情報を流し、同県を中傷したとして訴えを起こした。

同県知事はロイターに「そのウェブサイトで、カンポートが苦しまずに自殺できる良い場所だと知って、多くの外国人が怖がるようになりました」とコメント。

カンボジア政府は、このウェブサイトに関する50件以上の苦情を外国人から受けた。最近、47歳になる英国人女性がカンポートで自殺したが、親戚たちはこのウェブサイトの影響を受けたと確信している。

何十年にもわたる戦争と170万人が虐殺された1970年代のクメール・ルージュによる大量殺戮をくぐり抜けてきたカンボジアには安楽死を規制する法律がない。ある外交官は、アジアで最も貧しいこの国で、安楽死の優先順位は低いと語った。

問題が表面化してから、2つのウェブサイトからコンテンツは削除されているが、今も「どっちにせよ死んでしまうのです。ですからカンボジアで死にましょうよ」と書かれたバナーが表示される。

海辺の僻地、カンポートに《ブルーマウンテンコーヒー&インターネットカフェ》という店を経営するグラハム氏は、何でみんながそんなに大騒ぎするのかわからない、と言う。

同氏はカンボジア・デイリー紙に「小規模でナイスなウェブサイトだったのに。それが今じゃサーカスに巻き込まれたみたいで、ちょっと手に負えなくなりました」と語った。







トイレ便器に「接着剤」、助け無視したと店舗訴える


コロラド州デンバー──米コロラド州のホームセンター店舗内トイレで、便座に塗られた接着剤によって身動きが取れなくなってしまった男性が、助けの求めを無視されたとして、10月末に店を訴えた。

事故が起こったのは、コロラド州ルイビルにあるホームセンター大手のホーム・デポ。訴えたボブ・ドハーティさん(57)によると、2003年のハロウィーン前日に店舗内のトイレに入ったところ、便座に接着剤が塗られていて、身動きが取れなくなったという。

ドハーティさんは大声で救援を求めたが、この声を聞いた従業員が無線で上司に報告したところ、上司は「誰かのイタズラだ」として、取り合わなかった。

接着剤はハロウィーンのイタズラで、塗られていたらしい。

15分以上にわたって助けを求め続けたドハーティさんは、駆け付けた救急隊員が便座のボルトを外して、やっとトイレから運び出された。しかし、心臓のバイパス手術を受けた直後で、トイレに閉じこめられた時に発作が起こり、気を失った状態で救助された。さらに、便座を体からはがす際に、皮膚がはがれるけがを負った。

ドハーティさんは、「ホーム・デポが悪い。しかし、私が非難しているのは、(接着剤ではなく)助けを無視し、あの状態の私をほったらかしにしていた点だ」と話している。

ホーム・デポの広報担当者は、係争中の内容だとして、コメントしていない。









HIVに感染しない人々、英国が本格的調査へ ケニヤ

ケニヤのヴィクトリア湖畔に位置するニャンザ州周辺において、パートナーがHIV感染しているにも関わらず、片方がHIVに感染しない"(HIV)不調和性カップル"が凡そ16万組も存在するとして、科学者等の関心を呼んでいるとのこと。そして現在、英国はこの事実を調査すべく、(エイズ研究に割り当てられた年間総予算400万ポンドのうち)約40万ポンドをこれら不調和性カップルの研究に割り当てる事を決定したという。ケニヤ最大の人工密度を誇る州都キスム周辺は、世界で最も高い割合でHIV感染者及びエイズ患者が存在する地域として知られている。また一番人口の多いルオ族の間では、割礼儀式が忌み嫌われ、更に夫が死んだ場合、その妻を弟が娶るといった独特の習慣を持っており、これらもHIVの感染を加速させる要因であると言われている。

しかしかつて行われた、ある限定的な範囲での調査によれば、同地域に暮らすHIV感染者のうち40%が、長期に及び、(非感染者である)パートナーと無防備なセックスを行っているにも関わらず、彼等パートナーにHIVが感染していないという事実が明らかにされたという。

また別の調査においては、現在170万人ものHIV感染者を抱えるナイロビにおいても、そこで働く娼婦の中に、明らかにHIVに対する免疫を保持している者が存在することが報告され、これらの事実は科学者を困惑させているのである。

「これら不調和性カップルについて、まだ十分な調査が行われているとは言えませんが、何らかの予想を立てることは可能です。我々の住む地域では、遠くへ出稼ぎへ行く者が多く、彼等が妻に会いに帰ってくるのは、二ヶ月に一度、場合によっては一年に一度ということもあります。その為、まずセックスの回数が少ないという事は考えられるでしょう。或いは彼等が粗野な性交を行っていないということ、或いは調査が行われた時には、まだ新規感染者が少なかったという事も考えられるかもしれません。」ニャンザ州医務局チーフを努めるジェームズ・ゲサミ氏はそう語っている。

また2003年に行われた研究においては、同地域湖畔に暮らす14組のカップルが調査され、非感染者側のパートナーは感染者側のパートナーに比べ、HIVに対して低い免疫反応しか示さないにも関わらず、非感染者側の免疫系がウィルスに対して効果的な攻撃を与えるため、HIVに感染しないという結果が明らかにされている。

「理由はともかく、我々は今後出来る限り多くの不調和性カップルに会って調査を行い、彼等のうち、どちらかがまだ非感染者であれば、決して今後も感染しないよう、カウンセリングを行いたいと思っています。」現地研究担当者のマリリン・マクドナフ氏はそう語っている。

キスムから西90km、ボンドに暮らすマーク・マイザー(25)はHIV感染者である。彼が初めて自分がHIVに感染していることを知ったのは、2000年、妻ジュディスと結婚した一年後の事だった。しかしマイザーはその後、自分が感染者であることをジュディスにひた隠し、それまでと変わらない無防備なセックスを続けていたという。

「本当の事を言って妻に逃げられるのが怖かったんです。もちろん、感染する危険があることは分かっていました。それで2003年には、一緒に検査に行ったんです。その時もまだ、私は自分が感染者であることは妻に告げていませんでした。しかし、検査の結果、驚いたことに彼女は陰性だったんです。本当に運が良かったのだと思いました。以来、私は彼女をHIVに感染させないようルールを守ることにしたんです。」

そして今年、22歳になったジュディスは再び検査を受けた。しかし結果は、やはり陰性だったのである。二人はひとまず子供を作る計画を棚上げし、コンドームを使うようにしたという。


外道事件簿2005

外道事件簿2005
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。
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最終更新日時: 06/12/2011 13:45:50

外道の細道

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高校卒業試験に「ジミヘン」=仏教育省

麻薬常習者だった伝説的ギタリスト、故ジミ・ヘンドリックスの作品がフランスの高校卒業試験の問題に出されることになった。

仏教育省はウェブサイトで、来年6月の高校卒業試験に際し、文化・芸術の専攻者にはジミヘンを出題すると予告。具体的には、1967年の作品「パープル・ヘイズ(紫の煙)」についての理解を問うとしている。ちなみに、「パープル・ヘイズ」は戦後のベビー・ブーム世代が「ドラッグへの賛歌」としてもてはやした曲。

ジミヘンは麻薬の摂取がたたって、1970年に27歳の若さで死去した。しかし、今なお天才の名声をほしいままにし、彼の作品はその後の音楽シーンに多大な影響を及ぼし続けている。







【タイ】株長者番付、首相長女が2年連続トップ

 金融専門誌「マネー&バンキング」がまとめた2005年の株長者番付で、タクシン首相の長女でピントンター・チナワット氏(23)が2年連続で1位になった。首相の義兄が2位、長男が4位に入るなど、上位5人は昨年と同じ顔ぶれ。一族別の番付も昨年に続き、首相一族がトップだった。

 1位のピントンター氏は、タクシン首相のチナワット財閥の持ち株会社シン・コーポレーション(SHIN)の株式14.67%(時価180億4,000万バーツ)、不動産開発会社SCアセット(SC)の28.97%(同10億7,869万バーツ)を保有している。保有株の時価総額は191億8,869万バーツと昨年比6.02%増加した。

 シン・コーポレーションは傘下に携帯電話サービス最大手のアドバンス・インフォ・サービス(AIS)、通信衛星のシン・サテライト(SATTEL)、SCアセット、格安航空のタイ・エア・アジア(TAA)、消費者金融のキャピタルOKなどを擁するチナワット財閥の中核企業。ピントンター氏は03年、兄のパントンテー氏からシンの株式4億4,000万株を取得し、筆頭株主になった。

 ■2位は義兄

 番付2位は、シン株13.49%を保有する首相夫人のポチャマン氏の兄、バンナポット・ダマポン氏(保有株の時価総額165億8,164万バーツ、昨年比8.61%増)。

 3位は住宅開発最大手ランド&ハウス(LH)のオーナー社長、アナン・アサワポーキン氏(149億353万バーツ、21.02%増)。同氏の番付は02年と03年がトップ、昨年が3位だった。

 4位はシン株9.8%などを保有している首相長男のパントンテー氏(120億5,196万バーツ、8.61%増)。同氏は00年と01年に番付トップだったが、シンの保有株のほぼ半数を妹に譲ったためランクが下がっている。

 5位はゼネコン最大手イタリアンタイ・デベロップメント(ITD)のプレムチャイ・カーンスート社長(80億9,882万バーツ、6.78%増)。

 ■二女は45位

 首相の二女、ぺートンターン氏はSCアセットの株式28.97%(10億7,869万バーツ)を保有。順位は株価下落で昨年の28位から45位に下がった。

 首相夫人のポチャマン氏は321位から397位に下がった。保有株はSCアセット、ウィパワディー・メディカルセンター(Vibhavadi Medical Centre、VIBHA)などで、時価総額は1億1,642万バーツ。首相の妹のインラック・チナワット氏は8億2,000万バーツで62位だった。

 ■一族別でも首相

 一族別の番付でもチナワット家が1位だった。保有株の時価総額は331億9,978万バーツと昨年比5.25%増加した。これには、ダマポン家の保有株は含まれていない。

 2位はアサワポーキン家(170億1,725万バーツ、16.94%増)、3位は民間テレビ放送局のチャンネル3を運営するBECワールド(BEC)のオーナーのマリーノン家(168億8,071万バーツ、18%減)、4位はダマポン家(165億8,164万バーツ、8.61%増)だった。

 株長者番付は、「マネー&バンキング」が毎年、チュラロンコン大学と共同でタイ証券取引所(SET)上場企業の株主を対象に行っている調査結果をまとめたもの。9月30日時点の株価から算出されている。今回の調査結果は同誌12月号に掲載される。






オーラルセックスが口腔がんに関係か=スウェーデンで研究

口腔がんの一部のケースはオーラルセックスで移る可能性のあるウイルスによって引き起こされているもようだとの研究結果が16日、スウェーデンのメディアで報じられた。

同国のマルメー大学歯科学部が行った研究によれば、オーラルセックス中にリスクの高い種類のヒト・パピロマ・ウイルス(HPV)に感染した人は口腔がんを起こす可能性が高くなるという。研究を指導した歯科女医で学者のケルスティン・ローゼンクイスト氏は、スウェーデン通信(TT)に対し、オーラルセックスはしない方がよいと語った。

HPVはイボを発生させるウイルスで、子宮関係の多くのがんの原因となる。ローゼンクイスト氏のチームが口腔がんの患者132人と健全な320人のグループを比較したところ、がん患者の35%がHPVのキャリアーだったが、健全グループでは1%だけだった。

口腔がんは喫煙とアルコールが主な原因になっているとされ、主として中年以上の人がかかる。しかしローゼンクイスト氏によれば、近年は若い人にも増えており、その理由は分かっていない。HPVが原因の1つかもしれないとローゼンクイスト氏は憶測している。

ローゼンクイスト氏の研究は過去数年間の他の国際的な研究を確認する内容になっている。







セクシー制服やめなさい=タイの大学が指導強化

タイ北東部のラジャバート大学は、同校の制服を体の線が浮き彫りになるように着こなし、ミニスカートのすそを上げて、スリットまで入れている女子学生について「セクシーすぎる」と業を煮やし、指導を強化し始めた。

同大学では、女学生の間で流行の「不適切ないでたち」は風紀上芳しくないとして、今年6月の新学期からスカートのすそ上げ禁止運動を実施してきたが、キティコーン学生指導部長は23日、新たに正しい服装を描いたポスターを学内に張り出すことを明らかにした。「スカートの丈をひざまで伸ばし、上着がだぶだぶになるような、おとなしい着方を指導する」としている。

キティコーン部長は、「不適切な着こなしの学生を教師が教室から排除できるという校則を適用しなければならない。学生の本分が勉学にあることを知るべきだ」と語った。8月にタイ政府と国内私立大学の会合で、露出度の高い制服が学生のモラル低下を招いているとの判断が示されたという。

ラジャバート大学は学生数2万人で、その6割を女子が占めている。








別れた男性「局部」を接着剤で腹に固定、訴訟騒ぎに

ペンシルベニア州グリーンズバーグ――グリーンズバーグの裁判所によると、10カ月間付き合った男性の事後の浮気に腹を立てた女性が、元恋人を寝かせた間に「局部」を強力接着剤で下腹部に張り付ける騒ぎがあり、この男性は3万ドル(約354万円)の賠償金を求める訴訟を起こした。

女性は罪を認め、半年の観察期間の処罰を既に終えている。男性は、精神的打撃を被ったとして訴訟した。女性の弁護士は、生涯悩む致命的な傷を受けたわけではないと男性の行動を批判。「接着剤の使用は相互合意の要素もある。この種のもめ事は本来、寝室内で決着されるべきだ」と大人の解決を主張している。

訴状などによると、2人は1999年に破局。その直後、男性が別の女性とデートを始めたことなどに女性が立腹。2000年7月に女性が男性を自宅に誘い、眠らせた後に、急所に細工をしていた。お尻も接着剤で互いに密着させていた。また、マニキュアの液体で背中に「不実者」とも書きなぐっていた。

女性はこの際、破局の報復と男性に告げ、「助けを求めるためには、約1.6キロ離れたガソリン・スタンドまで歩かなければならない」と言い渡していたらしい。

AP通信は、男女の年齢に触れていない。








「性関係の後、子供生む」代理母カフェの“衝撃"

 うわさだけが飛び交っていた卵子売買が警察の捜査で次々に実態が明らかになり、生命の母胎である卵子をあたかも商品のように取り引きしている韓国社会の生命軽視の風潮が衝撃を与えている。

 インターネットカフェで卵子提供の意思を明らかにした会員の中には、自分を会計士や留学準備生、国家試験準備生、モデル、はなはだしきは医大生と明らかにしていたケースが相当数あることが明らかになった。いわゆる「卵子売買市場」で自身の「商品価値」を上げようとする広告であるわけだ。

 卵子売買の意思を明らかにした女性は、名門大在学生だけでなく、家庭の主婦まで含まれており、彼女らはカード借金、学資金、生活苦のために自身の卵子まで売るに至ったというのが警察の説明だ。

 警察関係者は「今回調べたカフェ4カ所の説明文の中で、自分を『留学を準備していて金が必要だ』『国家試験を準備している』などと宣伝しており、はなはだしきは医大・大学院生だと自身を紹介した女性もいた」と明らかにした。

 警察が卵子売買の事実を調べている間に押収したブローカーの劉某氏(40)の会員名簿には249人が卵子を提供したことが記録されており、全国の女子大生と主婦が登録されていた。

 警察によれば、ある日本女性は韓国女性の卵子を買った後、体外受精に失敗して、他の韓国女性2~3人の卵子を再「購買」し、また、ある卵子提供女性は一度に卵子19個を採取することもした。

 警察に立件されたある卵子提供女子大生は3回も金を受け取って、各々他の人に卵子を売買していた。

 卵子を売買した女性の中では、夫の同意なしにこっそりと卵子を買い入れて、現在妊娠中の女性もいることが確認されている。

 卵子売買とともに明らかになった代理母の実状も衝撃的である。代理母となった女性は単純に「腹を貸す」だけでなく、「性関係の後、赤ん坊を生んでくれる」という意思まで明らかにしているという。

 警察関係者は「代理母関連カフェにアップされた書き込みの中で、『性関係の後、赤ん坊も生んでやる』という文章も相当数含まれていた」として、「このような文章はインターネット代理母カフェではおおっぴらに出回っており、保健当局も把握している」と話した。

 同関係者は「性関係を条件にして金を受け取ったものでないため、売春疑惑にも抵触せず、金を受け取って赤ん坊を渡すため、人身売買の有無も検討してみたが、まだこのようなケースに対する法適用事例がなくて、苦心中だ」と語った。

 警察は会員1千人が加入している代理母カフェに対しては、追加調査をしない方針だ。






手榴弾でキャッチボールをしていた若者が死亡 ボスニア

土曜日未明、ボスニアの街でボールの代わりに手榴弾を使って遊んでいた3人の若者が、爆発で死亡した。

警察によれば、19歳と20歳の男性(うちひとりは隣国のクロアチアから来ていた)は即死。20歳の女性は病院へ運ばれる途中で死亡した。彼女の姉妹は軽傷だったが、ほかに2人が重傷を負ったという。

爆発は午前2時、若者のたまり場となっているノヴィグラッドの街の中心地で起こった。警察の捜査は続行中とのことで、なぜ手榴弾が爆発したのかはわかっていない。

オナサ通信社は、若者たちは手榴弾を仲間たちでパスして回していたという目撃者の証言を伝えた。

ボスニアには1992年から95年の戦争で残された違法武器があふれている。警察や国際平和維持団体による違法武器回収キャンペーンが成果をみせているものの、それでも不幸な事故が頻繁に起こっている。







男性奉仕の世界初の売春宿 “ハリウッド・マダム"がネバダ州に

 かつて米国で高級コールガール組織を運営し、“ハリウッド・マダム”の異名を取ったハイジ・フリースさん(40)が、カジノ公認で知られる米ネバダ州ラスベガス近郊に、女性ではなく、男性が女性客に奉仕する売春宿の開設を計画している。女性向けのこうした施設は世界初ともいわれる。男の遊びだった買春行為はもはや、男性だけのものではなく、女性も平等にエンジョイできる時代になった、というのがフリースさんたちの言い分だ。

 フリースさんは、1980、90年代にビジネスマンや名士を客に高級売春組織を手広く行い、要請があれば世界中にまで女性を派遣。客から一晩数千ドルの費用を取っていた。一時、ハリウッド男優チャーリー・シーンさんも客だったことがことがわかり、話題になったこともある。

 1995年にマネーローンダリング(資金の洗浄)や脱税の罪で有罪となり、3年の禁固刑を受けた。1年9カ月間刑務所で暮らした後、1999年に釈放された。出所後、ロサンゼルス近郊のハリウッドでブティックを始めた。その後はボーフレンドによる家庭内暴力の被害者になったりしてマスコミの関心を集めた。波乱に飛んだ人生だけに、TVでドラマ化されたりした。

 ネバダ州では、売春も許可証があれば合法的に営業できる。しかし、前歴のある者は、売春宿を経営する許可証を入手できない。このため、フリースさんは、ネバダ州で手広く売春宿を経営しているジョー・リチャーズ氏をパートナーとして、事業をスタートさせる予定だ。

 米紙ロサンゼルス・タイムズなどによると、フリースさんは現在、20人以上の男性のスカウトに乗り出している。店の名前は「ハイジの馬の飼育場」と呼ばれ、現存する売春宿を買い取って経営する考えだ。しかし、かつての高級売春組織と違い、新しい売春宿を使用する女性客が払う費用は、一時間当たり250ドルという。

 許可証が下りれば、店を一部改装し、周囲に滝を作ったり、ヤシの木を植えて、ハリウッド風のスタイルにすることを検討している。

 「昨今の女性ははるかに自立している。お金を持っているが、人(男性)に会う時間がない」とフリースさん。ハリウッドに住む、多くの女友達から「店を始めたら、私が最初の客になる」と、早くも上々の反応があったという。

 店では、フリースさんは、「ホステム・マダム」としての仕事を受け持つ予定。一種のPR兼接客の仕事だ。パートナーのリチャーズ氏は「男は妻と喧嘩したら、外で酒を飲んだり、売春宿に行ったりする。今や、女性も“あなたがそうするなら、こっちも同じ事をする”という時代だ」と話している。

 ロサンゼルス・タイムズ紙のコラムニスト、メガン・ダム氏もフリースさんの新事業を論評。「男性が女性をもてなすことにより、マスコミの話題をさらうのは確実。フェニミスト(女権拡張論者)は歯噛みをするだろう。しかし、何人の女性が、この特殊な男の遊びに参加するのだろうか」とコメントしている。







「女体盛り」を法で処罰 中国

中国広東省の地元紙によると、中華全国婦女連合会の莫文秀副主席は23日、広州市で開かれた会議で、裸の女性の身体にすしや刺し身を乗せて食べる「女体盛り」を客に提供することを「法律で処罰していく」と述べた。

 中国では2004年春に雲南省昆明市の日本懐石料理店が「女体盛り」を提供したことに市民が反発、地元衛生当局の指示で中止になった。

 莫副主席は「女性に対する侮辱と差別」と批判し、「法律での取り締まり」を強化すると表明した。









女子生徒の制服姿で中学に侵入、47歳の作業員を逮捕

 4日午後6時10分ごろ、兵庫県西宮市の市立上甲子園中学校の校庭に、同校の女子生徒の制服を着た男が開いていた校門から侵入。3年男子生徒(15)が「何しとるんや」と大声を出すと逃げ出したため、約100メートル追いかけて校外で取り押さえ、甲子園署員が建造物侵入の現行犯で逮捕した。

 同署の調べでは、男は西宮市東町のアルバイト作業員、上村篤弘容疑者(47)で、かつらを付けて口紅をひくなど薄化粧をしていたという。「昨年、学校の業者から制服を買って1人で着ていたが、同じ服を着た生徒の中に入ればもっと興奮すると思った。女子生徒に見えると思い、ばれるとは考えなかった」と供述している。






喋りすぎたニューヨークNo.1のエスコートガール、訴えられる

ニューヨークでNo.1とされる、1時間2千ドルのエスコートガールがメディアで仕事の自慢話をしたところ、マネーローンダリング(不正資金浄化)と売春の罪で訴えられた。彼女は無罪を主張している。

カナダ人、ナターリア・マクレナン(25歳)は5万ドルの保釈金を支払うことができず、手錠をはめられ、泣きながらマンハッタン刑事裁判所から退廷した。

マクレナンの男を誘うかのような挑発的な写真がニューヨークマガジン誌の表紙に掲載され、「N.Y.のナンバー1エスコートガールが全てを明らかに」というヘッドラインで彼女が語った「自慢話」が発表された。

インタビューでマクレナンは、自分の年収は150万ドルで、その45%はマンハッタンにあるモロッコ風売春宿で大金持ちの客を相手に肉体関係を持ったことで得たお金であると話していた。

木曜日、マクレナンは超ミニスカートにシースルーのブラウスを着用し、4インチのヒールを履いて罪状認否のため法廷に姿を現した。彼女は「事情聴取は終わったのに、なぜまだ身柄を拘束されるのか分からない」と訴え、泣きながら法廷を後にした。

次回の裁判は月曜日に予定されているが、彼女はそれまで当局に身柄を拘束される。有罪判決となれば、最高15年の懲役刑となる。







ヘンリー王子が上官にズボンを脱がされる=英紙報道

英サンドハースト陸軍士官学校に入学しているヘンリー王子(21)が最近、軍事教練で行進中に、ガールフレンドの名前をお尻に刺青していないことを証明するため、上官にズボンを脱がされる事件が起きた、と英国最大の発行部数を誇る新聞サンが27日報じた。ヘンリー王子はチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の間の二男で、王位継承順位は皇太子、兄ウィリアム王子に次ぎ第3位。

サン紙によれば、ヘンリー王子はジンバブエ生まれのブロンドのガールフレンド、チェルシー・デービーさんの名前をお尻に彫っているとのうわさが流れていた。知らぬは本人だけだったようだ。同紙によれば、行進中に上官の軍旗護衛下士官が王子に対し「ズボンを下ろして尻を見せろ!」と叫んだ。王子が「まじめな命令でありますか」と尋ねると「さっさと脱げ。うわさが本当か見たいのだ」と再び命令された。ニヤニヤする下士官の前で王子はズボンをヒザまで下ろしたという。

ヘンリー王子と同じ小隊の一員は同紙に「誰も見たことがないような滑稽な光景だった。誰もがうわさを知っていたが、本当かどうか王子に聞いてみようと思った者はなかった。ズボンを下ろした時の王子の顔といったらなかった。我々はみんな笑い転げた。王子は赤面したが、自分も笑った」と語った。

同紙は、王子がじっと耐え忍んだことを評価し、しっかりした人間であることの証明だと述べている。







世界は牛のげっぷで滅びる?=仏科学者が注意喚起

世界は宇宙大爆発で滅びるのではなく、牛のげっぷで滅びる可能性があるとフランスの科学者が警告している。牛など家畜がげっぷで出すメタンガスが地球温暖化の大きな原因になっていると主張するのはフランスの国立銀行ケースデデポーの気候変動研究者ベノワ・レゲ氏で、フランスの2000万頭の牛は同国の温暖化ガス排出量の実に6.5%を占めると推定している。

これまでは、我々が知っている世界の終わり(The End of the World As We Know It=TEOTWAWKI)を引き起こす主犯として化石燃料を燃やす車、発電所、工場などが槍玉に挙がり、牛の関与は考えられなかった。しかしレゲ氏は、フランスの場合、牛が大気中に放出する温暖化ガスは毎年、2600万トンに達すると試算している。

メタンは人間が過去200年に出した温暖化ガスの5分の1を占めるとされる。レゲ氏によると、牛のオナラの場合は地球温暖化にごくわずかな影響しかないので、人間は安心して深呼吸できるという。〔







ポル・ポト派兵士コスプレ?食堂 カンボジア

かつての国家社会主義政党クメール・ルージュ(ポル・ポト派)政権下で殺戮が繰り返されたカンボジアで、重湯などをメニューとしたレストランがオープンした。この店で働くウエートレスはポル・ポト派兵士の格好を再現し、黒い作業服を着ている。

レストランは、拷問が行われていたトゥール・スレン収容所(S-21)があった場所から、道路を挟んだ所にオープンした。カンボジア国民に対して、1975~1979年の「大量虐殺の歴史を忘れないように」との意図で開店した食堂だ。

塩で味付けされた重湯、コーン、ハトの卵、そして飲み物、といった当時を思い出させる質素な「テーマメニュー」の値段は6ドルとなっているが、お金では換算できない「食べきれない程」の意味を持つメニューとなっているようだ。

「ポル・ポト政権下で、私の祖父や親戚は命を落としました」、と店長を勤める17歳の少女、Hakpry Agnchealyさんは語る。彼女の兄弟がこの店の経営者だ。

「ただのレストランではありません。亡くなった人を思い出すレストランなのです」

「2週間前に開店したのですが、食事をしにやって来たのはヨーロッパ人が2名だけです。どれだけ営業を続けられるか分かりません……」

クメール・ルージュ政権下では多くの国民が強制移住により「集団農場」で農業に従事したが、多数が餓死することとなった。ウエートレスはその時代のポル・ポト派兵士を彷彿させる黒い作業着を着用し、裸足である上、赤白のチェックのスカーフを首に巻いている。

多くの観光客が、「大量虐殺があった場所で食事などできない」と考えることを知りながら、「クメール・ルージュ体験レストラン」は、わずかながらの利益を期待して営業している。

マレーシア人のタンさん(40歳)は、「私にとっては、ダイエットにいいかもしれませんね」とコメント。

旧ポル・ポト政権下を生き延びた一部国民にとっては、カンボジアにおける20世紀の暗黒時代を思い出させるレストランとなっており、その心境は複雑なようだ。

「お母さんが一度だけ店に来てくれました。でも、ウエートレスの姿を見てから二度と店に来なくなりました」、17歳の店長は語った。






ホステスを30分かむ、大阪の会社社長を書類送検

 大阪・北新地の高級クラブで酒に酔い、ホステスの女性(23)の肩や腕を約30分間かみ続けてけがをさせたとして、大阪府警天満署が、大阪市内の健康食品販売会社の社長(48)を傷害容疑で書類送検していたことが15日、わかった。

 社長は常連客で、そばにいた男性店員らは見て見ぬふりをしていたといい、女性は店を辞めて同署に告訴していた。

 調べでは、社長は昨年5月1日午前0時ごろ、客として来店したクラブで、接客をしていた女性の肩や頭、耳、腕を繰り返しかみ、女性に2週間のけがを負わせた疑い。
 社長は、女性のスカートをめくろうとするなどしているうちにかみ始めたという。調べに対し、「酒を飲むと、気が大きくなってしまう癖がある。女性に迷惑をかけ、反省している」と供述している。

 女性は事件の数日前にホステスになったばかりで、「北新地にあんな客がいるなんて」と憤慨。当時、「痛い」と助けを求めたが、男性店員らは社長を止めようとしなかったという。女性は「店が社長の名前を教えてくれない」として今年4月、容疑者不詳で告訴した。






脚がきれいでなければミニスカート禁止=ハンガリー

ハンガリーの首都ブダペスト12区の区長がこのほど、「脚がきれいな女性しか市役所でのミニスカートの着用を認めない」という規定の導入を提案し、波紋を呼んでいる。(写真はミニスカートで繁華街を歩く若い女性)

提案では、市職員は男女とも、年間を通してブレザーやスーツ、革靴の着用を義務付けられる。また、ひざ上2、3センチより短いスカートは、禁止される。保守派で鳴らす区長はインターネットのニュースサイトに対し、みっともない服装をした市職員が目立つため、規定は必要だと主張した。区長が管轄する12区では、既に服装規定が導入されている。

これに対し、ブダペストのガボル市長は「愚かな提案だ」と批判。ハンガリー通信に対し、「市役所では数百人の女性が働いている。この提案を明確に拒否する」と語った。近く、提案をめぐる協議が行われる予定。







猫がテレビにゲロを吐いて家が全焼 英

先週水曜、英国にて、飼い猫がテレビの上に突然ゲロを吐き、火災が発生したとのこと。猫の飼い主のジュリー・モリスさんは火災によって家具のほとんどを失ったという。調べによれば、事故発生時、テレビの上で休んでいた猫のフェリックス君が突然テレビの上に嘔吐、するとテレビが突然発火し、リビングルーム全体に炎が広がったのである。

幸い、モリスさんとフェリックス君は家から逃げ出し、事無きを得たものの、モリスさんは住宅保険に加入していなかったため、被害額は甚大なものになる事が予想されるという。モリスさんは現在、一時的にホームレス状態であるとのこと。






村人十数人以上が"エイリアン"の姿を目撃 タイ

先週金曜、タイのメージャン郡フアイ・ナム・ラク村にて、複数の村人らによって"エイリアン"と思しき生物が目撃されたとのこと。目撃者の一人、タンボン・ジャンジャワ氏は、早朝、村の外れにある田んぼで生物を目撃、その姿を、”体長70cm程の小さな身体に大きな頭を持つ地球外生命体”と語っている。また村人の一人、サワエン・ブニャラクさんは、その日、まず友人らが生物を目撃し、噂を聞きつけて慌てて現場に急行、生物を目撃したという。

「エイリアンは身長70cmほどで、黄色い皮膚に平らな胸をしていました。口はとても小さかったです。頭は毛のない、とても大きなもので、大きな目と耳がありました。」

サワエン氏によれば、事件当時、他にも多数の村人らがその生物の姿を目撃したという。また生物は、じっと様子を見守る村人らの様子も特に気に掛けない様子で、その辺りを小一時間ほど歩き回っていたと話している。

「突然、エイリアンは浮き上がって木のてっぺんに上ったんです。そして更に多くの村人達が集まってくるなり、彼は上空の明るい光の中へと浮上していったんです。その後でエイリアンが歩いていた辺りを調べたんですが、足跡などは見つかりませんでした。」

ある目撃者は、当初生物は人形ではないかと思ったものの、それが突然動き始めた、とその様子を語っている。

またメージャン地区長のウィジト・シディソンバッさんはこれまで10人以上の村人に聞き込みを行ったものの、目撃者らの証言に矛盾はなかったと話している。「一人一人に絵を描かせてみたんですが、描かれた生物の姿は確かに良く似ていました。」







ドイツ、ワールドカップに向けて「売春」増強計画

 2006年サッカーワールドカップに向け、ドイツの投資会社が売春婦の人数増強を計画、そして全60室の”それ専用”のホテルを用意して利益拡大を狙っている、と同国メディアが金曜日に伝えた。

この「売春宿」はオリンピックスタジアムのすぐ近くにあるという。他にはサウナ、映画館、レストランなどもあり、100人の売春婦達が待ち構える一大コンプレックスとなる予定だ。コンプレックスには、神話で狩猟と純潔を司るとされる処女神から名をとって「アルテミス」と名付けられた。9月にオープン予定。

ドイツでは、決められた地域において売春が法律で認められている。ドルトムント(試合が行われる都市の一つ)では、路上での売春交渉を防ぐため、車で乗り入れ可能な「セックス・ガレージ」をワールドカップの開催に合わせてオープンする予定となっている。

ベルリン市長、クラウス・ヴォーベレイト氏は「アルテミス」計画に賛同しかねるようだ。市長はビルド紙に語る。

「そんなもの、必要ないよ」






ファッキン村の看板、盗難続く オーストリア p

オーストリアのファッキン村(Fucking)にて、英国からの旅行者によって看板が盗まれる被害が相次いでいるとのこと。ファッキン村のシークフリード・ホイップル氏によれば、これまで同地域は近郊の首都ザルツブルクから記念写真撮影に多数の観光客が訪れ、村の財政に貢献する一方、土産がてらに頻繁に看板が盗まれるため、地元の人々は辟易しているという。そのため、今後、同村では観光客らに対し、看板の盗難を止めるよう訴えかけていくと語っている。


「昨年には、村の改名を巡って投票まで行われましたが、我々はこのまま存続していくことを選んだんです。ファッキン村には800年の歴史があります。最初はおそらくミスター・ファック(Mr.Fuck)氏、あるいはファック・ファミリーがこの地域に移住し、"定住"を意味する"ing"が後付されてファッキン村が誕生したわけです。」

また村の人々は、1945年、米英の連合軍が同地域に駐留するまで、英語における同村名の意味を知ることはなかった。「もちろん、今では村の名が何を意味するかは分かっています。しかし我々にとって、ファッキンはファッキンに他なりません。あくまでファッキン村なのです。」

オーストリアの奇妙な村名の専門家であるフランツ・デゥエルンステイナー氏によれば、ファッキン村の住民は―その名前とは裏腹に―非常に保守的な人々であるという。

「村のほとんどの人が英語を喋ることが出来ます。なので、誰かが村名の意味を訪ねると、皆少し恥ずかしそうに答えるんです。」

またフランツ氏によれば、オーストリアには他にもWindpassing(オナラ)やWank on the Lake(湖の上でオナニー)といった名前の地域が存在し、そこに住む人々はしばし同じような辱めを受けているとのこと。









何百ものブラジャーがぶら下がる巨大な「ブラフェンス」に賛否両論 

 何年か前から女性達が自分のブラジャーをぶら下げるようになったため、今では観光名所のようになった「牧場フェンス」の存在の是非が問題となっている。

近くの町、ワナカのパブで飲んで帰宅する途中の女性達がフェンスの前で立ち止まり、どういうわけか自分のブラジャーを外してぶら下げていくようになったという。牧場の持ち主であるジョン・リー氏は、いつの間にか巨大な「ブラジャー・フェンス」の"非公式"管理人となっており、撤去には断固反対してるようだ。

最近では、このフェンスを世界的に有名なものにしようと、さらに多くの女性が訪れてブラジャーをぶら下げていくようになったという。

しかしワナカ・コミュニティー委員会(WCB)は、ブラフェンスを一目見ようとやって来る観光客達に一部の近隣住民達は嫌悪感を抱いており、撤去されることを望んでいるはずだ、との見方を示している。

WCBの委員長、ビル・ゴードン氏は「最初半年くらいは物珍しさもあって、人目を惹いたでしょう。ですが、もうそろそろ撤去すべきだと思います。それに、この地域には我々とは違う文化で育った日本人学生がたくさんいるのです。彼らにとっては理解しがたい、非常に不快な"オブジェ"なのです」とコメント。

"非公式"管理人のリー氏は、「いろんな人から手紙を受け取るが、その9割がブラフェンスに賛同的なものです。この辺りでは一番の観光スポット(写真撮影ポイント)だよ」と話している。







エアアジア、遅延の理由はカップ麺

 バンコク発プーケット行きのエアーアジアFD3015便機内で7日、離陸時に携帯電話の使用を止めるよう乗務員に注意された女性客が、熱いカップ麺を乗務員の背中に投げつけるという騒ぎが起きた。同機はプーケットに到着後、機長、乗務員らが現地警察に被害を訴えたため、バンコクへ引き返す予定が約4時間遅れた。約200人の足に影響が出たが、遅延の理由は知らされなかったという。






同性愛ではない男性同士が結婚へ・理由は税金対策 カナダ

同姓婚がOKなカナダでは別に珍しいことではないことではあるが、2人のカナダ人男性が結婚することを決めた。しかし、この男性たちは、同性愛者カップルではないのだ。ふたりともストレートなのだが、税金対策のために結婚するのだという。

結婚したのはビル・ダルリンプルさん(56)と、親友のブライアン・ピンさん(65)。ふたりは新しく制定されたカナダの同姓婚制度を利用して入籍しうまく活用している。

ビルさんもブライアンさんも、過去に女性と結婚し離婚している正真正銘のストレートだ。ブライアンさんは、先週バーに居た時に友人らも居るところで、ビルさんから”プロポーズ”をされたときに「冗談だろう」と思い、周囲を驚かせ笑われたという。

ふたりは、結婚によって受ける税金上のメリットを利用するだけで、ゲイ・レズビアンの人たちに対する侮辱的な意味はないと話している。ゲイ・レズビアンのための活動家でもある弁護士は「結婚は愛に基づいたものであるべきだ」と苦言を呈しているが、個人の権利と自由が優先されるべきであるので、反対はしないという。

ビルさんは既に弁護士と相談していて、今回のカナダの同姓婚に関して、お互いの性的な嗜好は定義されておらず、法律上問題ないとしている。

「この結婚には”税金”と密接な関係がある。政府もよくよく考えていなかったのだろう」と話すが、結婚式の日取りはまだ決まっていない。







イスラムの教えに従い…間違えた男と結婚させられてしまう

あるインド人女性が、間違った男性と結婚させられてしまった。というのも司祭が、男性の名前を言い間違えしてしまったからだ。

インドのウッタルプラデシ州で行われたムスリム式の結婚式で、司祭が花婿の名前とその弟の名前が混乱して呼んでしまった。

誓いの言葉を交わす際に、司祭はシラージさんと呼ぶ代わりにメラージと言ってしまったが、花嫁は司祭が言っていることをちゃんと聞いておらず、花婿として弟のメラージさんを承諾してしまった。

この事態に気がついたのは花婿の家族で、翌日、結婚証明書を見て名前が違っていることに気がついた。

伝えられるところによれば、妻となった女性は現在は実家に送り返され、結婚しようとしていた本来の男性と結婚しなおすか、そのまま弟と結婚するかのジレンマに陥っているという。

両家の年長者はイスラム教の当局に接触し、この問題の裁定をもちかけている。







ストリップに行ったと言えず、誘拐されたとでっちあげ

男は、妊娠中の恋人の怒りを買うくらいなら犯罪者となるほうがマシだと思っていたのだろう。

ルイジアナ州在住のダグラス・ケリー(39)は、ある日ストリップクラブに行って大金をパッと使って豪遊してしまった。しかし妊娠中の恋人に、使った金の行方を正直に言えず、夜遅くに拉致され金をまきあげられたという痛ましい作り話をしてしまった。

ところが、ダグラス被告は自分の作り話に信憑性を持たせるため、自分で警察に通報したのだった。

警察調書によれば、7月13日の午前1時半にダグラス被告はホテルを出てドッグフードを買いにガソリンスタンドに行った。その時、何者かに頭を殴られて所持金500ドル(5万5千円)を全て奪われ、そのまま自分の車である94年製キャデラックのトランクに押し込められた。犯人はダグラスを乗せたまま2時間ほど車を運転して回り、ダグラスはトランクの緊急解除レバーを引いて脱出したという。

捜査官は、ダグラスが事件の起こった4時間も後に通報したことを不審に思った。

そして捜査官は、まずガソリンスタンドに事情聴取に行ったが、その店ではドッグフードを売っていなかった。さらに最近のキャデラックのトランクには緊急解除レバーが装備されていないことが明らかになり、ダグラスの車を調べたところ、やはりレバーは着いていなく、疑惑はさらに深まった。

また、ダグラスの話が作り話であることは、取調べでも明らかになった。当初は、犯人とは店で遭ったといっていたが、後に店の外で遭ったと供述を変えた。また、殴られた時、犯人と面と向かっていたと話していたが、捜査員からダグラスの傷が後ろから攻撃されたときにできるものだと指摘され、また証言を変えた。そして所持金は盗まれたといっていたが、財布の中に400ドル入っていたという。

話のつじつまが合わなくなり、ダグラスはついに事件はでっち上げだと認めた。

その日は、友人と一緒にストリップクラブに出かけ、酒に酔った。数時間後に、気がついたときには車の助手席に居て車のキーを紛失していた。財布の中をみると500ドル使ってしまっていたのがわかったという。

ダグラスは捜査員に対して「ストリップクラブに行ったことを妊娠中の恋人が激怒すると思い、作り話をしてしまった」と話している。ダグラスは、警察に虚偽の報告をしたとして500ドルの罰金刑が課せられた。








売春合法、ポルノ製作合法、でも売春婦のポルノ製作は非合法!?

 リオデジャネイロで米国人の男8人がポルノ映画を撮影するため売春婦を雇ったとして逮捕された。警察が3日、発表したところによると、逮捕のきっかけは、売春婦の一人がきちんとギャラが支払われないと警察に苦情を申し立てたため。

男たちは2日夜、リオのビーチに近いサンコンハードの豪華な邸宅で逮捕された。警察はそこで、ビキニを着た地元の売春婦とビデオカメラなどの撮影機器を発見した。

マーカス・ネベス捜査官はロイターに「逮捕時にカメラは回っていませんでしたが、現行犯逮捕といっても良いでしょう」と語った。

リオで撮影されたポルノのフィルムが数本押収された。

「男たちはいわゆるアマチュア・ビデオを制作していた、と供述しています。この手の作品は米国のポルノ市場で需要が大きいのだそうです」と同捜査官。

逮捕されたのは24歳から38歳の男性で、フィルムを最高で4万ドル(約450万円)で売る計画で、売春婦にはその場で130ドル(約1万4000円)を支払ったという。

ブラジルでは売春は合法で、ポルノ映画の制作も非合法ではない。しかし売春婦を金儲けに利用するのは犯罪だ。

「彼らは金儲けのために売春婦と契約しました。これは売春を助長する行為で犯罪です。懲役2年から5年、プラス罰金が課せられます」

逮捕時に家にいたブラジル人女性2人も同様の容疑で告発された。






生徒と関係を持った女性教師、「牢獄に入れるにはセクシー過ぎる・・」と弁護士が主張

生徒である14歳の少年と肉体関係を持った女性教師が逮捕されたが、あまりにも美人だったためか、彼女の弁護士が「牢獄にはセクシー過ぎる」と主張している。

逮捕されたのはデブラ・ラフェイブ(24歳・写真)。勤めていたフロリダの学校で14歳の少年と関係を持ったとされており、最高30年の禁固刑となる可能性があるという。弁護人ジョン・フィッツギボンズ氏は「ラフェイブは、自分が精神錯乱状態にあったから生徒と肉体関係を持ってしまった、と話しています」とコメント。

さらに彼は「彼女を何年間も牢屋に閉じ込めるなんて、とうてい納得できるものではない」と語り、「こんな魅力的でセクシーな若い女性を投獄するなんて、ライオンの檻に血の滴る生肉を放り込むようなものだ」と強く主張している。

ラフェイブは、この男子生徒と合計5回に渡って性的な関係を持ったとされている。しかし彼女は精神障害が原因だとして、全ての起訴事実について全面無罪を主張している。







馬のペニスにアナルを突き破られて死亡 米

米ワシントン州シアトルにて、馬のペニスを肛門に入れるなどして獣姦をしていた男性が、肛門と腸を突き破られて死亡したとのこと。今月2日、牧場の中で馬(アラビアン・スタリオン)とアナルセックスを試みた男性(40代、男性は挿入される側)が、牧場で死亡している姿で発見された。男性は肛門に挿入された馬の巨大なペニスによって肛門と腸が突き破られ、内出血して死亡したものと断定されたという

現在、当局は牧場に取り付けられた監視カメラの映像を基に、牧場を訪れていた人々を特定し、聞き込みを行っている。これまで牧場を訪れた人の具体的な数は明らかにされていないが、調べによれば、同牧場は獣姦愛好者の間では言わば有名な"盛り場"として、"ものすごい数の人々"が訪れていた可能性が高いという。また牧場の情報は、獣姦愛好者が集まるインターネットのチャットルームなどにおいて伝えられていたものと当局は推測している。

事件が起きたワシントン州では獣姦は違法行為に当たらず、またその為、検死官が男性の死因を"不慮の事故"と記録したことから、これまで男性の名前は明らかにされていない。しかし巡査部長のジョン・ウルクハート氏は、動物虐待の可能性もあるとして、今後更に事件を調査していくと話している。

「実質的には、獣姦は動物虐待だと考えることも出来ます。だから今後も調査を続けて行きます。とにかく、ものすごい数の人々がこの牧場を訪れていたようです。」

また事件を受けた米国動物擁護協会は、今後この事件を立法議会で取り上げ、ワシントン州が獣姦を違法行為として制定するよう働きかけていく予定であるという。現在、米国ではは33の州で獣姦が違法と定められているとのこと。








世界最古の石器ペニスが出土 ドイツ

ドイツはウルム市近郊のホーレ・フェルス洞窟遺跡にて、人類最古とも言うべき、石器ペニスが出土したとのこと。発見された石器ペニスは14個のシルト岩の欠片から復元され、長さ約20cm、太さは約3cmで、非常に滑らかに磨き上げられているという。また炭素測定によれば、ペニスは28,000年前のものと推定され、石器時代に男根を象った人工物が作られていたという事実は、大きな発見であると、発掘調査を行うニコラス・コナード博士は伝えている。また石器ペニスが人間の"実寸"に即したサイズであることは、かの時代にあって、同石器が単なる男性器のシンボルではなく、実践的に用いられていたことを生々しく伝えている。

博士によれば、石器がただの"飾り道具"でなかったことは間違いがなく、おそらく儀式などで、女子の処女膜を破る為に用いられていた可能性が高いという。「ツルツルに磨かれているんです。非常にわかりやすいですね。」

またペニス石器は男性器の代替としてだけでなく、時には火打ち石として使用されていたと推測されている。博士はその理由として石器ペニスの一部分には火打ち石に見られる典型的な傷が多数発見されたことを挙げている。

博士らによれば、これまで13個の砕けた石片が発見されていたものの、今回14個目の石片が新たに発見されたことにより、ようやく最後の1ピースをハメることに成功し、見事にペニスが復元されたという。

同遺跡からはこれまでマンモスの牙から作り上げた(おそらくこれも人類最古の)鳥像なども発見されており、いずれも非常に精巧な作りで研究者達を驚かせている。またこれまでペニスを象った人工物はフランスやモロッコなどでも発見されているものの、いずれも歴史的には随分後の時代のものである。従って、今回のように石器時代の遺跡からペニスが発見されることは極めて稀であると、博士らは話している。

「性を象る物として、女性像はこれまで様々な時代の、幾つもの遺跡から発見されています。しかし男性器を象ったものは、とても、とても珍しいわけです。」

近年の研究によれば、同遺跡周辺に発達したドイツ南部におけるスワビアの石器文化は、今から40,000年前、ヨーロッパに現生人類が到達した後、最初に文明が発達した地点として認識されている。








女性の股間にペニスが生えて数千人が参拝 ミャンマー

【AFP】ミャンマーにて、女性の股間に突如としてペニスが生え、人々に神のごとく崇められているとのこと。ペニスが生える以前、養鶏を営んでいたシン・サンダーさん(写真)は幼い頃から男性になることを夢見ていた。そして先月のある日、突然念願の夢がかない、彼女の股間にペニスが生えてきたという。彼女の暮らす村では出現したペニスは”畏怖すべき吉兆”として敬われ、これまで国中から凡そ数千人が彼女(彼)の元に参拝している。

「先月21日の満月のある朝のことでした。私は自分の股間にあるモノが、それまでとは確実に変化していたことに気づいたんです。そして同時に、私の胸も消えてしまったんです。私はすぐに父と母を呼んで見せたんですが、とにかく本当に奇妙なことでした。」セインさんはそう語っている(ペニスが生えて以来、彼女は名前を男性名サン・セインと変えた)。

いまだ迷信深いミャンマーでは、この不思議な逸話はすぐに国中へと広まり、これまでに数千人以上の人々が彼が現在安居するパゴダ(仏塔)へと参拝している。また一部の人々はセインさんが両性具有者であると秘かに考えているものの、セインさんは厚生局の正式な検査を終え、現在、その結果を待ち続けているのである。しかし一方、既にセインさんの身体を検査した地元の医師らも、セインさんの言う”ペニスの出現”に対して懐疑的な態度を示しているという。

「彼女が本当に突発的な性転換を体験したのかどうか、今はまだ何とも言えません。これまで行われた幾つかの検査においては、確かに彼女が男性であることも明らかになっています。いずれにせよ、今は厚生局からの正式な検査結果を待つしかありませんね。」匿名を条件に取材に応じた町役場の職員はそう語っている。また少なくとも出生届けには、セインさんは女性として記録されているという。

両性具有、あるいはインターセックス(半陰陽)として知られる人々はしばし両性的で曖昧な性器、あるいは実際に睾丸と卵巣を両方もったまま誕生することで知られている。医学博士のアイ・サンダ・カイング氏は地元新聞の取材に対し、彼女の症状を評して”クリトリスの場所にペニスが現れた”と話している。

また当局の検査結果が待たれる一方、同村を訪れ、セインさんやパゴダにお布施をしていく参拝客は後を絶たない。村内外から毎日凡そ400人以上の人々が仏塔へと参拝し、列をなしてセインさんに触れ、彼と喋る順番を待ち続けているのである。

「こんな話は聞いたことがありません。だから彼に会いに来たんです。もし私が結婚してなかったら、私も男になりたかったですね。」参拝に訪れた21歳主婦の女性はそう語っている。

セインさんの身体にペニスが現れたという噂が広まり始めた頃、地元の人々は争うようにしてセインさんの家に殺到した。当局は治安の危機を感じたため、セインさんをパゴダへと移動させ、人々が参拝しやすいように配慮したという。そしてセインさんは男性の民族衣装に身包み、両親を脇に、熱狂する大衆の前に現れたのである。

「私は昔から息子が欲しかったんです。それで彼らに僧侶になって欲しかったんですが、生まれたのは娘二人だったので、それは叶わなかったんです。だから今はとても幸せですね。」父親のキャウ・アタイ氏はそう語っている。

現在、セインさんはしばし彼を参拝しに来た群衆の前に姿を現し、会話や握手を交わしている。人々は彼に手を差し伸べてその腕に触れ、彼の幸福を祈っている。また一方ミャンマーのテレビクルーは既にセイン氏に取材を行い、現在は軍部に放映許可を求めるべく申請を行っている。

「パゴダを訪れる度、私は来生では男になりたいと祈り続けていたんです。しかし来生まで待つ必要はなかったんです。既に夢がかなったので、今はとても幸せです。」セインさんはそう語っている。







トイレに入った少女、便器の中からこちらを見ている男の顔を発見して驚愕

 10代の少女が道路脇の公衆便所に入り、いざ用を足そうと便器を見たところ、なんと便器の中からこちらを見上げている男の顔を発見して驚愕。警察が駆けつけ、この男を引きずり出すという事件が発生した。

逮捕されたのはゲイリー・ムーディー(45歳)。このトイレは汲み取り式だったため地下に汚物用タンクが備え付けられており、ムーディーはその汚物でいっぱいのタンク内に潜んでいたという。また、ムーディーがどれくらい前からタンク内に潜んでいたのか今のところ判明していないという。

ジョン・ハーバート警部は「我々がどういう状況で彼を逮捕したのか想像してみてくださいよ。とにかくおそろしく汚いので、誰も彼に近寄らないようにしてホースで水を掛けたんです。まるで危険物処理をしているかのようでした」とコメント。

警察の発表では、汚物タンクの開閉口にはカギが掛かっていたため、おそらくムーディーは便器の穴を通り抜けてタンク内に進入したのではないか、とされている。また、ムーディーがそんな所に隠れていた動機については、「はっきりしたことはまだ分からない」と明言を避けている。

警察はムーディーを不法侵入の罪で起訴したが、これからの調査により更に罪状が増える可能性があるとしている。







「おはよう!」と通行人に声を掛けただけなのに、「なんだテメェ、ケンカ売ってんのか!」と59歳男性ボコボコにされる

59歳の男性が、出勤途中に「おはよう!」と気軽に通行人に朝の挨拶をしたところ、その挨拶が気に食わなかったのか声を掛けた男にボコボコに殴れてしまい、さらにはナイフで切りつけられるという事件がイギリスで発生した。

被害者は石油会社のガードマンを勤めるデービッド・ハーウッド氏(59歳)で、加害者はマイケル・ジョンソン(20歳)。暴行により、ハーウッド氏は頭に3針縫う切り傷を負っただけでなく、両目に真っ黒なアザができる程殴られ、医者によると片目が失明してしまう危険があるという。

ハーウッド氏の証言によると、「おはよう」と挨拶したところジョンソンは「何だよ、テメェ。俺にケンカ売ってんのか!」と激怒。いきなり殴りかかってきたという。

何回も殴られた後、ようやく収まったかにみえたので氏が家へ逃げ帰ろうとしたところ、ジョンソンはナイフを手に持って戻り、今度は切り付けてきたという。

「殺されると思いました」とハーウッド氏。

氏は「私は朝の挨拶をしただけなんです。いつもやってることで、大抵の人達は私に微笑み返してくれます。一日の始まりなんですから、挨拶されると普通は元気付けられたような気がするじゃないですか・・なのに・・」と話す。

今回これだけの傷を負ったにもかかわらず、ハーウッド氏は「恐ろしい目にあいましたよ。けど、これからも挨拶を止めるつもりはありません」と語っている。







小学校教師がクラスの女児ほぼ全員をレイプ 中国

中国にて小学校教師が担当クラスの女子生徒ほぼ全員にあたる26人の女児をレイプしたとして逮捕されたとのこと。これまでの調べによれば、逮捕されたリ・グアン容疑者は昨年秋から凡そ3ヶ月に渡り、担当するクラスの女子生徒ほぼ全員にあたる26人の女児を日替わりでレイプし続けていたという。事件が明るみに出たのは被害者のひとり、クラスのある少女(14)が学校に行くことを拒否し、グアン容疑者の横暴を家族に告白したことによる。彼女はそれまで2度に渡ってグアン容疑者にレイプされていたのである(写真は事件が起きた小学校)。

「学校は子供達が学ぶべきところで、子供達にとって一番安全なところだとばかり思っていました。」

父兄のひとり、チェン・ジュニンさんは語る。(彼女の娘、ジェン・シェンジアちゃん(10)はクラス最年少の少女であったという。彼女はグアン容疑者にタバコを買ってくるよう指図されたが、そのまま学校から逃げ出し、帰宅したためレイプを免れた。)

これがもし他の国で発生していたならば、おそらく国中の騒ぎとなるはずである。しかし中国はその検閲制度でもって、この事件を封殺し、事件についてほとんど報道がされないまま、メディアは沈黙を続けている。そしてその沈黙はこの事件の核心に直結している。それは、子供達は教師の大きな権力を恐れる余り、語ることを恐れ続けていたということである。

事実、現在中国政府が近代化によって改革を迫られつつあるとはいえ、儒教に基づく教師達の権力はいまだ強大である。特に事件が起きた甘粛省山村部のような過疎地にあっては、学校の教育は教師の自由裁量に任されるため、父兄らは時に子供達に体罰が与えられることも容認し、子供達が教師を尊敬し服従するよう教育されることを由としている。

「学校において教師達が絶対的な権威を持つ背景には、教師は自らが欲することを行うのに全く躊躇しない、という文化的事情があります。」中国の教育システム専門家。ヤン・ドンピン氏はそう語っている。

また近年の中国の近代化は、事件が起きた甘粛省の過疎部のような地域における教師不足という問題を更に加速させている。過疎部において教師は低賃金で働くことを強いられるため、多くの教師が都市部へと流入し、過疎部における教師不足の原因となるのである。ある調査によれば、過疎部に赴任した教師の35%は三年以内に村を離れているという結果も出ている。

そしてその為、貧しい学校では劣悪な教師を雇うことになる。またそれら教師の多くは、いい加減な試験で採用され、近年多発している児童の性的虐待問題へと繋がる場合が多いという。ヤン氏によれば、体罰に比べれば、レイプは非常に珍しいケースであると話している。しかしまた、2003年の教育白書では、教師による児童のレイプというケースが10件掲載されている、とヤン氏は付け加えている。

2003年12月には、陝西省の過疎部で15年間に渡って58人の生徒をレイプした教師が処刑されている。また昨年10月には、同じくある過疎部にて、教師が教え子のいとこをレイプする姿を見るよう強要された十代の少女が自殺未遂を計るという事件が発生しているのである。

逮捕されたグアン容疑者(写真)の裁判は今月末に行われる予定である。そしてもし有罪が確定した場合、最低でも禁固10年、死刑判決も考えられるという。また今回の事件について、地元の検察官、そして教育機関関係者らは一切取材に応じていない。また中国の主要メディアは事件後、わずかばかりグアン容疑者が逮捕されたことを報じたのみで、一様にこの事件について沈黙を続けているのである。

事件が起きた村は省都の蘭州から車で六時間ほどの山間部に位置している。村の主な収益源は農業であるものの、村は貧しく、大人達は十分な学費を払えない場合も多いため、子供達を学校に行かせる年齢もまばらとなる。女の子はまず家にいるよう育てられるため、学校に行き始めるのが9歳や10歳になる子供も多い。グアン容疑者のクラスは生徒数約50人、うち約26人が10歳から14歳の女の子だった。学校全体では近くの村々から集められた子供達約900人が登校していたという。

ジャン・シェンジャちゃん(10)はグアン容疑者のクラスのうち、もっとも幼い少女だった。彼女は幸運にもグアン容疑者のレイプを免れた数少ない女子生徒である。シェンジャちゃんによれば、レイプが始まったのは昨年秋のことで、教師は毎日順番に、その日にレイプする少女を選んでいたという。少女達はそれぞれ互いに自分たちの経験を語り合ったが、決して学校外の誰かにその事を話そうとはしなかった。

そしてシェンジャちゃんの話によれば、教室の中では、グアン容疑者はしばしば男子生徒に暴力を振るい、女子生徒達には彼の机の上に登り、体を積み重ねるように命令したという。

「そんな時でも、泣くことさえ怖かった」シェンジャちゃんはそう語っている。またグアン容疑者はほぼ毎日、女子生徒のうち誰かを捕まえてはにタバコを買ってくるよう使い走りに出すか、彼のオフィスに来るよう指図していた。

「先生が何かを指図しようとすると、女の子は逃げようとするか、泣き声を上げていました。」シェンジャちゃんは回想して語る。そしてある日のことである。ついにシェンジャちゃんの名前が呼ばれた。「先生はこう言いました。他の生徒が言っている私についての事を絶対に信じちゃいけないよ。」そして彼女はタバコを買ってくるよう指図されたが、学校を出たまま家に逃げ帰ったのである。そうして彼女はレイプを免れたのだ。

「本当に怖かったです。先生が憎いです。」

「学校を憎んでいます。あの教師は私の娘をオフィスに呼びつけて、こう言ったそうです。”怖がらなくていい。これは君のお父さんとお母さんもしていることなんだよ”」レイプ被害者(14)の母親、ゼン・ガイグオさん(40)はそう語っている。

こうしてグアン容疑者のレイプは凡そ三ヶ月に渡って続けられた。しかしある朝、被害者のひとりであるチェン・ジュニンちゃん(14)が登校を拒否したことを皮切りに、グアン容疑者の噂は村中へと広まり、子供達を学校に送っていた母親達は恐るべき実態を初めて耳にすることになったのである。

母親の一人、ジャオ・ゼンカイさん(35)の娘(12)は二度に渡ってグアン容疑者にレイプされたという。しかしジャオさんによれば、それでもなお彼女の娘やクラスの少女達は教師に抵抗することを恐れ、代わりに如何にしてオフィスの鍵を外して部屋から逃げ出すか、そうした事を互いに教えあっていたという。

これまでのところ、グアン容疑者の詳細な情報は伝えられていない。彼は新疆で生まれ育ち、初めて教職についたのは事件が発生した村からそう遠くない場所だった。その後グアン容疑者は一度生まれ故郷に帰り、そこで地元小学校の教職についたと言われている。村人らの間ではグアン容疑者の従兄弟が教育長だったため、コネを利用して仕事を得たのではないかと噂されている。

「政府関係にコネを持っている人間ならば、大学を出てようと職業訓練校を出ていようと、誰でも教師になれるんです。卒業証明を取ることなど何ら難しいことではないんです。」シェンジャちゃんの母親、ティアン・ジミンさん(40)は語った。

またこれまで、当局はグアン容疑者に関して何ら情報を明らかにしていない。しかし村人の間では、グアン容疑者は以前に働いていた小学校でもレイプをしていた可能性があるとして調査が進められているという噂が流れている。また今回の逮捕に付随して、同小学校では校長とグアン容疑者の従兄弟を含む、9人の教師が解雇されている。しかし一体なぜそれらの教師が解雇されたのか、これまで説明はなされていないのである。

一方、保守的な文化をもつ同村において、レイプによる恥辱は多くの家庭崩壊も引き起こしている。一部の父兄は事件について証言することを頑なに拒んでいるという。またある父兄は娘が永久に消えない傷を負い、結婚も出来なくなるのではないかと恐れているのである。

娘を二度に渡ってレイプされた母親のジャオさんは、今まさに、起こった事件を忘れようとして最も辛い時を送っている。事件発覚当時、彼女の隣に暮らしていたのは、グアン容疑者の両親だった。彼らは息子の逮捕を知るなり、決して事件について他言しないようジャオさんに口止めした上で、実家に帰ったという。

「グアンの両親が来て、私に聞くんです。”一体どのくらいの人がこの事件について知っているのかね?”私は言いました。”学校の全ての子供達が知っています。”」

そして彼女はこう続けたという。

「皆子供がいるんです。もしこれがあなた方の子供の身に起きたことだったら、あなた方は一体どうするんですか?」







ネバダ州にストリッパー判事が誕生!

ネバダ州で元ストリッパーのダイアナ・ハンプトンさんが、新しい職を得た。裁判所の判事だ。

ハンプトンさんは、ヘンダーソン地方裁判所の判事を選ぶ選挙で、176投票差をつけてマイケル・ミラー氏を破った。ミラー氏は市長や元警察署長などの応援があった強敵で、僅差をつけてハンプトンさんが勝利した。

39歳のハンプトンさんは、14年前にラスベガスのストリップクラブでストリッパーとして働き、学費を稼いで卒業した。このことは、選挙キャンペーンでも広く伝えられていた。

ハンプトンさんはストリッパーだったことは避けられない事実であるが、次第にそれに対する興味が薄れていくことを望んでいる。

ハンプトンさんの任期は6年で、給料は年19000ドル(約200万円)である。








男性が瞬間接着剤で自分の口と鼻をくっつけて自殺

タイである若い男性が、自分の口と鼻を瞬間接着剤でくっつけて、自殺するという事件が起こった。男性は、普段からかんしゃく持ちの性格だったという。

バンコク警察の発表によれば、男性の遺体は現地時間の木曜日の朝に、寝室で見つかった。前日に自分で窒息死したものと明らかだった。

現場にはわずかな現金と「これが俺の持っている全てだ。全部持っていけ」と書かれたメモがベッドの上で見つかった。

男性の家族によれば、この男性は姉妹と借金をめぐって水曜日に口論していた。姉妹が男性からお金を借りたのにも関わらず、返していなかったのだという。

男性は口論の後、寝室に行き、10時間後に遺体で見つかった。







早漏とみなされるおよその基準タイムとは?

「早漏」とは一体どれくらいの時間を基準に判断すればいいのか?今回米国で行われた調査によって、およその平均時間が明らかとなりつつある。

発表によると、調査対象となったほとんどの男性が射精まで7分くらいがんばれるのに対し、一部男性はわずかに2分以下であることが判明した。これにより、現在の早漏基準タイムは2分と考えられるとのこと。今回、1,500人の男性が調査に協力しており、研究者達は彼らに自分のパートナーと性交渉をしてもらったという。

そしてその横で、ストップウォッチを片手に男性が射精するまでの時間を計測したとのこと。あくまで、今まであいまいだった早漏の基準タイムを医学的に定義する目的で行った調査であると研究者達は述べている。

その結果、およそ200人の男性が「早漏」とみなされたという。ある男性はスタートからフィニッシュまでの時間が1.8分だったが、その他大多数は平均7.3分との結果が出たとのこと。

さらにそういった早漏男性、および女性パートナーは双方とも、「平均射精時間カップル」より性交渉に高い不満を抱いているという事実も明らかとなった。

報告書によると、早漏は最も一般的な男性の性的害であり、どんな時代でも男性の20%~30%はこの障害を持っているとされている。しかしながら、きちんと自覚して早漏治療を受けているのは、そのわずか1%である時もあり、また多くても12%くらいだという。







23歳女性、睾丸を強く握り締めながら二度目を強要・逮捕される

女性が2度目の性交渉を要求したところ、男性がこれを拒否。腹を立てた女性が、相手の睾丸を押しつぶさんばかりの強さでひっつかみ、軽暴行罪で逮捕されるという事件がアメリカ・テキサス州オースティンで発生した。

逮捕された女性はジャネット・プリド(23歳)で、痛い思いをした男性はフレデリック・パーク(25歳)。警察発表によると事件があったのはこの男性宅で、その日、ジャネットは睾丸を強く握るだけでなく、"2度目"を拒み続けるフレデリックに「この負け犬が!」と罵声を浴びせ、さらに「もし眠ったら、ペニスを切り落とすわよ」と脅迫したという。

その後、フレデリックは掴みかかってくるジャネットから逃げ出そうと必死で抵抗。結果腕などに無数の引っかき傷、打撲、切り傷を負う羽目になった。

なんとかジャネットを家の外へ追いやったものの、彼女はすぐには立ち去ろうとせず、大声で叫びながらドアを叩き続けたという。しばらく後、ようやく彼女はどこかへ去っていったが、やはり諦められなかったのか、懲りずに再度フレデリック宅へ戻ってきたところを警察に逮捕された。

警察の事情聴取によると、二人は少し前に知り合ったばかりであり、さらに肉体関係だけの付き合いであることを双方が認めていたという。







ストリッパーに好きな服を着せ、好きな角度と距離から眺めるPCゲーム「ドリーム・ストリッパー」

女の子に好きな格好をさせてダンスさせ、しかもプレイヤーがお好きなカメラアングルで眺められる3Dゲーム「ドリーム・ストリッパー」(PC用)がエンサイン・ゲーム社から発売された。

ハリウッドテクノロジーを集結させて描き出されたストリッパーに対して、プレイヤーはお気に入りのBGMを使って望むままにダンスさせることができる。もちろんコスチュームも選択可能で、服を脱がせて全裸にすることもできるという。さらにカメラアングルも自由で、見たい角度から、見たい距離(約10cmくらいまで接近可能)でセクシーダンスを眺めることが可能とか。

「ドリーム・ストリッパー」には2タイプのゲームモードが用意されている。1つは「トータル・コントロールモード」。こちらはプレイヤーがダンサーに好きな格好をさせ、じっくりとエロティックダンスを眺めることができるモードとなっている。デフォルトで用意されているコスチュームは「看護婦」、「学生(ミニスカート姿)」、「水着」、「Tバック」等があり、最初から全裸でダンスさせることもできる。

もう一つは「ゲーム・モード」と呼ばれるもの。プレイヤーは自分のダンサーを舞台で踊らせ、お金を稼ぎながら様々なオプションを購入していく。例えば「よりきわどいダンス・ステップ」、「よりきわどい洋服」、「デフォルトにはない照明効果」等を稼いだお金で手に入れることができる。

ハリウッドの有名グラフィックアーティストの一人がダンサーのデザインを行い、3D技術のプロ集団が製作に携わったという。その結果、とてもセクシーで、まるで本物のような「CGストリッパー」が完成した。

エンサイン・ゲーム社は最近5年間で急成長を遂げたゲーム製作会社。ずっとPC用のゲーム製作を続けているが、「もっとリアルなゲームを」と同社が最新の技術力を結集して開発したのが「ドリーム・ストリッパー」だという。







「ミニスカートの女性客は半額」と中国の遊園地がキャンペーン 

近年ではエッチなマーケティング戦略が成功を収めている中国で、河南省の遊園地が7月1日から8月31日までの間に、38センチ以内のミニスカートを履いて来園した18歳以上の女性の女性客の入場料を半額にすると発表した。

企画をしたセンチュリー・アミューズメント・パークの通常の入園料は80元(約1000円)と中国では高価な額である。

関係者は「涼しく元気に夏を過ごすのに、女性はミニスカートを好んで履きます」と話す。キャンペーンが始まった7月1日には、定規を持った女性係員がゲートに立ち、女性のスカートがディスカウントするのに必要な短さであるかを確認している。

ミニスカ女性を半額にする本当の目的はなんなのだろうか?というのが一般的な疑問だ。

センチュリー・アミューズメント・パークの主任は、「下心などなく、来場者の目をひく奇抜なアイデアのプロモーションがしたかった」というが、ある弁護士は「このようなマーケティング戦略は、社会的倫理とモラルに害を及ぼす」と警告する。

中国では性的な描写をした広告が、近年増えている。ある下着会社は、街頭プロモーションに16人のビキニ女性を使い、見物人が詰めかけ交通渋滞がおこりパニック状態になった。ショッピングセンターのオープニングパレードで、裸の女性を先頭に立たせたりと様々なエロティック・プロモーションが横行している。







外国人少女売買で初摘発 230万で業者に

 13歳のタイ人少女を日本に入国させ、売春あっせん業者に230万円で売り渡したとして、警視庁少年育成課は4日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春目的人身売買)などの疑いで、神奈川県愛川町中津、タイ人ホステス、ピンゲーウ・グリッサニー容疑者(24)を逮捕した。 また、同じ少女に売春をあっせんしたとして、同法違反(周旋)の疑いで東京都日野市旭が丘、会社員白鳥清容疑者(65)を逮捕した。 外国人少女が被害者となる人身売買の摘発は全国初という。






追突したのは本妻の車 

 チャンネル7『カディー・デット(タイの事件簿)』で放映された、タイ中部チャイナート県での珍事件。

 若い愛人を持つ中年男性Aさんは、とある日曜日、本妻に休日出勤とウソをつき、愛人とデート。車の中でも甘い時間を楽しんでいたところ、前方不注意で前を走っていた車に追突してしまった。謝罪するため、慌てて車を降りるAさん。すると、そのぶつけた車から出てきたのは、こともあろうに自分の本妻であった。

 タイ人男性の浮気性は日本人の比ではなく、社会問題化しているほどだ。ストレスで病院に通う女性の多くが、夫・恋人の浮気を原因としているというから呆れる。職業別では、公務員と軍人に特に浮気が多いとの調査結果もあり、このためタイ政府は「家族愛センター」を設置するなど、男性諸氏の素行改善を推進している。

 写真はバンコク都内セントラルワールドプラザ前にある愛情の神を祭った祠。木曜日にお参りすると、恋人との愛が永続するとタイ人は信じている。このため、木曜日の夜には多くの若い女性(中年女性も)が訪れるが、裏を返せばそれだけ恋人の浮気が心配ということか。






パンツ一丁・ヌルヌル泥棒 コロンビアに現る

コロンビアの警察が発表したところによると、下着のパンツ一丁で、全身にオイルを塗りたくった姿の泥棒が現れていると警戒している。この窃盗団は、パンツ一丁になることで、身元をわかりにくくし、オイルを体に塗っているため、つるつるして滑りやすく、捕まえにくいのが特徴だという。

パンツ一丁・全身オイル泥棒は2人で5月30日に民家に押し入った。警察では昨年「パンツ窃盗団」と呼ばれたパンツ一丁の窃盗団を鎮圧した矢先のできごとだった。

被害にあった地域でも、さらなる被害が出ないように警戒している。







ツアー客使い覚せい剤密輸、7人逮捕

 末端価格で7億7000万円もの覚せい剤をタイから関西空港に密輸しようとした疑いで、旅行会社の添乗員とツアー客らが逮捕されました。

 覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、石川県の旅行会社添乗員・宮野 晃 容疑者(47)ら7人です。
 
 調べによりますと、宮野容疑者は先月16日、タイからチョコレートの箱、72箱の中に覚せい剤およそ13キロ、末端価格にして7億7000万円分を入れて関西空港に持ち込もうとした疑いが持たれています。
 
 宮野容疑者は、3泊4日のタイツアーを格安の3万5000円で企画、参加した5人のツアー客に覚せい剤とは知らせず、運ばせていました。
 
 警察は密輸を依頼したとされる男を指名手配しています。







怒る奥さん、ハサミでちょきん!

29日深夜のバンコク。オーンヌット通りにある民家で、妻のシリポンとコトを終えたアランさん(31)、シャワーを浴びて寝室に戻るとシリポンに、「新しい女がいるので別れてくれ」と切り出した。大喧嘩の後、トランクス一枚で眠ってしまったアランさん。

怒りが収まらないシリポン。ミシン1台で服の縫製を請け負う仕事をしているシリポンは、商売道具である切れ味抜群のハサミを取り出すと、無防備な旦那のチ●コをちょきん! とやってしまった。

旦那は激痛で飛び上がり、タクシーに乗ってそのまま病院に。シリポンは、自宅で警察がやって来るのを待ち逮捕された。

結婚して7年、4歳の娘あり。シリポンは「この人生、この男一人と誓った。とても愛している。だから絶対に別れたくなかった」と話している。シリポン、懲役2年以下、罰金2000バーツ以下、もしくは両方が科せられることになるが、アランさんが許してくれたら罪に問われないとのこと。






16歳息子の誕生日パーティーにストリッパーを雇った母親タイホ

アメリカ・ナッシュビルで16歳の息子の誕生日パーティに、ストリッパーを雇った母親が逮捕された。

母親アネット・ファリス(34)ら他4人は大陪審に起訴されたが、地元新聞の取材に対して「まったくばかげた話。私はただ単に息子を喜ばせようとしたのに。ストリッパーを呼んだことが、息子を傷つけたとでもいうの」と憤りを露にした。

9月に行われた息子のランドン君の誕生日パーティには30人が集まり、およそ10人が18歳以下の未成年だった。「パーティにはおじいちゃんだって居たのよ」と母は言う。

母曰く、ストリッパーを呼んだことで近所迷惑になることもなかったという。この界隈は売春と薬物売買が横行する場所であった。

「年齢なんて単なる数字でしかないわよ。うちの息子はもうオトナなんだから」と母は話す。パーティには親戚ではない未成年少年らも出席していた。

「ストリッパーが来るようなアダルト向けのパーティに、未成年者が出席することはナッシュッビルでも全米どこでも禁止されている。ストリッパーは衣服を全部脱いで、未成年者の前でたっぷりダンスしてみせたと言いますから。そんなことは本来は、大人が監視して防ぐべきことなんです。

ストリッパーの通称”サッシー”さん(29)は、パーティ会場で数時間ダンスをし、”男性たち”(未成年者を含む)の前で踊り、チップを受け取っていた。衣服を全部脱いだ場合は150ドル(1万5千円)以上チップをもらっていたと母は話す。

この件では、母、ストリッパー、ストリッパーのマネージャー、父、息子のランドンさんが起訴されている。14歳の息子ブランドンさんと母は、パーティで撮影した写真を現像しようと近所のドラッグストアを訪れたと言う。








テレホンセックスを結婚相談所と思い込み170万請求

マケドニアの男性がテレフォンセックスダイヤルをてっきり結婚相談所の紹介サービスだと思い込んでしゃべりまくり、結果、電話会社から170万円近い請求を受けたとのこと。今回被害に会ったプリレプ出身のKire Iliovski氏は通話相手をてっきり「未来のパートナーになる人」だと信じこみ、数日間で延べ135時間、不覚にも真剣に通話してしまったのである。しかしその後届いたあり得ない額の電話料金請求書を見て唖然。「まず、、自分の目を疑ったよね。普通に結婚前提の紹介サービスだと思っていたからね。まさかテレフォンセックスダイヤルだなんて思ってなかったよ、、。」と語った。Kire氏は今後、管轄のマケドニアン・テレコミュニケーションズに対し、公式の申し立てを行う予定であるとのこと。







古式療法、ウジで傷口治療 

 タイ式選択医学開発局でウィチャイ医師は、「タイでは100年前から慢性的な化膿にハエの幼虫であるウジを使う治療法があったが、抗生物質が開発され、この治療法はなくなってしまった。現在、抗生物質に強い耐性を持つ菌により年間5000人程度が死亡しており、ウジを使った治療法に注目している」と話した。ウィチャイ医師は、「ウジを使った治療法には細心の注意が必要。孵化して1日目の空腹状態にある清潔な状態に保ったウジを使う必要がある」と説明している。








米国 性犯罪者にバイアグラを無料支給していたと発覚!で大問題

今週初め、米国・保険社会福祉省が、全国のメディケイド(低所得者や高齢者を対象にした医療補助)の監督者に対して、性犯罪の前科者にバイアグラといったED治療薬を保険で支給することを停止するように命じた。これは、日曜日にニューヨーク州の会計監査役が、過去5年間にニューヨーク州が危険性の高い性犯罪者に対して、ED治療薬を補てんしていたと公にしたことが発端になっている。

この衝撃の事実を受けて、全米各州で会計検査役が『無料バイアグラ』のチェックをしているが、ニュージャージー州では再犯の恐れのある性犯罪者の4分の1が、メディケイドを通してバイアグラを手にしていたことがわかった。

調査によれば、ニュージャージー州では55人の性犯罪者が1年半に渡ってバイアグラを手に入れており、そのための州の負担金は総額で$12,000 から $15,000(120~150万円)だという。州には "Tier 3"と分類される危険性の高い犯罪者が207名いて、そのうちの1/4がバイアグラを受けていたことになる。州全体では、さらに1500人ほどの性犯罪者が居て、それらの人間がバイアグラを受けていたかどうかは現在もなお調査中である。

ニュージャージー州では、全体で18,163人がED治療薬をメイディケイドといった医療補助を通して手に入れていた。この費用は、2004年で3.9ミリオンドル(4億円)にのぼる。発覚の発端となったニューヨーク州は198人の危険性が高い犯罪者に無料支給され、全体で68,000人にED治療薬が支給されていた。昨年だけで、21.8ミリオンドル(22億円)の負担になるという。








11歳の少女が妊娠、出産へ ロシア

ロシアにて、11歳の少女が妊娠、出産を迎える予定であるとのこと。ヴァレンティナと呼ばれるその少女は現在妊娠30週目を迎え、モスクワの病院にて出産に備えているという。Moskovsky Komsomolets誌の伝えるところによれば、ヴァレンティナの妊娠が発覚したのは、四月の終わりである。彼女はそれまでゆったりとした服を着るなどして、小学校の級友や教師に妊娠をひた隠していたという。しかしある日のこと、ヴァレンティナは授業中に突然気分が悪くなり、病院へと運ばれて妊娠が発覚。以降、彼女は学校へ二度と姿を現さなくなったという。

ヴァレンティナちゃんの担当医、ミカリ・ヴィノグラドフ医師は次のように語っている。「彼女はまだ、精神的にも肉体的にも出産に耐えられるとは思えません。妊娠という経験は彼女の幼い身体にとって、とても大きな負担となっているはずです。それに彼女は肝臓に問題があるんです。」

「生まれてくる子供は、おそらく男の子だと思います。胎児は既に1300gまで成長していますから、もうお腹が目立って大きくなる頃でしょう。しかし本当に大変なのは出産後です。ロシアでは、18歳以下の結婚は認められてい上、彼女には十分な親権も認められないでしょう。彼女が母親として正式に親権を得るのは16歳になるはずです。」

また孤児であるヴァレンティナの祖母は次のように語っている。「父親になる男の子は、こことは離れたアストラカンの町に住んでいる少年なんですが、彼は12歳のとき、両親と一緒にモスクワを訪れていたようです。もちろん、ヴァレンティナの様子がおかしいことには気づいていました。彼女は最近、尋常でないほど吐き気を催していましたから。ですが、ヴァレンティナはもともと野菜と果物にアレルギーがあったので、私はすっかりそのせいだと思っていたんです。」

またヴァレンティナの通う小学校校長は彼女が出産後、復学出来るよう出来る限りのサポートをしていくと語っているとのこと。

しかし今回のような低年齢の少女による出産という事例は、これが初めてではない。例えば、昨年にもウクライナにおいてやはり11歳の少女が出産するという出来事が起きている。当時第六学年にいたボグダナ・コレンコヴァちゃんはヴァレンティナ同様11歳で出産を経験し、ボグダナの母親ラリサさんは若干28歳で祖母になっている。

出産前、彼女達は住んでいた家を追い出された挙げ句、市に援助を求めるも却下され、逆に生まれる子供は孤児院へ入れるよう勧められたという。しかしその後、ボグダナちゃんは子供を育てていくことを決意し、20分に及ぶ帝王切開の末に元気な男の子を出産したのである。

「本当に珍しい出来事です。しかし、生まれた男の子はとても元気で健康でした。顔も美しく、静かで良い子です。」出産に立ち会った医師はそう語っている。

またこれまでに報告されている中で、際だって低い年齢の出産というケースは次のようなものがある。1910年には中国において、父親9歳、母親8歳という家族が誕生し、その後1930年には旧ソ連にて、6歳の少女が母親となっている。しかしその記録さえ、1939年には再び覆されていのである。

その年、ペルーに住むリナ・メディナちゃんは驚くべきことに、たった5歳にして子供を出産し、この記録は今なお破られていない(もっとも現在ではギネス記録から低年齢出産記録自体が削除されている)。このケースでは、父親は彼女自身の実父であったと疑われて逮捕されたが、結局証拠不十分で釈放されている。(またその後、様々な憶測が流れたが、一体誰が父親であったのかとうとう事実は明らかにされていない。)出産後は母子共に健康で、政府は特別援助を彼女に行うことを約束している。

また彼女は現在73歳で今でも首都リマのスラム街に暮らしている。子供はその後立派に成長したが、彼が40歳の時に死亡したという







バイブレーション・パンツを履いて買い物していた女性、気持ち良すぎてスーパーで倒れる

英国・ウェールズ在住の33歳になる主婦が、バイブレーション・パンツを着用してスーパーで買い物していたところ、あまりにも気持ち良すぎたためか、気を失って倒れこんでしまい、おまけにケガをして病院に運ばれるという事件が発生した。

主婦が履いていたのは、この分野でイギリスでは大手メーカーと言われているアン・サマーズが販売している「パッション・パンツ(情熱の喘ぎ)」という商品で、夫婦間の夜の営みに刺激を求めるために購入したものだという。お値段は一着25ポンドとのこと。

その日、この主婦はパッション・パンツを着用し、さらにパンツに装着されている長さ約6.5センチの弾丸型バイブを挿入した状態で近隣のスーパー・マーケットへとやって来た。

ところがショッピング・カートを押して歩いていたところ、絶頂してしまったのか気絶してそのまま商品棚へと倒れこみ、その拍子に頭部を強打して怪我をしてしまった。

救急隊員が駆けつけたが、その時もまだパンツがブルブルと振動していたという。このため隊員はパンツの電源を切り、脱がせてから病院へ搬送したとのこと。

主婦は病院で治療を受けて完全回復。その後家へ帰されることになったが、バイブレーション・パンツは中身が見えないようにしたビニール袋に入れて病院スタッフが手渡したという。

この主婦の名前は公開されておらず、また、アン・サマーズのサイト上ではパッション・パンツの商品紹介ページ上に「内部に入れて使用するものではありません」との注意書きがあるとか。







16歳の少年、溢れる性欲を抑えられずに病気の母親を襲う(インド)

「とにかく性交渉をしたい」と自分の性欲をどうしても抑えることが出来なくなってしまった少年が、あろうことか病気の母親(45歳)をレイプしてしまうという事件がインドで発生した。

少年の名前はアラン・ラル(16歳)。その晩、アランは母親が熟睡している真夜中に襲い掛かかった。驚いた母親が抵抗したところ、黙らせるためにさるぐつわをかませようとまでしたという。病気で寝ていた母が16歳の若い男性の力に勝てるはずも無く、結局レイプされてしまったとのこと。

この母親は「食事を出す時、アランが私の体をいやらしい目つきで見つめているのに以前から気付いていました」と話している。また、毎朝挨拶代わりに足を触ってきたという。事件後、「でもまさかこんなことになってしまうなんて、思いもしませんでした」と彼女は語る。

警察の発表によると、事件当夜、少年は酒を飲んではおらず、ドラッグ等も使用していなかったとのこと。また、アランは母親が初めての人ではなく、今までに何人かのガールフレンドや売春婦達と肉体関係を持っていたことが判明したという。しかしそれだけでは、人一倍有り余る彼の性欲が満たされなかったのが動機ではと考えられている。

現在アランは自分のやってしまった事に深く後悔しており、「死んでしまいたい」と話しているという。







タイ人男性、耳の中からウジ虫50匹が出てくる

「耳の奥がかゆくてたまらないんです」・・そう言って病院を訪れた男性の耳を医師が調べてみたところ、その中になんと約50匹ものウジ虫が寄生しているのを発見するという事件がタイで発生した。

この男性はプーケット島に住むアナン・テムタン氏(84歳)。彼は以前、あまりにも耳の中がかゆいので綿棒を使って強く掻いていたところ、鼓膜を傷つけてしまい出血してしまった事があったという。

診察した医師によると、その後おそらく耳に入り込んだハエが、中に卵を産みつけたのが原因ではないかとのこと。

医師はテムタン氏の耳にピンセットや小さな吸引装置を突っ込み、寄生していたウジ虫を見える範囲では全て取り除いたという。

取り忘れた卵がないかどうか確認するため、今後しばらくの間、テムタン氏の検査は継続される予定とのこと。







尻を噛んでくれなかった夫にワイングラスを投げつける妻

日曜日の朝、釣りに出かけようと準備をしていた夫に対して妻が性的な要求をしたところ、夫がそれを拒否、結果激しい夫婦喧嘩に発展するという事件がアメリカ・テネシー州で発生した。

その日、リチャード・ブラウン氏(夫)は裏庭で釣りの準備をしていた。するとそこへ妻のミスティーがやって来て、目の前で何やらセクシーな振る舞いを始めた。そればかりか、妻は「ねぇ、私のお尻を噛んでよ」と要求。「いやだよ」とブラウン氏が断ったところ、彼女は激怒して部屋へ戻っていったという。

しばらく後、ブラウン氏が家へ入っていくと、妻は未だ怒りが収まっていない様子でリビングのソファーに座っていたとか。「釣りになんか行きたくないわ」と告げると、いきなり大きなワイングラスを投げつけてきたという。

ワイングラスは砕け散り、ブラウン氏は左足後部に切り傷を負ってしまった。ところがミスティーは落ちたグラスの破片を拾い上げ、またもや氏に投げつけ始めたという。今度は腕にも切り傷を負い、その傷口から血が床にポタポタ落ち、あまりの痛さにブラウン氏はとうとう「頼むからやめてくれ」と妻に嘆願、ようやく事態は収まったという。

その後、ブラウン氏は病院に運ばれて治療を受けたが、妻ミスティーは逮捕された。







性交中の急激な体位変更でペニスが折れた男性が女性を告訴 米

 米国はマサチューセッツ州にて、性交中に女性が急激な体位変更を行ったことで、ペニスが折れた男性が女性を告訴したとのこと。事件の発端は1994年、訴えを起こした男性(名前は明らかにされていない)は、女性と合意の上でセックスを励行。しかし挿入中、女性が男性に断りなく突発的に体位を変えたことにより、男性は勃起した状態でペニスが折れ、そのまま救急病院に運ばれたのである。

訴状によれば、男性はその後、"痛みを伴う長期的な治療"に耐えなければならず、更にその後はインポテンツになるなど、女性の突発的な体位変更に伴う被害は甚大なものであるとして、女性を告訴したという。

そして男性の訴状が審議された結果、女性は確かに男性に対して"危険性のある"行動を行ったことは事実であるとしながら、事故当時の状況において、女性の体位変更は決して"無鉄砲、あるいは無茶な"行動ではなかった、として男性の訴えを棄却したのである。

また男性の訴状は97年にも地方裁判所によって棄却されており、これで2度目になるという。また今回の訴状を巡り、上訴裁判所は合意の上での性交における一方の怠慢によるパートナーへの性感染症の感染というケースを例示し、今回のケースはそれらとは全く異なるものであることを指摘している。

男性の弁護士、ジョン・グリーンウッド氏によば、男性は今後最高裁判所に上訴する予定であると話している。「こうしたケースはこれまでマサチューセッ州には前例がないわけです。合意の上の性交というのは、確かに性交する両者間において一定の行為が認められることを意味していますが、だからといって、"何でもアリ"という意味ではないと思うんです。」

また女性の弁護士はこれまでにコメントを出していないとのこと。









受刑者妊娠、性的関係持った刑務官逮捕 愛知の刑務支所

 名古屋矯正管区は24日、名古屋刑務所豊橋刑務支所(愛知県豊橋市)に勾留(こうりゅう)されていた女性と性的な関係を持ったとして、同支所看守部長の小戸森彰容疑者(46)を特別公務員暴行陵虐の疑いで逮捕、送検した、と発表した。同容疑者は容疑を大筋で認めている。

 同矯正管区などによると、小戸森容疑者は昨年9月下旬から同10月上旬の間、3回にわたり、同支所内で勾留中の20代の女性被告(当時)と性的関係を持った疑い。

 女性被告が県外の刑務所に移管された後、妊娠していることが分かり、小戸森容疑者との関係が発覚したという。

 神部順一・名古屋矯正管区長と知識優憲・名古屋刑務所長は「捜査が終了し、事実関係の全容が明らかとなった段階で、厳正な懲戒処分を行う。矯正職員がこのような事案を起こした疑いで逮捕されたことは遺憾きわまりなく、被害者や関係者に深くおわび申し上げます」と、連名のコメントを出した。

 特別公務員暴行陵虐罪は、公務員の職務違反行為を処罰することが趣旨とされ、相手側の合意の有無にかかわらず、職務違反行為があったかどうかが焦点。02年1月、神奈川県警の巡査長が留置場に勾留されていた女性と性的関係を持ったとして、特別公務員暴行陵虐の疑いで逮捕されたケースがある。










他人の牧場で牛を50回以上に渡って獣姦した男を逮捕 米

米ウィスコンシン州ネイルスヴィルにて、他人の農場に度々忍び込み、牛を50回以上に渡って獣姦していた男性が逮捕されたとのこと。警察の発表によれば、逮捕されたハロルド・G・ハート(63)はこれまで数回に及び、バーやストリップクラブで飲んだ帰り道、近くの牧場に足を運び、牛達を犯し続けていたという。飼い牛を犯された牧場のオーナーの証言によれば、ある時期から牧場内に不審な足跡及びタイヤの跡が残されているのを発見したため、今年1月、犯人を突き止めるべく動作感知器を設置。

そして1月22日深夜4時、探知機はハロルドを捉え、牛小屋から出てきたところをオーナーらが取り押さえたが、ハロルドは牛小屋のトイレを使っただけであり、これまで牛小屋には一度としてきたことがないと主張したという。

しかし、その後の警察の調べに対し、ハロルドは1963年に陸軍入りする前後に何度となく小屋に足を運び牛を犯していたことを認め、また、彼女がいた時や妻と結婚した後は、一切そうした行為は行っていないことを主張したが、牧場のオーナーによれば、過去には"少なくとも50回以上は"牛を犯していたと推測されるという。

またハロルドは獣姦だけでなく、治安妨害及び2度の公務執行妨害の罪も課されており、今後行われる裁判では、最大で9ヶ月の求刑が予想されているとのこと。








インド人男性、股間にナットをはめて取れなくなってしまう

最近流行しているボディー・ピアスに影響を受け、あるインド人男性が自分のペニスを金属製ナットの穴に押し込んでみたところ、あまりにもしっかりとはまってしまったため取り外せなくなり、終いには病院へ駆け込むという事件が発生した。

この男性はラジュ・シェティー氏(28歳)。診察した医師は「私は12年間この病院で医師として働いているが、こんなケースは初めてだった」と語り、その時すでにナットをはめてから2時間以上が経過していたという。


医師は「とにかくナットを切断しようとしたのですが、とても分厚かったので不可能と判断。結局外科医に対処してもらうことにしました」と当初の困り果てた状況を説明。

その後診察した外科医は「ものすごくしっかりとはまっていたのです。このため、ペニスの一部に血液が回らなくなり大きく腫れ上がっていました」と話す。結局2時間以上かけて無事ナットは引き抜かれたものの、あと数時間治療が遅れていたら手遅れで、その場合はペニスを切断するほか無かっただろうとのこと。

シェティー氏は医師に「性的快感を持続させるためにナットをはめた」と話しているという。これに対して医師は「デリケートな部分へのボディーピアスが流行っているようだが、それが危険な結果を招く可能性があるということを知っておいていただきたい」とメディアを通じて警告している。







あっという間に装着完了、「オートマチック・コンドーム装着くん」が国際発明展に!

わずか数秒の内にコンドームを装着することが可能なアイテム、「オートマチック・コンドーム装着くん!?」がジュネーヴで今月10日まで開催される第33回国際発明展に出品され話題となっている。

セネガルの発明家モル・マティ・セック氏によって開発されたもので、同国での売れ行きが好調だったため、今では世界各国で販売されるようになったという。また、このアイテムに興味を持った欧州の実業家達からもオファーがあり、今後はヨーロッパ諸国でも販売される予定だという。

セック氏は「皆さん、避妊についてはあまり話したがりませんよね。でも多くの男性が『コンドームって、なんて着けにくいんだろう』と感じているのは事実です。そればかりか装着に時間がかかってしまい、完全に流れが止まってしまう・・つまり気まずい間ができてしまうのです。」

「しかし私が開発したオートマチック・コンドーム装着くんを使えば、あっという間に装着完了です。事前にちょっと練習しておけば、彼女がいつ着けたのか全く気付かないくらいに素早く装着できるようになるでしょう」

その使用方法についての詳細は不明だが、「コンドーム装着くん」はリング状の形態で、先端から一気に被せることができるようになっているようだ。p







17歳の少女、変態プレイの最中に誤って股間を撃たれる

彼氏とベッドルームでいちゃついていた17歳の少女が、その最中に彼氏に誤って自分の大事なところを拳銃で撃たれてしまうという事件が先週日曜日アメリカ・ペンシルバニア州で発生した。

事件後すぐに少女は病院に運ばれ一命を取りとめたという。警察の発表によると、加害者であるボーイフレンドはティモシー・マッデン(23歳)。現在、彼には加重暴行罪等の嫌疑がかけられ、警察はどうしてそんな事になってしまったのかについてさらに詳しく調査を行っているとのこと。

その日の午後一時前、マッデンが住んでいる『シャトー・ペリー』という名前のアパートの一室で事件は発生した。

地元警察署の広報担当ウィリアム・バレット氏は、「おそらくこの二人はベッドルームで、いわゆる銃を使用した変態プレイをして盛り上がっていたのでしょう。その最中に偶然何かの拍子で銃が誤発してしまったのだと我々は考えています」と述べている。発砲の瞬間、マッデンが彼女の股間に銃口を向けていたのは事実だが、どういう風に銃を利用していたのか等、そのプレイの詳細については何も発表されていない。

使用されたのは45口径の拳銃だとのこと。また、アソコを撃たれてしまった少女の名前、および現在入院中の病院についての情報は一切公表されていない。








生徒に自分のセックスシーンを保健授業で見せた女性教師解雇

米国テキサス州サンアントニオの高校で、代用教員をしていた女性教師が、保健の授業中で携帯電話に保存していた自分とボーイフレンドのセックスシーンを生徒に見せたとして解雇された。

関係者によれば、この女性教師は一ヶ月前にこの高校に勤め始めたばかりの28歳の女性教師だという。「彼女は、高校の授業として何がふさわしく、何が不適切であるかを全く理解していなかった」と学校の広報は説明している。

「生徒に見せた画像は、この女性教師の裸の画像と、彼女が男性と性行為をしている最中の画像だったた」という。

広報担当者は何人の生徒がこの画像を見たかは明らかになっていないが、画像はこの女性教師が自分で携帯電話のカメラ機能を使って撮影し、保存していたのは明らかであると言う。また、撮影されている画像は、性行為であるのは明白に確認できると広報担当は話している。

この事件は、画像を見た生徒が他の教師に密告して明るみに出た。学校内の調査により、女性教師は解雇処分となった。女性教師と関係を持っている男性は、生徒や他の教師といった学校関係者ではないという。女性教師の名前は明らかにされていない。








デザイナー・ヴァギナが大流行の兆し オランダ

 オランダにて、美容外科整形による女性のヴァギナ整形が大流行の兆しを見せているとのこと。手術を受ける女性はその理由として、スポーツ中の不快感、セックス中の見栄えの良さ、あるいは単に美意識によることなどを挙げているという。オランダの新聞Algemeen Dagbladは、産婦人科医や整形外科医を取材し、ヴァギナ整形の流行を次のように伝えている。「これから数年、おそらく数千人以上がこうしたヴァギナの整形手術を受けることになると思います。これはいずれ産婦人科でも行われるようになるでしょう。」オランダ整形学会長のハンス・デ・ブリュイジン医師は語った。

これまでに行われているヴァギナ整形手術では、主に女性器の大陰唇よりも肥大した小陰唇のサイズを縮小させる手術が行われているという。

「これは例えば、バイクに乗るときやセックスの最中、本当に邪魔になるんですね。またセックスの最中には見た目にも恥ずかしかったりするわけです。逆に大きい大陰唇を持った女性にはこうしたトラブルは一切起こりません。」ハンス医師は語った。

現在、オランダにおいてこうしたヴァギナ整形が行われているのは主に民間のクリニックである。そうしたクリニックをいくつか経営するシルヴェスター・マアス医師によれば、現在では大体月に二人程度のペースで手術が行われているという。シルヴェスター医師はまた、そうした手術は昨年まで、月に一度あるかないかという程度であったと語っている。

「これは氷山の一角に過ぎないと思いますね。患者からも聞いたんですが、普通の病院の医師は、小陰唇が大きいことによる、物理的、また心理的な問題というのは、ほとんど理解されないんです。その為、こうした悩みを抱えた患者は一生をその不毛な悩みとともに過ごさなければならないんです。また今後、こうした手術を産婦人科医が行うようになれば、その費用は保険でカバーできます。しかし、現在のように、クリニックで行う場合においては、患者は費用の大部分を負担しなければならないんです。」

ハンス医師によれば、こうしたヴァギナ整形は比較的小さな処置で済み、唯一の危険は処置後の出血のみであると話している。またマアス医師によれば、確かに小陰唇の肉は柔らかく、弾性があるため、手術には若干の危険が伴い、事実、手術を受けた半数の患者は術後に再び病院を訪れ、二度目の手術で整形を完成しているという。

現在、米国においては、女性の膣整形は一般的に受け入れられており、また膣の穴を狭めるための手術も広く行われている。こうした手術は彼らの性生活の向上、またポルノスターにおいてはヴァギナの写真写りを良くするための一般的処置として、「デザイナー・ヴァギナ」と呼ばれているとのこと。







日本人がオカマのペニスを切断 カンボジア

 カンボジアは首都プノンペンにて、日本人二人が女性の格好をした男性を本物の女性と間違えて売春を交渉、しかし交渉成立後にオカマと気づき、その男性のペニスを切断したとのこと。先週木曜、バーで女性の格好をして働いていたヘン・ヤさん(18)が仕事場からの帰宅途中、二人連れの日本人男性(身元は不明)らに声をかけられ、US$20で売春の交渉が成立。しかしその後、ヘンさんが男性であることが発覚すると、二人の日本人はヘンさんの身体を押さえてナイフでペニスを切断し、車で逃走した、と地元新聞のKampuchea Thmey紙は伝えている。

ヘンさんを収容したプノンペンのカルメット病院の発表によれば、ヘンさんのペニスは完全に切断されており、現在は治療中であるという。プノンペンにはこうした外国人相手の売春宿やバーが年々増加しているとのこと。







その状況にあわせて音楽を奏でるコンドームが発明される

ウクライナ人の発明家Grigoriy Chausovskiy博士が、なんとそれ自体が音楽を奏でるコンドームを開発して話題となっている。しかも性交渉が盛り上がってくると、それに合わせて流れるミュージックの音量も次第に大きくなってくる演出機能まであるという。

そればかりか、この"歌うコンドーム"は同じ曲ばかりをダラダラと流すだけでなく、"二人の体位"によって違った曲を流す機能もあり、まさにその状況、その激しさに合わせてピッタリなBGMを奏でるよう設計されている。

もちろん使用方法は通常の物と何ら変わりはなく、信頼性もそれと同等であるとのこと。

博士の説明によると、このコンドームには極小のセンサーが装着されており、それが音楽を奏でる極小デバイスに接続されているとか。しかし全く感電する恐れはないとされている。

イギリス国内での販売が予定されており、すでに博士のチームはその輸出に向けてメーカーと契約を済ませたという。気になるお値段は普通のコンドームよりも2割程度高くなるとのこと。また、今のところイギリス以外の国での販売については考えていないらしく、今後の計画については何も公表されていない。

「少々高くても、カップル達は今までとは違った刺激を求めて買ってくれると思う」と博士は自信満々のようだ。

その発売を前に、イギリスでは大学生達に対し「"歌うコンドーム"にはどんな曲が入っていて欲しいか?」とのアンケートも行われたとのこと。








クールな母親と呼ばれたくて…子どもの友人らをカラダとクスリ・パーティでもてなす

アメリカのコロラド州で、10代の娘など3人の子どもを持つ40歳の女性が、子どもの友人らから「クールなママ」と呼ばれたいが為に、クスリ、酒、セックス三昧のパーティを行っていたとして逮捕された。

調べに対しシルヴィア・ジョンソン(40)容疑者は「クールなママ」と呼ばれたかっただけだったと話しており、警察ではこの事件を教訓と受け止めてほしいと、子を持つ親に対して呼びかけている。

供述書によると、パーティはジョンソンの自宅でこの一年間にわたり、ほぼ毎週行われていた。パーティではアルコールとクスリなど「(参加している少年らが)望むものはなんでも」出され、ジョンソンは未成年者に対する性的過失で罪を問われている。ジョンソンは15歳から17歳の少年らとセックスをしたことを認め「クールなママで居たかったし、(セックスをすることで、十代の少年らと)同じ仲間になったような気分になった」と言っている。

また、ジョンソンは「自分が高校生の時は、まったくクラスメートから人気がなかった。(パーティをして)人気者になりたかった」とも話している。

警察では「親同士も互いにどんな親かを確認する必要がある。他人の子どもの家を訪れるのを、ジョンソンのような親もいるため、親がいるからといってむやみに承諾してはいけない」と注意を促している。

現在19歳になる男性は、高校生の頃にジョンソンのパーティに通い、ジョンソンと性的関係を持ったが「むしろレイプされた状態だった」と証言している。また彼は「急にばかげたことをしていたと気づき、パーティに行くのをやめた」と話している。彼の母親は「その家には親が居ると聞かされていたので、間違いが起こるはずなど無いと思い込んでいた」とジョンソンに対して怒りを露にしている。







「ポルノ女王のあえぎ声」、携帯着信音ダウンロードサービス登場

もしもあなたの携帯の着信音量が最大になっていて、しかもバイブレーションに設定している場合、この着信音はかなり恥ずかしいかもしれない・・として注目を集めているのは、「ポルノスターのあえぎ声」ダウンロードサービス。

ポルノの女王ジェナ・ジェームスソンのバラエティー豊かな「あえぎ声」、「うめき声」、「まさに"燃え上がっている"時の声」の中から気に入ったものをユーザーは選択できるという。現在アルゼンチン、ベネズエラ、エクアドルでこのサービスは提供されており、いずれアメリカでは"お好きなあえぎ声"を一曲$2.50でダウンロード可能にする予定だとか。

もしそれでも満足できない場合は、電話着信時に女王ジェナがわいせつな言葉で語りかけてくるタイプのものもあるとか。また、さらに興奮したい人には、$2.99(予定)でジェナのカラーヌード写真を待ち受け画面に設定することもできるという。

このサービスを提供している会社の主任は「ロックスターは曲をつくってそれが着信音になるでしょ。それと同じ様に、ポルノスターはあえぎ声をつくるのさ」と語り、「モバイルユーザー達への斬新な面白いサービスだと思う」と、今後のサービス拡大に意欲的なようだ。

一部の人達には"煙たがられる"衝撃的な着信音となったが、ユーザーからは「もっと別なサービスも欲しいですっ!」との声もあるとか。

このサービスに興味津々のニューヨーカー、ジュリアン・マックロー氏は「女王ジェナに僕の名前を呼んでくれるようにしてほしいな・・そしたら買うよ。つまりさ、(あえぎ声だけでなく)もっと個人的な"声"が欲しいんだよな・・」と、さらなる興奮度の向上に期待を寄せている。

しかしながら、アメリカ国内の携帯電話会社は未だこのサービスに興味を示しておらず、女王のあえぎ声がアメリカに届くには今しばらく時間がかかりそうだとのこと。







尻でその人間の性格が分かると専門家が研究内容を発表

ある専門家が「尻は人間の最もセクシーなパーツの一つであり、尻こそ人の性格を多く語る部分である」として、その研究内容を発表した。

その内容によると、筋肉質で引き締まったヒップの男性はベッドの上でも強いとされており、また、丸みを帯びた小さなヒップの女性の多くは性交渉時において能動的であるが、精神面よりも物欲面での欲求が強く、不親切であるとされている。

さらに性別に関わらず、尻の下にできるシワが左右対称の人は信頼できるしっかりとした性格で静かな人である場合が多く、反対にシワが左右非対称の人は自己中心的で、欲深い人間である可能性が高いという。

この専門家によるその他様々な「尻の形でわかる性格判断」は以下のようになっている。

「尻の両側が耳の様に膨らんでいる人は、たいてい恋愛や結婚生活において忠実である。しかしそういう人はごく普通の(大して成功しない)人間だと考えられる」

「尻が四角に近い形でたれ下がっている女性の多くは、とても親切であると思われる。またこの尻タイプの女性は良い女房となり、よく気が付く母親となるだろう」

「左の尻が右の尻よりも大きな人は、できるだけ早く結婚すべきと思われる。なぜなら、このタイプは独身でいる事が健康に良くない影響をもたらす可能性がある人達だからだ。また一方、右の尻が左のそれよりも大きな人は、人生において大きな問題に直面してしまう場合が多い。例えば男性の場合、それは仕事上の問題であったりするだろう。また、女性の場合は出産時に深刻な問題に直面することも考えられる」

「尻が毛深い人は、大抵とても親切で愛想の良い人間である。しかしながら毛深い尻の両親からは、性格が不安定で短気な子供が産まれてくる可能性が高いという事を知っておかねばならない。また、頭髪が赤色で尻の毛が黒い人は、何かの才能があり、情にもろい性格の場合が多い。さらに尻の毛がグレーの男性は、その毛色が若い時から彼がインポテンツだった証拠であり、また、尻の毛が赤い人は邪悪な性格を持った人間であると考えられる」

「尻の上部にアザがある人は勇敢で情熱的な性格である場合が多い。また、神経質で無口な人は尻の中央にアザがあるケースが多く、下部にある場合は、その人が男性の場合は性的能力、女性の場合は出産能力に問題を抱えていることを示している。さらに、一つ、もしくは二つのアザが尻のワレメ上にある人は、長年に渡って"創造"を楽しみ、性交渉をエンジョイする運命の人達である」

およそ確実に人の性格を尻の形で言い当てることは不可能だと考えられるが、"尻の専門家"達は「右の尻はその人の才能や潜在能力を語るものであり、左の尻はその人の過去を物語るものである」としている。








犬との不倫現場を目撃され、新妻に「離婚してくれ」と嘆願する夫

新婚ホヤホヤだったにもかかわらず、夫(24歳)が愛犬とベッドでよろしくやっている現場を帰宅した妻(20歳)が目撃して驚愕、さらに夫が「こいつ(犬)を愛してしまった」と、この妻に離婚を申し出るという事件がカンボジアで発生した。

記事によると浮気相手の女性(雌)は2歳になる雑種犬。この夫は犬と性的関係を持っただけでなく、犬への愛を押さえきれなくなっていたのか、ついには「君よりも犬の方が好きなんだ」と妻に激白したという。

それを聞いた妻はますます激怒、最終的には警察が駆けつける騒ぎとなった。事実確認のため、警察官がこの夫に質問したところ、「え・・はい、あの・・確かに犬とやってました」と答えたという。

警察は「妻の話を聞いてあげることはできるが、"男とメス犬の情事問題"までは面倒みれないよ。それにカンボジアの法律では"犬と性交渉してはいけない"と、きっちり定められているわけじゃないからね」と話す。

「この旦那は普通の人。どこかの線が一本きれちゃってるような人間ではない。多分・・もともと犬に対してものすごく情熱的な人なんでしょうね。だから犬を見つめれば見つめる程、より多くの愛と情熱を犬にそそぎこみたくなって・・・まあ、その結果がベッドでの熱い抱擁となったのでしょうね」と、警察はその見解を述べている。

その後、夫は妻と暮らしていた家を去り、自分の母親のもとへ帰って行った。また、浮気相手のメス犬は行方不明とか。







姓が「小さいペニス」の意を持つ男性の改名断念

姓が「小さいペニス」という意味のルーマニア人男性が、改名をしたがっていたが、お役所的な対応のためあきらめてしまったという。

コンスタンチン・プティカさん(45)は、改名申請のために色々なところへ足を運んだが、どこへ行っても官僚的な煩わしいことばかりで、地元の役所に行くのもうんざりになってしまったという。コンスタンチンさんいわく、「私の名前を聞くと、誰でもが笑うんだ。こんな状態では生きていけない」と言っている。

しかし、コンスタンチンさんだけが、恥ずかしい名前のルーマニア人というわけではないと地元紙は伝えている。

記録によれば、243人がコンスタンチンさんと同じ苗字で、233人がムイア(オーラル・セックスの意)、10数人がカカ(排泄物)、カー(肛門)、コイ(こう丸)という苗字だという。







「レンタル彼女」のサービス始まる 中国

中国は四川省成都にて、これから迎える旧正月の実家帰省などに備え、独り身の男性などを対象とした「レンタル彼女」のサービスが開始されたとのこと。今回のサービスは、これから迎える旧正月で親戚らが一同に会する際、独身男性に対してしつこく繰り返される「彼女はいないのか、結婚はまだか」といった突っ込みをこの「レンタル彼女」を紹介することで防ぐことを狙いとしている。「彼女のいない独身男性にとって、画期的なサービスになるはずである。これで家族や親族からしつこく繰り返される"早く結婚して落ち着くように"といったなじりを回避できるだろう」と地元のローカルメディアは伝えている。

彼女の貸し出しは一人につき凡そ3800円、中国のサラリーマンの平均的月給の三割程度であるという。

「レンタル彼女」の利用を予定しているある男性は取材に答え、「早速、実家に一人連れて帰ろうと思っています。両親からいつも"早くいい娘をもらって孫の顔を見せておくれ"となじられてますからね。」と語っている。

しかしまたこうしたサービスに対し、一部の民間団体や学者からは早くも批判の声が上がっているとのこと。







ハンガリーで『金髪女性のバカ扱い禁止法』制定準備へ

ハンガリーではブロンド(金髪)の女性をバカにすることを禁止する規制が法制化する準備が進められているという。この法案はブロンド女性たちが、国会前で抗議のデモ運動をしたことがきっかけになっている。

デモではブロンド女性たちが、ブロンドであることを理由にいかに悪趣味なジョークを日常的に浴びせられて差別されているかという訴えとともに嘆願書を提出している。

この団体のポークスウーマンは、「ブロンドであるために就職活動で差別され、また職を得たとしても、職場や街角ですら差別をされている。ユダヤ人を差別することは法律で禁じられているのに、なぜブロンド女性を差別することを法律で禁じることがおかしいのでしょうか」と話している。

その嘆願書では、ハンガリーの雇用機会均等担当大臣に対して、ブロンドをバカにすることを禁じる法律が宗教差別と同じカテゴリーに分類されるかどうかを調査するように依頼している。

嘆願書は国会で審議するのに必要な10万人の署名にはわずかに足りてはいなかったが、大臣の代理人は差別がなくなるように政府で検討したいと抗議者たちに説明したという。

国会の前でデモ運動していた金髪の女性たち-生まれつきの人も、ブロンドに染めた人も-は、「私たちはブロンドです。バカではありません」というプラカードを持って掲げていたという。

















外道事件簿2004

外道事件簿 2004
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。
女性患者に催眠術をかけ「胸を揉め」と命令する医者
教師宅に「ご主人が性犯罪で…」校長名乗る新手の詐欺
8歳の少年と"ファンタジーみたいな交際"をしていた29歳の女性が逮捕される
オトナのおもちゃの音で空港閉鎖
ニシキヘビの大蛇、子牛を丸呑み
男性よ、包皮を取り戻そう――米国に登場した各種の包皮回復器具
メンバー全員が売春婦の女子サッカーチーム破門
誤ってペニスを切断した上に、飼い犬にペニスを喰われる。
世界で一番セックス回数の多い国はフランス・日本は色んな意味で1位?
妻にアレを切断された男、病院に持っていくのを忘れて手術不可
売春しないと生活できない…ソウルで売春女性再抗議
「腹いせに…」 タイ人少女90人にHIV感染させる
<おれおれ詐欺>“海外版"多発 渡米の子供が事故などと
13歳娘に売春指示の容疑で母親逮捕
猿だと思って射殺したら自分の妻だった・・
精液を飲ませる歯医者登場
私の乳を飲みなさい。でないとムチで打つわよ!
売春宿が株式上場
チェンマイの学校でオカマ用のトイレ
Fucking村の改名に住民が反対 オーストリア
「ラッキーフラッグ」を立てる為に屋根に上って転落 タイ
タイの男性が睡眠中に爆笑死
鳥姦→妻に見つかって自殺
女子大生、地獄の薬をアソコに詰込む
米が人身売買の年次報告、日本は「監視リスト」に
道端で自慰行為をしたサトウキビ畑のオーナー、捕まる
“蛇人間"コブラに噛まれて死亡
小学4年生の教え子を妊娠させた教師が自首
サムローの運転手、雌犬を強姦未遂
元工科短大の教授、バイアグラを飲んで腹上死
ヨットで妻を捜しに来た“2004年版コボリ"嵐に遭遇
ベランダの塀に乗り、“自殺するぞ"と脅迫した若者、誤って転落死
金持ちの娘、病院に子供を産み捨て
酔っぱらい男性、犬とセックスし噛みつかれる
強姦に耐えきれず逃げた娘を連れ戻し、鎖に繋いでいた父親
「調理した鶏肉食べ死亡・病気なら賠償金」タイ首相
71歳のおじいさん、ダチョウに蹴られて死亡
パンツの中に入れていたピンポン爆弾が爆発、工業短大生死亡
カラオケ店の女性の奪い合いで喧嘩、3人が死亡
妾が本妻を刺殺
14歳のオカマが睡眠薬強盗
“妾を持つ国会議員は党のイメージを落とす"
エロ映画の影響、小学5年生が5歳の幼女を強姦未遂
盗んだ鶏と性交していた変質者を逮捕
警察大尉、日本人バーの女性オーナーに"一発やらせろ"と脅迫
交差点で大蛇に首を絞められ瀕死の男、助かる
ドイツ人男性、タイ人妻を殺害して蛇に食べさせた疑いを否定
僧侶二人が精神薄弱の女性を強姦
狂った中年男“家に帰る車を用意しろ"と看護婦を人質に
児童の性的被害、徐々に凶悪化
同棲女性との別れ話の縺れから日本人男性が飛び降り自殺

外道の細道

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女性患者に催眠術をかけ「胸を揉め」と命令する医者

リハビリテーションを専門とする男性医師が治療に訪れた女性患者2人に対して催眠療法を行い、トランス状態(昏睡状態)に陥った彼女達に猥褻な行為(命令)をしたとして逮捕され、先日初公判が行われた。

逮捕されたのはイギリス在住のイマッド・アル・カワジャ医師(48歳)。彼は訪れた女性患者に「私の目をじっと見つめてごらん」と語って催眠術をかけ、無意識状態にしてから彼独自の"猥褻な治療"を行っていたという。

訴えによるとイマッド医師はこの女性患者達に対して、「体のあちこちを綿密に愛撫する」、「胸を触る」等の行為をしたとのこと。

犠牲者の一人とされる40代の女性には催眠術を掛けた後、彼女が履いていたズボンを下ろして体に触ったとされている。残念ながらこの女性は自殺してしまったため、それ以上詳しい犯行の説明を聞くことはできなくなってしまった。

また一方、別の被害者である20代の女性には催眠後、「上着を脱いで、自分で胸を揉んでみろ」と猥褻な行為をさせただけでなく、「さあ立ち上がって私にキスしなさい」と命令したという。

一般的に催眠状態での記憶は無いと思われていたが、被害者の女性達は何をされたかしっかり覚えていたとのこと。

今回の公判でイマッド医師は自分の罪を全く認めなかったため、さらに裁判は継続する。







教師宅に「ご主人が性犯罪で…」校長名乗る新手の詐欺

 大阪府立高の男性教師2人の自宅に、男が校長を名乗って電話をかけ、応対に出た妻に「ご主人が強制わいせつ事件で警察につかまった。今なら示談で解決できる」と持ちかけ、金をだまし取ろうとしていたことが7日、わかった。府内で教師によるわいせつ事件が相次いだことなどに目を付けたとみられ、府警は、教師宅を狙った新手の「おれおれ詐欺」とみて捜査している。

 府警などによると、電話はいずれも今月1日。40歳代の教師宅には「校長室から電話しています。被害者のご両親と弁護士が来ています。今なら示談で済みそうです」と話してきた。応対に出た教師の妻は「折り返し電話します」と切り、校長に問い合わせ、うそとわかった。

 別の高校の50歳代の教師宅にも、同じ校長名で男から電話があり、示談金100万円を要求した。妻が「すぐには用意できない」と答えると、「50万円でも」と言われたので、不審に思って電話を切った。府内では、10月に小学校の男性教諭によるわいせつ事件が2件あり、府教委は「こんな犯罪の口実にまで使われるなんて、情けないやら、悔しいやら」と嘆いている。






8歳の少年と"ファンタジーみたいな交際"をしていた29歳の女性が逮捕される

自分の娘(7歳)の友達だった8歳の少年と交際し、ついには肉体関係を持った29歳の女性が逮捕された。

訴えられたのはストラットフォード出身のタミー・イムレ。彼女が交際していたとされる8歳の少年の母親が事実を知り、イムレを裁判所へ訴えたため事件が明るみにでた。裁判所へ入っていく途中、イムレの顔は髪の毛で隠れてよく見えなかったが(写真)、少年の母親は法廷でしっかりと彼女と対面してその顔を見たという。

「イムレを法廷に引きずり出したかったのですよね?」という質問に対し、少年の母親は「そりゃもう、当たり前でしょ!自分の犯した罪からは絶対に逃げられないって事を知らしめてやりたいのよ」と答えている。

母親の話しによると、イムレが少年に送ったラブレターを偶然発見し、二人が交際している事に気がついたという。その内容は「あなたが欲しいの」といった熱烈な愛を告白したもので、「本当に最低・・げっそりしたわ」と母親は言う。

調べに対しイムレは、「(年の差なんて関係なく)少年は私の彼氏で、私は少年の彼女だったの」と、"お互い愛し合っていたこと"を強く訴えているとのこと。さらに、まるでファンタジーの世界にいるようだったと語り、いつか結婚できる事を夢見て付き合っていたとも説明しているという。

これに対し少年の母親は「なにがファンタジーよ。まだ8歳の私の息子とやっちゃってるのよ。それのどこがファンタジーなのよ!」と激怒している。

今月末に裁判が行われる予定になっているが、もしイムレに対し有罪が確定すると、おそらく懲役20年の刑に処されるだろうとのこと。








オトナのおもちゃの音で空港閉鎖

オーストラリアの地方空港でゴミ箱に捨てられた大人のおもちゃのバイブレーションで、空港が一時閉鎖されるというパニック状態に陥った。

事件がおこったのはブリスベンの北500マイルにあるマッカイの空港で、空港関係者が、ゴミ箱から不審な音を聞きつけ、空港に緊急事態が発せられたとオーストラリア・ブロードキャスト社のラジオが伝えた。

カフェテリアの店長のリンさんは「ごみ箱が猛烈にブンブンと音を立て始め、混乱状態になった」という。

警察はターミナルから人々を撤退させ、爆弾処理班の出動を要請しようとしていたその時、旅客のひとりがゴミ箱に近付いて、中を確認した。

警察の発表によれば「ゴミ箱の中に入っていたのは”大人のオモチャ”だった」と伝えている。

オーストラリアは2001年9月11日から主要ビルや空港などでの警備が強化されてきたが、10/9の選挙に向けて一層警備が厳しくなっていた。







ニシキヘビの大蛇、子牛を丸呑み

 ニシキヘビの大蛇が、子牛を丸呑みにした事件が起きたのは、トラン県シガオ郡で記者が駆け付けたときにニシキヘビが子牛を食べるところであった。この大蛇は体長4.5メートルで、腹の部分は住民が所有する子牛を食べ膨らんでいた。
 この不運な子牛の持ち主のソムポン・ペンスックリーさん38歳によると「昨晩に他の牛の鳴き声が聞こえて来たので、外に出て見ると子牛、オス、生後3-4ヶ月、体重50kgが一頭いなくなっていました。牛を探すために家の傍の小川を越えたところで、この蛇が動けなく横たわっていました。腹の部分は、恐らく自分の牛を飲み込んだため大きく膨んでいました。そこで、近くの住民を呼び棒で頭を叩き家の空き地へと運びました。朝起きて出て見るとこのニシキヘビは死んでいました。






男性よ、包皮を取り戻そう――米国に登場した各種の包皮回復器具

多くの男性が自分の性生活に何かが欠けていると感じている。そして、パートナーとのベッドの中での時間がより楽しくなる──たぶんパートナーも楽しくなる──かもしれない方法があることをまったく知らない男性も多いだろう。

 セラピーなどあてにしてはいけない。大人の玩具やロールプレイングも忘れよう。若者よ、そして若くないあなたも、包皮を形成しよう。米国では、割礼を施された男性の割合が約63%(世界で最も高い水準)に達しており、そうした男性は、重要な感覚的な能力を奪われているのだと、割礼に反対するグループは主張する。

 しかしまったく望みがないわけではない。包皮の回復を推進する人々によると、忍耐と粘り強さがあれば、あるいは体の中で最もデリケートな部分の手術に耐える覚悟があれば、包皮を新たに得ることが可能だという。そして敏感さを取り戻すことができるのだ。

 包皮を回復する方法にはさまざまなものがある。一番手っ取り早い方法は手術をすることだが、包皮の問題を解決したい考える人々は、それは最善の方法ではないと一様に考えているようだ。手術は2回必要で、回復まで傷みを伴う可能性があるためだ。

 もっと良いのは、手作りの器具を使用し、なくなった包皮の役割をするよう、陰茎の皮膚を徐々に伸ばしてやることだという。なんとかしようと考えた割礼済みの男性たちが、『キャット2RO』『プルマン』『TLCタガー』『PUC(陰茎包皮回復機器)』『フォアボールズ』『タグ・アホイ』など、包皮を回復させるためのさまざまな器具を開発している。

 包皮を伸ばすには、普通1~3年は必要で、サボっていればさらにかかる。しかし安上がりで、手術の必要はなく、どうやら効果もあるらしいのだ。

 「特効薬がないことはお分かりいただけると思う」と、さまざまな方法の比較表を作成しているダン・ピール氏は言う。「それぞれ利点と欠点があるので、常に『コンシューマー・レポート』誌みたいな考え方をしている」

 ある器具は皮膚をテープで引っ張り、最終的には、割礼後むき出しになっている亀頭を覆えるように皮膚を伸ばす。「タガー」と呼ばれる別の種類の器具は、テープを使わず、プラスチックのベルトを使って取り付け、重しが垂れ下がることで皮膚を伸ばす。

 ピール氏は、同時にいくつかの方法を何ヵ月間が試してきた。現在は、完全な包皮の再生に向け道半ばといった感じだ。

 全米男性回復機構(NORM)を設立したウェイン・グリフィス氏は、自分に合ったものが見つからなかったため、器具を自作した。グリフィス氏が開発したフォアボールズという器具は、小さなダンベルのような形をしている。

 フォアボールズ(写真)の価格は100ドルで、この種の器具では高額な部類に属するだろう。器具は、2つの球が細い鉄の棒でつながっているもので、取り付けるには、亀頭の周りの皮に余裕がある必要がある。また固定するためにテープも必要。成功率はいくつかの要因に左右されるとグリフィス氏は話す。

 「皮膚が非常にたるんでいる人もいれば、余分を残さずに切除された人もいるだろう」とグリフィス氏。「また、この治療をどのくらい堅実かつ忍耐強く実行しているかによっても異なる。それに、収縮時の陰茎の長さや太さ、さらには遺伝も影響するだろう。6ヵ月で成功した人もいる」

 こうした器具の考案者たちは、自分たちは医師ではないので医学的な助言はできないと断った上で、過激すぎて傷みを伴うような方法は絶対にすべきではないとアドバイスしている。

 キャット2RO(写真)は、開発者によると、プラスチック製のパイプで出来ているため、空港のセキュリティー・チェックに引っかからないという利点があるという。この器具の作製のため、日曜大工用品小売チェーンの『ロウズ』で部品の在庫を買い占めたことも何度かあったそうだ。

 最近、キャット2ROの売れ行きが伸びているという──6月には『イーベイ』で30個を販売し、自分のウェブサイトでの直販も行なっている。

 著名な医師であるディーン・イーデル博士は、長い間、割礼に反対してきた。「女性がまったく問題ない胸を美容整形手術で変形させることがまかり通っている今の世の中が不思議でならない」とイーデル博士は言う。「一方で生まれた時に奪われた物を取りかえそうとする男性は変人扱いされる」

 米国小児科学会は、割礼は一部に健康上の利点もあるかもしれないが、医学的にその必要性はないとしている。

 イーデル博士は、上の3人の息子の割礼には同意した。しかし15年前に妻が4人目の息子を出産する直前に、割礼は医学的に不要であるばかりではなく、有害なのだと説く1人の看護士に出会った。

 その看護士とは、全米割礼情報資源センター機構(NOCIRC)を設立したマリリン・ミロス氏だった。ミロス氏は、往々にして麻酔をかけずに行なわれ、本人の同意なしに身体の性的機能に関係する部分を取り除く割礼を野蛮な手術と考え、赤ん坊を割礼から守るための活動を熱心に展開している。

 ミロス氏もイーデル博士も、女性とのセックスには自然のままの陰茎の方が都合が良いと強く主張している。包皮が袖の役割を果たすだけではなく、亀頭を覆うことで表面の滑らかさを保つのだという。

 それこそが包皮が存在する理由だとイーデル博士は指摘する。「女性はしばしば『うわっ、湿っていて臭いがする』と言う。この前確認したところ、女性も湿っていて臭いがするけれども、そのせいで男たちがよりつかなくなるわけではない。つまり生まれつきそれを受け入れるようにできているのだ」

 また亀頭が露出している場合は皮膚が厚くなるため、保護されている亀頭の方が敏感だとミロス氏は話す。さらに包皮には4万もの神経終末が存在し、セックスでの感度が高くなるという。

 米国では、女性に対する割礼が1996年に法的に禁止されたが、イーデル博士は、このことがきっかけで、男性たちが自分自身の割礼について意識するようになったのだと考えている。女性に対する割礼の方がはるかにやり過ぎのように思えるかもしれないが、イーデル博士やミロス氏は、男性の割礼も女性と変わらないと指摘する。

 「苦痛の比較の問題ではないのだ」とミロス氏は言う。「性器がメスで切り取られる時の赤ん坊の叫びは、男女関係なくまったく同じものだ」

 包皮再生手術はときに困難な処置でもある。ニューヨーク陰茎形成外科の院長で、米国陰茎形成外科学会の会長でもあるE・ダグラス・ホワイトヘッド博士は、陰茎増大手術は手がけるものの、包皮再生手術は行なわないことにしているという。

 「要望があることは知っている」とホワイトヘッド博士。「良い結果を出せると思える手術の方法があれば、患者に提供したいと思う。現時点で満足のいく技術がないと判断しているだけだ」

 手術では、陰茎の皮膚を環状に切った上で、亀頭に合わせて皮膚をスライドさせる。その結果陰茎の一部は皮膚がない状態になるので、2回目の手術で睾丸から皮膚組織を移植する。

 フロリダ州マイアミの外科医、ハロルド・リード博士は、これとは若干異なる方法で手術を行なうが、必ずしも推奨するわけではないとしている。

 「陰茎皮膚の伸長術に時間をかけられるのであれば、それが一番いい方法だと思う」とリード博士は述べる。

 包皮を再生できた人たちは皆、結果に満足しているようだ。グリフィス氏自身は再生の途中だが、シャワーを浴びた時に、新たな、そして心地よい感覚を覚えたという。

 「包皮を引き戻し、そこに細かいしぶきを浴びせかけた」とグリフィス氏。「我慢の限界を超えた……もちろん良い意味でね」







メンバー全員が売春婦の女子サッカーチーム破門

中央アメリカにあるガテマラの女子サッカー・トーナメントで、プレイヤー全員が売春婦のチームが除外処分になった。

このチームは「スターズ・オブ・ライン」は女子校チームの「ブルーデビルズ」に5-2で負けた後、除外処分を受けた。

「売春婦であるというだけで、社会は私たちを社会から疎外する。私たちは女性として、および母親として我々の権利を行使したい」とチーム・キャプテン、ヴァレリアさん(写真で担がれている中央の人)は語った。

除外処分を発表した関係者側は、「スターズ・オブ・ライン」の応戦者が不適切な言葉を使ったことを処分理由にしている。

「スターズ・オブ・ライン」はガテマラ市街の歓楽街のいわゆる赤線地帯を「トレイン・ライン」と呼ぶことから名づけられた。チームメンバーはそこで”働く"200人の女性から選抜されたメンバーだった。

「売春婦であるからといって、私たちが暴力的であるわけではないし、私たちは訓練されているのに。」とキャプテンのヴァレリアさんは言うが、関係者は応援席から「ワン、ツー、スリー、ホオーア!!(ホオーア=売春婦)」という掛け声を聞いている。

競技場のマネージャーは「こどもが多く観戦している試合で、そのような言葉使いを聞くことは全く持って好ましくない」と話している。

ヴァレリアさんは、問題は応援の掛け声ではなく、「私たちが売春婦だとわかって、私たちをゴキブリのように追い出したのよ。」と言う。「それが差別以外のなにものなの。私たちはただサッカーがしたいだけ」と話している。

このチームは売春婦のドキュメンタリー取材を兼ねてスペインのジャーナリストからサッカーのを受けていた。







誤ってペニスを切断した上に、飼い犬にペニスを喰われる。

ルーマニアで老人がニワトリの首と間違えて、自分のペニスを切断してしまった。そして、切断したペニスを駆け寄ってきた飼い犬に食べられてしまうという事件があったと地元Rompres newsが伝えた。

67歳のコンスタンチンさんはガラチの南東部の村に住んでいて、夜中にニワトリが騒がしく眠れなかったため、庭で下着の中にニワトリを入れて(ニワトリの頭を落として)殺そうとした。

「ニワトリの首と混同してしまった」と語るコンスタンチンさんは、すぐ救急病院に運ばれた。「アレを切り落としてしまった。・・・そうしたら愛犬が走り寄ってきて、食べちゃったんだ」という。医師によると、救急車で運ばれたときには出血が激しかったが、現在では命に別状は無いと言う。








世界で一番セックス回数の多い国はフランス・日本は色んな意味で1位?

35万人以上を対象にした調査で、世界で一番セックス回数の多い国はフランスということがわかった。

これはコンドームメーカーが行った調査で、一年間に平均で平均103回というセックス回数に対して、フランスでは平均137回という結果が出た。

フランスに続くのはギリシアとハンガリーで、年間133回と131回で僅差で迫っている。


アメリカは2000年に年間132回でに一位になったが、今回の調査では111回であった。セックスに対す習慣が変わったのか、調査に答える傾向が変わったのかが理由ではないかと見られている。

アジア諸国を見てみると、日本はたった46回で、香港・シンガポールは79回となっている。

調査を行った会社の広報は「インターネット上の調査なので、答える側もフランクに回答していると思われる。付き合っている恋人や伴侶以外の相手との回数も含まれているのではないか」という。

また、前戯が長いのはイギリス人の22.5分で、最も短いのは11.5分のタイ人であった。世界的な平均は19.7分であった。しかし、前戯が長い努力の甲斐なく、イギリス人の1/3は性的満足を得られないセックスがあり、あたかも絶頂を味わったようなフェイクの演技をしたと告白している。

”フェイクの演技”に関して、最も少ないのはマケドニアの13%で、多かったのは日本の40%だという。

また避妊具を使わずにセックスをしたのは世界平均で35%であるが、日本・ノルウェー・南アフリカ各国が58%で、デンマーク・スウェーデンの64%に続いて多い国となった。








妻にアレを切断された男、病院に持っていくのを忘れて手術不可

若いタイ人男性が妻と激しい口論となり、妻に自分のペニスをナイフで切断されてしまうという悲しい結末を迎えた。しかしそれだけでこの男の不運は終わらなかった。というのも、ペニスをくっつけてもらおうと病院へ行ったが、肝心な"切り落とされたペニス"を持ってくるのを忘れて手術できなかったからだ。

日曜日(現地時間)にSornlam Yotbanya氏(24歳)は、彼の妻であるRungnapha Pongaleeさん(32歳)と激しい口論となった。Sornlam氏の浮気が原因の口論だったが、妻の怒りがなかなか収まらないためSornlam氏はベッドにもぐりこんで寝てしまった。

ところが数時間後、下半身に激痛が走って彼は飛び起きた・・妻がペニスをナイフで切断してしまったのだ。

その直後Sornlam氏はバンコクから60km離れた場所にあるBangramrung Hospitalへ駆けつけたが、到着後、大変急いだためか自分の切られたペニスをそのままベッドルームに置き忘れてきた事に気がついた。

驚いた医者は急いで看護婦にSornlam氏のペニスを取りに向かわせた。数時間後、ペニスを大切に氷で冷やしながら看護婦は病院へ戻ってきたが、切断後あまりにも時間が経過していたため細胞がほとんど死滅していた。このため手術は不可となり、Sornlam氏に二度とペニスはくっつかなくなってしまった。

タイでペニス接合手術が上手だと言われるBangkok's Police Hospitalはこの事件を受け、あくまで「すべてのパーツが揃っている場合」は成功確立が高いと説明している。







売春しないと生活できない…ソウルで売春女性再抗議

 先月、売春に対する取り締まりが強化された韓国で、売春で生計を立てている女性およそ1000人が再び抗議集会を開くために集まっています。

 集会には、韓国全土から集まったおよそ1000人の女性が参加しています。女性たちは、ソウル市内の売春街に近い場所で、「売春しないと生活ができない」として、強化された特別法の撤廃や、少なくとも施行を遅らせるように求めています。韓国政府は、売春をやめた女性に対する生活支援の予算を増やすなどして理解を求めていますが、抗議集会は韓国各地へ広がる勢いです。








「腹いせに…」 タイ人少女90人にHIV感染させる

 タイ人の少女90人と性的な関係を持って、HIV=エイズウイルスを感染させたとして、ドイツ人の男がタイ当局に身柄を拘束されました。

 拘束されたのは、タイ北部に住む56歳のドイツ人の男です。男は1人におよそ100ドルずつ払って、15歳から17歳の少女90人と次々に性的関係を持ち、HIVを感染させた疑いが持たれています。近所の住民は「男はタイ人女性に病気をうつされたため、復しゅうしたのだ」などと話しています。また、男のタイ人の妻も、HIVに感染しているということです。








<おれおれ詐欺>“海外版"多発 渡米の子供が事故などと

 旅行で海外にいる子供が交通事故を起こしたなどとうそをつき、保釈金名目で親に高額な金を要求する新手の「おれおれ詐欺」が相次いでいる。実際の渡航先を知っているなど個人情報が漏れているケースが大半で、海外だけに容易に連絡がつかない弱みにつけこんでいる。外務省には最近1カ月だけで10件以上相談が寄せられており、警戒を強めている。
 千葉県に住む団体職員の男性(55)宅に不審な電話があったのは9月7日朝。長女(24)が5日から米国のアトランタに旅行で出かけたばかりだった。
 米国の弁護士を名乗る男が日本語で母親(54)に「アメリカにいるお嬢さんが交通事故を起こして相手が死んだ。保釈金401万5000円を払えば、嫁入り前の娘さんに前科を付けず、送還できる。日本の弁護士に連絡をさせるので従うように」と告げた。さらに「なんとかして。助けて」といった女性の金切り声が聞こえ、電話が切れたという。
 数分後にかかってきた電話の男は日本の法律事務所の弁護士を名乗り、「娘さんはアトランタにいるようだが、保釈金が必要。口座番号を教えるので、銀行に着いたら連絡するように」と説明。締め切りをその日の午後3時に指定した。母親は動転して金を用意した。その後、夫と連絡がつき、長女が国際携帯電話を持っていることを思い出し、電話を掛けた結果、うそであることが判明。男が告げた法律事務所の住所は、東京・霞が関の警視庁の所在地だった。
 父親は「たまたま娘が携帯電話をレンタルしていたので助かった。連絡がつかなければ、金を払い込んでいただろう。(詐欺グループは)なぜ娘の旅行先まで知っていたのか」と首をかしげる。
 外務省に寄せられた相談の中には、北米で交通事故に伴う保釈金名目で200万円支払った、南米で誘拐をほのめかされて150万円支払った――などの被害のほか、アジアで「とばくで負けた子供を監禁している。金を払えば解放する」と脅す手口もあったという。
 同省海外邦人安全課は「3、4カ月前から急におれおれ詐欺の相談が出てきた。不審な連絡があった場合、本人や公的機関に確認できるまでは慎重に対応した方がいい」と話し、今後、ホームページなどで警戒を呼びかける予定だ。






13歳娘に売春指示の容疑で母親逮捕

 13歳の二女に、「援助交際をしてきて」などと、売春の指示をしたとして、京都市の34歳の母親が逮捕されました。

 児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区の34歳の母親です。母親は13歳の二女に「援助交際をして来て」などと言って、滋賀県の会社員を相手に売春をするよう指示した疑いが持たれています。
 
 少女は今年8月、京都市内のホテルでみだらな行為をしたとして、農林水産省の職員が逮捕された事件で補導され、事情を聞かれていました。
 
 調べに対して少女は、「受け取ったお金は、全て母親に渡した」と話していますが、母親は容疑を否認しています。(







猿だと思って射殺したら自分の妻だった・・

マレーシア人の男性が、自分の妻を猿と間違えて射殺してしまうという悲惨な事件が起こったと地元新聞が伝えた。

この男性の家の裏庭には果物の木があり、そこで木に登って果実を取ろうとしていた妻を「つまみ食いしに来た猿」と勘違いして発砲してしまったという。

この夫は現在70歳で、夫婦には13人もの子供がいるとのこと。警察は事件の原因は全て”夫の不注意”によるものと判断し、現在彼の身柄を拘束している。発砲の理由については「(妻を)マンゴスチンの木によじ登っている猿だと思った」と話しているという。

実際のところ、妻(68歳)は木に梯子を立て掛けてフルーツを取っていただけだったが、不運にも猿と間違われて旦那に撃たれ、直ぐに病院に運ばれたが死亡が確認された。







精液を飲ませる歯医者登場

歯科医が自分の精液を歯の治療薬だと偽って患者にこっそり飲ませていたという驚愕の事実が、この歯科医院で働いていた元従業員の証言により明らかとなった。


このようなあるまじき行為を行っていたとされるのは町の歯科医であるジョン・ホール氏。調査によると精液を飲まされた患者は6人(14歳の少女も含まれている)とされている。

元従業員達の証言によると、ホール医師は患者と二人きりになった隙に犯行を重ねていたようだ。

ホール医師のアシスタントをしていたシェリル・リンさんは、「私は患者さんから離れるようにと先生に言われました。そして、なぜか今まで使ったことがない薬を取ってくるようにと頼まれたのです。」と話す。その後、ホール医師が患者に「ほら、これを飲み込みなさい」と話し、ポケットから注射器を取り出したのを見たと証言している。

被害者である40歳の女性の証言によると、医師は「ちょっと精子の味がするかもしれません」と言った後、注射器で口の中に得体の知れない液体を注入してきたとのこと。口の中の感覚が麻痺していたため味は分からなかったが、「このキチガイ野郎!」と医師を怒鳴りつけたと話す。

また別の被害者(33歳女性)は、「私はその液体を飲んだとき、これは精子だと気付きました。けれど・・・ホール医師は『これはね、歯をきれいにする液体なんですよ』と言うのです。」と当時の状況を話す。この女性は直ぐに夫に事の次第を話したが、そんなバカなと全く信じてくれなかった。このため自分が勘違いをしたのだと言い聞かせていたが、事件が報道されているのを見て直ぐに警察に連絡したという。

ホール医師の弁護士は元従業員達の証言は全くの嘘で、医師が飲ませたのは精子ではなくきちんとした歯科医薬品だったと主張。実際に精子入りの注射器が何本か発見されたが、「ホール医師は"精子量減少により起こりうる影響"に興味があり、その研究のために精子を保存していたのです。」と弁明している。

この歯科医への苦情は精子事件以外にもあり、他の女性の訴えによると、彼女が治療用椅子に座っていたところ、いきなりホール氏が飛び乗ってきて彼女の下半身に腰を擦り付けてきたこともあったという。









私の乳を飲みなさい。でないとムチで打つわよ!

ハラレ小学校で、生徒達に「私の乳を胸にしゃぶりついて飲みなさい。飲まないのならムチで打つわよ。どっちにするの?」と、選択を迫り、自分の乳を無理矢理飲ませていた女性教師に非難の声が挙がっている。

この事実は、強制的に先生の乳を飲まされた3年生の少年が、彼の親にこの事実を話した事から発覚。ムチで100回殴られるか、先生の乳を飲むかの選択を迫られたこの少年は、他のクラスメイト14人と同じように先生の乳を吸うことに決めたと話した。

あってはならない選択がクラスで行われた事を知った校長は、すぐに女性教師を呼びつけて事実関係を問いつめた。彼女は、「ムチか乳か」の選択を生徒に強いた事実は認めたが、何故そんな事をしたのかについては黙秘しているとのこと。

その後、女教師の乳を飲まされた子供達の親は、学校に呼び集められて警察に提出する苦情報告書を作成した。

この報告書を受け取ったハラレ州の教育管理責任者であるTomax Doba氏は、「確かにたくさんの苦情書を受け取りました。警察に提出する予定ですが、この教師は児童虐待容疑を科せられるでしょう。」と話し、さらに「私達は捜査への協力を惜しみません。それに、きちんとした事情聴取も今後行われることでしょう。」と付け加えた。






売春宿が株式上場

売春が合法化されているオーストラリアで売春企業デイリー・プラネットがついに株式上場を果たした。代表のフライト女史は「セックスに投資価値があるのは明らかだし、何よりセックスは絶対に飽和しないマーケット。それは誰より私が一番分かってる。」と自信満々。

同代表フライス女史は上場の宣伝に伴うインタビューに答えて曰く、「投資しないわけないでしょう?セックスに投資価値があるのは明らかだし、何よりセックスは絶対に飽和しないマーケット。それは誰より私が一番分かってる。」と自信満々。また彼女はオーストラリアの売春合法性を賞賛する一方で、アメリカはセックス産業で働く女性を虐げる一方で顧客である男性をかばうだけで、全く後進的だと非難する。そしてアメリカは清教徒の美徳に基づく国だと言われるが、そんなものは存在しない、とも豪語。(中略)この日の株価は50centで始まり、$1.09まで急騰した。








チェンマイの学校でオカマ用のトイレ

 チェンマイ県ディリーニュース特派員からの報告によると、市内チャルーンムアン通りのチェンマイテクノロジー学校は、オカマ(ニューハーフ)専用のトイレを学校内に増築した。記者が現場に向かったところ、校舎は8階建てで問題のトイレは3階にあり入り口には男子、女子の絵が取り付けられている。 学校広報によると、これは学校内にいるオカマ2人の問題の解決のためです。オカマのうちの1人は、サトリーレックという映画に出演したことがあります。これらの少年は学校に来たくないと行っており、事情聴取したところトイレで抱き付かれたり、頬にキスされたりと苛められ、女子トイレを使おうとすれば女生徒に教諭に告げ口されたとのことでした。これらの児童が学校を休むことの無いよう、問題解決のためトイレの増築に至ったのです。








Fucking村の改名に住民が反対 オーストリア

オーストリアのFucking村にて村名変更に反対する住民投票が行われたとのこと。このFucking村では以前より英国の観光客らによって何度も村の看板(写真)が盗まれるという事件が発生していたため、この度、住民150人が集まり、村名変更に関する討議実施に至ったという。村の代表ジークフリート・ホイップル氏は「皆この村の名が英語で何を意味するか重々承知しています。しかし、我々にとってはFuckingはあくまでFuckingなのです。たとえ標識が盗まれ続けようとも、ここはFuckingなのです。」と語っている。また氏によれば、そもそもこの村名は凡そ100年前に同地域に住み着いたMr.Fuck氏に由来し、さらにそこに「定住」や「村」を意味するingが付け足され、現在のFuckingに至ったという。

しかし1945年、連合軍兵士が同村に駐屯した際、英語における村名の意味を指摘、村民らはそのとき初めてFuckingの新たな意味を知ることになったのである。

また地元新聞の編集者によれば年々看板が盗まれる頻度が増加しており、その都度英国人が非難されると話している。「でも私は英国人だけの仕業だとは思いませんね。今ではドイツ人も英国人と同じくらいこの言葉を使いますし、アメリカ人やオーストラリア人、英語圏の人なら誰でもこの言葉を使いますからね。」

また最近では同村に近い「Wank am see(英俗語でオナニー)」、「Petting(ペッティング)」、「Vomitville(ゲロ)」、「Wind Passing(屁)」などの町でもそうした改名を巡る投票が行われたとのこと。









「ラッキーフラッグ」を立てる為に屋根に上って転落 タイ

今週木曜、タイはバンコクから南115kmのロプブリ郡で工場を営むBoonchai Lotharakphong氏(43)が金銭トラブルに悩み、悪運を追い払う為に占い師からもらった「ラッキーフラッグ」を工場の天辺に立てようと屋根に上ったところ転落、そのまま死亡したとのこと。Boonchai氏はここ10年、アメリカのスポーツ用品メーカー「ナイキ」の工場を営んでいたが、最近の不況の煽りを受けて経営難に陥っていたという。そして悪運を追い払うため、Boonchai氏は中国占星術の占い師の下を訪れた際に、お守りとして「ラッキーフラッグ」を渡され、工場の屋根に立てれば悪運を追い払うと言われるままそれを実行、今回の悲劇に繋がったとのこと。






タイの男性が睡眠中に爆笑死

 今週火曜、タイでアイスクリームトラックの運転手をしていたDamnoenSan-un氏(52)が眠っている最中に突然ぶつぶつ言い出したかと思うと続けて突然大爆笑し、そのまま死亡したとのこと。同地域のローカル新聞の取材に応じた妻のLuanさん(51)によれば、Luanさんは深夜、寝室のドアを叩く音が聞こえたため目を覚ますと、その直後に旦那が突然爆笑。不審に思ったLuanさんはひとまずドアを開けて外を確認したが、誰もいなかったため、とりあえず眠りながら爆笑している旦那を起こそうとするも、その時既に旦那は爆笑したまま息を引き取っていたという。またこのニュースを聞いた同村の住人らは、ドアをノックしたのは死神で、しかしDamroen氏は生前の行いが非常に良かったために彼が幸福の内に死ぬ事を死神が許したのではないかなどと話しているという。また検死確認にあたった同地域で医師を務めるSomsakWantaniwong氏によれば、Damroen氏の死因は心臓の発作か何かである可能性が高いとしながらも、生前の氏の健康状態には何ら問題はなく、また心臓の欠陥なども何ら見付けられなかったために、これといった原因が分からず困惑しているという。他に取材を受けた精神科医のSomchai氏によれば「こんな死亡ケースは聞いた事がないね。でも眠っている最中に爆笑したり泣きすぎたりする事で心臓発作が起こるというのはまあ、あり得なくはないと思う。」と話したとのこと。








鳥姦→妻に見つかって自殺

アフリカはザンビアにて男性が鶏と淫らな行為をしていたところ、妻に見つかって自殺したとのこと。警察の発表では、自宅から騒音が聞こえたため妻が慌てて家に入ったところ、夫が雌鳥と性交している姿を目撃したと話している。「現場を目撃されたため、男は妻を殺そうとしたんです。しかし、彼女は何とか現場から脱出しました。」現場は首都ルサカから東に50kmのチョンウェ村で発生、その後男性は村民らによって諭されたことをきっかけに首を吊って自殺した。また鳥姦された雌鳥はその後処分されたとのこと。






女子大生、地獄の薬をアソコに詰込む

 ノンタブリー県警は、ヤワラック・ターブッダー19歳、ガノックガーン・フォーンアナンラット21歳、プラウット・ルンサロート58歳を逮捕、証拠品として麻薬3,810錠、現金9,700バーツ、携帯電話2個、青色の靴、コンドーム押収したと発表した。
 麻薬抑制班班長によると、逮捕された3人の被告は麻薬の密売をして長い。計画して逮捕に踏み切った。女性被告二人によると、チェンラーイ県にて麻薬の密売人として雇われ、1回に尽き1,000錠を運んび、プラスチックの箱に入った麻薬は、警察の目を欺くためコンドームに入れ性器に隠していました。進学するための学費を稼ぐためにもう既に何回もしました。男性被告のプラウットは、特殊な二重底の靴に麻薬を隠す方法を取って運んでいた






米が人身売買の年次報告、日本は「監視リスト」に

 米国務省は14日、人身売買に関する年次報告を発表、女性や子供を性産業に従事させるために強制的に売買したり、渡航させたりするなどの行為があると指摘された131か国の現状を4段階に分類し、日本を「政府が最低限の基準を満たす適切な措置を取っておらず、深刻な数の被害が報告されている国」として、2番目に悪い評価の「第2分類監視リスト」に掲載した。

 報告では、日本が「ヤクザ」などの犯罪組織によって、「アジア、南米、東欧の女性や子供を強制労働や性産業に従事させるための目的地」となっていると指摘、政府は十分な対応能力を備えているにもかかわらず、適切な処置を怠ってきたと厳しく指弾している。具体的には、問題に対応するための立法や被害者の救済機関の不足、娯楽産業従事者に対する査証の不適切な発給などが問題だとした。

 ジョン・ミラー国務省人身売買特別顧問は同日の記者会見で、「日本政府の対応はこの1、2か月、(小泉)首相の指示で大きな前進が見られる」としながらも、「こうした問題で有罪になっても罰は軽く、問題防止のための教育も見るべきところがない」と述べ、一層の取り組みが必要だとの見方を示した。

 人身売買に関する年次報告は今年で4回目。各国の米国大使館や民間活動団体(NGO)などを通じ、年間100件以上の被害報告があった国を対象に調査・評価が行われる。資料が入手できない国は対象外であるため、すべての国が網羅されているわけではない。

 昨年までは各国政府の対応について、米議会の定めた「最低基準」を満たしている「第1分類」、対応が不十分な「第2分類」、問題への対応をしていない「第3分類」に分け、第3分類国には、経済援助停止などの制裁措置が発動されるとしていた。日本は昨年まで「第2分類」だったが、今年から「第2分類」がさらに二分化されたことを受け、被害報告が多く、政府の対応が極めて不適切で、第3分類に近い状況と見なされた42か国が「監視リスト」国となった。

 主要8か国(G8)の中では、ロシアと日本が監視リスト国に指定され、調査対象外の米国を除く他のG85か国はいずれも第1分類。最も悪い第3分類には北朝鮮、ミャンマーなど10か国が挙げられた。

 国務省の人身売買に関する年次報告で、「第2分類監視リスト」と「第3分類」に指定された国は以下の通り。

 ▽第2分類監視リスト

アゼルバイジャン、ベリーズ、ボリビア、コンゴ民主共和国、コートジボワール、クロアチア、キプロス、ドミニカ共和国、エストニア、エチオピア、ガボン、グルジア、ギリシャ、グアテマラ、ホンジュラス、インド、ジャマイカ、日本、カザフスタン、ケニア、ラオス、マダガスカル、マラウイ、モーリタニア、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、パラグアイ、ペルー、フィリピン、カタール、ロシア、セネガル、セルビア・モンテネグロ、スリナム、タジキスタン、タンザニア、タイ、トルコ、ベトナム、ザンビア、ジンバブエ

 ▽第3分類 バングラデシュ、ミャンマー、キューバ、エクアドル、赤道ギニア、ガイアナ、北朝鮮、シエラレオネ、スーダン、ベネズエラ






道端で自慰行為をしたサトウキビ畑のオーナー、捕まる

 23日午前0時半、カンチャナブリの警察署に、“バーンヌア町のクームアン通りで、車を停めて自慰行為をしている男がいる”との通報があった。

警察官が現場に捜査に出向くと、そこには、スパンブリ・ナンバーの三菱製ピックアップが停まっており、車の傍らで身繕いをしている男が立っていた。警察官が男に職務質問をしたところ、男はスパンブリ県ソンピーノーン郡にあるサトウキビ畑のオーナー、ブンスッブ(37才)であることが判った。

警察官が、“車を停めて何をしていた?”と尋ねると、ブンスッブは口ごもりながら白い液の付いた腕で慌ててズボンをたくし上げた。警察官が更に、“腕に付いてる白い液体は何だ?”と尋ねると、ブンスッブは答えに窮した為、警察官はブンスッブを警察署に任意同行させ取り調べを行うことにした。

警察署での取り調べで、ブンスッブは、『クームアン通り付近に住んでいるある女性を好きになり、彼女を捜す為にスパンブリから車でやって来たが見つからなかったので道端に車を停めて待つことにした。その時、性欲が沸き、車から降りてズボンを下ろし自慰行為を一回やった。身繕いをしてスパンブリに戻ろうとしていた時に警察に捕まってしまった、』と語った。

警察では、調書を作成した後、ブンスッブに、“そのような行為は、公然猥褻に当たり法に違反する。”と注意し、罰金500バーツを課して保釈した。







“蛇人間"コブラに噛まれて死亡

 21日記者の元に地元の住民から、「“蛇人間”の異名を持つブンルアンさん(34才)がコブラに噛まれて死亡した。今、シーサケット県にある自宅でお通夜が行われている。」との知らせがあった。

記者が現地に出向くと、ブンルアンさんの遺体は自宅の脇に建てられたテントの中に安置され、お通夜が行われていた。遺体の周りでは、知らせを聞いた地元選出の国会議員チャムナン氏を含む多くの知人が最後のお別れをしていた。

蛇のショーを見せる場所となっている自宅の床下には、コブラ、ニシキヘビをはじめ、30匹以上の毒蛇が入っている多数の木箱が置かれており、近づくと蛇達は脅すような声を出してこちらを睨み結構恐ろしい。これらの蛇達は、ブンルアンさんが死亡して以来2日間、何も食べていない、との事であった。

ブンルアンさんの母親のパオさん(53才)によれば、『18日、息子は30匹以上の蛇達に運動をさせるため蛇を木箱から出して一緒に戯れていました。その時、腕の太さくらいあるコブラが1匹息子の左腕に噛みつき、息子の腕から少し血が流れました。それから暫くして息子は仰向けに倒れ、体を小刻みに震わせた後バッタリとしたんです。息子には癲癇の持病があり、最初は“また癲癇か・・”と思い、誰も気にとめていませんでした。ところが時間が経っても息子は元に戻らなかったので親戚を呼んで、息子をプライブン病院に運びました。医者は、毒が心臓にまで達しており重体・・、との見立てで急いでシーサケット病院に転送し集中治療室に運んで治療を受けましたが19日の午後9時に死んでしまいました。毒蛇のショーを観光客に見せることによって収入の大部分を稼いでいた息子は一家の大黒柱だったので親族一同大いに悲しんでいます。最近ではバンコクに出向いてショーを見せることはありませんでしたが、それでも自宅まで観光客がショーを見に来ていました。』との事。

ブンルアンさんは、6年前にコブラ数百匹の入ったガラス箱のなかで7日間に渡りコブラと寝食を共にし、世界記録を樹立、“蛇人間”の異名を得、ギネスブックに記録された世界最初の人であった。その後彼は料理中にガスコンロを倒し、瀕死の火傷を負ったが、回復後再び蛇のショーを観光客に見せるビジネスを始め、最後は自分が飼っていた蛇によって命を失った。







小学4年生の教え子を妊娠させた教師が自首

 16日午前10時半、13才未満の少女と性交した容疑で逮捕状を出されていたプラチュアップキリカン県タップサケー郡にあるバーンプタベック学校で小学4年生を担任する教師、ブンサック(45才)がタップサケー警察署に自首した。

取り調べに於いてブンサックは容疑を全面的に否認、預金通帳を保証として同日釈放された。

タップサケー警察署署長のアムナート警察大佐は、この件に対し、『さる10日、同校4年生の女児、ナムフォンちゃん(仮名:11才)の保護者が、“娘が教員宿舎内で教師のブンサックに強姦され妊娠5ヶ月になっている”との訴えがあった。保護者から事情を聞いたところによると、今月の9日、ブンサックが同僚の教師に頼んでナムフォンちゃんを病院に連れて行き健康診断を受けさせたところ、ナムフォンちゃんが妊娠している事が判った。ブンサックはナムフォンちゃんの保護者を呼んで、彼女が妊娠している事を告げたが、誰と性交渉を持ったのかについては触れなかった。その際、“この件については学校で捜査するので誰にも言わないで欲しい”と言ったとの事。その後、ナムフォンちゃんの親族は、“自転車と金のネックレスを買ってあげるから・・”と彼女に真相を話すよう説得し、ついに彼女も重い口を開き、“何ヶ月も前から教員宿舎内でブンサックに強姦された”と打ち明けた。最初、ブンサックは、“勉強を教えてあげるから教員宿舎においで”と誘い込み、部屋に入るといきなり押さえ込んで強姦、その後も放課後や休日にナムフォンちゃんを教員宿舎に呼びつけて、彼女は妊娠してしまった。警察としては、双方に公平となるようナムフォンちゃん、ブンサック、それに胎児のDNA検査を行い科学的に捜査をし、胎児がホントにブンサックの子供であるかどうかを確認する事にしている。』と語った。








サムローの運転手、雌犬を強姦未遂

 7日午前8時半、プレー県デンチャイ警察署に、町内で有名なクイティオ店を経営するサガーさん(58才)から、“飼い犬を誘拐されかけ、犬は無事に逃げることが出来たのだが、誘拐しようとした男がまだ店の側に居るので捕まえに来て欲しい”との通報があった。

警察官が現場に捜査に赴き、店の傍らにいたサムロー運転手、ワン(42才)を拘束し、取り調べのため警察署に連行した。

取り調べに対しワンは、『乗客を送り届け、帰り道にクイティオ屋の前に差し掛かると雌犬がオシッコをしていました。それを見て急に性欲が沸き、その犬を抱きかかえて塀の横に連れて行き、犬を強姦しようと、ズボンを下ろしました。ところが、たまたま通行人が通りかかったので性器を挿入することは出来ませんでした。犬は驚いて逃げ出し、家の中に入ってしまったんです。どうしてこんな事をしたかと言うと、実は、本当に出来るかどうか試してみたかっただけです。』と供述した。

一方、犬の飼い主のサガーさんは、『用便の為いつものように犬を放していると近所の人が“犬が誘拐されて強姦されてるよ”と知らせてくれました。ワンさんがこんな異常な人とは思いたくありませんが・・』と語った。

警察での取り調べの後、サガーさんはワンさんに、犬への慰謝料として500バーツを請求したが、ワンさんに値切られ200バーツを受け取った。警察は、動物虐待の罪として、ワンさんに罰金100バーツを課し、身柄を保釈した。







元工科短大の教授、バイアグラを飲んで腹上死

 20日午後11時、ナコンパトム県ムアン郡の警察署にホテル、フローラ・インの従業員から、“客室内で初老の男性が死亡している”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、元工科短大教授のプラポットさん(62才)が206号室のベッドの上で死亡していた。遺体はパンツ1枚の姿でパンツには精子の跡が多数付着しており、争った跡や傷などは見られなかった。

部屋の外では、ナコンパトム生鮮市場で商いをしているカラヤーさん(仮名:39才)が体を震わせながら泣いていた。カラヤーさんは事情聴取に対し次のように語った。『死んだプラポットさんと私は、長い間深い関係を続けていました。今日もプラポットさんが電話を掛けて来て、このホテルで一晩過ごすことを約束しました。2年以上に渡ってこのような関係を持ってきたので、いつも通りこのホテルで密会したのです。つきあい始めた頃は彼も充分に性行為が出来たのですが、年老いるに伴い勃起力が衰え、性行為が出来なくなったため、バイアグラを服用するようになったんです。性行為の前にバイアグラを服用するようになって1年程になります。彼は性行為に及ぶ30分ほど前にバイアグラを服用、性器を勃起させ、行為を始めると途中で“胸が苦しい・・・”といいつつ、痙攣を起こして衰弱してしまいました。私は直ぐにホテルのボーイを呼んで助けを求め、ナコンパトム中央病院から医師を派遣してもらったのですが間に合いませんでした。』

医師の所見では、死因は心臓麻痺とのこと。警察では現場検証の跡、プラポットさんの遺体を検死に廻して詳しい死因を見極めることにしている。







ヨットで妻を捜しに来た“2004年版コボリ"嵐に遭遇

17日午前11時、4才になる男の子を連れてタイ人妻を捜しに来た、“2004年判コボリ”物語が明らかになった。

チュンポン県にある上南部漁民保護取り締まりセンター所長、ミサック氏が、同県パティウ郡サッパリ町から、“日本人の操船する船が16日夕方、沖合で座礁しているので救助船を出動要請したい”との連絡を受けた。

ミサック氏はチュンポン水上警察に通報、警察は救助船2隻を現場に派遣した。現場に着いたミサック氏はゴム・ボートで座礁船に近づき、乗っていた日本人のワタナベ リョウイチさん(36才)と息子のウティクライちゃん(4才)を無事救助、座礁したヨットを曳航し、17日午前6時、上南部漁民保護取り締まりセンターに戻った。

救助されたワタナベさんは、『プーケットに住むようになって何年にもなります。その間、ルンラット(32才)という名のタイ女性と結婚し男の子が一人出来ました。子供が1才の時妻が失踪してしまいました。4ヶ月ほど前から子供が、“お母さんはどこに行ったの?”と尋ねるようになったので、子供が可哀想になり、子供を連れてヨットでプーケットを出発し、マラッカ海峡を経てパタヤまで妻を捜しに来ましたが、見つからなかったので、プーケットに戻る途中、チュンポン沖を航行中に嵐に遭遇し座礁してしまった次第です。無線でSOSを発信し無事救助してもらう事が出来ました。死ぬほどの危険な目に遭いましたが、子供が毎日母親の写真を見ながら泣いている姿を見ると、妻を捜す努力は今後も続けます。』と語った。






ベランダの塀に乗り、“自殺するぞ"と脅迫した若者、誤って転落死

 13日午後10時半、バンコク都内ワントンルアン警察署に、“スクンビット通りソイ18にあるコンドミニアムで人が転落し死亡した”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、ビルの裏側にある駐車場で、タイ人とインド人の混血で、バンナー地区にあるインターナショナル・スクール、ザ・アメリカンスクール・オブ・バンコク10年生のプラサーン君(17才)が灰色のズボン1枚の姿で、両腕を骨折し頭蓋骨が割れた状態で死亡していた。

プラサーン君の両親は、警察の事情聴取に対し次のように語った。『息子が一月ほど前から交際している恋人で、バンナー地区にあるインターナショナル・スクール、バンコク・パタナ8年生のイギリス人、ジョジナーさん(15才)が11階にある私たちの家に訪ねてきました。二人はベランダに出て話していた様ですが、何か喧嘩でもした様子で、プラサーンは“仲直りしてくれないのなら飛び降りて死んでやる”と叫んで、ベランダの塀に登るような格好をしたんですがその時に誤って、本当に転落して死んでしまいました。』

警察では、プラサーン君の両親と恋人を署に連れて行き、更に詳しい事情聴取をすることにしている。







金持ちの娘、病院に子供を産み捨て

 5日午後3時半、ロイエット県、ムアン警察署に、ロイエット病院の職員から、“産まれたばかりの子供が病院内に置き去りにされている”との通報があった。

警察官が捜査に赴くと、特別棟2階の5号室のベッドの上に生後2日の女の子が毛布に包まれた状態で置き去りにされ、泣いており、この乳児は今月3日午前11時16分に、ナコンラチャシマ県に住む15才の少女、ノーイ(仮名)さんが生んだ子供であることが判った。

看護婦のウォラコンさんは、警察官の事情聴取に対し次のように語った。『今月の3日に、裕福な家族か、高級官僚のように見える父母や親族に付き添われてノーイさんが出産の為、病院に来ました。ノーイさんがカワイイ女児を出産した後、ノーイさんの両親は、“家庭の問題の種となるから、生まれた子供は育てたくない”と言ったんです。5日になって、看護副部長のトンバイさんが県の社会福祉課長のスメートさんに相談し、両親との間に入って、話し合ったのですが話がまとまりませんでした。ノーイさんの両親は、“娘はまだ中学3年生で、強姦されて妊娠し、強姦した男の家族は責任を取ろうとしないので、うちとしても子供を引き取って育てる訳にはいかない”と子供の引き取りを拒否しました。その上、“他の所に子供を捨てるより、病院に捨てた方がいいでしょ”なんて言う始末です。私たちもこれには呆れかえりました。ノーイさん一家は、出産費用を病院側に支払った後、消え去ってしまいました。職員が病室の掃除に行くと、ベッドの上で乳児が泣いており、仕方なく皆で面倒を見ています。』

同日、ロイエット県の社会福祉課職員が、検事の元を訪ね、子供を置き去りにしたノーイと関係者に対する法的処置に関し相談し、ノーイの経歴を調べた上で、警察に訴える事にした。







酔っぱらい男性、犬とセックスし噛みつかれる

 2日午前5時、サムットプラカーン警察署に、“パクナム・ラマ映画館の脇のソイにある草むらから男がふらふらと出てきた。騒動を起こしそうな感じなので、調べて欲しい”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、くだんの男はパンツ一枚の姿で傷だらけで、フラフラと酔っ払った様子で歩いており、顔面や胴部に動物にでも噛まれたような傷があり、体の至る所から血を流していた。警察官が男の身柄を拘束し調べると、男はトージップ(33才)と名乗り、取り調べに対し、次のように語った。『私はテパラック通りにある中古車販売店で洗車係として働いています。仕事が終わってから同僚と酒を飲み、酔っ払ってしまいました。酔っ払うといつも性欲が沸くのですが、夕べも歩いて家に帰る途中、急に強烈な性欲が沸き、それを処理する方法を捜したんです。と言うのも、私は独身なので、パートナーがいませんから。はじめは売春婦でも相手にしよう考えたのですが、私の体は不潔で入れ墨を沢山入れてるから売春婦でも嫌がるだろう、と思ったんです。その時、雌の野良犬が道路脇で、まるで私を誘っているように尻尾を振りながら横たわっているのが見えました。再び強烈な性欲が沸き、それを押さえることができなくなりその雌犬を捕まえて道ばたの草むらの中に連れ込み、自分の服を脱ぎ、雌犬の体を触っていると、雌犬は嫌がって逃げようとしました。雌犬の体をしっかり掴んで交わっていると雌犬に噛みつかれ出血し、体中が傷だらけになりました。結局、雌犬には逃げられてしまいました。』






強姦に耐えきれず逃げた娘を連れ戻し、鎖に繋いでいた父親

 30日午後12時半、パトゥンタニ県警察本部にある善良な市民から、“サームコーク郡バーントゥイ町内の民家で鎖に繋がれている娘さんがいる”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、家の中の広間に、ノイさん(仮名:17歳)がペットのように、長さ2m程の鎖に繋がれ、鎖の一方は柱に巻き付けられ鍵が3つも掛けられていた。警察官が助けに来た事を知ると、ノイさんは嬉しさの余り泣き出した。警察官はノイさんが繋がれていた鎖をはずし、その後、裏庭で飼っている闘鶏にエサを与えていた家主で、ノイさんの父親ヌイ(仮名:48歳)の身柄を拘束し取り調べの為、警察署に連行した。

ノイさんは、警察での事情聴取に対し、次のように語った。『 母親に新しい男が出来てから、子供2人が父親とあの家に住んでました。私が11才の時、初めて父親に強姦され、それ以降ずっと事ある毎に強姦され続けました。父に新しい妻が出来て一緒に暮らすようになってからも、それは続きました。家族が皆働きに出て不在の時に、週に3~4回も強姦されました。私が拒否すると暴力を振るわれ、心身共に傷だらけです。2才になる甥の目の前で強姦することもありました。耐えられなくなった私は、先月の7日に家出し、アユタヤ県バンパイン郡にいる男友達の所に逃げたんですが、結局父に見つかってしまい、大騒動の末連れ戻され、保健所で避妊薬の注射を受けた後、家に戻って来、鎖に繋がれてしまったんです。継母のシーや兄も助けようとはしてくれませんでした。たまたま近所の人が、鎖に繋がれた私を見かけ、警察に通報してくれ、助かった次第です。』







「調理した鶏肉食べ死亡・病気なら賠償金」タイ首相

 【バンコク=川辺徹】タイのタクシン首相は31日、調理した鶏肉や卵を食べて鳥インフルエンザにかかり、死んだり病気になった人には、私財から賠償金を支払うと述べ、鶏の消費を敬遠しないよう訴えた。

 鳥インフルエンザ拡大による消費落ち込みに歯止めをかけるのが狙いだ。

 ラジオ演説で、死亡した人には300万バーツ(約837万円)、病気の場合は10万バーツ(約28万円)を支払うと約束し、家計からの出費について「妻も了解してくれた」とおどけて見せた。昼にはバンコクのファストフード店を訪れ、フライドチキンなどを食べるパフォーマンスも行った。

 鳥インフルエンザは加熱した食品からは感染しないとされるが、世界保健機関(WHO)は、食品内部の温度が70度に達する調理方法を取るよう勧めている。タイ国内ではこれまで3人の感染が確認され、うち男児2人が死亡している。







71歳のおじいさん、ダチョウに蹴られて死亡

 29日午後1時半、アユタヤ警察署に、アユタヤ中央病院から、“ダチョウに暴行されて肋骨が折れ、死亡した人がいる”との通報があった。

警察官が捜査に赴くと、ワンノーイ郡でダチョウの養殖業をしているソッドさん(71歳)が集中治療室内で、肋骨を3本折った状態で死亡していた。

ソッドさんを病院に運んできた息子のソムサクさん(46歳)の話によれば、『うちのファームでは数十頭のダチョウを飼っています。今朝、父のソッドがダチョウにエサをやり、鳥インフルエンザに感染しないよう清潔にするために水を替えました。ところが父がなかなか戻ってこないので、見に行くと、父はファーム内の地面に横たわったままで、直ぐ近くを大きな雄のダチョウがうろうろしていました。多分その雄のダチョウに暴行されたのだと思います。と言うのも、その雄のダチョウは近々卵を産む雌のダチョウを心配しており、凶暴になってますから・・。意識を失った状態の父をバンパイン病院に運びましたが、父は危篤状態のうえ、病院には必要な器具が不足していたので、医師は応急処置を施してから、父をアユタヤ中央病院に転送し、集中治療室に運びました。懸命の治療にも拘わらず、父は死亡してしまいました。私の家庭はイスラム教なので、遺体の検死はせず、イスラム式の葬儀を行うつもりです。』との事。

警察では、捜査の後、遺体を親族に引き渡した。







パンツの中に入れていたピンポン爆弾が爆発、工業短大生死亡

 28日午後5時、サムットプラカーン県ムアン警察署バンプー支所にラトリン病院の職員から、“爆弾で負傷した人が病院に運ばれ、後に死亡した”との通報があった。

警察官が捜査の為、病院に赴くと、死亡したのはナコンサワン県出身のチラユ君(18歳)であることが判った。遺体は、爆発の影響で男性器が吹き飛ばされ無くなっており、腰骨が細かく砕けていた。

捜査の結果、チラユ君はサムットプラカーン工業短大の1年生で、当日午前10時頃、休憩時間中に、同級生のプラソッブチャイ君とふざけあっていた際に、性器付近に刺激を受け、チラユ君がパンツの中に隠し入れていたピンポン爆弾が爆発したモノと判った。爆発後、チラユ君はその場に倒れ、プラソッブチャイ君も頭部に傷を負った。学校側は直ぐに救急車を手配し、2人を病院に搬送し、緊急手術を施したが、チラユ君は死亡してしまった。

チラユ君の叔母のソムラックさんは、記者に対し、『甥は、学業のために私の家に住んでいました。今朝もいつも通り制服を着て出掛けたんですが、爆弾を隠し持って行ったとは知りませんでした。学校の先生からの連絡で初めて甥が死亡した事を知りました。』と語った。

校長のスラットさんは、『学生が学校に武器等を持ち込む事の防止には、教師が常日頃から学生の持ち物を検査するなどの方法で、今までも努めておりました。過去に於いて、学生が武器を持って来て、学校近くの店に預ける、と言う事は有りましたが、学校から店側にお願いしてからは、そう言うことも無くなっています。チラユ君が死亡したことには大変驚いています。彼がパンツの中に爆弾を隠し入れていたため、教師は彼の持ち込んだ爆弾を発見出来ませんでした。今後、このような事件が起こるのを予防するため、この件で校内で会議を持つつもりです。まず、学校としては、彼の葬儀費用の補助として、金銭的な援助をすることにしてます。』と語った。







カラオケ店の女性の奪い合いで喧嘩、3人が死亡

 26日午前2時半、バンコク都内ミンブリ警察署に、“ミンブリ区セーリータイ通りにあるカラオケ店“オーサカ”前の路上で若者が喧嘩をし死者が出ている”との通報があった。

警察官が現場に急行すると、そこはバンチャン団地に近い3階建てタウンハウスで店の前の舗道にバイクが2台停められており、血痕が路上に落ちていた。瓶やグラスの破片が散らばった所に刺されて死んでいる3人の遺体があった。3人は、右の背中を刺されていたタワンさん(30歳)、背中を刺されていたキティポンさん(21歳)、脇の下を刺されていたカチョンさん(26歳)と判った。

瓶で頭を割られたにも拘わらず命拾いしたニティコンさん(17歳)の話によれば、『私はタワンさんの子分で、建設現場で働いています。キティポンさんとカチョンさんは、同じ現場で働くために田舎から出てきたばかりでした。今日は、あのカラオケ店の1階で酒を3本飲み干しました。閉店になり、バイクに乗って帰ろうとしていると、同じ店の2階でビールを飲んで居た若者12人が追いかけてきました。私たちは走って逃げたんですが、相手の人数が多かったのでタワンさん達は刺し殺されてしまいました。何とか助かった私は家に戻って友達に助けを求め、再度現場に戻った時には彼らは全員死んでしまっていました。これまであの店には2回飲みにいったことがありますが、喧嘩沙汰など起こしたことはありませんでした』との事。

警察の初期捜査の結果、犯人は10人余りのグループであのカラオケ店の常連。その内の3人は、ロムクラオ辺りに住んでいる20歳前後のティアン、チャー、ルットであることが判った。警察では、その内のティアンがカラオケ店のウェイトレス、オームに気がある事から、その日オームがいつものようには彼らの席に気を配らず、被害者の席の面倒ばかり見、閉店になって1階に降りるとオームが被害者と親しげに話をしているのを見たことから不満が爆発、被害者達を襲って逃げたモノと見ている。








妾が本妻を刺殺

  25日午前2時半、サムットプラカーン警察署に、“バーンムアン町にある借家で殺人事件が起こった”との通報があった。

警察官が現場に急行すると、そこではコンケン県出身のワンラットさん(51歳)が、左胸と左腕を鋭い刃物で刺され死亡していた。同じく現場には、ナコンラチャシマ県出身のアムヌアイ(57歳)が、怯えた様子で体を震わせながら立っており、自首するために警察官の到着を待っていた。

容疑者のアムヌアイは取り調べに対し、『私は交通警官をしているトーンプンの妾で、死んだワンラットさんは彼の本妻です。事件を起こす前、ワンラットが“逮捕されて刑務所に収容されているトーンプンが出所できるように工作するから経費として1万バーツ持ってきて欲しい”と、ナコンラチャシマの自宅に電話を掛けてきました。私は5000バーツしか用立てられなかったのですが、それをワンラットに手渡しました。それから刑務所で夫と面会した時、ワンラットが夫の出所の為の工作などしておらず、お金を自分の為に使っていたことを知ったんです。それからワンラットの家に戻って、それを問い詰めると激しい喧嘩になり、つい、部屋にあった刃物でワンラットを刺し殺してしまいました。その後、悪いことをしたと思い自首して罪を償うつもりです。』と語った。







14歳のオカマが睡眠薬強盗

 16日午前5時、ノンタブリ警察のラタナティベット派出所に、ラタナティベット通りにあるモーテル“アモーン・イン”の従業員から、“泊まり客が睡眠薬強盗に遭ったが、犯人を捕まえたので、引き取りに来て欲しい”との通報があった。

警察官が現場に向かい、容疑者のF(仮名”14歳)の身柄を引き取った。Fが持っていた黒い女性用のセカンドバックを調べると、中から携帯電話1台、仏像の付いた金のネックレスが出てきた。その後警察官が、宿泊していた階上の部屋に向かい、扉を開けると、ベッドの上にバスタオル1枚を巻いただけの姿で熟睡している男性を発見。男性はノンタブリ市内に住むディレックさん(20歳)と判った。警察官は、ディレックさんを起こそうとしたが、彼は朦朧としており、一旦警察署で休養を取らせただ、依然として朦朧状態であったため、盛られた薬品を調べるため病院に運ばれた。

初期の取り調べから、容疑者のFはオカマでキャバレー・ショーの一員として働いており、20歳以上の友人からIDカードを借り、ラマ5世橋近くのパブに遊びに来、被害者となったディレックさんと知り合い、彼を誘ってモーテルに入り、ビールを1本注文し、被害者がシャワーを浴びている間にコップに睡眠薬4錠を入れた。1時間ほど後にディレックさんが寝入った為、金のネックレスと携帯電話を奪い逃げようとしたが、不審に思ったモーテルの従業員に調べられ、部屋に戻されたところ、被害者が寝入っていたため、その場で拘束され、警察に引き渡された事が判った。







“妾を持つ国会議員は党のイメージを落とす"

11月31日、ホアヒンで行われた移動閣僚会議の席で、与党愛国党のソムチャイ議員は、次のように語った。

『私は、党内の議員の規律や行動を監督する立場にある者として、現職の国会議員および次回の選挙で立候補する予定の人たちには、党員として相応し行動をして頂きたい。従って、酒に酔っぱらったり、女性問題を引き起こすなどの行為は謹んで頂きたい。例えば、ロイエット県選出のブントゥーム議員の妻が、国会にまで乗り込んで夫の浮気問題や、家庭内での無責任さに対し責任を取れ、と訴えに来た事がありました。この問題は、ブントゥーム議員個人はもとより、党のイメージをも損ないます。国会議員であるものは、常に身の回りをきれいにすべきです。特に妾を持っていたりマッサージ・パーラーに行くのが好きな議員には、注意してもらいたい。私は国会議員を何期も勤めていますが、このような問題は一度も起こしたことはありません。国会議員というものは、社会人の模範となるべきと考えています。タクシン首相を見てください。首相は模範となるべき家族の姿を保つのに努めています。首相には妾などおらず、妻を常に奥さんを尊重しています。従って、私は、次回総選挙の愛国党からの立候補者選考委員の一人として、立候補者の選考に当たっては、この点での資質に重点を置きたいと思ってます。非社会的な行動が目立つ人物は、候補者名簿から削除します。この件に関しては既にタクシン首相と奥さんであるポチャマンさんからも同意を得ています。よって、次回の総選挙に我が党から立候補予定の人については、党側が、詳細にわたり人物査定を行います』








エロ映画の影響、小学5年生が5歳の幼女を強姦未遂

 社会が病んでいる。エロ映画を見た小学5年生の男児が、性欲に駆られ小学3年生の女児をベッドに誘ったが拒否されたため、5歳の幼女を誘ってベッドに。

18日午前10時、ラヨーン県バーンカーイ郡にあるノーンクラップ警察署に、郡内に住む、ソムさん(仮名:36歳)が、小学5年生のボーイ(仮名:13歳)を引き連れ『17日の午後7時半頃、こいつが5歳になる娘のエーを強姦した』と訴えた。ソムさんは、現場を目撃した小学3年生のプロイちゃん(仮名)も証人として連れて来ていた。

プロイちゃんは、警察での事情聴取に対し、『家でエーちゃんと一緒にテレビを見ているとボーイが入ってきて、“寝室でセックスしよう”と誘いました。私が断ると、ボーイはエーちゃんを誘ったんです。私は無関心でそのままテレビを見続け、暫くしてから寝室に行き扉を開くと、ボーイとエーちゃんは二人とも素っ裸でベッドの上におり、丁度、ボーイがエーちゃんにのし掛かろうとしているところでした。私が大声で“止めて”って叫ぶとボーイは驚いて部屋を出て、家に帰りました。その後、ソムさんが仕事から戻ってきたので、その件を話し、警察に訴えることにしたんです。』と語った。

プロイちゃんは続けて、『扉を開けた時、二人とも裸だったから私は凄く驚きました。まさかボーイがエーちゃんにそんなことをするとは思ってなかったから・・。それで、大きな声で“止めなさい!、そんな事するなんて良くないわ!”って叫んだんです。』と語った。

一方、ボーイは、容疑を認め、『宿題を終えてからプロイちゃんの家に行きました。それでプロイちゃんに“セックスしよう”と誘ったんですが断られたんでエーちゃんを誘いました。寝室に入ってからエーちゃんの服を脱がし、上になって性器を挿入しようとしましたが、接触するだけで上手くいきませんでした。そうこうしている内にプロイが扉を開けたので見つかってしまいました。その前に友達の家でエロ映画を見、映画と同じ事がしたくなったんです。女友達がテレビを観ている姿を見、性欲が起こってしまいました。』と供述した。

ボーイの養母、チャイさん(仮名:57歳)は、『ボーイの両親は、ボーイがまだお母さんのおなかの中に居るときに別れてしまいました。ボーイが生まれてから今までずっと私が彼を育ててきました。だからボーイは私のことを“お母さん”と呼びます。あの日、家でボーイと一緒にテレビを観ていると、ボーイが“ちょっと親戚のソムさんの家に行ってくる”と言い残して出かけたんです。ボーイが親戚のエーちゃんにこんな事をするなんて思っても居ませんでした。こんな事が起こってとても残念でなりません・・・。』と語った。







盗んだ鶏と性交していた変質者を逮捕

 20日午前1時、バンコク都内プラカノン警察署に、ディレックさん(29歳)から、“飼っていた闘鶏が、ピラー(30歳)に盗まれ強姦された”との通報があった。

ディレックさんの話に依ると、『私はシーナカリン通りにあるニラン・コンドミニアムに住んでおり、コンドミニアムの向かいにある小屋で、友人と共同で闘鶏10羽を飼っています。以前にも、飼っていた闘鶏が居なくなった事がありましたが、取り立てて心配はしていませんでした。ところが最近になって私や他の住民が飼っている鶏が頻繁に居なくなったんです。それで、鶏小屋を見に行くと、小屋の扉が開いたままで、1羽が消え去っていました。それで、友達と一緒に小屋の近くで潜んで見張ることにしました。午後11時頃になってピラーが現れ、鶏小屋の扉を開けて鶏を盗もうとしました。我々は直ぐにピラーを捕まえ、ピラーも自分が鶏泥棒の犯人であることを認めました。我々が。“何の為に鶏を盗んだりするんだ?”と尋ねるとピラーは、“盗んだ鶏をオヌット・ソイ46にある建物に持って行きそこで鶏と性交していた。”と答えたんです。答えを聞いた私はとても驚きました。彼は、“鶏が声を出さないよう、盗んだ鶏の首を折って殺し、鶏と性交した後、鶏の死体をそこに捨てた。”と語ったんです。鶏を捨てたと言う現場を見、私は更に驚きました。と言うのも鶏のおしりの穴が2インチほどに広がり、ベッドの側には鶏の死体が多数捨てられたままになっており異臭を放っていました。私が盗まれた不幸な闘鶏は雄鶏で、つい先日1000バーツで買ってきたばかりで、まだ一度も試合をしてませんでした。盗まれた鶏は、転売されるか、または食用にされているモノとばかり思っていました。こんな変態行為に使われているとは夢にも思いませんでした。』との事。

警察での事情聴取で、容疑者のピラーは、『私の両親は、かつて私を精神病院に入れたんですが病院側が入院患者として認めず、私は家に帰されました。今まで、何度も近所の鶏を盗んで性交をしました。』と供述した。ピラーは現在、窃盗及び動物虐待の容疑で収監されている。







警察大尉、日本人バーの女性オーナーに"一発やらせろ"と脅迫

 22日正午、アユタヤ県ウタイ郡で“ゲンキ”と言う名の日本人バーを経営するアラヤさん(35歳)がウタイ警察署に、“サラブリ県ヒンソーン警察署勤務のソンポン警察大尉に、日本人の夫が撮った私の裸の写真9枚と動画のアルバム1冊を盗まれ、それをネタに“一発やらせろ”と脅されている”と届け出た。

アラヤさんは、『私の夫は日本人で、日本人や外国人の為のバーをウタイ郡内にオープンしました。夫は日本とタイの間を行き来しています。5年程前、ソンポン警察大尉がウタイ警察署に勤務していた頃、私は彼と知り合い親しくなりました。でも後に、彼には妻子が居る事が判ったので、私は彼から離れたんです。でも彼はしつこく私に付きまといました。彼がヒンソーン警察署に異動してから、彼は私が持っていた、私のヌード写真を密かに盗み、“俺がウタイに行くことがあったらその時は一緒に寝よう、もし断るようならおまえの裸の写真を町中にばらまいて恥ずかしい思いをさせるぞ”脅すんです。写真を返してくれるよう頼んでも拒否されたので、警察に訴えに来た次第です』と語った。

届けを受けたウタイ警察署では、ソンポン警察大尉とアラヤさんが親しかったのは確かで、届けを受けた以上、ソンポン警察大尉を呼んで、事情を聞く必要がある、としている。

記者がくだんのソンポン警察大尉に真相を尋ねたところ彼は、『アラヤさんと親しいと言うことは認めますが、言われているように、彼女の写真を盗んだなんて事はありませんし、それを利用して彼女を脅迫した事実もありません。以前彼女は私に“奥さんと別れて私と一緒になって”って言ったんですが私が断ったんです。と言うのも私の妻には、別れるべき欠点などありませんから。それに娘が2人居ますし。私に断られたから、その仕返しとして彼女は私が警察官をクビになるようなあら探しをしているんですよ。誰かが密かに妻の仕事場に脅迫電話をするようになり私の家庭内で騒動になり、耐えられなくなった妻は、私の上司に他の所へ異動したい旨願い出たのですが、上司に止められています。私もずっと我慢してます。公務員なので誰とも裁判沙汰など起こしたくありません。しかしながら何の証拠もなくこのような酷い訴えをされると、私も威信を守るため、逆に訴えるために弁護士と相談しようと思ってます』と語った。








交差点で大蛇に首を絞められ瀕死の男、助かる

 23日午後6時45分、プラチンブリ県ムアン郡の警察署に、民間レスキュー隊員から、“チャオプラヤ病院近くの交差点で、ニシキヘビに噛まれ首を絞められて死にかけている男性がいる”との通報があった。

警察官と民間レスキュー隊員が現場に駆けつけると、バイクが転倒しており、傍らに郡内に住むサムルアイさん(43歳)が左腕をヘビに噛まれ5カ所の傷を負い、首をヘビの胴体できつく絞められ、血を流しながら気絶した状態でうつ伏せで横たわっていた。警察官達は、鉄の棒でヘビの口を開いて腕から引き離し、サムルアイさんの首を絞めていたヘビを体から離す事に成功、急いでサムルアイさんを直近のチャオプラヤ病院に搬送した。

一方、ニシキヘビの方は警察官達によって捕まえられ、後で森に放つため米袋に入れられた。ヘビは体長4m、重さが20kgもある大蛇であった。

初期捜査により、サムルアイさんはこの日、近所の人が捕まえてきたこのヘビを森に放つため、ヘビを抱えて友人が運転するバイクの後部座席に乗り、現場の交差点に差し掛かった所、ヘビに噛まれ首を絞められた為バイクが転倒したものと判った。バイクを運転していた友人は驚いて走り逃げてしまった模様。








ドイツ人男性、タイ人妻を殺害して蛇に食べさせた疑いを否定

 ドイツ人男性と結婚しプーケットに住んでいたピクンさん(25歳)が、先月29日から行方不明になり、ピクンさんの母親ソイさん(54歳)がプーケット県カトゥ警察署に届けを出していた件に関し、ピクンさんの夫、ウォルターさん(54歳)は警察官の事情聴取で、『私たちには2人の子供がおり、それに私は既に避妊手術を施しているにも関わらず、ピクンはバッグの中に避妊薬を隠し持っていた。たぶん他の外人男性と浮気をしていたかも』と語っていた。

警察の調べでは、ウォルターさんが、自分が外国人である為、ピクンさんの母親名義で購入し、後にピクンさん名義に変更した土地を、ウォルターさんに30年契約で貸す、という契約書にピクンさんがサインをしないことから夫婦は口論が絶えなかった事が判った。

警察がウォルターさんが住む豪華な家を家宅捜査した際、血痕の付着したモノが見つかると同時に、ウォルターさんは、ピクンさんが行方不明になる前に書いたとされる遺書を提出した。

25日午後、警察官は再度自宅にてウォルターさんから事情聴取を行い、その後ウォルターさんは取材に訪れた記者達を、裏庭にある蛇を飼っている池の傍らに招き、次のように語った。

『今まで報道されている事はハッキリしていない。私は11年前にタイに旅行に来てサムイ島でピクンと知り合った。当時ピクンはまだ14歳でノリと言う名前でバー・ビアで働いていた。知り合って間もなくして、ピクンを嫁に貰うためサケオ県に住む母親を訪ねると、母親も喜んで結婚を許し、12万バーツの結納金を支払ったが、入籍はしていない。母親はそのお金で16ライの土地を買った。私とピクンはバンコクで半年暮らした後、プーケットに移り住み、土地と家の購入に600万バーツを出費した。土地と家の名義は、最初はピクンの母親の名義にしていたが後ピクンの名義に変更した。男女一人づつ、計2人の子供をもうけてから、家庭生活が乱れてきた。と言うのもピクンには沢山の友人がおり、毎日のように外出していた。私は避妊手術を受けたにも関わらず、5年前にピクンのバッグの中に避妊薬があるのを見つけた。理由を尋ねてもハッキリした返事は返ってこなかった。たぶん他の外国人と浮気でもしていたんだろう。この件で私は凄く憤りを憶えたが、殺したいほどでは無かった。土地の問題で、私が30年の借地契約を彼女に迫っていたのは事実です。当初、ピクンも同意していたんだが、後になって気が変わり、“現金で40万バーツ支払って、その上、新たに土地を買って私の家を建てて・・・”と言うんです。私もそんな条件はのめないからそれ以降、その件は話をしてません。でも財産に関しては、2人の子供が居るので問題ありません。遺書が見つかったから、ピクンは既に死亡してると思いますよ。家ではいろんな種類の蛇を飼っていますが一番大きな蛇でも長さが僅か4mだし、人を食べるような蛇ではありません。アナコンダは1匹だけ、それに長さも僅か1m足らずで、これはガラス水槽の中で飼ってます。警察官や記者が家の中を調べに来るのは全く問題ありません。でも近所の人にも真実を知って欲しいんです。今では買い物に出掛ける時など、他の人が私の事を“女房を殺して蛇に食べさせた変質者”などと呼んだりしています。私は構わないのですが、子供が可哀想です。』

ウォルターさんは話を終えると、記者達に飼っている蛇を見せてくれた。







僧侶二人が精神薄弱の女性を強姦

 30日午前9時、チェンライ県パヤメンライ警察署に、管内に住むターウォンさんが、産まれた時から精神薄弱の26歳の娘を連れて、“娘がウドンコンカラーム寺院の僧侶二人に強姦された”と訴えに来た。

ターウォンさんは警察での事情聴取に対し、『今月の11日午後8時頃、私が娘と二人で家に居ると、ウドンコンカラーム寺院に居るユティ僧(27歳)とペレ僧(38歳)の二人が家の前に立って私を呼び出しました。私が外に出て行くと、二人の僧は私に150バーツを手渡して、“ここで待ってるからこの金でビールを買ってきてくれ”と言ったんです。私は娘一人を家に残し、ビールを買いに出掛けました。二人の僧侶は普段から私の家の周辺でこっそりとビールを飲んでいたのでその時は、特に何も考えませんでした。30分ほど経って私が家に戻ると、ちょっと様子がおかしかったんです。と言うのも二人の僧侶はビールも持たず、慌てて家から出て行ったんです。最初、私は取り立てて何かおかしいなんて考えませんでしたが、娘の服装が乱れズボンを履いていない事に気が付きました。その事を隣人に話すと、隣人は、“そう言えばあの日、娘さんの叫び声が聞こえた”と言うんです。その後1週間して私と隣人はウドンコンカラーム寺の住職に相談に行ったんですが、二人の僧侶は既に逃げた後でした。それで警察に訴えることにしたんです。』と語った。

警察では、まずターウォンさんの娘さんを病院に連れて行き身体検査を受けさせたが、丁度生理中で検査をすることが出来なかった。娘さんが精神薄弱であるため、被害者からの直接の事情聴取も出来ないし、訴えられた僧侶二人も既に逃走している事から、父親と隣人のみからしか事情聴取出来なかった。

警察は取りあえず二人の僧侶の行方捜査に着手した。







狂った中年男“家に帰る車を用意しろ"と看護婦を人質に

 8日午前8時半、マハサラカム県ムアン郡の警察署に、マハサラカム病院から“看護婦を人質に捕らえられている”との通報があった。警察官が現場に急行すると、そこでは中年の男が、同病院に研修にきていた看護学生のオラタイさん(23歳)の首を左手でロックし、右手に持ったハサミをオラタイさんの腹部に突きつけていた。警察官は説得しようと努めたが、男は興奮しており、何を言っているのか判らない状態であった。警察官が推察したところ男の要求は、“退院する息子を家に連れて帰る車を用意しろ”との事であると思われた為、警察側は要求をのむことを伝え、オラタイさんは無事解放され、男はその場で身柄を拘束された。

警察での取り調べに対し犯人のサマイ(46歳)は事件を起こした原因について次のように供述した。『生まれつき脳に障害のある息子マナ(7歳)の足が異常に膨らんできたので1ヶ月程前から入院させていた。その間、俺が毎晩見舞いに来て息子に付き添っていた。と言うのも、女房は5年前に結核で死んでしまったから。息子が入院していた間、ずっと、医者や看護婦は息子には殆ど関心を持たず、中には俺たちを中傷するモノまでいた。入院患者の扱いが公平じゃなかった。病院側は貧乏人を見下していたんだ。今日は息子の退院日だったが一文のお金も無かった。それで病院の車で家まで送り届けてもらおうと思いお願いしたが断られてしまった。それで思い切って、悪いこととは知りながら、看護婦を人質にしたんだ。家にたどり着ければ、後で償いに来るつもりだった。』

サマイは自分の為の保釈金も全く持っていないため、留置場に入れられた。一方、息子は警察が手配した車で親戚の元に届けられた。








児童の性的被害、徐々に凶悪化

 “ユン先生”として知られるサムットソンクラーム県選出の上院議員で児童保護財団の事務局長でもあるモントリ氏が9日、子供の日を前に、“タイ社会に於ける児童達の現状”について次のように語った。

『毎年、1月の第2土曜日は“子供の日”と定められ、大人達は子供を遊びに連れて行き、良いことを子供達に教えています。でも今日、まだ多数の子供達が、父親、親族、教師や果ては僧侶など身近な人達から、性的な被害を被っている、と言う事実を知っているでしょうか? 昨年1年間の記録によると、子供達の性的被害は、徐々に凶悪化して来ています。財団が助けた被害児童の数は女子227人、男子4人の計231人にも上ります。驚くことに、被害児童の中で最も年齢の低かったのは僅か生後7ヶ月、4歳未満の幼児の被害が22件、5~6歳が18件、7~9歳が66件、最も多く被害に遭っている年齢層は13~16歳で88件、中には、10年以上にも渡って性的被害を被ったり、20人もの男に輪姦された被害者もいます。子供達に性的危害を加えるのは、記録によれば、普段から子供達の身近にいる人ばかりで、最年長は77歳、最も年齢が低いのは僅か10歳でした。実の父親が娘を強姦した事件が56件、養父又は親族が女児を強姦した事件が38件、近所の人が加害者というのが70件、見知ら人が加害者というのが78件。社会が最も注目せねばならない点は、僧侶又は教師が加害者であった事件が20件もあると言う点です。児童に性的危害を加える傾向のある人達は、多くの場合、暮らしぶりが豊かで、お金をエサに、子供達を騙し性交をもつ傾向があります。子供達の中にも、流行品を身に付けたいなどの意識があり、被害者に為りやすくなっています。一番の問題は、保護者が自分の子供の面倒を見切れていないと言うことで、子供達自らが、買い物の為のお金を稼いだり、また、自分の恋人に貢いだりするために、進んで売春行為に走っている点です。』






同棲女性との別れ話の縺れから日本人男性が飛び降り自殺

 28日午前0時半、バンコク都内クロンタン警察署に、“スクンビット・ソイ71にあるビル、カサヴィワで、飛び降り自殺した人がいる”との通報があった。

警察官が医師、民間レスキュー隊と共に現場に駆けつけると、28階建ての同ビルの4階にあるテラスで、リコー社で営業マネージャーとして勤めている日本人男性、ヒヨシ・ワシさん(34歳)が左腕がちぎれた状態で死亡していた。ちぎれた左腕は1階に落ちていた。

初期捜査の結果、ヒヨシさんは同ビルの22階、2202号室で日本経済新聞の記者、タカハシ・マユミさん(27歳)と同棲しており、室内を調べると、部屋中に物が散らかっていた事が判った。

警察官の事情聴取に対しタカハシさんは、涙ながらに、『私は去年の10月から1年の予定でバンコクに駐在してます。赴任して5ヶ月目くらいに彼と知り合い、同棲するようになりました。でも私の帰国が近づいた最近は、喧嘩が絶えなくなったのです。彼は、私を日本に帰したくないため、“会社を止めて、ここで一緒に暮らそう”と、私を引き留めるのですが、私はそれを断ったんです。彼は、“おまえ帰国するなら俺は自殺する”と私を脅迫しました。私は、まさか本当に自殺するなんて思ってもいませんでした。今月の29日に私は帰任せねばなりませんでした。最後の夜は、二人で外食しワインを飲んで部屋に戻ったのです。部屋に戻るなり彼はまた、“おまえを日本に帰したくない”と言ったのでまた口喧嘩になりました。彼は部屋の中の物を投げ散らかし、それから、ベランダに飛び出し、飛び降りてしまったんです。』と語った。

事情聴取の後、警察官は遺体を民間レスキュー隊員に引き渡し、チュラロンコン病院にて検死するよう依頼した。同時に日本大使館に連絡し、親族への連絡を依頼した。


外道事件簿2002

外道事件簿 2002
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。

 外道の細道 

棺桶を担いで警察に抗議
住職が狙撃される、住民とのいざこざが原因か
足が8本ある水牛、見つかる
部下の女性教師と浮気をしていた校長、現場を見た部下の夫に射殺される
腹を空かしたサル千匹が村で略奪行為
46,824人が王宮前広場でエアロビクス、世界新記録達成
売春船、検挙される
犬と性交するのが好きな僧侶刺されて重体、犯人は首つり自殺
オカマの窃盗団4人を逮捕
実母、12歳の娘に200バーツで売春を強要
15歳の少女に猥褻行為をしていた僧侶、逮捕される
サソリの女王、世界新記録を達成!
自分と息子の治療費を稼ぐ為にヤーバーを密売していたエイズ女性
ゲイの男性、父と祖母を殺害
タイ-日混血児の村の子供達の暮らし
『私を麻薬容疑で逮捕して!』と女性が警察に出頭
小便の時も休憩なし、歌い続ける世界記録に挑戦
イタリア人男性が10歳のタイ人少年にわいせつ行為
雇ったホステスは女装の男子中学生 経営者気づかず
女性器内にヤーバーを隠して運んでいたゴーゴーバーの女性を逮捕
テレビのチャンネル争いで僧侶が同僚を刺し殺す
公共の場所でセックス競争させるラジオ生番組を放送中止=ジョッキー2人は解雇
観光の学生から現金奪う-タイで邦人逮捕
「お金で買える愛」400年の売春の歴史をたどる特別展
女児押し倒してパンツ強奪、変態男を逮捕
ヤーバーを手に、ウェイトレスを口説いていた警察官を逮捕
大麻密輸の邦人にむち打ち刑
未来の?トゥクトゥク?が登場
タイのお寺で1日2件の殺人・銃撃事件発生
少年を犯したオカマに禁固二十一年の刑
女性教師へ長老会議裁定で“報復暴行"…パキスタン
笑顔の裏側
サッカー賭博で負けたサムローの運転手、道路標識を盗む
日本人女性が象使いに
女房に捨てられた電気工、感電自殺
窓ガラス破り、「新記録」目指した…
W杯賭博で約650人逮捕-タイ
<人身売買>日本で外国人女性が性的搾取の対象 米国務省報告
販売、使用など禁止/幻覚キノコ
フーリガン、大半がタイ出国
十三歳の娘を借金のカタに 六十三歳の貸し手との結婚を強制
ピックアップ・トラックが飛び出してきた子象に衝突、運転手が死亡
過去最大規模、550人の売春クラブ摘発
カンボジアにはエイズ発病患者がおよそ2万人いる
都心の公園が“乱れた性"の温床に・・・
塀に中の“ワールドカップ"
恋人に素っ裸で車を運転させた弁護士
スリンから都会に出てきたばかりの象、騒音に驚いて運河に落ちる
囚人がヤーバーの売人を捕まえる
タリバーン再結集阻止、アフガン南部で現金を空中散布
米艦隊に寄港で、パタヤのサービス・ガール大喜び
強盗の世界にもリストラ、動き鈍いと61歳を解雇
“象の女王"(デブ)コンテスト
日本人男性、豪華マンションで謎の死・・・自殺か?
<エイズ>01年の感染報告数は過去最高の621件
両足不随の男性が、松葉杖をつき、おもちゃの拳銃で金行強盗
精神病者がギロチン自殺
プーケットの“セックス・ツアー会社"を検挙
「当たり屋」4割失敗、加害者として賠償金支払う 
少年僧が、恋人を寺院内の住居に連れ込んでセックス
外国人麻薬常習者はお断り
犯人を狙った警察官の流れ弾に当たり妊婦が死亡
宝くじで1等を当てた若者、“わずか一夜のお金持ち"に・・
今年のミス・ティファニーはオーストラリア留学中のタンヤポンさん
“雨を降らせる木"に住民数千人が押し寄せる
暑さのため精神異常をきたした人、多数が病院で治療
スポーツクラブを装って猥褻ショーをやっていたクラブを摘発
エイズ治療薬発売
麻薬一斉摘発
男性自身
73歳女性にストーカー行為、69歳男性を逮捕 
234万円ワイン飲み、銀行員クビ!
鶏が車の前を横断したことが原因で撃ち合い、2人が死亡
海岸でポルノビデオの撮影
妻に捨てられたおじいさん、悲しさの余り自宅に放火
ライバル校を数百人で襲撃
専門学校の女生徒、友達の兄に強姦されたことが恥ずかしくて短銃自殺
スケベ僧侶、4歳の幼女を強姦

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棺桶を担いで警察に抗議

 23日午後、チェンマイ県ウィエンヘン郡に住むカレン族の住民200人が、去る16日に、“酔っぱらって暴れた”為逮捕されたチャーンさん(20歳)が、留置場に入れられて30分もしないうちに留置場内で死亡した件に関し、公正を求め、棺桶を担ぎ、第5管区警察本部前でデモを行った。

警察の発表では、チャーンさんは留置場内でベルトで首つり自殺したことになっていた。

死亡したチャーンさんの姉、ラダーさんは、『弟の死には不審な点が数多くあり、“自殺だった”なんて信じられません。弟が警察署に連行されて30分も経たない内に、親族が保釈請求をしに警察署に出向いた時には、対応した警察官は、“あんたの弟は気絶したので、病院に運んだ。”という説明でした。しかし、病院に駆けつけてみると、医者は、“あなたの弟は病院に到着する前に既に窒息死していた。”と言ったのです。遺体の左腕は手錠でベッドに繋がれ、首には絞められた跡がはっきり見られました。 私はとてもびっくりしたと同時に、僅か30分の間で弟が自殺するなんてとても信じられません。それに目撃者も居ないんですよ。

証拠としてその件を日報に書き留めて欲しいと警察の担当者に依頼したのですが、彼は“今日の仕事は終わったので、また明日出直してくれ。”と受け付けてくれませんでした。当時現場に居合わせた警察官達にもいろいろ尋ねたのですが、誰も知らぬフリをします。それで、遺体をマハラート病院に移して、解剖してもらい、死因の再確認をしてもらったのですが医者の所見はやはり首つり自殺ということでした。でも誰も死因の詳細を教えてくれません。』と語った。

チャーンさんの母親のケートさんは、『今回のデモは事件に対する公正な調査を求め、以下の要求をするのが目的です。1.遺体をマハラート病院から国境警察に移動する。2.7日以内に事件の調査委員会を設置する。3.24時間以内に事件に関係した警察官を管轄外に移動させる。』と語り、

第5管区警察本部副本部長のタナワット警察少将は、『警察は全てに渡り公正であるし、委員会を設置して、再度真相を究明する用意がある。しかしながら真相の究明には時間が掛かると言うことをご理解願いたい。また、関係した警察官の移動に関しては、証拠がはっきりしない以上、簡単に出来ることではない。はっきりとした証拠が見つかれば断固として移動手続きを取る。今日は住民の皆さんには一旦帰宅してもらい、7日後に再度、調査結果を聞きに来て下さい・・、とお願いしたところ、デモに参加していた人達も納得して家路についた。』述べた。

記者の報告によれば、チャーンさんは、ランプ-ン県にある職業訓練学校を最近卒業したばかりで、地元に戻り、自動車修理工場を開く準備中であった。友人達の話では、チャーンさんは善良で、お酒も時々たしなむ程度であり、小さな事が原因で自殺するような人では無い、との事。






住職が狙撃される、住民とのいざこざが原因か

 ノンタブリ県のパクレット郡グー寺院内で13日の夜、狙撃事件があったとの通報が警察に入った。

 警察が現場に向かったところ、寺院内では周辺住民が事件の状況について話し合っていた。撃たれたのはこの寺の住職ナンタピワット師とその知人ら3名。 この日、住職は親戚の葬儀に出席するために寺に入ったところ、鐘の音がした後、寺中が停電したという。 そして暗闇の中で銃声がし、住職と連れの男性が撃たれた。男性の1人はこん棒で頭を殴られて意識不明の重体、住職らも足を撃たれて重傷を負った。

 去る11月末に、住職が村人の利用する船着場への道を勝手に埋め立てたため、これに怒った村人が仕返しに寺の前を埋め立てるという事件が起きたことが判明している。その後、住民が住職の庫裏(くり)に押しかけて中を調べたところ、女性のパジャマやポルノ写真のほか、刀や銃などの武器が発見された。そのため、住民は住職を寺から追い出したところだった。この日、住職がこっそり戻ってきたのを察知した村人が、寺に集まって抗議をしていたところ事件が発生したようだ。住職は警察に対して、狙撃した人物とは顔見知りだと話している。







足が8本ある水牛、見つかる



 7日午後5時半、ナーン県ムアン郡で、水牛解体業を営む、ナロンさん(45歳)が1頭18,000バーツで買ってきたメスの水牛を解体していたところ、その水牛が妊娠していたことが判り、お腹の中の子牛を出すため、腹部を開くと、中からメスの子牛が見つかった。

 その子牛は変わった形をしており、胴体が2つ、足が8本、尻尾が2本あり、双子の子牛のようであったが頭部は1つ、耳は3つしか無かった。子牛をお腹から出したときには、子牛は既に死亡しており、ナロンさんは近所の人達を呼び集め、この奇妙な形の子牛をみんなに見せた。

 ナロンさんは、『この仕事を始めて何年にもなるが、こんな奇妙な水牛、今まで見たことない。メスの親牛を買ってきた時には、妊娠しているなんて気が付かなかったし・・。お腹を解体していると、中に子牛が見つかったので、引っ張り出してみたら、こんな奇妙な形をしていたんだ。それで、近所の人を呼んで皆に見せたんだよ。この子牛をどうしようか悩んでる所さ。ま~多分、解体せずにこのまま埋葬するつもりだけど。』と語った。

 記者の報告によれば、この奇妙な形をした子牛を見に集まった近所の人達は、それそれ色々な見方をしていたが、中には、“こんな事は良くある事だ。双子の水牛なんて珍しい事じゃないからね。でも胴体がくっついているのは見たこと無いな~。”などと話し合ってる人も居た。

 住民達はそれそれ、この奇妙な形の子牛の特徴を書き留め、次の宝くじの当たり番号を予想するのに役立てようとしていた。 






部下の女性教師と浮気をしていた校長、現場を見た部下の夫に射殺される。

 7日午前3時、ピサヌローク県バーンラカム郡にあるニコムサーントンエン警察署に“バーンビンボーン学校の教職員宿舎内で発砲事件があり負傷者がでている。“との通報があった。

 警察官が現場に急行すると、そこは木造2階建ての家で、2階の寝室の負傷者2名を発見した。男性はノンタティアン学校で校長をしているナロンさん(53歳)で、腹部と太股を拳銃で撃たれ重傷を負っていた。

 ナロさんが横たわっていた所から僅かに離れた場所でバーンビンボーン学校で教師をしているアチャリーさん(45歳)がおり、アチャリーさんは頭部と口を刃物で切られ、助けを求めて呻いていた。

 警察官は負傷した二人を近くのラーンクラブー病院に搬送したが、ナロンさんは傷に耐えられず、後、死亡してしまった。

 犯人は他でも無い、アンチャリーさんの夫のバンディット巡査(48歳)で、彼は犯行に使用した拳銃を持参の上、自首していた。

 警察の取り調べに対し、バンディット巡査は、『ナロンが私の妻と浮気をしていた事はずっとまえから知っていた。昨日私は午後から所用で出かけ、深夜家に戻ると、寝室のベッドの上でナロンと妻のアチャリーが気持ちよさそうに交わっている最中であった。現場を見てしまった私は、怒りの余り拳銃を抜きナロンに向け2回発砲、ナロンが倒れるのを見た後、刃物でアチャリーを斬りつけ負傷させた。その後、自ら自首した。』と供述した。

 警察ではバンディット巡査の身柄を拘束し、法に基づいて処分する。






腹を空かしたサル千匹が村で略奪行為。

 洪水が原因で山中の食料が枯渇してしまい、お腹を空かしたサル千匹以上が食料を求めて村に下りてきて、略奪行為を繰り返しているという、シーサケット県ラーシーサライ郡の村を訪ねた。

 村人達はサルの行為に困り果てているが、サルは100年以上に渡り、村の平穏を守ってきた生き物と信じられているため、誰もサルを懲らしめる人は居ない。

 村人の一人、ブンリアンさん(44歳)は、『私は雑貨屋を営んでいるが、毎日の様にサル達が食料を盗みに店にやってくる。女房共々、木の棒でサルを追っ払っています。困るのはサルが屋根の上に飛び上がって悪さをするので、年に何回も屋根のトタン板を張り替えねばならない事です。テレビアンテナも壊される始末。サルの被害から逃れるため、お金を借りて、屋根を新しいモノに張り替えようと考えている最中です。それか、一掃のこと、家を新築しようか・・などと思ったりもしています。 』と語った。

 村会議長のブンミンさんは、『サルが村民の食料を略奪するという行為はず~と以前からありました。村の議員達もこの問題の解決策をいろいろと議論し、4万バーツの予算を組んで、米を買い毎朝夕、村人がサルに米を与えているのですが、サルの数が多すぎてまだまだ足りないようです。それで、郡の役所に相談し、果物など、食料の寄付を集め、サルに与えています。この間は、サルにご馳走するパーティーまで行いました。それでも問題を根本的に解決するには至っていません。よって、タイ全国の人々からの寄付を募っています。』と述べた。

 シーサケット県選出の国会議員ポーンシリさんは、『私はこの村をシーサケット県の新たな観光地として開発しようと思ってます。現在関係各省庁に連絡をとり、予算獲得にむけ交渉中です。これらのサルを保護するために、サルの食料購入費用として私もポケットマネーを出しています。






46,824人が王宮前広場でエアロビクス、世界新記録達成

 国王への献上行事の一つとして、またエアロビクスの世界新記録達成を目的として、首相が音頭をとり、46,824人が参加した催しが王宮前広場にて開催された。

 この催しは、国王への献上行事として、国民の健康増進を図ると共に、エアロビクスの世界新記録達成を目的として、首相を主賓として迎え、王宮前広場にて開催された。同時に、地方においても各県庁や公園にて同様の催しが行われた。

 エアロビクスは、首相を始め公務員、芸能人、有名スポーツ選手などを含め4万人以上の人々が参加し、16時25分に開始され、20分後には、舞台上に立った首相が“参加者46,824人を持って世界新記録達成”を宣言、16時50分、首相がギネスブックにサインをした。

 参加者達は61分間に渡りエアロビクスを楽しみ、17時26分にダンスは終了した。なお、エアロビクス中に気分を悪くしたり、お腹を壊した人の数は約200人。






売春船、検挙される

 16日南部サトゥン県近くの公海上で、漁船をカラオケバーに改造して売春などを行っていた船が検挙された。この船舶はガーヤン・ツアーの所有。外見は普通の漁船だが、内部は1階にカラオケと寝室、2階部分に更に3つの寝室が設けられていた。船内からは、買春をした客の名簿やピル、コンドームが押収された。押収品の中にはサービス料金表もあり、2,000バーツから8,000バーツで売春が行われていたことが明らかとなった。また、船長のサハーク容疑者(43)や売春に従事していた女性も逮捕された。女性らは東北タイのノンカイ県出身者が多いという。

 サトゥーン県警によれば、同船は周辺を行き来する漁船の船員らにサービスを提供していたという。








犬と性交するのが好きな僧侶刺されて重体、犯人は首つり自殺。

 8日午前11時半、サラブリ県ケイコイ警察署に、“郡内の象印セメント工場の付近で首を吊って死んでいる人がいる。“との通報があった。

 警察官が現場に急行すると、そこでは郡内に住むクンさん(74歳)が、白地に赤いラインの入った布を木に結び、首を吊って死亡していた。所見では死後7~8時間であった。

 調べの結果、クンさんは一度僧籍に入り、還俗した後も、パーパイ寺院で修行中のローイ僧(65歳)の住居に居候していた。犬との性交が好きなローイ僧と口論の果てクンさんは刃物でローイ僧の口と喉元を刺し、ローイ僧は両眼が飛び出す程の重傷を負い、現在はサラブリ病院の集中治療室で治療を受けている。

 騒動の後、クンさんは逃走しようとしたが、逃げる当てもなく現場付近でおろおろしていた。 その後、クンさんが首つり自殺しているが見つかった。

 警察では、クンさんは罪に問われるのが怖くなって自殺したモノと見ている。






オカマの窃盗団4人を逮捕

 2日正午、ナコンラチャシマ県パクチョン警察署は、“オカマの窃盗団4人を逮捕し、証拠物件50件と質札10枚を押収した。”と発表した。

 パクチョン郡内にすむ、クルンタイ銀行パクチョン支店長のウィラワンさんから、『自宅の玄関が何者かに開けられ、家内にあった家財など25万バーツ相当を盗まれた。』との届け出があり、またパクチョン電話局の職員、ローチャーさんの自宅も空き巣に入られ5万バーツ相当の家財が盗難された事から、警察では内偵を進めていた。

 取り調べに対し、4人の容疑者は、『知人の家に空き巣に入り、金目の物を盗んで質屋に持っていき換金して遊興費に使っていた。パブに行って、カッコイイ男を見つけるとおごってあげたり、遊びに誘ったりしていた。お金が無くなるとまた空き巣を繰り返していた。』と供述した。

 警察では、4人の身柄を拘束し、更に捜査を続けている。






実母、12歳の娘に200バーツで売春を強要


 チェンマイ県でラムヤイ畑を経営する大富豪インカム(58)の妻ヌーさんが、ラムヤイ畑内にある物置小屋から少女の助けを求める声を聞き、駆けつけたところ、夫がニットちゃん(12)をレイプしている現場に遭遇。ヌーさんはすぐに警察に通報した。

 メーウォング警察署は、未成年者売春容疑で、インカム容疑者の逮捕に向かったが、すでに逃走した後だった。被害者となったニットちゃんの供述から今回の事件には実母のポーン(仮名)が関わっていることが判明。ポーン容疑者によると、インカム容疑者と娘の関係は今年の2月から始まり、性的関係は10回に及んだという。また、1回に付きインカム容疑者から200バーツをもらい、そのうちの100バーツをニットちゃんに渡していたとも供述している。

 ポーンは以前、家政婦としてインカム容疑者の自宅で働いており、そこでインカムと性的関係を持つに至った。インカムに、「もっとお金が欲しければ娘を連れて来い」と言われたので、娘を騙して連れて行ったと、淡々と供述した。タイの法律では、未成年者の売春斡旋をした場合10~20年の禁固刑が、未成年者との買春行為に対しては20年以上の禁固刑が科せられる。






15歳の少女に猥褻行為をしていた僧侶、逮捕される。

 26日午前0時半、サムットプラカン警察署に、ムアン郡内にあるバーンピン寺院のソムチャイ僧より、“仏籍に入って7年になるトサポン僧(32歳)が、サーラーの裏にあるトイレに15歳の少女を連れ込み、猥褻行為をしたので、捕まえて欲しい。”との通報があった。

 警察官が現場に駆けつけると、副住職のマハーチア僧の住居の近くに、被害者Bちゃんの母親のバンオンさん(42歳)がいた。警察官が現場に到着する前に、副住職がトサポン僧を呼び、問いただしたところ、トサポン僧は容疑を認めていた。トサポン僧の母親と姉が現場に来ると、トサポン僧は、“少女の体に触れたが、猥褻行為はしていない。”と口述を翻した。

 Bちゃんの証言によれば、『トサポン僧に、8月から3回に渡り、猥褻行為をされた。“サーラーの裏にあるトイレ掃除をしてくれたらお小遣いを上げるよ。”と言われ、私が掃除をしていると、トサポン僧は私に、服を脱ぐよう命じ、卑猥な行為をしたのです。彼は行為を終わってから200バーツを私に手渡し、“誰にも言うんじゃないよ。”って口止めをしました。今回も、トサポン僧に呼ばれ、サーラーの裏門に行くと、トサポン僧は私をトイレに引っ張り込み、前回同様に卑猥な行為をしようとしましたが、寺院の職人のソムサクさんが通りかかり現場を目撃して、副住職に通報したのです。

 ソムサクさんは、『現場を目撃する以前から、ソムチャイ僧より、“トサポン僧が少女をサーラーの裏のトイレに連れ込んでいる。”との話を聞いていました。それから我々は、トサポン僧の行動をそれとなく監視していたのです。それでトサポン僧が少女に猥褻行為をしている現場を目撃したのです。トサポン僧は我々に気が付くと、急に顔色を失い、大急ぎでトイレから出て行きました。その後、ソムチャイ僧が私に、この件についてマハーチア僧に報告するように、と言ってきました。初めのうちは、トサポン僧も容疑を認めていたので、Bちゃんを呼んで話を聞きました。同時にBちゃんの母親のバンオンさんにも話を聞いて貰いました。バンオンさんは、トサポン僧を還俗させ、厳しいく処罰することを要求したのですが、トサポン僧は還俗することを拒否したため、マハーチア僧が、トサポン僧の母親と親族を呼んで話し合ったわけです。それでも結論が出なかったため、警察に通報した次第です。』と語った。

 警察ではトサポン僧の身柄をマハーウォン寺院に連れて行き還俗させた後、警察署に連行、猥褻行為の容疑で捜査、処罰の方針。
   






サソリの女王、世界新記録を達成!

 23日午後2時45分、パタヤにあるショッピングセンター、“ロイヤル・ガーデン・プラザ”の3階で、30歳になるタイ女性のカンチャナさんが、タイの名声を世界中に広げる世界新記録を達成した。

 彼女は、サソリ3400匹と共に広さ12平米のガラス箱の中で32日間暮らし、今までギネスブックに記載されていた、マレーシア人女性、マリーナさんの記録を、日数で2日間、サソリの数で700匹上回った。

 カンチャナさんがサソリと暮らしたガラス箱の周辺は、大勢の観光客や記者でで熱気に包まれ、今回の偉業をたたえる人達でごった返した。

 カンチャナさんは去る9月21日午後2時45分より、3000匹のサソリと一緒にガラス箱の中での生活を始めた。この間200匹のサソリが死んでしまったが、新たに300匹のサソリが生まれ、また10月9日には、死亡したサソリの追加として、400匹のサソリが箱の中に入れられた。
 
 32日間という記録が達成された時、マイナーグループ(株)会長のウィリアム氏がガラス箱の鍵を開き、カンチャナさんを箱から出し、彼女は、純金製の記録達成証と賞金5万バーツを受け取った。

 カンチャナさんは、『世界新記録を達成できて嬉しいです。“そんなこと出来るはずない。”って言う人もいたけど、多くの観光客の方々から声援を受け励みになりました。特に9月の24日にはここを訪れられた、元皇太子夫人からも励ましのお言葉を頂き、大きな励みとなり、今回の記録達成が出来、タイの名声を高めることができました。』と語った。






自分と息子の治療費を稼ぐ為にヤーバーを密売していたエイズ女性

 2日午後4時半、ペッブリ県麻薬取り締まりセンターの主任、サノーン氏は、ペッブリ警察署の警察官と共に、麻薬密売の囮捜査で、40錠のヤーバーを売ろうとしたラット(仮名:24歳)を逮捕した。

 警察での取り調べに対し、ラットは『確かに私はヤーバーを売ってました。1錠75バーツで仕入れ、それを90~100バーツで売っていました。この商売を始めて3ヶ月ほどになります。』と容疑を全面的に認めた為、警察ではラットを法に基づいて処罰する事にした。

 取り調べの際ラットは、『ヤーバーを密売していたのは、エイズ治療薬のV1を買う為と5歳になるエイズに感染している息子の養育費を稼ぐためでした。私の暮らしはとても苦しいのです。19歳の時に建設業をやっていた夫と一緒に住み始め男の子を産んだのですが、1年前に夫はエイズが発症し、この7月に死んでしまいました。私も息子を連れてエイズ検査を受けたところ、2人共、エイズに感染していることが判りました。私は失業していましたし、V1を買うお金をどうしても調達する必要が有ったのです。確かに私は悪いことをしましたが、それも仕方が無かったのです。今回の私の犯罪に関し、女性保護団体に私の面倒を見て貰いたいし、児童福祉団体に息子の面倒を見て貰いたいと思っています。私が刑務所に入れば、誰も息子の面倒を見る人がいなくなってしまいます。』と涙を流しながら語った。






ゲイの男性、父と祖母を殺害

 チャチャイ容疑者(23)は、ゲイの恋人アヌパープ容疑者と共謀して、父親ピチャイさん(60)と祖母ラモームさん(78)を殺害した。

2人はまず、父親を押さえつけ喉を切り裂き、ダンベルで頭を何度も殴りつけ殺害。さらに、物音を聞き駆けつけた祖母も、口封じのため電気コードで締め殺した。

その後、強盗が侵入したように見せかけるために、アヌパープ容疑者に自分の身体を縛らせ、さらに金目の物を持たせ逃走させたというもの。また、奪った金20万バーツは、乞食に配ったと話している。

チャチャイ容疑者によると、幼い頃より家族を虐待、実の娘(容疑者の姉)には性的虐待さえしていた父親に日頃から恨みを抱いており、事件の起る数日前にも、容疑者が電話で恋人に電話をしていたところ、電話を取り上げられて激しい暴行を受けたので、今回の殺人に踏み切ったという。

なおチャチャイ容疑者はタイの名門大学チュラロンコン大学工学部を卒業後、BTS高架鉄道を運営するタナヨン社に勤務していた。






タイ-日混血児の村の子供達の暮らし。

 チェンライ県メーサイ郡、ウィエンチャイ郡、それにムアン郡には、タイ人と日本人との混血児が沢山いる。海外に出稼ぎに出る女性の待遇改善センターの調べに依ると89の村で一村平均3人のタイ-日の混血児が、北部の女性の海外出稼ぎの結果として暮らしている。

 7歳になるノックちゃんも“桜の国”から来た子供の一人で、現在は祖父母と共に、メーサイで暮らしており、母親が毎月仕送りをしてくれている。彼女の母親は、再び日本に出稼ぎに行ったのではない。ノックちゃんの母親は、ノックちゃんを生んでからタイに帰国し、ノックちゃんを祖父母に預けて直ぐにバーレーンに出稼ぎに行ってしまった。もし仕送りをしてくれるお母さんが居なかったらノックちゃんは勉強したり食事をしたり出来ただろうか?祖父母の家は貧しく、ノックちゃんの母親からの仕送り以外の収入は無いのである。

 次は、ノックちゃんと年齢が近いマリカの村。マリカは髪が薄く黄白色の肌をした8歳の女の子。彼女も祖父母に育てられている。マリカのお母さんは、マリカを背負ってタイに帰国後、エイズで亡くなってしまった。

 マリカの祖父母は、『孫は生まれて僅か9ヶ月の時にメーサイに来たんだ。肌が黄白色で目が小さく、村の人気者だったさ。』と語った。しかし、マリカは父親がどんな顔の人なのか知らない。父親について知っているのは、“日本に居る”と言う事だけ。それにマリカは日本に行った事も無ければ、父親から連絡を貰った事も一度も無い。

 最近のマリカは元気がない。満足な食事をしていないからか、いつも病気がちである。更に重要なことに、マリカは生まれるときから病気気味であった。母親が生きていたときには、薬を買うお金も有ったが、母親が亡くなってからはずっと今の様な状況が続いている。

 これら記憶のある内に日本から帰ってきた混血の子供達の多くは、タイ語が話せなかったが、タイでの暮らしが長くなるに従ってタイ語を理解するようになる。タイ語が話せるようになっても発音がはっきりしない。

 言葉の問題の他に、これらの混血児はタイの子供達と同じ暮らしをせねばならない。生活様式、勉強、食事(日本料理とタイ料理とは大きく異なっている。)にも慣れなければいけない。祖父母は味の濃いタイ料理に慣れ親しんでいるが、孫達は、薄味の日本料理が好みのようだ。

 将来の為、混血児にタイ料理を食べる様にするのも親族の役割。簡単で安上がり、便利な食べ物と言えば、卵料理は欠かせない。

 上記2人の暮らしぶりは北部タイの社会で見られるほんの一例である。チェンライ県は、村の若い女性達が、“収入がイイ”との理由で日本に出稼ぎに行く女性が多い地域である。“収入がイイ”との話の他に、日本に出稼ぎに行って帰ってきた女性からの経験談が、まだ行ったことのない女性に行く決心をさせる大きな決め手となっている。日本に出稼ぎに行き、帰る時には子供連れで帰る事になるとは、考えもつかない事である。

 両親が共に揃っている幸せな子供も沢山居るが、これらの子供達は父親の居ない子供である他、顔つき、肌の色、も異なる。中には親族から出来る限りの養育を受けている子供も居るが、心の深いところでは、これらの子供達も“愛情”や“温かさ”に飢えている。







『私を麻薬容疑で逮捕して!』と女性が警察に出頭。

 9月30日午後11時半、アントーン県ウィセチャイチャン郡ターチャン町に住む女性ルンタワンさん(28歳)が、ムアン郡にある警察署を訪ね、微笑みながら、『刑務所に入りたいから、私を麻薬摂取の容疑で逮捕して!ここに来る前にヤーバー2錠を吸引し、アンフェタミンを口から吸引したわ。信用しないなら、尿検査をすればいいわ。』と語った。

 記者の報告によれば、ルンタワンさんが、『私を逮捕して!』と言った事に対し署に居合わせた警察官達は非常に戸惑い彼女の言葉を信用しなかった。警察官達が彼女を逮捕するのを躊躇っていると、彼女は持っていた黒いバッグからヤーバー1錠を取り出し、警官に差し出した。すると警官は、やっと彼女を“麻薬所持”の現行犯で逮捕した。

 取り調べに対しルンタワンさんは、『友人多数と同居しながらバンコクで働いていたけど友人の多くはヤーバー中毒になっていた。私も友人に勧められるままにヤーバーをやるようになりました。何度も止めようとおもいましたが、その都度友人に無理矢理ヤーバーをやらされ、断ると暴力を振るわれたのです。今回、ノンタブリの借家からアントーンの家までタクシーで来たのですが、丁度警察署が見えたので、運転手に警察署に行くよう言いました。それで、“私を逮捕して!”って言ったのです。これも、あの仲間達から逃れ、麻薬からも逃れたいからです。刑務所に入れば、仲間や麻薬からも逃れられると思います。』と語った。

 警察では事情聴取の後、彼女の身柄を裁判所に連行し、留置許可をもらった。








小便の時も休憩なし、歌い続ける世界記録に挑戦。

 29日午前9時、プーケットにあるロイヤル・プーケットシティーホテルにてプーケット県副知事のウィナイ氏を主賓に迎え、“世界最長の歌唱マラソン”が開催された。記録に挑戦するのはプーケットで有名なDJのイサラクンさん。

 イサラクンさんは24時間休み無しで歌詞を見ずに異なった曲っを歌い続ける事に挑戦する。このような催しは未だ世界中で行われた事は無く、今回の記録が世界記録となる。この催しは官・民両方からの後援を得、タクシン首相や野党のリーダー、チュアン元首相からも花束が届けられ、多くの人達から声援を受けた。

 記録に挑戦するイサラクンさんは、『これまでにも24時間歌い続けることは3回やり遂げたし、今回に備えてテストも2回やっているので、記録達成には、自信がありますよ。プーケットに世界記録が誕生するのは間違いありません。これまで誰も挑戦したことがないし・・・。今回の催しは私にとっての夢を実現させるだけではなく、プーケットやタイの知名度を更に上げる事が出来るものと思っています。』と語った。

 今回の“歌唱マラソン”は、一人で24時間、トイレの時も食事の時も休み無く、同じ歌を復唱することなく、歌い続けることが義務付けられている。準備された曲は約500曲、内ポップスが7時間分、バラード3時間分、演歌6時間分などに加え、自作の曲も1時間分ある。

 午後7時現在、イサラクンさんは、プーケットの歩行者天国である中央通りで歌い続けている。

 プーケット市長のプミサック氏は、『“歌唱マラソン”は、プーケットの歩行者天国での催し“アンダマン海の真珠、7不思議、南部のパラダイス”の一部として実施されています。29日は最終の日曜日という事もあり、タイ国音楽協会の協力を得て、“歌唱マラソン”を実施する事になりました。プーケットにあるパブやバーを見ていますと、美しい自然や、文化・伝統に加え、歌を唄うと言うことも観光客に結構人気があるようです。今回の記録もRipley & Believe It or Not やGuinness World Records に記録されることと思います。』と語った。

 イサラクンさんは29日午前9時、タイ音楽協会会員の伴奏に合わせ、最初の曲としてタイ国歌、2番目に国王賛歌を唄い記録に挑戦を始めた。






イタリア人男性が10歳のタイ人少年にわいせつ行為


 東部チョンブリ県パタヤで、2人のイタリア人男性が10歳のタイ人少年を自宅に連れこみ、わいせつ行為を強要していたとしてツーリストポリスに逮捕された。

ツーリストポリスの調べでは、この42歳と50歳のイタリア人は、1ヵ月ほど前から自宅近くの小学校へ通う男子児童3人(いずれも10歳)に「欲しいものを買ってあげるよ」と声をかけ、実際にゲームボーイなどを買い与えていた。

後日、男らを信用した児童が彼らの部屋を訪ねた時、男らは児童に衣服を脱ぐように指示。裸になった児童に1人の男がわいせつ行為を強要。もう1人がその様子をビデオ撮影した。

男らはわいせつ行為を重ねる度、50~100バーツの口止め料を渡していた。なお、男らは撮影した映像をインターネットで世界中に流布。それを見た欧米人男性から、タイ人少年とのわいせつ行為を求める問い合わせが多数あったことも判明している。






雇ったホステスは女装の男子中学生 経営者気づかず

 中学2年生(14)をスナックのホステスに雇い、客の接待をさせたとして、沖縄県浦添市のスナック経営者(32)が18日までに児童福祉法違反などの疑いで那覇地検に書類送検された。ところがこの「ホステス」、実は女装した男子中学生。警察に知らされるまで、経営者は女の子と信じていた。
 沖縄県警の調べでは、経営者は今年3月ごろ、求人雑誌を見て応募してきた「女の子」を面接した。自前のスカートやかつらをつけた中学生は、年齢を「19歳」と偽り、名前の末尾を「子」に変えていた。経営者は住民票などで年齢を確認しないまま採用を決め、4月から6月中旬まで働かせていたという。
 中学生は小柄で、化粧をして出勤。店のカラオケで歌ったり、閉店後に同僚のホステスらと食事に行ったりしても男とさとられなかった。学校を長期欠席しがちで、調べに対し「遊ぶ金が欲しかった」と言っていた。






女性器内にヤーバーを隠して運んでいたゴーゴーバーの女性を逮捕。

 15日午後1時、プレー県ソーン警察署が、“ヤーバーを運搬している奴がいる。”との情報を基にソーンとガーオを結ぶ道路で検問所を設けたところ、暫くして不審なピックアップが通り掛かった為、停車を命じ警察官が車内を捜査した。

 車内をくまなく捜査したが違法なモノは見つからなかった為、警察官は、乗っていた2人、ソーン郡内の学校で教師ウドムサック(43歳)と助手席に乗っていたマリー(24歳)、に降車を命じ、身体検査をした。婦人警官がマリーの体を調べた所、服のポケットからヤーバー8錠が出てきた。婦人警官がマリーに下着を脱ぐよう命じると、マリーの女性器の中から、コンドームに入れられた、紙に包まれたヤーバー644錠が発見された。

 取り調べに対しマリーは、『私はパタヤでゴーゴーガールとして働いている。プレー県ロンクワーン郡に住んでるチャイと言う男からヤーバーを買って、パタヤの同じ店で働いている同僚に預けるつもりだった。ウドムサックさんを400バーツで雇ってプレー空港まで送ってもらう途中で警察に捕まってしまった。』と供述した。ウドムサックさん、『私は運転を頼まれただけで、ヤーバーの事なんか知らなかった。』と語ったし、証拠品は全てマリーが所持していたため、後に釈放された。

 警察がマリーの自宅を家宅捜索した所、マリーの自宅は新築の大きな家で、室内からは、パスポート、車の予約証、バイク1台が見つかった。同時にパタヤ警察に連絡し、マリー所有のピックアップ1台を押収した。

 警察はマリーに対し4ヶ月前から内偵をしており、マリーはパタヤで働いており、外国人の夫が居るにも関わらず、頻繁に実家に戻っていた。かつては貧しかったマリーの実家は、今では大きな家を建てるに至った。実家に戻ると彼女は毎回の様にロンクワーン郡の山間部に出かけヤーバーを仕入れ、パタヤやバンコクで密売していた。






テレビのチャンネル争いで僧侶が同僚を刺し殺す。

 1日16時45分、ナコンシータマラート県バーンカン警察署に、“クロンサオヌア寺院で僧侶同士が喧嘩をし、重傷者が出ている。”との通報があった。

 警察官が現場に駆けつけると、寺院内の僧侶の住居の床に血痕が残っているだけで、刺された僧侶は善良な市民により、既にバーンカン病院に運ばれた後であった。被害にあった僧侶のキズが深かった為、僧侶はトゥンソン病院に転送されたが、病院に到着して間もなく、息を引き取ってしまった。死亡した僧侶は、クロンサオヌア寺院のソンブン僧(55歳)で、腹部、腕、背中など8カ所を刺されていた。

 捜査の結果、ソンブン僧を刺したのは、同じ寺院にいるスラチャイ僧(21歳)で、彼は既に逃走したあとであった。初期捜査では、喧嘩の原因は、スラチャイ僧がテレビのゲーム・ショーを見ていた最中に、ソンブン僧が割り込み、チャンネルをタイ・ボクシングの実況中継に替えた事から口論になり、それが高じて殴り合い、更には、スラチャイ僧が近くにあった刃物でソンブン僧を刺すに至った、モノと判明した。

 事件が起こった当時、寺院内にいた他の僧侶が騒動に気付き、住居の中を覗いたら、ソンブン僧が血を流しながら、床の上で横たわっていたため、急いで病院に運んだが、ソンブン僧は、キズに耐えられず死亡してしまった。

 事件を起こした二人の僧侶は普段から仲が悪く、ソンブン僧は僧籍に入って長い為、寺院内でも古株で、新人の僧呂に対して優越的な立場にあった。一方、スラチャイ僧は、僧籍に入って1ヶ月にも満たない新人であった。

 警察では犯人のスラチャイ僧の行方を追っているが、未だに逮捕には至っていない。スラチャイ僧は既に自分で僧籍離脱をして逃走しているかも知れないが、警察では近いうちに犯人を逮捕出来るモノと見ている。






公共の場所でセックス競争させるラジオ生番組を放送中止=ジョッキー2人は解雇――米国

衝撃的事柄を生のラジオ放送で流す米国のラジオ・ショック番組が最近、こともあろうに、マンハッタン5番街の有名なカトリック教会セントパトリック寺院(写真)内で男女がセックスをしているもようを中継して市民たちの激しい怒りを買い、担当のディスクジョッキー2人が解雇され、性交渉をしていた2人も逮捕された。

問題の番組は「オーピーとアントニーのショー」で、放送していたWNEW-FM局の親会社のインフィニティー・ラジオは、グレッグ(オーピー)ヒューズ、アントニー・キュミアの両ジョッキーを解雇し、全米の系列ラジオで放送されていたこの番組を打ち切りにしたと23日発表した。番組はWNEW-FM局でも最も人気があった。同局の支配人と番組編成部長は既に職務停止処分になっている。逮捕されたのはバージニア州の男女で、セントパトリック寺院の入り口から少し入った、信徒席から数フィートのところで性交渉に及んでいた。これを実況中継したプロデューサーのポール・メキュリオも猥褻物陳列の共犯で捕まった。

「オーピーとアントニー」は今年の特別競争として、リスナーたちに公共の場所でセックスをする冒険に挑むよう呼び掛け、「教会は25ポイント」などと場所ごとに点数のランク付けをしていた。

市民からの抗議が殺到したため、米連邦通信委員会(FCC)が同ラジオ局の放送免許を取り消す可能性が出ている。







観光の学生から現金奪う-タイで邦人逮捕

声掛け、睡眠薬を混ぜたコーヒーで眠らせる

 タイ警察当局は10日までに、バンコクを観光旅行で訪れた神戸市出身の大学生(23)に宿泊先で睡眠薬を飲ませて現金などを奪ったとして、窃盗容疑で大阪市港区の無職月本恵一容疑者(30)を逮捕した。

 月本容疑者は今月6日、バンコクに到着した大学生が宿泊先を探していた際に声を掛け、一緒に宿を見つけてチェックイン。睡眠薬を混ぜたコーヒーを飲ませて眠らせ、現金計3500円相当とパスポート、トラベラーズ・チェックなどを奪った疑い。月本容疑者も旅行目的でバンコクを訪れていた。

 月本容疑者は翌日、現地の銀行でトラベラーズ・チェックを現金化しようとしたが、盗難届が出ていたため警察に通報され逮捕された。







「お金で買える愛」400年の売春の歴史をたどる特別展

オランダ売春の歴史特別展=アムステルダム歴史博物館で、久田写す

 売春宿が合法化されていることで知られるオランダのアムステルダム歴史博物館で、売春の歴史400年をたどる特別展「お金で買える愛」が開かれている。
 オランダが繁栄を誇った大航海時代の17世紀、港町アムステルダムの売春宿は、羽振りのいい船乗りでにぎわっていた。そこは今では「飾り窓」として、オランダ観光の人気スポットの一つになっている。

 同博物館で、当時から今日までのアムステルダムでの売春の実態や、取り締まりと容認の間で揺れ動いた当局の対応などを、絵画や写真、売春婦へのインタビューのビデオなどで紹介している。

 今回の展示の趣旨について、博物館は「売春に対する意見は様々だが、これもアムステルダムの歴史の一部だから」と説明している。

 「生活のために」と語る売春婦、ビジネスと割り切る売春宿経営者、快楽を求める利用者……。それぞれの立場の思惑が絡み合う展示から、何をくみ取るか。人々は神妙な面持ちで展示と向き合っている。

 現在、オランダで売春をしている女性の多くは旧東欧などの出身だ。「彼女たちは売春合法化の犠牲者だ」との指摘が耳に重く響いた。






女児押し倒してパンツ強奪、変態男を逮捕

約10件の余罪を供述

 下校途中の小学女児2人を押し倒して下着を奪い取り、けがを負わせたとして、和歌山県警岩出署は30日、強盗傷害の疑いで、大阪府貝塚市三ツ松、無職藤崎旭容疑者(29)を逮捕した。

 調べでは、藤崎容疑者は7月2日午後4時20分ごろ、和歌山県那賀郡の路上で、6年の女児(11)に「パンツ見せて」と近づき、押し倒してスカートの中の下着を奪い取り、女児の手に7日間のけがを負わせた。また4日にも同郡の路上で同様に3年の女児(8)から下着を奪い、10日間のけがを負わせた疑い。

 同じような事件が6月中ごろから発生、同署はバイクに乗った不審な男として藤崎容疑者を割り出した。同容疑者は容疑を認め、同郡や大阪府南部で約10件の余罪があると供述しているという。







ヤーバーを手に、ウェイトレスを口説いていた警察官を逮捕。

 18日0時15分、ロッブリ警察署に“自称警察官という男が拳銃を身につけ、スポンパンホテルのコーヒーショップでビールを呑んでいる’“との通報があった。

警察官が現場に赴くと、そこでは、丁度その男がウェイトレスと話をしているところであった。警察官は、“男が麻薬の密売をしている。”と疑い、おとり捜査をしたところ、男は、ヤーバー1錠の売買を持ちかけた。おとり捜査を担当した警察官は、すかさず身分を明らかにし、その男を現行犯逮捕し、身体を調査、おとり捜査で、警察官が使用した現金100バーツと、45ミリ口径の拳銃1丁、実弾6発を証拠物件として押収した。捕まった男は、顔面が蒼白になっていた。

警察官が男をターヒン署に連行し、取り調べを行った所、男はタムウン警察署に勤務している現役警察官、ティラトン巡査(47歳)であることが判った。一晩にして警察官から容疑者になってしまった彼は取り調べに対し、『知り合いに頼んでヤーバー3錠を買ってきてもらった。その内1錠はお礼として彼にあげた。それから車でいつも来ているあのレストランに行った。あのレストランのウェイトレスには美人が多いので・・・。私が、“ヤーバーを1錠あげるから、今夜一晩つき合わないか?”とウェイトレスを口説いている最中に警察のおとり捜査に引っかかり捕まってしまった。私のような下級警察官の暮らしは何もいいことがない、ただただその日を暮らしているだけ・・・。女房も10年以上前に子供2人を残して逃げていった。警察官の仕事も辞めてしまいたいとず~っと思っていたけど、子供が学校を卒業するまでは・・、と我慢して続けてきた。ヤーバーに関しては、私は常習者でなく、ただ時々やっていただけ。警察に捕まったけど、これもマイ・ペンライ。自分が悪いことをしたのだから仕方ないさ。』と語った。






大麻密輸の邦人にむち打ち刑

シンガポールで今年3月に麻薬密輸容疑で逮捕された日本人の男が15日、下級裁判所で禁固8年、むち打ち5回の刑を言い渡された。
グラフィックデザイナーとして働いていた堀田修治被告(27)で、乾燥大麻をマレーシアから密輸し、税関で逮捕された。シンガポールでは500グラム以上の大麻を密輸入すると死刑になるが、今回のケースでは300グラム以下だったという。






未来の?トゥクトゥク?が登場

10月から プロモーション開始

流体力学を意識したようなファッショナブルなフォルムをしている―。写真は、タイ自動車研究所が発表したトゥクトゥク。流線形のボディが眩しい、未来のトゥクトゥクだ。残念ながらまだハリボテの状態で、実走行が可能な完成車ではないが、「価格は搭載するエンジンによって八万バーツから十万バーツを予定。

この十月にはタイのマスコミを通じて発売に向けたプロモーションを大々的に展開し、インドやパキスタン、スリランカなどアジアの周辺国にも輸出したい」と同研究所関係者の話しは弾む。 ちなみに現役のトゥクトゥク運転手にコメントを求めると、「前輪が細いから運転するのが怖い」「荷物が積みにくそう」と鋭い指摘をした人もいた。しかし、デザインについては大半の人が「カッコエエ!」と声を高めた。p







タイのお寺で1日2件の殺人・銃撃事件発生

 敬虔深い仏教国タイで、一日に二件もの殺人・銃撃事件が発生、宗教関係者のみならず国民にも大きな衝撃を与えている。

 いずれも六月二十六日に発生した事件。一件目はノンタブリー県バンクルアイ郡のワット・フーチャン(象の耳寺院)内の僧房一階で、同寺院から二百メートルほど離れたラムットナイ寺院の住職を務めるウィナイ容疑者(六四)が拳銃で頭をぶち抜き死亡しているとの通報が入った。同容疑者は、右こめかみを撃ち銃弾は左耳たぶを貫通。そのそばには拳銃一丁が落ちていた。同時に、ワット・フーチャンの副住職ウィナイトン師僧(五七)も右肩口を銃撃され重傷を負っており、近くの病院に搬送された。

 寺院にいた人の話によると、ウィナイトン師僧が托鉢から戻り鉢を洗っていたところを、ウィナイ容疑者が険悪な面持ちでやってきたという。ただ、この二人の僧侶は寺も互いに近く親しい間柄ということもあり、どうせいつものくだらない言い争いだろうと周囲は誰も気にとめなかった。ところが、容疑者は隠し持っていた拳銃で師僧にいきなり発砲、師僧は肩口を撃たれ現場に倒れた。容疑者はその拳銃を今度は自分のこめかみに向けすかさず発射。周囲に脳みそが飛び散り容疑者は即死した。

 警察がラムットナイ寺院の僧房内部を調べたところ、同寺院の帳簿のほか、容疑者が師僧に対して抱いていた不満を暴露する内容の書面も見つかっている。関係者の話によると、帳簿の内容には不審な点があり、住職である容疑者がこれに関わっていることをうかがわせる記録があったという。そのため同容疑者は、師僧が同帳簿を改ざんしたのでは、という疑いを持つようになった。警察では、容疑者がこの問題のケリをつけようと師僧に詰め寄ったが取り合ってもらえなかったため、発砲したものとみて、帳簿の作成に関わった者などから詳しい事情を聴くことにしている。

 もう一件の事件は二十六日の未明、ムクダハン県ノンスン郡のパヤートナムティパヤラム寺院内説法所で、サティット師僧が血を流して死亡しているのが発見された。遺体の頭部は鋭利な刃物でカチ割られ、首もほとんど切断されているという身の毛のよだつ状態だった。

 同寺院の僧侶によると事件前、同寺院の修行僧ソムチャイ容疑者(三〇)がサティット師僧と激しい口論をしていたという。容疑者は「修行僧から僧侶に格上げしてほしい」と頼んだが、サティット師僧は「お前は修行が足りないうえ、修行僧になってまだ一ケ月しかたっていないだろう」と一蹴。これにカッとなった容疑者が、用意していたナタで師僧の首を一撃、首はほとんどちぎれた状態となった。さらに、それだけでは気が済まず、今度は頭部をめった斬りにして現場から逃走したという。

 警察が容疑者の行方を追っていたところ、同日朝になって容疑者が寺院に姿を現したためその場で逮捕、詳しい動機を調べることにしている。






少年を犯したオカマに禁固二十一年の刑

 刑事裁判所は六月二十八日、児童拉致および強制わいせつの罪で起訴されていたソムチャイ被告(二九)に、禁固二十一年の実刑判決を言い渡した。

 事件が起きたのは四年前の九八年二月。ボーイ君(仮名、当時十一)は葬儀に出席するため学校を早退し、近くのデパートで兄を待っていたところ、少年警官を名乗るソムチャイ被告が現れ、ボーイ君をホワランポーン駅に連行。列車に乗せて南部のスラタニー県へ向かった。その間、ボーイ君は「逃げようなんて考えたら、ただではおかないからな」と被告に脅されていたため、抵抗の余地はなかった。

 列車がスラタニー駅に着くなり、被告はボーイ君をきのこ農園に送り込み、そこで無賃労働を強制。その間、ボーイ君の衣類を無理やり脱がせ、三度にわたりわいせつ行為をした。その後も、被告はボーイ君を連れ回しては建設現場や自転車工場で働くよう強制していた。挙げ句、ボーイ君の賃金全額を預かり姿をくらました被告。ボーイ君が途方に暮れていたところ、同自転車工場のオーナーがボーイ君の母親に電話で連絡してくれたため、ボーイ君は無事バンコクに戻ることができた。警察はボーイ君の証言などから犯人を割り出し、その足取りを追っていたが、事件発生から二年後の二〇〇〇年十月に犯人を逮捕、起訴した。

 判決では検察側の主張を全面支持。十五歳以下の児童に対する強制わいせつ罪が一回につき禁固十年、被告は三回犯しているため計三十年。ただし被告は罪状認否で容疑を認めたため刑期が半減され十五年。これに十五歳以下の少年を拉致した罪が六年で、合計禁固二十一年の実刑判決が言い渡された。







女性教師へ長老会議裁定で“報復暴行"…パキスタン

パキスタン中北部パンジャブ州の村で、18歳の女性教師が、村の伝統的自治組織である長老会議の裁定に基づき“合法的”に集団レイプされた。この女性の弟(11)が、高位に属する別の部族の女性(22)と2人だけで歩いていたのを「不適切な関係を持ったのでは」と疑い、懲罰的に行ったという。

 現地からの報道によると、高位部族の女性の家族が、「下位部族の男に汚された」と長老会議に訴え、報復を求めた。先月22日、長老会議は同日中に女性教師を招致して報復レイプの裁定を下した。女性は「私はあなた方の娘か妹のようなものなのに」と泣いて訴えたが、聞き入れられなかった。暴行した4人の男のうちの1人は、長老会議のメンバーだったという。

 パキスタンの農村部では女性の地位が低いうえ、部族間の序列が社会規範を決める一要素となっている。長老たちの決定には警察も見て見ぬふりをする傾向があり、事態を重くみた最高裁は地元警察の幹部に出頭を要請した。暴行犯2人は逮捕されたが、2人は逃亡中で、ムシャラフ大統領は全員逮捕に全力を挙げるよう全国の警察に指示した。







笑顔の裏側

 昨年より行方不明となっていた二人の日本人旅行者が先日、タイ人違法ガイドに殺害されていたことが発覚した。このガイドが自白した手口は、最初は親身になり、いろいろな観光スポットを案内、相手を信用させた後、アパートに誘い、友人と共謀して殺害するというもの。死体はカバンに詰めて、運河に遺棄していた。

 また一昨年、弊社で研修をしていた日本人男性は、サイアムスクエアで親しくなったタイ人男性二人に都内を案内され、空港近くの中国寺院で睡眠薬入りのヤクルトを飲まされ、気を失った後、身ぐるみを剥がされるという災難に遭遇した。

 一方、数年前には、タイ南部ソンクラー県で一家五人の首吊り死体が発見されるという事件があった。ここでも犯人は家族同様の付き合いをしていた若いタイ人男性とその友人。しかも、家族を一カ所に集め、一人づつ首を吊っていくという残虐性も発揮した。

 タイのガイドブックでも近年、犯罪関係の記載が増えてきている。それだけ、事件に巻き込まれる旅行者が多いということだ。一般の観光旅行に飽き足らず、「タイのことを少しでも理解したい」と思うあまり、つい親しく話しかけてくるタイ人と行動を共にしてしまう。しかし、タイ人は決して積極的に人に話しかけるタイプではない。それだけに、あまりにフレンドリーな場合、豹変する可能性が小さくないため、疑ってかかることも必要だ。

 特に自宅に招かれた時には、複数で訪れた方がいい。たとえば、タイではレイプ事件が多いが、大半は顔見知りの男性の犯行。それも、事件現場は自宅であることが少なくない。確かに疑ってばかりいたら、旅を楽しむことはできない。しかし、警戒心を常に持ち続けることは、異国を旅する時の〃鉄則〃ともいえるだろう。








サッカー賭博で負けたサムローの運転手、道路標識を盗む

 6月29日午後10時半、ロイエット警察署に、“学校の前の道路で、道路標識を盗もうとしている男がいる。”との通報があった。

 警察官が現場に急行すると、そこでは、ロイエットに住むサムロー運転手、コウィト(46歳)が交通標識と分かれ道の標識、合わせて5枚を盗み、更に新たな標識を盗もうとしているところであった。警察官は窃盗の現行犯でコウィットを逮捕。

 逮捕されたコウィットは酒に酔っており、取り調べに対し、『普段は古物回収業をやってます。事件を起こす前に、友人の家で酒を飲みながらテレビでワールドカップの試合を見、サッカー賭博をやりました。私は韓国に賭けていたのですが、韓国が負けた為2000バーツ負けたのです。負けたお金を返す当てがなかったので、道路標識を盗んで古物回収業者に売ろうと考えました。ロイエットの町中にある業者は鉄は1キロあたり20バーツで買い取ってくれますから・・・。でも先に捕まってしまいました。でも前科はありませんよ。こんな事したのは初めてなんですから・・・。どうしようも無かったもので・・・』と語った。






日本人女性が象使いに

 タイに旅行で来た外国人が、タイの魅力の虜になり、自国に帰りたくなくなる、という事は珍しいことではない。日本から来た女性エンドウ・アキコさんも旅行でアユタヤを訪れ、観光客を乗せて遺跡巡りをする象の虜になり、自ら象使いの訓練を受けている。

 アキコさんは現在22歳で日本のオキカワ(沖縄?)出身、地元の高校を卒業。彼女の父親は彼女が卒業した学校の教師を務めており、母親は民間会社の広報部に勤めている。彼女は学校を卒業後、一旦、水泳の先生として働き、貯金をしてから海外旅行に出るようになった。彼女の憧れの国はタイ。

『去年タイに観光に来てバンコクに3ヶ月滞在しました。その間に、アユタヤに行った友達から、アユタヤの象の話を聞き、またタイに来たくなった。一旦日本に帰った後、再びタイにやって来て、象を見、それに乗りたくてアユタヤの象センターに直行しました。そこで、遂に象センターで象と一緒に暮らそうと決心したのです。た。象は大きな体をしているけど、やさしいし、それにちょっと可哀想。』と彼女は、今回の経緯を語った。

 彼女の、“象センターでボランティアとして働きたい。”、“象のことをもっと知りたい。”と言う強い意志を汲んで、象センターのオーナーも彼女が象村に住むことを許した。彼女も象と意思の疎通が図れるようになって、観光客を乗せて遺跡を廻れるようになるまで、象の糞を処分したり、象に水浴びをさせたりし、象使いと同じ暮らしをせねばならない。既に2ヶ月余りが経ったが、彼女は象使いの暮らしについて知ると共にタイ語も身につけた。

 『時々、日本が恋しくなることもあるけど、でも日本に戻ればきっとまた象が恋しくなるに決まってるから、まだ日本には帰らない。ここでずっと暮らすか、日本に帰るか、という決心をするにはまだまだ何ヶ月もかかりそう。今でも毎週日本の実家との間でEメールのやりとりをしています。象と暮らすのも楽しいし先日の19日には、私が外国人を乗せている18歳の象、ラッサミーが雄の子象を出産しました。ラッサミーが出産した夜、私も見にいったけど、新しい命が生まれるのを目の当たりにしてとても感動しました。普通の人は、生まれたての象を見る機会なんて無いでしょうからね。』

 今、彼女はラッサミーの他に、獣医や他の象使いの助けを借りて、象の赤ちゃんの面倒も見ている。






女房に捨てられた電気工、感電自殺

 22日午前6時半、バンコク都内バンナー警察署に、“スアンルアン区内にある借家内で死んでいる人がいる。“との通報があった。

 警察官が民間レスキュー隊員と共に現場に駆けつけると、そこではヤラー県出身の電気工、ウィラサックさん(31歳)がベッドの上で仰向けの状態で死亡していた。左の手首に電線の端が貼り付けられ、やけどの跡のような傷が見られた。また右の足首にも電線の端が貼り付けられ、やけどの跡が確認された。電線は共にコンセントに差し込まれた状態であった模様だが、警察官が到着した時点では、既に親族により引き抜かれていた。

 部屋の壁に掛けられていたホワイトボード上には、“家庭内に問題はない、麻薬も止めた、おまえが幸せになれますように・・。奴がおまえのことをとっても愛しますように・・・。(奴と一緒になっておまえが幸せになれますように・・。)”と、ウィラサックさんの筆跡で書かれていた。またそのホワイトボードには、赤色のペンで、“お母さん、あの人と一緒に幸せになってね。僕はパパと一緒に行きます。”と息子のモノと思われる筆跡で書かれていた。

 現場検証の結果、ウィラサックさんは以前ジュタマーと言う妻と共に暮らしており、二人の間には10歳になる男の子一人がいたが、ジュタマーさんに新しい男が出来、彼女は夫と子供を捨てて、ロイエット県で、新しい男と一緒に住むようになってしまった事が判った。ウィラサックさんはジュタマーさんに何度も復縁を迫ったが彼女が同意しなかった為、ウィラサックさんはノイローゼ状態になり電線を体に繋いで感電自殺したものと判明した。当初、彼は息子も道連れに自殺するつもりであったが、心変わりし、自分だけが自殺した。彼が自殺したときには息子もベッドの上で寝ており、息子が目覚めてからも、父親が寝た状態のままであったため、息子が近所に住む親戚に異変を知らせた。知らせを受けた親戚がウィラサックさんの状態を見、驚いてコンセントを抜いたが、ウィラサックさんは既に死亡していた。






窓ガラス破り、「新記録」目指した…

高校生ら少年10人逮捕-大阪

 出身中学校の校舎の窓ガラス約400枚を割ったなどとして、大阪府警少年課と貝塚署は14日までに、暴力行為法違反や器物損壊などの疑いで、大阪府貝塚市の高校生6人を含む15-17歳の少年計10人を逮捕した。

 少年らは「学校や交番のガラスを割るとスカッとした」と供述。隣接する岸和田市内の中学校で窓ガラス128枚が割られたことを知って「新記録を達成したかった」と話しているという。

 調べでは、少年らは今年2月22日深夜、石を投げたり、モップの柄でたたくなどして出身中学校の校舎の窓ガラス計427枚を割ったほか、昨年10月から今年3月に、同じ中学校の窓ガラス20枚や、5カ所の交番の窓ガラスなど6枚を割った疑い。

 被害総額は約280万円に上る。








W杯賭博で約650人逮捕-タイ

16日付のタイ英字紙ネーションによると、サッカーのワールドカップ(W杯)の違法賭博により、同国内でこれまでに657人が逮捕され、かけ金約150万バーツ(約450万円)が押収された。

 警察当局によると、逮捕者の中には、インターネットを使った賭博サイトに関連していた者も含まれているという。








<人身売買>日本で外国人女性が性的搾取の対象 米国務省報告

 米国務省は5日、売春や強制労働を阻止する取り組みについて世界各国を3段階にランク付けした02年版「人身売買報告」を発表した。報告は日本について、タイ、フィリピン、コロンビア、ロシアなどの女性が性的搾取の対象となり、中国などアジア諸国の男性も奴隷的労働の犠牲になっていると指摘。被害者が違法入国者として強制退去処分になるのは不適切だとも批判し、昨年と同様、取り締まりなどについて「基準を満たさないが努力中」という第2類に指定した。

 この報告は00年に成立した人身売買犠牲者保護法に基づき、昨年から発表されている。01年4月からの1年間を扱った今回は、90カ国・地域を対象に挙げ、「基準を満たす」第1類は西欧諸国を中心に18カ国・地域。アジアでは韓国と香港が指定された。昨年、基準を満たさず努力も見られない」という最低の第3類に分類された韓国は、その後「長足の進歩があった」として今年は2段階アップの評価を受けた。

 日本と同じ第2類は、中国、インド、パキスタン、イスラエル、メキシコなど53カ国。第3類はイラン、サウジアラビアをはじめ中東のイスラム諸国や、ロシア、インドネシア、アフガニスタンなど19カ国だった。

 報告は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)やイラクなどについては、十分なデータが得られないとして分類対象にしていない。

 この報告は米議会に提出される。03年以降の報告で第3類に指定された国は、人道部門や貿易などを除く分野で米国からの支援停止など制裁対象となる。







販売、使用など禁止/幻覚キノコ


「マジックマッシュルーム」として販売されているキノコ
 
 麻薬成分を含んでいるものの販売や所持に対して法規制がなく、これまで市販されていた幻覚キノコ(通称マジックマッシュルーム)が6日から「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬および麻薬向精神薬原料に指定する政令」が施行されることで法規制される。県内でも若者が多く集まる北谷町などで販売されていることが確認されている。
 北谷町の美浜、北前付近では、複数の業者が幻覚キノコを「合法ドラッグ」として販売していたが、現在では6日の法規制を前にほとんどが販売を中止。ある業者は「今ごろ売ったら6日以降にマッシュを処分していない客が捕まった場合、家宅捜索を受けてしまう」と話していた。
 しかし業者の中には、ぎりぎりまで在庫処分をしようと一袋にパックした6000円の品を、半額近くまで値下げする者もいる。さらには古いものや、シメジの乾燥したものを「マジックマッシュルーム」と偽って売りつけていた業者もいるという。
 幻覚キノコには幻覚を起こすサイロシン、サイロシビンという成分が含まれていて、摂取すると各種知覚異常を誘発するほか、嘔吐(おうと)やめまいなど身体の異常を引き起こすケースもある。県外ではキノコを摂取したことが原因となった死亡事故なども起きている。今回麻薬原料物質として指定されたことで栽培、輸出入、譲渡・授受、所持、使用などが禁止され、これらを不正に行えば懲役刑を含む罰則が適用されることになる。







フーリガン、大半がタイ出国

パタヤ日本のテレビ番組クルーが暴行被害

 タイ警察当局によれば、サッカーの試合で騒動を起こすフーリガンを含む、多数の英国人サッカーファンがチョンブリ県パタヤに結集していたが、そのほとんどがすでに開催国の韓国や日本に出国したという。

 タイ警察庁のポンサパット報道官は、「移民課(出入国管理当局)や地元の警察からの報告では、パタヤに残っている英国人サッカーファンは非常に少なくなっており、これらファンも数日中にタイを離れるとみられる」と説明した。これまで、「開催国に入国できないフーリガンがタイ国内で騒動を起こす可能性がある」との指摘もあったが、そのような事態は避けられそうだということだ。

 また、パタヤでは英国人経営のバーにたむろするフーリガンを取材しようとした日本のテレビチームのタイ人クルーに護身用唐辛子スプレーを吹きかけた事件に関与したとして、英国人の男(四七)が逮捕された。しかし同容疑者は、サウス・パタヤのクラブ「ドッグズ・バラクス」周辺で自分を撮影しようとしたクルーにビールをかけたことは認めているが、スプレー事件には関与していないと主張している。

 事件が起きたのは五月二十五日の夜のことだった。取材チームはクラブの中を撮影しようとしたが、拒否されたため、向かいのバーで撮影していたところ、五、六人の西洋人の男がやってきてスプレーをかけたり、取材チームの車の中を荒らしたりして逃げていった。車内からは何も紛失していなかったが、チームは暴漢の何人かを撮影しており、そのテープを警察に証拠として提出していた。

 ビールをかけた罪でサウス・パタヤ署に連行され、罰金千バーツを払うことになったこの英国人によれば、クラブのオーナーとは面識があるが、一般に言われているようなフーリガンでもなく、また、客の中にもフーリガンはいなかったという。

 なお、警察当局によれば、スプレー事件の犯人は、ジェイソンという名の英国人の男であることが判明している。警察はサッカーW杯の期間中に外国人が騒ぎを起こすことがないようパトロールを強化する方針とのことだ。






十三歳の娘を借金のカタに 六十三歳の貸し手との結婚を強制

 アントーン県で、十三歳の少女と六十三歳の男の結婚式があるとの住民の通報があった。公共福祉局の職員が現場に急行したところ、実際に式の準備がすすめられていたため、少女Bさんを保護した。少女の証言は通報の通りで、母親のサムリー(三二)と祖父のトーンロー(六二)に強制され、借金のカタにソムチットという六十三歳の男と結婚させられそうになっていたことが明らかとなった。サムリーとトーンローは十万バーツの借金があり、返済できないでいた。

 Bさんは「私はサムリーの次女ですが、父と母は離婚して母に養育してもらっていました。でも、今年の一月に学校から帰ると、私が祖父の友達のソムチットと結婚すればソムキアットという男から借りている五万バーツを肩代わりしてくれる、という話になっていました。私が断ると、母らから暴力をふるわれました。今年のソンクランには、父の違う兄弟とお寺に遊びにきた私を見て、ソムチットは若い男と一緒にいると母たちに文句をいいに来ました。それで母とも喧嘩となり、結婚話も流れたのです。

それなのに、ソムチットはその後、現金で七万バーツの結納金を払うなどと母たちに持ちかけ、結婚式をすることになりました。私はまだ子どもだし学校に通いたいので断りましたが、母から暴力をふるわれ、仕方なく明日結婚することになっていたのです」と事情を話した。

 警察はサムリーらから事情聴取を行ったが、サムリーは「子どもは母の恩に報いる義務がある」などと話し、自分は子どもを売るつもりではなかったと容疑を否認。警察も、結婚式が実施されてBさんと男が性的な関係を持った時点から犯罪になる、と判断、母親と祖父を釈放した。

しかし、公共福祉局はBさんが精神的なケアを受ける必要があり保護するこをを決めた。局では、Bさんが絶対に結婚式に出席できないよう手配、サラブリ県の福祉施設に入所することになった。今回、近所の住民の通報があったため、少女は無事保護され結婚式はキャンセルとなった。






ピックアップ・トラックが飛び出してきた子象に衝突、運転手が死亡。

 20日、チャチェンサオ県タータキアップ郡の郡長にもとに、“野生動物保護区から1キロほど離れた所で、象が車にはねられて死んでいる。”との連絡があった。

 郡長は、警察に通報すると共に、現場に急行すると、そこには、5歳ほどの雄の象が路上で横たわり死亡していた。そこから100mほど先には路肩にピックアップ・トラックが横転しており、車内では、アントーン県出身のパーンさん(36歳)が運転席で死亡、助手席には妻のカラヤーさん(33歳)が負傷し、驚いた様子で座っていた。

気を取り戻した後、カラヤーさんが警察に語ったところによると、『バンコクの家から、サケオ県の親戚を訪ねに行く途中でした。事故現場に差し掛かったところ、丁度、野生象の一群7頭が道路を横切ろうと飛び出して来ました。夫はスピードを出していたため、ブレーキが間に合わず、最後の1頭にぶつかってしまいました。それから車は100m程進んで停止しましたが、運転していた夫は顔中が血だらけになり、私は何とか助けようとしましたが無理でした。そうしている間、残りの象6頭が、車の周りに来て、声を上げながら私が座っている車を揺するのでした。私は怖くて何も出来ず、車内で目を閉じていました、1時間ほどして象達が森の中に戻り、たまたま通り掛かった車に助けを求めた次第です。』との事。

 野生動物保護区の責任者、チャルポン氏は、『今年は既に2頭の象が交通事故で死亡している。今回の事故で死んだ象は体重が1,500キロ、年齢が5歳と、かわいい盛りであった。通常、象は7~8頭で群れをつくり、エサを探して夜間に徘徊している。事故は、運転者も被害を被るし、象の数も減ることになるので、この道路を利用する人には、特に注意をしてもらいたい。最近の調査では、この保護地区には、象は200頭ほどしかいない。』と語った。

21日午前10時半、野生動物保護区事務所前で、地元住民約100人が、付近の寺から僧侶を呼び、今回の事故で亡くなったパーンさんと子象の冥福を祈った。






過去最大規模、550人の売春クラブ摘発

20歳から64歳までの女性、登録客も700人超

 警視庁保安課と千葉県警の合同捜査本部は27日までに、売春防止法違反の疑いで千葉県市川市原木、野口直巳容疑者(56)ら売春クラブ経営の女3人を逮捕した。3人は連携して5店舗を営業していたが、登録して売春行為をしていた女性は都内や千葉、埼玉在住など総数は550人、登録客は700人以上にのぼるとみられ、警視庁によると過去最大規模という。

 調べによると、野口容疑者は東京都江東区亀戸に事務所を設けて派遣型売春クラブ「恋姫」を経営。昨年12月19日午後2時ごろ、客の会社員男性(57)に千葉市中央区のフリーター女性(39)を紹介し、売春をあっせんした疑い。

 5店は「愛人紹介」、「大人の交際」などを装い、風俗誌などで男性客を募って売春相手を紹介。交渉が成立すると、客は売春する女性への支払いと別に、店側に入会金と紹介料各1万円を支払っていた。女性はアルバイト情報誌で募集、会社員、主婦、風俗店勤務など20歳から64歳までの女性が登録し、自宅やホテルなどに女性を派遣していた。







カンボジアにはエイズ発病患者がおよそ2万人いる

国家エイズ・皮膚病・感染症対策センターのミァン・チヴォン所長によると、現在世界はエイズ問題に高い関心を持って取り組み、この凶悪な病気を防止しようと様々な対応を行っている。カンボジアは東南アジア地域で最もエイズ感染・発病患者の多い国である。とはいえ、政府、保健省は一丸となってエイズ問題に取り組み、その成果は目に見えてよくなっている。この中には様々なNGOや機関の支援がある。同氏は「現在のカンボジア国内のエイズ状況は改善に向かっている。特にHIVウイルス感染者数が大幅に減少しているのである。血液検査や関連機関からの情報交換をもとに考えると、1998年当時は成人(18~45歳・性行為をもとにした年齢分け)の3.8%がHIV感染者であった。だが1999年になってその数字は3.2%、2000年で2.8%にまで下がったのである。2001年にはこの数字が高くなっているとの報告はなく、8月には正確な数字が出るだろう」と述べた。このHIV感染者率の減少について同氏は「大きく2つの要因がある。1つは我々のセンターがNGOなどと協力して国民、兵士、警察官などに直接、エイズ予防教育・宣伝活動を行ってきたからである。この指導を受けた人々は、エイズに関する認識を深め、コンドームを使用するなどの予防に努めるようになった」と述べた。現在、娯楽施設や買春宿などでのコンドームの使用率は高くなっている。また性行為を巡る環境の変化もエイズの減少に大きく影響している。すなわち、エイズの感染媒介の一つである男性が、家庭外で性行為を行う率が30%に減少しているのである。以前は男性の家庭外での性行為は60%であった。一方、HIV感染者減少のもう一つの理由に、エイズ発病患者がこれまでに多く亡くなっていることがある。このためエイズの感染率が減っているのである。しかしながら、エイズ発病患者の数は2000年頃から2万人に膨れ上がった。一方HIV感染者の数は169,000人ほどであると言われている。エイズ対策センターではエイズの予防に積極的に取り組んでいる。なぜならこの病気には、治癒のための薬がないからである。






都心の公園が“乱れた性"の温床に・・・

 16日、記者の元に、都内ラチャウィパー交差点の高速道路の高架下にある公園付近を通る人から、“公園内で、男性同性愛者多数がたむろしており、売春行為などをしており、犯罪に繋がる恐れがあるから、関係各所に連絡して欲しい。”との連絡があった。

 記者が現場を見に行くと、そこは、やや大きな木が茂った公園で昼間でも少し薄暗い程であった。日が暮れると、男性同性愛者達のミーティング・ポイントになっている様で、楽しみを求めたり、中には売春をする者までいた。男性同性愛者は、皆、黒っぽい服装をしており、一見普通の男性に見えるが、話しかければ直ぐにゲイと判る。

 たむろしていたゲイの一人に尋ねたところ、『17~25歳位の若いゲイから性的サービスを受けたかったら1回300バーツ位から。ま~、容姿にもよるけど。値段交渉が成立したら、奥の木陰に隠れてサービスを受けられる。手でのサービスは100バーツ、オーラルは200バーツ。客がお金を持っていて、場所を変えたい、と言った場合は500バーツ。』との応え。

 いずれにせよ、この公園には、オカマは居ない。オカマが公園に入ってくると、ゲイ達が、“雰囲気が乱れる”事を嫌がり、彼らを公園から追い出すのである。






塀に中の“ワールドカップ"

 開催が近づいたワールドカップのフィーバーで全国が熱くなっている。刑務所の中でもこれは同じ。内務省は、全国にある刑務所で受刑者に対し、時間の許す限りにおいて、大会のテレビ中継を見せ、同時に刑務所内で“ワールドカップ”を開催することを決めた。

 ナティー副局長は、『ワールドカップ開催期間中は、テレビ視聴許可時間外であっても、特別に、受刑者にフットボ-ルの試合(関心の高い試合、開会式、決勝戦などに限り)中継を見せる。但しサッカー賭博は厳しく禁止する。もし、受刑者の賭博行為が発覚した場合には、テレビ観戦を一切許可しない。合わせて、刑務所の担当者及び、所長をも処分する。また、いま、刑務所内での“ワールドカップ”開催の準備を進めている。クロンプレム刑務所にはサッカーコートがあり、また、50~60国籍の外国人受刑者数百人が収容されている。受刑者に安らぎを与えるために、サッカー大会を行い、スポーツを振興する事により、脱走の防止、伝染病の予防等に役立てたい。刑務所内の“ワールドカップ”には8チームが参加、幾つかのチームは、国籍混成チームになるかも知れない。外国人受刑者で国籍別の受刑者が一番多いのはナイジェリアで、今大会の優勝候補である。ドイツ、イングランドなどヨーロッパ人のチームも強そうだ。今、受刑者達は優勝カップ目指して本気で練習に取り組んいる。』と語った。

今回の“塀の中のワールドカップ”に参加するタイ・チームは、母子殺人の罪で収監されている、チャロー警察少将(タイ・フットボール協会の総裁に選出されたがタイ・ナショナル・チームの夢を実現できなかった人物)が、キャプテンに決まりそう。チャロー警察少将はキャプテン経験も豊富で、練習にも本気で取り組む。






恋人に素っ裸で車を運転させた弁護士

 チョンブリ県サタヒップ郡で、弁護士が、素っ裸になった恋人を車に乗せ、クラクションを鳴らしながらサタヒップ市場の中を走り回り、行き交う人々の注目を集める、と言う事件があった。

 車が丁度、民間レスキュー隊員が大勢待機している慈善団体の事務所前を通り掛かった時、運転していた男が、女性を裸のままで車から降りさせた。その時、騒動を収めようとした民間レスキュー隊員や警察官と争いになったが、男は遂に取り押さえられた。

 サタヒップ警察署のアヌクン警察中佐は取り調べの後、『騒ぎを起こした男は、パタヤ裁判所の国選弁護士会員の弁護士、アヌチャー(35歳)であることが判った。アヌチャーは車で走っている最中に、サタヒップ市場を通りかかった際に、車を停め、窓を開けて、市場で買い物をしてた人達に、恋人の裸を見せた。』と語った。

 一方、被害にあった恋人は、『事件の前、アヌチャーは酒に酔っており、“新しい恋人が出来たんだろ?”と疑って喧嘩になりました。それから、サタヒップ市場まで車を運転して来、そこで、“裸にならなければ、車を電柱にぶつけるぞ。”と脅され、強制的に裸にならされたの。でも彼の将来を無駄にはしたく無いから、今回の件を事件にはしたくはありません。

 警察では、調書を取り、アヌチャーに、“酔っぱらって、公共の場で暴れた罪”で罰金250バーツを課した。






スリンから都会に出てきたばかりの象、騒音に驚いて運河に落ちる

 スリン県から都会に出てきたばかりの象が、上空を飛んだヘリコプターの音に驚いて運河に落ちてしまう、と言う事故が起こった。

 8日12時半、王室管理事務所のアロンコン獣医の元に、“浮浪象がサムットプラカン県バンプリー郡の運河にはまっている。”との通報がもたらされた。

 獣医が現場に駆けつけると、そこでは、重さが2トン半もある雌の象、パーンセンダオ(32歳)が、体半分を水の中に浸け、胴体と鼻だけが見えている状態であった。アロンコン獣医は、取りあえずショック防止薬を1本注射し、体力が衰えるのを避けるためリンゲルを1本与えた。その後、付近にあった木を利用して階段を作り、象を上げる事にした。しかしながら運河の岸周辺の土は粘度が高く、パーンセンダオも苦労しながら、やっと岸に上がることが出来た。その後、民間レスキュー隊と付近の住民が、力を合わせ、ヒモで、パーンセンダオを更に安全な場所まで引っ張り上げた。その間、パーンセンダオは驚いて大声を上げていた。 この、象の救出劇は、居合わせた人々が見守る中、3時間を要して終了した。

 象使いのソムサクさん(35歳)は、『7日にやっとバンコクに着いたばかり。パーンセンダオとプライトーンカムと言う2頭の象を連れてきて、生活費を稼ごうと思っていたんだ。運河の側の道で象を散歩させていたら、たまたまヘリコプターが飛んで来て、その音に驚いたパーンセンダオが慌てて運河に飛び込んだ、と言う始末さ。それで近くにいた人に助けを求めたんだ・・・。』と語った。






囚人がヤーバーの売人を捕まえる。

 6日午前11時半、バンコク都内バンモット警察署に、“社会貢献作業で配水管の掃除に出かけていた、トンブリ特別刑務所に収監されている囚人が、作業中に、ヤーバーの売人を捕まえた。”との通報がもたらされた。

 警察官が現場に赴くと、そこでは囚人3人が力を合わせて、逃げようと暴れるヤーバーの売人ノラテープ(22歳)を捕まえていた。

 事件が起こる前、刑務所職員のウォラウィットさんが、配水管の掃除のため、38人の男性囚人を現場に連れて来て、作業をしていたところ、ノラテープがバイクに乗ってやって来て、ドリンク剤をウォラウィットさんに差し出し、親しげに話しかけてきた。その後、ノラテープが作業中の囚人に向かって“呑んだら元気が出るモノが欲しい人居るか?”と尋ねた。すると、囚人の一人が、ドリンク剤でも貰えるモノと思い、“いい物があるならくれよ”と応えた。

 それを聞いたノラテープは一旦バイクに跨り現場を去り、10分ほど後にヤーバー40錠を手に舞い戻って来、“1錠100バーツでどうだ?”と問いかけた。そのとたんに、ノラテープは囚人3人に取り押さえられ、囚人達は、彼らを監督していた職員から手錠を借り、ノラテープを捕まえた。ノラテープは後現場に到着した警察官に引き渡された。

 後12時半になり、警察庁広報官のポンチャルン警察少将が、果物籠を手に、バンモット署にウォラウィットさんを訪ね、感謝の意を表し、今回の逮捕劇の主役となった3人の囚人については、直ぐにでも釈放の用意がある、と語った。






タリバーン再結集阻止、アフガン南部で現金を空中散布

 アフガニスタン南部で先週末から今週にかけて、米軍が大量の現地通貨アフガニを空中から散布し、話題になっている。最近、南部ではタリバーンの再結集や米軍への自爆テロを呼びかけるチラシがまかれるなど不穏な動きが目立っており、「現金」で抑え込もうという狙いだ。

 目撃者によると、カンダハルの周辺やパキスタンとの国境近くなどで米軍の大型輸送機が連日、80万アフガニ(約3000円)とタリバーンやアルカイダの残党に対する通報や非協力を呼びかけた文書が入った封筒を投下しているという。

 物価の安い地方では80万アフガニは家族を1カ月以上は養える金額。輸送機を見つけると必死に追いかける住民が相次いでいる模様だ。


 タリバーンの主要メンバーの大半は南部のパシュトゥン地区出身で、敗走後に多くの者が故郷の南部に身を隠したとされる。米軍は以前から南部への宣伝工作を重視し、2月には100米ドル札とブッシュ大統領の似顔絵を散布。しかし、地方の村では米ドルが使えないとの意見があり、現地通貨に変えた模様だ。







米艦隊に寄港で、パタヤのサービス・ガール大喜び。

 パタヤからの記者の報告によれば、ワールドカップ期間中に日本・韓国両国の周辺で警戒に当たる、米海軍の駆逐艦1隻と護衛艦2隻(乗組員計4,500人)が、乗組員の休養のため、本日パタヤに到着し3日間滞在する予定との事。

 パタヤ・ツーリスト警察のナラデット警察少佐は、『米海軍当局の方から、米国と敵対する人物やグループがパタヤに居るかどうかの捜査及び乗組員の滞在中の安全確保に関しる要請を受けている。関係各所に連絡し、陸上・海上での安全確保の指示を出している。それに、犯罪の一斉摘発も行っているので、兵士達は安全な休日を楽しめるモノと確信している。米兵が酔っぱらって問題を起こす、と言う場合は、米兵の軍警とタイ警察官5名が見回り、その予防と鎮静に当たる。暴行などの小さな事件であれば、兵士の身柄を米側に引き渡すが、大事件を起こした場合は、タイの法律に則り、タイ警察が処置する。』と語った。

 記者の報告によれば、サウス・パタヤ地区にあるバー・ビア経営者達は横断幕と米国旗・タイ国旗を用意、米艦隊の来港歓迎準備で賑わっている、との事。

 あるバー・ビア経営者は、『米海軍が来るときは、普段より多くの酒を準備します。彼らは酒が強く、1人でビール箱1ケースを空ける者もいますから・・。』と語った。

 また、バーで働くオイさん(仮名:29歳)は、記者のインタビューに、『バーで働くようになって4年になるけど、今までにも、米海軍は何度もパタヤに来たわ。イイ兵士に遭遇した時なんか、一晩一緒に過ごしただけで、何千バーツものチップが貰えるのよ。でも悪い人に巡り会った場合は、最悪。だから自分としても客を見極めないとね~。米兵は、ショートで楽しむ人が多いわ。だから、一晩に何人もの客を取れるので、1日数千バーツの収入になる。』と述べた。








強盗の世界にもリストラ、動き鈍いと61歳を解雇

 昨年、近畿4府県で相次いだ連続金融機関強盗事件で、主犯格の元暴力団組員斎藤正利被告(51)(強盗罪などで公判中)が、元々の共犯者だった無職的場猛容疑者(61)を高年齢で動きが鈍いことを理由に“解雇”し、2、30代の働き盛りをスカウトして犯行を重ねていたことが26日、大阪など4府県警合同捜査本部の調べでわかった。的場容疑者とコンビの時代は郵便局を狙っていたが、的場容疑者のミスから未遂に終わったこともあったといい、メンバー組み替え後は標的を銀行に切り替え、一獲千金をもくろんでいた。取り調べにあたった捜査員らは「強盗もリストラの時代」とあきれている。

 斎藤被告は昨年12月25日、東大阪市の近畿大阪銀行荒本支店を襲撃、約2080万円を奪った事件で緊急逮捕。その後の調べに対し、同年1月から逮捕されるまでの間に大阪、京都、兵庫、奈良の4府県で計18件の強盗、強盗未遂などを重ねたと自供した。

 犯行のきっかけはギャンブルによる借金。同居していた知人の的場容疑者に郵便局強盗を持ちかけ、昨年1月30日に大阪府八尾市の八尾南本町郵便局に刃物を持って押し入り、約215万円を奪った。その後も、郵便局強盗を繰り返したが、的場容疑者が職員に大声を出されてひるんだり、人質を取る際に手間取ったりして、度々失敗。

 このため若くて動きのいい共犯者を探すことにし、昨年7月下旬、知人から無職西森雄治被告(29)(公判中)を紹介され、「相棒はわしより年上で動きが鈍い。若いやつを探してる。一緒にタタキ(強盗)をやらんか」とスカウト。

 さらに、1993年に高知市内の銀行を襲撃した強盗事件で逮捕され服役、昨年9月に仮出所した無職近沢日出久被告(39)(同)に対し「ええ仕事がある。お前の好きなやつや」と勧誘。3人で役割分担を綿密に計画、「銀行強盗の方が短時間で大金が手に入る」と方針転換し、大阪、京都で3つの銀行を立て続けに襲い、計約4600万円を荒稼ぎしていた。

 一方、的場容疑者は西森被告が仲間に入って以降遠ざけられ、同年秋ごろ、グループから離れた。郵便局強盗で得た分け前で食いつないでいたが、すぐに底をつき、今年3月、別の窃盗容疑で逮捕、連続金融機関強盗事件で再逮捕された。

 斎藤被告、的場容疑者について、大阪地検は26日、東大阪市で郵便局長を拉致(らち)し約740万円を奪った強盗致傷罪などで起訴する方針。






“象の女王"(デブ)コンテスト

 毎年5月1日は“メーデー”であると共に、サンプラムのワニ園で、“象の女王”コンテストが行われる日でもある。

 今年の同コンテストには、予選を通過した、体重80kg以上の女性が22人参加した。最初は全員が青いイブニングドレスで音楽に合わせ踊りながら登場、後、個々がこの日の為に準備してきた衣装で舞台に現れた。

 司会者が参加者一人一人と象に関する話をし、その後で、一人の持ち時間3分間で、特技の披露となった。

 審査の結果、数ある賞の中で、今年のミス・ジャンボには、体重が174kgのスカンヤさんが選ばれたが、過去の記録187kgを更新するには至らなかった。その為、主催者が、会場に来ていた人からの参加を募ったところ、リリンダさん(24歳)が、体重191kgで新記録となり、賞金2万バーツを獲得、スカンヤさんは賞金5千バーツを獲得した。

 また、今年の“象の女王”には、16番のシリントリカさん(30歳:サイズ42.35.5 49.身長175cm.体重100kg)が選ばれた。

 シリントリカさんは男児一人を持つ母親で、シーパトム大学を卒業、現在は教育番組制作の仕事をしている。彼女が、肥満を意識しだしたのは15歳の頃からで、当時既に体重は105kgであった。一度は“ミス・タイランドワールド”コンテストに出場しようと減量に努め、基準の体重にまで下げることができたが自分に自信が持てなかった為、諦めた経験がある。

 今回の受賞に対し、『まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、ドキドキしてます。それにコンテストには殆ど準備もしていなかったし・・・。でも笑顔がイイ、と言ってくれる人がいたので、努めて笑顔を出すようにしていました。今日は息子も家族と一緒に応援に来てくれました。これからしたい事は、象使いの人達に、象をバンコクに連れて行かないよう啓蒙する事です。バンコクは暑いので、象も危険な目に遭う可能性が高いから・・。象も象にふさわしい場所にいるのがイイと思います。』と語った。

 コンテスト終了後、受賞者全員で昼食を摂り、その後、象にブッフェの食事を与えた。これが、彼女たちの公式行事の最初となった。








日本人男性、豪華マンションで謎の死・・・自殺か?

 1日午前10時46分、漫画家の日本人男性が自室で死亡する、と言う事件が明らかになった。

 都内パトゥムワン警察署のイサラ警察中佐の元に、“ラマ1世通りにあるマンション6階の自室で死んでいる人がいる。”との通報があった。

 現場に駆けつけると、浴室内に裸で横たわっている日本人男性の遺体があった。遺体は首と手首・足首に軽い切り傷があり、動脈が切られ出血していた。その他腹部にも切り傷が認められた。

 室内の捜査からは、“マツダ カズオ、1949年生まれ”と書かれたパスポートのコピーが見つかったが、本物のパスポートは見つからなかった為、彼がいつタイに入国したのか判らない。

 隣に住む人の話によれば、『2日前から死臭のような臭いがしていたが、はっきりとはしなかったので、そのままにしておいた。5月1日になって臭いが酷くなった為、管理人に通報して調べてもらう事にした。ところが、扉が内側からロックされていたので、突き破って中に入ると、死体があった。』との事。

 また同じマンションの住人は、『マスダさんは毎日のように昼間から酒を飲んでいて、近所の酒屋ではよく知られた人だった。でも、彼がどんな仕事をしていたのかは、まったく判らない。』と語った。

 部屋の賃貸契約書を調べると、マスダさんは昨年の9月からこの部屋に住んでおり借主の名義は、パニダーさん(32歳)となっていた。警察はパノダーさんに連絡を取ったが、『私は単なる普通の借主で、個人的にはマスダさんなんて人は知りません。勿論、彼との異性関係なんてありません。』との事。

 警察では、マスダさんが、動脈を切っており、室内には争った跡が見られない為全身の血をゆっくりと流しだすことにより、自殺したものとの見方をしている。






<エイズ>01年の感染報告数は過去最高の621件
 厚労省

 01年の国内のHIV(エイズウイルス)感染者の報告数(確定値)が過去最高の621件(前年比159件増)に達したことが25日、厚生労働省の調べで分かった。特に20代の同性間性的接触による感染が増えている。一方、エイズ患者の報告数(確定値)は前年比5件増の332件だった。

 一方、同日発表された昨年12月31日から今年3月末までの新規HIV感染者の報告数は123件、新規エイズ患者の報告数は63件だった。新規感染者の約6割(73件)は同性間性的接触による感染で、うち38件は日本人男性だった。新規エイズ患者のうち異性間性的接触によるものは33件、同性間性的接触によるものは17件だった。

 今回の報告分を含めると、先月末までのHIV感染者とエイズ患者の累計報告数は8390件(凝固因子製剤による感染者を含む)。このうち死亡者数は1254件。






両足不随の男性が、松葉杖をつき、おもちゃの拳銃で金行強盗。

 20日午前9時20分、バンコク市内ラートプラオ警察署に、“ラートプラオ通りにある金行に拳銃と刃物を持って強盗が押し入った。”との通報があった。

 警察官が現場に急行すると、犯人は付近の住民の手で既に取り押さえられており、盗まれた金のブレスレット10本がそばに落ちていた。すぐ近くで、店主のチャルンシーさんが驚いた様子で立っていた。
 
 取り調べの結果、犯人は、市内ミンブリ地区に住む、タウィーサン(55歳)である事が判った。

 タウィーサンは取り調べに対し、『仕事も無いし、お金も無い、女房子供も居ない。だから、バスに乗って現場近くまで来、両足が不自由なので、松葉杖をついてここまでやって来た。店の前で、松葉杖を置いて、扉を開いて店内に入ると、店主が座って新聞を読んでいたので、拳銃を引き抜き“金をよこせ!”と脅したんだ。こんな事をしたのも、病院に行くお金が欲しかったから・・・。事件を起こす前に、隣に住む知り合いから100バーツをバス代として借りて来た。うまくいく確立は半々だろう・・と思っていたが・・・。うまく行けば、タクシーに乗って帰るつもりだった。俺は、若い時には、、志願して軍隊に入り、共産主義者討伐作戦に参加して、敵の耳たぶを3人分取った事もある。その後、骨の病気に罹って、両足を太股から切って、中に鉄を入れているんだ。今回の事件は思いつきでやった。計画なんか何にも練っていなかったんだ。あの辺りは普段からよく歩いていた。今日も、食事を買う為に、その辺の人から20バーツもらったけど、まだ食事は取っていなかったんだ。』

『どうして、おもちゃの拳銃で強盗をしようなんて思ったのか?』との記者の質問には、『強盗に入っても、決して人を傷つけない、と決めていた。おもちゃの拳銃は、家に遊びにきた誰かが、忘れて置いていってしまった物で、それを見て、拳銃強盗を思いついたってわけさ。』と語った。

 警察では、現場検証の後、拳銃がニセモノであり犯人が身障者であっても通常通りの措置を取り、タウィーサンを“拳銃と刃物を使っての強盗事件”の犯人として送検した。

 ラートプラオ警察署の副署長、ソンプラソン警察中佐は、『取り調べの最中の、タウィーサンの話は、一貫性を欠き、腑に落ちない点が多々あり軽度の精神異常があるようにも見られた。しかしながら、質問には答えているし、通常の話をするには困難な程でもない。本人は、元傷痍軍人だと言っているが、その辺も確認の要がある。』と語った。






精神病者がギロチン自殺
一年以上かけ自ら製作
 九日、サムットプラガン県バンプリ郡ラチャテーワッ村で、精神病院に通院した経歴のあるタイ人男性が、自ら製作した手製のギロチンを使い自殺するというショッキングな事件が起こった。
 警察当局の発表によれば、ギロチン自殺したのはアムナート・サーラーイトーンさん(四六)。自殺現場には二・五メートルの高さのギロチン台が設置されており、遺体は百キロに及ぶギロチンの歯で頭と胴体が二つに切り離された状態で見つかった。
 警察当局はアムナートさん宅を捜索した結果、刃物など大量の鉄製品を発見。またギロチンのデザインを示したメモ帳も発見され、その中にはギロチンの歯が落ちるスピードなどを計算したものと思われる各種の数式が示されていた。
 また、家宅捜索でアムナートさんの信じていた極めて個人的な信仰を表す内容のメモも見つかっており、「梵天(バラモン教で根本原理を人格化した最高神。仏教に取り入れられ正法護持の神とされる)は体だけで頭がない。自分は天国に昇りたい」などと示されていたという。
 アムナートさんの兄、ラマイ・サーラーイトーンさん(五〇)は警察の取り調べに対し、「この一年ぐらい弟がギロチン作りに取り組んでいたので、そんなもの作ってどうするんだと聞いてみたところ、自殺したい、と答えたことがあったが、冗談だと思った。ギロチンの歯となる刃物は隠していたし、まさか本当に自殺するとは・・・」と供述している。
 また、「弟はバンコクの工業学校で六年間勉強した。成績はすごく優秀で、いろいろな道具を発明するのが好きだった。しかし学校を卒業した後、酒を飲むようになってから変になった。自分が世界的な作曲家だといい、良く一日中歌を歌っていた。そのため親類が弟を連れて一時的に精神病院に入院させていたこともあった。退院してからは、足の不自由な兄のメーン・サーラーイトーン(五四)といっしょに住んでいた」と述べている。
 一方、警察当局ではアムナートさんの自殺原因について、発見されたメモに示されている通り信仰上の理由によるものか、もしくは、猛暑による暑さなどが影響し精神状態が悪化したことによるものと推測している。
 事件現場の遺体のシャツのポケットには使用済みのロウソクが一本が発見されており、アムナートさんは自殺する前に個人的信仰に基づき梵天を崇拝するためにロウソクに火を灯してからギロチン台に横になったものと推測される。 p










プーケットの“セックス・ツアー会社"を検挙

 19日午前11時半、ポンパヨム、プーケット県知事が、タイ観光庁の現地責任者、ツーリスト・ポリスらを伴って、ムアン郡にある、“ライフスタイル・イン・アジア(株)”を強制捜査した。これは、事前の調べにより、同社がインターネットを通して、買春ツアーの客集めをしていた事が判った事による。
 
 捜査の一団が同社に押し入った際、社内では、美しい女性一人が仕事をしていたのみで、同社のオーナー、ウィリアム(56歳:アメリカ人だが、既にタイ国籍を取得済み)は、バンコクに出かけて不在であった。

 社内からは、多数の高価な旅行パンフレットの他、、男女のツアーメイト紹介のパンフレットが見つかった。その他、社内のパソコンには、3つもの同社宣伝ウェブサイト、.Phuketislalnd.com 2.Phuketluxeryspacruise.com 3.Loveboatcruise.com が判った。

 ウェブサイトには、高級ヨットを利用したオーバーナイト・クルーズの内容が詳しく紹介され、個人またはグループでの買春も紹介されていた。

 同社のツアーは、インターネットを通して申し込んだ客を、空港で出迎え、高級ホテルに宿泊、高級レストランで食事の際に、女性を紹介するという仕組みであった。このウェブサイトを開設以来、2年足らずの間に、442人の申し込みが記録されていた。

 ツーリスト・ポリスでは、ウィリアムを、環境破壊関連法違反、動物虐待、売春等の容疑で、検挙する方針。






「当たり屋」4割失敗、加害者として賠償金支払う 

 走っている他人の車に乗用車でぶつかり、被害者になりすまして休業損害補償金をだまし取ったとして、大阪府警交通捜査課に詐欺容疑で逮捕された東大阪市小阪2丁目、無職森竹功容疑者(36)が、2年間で20件の事故をわざと起こしたが、8件は「失敗」して加害者となり、逆に賠償金を支払わされていたと供述していることが19日、わかった。森竹容疑者は「自分の運転技術が未熟だった」と話しているという。

 森竹容疑者は摂津市で昨年10月、車線変更しようとしたトラックに軽乗用車でわざと接触、補償金33万円を詐取したとして、3月末に逮捕された。その後の調べで、00年4月から、わき見運転やバックしている車を探してわざと衝突する手口で12件の事故を起こし、被害者になりすましていたことがわかったという。「首を痛めて働けない」などと言いがかりをつけ、虚偽の休業損害証明書を出して計1000万円近くの示談金や補償金を受け取っていたとされる。

 ところがこの間、衝突のタイミングが合わず、被害者になるつもりが加害者になってしまった事故も8件あったという。相手側や保険会社から支払いを拒否され、逆に100万円以上の補償金などを保険で支払っていたという。

 森竹容疑者は仲間内でも有名な「運転べた」で、この間、本物の事故も9件起こしていたという。うち1件については、けがを装い補償金をだまし取っていたとして、詐欺容疑で再逮捕されている。






少年僧が、恋人を寺院内の住居に連れ込んでセックス

 15日午後6時、ナコンシータマラート県ムアン郡の警察署のソムチャイ警察大尉が管轄区域内を巡回中にモーエン寺院の裏手に差しかかったところ、住民が「この寺の少年僧が女子学生を自室に連れ込んで、セックスしている最中だ。」との通報を受けた。

 ソムチャイ警察大尉は、通報を受けると直ちに、部下を呼んで、現場に向かわせた。2階建ての住居の階上からは、音楽がが大きな音で流され、男女が愛し合っている声が聞こえた。警官が窓をはずして内部を覗き込むと、中では、少年僧がかわいい少女とセックスしている最中であった。

 警官が扉をノックすると、中にいた2人は驚いた様子で、慌てて身繕いをし、表に出てきた。警察は2人を署に連行し、事情聴取を行った。

 仏教徒を驚かせたこの少年僧は、今年の初めからこの寺で修行をしている、ピヤサック(19歳)で、彼は3年前から他の寺で修行をしていたが、女性問題を引き起こしたため、この寺に移転して来ていた。

 一方、少女は、商業学校の学生マリ(仮名:18歳未満)であった。

 2人は、1年以上前から恋人関係にあり、少女側が少年僧を訪ね、その度にセックスをしていたらしい。

 警察は、猥褻行為の容疑でピヤサックの身柄を拘束し、処罰する方針。








外国人麻薬常習者はお断り

プラチャイ内相は、外国人によるドラッグ・パーティーなどでタイのイメージがダウンしているとして、麻薬常習者にはビザを発給しないよう厳しい措置を導入すると明言した。同大臣は、「先進国の麻薬常習者にタイ国内で問題を起こしてもらいたくない。きちんとしたツーリストだけにタイに来てもらいたい」と述べた。 先にチョンブリ県パタヤでタイ人、外国人合計二十二人が麻薬使用の容疑で逮捕された。これを機に同大臣は、これらの外国人がどのようなビザで入国したのか調査する一方、将来的には外国のタイ大使館、領事館でのビザ発給の際のスクリーニングを強化し、麻薬常習の外国人の入国を防ぎたいとしている。






犯人を狙った警察官の流れ弾に当たり妊婦が死亡。

 6日午前7時半、ヤラー県クロンペナン郡警察署に“市場で、精神異常者が刃物を手に、暴れ回り、買い物客に危害を加えようとしている。”との通報がもたらされた。

 副署長のプラブパン警察中佐が5名の部下と共に現場に急行すると、そこでは、精神に異常をきたした、ブラヘン(36歳)が出刃包丁を手に暴れ回り付近を通り掛かる人に危害を加えていた。ブラヘンは警察官に気付くと、無言で近づき、スティキアット巡査の左手首を斬りつけた。同巡査は負傷し、手術を受けるため、ヤラー病院に搬送された。

 警官は無線を通じて応援部隊派遣を要請した。その間にも、ブラヘンはプラブパン副署長に襲いかかった為、プラブパン副署長は、携行していた9ミリ口径の拳銃でブラヘンの足を目がけて発砲、ブラヘンは倒れながらも暴れるのを止めなかった為、副署長がもう1発発砲したが、その銃弾が逸れ、近くにいた、ロティヨさん(27歳)の胸部に命中してしまった。妊娠6ヶ月のロティヨさんは、心臓近くを撃たれ即死。一方犯人のブラヘンは警察官に取り押さえられた後、ヤラー病院に運ばれたが、腹部に受けた銃弾のため出血多量で死亡した。

 流れ弾で死亡したラティヨさんの親族は、『警察は、やりすぎだ。1発目の銃弾で犯人が倒れた後は、腕力で犯人を取り押さえるべきだった。それなのに再度銃を発砲したりするから、流れ弾で余計な死者がでてしまったじゃないか!兎に角、正当な措置が受けられるまでとことん訴えるつもりだ。』と語った。

 後、ラティヨさんの親族とニュースを知った住民達約1000人ほどが、今回の警察の対応に不満を表明するため、クロンペナン・モスク前の国道を封鎖して“警察中佐が住民を撃った!これが警察官の功績?”と書いた横断幕を張り、警察を攻撃する演説をしながらデモを行った。これに対し、ヤラー県警のプラチャック県警本部長は、紛争制圧班を派遣、デモが拡大しないよう監視すると共に、付近を通行する車の迂回措置を取った。

 後、ヤラー県選出の国会議員ブラハンディン氏がプラチャック県警本部長を交え、2時間にわたってデモ隊と交渉、デモ隊側は、以下の5項目の要求を突きつけた。1.被害者の遺体をありのまま検死する事。2.プラブパン警察中佐とその部下の起訴。3.チャムラン県警副本部長を真相究明委員会の責任者とする事。4.警察幹部を捜査班に入れること。5.今月10日迄に被害者の遺族に50万バーツの慰謝料を支払う事。

 ヤラー県のキティ県知事は、『デモ隊の要求の内4項目は実施可能だが・・・。50万バーツの慰謝料に関しては、警察側はどこからそのお金を捻出するのか?』と語った。






宝くじで1等を当てた若者、“わずか一夜のお金持ち"に・・

 スパンブリ県に住む、宝くじで1等を当て600万バーツの賞金を得たが、親族や友人に騙され、僅か4日で残金が60万バーツになってしまった若者が、悲しい人生を語った。

 この若者は、スパンブリ県に住むスッチャイさん(32歳)、幸運な事に、4月1日抽選の宝くじで1等600万バーツを当て、一瞬にしてお金持ちになってしまったが、賞金を受け取ってから僅か4日後には、残金は60万バーツになってしまった。

 宝くじに当選する以前の彼は、最低レベルの生活で、貧困に耐えられなくなった女房には逃げられ、挙げ句の果てには、裸で町中を歩き回り、野良犬たちと争って残飯を漁る暮らしであった。寝るところも無く、毎日野宿、親族からも見放されてしまっていた。ところが、彼にも思いがけぬ幸運が巡って来、一瞬にして百万長者のお金持ちになってしまった。ところが彼の運命も再び最低の所まで落ちようとしている。宝くじで1等が当たったことが知れると、親族や友人にたかられてしまい、これを見ていた村長が、いたたまれなくなって、この不幸な若者を助けるために、記者に連絡をしてきたのであった。

 記者がこの若者を訪ねた時、彼は丁度、買ったばかりの新車のスポーツライダーの車内で寝ていた。記者の質問に対し、『親戚や友人、子供なんかに一人100万バーツずつ上げたし、それに、村人も借金をしに来たりで、今、手元に残っているのは60~70万バーツだけ。お金が残り少なくなったけど、何も考えていないよ。ま~、少なくても、親戚や子供にお金を上げることができたからね~。今後どうなるかは、運次第だろう?』と語った。

 村長の話によれば、『スッチャイさんは、以前は労働者として働いており、奥さんとの間に男の子が一人いた。ところが、奥さんが貧しさに耐えられなくなってしまい、子供を連れて、新しい旦那と再婚してしまったんだ。それ以来、彼は人が変わってしまい、毎日、何の望みも無い人同然の暮らしで、麻薬に手を染めゴミを集めて生活をしていた。収入が少なかった日には、野良犬達と残飯を取り合っていたものだ。時には酔っぱらって、裸で街を歩くこともあり、 住民にも嫌われていたさ。ところが、彼が宝くじを当ててからは、彼の周りに人が寄り集まり手のひらを返したように、皆、彼のご機嫌を取り、お裾分けに預かろうと企んでいる。今、彼に残っているのは、現金60万バーツと車が1台だけ。』との事。








今年のミス・ティファニーはオーストラリア留学中のタンヤポンさん

 3月30日夜、ティファニー・ショー・パタヤ株式会社は、“ミス・ティファニー2002 コンテスト”を開催した。

この催しの目的は、オカマの社会的地位の確立と、収益をタイ赤十字社が取り組んでいる、“エイズの母子感染の削減”プロジェクトに寄付すること、それに、10月にラスベガスで催される、“ミス・クイーン オブ ザ ユニバース コンテスト”への代表者の選考である。

今回のコンテストは、パタヤの住民を始め、タイ人及び外国人観光客からも大いに注目を集め、大盛況であった。59人の参加者が、真っ赤なカクテルドレスで美を競った後、ティファニーのショーが演じられた。その後、参加者達が今度はイブニングドレスで登場し、審査結果の発表が行われた。

今年のミス・ティファニーには、39番を付けた、タンヤポンさんが選ばれた。タンヤポンさんは副賞として、ダイヤモンドを散りばめた王冠、カップ、ホンダシティー等(総額70万バーツ相当)と、賞金100万バーツを獲得。

タンヤポンさんは、26歳で、サイズは上から34-26-36、身長172cm、体重58kg。タマサート大学を卒業後、現在はオーストラリアの大学に留学中。

優勝の感想を聞かれ、『審査員の方々からの質問に的確に答えられて良かった。まさか、私が選ばれるなんて思っても見ませんでした。アメリカでのミス・クイーン オブ ザ ユニバース コンテストへの準備としては、語学をもっと勉強して、審査員の質問に答えられるよう心の準備をしなくては・・。』と語った。






“雨を降らせる木"に住民数千人が押し寄せる

 《“雨を降らせる木”に住民数千人が押し寄せている。》との変なニュースがチョンブリ県から飛び込んできた。チョンブリ県シーラチャ郡の、チャチェンサオとサタヒップを結ぶ国道331号線沿道は、その“雨を降らせる木”に押し寄せた住民の車やバイクで混雑し、警察官が出動して、交通整理をする必要が有るほどである。

付近に住む住人は、『一月ほど前から毎晩、木の幹の部分に、雨の滴の様なものが見られ、木の周りが湿っている。雨の滴の様なモノが落ちてくるのは夜間だけで、これは神様がこの時期だけ水を使わせてあげよう、として水をもたらせてくれているのであって、5月になれば、この現象も無くなってしまう。それに、信仰深い人は、ポリバケツを持ってきてこの水を溜め、持ち帰って飲んだら、病気が治ったらしい。特に喉の病にはよく効くらしい。出てくる水は透明で清潔なので飲むことが出来る。一晩に3~4リットルほど出てきますよ』と語った。

また、住民の一人、ナロンさんは、『木から流れ出てくる水をコップに半分くらい飲んだら、1時間ほどしたら、それまで出ていた咳はウソのように止まった。』と語った。

郡の役所が呼んできたカセサート大学の専門家による調査では、木には1万匹以上の蝉が集結しておりそれらが木から蜜を吸った後に、水分が流れ落ちて来る、蝉が多ければ、その水が滴となって落ちてくるとの事。

チョンブリ県農業課のルースポンさんは『蝉は地中に卵を産んでから木に止まる。この時期は蝉のこう交尾期に当たり、多数の蝉が群れをなす。蝉が木を突いた後ホルモンを排出しているのかもしれない。だからこれは自然現象なのです。』と語った。








暑さのため精神異常をきたした人、多数が病院で治療。

 30日、ナコンラチャシマ県の記者からの報告によると、猛暑が原因で大勢の人達が精神に異常をきたしている。ナコンラチャシマ精神病院の副婦長、プラパイシリさんの話によれば、『1日当たりの来院患者数は400人にも上り、これは驚くべき数字であり、且つ、来院患者数は日増しに増加の傾向にある。これは、最近の猛暑や家庭内での問題によって引き起こされるノイローゼやイライラが原因となっていると思われる。患者の年齢層は大半が働き盛りの20~40歳であるが、若者の間にもノイローゼ患者が増えてきている。若者は特に暑さによる気分の転換が激しく、これはとても気掛かりなことである。記録によれば、患者のなかで一番若かったのは12歳の子供で、これは家庭内での問題が原因でノイローゼになった患者であった。若年層の患者数も増加傾向にあり、特に3月から5月に架けての暑期には最も多い。病院としては、管轄内の5県(チャイヤプン、スリン、ブリラム、マハサラカム、ナコンラチャシマ)からの外来患者を受け付けているが、スリン、ブリラムからの患者数が最も多く、男性患者数が女性患者数よりも多い。原因は男性の方が女性よりも暑さの中で、精神の平静を保つことが出来ないからです。私が特に心配しているのは若者で、もし彼らが暑さの為に精神異常をきたしたら、教師にカウンセリングを受けるとか、家族で海岸に出かけて休養するとか、仏教に救いを求めるとかの方法で自分で問題解決に取り組んで欲しい。それでダメなら最後の手段として、病院に来て欲しい。』とのこと。ブリラム県畜産課長のスクリーさんは、暑期に向けて、『狂犬病に注意してください。今のところ、8人が狂犬病に感染し、内1人が死亡しています。もし犬に噛まれたら、急いで医者を訪ねて検査すると共に、犬も検査に連れて行くべきです。県内の干ばつは厳しく、各郡の畜産課には注意を促すと共に、家畜用のワクチンや治療薬をすでに準備させ、常に畜産家を巡回しています。』と語った。








スポーツクラブを装って猥褻ショーをやっていたクラブを摘発。

 27日午後9時、タナー警察大佐率いる警察の部隊が、バンコク市内パホンヨティン通りに通りにある5階建ての商業ビル内にあるスポーツクラブを摘発した。警察の事前の内偵により、同所はスポーツクラブを装っているが、実際には青少年による猥褻ショーや性的なサービスの提供をしていることが判明したため、今回の摘発となった。警察官が現場に踏み込むと、店内は外国人を含む100人以上の客がおり、1階にあるプールでは、素っ裸の男性による“水泳ショー”が行われている最中であった。その他にも、タオルを巻いただけの演技者が多数楽屋とトイレの間を行き来していた。客達は突然の警察の摘発に動揺していた。

今回の摘発では、店内でショーを演じていた3人を逮捕。取り調べの結果、店のオーナーは台湾人のリー・チアオ・フア、マネージャーはタイ人のチャコンパン(30歳)で有ることが判明、警察はチャコンパンを“猥褻ショー強要”の容疑で逮捕した。

今回逮捕された、ショーを演じていた3人の内の一人、ニワットは、『僕は店では裸での水泳ショーを演じてました。ショーは週に1回、1回につき30分です。ショーの他に客にオイル・マッサージをしてあげて特別な収入を得ていました。オイル・マッサージは1日だいたい2人の客を取り、1人当たり1000バーツの収入になりました。また水泳ショーでは1回の演技で500バーツの収入があり、多いときには1月で10万バーツ以上の収入になりました。僕はプレー県の出身で、勉強の為にバンコクに出てきたのです、高校3年生の時、この業界で働いていた友達に誘われて、この仕事を始めたのですが、収入がだんだん増えました。ここで働き始めて8ヶ月になります。収入は大変イイですよ。田舎の両親には毎月5000バーツを仕送りしてるし、バイクも買うことが出来た。貯金も6桁の額が有りますよ。以前は、この仕事で有る程度のお金を貯めたら、足を洗うつもりだったけど、僕は、女遊びをしたり、酒を飲んだりと、浪費癖が付いてしまったので、なかなか足を洗えないんです。』と語った。

記者からの報告によれば、この店の常連客はタイ人の他、ホンコン、シンガポール人が多く、営業は15時~24時、メンバー制(メンバー・フィーは6ヶ月で5000バーツ)になっているが、メンバー以外も利用出来るとのこと。






エイズ治療薬発売
 政府は四月初めから国産エイズ治療薬の販売を開始する計画だ。スダラット保健相によれば、この薬はすでに副作用が少なく、効果があると確認されている三種類の成分を混合したもので、まず十二万錠を販売する予定。国有企業の政府医薬品機構が生産するこの薬は、一カ月千二百バーツ程度しか費用がかからず、世界で最も安いエイズ治療薬だという。






麻薬一斉摘発

関係箇所の手入れで一億バーツの資産押収

 警察当局は十二日、北部、中部、南部で、麻薬密売の大物、ウェイ・シューカンとの関与の疑いがある箇所を一斉に手入れし、十六人を逮捕するとともに、一億バーツにのぼる資産を押収した。合計千人を超える警察官、兵士、麻薬制圧委員会のスタッフが、チェンライの九十九カ所、チェンマイ、バンコク、プレーのそれぞれ二カ所、ソンクラ、ノンタブリ、ウタイタニのそれぞれ一カ所、ナラティワートの四カ所を午後六時から一斉に家宅捜索した。

 逮捕者の中には、現職警官、そして、ウェイ・シューカンから直接覚醒剤を仕入れ、密売していたとされる中国系の女(三一)も含まれていた。この女は、チェンライ県選出の上院議員の選挙運動員を務めたこともある。当局は女が所有する家三棟(一千万バーツ相当)に加え、家にあった高さ四メートルに及ぶタクシン首相の肖像画なども押収した。

 バンコクでは、この女の逮捕に関連して、パトゥムワン署の警官が、プレー県に住む妻を通じて、数百万バーツを女の密売組織に送金していた容疑で逮捕された。また、南部のナラティワート県では、女が供給する覚醒剤をマレーシアの犯罪組織に売っていた疑いで男一人が逮捕された。なお今回の手入れで、五十万錠を超える覚醒剤が没収されている。






男性自身

 壮年男性が、オリーブ油を男性自身を大きくする為に注入し、その味に女性が満足すると信じてる。しかし、その後男性器の調子が思わしくなく性欲も失い、病院で手術を余儀なくされている。が、ある人は恥ずかしさから病院へ行かず、結果として男性自身は腐ってしまう。
 ラーチャウティー病院泌尿器科医師によると、昔はシリコンを注射して運ばれてくる患者が時々いました。癌や炎症を起こし易くなります。その後、オリーブ油を注射するようになり、殆どのケースでは素人が注射しており、恥骨や睾丸に流れることもあります。結果として、傷や癌となります。






73歳女性にストーカー行為、69歳男性を逮捕 
名古屋

 愛知県警は14日、ストーカー規制法違反の疑いで名古屋市守山区本地が丘の無職、俣野正美容疑者(69)を逮捕した。

 県警ストーカー対策室と守山署の調べでは、俣野容疑者は同市内の無職女性(73)に今年2月22日から3月4日までの11日間に計204回、女性に無言電話などをかけた疑い。女性とは約4年前にバス旅行で知り合い、「好きだ」と交際を申し込んだが断られ、2年前にも電車内で会って、再び交際を申し込んだが断られたという。

 女性は00年5月に守山署に相談に訪れ、同署が俣野容疑者を呼んで口頭で注意、今年1月と2月にもストーカー規制法に基づいて厳重注意や警告をしたが、電話をやめなかったという。女性宅のガラスが割られるなどしており、同署が関連を調べている。








234万円ワイン飲み、銀行員クビ!
英国でのお話…綱紀上の問題に

1度に4万4000ポンド(約836万円)もの飲み食いをし、周囲をあきれさせた英国の銀行マン5人が解雇されたことが26日分かった。勤務時間外で代金も自分で払ったものの、綱紀上の問題から職場を追われることになったという。

 情報技術(IT)ブームが下火になって以降、英シティーや米ウォール街では銀行員の「襟を正す」動きが目立っている。

 英経済紙フィナンシャル・タイムズによると、米大手証券リーマン・ブラザーズが今月からスーツ着用を義務付けたほか、クレディ・スイス・ファースト・ボストンも服装規定を厳しくする方針だ。

 解雇されたのは英投資銀行バークレイズ・キャピタルの行員。昨年夏にロンドンの高級レストランで、6人で仕事の成功を祝った。1本1万2300ポンド(234万円)もする1947年物の高級ワイン「シャトー・ペトリュース」など高級酒を次々と注文。

 豪遊した行員は「勤務時間外のことで、料金も自分で払っており問題ない」と主張したものの、幹部は「銀行員としてふさわしくない」と判断した。6人のうち1人は入行歴が浅いとの理由で解雇を免れた。








鶏が車の前を横断したことが原因で撃ち合い、2人が死亡

 30日午後9時半、ソンクラ県ラタプン郡のラタプン警察署で勤務中のウィチット警察大尉の元に、“ターチャムアン町で死者がでた。”との通報があった。
現場に急行すると、72/2番地の家の前で、ライ・セーダンさん(60歳)が頭を切られ、胸に銃弾1発を受けて死亡しており、そこから少し離れた所で、エー・ニラナットさん(63歳)が胸部を撃たれて死亡していた。
警察では、ライさんの息子のカルン(20歳)を逮捕すると共に、証拠物件としてピストルを押収した。
取り調べに対しカルンは、『ライさんが荷台に米を積んだピックアップトラックを運転し、家の前を通りかかったとき、鶏の群が道路を横断しており、ライさんがそれらを追い払う為に、クラクションを何度も鳴らしたので、家にいた父親のエーと口論になり、ライ達が父親に暴力を振るったので、見ておれなくなり、父を助けるためにピストルを持ち出した。』と語った。






海岸でポルノビデオの撮影

 8日午後5時半、チョンブリ県セーンスック警察署に、“ムアン郡海岸通りのセーンサバイ・バンガロー近くの海岸で乱交セックスをしている人達がいる。”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、セーンスック・ホテルから50m程離れたところで、裸に近い姿の男女数人がテントの周りで抱き合っており、警察官の姿に気付いた彼らは、驚いて声をあげ、走り逃げようとしたが、全員が捕まってしまった。

捕まったのは男4人と女3人で全員が裸に近い格好であった。全員を警察署に連行し、ソニー製のビデオカメラ、スチールカメラ、疑似男根、大人のおもちゃ等を押収した。

取り調べに対し、容疑者達は、『ホンコン人の男から、セックスビデオと写真のモデル役を20000バーツのギャラで引き受けた。撮ったビデオは雇い主が編集してホンコンで売る予定だった。我々は、色んな雰囲気を出すため、撮影場所を転々とした。』と供述した。

警察が、証拠物件の撮影済みのフィルムを現像したところ、写真には、男女が接合していたり、女性一人に男性二人が絡んでいる場面、また女性同士が、疑似男根を用いて交わっている場面等が記録されていた。警察では、容疑者達を、“販売目的での猥褻ビデオ制作”の容疑で送検した・






妻に捨てられたおじいさん、悲しさの余り自宅に放火

 6日午後6時、市内タールア警察署に、“クロントイ区スントンコサ通り、住宅公団の団地前にある長屋式建物で火災”との通報があった。

消防車1台が現場に急行するとそこは、5階建ての長屋式建物で、5階付近から煙が出ていた。署員が5階に駆け上がると、そこには、家主のアモンさん(64歳)が狂ったような様子で刃渡り2フィートほどの刃物を手に立ちはだかっており、誰も近くに近づけなかった。署員は化学消火剤を噴射して火事を消し止めてから、アモンさんを1時間かけて説得、暴れていたアモンさんは刃物を捨てて、おとなしく署員に身柄を預けた。

取り調べの結果、次の様な事が判った。元港湾局で運転手をしていたアモンさんは、定年退職後月2万バーツ余りの年金を受給し、妻のチャラヤーさん(65歳)と不自由のない生活をし、二人には5人の子供がいるが全員親元を離れて暮らしており、今の住居には妻との二人暮らしであった。しかしながら、アモンさんが日頃から怒りっぽく、妻に対して暴力を振るうことが多かったため、半年ほど前に子供達がチャラヤーさんの身柄を引取に来、チャラヤーさんは子供と同居するようになり、アモンさんは一人暮らしとなってしまった。一人暮らしになってからのアモンさんは女房恋しさの余りノイローゼ気味になり、事件が起こる前には、酒を呑み酔っぱらって帰宅するや、自殺目的で自宅に火を放った模様。

警察では、アモンさんをチュラロンコン病院に連れて行き、薬物検査をさせると共に、刑に処する予定。






ライバル校を数百人で襲撃

映画さながらの大乱闘
 十二月二十日午後八時頃、バンコク都内トンブリ地区の技能専門学校バンコク・コマーシャル・カレッジを、ライバル校とされる三つの技能専門学校の学生数百人が襲撃するという事件が起きた。

 襲撃に加わったのは、技能専門学校ラチャマンカラ・インスティチュート・オブ・テクノロジー、技能専門学校ラチャシタラム・テクニカル・カレッジ、および技能専門学校クルントン・テクノロジー・カレッジの学生たち。拳銃、手投げ弾、刃物で武装してバンコク・コマーシャル・カレッジに乱入し、敷地内の車、二輪車、教室の窓ガラスやドアを壊すなどの乱暴を働いた。

 同校ではこの日、クラス対抗のスポーツ大会が開催されており、襲撃の際にはまだ大勢の学生が校内に残っていた。逃げ惑う学生は、教室の窓から飛び降りたりして負傷。また襲撃に加わろうと、バスから降りて同校に向かっていた学生の一人が、拳銃で撃たれて死亡した。

 通報を受けた警察隊が現場に出動し、暴れていた学生二百人以上を逮捕したが、人数が多いため警察訓練学校の施設内に留置することとなった。また逮捕された学生のうち九十三人が、覚醒剤検査で陽性と認められた。保釈金は罪状に応じて五万バーツから三十万バーツに設定され、二百七人は十二月二十三日までに保釈されたが、六人の学生はトンブリ特別刑務所に拘束されたままとなっている。

 バンコク首都圏では、以前から職業専門学校の抗争事件が起きている。学生数人が、バスの車内や路上で、ライバル校の学生を拳銃や刃物で襲った事件も報告されているが、今回のような大規模かつ凶悪な襲撃は初めてのこと。タクシン首相は、「単なる血気盛んな若者の喧嘩として見過ごすことはできない」と表明。関係当局に対し、法律を厳格に適用して処罰するよう指示した。







専門学校の女生徒、友達の兄に強姦されたことが恥ずかしくて短銃自殺

 25日午後9時半、サムットプラカン県プラサムットチェディー警察署に、“短銃で自殺した人がいる。”との通報があった。

通報を受けたソムチャイ警察大尉は、上官に連絡すると共に、現場に急行した。現場は2階建てのタウンハウスで、2階の寝室で、バンコク商業学校1年生のラタナさん(18歳)がベッドの上で死亡しているのを発見。ベッドの上は血糊がべったりと流れ、胴体部分に38口径のピストルで撃たれた痕があり、股のところに薬莢が落ちていた。現場には争ったような痕跡は見られなかった。

ラタナさんの兄、チャワリットさん(28歳)は、『今日の午後、妹が電話で、悲しげな声で、“今日、同級生のウという友達の家に遊びに行って来た。そこでウの兄、エーに強姦されてしまった・・・。その後、エーに“誰にも言うなよ。”と脅された。どうすればいいか相談したいから、早く家に戻って来て。”と話していた。私は、“落ち着いて。バカなまねなどするんじゃないよ。“と応え急いで家に戻ったが、妹は自殺した後で、既に手遅れだった。』と語った。

またラタナさんの父親のタウィンさん(58歳)は、『午後8時頃、私が1階で寝ていると、娘が帰ってきて、私が銃を保管しているタンスの扉を開いていた。何かを中に仕舞ったのだろうと思い、別に気にも留めていなかった。その後娘は2階の自分の部屋に行き、暫くして、銃の発砲音が聞こえた。慌てて2階に駆け上がると、部屋の扉は内側からロックされており、無理やり押し開くと、娘が短銃で自殺していたので、警察に通報した。』と語った。

警察では、ラタナさんは、強姦されたことが恥ずかしくなり、どうすればよいか判らなくなり、自殺したモノと見ている。







スケベ僧侶、4歳の幼女を強姦

23日午前8時半、ヤソートン県ムアン郡に住む、デーンさん(仮名)が、“孫のエーン(仮名:4歳)が、パーネラミットワナラム寺院のパックディー僧に強姦された。”と届け出た。

被害者の幼女、エーンちゃんが警察官に語ったところによれば、『昨日、お寺の隣にある家の庭で遊んでいると、パックディー僧が近寄ってきて、“私の部屋にお菓子があるから取りに行こう。”と言ったの。私はお菓子を食べたかったので、お坊さんの後に付いて彼の部屋に行きました。するとお坊さんは、部屋に扉の鍵を閉めて、私の服を脱がし、私を強姦したのです。それから、お坊さんは私に、“この事は誰にも言ったらダメだよ。もし誰かにしゃべったら殺すよ。”と言ったので、怖くて誰にも言わなかったけど、あそこから血が流れ出て止まらなくなったので、おばあさんに話して、それから警察に届け出た。』との事。

後、警察官がパックディー僧を彼の住居で逮捕、家宅捜査の結果、猥褻雑誌3冊、エロビデオ2本が発見され証拠物件として差し押さえた。このスケベ僧は取り調べに対し、『強姦なんかしていない!女性器をいじっただけ。』と容疑を否認。警察ではパックディー僧を住職の元に連行し、還俗させた後、処罰した。

外道事件簿2001

外道事件簿 2001
 日々の報道を振り返ると我が外道同胞は、各分野で活躍中です。中には”おまえはもうそんな遠くに行ってしまったのか?”と言いたくなる見事な外道振りを見せて、当局に検挙されている同志もいるようです。活動家達の足跡を新聞報道から検証します。
 外道事件簿は更新が早いので、一番新しい更新記事以外はを付けません。下世話な事件記事を読むのが好きな人はまめにチェックしてね!
外道の細道

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ちんぴら学生、バス車内で拳銃を発砲、1人死亡、1人重体。
元麻薬王クンサーの内妻、ヘロイン密輸で逮捕
強姦目的で片思いの看護婦を拉致した、郡助役を逮捕。
ソイ・ナナで、売春一掃を目的に、取り締まり。
漁船から大量の覚醒剤
わざわざタイまで来て、偽札を造っていたカメルーン人を逮捕
児童16人に猥褻行為、強姦をした僧侶、捕まる。
小畑一幸容疑者を大阪府警が書類送検
ナン県紹介のウェブサイトが、猥褻画像のサイトとリンク
少女買春容疑で邦人男性逮捕
問屋のマネージャー、マッサージ代を踏み倒して捕まる。
曾孫が102歳になる寝たきりの曾祖母を強姦・殺人
ビザなし、30日滞在の国で売春




インドガメ17匹密輸、業者を逮捕=粘着テープで頭ふさぐ-成田

 ワシントン条約で輸出入が規制されているインドホシガメ17匹を密輸しようとしたとして、東京税関成田支署と新東京空港署は13日までに、関税法違反(無許可輸入)の疑いで神奈川県川崎市宮前区宮崎、ペット輸入代行業岡田正広容疑者(51)を逮捕した。
 調べによると、岡田容疑者は先月20日、バンコクから成田空港に到着した際、インドホシガメ17匹の頭や足が出ないよう粘着テープで固定した上、包装紙で包むなどしてスーツケース内に隠し、持ち込もうとした疑い。
 調べに対し、岡田容疑者は「バンコク市内で計1万2000円で買った。自分で飼うつもりだった」などと供述。しかし、「マニアでは一匹20万円前後で取引されている」と話していることや、同容疑者が6月にもホシガメ31匹を持ち出そうとしてミャンマー当局に没収されていることなどから、同支署は営利目的で密輸したとみている。 







性転換目指すムエタイ選手の実話 タイで映画化へ

元ムエタイ選手で女性に性転換したパリンヤー・ジャルポン(選手名はパリンヤー・ギャッブサッバー)さん

バンコク――タイで昨年、ニューハーフのバレーボール選手たちの活躍を描いたコメディー映画「アタック・ナンバーハーフ」が国内外でヒットしたことを受け、今度は性転換手術を目指すタイ式キックボクシング(ムエタイ)の選手の実話が映画化されることになった。ロイター通信によると、撮影は2002年半ばから始められる予定という。

「ビューティフル・ボクサー」(原題)というタイトルのこの作品は、性転換手術の費用を稼ぐために12歳からボクシングを始めた実在の元ボクサー、パリンヤー・ジャルポンさん(20)の半生を描く。パリンヤーさんは実際に1999年、念願の性転換手術を受け、現在は歌手・タレントとして活躍している。

撮影はタイ、日本、シンガポールを舞台に、タイ語、英語、日本語で行われる。

「アタック・ナンバーハーフ」は、昨年タイ国内の映画史上2位の興行収入で大ヒット。日本、米国などでも公開された。1996年、実際にタイの国体で優勝したバレーボール・チームの活躍を描いている。







バンコクの感染者10万人


WHO タイ政府の対策を評価
 今月一日、世界エイズデーにちなんだイベントが行われた。タイではエイズの危険性を訴える教育や、感染者を差別しないよう呼びかける運動などが展開されており、エイズ予防に成果を上げた国の一つとして国際的に評価されている。しかし、一時期に比べ増加率は低下したものの、感染者は今も増え続けている。

 バンコク都庁によれば、バンコクのエイズ感染者は推定約十万人に上るという。都内の病院が七年前から始めた調査では、感染者数は二万五千四百八十五人とされているが、この数字は国立病院、私立病院のわずか五四%の報告に基づくもの。エイズ予防課では、都立病院で年間二千人から三千人の妊産婦を対象に実施しているエイズ検査の結果を参考に、「実際の感染者は、バンコクの全人口約八百万のうち九万五千四百二十人」と発表している。

 エイズ予防課では、誤った情報を提供することになりかねないとして、ハイリスクグループは敢えて特定していない。しかし都立病院の統計には、「感染者は男性が女性の四倍」、「感染者のほとんどが教育程度の低い労働者」、「感染原因の一位は性交渉」という結果が出ている。

 世界保健機関(WHO)などがまとめたエイズに関する報告書「二〇〇一グローバル・サマリー」は、「タイ人の六十人に一人がエイズに感染している」と述べている。ただし政府の全面的な支援によって、タイにおける年間感染者数が、十年前の十四万人から三万人まで減少したことも報告している。同書によれば、タイのほか、ミャンマー、ネパール、中国の雲南省などを含めた地域では、感染者の五〇%が配偶者から感染しているという。







賭博中毒の母親の犠牲になっていた娘、助けられる

 12月2日午前0時45分、賭博で負けたカタとして、働かされていたバンコク都内に住む高校1年生、サロイさん(仮名:16歳)が、高架鉄道のエカマイ駅から投身自殺を図り、警察官に救助される、と言う事件があった。

同日午後0時半、サムットソンクラム県選出の上院議員で、児童福祉財団の会長であるモントリ氏が明らかにしたところに依ると、『財団は、サロイさんの身柄を保護し、都内ラートプラオ地区にある保護施設で預かっている。

サロイさんの話しに依れば、“先月21日、母親が私と弟の2人を、母親の賭博の相手である教師の家に連れて行き、博打で負けたカタとして、強制的にその教師の“妻”にならされた。私が嫌がると母親は暴力を振るうので、隙を見て逃げ出し、友達の家に居候させてもらい、1日100バーツの日当で仕事をしていたが母親に見つけられ、家に連れ帰られた。私が貯めていた日当も取り上げられ、母親は博打で使い果たしてしまい、私は再度、その教師の”妻”にならされた。今回はもう我慢仕切れずになって、自殺を決心したのです。”との事。』

モントリ氏は続けて、『今後、サロイさんの母親は、この件に関し、実際はどうなのかを、私に直接に釈明してほしい。さもなければ、サロイさんをこのまま母親の元に返せば、また同じ様な事が起こるかも知れないので、財団が彼女を預かって育てます。』と語った。






セックスが最もさかんなのは米国? 日本は最下位? コンドーム会社調査

 英コンドーム・メーカー大手のデュレックスが毎年行う恒例の調査で、セックスの年間回数が最も多いのは昨年に引き続き米国人という結果が出た。一方で日本人も昨年に続き、最もセックスの回数が少ない最下位の結果になった。

デュレックスは今年5月、28カ国で16―55歳の男女計1万8500人を対象に面接調査を行った。その結果、1年間のセックスの回数は28カ国平均で97回。最も多かったのは米国人の124回。日本人は28カ国中最も少ない36回だった。

何人の相手とセックスしたかについては、28カ国平均7.7人に対し、米国がこれまた14.3人と最多。日本は10.2人で7位だった。

セックスの初体験年齢については、28カ国平均18歳に対し、米国人が16歳と最も早熟。日本人は18.2歳で19位だった。さらに、米国についで2位ドイツ、3位フランス、4位英国、5位ニュージーランドでいずれも16歳代と、欧米が他地域に比べて初体験の年齢が早いという結果が出た。

全体を男女別に見ると、28カ国平均で、男性が年間セックス回数を102回と答えているのに対し、女性は91回。パートナーの人数については、男性が平均10.7人と答えている一方、女性は4.6人と答えている。

パートナーは1人しかいないと答えたのは全体の28%だった一方、10人以上相手がいるという回答者は16%だった。男女別には、相手は1人だけと答えた女性が39%だったのに対し、男性は18%に過ぎなかった。








女生徒を強姦、妊娠させた無責任教師、訴えられる

 11月21日午後2時半、“子供と女性の為の、パウィナ・ホンサクン財団”に、カラシン県の中学1年生の女生徒オオちゃん(仮名:14歳)が両親に付き添われて、財団のオーナーであるパウィナ女史を訪ねてきた。

オオちゃんがパウィナ女史に訴えたところによると、『今年の7月の中頃に、学校の体育教師であるエック先生(仮名)に呼ばれて、教員宿舎に行ったところ、エック先生は、“今夜10時に、君の家に体操服を持っていってあげる。”と言いました。その夜、先生は家に現れると、私の腕を掴み、強引に車に乗せて、私を学校の向かいにある教員宿舎へ連れ行きました。その後、私の腕を掴み、部屋に連れ込み、服を脱がせて強姦したのでした。家まで送り返される際に、100バーツくれて、“誰にも言うんじゃないよ。”と口止めされました。翌日、先生は再度、私を呼び、もう100バーツ渡すと、“誰にも言ったらダメだぞ。”と念を押したのでした。11月3日になって、両親が私の体の異変に気づき、真相を尋ねると共に、私を病院に連れて行き診察を受けると、妊娠3ヶ月であることが判り、先生を訴えたのですが、警察は、届け出を受理しようとせず、事件を表沙汰にしたくないのか、50000バーツの慰謝料で示談にするよう私達を説得したのです。後日になって、慰謝料として70000バーツを提示してきましたが、私も両親も納得がいかないので、助けを求めてここに訴えに来ました。』との事。

一方、エック教師は、その日も通常通り、何も無かったかのごとく、学校で授業を行い、『好きなようにすればいいさ、俺にはカラシンの警察や公務員幹部と太いコネがあるんだ。』と語った。

いずれにせよ、パウィナ女史は、カラシン県警本部長のソムワン警察少将に連絡を取り、ソムワン県警本部長は、被害者に、『この猥褻教師を刑に処するため、22日午前10時に私に会いに来て欲しい。』と伝えた。     




寒波で凍死者

 11月20日、北部地区気象台の発表に依れば、チェンマイ県ジョムトーン郡にあるドイ・インタノン山頂では最低気温が摂氏2度を記録した。北部地方の天候は、朝の内、一部でもやがでるが、快晴、最低気温は摂氏8度、予報では、最低気温は更に1~2度下がる模様。

プレー県では日ごと気温が下がり、ムアン郡パーデーン町では、最低気温摂氏5度を記録。町内に住む200家族以上の人達は、寒さの為、外出が出来ず、体を温める為にカイロが欠かさない。町内第6村の村長、カンチャイさんの話では、『高地の森の中にある村では、山に囲まれているため、夜間は特に寒さが厳しく、毛布や防寒着が不足しているため村人は困窮している。早く官庁からの援助をしてもらいたい。』との事。

ナコンラチャシマ県ダーンクンドッド郡の警察署には、“ノーンブアラドーン町内の木造2階建ての家の中で死亡している人が居る。”との通報があった。

警察官が現場に到着するとそこには家主のリアムさん(63歳)が階下の木製のベッドの上で横たわり死亡しており、遺体のそばには、小さな毛布があった。調べによると、妻と子供達は、稲刈りの季節の為、田圃に出掛けていたため、一人で家に居たリアムさんが寒さの為死亡した物とみられる。警察官は、リアムさんの遺体を検死に送り、正確な死因を解明の予定。

                      




トラ、クマ料理、一切禁止! カンボジア

プノンペン――カンボジアの首都プノンペンの市当局は17日までに、トラ、クマ、アリクイやカメなど希少動物の“料理”を提供しているレストランにこの種のメニューを今後廃止するよう命令、従わない場合、閉店の強硬措置に訴えると警告した。

約100軒のレストラン経営者を集めた特別会合で戒めたもので、「野生生物保護のため長年、料理禁止を要請してきたが、効き目が一向にない。今後のこの命令に背いた店は裁判所を通じて閉鎖させる」と、合意書にサインを迫ったという。

市内のレストランの多くでは、性的能力を向上させるというトラやカメなどの料理を供し、一部の“愛好者”を獲得しているという。野生動物保護に当たる当局者が今年、市内のレストランの台所を急襲したところ、1300件以上に渡って絶滅の危機にもある動物を救出したとの記録も報告された。

同当局者は、これらの動物を食さなくとも、「平常の食事と運動で人間は健康でいられるはず」と喝破している。





チョンブリ県 洪水でワニが脱走

総数不明、最大で体長4メートル
 観光地パタヤに近いチョンブリ県バンラムン郡のワニ園「ミリオン・イヤーズ・ストーン・アンド・クロコダイル・ファーム」で今月一日、飼育池の外壁に大きな穴が開き、ワニが外に逃げ出した。逃げたワニの数はわかっていない。 当時、ワニ園周辺では集中豪雨による洪水が発生しており、ワニ園を囲む広大な農地も冠水していた。 ワニ園では約一万匹のワニを飼育しており、ワニが逃げ出した飼育池にはそのうち約二千匹がいた。これらは生後十五年から二十年で、体長は小さいもので三メートル、大きいものだと四メートルに達するという。 翌二日には、ワニ園周辺で三匹のワニが捕獲された。現地では、飼育担当の職員らが付近を引き続き捜索している。




邦人男性 浮気したタイ人妻を殺害 
浮気相手は〃トムボーイ〃

 タイ警察当局の発表によると、今月七日、タイ北部・チェンマイ県で邦人男性(六〇)が短銃でタイ人妻とその友人に発砲し、妻が死亡、友人も重傷を負った。男性は発砲後、自宅でガスに火をつけ焼身自殺した。男性はウノ・カズオさんと見られ、日本大使館では身元の確認を急いでいる。

 事件が起こったのは同県メーオーン郡サハコーン村のタウンハウスの一角。「近くで銃声があった」との通報を受けた郡警察が現場に急行、血まみれで倒れるタイ人女性二人を発見した。

 後の調べで二人の女性はジットラー・チャイウォンさん(三二)とサムルアイ・テーチャエーイさん(三三)であることが判明。それぞれ後頭部と額に銃跡が発見され、ジットラーさんは病院に運ばれる途中で死亡、サムルアイさんは現在、意識不明の重体。

 また警察による現場検証中、事件現場からおよそ百メートル離れるジットラーさん宅で爆発が発生。敷地面積一ライをこえる洋式の豪邸から火が上がったため至急消火活動が行われた。

 火の手は一時間程でおさまり当局が現場を検証すると火事現場から右手に短銃を握ったままで倒れるウノ・カズオさんが遺体で発見。遺体の側には二つに割れた状態のガスタンクが発見された。

 当局の発表によれば、死亡したウノさんとジットラーさんは二年前に日本で知り合い恋愛関係となり、ウノさんは定年退職した後、来タイ。当地に数百万バーツの家を建て夫婦生活を営んでいたという。

 その後、妻のジットラーさんが幼馴染みでトムボーイのサムルアイさんと恋愛関係にあることを半年程前に知ったウノさんが激怒。それ以来、サムルアイさんと殴り合いのケンカを度々しており訴訟沙汰にもなっていた。

 数カ月前にジットラーさんがサムルアイさんと別れることで両者の間で折り合いがつき、ジットラーさんはサムルアイさんに二度と会わないとウノさんに申し出ていたが、事件当日、ジットラーさんの行動を不信に思ったウノさんが密に自転車で尾行。

 ジットラーさんが再び、サムルアイさんと密会している現場を目撃し正気を失ったウノさんは短銃を取り出し二人に発砲。二人に銃弾が命中し倒れたのを見たウノさんは自宅に戻り、狂ったように家中の物を壊した後、止めに入った近所のタイ人の制止を振り切りガス栓を開けライターで火をつけたという。

 チェンマイ県では近年、定年退職を迎えた邦人男性の移住が増えつつあるが、先月、六十五歳の邦人男性がダムに入水自殺する事件が起こるなど、邦人男性が関係する事件が急増している。





中国、「ビンラディンらーめん」を禁止

北京 中国甘粛省・蘭州市で「ビンラディン牛肉めん」の看板を掲げた店に対し、地元商工当局は「不健全な商文化だ」として、看板を撤去させた。中国紙「工人日報」が3日、伝えた。

この店は9月11日の米同時テロ発生からすぐに、「ビンラディン」と書いた看板を掲げた。「工人日報」は、「客の注意を引くため」だと説明している。

同紙によると蘭州では1991年の湾岸戦争後にも、イラクのサダム・フセイン大統領の名を冠した「サダム牛肉めん」店が登場し、大繁盛したという。

牛肉でだしをとり、具にも牛肉がたっぷり入った牛肉めんは、蘭州の名物。





「ハリウッド・マダム」 セックス指南のDVD発売

ロサンゼルス――ハリウッドの高級売春組織の元締めとして「ハリウッド・マダム」の異名を取るハイディ・フライスさん(35)が31日、親友で女優のビクトリア・セラーズさん(35)と協力して、セックス指南のDVDとビデオの発売を開始した。クリスマス商戦を狙ったギフト用という。

内容は、フライスさんとセラーズさんが、リムジンでハリウッド巡りをしながら、「性の悩みを抱えている男性は、売春婦を探すべき」「ベッドでのレパートリーを増やしたい女性は、テキーラを飲み干せるようになるべき」「先生に恋した学生は、卒業するまで我慢するべき」といった、本気か冗談か分からないようなアドバイスをする。

フライスさん自身が、波乱万丈の自分の人生を語ったり、「ハリウッド・マダムになる方法」を教えるコーナーなどもあるという。

フライスさんは20代の頃、ハリウッドの高級売春組織の元締めとして、ロサンゼルスを拠点に世界中の顧客に対し売春婦をあっせん。顧客には各界の大物が名を連ね、最高額一晩1万ドル(約120万円)などであっせんしていたという。1993年、27歳のときに、脱税、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で有罪判決を受け、2年近く服役していた。

セラーズさんの父親は、映画「チャンス」(1979)、「ピンク・パンサー」シリーズで知られるコメディー俳優故ピーター・セラーズさん。

2人は、「Laugh.com」というお笑い系のウェブサイト上でも、セックス指南のコラムで活躍している。






深夜営業娯楽店の閉店時間規制


先行きに不透明感

解雇者が続出、危惧される犯罪増

 タイでは深夜に営業する娯楽店の閉店時間規制が厳しくなっているが、内務省では今月二十四日、その一環として、「特例地域構想」の詳細を発表した。特例地域構想とは、各県毎に、深夜二時を超えて営業できる地域を限定するというものだ。

 今回の内務省発表では、ナコンナヨック、ピチット、スコータイ、アントンの四県で今後、娯楽店の出店を認めないことにする一方で、サムットソンクラム、ランパン、スリン、ターク、プーケット、ナコンラチャシマ、チョンブリ、チェンライの八県をモデル県に指定。午前二時以降の深夜営業を認める地域を発表している。

 またバンコクでは、これまで六ケ所が候補にあがっていたが、最終的にはパッポン通り、ニューペッブリ通り、ラチャダピセーク通りの三ケ所に限定されることになった。そして、これ以外の地域ではこれまでとおり、営業時間の取り締まりが厳格に実施されることになる。

 閉店時間厳守の方針を内務省が打ち出したのは、青少年の間での麻薬・覚醒剤蔓延が大きな社会問題となっており、ディスコやパブがその温床になっているとの認識が政府内にあったことによる。しかし、これはこれら娯楽店で働く従業員の失業を招き、労働市場の悪化につながることになってしまった。

 もともと、深夜営業娯楽店の閉店時間はパタヤほか一部の指定地域で午前二時まで、その他の地域では午前〇時となっている。しかし、これを厳守する店は稀で、午前三時、四時、なかには午前六時まで営業するところも少なくなかった。

 それが今回の規制で各店の収益が大幅に悪化。このため従業員解雇が続出することとなった。

 タイ国娯楽店協会のソムヨット会長によれば、県によっては一日に約百人が解雇されているという。特に開店したばかりのオーナーの事情はかなり深刻のようで、ラムカムヘン通りソイ二四でパブを開店した、あるオーナーなどは、「実家の家を担保に銀行から融資を受け開店したとたんに、規制強化となり、経営が立ち行かなくなってしまった。内務省へ直訴したが、取り合ってもらえなかった」と途方に暮れている。

 タイでは、失業者対策が急務となっている。現在の失業者は約七十万人と見積もられているが、政府は来年は百万人に達するとの試算を発表。金融機関の不良債権処理にからむ人員整理に加えて、米国によるアフガニスタンへの軍事行動により、中東から帰国した出稼ぎ労働者のうち、約二〇%にあたる四万五千人程度の失業が予想されるなど、事態は深刻だ。

 このなか、単純労働者の受け入れ先のひとつであった「水商売」で失業者を吸収できないことで、犯罪の増加を危惧する市民も多い。またその失業者が憂さ晴らしのために覚醒剤に溺れることが心配されるほか、「収入を得るために、覚醒剤密売に手を染める者が増加するのではないか」との見方も出ている。

 「ディスコなど覚醒剤に興じる若者は客全体の二―三%に過ぎない」(ソムヨット会長)と、今回の内務省の施策を「行き過ぎ」と訴える声があるのも事実。また、今回の規制の推進者だったブラチャイ内相が、タイ愛国党内での権力闘争により、辞任する可能性が高まってきていることもあり、この閉店時間規制が今後もこれまで通り、厳格に進められるかどうかはかなり不透明な状況ともいえよう。      





22%の観光客がSEXを求めて来るとの調査結果

カンボジア発展のための研究訓練センター(CDRI)の調査によると、1990年代に観光産業は縫製産業と同様に大きな発展を見せた。だがカンボジア国内での旅行者の出費は少ない。また旅行者の22%が性的な観光目的でやってくる。CDRIでは、カンボジアの観光分野は1995年から急成長している。1995年に300,000人であった観光客数は、2001年には450,000以上となっている。男女の比率は、男性観光客が65%、女性が35%である。この調査では、シェムリァップ州、プノンペン市、シアヌークビル市の3箇所を対象とした。観光客数は年々増えているが、観光サービス産業の増加は少ない。カンボジア国内での観光客の出費は、タイやマレーシアでの出費と比べると少ない。この原因には、タイやマレーシアでは観光客が選べる様々な選択肢があり、多くの副収入があるのである。一方、観光産業の発展に伴う負の現象が2つある。それは性的産業と環境破壊である。観光産業の急速な発展は、性産業の無法な広がりにつながる。タイやフィリピンで法的措置が厳しくなった一方で、カンボジア国内で児童売春が増加する傾向が見られる。一方環境問題については、ホテル建設などの環境への影響が危惧されている。




英国が大麻取り締まりを緩和 所持だけなら逮捕せず

 英国のブランケット内相は23日、大麻の取り締まりを緩和し、今後、所持しているだけなら逮捕しない方針を明らかにした。また、病気治療に利用する大麻の合法化に前向きな姿勢を示した。

 英政府は、違法な薬物を三つのランクに分類している。ヘロイン、コカインやLSDは最も違法性の高いAランクで、所持していた場合の罰則は最長で懲役7年。大麻はこれまで、一部の覚せい剤や睡眠薬とともにBランクとされ、所持した場合、懲役5年を言い渡される可能性があった。

 政策変更に伴い大麻はCランクに格下げされ、精神安定剤などと同じ扱いとなる。不法所持に対し最長懲役2年の罰則は残るものの、警察官に所持を発見されても警告を受けるだけで、逮捕されない。


 大麻には鎮痛や食欲増進を促す効果があるとされ、けいれんに苦しむ多発性硬化症の患者などが合法化を求める運動を続けている。一方、記憶機能への悪影響を指摘する医師もおり、緩和策は論議を呼んでいる。




セックス産業従事者の労組 オランダで世界初

アムステルダム――オランダの売春婦やセックス産業の従事者たちが、給料増加や職場環境の改善などを定期的に要求するため、世界で初めてとされる労働組合結成を目指すことになった。全国2万人といわれる従業員を代表するグループが最近発表したもので、同国の主要労組もこの案にエールを贈っているという。

地元紙によると、順調にいけばこの組合は今後1年以内に誕生する見通し。同グループは来年初めまでに、組織拡大のため労組員勧誘のキャンペーンを続行したいとしている。賃上げの具体的な目標額などは不明。グループ代表は「各国を見ても、この業界の人間が労働交渉の相手としてみなされてはいない」とその不平等性を指摘、「世界最古の職業」といわれる社会での労組創立の意義を強調している。

オランダは売春に関して比較的寛容な法規制を敷いており、同国の労働法などに準じた失業対策も備えている。





「強盗だ」のメモ用紙裏に妻の名、2日で御用に

オスロ――顔を隠すため自らの下着を被り、郵便局に押し入ったものの、郵便局員に手渡した「これは強盗だ」のメモ用紙の裏に、妻の名前や他の個人情報が書かれていたため2日後に御用となる事件がこのほど起きた。犯人の男性(47)は酔っ払った勢いで犯行に走ったらしい。

ノルウェーの地元紙が報じた。容疑者は当初、酔っ払っていて犯行は覚えていないと主張。しかし、その後、朝目覚めた時に新聞で下着を被った犯人の写真を見つけ、自宅の居間に札束があったのを発見したなどと白状、罪を認めたという。

奪った金額、犯行当時の飲酒量、凶器の有無などは伝えられていない。




中学3年生、友人の恋敵を撃つ

 2日午後7時45分、スコタイ警察署に、“市内バーンクルアイ町にあるKFCの前で銃殺事件があった。”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、そこでは、市内に住むチャンレムさん(19歳)が22口径の銃で左胸を撃たれ血を流しながら歩道上に倒れて死亡していた。

後、警察は、犯人の一人で、スコタイ県内の中学3年生、ジェームス(仮名:16歳)を逮捕した。

取り調べに対し、ジェームスは、『学校の友達、クワーン『17歳)と、現場付近を歩いていると、チャンレームが近寄って来て、クワーンに“俺が口説こうとしている女に手を出したな!”と言うなり、クワーンの顔面をいきなり殴ったので、友達が殴られるのを目の当たりにしたため、銃を取り出してチャンレムの胸を1発撃った。それから、別々に逃走した。犯行に使った銃は、警察に捕まる前にヨム河に捨てた。』と供述したため、警察では、ジェームスを殺人罪で逮捕・送検し、クワーンの行方を追っている。




高校教諭が修学旅行で生徒を「ソープ」に引率、免職に


 東京都立高校定時制の男性教諭が99年9月、北海道への修学旅行の際に男子生徒を連れてソープランドに行ったとして、都教委が昨年3月、この教諭を諭旨免職にしていたことが分かった。

 都教委によると、修学旅行は生徒18人を教諭5人が引率していた。このうち男子生徒11人が自由行動の時間にソープランドに行きたいと言い出した。男性教諭はやめるよう諭したが、生徒が聞き入れなかったため、連れて行った。教諭は生徒を店まで引率したうえで、喫茶店で待っていたという。

 修学旅行後、保護者からの訴えで発覚した。都教委は「不適切な指導をした」として処分した。




ゲイの役人、16才に殺される

スックメート(53才)さんが16才の男2人組に殺されるという事件が発生しました。数日間仕事にこない彼を心配した友人が警察に連絡し、調査の結果、彼はバンコクのマンションで死んでいるのを発見されました。彼の死体は全裸であり、首にはナイフでさされたあとがあり、彼のペニスにもナイフが刺されたあとがありました。彼のマンションには裸の男性の写真が多数ありました。彼はゲイで、お金を払っては男を買っていたようです。なかでも彼は2人の軍人学生、ドリアン(16才)とナイボン(16)をとてもきにいっており、頻繁に呼び出してはSEXをしていたとのことです。スックメートのベンツに彼らの写真があったことから、アムヌアイ警察署が彼らを呼び出し事情をきいたところ、彼らは<お金がほしかったので、2人で彼をころそうと考えた、ナイフを準備し、SEXが終わった後に彼を刺し殺した>と自供しました。彼らは殺した後でゴールド、リング、ダイヤモンド現金4000Bを彼のマンションから奪ったことが分かっています。




歓楽街の終業時刻厳守 娯楽店の従業員が抗議集会

警察庁 取り締まりは継続

 バンコク都内の内務省付近に今月二十四日未明、ナイトクラブ、バー、パブなど娯楽店の経営者、従業員約五千人が集まり、午前二時過ぎの営業を認めるよう同省に要求した。

 ブラチャイ・ピエムソンブン内相は八月上旬より、深夜の歓楽街を繰り返し視察。内務省令で定められた終業時刻の午前二時を守っていない店を見つけると、管轄署の責任者を左遷するなど厳しい措置を執っている。同相は「パブやバーの深夜営業が、若者の売春や覚醒剤売買など社会問題の一因になっている」として、取り締まりを今後も続ける姿勢を見せている。

 二十四日の抗議に集まった人々を前に、エート・カラバオの愛称で知られるベテラン男性歌手、ユンヨン・オパクンさんは、「娯楽店で働く人々に同情する。政府には再考を求めたい」と述べ、喝采を浴びた。

 この大規模な抗議集会を呼びかけた、ラマ9カフェの経営者、ソムヨット・スタンクン氏は、「午前二時で店を閉めなくてはならなくなってから、多くの店が赤字となっている。娯楽産業が息を吹き返すために、政府には閉店時刻の緩和を求めたい。政府が我々の訴えに耳を傾けない場合は、新たな戦略を検討する」と述べた。

 一方、警察当局は、内務省の方針に変更がないかぎり、これまで通り午前二時以降も営業している店を摘発するとしている。

 高校三年生と大学一年生の計五百六十九人を対象とした意見調査では、内務省の方針に賛成する回答が九八%に及んだ。また下院女性青少年高齢者委員会が五十七校を対象に実施した調査でも、学生の六四%が「閉店時刻を厳守させることに賛成」と回答した。同委員会によれば、回教徒が多い南部では十代の若者の九二%が厳しい取り締まりに賛成しているという。






盗んだ金のネックレスを、女性器内に隠す

 26日午後4時45分、ラチャブリ警察署に、市内チェティーハック町に住むラタナさん(35歳)から、“隣の部屋に住んでいる女性、ブンミー(35歳)が部屋に忍び込み、寝ていた息子の首から、約4グラムの重さの金のネックレスを盗んで行った。”との通報があった。

警察がブンミーから事情聴取したところ、ブンミーは、『ラタナさんの部屋に忍び込み、金のネックレスを盗んだのは事実です。でも、盗んだネックレスは運河に投げ捨てました・・。』と供述。警察では、窃盗容疑でブンミーを留置場に入れた。

後、ブンミーが、『あそこが痒い!!』と騒ぎ出したので、警察官が訳を尋ねると、ブンミーは、『盗んだネックレスを、女性器内に隠していた。』と白状したため、取り出させて、証拠品として提出させた。




少女とセックスをしていた僧侶を逮捕!

 仏教界を揺るがすような事件が、明らかになった。18日午前1時5分、ナコンラチャシマ県カームサケーセン郡にあるバーンカーム寺院にて、同郡郡長のシリポン氏をはじめ、カームサケーセン警察署の警察官、付近の住民等、50人以上が総掛かりで、住職のピニット僧侶(70歳)が、寺院内の住居で14歳の少女と性行している所を、逮捕した。

以前より住民達は、住職が多数の女性を連れ込みセックスをしていると言う行動に対し、我慢しきれなくなっていた所であった。

今回の逮捕劇では、住民達は、明るい照明を点灯し、住居の表の扉を開くよう要求したが、住職は丁度、少女とのセックスに耽っている最中であった為、住職は聞き耳を持たず、住民は仕方なく、扉を壊して中に入った。すると目の前には、ピニット住職と少女が素っ裸でいた。住職は僧衣を、少女はシーツを巻いて慌てて体を隠した。住民と警察官は、住職に対し、自首を勧めたが、住職は両手に大きなナイフを持って抵抗、『近づいたら殺す!』と威嚇した。1時間に渡る説得が効を奏し、住職は住居から出て、広間での話し合いに応じる事となった。ところが、その後も住職は話し合いには応じようとせず、ナイフを振りかざして、住民や警察官を威嚇するのであった。僧侶が疲れるのを待って、やっとの事で、身柄を取り押さえることが出来、朝になって、還俗させた後、逮捕した。

一方、住職とセックスをしていた少女は、警察での事情聴取に対し、『私も合意の元で、僧侶と何回も寝ていました。僧侶は1回につき3000バーツの約束で私を呼び、夜遅く、例の住居に来るように指示していました。』と語った。

また住民の話に依れば、『ピニット住職は、僧侶になって47年、女性とのセックスが好きで、またその事に関し、仏僧界や世間に対し、恥ずかしがるような人では無かった。これまでにも、数千バーツのお金欲しさに、18人もの若い女性や未亡人が、住職の餌食になっている。』と語った。

住民達が住職の不審な行動に気づき、郡長に通報したことから、今回の逮捕劇となった。




父親が、実の娘に猥褻行為

 17日午前10時、チェンマイ県ハンドン警察署に、“娘に猥褻行為を働いている父親がいる。”との通報があった。

警察官が現場に行くと、そこには、4歳の少女 ターンちゃんと親戚が警察官の到着を待っていた。

ターンちゃんの親戚の人からの話しによると、ターンちゃんは両親が離婚して以来、親戚の人に預けられて育てられていたが、時折、実の父親のスウィット(34歳)がターンちゃんの元を訪れていたらしい。スウィットは、訪れる度に、ターンちゃんの性器に指を入れ、『誰にも言うんじゃ無いよ。』と言っていた。この事がが親戚に知れ、警察に通報され、今回の逮捕となった。今回の逮捕劇では、スウィットは近所に住む住民からも暴行を受け怪我を負い、病院に担ぎ込まれる事態になった。




警察庁、18歳未満テレクラ禁止へ 凶悪犯罪被害者増で

中高生ら未成年者が凶悪犯罪や性犯罪の被害者になるケースが増加している。未成年者も利用するテレホンクラブのツーショットダイヤルやインターネットの出会い系サイトが舞台になった凶悪事件などが相次ぎ、警察庁は18歳未満のテレクラ利用を法律で禁止するとともに、出会い系サイト関連事件の実態調査に乗り出した。

警察庁によると、99年に刑法犯罪に巻き込まれた未成年者は31万3985人。総数では2年連続で減ったが、殺人、婦女暴行などの凶悪犯罪での未成年被害者は1600人で、84年以降で最も多かった。性犯罪での未成年被害者は過去10年で1.8倍になった。

テレクラも出会い系サイトも中高生を中心に未成年者の利用が目立ち、犯罪に巻き込まれるケースが後を絶たない。大阪府警の幹部は「最初はいたずら半分で、だんだん深みにはまる少女が目立つ」と指摘する。

99年11月からの1年間に警察が摘発した児童買春事件は836件で、うち441件がテレクラ関連だった。このため、警察庁は今年の通常国会でテレクラの18歳未満の利用禁止を盛り込んだ改正風営法を成立させるとともに、サイト関連事件の実態調査を進めている。

改正風営法では、テレクラを「性風俗関連特殊営業」と位置づけ、都道府県の公安委員会への届け出や客の年齢確認を業者に義務づけた。全国で3千以上あるテレクラの半数以上が、コンピューターを使って男女間の通話をつなぐツーショットダイヤルなど来店が不要な形態で、未成年者の利用防止は難しい。

こうした実態に対し、学校の指導が追いつかないのが現状だ。

大阪府教育委員会は今年度に入って、府立高校や府内市町村教委に対し、携帯電話などを使用した非行や犯罪被害の把握と、児童・生徒への指導強化を通知。インターネットなどで得られる情報を選別する能力やモラルの教育にも乗り出した。

大阪府内のある市教委指導主事は「携帯電話があれば、すぐにそういう情報が手に入る。中学生には携帯電話を持たないよう指導しているが、保護者から『子どもと連絡を取るのに必要』と言われたら強くは言えない。一人でも持っている生徒がいれば、今の子らは『あの子は持っているのに、なぜ自分はだめなのか』と詰め寄ってくる」と指導の難しさに悩む。




妻に逃げられた働き盛りのファラン、刃物で自殺

 7日、午後1時、ラヨーン県ラヨーン警察署に、メーランプン海岸にある、ゲストハウスの清掃担当者から、“部屋の中で人が死んでいる。”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、客室の中で、ノルウェー国籍の男性、ローマンさん(44歳)がソファーの上で、座った状態で血を流しながら死んでいた。遺体の状況は、手首と足首に切り傷を負い、そこから流れた血が床に広がっていた。遺体のそばには鋭い刃物と神経痲酔薬が落ちており、警察では、証拠物件として保管した

警察の調べで、ローマンさんは同じノルウェー国籍の若い妻“リダ’さんと共に同ゲストハウスに宿泊しており、パタヤでバービアを経営していた事がわかった。後、妻のリダさんとの口喧嘩が多くなり、2週間以上前にリダさんは部屋から出ていったばっかりであった。それが原因でローマンさんはノイローゼに陥り、また多額の借金を抱えていたこともあり、神経を麻痺させる薬を混入したビールを呑み、自分で手首と足首を切って自殺した物と思われる。

警察では遺体を解剖し死因に関しての詳細を調べる予定




ロンドン、同性カップルの「届け出」受け付けを開始

英国で初めてとなる同性カップルの「届け出」

ロンドン―同性愛のカップルに、婚姻届に準じた「届け出」を認める制度がロンドンで始まり、市内に住む2組が、リビングストン市長の立ち会いのもとに署名の儀式を行った。英国内で同性カップルの届け出が認められたのは、これが初めて。男女の夫婦と同等の法的権利は認められないが、同性愛者の権利を主張する活動家らは「歴史的」な一歩として歓迎している。

最初のカップルとして届け出に署名したのは、南ロンドンに住むイアン・バーフォードさん(68)とアレキサンダー・カネルさん(62)。これまで38年間、生活を共にしてきたという。2人は白いスーツを着て、終始ほほ笑みながら5分間の儀式を終えた。バーフォードさんは、「私たちにとってお互いが一番大事な人。これからも愛し続けていきます」と、感想を語った。

続いて、東ロンドン在住の劇作家リンダ・ウィルキンソンさん(49)と、ITコンサルタントのキャロル・バッドさん(48)が「挙式」。どちらの儀式も市当局の担当者が指揮し、リビングストン市長が来賓として参列した。普通の結婚式と違い、誓いの言葉や紙吹雪はなかったが、市長から2組に花束が贈られた。同市長は、昨年5月の市長選で、同性カップルの届け出制度を設けることを公約としていた。

同性愛問題の活動家アンジェラ・メイソンさんはこの日の儀式について、「歴史的な出来事だった。とてもいい日になった」と語った。

市当局によると、この届け出が市の各機関で認められれば、遺言や財産、相続権などをめぐる問題で、同性カップルも夫婦に準じた扱いを受けることができる。

1999年に同様の制度を導入したパリでは、これまでに1万組が届け出を済ませている。英国議会には近く、こうした制度をほかの自治体にも広げる法案が提出される見通しだ。

欧州ではすでに、オランダやドイツなどで、同性愛者の結婚が合法化されている。




ストーカー研究第一人者の岩下久美子さんがタイで水死

 タイ警察当局が2日明らかにしたところによると、同国南部のプーケット島で1日午後、東京都世田谷区代田、フリージャーナリスト、岩下久美子=本名・木庭(こば)久美子=さん(41)が高波にのまれて水死した。岩下さんは女性の自立を扱った新著「おひとりさま」が中央公論新社から8日に出版されるのを前に休暇で同島を訪れていた。ストーカー研究の第一人者で、「警視庁ストーカー問題対策研究会」委員も務めていた。




経済を殺す深夜営業規制

凶悪犯罪を誘発する可能性も


 タクシン政権になってから、バンコクおよび地方主要都市の深夜営業娯楽店の営業時間規制が厳しくなり、その経済的影響が懸念されている。

 これまでディスコやカラオケ、カフェー、ナイトクラブ、ゴーゴーバーなどの深夜営業娯楽店は午前二時過ぎまで営業するのが一般的で、週末は午前三時、四時まで営業する店も少なくなかった。ところが営業時間規制が徐々に厳しくなり、八月に入ると午前一時に強制的に閉店させられるようになった。

 一九六六年に施行された深夜営業関連法では、「ダンスホール」(現ディスコ)は午前一時、その他の深夜営業娯楽店は午前〇時に閉店しなければならないことになっている。これまではマッサージパーラーを除くと、ほとんどの娯楽店で営業時間が守られておらず、当局も見逃していた。今回の措置はこの法律を厳守したものである。

 ただ、法律は三十年以上前のもので、それをそのまま現在の状況に当てはめるのは無理がある。このため深夜営業娯楽店の経営者、従業員から「収入が減る」「失業しかねない」との強い反発を受け、現在では閉店時間を午前二時に緩和された。

 この午前二時閉店というのは顧客を帰して、店内の照明を消した状態であり、実際には午前一時半過ぎには営業を終えなければならない。従来に比べると一時間以上早く営業を切り上げなければならず、経営者、従業員は依然として納得していない。深夜営業の飲食店でも午前二時以降はアルコール類を販売してはならず、収入減を嘆いている。このため娯楽店協会では九月二日に今後の対応を協議する予定にしている。

 タクシン政権が深夜営業規制を強化した理由は、麻薬対策と未成年者保護を容易に行うためだ。多くの娯楽店が遅くまで営業していると、取締警官の手が回らなくなるからだ。このため今後は深夜営業を一部の地区に限定し、それ以外の地区では二時以降の営業、および新規出店を認めない方針だ。深夜営業地区として有力なのは「パッポン」、「ラチャダピセーク」、「ロイヤル・シティー・アベニュー(RCA)」の三地区で、国会承認を得て午前五時までの営業を許可する予定になっている。

 タクシン政権は経済再建と同時に、社会風紀の回復に努めている。中でも麻薬対策に注力している。憲法裁判所でタクシン首相の資産疑惑判決が出る一週間前の七月二十五日には麻薬密売者十九人に死刑判決が出された。一日でこれだけの死刑判決が出たのは近代のタイでは初めてとされる。麻薬対策の他にも未成年者の保護、売春取締なども継続して行ってきた。タクシン政権には社会風紀の回復に努めなければならない理由があるのだ。

 日米欧経済の低迷で経済再建が遅れるのは必至の情勢にあり、タクシン政権支持率にも陰りが出ている。アサンプション大学が行った世論調査では五月に七二%だった首相支持率は七月には六一%、八月には五二%まで低下している。タクシン首相にとってはどこかで点数稼ぎしなければならない。営業時間や麻薬の取締りに制服警官を多数投入して物々しく行っているのも、社会に対するパフォーマンスと言えなくもない。

 一方、今回の営業時間規制の社会風紀面での是非を別にして、その経済的側面を考えると、極めて冒険的と言える。バンコクや地方都市の娯楽産業、タクシーや屋台などの関連産業は、地方民の主要な出稼ぎ場所になっている。そこでの収入源は都市部だけではなく、地方経済にも影響を与える。警察による威圧的な取締りは貴重な外貨収入源である外国人観光客を遠ざけかねない。現在のように少しでも消費を刺激しなければならないときに、そのブレーキとなるようなことをするのは政策的な矛盾がある。

 また、深夜営業地域を限定すれば、他の地域では深夜の人通りが途絶え、犯罪率を引き上げかねない。現在では深夜に都心部を歩いていても犯罪に巻き込まれることはまずない。だが、深夜の一通りが途絶えれば裕福な外国人の多いスクムビット地区などでも犯罪が多発するかもしれない。政府の深夜営業規制は欧州型の街つくりを念頭においているようだが、タイの犯罪率は欧州の数倍、日本の十倍も高い。闇の世界を作れば、現在はタイ人同志の間でしか起こらない凶悪犯罪が外国人にも及びかねない。深夜営業規制は、将来的な影響を軽視した、「木を見て、森を見ず」の政策と言えよう。




性犯罪者ネットで実名公開 プライバシー論議必至

 韓国政府の青少年保護委員会は三十日、中、高校生を相手にした「援助交際」と呼ばれる買春やレイプなど十八歳未満の少女に対する性犯罪で有罪が確定した百六十九人の名前、職業などを官報や自治体の庁舎掲示板、同委員会のインターネットのホームページ(HP)を通じて初公開した。性犯罪抑止策の一つだが、プライバシー保護などの面から反対の声もあがるなど、今後、論議を呼びそうだ。

 韓国では日本の「援助交際」という言葉がそのまま定着するほど、日本と同じように少女買春が社会問題化していた。このため、警察庁ではことし五月、犯罪感が薄い「援助交際」という言葉を、公募で決めた「青少年性売買」という表現に変えるようマスコミなどに通達した。

 今回、公開された身元情報は名前、生年月日、自治体名、犯罪事実の概略。HP上には六カ月間掲載し、掲示板では一カ月公開される。

 性犯罪抑止措置としては米国がクリントン政権時代の一九九六年に「メガン法」を制定。これは保釈、刑期を終えた危険な性犯罪者が町に入った場合、州当局が情報を住民に知らせる制度。

 記者会見で金聖二委員長は特に韓国の場合、援助交際などが日本より深刻だ」と実施に踏み切った理由を説明した。




小学校6年生の男子が集団で、教室内で同級生を強姦

 29日午後6時半、国家開発党の国会議員、パウィナー女史のもとに、タイ中央銀行に勤める、ノックケオさん(仮名:40歳)から、“小学生の娘が同級生に暴行された。娘の話では、27日の昼休みに、一人で教室内に居たところ、同級生の男子5人が教室に入って来、部屋の鍵をロックしてから、学習机の上で強姦されたらしい。5人は協力して娘を押さえつけ、持っていた猥褻本の写真を見ながら、内2人は男性器を挿入、残りの3人は挿入には至らなかったが体を触るなどの行為をした模様。”と訴えた。

娘の話に依れば、『28日に担任の先生に、この事を話し、担任は校長に連絡した。校長は、私とお母さんを呼び、“事件を知った後、犯人の5人の男子から事情を聞き、既に3人を退学処分にした。残りの2人も調査している最中である。それから、あなた自身にも退学して貰う必要があるかもしれません。と言うのも、貴方は成績が悪く、授業に付いて行けないから・・。”と言われた。』との事。

また母親は、『私は、娘にこんな事件が起こってとても悲しい。その上、同情を得るどころか、逆に娘が退学せねばならないなんて・・・。実際は、事件を起こした5人は、まだ誰も退学にはなっていない。一晩寝ずに考えて、タイ中央銀行に常駐している記者に、この件について全てを話すことにしました。記者は、パウィナー議員に連絡、彼女が私と娘を迎えに来て、事情を聞いてくれたのです。』と語った。

パウィナー議員は被害者の女子を連れて、サムセーン警察署の被害届けを出し、その後、警察病院で女子の身体検査を行った。後、犯人の5人を刑に処する為、再度、女子から事情を聞いた。記者からの報告に依れば、事件を起こした5人組は学校内でも“ならず者”として有名で、猥褻本や、インターネットで猥褻HPなどを見るのが好きで、学校内の女子にも嫌がらせをする常習犯であったらしい。




売春ビジネスも「オンライン化」 ブラジル

ブラジルのリオデジャネイロ北部にある売春協同組織はこのほど、顧客獲得の増加や「観光名所」に育てることを狙い、ビジネスを紹介する専用ウェブサイトを近く立ち上げる計画を発表した。

リオ最古の「売春館」を持つ「ビリャ・ミモサ村」にある組織で、サイトでは村の歴史や約1500人に及ぶメンバーの女性の写真などを紹介する予定。同組織は1970年代、業界に携わる労働者の権利拡大運動などを率いた本部ともなっている。サイトのフロントページはショッキングピンクの色で飾られ、「リオで最も愛される観光スポット」等のうたい文句がちりばめられている。

村には、計70の館が存在。ビジネス開始後、60年以上の歴史の誇るが、「新たな市場開拓を求める」ことをサイト開設の動機としている。サイトのデザイナーは、女性たちが「狭い世間」ではなく「より広い世間」で働く意欲も漏らしている、としている。

村にメンバー女性のための美容院などを設置している協同組織の指導者は、「売春は必要悪。それなら、出来る限り“快適”な環境にしたい」とも述べている。




国会の前で、下着姿になり、抗議

  8月24日、初等教育委員会事務局長のチャロー氏は、パタルン県に住む、ソンポットさん(35歳)が国会議事堂前にて下着姿で、“8歳になる自分の息子を学校に行かせろ!”と抗議している件に関し、次の様に語った。

『23日夜に、パタルン県の教育委員会委員長から聞いたところによると、実際のところ、幼稚園では、彼女の息子も他の子供達と同じように面倒を見ているのだが、保護者が、例えば、“飛び級をさせろ。”とかその他にも無理な注文を出している。地元の政治家や役人もこの家族に援助をしているのだが、このような形で抗議行動をするのは、世間の関心を引きたいからではないだろうか、との事であった。私としては、この報告を全面的に信用している訳では無いので、再度、この件に関し、保護者、学校側の両方に公平な真相調査し、早急に報告を上げるよう指示した。学校側が、その子供の登校を拒否しているのであれば、学校側に否がある。“過去にその子供が無断で7日間欠席したため、1000バーツの罰金を科せられた。”と言う話は、真実ではない。欠席したからと言って、罰金を科するとは教育法にも記されていない。補習授業を受けるよう記されているだけである。』

記者からの報告に拠れば、初等教育委員会は、この問題について、パタルン県から、“子供の父親は、土地を分配してくれ、とか、政府は辞任しろ、などと騒ぎを起こすのが好きで、地元の役人や、地元出身政治家が、その家族に対し、現金を寄付したり、建設資材の提供、医療費の援助などの援助を続けてきたが、まだ不足らしい。彼は、自分の土地や家を手に入れたいらしい。元々、目立ちたがり屋で、抗議行動を起こすのが好きだから、今回もその性格が表れ、このような騒ぎを起こしたのだろう。”という報告を受けている。




米の重婚男性に実刑判決 妻5人子30人

 5人の女性と結婚し子供30人をもうけた男性に対し、米ユタ州の地裁は24日、重婚罪で禁固5年の実刑判決を言い渡した。被告は「宗教的信念に基づいて一夫多妻を実践している」と主張、妻たちも夫の無罪を訴えていた。

 ユタ州西部に住むトム・グリーン被告(53)で、「末日聖徒イエスキリスト教会(モルモン教)原理主義者」と自称。妻たちも「5人の女性は姉妹のように助け合って暮らしており、何の不都合も感じない」と法廷で証言した。

 モルモン教徒は19世紀前半、一夫多妻制など教義に対する迫害を逃れてユタ州に移住した。1890年には教団も重婚を禁じたが、現在でも同州一帯で推定3万人が多妻制をひそかに実践しているとみられている。

 ユタ州で重婚事件が摘発されたのは1953年以来




タイ・インド女性捕らえる

 マカサン署は、サイアムホテル内コーヒーショップ及び駐車場で売春を誘っていた90人を拘束マカサン署へ連行した。また、同日ヤワラート通りにあるブロードウェーホテルにて、売春を誘った疑いでインド人女性11人を逮捕した。従業員からの事情聴取では、インド人娼婦はタイ、中国、インド人男性を相手に1回200-300Bを受け取っていた。




ウンコまみれで抗議

 変わった抗議が起きたのは、カンチャナブリー県タームアン群に住むチュアイさん(65)。村人100人を集めオームシン銀行に対する資金の返却の講演を行った。チュアイさんは、頭の上に大きなウンコの入った袋を詰めて置き、行き来する人々を驚かせた。商業銀行の時のように、経営者にウンコを投げると思わせたが、逆に袋を開けウンコを頭からぶっちゃけ、辺りに酷い悪臭をばら撒いた。
 それから、チュアイさんは銀行に入り悪臭に顧客は鼻を摘み逃げ出し騒然とした。彼は預金金額200,000Bの引出しを銀行に要求、銀行側は190,000Bを直ぐに渡した。
 チュアイ氏が、記者に語ったところ、銀行側は利率が普段よりよくたったの5年で資金、利息共に降ろせるとの口実だったので、私や妻が退職金から一部を財産を増やす為に資金として預けた。だが、蓋を開けれゃ、満期の5年が過ぎても降ろせず銀行が株を購入して問題になったとかで、この始末さ。




賃上げ要求し、男性が「局部」切り落とす ペルー

 昨年、無職の苦しい状況を訴えるためのパフォーマンスとして、自分の急所を切り落としたペルーの男性が20日、今度は賃金の引き上げを訴え、国会前で睾丸(こうがん)のひとつを切り落とした。地元警察と病院関係者が明らかにした。

この劇的な「切断デモ」の後、エドゥアルド・ベリーズさん(36)は「自分の置かれている貧窮した状況を抗議したかっただけ」と医師に説明している。

昨年9月、無職だったベリーズさんは仕事を求め、国会議長と話をさせるよう要求。しかしその願いがかなわなかったことから、国会前で急所を切り落とした。この部分の接合手術は成功している。

その後、仕事は得たものの、低賃金で働くことを余儀なくされているベリーズさんは、今度は賃上げを求めて国会に押しかけた。目撃者の証言によると、ベリーズさんは国会前で、議長のカルロス・フェレロ氏に会わせるよう叫んでいたという。「議長に会えないと分かり、鋭利なナイフを出して、睾丸を切り落としたようだ」と警察官は説明する。

大量出血していたベリーズさんはすぐに病院に収容された。

7月に就任したトレド大統領は、ペルーの雇用機会を創出し、貧困層にあるとされる半分以上の国民の生活水準を向上させることを約束してきている。

担当医によると、ベリーズさんは「たま」が一つなくても「普通」のセックス・ライフを楽しむことができるとか。




フェラチオを強要されそうになって逃げたオカマ、鉄柵に手を刺す

 20日午前4時30分、バンコク市内コーククラム警察署に、“カンナヤオ区ナバミン通りにある民家で、手に鉄柵が突き刺さった人がいる。”との通報があった。

警察官が病院の救急隊、民間レスキュー隊、と共に現場に駆けつけると、オカマのアラットさん(通称ニン)(23歳)がジーパンに白のシャツ姿で、左の手の甲に鉄柵が刺さった状態で痛さに絶えきれず泣き叫んでいた。警察官は、工具を使い鉄柵の一部を切断し、ニンさんを病院に運び、医師の手術に依り、無事、鉄柵を取り外すことに成功した。

家主、ティワットさん(40歳)によると、『私が家の2階で寝ている時、誰かが呼び鈴を何度も押し、助けを求める声が聞こえたので、走り降りて見ると、手に鉄柵が突き刺さっている人が見えたので、慌てて警察に通報した。』との事。

一方、災難にあったアラットさんは、『ファッション・アイランド・ショッピングセンターの向かいのバス停でバスを待っていると、そこに、トヨタのバンが止まっていました。その運転手が私に、“うちまで送っていってあげるよ。”と言うので、長い間バスを待っていたこともあり、バンで送ってもらうことにしました。しかし男は道中ず~っと無礼な態度で、ソイ・サムナックソンに車を乗り入れました。それから、“フェラチオしてくれないか?”と言うなり、私の頭を押さえつけ彼の下半身に持っていったのです。私は機転を効かせて、“後部座席でしてあげる”と言い、車が停止した隙を見計らって走り逃げました。目の前にあった家の呼び鈴を何度も鳴らし、助けを求めたのですが、誰も現れなかった。車に轢かれはしないかと怖かったので、思い切って鉄柵に飛び上がったのですが失敗して手が柵に突き刺さってしまいました。』と状況を語った。




狙いは空港到着直後の客 売春の新手口

クアラルンプール――観光の促進に力を入れるマレーシアで、国際空港に到着したばかりの外国人観光客に売春婦が接近、近くのホテルでビジネスを行う新たな手口が発覚し、同国議員が緊急対策を呼び掛けている。

ベルナマ通信が伝えたもので、ガジ・ラミリ上院議員が国会で明らかにしたもの。件数などは分かっていないが、議員は「手を打たないとマレーシアは、セックスの楽しみで人気となる国になりかねない」と警鐘を鳴らしている。

マレーシアに、隣国のタイ、インドネシア、遠くではロシアから大量の売春婦が流れ込んでいることは知られていたが、国の玄関口である国際空港で活動しているとの事実が暴露されたのは初めて。クアラルンプールの国際空港は数年前に新規開港したばかりで、斬新なデザインとハイテク設備で有名。

マレーシア政府によると、同国への観光客数は2001年上半期で、前年同期比44%増の724万人と好調な数字を示している。




SEXクリニックに相談殺到  カウンセリングは3ケ月待ち

保健省「性の問題」を重要視

 ソムデット・チャオプラヤ病院では、性の問題で悩む人のためのクリニックを開設して約一年半になるが、カウンセルの希望者はうなぎ登りになっているという。同クリニッへの問い合わせは、一日に約七百件(男性五百件、女性二百件)で、カウンセルを受けることができるのは三ケ月先という状況だ。

 同クリニックの専属医師であるスクカモン氏によれば、タイ人にとって性生活の悩みは、個人の問題というよりも、家庭の問題となっており、無視できない段階に達しているという。

 患者の七〇%が男性、女性は三〇%ということだが、男性の相談でもっとも多いのは、年配者の場合にはインポテンツ、また若者では早漏となっている。

 一方、女性は、「夫がロマンチックでない」といった精神的な相談も多いが、「オルガスムスに達しない」と悩みも相当数に上るようだ。

 さらに、「夫からオーラルセックスを要求され拒否すると暴力をふるわれる」、「他の男性とのセックスを強制される」「夫がゲイだった」といった問題のほか、変わったところでは、「夫がペットの犬とのセックスを強要する」といった相談もこれまでに約十件あったという。

 このなか、タイ保健省精神衛生局でも、性の問題に本腰を入れて取り組む姿勢を示しており、ソムデット・チャオプラヤ病院以外の病院にカウンセラーや精神科医を配属していく方針を発表している。






水道かセックス禁止か トルコ人妻たちの抵抗、終了へ

トルコ南部の地中海に面したリゾート地アンタルヤに近いシルット村の女性グループが、水道敷設を要求して、夫たちとのセックスを1カ月近く「ボイコット」していた問題で、地方自治政府が16日、工事への協力を表明、小村を襲った異例の騒動は近く解決する見通しとなった。同村の夫たちが政府に助けを求めていたもので、妻たちは「私たちの行動は効果的だった」と主張している。

騒動は、過去27年間利用してきた水道システムが故障したのが原因。水を確保するため女性たちは数キロ離れた井戸に出掛け、順番待ちの後、徒歩で運ぶ難儀を新たに強いられていた。水道の修理を再三、夫たちなどに求めたが、効果が一切ないことから、夜の夫婦生活のボイコットという荒業に訴えていた。

地方政府の支援で一件落着となり、夫たちはホッとした表情を見せているという。水道管工事は約1カ月間続く見通しで、男たちも作業に駆り出される予定。

しかし、今度は、「ボイコット」の解除時期で女性たちの間で意思統一が乱れる問題が発生。パイプの水道管敷設の時点で解禁を考える妻がいる一方、水がちゃんと流れるまで抵抗を続ける構えの女性もいるという。





68歳男性が60歳女性にストーカー行為

 警視庁は14日、東京都豊島区高松3丁目、無職前田一夫容疑者(68)をストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。

 目白署の調べでは、前田容疑者は先月30日から今月6日まで豊島区の女性会社員(60)に対し、通勤途中などに8回にわたって見張りや待ちぶせなどのストーカー行為をした疑い。女性会社員は、1月ごろから前田容疑者につきまとわれていたとして、3月に目白署に被害届を出していた。


 前田容疑者は6月、目白署から警告を受け、7月に東京都公安委員会から禁止命令を受けたが、ストーカー行為をやめなかったという。前田容疑者と女性会社員はともに独身で顔見知りだったが、親交はなかったという。前田容疑者は「十数年前から思い続けていた」と話しているという。




訪問ストリップに夢中 気付いたら金庫がない

 ブロンド美人がいきなり家にやってきて、ストリップ・ショーを始めたら……? 夢中になって見入っているうちに金庫を盗まれたノルウェー・オスロ在住の兄弟は、「こんなに楽しかったのは久しぶりだ」と話している。

ノルウェーの日刊紙「ベルデンスガング」によると、高齢の兄弟アルネ・トキヤムさん(73)とオイスタイン・トキヤムさん宅を、見知らぬ30代のブロンド女性が訪れた。家にあがりこんだかと思うと、この女性はいきなり上半身裸になった。トキヤムさんたちが驚いているうちに、すぐに別の女性もやってきて、若い女性2人による即興ストリップ・ショーが始まった。

15分間の「ショー」が終わってみると、トキヤムさん宅の金庫がなくなっていた。金庫の中には現金6万クローナ(約72万円)と社会保険1万5000クローナ(約18万円)相当の払い戻し券が入っていたという。

「たまたま金庫に大金が入っていたのは、何かに投資しようかと思っていたから。でも、まあいいでしょう」と、トキヤムさん兄弟は事態を達観していた。




「セックス・フライト」機、ハイジャック?され墜落

マイアミ――9日正午ごろ、フロリダ半島突端、フロリダ・キーズと呼ばれる小島群の約65キロ沖合いで、プロペラ機が墜落。パイロットは沿岸警備隊に救助されたが、客の60代のキューバ人夫婦が行方不明になった。プロペラ機はキーウェストに拠点を置き、「上空でのセックス・フライト」を売り物にしていた会社の所有。夫婦は、プロペラ機をハイジャックしようとして、パイロットと格闘になったのだという。

パイロットのトーマス・ハヤシさん(36)の話によると、夫婦は「セックス・フライト」参加を名目に機体に乗り込んだが、上空でハヤシさんにナイフを突きつけ、キューバに行くように命じたという。夫の方が操縦かんを握ろうとしたため格闘になり、機体は墜落。緊急信号で駆けつけた沿岸警備隊が、ライフ・ジャケットを着て海に浮いていたハヤシさんを救出したが、夫婦は見つかっていない。

ハヤシさんが所属する会社は、「ホテルより清潔」をうたい文句に、35分199ドル(約2万4000円)、55分の夕暮れ時フライト349ドル(約4万3000円)などの料金で「セックス・フライト」の客を募集していた。操縦席の後を改造しラウンジルームにしたうえ、客のプライバシーが守られる形になっていたという。

キーウェストとキューバは約200キロの距離でプロペラ機での飛行は可能。ただ、キューバから米国への亡命は多いのに、なぜ夫婦が逆に米国からキューバを目指したのかなどなぞが多い。現在のところ、状況を説明するものはパイロットの証言しかないが、捜査当局は「パイロットの説明を疑う理由は見つかっていない」としている。米連邦航空局(FAA)によると、この会社には何の問題も見つかっていないという。





犯罪制圧班、買春夫を取り締まり

 3日午前0時10分、犯罪制圧班本部にて、本部長のアサウィン警察少将が、傘下の各班に、“男性の売春夫の散り締まり”を指示した。

ソンポン警察中佐率いる第1班は、ラーチャテウィ区ラチャプラロップ通りのOA映画館付近にて18人の売春夫を逮捕、ポンサック警察中佐率いる第2班は、クロンタン付近にて3人を、ウォラユット警察中佐率いる第3班は、チャトゥチャク区内マールアイガーデンホテル向かいにて2人を、チャッチャイ警察中佐率いる第4班は、ラジャダムヌン通りにある国防省近辺とバンコク・マールアイホテル向かいにて30人の売春夫を、それぞれ逮捕した。

その後、アサウィン本部長の部屋で行われた記者会見で、“インターネットを介して売春をしていた女子学生3人の逮捕”が発表された。

かねてより、犯罪制圧班による内偵により、インターネットを介しての売春が行われている事が発覚。警察官がおとり捜査で、Pirchと言うプログラムの中にある、“売春をしている女子学生の部屋”に入り、女子学生と3000バーツで、売春契約を結び、モーテルで待ち合わせをし、現場に現れた女子学生を逮捕したもの。

その他にも、百人を越える警察官が、プラチャーチューン、シーロム、トンロー、RCA、ソイ・ランスアン等の歓楽施設を巡回、18歳未満の利用客、麻薬摂取の巣になっている疑いのある施設、の監視を行った。週末でなかったため遊興客も少な目で午前1時に、チャトゥチャク区内にある、“シュガービート”とパーム・スプリングス”内で200人の客を調べ、尿検査を行った際、内11人から紫色の反応が表れたため、プラチャーチューン警察署に連行し、調書を取った上で、麻薬反応の詳細な結果を待つため、一旦帰宅させた。




ドイツで同性愛者たちの結婚届け出スタート

ドイツで同性愛者の結婚を認める「生涯のパートナー法」が1日から施行され、各地の戸籍局に同性愛者たちが結婚の届け出をした。首都ベルリンでは数週間のうちに300組の同性愛者夫婦が誕生すると予想されている。

 同法は、同性愛者の夫婦が同姓を名乗ることや財産の相続権などを認めるもの。ただ養子を受け入れることはできない。




カナダ政府が大麻を合法化

 カナダ政府は30日、末期患者が大麻を栽培したり吸ったりすることを合法化する新法を施行した。政府公認の大麻農園も始まっており、世界でも例のない治療用大麻の容認に踏み出した。

 大麻使用が認められたのは、がんやエイズ、関節炎などで余命1年未満と診断された人たち。医師の診断書があれば、苦痛を和らげるために吸引することのほか、自宅で栽培するのも家族に栽培してもらうのも合法とされた。

 患者は1回につき、最高30日分の大麻を購入できる。カナダ保健省は昨年12月、マニトバ州の栽培会社と契約を結び、供給量を確保するための公的な大麻農園も開設した。

 ロック保健相はこの日、「末期症状に苦しむ人々の暮らしを向上させる施策だ」とコメント。エイズ患者支援団体なども歓迎している。だが、医師会などは「病状が重くない患者からも大麻を認める診断書を出すよう迫られ、医師が対応に苦しむことになる」と反対している。


 大麻容認では、個人使用を罰しないオランダが有名だが、医療用に大麻を解禁したのは、国としてはカナダが世界で初めて。日本や米国では、医療目的であっても大麻使用は違法とされている。




悪魔崇拝集団「ブラックメタル」リーダー二人を検挙

(マレーシア・ケダ州)州回教事務委員会のファジル・ハナフィ委員長は18日、悪魔崇拝集団「ブラック・メタル」のリーダー二人を検挙・補導した、と発表した。
 二人は二〇代前半の男性と19歳の女性。これまでの調べで、このグループはケダ州だけでなく、ペナンとペルリスでも活動していることが判明している。同委員会と警察は「ブラック・メタル」のケダ州の全メンバーは25人と断定、クアラ・クダに住む中学生と高校生が主で逐次補導して更生施設に送り込む方針だ。
 このカルト集団は6年前に結成されたが、活動は最近になってはじめたという。週末にケダ州のスンガイ・プタニのショッピングセンターに集まり新規メンバーの勧誘活動をしていた。
 十代がほとんどというメンバーは人けのない森林などで山羊の血をすすり、大麻を吸いながらヘビーメタルに酔いしれることを中心的な活動にしている。また、この集団のメンバーは黒シャツに黒い靴を仲間の印にしている。州回教委員会は警察と協力してこの集団の全容解明を急ぐ一方、ほかに三、四つあると言われる類似した悪魔崇拝集団の摘発をおこなう考えだ。




タイ入国を禁じられている、年老いた“サムライ”逮捕される。

 20日、サケオ県にあるアランヤプラテート出入国管理事務所の副所長、チョーティ警察大佐の元に、“20年前に、女性を囲い売春をしていた容疑で、タイに入国禁止処分となった日本人、玉本 敏(68歳)がパスポートにスタンプを押して貰うために、カンボジアのポイペットからそちらに向かっている。”との情報がもたらされた。

タイの出入国係官がくだんの男のパスポートを調べると、名前は“ギョクモト”となっていたため身柄を拘束して指紋照合を行った。その結果、指紋が玉本のものと一致したため逮捕。容疑者は玉本本人であることを否定したため、バンコクの出入国管理事務所本部に身柄を送検し、取り調べを続けることにした。




「ハーレム生活」玉本容疑者、タイで逮捕

タイ警察当局は21日、北東部のカンボジア国境で、偽名を使って陸路入国しようとした和歌山県出身の玉本敏雄容疑者(68)を入国管理法違反で逮捕したことを明らかにした。同容疑者は1973年、タイ北部チェンマイで、13歳から20歳前後までの11人のタイ人女性と「ハーレム生活」をおくり、タイ国から永久国外追放処分を受けていた。容疑者は否定しているが、タイ警察では指紋などから本人と断定した。

 玉本容疑者は、タイと同様に、カンボジアで約60人の女性を「内縁の妻」とする生活を送っていると最近、地元紙で報道されていた。同容疑者は近く、強制退去処分を受ける見通し。

巨星逝く・・・玉本氏の法律・モラル・世間体等を全く無視した生きざまは、日本人離れしたスケールの大きさを感じさせてくれました。オレも外道者の一人として、この先達者を陰ながら応援していたのだが権力機構に拘束されてしまいました。・・・残念。次は偽造パスポートを入手してでも志を貫徹していただきたい。




愚かな父親、4年以上にも渡り実の娘を強姦。

 14日午後2時半、サムットサーコン県のクラトゥンベン警察署に、クンさん(仮名:15歳)から、“実の父親に強姦された。今、父親はクラトゥンベンにあるプタモントン付近の建設現場宿舎にいます。“との電話通報があった。

警察官を捜査に派遣し、そこで気持ちよさそうに寝ていたピチット県出身の容疑者、モロコット(41歳)を署まで連行して取り調べた。

当初、モロコットは“娘を強姦したのは、他の男。”と容疑を否定。クンさんの話しに依れば、『私はモロコットの実の娘で、母親は、私が父に強姦されたことを知って、何年も前に離婚しました。初めて父に強姦されたのは、ピチットの家で、私がまだ11歳、小学校5年生の時。当時はまだ父親と一緒に寝ていました。あの日の夜、父は、酔っぱらって帰宅し、寝室に入って来るなり私を押さえつけ、強姦しようとしました。私は抵抗したのですが、竹で叩かれ、その日は仕方なく2回強姦されてしまいました。私が抵抗すると、その都度暴力を振るわれ、それ以降ずっと4年間以上にも渡り、強姦され続けました。私は耐えきれなくなってサムットサーコンに逃げて来、仕事を探しました。7月始めから4日前まで、父は私を宿舎に訪ねて来、一昨日の夜、父はまた私を強姦しようとしました。拒否すると木や竹で叩かれるので、仕方なく2回強姦されてしまいました。それで、電話で警察に“逮捕して欲しい”と通報した次第です。』

警察では、クンさんを病院に連れて行き、強姦の痕が見られるかどうかを検査した後、モロコットを、“暴力により、妻以外の女性を犯した罪”で逮捕する方針。




息子の同級生と交際、脅した主婦起訴 兵庫

 息子の中学時代の同級生と4年間交際していたものの、別れを切り出されて激怒、交際中に使ったとして300万円を3年間にわたって返済させ、さらに80万円を脅し取ろうとした兵庫県西宮市内の主婦(50)が13日までに神戸地裁尼崎支部に恐喝罪などで起訴された。「うちらの関係を親や同級生にばらす」と脅された男性会社員(23)は、誰にも相談できず、少年時代から集めていた野球選手のカードまで売りさばいて金を工面していた。

 起訴状によると、主婦は今年4月、会社員を「80万円よこせ。金払わんのやったら、やくざを連れて家や仕事場に行くで」と電話で脅し、自宅近くで計29万円を受け取った。さらに要求された会社員が「もう払えない」と断ったため「あんたの家に行く」と脅した。

 主婦は息子が中学を卒業した直後の94年ごろから、この会社員と交際を始め、シャツなどを買い与えていた。しかし、98年ごろに会社員が「他の女性が好きになった」と言い出したため態度をひょう変。交際中につぎ込んだ金を返すよう求めたという。

 会社員は給料だけでは足りず、消費者金融から借金して求められるままに返済。それでも足りないときには、ジーンズを古着屋に売ったり、マニアの間で高値で取引されている野球選手のカードを約30万円で売却したこともあった。

 返済額が300万円にもなったのにさらに80万円も要求され、会社員は「使わせた金は150万円程度。もう耐えられない」と西宮署に届け出た。

 主婦は「自分から離れていこうとすることへの腹いせだった」と供述している。




無責任父親に「子作り禁止」命令 ウィスコンシン州最高裁

ウィスコンシン州マディソン(ロイター) 女性4人との間に子供9人をもうけながら養育費を払わなかった米ウィスコンシン州の男性に対し、同州最高裁は10日、「今後5年間子供をつくってはいけない」と命ずる、珍しい判決を言い渡した。

子作りを禁止されたのは、無職デービッド・オークリー被告(34)。子供9人の養育費を母親から再三にわたって催促されたにもかかわらず、支払いを拒否したため、養育費2万5000ドル(約300万円)の支払い不履行の罪で禁固6年を言い渡されている。同被告は現在仮釈放中だが、今後5年間の仮釈放期間に子供をつくった場合、禁固6年の実刑が執行される。

判決は、7裁判官のうち男性4人の多数意見。女性裁判官3人は「子供をつくるという基本的人権を侵害している」と、反対意見を述べている。




賭博の実体を暴いたテレビ番組により、所管の警察署長、処分される。

 10日午後3時、首都警察本部長のアナン警察大将が、都内パトゥムワン警察署署長のソムチョーク警察大佐、バンコクヤイ警察署署長のピヤポン警察大佐、ペットカセム警察署取り締まり担当副署長のチャーン警察中佐の3人を30日間に渡り謹慎処分に処する事を発表した。

理由は、パトゥムワン警察署とバンコクヤイ警察署に付いては、管内において法律を無視した賭博行為が堂々と行われている場面が、テレビ番組にて放映された件、またペットカセム警察署は、カオ・パンサーの日の夜に管内の風俗店がこっそりと営業していた件、による。

その他、上記3つ警察署幹部に対し、首都警察本部長付けの、タニー警察少将を議長とする“真相究明委員会”の設置を命じた。

アナン本部長は、“9チャンネルの番組で、バンコク都下に於いて、賭博行為が行われている場面が放映されたが、それぞれの所管の警察署は、地元をよく知っているはずで、もし、知らなかったと言うのであれば、それは職務怠慢であると言わざるを得ない。よって今回の処罰となった。それぞれの部下達も処罰の対象となるが、まず上司から処分した。”と語った。




裁判所の女子トイレで“覗き”をしていた男捕まる。

 9日午前10時、ラチャダピセーク通りにある刑事裁判所4階の女子トイレで、トゥックさん(仮名)が用を足していた時、同裁判所職員のトゥカターさん(仮名)が同トイレに入ろうとすると、壁の所で、トゥックさんの用足しを覗き見している男を発見、トゥカターさんが大声で、“何をしているの?”と叫ぶと、男は驚いた様子で“ちょっと捜し物をしている内に、偶然、女子トイレに入り込んでしまった・・。”と言い訳をしたが、それを信用出来ないトゥカターさんは大声で叫び、被害者であるトゥックさんもこの件を同裁判所の副書記であるポンチャイ氏に訴えたため、所内の警察に届け出て、男の身柄を拘束した。

男は、ウボンラチャタニ県出身のブンラーイ(25歳)で、この日は兄の暴行事件の裁判に証人として出廷する為、裁判所に来ていた。

ポンチャイ氏は、この事件の詳細を刑事裁判所副所長のソムバット氏に報告し、裁判所はブンラーイから事情聴取をし、ブンラーイが容疑を認めた為、報告と被害者と容疑者の供述を勘案し、ブンラーイの行動は裁判所内での相応しくない行動であり、裁判所の権力を侵したため、裁判官はブンラーイに、懲役1ヶ月、罰金500バーツの刑を言い渡したが、ブンラーイには前科が無かった為、懲役の執行には1年間の猶予が付けられた




酒場の恋は短い

 酒場の恋は長続きしない。生涯の伴りょと思えば慌てずじっくり交際を--。米心理学者が男女562人を25年かけて継続調査し、そんな恋愛訓を引き出した。

 ウィティア大学のチャールズ・ヒル教授ら研究者3人が72年から続けた息の長い調査。ボストンにある4大学に通う2、3年生から、交際中の231組と交際相手のいない男女100人を選び、家族構成や交際歴、価値観を詳しく聞いた。

 同じ人々を対象に2年後、15年後、25年後に質問票を郵送して交際状況を尋ねた。231組のうち103組が2年後には別れており、15年後にも当初の相手と結婚生活を維持していたのは50組にとどまった。

 回答を統計学的に分析した結果、(1)共通の目標があり(2)知的な交流ができて(3)身体的な魅力に極端な差がないカップルほど長続きするとわかった。


 大学時代に交際相手の女性と性的な関係を持つことを急がなかった男性の方が、愛情や生きがいを長く共有できる女性と知り合う傾向が強く、バーで意気投合した男女はあまり長続きしないことなども判明した。




26年間無免許運転、容疑の男を現行犯逮捕

 長年にわたり無免許運転を続けていたとして、宇都宮中央署は3日、宇都宮市若草1丁目、鷹觜正容疑者(54)を道交法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕した。調べに対し、同容疑者は「免許がなければ、捕まっても反則金を払うだけで済む。今後も免許を取る気はない」と供述しているという。

 同日朝、自宅近くで同署員に職務質問され、無免許運転が分かった。調べでは、鷹觜容疑者は75年に運転免許の更新を怠り失効、その後も買い物など日常的に車を運転していたとみられる。

 同署は「逮捕したのは、あまりに常習的で悪質だから。いつも反則金で済むとは限らない」と話している。




Crackdown ordered on city's busiest sex street

City police have ordered a crackdown on the "open-air brothel" on New Phetchaburi road.

The order issued by Pol Maj-Gen Thirasak Nguanbanchong, head of the 1st division, follows complaints by local residents about the blatant flesh trade in front of the Siam hotel.

The area was a quiet sex street not very popular with local men a few years ago, but was now bustling, police sources said.

As many as 500 women could be found loitering in the street from about 10pm until 5am the next day.

While a large number were masseuses looking for additional income outside their usual working hours, others were office workers and students moonlighting for money.

"We've decided to act because we've received so many complaints that the area has become the biggest open-air brothel in Bangkok," Pol Maj-Gen Thirasak said.

He has instructed Makkasan police chief Pol Col Pisit Pao-in to stop prostitutes using the roadside.





住職が置き引き!

 6月30日午後6時、ドンムアン空港近くの交差点にある警察署に、ナコンラチャシマ県ナイムアン郡に住む、プラマットさん(26歳)から、”アメリカに行くためにドンムアン空港に来、国際線ターミナルの3階で、カウンターの上に置いていた財布を、ちょっと目を離している間に盗まれてしまった。”との届け出があった。

警察では、ドンムアン空港内の警備担当者に連絡し、防犯ビデオのテープを見せてもらったところ、一人の僧侶がサイフを盗み取って居る場面が映っていたので、身柄の追跡捜査にあたった。

後、容疑者の僧侶が同ターミナル3階にある、バーガーキングに居るところを発見、身柄を拘束した。同僧侶の名は、ウティ(51歳)で、スラタニ県にある寺院の住職である事が判った。取り調べの結果、袈裟のなかにアメリカン・エクスプレスとビザの2枚のクレジットカードを隠し持っており、“スウェーデンにある寺院に行くため、午後11時半発のスイス航空機で出発するため空港にやって来た。ちょうどプラマットさんがカウンターの上にサイフを置いていたので、外国でクレジットカードを使って見たくなって、失敬してしまった。“と供述。警察では、住職の身柄をドンムアン寺院に連行し、還俗させた後、ドンムアン警察署に連行した。

記者の報告に依れば、ウティ住職は割と有名な僧侶で11チャンネルのテレビ番組に出演したこともあった。
                        




「売春カフェ」を手入れ

タイ人女性20人を逮捕

警察当局

 六月二十六日夜十一時ごろ、バンコク都内ニューペップリ通りにあるサイアム・ホテルのコーヒー・ショップで警察の大掛かりな手入れがあり、売春目的で集まっていたタイ人女性二十人が逮捕、警察署に連行された。

 同ホテル周辺は一夜の恋人を見つけるスポットとして知られており、多いときには五百人近い女性であふれる。今回の手入れは、「一帯が大規模な売春地帯となっている」との市民からの苦情によるものと警察では発表している。

 警察当局はこれまでにも頻繁に取り締まりをしており、昨年一月からこれまでに千九百十六人を逮捕、罰金を徴収している。しかし罰金額は百バーツ程度と、法令で規定されている額(五百~千バーツ)よりはるかに少ない、〃目こぼし料〃的なものだった。今回、逮捕された女性のなかには、これで三十回目という〃つわもの〃も。このため、同地区を管轄するマッカサン署々長は「今後はより厳格に取り締まりをしていく」との談話を発表している。

 翌二十七日は新聞報道されたこともあり、いつもの〃活気〃はなかったが、それでも、五十人近い女性が集まっていた。ミニスカート姿で客待ちをしていた女性は、「来月(七月)初め、田舎に帰るので、どうしてもお金が必要だから、危険を承知で来たの。でも、ひと月もしないうちにほとぼりがさめると思うけど」と、取り締まり強化は一時的なものに過ぎないとの感想をもらしていた。







髪切られた〝女子高生〟は44歳 「16歳」と答える

東京都世田谷区桜丘4丁目の路上で25日夕、女性が男に髪を切られた事件で、被害者は16歳の高校1年生ではなく、近くに住む無職女性(44)だったことが26日、警視庁世田谷署の調べでわかった。女性は事件当時セーラー服にルーズソックス姿で、事情聴取に「高校1年の16歳」と説明していた。




ベルギーも同性愛者の結婚合法化へ

ブリュッセル――ベルギー政府は22日、同性愛者の結婚を合法的に認める法案を閣議決定した。近く議会に提出され、審議を経たのちに来年初頭にも施行される見通しだという。隣国オランダでは4月に同様の法律が施行されていて、同性愛者の結婚が可能な国は世界で2番目になる。

法案は同性愛者が結婚した場合、養子をもらうことは認めていない。ベルギーでは1998年に法改正があり、同性愛者のカップルは正式な結婚は認められていなかったものの、社会福祉や税制上の優遇措置は認められていた。





イギリスで児童買春を処罰

 2000年5月にカンボディアを旅行し、7歳の少女2人と性交渉をもったイギリス人男性 Mark Towner(52歳)が、1997年にイギリスで施行された法律により8年の懲役刑となった。Townerは、性交渉のさいに撮影した写真を電子メールに添付してイギリスの自宅へ送っていたが、妻が見つけて警察に通報した。裁判では、児童との性交渉を禁じた条項など、14の罪を問われた。




「セックスと引き換えにマドンナのチケット進呈」 応募者殺到

 ドイツのある情報系ウェブサイトが、「人気歌手マドンナのコンサートにご招待。ただし、セックスと引き換えに」という広告を出したところ、米国、カナダ、シンガポールなど、世界各国から120人の応募があったことが分かった。マドンナは現在8年ぶりのワールドツアー中。ベルリン公演のチケットは、ドイツのコンサート史上最高の1枚約1万3000円だったにもかかわらず、4月の発売直後数分でソールドアウトになっていた。

同ウェブサイトでは、「当サイトのスタッフとのセックスと引き換えに、入手困難なマドンナのチケットを進呈」という広告を出して以来、通常の10倍という毎日50万件近くのヒット数を記録したという。

応募者の内101人は男性で、内90人が同サイトの女性コラムニスト、シェリー・マスターズさんとのセックスを希望。残る11人の男性は、同サイトの同性愛者の男性スタッフとのセックスを希望していた。男性スタッフとのセックスを希望して応募してきた女性は、計19人だった。

同サイトでは、一番人気が高かったマスターズさんが、応募者の「お相手」を務めることに決定。マスターズさん自身も「世界中の90人の男性が私とセックスしたいと思ってくれている、なんて女性としては光栄」とかなり乗り気だ。18日に決定した当選者は、「フランクフルト在住の男性アーロンさん、26歳」ということだけが発表された。

ベルリンでは売春は違法ではないが、同広告が出されて以来、一部マスコミで「不謹慎」と批判され、論議を呼んでいた。





エイズ、感染者減っても患者は過去最高

 昨年1年間に厚生省(現厚生労働省)に新たに報告があったエイズ患者は327人で過去最高だった前年を更新したが、エイズウイルス(HIV)感染者は462人で大幅に減少していたことが18日、エイズ動向委員会のまとめで分かった。感染段階で発見できず、発症してから医療機関などを訪れるケースが増えている可能性があり、同委員会は「感染段階で発見して、治療する体制の整備を進める必要がある」としている。
 発生動向年報によると、2000年に報告されたエイズ患者は前年より27人増え、2年連続の増加となった。4年連続で増えていたHIV感染者は462人で前年より68人減少。感染者の8割は国内で感染しており、日本国籍の男性は7割以上だった。感染経路別にみると、全体の8割強を占める性的感染のうち、異性間の感染は38人減少して169人(36.6%)となったが、同性間の感染は引き続き増加して218人(47.2%)で感染者の半数を占めた。日本人男性の同性間の感染は25-29歳でピークを迎えているという。




女子学生売春  アルバイト感覚で増加傾向

生活費稼ぎ、贅沢品購入--売春理由に個人差

 ラチャパット大学スワンドゥシット分校の大学院生グループが先に催した、学生売春に関するセミナーで、実際に売春行為を行っている女子学生たちが売春に対する自分の考えを述べた。同セミナーには、女子学生を買春したことのある男性、女子学生を売春斡旋している者、セックス産業の従業員なども出席した。

 参加者からは様々な意見が出され、売春をしている女学生のほとんどは金銭が目的であるものの、その使い方にはかなりの個人差があることが分かった。家からの仕送りがなかったり、少なかったりで、生活費・授業料を自分で稼ぐ必要から売春している学生がいる一方、高級品を買うために身体を売っている学生も少なくなかった。

 ある女子学生は、「友達から売春で簡単にお金が手に入ることを教えてもらった。稼いだお金は授業料やアパート代、そして、ショッピングに使っている」とコメント。また、他の女子学生からは、「売春でもらうお金で裕福な生活が送れ、ハッピーだ」との感想も聞かれた。

 このほか、セミナーに出席した女子学生たちは、売春の理由として、

(1)授業料が年々、高額になっている

(2)父親が女性と駆け落ちしたので仕送りがなくなった

(3)奨学金を受けられなかった

――ことなどを挙げている。

 また、学生三千百九十七人を対象として、先頃実施された学生売春に関する世論調査では、「政府は学生売春にあまり関心がない」と感じている人が三五%に上った。一方、売春理由としては、「授業料を払うため」が三九%、「贅沢なライフスタイルを維持するため」が二六%だった。なお、「学生売春で心配されることはなにか」との質問では、「エイズ感染」が約五〇%と最も多かった。





カンボジアは世界における最大の大麻流出源

イギリスの報道機関によると、国連はカンボジアを、世界における大麻の最大の流出源であるとしており、この取引によって年間10億ドルが動いているといわれている。だが内務省のキゥ・ソッペァッ氏はこの情報を否定し、「カンボジアでは1995-1996年に大麻及び薬物取締りを展開した。これによって国内の大麻・薬物犯罪は100%なくなった」と語った。

ロイター通信の報道によると、国連の報告ではカンボジアから流出する大麻の取引総額は、100,000人の雇用を得て生産活動を行なっているカンボジアの縫製業界の年間取引総額に匹敵する額であると言う。これは、UNDCPの報告によるもので、この中では「カンボジアは世界における大麻の最大の流出源であり、不安定な国でこのような活動が行なわれていることは危惧すべき問題である」とされている。UNDCPでは、この現状が改善されなければ、社会及び経済に大きな影響が及ぶとしている。またこの大麻取引には、カンボジアの役人の関与が疑われるとされている。

だが内務省のキゥ・ソッペァッ氏は6月7日、カンボジアで10億ドルの資金が動いているとのこの情報を受けて、とても驚いたと語った。この額はカンボジア政府の国家予算よりも大きい。氏は、「カンボジアは貧困国である。よってこのような情報は信じられない。また薬物対策に関しては、政府は以前から撲滅のための対策を講じてきた。そして以前、薬物の流出源であると名高かったカンボジアの汚名を拭い去ったところである」と語った。キゥ・ソッペァッ氏は全国の国民に対し、大麻が栽培されている場所を知っていたら、直ちに警察に通報して欲しいと呼びかけた。氏は、「大麻対策は国民の協力なくして成し遂げられない」と語った。氏はまた、UNDCPが薬物取引におけるカンボジアの役人の関与を疑っている件について、「カンボジアの法律では役人がこのような活動に関わる事は認められておらず、ありえない話である」と否定した。だがしかし、薬物取引に関わっている人物の多くが、警察や軍を名乗る偽者であるとの情報もある。




飲酒していた僧侶を逮捕、麻薬検査でも陽性の反応

 6日、午後10時、都内タプーン警察署に、“バンスー区プラチャーラート1通りにあるバーンポオーマワート寺院内の僧侶の住居にて飲酒している僧がいる。”との通報があった。

警察官が現場に急行し、酒を飲みながら酔っぱらっていたトンチャイ僧こと、トンチャイ ワードイム(33歳)を、逮捕した。室内では酒瓶が多数発見されたため、身柄を署まで連行し、取り調べたところ、トンチャイ僧は、長期間に渡り、隠れて飲酒していた事を認めた。

また、尿検査による、麻薬検査でも陽性の反応が出たため、トンチャイ僧を還俗させ、起訴する方針。




タイのエイズ少年、18歳までは米国で 米連邦裁

18歳まで、米国にとどまることを命じられたタイの少年

ロサンゼルス(AP) 昨年、タイの密入国あっせん業者に利用されて、米国で保護されたエイズ患者の少年(3)に対し、米連邦判事は4日、タイへの送還が少年の死につながる可能性があるとして、少年が18歳になって自分で将来の選択ができるようになるまで、米国にとどまるよう命じた。

この少年は昨年4月、少年の両親と名乗るタイ人カップルとともにロサンゼルス国際空港に到着。しかし米移民局は、少年がこのカップルとは全く関係がなく、女性を米国に密入国させるために、密入国あっせん業者が仕組んだ密入国計画と発見。少年はすぐに保護された。

連邦裁判所は昨年、少年のタイへの帰国を全面的に禁止した。しかし、今年3月に、タイで少年を正式に養子にした父方の祖父母が渡米し、この命令を再度審査するよう申し入れていた。

タイ人権擁護活動家グループは、仮にこの少年がタイに送還もしくは帰国した場合、再び、密入国組織に利用される可能性や、エイズに必要な治療を受けることができず、1年以内に死亡する可能性があると訴え、少年のタイへの帰国に反対してきた。

この日、判決を下したテブリジアン判事も、少年がタイに帰国した場合、エイズで死亡する可能性を指摘。「少年はタイで、利用されて虐待された。もしこの少年をタイに帰国させる判決を下さなければならないなら、死刑を宣告するほうがましだろう」と語った。さらにテブリジアン判事は、養母となった祖母がヘロインの密輸に関わっていたことから、過去12年間投獄されていた事実にも懸念を示していた。

一方、祖父母の弁護士は、祖父母が少年を安全な環境で育てる準備ができていると主張。「少年は自分を愛してくれる家族と一緒にいるべきだ。養育先を渡り歩く生活を強いるべきなのか」と控訴する構えをみせている。

少年の母親は売春婦でヘロイン中毒を患っていた。HIVは母子感染したとみられる。少年が密入国に利用されたのも、母親が金と引き換えに少年を密入国あっせん業者に貸し出したとみられる。少年の父親もHIVに感染し、後に自殺している。

少年は昨年発見された当時、栄養失調で肺炎、水痘、耳の感染症を患っていた。保護された後も、夜は悪夢から叫び声を上げたり、非社交的だったという。治療の欠如から、HIV感染がすぐにエイズ発症につながったとみられる。1年経った今、元気になった少年は、英語で読み書きも習い始めたという。抗エイズ剤を12時間ごとに服用しなくてはならないが、それ以外は健康で、幼稚園にも通っている。

タイへの送還はないものの、現在までに米国への政治亡命も認められていない。




国境に住む災難、9歳の少女、ビルマ人に強姦される。

 3日午前9時半、チェンライ県メーサイ警察署に、町内に住むマリさん(仮名:33歳)が、“自分の娘、モッド(仮名:9歳)がビルマ人でタキレク出身のサーン(30歳)に強姦された。”と届け出た。

マリさんの話しによると、『娘が“性器の辺りが痛い”と言うので、尋ねたところ、先月13日と20日、私と夫が仕事に出掛け、娘が一人で人里離れた家で留守番をしていた間に、国境付近に労働者として働きに来ていたサーンが家に押し入り、娘を2度に渡って強姦した上、“このことは誰にも言うんじゃないぞ!”と脅していたらしい。今朝になって初めてこのことを知り、警察に届け出た。』とのこと。

警察では、届けを受理した後、モッドちゃんを病院に連れて行き、強姦の傷跡を調べると共に、タイ-ビルマ国境付近の、サーンが働いていた工事現場に署員を派遣し、捜査に取りかかった。サーンは身の危険を察し、捜査員が到着する寸前に荷物をまとめて逃げ去った後であった。

いずれにせよ、警察では国境付近での捜査を継続し、容疑者が再度タイ領内に出稼ぎに入ってきた際には、身柄を逮捕し起訴する方針。同時に、国境付近の住民に対し、外国人犯罪者は、事件を引き起こした後に、タイ領内から逃走することが容易で、捜査が困難な為、状況に注意し、協力しながら、外国人によるあらゆる犯罪の予防に努めるよう警告を発した。

記者の報告によれば、メーサイの国境は、ビルマ側が国境を閉鎖した状態であるが、両国の住民は、普段通り、往来しており、特にタイ側においては、ビルマ人の越境出稼ぎ労働者の姿が多数見られる。官憲も厳しい取り締まりをしていない為、外国人による犯罪が起こった場合、捜査を困難にしている。




おっぱいに睡眠薬 若い女性強盗を逮捕

ボゴタ――バーやレストランのそばの路上に立つ若い女性が、「胸をなめてもいいよ」って誘ってきたら――。コロンビアの首都でこんなことがあったら要注意だ。

このほど10代後半から20代前半の若い3人の女性が警察当局に逮捕された。彼女たち、胸に強力な睡眠薬を塗っておき、挑発的なポーズで、男性を誘惑して胸をなめさせ、意識を失った男性から財布や車などを盗んでいたという。

被害にあった男たちは、すぐに意識を失い、数時間後に意識を取り戻した時には何が起きたのか一切記憶がないという。中には被害者が死亡した例もあったというから本当に要注意。





猿のストーカーに女性が悲鳴

 スリランカ中部のクンダサールで、さかりのついた猿が人間の女性をつけ回して襲いかかったり、メス猫やメス犬に色目を使うなどして、騒ぎを引き起こしている。地元紙が30日伝えた。

「デイリー・ニューズ」の報道によると、この猿は、町中で若い女性たちに飛びかかり、石や棒で追い払うまで、女性の体に引っ付いて離れないという。また、人間の女性で収めた成功に味をしめたのか、その後はメス猫やメス犬に以上なほどの愛情を示して、アプローチをかけているという。

また、満たしきれない愛欲を慰めるためか、地元の店からチョコレートを盗み食いしているとも報じられている。

このちょっと変わった「モンキー・ビジネス(いたずら)」は、地元住民を大いに怒らせている。というのも、スリランカの保守的な田舎町では、男女が公の場で愛情を示し合うことはあまり好まれないからだ。




援助交際の国内市場は569億円

 少女の性を買う「援助交際」の国内市場は569億円で、覚せい剤の密売市場は2兆円規模に上る――。横浜銀行のシンクタンク、浜銀総合研究所が「地下経済」と呼ばれる非合法の経済活動状況を調査したところ、こんな数字が出た。総額では16兆2000億円に上り、名目国内総生産(GDP)の3・2%に相当する。海外での調査はあるが国内の数字がないため、銀行系シンクタンクとして初めて試算したという。

 調査は買春売春産業の非合法所得▽暴力団の非合法所得▽脱税所得の3項目。警察庁の資料などを基に、98年の時点で算出した。

 買春売春産業では、援助交際が携帯電話とインターネットの普及に伴って急激に市場を広げ、90年当時(500億円)に比べ14%増と拡大している。暴力団関係では、覚せい剤押収量などを基に推定した麻薬ビジネスが2兆1260億円で、鳥取県のGDPとほぼ同じ規模。脱税は13兆3563億円で、ピークの91年当時(19兆5497億円)に比べ3割減少している。

 同研究所は「バブル経済の崩壊に伴って脱税は減少した。しかし、インターネットが直接取引を促進した結果、麻薬密売、援助交際の流れが活発化する恐れがある」と警告している。 




ピックアップに乗り、イサーン全域でヤーバーを販売していた僧侶を逮捕!

 コンケン県ナムポン警察署の捜査で、同郡内ブアヤイ町で、僧侶1人とその弟子2人が密かにヤーバーの販売を行っていることが判った。

24日午前8時半、警察官がおとり捜査で、弟子の一人、スクサン(18歳)を逮捕。続いて、そばに停まっていたピックアップの車内に座っていた仲間のスラサク(16歳)と、ブリラム県内の寺院に籍を置くソムチャイ僧侶(43歳)を逮捕し、ソムチャイ僧侶の持っていた袋の中に隠してあったヤーバー60錠と多数のコンドームを証拠物件として押収した。

取り調べによると、ソムチャイ僧侶は過去にナムポン郡内のある寺院で僧侶になったが、彼の”僧侶に相応しくない行動”が目立ったため、還俗させられたことがあった。

ソムチャイはその後、ブリラム県内の寺院で再度、僧侶になりヤーバーの密売を行い、それで儲けたお金で、更にイサーン全域に渡りヤーバーを売り歩く目的でピックアップ・トラックを買った。弟子の2人はソムチャイ僧侶の助手を務めていた。

今回、逮捕される前に、ソムチャイ僧侶は、サコンナコン県とウドンタニ県で、ヤーバーを1錠50バーツで仕入れ、ブアヤイ町内の常連客に1錠150バーツで密売していたところ、警察のおとり捜査の罠にはまり捕まったもの。




警察官が拘留中の女性容疑者2人を警察署内で強姦。

 22日午前8時、警察官の名誉を汚す事件がまた明らかになった。

プレー県ソーン警察署内でタワット警察官が職務に着いていた時、ヤーバーに拘わる犯罪で拘留されていた、同県出身の女性、ダオさん(仮名:22歳)とバンコク出身の女性、ドゥアンさん(仮名:25歳)の二人の容疑者が、“同警察署内のキティポン警察官に強姦された。”と訴え出た。

ダオさんの供述によれば、『去る5月6日、午前2時頃、拘留者達を監視しているキティポン警察官が、私を留置場から連れだし、指紋採取部屋へ連れて行き、“疲れているから、ちょっとマッサージでもしてくれ。”と言い、拒否出来ずにマッサージをしている最中に、キティポン警察官は無理やり私を1回強姦し、彼が果てた後、“これでヤーバーでも買えばいい。”と500バーツくれました。同時に、“このことは誰にも言うな。”と脅されました。その後、彼は私を再び、留置所に連れ戻したのです。』

また、ドゥアンさんは、『同じ夜、ダオさんが留置場に戻ってきてから、キティポン警察官は、今度は、私を留置場から、裏にある警察官の宿舎へ連れて行き、私にマッサージを強要し、ダオさん同様に、私も1回強姦されてしまいました。その後再び留置場に連れ戻されました。これ以外にも、キティポン警察官は、“ヤーバーでも買ってこい。”と言いながら500バーツくれた事も有ります。この出来事の後、私とダオさんは親戚達とも相談し、今回、訴え出る事にしたのです。』と語った。

タワット警察官は上司に報告し、後、キティポン警察官を宿舎から呼び出し事情聴取、制服に着替えている最中だったキティポン警察官は、自分が訴えられたことを知ると顔色を無くし、強姦の容疑を否定、“体を触っただけ。”と釈明した。しかしながら、警察では“妻以外の女性を強姦”の容疑でキティポン警察官の身柄を拘束し、起訴する方針。

その後、プレー県警察本部長のヨンユット警察少将が自ら出向き、取り調べをすると共に、キティポン警察官の身柄の保釈の厳禁と休職処分を命じた。

直属の上司であるソーン警察署長、パイロート警察大佐は、『事件が発覚の後、被害者二人に、犯人の面通しをさせたところ、二人ともキティポンを指さした為、被害者二人を病院に連れて行き、強姦の事実が有ったかどうか、を調べ、今は医師からの検査結果の連絡を待っている。いずれにしても、双方に公平な処置を下す方針である。証人に対し脅迫の恐れが有るため、キティポンの身柄の保釈は今の所、出来ない。警察署の2階にある拘置所に拘留されていた被害者2人は、他の安全な所に移動させた。』と語った。

            




ハーレム事件の玉本氏、「別人」旅券で出入国

タイ北部の古都チェンマイで1970年代前半、10代の現地妻11人と同居し、同国政府から「公序良俗を害した」として永久国外追放処分を受けた和歌山県出身の玉本敏雄(タマモト・トシオ)氏(67)が、旅券のローマ字表記を「ギョクモト・ハルオ」に変え、“別人”になりすましてタイやカンボジアへの出入国を繰り返していたことが19日までに分かった。旅券申請時の必要書類に振り仮名がない点を悪用したとみられ、外務省は公正証書原本不実記載の疑いもあるとみて調べている。 

時事通信が入手した玉本氏の旅券のコピーには、漢字で本人の署名があるが、ローマ字名は「GYOKUMOTO HARUO」と印刷されている。旅券申請に必要な戸籍謄本などには氏名の振り仮名はなく、読み方は原則的に本人の申告通り記載される。また旅券はローマ字による管理が基本で、既に旅券を所持または過去に所持していた者が名前を偽って、違う読み方で再申請しても通ってしまう可能性があり、発給・管理システムの盲点を突いた格好だ。




ポルノ映画出演の女性を石打ち刑で処刑 イラン

テヘラン――ポルノ映画に出演し、有罪となったイラン人女性(35)が20日、市内の刑務所で下半身を地中に埋められたうえ、石で打たれて処刑された。

イランの死刑は通常、絞首刑だが、石打ち刑は売買春などに適用される。女性は8年前に逮捕された。容疑を否定していたが、最高裁が石打ちの刑で処刑する判決を下した。「証人の証言や証拠により有罪になった」とイランの保守系紙は伝えている。





本妻より2号さんの方を愛した警察官、撃たれて死亡。

19日夜、ヤラー県ラマン郡にて、同郡内チャクワ警察署の警察官が銃で撃たれて死亡する、と言う事件が起こった。

被害者はニコン警察官(35歳)で、38ミリ口径の銃で、こめかみに1発、腹部に1発、喉に1発、背中に2発の銃弾を浴び、被害者の所有するバイクの横でおびただしい血を流しながら倒れていた。手にはバイクのキーが握りしめられたままであった。現場には38ミリ口径の銃弾の薬莢7個と銃弾2発が落ちており、警察ではそれらを証拠物件として保管した。

調べによると、ニコン警察官が、妻のアリヤーさんの家から出かけようとバイクに乗りかけた時、犯人と思われる人物2人が彼に近づき、暫く立ち話をした後、内一人がいきなり38ミリ口径の自動短銃を取り出しニコンさんに発射、その後犯人達は、彼の所持品には目もくれず逃走した模様。

原因は、ニコン警察官には、本妻のアリヤーさんの他に2号のイェさんが居るため、女性問題と見られている。最近、ニコン警察官が本妻の土地登記簿を抵当に入れ、手にした5万5千バーツを、2号のイェさんがラマン市場内に開く食堂の開店資金にしたため、本妻及びその親族から反感を買っていたことから、それが原因で殺された可能性もある。

ヤラー県のキティ知事は、『ニコン警察官が銃殺された事件は、ゲリラ組織とは一切関係なく、原因は極プライベートな事柄で、被害者が、本妻の土地登記簿を元に造ったお金を、妾の食堂の開店資金に当てた為、本妻側が不満を抱たことが発端かもしれない。私としては、この事件は住民を驚嘆させ、また被害者が警察官でもあった為、警察側に、事件の早期解決を指示した。』と語った。

                   




40歳の女性、至近距離から6発の銃弾を浴び死亡。

17日午後2時50分、スラタニ県ターチャナ警察署に、“同郡内、プラソン町の路上で、拳銃で撃たれて死んでいる人がいる。”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけるとそこにはカワサキ製の黒いバイクが横倒しになっており、そのそばに、町内に住む、スニーさん(40歳)の遺体を発見した。遺体は、頭部に1発、喉に1発、胸部に4発の銃弾を至近距離から受けており、流血が多く膿の臭いが充満していた。

調べによると、同日朝、スニーさんは裁判所が発行した、証拠物件返却書を持参し、ターチャナ警察署を訪れ、今年2月に拳銃で撃たれて死亡した元内縁の夫、ドゥアンデーンさんのピックアップ・トラックを引取に来たばかりであった。その後スニーさんはそのピクアップ・トラックを修理のため修理工場に運び込み、後バイクで、知り合って一月になる新しい夫のレックさんの家へ向かったことが判った。途中、事件現場にて少なくとも2人以上と思われる犯人に遭遇し、6発の銃弾を受け殺された模様。

警察では、スニーさんがバイクを停めて犯人達と話していることから、犯人は顔見知りであった可能性が強いと見ている。

警察によれば被害者のスニーさんは、元内縁の夫殺人事件の容疑者でもある。ドゥアンデーンさんは殺される前に他の女性を妾の様に面倒を見ていたため、それに対しスニーさんは激しく怒りを覚えていた。ドゥアンデーンさんが殺されて以降その遺産相続に関し、スニーさんと親族との間でいざこざがあった。裁判で争った結果、スニーさんに相続権が与えられた。警察では双方の親族から事情聴取をし事件解決の糸口を見つけたい方針。




ランパ-ン県で筏遊び中に水死した日本人男性の遺体、見つかる。

ランパーン県ムアン郡にあるキウロム・ダムにて、去る13日、タイ人の恋人及びその親族達と筏遊びをしていた日本人の男性観光客が、水に溺れ、水流に流されていた事件で、同郡内にあるバーンサデット警察署に、“水死した人の死体が岸辺に浮いてきた。”との通報があった。

現場に駆けつけ、そこで、タカハシ アキミツさん(31歳)の水死体を発見した。遺体は、緑色の線の入った半ズボンをはき、上半身は裸で、死後約3日と判断された。

警察官は恋人である、ニサチョンさんとチェンマイ駐在日本国領事のイシタ ハルヒコさんに連絡を取り、遺体の確認を要請。ニサチョンさんが、『遺体は私の恋人のモノに間違いありません。』と言ったため、警察では、遺体マハラート・チェンマイ病院に搬送し、改めて死因の解明に当たる




タイで安いエイズ治療薬販売 米系企業が5分の1で

 エイズウイルス(HIV)に年間3万人が感染し、3万人が亡くなっているタイで、高価で貧しい人々の手に届かなかったエイズ治療薬が、従来の国際価格よりはるかに安く販売されることになった。高い治療費が大きな障害だった途上国のエイズ治療の進展に期待がかけられている。

 米国系製薬会社「メルクシャープ&ドーム」が販売する抗HIVウイルス剤2種類で、価格はこれまでの約5分の1近い2200バーツ(約5800円)。当面はタイ保健省に限っての販売で、同省は公立病院などに収容されたエイズ患者を中心に使用する。


 これまで高価なエイズ治療薬は、患者や医療機関にとって大きな負担で、タイやカンボジアなどHIV感染者の多い発展途上国では、安価なエイズ治療薬が求められてきた。今回の価格引き下げは、治療薬の値崩れを嫌っていた他の欧米系の製薬会社にも影響を与えそうだ。(20:50)





トラの群れが妊娠女性と牛10頭を襲う

シェムリァップ州スヴァーイルー郡コントゥート・コミューンで、10頭の牛と妊娠女性が次々にトラに襲われた。このような稀に見る事件に、地元住民は自分たちと家畜の安全に不安を抱いている。地元住民によると、この数ヶ月間に村の各地でトラの群れが出没し、放牧していた牛や水牛を襲う事件が相次いでいる。また、妊娠女性がトラに襲われた。被害者の夫によると、2人は畑へ向かって歩いていた。すると突然トラが出てきて、妻に噛み付き森の中に引きずり込んでいってしまった。夫は妻を捜しに必死で森の中を駆け回ったが、現場には妻の頭蓋骨だけが残っていたと言う。夫は自分の目の前で妻が引き裂かれたことから、強いショックを受けている。この夫婦は新婚で、妻は初めての子供を身ごもっていた。スヴァーイルー郡の住民によると、このところ、放牧していた牛や水牛などがトラの群れに襲われる被害が相次いでいた。これまでの被害は10頭以上になるという。4月30日夕方にも、1頭の牛がトラに襲われ森に連れ去られてしまった。後に牛の持ち主は、骨だけになった牛を発見した。この他にも地元住民らは田畑へ向かう途中で様々な種類のトラに出くわしている。それらの情報によると、中には馬ほどの大きさのトラもいたという。 72歳の老人は、「最近になって、この地域ではトラやその他の野生動物が頻繁に目撃されている。だが我々は銃を持っていないため、これらの動物からの危害を回避することは出来ない」と語った。現在この地域の住民は、家畜を森近くで放牧するのを控えている。通常であれば、乾季の期間中は農作業がないため、牛や水牛は放されているのである。また多くの妊娠女性が、自分たちの身に降りかかるかもしれぬ被害に不安を抱いている。なぜなら、妊娠女性はトラにとって最も美味しい食糧と見なされると、昔の人々が言い伝えているからである。




陸自宿舎内で大麻栽培容疑、陸士長を逮捕

 陸上自衛隊警務隊は11日、大麻を隊内の宿舎で栽培していたとして、東京都練馬区にある陸自第一後方支援連隊所属の陸士長直井一洋容疑者(23)を大麻取締法違反(栽培)の疑いで逮捕、送検したと発表した。

 調べによると、直井容疑者は、1月中旬から4月下旬にかけて、宿舎の階段付近で、大麻草1鉢を栽培していた疑い。別の隊員の通報で発覚した。直井容疑者は「植物の本を見て、自分でも大麻草を育ててみたくなった」などと話しているという。






モーラムのバックダンサーを見て欲情した男、6歳の少女を強姦。

8日午後4時30分、ルーイ県ノンヒン警察署は、同郡内に住むト(35歳)を、“6歳の少女を強姦した容疑”で逮捕した。

理由は、去る7日、ナットさん(28歳)が同警察署に、“娘のデーン(仮名:6歳)が、トに騙され強姦された。”と届け出たことによる。ナットさんの話しによれば、『事件が起こる前、私は娘のデーンを連れてノンヒン村で催されたモーラムを見に行きました。娘が“お菓子を買ってくる。”と言ったまま一人で私の元を離れ、その後2時間経っても戻ってきませんでした。それで娘を捜していると、丁度 トがバイクの後ろに娘を乗せてやって来、娘を降ろすやいなや、逃げるように去っていきました。娘が驚いた様子でず~っと泣いていたので、“何があったのか?”と尋ねると、どうも、トに“お菓子を買ってあげる。”と騙され、バイクの後席に載せられて村から500メートルほど離れたところへ連れて行かれ、そこで強姦された様でした。』との事。

ワンサパン病院で調べたところ、デーンちゃんの性器には切傷が付いており、そこから血が流れていた。

トは逮捕後、『モーラムを見ていると、その後ろで踊っている、薄着のダンサー達が気になり、欲情してしまった。丁度デーンちゃんが見えたので、騙して連れ去り、1回強姦しました。』と供述した。警察ではトの身柄を拘束し、事件処理を行う予定。




プーケットでバー・ビアを経営していたドイツ人男性が経営難を苦に自殺?

7日午前11時半、プーケット県カトゥ警察署に、“パトンビーチにあるゲストハウス、ナーナイ・ハッピーハウスにてドイツ人の恋人が、死亡している。”との通報が、タイ人のナパワンさん(24歳)から、もたらされた。

通報を受けた直後、パウィン警察大佐率いる署員と民間レスキュー隊員が現場に駆けつけた。現場は2戸が一組になったコテージタイプの豪華ゲストハウスで、寝室内のベッドの上で、涎を口一杯に溜め、裸で仰向けになっている中年外国人の遺体を発見。遺体はドイツ人のカーネルさん(49歳)と判明。

室内に争った形跡は見られず、酒の臭いだけが部屋中に漂っていた。ベッドの枕元に睡眠薬の薬瓶と空っぽになったウィスキーの瓶が残されていた。警察ではそれらを証拠物件として押収。

恋人のナパワンさんの話しに依れば、『事件が起きる前、私は所要で家を出ました。彼は昨夜から酒を飲み、その上睡眠薬を10錠ほども飲んでぐっすり寝ていたので、私は、彼を起こすこともせず、そのまま家を出ました。彼は、最近、1千万バーツも投資して始めたバー・ビアの経営が思わしくなく、赤字が積もり積もって大きな借金を抱えており、思い悩んでいました。それが自殺の原因かも知れません。私が外出から戻り、食事を食べさせようと彼を起こしに行くと、彼は既に冷たくなっていました。それで慌てて警察に知らせた次第です。』との事。

警察では、ナパワンさんの供述に不審な点があるためカーネルさんの遺体をパトン病院に運び、再度、詳しい死因の究明をしている。
 




麻薬漬けの母親、麻薬購入代金欲しさに、11歳の娘に売春を強要


 4月30日午後6時半、“麻薬に溺れた母親が娘に売春を強要していた。”と言う事件が明らかになった。

子供と女性の為のパウィナ・ホンサクン財団理事長のパウィナ女史の元に、留置所で刑に服している囚人の一人から、“自分の前妻が自分との間に生まれた11歳の娘に、《7月22日ロータリー》付近で売春を強制している。”との手紙が寄せられた。

手紙に依ると、“母親のヤーオ(仮名:46歳)は毎日9-17時まで娘のダム(仮名;11歳)に化粧を施し口紅を塗り、道路脇に座らせて客待ちさせ、また付近の売春婦に客を斡旋してもらい、客一人に付き100バーツの謝礼を払うなどしていた。客が付くとヤーオは娘を連れて近くのホテルに入り、娘の“仕事”が終わるまでトイレで待ち、売春代金として1000バーツを受け取っていた。この少女売春は遊び人の間で評判になり、ダムちゃんは売れっ子となり、1日当たり3人以上の客を取っていた。

パウィナ女史はこの件を知るやいなや警察の犯罪制圧班に連絡を取り、警察官が客を装い、おとり捜査を行い、ヤーオが客に扮した警察官と共にホテルに入った後で、警察官が身分を明らかにし、現行犯逮捕した。

取り調べに対しヤーオは、『ダムは麻薬犯罪で今留置所にいる元夫との間に出来た娘です。私の新しい夫は僅か21歳。私自身はヤーバー中毒、新しい夫はヘロイン中毒。私は毎日10錠のヤーバーを摂し、夫は夫で毎日3本注射している。その費用だけで1日当たり2000バーツにもなります。このお金をどうして調達すればいいかと悩んでいたとき、娘を見ると、結構大柄で美人であることに気が付き、娘に売春を強制する事にしました。当初は娘も嫌がっていましたが、回数を重ねるに従い、売春で得たお金が母親を助けていることに気が付き、また本人も綺麗な服を買うお金を得られることで、娘も売春に応じるようになりました。近所の人はこの事に気づいていたようだが、まさか留置所にいる元夫にまで知られるとは思ってもいなかった。』と語った。

警察はヤーオの身柄を“15歳未満の子供に売春を強制した罪”で送検、ダムちゃんに関しては、父親が留置所から出所してくるまでの間、子供財団で面倒を見ることにした。ダムちゃんは母親が逮捕されてからも、ずっと母親に抱きついたままで離れようとせず、母親が刑務所に入れられ、自分から離されると知ったときは、大声で泣きだし、近くに居た人達を大いに驚かせた。




愛人と住んではいけません 中国が婚姻法改正

北京――中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は28日、結婚した相手がいる者が、他の異性と同居することを禁じる婚姻法改正案を可決した。法律は愛人との性行為を禁ずる姦通(かんつう)罪ではなく、禁止するのは配偶者を放っておき愛人と一緒に住む行為だという。

可決を報じる新華社電は「富裕層が重婚や愛人を囲う行為は社会のモラルを犯している」と書いている。改正により、配偶者が愛人に走ってしまった者には、離婚する権利や損害賠償が認められる。

中国には金持ちが愛人を持つことを大目にみる文化があり、改正案が1月に提出されてから熱い議論が続いていた。




酔っぱらって、拳銃をいじっていた村長、拳銃が暴発し死亡。

 22日午前0時45分、ナコンシータマラート県フアサイ警察署に、フアサイ病院から“拳銃で撃たれ、病院に於いて死亡した人がいる。”との通報があった。

捜査の結果、死亡したのは、フアサイ郡バーンルアムに住み、エビの養殖をしており、暮らしぶりのいい村長、ウィチットさん(44歳)で、32ミリ口径の銃弾で、左胸に一発の銃弾を受けていた

事件の起こる前、ウィチットさんは、エビで大儲けをしたため、村内の友人や出資者達を招いて、宴会を開いていた。最高に酔っぱらってしまったウィチットさんは拳銃を取り出し、いじっている内に、拳銃が暴発、銃弾を自分の胸に撃ち込んでしまったらしいが、警察では、更に真相を確かめる方針。




70歳のストーカー無職男を逮捕


 好意を寄せていた喫茶店の女性経営者(48)につきまとったとして、和歌山県警ストーカー対策室と串本署は23日、同県串本町潮岬、無職、中村米一容疑者(70)をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。県警は「ストーカー規制法違反容疑での逮捕者としては最高齢ではないか」と話している。

 調べでは、中村容疑者は3月19日~4月4日、同町内にある喫茶店から女性経営者が出てくるのを待ち伏せたり、女性経営者が運転する車をバイクで尾行するなど、7回にわたりつきまとった疑い。「交際したかった」などと供述しているという。

 中村容疑者は結婚歴はなく一人暮らし。昨年3月ごろから店に客として通い始め、昨年末ごろからつきまとい行為が始まった。女性経営者が今年1月に同署に相談。同署の注意でいったんは収まったが、3月に入って再びつきまといが始まったため、女性経営者が今月15日に被害届を出した




放浪していたが象が車にはねられ、足を骨折。

 18日午後11時半、サムットプラカーン警察署に、“シーナカリン路の12km地点、ファイファー交差点付近で、ピックアップが象にぶつかる事故が起こった。”との通報があった。

警官は直ぐに、動物園専属の獣医、アロンコン医師に連絡を取ると共に事故現場に急行した。

現場では、ピックアップ・トラック1台が、路肩に落ちており、前部が大破。そこから少し離れたところで、5歳のオス象“プロイ”が痛さに耐え、涙を流し泣きながら横になっているのが見えた。アロンコン医師が調べてみると、左の後ろ足が骨折、接骨していた右の後ろ足の骨がずれていた。応急手当として、痛み止めと化膿止めを注射した後、“プロイ”を現場から約3km程離れた、ソイ・タヴィーシンに移動させた。

アロンコン医師に依れば、“プロイ”の様態は重くは無いが、もう1日状況を見た上で、本格的な治療に取りかかる、と言うことであった。同氏は更に、“象使いの人達には、暗闇では、事故が起こりやすいので、象を歩かせるのは、止めて欲しい。”と警告した。

放浪象の問題は、昨日今日はじまった問題ではない。象たちが、街に出てきて放浪しながらその日暮らしをする必要の無いよう、きちんと解決せねばならない問題である。




女性5人が“性豪"自慢の中年男を縛り上げ、“強姦"!

 『俺は、一晩中でも性行為を続ける事が出来る。』と普段から“性豪”を自慢していた中年男性が、女性5人に“強姦”される、と言う事件が起こった。

17日午後3時半、シーサケット県クーカン警察署のユン警察官が明らかにしたところに依ると、同警官は、郡内に住む、モーンさん(仮名、男性:47歳)、それに同じ村に住む、ニット(仮名、女性:40歳)、ダーオ(仮名、女性:32歳)、エン(仮名、女性:37歳)、ペーオ(仮名、女性:40歳)、ノーイ(仮名、女性:20歳)の5人を、損害賠償に関する話し合いをさせる為、署に出頭させた。

去る16日午前、モーンさんが、『女性5人に“強姦”され、性器が腫れあがり、二度と使いモノにならなくなってしまった。』と警察に被害届けを出しに来た。

モーンさんは、状況を更に詳しく、次のように語った。『14日の夜、女性5人に誘われ、ニッドの家に、ソンクラン祝いにと、酒を飲みに行った。食べたり飲んだりしている最中、女達5人は、俺に気を配り、俺は気分良く、ちょっと飲み過ぎてしまった。そうしている内に、女共5人は協力して、俺の手足を縛り上げ、俺は身動きが取れなくなってしまった。俺は家の真ん中に引っ張って行かれ、素っ裸にされてしまったんだ。女5人は、一斉に、俺の大事なイチモツを奮い立たせ、全員が俺を“強姦”した。俺が、寝ているフリをすると、女共はまた、共同で俺のイチモツを奮い立たせ、“強姦”するのであった。俺の大事なイチモツはとうとう腫れあがってしまい、使用不可能になってしまった。』女性達5人は全員が“強姦”を済ますと、モーンさんを解放し、モーンさんは、フラフラした足取りで家に帰った。

“男のシンボル”を圧迫されたことに憤慨したモーンさんは、この件を警察に訴え、関与した女性5人を出頭させての話し合いとなった。

取り調べで、女性5人は全員が、普段から“俺は一晩中、何回セックスしてもへっちゃら”と自慢していたモーンさんを、試しに“強姦”したことを認めた。女性達は一様に、『彼は、実際には、言うほどの事はなかったわ。』話し、モーンさんは全員の期待を裏切ったらしい。警官が、モーンさんに、『それで、どうして欲しい?』と訪ねると、彼は、『大事なイチモツの治療費を貰えればいい・・・。』と応えたため、女性達は、喜んで一人当たり500バーツを支払い、双方が納得し、一件落着となった。




水掛け祭りの死者600人、飲酒運転で交通事故多発

厚生省のまとめによると、ソンクラーン(水掛け祭り、タイ正月)期間中の12~16日に事故で死亡した人は641人、けがをした人は5万310人に上った。このうち交通事故による死者が447人、けが人が2万6,018人で、残りはけんか、酒の飲み過ぎなどが原因。厚生省の数字は国内800カ所の国立病院がまとめたもので、私立病院が扱ったものを含めると、死者、けが人の数はさらに膨らむとみられている。期間中の事故による死者、けが人の数は1時間当たりそれぞれ4.9人、285.8人で、通常の3倍以上。 交通事故の原因のほとんどは飲酒運転で、ヘルメットを着用せずオートバイを運転し事故に遭うケースも頻発している。 水掛けが行われる13~15日の交通事故死者数は、ブリラム県28人、コンケン県19人、ウボンラチャタニ県18人、カラシン県15人、ナコンナヨク県14人と東北部に集中した。 厚生省事故監視センターのソムチャイ氏は、ソンクラーン期間中の死者を少しでも減らすため、「休みの期間を1日に短縮する」「運転免許の取得年齢を20歳以上に引き上げる」などを提言している。 タイの交通事故死者数は自動車台数の急増にともない増え続けている。昨年の交通事故数は7万3,737件で、警察の飲酒運転防止キャンペーンにも関わらず、1999年の6万7,786件から9%増加。死者数は1万1,988人、けが人は92万人以上に達した。




酒のにおいに誘われて、ゾウの群れが村を襲撃

インドのオリッサ州でこのほど、自家製の酒のにおいに引き寄せられた約60頭のゾウの群れが村で暴れまわり、家屋を倒壊するという事件が起きた。事件後、おびえる村人たちは高木のこずえで寝泊りしているという。

村の行政府のアショック・ミーナ氏によると、米を発酵して作られた酒のにおいに誘われ、ゾウの大群は220キロ離れた州都ブバネシュワルから迷い込んできたという。ゾウたちは酒のにおいを嗅ごうとやみくもに村を駆け回り、泥で作られていた家屋を倒壊した。「ゾウにおびえて、20人近くの人が家族と一緒に木のこずえで暮らしている」とミーナ氏。

同地域では過去18カ月で、ゾウの大群の攻撃によって、少なくとも5、6人が死亡、200世帯が被害に会うか、倒壊しているという。




多数の警察官がエイズに感染している・・・。

 4月11日午前11時半、タイ国家警察教育・指導担当のウドム警察中将は視察先のランパン県にて記者会見を開き、次のように語った。

『警察では、今年の6月に全国一斉に、警察学校への入学志願者を募集する。現在警察内でのエイズ問題が大きくなっているため、今回からの選抜方法は、志願者の健康状態を細かく審査する目的で、新しい方式が採られる。私が把握している範囲では、警察官の中でエイズに感染している者は男性が567人、女性が5人。しかしながら実状はもっと多数の警察官がエイズ感染しているものと思われる。これらの警察官は任務遂行に万全とは言えず、教育・指導担当者として、国家警察本部に、警察官のHIV感染や麻薬汚染に関し、細かい調査をするよう提案した。エイズ検査が実施されていなかった1993年から1996年の4年間に警察学校に入学した学生に献血させたところ、内140人からエイズウィルスが見つかった。彼らの後輩は約2万人にも上り、その中に何人のエイズ感染者が居るか見当も付かない。と言うことで、今回からの選抜においては、志願者に対し、エイズ検査と麻薬感染検査を実施するよう本部に提案した次第である。それと、第5管区の警察学校の学生のエイズ感染者数が多に比べ多い、と言うことが判っている。我々は国民の期待に添えるよう、新世代の警察官を育て、古い者と入れ替える為にも、これを実施せねばならない。』






寺院に電話をし、僧侶を恐喝、金を脅し取っていた男を逮捕。

 4月9日午後4時、犯罪制圧局、副局長ソーポン警察大佐は、記者会見を開き、『サムットプラカン署より、恐喝の疑いで指名手配されていた、バンコク市内在住の、タナカーン(32歳)を、タイ軍人銀行サムットプラカン支店にて、逮捕した。』と発表した。犯人のタナカーンは同支店に、恐喝相手が振り込んだお金を引き下ろしに来たところを逮捕されたもの。

この事件は、犯罪制圧局局長、アサウィン警察少将の元に、いくつもの寺院の住職から、“僧侶の逸脱行為を写した証拠写真を持っている、公にされたくなかったら指定の銀行口座に金を振り込め。”との脅迫電話があった、との届け出が出されていたため、警察が内偵を進めていた。

取り調べに対し、犯人のタナカーンは、『7年前に女友達が、“僧侶に性関係を強要された。”と相談に来たため、私が寺に電話をし、この件を内密にして欲しければ、口座に3万バーツを振り込め、と交渉したところ、実際にお金が振り込まれてきたので、こんなに簡単に金儲けが出来るのなら・・・と、いろんな寺に脅迫電話を掛けた。この2年間で100軒以上の寺を脅し、10ほどの寺から金を脅し取ることができた。一番大金を得られたのは、クロンサンのある寺を、“お宅の僧侶が女性と性交渉していた。”と脅した時で、13万バーツを要求したが、その寺院は、3回に分けて、要求金額を振り込んできた。他にも、サムットプラカン 2カ所、ノンタブリ 1カ所、バンコク 3カ所の寺から振り込みがあった。脅し取ったお金はヤーバーやヘロインの購入、歓楽街での遊興に使った。』と供述。

警察では、タナカーンの供述を元に、その裏付け捜査を行い、被害者側の僧侶にも、タナカーンが言ったような、僧侶としての逸脱行為がなかったかどうかを調査し、もし、そのような事実が有った場合には、僧侶側をも、逮捕する方針。






18才未満の夜遊びは午後10時まで!

タイ警察・歓楽施設の取り締まり強化

若者層への覚醒剤・麻薬蔓延が社会問題に タイ各県で若者多数が補導

 覚醒剤・麻薬犯罪の撲滅はタクシン政権の重要政策のひとつであるが、なかでも特に問題とされているのが、若者層への覚醒剤蔓延だ。このなか先月二十九日、首都圏警察は、十八才未満の男女が午後十時から午前四時まで間、パブやディスコなどの歓楽施設に出入りすることを禁止すると発表した。

 これは革命団布告第二九四号に基づくもの。同布告は保護者の子供に対する指導義務に関するもので、子供の違法行為・不道徳行為を放任した場合には五百バーツ以下の罰金、またその結果、子供の身体・精神・倫理観に悪影響を及ぼした場合には、千バーツ以下の罰金、もしくは一ケ月以下の禁固、またはその両方が科せられる――ことなどが規定されている。なお、十八未満の男女の「夜遊び」規制は、同布告に準拠した内務省令によるものだ。

 革命団布告とはクーデターにより政権を掌握した軍部が、無憲法期間に発布した規定で、法律と同等の効力がある。今回の革命団布告第二九四号は、七二年のタノム内閣時に発布されたもの。

 タクシン首相は、「革命団布告の同規定は現在でも効力があるが、これまでは取り締まる側の人員不足で〃ザル法〃となっていた」として、今後は、店のオーナー、及び客の両方を徹底的に取り締まっていく方針だ。

 この発表を受け、バンコクの若者に人気のナイトスポット、RCA(ロイヤル・シティ・アヴェニュー)では、三十日午後十時、警察庁、教育省、学生、歓楽施設のオーナーが合同で、「十八才未満立ち入り禁止」「ストップ覚醒剤」などのプラカードを掲げたパレードを実施。タイでは今月三十日まで学校が休みとなるため、RCAでは今月いっぱい、定期的に同様のイベントが行われる予定だ。

 今回の首都圏警察の方針だが、教育関係者と保護者の多くが歓迎、さらに他県の警察もこの動きに呼応している。

 バンコクに近接するサムットサコン県では三十日、警官百七十五人を動員して、パブなどを立ち入り捜査。約三百人の若者で賑わっていた『フィード・バック・パブ』(エカチャイ通り)では十八才未満の若者二十九人を補導したほか、オーナーを逮捕した。

 また同日、ナコンパトム県の『ダックパブ』でも十五人の若者が補導され、マネージャーが逮捕されている。

 翌四月一日には、チャチュンサオ県警が二百人の警官を投入して一斉取り締まり、百人以上の若者を補導し、うち三人からは覚醒剤検査で陽性反応がでている。また、パヤオ県でも二十五人が補導されが、このなかには十五―十六才の男女も多数混じっていたほか、泥酔者も複数いたという。

 しかし歓楽施設は、政府職員や警察がバックにいる場合も少なくなく、このことが、取り締まりの大きな障害ともなっていた。タクシン首相は、「今後は例外なく検挙する」と明言しているが、どこまで徹底できるのか――。まずは様子見というところだろう。




オランダで同性婚合法化、カップル4組が合同挙式

 [アムステルダム 1日 ロイター] オランダで、世界初となる同性同士の結婚を認める法律が施行され、これに合わせ女性カップル1組、男性カップル3組が合同結婚式を挙げた。
 式はアムステルダム市役所でとり行われ、多数の家族や友人らが参列。コーエン市長は、「あなた方は歴史を刻んでいる」と語り、4組を祝福した。
 オランダでは1998年から同性カップルの関係を法的に認めており、事実上の結婚生活が送れるようになっていた。
 アムステルダム市の婚姻受付係は、同国における同性カップルの結婚が年間1万組に達すると見込んでいる。これは年間の平均婚姻件数の10%に相当するという。




“外人女性が売春をしている。"との情報を基にカラオケ店を捜査。

 27日午後9時、アピラック警察大佐率いるプーケット警察署署員達が、プーケット裁判所発行の捜査令状を持ち、ムアン郡タラード・ヌア町にある、プンポン・ナイトプラザ・ショッピングセンター内にある、“ルーフ・カラオケ”を捜査した。

プーケット署は、事前の捜査で、この店で外人女性が売春をしているとの情報を得ていた。

同カラオケ店は4階建ての建物二棟からなり、1階部分は普通のカラオケ店として営業しているが、捜査員が階上に上がると、そこには、派手な服装をした女性20人以上がおり、身分証明書証の提示を求めると、その内6人が外国人であることが判った。

捜査員は、同店マネージャのコソン(48歳)を逮捕し、“売春扶助及び、労働許可証の無い外国人を雇用していた。”容疑で送検した。一方、外国人女性達は“不法入国”の容疑で送検された。




アンコールワットでカンボジア人デモ隊がタイ人観光客を追い払う。

 26日、AFPとロイター通信がカンボジアから伝えるところによると、アンコールワット付近に於いて、タイ人観光客28人が乗った観光バスが、400台以上のカンボジア人バイク・タクシーに取り囲まれた。

原因は、タイ人観光客達が、お菓子等をバスの窓から投げ、それをカンボジア人の子供の物乞い達が争うように拾うのを笑いながら見、写真に納めたことから、カンボジア人を軽蔑している行為と取られ、反感を駆った事による。

抗議のデモ隊は、治まらず、警官隊が警護しているにも拘わらず、それらタイ人観光客の宿泊していたホテルまで押し掛けた為、警官隊はデモ隊を解散させようと威嚇射撃をし、デモに加わっていた4人が負傷した。

警官隊は観光客がタイに戻るまで警護をし、今後はこのような行為を行わないよう、注意した。




約3万人の僧りょが薬物中毒 新聞報道にショック広がる

 仏教徒が国民の90%以上を占めるタイで、僧りょ約3万人が覚せい剤などの薬物漬けになっていることが分かった。27日付タイ紙が政府宗教局関係者の話として報道した。タイではミャンマーなどから薬物が大量流入し、大問題になっているが、地域社会で尊敬を集める僧りょにまで汚染が広がっていることに国民はショックを受けている。

 報道によると、宗教局関係者は「麻薬中毒患者の関係機関の集計で全国の僧りょ・見習い僧約30万人のうち10%が薬物中毒にかかっている」と説明。しかし、薬物追放の予算不足と、各寺院の高僧が汚染の実態をなかなか認めないため、対策が思うように取れず、問題が深刻化しているという。

 タイには男性が短期間、見習い僧となり、寺院で修行を積む習慣がある。また、各空港の待ち合い室に「僧りょ席」が設置されるなど特別待遇を受けている。

 だが、昨年来、買春疑惑など僧りょ・寺院にまつわるスキャンダルが相次いで浮上。「このままでは仏教や寺院の権威が低下する」との声が高まっていた矢先だった。




台北で公娼制度廃止 100年の歴史に幕

 台北市の公娼(こうしょう)制度が28日午前0時を期して廃止され、日本植民地時代から100年近い歴史をもつ“夜の街”に幕が下りた。27日深夜には娼館の前でお別れの儀式。最後の公娼は10軒、42人だった。
 台北では北部の北投温泉の公娼が79年に廃止され、西部の華西街などの公娼が残った。高齢化が進みさびれる一方だった。

 陳水扁総統は台北市長時代の97年に公娼の廃止を打ち出したが、「転業が難しい」「収入が確保できない」などの抗議が起き、公娼の自殺未遂騒ぎまであった。このため、後任の馬英九市長は99年3月に2年間の猶予期間を設けて廃止する妥協策を採った。

 市民の意識調査(聯合報)では、56%が「赤線地帯」に賛成で反対は36%。理由は(1)管理がしやすい(2)人間の基本的な欲求の反映(3)暴力団の介入を防げる――などだった。
火星開発、あなたが隊長 1000万円だまし取り有罪

 「火星に都市を建設しよう」と持ちかけて郵便局員(37)から約65万フラン(1000万円前後)をだまし取ったとして、フランス東部のナンシー控訴院は22日、会社経営者デュスコ・ステュパル被告(32)に強要などの罪で禁固1年半(うち1年は執行猶予付き)と60万フランの返済を命じる判決を言い渡した。
 地元紙などによると、同被告は幼友達の郵便局員に「火星を植民地化した巨大組織のメンバーになった」などと話し、カルト教団のような儀式をしながら信じ込ませた。局員は火星行きロケット部隊の隊長就任を命じられてすっかりその気になり、被告と一緒にパリ郊外のユーロディズニーに出かけ、スペースマウンテンを見ながらロケットの最終モデルの構想を練ったりしていたという。

 局員は「組織はクローン人間をつくっている」「被告に逆らうと体内にしかけた爆発物で殺される」とも信じていた。






日本女性シェムリァップ州のゲストハウスでクメール人男性に強姦されたと訴える

3月12日、シェムリァップ州市内のゲストハウスオーナーが、クメール人男性に強姦されそうになり3時間抵抗したと訴える日本人女性を連れて、同州警察入国管理局を訪れた。日本人男性が宿泊していたゲストハウスは、シェムリァップ郡スヴァーイドンコム・コミューン、ターポッ村の家番号491番「プレァカン」ゲストハウスである。警察によると、被害者の女性は3月7日午前10時に空路でマレーシアからプノンペンに入った。2日間プノンペンに滞在した後、女性はスピードボートでシェムリァップ州に向かった。シェムリァップ州で、被害者の女性はマレーシアからの飛行機で知り合ったクメール人男性と合流した。この男性の名前はヨッ・ソケマラといい、二人はアンコール遺跡見学をして、午後8時ごろに市内のレストランで食事をした。このとき、クメール人男性の友人と名乗る2人が合流したが、食事が終わった後皆それぞれの家へ戻った。だがヨッ・ソケマラという男性は被害者の女性をオートバイでプレァカンゲストハウスへ送った。二人は女性の部屋へ入り、クメール人男性はバスルームに入ってしばらくしてから腰巻だけの姿になって出てきた。そして女性に襲いかかり、3時間に渡って猥褻な行為をしようとした。女性は必死に抵抗し、助けを呼んだが外に声は聞こえなかった。結局女性は服を脱がされる事はなかったが、警察を訪れた時は恥ずかしさと、訴えた事で男性が仕返しに来るのではないかと不安とが混じった様子であった。女性はこの件について慰謝料などの請求はしないとしているが、警察にはカンボジアの法律に従って男性を逮捕して欲しいと訴えている。だがこの男性は、既にシェムリァップ州から離れてしまっていた。




ウスベキスタン人を逮捕

 ルンピニ署は2班に分けて、最初の班はスクンビット3にあるロイヤルガーデンホテル前で、外国人女性6人を逮捕した。もう一斑は、スクンビット3/1裏側にあるリージェントホテルで外国人女性18人を逮捕した。その後の調べて、24人は20-35歳のウスベキスタン人で売春目的で入国したとみられる。




玉本さんが「ハーレム生活」再現?

タイ北部の古都チェンマイを舞台に1970年代前半、10代の現地妻11人とともに生活していたとして、婦女暴行容疑などで摘発された和歌山県出身の玉本敏雄さん(68)とみられる男性が現在、カンボジア国内で10代の女性約60人の生活を援助していることが分かった。21日付(20日発行)のクメール語紙ラスメイ・カンプチアが伝えたもので、関係者は「この人物は玉本氏に間違いない」と話している。 同紙や関係者によると、玉本さんは現在、アンコールワット遺跡観光の玄関口として知られるカンボジア北西部シエムレアプの近郊の村に滞在。近くの10代の女性約60人に毎月100ドル(約1万2000円)前後の現金を手渡し、生活を援助している。

同紙や地元シエムレアプ州警察によると、玉本さんと見られる男性はアンコール遺跡群近くの村に滞在。どの女性とも簡単な結婚式を挙げているが、婚姻届は出していない。女性たちに毎月三十ドル(約三千六百円)から百ドル(約一万二千円)の生活費を手渡し、生活の面倒を見ている。地元警察は本紙の取材に対し、「婚姻届が出ていないので重婚罪が適用できない。少女たちや家族から苦情が寄せられているわけでもない」としている。




警官に賄賂を渡そうとしたヤーバーの密売人グループをまとめて逮捕。

 20日午後11時、都内カンナヤオ署のウドムサック警察中佐率いる制圧班は、オンアート(19歳)、ソムサック(39歳)、ブンチュアイ(31歳)、クリット(35歳)の4人を、スカーピバン5にあるタイ・オイルのガソリンスタンドにて、“警察官に賄賂を渡そうとした。”容疑で、逮捕した。

同時に、現金19万6千バーツ、、タイ軍人銀行のスリップ2枚、便箋1通、を証拠品として押収。

事件の発端は、同日、午後1時、同制圧班は、チャヤポン(30歳)とサーイピン(31歳)を“ヤーバー所持の容疑”で、証拠品のヤーバー368錠と共に、逮捕。チャヤポンの供述に基づき、プラシット(40歳)を引き続き、自宅で逮捕し、ヤーバー400錠を押収した。

取り調べの最中、容疑者3人は、警察官に対し、“賄賂として20万バーツし払うから、見逃して欲しい。”と懇願。警察官が、賄賂を受け取りに来たと見せかけ、約束の場所に現れた残りのグループをも逮捕したもの。




警察少将の制服を着用していた、おじさんを逮捕

 21日午前1時30分、都内タープラ署の警察官が管内の、バンコク・ヤイ、ペットカセム路ソイ5付近の、“カオナー・カフェ”近辺を警ら中、警察少将の階級章を付けた制服を着た男が、きょろきょろしながらそのカフェーに入っていくのを発見。

不審に思い、職務質問をしたところ、男は顔面蒼白になったので、男を警察署に連行し取り調べを行った。

男は名前を“ウィチエン”と言い年齢は55歳、チョンブリ県パナニコム郡出身であることが判った。取り調べに対し、ウィチエンは、『自分は警察官とは何の関わりも無い。警察幹部の格好をしていたのは、カフェーの若い女性歌手にもてたかったし、それに、飲食代もタダで済むから・・・。制服は買ってきた物。』と供述。

警察では、ウィチエンの警察官の制服を脱がせ、“無資格で警察官の制服を着用していた罪”で送検した。




犯罪制圧班、プラチンブリの置屋を急襲。

 19日、午後9時、ナラサク警察中佐とスラチャイ警察少佐率いる犯罪制圧班がプラチンブリ県ムアン郡ナームアン町の、表向きは食堂を装い、裏で売春行為を行っていた、家を捜査。
捜査班が家の中に入ったとき、売春婦多数が、応接間に座っていた。捜査員が手分けして、家の裏を調べてみると、そこは、30もの小部屋に区分けされており、全ての部屋を捜査、売春婦26人を逮捕した。中には、小部屋で客にサービス中の売春婦も居た。
その他に店のオーナーで、バンコクに住む、ブンルアン(40歳)を逮捕した。逮捕者全員を、プラチンブリ署に連行、売春婦全員を売春容疑で、またブンルアンを売春扶助容疑で送検するため、タワチャイ捜査課長に引き渡した。




上級公務員の子供が、ヤーバーを呑み、乱交。

 17日、午後3時半、男女学生がゲストハウスの部屋で、ヤーバーを呑み乱交に耽っている、という事件が明らかになった。

ソムデット警察中佐率いるウドンタニ警察署捜査班は、“若者がゲスト・ハウス内でヤーバーを呑み、乱交している。”との情報を基に市内、マークケン町にあるスリヤ・ゲウトハウスの002号室を捜査した。

警察官が部屋のドアをノックするとナット(仮名:15歳)がふらふらとした足取りで扉を開き、警察に気付くと驚いた様子でハット目を見開いた。客室内のベッドの上には若い女3人、メイ(仮名:15歳)、リサ(仮名:15歳)、ディー(仮名:14歳)、が抱き合って横たわっていた。室内には各人の衣服を入れた鞄、(各鞄のなかにはコンドームも入っていた。)を発見。

警察は全員の身柄を署に連行し、尿検査をしたところ、全員から陽性の反応が出た。

供述に依れば、子供達は全員がウドンタニ市内の有名校の学生で、上級公務員の子供であった。両親がかまってくれないため、彼らが徒党を組み、毎晩の様にディスコへ繰り出し、ヤーバーに耽り、お金が無くなると買春をして遊ぶ金を調達していたらしい。お金に余裕があると、ゲスト・ハウスまたはホテルに部屋を取り、おおっぴらに、ヤーバーとセックスに耽っていた模様。

子供達このような行動に我慢できなかった人からの通報により、今回の御用となった。




小学教諭、2児童をホテルに

 栃木県南の公立小学校に勤務する40代の男性教諭が昨年夏、同じ小学校に通う6年生の女子児童2人を、「陸上の練習をさせる」などと偽って都内のホテルに連れ出していたことが4日分かった。県教委は、教員の不祥事として、5日に開かれる教育委員会で、この男性教諭の処分を含めた対応を協議する見込みだ。




日本の商船タイ海賊に襲われる

 商船三井のタイ現地法人「泰国商船三井社」(バンコク)の自動車運搬船が1月30日夜、チョンブリ県レームチャバン港に入港するため沖で待機中に海賊に襲撃されたことが14日わかった。
 同社の説明によれば、運搬船は欧州向け輸出車3000台を載せていたが、うち5台の車からステレオなど付属部品類を強奪され、車体に損傷を受けたという。犯人たちは警報機が鳴ったためすぐ逃走し、乗組員にけが人はなかった。

 しかし、同港付近では近年こうした海賊事件が数件起きており、同社側はタイ港湾当局に海賊事件再発防止の安全対策を求めている。




”お忍び”の県知事 バンコクのホテルで殺害さる

犯行動機、特定できず

 バンコクのホテルで今月五日、ヤソートン県の知事が撃たれて死亡しているのが発見された。警察の発表によれば、プリーヤ・リーパタナパン知事(五九歳)は、至近距離から左耳を撃たれ、喉を刃物で切り裂かれた状態で、倒れていた。顔にはタオルがかけられており、ベッドの上にロレックスの腕時計が残されていたが、ほかの貴重品は紛失していたという。

 ホテルの従業員によれば、プリーヤ知事は、昨年十月に知事に就任する前から、ラマ九世通りにあるこのホテルをしばしば利用しており、また、チェックインした後に、女性が同知事を訪ねてくるのが常だったという。

 今回、知事は四日午後三時頃にチェックイン、同日午後六時にチェックアウトする予定だったが、フロントが部屋に電話をしても返事がなかった。フロントでは、「以前からの利用者でもあり、邪魔をしてはいけない」と考え、その後は電話をかけなかったという。しかし、翌五日になっても電話が通じないため、従業員が不審に思い、部屋に行ってみると、知事が死体でドアの近くに倒れていたと供述している。

 関係筋によれば、犯人の手口から、最初から知事の命を狙っていた者が、犯行後、警察の捜査を混乱させるために、単なる物取りの仕業に見せかけようと金品を奪った可能性もあるということだ。




「パンツ一丁の強盗団」を逮捕

 2000年5月ごろから、プノンペン近郊で強盗や強姦を重ねていた「パンツ一丁の強盗団」の一味8人が逮捕された。警察は2000年にも2人を射殺、14人を逮捕しているが、まだ首謀者を含む7人が逃亡している。この強盗団のいでたちは、パンツ1枚とクロマー(スカーフ)、軍用ベルトだけという奇抜なもので、ライフルや機関銃で武装しており、コンダール県、タケオ県、コンポン・スプー県、コッ・コン県で強盗殺人や強姦をくり返していた。




父親が『出生届』提出、母親はまだ10歳の少女 !!!

 3月8日午前11時、ペチャブン県ムアン郡の住民登録事務所に、同郡内に住むナットさん(27歳)が、生後一ヶ月の女児、シリラックちゃんの出生届けを提出に来た。

住民課課長のサシトーンさんが書類を受け取り、調べてみると、なんと驚いたことに、ペチャブン病院発行の出生証明証には、女児の母親 ワンウィサーさんはまだ10歳の少女と記されていた。住民課の職員は、ナットさんに何度も念を押し、記載事項に間違いが無いか尋ねたが、ナットさんは『その通り。』と答えるばかり。

職員達は信じられないため、県厚生課やペチャブン病院に連絡し、僅か10歳の少女が出産可能かどうかを尋ねてみた。尋ねられた方も驚いた様子であったが、ワンウィサーさんが出産したと言うペチャブン病院が、出産証明証通り、確かに彼女が出産した、と認めた為、住民登録事務所は取りあえず、出生届を受理することにした。

ナットさんの話しによれば、『私は、村でバイク修理の仕事をしている。妻とは去年の2月から一緒に住んでおり、両親とも同居しているので大家族。私の妻が僅か10歳の子供と見る人もいるが、彼女は責任感も強く、教育は受けていないけど、仕事熱心でよく家事をこなしてくれている。私達は純愛で結ばれいます。』とのこと。

ペチャブン県女性地位向上委員会会長のプラノーンさんは、『この知らせを聞いて非常に驚いています。こんな子供が妊娠・出産するなんて考えても見なかった。それと、生まれてきた子供の健康状態が正常なのかどうか、母親としての責任能力がどの程度あるのかどうかも気になりますね。』と語った。




入れ墨のある方お断り フィリピン、日本人の入国拒否

 マニラ国際空港の出入国管理局は6日、成田発マニラ着の航空機で到着した日本人男性11人を、暴力団員とみて入国を拒否し、強制退去させた。11人は25歳から50歳で、全身に入れ墨をしていたほか、小指がない人もいたという。
 同管理局によると、男性たちは入国手続きをする列に並んでいた際、風ぼうから職員が「不審な外国人ではないか」と感じたため、別室で調べを受けた。入国理由を「非常に大切な会議に出席するため」と話し、「我々は『シャチョウ』で、ボスのことは『オヤブン』と呼ぶ」などと説明。職員が「それでは、だれがオヤブンか」と質問したが、答えなかったという。

 同局では「日本の暴力団員が、マニラで会議を開く予定だったのではないか」とみている。





美人歌手に溺れ、遊ぶ金欲しさに、鶏泥棒。

 12日午前2時半頃、ノンカイ県ポーンピサイ郡ワットルアン町内を警ら中の警察官が、村長であるヨンさんの家の前を通りかかったところ、家の隣にある鶏舎のなかで、不審な影が動くのを発見。中に入って調べてみると、2人の若者が丁度、闘鶏を抱きかかえているところであった。

警察官がライトをつけると若者は驚いた様子で、鶏を捨て走って逃げたが、結局、二人とも捕まってしまった。

捕まったのは、町内に住む、コー(仮名)(16歳)とペ(仮名)(17歳)。ペの供述によれば、『郡内の、とあるレストランで歌手をしているジョイとネンに惚れてしまい、毎晩、店に通っては酒を飲みながら彼女達の歌声を聞くのが習慣になってしまった。毎晩の飲食や、彼女達にいい格好をするための費用に結構なお金が掛かったため手持ちのお金も底を突いてしまった。そこで相談して、深夜に村内の鶏を盗み、それを早朝、市場に持っていき、転売して小遣いを稼ぐことにした。一晩平均6~8羽の鶏を盗み、数百バーツの収入になったので、それを元にまた遊びに行ってた。今夜も普段通り店に行き、やっと歌手から、“昼間のデート”を誘われ、これでやっといままで時間を掛けて通い詰めた甲斐があった、と大喜びし、デートの約束もしたところであった。店からの帰り、ヨンさんが1羽何万バーツもする強い闘鶏を飼っていることを思いつき、それを盗む事にした。ところが運悪く警官に捕まってしまった。』との事。

“鶏泥棒の若者2人が捕まった。”とのニュースが村中に伝わると、他の被害者からも、“3~5羽の鶏が盗まれた。”との被害届が十数件出された。中には鶏舎ごと盗まれた被害者もいた。




退役将軍、モーテルにて、心臓マヒで死亡。

 10日午後3時半、パトゥムタニ県ラードルンケオ警察署に、“タリンチャン-スパンブリ路にある、モーテル、ホワイト・インで人が死んでいる。”との通報があった。

警官が医者、民間レスキュー隊と共に、現場に駆けつけると、145号室の室内にて、ベッドの上で、素っ裸で、うつ伏せのまま死亡している高齢の男性を発見。性器の周辺に、精液が付着していた以外には、外傷等は見られなかった。

ベッド・サイドにあるテーブルの上に4錠セットのバイアグラの包みがあり、2錠半が残っていた。検死によれば、死後1時間半未満との事であった。現場にあった財布の中にあった、恩給給付証には、“ 国防省、最高司令部、空軍少将 チャラン・チャランナパー 65歳”と記されていた。

事件のあった部屋の前で泣いていた、セーン(仮名)さん(43歳)の供述によれば、『私は、ず~っと何年にも渡り、死んだチャランさんの所有する20ライ余りの果樹園の世話をしていたのですが、今年の1月半ばから、密かに彼と性交渉を持つようになりました。10日朝、彼がピックアップを運転して果樹園内にある家に私を迎えに来て、このモーテルに誘われたんです。セックスを終え暫くして、彼は急に体を固くして胸をせり上げたかと思うと、うつ伏せになり、そのまま動かなくなってしまいました。様子がおかしかったので、私は慌てて身繕いをし、モーテルの従業員に電話で知らせ、助けに来て貰ったのですが手遅れでした。』とのこと。

警察では、チャランさんの死因は、バイアグラを必要以上に摂取したため、心臓マヒを起こしたものと見ているが、いずれにしても、チャランさんの遺体を警察病院にて解剖し、詳しい死因を調べることにしている。




麻薬中毒のイコー族の若者、裸で刃物を手に、一騒動。

 29日午前2時、都内スチサン警察署に、“ヤーバーの中毒症状の若い男が、刃物を片手に、チョクチャイ・ルアムミット付近の歩道橋の上に立っている。”との通報があった。警官が現場に急行すると、チェンライ県メーチャン出身の男、ノー(32歳)が訳の分からない言葉を叫びながら、黒いパンツ一枚の姿で、右手に長さ3フィートほどの刃物を、左手には先の尖った木片を持ち、突っ立っていた。警察官は、ノーを追っ払い、歩道橋の下に下ろして捕まえようとしたが、ノーは更に苛立ち歩道橋の手すりの上に飛び上がり、下に飛び降りる素振りを見せたり、手に持った刃物を喉元にあて、刺すような格好をしたり、周囲をひやひやさせた。1時間に及ぶ警察官の説得により、ノーは刃物をおろし、警察官に身柄を取り押さえられた。取り調べの結果、ノーは建設労働者であり、ラマ9世道路付近の現場に寝泊まりしており、騒ぎを引き起こす前に、ヤーバーを飲み、意識が朦朧として、誰かが自分を殺しに来るような幻覚に襲われたらしい。警察では、ノーを、“不法入国”の疑いで処罰の方針。




電線を盗もうとした男、感電死で、首が転げ落ちる。

25日午前0時20分、プラチュアップキリカン県ホアヒン署に“感電して死んだ人がいる。”との通報があった。

警察官が現場に駆けつけると、そこには農業を生業とする、スパサックさん(23歳)の遺体が、電柱の下で、茶色のTシャツにジーパン姿で横たわっており、頭部は、胴体から切り離され、5~6メートル先に転がっていた。胴体は焼け焦げ、付近にはペンチと鍵が落ちており、電柱には長い梯子が立てかけてあった為、警察はそれらを証拠品として保管した。

親族の話しによれば、『スパサックは、事故が起こる前、酔っぱらった状態で、工具を持って家を出、姿が見えなくなった。そこで、全員で彼を捜し、見つかった時には、既に死んでいた。頭部が切れ落ち、胴体からは煙が出ていた。それで慌てて警察に知られた次第さ。』とのこと。

警察では、スパサックさんは電線を盗み取って転売しようと、家の近くの電柱に登ったが、電気に関する知識が無かったことに加え、酔っぱらっていたため感電し、首が電線に引っかかり、頭部が切り離され死亡したものと見ている。




プレー県の村で、象の肉を食べることが流行

 29日、プレー県の村で、象の肉を食べることが流行っていると言うことが明らかになった。

プレー県スーンメン郡ウィエントーン町に住む、インソンさん(47歳)は、象の肉を解体する事に長けており、仲間3人と共に、ランパン県で寿命の為、101歳で死亡した象の遺体を8000バーツで買い取り、肉を解体して、1キログラム当たり、60バーツで住民に販売した。プレー県では、象の肉を食べると言う風習が広くあり、インソンさんの販売した象肉は売れ行きが好調。

インソンさん曰く、『象が死ねば、象の飼い主から連絡をしてもらえる事になっている。死んだ象を買い取りに行き、解体して肉を食用に販売すると、象1頭につき、4~5000バーツの儲けになるので、これが職業になってしまった。』




ちんぴら学生、バス車内で拳銃を発砲、1人死亡、1人重体。

 ちんぴら学生がバス車内で銃を発射、また、一人が死亡した。30日午後1時、都内スティサン警察署に、“学生が、市バス車内で、殴り合いの喧嘩をし、後、銃を発砲、怪我人が出た。バスは今、ウィパワディ・ランシット道路の、ソイ・チョクチャイ・ルアムミット付近に停車している。”との通報があった。

警官が現場に急行すると、そこには、92番路線を運行しているバスが停車しており、車内には血痕と運動靴の片方が残されていた。怪我人は、既に善良な市民により病院に運ばれていた。

怪我をしたのは、ディンデン職業訓練学校の学生、ユタナさん(19歳)で、右腹部を38ミリ口径の銃で撃たれており重体。もう一人は、ユタナさんと同級生のチューサックさん(22歳)で、左胸と腹部を撃たれ、重体であったが後、死亡した。

バスの車掌、パニーさんの話しによれば、『バスがウィパワディ・ランシット、ソイ22の停留所に停まった時、4人の学生グループが後部ドアから、酒にでも酔った様な感じで乗車して来、一番後ろの座席に座っていた2人の学生に“どこの学生だ?”と絡み始めた。2人が校名を答えると、いきなり4人は、座っていた2人に蹴りかかり、蹴られた内の1人が銃を抜き取り発砲の後、バスから飛び降り、タクシーに乗って逃げた。』と言うことであった。

警察は初動捜査を終えてから、無線で周辺の警察、捜査員に連絡し、犯人逮捕の手がかり入手に着手した。いずれにしても、警察では、生き残った被害者に、犯人の学校に通っている前科者の写真を見せ、事件処理を進める方針。




元麻薬王クンサーの内妻、ヘロイン密輸で逮捕

 警察当局が記者会見で明らかにしたところによれば、バンコク都内のホテルで、元麻薬王クンサの内妻など6人がヘロイン所持容疑などで逮捕された。タイの警察は米国の麻薬当局と昨年から内偵を行い、この内妻の動きをモニターしていた。昨年10月にはヘロイン1.4キロを隠し持って都内のホテルに現れ、また、今月初めには米国に57キロに及ぶヘロインを密輸しようとしたという。警察によれば、内妻が今回逮捕された者たちのリーダーだったようだ。




強姦目的で片思いの看護婦を拉致した、郡助役を逮捕。

 16日午後9時、ナコンシータマラート県ピブン署に、“銃を持った男に脅され、若い女性が拉致され、車で連れ去られた。”との通報があった。事件は、ピブン病院裏にある、看護婦寮で起こった。

目撃者の証言から、拉致されたのは同病院に看護婦として勤めている、ラチャダポンさん(24歳)で、ナンバー不明のシビックに乗せられ、連れ去られた事が判った。警察は無線連絡により、周辺警察の協力を仰ぎ、検問所を設置。同県内チャワン郡にて、検問を突破し、近くのバンガロー“チャンディー・イン”に入った車を発見。捜査員100人でバンガローを包囲し、犯人を説得。逃げ切れないと観念した犯人は、最終的に説得に応じ、自首、ラチャダポンさんも無事解放された。

犯人は、ワチャリン(28歳)で、ピブン郡の保安担当助役であった。ワチャリンは、銃弾が全て装填された38口径のピストルを所持していた。

取り調べで、ワチャリンは、『ず~っと彼女のことが好きで、何ヶ月も掛けて口説いていたが、彼女は全く、相手にしてくれなかった。事件を起こす前に酒を飲み、彼女を拉致して、チャンディー・インに連れ込み、強姦しようと思った。銃を持って、看護婦寮に押し入った時、彼女は友人2、3人と一緒にいたが、他の人には、“警察に届けるんじゃ無いぞ!”と脅し、彼女だけを車に乗せ、強姦目的でチャンディー・インに入ったが、先に警察に捕まってしまった。』と供述。警察では、ワチャリンを法に従い、処分する方針。




ソイ・ナナで、売春一掃を目的に、取り締まり。

 16日午前0時20分、ルンピニ署は、スクンビット、ソイ・ナナに於いて、売春の一掃を目的に、捜査班、取り締まり班、交通班からなる、総勢80名の警察官を動員、一斉検挙を行った。

今回の取り締まりで、生阿片を所持していた3人のイラン人を含む、多国籍に渡る黒人男性19人(他の16人は、旅券不所持の容疑)を検挙。その他、生阿片を所持していた、タイ人女性1人、付近をうろついていたウクライナ人女性7人を、“売春目的で徘徊”の疑いで逮捕した。




漁船から大量の覚醒剤
アンダマン海

密輸ルートは海路が主流に

 プラサート・ブンソン海軍司令官によれば、当局では今月八日、アンダマン海上で二隻の漁船から五百万錠の覚醒剤と百キロに及ぶヘロインを押収した。これらの薬物は、末端価格で十億バーツ以上になるという。

 これほど大量の薬物が押収されたのは数年ぶりのことだが、同司令官によれば、「当局では、三日前にこれらの漁船が薬物を運ぶとの情報を得ていた」とのこと。漁船に乗っていた四人のタイ人、二十二人のミャンマー人は逮捕され、バンコクでさらに詳しい取り調べを受けることになっている。

 タイ当局は、ミャンマー当局との情報交換により、この隣国から薬物を運んできた漁船を立ち入り検査し、大量の薬物を押収することができたと説明しているが、関係筋によれば、覚醒剤とヘロインはミャンマー領内から貨物船でアンダマン海のスリン諸島付近で二隻の漁船に積み替えられ、ラノンに向かっていたところを摘発されたという。

 タイ当局は、「今回の摘発は、薬物の密輸ルートが陸路から海路に変更されつつあるというセオリーを裏付けるものだ」とするとともに、「これらの薬物はミャンマーの軍事政権に反抗するグループが資金稼ぎのために密造しているもの」とも説明している。

 一方で、これらグループは軍事政権に操られているとの報道もあるが、これに対して、ミャンマー政府は完全否定するとともに、強い不快感を示している。




児童16人に猥褻行為、強姦をした僧侶、捕まる。

 10日11時、ナン県サンティスック郡の警察に、郡内の小学校1~4年生の男児16人の保護者から、“キュームワン寺の住職、チャムニエン・ピヤタマノー僧(46歳)に、子供がフェラチオを強制的にやらされ、内何人かは、肛門を強姦された。その他に、同僧が精神が薄弱な女性、トイさん(39歳)を強姦しているのを目撃した人もいる。”との通報があった。

調べによると、同僧は、子供を騙して自身の部屋へ招き入れては、キスをし性器をさすり、その後、強制的にフェラチオをさせ、口内射精していた。同僧が気に入ると肛門に挿入し、強姦をしたこともあった。その度に、同僧は“口止め料”として子供に5バーツを与え、「誰にも言ったらだめだよ。」と言っていたが、被害にあった子供が昨年10月頃から、親に話したことから、この事件が明らかになった。

通報を受け、警察がチャムニエン僧を拘束し、取り調べた所、同僧は、『出身は同県、チェンクラン郡、プラチュアップキリカン県のカオノーイ寺で3年前に僧門に入り、キュームワン寺には昨年5月に移ってきた。この寺には私一人しか居ないので、寂しいので、境内で走り回って遊んでいる子供達と話す様になった。それが深入りしすぎて猥褻行為をしたり、果ては強姦するに至ってしまった。』と供述した。

後、住民がトイさんを警察に連れて来、“チェムニエン僧に昨年11月中頃、4回強姦された。”との被害届を出させた。

警察では、チャムニエン僧を還俗させ、“15歳未満の子供に対する猥褻行為、強姦”の容疑で逮捕。獣のようなこの僧侶は、『このガキども、せっかく面倒を見てやったのに、裏切りやがって!!』とぼやいていた。




わざわざタイまで来て、偽札を造っていたカメルーン人を逮捕

 10日午後10時、チェンマイ署の警察官が、カメルーン人旅行者、セム・クマウォン(27歳)とジョセフ・バーヤム(48歳)を、偽札印刷と所持の容疑で、ターペー門近くの宿泊先で、逮捕した。

この事件に関しては、捜査員が、“外国人が偽札を印刷し、その上、「紙幣を作れる薬品がある・・」と住民を騙し、「出資すれば出資金を10倍にして返す。」、と仲間を集めている。”との情報を得、捜査をしていた。

容疑者が、ターペー門付近のゲスト・ハウスに潜伏している、との情報を得たため、警官が踏み込んで身柄を拘束した。容疑者2人が潜んでいた、ウィラヤ・ゲスト・ハウスの現場検証で、偽の500バーツ紙幣40枚(本物そっくりだが、透かしが無い。)紙を切断する機械、それに化学薬品を、証拠物件として押収した。

取り調べで、2人は容疑を全面的に認め、『多数の住民から集めた出資金を持って逃走し、身を潜めていた。』と自供。

警察では他にも被害に遭った住民が居るものと見、2人の身柄をチェンマイ署に拘束し、住民に公開、新たな被害届が出るのを待っている。




小畑一幸容疑者を大阪府警が書類送検

 2000年6月14日にプノンペン市内で逮捕され、「児童搾取禁止法」違反で起訴されながらも釈放されて帰国していた小畑一幸容疑者(30歳)について、大阪府警が捜査をつづけて1月9日に「児童買春・児童ポルノ処罰法」違反で大阪地検に書類送検した。大阪府警は、国際刑事警察機構(ICPO)を通じてプノンペン市警察当局から証拠品の移管を受け、捜査の結果特定できた6歳の少女だけを立件対象とした。
 小畑容疑者はプノンペン市内で、6人の少女に1人あたり100-150USドルを渡して猥褻な写真を撮影していたが、被害者が特定できるのかどうかが立件の課題だった。国外犯の摘発は、1999年11月に「児童買春・児童ポルノ処罰法」が施行されて以来2例目となる。




 ナン県紹介のウェブサイトが、猥褻画像のサイトとリンク

 9日、官庁の公式ウェブサイトが、トリプルXクラスの猥褻画像を載せたウェブとリンクされていると言う問題が明らかになった。

 記者が、各県での総選挙の結果をインターネットを通して調べているとき、ナン県のウェブ<www.nan.go.th>を開いたところ、表紙はナン県の紹介に関するページであったが、“Camboy"という項をクリックすると

  “XXX、男性のみ、18歳未満は立ち入り禁止。”という注意書きが表れ、そのうえ“女優好きの方、どうぞお入り下さい。ニコル、ヌック、コップ-スワナンなど美人ばっかり。女性の方には、申し訳ありませんが、男優の画像はまだありません。たまたま嫌いなモノですから・・。(カッコ良すぎる!)”。“スーチー(香港の女優)のファンの方には、ぱくっと開いた彼女のモノの画像があります。一言で言って最高!です。その他、何も身に付けていない日本のモデルの画像もあり。18歳未満の子供、心臓病の大人は見ないように!!。”との但し書きが付け加えられていた。

 これら但し書きは、何者かが、ナン県のウェブにリンクした、卑猥に編集した女優の画像を、見せようと勧誘するモノである。我々がそのサイトを開いてみると、実際に、よく社会評論家から批判されている卑猥画像サイトでしばしば見られるような、それらの画像が見れた。しかしながら今回は、官庁の公式サイトに侵入したことで、犯人は思いあがっている。

 記者の報告によれば、そのウェブサイトに関係するモデムを詳細に調べた所、このサイトが最終的にアップデートされたのは昨年の8月8日で、担当者は、内務事務次官事務所の職員、ポーンシリ嬢、技術面は、国家電気技術・コンピューターセンター(ネクテク)が大株主である、タイ インターネット社が担当していた。

 ナン県庁の担当者、ウォラポット氏曰く、『今回の件に付いては全く気が付かなかった。このサイトを直接管理していた職員も既に転勤になっている。今回起こった問題は、多分、内部のモノがコンピューターを使った際、又は、コンピューターを修理に出した際に、誰かがいたずらで内容を変えてしまったのかも知れない。』

 一方ポーンシリ嬢は、『私の仕事は、県の職員にウェブサイトの構築の仕方を教えるだけです。兎に角、至急に県の方に、この部分の項目を排除するように指示します。』と語った。

 ナン県のウェブサイトには、今も内務省のサイト<www.ma.go.th>経由でアクセス出来る。




少女買春容疑で邦人男性逮捕

プノンペン市警察当局によると、児童に対する性行為とビデオ撮影の疑いで、、愛知県出身のエンジニア、小沢健志容疑者(36)を4日夜、未成年者買春容疑で逮捕された。警察は、容疑者が14歳の少女を連れ込んだホテル従業員からの通報を受けた模様だ。カンボジア当局が15歳以下への児童買春容疑で外国人を摘発するのは、ここ9ヶ月で3度目となる。同罪では、20年以下の懲役が求刑されることになる。

市警察外国人局によると、小沢容疑者は昨年12月29日にバンコク経由でプノンペン入りし、市内の買春宿で550ドルを支払って、この少女をホテルに連れ込み、みだらな行為を繰り返した上、ビデオで撮影していた模様だ。現場からは2台のカメラと3つのバイブレーターが押収されたという。




問屋のマネージャー、マッサージ代を踏み倒して捕まる。

 6日午前1時20分、プーケット署に“市内の古式マッサージ店で喧嘩がある。”との通報があった。捜査員に命じ、当事者達を警察署に連行するように指示。

捜査員は、負傷し、顔から血を流している卸問屋のマネージャー、キティ(23歳)と、マッサージ師のデーン(35歳)、それに、マッサージ店のオーナーの3人を連行してきた。

デーンの供述によると、『卸問屋のマネージャーをしているナルドム(23歳)に電話で呼ばれ、公団住宅にある彼の家に出張マッサージに行った。行くと、ナルドムはキティ、ソンチャイ、アムナートと共に4人でビールを飲んでいた。マッサージをしている途中、ナルドムに性欲がわいて来、我慢していたようだが、押さえきれず、裏ビデオを見ながら、私に“1000バーツ払うから、一発やらせてくれないか?”と頼んだ。私が断ると、彼は私を押さえつけ、強姦してしまった。その後、ナルドムは友人を呼び、殆ど全員で私を輪姦した。キティ一人だけが、勃起しなかったので、ダメだった。キティが車で私を店まで送ってくれたのだけど、結局、マッサージ代は払ってもらえなかった。私が怒って店のオーナーに訴えると。キティは店の従業員に袋叩きにされ、負傷した。』

デーンは強姦された慰謝料として、一人当たり50,000バーツを要求したが、犯人達はお金がないので“自分の妻以外の女性を強姦”の容疑で逮捕された。




曾孫が102歳になる寝たきりの曾祖母を強姦・殺人

 新年早々、びっくりするニュースが飛び込んできた。1日午前8時、ペチャブン署に“ムアン郡バーンドック町にて強姦殺人事件が起こった。”との通報があった。

警察官がペチャブン病院の医師を伴い、現場に急行した。現場は、高床式の家で、寝室でロンさん(102歳)の遺体を発見。遺体の状況は丸裸で首を絞められた痕があり、性器は切れ、血と精液が流れ出ていた。死亡するときの苦痛に耐えかねたように、両目は見開いたままであった。

近所に住んでいる、ロンさんの曾孫、バンチョッブさん(30歳)の話しによれば、『ロンおばあさんは寝たきりで、話は出来たけど、一人では出歩くことが出来なかった。孫や曾孫の多くが直ぐ近くに家を建てているので、みんなで交代で面倒を見ていた。事件が起こる前、曾お婆さんが助けを求めて叫んでいるのが聞こえたので、夫を呼んで見に行くと、近くに住んでいる曾孫の一人、ソンワン(36歳)に出くわしたんだよ。パンツ一枚の格好でふらふらしながら、曾お婆さんの家から出てきて、私達とすれ違ったんだ。私達に気が付くと、驚いた様子で走って逃げていってしまった。部屋に入ると曾お婆さんが裸で死んでいたんだ。それで慌てて警察に通報したんだけどね。親戚一同とても落胆しているよ、おまけに、やった犯人が親族の一人だったからね。』

状況証拠から見て、ソンワンの犯行である可能性が非常に高いため、警察では、ソンワンの身柄の追跡に全力を上げた。ソンワンは、ヤーバーと酒におぼれ、精神異常をきたしており、性欲が異常に強く、また、小さな盗みをよく働いていたため、親族間でも嫌われていた。医師の診断によれば、被害者の死因は、首を絞められたことによる窒息死と判断された。

同日午後8時、ソンワンが自宅に戻ってくるものと見、警察官が警戒をしているところに、予想通りソンワンが、逃走用の荷物をまとめる為、暗闇に紛れて帰ってきたので、その場で身柄を拘束した。ソンワンは、新年の祝いでヤーバーをやり、酒を飲んだため酔っぱらい、曾お婆さんを強姦したことを認めた、強姦の際、曾お婆さんが抵抗したため、カッとなり、殺してしまったらしい。警察では、ソンワンの身柄を拘束し、法に従い処罰する方針。




ビザなし、30日滞在の国で売春

 外国に出向いて売春をするタイ人女性の話題は相変わらず絶えないが、今は日本や台湾、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドなどへの渡航チェックも厳しくなり、容易にビザがおりない状態だ。そんななか唯一、行くのに簡単で、30日以内ならビザ取得も必要なく、そして結構、高収入を見込める国というのがある。それが南アフリカ共和国なのである。

 もちろん、メイドやウェイトレスとして月25、000~35、000バーツは稼げると仲介業者から言われ、行ってみると売春を強要させられるケースも多い。同国では中国マフィアの存在があり、彼らがタイ人女性の売春等を牛耳っているケースが多い。



外道事件簿1999

外道事件簿1999

 世紀末にふさわしく1999年は外道な事件が多かった。毎年恒例の”チンチン切られる事件”は、タイらしくて笑えてしまうが、凶悪な性犯罪や精神異常としか思えない事件も多く、急速な近代化とストレスによって、何事ものんびりしていて、バランス感覚に優れたタイ人の精神が壊れ始めているのではないか?と、この国に住むオレは思えてしまった・・・タイ人の持つ妙な緊張感の無さが気に入っているオレとしては、「バンコクがどんどん都会になって、便利になるといいなー、でも都市化が進んで東京のようなザラついた都市になったら嫌だな」という気持ちが強く、酷い事件に対しては暗く漠然とした不安を感じました。・・・此処では主にタイに関係する事件を取り上げたが、これらは皆表沙汰になったモノだけだから、裏に隠れて報道されない事件も相当あるのだろう・・・皆さん極端に走るのは止めましょうね!はっきりと腕力で劣る女の子を無理矢理強姦するくらいなら、お風呂屋に通い詰めて帰りの航空券代が無くなり、オレに金を借りて未だに返さないS君の方がずっと健全だと外道紘は思っています。
外道の細道

胸触った元千葉県警巡査長に実刑判決

 職務中に巡回先で不法残留の外国人女性(31)の胸を触ったなどとして、特別公務員暴行陵虐と強制わいせつの罪に問われた元千葉県警巡査長の久保木守被告(35)=9月16日付で懲戒免職=に対し、千葉地裁は24日、懲役1年4月(求刑懲役2年)の実刑判決を言い渡した。
 判決によると、久保木被告は4月下旬、千葉県銚子市内の銚子署海鹿島駐在所の警察官として、制服姿で巡回中にタイ人女性宅を訪れ「(胸を)見せて」と数回要求し、胸を露出させた。約1週間後、再び同じ女性宅で女性の着衣の襟元から手を入れ、左胸をつかんだ。
 荒川裁判官は「女性が不法残留者である弱みにつけ込み、被害を申告しないだろうと考えた犯行だ。巡回制度の信用を傷つけ、地域住民に衝撃を与えた責任は重い」と量刑を説明した。


17才の叔母  10才と11才の姪に売春強要 - パタヤで外国人相手に斡旋

 今月十四日午後二時、バンコク都ドンムアン区の住民が、児童保護財団のモントリー秘書官に対し苦情を申し出た。近所の若い女性が十才と十一才になる自分の姪二人を、毎週末チョンブリー県のパタヤに連れて行き売春させている、というのだ。

 訴えを聞いたモントリーさんは、ドンムアン区にある二人の姉妹が通っている学校を訪ね、担任教師を通して彼女たちから詳しく話しを聞きたいと申し出た。

 十一才になる姉のエーちゃんは小学校四年生、十才の妹ビイちゃんは小学校一年生。二人から詳しく話しを聞き出したモントリーさんは、三人でドンムアン警察に赴き、エーちゃんたちの叔母にあたる人物を逮捕して欲しいと願い出た。

 警察の事情聴取に対し、エーちゃんら姉妹は素直に事実のすべてを証言した。

 「私たちの父は、殺人罪で留置所に入り、終身刑の判決が出されています。母親は、パタヤでボクシングのショーに出ていましたが、この前ヤー・バー所持で逮捕され、懲役五年の判決を受けました。母が服役中の五年間は、叔母のデーン(仮名/一七)とお祖母さんと一緒に暮らすことになりました。去年の終わり頃から、デーン叔母さんに、男性のマスターベーションのやり方を教え込まれ、その後、エカマイのバスターミナルからバスに乗って、中央パタヤのビーチまで連れて行かれました。

そこで、迎えに来ていた叔母さんの知り合いの女性と一緒に、ミニバスに乗って、ある外国人の男の家に連れて行かれたのです。その男は四十五才位で、猿みたいに体中に金色の毛がいっぱい生えていました。そのとき、男の人は、別の十四才位の女の子と一緒にいましたが、何をしているのかは分かりませんでした。叔母さんの知り合いの女性は、外国人と何か話しをして、その後、私と妹を連れて家から出ました。その日はそのままバンコクに戻りました。

次の週の金曜日の午後、デーン叔母さんは、再び私たちを連れてパタヤに行きました。そのときは、前の週に迎えに来ていた女の人と、五十才位の外国人の男性が、一緒にミニバスで迎えに来ていました。ミニバスの中は、後部座席が、ベッドの様に改造されていました。五人が乗ったミニバスは静かな所で停車すると、叔母さんとその女の人は、外に出て待つことになりました。それから、私と妹は、車の中で外国人の男性のマスターベーションをさせられました。終わった後、男は私たちに一〇〇〇バーツをくれ、デーン叔母さんにも一〇〇〇バーツを渡していましたが、知り合いの女の人に幾ら渡したのかは見えませんでした。私たちがもらったお金は、叔母さんに預けました。

それから一年間、デーン叔母さんは、毎週土・日と祭日には私たちを連れて、パタヤに行きました。時々、私たちとセックスしたいと希望する外国人もいましたが、そういうときは、私たちをトイレなどに隠して、デーン叔母さんが自分で相手をしていました」。

 二人の事情聴取を終えた警察は、デーンの家を捜査、たまたま家で休んでいたデーンを逮捕した。

 デーンは警察の取り調べに対し、最初は容疑を全面的に否定していたが、姪二人からの確認がなされると、突然泣き出しすべてを自供した。

 「私が、この商売の中心ではありません。ミニバスの持ち主の女性が、外国人を相手に売春の斡旋をしていて、すべてを仕切っているのです。姪二人には、何人かの常連さんもついてます。他にも、十五才に満たない女の子たちが、たくさん売春をしています」。

 デーン逮捕後、警察はパタヤでの売春斡旋の中心人物を捜し出し、逮捕を急ぐとしている。




寺の住職、3歳の幼女を騙し強姦し淋病を感染させる。

仏教界に汚点を残す事件が、また起きた。

22日昼頃、ナコンラチャシマ県パクチョン郡の警察に、Wさん(54歳)から、孫のDちゃん(3歳)が、近くのS寺院の住職W(56歳)に強姦され、性病をうつされた、と訴えた。

Wさんによれば、『Dちゃんは両親に捨てられたため、私が面倒を見ていた。私は、住職が行事の為,寺から出かける際には、運転手役を買って出ていた。今朝、親族が、Dちゃんに水浴びをさせていると、性器の周辺が赤くはれ上がっており、膿が出ているのに気がついた。尋ねてみると、数日前に、住職にだまされ、寺院内の住職の部屋に連れこまれ、そこで強姦された、と話した。ずっと黙っていたのは、誰かに話したりすると、警察に知らせる、とか、殺す、と脅されていたから・・との事であった。』

警察は、寺院に出向き、丁度出かけようとしていたW住職を署に連行、事情聴取を行なった。署に連行の際、寺周辺の住民や商売人がW住職を取り囲み、罵声を浴びせながら、暴行しようとしたが、警察が、まだ黄色い袈裟をまとっている僧侶に暴力を振るってはいけない、と警護した為、大事には至らなかった。

警察署での取調べで、W住職は、Dちゃんを騙して自室に連れ込んだことを認めた上で、『自分の性器と指をDちゃんの性器に入れただけ。奥まで挿入しようとしてみたが、できなかった為、強姦にはならない。』と主張。警察は、パクチョン郡内の寺を管轄している寺の住職M師を招請し、W住職の僧籍を剥奪した上で、13歳未満の少女強姦の疑いで逮捕した。

一方、被害者のDちゃんは、パクチョン郡社会福祉課の職員により、病院に運ばれ、医者の手当てを受けさせた。

W住職は僧侶になって15年、しかしながら住民からの評判はよくなく、部下の僧侶とホモの関係にあるとか、夜毎、寺を訪ねてきた女性を部屋に連れこんでいる、など噂が絶えなかった為、付近の住民は、常に住職の行動を注視していた。


日本人男性が児童買春 タイ少年が賠償提訴

 タイの少年が愛知県豊橋市に住む日本人男性に現地のホテルで無理やりわいせつな行為をされ精神的苦痛を受けたとして、この男性を相手取り、一千万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地方裁判所豊橋支部に起こしました。
 海外での子どもに対する性的虐待をめぐって、日本国内で民事訴訟が起こされたのは初めてだということです。
 訴えを起こしたのは、タイの十五歳の少年です。 訴えによりますと、少年は平成八年九月、知り合いから誘われホテルに行ったところ、タイを訪れていた豊橋市内の五十二歳の会社員の男性に、裸になるよう脅され、無理やりわいせつな行為をされたということです。 男性は現地の警察に強制わいせつの疑いでその場で逮捕されましたが、事件が現地で報道されると、当時十一歳だった少年は、友人らからいじめを受けたり、教師から体罰を受けたりして学校に通うことができなくなったということです。
 このため少年は、性的虐待を受けたことにより生涯消えることのない精神的苦痛を受けたとして、この男性を相手取り、一千万円の損害賠償を求める訴えを、きょう名古屋地方裁判所豊橋支部に起こしました。
 この男性は、その後保釈され、帰国後、強制わいせつの罪で愛知県警察本部に告訴されていますが、「少年に対する強制的なわいせつ行為はなかった」と説明しているということです。
 東南アジアなど海外の子どもたちの性を日本人が金で買ういわゆる「買春ツアー」は大きな社会問題になっていて、子どもを性的虐待などから守るための「児童買春・児童ポルノ処罰法」が今年十一月に施行されましたが、海外で子どもに性的虐待をしたとして日本国内で民事訴訟が起こされたのは、初めてだということです。


鬼のような若い母親、乳児を井戸に投げ捨てる。

 12月20日、午後11時半頃、ドンムアン署に、陸軍最高司令部官舎前の井戸に、若い女が、乳児を投げ捨てた、との通報があった。警官が現場に駆けつけたときには、乳児は既に、付近にいた人に助けられ、病院に運ばれた後であった。

 助かった乳児は生後7-8ヶ月の男の子で、肺および腹部に水が入っていたため、救急治療室で医師・看護婦から手当てを受け、何とか危機を脱することができた。しかしながら、肺に入った水から雑菌に侵される恐れが有る為、引き続き様子を見る必要がある。

 この不幸な乳児を救出したのは、現場近くに住む、Cさん(42歳)と彼の息子Sさん(20歳)の二人で、彼らによれば、『夕方あたりから、身長160cmくらいで、パーマをあてた30歳くらいの女が、乳児を抱き、誰かを待っているような様子で現場近くに立っていたが、長時間経過しても、誰も彼女を迎えにくるものはいなかった。その時、何か重いものでも、井戸の中に投げ入れるような音が聞こえ、振り返ってみると、その女が抱いていた乳児を井戸の中に投げ捨てた後であった。女はすぐにバイクタクシーに跨り、現場から去った。私は急いでこの件
を息子に伝えると同時に、乳児を助けるため井戸の中に降りた。だから、女がどこに逃げたかは判らない。間もなく乳児を助け上げることができたので、応急処置をしてから、病院に運んだ。』

 警察では、C氏に現場検証に立ち会ってもらい、鬼のような母親を乗せたバイクタクシー運転手からも聞き取りを行ない、母親の逃走先を聞き出したが、既にそこにはいなかった。事件の原因に関し、警察では、この鬼母が男に捨てられた、または、乳児を捨てることにより、鬱憤を晴らせるような何か、と見ている。


片思いのタクシー運転手、少女を強姦未遂。

 12月22日午前0時過ぎ、管轄区域内の薄暗いソイを巡回中のP警察中佐のところに、ソイの中ほどに停車しているタクシーの車内で少女が強姦されていると、付近の住民が通報にきた。急いで現場に駆けつけると、そこでは、付近の住民達がタクシーを包囲していた。

 全ての扉がロックされた車内では、後部座席に素っ裸の少女が驚いた表情で怯えながら座っており、運転席には下半身を剥き出しにした男が座っているのが見えた。

 少女は警官の姿を見つけると扉を開き、泣きながら助けを求め、同時に前部座席に座っている男を指し、私を強姦しようとした男だからと、その男を捕まえるよう訴えた。P警官はその男の身柄を拘束し、両人に服を着させた後、取り調べの為、両人を署に同行させた。男はカラシン県出身のS(22歳)で、タクシー運転手。Sは少女を強姦しようとしたことを認めた上で、取調べに応じた。

 Sの供述によれば、Sと少女の家族とは近くに住んでおり、Sが少女に一目ぼれ、以降、少女の職場への送迎を無料でするなど、ずっと少女の気を引こうと勤めてきたが少女が一向にその気にならず、それどころか反って、Sから離れようとしていた。

 当日、Sはポルノ雑誌を購入し、気分を高めた後、午後10時、いつものように少女を迎え行き、途中、人気の少ないソイの中ほどに車を停車、強制的に少女を素っ裸にした。その間少女は泣き叫び大声で助けを求め、付近の住民の知るところとなった。住民達は警官が到着するまで協力し、車が動けないよう、囲い込んだ。

 取調べの後、警察では、Sを、14歳未満の少女強姦未遂の容疑で逮捕。その時まで、犯人のSは、彼女が14歳未満であるとは知らなかった。


タナヨン高架鉄道 問題抱えるテナント経営 -メンテナンス、広報、乗車マナーと課題山積み

 開通初日は四十万人の乗客と好調なすべり出しをみせたタナヨン高架鉄道(スカイトレイン)であるが、その後利用者は急減。いまでは朝夕のラッシュ時でもそれほどの混雑をみせず、一日六十万人の採算サインをクリアするのが難しい状況となっている。

 このなかシステム、広報など、ソフト・ハード両面の問題も続出。今月九日にはオンヌット駅で乗客のひとりが昇降ドア横の緊急停止レバーをひいてしまい、オンヌット~アソーク駅間の三十三車両が運行停止。その間何の放送もなく、乗客らはホームや車内で約二十分、不安な時を過ごす事となった。

 自動改札機の故障も多く、オンヌット駅では、職員が改札横に立ち、乗客がチケットを挿入すると同時に機械を数回叩くという姿もみられ、周囲の失笑を買っていた。メンテナンスの問題は今後の大きな課題ともいえそうだ。

 またタイミングがあわず自動改札機の開閉扉にはさまれる乗客など、改札通過に失敗する乗客も少なくない。さらにスーツケースや大きめの荷物を持ち込む場合には、改札機より高く掲げて通過しないと、機械が反応してしまうことがある。

 チケットの購入で戸惑う乗客もいる。カード形式の乗車チケットはシングルとマルチの二種類。シングルカード(Single―Journey Ticket)は普通乗車券で、利用できるのは当日限り一回のみ。自動券売機で購入する。行き先のボタンを押してから、コイン(一、五、十バーツ硬貨のみ使用可)を投入、日本とは逆の手順となっている。駅窓口で両替サービスをしているが、混み合うこともあるので、事前に小銭を用意した方が無難だ。チケットは改札を出る時にも必要となるので大切に保管。紛失したり、破損した場合には四十バーツの罰金となる。

 一方、マルチカード(Stored―Value Ticket)は日本のオレンジカード、イオカードと同様、複数回の使用が可能。「最低金額は三百バーツ」との掲示が自動券売機横にはあるのだが、実際には百―二千バーツの幅で購入できる(デポジット三十バーツを含む)。残余金額は改札口を出る時、右側の液晶画面にデジタル表示される。しかし画面は非常に見にくいため、カードを引き抜いてからじっくり見ようとすると、開閉扉に挟まれてしまうこともある。カードは使い切る毎に新規購入するのではなく、窓口に持参して度数を補充してもらう。まだ度数が残っている場合はそれに加算してくれる。

 乗り越しの場合には差額を支払うことになる。日本の入場券システムはないが、最低料金の十バーツチケットを購入することで代替可能。しかしチケットには有効時間があり、十バーツの場合には三十分、これを超えて構内・車内にいる場合には四十バーツが追加徴収される。

 有効時間は十五バーツ~二十バーツが六十分、二十五分以上が九十分となっている。超過した場合は一律四十バーツの追徴金が科せられる。構内の混雑防止策のひとつであるが、この有効時間規定は駅構内のテナントに深刻な影響を与えることにもなっており、見直しを求める声も上がっている。

 複数の高架駅にメガネ店を出店しているホーウェン・グループ社販売促進担当アナンチャイ専務は、契約時の合意ではチケットの有効時間が三時間となっていたはずなのに、開通日前日の発表では、最高で九十分と一方的に変更されていた、と憤慨する。「これではショッピングする時間などない。三時間と聞いたから出店を決意したのに」と、有効時間の延長を要請していく考えだ。現在の売上は一日数千バーツ、店舗当たり月三十五万バーツの売上が採算分岐点となっており、「非常に難しい状況」と顔を曇らす。「三―六ケ月は様子見。その後、撤退するかどうかを考える」としている。

 さらに乗車マナーも軽視できない問題だ。車内で走りまわる子供、ドアが閉まる直前に飛び乗ろうとして車体にぶつかる男性、降りる客を待たずに乗ろうとする者など、乗客に対する「マナー教育」も必要不可欠といえそうだ。

 「家を出る時間が遅くてすむようになった」(デパート勤務・一八)、「景色がいい」(自営業・二四)、「時間の節約になる」(大学生・二〇)――など、都民の反応はおおむね良好だ。しかし三・五バーツという市バス料金と比較した場合、割高感があることは否めない。バンコク郊外に住むタイ人工場労働者は「便利だけど、毎日利用したら給料の半分が交通費になってしまう」との感想を漏らしていた。公共輸送機関の利用客の多くが低所得者層であることを考えると、タイ初の高架電車、今後苦しい経営を余儀なくされることになりそうだ。  


サッカー賭博の悲劇 -ビデオ屋店主を射殺

借金返済のもつれから

 今月九日午前九時三〇分、スパンブリー県内の市場近くにあるレンタル・ビデオ店「エド・ビデオ」で殺人事件が起きたとの通報が入った。

 警察が現場に駆けつけると、店の前には事件を聞きつけた近くの住民が大勢集まっていた。

 店内はメチャクチャに荒らされ、棚に並べられたビデオ・テープの一本に打ち込まれた銃弾を発見。外に倒れている負傷者を病院に運んだが、間もなく死亡した。

 死亡したのはビデオ屋のオーナー、デーッポンさん(愛称エド/三三)。背中から撃たれ、弾は心臓を貫通。顔面にはオートバイで轢かれたタイヤの跡があった。

 妻のチャンタナーさん(三二)は、突然目の前で起こった夫の惨事にショックと悲しみに耐えながら、次のように証言した。

 「夫が、店の中で本を読んでいると、近くの市場に住んでいるソンティチャイ(四二)という男がオートバイに乗って夫に会いに来ました。ソンティチャイは、夫が外国のサッカー試合の賭けで作った借金十三万バーツの返済を迫りました。夫は、はじめに十万バーツを返し、後で残りの三万バーツを返したいと交渉しましたが、ソンティチャイは夫の言う事に納得せず、大声で『今日中に全額返してもらうからな!』と怒鳴りました。

夫はそこを何とかして欲しいと懇願しましたが、カッとなったソンティチャイは持っていたピストルを取り出すと、夫目がけて発砲しようとしたのです。夫は彼に飛びかかり抵抗し、ソンティチャイは二発発砲しました。異様な音に気づいた近所の人達が店を覗きに来ましたが、誰もソンティチャイを止められませんでした。

夫は隙を見て外に飛び出しましたが、ソンティチャイは夫の後を追いかけ、また、発砲しました。その弾は外れましたが、さらにビルの角を曲がって逃げようとする夫に向ってもう一発発射、今度の弾は夫の背中に命中しました。ソンティチャイは、道路に倒れた夫の顔の上をオートバイで轢いて、そのまま逃げて行きました。逃げる途中、オートバイを乗り捨てて車に乗り換え、逃げ去ったのです」。


妻の嫉妬 -警察官の夫を射殺!右眼から後頭部に貫通

 今月八日夕方、チャイナート県内の警察官住宅で殺人事件が起きた。

 チャイナート警察の警察官タノンサックさん(二七)が右眼をピストルで撃たれ、弾は後頭部に貫通。すぐに病院に運ばれたが、間もなく死亡した。

 警察の調べによると、タノンサックさんは、当番勤務を終え、自宅の職員用フラットに帰り、私服に着替えると再び外出した。その直後、妻のムクダポーン(二七)が部屋に戻った。ムクダポーンは、夫のいない事に気づき、また新しい彼女に会いに行ったのではないかと疑い、イライラしながら夫の帰りを待った。タノンサックさんが部屋に戻って来ると、二人の間には激しい言い争いが始まった。頭に血が上ったムクダポーンは、夫のピストルを取り出すと、夫に向けて発砲。弾は夫の右眼に命中した。

 夫を撃ち殺したムクダポーンは、その足で自首、警察は、夫殺害の容疑でムクダポーンを逮捕した。

 その後、タノンサックさんの親戚が病院から遺体を引き取り、彼の出身地のシンブリ県で葬儀を行ったという。


有名実業家 射殺 -プロの殺し屋か?助手席の娘は無事

 今月二日午前七時三〇分、タイ南部ヤラー県で射殺事件が起きたとの通報があった。

警察が現場に駆けつけると、トヨタ・ピックアップの運転席の窓ガラスが粉々に割れており、運転席に座っていた同県出身のポンラワットさん(五九)が、九ミリメートルのピストルで右顔面横を撃たれ死亡していた。弾は左頬に貫通していた。

 助手席では、娘のジラパンちゃん(一二)が、突然起こった悲劇にパニック状態になり、泣きじゃくっていた。

 ポンラワットさんは同県でも指折りの実業家で、幾つもの事業を営み、PTTガソリン・スタンドも経営していた。

 事件当時、ポンラワットさんは、いつものように子どもを学校まで送りに行く途中だったが、三台のバイクに分乗した五人組が家を出た後からつけて来ていることには気づいてなかった。交差点で信号待ちの間、二人乗りのバイクが車の運転席側に近づいて止まったかと思うと、後部座席の男が、ジャケットからピストルを取り出し、ポンラワットさんの頭部目がけて発砲。銃弾は右側顔面に命中、即死した。隣りに座っていた娘のジラパンちゃんは無事だった。その後犯人たちはバイクで逃げ去ったとのことである。

 警察は、銃弾が一発で命中していることから、借金の返済から逃げるためにプロの殺し屋を雇いポンラワットさんを殺害した可能性が大きいとしている。

 ポンラワットさんは何人もの債務者を抱えており、その中の誰かが借金の返済を迫られた挙げ句に計画した犯行かと思われる。

 また、取り引き上のトラブルか、女性問題の可能性も考えられるため、さらに詳しく調査を進め犯人の割り出しを急ぐとしている。


金貸し老女 惨殺 -覚醒剤中毒者の犯行か?

 今月四日正午、ナコンナヨック郡で殺人事件が起きたとの通報が入った。

 事件の現場になったのは、村から約二キロ程離れた松林の中に建つ一軒屋で、周囲を塀で囲まれた二階建ての豪邸であった。

 その家の二階寝室で、女家主であるチェオさん(七七)が血まみれになって床に倒れて死んでいた。死体は左耳上と右腿数ヶ所を鋭利な刃物で切られており、体中には強く殴られたと思われる打撲の痕が見られた。さらに首には絞められた痕が残されていた。

 死体状況から見て、死後八時間は経過していると推察。

 部屋の中は、荒らされた形跡があり、ドアと窓は無理矢理こじ開けられていた。部屋のあちこちには犯人の物と思われる指紋が残され、さらに浴室には血痕の付着した鋸が落ちていた。

 第一発見者であるチェオさんの娘(五四)は、次のように語った。

 「母は郡の中の金持ちの一人で、金貸しを営んでいました。母は精神障害のある息子と二人でこの家に住んでいました。事件の起きた日の午後母を訪ねたところ、既に死亡している母を発見したのです」。

 警察は、近くの村に住む覚醒剤中毒の若者がチェオさんを殺害した可能性が強いと推察。

 犯人は、鋸を使ってドアをこじ開け部屋に侵入。金品の保管場所を聞き出そうとしたが、チャオさんが言わなかったため、カッとなった犯人は殴る蹴るなど暴力を加え、さらに持っていた鋸で体のあちこちを切り付けて脅した。しかし、チェオさんがそれでもかたくなに口を閉じたままだったため、首を絞めて殺し、その後、部屋の中を物色、金目の物を盗んで逃亡したものと見ている。


新聞協会、タイラット紙の、強姦殺人事件の被害者の写真掲載に、抗議。

12月16日、タイ新聞協会は、「新聞におけるニュース写真の掲載」に関し、次のように表明した。

“去る12月11日付け、タイラット紙に掲載された、強姦殺人事件の被害女性の写真は、掲載するに相応しくなく、大衆に悪い印象を与え、且つ、多数の読者から協会宛てに抗議が届いた。協会としても、タイラット紙の掲載するニュース写真にはプロとしての倫理面に問題があり、タイラット紙に今後の写真掲載に関し検討するよう、また新聞発行者会議にも検討を要請する書面を送った。”

発表は、新聞業界の全紙に対し、タイ国新聞発行者会議の職業新聞倫理の骨子となる、15条および17条を厳格に守るよう求めた。
同倫理15条は、ニュースまたはニュース写真の掲載において、その対象となる人の人権を侵してはならなず、特に、子供・女性・弱者の人権は厳格に保護されねばならない。17条は、新聞は、読者の印象を考慮することなく、猥褻・淫ら・ぞっとするニュース写真を掲載してはならない。

新聞協会会長S氏は、『既にタイラット紙には、この件に関し、苦情のあったことを伝えてあり、同紙が、どのように処理するかは、タイラット紙の判断による。新聞は、法律ではなく社会により管理されているのであり、我々が法的に処罰することはできない。これは、法的に管理されるのであれば、政治が介入し、報道の自由が失われる可能性があるためでもある。いずれにしても、17日午後に、新聞協会は定例会議を開き、この件が議題に上がるものと思われる。』


幼い姪姉妹に売春させていた叔母、客と共に逮捕される。

子供保護財団事務局長M氏の告発により、幼い姉妹にパタヤで売春させていた、女性C(21歳)が逮捕された。

去る12月14日、M氏は、Cの家から助け出された幼い姉妹を連れ、ドンムアン署に届を出した。被害者の少女M(11歳)によれば、『姉妹は以前、パタヤで両親と共に生活していたが、父親が殺人罪で逮捕され終身刑になってから、女性キックボクサーとしてショーをやっていた母親が、売春婦をやっていた叔母のCを呼び寄せ同居するようになった。当初は何の問題も無かったが、今年の10月、母親が覚せい剤で警察に逮捕され、懲役5年を言い渡された。それ以降、叔母が、私と妹にパタヤで売春させるようになった。あらゆる手段で男性に性的サービスをするよう強制された。私達以外にも、幼い少女が同様に売春させられていた。顧客となるのは、ほとんどが外国人であった。初めて客を取る前には、叔母は自ら私達に、男性を喜ばせるテクニックを教え、それから客を取らされた。私達が拒否すると、叔母は私達を殴り、客からもらったお金は全て叔母に取り上げあれた。最後に取った西洋人の40~50歳くらいの客は、マイクロバスを改造、後部にベッドを取り付けていた。私達姉妹はまず車の中で服を脱がされ、サービスを強要された。車の中でサービスをしている間、叔母は車外で待っていた。その後、更に他の客と寝る為、ホテルに行ったが、私達が嫌がったので、叔母が代わりに客と寝た。勿論、叔母が家に帰ってきてから、ひどく殴られた。』

警察では、届けを受理後、すぐにCを逮捕、Cは観念して、容疑について全面的に認めているとの事。犯人Cは、幼い姪姉妹に売春させていたことを認めた上で、『姉から預かった2人の姪を育てる金を稼ぐためにやった。』と語った。『今までもこの仕事(売春)をしてきたが、最近は客が若い女を欲しがるようになり、少女を捜していたが、他人の娘にやらせたのでは、問題が起こるのを恐れ、姪達にやらせることにした。そのほうが管理もしやすいと思った。客を外国人に絞ったのは、金払いがいいし、私も寝たことがあるから安心でもあった。それにタイ人の客を取れば、客から警察に密告されるのが怖かった。』

ドンムアン署では、少女買春をした顧客についても、Cおよび姉妹から口述を得、アメリカ人S(55歳)、フランス人D、L(55歳)を少女買春の容疑で逮捕。ドンムアン署では、パタヤ署に、引き続き、少女買春をしていたその他の西洋人を探し出し、、刑に処すよう要請した。


国会議員の娘の車を奪った犯人、国境に現われる。

 AKライフルと短銃で武装し、プラチュアッブキリカン県選出の新希望党国会議員U氏の娘さんの4輪駆動ピックアップを強奪した犯人4人組は、逃走の途中、警察と銃撃戦になり、双方の車が破損。犯人たちは、もう一台のピックアップを強奪、それを運転して逃走、チュンポン県ターチェ郡の椰子園の中に逃げ入った。

 警察は警官100名を動員、犯人の捜索にあたったが、手がかりが掴めていなかった。犯人たちは、近辺で車を強奪しては、タイーミャンマー国境で売りさばいていたものと見られる。

 この事件に関し、警察では、12日、国会議員の娘さんが車を強奪された現場付近を検証、その後、犯人たちが現場に残した証拠物件を検証するため、フアイヤーン署にて会議を行った。会議の後、警官達は捜査班毎に、捜査方針に基づき、犯人探しに出かけていった。

 A警察少将の発表によれば、現在のところ、チュンポン警察と共同で、犯人が車に残していた血痕のDNA検査を行い、その結果を容疑者の血液型との照合をしている。
また、W警察少将は、犯人たちは、車で逃走しながら振り向き、警察官の車に定めをおいて発砲できるほど、武器の使用方を熟知しており、以前に取り締まったことのあるギャンググループとは異なる、新しいグループと見られる、と語った。

 最新の情報によると、犯人グループと思しき怪しげな人物達を、タイーミャンマー国境にて見かけた、と言う報告があるが、国境には31個所の検問を設けているため、それを突破し、ミャンマー側に逃走することは、不可能であるとの事。


泥酔警官、値引きに応じない食堂のオーナーを銃殺。

 12月12日、午前1時過ぎ、ノンカイ県パクカード郡の警察署に、ガーデンレストランにて撃ち合いがあった、との通報があった。

 警官が現場に駆けつけたときには、店内には血痕がおびただしく、テーブル、イスは倒れ、グラス、瓶などが多数破損していた。9ミリ口径のピストルの薬莢が5個落ちており、証拠として保管した。負傷者2名は付近に居た人により病院に運ばれる途中死亡。後、死亡したのは、レストランのオーナーBさん(42歳)と、客のSさん(45歳)と判明した。

 調べによると、事件が起こる前、4人の警官が店を訪れ、ビールを飲んでいた。半ダースほど飲んだところで酔っ払ってしまった。勘定の時になり、丁度レストランのオーナーBさんがビジネスの話をするため、Sさんを伴って店に入ってきた。警官の一人WがBさんに歩み寄り挨拶をした後、飲食代金の割引をしてくれるよう要請したが、Bさんは無視しWを追っ払った。そのことにWは腹を立てテーブルに戻り、ピストルを抜き、Bさん、Sさんに向け発砲。その後酔っ払っていた警官達はそれぞれ現場から逃げ去った。

 当日朝、第4管区警察本部副本部長W警察少将がパクカード署を訪れ、捜査状況を視察、事件の背景に付き長時間に渡り聴取した。その後、警官が引き起こしたこのひどい事件を決してうやむやにすることなく、公正に処理する、と語った。今のところ、犯人のWは管轄区域外に所用に出ており、2日以内に自主するとの見通し。残りの3人の警官についても、既に職務不履行で訴えている。

     
おかまのキックボクサー、プリンヤーさん、性転換手術で女に。

 おかまのキックボクサー、プリンヤーさんが、12月7日、性転換手術後、初めて心境を語った。プリンヤーさんは、12月5日、バンコク市内の病院で性転換手術を受けたことを認めた。経費10万バーツ余りのうち、半分を病院側が負担、残りの額も、彼の後援者が負担してくれた。今は手術後の痛みが激しいが、2週間もすれば、普通の女性と同様の生活が送れるようになるらしい。

 手術後、トイレは、男性用、それとも女性用を利用?との記者も問いに、「もちろん女性用です。小用も女性と同じように足してます。」との返事。性転換して後悔していないか?との質問には、「そんなこと考えたこともないわ。子供の頃から女になりたいと思っていたし、ボクサーになってお金を貯め、やっとチャンスが来たのよ。それで思い切って手術をしたの。話題作りのためなんかじゃないって事、ファンの人達にも理解して欲しい。キックボクシングの世界から引退することもありません。ただ今は、試合の予定が入っていないだけ。これはプロモーター次第ですから・・。でも今後はリングに上がるとしても、地方または外国になるでしょうね。だって、女になってしまったからタイの公式戦に出場する資格無くなってしまったの。芸能界の仕事もまだやてるわ。ファッションショーやショー番組に出演したり。手術の後も普段の生活に変化はありません。生まれたときから精神的には女だったから。今回の手術は下半身だけ。豊胸手術はするつもりありません、あれやると、ボクシングに差し支えるから。女性ホルモンを沢山摂っていれば自然に胸も大きくなるわよ。」

 将来は、お金を貯めて、外国人向けのボクシングジムを開きたいとの夢を持っているらしい。記者からの報告によれば、インタビューの途中でプリンヤーさんはビキニ姿に着替え自慢のプロポーションを披露してくれたらしい


看護婦がテレビドラマに夢中の間、妊婦が流産。

 ロッブリ県パナニコム郡の保健所職員Uさん「30歳)は、「サラブリ県の、プラプタバート病院職員の職務怠慢により、臨月の妻が十分な看護を受けられず、3時間も苦しんだ末、子宮破裂で流産、胎児が死亡した。この件を例に、病院職員の職務怠慢さを世間に知らしめて欲しい。」と記者に訴えた。

 Uさんによると、妻のPさん(28歳)が病室のベッドの上で、陣痛に耐えながら医師を待っているとき、看護婦達は全員テレビドラマに夢中であった。ドラマは丁度、主演女優が出産し、母子共に死亡するシーンであった。主治医のM医師は、看護婦が患者に気を配り、常に患者の様態の変化に注意していれば、このようなことは起こらなかったのに・・・と残念そうに語った。

 12月7日、厚生省において、医師会会長のS医師が、記者会見を開き、委員会はこの件を重視、職員を現地に派遣して真相を調査させ、また12月9日には、被害者のMさんからも事情を聴取し、病院側に手落ちがあったかどうかを検討、手落ちがあったと判断された場合は、即刻、調査委員会を設置すると語った。

 また、看護婦会のある幹部も、看護婦会としても、すでに会長Wさんが、サラブリ県の責任者に指示を出し、被害者夫妻、および事件当時、勤務についていた看護婦全員からの事情聴取を行い、看護婦にミスがあった場合は、規定に基づき相応の処罰をする方針を決めた。

 一方、プラプタバート病院院長D医師も、同日病院にて記者会見を開き、次のように語った。「今回の事故が起こったとき、医師・看護婦たちは通常どおりの勤務をしており、患者の看護にあたっていた。ただし、細かい点において、たとえばテレビを見ていた、等の手違いがあったかもしれない。調べたところ、確かにテレビを見ていたという看護婦はいたが、職務を疎かにしていたわけではない。空き時間を利用して、私用に使っていただけである。患者の子宮が破裂し、胎児が死亡した件は、不可抗力であったと考えている。兎に角、病院としても委員会を設置し、再度、原因の究明に取り組む予定である。」
 今回のミスは大きいと言えるか?との問いには、「このようなミスは、医師の秩序・倫理上のミスであり、処罰はそんなに重いものとはならないであろう。看護婦は患者を看ていなかったわけではない。一時的に目を離していただけだから。」

 主治医であったM医師は、今回の件に関し、「この患者は入院してきた当初より私が担当していたので、子供の命を救えなかったことは非常に残念である。しかし、事件が起こったとき、私は現場に居合わせなかったので、事件に関してはコメントしたくない。私が駆けつけたときには既に手遅れの状態だった。」と肩を落とした。

 病院の手落ちにより子供を失った当のPさんは「元気な赤ちゃんを出産するため健康管理に気を付け、育児用品も買い揃え、名前まで決めていたのに、何人かの無責任な人の為に全てがアワと化してしまった。私はもう子供を生めない体になってしまった。あの看護婦たちには謝罪してもらいたいし、病院にもきっちりと責任を取ってもらいたい。さもなければ、私はこの件を行き着くところまで訴えるつもりでいます。だって、もうすぐ目を開き、世界を自分の目で見ようとしていた大事な息子の命をなくされたのだから・・・。」


妻ら4人を売る「犯罪とは思わなかった」 中国・重慶

 中国重慶市の警察当局はこのほど、自分の妻ら4人を人身売買しようとした疑いで同市郊外の農民を拘束した。中国では内陸の貧困農村で、人身売買目的の若い女性の誘拐事件が多発しており、当局は取り締まりを強化している。
 同市の夕刊紙「重慶晩報」によると、この農民は20歳代後半の男性。昨年4月、「河南省では女の子が3、4000元(1元は約13円)で売れる」と聞いた。出稼ぎに行くといって妻を同省に連れて行き、子どもを欲しがっている農民に3500元で売った。

 さらに妻の叔母を同様に売ったほか、弟の妻と16歳の女性も、誘拐し売りに出たが、逃げられたり、買い手がつかなかったりした。妻の叔母が先月、当局に保護され、犯行が発覚した。農民は「手っ取り早く金が手に入る方法だと思った。犯罪だとは思いもしなかった」と話しているという。


アイコラ・サイト タイ人女優、警察に被害届
ウエブマスターは大卒エリート

 セクシー女優として知名度の高いアンカナさんが先月二十二日、他人の裸身と自分の顔の合成写真がインターネットで流されたとする被害届を警察に出した事件は、その後、さらに二人の女優が同じ理由で被害の届け出をするなど、連日新聞紙上を賑わせていたが、警察は三十日、男性容疑者宅を捜索、証拠品及びコンピューターを押収した。

 この男性(三一)は名門チュラロンコン大学政治学部を卒業したエリート。問題となったポルノサイト『Thaisexy(タイセクシー)』は六ケ月前に開設、「インターネットを勉強するためで商売目的ではなかった」と供述している。

 しかしアイコラ(有名人の顔写真を別人のヌード写真に張りつけること)を売り物にした同サイトは好評を博し、一日のアクセスが七千件に。このため広告会社三社がコンタクト、性関連商品(ポルノ写真・ビデオなど)販売の広告を掲載するようになった。「報酬は歩合制で売上に応じてマージンが入ってきた。平均すると一月に約五百米ドル。さらにスポンサーのサービスを利用する者がひとりいる毎に六セントがキックバックされた」という。

 警察では同男性を名誉棄損、及びわいせつ物頒布で起訴する方針であるが、タイの刑法では公共性が強い媒体による名誉棄損罪は懲役二年以下、及び二十万バーツ以下の罰金。わいせつ物頒布は、三年以下の懲役、または六千バーツ以下の罰金、もしくはその両方が科せられることになる。被害者のアンカナさんは「民事上の損害賠償はまず犯人と話をしてから考える」としている。

 捜査の過程でタイ警察は、KSCコマーシャル・インターネット社、ロクスレー・インファメーション・サービス社などタイ国内のプロバイダー十七社に対して、アイコラを含むサイトを削除するよう指示、仮に会社が故意に削除しなかったことが発覚した場合には、名誉棄損で起訴する可能性もあると警告する。

 アイコラはこれまでにも問題視されていたが、タイではこれを規制する法律がなく、同じく合成ヌード写真がネット上で流された有名美人女優プリヤヌットさんの夫ノッパポンさんも、「これまでにも二人で相談したことはあったが結局は無視することにした」と憤慨しながらも結局は泣き寝入り。ポルノサイトのウエブマスターが摘発されることはなかった。

 しかし今回のアイコラ騒動では民主党女性議員が国会の人権委員会に動議を提出したほか、警察もポルノサイトやわいせつチャットを徹底的に取り締まっていく方針を発表するなど、規制の機運が高まっており、今後具体的な討議が進んでいくことになろう。とはいうものの、「情報提供の規制は国民が敏感に反応する」(スパトラ国務相)との声もあり、意見調整にはいましばらくの時間が必要といえそうだ。


元ミス・タイランドワールドのヌードカレンダー

 毎年、年末になると、各企業や商店は、顧客に配布する。中でもヌードカレンダーは人気の的である。見る者とっては、どの会社が、モデルを裸にするのにどれだけ投資しているかが気に掛かる。

 これまで、ほぼ毎年のように、人気があったのは、有名酒造メーカー、エンジンオイル、カーディーラー、のヌードカレンダーであった。しかし、新世紀を迎える2000年は、普通のヌードカレンダーの他に、タイのスーパーモデル、ヘレンとルクケートの元ミス・タイランドワールドの両人が、共同出資で、初めて自らのヌードカレンダーを発表する事により、業界に新旋風を巻き起こした。カレンダー以外にも、ヌードアルバムを出し、インターネットを通じ、全世界に向けプロモートしている。

 記者会見でヘレンは、親友のルクケートと共同で今回ヌードカレンダーを出そうと決心したわけは、タイモデル業界のレベルアップを目指すものであり、タイのモデルも世界レベルのモデルに負けないだけの、美と能力を兼ね備えていると思う。私とルクケートはモデルである以外に、元ミス・タイランドワールドと言うタイトルも其れを裏付けている。 

 この、タイのスーパーモデル2人の写真アルバム”ガールフレンド2000”は3万セット印刷され、今月9日より、1セット170バーツで発売される予定。

 このアルバムを撮影した、タイの有名カメラマン、A氏は記者の質問に対し、今回のアルバム撮影には、ホアヒンのリゾートホテルで、11月始めに4日間、フィルム200本を費やして撮影した、と語った。 撮影場所は、海岸とプールサイド、セクシーさを強調するため、ツーピースの水着を着用、一部写真は、裸で両手で大事な部分を隠しているだけのモノもある。インターネットで流布しているのも、この水着姿の写真であり、アルバム ”ガールフレンド2000” も元ミス・タイランドワールドの、二人のイメージを損なうことはない、とのこと。              


美人歌手、コンドミニアム15階より飛び降り自殺。

 12月1日、午前9時、ノンタブリの警察は、コンドミニアムから飛び降りて死亡した人がいる、との連絡を受けた。警官と救助隊が現場に駆けつけると、15階建てコンドミニアムの駐車場ビル5階屋根部分に、15階に住む独身の女性Nさんの遺体を発見した。遺体はうつ伏せで、顔からは血が流れ出、足は骨折、頭は割れ血と脳が散らばり異臭を放っていた為、救助隊が急いで病院に運んだ。

 コンドミニアムの清掃婦Tさん(47歳)によると、昨日夕方、屋上でNさんを見かけたが、ひどく悲しんでいる様子であった。彼女は、大声で泣いていたかと思うと、暫くして笑ったり、歌を口ずさみながら踊るように歩いたりする事があったが、誰もその事を気に留めてはいなかったし、私自身こんな事になるとは思ってもいなかった。今朝、掃除をしていると、人が飛び降りた、との叫び声が聞こえたので、走って見に来ると、Nさんが死んでいたので慌てて警察に通報した。

 Nさんの妹で、同コンドミニアム7階に住むCさん(24歳)が、泣きながら警官に語った事によれば、姉はカフェで歌手をしており、ここの15階に住んでいた。自殺の原因は私には見当が付かない。姉の部屋からは3通の遺書が見つかり、内容は、『自分の人生に不満。全てに渡って援助してくれる人がいても、結局私はその人の妾に過ぎないから、全然幸せじゃない。それにカフェの同僚の中にも、一人として信用出来る人がいない。誰もが、争ったり、陰口をたたくばかり。生きていても幸せを感じないから、いっそ死んだ方がまし。』と書かれていた


浮気者の警察官幹部、妻にイチモツを切り捨てられる。

 最近、首都警察の警察官の間で、ある警察官幹部が、イチモツを嫁さんに切り取られ、公務につけず、未だに病院で手当を受けている、という噂が広まっていた。

 記者が、警察官に尋ねてみても、警察の恥なので、誰もが口を閉ざし詳細を語ってくれなかった。しかし、記者の粘り強い努力で、以下のような情報を得た。

 去る、26又は27日の夜、都内某警察署のN警官が、同僚より警察署裏にある官舎にて警官が暴行を受けたとの、連絡を受け、現場に急行した。

 5階建て官舎の1階にあるS警官(40歳)の部屋の前で、本人がズボンを血で真っ赤に染めて呻いていた。その横では、元看護婦の妻(28歳)が冷静に様子を見ていた。S警官を警察病院へ送ると供に、残りの警察官全員で、懸命に切り捨てられたイチモツを捜したが、妻は口を閉ざしたまま、どこに捨てたか、語らなかった。

 1時間ほど経って、妻が重い口を開き、官舎裏の下水道に捨てたと供述したため、泥にまみれたイチモツが発見され、氷漬けにし、縫合手術のため、急いで病院に届けたが、S警官は、細胞の一部が既に死んでおり、また不潔な状態であったため、縫合を拒否した。医師によれば、縫合すると、体が細菌に侵され、更に様態がひどくなる恐れがあるため、やめておいた方が良いとの判断であった。

 事の起こりは、妻からの話と状況を加味すると、S警官は妻と正式に入籍しているにも拘わらず、浮気者で女と見れば、誰彼かまわず手を出していた。妻が勤めを辞め、家事に専念してからも、S警官の浮気癖が直らなかった為、堪忍袋の緒が切れ、事に至った。

 長い間我慢してきた妻は、いつか夫を痛い目に遭わせようと計画していた。当日は官舎内の同僚の警官を多数招き、酒盛り開き、酔わせた上、夫のコップには念を入れ、隙をみて睡眠薬を入れた。酒盛りがお開きになってから、S警官が、酒と睡眠薬で熟睡している間に、妻は前もって用意していたナイフでひと思いにS夫のイチモツを切り取った。

 痛さと苦しみで我に返ったS警官は、大声で助けを呼び、前述の様なことになった次第である。

 その後、妻は暴行障害の容疑で逮捕され、留置されている。一方のS警官は、病院を移り、ニュースとして取り上げられたく無いため、事件を早急且つ内密に処理してくれるよう嘆願している。


花嫁71歳、花婿は80近く、50年の愛、遂に成就。

 二人の老人の夢が、実現。『赤い糸で結ばれているから、離れられないわよ。』花嫁は、愛する人を待ち、半世紀以上も独身を通した。

 78歳と71歳の老人が結婚。若かかりし頃、二人は相思相愛であったが、男性側が身を引かざるを得なくなり、50年にも渡り、引き離されていた。男性側は他の女性と結婚し4人の子供をもうけた。妻が亡くなってから寂しくなり、初恋の人に会いたくなった。40歳になる自分の娘を後見人にして結婚を申し込んだ。ずっと待っていた女性側も戸惑うことなく、喜んで受諾。

 11月28日午前9時から、サムットソンクラム県の花嫁Mさん(71歳)の実家にて、両人の親族や親しい友人40~50人を招いて簡単な結婚式が執り行われた。花婿Sさんからの結納は現金2万バーツと純金4バーツ(約60グラム)。式典のあと披露宴に移り、二人を、花嫁の寝室である、愛の巣に送り出した。

 花婿Sさんによると、『若かった頃、精米所で働いて貧しかった私は、網元の娘、Mさんと恋に落ちたが、Mさんの親に引き離され、50年も経ってしまった。その間、私は他の女性と結婚し、4人の子宝に恵まれた。2年前に妻が亡くなって以来、残りの人生で、初恋の人Mさんを探すことにした。やっとの事で住所を突き止め、彼女が未だ独身でいる事を知った時にはとても嬉しかった。会いに行き、結婚を申し込むと、彼女も躊躇しなかった。そこで娘を後見人にし遂に結婚出来た次第です。』

 一方、花嫁のMさんは、『彼から連絡があったときはとても嬉しかった。彼から結婚の申し込みがあった時は、同年代の話し相手が出来るので、迷うことなくOKしたわ。こんな年になって結婚するとは夢にも思ってなかった。なぜなら、彼と別れ別れになってから、誰も好きになれなかったから。』

 結婚後の生活は、他の家族同様、簡素なものである。


葬儀の最中、死んだハズの本人、現る。

 この変な出来事は、母親が、身元不明人の遺体を自分の息子と勘違いしたことから始まった。 

 ナコンシータマラート県の当紙記者からの報告によると、11月28日午後7時、慈善団体の事務所に、殺人事件の被害者の遺体が送り返されてきた、とのこと。

 当初、被害者の親族と名乗る人間が遺体を引き取っていったが、後になって、その遺体が親族ではないと判り、返却されたもの。

 事の始まりは、去る11月20日、スラタニ県のヤシ園の中で、顔面を銃で撃たれ殺されている遺体が発見された。遺体は身元が確定できなかったため、慈善団体に引き取られ、親族が現れるのを待つことになった。23日になり、ナコンシータマラート県に住むS夫人(53歳)とその親族が、その遺体は、一ヶ月前に家を出て以来音沙汰のない息子W(26歳)ではないか?と警察を訪ねてきた。

 遺体と面会するとS夫人は、イレズミから判断して、遺体は自分の息子であると確信し、ショックのあまり、気を失いそうになった。遺体を引き取り、その日から自宅にて葬儀が始まった。毎晩、親族や近所の人が葬儀に訪れ、30日に荼毘に付す予定であった。

 ところが、28日午後になって、死んだハズのWが、葬儀の現場に現れ、参列していた人達は、幽霊が出たのでは・・・、とびっくり仰天。S夫人も声を上げてびっくり。正気に戻り、息子がまだ生きていることを知ると、涙を流しながら息子を抱きしめたのであった。

 息子Wさんの話によると、一ヶ月バンコクで仕事をしていたが、家族には全く連絡していなかった。実家で自分の葬儀が行われると知り、あわてて帰ってきた次第。親族が、遺体がWさんであると勘違いした原因は、イレズミがそっくりだったためで有るが、よく見てみると、Wさんと身元不明の遺体のイレズミは左右反対の位置にあった。

 葬儀は、即刻中止となり、再び身元不明となった遺体は、慈善団体に返却され、真の親族が引き取りに来るのを待つことになった。


13歳以下のHIV感染者-来年は35万人突破

 タイ政府は二十二日、「HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染している十三歳以下の子供の数は、来年にはタイ全土で三十五万人を突破する」と発表した。これは、現在の二十六万人から、九万人も増加することになる。

 子供がHIVに感染するのは、妊娠中の母親から母子感染した例が圧倒的に多い。タイの保健省の統計によれば、妊娠中の女性がHIVに感染している率は、妊婦全体の二%を超えている。タイ赤十字の調査では、二〇〇〇年までに、HIVに感染した母親のうち、約十万人が死亡すると予測している。

 タイ政府では、ここ数年、HIVの知識を広めるための啓蒙キャンペーンをタイ全土で意欲的に行っている。その結果、北部ではHIVの感染者数が減少したのも確か。だが、東北部では逆にHIV感染者の増加傾向が見え始めており、タイ全体としては数が増えているのが現状である。
 保健省によれば、HIV感染者数の増加を食い止めるためには、地道ではあるが、現在の啓蒙キャンペーンを拡大するしか方法はないという。そのためには、年少者への性教育をさらに充実させることが必要である、と保健省では結論付けている。


19才未亡人レイプ後惨殺される-犯人は近所に住む男

 今月十一日午後、サムットプラカン県にある『パイブン・ビル』二〇号室で、バンプー工業団地内の某製造会社勤務で、若くして未亡人のスダラットさん(一九)が殺害されているのが発見された。

 死体状況から、スダラットさんはレイプされた後鋭利な刃物で首を切られ、さらに電気コードで首を絞められて殺されたものと推察された。 この事件が発表された翌日午前、サムットプラカン警察は、同工業団地の会社に勤める、ペチャブン県出身のサウェー(二四)を婦女暴行及び殺人容疑で逮捕。

 事件後、警察が付近の住人に聞き取り捜査を行った結果、一七号室に住むサウェーの体のあちこちに傷跡が見られ、指にも噛まれたような跡があるという情報を得た。そこで警察は、サウェーを署に連行し取り調べを行った。サウェーは、最初、警察の「体のその傷はどうしたのか?」との質問に対し、「転んで怪我した」とうそぶいた。しかし、その後の執拗な詰問に観念したサウェーは、ついにスダラットさん殺害を自供、次のように供述した。「事件前、俺はビルの前の美容院で、仲間と一緒に酒を飲んでいました。部屋に戻ってもなかなか寝付けず、そのうち、男を部屋に連れてきたことのあるスダラットさんのことを思いだし、急にムラムラした気持ちになり、どうしてもセックスしたくなったのです。彼女の部屋に行くと、ドアは開いたままで網戸だけの状態だったので、網をナイフで切り開き、内側の鍵を外しました。部屋に侵入しても、寝入っていた彼女は全く気付きませんでした。そこで、ベッドにそっと近づき、毛布をまくり上げ、腹部を強く殴りました。スダラットさんが大声で喚くので首を強く絞めようとしたら、激しく抵抗、俺の右手中指に思い切り噛みついてきたのです。噛みついたまま放そうとしないので、カーッとなった俺は、さらに膝で腹部を強く蹴り上げました。その後、動けなくなった彼女の衣服を剥ぎ取り、レイプしました。他人に喋られることを恐れた俺は、彼女を殺してしまおうと決意、ナイフで首を二ヶ所切り、それでもまだ不安だったので、アイロン・コードで首を絞めて殺しました。彼女が完全に死んだことを確認した後、自分の部屋に戻り、何事もなかったように寝ました。翌朝、仕事に出掛けようと家を出たところ、逮捕されたのです」。

 警察の発表後、現場検証を行ったが、一目犯人の顔を見ようと集まった千人近くの野次馬を整理するため、百人の警察官を動員、警備に当たった。


女子高生、輪姦の後、絞殺され池に捨てられる。

 11月25日、午前7時半、ナコンパノム県ターウテン署に電話で、ターウテン町町会議員のK夫人より、家の近くの池に、死体が浮いている、と連絡があった。

 現場に急行すると、家に隣接する、1ライ程の大きさの、魚を養殖している池の中に、裸で死臭を漂わせながら、うつ伏せ状態で浮いている女性の死体を発見。調べで、死者は、サコンナコン県の商業高校3年に在学する、Sさん(17歳)であることが判った。

 死体の顔部分右側は、固いモノで殴られた後があり、右頬骨が陥没していた。顔面と体に赤い斑点があり、喉は緑になっていた。医者の見たところによると、死因は、窒息死で死後3日経過しているとのこと。 その他、詳細に検死してみると、性器に強姦された痕が見られ、切り傷がついていた。

 当初、警察では、Sさんは強姦された後、殺され、証拠隠滅のため池に捨てられたものと見ている。死体発見現場から300メートルほど離れたところから、強壮ドリンクの瓶、カッターナイフ、手鏡、直径5センチ、長さ1.5メートルの、血痕の付着した木が発見され、証拠物件として収められた。

 被害者は、2人以上の悪者に、人気のないところへ連れて行かれ、素っ裸にされ輪姦されたものと、警察では見ている。被害者は苦痛に耐えきれなくなって、田圃を走り抜け、林の中に逃げたが悪者に追いつかれ、殴られ意識不明になってしまい、その上首を絞められ死亡に至った。 

 悪者達は死体を池に捨てたが、後になって浮かび上がってきた。調べによると、殺されたSさんは、22日の夜から、ロイクラトン祭りと友人の誕生パーティーに行くため、ネン、ノイ と言う二人の男と出かけていき、その後行方不明となっており、23日午前9時半に親戚の人が、警察に捜査願いを出していた。

 24日午後4時頃、警官が、藁を積み上げてあるところで、被害者のものと思われる黄色のシャツ、黒の長ズボン、ピンクのパンティー、ブラジャーそれとサンダルを発見。その後、死体が発見されたのであった。

 被害者のおばTさん(54歳)の話に依れば、Sさんは父親に、『ロイクラトンのお祭りと、友達の誕生パーティーに行って来る。』と言ったきりで、どこに行くかは、言っていなかった。22日の午後4時頃、Pという友達が迎えに来、そのまま出かけてしまった。

 死体が発見されるまでに、警官が、衣服が見つかった、と伝えに来てくれたが、翌日になり死体が見つかった。父母は勿論のこと、親戚一同悲しみに暮れながら、自宅にて葬儀を執り行う為に、遺体をターウテン病院に引き取りに来た。

 Sさんが生前親しかった男性Wさん(23歳)の話によると、Sさんは職業訓練のため、ターウテンの土地事務所に来ており、私の自宅の近所の寮に泊まっていた。22日、ちょうどロイクラトンの日、私は彼女を、とあるレストランまで送っていった。そこでは、エク、ネン、ノイ、ビアの4人が酒を飲んでいた。その後、Sさんは私を家まで送って来、4人とまた語り合うために戻り、それから、行方不明になってしまった。

 警察では、状況から判断すると、悪者は2人、プラスその共謀者として疑わしい人物があと何人かいると見ている。既に、容疑者全員の住所・氏名を把握しており、今日にでも逮捕出来るであろう。この事件は、この町に於ける、ここ50年の内で最も驚いた事件である。

 警察は、容疑者の内一人、ノイを既に逮捕しており、バンコクに逃げているネンに対しても、逮捕状を出している。その後、警察は、容疑者、エクおよびビアを署に連行し、事情聴取を行った。合わせて3人の容疑者が既に捕まったことになる。


麻薬パーティー摘発。

11月24日、午前4時30分、第5管区警察は、チェンマイの麻薬撲滅部隊と特別班、計120名、保健所の医師2名、麻薬捜査犬2頭が、尿検査器具等を携え、チェンマイ市フアイケオ通りにある有名なパブ“マーブル”を捜査したと発表した。

捜査部隊がパブ内に押し入ると、店はまだ営業中で、18~20歳位の若者達が、麻薬吸飲中、大音響で音楽をかけていた。麻薬により酩酊状態にあった男女j若者達は、警察官が押し入ってきたのに気がつくと同時に、吸飲中の麻薬を床に捨てた。

警察は、エクスタシー、大麻を隠し持っていた7人の男女を拘束し、その他の若者については、尿検査を行った。警察では、店の1.2階が、若者達が、エクスタシー、覚醒剤、大麻などを吸飲するための溜まり場であった、と判断した。

その後、一部部隊が店の3階部分を捜査すると、そこは多数の小部屋に仕切られており、各部屋では、若者のカップルが寝ており、警察の急襲に気づいた彼らは、部屋から逃げ出してきた。男女の中には、素っ裸で飛び出してきた者もいた。捕まった若者の話によると、麻薬吸飲の後、寝るために3階に上がって来た、とのこと。

警察は、そこにいた全員、約50人を拘束し、尿検査をした。

午前5時半、捜査員が若者達の尿検査を執り行っている最中、パブのオーナーである、と言う男が店にやって来て、捜査官達に文句を付けた。自分の母親に電話をかける前、『自分は内務大臣の甥である。なぜこの店を捜査し、逮捕者を出すんだ!!』と怒鳴り、警察官の一人に電話で、母親と話をさせた。

その後、警察との話し合いにより、その男は、麻薬を所持していた若者の逮捕に応じた。後、パブのオーナーであると言っていた男は、雇われオーナーであることが判った。

当初、警察は、麻薬を所持について捜査したが、雇われオーナーについては、無許可で営業していた容疑で捜査。麻薬を使用、尿検査で麻薬の使用が確認された者については、警察は、警告したのみで、拘束せずそのまま帰した。

床に捨てられていた麻薬は、ヘロイン3包、覚醒剤5錠、エクスタシー大麻 であった。それらを所持していたことを否定している7人の容疑者については、署に連行の上、法に基づき処罰する予定


ニセ警察官、逮捕される。

11月25日午前0時過ぎ、警察は、善良な市民より、タリンチャン地区にある、マッサージパーラー バレンタイン2の駐車場付近に、ニセ警察官らしき人物がいる、との通報を受けた。

署員を派遣し、疑わしい動きをしているその男S(34歳)を調べてみると、サイフの中に、ニセの公務員証とキャッシュカードを持っていた。

車の中から発見されたその他の証拠物品、警察官の制服、肩章、ニセの名刺、などについても、すべて自分のモノであり、警察官の   ふりをするために使っていたことを認めた。

調べによると、Sは元軍人であったが退役後、自分で事業をやっていたが、警察官にあこがれ、真似をしていた、と自供しているが警察では自供をあまり信用ぜず、ギャングでは・・との疑いを持っている。

マッサージパーラーの従業員の話によると、容疑者Sは警察官の真似をして、もう約4年になる。店に遊びに来るときは、いつも金持ちの旦那を連れて来て、話をしていたから、従業員の多くは、Sが本物の警察官だと思っていた。

Sの身柄は、タリンチャン署に連行された。もし、Sに騙された事のある被害者があれば、被害届を出してください。
  

美人歌手、頭を撃ち抜かれる。

11月23日午前6時40分、カンチャナブリ署は、アパートで人が撃たれて死んでいる、との通報を受けた。

署員が現場に急行すると、既に野次馬が100人以上も集まっており、まず、関係者以外の人間を現場から閉め出した。事件の起こった405号室に立ち入ると、水色の半袖の服を着、黒い半ズボンをはいた、死者が血を流しながら、うつ伏せに寝ていた。調べで、死者は、独身女性のCさん(18歳)と判明した。

Cさんは38口径のピストルで撃たれ、銃弾は左こめかみから右こめかみに貫通しており、脳の一部が飛び散っていた。もう一人の負傷者は、既に病院へ運び込まれており、調べで、Cさんと同郷の独身女性Mさん(20歳)と判った。Mさんも38口径の銃弾により、右手首にキズを負っていた。

Mさんの話によると、友人とロイクラトンのお祭りに行き、午前4時頃Cさんの部屋へ行き、そこに泊めてもらうことになった。部屋ではCさんが 恋人のP(20歳)と喧嘩の最中であった。その原因は、Pの嫉妬から。

市内のレストランで歌手をしているCさんは、美人で若いため、客に大変人気があった。それが原因で、Pとの間に毎日喧嘩が絶えなかった。事件当日、店がはねた後、Cさんは同僚や客達と、ロイクラトンのお祭りに行き、帰宅が普段より遅くなった。その事をPが不満に思い再び喧嘩。 Mさんが仲裁に入り、Pを部屋の一方の端に寝かせ、自分が真ん中で寝た。Cさんが寝入った後も、Pは寝付かれず、隠してあったピストルを取り出し、銃弾をすべて抜いた後、1発だけを再び装填した。その後、思いも寄らぬ事が起こった。

PはピストルをCさんのこめかみにあてがい、引き金を引いた。Cさんの頭を貫通した銃弾は、Mさんの左手首に当たった。寝ていたCさんは即死。Pはピストルを持ったままその場から逃走した。その後の捜査で、Cさんのバッグから、Pの写真が発見され、それには、『君がこんな事するから、僕は悲しく、気分を害するんだよ。』と書かれていた。

警察では、Cさんに新しい男が出来るのでは・・・、との嫉妬からPがピストルを準備していた、と見ている。銃弾を1発だけ装填し、Cさんのこめかみにピストルをあてがいロシアンルーレットをして、Cさんを脅かそうとしたが、何と、一回引き金を引いただけで、発射してしまったらしい。警察はPの身柄を捜索しているが、近い内に捕まえれると自信を持っている。 


ロイクラトンのプレゼントに妻を差し出す。

11月23日午前0時20分、ラヨーン署で執務中のY警察少佐の元に、コンクリート柱職人Wさん(38歳)が、頭から血を流しながら、届けを出しに来た。

Wさんに依ると、『50センチ位の材木で顔面と左耳を殴られた。犯人は今も私の家にいるので、捕らえて欲しい。』とのこと。届け出受理の後、署員を派遣し、Wさんの家にいた 農業Y(21歳)の身柄を、証拠物件の血糊のついた材木と供に、Wさんの妻Sさん、同行のもと、署に連行してきた。

署内にて、双方が対面すると、WさんはYを指さし、『こいつが私の妻と密通し、私に暴行を加えた男です。』と、証言。そこで、Y警察少佐は、妻のYさんを真ん中に3人を並んで座らせ、話を聞くことにした。

夫のWさんに依ると、『妻Sと私は、再婚で、前の夫との間に3人の子供がいる。私とは7年間一緒に暮らしているが、二人に間に子供はいない。しかしながらその事により、妻や子供達のことをイヤに思ったことはない。しかし最近になってSが他の男と密通していることを知った。事件が起こった日、Yが家の近辺をうろついているのが見えた。彼の行動を注視していると、Yは私の家に入り、裏の暗闇で、妻Sの手を握り、ロイクラトンのお祭りに行こうとしていた。私は大いに嫉妬し、家に入り、Yの顔を殴り、妻を引き寄せ、話し合おうとしたが、一言も話さない内に、今度はYが材木を片手に、私の頭を殴打し、頭から血が噴き出した、それで走って警察に届け出た次第です。』
    
取り調べの後、Y警察少佐は、Yを傷害容疑で送検すると供に、3人に今後のことを尋ねた。妻のSさんは、『新しい恋人のYと一緒に暮らしたい。』Yも、『Sさんを愛しており、子供の面倒も見る。』と言ったため、Sさんの夫Wさんは、『7年間生活を共にし、子供も大きくなったが、何もいいことはなかった。ロイクラトンのプレゼントとして、妻SをYに差し上げましょう。』と言い放った。

その後、Yは署員により、牢に入れられ、Sさんは暫しの別れを惜しんでから、それぞれ家路についた。


半ズボンの若者6人、教師夫婦を撃ち、妻は死亡、夫は重傷。

警察の発表によると、19日午後9時、ナコンシータマラート県シーチョン郡にて銃撃事件があった、との報告を受け、警官が現場に急行した。現場はヤシ園の中に立つ2階建て家屋で、家の前にはピックアップトラックが一台停まっていた。車の傍らと、玄関前に大きな血痕があり、撃たれたのは2人であることが判った。被害者は既に、親族により病院へ運ばれた後であった。

初期現場検証では、何の手がかりも掴めなかったため、被害者に会いにシーチョン病院へ向かった。病院に到着すると、被害者の一人は既に死亡していた。後に、死亡したのは地元の教師、Kh夫人(43歳)であることが判った。Kh夫人は38ミリ口径のピストルで口元に一発、更に喉に2発撃たれていた。

もう一人の被害者は、同じ学校で教師をしている、Kh夫人の夫、K氏(46歳)で、マハラート病院に運ばれていた。K氏も同様のピストルで胸を2発打たれており、重体であった。

調べによると、事件が起こる前、Kh夫人はピックアップトラックで村内の市場で商売をしている妹を迎えに行き、家の前に帰り着いたところで、暗闇に隠れていた、半ズボン姿の若者6人の内の一人がいきなりピストルでKh夫人の口元を撃ち、更に喉元を2発撃った。
  
同時に、ピストルの音を聞き、家内から夫のK氏が飛び出してきたところK氏も胸元に銃撃を受けその場に倒れた。 犯人達は、Kh夫人が身につけていた金のネックレスを取り上げ、バイクで逃走した。

事件の背景ははっきりしていないが、警察では、

    1 金を盗むのが目的。 (被害者は最近、ヤミ宝くじに当選し、数十万バーツを得ていた。)
    2 夫婦が最近、家を新築するために買った土地の件で、地元有力者といざこざがあった事が原因。
    3 教え子とのいざこざが原因。

以上3つの内、証言によると、犯人6人全員が半ズボンをはいていた為、3番目をもっとも重要視している。  
                          

シンガポール人男性宝石商、イチモツを焼かれ死亡。

チェンマイ警察署の発表によると、19日午後4時、市内にあるアパートAの室内で外国人が死んでいる、との通報を受けた。警官が現場に急行すると、2階206号室にて床の上で仰向けの状態で死亡している、外国人男性を発見。

死体の状態は、余りに淫猥で、灰色のシャツを身につけてはいたが下半身は裸であった。性器の先は、火であぶられたのが一目で判るほど真っ黒であった。浴室に落ちていたパンツには黄色い焦げ跡が残っていた。

名刺から、死者の身元は、シンガポール人宝石商Sさん(50歳)と判明。室内を詳しく調べると、顧客名簿、銀行送金関連の書類、マレー語で書かれた手紙、名刺などと供に、袋に入れ隠してあった宝石200粒を発見。その他、被害者がチェンマイ市内の成人学級の中学3年生クラスの学生であることを示す、学生証と教科書が見つかった。

アパートの女性管理人Pさんの話によると、Sさんは10月15日から206号室に入居し、人付き合いも少なく、室内に籠もっていた。頻繁に地方に出かけていたようだが、どこへ行ってたかは判らない。時々、オカマ数人を伴って帰宅することがあった。Sさんの死体を発見する前、掃除婦が部屋の前を何回も通り過ぎ、水道の栓が、長時間開きっぱなしになっていることに不審を抱き、ドアをノックしてみたが何の応答もなかった。仕方なく合い鍵でドアを開けるとSさんが裸のまま横たわって死んでいた。

警察の調べでは、室内から、Sさんのパスポートと財布の中の現金が紛失していた。警察では、Sさんは、長期間にわたり北部で宝石を買っていたため、宝石の密輸に関係していたのでは、? また、オカマを部屋に招き入れ夜を供にしていたところから、同性愛者であった、との疑いを持っている。

Sさんが部屋に招き入れた、少なくとも2人以上のオカマが、Sさんが金を持っていることに目を付け、その隠し場所を白状させるため、性器を火であぶるなどの拷問を加え、耐えきれなくなったSさんが死亡したものと見られる。犯人は部屋中を物色し一部の金目のモノを手にしたようだが、200粒の宝石の入った袋は見つけることが出来なかったようだ。Sさんの正確な死因は病院での検査の結果を待つ必要がある。


お妾さん、夫を騙し、酒に殺虫剤を混ぜ無理心中。

 11月17日 19:00 マハサラカム県パタナ村の住人から、同村50番地の家で、毒薬を飲んで二人が死んでいる。との通報があった。
 警官が現場に急行すると、現場は木造2階建家屋で、一階客間に並んで横たわっている死体を発見。室内には争った形跡が無く、酒が約半分残っている酒瓶、殺虫剤の臭いが少しするコップ一つ、それに、女性の死体の傍らのテーブルの下に、殺虫剤の瓶が転がっていた。

 その後の調べで、死者は、男性がPさん(54歳)で、死体は既に死後硬直しており、口からは泡をふいていた。女性の死体は、Tさん(47歳)でこちらも口から泡をふき死後硬直していた。 警察では二人の死体は死後8時間経過したモノと判断した。

 同村村長、Sさんの話によると、両人は夫婦であるが、二人の間に子供はいない。しかしながら、夫のPさんにはブリラム県に本妻がおり、Tさんは2号さんであった。Pさんは、本妻と2号さんの家を行き来していた。

 事件が発覚する前、近所の住民が、Pさんの家にいくら声をかけても、扉を閉めたままで何の応答も無かった。 仕方なく村長を呼んで来て、扉をこじ開けると、二人が毒薬を飲んで死んでいた。

 状況から判断すると、事件の前に二人が、Pさんがまた本妻の家へ行くのでは、との、Tさんの やきもち から言い争いになり、Tさんが前もって用意していた殺虫剤入りの酒をPさんに飲ませて殺害。そのあと、Tさんも服毒自殺したものと思われる。


警察官、結婚式の費用を両親から貰えず、ピストル自殺。

 プーケットの警察官 Yさん(28歳)が、官舎内にて、自らが携帯していたピストルで左胸を撃ち抜き自殺。Yさんは、ホテルに勤めている恋人のTさん(23歳)と今月20日に結婚式を挙げる予定で、約500人に招待状を出していた。事件がおこる前、Yさんは、実家に戻り、結婚式の費用に充てるため、両親にお金をもらいに行ったが、貰えなかったため、思い悩みノイローゼー状態であった。

 事件の当日も、Yさんは友人と酒を飲みに出かけ、深夜に帰宅。同棲中のTさんが、話しかけても、Yさんの落胆は癒えず、そのうちにTさんは先に寝入ってしまった。 銃声で目覚めたときには、Yさんは既に死亡していた。

 上司の話によると、Yさんは、努力家で真面目、同僚からも好かれる好人物だった。 自殺の原因は、落胆によりノイローゼに陥り、自殺に至った、のであろう。                     

学生に広がる麻薬汚染 約28万人が「経験あり」

 タイの麻薬汚染は、とどまるところを知らない。 タイの麻薬取締委員会とアサンプション大学が先頃、タイ国内三十二都県の公立学校千二十校を対象に行った共同調査によると、約二十八万人の学生が、ドラッグの経験があることが判明した。また、自らは麻薬を服用しなくても、「麻薬は悪くない」と答えた学生も五万六千人に上っている。

 この調査は、学生の間に広がる麻薬汚染の実態を探るために行われたものだが、その結果、麻薬常用者のうち、三十四・二%が中学生、二十六%が職業学校生、二十四%が高校生であることがわかった。麻薬の中で最も多く服用されているのは、予想通り、覚醒剤であり、マリファナが、これに続いている。中には、十二歳で覚醒剤中毒になっている者もおり、麻薬常用者が低年齢化しているのを裏付ける形となった。 

 同調査報告では、麻薬汚染が低年齢層まで浸透していることを理由に上げて、「麻薬がタイを滅ぼす」と警告。この調査報告を受けた教育省では、学生たちが麻薬を服用しているかどうか、タイ全土の学生に対して、尿検査や血液検査を一斉に実施するよう提案している。


日本―児童買春・ポルノ処罰法施行- 児童買春規制に日タイ協力体制
タ イ 増加する浮浪児が売春予備軍に

日本では十一月一日より児童買春・ポルノ処罰法が施行。これにより日本人観光客が海外で十八才未満の少年・少女を買春した場合、日本の法律でも裁かれることになった。これに先立ち、日本の警視庁はタイ警察との協力体制を確認しているが、実際、児童買春を目的として来タイする外国人観光客は多く、また日本人もその例外ではない。タイ国における児童売春の現状を概観してみた。(倉林義仁記者)

地下に潜伏、困難な実態把握  

児童売買春が深刻な社会問題としてタイ国内で認識されるようになったのは二十年ほど前。そして八〇年代中ごろからは、政府機関・民間団体も積極的にこの問題に取り組み始めるようになった。

 まず最初の作業は児童売春婦(夫)の数を正確に把握することであった。九二年八月には児童売買春をテーマとした全国レベルのセミナーが開催、ここで各機関・団体が独自に調査した児童売春婦(夫)の数を発表しているが、八十万人(児童権利保護センター)から一万五千四百四十四人(保健省伝染病制圧局)と大きな開きがあり、実数に関しては統一見解をまとめることはできなかった。しかし、「無視できないレベルに達している」ということでは合意に至っている。

 しかしその後、この八十万人という数字が〃一人歩き〃。内外のマスコミや国際機関で引用されるようになり、タイは「児童売春天国」との悪名を冠することになっていった。この評判がさらにロリータ趣味の観光客を呼び寄せることにもなるという、悪循環にも陥っていった。

 当時、バンコク都内には冷気茶室とよばれる簡易売春宿がチャイナタウンを中心に営業しており、十代前半の少女らが売春に従事、人権団体の非難の的となっていた。しかし「五月の流血事件」(九二年)以降、人権意識が急速に高まったこともあり、多くの店は閉鎖に追いやられている。

 さらに九六年に売買春禁止法が改正されたこともその傾向に追い打ちをかけた。同法では十八才未満(十八才の誕生日を含む)を「児童」と規定。買春客・ブローカー・施設オーナーへの罰則規定を強化した。

 例えば、十五才以上十八才未満の少年・少女と買春行為をした場合には一―三年の禁固刑、及び二万―六万バーツの罰金が科せられる。また、買春相手が十五才未満(十五才の誕生日を含む)の場合には二―六年の禁固刑、及び四万―十二万バーツの罰金が科せられることになる。さらに十八才未満の子供が売春行為をすることを容認した保護者への罰則が新設されるなど、児童売買春の制圧に重きを置いた内容となっている。

 この後、政府系機関が発表する児童売春婦(夫)数は統計上減ることになったが、これには売春施設が地下に潜ったり、またカモフラージュのためレストラン・古式マッサージ店に改装するなど、摘発逃れに躍起になった結果、実数把握がいっそう難しくなったという背景もある。また人権意識の高い都市部を嫌い、地方(国境地帯)に施設が拡散したことも摘発を困難にしている原因だ。

 現在の児童売買春の現状であるが、保健省伝染病局では今年一月一日から三十一日までの一ケ月間、全国の性風俗施設を調査、八月二日にその結果を発表している。この報告書では、性風俗施設は全国で八千四百三十一ケ所、売春従事者は六万九千百三十九人と推計。うち十八才未満の売春婦(夫)数は三千六百六十四人(全体の五・三%)と推定している。

 しかしこれに対しては民間団体からは「実数はこれを上回る」との声が上がっている。児童売買春問題に詳しいワンラロップ上院議員(児童創造協会理事長)は「二―三年前は一万五千人程度だった児童売春婦(夫)が、現在では二万人を超している」と低年齢化傾向に警鐘を鳴らす。

 ワンラロップ氏は低年齢化の原因として、家庭崩壊による浮浪児の増加を挙げる。浮浪児問題は現在、バンコク都庁や政府機関も保護対策に真剣に取り組むようにはなっているが、それでも保護が新たな浮浪児増加にまったく追いつかない状況のようだ。浮浪児の平均年齢が九才と、これまでより三才ほど低年齢化していることも危惧されるところだ。

 一方、児童売買春のもうひとつの問題として外国人児童の増加も指摘されている。九七年の国立マヒドン医科大学の調査では、外国人売春婦の数を全売春婦の二〇%にあたる一万八千二百四十八人と報告。さらに、このうち三〇%が十八才未満との調査結果も出ている。国籍ではミャンマー・ベトナム・ラオスなどのメコン流域国からの密入国が大半を占めているという。

 八〇年代まで少女売春婦の供給地は色白美人の多いタイ北部だった。しかしラダワン民主党議員(タイ北部パヤオ選出)やNGOなどの児童売春撲滅努力によりその数は減少。さらにエイズの恐怖も両親の「子供売り」にブレーキをかけた。

 このためブローカーらは国境を接するメコン流域諸国に目を向けることになった。特にそのターゲットとなったのは色白美人の多いミャンマー及び山岳民族の少女だ。当然、違法入国であるのだが、売春施設の多くが当局と癒着関係にあるほか、外見上はタイ人との見分けがつかないこともあり、摘発はあまり進んでいないのが実情だ。「パスポートがなく、また国内に親戚縁者もいないため警察に駆け込むことがない」(某ブローカー)ため使いやすい従業員ともいえるのだろう。

 先日、ニューズウィーク誌で「タイで誇れるものはセックスとゴルフ」との記事が掲載、タイ政府は抗議したが、買春をひとつの目的とする観光客が多いというのは否定できない事実だ。なかでも児童売買春に対する国際機関の目は厳しさを増している。「売春天国」の汚名挽回に躍起になっているタイ政府としては、より厳格な対応が必要といえるだろう。


パリ郊外にタイ人女性の惨殺死体 ---恋人のドイツ人男性も殺害
謎深まる犯人像
女性は妊娠六ヶ月

 フランス・パリのタイ国大使館によると、先月三十日、タイ人女性チョンティチャーさん(仮名・二八)の惨殺死体が同市郊外の森で発見されたという。

 死体はパリ南部メーラン町入口にある森の中に捨てられており、身体中を鋭利な刃物でメッタ刺しにされていた。これまでのパリ警察の調査で、女性は妊娠六ヶ月、殺害される二日前にパリに到着したことが判明している。

 犯人は既に逮捕されており、取り調べに対し、先月二十八日にチョンティチャーさんが、観光ビザで恋人のドイツ人男性と一緒にバンコクを出発してドイツに渡っていたこと、そこで犯人はドイツ人男性からチョンティチャーさんを紹介されたこと、その後犯人はチョンティチャーさんを連れてパリを訪れたことなどを供述。

 さらにその後の調査でチョンティチャーさんと一緒にいたドイツ人男性も既に殺されていることも発覚している。

 このため警察では、この犯人がチョンティチャーさんとドイツ人男性の両者を殺害したみて取り調べを進めている。また精神異常者である可能性もあることから精神鑑定もする方針だ。

 殺されたチョンティチャーさんは、チョンブリ県バンラムン郡出身。パリのタイ国大使館からチョンティチャーさんの母親の元に事件の連絡が入ったが、実家は貧しく、遺体を引き取るためフランスを訪れるお金が無いとのことでパリのタイ国大使館に遺体の処置などを一任することになっている。


「泥棒を逮捕してくれた警察官に娘をあげます!」-この噂に署内は大パニック
家族の中に警察官が居てくれたら、と母親が〃英断〃

 プレー県内で雑貨屋を営むブアリアンさん(四六)は、プレー警察の警察官の誰でも良いから娘のランプン(二六)と結婚して欲しい、と公表、大きな話題を呼んでいる。

 ブアリアンさんの家には過去四回程泥棒に入られているが、これまで一度も犯人は逮捕されていないことから、犯人を是が非でも逮捕して欲しいと思い余った結果の決断だという。しかし、ブアリアンさんの娘婿になるためには条件があり、先ず独身で性格が良い人、本当に娘を愛してくれる男性に限るという。

 この噂が世間に広がると、警察署内は大騒ぎとなった。

 今月三日、マスコミはブアリアンさんの自宅を訪ね、噂の真相に迫った。

 ブアリアンさんはインタビューに応じ、次のように語った。

 「私が発表した事は本当のことです。今まで何度も泥棒に入られて、不安で夜もおちおち眠れない状態なのです。どうしても家族の中に警察官が居て欲しいのです。そうすれば家族の者も安心出来、守ってもらえると考えています。いずれにせよ、最終的には娘の判断によるのですが・・・。」 また、ブアリアンさんの夫シンホンさん(五六)も、「警察が本当に犯人を逮捕してくれたら娘の件については反対はしません。噂が広がりこんなに大きなニュースになってしまったことには、かえって喜んでいます。娘婿になる人に関しては、良い人だったら警察での役職にはこだわりません。」と話している。

 マスコミは噂のヒロインである娘のランプンさんに、母親の発表についての感想を聞いてみたが、ランプンさんは顔を赤らめて恥ずかしがるばかりで、自分の意見を語ろうとはしなかったという。

 ワントン警察署のシーブット警察官は、「ブアリアンさんの発表は、四回も泥棒に入られて落ち込んだ自分自身を力づけるためのものではないでしょうか。ランプンさんは美人でスタイル抜群の女性のため、きっとじきに期待にそうような相手が現れることでしょう。プレー警察では現在犯人を捜査中ですが、ブアリアンさんの婿になりたいためではなく、警察官の任務として捜しているのです。私の部下にも真面目で将来性のある若い警官が何人かいるので、ブアリアンさんの娘婿になる機会があるかもしれませんね」とコメントしている。


小学校教師、12才の少女を一年間性的虐待!!性病にかかり母親が気づく

   去る九月二十七日、娘のノーイ(一二/仮名)が学校の音楽教師から性的虐待を受けた上、性病を移されたと母親が警察へ訴え出た。

  母親は次のように訴えた。

  「九月二十四日の夕方、娘は学校から帰って来ると、ボーッとして元気がなく、そのうち局部が痛いと泣き出しました。何も言わないまま泣き続けるので、不審に思った私は体を調べたのです。すると、局部が赤くただれて黄色い膿と血がにじみ出ていたため、私はレイプされ性病にかかったのだと思い、すぐに警察病院で検査を受けさせました。医師の診断によると、局部内が炎症を起こし、ただれている状態で、無理矢理レイプされた形跡がみられると言われました。その後娘の回復を待ち、誰にレイプされたのかを問いただしたところ、ケーンシー(五〇)という音楽の先生だと言うことが分かったのです」。

  被害者のノーイちゃんは、

  「小学四年の終わり頃のことです。朝登校すると、先生から校内の理容室の部屋に呼ばれ、床に散らばっている一バーツ硬貨を拾うよう言われました。私がしゃがんで硬貨を拾っていると、いきなりケーンシー先生が後ろから抱きついてきて口を塞がれたのです。そして部屋の中に隠れていた二人の男子生徒を呼んで、私の両手両足を押さえつけるよう命令し、その男の子達の見ている前でレイプしました。その後、先生は二人の男子生徒に一〇〇バーツずつ渡して追い払うと、私の首にナイフを突きつけて『誰にも言うな! 言ったら殺すぞ!』と脅しました。私は怖くて誰にも言うことが出来ませんでした。その後も先生から何回も呼び出されレイプされたのです」と証言した。 

 十月二十八日、警察は、母娘から再度事情聴取。今後、ノーイちゃんを再検査させ、同時に容疑者のケーンシーを、詳しく取り調べる方針だ。


健康祈願のため8才の双子の兄妹が結婚!信じる信じないは自由ですが…

  男女の双子は、結婚させないとどちらか一人が早死にする

 今月二十三日、マスコミはラブリ県市内で、八才の双子の兄妹を結婚させる準備をしているという噂を聞きつけた。

 男女の双子は、『結婚させないとどちらか一人が早死にしてしまう。もし結婚式を行えば、どちらも健康で長生き出来る』というタイの昔からの言い伝えに、半信半疑ながらも結婚式を挙げることを決心したとのことである。

 双子の叔母にあたるスワニーさん(三三)は次のように語った。

 「双子の、兄はベース君、妹はビームちゃんと言います。二人は今結婚式の準備中です。ベース君とビームちゃんは生まれてしばらくは病気がちでした。その内二人とも肺炎に罹り、近所の年寄りから二人を結婚させた方が良いとすすめられましたが、まだ二人とも小さかったので取り敢えず聖なる紐で手首を繋ぐ儀式だけを行いました。それだけでも二人の病は急速に回復したのです。

 ベース君とビームちゃんが一才になる前に両親は離婚、母親はプーケットに出稼ぎに行きました。父親はその後音信不通で行方知れずです。そこで両親に代わって親戚が二人の面倒を見てきました。双子は別々のところで育てると病気にならないと言われているため、ベース君は別の叔母のもとで面倒を見てもらうことにしました。

小学校に通う都合上、ベース君とビームちゃんは再び一緒に暮らすことになり、現在小学校二年生です。一緒に暮らし始めると、二人は信じられない程しょっちゅう病気になり、行きつけのクリニックではまるで専属の患者という感じです。大抵肺炎に罹るのです」。

 ビームちゃんから『お母さん』と呼ばれているスワニーさんはさらに話しを続けた。

 「普段は二人とも元気で、ベース君は一人遊びが好き。多少乱暴な面もあり、時々学校の友達をいじめることもあるようです。ビームちゃんはちょっと身勝手な性格で、二人はあまり仲良くありません。ビームちゃんは姉のボーちゃんと仲が良いようです。双子がだるそうにし始めると、危険信号です。大抵ベース君の方が先に具合が悪くなります。

 この前学校が休みの間に二人をチョンブン郡の寺院に連れて行き出家させました。その後は二人とも元気になったのですが、学校が始まり一緒に暮らすようになると又病気がちになってしまったのです。その時姉のボーちゃんから二人の結婚式を挙げた方が良いのではないか、との提案がありました。

 プーケットにいる母親の了承も得たので、今度はどのように結婚式を挙げるべきか悩みました。そんな時、テレビで西暦二〇〇〇年を記念して、二〇〇〇組のカップルの結婚式を行うという企画を知り、申し込むことにしたわけです。

 最初は特殊なケースとして受け付けてもらえませんでしたが、その後上部からのオーケーが出、現在、結婚に向けて準備中です」。

 スワニーさんが結婚式の話を二人に伝えたところ、ベース君は特に反応もなく、ビームちゃんはとても喜んだとのことだ。

 今年の四月にも同様の理由から、ペッブリ県で十一才の男女の双子が結婚式を行った。

 この二人の場合は、生後三ヶ月の頃、原因不明で三日間泣き続けたことがあり、その時から十一才になった時点で結婚式を行うことを決めていたという。


ヤー・バー輸送路線変更!空路で大量輸送!
チェンマイ→バンコク
乾燥唐辛子とひまわりの種で臭いを消す


 これまで陸路でバンコクに輸送されていたヤー・バーが、最近は飛行機を使って運ばれているという。

 今月二十二日、警視庁麻薬撲滅班は今回逮捕したヤー・バー輸送グループの容疑者三人を連れてマスコミの前に現れた。

 容疑者の三名は、女性のソーイ(二一)と男性のナコーン(二五)とアーン(二八)。全員がドンムアン空港国内線到着ターミナルで逮捕された。

 ソーイはチェンマイからタイ国際航空に乗ってバンコクに到着。空港ロビーで待ち合わせていたナコーンとアーンにヤー・バー六八〇〇〇錠と現金七〇七〇バーツ、そして携帯電話三機を渡そうとしている時に現行犯逮捕。

 今回の逮捕に至るまでの過程は以下の通り。

 今月二十一日夕方、警察がクロントイ地区にある大きなヤー・バー取り引き組織におとりのヤー・バー注文を入れ、ノンタブリ県にある病院の駐車場で薬を受け取る約束を交わした。その後、同場所でメイ(二六)ら女性三人(一五才の少女一人を含む)と、陸軍騎馬軍人(二一)を含む男性二人の計五人を逮捕。同時に二〇〇〇〇錠のヤー・バーと現金五〇二八三バーツ、そしていくつかの銀行に分けて合計数百万バーツが貯金されている通帳数冊を押収した。 

五人を取り調べた結果、メイがアーンに注文したヤー・バーはチェンマイから飛行機で運ばれ、ドンムアン空港で受け取った後はノンタブリ県チェンワタナにある借家に保管、その後それぞれの顧客に流される仕組みになっている事が判明した。

 警察が借家を家宅捜査したところ、お茶の葉のパックを保存する段ボール箱に隠されていたヤー・バー三二〇錠を発見、その家の管理人も逮捕した。

 その後の調査によって、二十二日の朝と夕方、ドンムアン空港に到着する便で、ソーイが大量の薬をチェンマイから運んでくるとの情報をつかんだ警察は、綿密に逮捕計画を立てた。

 当日警察は空港で張り込みを続け、ソーイが乾燥唐辛子とひまわりの種と共にスーツケースに隠して運んだ十九包のヤー・バーを押収した。ヤー・バーを乾燥唐辛子とひまわりの種に隠して運ぶのは、薬の臭いを消して発見されにくくするためだという。

 ソーイは警察の取り調べに対し、

 「これまでに何回も飛行機を使って薬を運びました。飛行機代などすべての経費はナコーンが負担しました。運んだスーツケースは、空港に迎えに来ていたナコーンに渡すことになっていました。今回運んだ量が多かったのは、チェンマイのヤー・バー取り引きの人から一緒に運んで欲しいと頼まれたからです」

 と、供述した。

 警察は今のところ、タイ国際航空の職員の中に薬の輸送に関与している者がいるかどうかは不明としているが、余りにも簡単に輸送が行われている事実を重視し、今後更に詳しく調査を進めるとしている。


元亭主を二挺拳銃で撃ち殺す。合計14発を発砲。異常な嫉妬から身を守るため, 射撃特訓1ヶ月

   今月十五日、パトゥムタニ県プラトゥナム・チュラロンコン警察に、プリチャー住宅地で人が撃たれて死亡したとの通報が入った。

 警察が現場に駆けつけると、二階建て家屋の一階リビングルームでうつぶせに倒れて死亡している男性を発見。男性はジーンズに白い薄手のジャンパーという姿で、左胸部に三発、右肩に四発、右耳と左耳にそれぞれ一発ずつ、そして後頭部に一発の三十八口径と二十二口径のピストルの銃弾を受けていた。

 死亡したのはチャンチャーイさん(二七)。部屋の中は争った形跡が見られ、滅茶苦茶に荒らされていた。また、死体近くには、大型の斧が一本落ちていた。

 チャンチャーイさんを撃ち殺した犯人は、どこにも逃げずに、リビングルームのソファに座り警察が来るのを待っていた。

 犯人の女性はスルター(二九)、その家の家主であり、賃貸アパートの経営者でもある。犯行に使われたと思われる二挺のピストルはスルターの手元に置かれていた。

 スルターは泣きながら次のように犯行を自供した。

 「私はパトゥムタニ県のランジット大学前にある学生寮を経営しています。チャンチャーイと結婚して二才の子供が一人いますが、夫とは既に別れています。離婚の原因は、チャンチャーイが仕事もせず、また異常なほど嫉妬深いことに耐えられなかったからです。別れた後、チャンチャーイは他の家に移り、私は自分の持ち家であるこの家に子供と一緒に住んでいます。チャンチャーイはこれまでもしばしば家に来ては、『怒らないでくれよ…。もう一度やり直そうよ…』などと執拗に復縁を迫ってきました。しかし、私の気持ちが変わらない事が分かると、今度は怒って怒鳴り出すためいつも言い争いが絶えませんでした。事件の前にも、チャンチャーイは家の中に入って来て私と言い争い、『他の男をこの家に連れ込んでいるんだろう?!』と怒鳴りまくり、私のことを強く突き飛ばしたのです。私が床に倒れると彼は斧を持ち出したので、頭に血が上った私は二階の部屋から二挺のピストルを持ち出し、彼に向けて次々と発砲しました。その後、自分で警察に通報したのです」。

 警察はピストル二挺を押収し、スルターを殺人の容疑で逮捕した。

 スルターは、二ヶ月前にもチャンチャーイから『殺す』と脅され、警察に被害届を出していた。

 スルターは護身用にピストルを二挺購入し、ラムイントラー通りの射撃練習場で一ヶ月間射撃の特訓を受けていたという。

 事件前夜、スルターの親しい女友達が家に泊まりに来たことがチャンチャーイの耳に入り、男を泊めたと誤解、嫉妬に狂い、斧持参で家に押しかけたということだ。

 スルターは二挺のピストルを使いチャンチャーイに向け合計十四発を発砲。

 警察は泊まりに来たという女友達にも事情聴取を行ない、さらに詳しく調べる。

 一方、殺人容疑で逮捕されたスルターの親戚からは、一八〇万バーツの保釈金で身柄釈放願いが出されている。

女性として生きた22年間!実は正真正銘の男性だった
逮捕がきっかけで明らかになった自分の『性』

 今月六日、ヤー・バー所持で逮捕されロブリー刑務所に拘置されている女性が、男女両方の『性』を持っていることが分かり、男女どちらの刑務所に入れるべきか混乱したため医師の診断にまかせることにしたという。

 ロブリー刑務所のグンティー所長は、次のように語った。

 「容疑者の所持しているIDカードに従えば、ロブリー県出身の女性で、名前はペンシー・ジャンペンガン(二二)です。現住所はタイ古式マッサージ兼カラオケの店になっています。今月二日、ペンシーはヤー・バー一錠を所持していた容疑で逮捕され、四日まで拘置されました。四日に、拘置期間延長の手続きをロブリー県の裁判所で行っている時に、書類上は女性と記してあるにもかかわらず、ペンシーに胸がないことや喉仏があることに担当官が気づき、もしかして男ではないかとの疑問を持ったのです。そこでペンシーの身体を調べたところ、なんと男性器と女性器の両方を持ち合わせていることが分かりました。その事実に慌てふためいた私達は、ペンシーを男女どちらの刑務所に拘置すべきか悩んだ末、取り敢えず病人用の刑務所に一時的に預けることにしたのです。翌朝、ペンシーをロブリー県の公衆衛生担当官の元へ送り再度検査を受けさせましたが、そこでもやはり両性器を持っているため男女どちらかは判断しかねると診断。そこで、そのままペンシーをロブリー病院に転送しました。ペンシーの体をレントゲン写真を撮るなどして、外側からと内部からも詳しく検査したところ、子宮は存在せず、内部は男性であると判明しました。今月五日には、『ペンシー・ジャンペンガンは身体検査をした結果、男性であると判断された』という医師の証明書が発行されました。ペンシーの体にある女性器は外見的にはかなり完璧で、排尿もそこからされているようです。しかし、同時に男性器と睾丸と思われるものもついていて、女性から体を触られたりすると勃起して、二センチ程長くなるということです。本人の話では、これまで一度も男性とセックスした経験はないということです。職員達とも相談したのですが、女性用刑務所に入れて何か起こっても困るし、男性用刑務所に入れるとレイプされる可能性も懸念されます。結局男性用刑務所の病人棟に入ってもらい特別に管理することになりました」。

 面会に訪れていたペンシーの母親ペットさん(四四)は、

 「ペンシーは、生まれてからしばらくは女性器しかありませんでした。七~十才の頃、女性器の下に男性器のようなものが出てきて、睾丸のようなものも二つ出てきたのです。チェンライ県の医者に相談しに行ったところ、手術してどちらかの性に決めた方が良いと言われましたが、お金がなく、手術することが出来ませんでした。その後もIDカードには女性として登録し、私らも女の子として育ててきました。その後、私はロブリー県に移りましたが、チェンライの親戚の家に残してきたペンシーがヤー・バー中毒に罹り、治療する意味もあって私の元で一緒に暮らすことになったのです。しかし、中毒は治らなかったため、逮捕された時は、子供の更正のためには良い機会だと思い、警察にお願いしました」

 とこれまでの経緯を語った。

 今月七日、ロブリー病院のタワット院長は次のように発表した。

 「ペンシーさんの身体に見られる変異をいろいろ調べた結果、ペンシーさんは心身共に一〇〇%男性であるという結論に達しました。尿道が奇形して丁度睾丸の間に出来てしまっているため女性器のように見えるのです。それでペンシーさんの母親は女性だと思いこんでしまったのでしょう。こういう奇形を医学用語では『Hypospadia』と言い、二〇〇万人に一人の割合で発生します。私にとっても初めてのケースです」。

 ペンシーは、短くカットした髪の毛を中央で分け、穏やかな顔立ち。肌は色白で典型的北部の中国系男性といった容貌の持ち主である。

 「医師から『男性』であると診断された現在の気持ちは?」との質問に、ペンシーは、次のように感想を述べた。

 「自分の『性』がハッキリ分かって本当に嬉しいです。三年前から男になりたいという気持ちが強くなり、女性の側にいるとあそこが硬くなったりしました。これまでに十人位の女性と関係を持ったことがあります。彼女達は遊び友達で、皆私がトム(レズビアンの男役)だと思っていたので安心して同じベッドで寝たりしました。そんな時、相手に気づかれないようにセックスしました。ある人は途中で目が覚めて気づいても、そのままさせてくれて、何度も相手になってくれる人もいました。ヤー・バー中毒になってしまったことは本当に悪い事だと反省しています。出所したらもう二度と手を出しません。毎日面会に来てくれるお母さんがかわいそうでなりません。お母さんが警察に私を逮捕してもらうよう頼んだことについては恨んだりしていません。今回お母さんのお陰で、これまで曖昧でハッキリしていなかった自分の性も分かり感謝しているのです」。


エッチな電話で女性に嫌がらせ!住民の協力で変質者を捕らえる
被害者女性自らおとりになる

  九月三十日午後一時三〇分、バンコク都内クロンタン警察に、スワンルアン区パタナカン通りソイ・マハウィタヤライ・カセムバンディットにある『ヌッチャクリ・アパートメント』の住民から、アパート内で猥褻行為を行った変質者を捕まえたので逮捕しに来てほしい、との通報が入った。

 警察が現場に駆け付けると、被害者の女性を含む数人が二階二〇六号室前で警察が来るのを待っていた。犯人の男は鍵の掛かった部屋に閉じこめられていた。

 警察がドアを開けると、部屋の中には四〇才代の色白で痩せた男が不安げな様子で立っていた。男は高級革靴を履き、ブランド物のシャツにジーンズというお洒落な格好。捕らえられた時に殴られたのか、右眉辺りが薄黒く腫れ上がっていた。

 警察は容疑者の男と被害者他数名を署に連行し、取り調べ及び事情聴取を行った。

 被害者である二〇六号室の住人チンタパットさん(二八)は、次のように証言した。

 「朝七時半頃知らない男から電話があり、含みのあるイヤらしい声で〃お嬢さん、今何してるのぉ? 今日のパンティは何色? おじさんとセックスしてみない?…〃 などとエッチな事を次々と囁いてきました。また、ポルノ・ビデオから流れてくるような女性のあえぎ声を聞かせたりもしました」。

 その時、チンタパットさんはその男の声が三日ほど前にもかかってきた同様の電話の声と似ていることに気付いた。また、同じアパートに住んでいる数人の女性も、最近頭のおかしな男からイヤらしい電話がかかってきて困っていることを思い出した。そこでチンタパットさんは勇気を奮って「じゃあ、私の部屋に来ない?」と男に誘いをかけてみた。

 電話を切った後、チンタパットさんはアパートに住んでいる男友達のマルットさん(三三)他四人に協力を依頼。アパート一階の入口から部屋の周囲にかけて手分けして監視することにした。

 午後一時頃、アパートから一〇〇メートルほど離れた所にピックアップが駐車、降りてきた男がアパートの二階に上がっていくのを目撃した。その後、男がチンタパットさんの部屋に入るのを見届けた。

 部屋に入った男が、ソファに腰掛けてチンタパットさんの足を撫で回すのを確認したマルットさんらは、急いで部屋に飛び込み、男の顔を二~三発殴り、取り押さえた。男は簡単に観念したという。

 容疑者の男は、サムットプラカン県出身のソムチャイ(四一)。

 警察の取り調べに対し、ソムチャイは弱々しく犯行を認め、自分の携帯を使ってあちこちのアパートに住んでいる一人暮らしの女性にエッチな電話をかけては楽しんでいたことを自供した。

 警察はソムチャイに対し、他人に迷惑をかけた罪で一、〇〇〇バーツの罰金を命じただけで、猥褻行為に関しては何のお咎めもなかった。ソムチャイはその後すぐに保釈。協力して計画的に犯人を捕まえた被害者達は、警察の処分に対し不満の声を漏らし、再犯の不安を隠せない様子だった。


元気のないオジサマ族に朗報、スッポンの卵入り酒で甦る「パワーと持久力」
中国では古来から不老長寿の妙薬として伝わる

 タイ語のスラングに「チャーイ・マクア・パオ(焼きナス男)」という言葉がある。焼いた茄子のように萎んだ〃モノ〃を持つ男性のことをこう呼ぶらしい。

 そんな悩みを持つ方には救世主とも思われる人を紹介しよう。

 台湾種スッポン養殖業界のソムディットさんである。ソムディットさんは、『スッポンの卵入り酒』について次のように語った。「このブレンド酒は酒飲みや五〇才以上の方を対象にしています。これらの方々の多くはご自分の〃モノ〃が思うように役立たない、という悩みを持っています。従来の同種の薬は、一時的には効果が見られてもまたすぐ元に戻ってしまうことが多かったようです。しかしこのブレンド酒は、パワーが甦り、セックスの持久力が伸びると高く評価されています。また、滋養作用もあるため、出産後の女性や更年期の女性にとっても、皮膚がつやつや生き生きしてくるという効果もあります。まさに『サーオ・パン・ピー(いつまでも若さを保っている女の人のこと)』と言われる程になれるのです」。

 ソムディットさんは、現在二種類のスッポンの卵入り酒を製造している。一つは、普通の酒に漬けたもの、もう一つは朝鮮人参酒に漬けたものである。一瓶には八〇~九〇個のスッポンの卵が入っており、いずれも一瓶三〇〇~四〇〇バーツ。最近では他の民間会社も同様のブレンド酒を製造し始めているという。

「このようなブレンド酒は、中国では古来から長寿の薬として民間に伝わっていました。一日三~五個のスッポンの卵を食べ続けると、一週間で明らかに効果が顕れるとされています。以前は中国と韓国から沢山の注文がありました。その頃は、肉の値段がよく、卵は安かったので、業者は皆卵を孵化させていました。その後、中国のスッポン養殖業者保護のため、中国への輸出が禁止され、肉の値段が一キロ当たり四〇〇~五〇〇バーツから百バーツ台にまで下がってしまったのです。タイのスッポンは養殖コストも安く、成長も八ヶ月しかかかりません。中国では寒いために成長するまでに十八ヶ月もかかります。数年前にはスッポンの肉が一キロ七〇〇~八〇〇バーツの高値で外国に輸出されていたことから、国内でスッポンを養殖する人が増えてしまいました。そこで、スッポンの卵で何かできないかと試行錯誤した結果、滋養強壮薬として『スッポンの卵入り酒』を考案したわけです」。


1999年度ミス・ティファニー!ロサンジェルスの国際的ゲイ・コンテストに出場
世界にタイのゲイの美しさを宣伝したい

 タイの社会において、ゲイが第三の性として認められることを目的とした『ミス・ティファニー一九九九』という美人コンテストが開催された。

 晴れて『ミス・ティファニー一九九九』の栄冠を手にしたパッタリヤーさん(一九 愛称/ノン・オー)は、身長一七四センチ、体重五四キロ、スリーサイズは上から三五・二五・三六インチとモデル顔負けの超ナイスバディー。ミス・タイランド・ワールドのメータニーさん(愛称/ルークゲーッ)によく似た美人だ。

 今回、タイの美しいオカマを世界に紹介するため、アメリカのロサンジェルスで行われる国際的ゲイの美人コンテスト『ミス・クィーン・オブ・ザ・ビューティー』に参加するため渡米することが決定した。

 八月二十四日午後、マスコミはバンコク都内のウィンザー・スィート・ホテルにおいて、『ミス・クィーン・オブ・ザ・ユニバース』の開催者であり、タイの有名なゲイでもあるDr.セーリーを招待し記者会見を行った。Dr.セーリーは、「今回初めて国外の国際的ゲイ・コンテストにタイ人を送ります。理由は、タイのゲイがいかに能力を持っているかを外国人に知ってもらう格好の機会だと思うからです。このコンテストに参加することによって、タイという国を宣伝でき、参加した人も新しい経験が得られるからです。この大会では、ミス・ユニバースと同様イブニング・ドレス、各国の民族衣装、そして水着の審査が行われます。九月五日にロサンジェルスのウィルシャー・グランド・ホテルで開催されます」と抱負を語った。

 パッタリヤーさんは、マスコミの今回遠征するコンテストについて聞かれると、「もう準備は万端です。今はタイの女性としての正しい礼儀作法と、外国で紹介するためのタイの文化を勉強しています。もちろん私自身の健康とお肌のコンディションにも気をつけて、毎日女性ホルモン剤を二錠飲んでいます。これを飲むとお肌がすべすべになり美しくなるんです」と自信に満ちた表情で答えた。

 パッタリヤーさんはまだ性転換の手術をしていない。女性ホルモンが体内で五〇%以上にならないと手術は出来ないため、現在腕の良い医師を捜しているところだという。しかし、今回のコンテスト出場に関しては何の問題もない。

 ミス・ティファニーに選ばれてからパッタリヤーさんの人生は激変した。

 田舎から出稼ぎのために上京し、皿洗いなどをしながら一日一〇〇バーツ程の給料でギリギリの生活を送っていた。しかし、ティファニーに入賞してからは、収入も増え、好きな服も買えるようになった。

 パッタリヤーさんは、「自分のボディーは女性に負けないくらい、いやそれ以上にセクシー」と自信があり、将来はトップ・モデルになりたいという夢もある。 

愛人の男関係に嫉妬、30男狂乱発砲
愛人は即死、相手の男性は重傷 !犯行後、男は妻子を連れて逃走

 今月十五日午後八時、ナコンパトム県ナコンチャイシー警察に、ソーイ・ワット・サワンアロムにあるケーテオ住宅地でピストル殺人が起きた、との通報が入った。

 警察が現場に駆け付けると、サワンアロム寺院入口付近で一人の女性が倒れており既に死亡していた。

 死亡した女性は、アンポーンさん(二一)。九ミリ口径のピストルで眉間、右目、右頬の三ヶ所を撃たれ、辺りには脳味噌が飛び散り異臭を放っていた。

 死体の側には薬莢が七個落ちており、近くにはイスズのピックアップが停車していた。

 事件当時アンポーンさんと同乗していた連れの男性チャトゥポンさん(二四)は、重傷を負いサームプラン病院に運ばれた。 二人を撃った犯人は、ヤー・バー所持で逮捕され最近出所したばかりのタムポン(三〇)と断定。タムポンは、アンポーンさんと愛人関係にあった。

 警察が調べた結果、事件当日の夕方五時頃、タムポンがアンポーンさんを尋ねて来ていたことが分かった。二人は話している途中で激しい言い争いになったという。理由は、アンポーンさんの男関係が激しいことにタムポンが嫉妬、それを非難したことによる。

 怒ったタムポンが家を出た後、しばらくしてアンポーンさんも家を出て、家の前で待っていたチャトゥポンさんの車に乗り出掛けようとした。その時、もう一人の男友達モントリーさんも車に同乗していたという。

 車が五〇〇メートル程走り出した時、突然タムポンがホンダのバイクに乗って対向車線を走って来た。タムポンは三人の乗っている車を止め、全員降りるよう指示した。

 チャトゥポンさんが車から降りた途端、既に嫉妬と怒りで狂っていたタムポンは、持っていたピストルでチャトゥポンさんの左胸部目掛けて発砲。それを車の中から目撃したモントリーさんは、危険を感じその場から逃げたという。

 同じく車の中から見ていたアンポーンさんは、恐怖に震えながら車を降り、タムポンを説得しようとした。しかし、タムポンは話を聞こうともせず降りて来たアンポーンさんに向けて続けて三発発砲、その後さらに残りの三発を発砲した。アンポーンさんが死んだことを確認したタムポンは、バイクで逃げ去った。

 事件後、タムポンは妻子を連れて逃亡中で、警察はタムポンの逃亡先を捜しだし、逮捕を急いでいる。

夫に捨てられた腹いせ3才の養女を焼き殺した鬼継母
枕元に放火、ドアにはロック周到な計画的犯行と断定

 今月八日午前二時三〇分、チョンブリー県バーンラムン警察に、ある雑貨屋から火災が発生したと通報が入った。

 警察が現場に駆け付けた時には、木造一階建ての建物はまだ燃え続けており、「中に三才の女の子が残されている!」と、親戚の者達が大騒ぎしていた。しかし、既に火は家中に燃え移り、手のつけようもなく、人々がただただ見守る中、全てを焼き尽くして火は鎮火した。

 焼け跡からは、アリッサラーちゃん(愛称:エン/三)の炭化した小さな遺体が発見された。

 家主の女性ニーラヌットさん(三六)と同居している弟のアピラックさん(二五)が、死亡したアリッサラーちゃんの父親である事が分かった。

 アピラックさんは前妻オーイとの間にアリッサラーちゃんをもうけ離婚、その後ピッサマイ(二五)と再婚した。しかし、間もなくピッサマイとも別居状態になった。別れたくないピッサマイは、日頃から頻繁に夫の家を訪れては、よりを戻そうと執拗につきまとっていたという。

 事件当日、南パタヤの店でバンド活動をしているアピラックさんは、仕事に出掛ける前、いつものように近所に住む姉のウィラさん(三〇)の元にアリッサラーちゃんを預けた。

 ウィラさんがアリッサラーちゃんと遊んでいると、ピッサマイが夫に会いにニーラヌットさんの家を訪ねて来たが、アピラックさんは既に仕事に出た後だった。

 ピッサマイは、アリッサラーちゃんの洋服を紙袋に詰め込みながら、ニーラヌットさんの息子のチャイヤワット君(一三)に「ウィラさんの家に一緒に行こう」と誘った。

 そして、二人でウィラさんの家に行くと、ウィラさんに袋に入れたアリッサラーちゃんの洋服を見せながら、今日は自分がアリッサラーちゃんの面倒を見たいので夫の家に連れて帰りたいと言い出した。

 ウィラさんは特に不審に思わずアリッサラーちゃんを渡したという。

 ピッサマイはニーラヌットさんの家に行くとすぐ夫の部屋に行き、アリッサラーちゃんと一緒に床に就いた。ニーラヌットさんとチャイヤワット君もそれぞれ自室に入った。

 その後四時間寝入った頃、ピッサマイは家を出、その約五分後、家に火の手が上がった。ピッサマイは家を出るところを目撃されている。

 「起きろぉ!!」という大声にニーラヌットさんは飛び起き、息子と一緒に外に逃げ出した。その時、ニーラヌットさんはてっきりピッサマイがアリッサラーちゃんを連れ出し無事逃げのびたとばかり思っていたという。

 しかし、ニーラヌットさんの一番下の弟イッサラーさん(二〇)は、「何だか気になる・・」と、炎が大きく上がり出した家の中に入り、アリッサラーちゃんが寝ている部屋のドアを開けようとしたところ、ドアはロックされていて開ける事ができなかった。イッサラーさんは、足で蹴り開けようと試みたが無理で、そのうち火が家中に燃え広がってきたため諦めて外に出た。

 鎮火後、焼け跡のその部屋にはアリッサラーちゃんの遺体が残されているのみで、ピッサマイの姿はどこにもなかった。

 夜が明けて、仕事場のアピラックさんの元に、家が全焼、娘が一人取り残されて焼死したという連絡が入った。アピラックさんは、ピッサマイの自分への仕返しに違いないと直感したという。夫が自分の元へ戻らない事への恨みから娘を焼き殺したのだと・・・。

 アピラックさんは警察の事情聴取に対し、自分の部屋には鍵はついておらず、いつもは紐で縛って鍵の代わりにしていた事を証言。

 しかし、検証の結果、ドアがロックされていた形跡があるため、ピッサマイが故意に鍵を掛けて娘を助け出せない状態にした後、自分は別な出口から出たものと推察された。

 その後の調査により、今回の火事は放火によるものであることが判明。また、ウィラさんの家にアリッサラーちゃんの洋服が入った紙袋とベンジンで汚れた服が残されていたことから、ピッサマイの計画的な犯行による殺人事件と断定された。

 警察はピッサマイがナコンパノム県の実家に戻った可能性が強いと見て、実家での逮捕を準備しているところへ、ピッサマイがウィラさんの家に戻ったという情報が入った。

 警察はウィラさんの家に駆け付け、ピッサマイをその場で逮捕、バーンラムン警察に連行した。

 警察での取り調べに対し、ピッサマイは自分の犯した事がやりすぎであったと反省したので、ウィラさんの家に戻ったことを告白。また動機については、夫に捨てられたことを恨んで、仕返ししてやろうと思ったと供述した。

 アリッサラーちゃんの寝ていたベッドの枕元にライターで火をつけ、家を飛び出したピッサマイは、夫の働いている南パタヤ方面に向かって放心状態のまま歩いていたが、どこに行けば良いのか分からなくなり、反省してウィラさんの家に戻ったという。

 ピッサマイは二十五才、ナコンパトム県出身。

〃ヘソ下の秘め事〃を他人に喋った女房に腹を立て、10才年下亭主がナイフ片手に狂乱劇

 先月二十八日午前九時三十分、バンコク都内コークラーム警察に、ある女性がナイフで刺されて負傷した、との通報が入った。

 事件が起こった場所はブンクン区。負傷した女性はノッパラットラーチャタニー病院に運ばれたとのことであった。

 警察が現場に駆け付けた時には、既に乾き始めた大量の血痕が床に残っていた。

 負傷した女性は、ローイエット県出身のドーグマーイさん(四六)。体全体に、刃物による刺し傷や切り傷が無数に見られた。特に右腕の傷は骨にまで達していた。顔面は強く殴られたのか腫れ上がり、目の回りには黒アザが出来ていた。さらに、ドーグマーイさんが履いていた長ズボンの足の付け根部分が切り裂かれており、犯人の狂気ぶりがうかがえた。

 その後治療に当たった医師から、何十針も縫う手術をし、念のため頭部レントゲンも撮った事が伝えられた。

 被害者のドーグマーイさんは、次のように証言した。

 「私をナイフで刺した犯人は、夫のニット(三五)です。ニットとは六年間一緒に暮らしています。昨日夜中、ニットから殴る蹴るの暴力を受けた挙げ句にナイフで体中を刺されました。十才年下のニットの仕事は、『バンチャン』というお笑いバンドでギターの担当をしています。私達は結婚届も出していませんし、子供もいません。ソーイ・プレムルタイ一に住んでいます。私はシーフード・レストラン『オーワン・プー』で家政婦の仕事をしています。昨夜夜中の一時頃、私が仕事を終えて家に戻り、ベルを鳴らして夫にドアを開けてもらったところ、部屋中が酒の臭いで充満していました。夫は泥酔状態で機嫌が悪く最悪の雰囲気でした。夫は何も言わずに、いきなり私を部屋の中に引きずり込み、〃お前!俺達の蚊帳の中の出来事を誰に喋ったんだぁ!!〃と怒鳴りながら殴る蹴るの暴力をふるいました。それだけでなく、私が何も答えない事に腹を立てた夫は、台所からナイフを持って来て〃お前分かるか?お前が俺達のそんな事まで他人に話して…。俺がどんな恥ずかしい思いをしたか!!〃と叫びながら斬りつけてきました。私は必死に抵抗しましたが、とうてい夫の力には勝てず、体中をナイフで刺されたり、切られたりしました。さらにニットは、私の局部を狙ってナイフで刺そうとしてきたので、力を振り絞って体をずらし、ようやく逃れる事ができたのです。もし、あの時逃げる事が出来なかったら、新聞に〃アソコを滅多刺しにされた事件〃として世間に報道されてしまったでしょう」。

 そこでドーグマーイさんは、証拠として切り裂かれた長ズボンを見せた。

 ニットはその後も、ドーグマーイさんが気を失うまで足で踏んづけたり蹴飛ばしたりし続けたという。

 朝になり、意識が戻ったドーグマーイさんは、助けを求めて外に這い出し力尽きてしまったところを近所の人に発見された。

 マスコミがニットの暴力の原因について質問したところ、「それはゼッタイに言えません!もし喋ったら今度はニットに殺されます!」と怯えながら答えた。

 現場の部屋では、ニットが返り血で血だらけになって寝転がっていた。

 ニットは、妻をナイフで刺した事実を認め、原因は妻が夫婦間の〃ヘソの下〃の話題を他人にペラペラ喋るため、その事で人からからかわれて物凄く恥ずかしい思いをし、悔しさから犯行に走った事を供述した。

 ニットは犯行に至るまでの動機について次のように語った。

 「ドーグマーイとは『プラチャチューン・カフェー』で知り合いました。その時彼女はマッサージ嬢として働いていましたが、その事は気にならなかったので一緒に暮らすことにしました。彼女の行動には常々不満を持っていました。酒を飲むと男友達の体に触ったり、マッサージをしてあげたりするんです。一番腹が立ったのは、彼女のお喋りで、夫婦のベッドの中の出来事まで近所の人、それも男に話すんです。夕べ、友達と酒を飲んでいると、友達から〃お前は女房相手にこんな事をやっただろう?〃と身振り手振りでからかわれ、スゴク悔しかった。最初は〃もう二度と人には喋るな!〃と軽く脅すつもりだったのが、酔っぱらっていたのでエスカレートしてしまい、逮捕されてしまいました」。

夫からエイズを移された上流階級の美人妻、腹いせに多数の男性と性的遍歴!相手は政治家から警察官高官、軍人など多彩
ナコンナヨック警察は大パニック!

 ナコンナヨック警察は、ジェウさんというエイズに感染した女性が複数の男性と関係を持ったため、誰に移ったか捜査中であることを発表した。

 ジェウさんは、ナコンナヨック県の上流階級の女性の一人で、ナコンナヨック警察の警察官だった夫からエイズを移され感染したという。

 ジェウさん自分がエイズに感染していると知った時には、夫は既に一年前に亡くなっていた。

 ジェウさんは悔しくてたまらず、すべての男、特に警察官や軍人、公務員などに復讐したい気持ちでいっぱいになったという。

 その後ジェウさんの男性遍歴は始まる。知り合った男性と仲良くなり、性的関係を持つと別れる、という事を繰り返した。そんな生活を続けているうちに、ジェウさんの体には末期的症状が顕れ出した。

 先月三十日、マスコミによりこのニュースが報道されるやいなや、ナコンナヨック県にいる男性達は大パニック状態に陥った。そしてその妻達は夫に疑惑を持つようになった。

 警察上部がナコンナヨック警察の警察官達にジェウさんとの関係を持ったかどうか調べさせた結果、なんと二十人以上の警察官がジェウさんと性的関係を持ったことが判明した。既にかなり長い時間が経っているため、それら二十人の中には既に他県に移動になっている者もいるという。警察はそれらの人々にすぐに血液検査を行い、早期に治療を受けるよう呼び掛けた。さもないと手遅れになり仕事にも支障が出る事を警告した。

 一番心配される事は、エイズ感染が判明されると仕事を辞めなければならないため、事実が隠される可能性が大きいという事である。

 この指示が出された後、ジェウさんと関係のあった男性達は民間のクリニックや名の知られていない病院で密かに検査を受けているという。ある人は仕事が忙しく検査に行く時間がないといい、ある人は結果を恐れて検査に行く勇気がないという。

 こういった事情の中で、現在ナコンナヨック警察には緊迫した雰囲気が漂っている。さらに警察官のみならず、公務員や商人などにも血液検査を受ける人が急増したとのことである。

 マスコミがこのニュースを発表した後、ある国家公務員はショックで倒れ病院に運ばれたという。

 渦中の女性ジェウさんは、上流階級出身の美人で三十四才。福祉活動にも熱心で、病人や貧しい人々を助ける機関での仕事にも係わっているという。銀行員と結婚し二人の子供も出来た。しかし不景気のためか夫が銀行の金を横領し、刑務所に入ってしまった。子供二人と共に残されたジェウさんは、名前も知られており美人なので、その後も大勢の男達に言い寄られた。結局最後には、ナコンナヨック警察の上官と一緒に暮らすことになった。

 一年経った昨年、夫が亡くなった。医者から夫の死因はエイズだと聞かされたジェウさんは、ショックからパニック状態になり、自分も間違いなくエイズに感染していると確信、警察官や軍人など制服を着た職業の男達に復讐してやる気持ちになったという。

 その後美人で社会的にも名の知れたジェウさんは、様々な男達と性的関係を持った。中には政治家や大臣秘書なども含まれていたそうである。

 ジェウさんは、誰といつ何処で、という男性遍歴のリストを作っていたと言われ、警察は現在血眼になってそのリストを捜しているという。

村長が、不吉な動物〃ヒヤ〃の卵を食べて精力旺盛
噂を聞いた村人が卵狩りに乗り出す一幕も

 ナコムパトム県バーンレーン郡で魚の養殖と畑作を営むかたわら村長としても活躍しているプラトゥムさん(四六)は、二年前にヒヤ(キモンオオトカゲの通称で、タイでは不吉な動物として忌み嫌われている)の卵を五個茹でて食べてしまった。自分の養殖した魚をヒヤが全部食べてしまったので、悔しくて腹が立ったからだ。

 ところが、ヒヤの卵を食べたその夜、プラトゥムさんのセックス・パワーが大爆発。奥さんは大変な思いをすることになった。

 その夜の経験から、プラトゥムさんはその後も滋養強壮の薬としてヒヤの卵を捜しては食すようになった。食べるのは卵の黄身の部分だけだという。

 現在、プラトゥムさんはヒヤの卵を食べ続けて二年経つが、これまで一度も病気になったことも変な症状が出たこともないという。体に起こった変化といえば、精力が若者なみにビンビンに蘇ったことだろうか。

 マスコミは、今月二十三日、「ヒヤの茹で卵を食べて、一晩中ビンビンのプラトゥムさん」という内容の記事を新聞に掲載。

 その後、この記事を読んだ村人達がプラトゥム村長の元に集まり質問責めにしたが、プラトゥムさんは終始笑顔でそれらに答えた。

 同日午後、プラトゥムさんは十五人の村人を引き連れて、鍬を手に手に村から少し離れた森までヒヤの卵を捜しに出掛けた。夕方までには二十五個の卵を集めることが出来た。

 プラトゥムさんは、集めてきた卵全部を茹でテーブルに並べると、真実を知るために集まった人々は目を見張った。その中には別な村の村長であるアムヌアイさん(五二)の姿もあった。

 プラトゥムさんがおもむろに茹で卵の殻をむき始めると、息を飲んで見つめる人々の中には気分が悪くなり嘔吐する人も出た。結局最後にその場に残ったのは二人だけとなった。その二人は美味しそうに卵を食べたという。

 バーンレーン郡長のピーラサックさんは、「タイには〃グリアッド・トゥア、ギン・カイ(鶏肉は嫌いだが卵は食べる)〃或いは〃グリアッド・プラーラーイ、ギン・ナームゲーン(ウナギは嫌いだがそれを使ったカレーは食べる)〃という諺がありますが、まさにその諺通りの料理が出来たわけですね」と前置きしながら、「全ての動物の卵には高タンパク質が含まれていますから、食べれば体に良いでしょうね。しかし、完全に火が通っている事を確認した方がいいでしょう。現在〃ヒヤ〃は、ターチン川沿いのマングローブの林やパートゥップ(森の奥深い場所)に生息していますが、車を運転中に、いきなり飛び出して来るなど、時には姿を見せることもあります。私もプラトゥム村長にヒヤの卵を食べさせてもらおうかなぁ・・・」と語った。

盗品を売った手数料でヤー・バーを買い淫行三昧
14才の男女4人組がバイク泥棒

 今月十五日午後一時、パトゥムタニー警察は県内で起こったバイク盗難事件に関し次のように発表した。

 犯人は全員十四才の男性二人、女性二人の四人組。女性二人の内一人はパトゥムタニー県にある有名校に通う中学三年生である。

 彼らがこれまでに盗んだ物は、バイク三台、自転車二台。

 警察の発表によると、県内でバイクの盗難が多発しているため、緊急に捜査班を設置し調べた結果、パトゥムタニー市内にあるトーントゥラータニー住宅地空き家のタウンハウスでヤー・バーを飲んでいた若者グループが犯人である事が判明した。

 警察は、今月十四日、グループの隠れ家であるタウンハウスに張り込み、逃げられないように周囲を包囲した後、家の中に踏み込んだ。そこで警察官が見た光景は、四人の男女が素っ裸で淫行に耽っている姿だった。若者達は警察の侵入に気付くと驚きと動揺で全員顔面蒼白となった。

 家宅捜査した結果、盗品と思われるバイク三台と自転車二台を押収した。

 グループは警察の取り調べに対し、市内で十台以上のバイクを盗んだ事実を認めた。盗んだバイクや自転車は、十九才のサティットという男に売り渡し、一台につき一〇〇〇~一五〇〇バーツの手数料を受け取っていたという。彼らはその金でヤー・バーを買っていた。サティットからは事前にバイクのメーカーとモデルの指定を受けていたという。

 犯人の男性エー(仮名/一四)とビー(仮名/一四)の二人はどちらもナコンサワン県出身。どちらも家庭崩壊の犠牲者と言える。両親は離婚し、その後二人とも家を出ている。エーは特に暴力的で警察からも目を付けられており、以前タンヤブリー警察はある殺人事件にエーが関係していると見て逮捕したが、証拠不十分のため釈放になったという。

 その後エーは偶然街でビーと出会い、同じ出身地の二人はすぐに親しくなった。

 犯人の女性二人の内オイ(仮名/一四)は、パトゥムタニ県の盗車グループのリーダーの恋人だったが、その恋人が逮捕され刑務所に入ってしまった。一人になり途方に暮れあちこち転々としている時ビーに出会い恋人関係になった。その後オイは家を出てビーと一緒に暮らすようになる。

 もう一人の女性オーは(仮名/一四)は、軍人の父親を持ち暖かい家庭に恵まれていたが、母親が病死した後から状況は一変した。父親が新しい妻に夢中になり、子供への関心が薄れたことを感じたオーは父親に対し反抗的になり家を出てしまった。その後オーはエーと出会い、仲間のビーとオイも誘い一緒にヤー・バーを飲んではセックスに耽り、金がなくなるとバイクや自転車を盗んでサティットに売り、その手数料でヤー・バーを買い、またセックスに耽る、という事を繰り返してきたという。

人望厚い女医さんがお抱え運転手と結婚
世間の偏見に対し、「職業に格差は無い、愛する相手は自分で決める・・・」とキッパリ!

 ムクダハーン県ドーンターン病院の院長でもある女医のジャムニアンさん(愛称:モー・トゥ/三一)と同病院専属のドライバーであるウォーラサックさん(愛称:ポン/三六)は、「身分の格差」という世間の冷たい偏見にも負けず二人で生きていく決心をし、二人の息子にも恵まれた。

 しかし、二人の結婚生活にはその後も台風が吹き荒れた。

 女医のジャムニアンさんは、心ない人達から「プライドの無い女」と権威ある医師団に告げ口され、院長の役職を下ろされるというつらい目に遭遇。さらに、チャチャンサオ県のパノムサラーカム病院への転勤を命じられたという。

 この件について、ドーンターン病院の患者達からは、「非常に残念なことで、納得がいかない」との声が上がり、ついに今月二十八日、デーリーニュース紙は渦中の二人に独占取材を行うことになった。

 真の愛を貫いた勇気ある女医は、世間という台風に巻き込まれて疲れ果て、新しい地へと旅立って行くのか。

 まだ暗闇に包まれた二十九日の午前三時、村人達は大好きな女医さんとその家族六人の荷物をまとめ、十輪トラックとピックアップ、そしてミニバスの合計十台の車を引き連ねてドーンターン病院の社宅から新しい勤務地であるチャチャンサオ県のパノムサラーカム病院の社宅へと引っ越して行った。

 村人の中には泣き出す者も居て、患者達は皆寂しそうな面もちで女医さんの引っ越しを見送った。

 マスコミは、出発前の準備で忙しいジャムニアンさんにインタビューを行った。

 ジャムニアンさんは、「ドーンターンの村人や病院の職員達、そして思いやり深い患者さん達に感謝しています。患者の治療を行う際、ある時は思い切った決断をしなければならない様に、私自身が選んで来た道も正しい判断で決めたことだと信じています。治療においても、人生においてもあれこれ迷う事は出来ません。結婚に際し、仲間達や目上の方達からは反対されましたが、医師として法律に違反する事でもないし、別にモラルに反するとも思いません。大切な事は、誰もが自分の相手を選ぶ権利があるという事です。夫は本当に良い人ですし、家族をまとめるリーダーシップも持っています。結婚後、私達は多くのプレッシャーと闘って来ました。院長の夫にふさわしくないとして、何人もの人が夫の仕事を奪おうとしました。しかし、夫は真面目に仕事をこなし責任感もありますから、辞めさせる理由も有りません。どんな仕事をする人にもそれぞれのプライドが有り、それによって組織は成り立っていると、私は思っていますから。」と偏見に満ちた世間の人々に立ち向かうようにキッパリと言い放った。

 一方、他人から見ると、空に咲く花を運良く手に入れたと思われている、夫であり運転手でもあるウォーラサックさんは、「結婚前は単なる運転手で、上司に当たる妻がミーティングやセミナーに出掛ける時には私が運転する車に乗って行きました。何しろ上司だったので、なかなか顔を見る勇気が有りませんでしたが、たまには彼女の気分が良くなるように冗談などを言ったりしていました。でも、その時は恋愛関係になるなんて思ってもいませんでした。その後、あちこちから二人の仲が怪しいという噂が立ち始めたので、彼女の名前を汚すことになると困ると思い、私の両親に相談しチャチャンサオ県のパノムサラーカムに居る彼女の両親に会いに行く決心をしました。嫁を貰いに行くという気持ちだった私は、彼女のお父さんの最初の言葉に驚きました。お父さんは”私の娘は物ではありませんから、娘を下さいという言葉は使わないで下さい。もし、お互いに真剣に愛し合っているのなら、正式にお坊さんを呼んでタンブンを行い、結婚式を挙げて下さい。”と言いました。その後私達はドーンターン郡で結婚式を挙げました。」と結婚までのいきさつを語ってくれた。

 ドーンターン病院の職員の一人は、二人の愛について次のように話した。 「病院の中は、管理課、健康課、衛生課、そして治療課に分かれていて、治療課では七十人の関係者が働いています。ジャムニアン先生と一緒に仕事をしていたそれらの七十人の中には一人も問題有りませんでした。なぜなら、先生の患者に対する誠意は素晴らしく、治療を終えた患者の家に見舞いに行ったりもしていました。だから誰もがジャムニアン先生を尊敬していて、大好きなんです。しかし、他のセクションには先生の事を好きでない人も一部居ましたが・・・・。とにかく他の病院の医師達もこの病院に研修に来る程、ジャムニアン先生は評判が高い方でした。運転手のウォーラサックさんも、結婚後はタバコも遊びも止めて運転手の仕事を一生懸命やっていました。自分の立場をわきまえていて、決して威張ったりなどはしません。しかし年輩の人達からは、ジャムニアン先生と結婚したため彼には仕事を頼みにくくなった、という声もありますが」

 ドーンターン郡のガムナン(区長)であるブンラームさんは、「現在、世間の多くの人はウォーラサックさんがただの身分の低い運転手だと思っているようですが、このドーンターン地区の中では彼は決して貧乏人ではありません。彼のお母さんのヨートさんは、郡の中でも旧家の生まれで、千ライの土地を所有し、ドーンターン市場にはトゥック・テオ(ショップハウス)を持っていて人に貸しているなかなかの金持ちと言われています。ウォーラサックさん本人も大変良い人で社交的な性格です。もし、村の代表として立候補したら、多くの人達が応援するでしょう。お父さんのターボンさんは顔が広く、ラオスの人々とも良いコミュニケーションを持っている人です。村の人々はこの夫婦が大好きで、結婚式の日には、自分の部下と結婚する女医さんの顔を一目見ようと沢山の人が集まって来ました。彼女は我々の期待以上の素晴らしい女性でした。このドーンターンに嫁いで来たこの花嫁を、村の人はもとより、ラオスの人々まで信望を寄せています。私は病院の中を行ったり来たりしていましたが、ほんの一部の人達がジャムニアン先生の悪口を言っているようです。それに対して、ジャムニアン先生はやり切れなくなり、自分の故郷であるチャチャンサオの病院に転勤することを希望したのではないでしょうか」と語った。

 ウォーラサックさんの弟ウィスットさん(二九)は、「兄夫婦の記事がデーリーニュース紙に載ってから、沢山の人が関心を持つようになり、先日も三チャンネルのある番組から取材の申し出がありましたが、二人は現在チョンブリー県で心の傷を癒すための休養中ですので、何か有りましたらパノムサラーカム病院に問い合わせて下さい」と兄夫婦を思いやる気持ちを語った。

 そして二十九日の夕方、パノムサラーカムに引っ越し荷物が到着。ジャムニアン先生の父親であるアムヌァイさん(六二)が新居への引っ越しを仕切っていた。

 アムヌァイさんはマスコミからのインタビューに応じ、次のように胸中を語った。

 「まぁ、こんなことになって娘は可哀想ですが、一番心配しているのは孫達の勉強の事です」

 パノムサラーカム病院の院長・ナンポン医師は、「ジャムニアン先生本人の希望でこの病院に転勤することは、既に八ヶ月前には許可が下りていました。たぶん出身地に戻りたかったのでしょう。今後、仕事上に問題が起こるかどうかは、様子をみることにしましょう」と語った。

交際相手からHIV感染した女性が恨み辛みの復讐劇
「私に病気を移したらあなたを殺す・・・」

  今月五日午後七時三〇分、都内クロントン警察に、ダイナモート・エアを扱っている「プロ・テクニック社」が入っているペッブリー・タットマイ通りのショップ・ハウスで殺人事件が起きた、との通報が入った。

 警察が駆け付けた時には、被害者の男性は病院に運ばれる途中で既に死亡していた。

 殺されたのは、バンコク出身のユッタナーさん(三九)。プロ・テクニック社の社長であることが判明した。胸部を鋭利な刃物で深く刺され、傷口は一〇センチに達していた。

 警察は、現場で従業員の協力により取り押さえられた犯人をそのまま逮捕、署に連行した。

 犯人の女性はランパン県出身のカノックワン(三五)。衣服は大量の血を浴び真っ赤に染まっていた。手には刃渡り一フィートのナイフを持っていた。

 カノックワンは警察の取り調べに対し次のように供述した。 

 「六年前、私がまだクロントン辺りのカフェーで歌手をやっていた頃、客として店に遊びに来ていたユッタナーと知り合いました。しばらく彼と付き合いましたが、私に中国人の恋人が出来てから、私はカフェーの歌手の仕事を辞め、ユッタナーとも別れました。その後は、モラゴット・ホテルのオペレーターをしながら、夜学に通いました。私の自宅はクロントンにあり、ユッタナーの家は通り道にありました。二年前の年の始め頃、彼の家の前を通りかかると家を壊していたので、不思議に思い店の人に聞いてみたところ、住まいを店の方に移したとのことでした。その後、再びユッタナーと会うようになり、その年の七月にはホテルで又肉体関係を持つようになったのです。でも、私には恋人が居たし、売春婦でも無いので、彼にコンドームを着けるように頼みましたが、彼は装着を嫌がり、気分が乗らないからと不機嫌になるので、仕方なく二~三回程コンドームを着けずにセックスしました。

 その後、ユッタナーの体に妙な発疹が出来たことに気付いたので、〃もし私に変な病気を移したら殺すからね!〃と脅しました。それからしばらくの間ユッタナーとの関係を続ける内に、中国人の恋人に彼の事がバレて私は家を追い出されました。そのうち私の体も具合が悪くなってきて、吐き気がしたり、体が熱くなったり、グッタリして力が出ない状態になりました。病院にも何カ所か行きましたが、原因が分からず、ただアレルギーの症状だとしか診断されませんでした。薬を飲んでもいっこうに良くなりませんでした。そんな時、私はドイツで働く決心をして、健康診断と血液検査を受けることになったのです。

 クリニックからHIVに感染していると結果を知らされた時はもうショックで目の前が真っ暗になりました。他のクリニックでも検査を受けてみましたが、どこでも間違いなくHIVであると言われました。中国人の恋人とセックスする時には必ずコンドームを着けてもらっていたし、他には誰ともそのような関係は持っていなかったので、間違いなくユッタナーから感染したと確認しました。もう悔しくて悔しくて、ユッタナーに電話をしても避けられたり、怒鳴られたりして無視されました。もう心を決めた私は、旅行用バッグにナイフを潜ませてユッタナーの店に行き、客が帰った頃を見計らって彼の部屋に入り、〃お前のせいで私はエイズになってしまったんだ!!〃という恨み辛みを一杯込めて、思い切りナイフで彼を突き刺しました。彼が倒れた時、丁度従業員が部屋に入ってきて、急いで彼を病院に運び、私は押さえつけられたのです。」

 警察は、カノックワンを計画的殺人の容疑で逮捕したが、絶望のために自殺を図ることを懸念し、厳重に注意を払うよう係官に指示した。

「アヒルを見に行こう」と誘われ、16才の女性が生贄に
顔見知りのバイクタクシーのお兄さんがレイプ魔!

 今月二十四日午前十時三〇分、ノンタブリー県バーンブアトン郡出身の女性プラクアンさんは、娘と共に二十一才のウィチットウォンという男性を連れてバーンブアトン警察を訪れ、ウィチットウォンに娘のデーン(仮名)が猥褻行為を受けた事実を訴えた。

 デーンさんの証言は次の通りである。

 「今月二十三日の夜、ホンプラユーン住宅地の商店街を歩いていると、店の中で酒を飲んでいたウィチットウォンに呼び止められました。彼は住宅地内でバイクタクシーを運転しています。以前から知っていたので、ちょっと挨拶したところ、彼は〃自分の友達がクワントン住宅地の裏でアヒルを飼っているいるからこれから遊びに行かないか?〃と誘って来ました。ちょっと興味があったので一緒に行ってみると、そこには誰も居ませんでした。私が帰ろうとすると、ウィチットウォンは私の手を引っ張り、側にあった竹のベンチの上に押し倒したのです。そして服を脱ぐよう命令され、その後彼は自分のモノを舐めるよう強要してきました。言うことを聞かないと殺されるかもしれないので、仕方なく言う通りにしました。しばらく続けていると、突然彼はトイレに行ったので、その隙を狙って逃げ出し川の向こう側に渡ろうとしたのですが、戻って来た彼に連れ戻されました。それからは、私を殴る蹴るして押し倒し、舟の櫂の柄の部分を私の股間に差し込んだのです。そして痛みを怺えている私に向かって、再び自分のモノを舐めろと命じて来ました。そして、さらに栄養ドリンクの空き瓶を私の股間に挿入してきたのです。余りの激痛にもがき苦しんでいたら、ようやく私を解放してくれました。警察への連絡が遅れてしまった理由は、計画的にウィチットウォンを逮捕して欲しかったからです」

 警察は、デーンさんを病院に連れていき検査を受けさせた。同時にウィチットウォンの取り調べを行った結果、容疑を全て認めた上、本当は仲間も呼んでデーンさんを誘うつもりだった事も自供した。

五十男が2才女児に猥褻行為
母親の訴えで逮捕、男は容疑を全面否定

 今月二十四日午後二時、児童保護基金のモントゥリー会長と二才四ヶ月の女の子ダウちゃん(仮名)、そして母親の三人は都内ブッパラーム警察を訪れ、ダウちゃんに対して連続的に猥褻行為を行ったテンという五十才の男を逮捕して欲しいと訴え出た。

 モントゥリー会長の話しによると、今月二十二日の午後五時頃、ダウちゃんの母親は児童保護基金に助けを求めて駆け込んできた。母親の訴えは次の通りである。

 「娘のダウが、テンという皮膚の浅黒い、頭髪の薄い小太りの男から、トンブリー区のブッパラーム寺院前の家の中で強制的に猥褻行為を受けました。私は夫と結婚して十年、一人娘のダウが居ます。私達夫婦は共稼ぎなので、昼間子供の面倒を見ることができません。それで、ブッパラーム寺院の前に住むギャオさんという女性に、月四、〇〇〇バーツで、朝の八時三〇分から夜七時までの間ダウを預けています。ギャオさんの家は木造二階建てで、部屋を小さく間仕切りして人に貸しています。テンは二階の一室に奥さんのゲーオと一緒に住んでいます。今年の二月のある日の夜十時頃、ダウが自分の股間を押さえて、〃お母さん、ここが痛いのぉ・・〃と言って来ました。私がダウのその部分を見てみたところ、赤く爛れていましたが、きっとウンチが上手く出ないためにかぶれてしまったのだと思い、特に心配もしませんでした。でも、毎回ダウをギャオさんの家に迎えに行く度に、〃お母さん、ここが痛いよぉ!〃と泣きながら訴えるので、おかしいなと思い始めたのです。テンの話をするとダウが怯えるのも変だと思いました。そして・・・四月九日、その日は私と夫の二人でダウを迎えに行ったのですが、ダウはお父さんの近くに居ても元気が無くボーッとしていたのです。帰宅しても、又ここが痛いと泣き続けるので、とうとうダウに話を聞くことにしたのです。途切れ途切れのダウの話から理解できた事は、テンが自分のペニスをダウの股間に無理矢理挿入したという事です。ビックリした私が、もう一度ダウのお尻と股の部分を調べてみると、赤く爛れて腫れ上がり見るからに痛々しい状態でした。夫と相談して、ダウを警察病院に連れて行き検査を受けさせた結果、無理矢理性的虐待を受けた形跡が見られると診断されました。その後病院の担当医の勧めで警察に訴えることにしたわけです」

 警察は、捜査官の協力を得て家の前に張り込み、同日午後三時三〇分テンを署に連行した。

 警察での取り調べに対し、テンは全面的に容疑を否定。次のように証言した。

 「私は四~五年前からギャオさんの家の二階の一室を借りて住んでいます。ピックアップの運転手をしているので、毎日朝七時三〇分には家を出て、夜中の十二時頃帰宅して寝るだけという生活をしているので、この家の人達ともあまり付き合いはありません。たぶんその女の子が私を見て怖がるのは、私がいつも黒いサングラスを掛けているからでしょう。私には子供が二人居ます。長女は既に大学を卒業し、長男は十才になります。ギャオさんは何人もの子供を預かっていますが、今まで何の問題も無かったのに、何故今回私がこんな目に遭わなければならないのか全く分かりません」

 警察は、テンを十五才以下の女児に対し猥褻行為を行った容疑で逮捕し、同時に十五万バーツの保証金を課した。また、今後さらにテンを詳しく取り調べ、二十五日には被害者のダウちゃんを呼び確認を行うことにしている。

妻公認で二番目の花嫁との結婚式!夫は日替わりで二人の妻の部屋を行き来

 スパンブリー県タイラット紙ニュースセンターのマスコミによると、今月十五日朝、同県ウートーン郡スアンプルー住宅の所有者であるナームティップさんという四十五才の女性が、ちょっと変わった結婚式を執り行ったとのことである。

 花嫁はナームティップさんの娘ウッサーさん(二三)、花婿はプラチュアッブキリカーン県プランブリー郡の陸軍三等准尉であるアグソーンサックさん(三九)。二人の結婚式を祝おうと近くの住民が大勢集まり式を盛り上げた。

 この結婚式が普通と少し違っている点は、アグソーンサックさんは既に結婚しており、チャンチラーさんという正式な妻を持つ身であるからである。さらにチャンチラーさんは、夫とウッサーさんとの結婚の橋渡しを成し遂げた、いわば仲人の役割も果たしていたという。約十万バーツの結婚式の費用もチャンチラーさんが提供した。

 マスコミは、花嫁を迎えに行く準備で忙しい最中のチャンチラーさんに、妻でありながらミア・ルアン(第一夫人)にもなったいきさつをインタビューした。

 「私が夫のアグソーンサックと結婚したのは十八年前です。子供は二人居ます。長女のアッチャラーは十六才でスックサーナーリー高校の二年生です。長男のジラサックは十三才でワットラーチャボピット中学の三年生です。私と夫は二人で力を合わせて働いて来て、今ようやくプラチュアッブキリカーン県プランブリー郡にあるパークナーム・プランブリー市場に三階立ての中型スーパーマーケット〃OX〃を経営できる程になりました。売り上げは、一日八万バーツ~十二万バーツです。まあ、家族の生活費には十分ですし、子供達をバンコクの学校に通わせることも出来ました。夫は軍人ですからスーパーマーケットの仕事を手伝うことは出来ません。二人の子供もバンコクに居ますから、私一人で商売の全てを管理運営していかなければならないのです。六年前、私の郷里であるスパンブリー県のウートン郡に帰省した際、スーパーの仕事を手伝ってもらうために、遠い親戚にあたるウッサーさんを連れて来ました。ウッサーさんは勤勉で真面目な性格なのでとても助かりました。そこで、思い切って夫に、ウッサーさんを二番目の奥さんとして家に来て貰い、一緒に仕事を手伝ってもらえたら安心だ、という話を相談してみたのです。そうすれば、ウッサーさんも経営者の一人になれますから。それを聞いた夫は、最初妻から試されているだけだと思って、その相談話をまともには受け取りませんでした。しかし、私の気持ちが本当であると説得したところ、夫も納得してくれ、今日の結婚式に至った訳なのです」

 次にマスコミは、幸せ一杯元気一杯の花婿アグソーンサックさんにインタビューのマイクを向けた。

 「ウッサーを二番目の妻として迎え入れることには何の問題もありません。二人の子供も認めています。特にウッサーは子供達のピー・リアン(世話係)として色々面倒を見てくれていますし、子供達もよくなついています。二人の妻の部屋は隣同士に有り、私は二人の部屋で毎日交互に過ごします。一週間の内四日間はチャンチラーと一緒に寝て、三日間はウッサーと一緒に寝るという具合です。私は軍人ですから毎日体を鍛えているので、健康面では何の心配も不要です。公務員という立場から、二人の妻を持つことに問題は無いのかと危惧する人も居ますが、特に違法ではありませんし、皆が認めて祝福してくれていますから。但し、結婚届は既にチャンチラーと提出しているので、ウッサーとは出来ませんが、二人を平等に扱いたいと思っています」

 今日のヒロインである花嫁ウッサーさんは、「今日はとても嬉しいです。チャンチラー叔母さんには感謝しています。同じ建物の中で同じ旦那様を持つ事を認めてくれたのですから。このようになれるとは思ってもいませんでした。だから最高の主婦になるようガンバリます。チャンチラー叔母さんの仕事の手伝いも一生懸命したいと思います。財産の問題は無いです。私は無欲なので、何も要りません。家族の幸せを一番大切にしたいのです」

 マスコミからの「アグソーンサックさんが、将来三番目の奥さんをもらうことも考えられるのか?」の質問に対し、第一夫人のチャンチラーさんは、「それは無いと思います。夫はそういう人ではありませんから」と自信を持って答えた。 

 ようやく結婚式が始まった。花婿は濃いグレーのスーツ、仲人役のチャンチラーさんは淡い緑色のタイシルクのスーツを着て、結納品を抱えた子供達と共に花嫁を迎えに行く儀式が行われた。

 式を取り仕切るのは、人生経験豊富なチャンチラーさんの母親チャムラットさん(六二)。

 朝八時三十九分に家を出発。数百人の人々が見守る中、花嫁はピンクのウェディングドレスに身を包み、近所の家で花婿が迎えに来るのを待っている。

 チャンチラーさんが用意した結納品は、現金四万五千バーツ、重さ十バーツの金のネックレスとブレスレット、そして一カラットのダイヤモンドだった。

 家にたどり着いた花婿と共に結納品を交わす儀式が始まる。双方の親族一同が新郎新婦を暖かく見守り、集まった人々を羨ましがらせた。

 その日の夕方、ウッサーさんの家では八十卓の食事が用意され祝宴が行われた。

 式が無事終了した後、花婿は二人の妻と子供達を連れて、プラチュアッブキリカーン県のプランブリー郡にある自宅に帰り、幸せな新生活がスタートした。

恋人の部屋で過ごした翌日、親から外泊を咎められることを恐れた女子大生、架空事件をでっち上げ
チグハグな証言に疑問を抱いた警察により発覚

 今月二十一日午前十一時、都内ドンムアン空港近くに住む、ラムカムヘン大学教育学部一年生のターイさん(仮名・二〇)は、左腕には包帯を巻き、血で汚れた学生服姿のままウドムスック警察を訪れ被害届を提出した。

 内容は、ラムカムヘン大学の第一キャンパスと第二キャンパスの間の路上で、ある悪いグループに無理矢理ミニバスに連れ込まれ、暴行を受けた後危うくレイプされそうになったので逃げ出して来た、という事である。

 ターイさんの証言は次の通り。

 「事件は、二十日の夕方五時頃起きました。私はサムットプラカン県バンプリ郡バンナータラット通りにあるラムカムヘン大学第二キャンパスで試験を受けた後、二〇七番のバスに乗り帰宅するところでした。二〇七番のバスでフアマークの第一キャンパスまで行き、そこでバスを乗り換えてドンムアンに帰るのです。バスは学生達で満杯状態でした。私はその近くに停まっている〃ラムカムヘン大学1/2〃と表示されたミニバスを見つけたので、それに乗り換えることにしました。ミニバスの座席後部には既に人が沢山座っていたので、私は運転席の近くに座りました。席に着いてしばらくすると、なんだか頭が痛くなり目眩を感じたので少し仮眠することにしました。ふと目が覚めると、後部座席には男子学生が一人だけ座り、バスは市内に向かうのとは反対方向のバーンプリーにあるフアチヤオ大学の辺りを走っていたのです。驚いた私は、慌てて運転手に向かって〃バスを止めてぇ!〃と叫びました。その時、後部に座っていた男子学生がナイフを持って近づいて来て、私の首に突きつけたのです。私が助けを呼ぼうと大声で叫ぶと、その男は〃静かにするんだ!!〃と怒鳴り、私の顔を殴りつけたのです。丁度バスは余りスピードを出していなかったので、私は意を決してドアを開け、外に飛び降り、道路脇の草むらの中を必死で走って逃げました。その時左腕に怪我したのです。その後、男は車を止めて追っかけて来そうな気配がしたので、私は草むらの中に隠れて明け方まで待つことにしました。暗闇の中を動くのが怖かったからです。朝五時になり、通りかかった車を止めて乗せて貰い家に戻りました。両親に相談した後警察に来たのです」

 ウドムスック警察はターイさんに、事件が起きた場所の直接管轄署であるバンプリ警察にあらためて被害届を出すように指示。

 その後、新たにターイさんの事情聴取を行ったバンプリ警察は、ウドムスック警察でターイさんが証言した内容と噛み合わない点があることに疑問を抱いた。例えば、ミニバスでの乗客の乗降状況に関しての質問に対する答えもあやふやで、さらに車から飛び降りた場所についても記憶が定かでなかった。

 そして、警察官から「何故、車を飛び降りて直ぐに助けを求めなかったのか?何故朝まで待ったのか?」と問い詰められたところ、ターイさんは口ごもり、この事件が自分が考え出した架空のものであることを告白した。

 ターイさんは、二十日の夜男友達の所に泊まったが、両親にそのことがバレて叱られることを恐れ、自分で架空の事件を考え出し、警察に偽りの証言をしたという。

 事実を告白した後、ターイさんは罪を認め、「私が間違っていました。証言した事件は全くの嘘です。実際は、試験が終わってから恋人の寮までバスに乗って行きました。その前に彼とちょっとしたことから喧嘩をしてしまったので、話し合おうと思って訪ねて行ったのです。でも、朝まで彼の部屋に居たことを両親に知られるとまずいので、このような嘘の事件を思いついたのです。家に戻る前に、左腕にわざと傷を付けて、親にも嘘の出来事を話しました」

 警察は、今回のでっち上げ事件に関して、ターイさんを厳重注意のうえ家に帰した。

 マスコミが警察に事件に関して質問したところ、「疑問点を感じたのは、ウドムスック警察での証言とこちらでの証言に一致しない点が有り、さらに腕の怪我が草むらの中を逃げ回った時の傷にしては少なすぎると見たからです。ターイさんが何故このような架空の事件を思いついたかというと、彼女は普段から真面目な性格で、外泊した事を親に知られることを極度に恐れたためだったようです」と説明した。

 いずれにしても、ターイさんがまだ学生であるということを考慮し、二度と今回のような事件を起こさないよう注意しただけで、特に処分は考えていないこととのことだ。

もう一つの〃アメージング・タイランド〃不景気の影響で、世界中から性転換手術希望者が続々と来タイ
経費も安く、技術も高度と人気上昇中

 都内ピヤウェート病院広報部は、今月九日夜、ドンムアン空港に到着したJAL便に乗っていたアメリカ人男性十人全てが、同病院での性転換手術を受ける目的で来タイしたことを発表した。

 彼らは一晩休憩。翌十日午前十一時頃、担当医師チームは、彼らが手術を受けられる状態かどうか調べるために、一人一人の身体を詳しく検査した。検査を受けている間も、彼らはいたって元気で、楽しそうに手術への期待を語り合っていた。

 担当医は、今月十一日に彼らの夢を実現させる手術を行う予定であると発表。

 マスコミはピヤウェート病院の理事の一人であるブン医師にインタビューを行った。ブン医師は、「外国からもタイ国内からも、多くの人々がこの病院に性転換の手術を受けに来ていますが、今回は特別なケースで、アメリカの病院から直接連絡が入り、十人の患者を送るので、当病院で色々と手配して欲しいと依頼して来たのです。何故このような事態になったかというと、世界的な経済不況のために、タイで性転換の手術を受ける方が費用も大分安くなると見て、タイに来ているものと思われます」と語った。

 また、同病院の理事長、チャワリット医師は、「タイで性転換の手術を受けることが、オカマ達の間で人気が上がっている傾向にあります。手術費は外国と較べたら、およそ二分の一の費用で出来るでしょう。さらに、アメリカでは医師達がこの手の手術を余りやりたがりません。なぜならば、患者が手術の結果について満足出来ない場合、病院を訴える事が法的にも可能だからです。そのため、病院は信頼のおける他国の病院に患者を送ります。タイも受け入れ国の一つです。まあ、この現象は、タイにとっても外資を導入できるので、経済回復に貢献することになるのではないでしょうか。しかし、私としては、安い費用で違法に手術を行っている一部の医師達についてとても心配しています。なぜならば、万一の場合、命に係わる危険性もともなうからです。そのために、政府や医師協会にも協力をお願いしたいのです」と語った。

 今回、性転換の手術を受けるために来タイした十人の中でもトップスター格であるミスター・モニカ(三〇)は、「最初の頃は女性のようにお化粧をするのが大好きで、学校を卒業した後はサンフランシスコのアメリカ銀行でマネージャーの秘書として勤めました。あちこち旅行した後、仲間から〃タイには良い医師が何人か居る。費用も他と較べて安い〃という情報が入り、五年前にタイで性転換手術をする決意をしました。手術後は、特に他の病気への併発もなく、上手くいったのですが、一つだけ問題が起きたのです。乳房の土台が硬くなってしまったのです。私が医師からの指示通りにマッサージを根気よく続けなかったのが原因だと思います。そのため、もう一度この病院に来る必要性が出てきたのです。アメリカでの手術の費用はタイでの三倍近くかかります」と性転換までの経緯を語った。

 現在、ピヤウェート病院のみならず、他の私立病院においても費用の違いは多少あるものの、外国と比較するとかなり安い費用で性転換の手術を受けることが出来るという。

 又、大切なことは、タイの医師の技術が秀でており、世界的にも認められているということである。

絶望の淵に立たされた夫が選んだ道は二人の幼子を道連れに首吊り心中
エイズ感染、妻の家出(?

 今月七日午前六時三〇分、ローイエット県警察に、市内バーンポンシーにある一軒家で親子三人の首吊り死体が発見された、との通報が入った。

 現場はトタン屋根の平屋。家の回りには、数百人の村人達が集まり中を窺っていた。

 警察が人垣をかき分けてようやく家の中に入ると、洋服ダンスで仕切って作られた寝室の中で、骨ばかりに痩せこけた身体にシャツとジーンズを着た家主のスモンコーンさん(三七)が、ナイロンロープを屋根の梁に結びつけて首を吊って死亡していた。

 スモンコーンさんの死体の隣りには、バーンポンシー学校小学一年生の制服を着た息子のスラポン君(七)が、赤と白のチェック柄のパーカオマー(男性用腰巻き布)で首を吊っていた。

 さらにその隣りには、同学校幼稚園の制服を着たままの娘のスガンヤーちゃん(五)がスラポン君が首を吊ったパーカオマーの端にもう一枚のパーカオマーを結びつけて同様に首を吊っていた。

 死体がまだ硬直していないことから、死後四~六時間経過と推察された。

 警察は検死のため、三人の死体をローイエット病院に運んだ。

 親子の死体の足下には、学生ノートに鉛筆で書かれた遺書が置かれていた。遺書は三枚に及び、スモンコーンさんの直筆で書かれたものと判断された。

 一枚目には、スモンコーンさんが絶望していた事が書かれており、「考え過ぎて、良く眠れない。俺は誰からも愛されていない。親兄弟からも
、そして妻からも。俺は愛する妻と一緒に過ごす老後をずっと夢見ていたのに、妻には他に愛する男ができてしまった」といった内容が綿々と綴られていた。

 二枚目から後は、二児の母親である妻に対する非難の内容が書かれている。「もう妻にはウンザリだ。お前には俺の子供の面倒を見ることは出来ないだろう。お前は家を出る前に僅か一〇〇バーツだけしか置いていかなかった。こんな金でいったい何日生きられるというんだ。いくらお前のことが好きでも、諦めるしかない。来世でももうお前には出会わなくていい。(子供達に対して)お父さんはお前達を遠い所に連れて行ってあげるから、お母さんとはずっと離れよう」

 警察が家の中を調べたところ、スモンコーンさんがエイズに感染し、さらに肺炎も患っているという医師の診断書が発見された。

 第一発見者のパイブーンさん(四五)の証言によると、朝家の前を通りかかった時、いつもは見えるスモンコーンさんの座っている姿が見えなかったため、不審に思って家の中を覗いて見たところ、三人が首を吊って死んでいるのを発見したという。

 近所の人々の話では、昨夜午前二時頃、スガンヤーちゃんの泣き声が少し聞こえたが、その後は静まり返ったので特に気にも留めなかったという。

 警察は、スモンコーンさんが子供二人を道ずれに死ぬ決心を固め、遺書を書き留めた後、眠っていたスラポン君の首を吊ってからスガンヤーちゃんの首も同様に吊ろうとしたが、使用したパーカオマーが切れてスガンヤーちゃんは床に落ちてしまい泣き出したものと見ている。

 自殺の原因について、近所の住民は次のように証言。

 「スモンコーンさんは妻のプットさんと暮らし、二人の子供が生まれた。始めの頃は、スモンコーンさんが出稼ぎに行き妻と子供二人に送金をしていた。一九九六年にはエビの養殖の仕事に雇われて、妻と子供を連れて南部に移って行った。しかし、スモンコーンさんが病気で倒れ、仕事を続けることができなくなったため、去年の八月に郷里に戻って来た。その後健康診断を受けて、不治の病に罹っている事が分かった。そのため、妻のプットさんは夫と一緒に寝るのを止めたと言っていた。しかし、プットさんは母親としての義務は充分果たしていた。三~五日間の割で近県に小物を売りに出掛け、食べ物等を買っては戻って来た。そういった生活が続くうちに、夫は妻から愛されていないと悩むようになり、時には妻に対して〃もう子供達と一緒に死んでやる!〃と怒鳴るようになった。プットさんは子供達の事を心配し、自分が出稼ぎに行く前には、子供を近所の家に預けるようになった。六日の朝、いつものようにプットさんは、ヌットさんという親戚の女性の家に子供達を預けてから出掛けた。夕方、スモンコーンさんがヌットさんの家を訪れ、〃俺は不治の病に侵されているから、いまのうちに子供達と一緒に寝たい〃と言って来たので、ヌットさんはその言葉を信じて子供達を父親に渡した」

 警察は妻のプットさんに連絡し、三人の葬儀のことなどについて話し合うことにしている。

四才の幼稚園児二人がトイレでレイプの危機に
友達が先生に通報し無事救出
教師と村民の協力で犯人の男も御用

 今月二十二日午後一時頃、パトゥムタニー県サムコーク警察にワットサッケー学校から連絡が入り、学校のトイレ内で女児をレイプしようとしていた男を、村人と教師が協力して取り押さえたと通報した。

 警察が急遽学校に駆け付けると、犯人のソムサック(三二)が村人と先生達に押さえつけられていた。警察はそのままソムサックを逮捕、署に連行した。

 その後、警察が先生の案内で教師用休憩室に入ると、そこには女教師に抱きしめられて泣きじゃくる四才の幼稚園児二人の姿が見られた。教師は、この二人の女児は同学校の幼稚園児で、ソムサックに無理矢理トイレに引きずり込まれ、危うくレイプされそうになった事を説明した。
 一方、犯人のソムサックは全く罪の意識も感じられない平然とした態度で、警察の取り調べに対し次のように供述した。

 「学校の昼休みに、俺は六番目のトイレに入ろうとしている二人の女の子を見かけた。急にムラムラした気分になり、隣りのトイレに隠れて二人の様子を窺うことにした。二人が出てきた時、腕を掴んで無理矢理俺が隠れていたトイレに連れ込んだんだ。そして、二人の服を脱がし、抱きしめたり、キスをしたりしていたら、もう我慢出来なくなって、自分もズボンを下ろして彼女たちに俺のモノを舐めるよう強制したんだ。そしたら突然ギャー!!と泣き出したんでビックリしたよ。その時、窓の外から誰かに見られたような気がしたんで、慌ててズボンを上げて逃げ出そうとしたら、村の人達と先生数人がトイレの前で待ちかまえていて捕まってしまった。二人の女の子の友達が先生に知らせたんだな。」

 ソムサック逮捕の後、二人の女児はパトゥムタニー病院で検査を受けた。

 同学校で小学校六年生を担当しているスリポーン先生(四二)は、「このような事件が起こってはならないと、常日頃から対策を立てていましたが、今回の事件が起きてしまい非常にショックで残念に思っています。幸い二人の生徒の友達が、二人がソムサックに無理矢理引きずられていくところを目撃し、私達に知らせてくれたので大事には至らずに済みましたが・・・・。今後二度とこのような事態が起こらないよう充分注意したいと思います」と語った。

七十四才の尼僧の蚊帳の中に男が侵入!抵抗した尼僧に包丁で斬り付けられ男は重傷!かみ合わぬ二人の証

 今月二十四日午後十時、ロッブリー県ワット・チャード寺院に属するラビアッブ尼(七四)は、ナコンサワン県タークリー郡タークリー・パッタナー通りで屋台の宝くじ売りをしている女性ムアイさん(六二)と共に屋台前でそれぞれの蚊帳を吊り眠っていた。

 その時突然一人の男がラビアッブ尼の蚊帳の中に入って来て、体をあちこち触り出した。異常な雰囲気を感じてハッと目が覚めたラビアッブ尼は、激しく抵抗し「助けてぇ~!」と大声で叫んだ。しかし、男は必死で抵抗を続ける尼僧をなおも強く押さえつけ体中を触りまくった。

 危うく〃最後のところ〃まで来た時、ラビアッブ尼は近くに置いてあった出刃包丁を手に取り、男の顔と身体目掛けて何度も斬り付けた。

 おびただしい出血で、男はようやく尼僧の身体から離れ、近くの軍人銀行方面に逃げ去った。

 通報を受けたタークリー警察が現場に駆け付けると、出刃包丁を片手にしたラビアッブ尼がショックと恐怖からガタガタ震えていた。

 警察はラビアッブ尼に事情聴取を行うと同時に、現場近くの氷屋に隠れていた男を逮捕した。

 男は氷屋で働く職人、ウドン(三一)。

 逮捕当時、ウドンは泥酔しており、顔と体中に十カ所以上の切り傷が見られた。左腕の傷は骨まで達する重傷だったため、急いでタークリー病院に運ばれた。

 病院で治療を受けたウドンを、取り調べするためタークリー署に連行。

 ウドンは、「ラビアッブ尼の蚊帳に侵入したことは事実ですが、レイプするつもりなど全く有りませんでした。ただ友達のことについて聞こうとしただけです」と無実を強調した。

 それに対しラビアッブ尼は、「ウドンは私の蚊帳に入ってくるなり抱きついてきて、私が抵抗すると腹部を蹴飛ばしました。私は怖くなり、包丁で斬り付けたのです」とウドンの供述に反論した。

 警察は取り敢えず二人の供述を記録。その後、これ以上騒ぎを大きくしたくないと言う二人の意見を認め、そのまま家に帰したとのことである。

不景気で背に腹は変えられないと、元ミス・準ミス・タイランドが香港、マカオで売春???
情報の信憑性に疑問

 マカオと香港で発刊されている日刊紙「タワンオーグ・デーリー(東日報)」の今月二十二日発行分に、タイ人女性のプライドを傷つけるかのような記事が掲載された。

 同新聞の男性セクションのページ全面に写真と共に載る、〃ミス・タイランド、準ミス・タイランドが売春目的で香港に飛んできた!〃という大きな見出しが目を引く。

 写真には、コンテストでの美女三人が微笑んでいる。今のところ、この写真がコンピューター技術を駆使した合成写真であるかどうかの確認は取れていない。しかし、三人の女性を紹介するキャプションが次のように書かれている。

 「左から順に・・・」として、「サワッディーカー。私の名前はキャットです。一九九六年度の準ミス・バンコクに選ばれました」の中央は、「私の名前はノーイです。一九九四年度のミス・タイランドです。サワッディーカー」。そして右の女性は、「私の名前はハニーです。一九九六年度の準ミス・タイランドです」

 しかし、写真を良くみてみると、これらの女性は過去に美人コンテストに出場した女性として見覚えのある顔ではない。

 記事の内容をおおまかに説明すると、次のとおりである。 

 香港では、最近、美人コンテストの人気が下がる一方であるという。一般の男性の心の中では、コンテストに登場した女性は美しすぎて簡単には手が届かない高嶺の花的存在、というイメージがあり、あくまでも夢の中の女性に過ぎなかった。

 ところが、世の中は移り変わり、タイの経済危機を機に、多くの失業者が発生。このことは、ミス・タイランドを獲得した女性にとっても例外ではなかった。

 こういったタイの深刻な経済事情から、マカオにある有名なソープランド「アーン・プラートーン(金魚鉢)」には、タイから多くのこういった女性たちが働きに来ているという噂がある。

 バブルの時代には月収一〇万バーツは下らない生活を送っていた彼女らは、今、客を一人取る度に得る二千香港ドルのために文字通り体を張って働いている。

 記事はさらに続き、色白な肌に、豊かな胸を窮屈そうにブラジャーで支え、白い毛皮を羽織った美女ノーイさんが写っている写真について、「彼女は株の投資で大損をしたため、マカオの〃アーン・プラートーン〃にやってきた」と説明している。

 ノーイさんは、「マカオに売春に来たことを悔やんではいません」と語っている。ノーイさんは、ミス・タイランドになってから五年経つが、まだ二十二才。十七才の時にミス・タイランドに選ばれ、その後は幸運に恵まれて豊かな生活を送っていたが、一九九七年の終り頃タイを襲った不況の影響で、株で儲けていた収入も途絶え、周囲の金持ち仲間も次々と姿を消して行った。二ヶ月前、ある友人から、マカオの〃アーン・プラートーン〃に行ったらどうかと勧められたという。ノーイさんは、そのことが売春を意味している事だと分かったが、不況下においては背に腹は変えられず、大金を稼ぐためには仕方ないと考えた。

 ノーイさんは「マカオに出稼ぎに行く事が、何をしに行く事かは既に知っていたわ。女性に聞いて、誰が売春したいと答えるかしら。でも、こんな時代だから仕方ないわ。会社のマネージャーでさえ、物を売り歩く時代ですもの。それに私の場合、知識は無いし、美しさだけが取り柄だもの。体を売るより他何をすれば良いのか分からないわ。今、一ヶ月に三十万から四十万バーツ(約八万香港ドル)稼いでいるの。でも、昔タイで有名だった頃と比べたらまだまだ少ない。バンコクに居る時は、車とコンドのローンに追われ、その上半年間も失業して収入はゼロ。貯金も底を突いたわ。だから、どんな苦労も耐える覚悟よ」と明るく語った。

 彼女はマカオに来てからの二ヶ月で既に一〇〇万バーツ以上の収入を得たという。

 さらに、「タイで有名だった頃を思うと、まるで過去の夢のようです・・・」と書かれた、三人の美女が写し出された写真では、右側のキャットさんは、「まさか売春をするようになるとは思いませんでした。」と語っている。彼女はスリーサイズが上から九〇・五九・九〇という超ナイスなボディー。素晴らしい脚線美が自慢のキャットさんは、準ミス・バンコクという経歴にもかかわらず、残念ながら今回の不況で失業し、〃アーン・プラートーン〃に出稼ぎに来た。

 キャットさんは、マカオでの三ヶ月間でこの生活にも慣れ、二〇〇万バーツを稼ぐという目標達成まであと一ヶ月。その後はタイに帰るつもりだという。

 キャットさんは、「マカオでは仕事を捜しやすいし、若いからまた来るかもしれないわ」と語った。

 彼女たちに触れるためには、長蛇の列を待たなければならないという。

 別な写真には、元準ミス・バンコク六位のインさん(一八)、元準ミス・バンコク五位のニーナさん(彼女はセクシーな風貌で売れに売れ多忙な毎日)、そして一九九一年度準ミス・フィットネス二位のユーさんが写っている。彼女の写真の下部には、「ヘン・レーオ、フィット・マイカー・・?(ほらご覧なさい、ピンピンにフィットしてきたでしょう?)」という見出しが書かれている。

 準ミス・チェンマイ六位のムーンさんは、北部女性独特の色白の肌が眩しい。

 一九九六年度準ミス・タイランド一位のハニーさんは、「過去の栄光はただの思い出に過ぎません」と潔い口調で語った。 

 タイラット紙記者は、これらの写真の美女達が果たして本当にタイ人女性なのか、書かれているミスのタイトルが正しいかどうかは分からないとしている。

 しかし、最近、香港に出稼ぎに行く元ミスなにがしの姿が目立って増えているという噂もある。マッサージ・パーラーの経営者にとっては、彼女たちは売り上げを上げる高ポイントになる。なぜならば、昔は、美人は大金持ちしか対等に相手に出来なかったが、現在では、一〇〇〇から二〇〇〇香港ドルで天国に行けるのだから。口コミで噂は広がり、そして長蛇の列が出来る。

 この記事を結ぶ最後の文には、タイ式マッサージパーラーの分析が載っている。 

 なぜ、タイ式マッサージパーラーを〃アーン・プラートーン〃と呼ぶかというと、ガラスで仕切られた向こう側で、女性達がひな壇に座り指名を待っている光景が、市場でプラートーン(金魚)を買うイメージを呼び起こすからだという。また、なぜタイの売春婦にグラマラスなボディーの女性が多いかについては、タイにはBコースというマッサージのコースがあり、客が部屋に入ると、全身をボディーソープで泡立てた女性が身体全体を使って洗ってくれ、その後はウォーターベッドの上でボディーマッサージをしてくれるため、骨張った痩せた体では客が痛いと感じるからだという。

 タイラット紙の記者は、一九九六年度のミス・タイランドとして「東日報」に載ったノーイさんの情報をコンテストの委員会に問い合わせたところ
、その事実は全く無いとし、「その年のミス・タイランドは、ノーンポップ・アリヤーが獲得している」との答えが返ってきた。

 この事から、今回「東日報」に載った記事は、香港とマカオが自国のマッサージ・パーラーを宣伝するためにタイ人女性を利用し、男性客の興味をそそろうと意図的に作成されたもので、写真も本物ではないと推察される。 いずれにしても、今回の記事は、タイ人女性のイメージを激しくダウンさせるものと危惧される。

スパンブリー県郡会議員、高二の女子学生を愛社ベンツ内で強姦
さらにピストルで脅し猥褻写真を激写!両親の訴えに対し全面否定

 今月十三日朝、マスコミが発表したところによると、十二日夕方、スパンブリー県出身の郡会議員であるシュアン氏(五七)がウートン警察を訪れ、自分が十八才未満かつ妻以外の女性をレイプした疑いをかけられているが、自分には全く身に覚えのない事であると訴え出た、ということを伝えた。

 先月十五日夜、カンチャナブリー県出身のOさんとAさんが高二の娘トゥッカターさん(一六/仮名)を連れて、ウートン警察へ出向き、「娘が県議のシュアン氏に騙されてレイプされた上、猥褻写真を撮られた。」と訴え出た。

 訴えの詳細は次の通りである。

 娘のトゥッカターさんが友人と一緒にウートン市場に買い物に出掛けた時、途中知り合いの村長に出会った。村長はスパンブリー郡の議員であるシュアン氏を紹介。しばらく会話を交わすうちにすっかりうち解けて親しくなったシュアン氏は、街まで遊びに行こうとトゥッカターさんを誘った。トゥッカターさんは、シュアン氏を立派な大人で信頼出来ると思い、シュアン氏の誘いを受けて彼の愛車ベンツに乗り込んだ。一緒に居た友達は先に家に帰ってしまった。街に行く途中で、シュアン氏は土砂を採掘している場所を見に行こうと言い、人気の無い、カオディーサラック寺院裏のユーカリ林の中にトゥッカターさんを連れて行った。シュアンは、そこで、トゥッカターさんに衣服を脱ぐように命じた。抵抗するとピストルで脅されるので、怖くて言う通りにするしかなかったという。その後、ベンツの中で、トゥッカッターさんはシュアンから激しくレイプされた上、裸の写真を何枚も撮られた。トゥッカターさんは、警察や他の人には絶対に言わないからフィルムを返して欲しいと懇願したが、シュアンは全く聞く耳を持たなかったという。その後、ウートン・ホテルで家に帰すと言われたが、ホテルに到着すると、無理矢理部屋まで連れて行かれ、そこで再びレイプされた。その後、ようやく家に戻されたトゥッカターさんから、全てを打ち明けられた両親は、娘を伴いウートン警察に訴え出た次第である。

呪いの針が腹部に二本・・・??不倫相手の夫の執念か?
服役中の男性、食事中に突然苦しみ出し吐血

 今月八日午後、アントーン県警はマスコミに対し次の事を発表した。

 「二日前の六日、服役中の一人の男性が突然激しい腹痛に襲われて苦しみだし、吐血して倒れた。その男性は、仲間が呼んだ担当官により急いでアントーン病院に運ばれた。その後、医師による検査の結果、男性の腹部に大きな針が二本入っている事が発見された」という内容であった。

 マスコミは、アントーン病院にその男性を訪ねた。

 男性の名前はサムラーン(二四)。アントーン県出身。マスコミが病室に入ると、サムラーンは力無くベッドに横たわっていた。そしてインタビューに応じて、次のように話し出した。

 「私は昨年の十二月二十七日、ヤー・バーに係わる容疑で逮捕されました。裁判では一万バーツの罰金を要求されましたが、金が無いため、そのまま刑務所に入り、四ヶ月と二十二日間の懲役を受けることになったのです。始めの頃は、刑務所内では特に問題もなく、サバーイ・サバーイで居ましたが、一月六日の夕方、食堂で他の三〇人程度の仲間達と夕食を取っている時、突然冷たい風が私の中を吹き抜けた感じがしました。それと同時位に激しくお腹が痛み出し、そのうちお腹が膨らんだかと思うと血を吐いて倒れてしまったのです。仲間が係官を呼んでくれて、病院に運んでもらいました。今でもまだ痛みます。ある時は膨らみ、ある時はへこんで、針が右に左に動いているように感じて苦しいです。今回の件について、私は、間違いなく、誰かが呪術をかけたことにより針がお腹に入って来たのだと思っています。なぜならば・・・・逮捕される前、私はサッゲーオ寺院の孤児院が行っているリケー(大衆劇)の役者だったのですが、アユッタヤーに興行に行った時にある女性と深い関係になり、彼女の夫はムスリムでした。私と彼女との関係がその夫にバレて、彼はたいそう頭に来ていました。夫は私に〃お前にゼッタイ復讐してやるぞ!!〃と怒鳴りましたが、私は〃やれるなら、やってみろ!〃と怒鳴りかえしたのです。その後、私は逮捕され、そして今入院という結果になりました。お腹の中に針が二本入っていると医師から聞かされた時、私は直ぐにそのムスリムの男の事が頭に浮かびました。一日も早く手術して、針を取り除いてほしいです」

 マスコミは、次にサムラーンの担当医にもインタビューした。

 「私は、サムラーンが入院した時から担当しています。レントゲンを撮った結果、腹部に長さ三、四センチの針が二本入っていることが分りました。手術はする必要はないでしょう。なぜなら、身体が自然に、体内に入り込んだ異物を外に排出しようという働きを起こしているので、そのうち大便と一緒に排出されると思われるからです。現在は痛み止めと炎症止めの薬を飲んでいます。また、沢山食べるように指示し、早く針が外に出る働きを促進させる薬も飲んでいます。針の動きを観察していると、既に大腸の辺りまで降りて来ているので、あと一日二日で大便と共に出て来るでしょう」

 マスコミの「その針は、どのようにしてサムラーンの体内に入り込んだのか?」との質問に対して、担当医は、「良くは分かりませんが、たぶん自分で飲んだのではないでしょうか。このように大きな針ですが、特別な訓練を受けた人か精神異常者ならできるかもしれません。例えば、ある人はガラスの破片をチューイン・ガムと一緒に飲み込んでしまったり、鉄の部品を飲んでしまう人もいますからね。これからも注意して治療を続けます」

 一方、アントーン県市内にあるトンソン寺院の住職、プラ・クーアヌサーン・サナソーポン師は、「仏教の教えでは、一生懸命修行して、突然奇跡のような事が起こることはあるかもしれません。しかし、今回噂されているように、呪術などによって針や水牛の角が人の腹部に入り込んだり、冷たい男を振り向かせるための媚薬を使ったり、などと他の人に悪い事を及ぼすようなことが実際にあると信じてはいけません。でも、そのような事を愚かな事と思ってもいけません。とにかく、皆さんの頭にしっかりと入れて欲しい事は、良い事を行い、一生懸命祈る、ということです。そうすれば、仏様はあなたを守ってくださいます」

美貌の〃バツいち〃女性に言い寄り続け、無視された四十男至近距離からピストルを発砲、女性は即死
今月八日午後四時、スパンブリー県バーンプラマー警察に、サッゲー・ヤーンムー寺院内でピストル殺人が起きた、との通報が入った。

 警察が事件現場に駆け付けると、寺院内の土産物屋の前に大勢の人垣ができていた。中には僧侶の姿も見られた。人垣の中央を見ると、一人の女性が血まみれで倒れて死亡していた。被害者の女性はプライワンさん(三五)。スパンブリー県出身。左胸を撃った弾は心臓の真ん中に命中し即死だった。

 最初の調べで、容疑者は同県出身のヴィラ(四一)と断定。

 目撃者の証言によると、プライワンさんに会いに来たヴィラは、しばらく二人で話をしていたが、突然ピストルを取り出すとプライワンさんを撃ち殺し、走って寺から逃げ去ったとのことである。

 警察は連絡を取り合ってヴィラの逃げ先を捜しているが、まだ逮捕はされていない。

 次の段階の調べでは、ヴィラのプライワンさん殺害の動機が判明された。
プライワンさんは前夫と一年程前に別れ、子供が一人居る。美人で独り者になったプライワンさんには多くの男達が言い寄って来ていたという。妻と四人の子持ちのヴィラもその中の一人だった。ヴィラは、プライワンさんと親しくなりたいために、毎日口説き続けた。しかし、プライワンさんは妻子の居るヴィラの口説きには全く関心も持たず、無視していたという。ヴィラはそのことにショックを受け、不満を持っていた。そのうち、言い寄っていた男達の中の誰かが結婚を申込むつもりでいる、という噂を耳にしたヴィラは、プライワンさんがどの男を選ぶのか知りたくて知りたくて我慢が出来なくなった。

 事件前、プライワンさんは家を出て寺まで買い物に出掛けた。プライワンさんが寺の中にある姉の店に立ち寄っているという情報をキャッチしたヴィラは、プライワンさんを呼び出すと、執拗に問いただした。「他の男と結婚するんだって?」「そうよ、必ず再婚するわ。あなたの愛人になんてゼッタイになりませんから!あなたの奥さんや子供が可哀相でしょ。」

 こんなやり取りがヴィラの心を逆撫でした。カッとなったヴィラは、ピストルを取り出すとプライワンさんの心臓に向けて発砲。プライワンさんは即死。発砲音に驚いた周りの人々や僧侶達が集まって来たことに気付いたヴィラはそのまま走り去った。

誘惑天使 

誘惑天使 
~ タイ性産業のエスノグラフィー
BY:笠原陽介
目次

1.第1回 タイの性風俗の形態
2.第2回 タイ夜遊び通Sのぼやき
3.第3回 タイ夜遊び通Sのぼやき 続編
4.第4回 タイ夜遊び通Sのボヤキ/あの子は今、(バンコクコージー クンちゃん編)
5.第5回 ワールドカップと“ウォルショーシェー”

【執筆者プロフィール】
1977年、岐阜県生まれ。
早稲田大学第一文学部在学中にタイ性産業におけるフィールドワークを敢行。卒業論文としてまとめる。著書「誘惑天使」はその卒論を加筆修正したもの。大学での専攻は文化人類学。現在は旅行会社に勤務中。

「誘惑天使 タイ性風俗で生きる女たちの400日を追う(ゆうわくてんし)」

 著者:笠原陽介 (かさはらようすけ)
 ジャンル:ルポ・ドキュメント
 価格:\1995(1900)
 判型:A5判 ソフトカバー 400頁
 ISBN:4-7974-5298-6
http://www.shinpusha.co.jp/cgi-bin/php2/data_more.php?more=4-7974-5298-6&select=j1

【誘惑天使 概要】
「彼女たちは、本当の恋人だと錯覚してしまうように付き合ってくれる(日本人男性客・28歳)」「日本人がいいわ。SEXはすぐに終わるし、チップとかの金払いがいいから(プー・19歳・ゴーゴーガール)」
タイで売春婦として働く女性たちと、彼女たちを取り巻くシビアな現実や貧困・差別などの社会的な問題を、400日に渡って追跡、調査。女性たちの本音や素顔、その生活ぶりなどにも徹底的に迫り、考察したルポルタージュ。


はじめに

外道の細道読者の皆様、はじめまして。私、このたび「誘惑天使」(新風舎)を出版いたしました著者でございます。本サイト様より命を授かりまして、少しばかり連載をさせていただくことになりました。稚拙な文章ではございますが、ゴーゴーでコーラ飲みながら姫を眺める感覚で気軽にお読みください。

「タイは若いうちに行け」誰がいったか知りませんが俗に使われるこんな言葉に刺激をうけ、大学3年生のとき初めて微笑みの国へ渡った私はいわゆる“ビーマン利用、カオサン、タオルはちまき”系の激ウザ小僧と称される人種であったわけですが、バンコクの街を徘徊するうちに日本人がどこかに置き忘れてしまった生活の癒し、人間の本質的なやさしさをタイという国に対して抱くようになり、(皆さんも、タイに行くとホッとするってよくいいますよね?)、そんな気持ちがMAXに具体化するのがゴーゴーでオキニができちゃった時なんていう、タイに嵌る方程式を順調に駆け上がって行きました。 (自分は嵌ってないけど客観的に見てますよ!風の作家もいますけど、なんか突っ込みたくなりますよね)

 当時大学で文化人類学を専攻していた私は卒論のテーマを決める段階である1冊の本に出会いました。それがCLEO女史著「Patpong Sisters」です。彼女はパッポンを舞台にフィールドワークを敢行し、フェミニスト的観点からエスノセントリズムチックにタイの性産業を描きました。要するに、貧しい農家から出てきてパッポンで働いている娼婦たちは、ファランと関係を持つことによって自らの地位を高めていく事が可能であるということを実際のインタビューや生活を共にする事で例証している内容です。かなりファラン至上主義的な考えの著ではありますが、これを読んでどうこう非難するよりも、ファランにも増して個人ODAでタイに貢献している我らが日本人とタイ人娼婦の関係をフィールドワークで検証してみるのも面白いんじゃないかと考え、これを卒論のテーマとしたわけであります。前置きが長くなりましたが、今後の連載で、「誘惑天使」に登場するパッポン娘、風呂屋のお姉さま、彼女たちの虜になった日本人たちの考え方や人生を綴っていこうと考えております。私も現在、皆様と同様に日本の閉塞社会でネクタイという現代の鎖を首につけ、日々奴隷のごとく働くニッポンリーマンでございます。(会社ではこの姿を隠しておりますので、会議でうっかり外国人のことをファランなどとうっかり言ってしまい、冷や汗ということも。。) 皆様に共感していただく内容をモットーにしておりますので、どうかご期待ください!
最終更新日時: 06/12/2011 13:50:40

外道の細道
第1回 タイの性風俗の形態
ある洋書にこんな事が書かれていました。「タイのナイトライフはまるでディズニーランドのように楽しく奥が深い。ただ、乗り心地は本家よりグッドである。」 この言葉が表すようにタイにはファラン向けのゴーゴーバーからアジア人向けの風呂屋、マッサージ店までどの国籍の人種でも楽しめる“アトラクション”が揃っています。そして働く女の子たちも、ファラン向けのゴーゴーバーにはノリのいいイサーン出身者、アジア人向けの風呂屋等にはおとなしい北方民族と大別できるようにハード面もソフト面もディズニーランドのようにバラエティに富んだ提供をしています。この事はまた、逆説的に、世界の人種の女性の好みの大別を可能にしています。ゴーゴー好きのファラン=スタイルの良い、エキゾチックな(時にモンキーチックな)褐色美人好き、風呂好きのアジア人=色白でおとなしい貞操観念を持ってそうな純粋娘好き、アラブ人=グレース等で言わずもがなのオデブちゃん好き(実は世界一の女好きはアラブ人だと説く研究者も多い、ぼったくり系風呂屋で出会っても日本人とは絶対競合しない無害人種ともいわれる)、外道初心者日本人=タニヤやゴーゴー人気娘などの日本語ペラペラ、会って1秒で「アイシテル、ツキアッテ」の打算系娘好き。

このように、人種別に楽しみ方も千差万別な訳ですが、もっとミクロの世界に入っていくと、レインボー2で年金ドイツ人が一目惚れした猿顔イサーン娘、ナタリーでバックパッカー系日本人が恋した子持ちのチェントン人のように、毎夜迷える子羊のごとく殿方たちが“誘惑天使”と虜となっています。
先に述べたような人種の違いがあろうとも、ミクロの世界で共通してくる殿方の悩みを時系列に表すと、「この子はいい娘だな」→「この子はオレの事が好きなんだな」→「結構お金のかかる娘だな」→「オレは例外だと思ってたけど、こいつはオレのカネが目当てなのか!?」となります。 娼婦として働く女の子たちは、貧困家族を養うためこの仕事をしているから、お金目当てに付き合ってるカップルは多いぞと知識はあっても、自分だけは例外なんだと人間は考えがちです。そうなると全ての誘惑天使の行動が、「これは金目当ての行為なのか、オレの事が好きでやってるのか」という基準で見ないと済まなくなる訳です。「MK行ったら奢ってくれました」「タクシー代は要求してきませんでした」と、自分の支払いが少ない分気に入られているんだよ系の投稿が散見される事でも例証されております。しかしこれ、ご安心ください。ファランにも共通の悩みですので。Seabrook Jeremy著『Travels in the Skin Trade』より“They(タイ娼婦)just see the wallet. which is the sexiest organ on a man’s body” “Mai mee ngern (お金がない). That is the first phrase every foreigner learns here” 






第2回 タイ夜遊び通Sのぼやき 
前回最後にご紹介した「ファランのぼやき」が好評でしたので新たなぼやきをまずはご紹介いたします。
まずはSeabrook Jeremy著『Travels in the Skin Trade』より”I wonder now what she made of it all. Was she just doing what she was paid for? It didn’t seem like it at the time. “ “I think it was the fourth time I came to Bangkok, she looked worried. I asked her what was the matter. She said ‘ Nothing’. Then it came out , that her mother was sick and needed an operation. I recognize now that this was a familiar story. There is always a sick parent, a house destroyed by floods, a young brother to be put through school.”
“ They(娼婦)know when they have you hooked, and they will play it to the last cent. That’s why she asked for nothing in the beginning, pretended every little gift came as a surprise.”
やはり日本人もファランも思考の違いはあれど、同じようなタイ験をされているようです。要はどこまで真剣に愛し合っていてもお金の存在が頭から離れないので、ちょっとした天使の行為でも、「オレをお金の存在なく愛しているのかどうか」というフィルターを通して観察してしまうのは、洋の東西を問わず、男の悲しい性であります。
ファランのぼやきが出ましたので、ここらで我らが日本人のぼやきをご紹介しないわけにはまいりません。小著「誘惑天使」に登場するタイ夜遊び通Sも本編で様々なぼやきを発してくれております。「これやからあかんわ、娼婦は。」「こいつら、絶対アホやで。」
なんていう台詞にも積年の思い、騙され続けた恨み節がこもっております。では、彼のぼやきを通して天使たちの行動パターンを追ってみたいと思います。
タイ夜遊び通Sのぼやき その①
『あいつら(天使たち)とMK食いに行ったら絶対あかんで。あいつら連れてくとアホみたいに注文するからな。この前なんて2人で900バーツやで。ほんで結局半分以上残してイムレーオなんて楊枝つついてる。値段見いへんと食べたいものみんな注文しとんねん。鍋食う前に点心とテリヤキ頼みすぎやっちゅうねん。ほんま頭来るわ。』
こんな経験皆様も1回や2回された事あるのではないでしょうか。天使と出会って初めての店外、オキニとのいつもの食事。様々なケースでMKは利用されます。タイ夜遊び通S曰く、そんなMKは、実は天使の性格を知るためのリトマス試験紙の役目を果たしてくれているそうです。「MKでの支払額は女のアホさ加減に比例するんや」とのこと。MKを利用する客の9割はタイ人ですので、ここではタイ人である天使が注文の主導権を握ります。2人で食べられる量を前もって予測し、食べたいものの値段・量・種類の折衷案を瞬時に考えられる子と食べると自然と支払額も適正料金になるが、いい加減な子は頭を使うよりも先に本能が働き、量や値段を考慮せず食べたいものは注文するため支払額が増えるとの理論です。確かに日本人同士で行くMKの方が客単価が安いような気がいたしますよね。
ちなみにこのパターンに関しては、ファランも同様にぼやいております。
Neil Hutchison著 『Money Number One』より “In a restaurant, if you are going to allow her to order, just tell her beforehand that you are not very hungry, even if you are starving. She will probably only order one dish for you plus six or seven for herself. After she has taken one mouthful from each dish and declared that she is ‘ Im’, you can then safely eat the rest of the food on the table. Be careful though. Don’t show your hand too early or she will do another round of ordering for you.”
タイ夜遊び通Sのぼやき その② 
『風呂屋でシャワーキャップかぶる女はキス率が低いでえ』
非常に深みのある(?)言葉がタイ夜遊び通Sから発せられました。タイでの入浴回数1000回、タイでの女性経験人数1500人(パマー・カメーン含む)、タイに落とした金額推定2千万円を超えている夜遊び通Sが、ボリガンのディーとマイディーの境目としているのが、キスの有無です。「キスありのやつにはもちろんチップ奮発や。でもキスなしやったら1サタンもやらへんで。まあ、高級店行くときなんかは、美女とキスしたくて行ってるようなもんやな。キス率が下がるけど、あえてメジャーリーグに挑戦や。ペッブリ-なんてキスが当たり前やろ。それやと最近、逆に萎えてまうねん。ポセイドンの3階なんかで、こんな女とキスなんてできへんやろなあなんて美女が禁断の口を開けたとき、それだけでおお!思って場外ホームランや。その分チップもメジャー級やけどな、ははは。最近はキス率も訪タイごとに計算してるんや。先月は1週間で15人中12人や。キス率8割やで。イチローでもかなわん率やで。でも今回は最悪や。9人中キスありはたったの2人や。キス率2割2分2厘やで。こりゃ山田(元阪神の捕手)にも負けとるで。原因は高級店の狙い撃ちのせいや。ホームランはいらんからコージーあたりでヒットつながなあかんわ。ビワでキスしてもさすがに内野安打やけどな、ははは。あ、言うとくけど、ディープ以外のキスはファウルやで。最近ようおんねん。唇はOKでも歯でガードするヤツ。名づけて“ティースブロック”や。まあその開かずの扉をこじ開けるのがまたおもろいんやけどな。」なぜか野球に例えることの多い夜遊び通Sですが、キス率にいつから目覚めたのかは本編をご参照ください。さらに夜遊び通Sは続けます。「最近な、このキス率にこだわりすぎて、風呂屋行く目的がほとんど美女とキスするって事に集中されとんねん。せやからいきなり部屋入って“チュップ ダイマイ?”なんて聞くのはナンセンスや。そこでにっこり“マイダーイ”なんて言われたら、その時点でゲームセットやからな。せやから敢えてキスは最後の最後までとっておくねん。飯でも好物は最後までとっておくやろ。最後の最後でキスありやった!って感動しながらフィニッシュや。もう、ある意味アホやわな。でな、部屋に入ってから、いろんなシチュエーションでこの子はキスありかどうか予測すんねん。もうこっちはキスに賭けてるからドキドキやで。まず簡単な自己紹介とか会話するやろ。その間あたまの中はキスばっかやねん。だいたい会話してすぐにあなたの事好きとか、わたしと付き合ってとかいうヤツおるやん。そんなんは逆にキス率低いんよ。あっ、日本語話す女は論外やで。性格悪いうえにキスせえへんからな。“アナタ”とか、普通一流大学で日本語勉強した女は使わへんで。教養ないの丸出しやっちゅうねん。まあええわ。それより問題は会話の後やねん。風呂で体を洗ってもらう時、女がシャワーキャップかぶったら要注意やで。その瞬間、キス率は1割台に落ちるわ。(ボビーオロゴン並みに目をずんぐり開けて)ほんまやで。理由はいまだに分かれへんけど、ジンクスってヤツや。で、さらにいうと風呂の最後にリステリンでうがいする事あるやん。意外とリステリンを勧める女もあかんで。以前よく、リステリン勧められて、“おお、キスするからエチケットっちゅうことやな、よしよし”ってアホ面こいてうがいして、いざとなると拒否や。持ち上げて持ち上げて落とされて、垂直落下DDTやで。ほんま痛いわ。」
皆様もご自身で天使の行動を例証されてみてください。タイ夜遊び通Sのぼやきがあてはまることもあるのではないでしょうか。 まだまだ彼のぼやきは続きますが、それは次回のお楽しみとさせていただきます。次回のぼやきを一言予告で。「アホタイ人に親切にすると、仇で返ってくるわあ。」「風呂屋とタニヤは“おやじタイム”を避けなあかんわ。」ご期待ください。







第3回 タイ夜遊び通Sのぼやき 続編
前回に続きまして、「誘惑天使」本編に登場して話題沸騰のタイ夜遊び通Sのぼやきをご紹介したいと思います。このSとは一体何者なのだ?というお問い合わせが来ておりますが、北海道出身でヘタレ関西弁を操る青年実業家とだけご理解いただければ幸いです。毎月のように訪タイしておりますので、ポセイドンの3階であなたの横でキス率を予想分析しながら天使を狙っていそうな顔をした人間に出くわしたら、それがタイ夜遊び通Sかもしれません。
タイ夜遊び通Sのぼやき その③
『アホタイ人に親切にすると、仇で返ってくるわあ。』
これは彼がタイでの性活のひとコマで出くわした数々の災難から悟った格言だそうです。「ひとつ忠告しとくわ。タイ人に親切する時は、相手の顔しっかり見よって、こいつがアホかまともか選別せなあかんで。アホに親切すると逆にあだ討ちされるからな。この前ヴな、最近できたナタリーの彼女とパタヤ行って、帰りにタクシーチャーターしてん。乗り場で運ちゃんにはバンコクのシャングリラまでって頼んでおいて、あとは荷物を乗せるだけになったとき、タクシー乗り場の若い兄ちゃんがごっつ笑顔で荷物を車までお持ちしますって言うんよ。気分良くしてチップやったら、気ぃ利かせて運ちゃんに何か言うとんねん。おそらく目的地の確認してくれとると安心してそのまま手振ってタクシー乗ってん。車中はナタリーのPちゃんの大きな胸の中で眠れる森の少女や(虎舞竜??)。2時間くらいして目覚めたらタクシーはもうほとんどドンムアンまで来とんねん。あせって運ちゃんにシャングリラちゃうんかい!?言うたら、この丹古母鬼馬二そっくりの運ちゃんが鼻毛抜きながら“出発のとき空港までって言われたよ”ってぬかすねん。あのタクシー乗り場のアホ面した兄ちゃんがオレが大きなトランク持ってたから空港までと勘違いして余計な事言ったんよ。おかげで渋滞の中心街に戻って結局4時間かかったわ。おまけに追加の高速代やらチップやらで200バーツも余分にかかって。200バーツあったらゴーゴーでビール飲んでコーラ奢って乳揉めるっちゅうねん。」
このエピソードは彼にとっては氷山の一角にすぎません。
「まだあんねん。この前ホテルチェックアウトしたら入り口までボーイが荷物持ってくれて、お礼にチップやったら喜んでタクシー呼びに行ってくれてんけど、ホテルの入り口にタクシー着いた直後に後ろからでっかい観光バスが来て、オレのタクシー、外に出られへんっちゅねん。観光バスが来てこの状態になる事予測できててこれやからな。おかげで20分その場でプチ渋滞や。メーターすでに回ってるから60バーツは余分にかかっとるで。60バーツあったらカウボーイでハッピーアワーにビール飲めるっちゅうねん。」
さすがタイ夜遊び通らしく、痛い目にあった代償は必ず夜遊び値で換算するSでございます。ではこのあたりで最後のぼやきをご紹介いたします。
タイ夜遊び通Sのぼやき その④
『風呂屋とタニヤは“おやじタイム”を避けなあかんわ。』
みなさんもMPやタニヤのクラブに行って、あれ~これだけしかいないの!?と焦って何件もはしごするハメになったことがあると思います。特に正月やお盆など日本人が大挙する時期にはひな壇を見ると時津海そっくりのおばちゃんしかいないなんてこと経験あると思います(油断してるとその時津海さえ消えています。一体だれが、、、)。
誘惑天使のフィールドワークでタイ夜遊び通Sへのインタビューを行った後に、珍しく彼から「これからタニヤ行くで。おごりや。」との声が聞かれ、彼行きつけのカラオケクラブに向かいました。ところが時期は年末年始、日本から重役が大挙する時期で接待三昧で大変だと、某大手企業現地法人社長が嬉しそうに嘆いていたように、タニヤのリーマン系日本人密度が普段の3倍に達しておりそのカラオケクラブも天使はわずか2名。ようやく3軒目で夜遊び通Sの納得できるレベル(つまりキスしたいレベル)の子を捕まえました。女の子の肩に腕をのばし、OFF代を払いながら夜遊び通Sがぼやき始めました。「だいたいこの時期は女の子がおらんねん。この時期こそいい女をゲットする腕が問われてとるんやで。風呂屋でもタニヤでも、いかに多くの女が揃ってる時間に行くかや。そこで問題になってくるんが、いかに“おやじタイム”を避けるかやねん。おやじタイムって分からんか?代表例は40過ぎで訪タイ歴10年以上のおっちゃんたちや。そのおっちゃんたちが店に来る時間をおやじタイムっていうんや。そんなおっちゃんたちは強敵やで、ほんまに。よう考えてみぃ。昼間にMBKとか伊勢丹歩いてる日本人とタイ人カップル見たら一発や。若いカオサンとかにおりそうな日本人はなぜかブッ細工な猿連れて歩いてるやん。ところがな、おやじに限ってめっちゃエエ女連れてこれ見よがしに歩いとんねん。理由は簡単や。おやじがオレたちが店に行く前に、すでにかわいい子を捕まえとんねん。何時に行けばエエ子がおるか、経験値でわかっとるんやな。風呂屋ではな、早い時間に行けばエエってもんとちゃうで。たとえば売れっ子やかわいい子は大臣出勤する子もおるからな。そんな子が揃うちょうどええ時間とか、開店時の客が引けて二回転目で偶然女がそろうとか、あんねんて。そんな時間になぜかおやじは匂いをかぎつけんねん。ある意味ヴェルディの武田や、ゴールハンターの嗅覚やな。まあ、おやじやから、武田いうより岡ちゃんやけどな、ははは。せやから、この“おやじタイム”をいかに掻い潜るかが大事やねん。関係ない話やけど、最近のオレのタイプは歯の矯正してる子なんや。なんか、矯正してる子みると、オレのキス率をググッと刺激すんねん。矯正してる子はキス率あんま高くないから、逆にキスしたいなあなんてな。“矯正してるから、今日はキスできないの”なんて平気で年中言いよる。名付けて矯正ブロックや。これまた開かずの口やな。これをこじ開けるのが快感やねん。。」最後は結局キス率の話に戻るタイ夜遊び通Sでしたが、“おやじタイム”はこれから師走にかけて皆様の重要なキーワードになってくるかもしれません。ただ、どんなにかわいい子を捕まえても、街中を歩く時は人の目も気にしたほうがよさそうです。なにせ小著にも登場するチュラ大のYUIちゃんも、外国人とタイ人(色黒系)が歩いてたらまず“そっち系”のカップルだと考えるとインタビューで言っておりますので。あまりべた付いてスケベ顔で歩くのは賢明ではないかもしれません。







第4回 タイ夜遊び通Sのボヤキ/あの子は今、(バンコクコージー クンちゃん編)
大変ご無沙汰しております。誘惑天使著者でございます。昨年末以来の連載となりますことご容赦ください。小生もニッポンのサラリーマンとして働き蜂のごとく生活しておりまして、一年のうち、訪タイできるのは1,2回。日本でたまにニュースで「タイ」ガース連勝!やら片山晋吾が3位「タイ」!などと聞くとピクッと反応してしまう時なんかは、禁断症状の表れだと理解しております。前回の連載で、「タイ夜遊び通S」の登場は終了したはずなのですが、GWに2週間訪タイした話を聞くとまだまだボヤキは止まらないようです。ちなみに「タイ夜遊び通S」は誘惑天使本編に登場する謎の関西弁をあやつるタイに嵌りまくっている日本人で、現在30歳、タイでの経験人数1000人以上、タイ経済への貢献2千万円超のつわものです。
「GW,やっぱ行ってもうたで。微笑みの国や。今回、なんと5ヶ月ぶりやねん。こんなに長い事行かんかったんは、久々やで。ドンムアン着いたらナンプラーの匂いしたわ。あの空港、なんか着いただけで武者震いすんねんな。これから戦うでえ、みたいな雰囲気や。まあ、実際この世で戦っとんのは、サラリーマンやけどな。彼らの戦いが猪木対アンドレやったら、オレの戦いなんか、飯塚対平田やわ。まあ、能書きはええわ。それでな、早速風呂屋行ったんよ。某高級店や。キス率(※前回参照)を高く維持するには、初っ端が大事やから、ペッブリーあたりの適当な風呂屋で妥協したろかとも思ってんけど、ブスとキスしても、ぶっちゃけ意味ないで。ほんま。内野安打や。せやから初めっから高級店のサイドライン、いきなりクッパとの対戦や。しかも矯正ちゃん。ティースブロック(※これも前回参照)しようもんなら、矯正食いちぎったるで!思ったら、予想通りキスなしや。オレも実際は気ィ弱いさかい、ティースブロックされた瞬間に、撃沈やっちゅうねん。30代になって、明らかにキス率落ちたと思うねん。耳の裏からおやじ臭出てへんか本気で心配なってきたで。実は今回は風呂屋で出会った彼女の家にずっと泊まってたんよ。浮気はせえへんから風呂だけ行かせてって頼み込んでな。これじゃ明らかに恋愛ちゃうな。で、またこいつが風呂屋以上に金使うねん。歯の治療したいから歯医者行く言うて、2万バーツオレの財布から持っていきやがったんよ。イサーンの田舎で虫食ってたヤツが、何が生意気に歯医者やねん。ほんで、一緒に飯食いに行ったら、また大出費や。あいつがホテルで食べたい言うから、高級ホテルのディナー連れて行ったんよ。そしたら例のごとくアホみたいに注文しまくって、しまいにはマイアロイ言うて残しとんねん。でチェックしたら目ん玉飛び出たわ。7,300バーツやで。これまたチェック持ってきたボーイも小バカにしたような笑み浮かべやがって。彼女は彼女で知らん顔して楊枝でスースーやっとるし。ホンマ、2人まとめてストーンコールドスタナーかましたろか思ったわ。」
今回もボヤキっぱなしの夜遊び通Sのようですが、結局は帰国した後も、この“彼女”と連絡を取り合っているようです。もちろん、彼女のワン切りでコールバックのパターンですが。。
さて、すでに本を読んでくださった方には気になるところだと思いますが、(どうせ買ってもお前に印税入るだけだろ!と突っ込みがはいるかもしれませんが、ご安心ください。印税の数倍、株でやられております。ここ数週間の新興市場、どうなっているのでしょう。。)、先日、以前バンコクコージーで働いておりましたクンKOONGちゃんに会うことができました。小著の中では癌で体調崩したところで終わっておりましたが、その後体調持ち直して元気でやっているそうです。「最近やっと体調が戻って普通の生活ができるようになったわ。もちろんお医者さんには毎週行ってるけど。今まだ私学生でしょ?だから、またお金が必要になっちゃって、たまに昔からのお客さんと連絡とって会ってるわ。こんな病弱な私を雇ってくれる会社なんてなかなかないし、もう一回バンコクコージー戻ろうかなって思ってる。 そういえば妹のヤッドなんだけど、コロンゼで働いてるとき知り合ったインド人とパタヤに行ってるわ。あの子は、普通タイ人の女の子に嫌われるインド人やアラブ人のお客さんを取ってるの。競争率低いからいいお客さんに会えるでしょ。昔はそのお金で遊びに行っちゃってたけど、今は私のアパート代と治療代を払ってくれてるの。感謝してるわ。」クンちゃんですが、現在は彼氏がいなくて寂しいそうです。日本人の彼氏を紹介して欲しいと頼まれてしまいました。この子は小生がフィールドワーク当時接した女の子の中で、性格は抜群によかった事を思い出します。当時1日6人以上の予約を取っていたにもかかわらず、初めて会った翌日には仕事前の時間を割いてわざわざインタビューのためMBKまで会いに来てくれた子です。皆さん、今がチャンスです!ご希望の方は、こちらまで!! 







第5回 ワールドカップと“ウォルショーシェー”
世間は今、ワールドカップの話題で盛り上がっておりますね。思えば4年前の日韓大会の頃は、フィールドワークのためバンコクに滞在しており、ナイトバーなどでサッカー観戦を毎晩していた記憶があります。ナナもパッポンもお風呂屋さんも、各国の国旗でデコレーションされてて、コンチアはお客さんそっちのけでテレビに夢中、バービアのオネエチャンも鼻スースーやりながら韓国の怪進撃に容赦ないブーイング飛ばしたり、毎日が賑やかだった気がします。タイは時差の関係でイングランドのプレミアリーグを週末のゴールデンタイムで見れますので、結構女の子もサッカーに詳しくて驚きます。ゴーゴーなんかで好きなサッカー選手は?なんて聞いたら、「ファンニステルローイ」やら「ロイキーン」
やら、平気で出てきます。。誘惑天使に登場するプー@パッポンもかなりのサッカー通でした。好きなクラブはマンU、好きな選手はファビアン・バルテズ(当時)というかなりのマニア。ちなみにバルテズは、スキンヘッドがトレードマークのフランス代表正ゴールキーパーです。「何でバルテズが好きなの?」とプーに聞くと、「反射神経がよくてパントキックがうまいから。」と解説者ばりの回答が返ってきます。日本で大量発生しているギャルサポーターのように、好きな選手がボールを持っただけ、日本陣内にボールを蹴りこまれただけでキャーキャー騒ぎ、絶妙なサイドチェンジには無反応なにわかファンとは違います。その昔、原博美や木村和志が代表だった頃から観戦している小生にとっては、ギャルサポーターを代表戦のテレビで見るだけで、「お前等が何でチケット持ってんだ!だからオレがチケット買えずにテレビ観戦なんだよ!」と苛立ちまくっておりまして、ついつい愚痴となってしまいました。プーのサッカー好きは、サッカー賭博の影響が強いようです。プーの居候していたトンブリー一家のようなイサーンから出稼ぎ移住でバンコクに暮らす人たちにとっては、トランプやらサッカーのギャンブルが日常の生活のささやかな楽しみだったりしますので。小著にもあるように、ギャンブルの最中に家を訪ねると、間違いなくたかられます。皆さんも、ゴーゴー嬢に家に来ないかって誘われて、その後の展開を期待して手放しでついて行ったはいいが、部屋には叔母さんやら弟やら訳の分からないの人間がたくさんいて言われるがまま軍資金を奉納して、しょんぼり家路につきながら、こんなことなら誘いを断ってラチャダーで按摩でもやっときゃよかったなんてブツブツいってたなんてことないでしょうか。彼女たちの家族のような低収入層では、こういった身内でのギャンブルが日常で行われており、ギャンブル→負けてイライラ→ドラッグ→金欠→借金→売春→金ができる→ギャンブルのゴールデンローテーションが成立しやすいとも言えます。Prostitute is prostitute is prostitute,,,,,,,(娼婦はやはり娼婦である)といったところでしょうか。。
 ここで娼婦の愚行に毎日頭を悩ませるタイ夜遊び通Sの登場です。「ホンマ、やっぱ娼婦は娼婦やわ。この前も彼女とタクシー乗ったら、オレが支払いで財布をゴソゴソしてるうちに彼女が運ちゃんといきなり口喧嘩し始めて、気付いたらどっから持ってきたのか鉄のパイプで運ちゃんに殴りかかろうとしとんねん。ホイクワやったから、屋台のおばちゃんが仲裁に入るわ、バイタクの兄ちゃんが入り込むわで、ホンマ、ドン引きやで。なんでこいつらはすぐカッとなんねん。感情のまま動くから、動物と変われへんで。まあ、イサーンで動物と変わらんようなもんばっか食ってたんやから、動物っちゃあ動物やけどな。そのくせ一緒に買い物行くとブランドもんばっか選ぶからな。小生意気に。で、また発音がむかつくねん。誕生日になんか買ったろうと思って、何欲しいか聞いてん。そしたら、“ウォルショーシェー、ウォルショーシェー”って言うねん。何の事か分かれへんからもう一回聞いてみても、“ウォルショーシェー”って繰り返すねん。どうせタイのお菓子か何かやろと思って、よし、買うたるわ!って言うたらそのまま手を引っ張られてエンポリアムや。で、一階のブランドショップをウロウロしとる。“ブランドはええから、はよウォルショーシェー買いに行くで!”ってせかしたら、いきなりベルサーチに入って行くやん。ベルサーチが、こいつの発音だとウォルショーシェー、なんでやねん。会計見て、目ん玉飛び出そうになったわ。で、店員に発音させてみると、なんとなくやっぱ、ウォルショーシェーやねん。おまえら、ウェアユーゴー や アイウォンゴーウィユーばっかやなしに、まともな英語勉強せえっちゅうねん。まあ、イタリア語やけどなって突っ込みはいらんで。もうこうなったら、あるあるさんとこの探検隊呼ばなあかんわ。風呂屋でよくある、探検隊やで。ほな、いくで~ ♪キスなし覚悟でサイドいく! ♪笑顔に騙されはずれ引く! 
♪スプライト頼んでスパイくる ♪チップが頭を悩ませる! ♪デートに誘うと2人来る
♪矯正姫にキス強制 ♪部屋に入ると便意くる ♪バスに乗っても便意くる ♪トイレがないと便意くる  おれはう○こキャラかいな!」

背中に気をつけろ!

背中に気をつけろ!
目指すはスクンビットのチンピラ  BY:チコ

 はじめまして。いつも外道のHPを楽しく読ませていただいてます。チコと申します。マッケイガン師、Drフェラ氏をはじめとする外道ライターの皆さんに感銘を受けて手慰みではあるけども自分でも書いてみよう!と安易に考え、外道紘さんにお願いしたところ、途中で止めないでくださいね、との的を得た突っ込みとともに連載してもいいですよ、とのお言葉を頂きました。

 外道のHPはお風呂屋さんの記事が多いですが私はGoGo、特にナナが大好きです。バンコクに住むようになって2年がたとうとしてますがいまだに飽きずに通ってます。私とよく遊んでくださる外道の先輩(外道紘さんとは別人です) からことあるごとに「チコさんにはチンピラの素質がありますよ。」(それってよくB級映画のはじまりぐらいでやられちゃう奴ですか?) とほめ言葉だかなんだかよくわからないお言葉をいただくのですが、これを素直に信じてGoGo話を中心にしたお話でも書いてみようと思った次第です。

 外道の先輩の方々からは何をいまさら、と突っ込まれるようなことも多々あると思いますが、自分のお間抜けな日々を振り返りながら明日の糧に出来たらいいと考えてます。私は在住なんですが、短期でタイに遊びに来る方にもわかりやすく読みやすいものを書いていきたいので突っ込みたいところがあればどんどんメールしてください。

 お店とか女の子とか、ちょっと詳しい話が出るかもしれませんので、それをたよりにナナで私を見つけて蹴っ飛ばさないでくださいね。自分の心の傷を畳針で縫ってるような真似してますから、たぶん泣いちゃいます。しょっぱなから弱気ですが立派なチンピラになるべくがんばっていきますのでよろしければ一緒に笑ってやってください。女どもから後ろから刺されるほうが先かな。
 
1.初めてのGoGo (2003年1月21日 )
2.ヒヨコにはまって一緒に巣立ち (2003年1月21日 )
3.トモダチ (2003年1月21日 )
4.いつもクールに Stay sharp! (2003年1月31日 )
5.ミッション:かわいいあの子をスナイプせよ! (2003年2月9日 )
6.7000Bの女 (2003年2月21日 )
7.【算数】外道単位認定協会 (2003年3月6日 )
8.石川三チコの勝手にシネバ? (2003年3月14日 )
9.【理科】ピンクの小粒コーラックとSPYの素敵な関係 (2003年3月26日 )
10.【社会】赤道直下バナナベルト帯 (2003年4月20日 )
11.【お歌の時間】その日限りの愛 (2003年4月27日 )
12.やさしくダマして ~Cheating me softly~ (2003年5月9日 )
13.プチ亡命者たちに捧げるバラード (2003年5月19日 )

最終更新日時: 06/12/2011 13:42:40

外道の細道

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初めてのGoGo

 
 何でも初めてっていいものですよね。クラス替えして初めて会う女の子とか。初めてキスしたときとか。初めてキマったはっぱ、美味しかった気がします。でも、私が初めてGoGoに行ったときはODでちょっと刺激が強すぎました。どこを見ても乳々チチ、女の子の熱い視線(収益に関する、含ム)、んで目のやり場に困っても目の前には足しかありません。しかも生。
 今でもGoGoで目が泳いでいる日本の若い子なんか見ますとほほえましくなってきます。私もあの時尻尾を巻いて赤バスでカオサンに帰ったらよかったんでしょうが、何の因果か不良外道の先輩のおかげで外道の道に迷い込んでしまいました。

 早い話、 私のはじめてのGoGoは、ふと見上げたらそこにいた女の子と目が合って、にっこり笑われて、抱きつかれて(だれが呼んだの?)、ニャーニャー甘えられて(コーラおごるの早すぎ)、私服に着替えたらサイアムとかその辺にいる子だよねー、なんて思っているうちに(ペイバーしたんかい)、ホテルに行きますた。さすがレインボー1です。自動車王フォードの経営哲学を反映させた流れ作業。
 まあ、所詮私は中途半端なお外道だったのでしょう、いくらかわいいとはいえ今日はじめてあった女の子、言葉もままならず名前もよくわからず、タイじゃあどうやってHに持っていったらいいのか、わからないことだらけ、(まあ歳が17だってことだけはわかったんですが)うっすらおけけを前にあそこも半立ち、そのうちお時間となってしまいましたと。子供のころから試験とか、試合とか本番に弱かったのを思い出しました。
 私の初めてのカワイコちゃんはその後もしばらくお店にいました。あの時外道らしくバックからがんがん突いてやったらよかったんでしょうが、いかんせん不完全燃焼だったのでなんだかおセンチな気分になっちゃって、お店に顔を出しては一緒に遊んでただけでした。(禁じられた遊びのテーマ、でお願いします) とかいって、じつは毎回ペイバーして一応ホテルとか行ってたんですがねー。愚息が元気だったらやっつけてやろうなんて姑息なこと考えながら。

 今思えば外道の先輩方からどやされそうですが、今でもその子が私の目の前で踊っていて、ふと目があったら同じことするような気がします。あのときの感動は今でも忘れられず、その子を超えるかわいい子には会ってないです。わたしがGoGoに通うようになったのもこの思い出を追い求めているせいなのかもしれない。
 そう、でも、これは初めてだったからってこともなんとなく気がついているんです。その時の証人外道先輩氏が言うには「ほかにもいい女はいくらでもいた。」だそうですから。






ヒヨコにはまって一緒に巣立ち
 初めころの飲み歩きが今の私の不良行為につながっているのかもしれません。あいかわらず私はヒヨコちゃん相手に屈折した思いをいだきながらナナに遊びに行ってました。やっぱりペイバーするのですがいっこうにモジモジ君から脱出できません。
 そんなとき、ネットでとある薬を見つけました。一応商品名は伏せますがようは精力剤です。早速購入試し撃ち! とかいってMPにいったんですが、なんだか立つだけじゃあなくって根元からぐっとそそり立つ感じです。すばらしいです。まさに科学の勝利です。外道先輩とその硬さ、大きさについて盛り上がってそのままナナへ。あぁ、こんなときにちゃんといつものカワイコちゃんが残っているのもR1のいいところなのです。金髪デブ、ありがとう! (すいません、打ち込みながら興奮して過剰表現してしまいました。いないときのほうが多いですよね。。。)

 そんなこんなで念願かなってかわいいヒヨコちゃんととうとう一発できますた。しかもMPで抜いただけあってえらい持ちます。いかない。ヒヨコちゃんも濡れ濡れのそれはスワイパーの幼女並み。背中に爪立ててました。

 と、ここまでならいい話なんですがあんまり嬉しかったんで飯でも食いに行こうと、外に出たとき誘ったんですが「お店に帰って友達と一緒に帰るナ」と言われ、まあそれもいつものことなんで (このへんで普通に気がつけよ、自分) そこで別れて私はタクシーに乗りました。と、あのナナの交差点で男の子(ヒヨコちゃんと同い年ぐらいな感じ)といるヒヨコちゃん発見。なぜかいそいでシートに体を押し付けて隠れたのは私。なんでだろう。とっさのとき人間の本性って出るって言いますが、じゃあ私はなんなんすか。

 本当に気に入っていたんでショックだったのですが、彼氏とヒヨコちゃん2人がとてもかわいく見えたのを覚えてます。ヒヨコちゃんはお金頂戴と自分で言ったことは無かったんですが、ペイバーしたらいくらかのお金をあげていたことをよかったと思いました。その後しばらくしてそのヒヨコちゃんはお店からいなくなりました。結局一発しか出来なかったんでえらくコストパフォーマンスは悪かったですが、気持ちよかったんでイイです。わたしがそのヒヨコちゃんと付き合ってたら、どこぞの外人と寝てよがって爪立てたなんて思っただけで嫉妬で狂い死にしそうです。私はたぶん恋愛とか、そんなことには向いていないのでしょう。どんな女の子も過去を含めて全部自分のものにすることは出来ないことはわかってます。ヒヨコ彼氏、正直スマンカッタ。
 
 そんなこんなで外道先輩に、 「僕は本当に好きでなかったらHできないのかもしれないです。僕、心のどこかでブレーキがかかって、あの子達とは恋人同士のようにはなれないのかもしれないんですかねぇ」 と言ったら 「愛が無かったらセックスできないかもしれないけど、薬があったら出来るでしょ」 とにっこり切り返されましたとさ。






トモダチ
 子供のころから友達を大事にしなさいって育てられてきました。大きくなっても「一番大事にしてるものってなによ」って聞いたら「おめぇに決まってるだろ」(ところであなた、みんなにそういってませんか) なんて言う素敵なやつらに囲まれてました。そんなみんなを打ち捨てて私はタイに住んでます。でも今回はそんな愉快な仲間たちの話でなく トモダチ、「プゥアン」ってやつです。

 私は一人ではほとんど遊びに行きません。だって、つまんないじゃあないですか。GoGoのお姉ちゃんのおケツに肉割れ見つけても誰にもいえないし、さっきペイバーされた子が30分かそこらで帰ってきたとしても報告する相手もいない。みんなで一列縦隊で踊りながら店ん中グルグルできないなんて、まるでサンダース軍曹のいないホワイトロック小隊です。寂しい限りです。やっぱりみんなでカワイコちゃんをチェックメイト、タクシー!PBホテールナ、こういきたいもんです。どうぞ。

 でも大挙してGoGoに行こう、なんていっているわけじゃあないんです。多くて3人がいいでしょう。GoGoはうるさいんで話もしにくいし好みの女の子とかもバッティングするかもしれません。一軒一軒回って一人落ち、二人落ちつつというのもいいんでしょうがせっかくみんなで集まったんなら最後まで盛り上がりたいもんです。それに日本語ばっかりで盛り上がると言うのも女の子たちはちょっとつまらなそう。やっぱり日本人の私は周りにも気を使ってしまいます。GoGo行くなら2,3人がいい感じ、です。

 そんな寂しがり屋で遠慮しがちな私のトモダチはGoGoのウエイトレスや強面のお兄さんたち。なんだか何回も通っていると次第に自分についてくれるウエイトレスも顔を覚えてチョビットづつ話をするようになります。この人たち商売柄でしょうか、人の顔よく覚えているんですよね。ナナが半年ぶりの友人なんかと行っても、あんたのトモダチ覚えているわよーなんていってくれます。当の本人はすっかり忘れててキョトンとしたまま乾杯してるんですが(と、やっぱりここでもコーラーかよ)私は嬉しい限りです。なじみの女の子もいず一人で飲んでる友人にかわいい子連れてきて、怪しい英語で ノーペイバーOKナ! なんて言ってます。たまにタイに遊びに来る人でもこんな人たちがいれば大丈夫、もう寂しくありません。あなたに合ったあんな子やこんな子の首根っこ捕まえて連れてきてくれます。そんな頼もしいウエイトレス達も酔っ払わせたらいっしょになって踊ってくれます。お立ち台にもあがります。お前は脱がなくてもいいヨ!なんてやつも脱ぎます!見せます!

 かくいう私もこの人たちにお世話になりっぱなしです。違う女の子に乗り換えたときに前の女の子が絡んできたのを押さえてくれたり、不肖なやからがつり銭ごまかそうとしたのを注意してくれたり。私が大いに酔っ払って悪い癖でチプ‐をトランプのようにまいているのを見て心配してくれたことも。(でも止めはしない) 初めて会った女の子に一発やるだけで払うお金の何分の一かでかなり私達の力になってくれます。みんな、愛してるよ。

 でもね、外道先輩が不思議そうに言うんです。「普通常連になったら安くなっていくじゃあないですか、日本だと。でもここナナじゃあどんどん高くなっていくんですよね。」って。 どうしてなんだろう? だから友達じゃあなくってプゥアンなのかな。。。






いつもクールに Stay sharp!
 所詮遊びとはいえやっぱり私、もてたいです。ビキニのお姉ちゃんに囲まれてニャーニャーいわれながらハイネケン飲みたいです。ふと気まぐれでペイバーした子もアナル舐めはしなくてもいいから、やさしいタッチでチンコ触って欲しいです。お嬢さん、そこに愛はあるのかい? はい、私でなく、私の財布が愛されていることは重々周知してます。でもね、事務的なセクースなんてつまんないないじゃあないですか。やるだけだったらMPのほうがいいですよね。やっぱりここはGoGoを徘徊するチンピラらしく女どもからニャーニャー言われていたいのです。

 そんなこんなで色気づいた高校生のように、新しく服買って見たり、タイの雑誌や街行く若者見てタイ人の好みを研究したり、ちょっと腕立て伏せなんかして見たり、国に帰ったらランニングに半ズボンでビールをあおるだけのビックリボウスキさん達と一緒にオサレにいそしんでます。そう、ナナは女だけでなく男もかっこよくなっていく街角なんです。
 そんな年甲斐の無いことやっている私ですが、そのうちどうやらこれも方向性が大事なんじゃあなかろか、と気がつきました。いくら外見をよくしても中身も伴ってないとやっぱりダメです。タイ人がいいナ、と思う性格や振る舞いってあると思うんです。そんなときに思い出されたのが以前行っていたタイ語学校の授業や先生のお話です。あぁ、先生、ありがとう、今頃になって僕は気がつきました。あなたがいったいどれだけたくさんの事を私たちに伝えようとしてくれていたかを!
 
 言葉を勉強するっていいものですね。その国の文化のうえに成り立っていて単語を覚えていくだけでなく、いろんなことに気がつく手がかりになってくれる気がします。そんな僕が見つけた単語は「プゥヤイ」なのです。直訳は「大きい人」です。大人です。そう、子供のころ家族でお出かけ遊びつかれておぶされて揺られながら家に帰っていった、あのお父さんの大きい背中のことなんです。

 プゥヤイさんは怒ってはいけないそうです。いつも冷静で多少のことでは動じなくって、自分より弱い人、不幸な人、苦しみを抱えている人達に惜しみなく助けの手を差し伸べる、そんなナイスガイなんです。いやなことがあっても、一足違いで女の子取られても、はたまた一足違いで女の子ペイバー出来た!と思ったら女の子が500B札持ってきて 「私あの人と一緒行くナ、あなたタイ住んでるからいいでしょ?ダイマ~イ?」 なんて言われても、 (今日暇だから遊びに来てといったのはあなたじゃあなかったでしたっけ?お嬢さん。)  「まあしょうがねえな、こんな時もあるさ。」 と我慢して自分の中にためたりせずにさらっと受け流す、そんな人なんです。そうですよね、サンダース軍曹。 
 私、今でも急にかっとなって顔に出てしまったり、よくない言葉を使ってしまいますがホントはいけないんです、タイでは怒りの感情をおもてに出すことはよくないことだそうです。皆さんは私のように、GoGo娘にガンたれられたりシカトされたり、他のお客さんに「あいつは悪いやつだ」とチクられたり、そんなことのないように上手に遊んでください。
 かといってカッとしないように、怒らないようにようにと思いながら微笑を絶やさないようにしていたら、 
「なにヘラヘラしてるんですか。また女どもにたかられてますよ。」と注意してくれる外道先輩、僕はまだ微妙にずれてるんでしょうか。







ミッション:かわいいあの子をスナイプせよ!
 性懲りもなく髭なんて剃ってみたりして、女どもにキャーキャー言われる日を夢見てGoGoに通うチコです。こぎれいな格好して、ちょっと日本人っぽさの残った服のセンスなんかで(我ながら姑息だ。)ちゃんと靴なんか履いてお店に行くと、女どもはいい鴨が来たとばかり群がってきます。いい加減しょっちゅう来ているんだから覚えてくれよ。いや覚えているからか?まあいいや、努力のかいあってと信じて、いい気になってコーラなんかおごるかのーなんて思ったら、お嬢ちゃんこの店に前からいたっけ?みたいなえらいブスばっかです。皆さんもこんな経験ありませんか?俺にも選ぶ権利あるだろ、オイ。

 ボランティアじゃあないんですからばったばったと斬り捨てて前に進みたいんですがそこはプゥヤイです。大人です。会話に支障のないような娘を選んで一杯ぐらいおごってあげましょう。たかってきたときにちょっと話してみて自分と話のペースの合う娘なんかいいです。こっちのつたない英語やタイ語を聞いてくれるような殊勝な子なんか最高です。さあ、これで人払いは出来ました。一緒になんか飲みながら踊ってる子なんか見て、あの子チチ偽物っぽいねーなんて他愛のない話なんかしてましょう。運がよければその子のかわいい友達なんかも寄ってくるかもしれません。こっちが女の子のお尻も触らずにお立ち台ばっかり見てたら、まあ、横についてくれた子もいい加減気がついてくれます。「あの子、萌えます」なんていってた女の子が踊り終わったら連れて来てくれるかもしれません。みんなで飲んで騒ぎましょう。でも、あくまでもワンショット、ワンキルです。限りある弾は狙い定めてかわいいあの子に撃ち放つのです。
 
 もし自分が呼んだ子じゃあないんだったら、ちょっとチプを渡せば機嫌よく身を引いてくれます。(と信じたい)カワイコちゃんのかたくなな心も同僚のあやしい通訳で打ち解けてくれてます。多分。次にその店に行ったときも話し相手にも下の相手にも困りません。よくないですか?友達が友達を呼び2回、3回と通うようになると飲んでるだけでおねえちゃんの輪が出来ること請け合いです。まあたぶんその中にはブサイクもいますけど。毎回コーラおごらなくても、あちらさんにも今日の糧がおられますから大丈夫です。ちょっとしたらどっか行っちゃうでしょう。そんな感じでおねえちゃんたちとわいわい飲むのが私は好きです。おねえちゃんの連れてる見知らぬ日本の方や外人さんと盛り上がるもよし、女の子たちの情報を仕入れるもよし、いやーGoGoってホント楽しいです。

 でも、そんなこんなでいつも同じ子ばっかり連れ出してたら、悲しいかな、その店じゃあ他の女の子には手だせなくなるんですよね。いっつも同じ子で飽きたんですが、おまえら、 ってときに限ってかわいい子がニャーニャー踊ってたりするんです。欲望に負けて、おかげで私は今じゃああそことこっちでは総スカンです。行く店行く店でうそつき呼ばわりされてます。人生厳しいなぁ。でも、そのためにバンコクにはGoGoがいっぱいあるんですよね。「敵もさるもの、チンパンジーですから」 なんて言いながらあの店を迂回する外道先輩に今度言ってみます!







7000Bの女
 毎回えらそうなこと言ってますが、ナナじゃあ毎回お姉ちゃんたちにやられています。皆さんこんにちは。チコです。今日はそんなお話です。ちょっと長いですがお付き合いくださいませ。
 
 7000Bの女、って言っても彼女は総額こんだけチコからいただきました、とか昔飛行機で事故った600万ドルの彼みたいに走って逃げるのがバンコクのタクシー並みに速いサイボーグ女だった、って訳じゃあないです。ただバンカピのあたりに7000Bの部屋借りて住んでいただけなのですが、安月給のナナの女ども(プラカノン、オンヌット方面) ばかり見てきた、またその当時4000Bほどの安アパートに住んでいた私には、彼女は驚きでした。
 自分のことは棚に上げて友人達と、この子実は稼いでるんじゃあないの、とか いや、送金があるんでしょう、数カ国から そんな彼女のメインバンクはCityBank 、なんて勝手に盛り上がってたらいつの間にか仲間内ではそう呼ぶようになってました。だって、タイ人の女の子の名前って、ペーとかプーとかパーとか人を小馬鹿にしたようなよく判んないのが多いじゃあないですか。

 まあ実際、その7000Bちゃんそんなにお客さんとってなかったみたいです。もとはといえば、だらだら飲んでた私達のところにたかりにきた娘だったんです。がこの娘意外とかわいかったんですよね。ただ何にもしゃべらないんです。横にいるだけ。癒し系のぬいぐるみですか、あなたは。 営業してきなさいと即すんですけどなんかどこにも行かないんです。いまいち決め手に欠けてずいぶん長いことペイバーもせずにほったらかしてたんですがその店にいつ行ってもなんかこっち来るんです。今思えばただの怠け者だったんだろうとは思うんですが、それにしてもお前、そんな勤務態度で家賃払えんのかョ、といらん心配なんかしてました。

 情が移るとはよく言ったもので、そんなこんなで傍にいつもいられて、かわいさもあいまって、半年ぐらいしたときにペイバーしてみたんです。いやまさに 「してみた」 って感じです。そしたらね、ぜんぜんHの相性が合わないじゃあないですか。お前今更それはないだろうよ。こっちにすりゃあゆっくり時間かけて落とされた感じなのに、ちったあ濡れなさい、あーた。あぁこんなことじゃあ始めにヤっとくんだった。後悔先立たず、後を断たず、もうこの店じゃあ7000Bちゃんに完全にロックオンされますた。でも、なかなかいい女の子いるんですよ、その店。てな訳で友人と連れ立って行っては義理マンする私。たまにはまけてよ、7000B。
 で、やっぱり欲望に負けた私は7000Bちゃんがいない時に違う子連れ出しました。で一人目でばれてなかったことをいいことに次の娘口説いてたのがなんかばれて、ある日えらい絡まれました。口説いてた娘に上げたチップの額までなんで知ってるんですか、あなた。恐るべし情報網。そして私のチップを押し付け返して立ち去る7000B、あんたかっこよすぎるよ。

 と、まあここまでならよくある話なんですがその後私、7000Bちゃんと仲直りしたんです。雨降って地固まるとかいうやつで、お互いの部屋行き来したり夜遊びしたり、ペット買いに行ったり、えらい仲良かったです。そのうち7000Bちゃんはしょっちゅう田舎に帰ったり、(一緒に帰るんですか、こんどは(汗  ) あんまりGoGoにも働きに行かなくなりました。でもね、セックス気持ちよくないんです。(致命的)なんだか私、ナナに遊びにはいけないわ、なんか人生リーチかかってませんかって悶々としてきまして、ある日些細なことでケンカしたんです。そしたら7000Bちゃんはさめざめと泣き出して私と始めてあった日のことからとうとうと語りだしたんです。あのー私そんな昔のことよく覚えてないんですが。

 やっぱり私は外道もんなんでしょう。7000Bちゃんとは仲直りもせずに、そのうち彼女もお店からもいなくなってしまいました。外道先輩には、惚れたほうが負けっすよ なんて強がり言ってますが、今でも7000Bちゃんになら刺されてもイイと思っている私のほうがやられてるんでしょうね。泣きながら「ずっとあなたが好きだった。」 といわれたことを思い出すとちょっと悲しい気持ちになります。でも、そんなとき外道先輩は 「タイ女の涙なんて信じちゃあダメですよ、女心と雨季の空ってよく言うじゃあないですか。」と私を慰めてくれます。いつもありがとう、外道先輩。7000Bに絡まれて、もう一人のほう押し付けちゃってすいませんですた。
 あ、ケンカの些細な原因ですか?ナナで口説いてたそのもう一人のほう、ペイバーしたことなんですが。






【算数】外道単位認定協会
 皆さん今日も女どもからの電話をビシバシ撃退してやがりますか? Dr.フェラありの通貨単位ナタリーで生活していると何でも安く思えて(逆だろよ。)ついつい使ってしまう傾向のあるチコです。こんにちは。今日はそんなドクターに感化されて、私も新しい単位をみなさんにお伝えしたい!そういったわけです。

 皆さんは自分自身や友人、お姉ちゃん達の外道っぷりをいうときにどうされてますか? ナナの2階でお猿さんに似た女の子の顔真似をしてたら速攻で見つかって絡まれて、そのすぐそばで友人はその女の子の妹に手ェ出してた、とかなかなかどっちがより外道だったか判断がつきにくい時があるじゃあないですか。そんな時活用したいのが、かのロシアの外道薬物博士アブルノスキー・ビターミンが提案した外道の単位 「G」 です。まあ大嘘ですが。

 たとえば駐在の家族の方でにぎわう日曜日の伊勢丹に、おまえそれじゃあどっから見てもナナの女だろうよオイ。。。(涙 ってなかっこうできたお姉ちゃんと金を買いにいったとします。これが「1G」。「いちげどう」、と読みます。ちょっとハイソなエンポリなら2G、金を買いに言ったはいいが、思わずケチって昔女にあげて別れ際につき返されたやつをそっとポケットから出せば3G、と言った具合です。


これならもう外道のHPに投稿するときや、友人達とお姉ちゃん達の扱いでバランスをとるときにぐっと楽になります。またこれは自分の身の危険を図るときにも大いに役に立ってくれるでしょう。たとえば2階の炙り仲間のお姉ちゃんが一階の人気店に移った、これは8G、ちょっと危険ですが実はそこがR2、おまけにその娘が店のお姉ちゃん達と急激に仲良くなってしまった!というなら21G、または2,1HG (に てんいち はげしくげどう) 当然2倍以上の危険度です。宇宙飛行士でも耐えられない。もうあんな事とかこーんな事とかがばればれです。遊ぶ地域を変えたほうがいいでしょう。なぜこんな便利な単位が今までなかったのでしょうか。有識者の無関心が悔やまれます。 


さてこの単位は今では拡大解釈され「G」という文字自体が「外道」をあらわしていると考えられてます。私たち外道のマニュアルG-DIARYは外道日記、ナナのゾンビバーG-Spotは外道スポット、そしてそこでおカマのママに 「今日で入って10日の新人、17歳と16歳ョ!」と薦められて思わずペイバーした子たちの腕についてるのは外道ショック。日本限定版ペアモデルです。入って10日で誰からもらったというんですか?お嬢さん。


ちなみにその外道ショック装着率の高いR1の女の子で私が会いに行くたび田舎に帰るとか、しかもお姉ちゃんも一緒だとか、お母さん最近マイサバーイなのとか言ってお金をたかるいい女がいますがこいつは9G、ぐらいです。チコはPBでよくその子の足、揉んでます。踊るとナナで一番かわいい(クレーム不可!)から許す。体が悪いとかで最近踊ってないんですが生活していけるおまえもやっぱり外道もんだ。最近じゃあこずかいせびりも電話で済ませてらっしゃいます。でも腹減ったからラープ買ってきてくれと言うのは今回だけにしてくれ。


どうでしょうか、みなさん。これから遊ぶときに連れがお姉ちゃんのカウボーイブーツとかに100B差し込んだら 「まだまだ0.5Gですよ。」とつっこんでみたり、「いやいやその後ろでこの間ペイバーした娘が踊ってるから2Gはいってるでしょう。」とか返されたり、面白くないですか?

そんな私は誕生日をナナで迎え、今年の新年まで日本に帰るのを先延ばしにしてナナで越す外道っぷり。年内に帰ると伝えていた友人達には総スカン食ってますがまだまだ 4Gぐらいです。シューマッハばりに首鍛えてるんで耐えれます。皆さんもこれを機会に外道単位 「G」を活用して日本社会との見切りどきを考えてみてはいかがでしょうか。








石川三チコの勝手にシネバ?
 皆さんいきなりですが、本日は、女どもから効率よくたかられるべく研究と改善で傾向と対策のチコがお送りする映画評論です。でも手書きイラストはありません。また映画と言っても最新作の紹介ではありません。ここ最近の最新作はお姉ちゃん達とWTCに見に行っているので日本語ないんです。よくわかんないんです。ロードオブリングのおじいちゃん、最後の最後までどこで何してたんですか?強いのに。

 今日ご紹介したいのはこちら。1979年アカデミーいろいろ賞受賞の 「All That Jazz」です。といってもジャズ映画じゃあありません。ジャズダンスはなんか踊ってるみたいですがマイルスもエラフィッツジェラルドも出てきません。意訳すると「まったくくだらない」とかそういう意味らしいです。まさにわれわれ不良のためにあるようなこの言葉、しびれます。この彼、主人公のジョー・ギデオンさんです。ほかの映画ではサメ退治したり、ヘリコプターに乗ったりしてます。
 アル中でニコ中で女好きのブロードウェイ舞台演出家の彼は入院して死の淵をさまよいながら人生を振り返るんですが、その人生、まさにろくでもないです。

 もちろん演出家ですからダンサーや女優と寝ます。鉢合わせもします。逃げた女を追いかけて必死に取り繕うジョー。別居中の嫁さんに突っ込まれて、初めての浮気相手の名前も忘れてることに気づくジョー。医者に止められてるのに入院中に飲み会をはじめるジョー。舞台の新作はエロ過ぎてスポンサーからクレームがつき、映画の編集作業をバイトにやらせては通りの向かいのGoGoをいとおしそうに眺める、チコはそんなジョーがいとおしいよ。

 本人は死にたくないらしいんですが、嫁さんやかわいい娘が見舞いに来ると言うのに隠れてタバコは吸うわ、看護婦にちょっかい出すわ、もう、勝手にしてください。そんなこんなで彼は昏睡状態のまま死んじゃうんですがそんな時、彼はきれいな女死神におだてられて一世一代の大舞台を踏みます。オイ死神、怖いんで舞台化粧なんて手伝ってやんないでください。歌って踊れる危篤患者。とはいっても昏睡状態なんで夢の中でなんですけどね。。。一応嫁や娘に謝ってるみたいですが所詮死にかけのやつの夢です。確実に伝わってないぞ、ジョー。それでいいのか!

 とまあこんな感じの最初から最後まで身勝手な女好きの話なんですが、なぜか女どもは彼に夢中なんです。そんな男を父に持った娘なんて年頃になりゃあ反抗するじゃあないですか。でもジョーの娘、パパの愛人と一緒になってダディオメデトウなんて踊ってやがります。これもアメリカ文化ってやつですか?もしそうならタイに持ってきてもらえませんか?

 古い映画ですし、チコがはじめて見たときはまだ中学生だったんでエロダンスシーンにどきどきしながら親と見たもんでしたが、意味はさっぱりわからずじまい。悔しくて何回も見てやったおかげで踊りには目覚めたんですが、(見るほう?)身勝手な生き様を確実に刷り込まれてしまいました。お前のせいだ、ジョー。


で、このあいだタイのレンタルビデオ屋で見つけて久しぶりにみてみたんです。いやー年くってみると見方って変わるもんですね。今じゃあジョーの娘役の子に首っ丈です。今度のビザ更新はカンボジア行きかな。そんなこんなで死ぬときは一人ぼっちで歌って踊っていたいチコでした。







【理科】ピンクの小粒コーラックとSPYの素敵な関係
 唐突ですがこの世にはきっても切れないというものがあります。それはまるで木々と花のように、愛の言葉とメロディのように分かちがたい、そんなインセパラブルな関係を、あいかわらずナナから離れられないチコがお届けします。タイ女ども、俺はおまえらがいなけりゃ屑以下だ。

 といっても今回は理科の時間です。化学です。チコときっても切れない科学の勝利は紫色、とは周知の事実ですが今回はピンクの小粒です。所詮人生なんて死ぬまでの暇つぶし、そんなスクンビットのチンピラどもと切っても切れないのが、旧日本軍のお墨付き、特攻野郎の精神力の源、ヴァイタミンちゃんです。

 悲しいかな最近じゃあプラチャイ、タクちゃんのおかげで地下に潜っている我々ですが、こんなバンコクでくすぶっているような俺たちじゃない。(アルミに)筋さえ通せば火力次第で何でも吸ってのける命知らず、不可能を可能にし巨大なチャラスを粉砕する、俺たち、チンピラ野郎Aチーム!
 今日は奇襲ペイバーと変態プレーの達人、百戦錬磨のチンピラどものリーダー外道先輩曹長と、自慢のイチモツ(ドーピング済み)でどんな女もイチコロさ、ブラジャーから携帯まで何でも買い与えてしまうぜ、のチコ伍長がおおくりする、名づけて 「特攻PP作戦!まじめにやれ」 なのです。

 さて、降り立ったはJR田舎駅のようなポチェトン国際空港、ジャンボを降ろす気ははなから諦めてるというのか、ここの政府は。群がるタクを掻き分け、向かうは市内の定宿、俺たちは腹がすいているんだ、さっさと荷物を降ろしてピザ屋に行こう。ここプノンペンはその昔フランス領だったせいかトレンサップ川沿いにこじゃれたカフェが軒を連ねていてバイタク連中さえ無視できれば気分はプロヴァンスです。ここのピザ屋のハーブは特製カンボジアハーブですがこれもヨーロッパの影響でしょうか。え?いや、まだラリってませんよ。
 ガンジャピザついでにチョコも仕入れて部屋に戻ったのはいいんですが、お目当てのビタミンにはありつけません。すぐに効かないってんでなめてかかったせいか二人とも部屋に戻ったころにはふらふら、そのまま夜になってしまうまでぶっ倒れてました。このままじゃあいかん、PPまで来たからにはと夜中にふらふらマティーニ酒保まで足を伸ばすことにしました。ビール瓶とジョイント片手にバイタクにまたがる二人。カンボジア憲警をなめてますねー。おほほ

 ここマティーニはいまだにダンスフロアが土間という、21世紀のこの世の中でいまだにベトナム戦争を引きずってるレトロなディスコです。そこで捕まえたのは浜崎そっくりの通称アユと、どう見てもまだ高校生だろう、のアムロちゃん(仮名)、生まれるところが違えばたぶん109あたりでブイブイ言わしてそうなガキどもです。うはうはホテルの部屋に戻ったのはいいんですが我々2人ともクメール語はさっぱりわかりません。ラリってるし。女どもも英語、タイ人より下手です。チャーチャー鳴く動物を前にタイで遊びだしたころを思い出してしまいました。あー今度は指差し会話帳持ってこよう、と固く心に誓う2人。いまだ後悔あとを立たず。じゃあってんで退屈なんでまきまき始めたら アユがそれを見て 「なんだ?それは」
「エーこれはガンチャーでありますが、なにか。」
「ガンチャーよくない。」 (いいも悪いもあるのか?こんなものに)
「・・・・じゃあいいもーん。あげないもーん。」
「ガンチャーよくない。ヤマーいい!」
 
 きました!ああ、こんなところから攻略できたなんて、ついてます。やっぱ日ごろの行いですね、要は。外道曹長、目をきらきらさせてアユに聞いてます。「えーヤマーあるの!1錠いくらよ?ヌンメット、ハウマッチ?Goスーで、カムバックダイマイ?」
 喜びのあまり日本語と英語とタイ語がもうごちゃごちゃです。曹長おもしろすぎます。落ち着け。一粒1.5ドルらしいんで4人分ということでいそいそと5ドル札を出し合う我々、まさに鴨がドルしょってやってきたって感じです。夜のPPをビタミン獲得の任務を帯び出発する二人。先輩は二人の安否を気遣うあまりテラスで通りを見張りっぱなしです。はしゃいでます。じゃあ私は部屋でアルヤンコビック見てますね。(なぜかMTVでやってた。)
 しばらくして、私がケチャップダンスの練習してたらなにやらどたばた曹長が走ってきます。「テイクカバー!インカミング!インカミィィング!!」
「えー警察っすかー!」
「違う違う、あいつら帰ってきましたよ!」、とこんどはドアののぞき穴にへばりつく外道曹長。ああ、そんなに嬉しいんですね、まるで初めてホテトルを呼んだ高校生のようであります。ああ、この後姿を皆さんにお見せしたいっ!何はともあれもらった金を持ち逃げもせずに帰ってきた二人、なかなか見所があります。と、ぶら下げてるビニール袋の中身はミネラルウォーターと赤いSPYとぶどう、、、「えーお前ら、釣りは?」
「ない、使った。」 先行き不安すぎ。そんな我々をよそにてきぱきと水パイプを作りだすアユ。目が座ってます。怖いです。アムロはSPY飲んですでにいい気分のよう。オイ、俺たちの分はないのかよ。

 アユちゃんはストローさしてぶくぶく、空気漏れチェック。水パイプ作りに余念がありません。煙口に銀紙をまいて吸い口には細かい穴を開けて、細かい心配りが女の子、素敵です。と、アムロのSPYをひったくるとパイプの中に入れて炭酸抜いてます。曹長が 「私もったいないからそのままでいいですよ。」とじかに吸ってみるとえらい不味そうです。アルミに真っ黒い焦げがついてます。うーん、不純物多し。微妙に怖いんですが。と、躊躇してる私を見たアユ 「お前、ちょっとこい。」 (まったくどっちが客なんだか)
「はい?」ぶちゅー いきなり口移しですか?
「まだだめ。」ぶくぶく、ぶちゅー
 もう最高です。SPYその他のおかげで甘いです。曹長とアムロもぶくぶくぶちゅー、私たちもぶくぶくぶちゅー。もう言葉なんて要らない。女どもにせかされてジョイントまきまき。ピンクのカーテンの部屋に広がる怪しい煙、花柄模様のベットに散らばるアルミと吸殻の中にへこたれてる4人。ああ、この世にこんなデカダンな場所があったなんて。もう矢でも鉄砲でももってこいって感じ。おほほ ぶどうが美味しいであります。ねー桃ないの?モモ。

 あっという間に小粒ちゃんはなくなって、女どもがまた買いに行くって言ってます。今度は20ドルですか、なんか高くなってるけどまあイイや。アムロが 「もう一人からも20ドルふんだくってとんずらするべさ」 って言ってますがアユはいい鴨だからプッシャーのところでぷくいち決めてからもどってくるべ、なんていってます。さっきまでクメール語わかんなかったんですが、今突然わかるようになったんです。いや、本当にそういってるんですってば。何でそんなに笑ってるんですか?曹長。

 こいつらはそれから3日間トンズラもせずに我々の面倒を見てくれました。いい子達だ。SPYがないときはスプライトとかでもやってみたんですが、やっぱり赤いSPYが相性イイみたいです。ネタ、不純物バリバリだし、アルミであぶってるからアフォになりそう。そんなわけでもう一度言いますが、カンポチャーのピンクの小粒には赤いSPY、これです。オサレでしょ。

 おかげでPP滞在中ずっとガンギマリ、瞳孔開きっぱなしでタイのイミグレを通過する羽目になりましたが今は大丈夫です。帰って数日は脳細胞がものすごい勢いで死んでいってるのか、ずっとぼんやりしてましたが、外道先輩がぼそっと 「あいつら毎日帰るときは必ず残ったSPYと葡萄、もって帰ってたよね、タイじゃあ考えられない、貧しさだよね。 あいつらにとったらシャンパンとメロンみたいなものだったのかな。」って言ったのは覚えてます。アユ、アムロ、頼むから死ぬな。飯くえ。俺たちが次行くときまで生きててくれ。 






【社会】赤道直下バナナベルト帯
 まったく今日もタイ女のいいかげんさにはいらいらさせられてます。タイ人にとってはまったく余計なおせっかいですが、今日はそのわけを考えてみました。ご機嫌いかがでしょうか、チコです。タイ人は明日の1000Bより今日の100B、とはよく在タイ日本人の方々から聞きますが、その100Bも使っちゃいます。その日のお金はその日のうちに、国民全体江戸っ子ですか?お前ら。まったくなんでそんなにアバウトなんですか?

 いえ、しっかりされているタイ人もおられますがそれじゃあ私の仮説が役立たずになってしまうのでタイ人は大多数を「そのうち何とかなるさ種」として分類させていただきます。日本人だと植木等氏や車寅次郎さんなんかが確認されてます。

 この乱暴な前提をもとに考えを掘り下げてみましょう。まずは立地条件です。赤道直下です。亜熱帯です。冬はおろか雪なんて見たことも無ければパトラッシュがなんで死んだのか、どうして正助さん達がヤアヤア一揆を起こさなくてはならなかったか、知るよしもありません。冬のことを考えなくてもいいんです。家が無くても別に寒くなければ、あったかい布団もベットも必要も無いんです。その証拠に今でもホアランポーン駅に行けば自然を謳歌している方々が観察できます。

 さて、次に歴史です。いっつもあったかいんで物を貯蓄しても腐ります。虫が食います。ツーカ、貯めなくてもその辺にあるじゃん、バナナ。そうなんです。タイをはじめ熱帯、亜熱帯諸国には自然の恵みアイニーニャ、チキータがあるんです。あとドールと。それじゃあなんか、冬のためにがんばる必要ないじゃあないですか。物を貯めても豊かさの象徴にはならない、そんなバナナな時間がゆっくりと流れていったのです。

 「そのうち何とかなるさ種」達が明日のことを考えないのも、いろいろ忘れっポイのも、絶体絶命のピンチで悠長に構えてるのも、ものごとこねくりまわして考えないのも、そこにバナナがあったからなんです。来年の作付けのことで種籾残しとかなきゃとか、あ、忘れてて食っちゃったとか、あーどうしようとか、どうやって言い訳して庄屋さまから借りようとか、そんなつまらんことは関係ないんです。タイには暖かい太陽と豊かな水の織りなす大自然、あとバナナがあるからいいんです。

 そう考えると、バナナの獲れる国々の人々はなんか似てます。食べ物辛いとか、そのくせお菓子は甘すぎとか、男はのんびり働かねえとか、お姉ちゃん微妙に安くないですか?なんか俺たち微妙に北側に搾取されてませんか?とか。ちょっと思いついただけでもフィリピン、インド、ブラジル、メキシコなんかがあげられます。

そこでこの赤道付近一帯を「赤道バナナベルト帯」と名づけ考察を深めていきたいと思った次第です。手始めはフィールドワークとしてカンボジア、インドネシアに赴き仮説を裏付けたい、と。え、買春旅行の言い訳ですって?そういうことは思っても口には出さないもんです。


まったく不良日本人が自分のことは棚にあげてよく言いますが、ナナで「そのうち何とかなるさ種カウボーイブーツ科」に軽くいなされて「まったくバナナが、、、」とぶつぶつ言っている奴がいたら私です。タイの皆さんごめんなさい。もうちょっとここで個人的ODAしてていいですか?








【お歌の時間】その日限りの愛
  僕の愛は その日限りの

  はかない まぼろし でしかなく

  夜明けとともに 消え去る はかない そんな愛

  だけど本当は どこにも行かない そして昼でも夜でも見えるような そんな星みたいな

  そんな愛がほしかったんだ             

   
フランスのニコラス・レイエスさん(56)

 こんにちは。外道の歌のお時間です。一体エロサイトだというのに何やっているんでしょう、私は。イヤーしかし心に染み入りませんか。まさにスクンビットの不良のために作ってくれたようなもんじゃあないですか。不良は惚れたら負けだとはよく言いますが(一部地域を除く)その日限りの相手を探して今夜もさまよってます。こんばんわ、チコです。

 なんてかっこイイこと言ってみましたが、やっぱりいつものナナに行ってしまうのでその日限りの女なんていません。ミツに群がる蟻のようにいつもの面々がワラワラと寄ってきやがります。その中の一人、踊りのかわいい25歳の子持ちのハニーがいるんですが今日はその娘の話でもしてみます。

 今じゃあ人目もはばからずにナナの交差点でキスしたりしてますが(我ながらヴァカであります。)、はじめて会ったときはその日に大喧嘩してそれっきりでした。その喧嘩の原因がまたばかばかしくて、店でテキーラ一本あけて大酔っ払いでディスコに行ったところ私、かまってもらえなくって怒って帰っちゃったんです。一緒に行った外道先輩は泥酔状態の私を見て心配してくれてましたが、俺ならこんな後輩いらねぇ。いつもすいません、先輩。

その後ナナで飲んでると「あの店行きますか?プ」なんていじめられてたんですが私は気まずくてその店の前を通るのも避けてました。弱すぎ、俺。

 それから半年ほど過ぎたある日、ふとその店の前を通ったら店の前でしょんぼり座ってるんです、その娘。この前まではなかなかの売れっ子で踊りゃあかわいいでブイブイ言わせてたんですがなんか様子が違います。どうした?なんて聞いてると、どうももう踊れなくなったようです。いい加減もういい年で若い連中に追いやられているみたいです。いつものことですがナナの女どもは賞味期限が短いです。ま妊娠線もあるしダメだわな、とか思いながらお情けで飲んでいくか、なんて偉そうに久しぶりに店に入ってみたんですがなんか、その店自体も女ががくっと減っていて以前の勢いがありません。オイ、踊らせてやれよ。

 なんだか情が移っちゃったというのでしょうか、捨てられた子犬みたいなおばちゃんをペイバーしたんですが、なんかしんみりしちゃってPBで飯食ったりマッサージしたりしてたんです。そしたらなんだかえらいしおらしいんです。お前、このあいだの刺々しさは寺にでも捨ててきたのか?別れ際にムラサキ色のカプセルをそっと手渡した外道先輩、あなたは神ですね。 結局一発やったんですが、ショートで帰るって言ってたはずなのになんか幸せそうに寝てます。寝顔がかわいいです。和んでんじゃねーよ。惚れるぞオイ。外道女も手なずける薬のパワーに敬服です。ハイハイ所詮私は薬あってのチコですよ。

 とここまでだったらいい話なんですがヤッパリ来ますた。しかも次の日。田舎に帰るんでお金クレ攻撃。今モーチットなのとか言って、会う暇ないんで送金してくれ、だそうです。しかもご丁寧に携帯メールで口座番号を送ってくる始末。物事には順序ってものがありやせんか、お嬢さん。こっちも惚れてたんでまあちょっと送ってやったんですが、田舎からしょっちゅう電話かけてきたんで帰ってたのはほんとみたいです。でもそんなことされたら冷めるじゃあないですか。しばらくうっちゃることにしました。
 で、久しぶりに見かけるとまた寂しそうに店で座ってるんですよ、この娘。私を見ると親を見つけた子犬のように眼をキラキラさせてよってきます。またしても懲りずにペイバー。はっきり言ってただのうまい女なんですが、どうもチコのつぼを突いてくるらしく、わかっちゃいるんですが一緒にいると楽しいんです。ペイバーして一緒に遊びに行っても、あいかわらずチコのことほったらかしで一人で踊り狂いはじめて、そのたびに もおエエ!イラン! といつも思うんですが。

 こんな感じでズルズルと遊ぶ仲になってしまってますが、そいつといる時は私は本気になるんです。そのときだけは全身で惚れるんです。でも別れた瞬間に冷めるんです。しかもものすごい勢いで。最近じゃあその感じを楽しんでるぐらいです。最近になって、もしかしたら奴のほうもそうなのかもしれない、と思われるふしがあるのに気がつきました。揺れ動く乙女心(子持ち)。ヤツのおかげでチコは一皮剥けました。ありがとう、外道なハニー。そういえば最近ヤッてないね。お前は古女房か。

 そんな奴にはスリーディグリースの「にがい涙」を贈りたいです。
 
 見てた~はずよ~ わ~たしの気持ち~が 少しづつ~
 あなたのほうへ~  焦点を合わせて~ いたことをねぇぇぇ
 女が見せる 愛のやり取り 見分けツククセニィ。

 またラッチャダーいこうな。外道ハニー。でも今度はもうちょっとかまっておくれ。








やさしくダマして ~Cheating me softly~

 このあいだお姉ちゃんと日本料理を食べに行きまして、「これは日本のカノムジン(延びたそうめん、カレーがけというタイ料理)である。」 とそうめんを食べさせたところ
「こんなのカノムジンじゃない!!」と怒られた違いのわからない男、チコです。ダバダ~ みなさんこんにちは。

 相変わらず細々と連載を続けさせていただいてますが、外道の細道読者の方々から 「何が言いたいのかわかんない」 「まじめに読んでも面白くないが、かといって酔っぱらって読んでもわけわかんない」 とのお叱りのメールをよくいただきます。大変恐縮なのです。。。このままでは当HP管理者外道紘さん、外道先輩、もとよりなによりチコを支えてくれているお姉ちゃんたちに申し訳ない!ということで今日は一生懸命考えてみました。コラ!タイ女ども、俺たちをコケにするのもいい加減にしろ!

 「嘘をつく相手をやりこめるにも、腕のふるいどころはなくはない。が、ほんとうのふるいどころは真実を見きわめることにあり、じつはこのほうがはるかに難しい。」
とはサーカスのチーフ、Mr.ジョージスマイリーの言葉ですが、(誰やねん) 今日はこの言葉からはじめてみたいと思います。昨今とりだたされてるタイ女性との投資と回収に関する問題に「品質管理能力不足」「契約の不履行、離反」がよくあげられます。Mr.スマイリーの言葉をヒントに考察を深めて見ましょう。

 まず短期契約での違反、商品低品質化ですが、彼女たちに 「商品を販売している」という概念は無きに等しいと憶測されます。その証拠にわたくしチコがためしに金だけやってやらずに帰るともうおおはしゃぎの大騒ぎです。ふつう飯屋さんとかで一口も手をつけずに金だけ払って出て行ったら板さん追っかけてくるでしょう。もしかしたら怒ってるかも知んない。物を売ってる人々に対してかなりヒツレイなことだと思うんですよ。でも、あいつら大喜びです。あのなあ。つまり彼女たちに生フェラとか、アナル舐めとか、「サービスを売っている」気がないから「嘘をついている」という概念もないんです。ところでウエイトレスまで一緒になって 「この日本人は何もしなくてもお金くれるわよ。」なんてたきつけてるのはなんなんすか。タイ語なんて勉強しなけりゃよかった。

 なにはさておき、彼女たちにその意識がない限り、やらずぼったくり、マグロ化(釣り上げたばっかり含ム)途中でふける、なんて事はなくなりません。そんな小麦相場よりも不安定な市場に投資する気になれますか? わたしはいいです。イサーンの家庭にODAするつもりでつれて帰ります。それでもたまに当たりがあるから面白いんです。初めから期待しない、彼女たちに何かをしてもらおうなんておこがましいことは考えない、この姿勢が大事です。そんな時思い出されるのが外道先輩の口癖 「GoGoは一期一会」今回も勉強になります。

 さて次は長期契約での問題点です。お姉ちゃんたちに住むところを用意してやって、生活が困らない程度に送金してやって、ついでに学校探しも一緒にいってやって、果たして彼女たちの人生は変わったか!否!!せいぜい変わったところといえば客をとらなくなったかわりにRCAとか、ホストクラブで金払って男とやってる、このくらいでしょう。まあこんなひどい女ばかりでもないですが。かたぎの新しい仕事を見つけても、いままでそんなところの月給なんか一晩二晩で稼いでた連中です。我慢できるでしょうか。食事は床でしてはいけない、と言ってちゃぶ台を買ってやってもベットにねっころがって虫食ってます。おやつだからいいそうです。オイ頼むからバッタの足ぐらい拾ってくれ。彼女達も時には街へ映画に行くかもしれません。お店をのぞいたり、雑誌を読んだり、音楽を聴いてみたり、退屈したり。考えてみると年頃の女の子をひとところに縛るのもかわいそうなことです。手に職をと思い学校に通わせて見たりしても周りの連中とうまくいくかどうか。
 所詮娼婦は娼婦、なのでしょうか、次第にドロップアウトしていく彼女たちに(もとからこぼれ落ちてますが) 「約束が違う」と怒るのもかわいそうな話です。だいたいがこっちが怒るといっても自分の思いどうりにならないから怒るんであって勝手なもんです。今までの売春婦的生活習慣をうち捨ててまじめにこつこつ生きていきなさいなんて、私たちが二度とタイに足を踏み入れずに日本でまじめに働きなさいと押し付けられるようなもんです。そんなの、無理です、私。

 きっと彼女達もおねだりするときには新しい生活を夢見てるのかもしれません、輝く未来に小さな胸(もしくは詰め物入りの大きいやつ)を希望で膨らましてるのかもしれません。ただ、忘れっぽいだけだと思うんです。あと、毎日暑いのと。だから携帯やら金やら、車にコンドーとか、そんなもの買い与えてもいつのまにか 「これは元からあたしのもの~」 なんて気分になって、こっちの約束とか、思惑とかきれいさっぱり忘れて売り飛ばしてしまいます。彼女達は 「こんな高価なものをくれるのだからきっととてもお金持ちに違いない」 と自分の都合のいいように解釈して、だめもとでさらに高価なものをねだりだします。実はこっちがいっぱいいっぱいだってことも知らずに。だから私たちは捨てても惜しくない程度のものしかあげちゃあいかんのではないでしょうか。おいタイ女ども!僕の心の傷を爪弾くように 僕の人生をダメにするなら 生かさず殺さずやさしくダマして、ネスカフェ~

 かくいう私チコも実はひところ一人の女の子に熱を上げた時期がありました。一緒に住んで、昼間の仕事探して、学校に生かせてちゃぶ台で食事して。イサーン料理なんで手でですが。恥ずかしながら車とコンドー以外は大体買い与えたんですがやっぱり何かが違ってました。熱い風呂とそうめんじゃあダメなんです。ソムタムタイでなくソムタムプーパラーだったんです。ゆっくり静かに私たちは離れていってしまったのですが、今になって彼女は私の曲がり角だったのかとおもうんです。その先には、一緒にコラートに帰って貧しいながらも小さい家庭を築き、地球を回しているすべての心優しい人々のうちの2人がいたのかもしれません。

 わかれてだいぶたって、私がひょんなことから風邪をこじらせ40度ちかい熱を出して一人でうんうんうなっていたことがあったんです。いつもの女どもは見舞いはおろか電話もろくによこさなかったんです。タイ女どもに看病してもらおうなんてずうずうしいわなウンウンなんて自分に言い聞かせてたところ、誰から聞いたのか、その子がふと家に来たんです。引っ越ししたのに何でお前は新しい家を知ってるんだ?まあいいや。で、寝たきりでむくんだ私の足を自前のオイルを使って揉んでくれて一晩介抱すると何もいわずにかえっていきました。そう、私がその子に行かせたのはマッサージの学校だったんです。本当のところを見きわめるのは難しく、えてして手おくれの場合が多い、ですね、Mr スマイリー。

 








プチ亡命者たちに捧げるバラード


 暑い日が続く中、めげずにお姉ちゃんたちとお買い物にいそしんでらっしゃいますか?しかし何でこんなに暑いのかと思って下見たら影が真下にあるじゃあないですか、やっぱ亜熱帯だわ。この驚きをお姉ちゃんに伝えようと努力してみたんですがやっぱり無理だったチコです。皆さんこんにちは。

 さて今日は、ここ広いバンコクでわたくしチコを含め日本に帰らない、もしくは帰れなくなってしまった男たちに捧げるささやかな一遍です。最近日本も不景気になって日本で就職するよりは、と若い人たちもここタイに希望と日本円をいだいてやってきています。タイと日本の、経済と文化の交流のために大いにチコは応援したい、とおもってますが本当はこういいたい!みんなやっぱり日本嫌いなんでしょ?

 ビザとか、仕事とか、なんかこまごましたことでチコは日本に帰ることが多いのですが、帰るたんびに思うんです。「何であんたたちはそんなに機嫌が悪いんだ!」 みんな下向いてて、ちょっとぶつかっただけでむっとした顔して、電車とか、エレベーターとか、譲っても目をあわそうともせず、道を走ればすきあれば轢いてやろう、なんて殺気がビシバシ張り詰めてます。せっかく言葉が同じなのに通じ合っているのか?日本の友人たちは不景気と天候(つーかただの雨)のせいによくしますが、ちょっとまってください。自分の弱さを人のせい、他のことのせいにするなんてかっこ悪いじゃあないですか。どんなに偉い人でも、お金持ちの人でも、すぐ隣にいる誰かを幸せに出来ないで一体何が出来るというんでしょう。

 それにひきかえ、もう少し暑かったらいつ暴動がおきてもおかしくないようなここタイの人々はまったくもってプゥヤイじゃあないですか。足を踏んでも踏まれても、頼んだものと違うものが来てもにっこり切り返す、タクシーに乗って郊外のソープに行って一緒に迷って大笑い、なんておおらか、素敵です。そりゃあ日本の若い優秀な人材もタイに流れるってもんです。いや、そんなタイの人々と日本社会のハザマでがんばってる在タイ日系企業のかたがたの苦労は計り知れぬものがあると思いますです、はい。それだからこそ、日本はこのタイのヴァカパワーを必要としているんじゃあないでしょうか。私はプチ亡命者となってこの微笑(ニヤニヤ笑い?)の国の重要さをわが日本に訴えたい! とお金のやりくりをしつつタイに在住してるわけです。要は抵抗する姿勢の問題です。

 一方で我々チンピラが主にお世話になってるタイ女性たちですが、彼女達も何かから逃げてきたのかもしれません。ただお金が好きだからといって人前でチチ出して踊るやつはタイには少ないと思うのです。最近でこそ街行くタイ女性も開放的になってきましたが、ちょっと前まではタンクトップなんてはしたない格好だったそうです。お母さんに怒られて家から出れなかったそうです。聞いてるか、カオサンの外人ども。そんな敬虔な仏教徒の国で、海に行っても水着すら着ないというのに、毎晩おしりさらして客取りなさいなんてたぶんよっぽっどのことがあるのでしょう。実家の家族が病気とか、兄弟を学校にやらなければいけないとか、お兄ちゃんバイクで事故ったとか。あれ、どっかで聞いたことあるような、まあいいや。

 田舎では誰も見向きもせず、生活が苦しくても仕事もなく、遊びに行きたくても、何かを声高らかに叫んでみても野原にむなしく消えていく、そんな中で彼女たちはバンコクに転がり込んできたのかもしえません。ここだとみんなが(主にファランと日本人?)生きるのを助けてくれる。いつも自分を見ていてくれて、自分の言葉に耳を傾けてくれる。たとえ私の肌が黒くても、それをきれいだといってくれて、自分がなんでもない野良犬みたいなもんだと感じなくていい。いつかきっとベンツに乗った王子様が私をこの国から連れ出してくれる、そんな夢を見ているのかもしれません。

 我々は自分の国がいやでタイで遊んでるわけで彼女たちと微妙に想いは食い違ってはいますが、そんな何かから逃げてきた男たちと女たちが今夜も傷をなめあうこの国でチコは遊んでいたいのです。もうそろそろ飽きるでしょ、普通。なんてよく突っ込まれてますが。

 テレビや壁が物を買えと言うのを、外資系の証券会社や政治家が黙って金を出せというのを、耐え忍んできた人たちに、 
 なんでもないことや、ちょっと疑わしいだけで白い目で見られてきた、そんなことを我慢してきたみんなに、
 隣の誰かよりほんのちょっぴり偉くないといけないのかと、苦しんでいたみんなのために
 チコが送りたい外道の国への亡命のバラード

 ここタイでうだうだしてたらだんだん貨幣価値がタイに近づいてくるんですよね、そして遠くなっていく日本。うーん、航空券高いなあ。おい、タイ女ども、最近くれるお金少ないなんていわない!日本は今不景気なんですよ!

日本におけるタイ人クラブの20年史

日本におけるタイ人クラブの20年史
BY:YESはBILL
はじめに

 僕が日本で初めて「タイスナック」なるものを知ったのは今から丁度20年前のことです。その後タイ人女性達とかかわりを持ちながら現在に至るわけですが、最近つくづく「日本のタイは終わったな。」と思うようになりました。その理由は後述しますが、ここいらでこの20年間を総括してみたいと思い、発表の場を探していました。

 タイ人女性(風俗嬢)に関するサイトはたくさんあります。「外道の細道」はタイ国内の風俗情報を中心としたサイトです。日本の情報は趣旨に合わないと思ったのですが、僕はここに集う「外道士族」の方々に「おぬし、同族でござるな。」というシンパシーを感じてしまうのです。そこで外道紘さんに連絡を取ったところ、僕の趣旨を理解してくださったので、ここに掲載したいと思います。

 また外道平民の方々のなかには僕より「この道」に詳しい日本外道が絶対にいるはずです。僕の知識に足りない所、間違っている所があったら是非情報をお寄せ下さい。あと僕が遊んだのは茨城を中心に埼玉、千葉なのでそれ以外の地区については知りません。東京では値段が高かったようです。


?第1章 総論
?第2章 黎明期(1981~1985)
?第3章 成長期(1985~1989)
?第4章 絶頂期(1988~1992)
?第5章 衰退期(1993~)
?第6章 国際結婚
?第7章 お金の行方
?最終章 売春という「お仕事」

最終更新日時: 06/12/2011 13:42:31

 外道の細道



第1章  総論
 僕(40代半ば)より上の人達にとって日本での外人遊びといえば何といっても韓国と台湾人でした。70年代以前のことです。80年代になるとフィリピンとタイが台頭し、90年代になってコロンビア、チリ、ロシア(旧ソ連含む)がやってきましたが、一過性で終わったようです。中国も入ってきてここは完全に根付きましたが、僕の守備範囲外だし言及するのが怖いので無視します。現在はルーマニア、インドネシアが台頭しつつありますが、この先どうなるでしょうか。

 これらの国をA(韓国、フィリピン、ルーマニア)、B(台湾、タイ、インドネシア)と分けてみます。この分け方は例えばタニヤで言えばオフ不可とオフ可の違いのようなものです。しかしオフ不可といってもこれはあくまで「店の営業時間中の外出は不可」ということで、何が言いたいかわかりますね。またAグループがどちらかというと抗日的な国であるのに対し、Bグループが親日的であることは興味深いです。やはり異国の地で売春という非合法行為を堂々とやるためには、その国に対する信頼感がないとなかなか難しいということでしょうか。. Aグループの代表としてフィリピン、Bグループとしてタイそれぞれの来日方法を説明しましょう。フィリピンではまず現地のプロモーターが来日希望の女の子を集めダンスなり歌なりのレッスンをします。そして即席のダンサーなり歌手に仕立て上げ、日本大使館に「興行ヴィザ」を申請します。滞在期限は3ヶ月または6ヶ月です。この子達を日本側のプロモーターが受け入れ日本各地のフィリピンクラブに派遣するのです。1人につきクラブ側は日本プロモーターに1ヶ月30万円程度を払い、その中から6万程度が彼女らに給料としてプロモーター側から支払われます。これは20年前も今もほとんど同じです。また法律ではクラブに対してその規模やステージがあること、接客の禁止など細かい規定があるので、厳密にいえばほとんどのクラブが違法営業していることになります。勿論、売春などもってのほかです。しかしわざわざ日本までやって来て彼女らがこれだけの金で満足するでしょうか?とにかく一応、「合法」の中で活動しています。

 これに対しタイでは女を日本へ密入国させるシンジケート(と言っても大したものではないが)が「旅行ヴィザ」で日本に送りこみます。日本で一旦女をアジトに集め、「エージェント」に売るのです。エージェントとなるのはタイスナックの経営者の他、売春で金を稼いだ台湾人、タイ人などです。これはそれまでタイ国内で行われていたシステムをそのまま日本に持ち込んだものと思われます。エージェントは買値の倍程度の「借金」を女に背負わせタイスナックで売春婦として働かせます。女は騙されて連れて来られる者もいれば、売られることを承知で来日する者もいます。料金はショートが2万、泊まりで3万です。これも20年間変わりません。2.5万の3.5万という店もありますが5千円は店の「仲介料」と考えればよろしいでしょう。2万、3万の店でも客が女を連れ出すとなると勘定にいくらか上乗せする店が多いようです。店のメリットとしてはホステスの給料がいらないことです。彼女らは体を売る以外は無給なのです。とにかく最初からすべてが非合法です。勿論、オーバーステイします。

 こうして(僕の確認できた限りでは)1981年に始まった商業的タイ人売春はその後栄華を極め、これは多少意見が分かれるでしょうが、1991年を頂点として衰退を始めます。これにはさまざまな理由がありますがそれは後述します。しかしそれは僕達日本外道がタイ女性に飽きてしまったからではないのです。考えてみればタイ女性の値段は20年前と同じです。これは物価の優等生といわれる卵、および日本の株式と並ぶ日本の3大優良商品ではないでしょうか?

 タイ女性の日常生活についてですが、彼女らは常に入管に対する恐怖、客に対する恐怖(異国の地で見ず知らずのの男と一夜を供にするのですから)に怯えながら暮らしています。そのため酒、タバコ、ギャンブル、薬にはまってしまう女性も多くいます。こうなってしまった女性の末路は概して悲惨なものです。ギャンブルで一般的なのは何といってもパチンコとレーンパイ(トランプ賭博)です。薬は一応合法ですが厚生省が認めてない薬とまったく非合法な薬とがあります。前者はタイ人が集まる場所で手に入れることができます。後者は知りませんとしかいい様がありません。

 エージェントつきのうちはエージェントの用意したアパートに寝泊りしていますが、借金が終わると「自立」しなければなりません。そうなると自分でアパートを探さなければならないのですが、勿論契約などできません。一般的なのは客の中から「これぞ」という男を見つけ、この男の「プチ妾」になるのです。こうしてこの男の名義を借りてアパートをゲットするのです。アパートが決まればそこを根城に日本全国売春行脚に出ます。普通、一つの店に腰を据えるのは数ヶ月です。タイスナックの客層は何処へ行っても大体決まってますし、数ヶ月で体を「売り尽くして」しまうのです。逆に一つの店で何人ものリピーターがつくような「上玉」は間違いなく客に本当に身請けされるか結婚するかしてしまいます。名前についてですが、タイ人は本名の他にチュ-レン(通称、あだ名)を持っています。本名は戸籍、身分証明関係にしか使わずチュ-レンを通常使っています。「外道の細道」に登場する名前もすべてチュ-レンです。しかし本名、チュ-レンとも日本人にとっては聞きなれない名前なので「ヨシコ」「ジュンコ」など日本名の源氏名を使っています。ほとんどの場合エージェントが命名しますが、自分で選ぶこともできます。かつて女子プロレスの萩原ミミがタイでブレイクした時、そこら中に「ミミちゃん」がいました。

 売春といっても一応「スナック」なので彼女らにとってもカラオケは必須科目です。しかし80年代にはタイのカラオケなどありません。日本の歌を必死で覚えて歌ってました。圧倒的に演歌が多かった。やはりタイ人には演歌のメロディが親しみやすいのでしょう。僕は洋楽人間なので英語の歌ばかり歌っていたので全然受けなかった。彼女らの知っている洋楽といえばエリック クラプトンの「ワンダフル トゥナイト」、エア サプライの「ロスト イン ラブ」、グレン メディロス(ジョージ ベンソン)の「変わらぬ想い」。これらは今でもタイではスタンダードです。タイ語のカラオケが日本に上陸したのは90年頃、LDで数枚程度。本格的になったのはVCDが普及した97年以降です。

 給料に関して言えば前述した通り「無給」です。売春による収入が彼女らの給料となります。タイスナック側は入管に踏み込まれた時、「彼女らは従業員ではない。店に勝手に遊びに来ているだけ、客と勝手に仲良くなって外へ出ていくが何しているかはわからない。」というスタンスをとります。80年代の法律では「管理売春」を証明できない限り、店主を逮捕出来なかったのです。

 某国人が日本で本格的犯罪を繰り返しているのに対し、彼女らが犯している犯罪は「不法滞在」と「売春」です。これ以外の犯罪はほとんど犯していません。ギャンブル禁止と言いながらパチンコ屋が、売春禁止と言いながらソープランドが堂々と営業していて、不法滞在のI国人をテレビコマーシャルに使う日本において、彼女らは本当に犯罪者でしょうか?「ODAだと思って大目に見てやれよ。」と法務省及び外務省に言いたい。!!!!!!!!









第2章 黎明期(1981~1985)
 僕の悪友でありタイ人と結婚歴1回、同棲歴6回のヤーバー三等兵によると茨城県A町、S町、S市において初めてタイ人を目撃したのは、本人曰く仏歴AB(AFTER BUDDA)2524年のことである。三等兵は頭がタイ化(退化?)してしまっている。彼女等がいた店もタイ人専門のスナックはまだ少なく、台湾人と混成の店が多かったようだ。年は30前後でほとんどの女性が今から考えれば賞味期限を過ぎていた。「金を稼ぐために黄金の国ジープンにやって来た。」というよりバンコクで稼げないからしょうがなく日本に出稼ぎにきた、という風情であった。

 サービスなど全くと言っていいほどなしで、ホテルに入れば勝手にシャワーを浴びて、出てくれば、おそらく妊娠線をかくすためであろう、部屋を真っ暗にして客が風呂から出てくるのを待つ。完全マグロ状態で客が果てればまた勝手にシャワーを浴び、そそくさと身繕いをして「お金頂戴。」外道平民の方々であれば絶対怒り出すであろう女性達であったが、珍しさもあって20年前はこれで充分通用したのである。

 彼女等がエージェントから負わされた借金は当時で30万円。30万?そう、当時は借金というよりも日本へ来るための飛行機代を立て替えて貰って、そのお礼に倍返しするといった程度の本当に平和な時代であった。ヴィザもほとんどフリーパスで発行されていた。どの国の人間がどの程度日本に不法滞在しているかなんて、まだ入管でも把握していなかったのではないだろうか。

 最初にエージェントとなったのはおそらく80年代以前に日本人と結婚し来日していたタイ人女性であろう。どこのスナックも経営者がエージェントではなく誰かしらから女性を「預かって」いた。店としても売春をしていることにさえ目をつぶればホステスの人件費がかからないのだから大きなメリットである。だから飲み代も比較的安かった。ただことが売春であるためにおおっぴらにやっている所は少なく、マスターの人間関係の中でやっている店が多かったようだ。

 僕が初めてタイ人に遭遇したのは前述したとおり1982年のことである。僕の住んでる町でたまたま入ったスナックに3人のタイ人が勤めていたのである。その頃はまだヴィザのシステムどころかタイがどんな国かさえも知らなかった。なにしろ飛行機にさえ乗ったことがなかったのである。僕にとって初めての外国人である、何とかならないものかと思い通いつめた。勿論、売春をやっていることなど知らない。3人ともほとんど日本語は通じなかったが幸いなことに一番可愛い子が片言の英語が通じたので一生懸命くどいてみた。しかしどうもおかしい。店に顔を出すとすぐ彼女がとなりに座ってくれるのだから嫌われていたわけではない。「食事に行かない?」とか「ドライブ行こうよ。」と誘って見ても嫌がっている様子はなく、どちらかというと困惑しているのだ。それにこの店はいつ行っても客がほとんどいないし、彼女も時々は出勤していない。マスターに「彼女は?」と聞くと、「11時には出勤するよ。」と、どうも変な店だ。

 そうこうしているうちに店はつぶれてしまった。僕が真実を知るのはずっと後になってからのことであるが、僕は金で買える女をくどいていたのだ。僕の正体がわからなかったのでマスターは彼女に僕とは売春させなかったのだ。店を閉めたのは売春が地元のヤクザにばれてしまったためらしい。

 こういった理由のためかタイ人売春が始まっても最初の何年かはブレークはしなかった。深く静かに日本社会に根付いていったのである。この間、僕はひたすらフィリピンクラブに通っていた。フィリピン人は売春はしなかったが何とかなった。方法は二つあった。一つはフィリピン嬢の物欲につけ込む作戦である。成田からNWやUNITEDでバンコクに通っている方なら同時刻にマニラ便もあるので御存知であろうがフィリピンクラブ嬢たちの荷物はみんなかなりの量である。金以外、日本製品には目もくれないタイ女性と違って彼女等はとにかく「日本製品」を持ちかえりたがる。彼女らはプライドがあり絶対売りはしない。「How much?」と言ってしまったら以後口も聞いてくれない。店に通いながら彼女らが何を欲しがっているかを聞き出し、「じゃあ明日○○を買いに行こう。」と誘いだす。これなら彼女等は勝手に「私は売春したんじゃない。○○を買ってくれたやさしい日本人にちょっとつきあっただけだ。」と解釈してくれるので結構うまくいく。「食事に行こう。」ではあちらは複数でくるし「同伴しよう。」ではあちらの思う壺。もう一つの方法は、「好きです。結婚して下さい。」どうせヴィザが切れれば帰ってしまうのだ、あとは関係ない。但し既婚者がこれをやると家庭崩壊を招く恐れがある。

 僕は勿論タイ風俗が大好きだがフィリピン経由でタイへ行ったため、「金を払って即アオカン」というのが未だにしっくりこない。「出会い」と「アオカン」の間に「くどく」が入らないとだめなのだ。だからMPへ行っても初めての女性の時は30分位カウンターで飲み物や食事をおごって、話し込んでからでないとやる気がおこらないし、置屋やゴーゴーバーの女性はホテルに帰る前に必ずレストランかデイスコに寄る。なじみの女性には日本から梨なり林檎なりお土産を持っていく。多少金はかかるがこうした方がサービスが良い(ような気がする)。

  話が脱線してしまった。このようにこの時代は僕にとっては苦い思い出のの時代であったが、タイ女性にとっては一番幸せな時代であったであろう。何しろ借金もこの程度なら一週間で返し終わっていたし、ヴィザも簡単に出たのでオーバーステイする人もほとんどおらず、皆三ヶ月で国に帰っていた。すぐに来日できるのだから。現在のように子供を国に置いたまま十年も不法滞在を続け、働いている女性とは雲泥の差である。そしてこの時代に来ていた「一期生」たちが後の日本におけるタイスナックの繁栄に大きくかかわっていくのである。シンジケート、エージェント、運び屋、スナック経営者として。 






第3章 成長期(1985~1989)
1984年わが町に2件目のタイスナック「ハル」が開店した。開店というよりそれまでババアホステスばかりで客の入らなかったスナックがホステスを全部タイ人にしてしまったと言ったほうが正しいであろう。ここのママは地元のヤーさんともつきあいがあったので、堂々と売りをやっていた。平民の方々、客が席の開くのを待って店の外で並んでいるスナックというのを見たことがあるだろうか?一時期のハルがまさにこれであった。タイ女性達もほとんどの子が1日でショート2回の泊まり1回、という「仕事」をこなしていた。ママはスナックの2階にアパートを借りそこに女性達を押し込んで各々から家賃と称して3万円を取っていた。この上がりだけでスナックとアパートの家賃をまかなえたそうである。女性達も100万以上は稼いでいた。本当にいい時代であった。

 僕は当時はまだフィリピンクラブに通っていた。時々タイスナックにも顔を出したがオバさんばかりでフィリピン嬢の方がずっと若かったからだ。フィリピンとタイをハシゴする客もいてフィリピン嬢から「最近、タイ人が売春やってるから日本人の客で「今晩いくらだ?」と言い出す客が増えてきて頭にくる。」と愚痴をこぼされた。しかしこういうことを言い出す子は必ず落とせた。バンバン金を稼ぐタイ人に嫉みを持っているのだからそこをつけばよかった。とにかく当時はフィリピンはタイ人のことを「売女」と、タイはフィリピンを「貧乏人」とお互いに罵り合っていた。

 ヤーバー三等兵は茨城を中心にあばれまくり当時すでにタイ人と結婚しすぐ離婚して、2人目のタイ人と同棲していた。僕が彼と知り合ったのは1985年のことである。タイスナックで意気投合したのがきっかけだった。僕等はこのようにタイスナックで知り合った友達を対人関係(タイ人関係)と呼んでいた。彼とは「フィリピン人とタイ人とどちらが良いか?」という議論もかわし、僕もだんだんタイ人とも関係を持つようになっていった。「一期生」の口コミのせいであろうか、このあたりから来日するタイ女性も一気に増え始め若い子もちらほら見かけるようになってきた。それと同時にこれを本格的に商売にするタイ人も現れ、女を日本に送りこむ日タイシンジケートも組織されるようになった。それと同時に彼女等が背負わされる借金の額も増え始め85年で70万、90年には150万と跳ね上がっていった。こうなるとちらほら不法滞在する子も増えてくる。特に偽造パスポートや他人名義のパスポートで来た子などは強制退去になっても痛くも痒くもないので不法滞在する子が多かった。

 いつの世でもそうだが儲かる商売には人も群がる。タイスナックの数も日増しに増えていった。経営者も70年代にしこたま金を稼いだ台湾ママ、日本人と結婚したタイ人一期生、またはつぶれかけたスナックの日本人経営者なども参入してきた。どの店もつぶれたスナックを居抜きで借り、タイ人ホステスを置くというとにかく金のかからないやりかたであった。いつでも逃げられるように。だからフィリピンクラブに比べるとタイスナックはどうしても見劣りしてしまう、まあ目的も違うのだからそれでもかまわないが。しかし後にリトルバンコクと呼ばれるようになる茨城県T市からA町にかけての一帯には最初からタイスナック用にそれなりのタイ風内装をほどこした豪華な店もオープンしてリトルタニヤと化していったし、S町には大きな駐車場を2階建てのテナント群がとり囲み、その中にタイスナック、フィリピンクラブ、デイスコ、タイレストランが入居するいわばリトルナナプラザも出現した。

 この一帯、特にT市はこれだけ派手に「売春」活動をやっても不思議と入管のガサ入れは極端に少なかった。これはあくまでも噂であるがT市は移転してきた国立大学を中心とした新興都市だったので回りに娯楽施設も何もなく、学生や若い研究者達も精神的に不安定な状態だった。自殺者も出たらしい。そういう理由で当局もこの一帯に関しては、せめてもの娯楽ということで、目をつむっていたという話だ。

 在日タイ人の増加に伴いタイの食材や雑誌を売る店、いわゆるタイストアーも各地に開店した。値段は非常に高く、ナンプラーが確か一本1,200円だった。それでも飛ぶように売れていたのだから当時のタイ女性達がいかに裕福であったことか。この手の店は端っこにテーブルがあって座ってビアシンが飲めるようになっていた。店の主人と仲良くなってここに座っていると近隣のタイ女性をすべて眺めることができた。わざわざ店を回らなくてもここでいい子を見つけて店を聞き、行けば良いのである。しかしタイ女性の化け方の見事なことといったらなかった。つい数週間前にホテルへ行った女性に声をかけられても全く誰だかわからないのだ。源氏名と店の名前を言われて、「えっ、僕、こんな猿と!」と思っても後の祭り。こういうことは知らない方が幸せなのか?それとも明日のために現実を知っておいた方がいいのか?しかしこの時期があったおかげで、今ではMPのひな壇の前に立っても化粧の奥に隠された素顔をかなり正確に推理できるようになった。

 これだけタイ人が増えてくるといろいろなトラブルも起きる。トラブルのなかで最も深刻なのは「行方不明」である。行方不明と言っても仕事が嫌で店から逃げ出したという類のものではなく、日本に行ったきり何年も親族に連絡がないというものである。10年以上連絡がつかない子も何人もいる。おそらくもうこの世にはいないであろう。この場合、偽名で入国されていたら手のほどこしようがない。本名であって警察に捜索願を出しても、一応受理はしてくれるが解決したためしはない。一体どの程度の捜査をしてくれているのであろうか。

 何年か前に白人の女性が日本で行方不明になりマスコミあげての大騒動になり両親まで来日して挙句の果て「警察の徹底的捜査」により遺体が発見され犯人が逮捕されるという痛ましい事件があった。親族の方々には大変気の毒な事件であったが、僕はこの報道を聞いて非常な「違和感」を感じた。この白人女性が日本で何をしていたのか報道では一切触れていないし、入管のコメントもない。僕は所謂「金髪クラブ」にも通っていたのでよくわかるのだが、彼女等は日本へ旅行ヴィザで入国し3ヶ月の間この手のクラブで小遣い稼ぎをする。そして金を手にすると世界中へ「バカンス」に出かける。金がなくなると日本へ戻ってくる。彼女らを口説くのはフィリピン人を口説くのより簡単だ。あちらは最初からその気があるのだから。犯人が彼女を別荘につれこんだのと僕が白人とホテルにいったのとどこが違うのだ?同じじゃないか。(しかし金髪なのに下が黒だと詐欺にあったような気分になるのは僕だけだろうか?)それに彼女等とタイ人ではやってることのどこが違うのか?一方は旅行ヴィザがあるうちの資格外労働だから手厚い捜査をし、一方はヴィザが切れてからのそれだから無視するのか?そうではない。日本という国は明らかに白人と有色人種を「差別」しているのだ。
   






第4章 絶頂期(1988~1992)
 日本のバブルが絶頂を迎えると時を同じくして日本のタイ女性も絶頂期を迎えた。日本中に金が溢れていたこと、現地から若くて綺麗な女性がどしどし入荷していたこと、「泊まりありの風俗」というのが日本人の体質にマッチしたことなどさまざまな理由が考えられるが、我々日本外道にとってはこの先二度と訪れることのない黄金の時代であったことは間違いない。

 僕もこの頃になるとフィリピンからは完全に足を洗っていた。タイ人遊びの面白さを知ってしまったらフィリピンなんぞおっくうで面倒くさい。それに女の子のレベルも当時は完全にタイ人がフィリピン人を上回っていた。三等兵と僕は毎日のようにT市を中心としたタイスナックを遊び回っていた。仕事が休みの日などは女の子のアパートに出入りしてアッシーをやったり逆メッシ-してもらったりの毎日であった。アパートに行く楽しみとは毎週のように新人が入荷していてしかもみんな若くて可愛かったことである。「黄金の国ジープン」という概念がタイでも定着していたのであろう。とにかくフィリピン人もそうだが日本に来たばかりの子は概ね素直でいい子だ。それが滞在期間が長くなるに連れすれっからしになっていくのだ。

 この当時めぐりあった子の一人にミキちゃんという子がいた。チェンマイ出身で本当にキャンディーズのそれにそっくりな子だった。それまでは「タイ人はマグロ」と思っていた僕にとって彼女はカルチャーショックであった。サービスが素晴らしいのである。お風呂で潜望鏡までやってくれるのだからあとは説明の必要がないであろう。今から考えれば彼女は明らかにタイのMP出身だったのでそういうサービスが自然に身についていたのであろうが、その頃の僕はタイへ行ったこともなかたし、タイのこともほとんど知らなかったので、勿論、タイにMPがあることも知らなかった。「同じ女は二度買わない」が当時の僕の主義であったがこの子だけは1ヶ月で3回買ってしまった。案の定、彼女は来日1ヶ月で土建屋の親父に身請けされてしまったが、ミキちゃんがきっかけとなって僕のタイ人娼婦に対する考えも変わっていった。「動くダッチワイフ」ではなく一人の人間として彼女等に接するようになっていったのである。

 こうした態度で接していくと逆に彼女等の僕に対する目も変わってくる。単なる客としてではなく「特別な日本人」として接してくれるのだ。これがうれしくて僕もだんだんとタイ人にはまっていった。スナックで飲んでいても他の客を一人一人指差してその男のホテルにおける変態ぶりを披露してくれたり、個人的な悩みの相談を受けたり。こうしてかなり親密になってからやるセックスというのは格段に楽しかった。わかるかなあ?

 それまではほとんど無条件で出ていた渡航ヴィザもこれだけ来日する女性が増えると大使館としてもそう簡単に出さなくなる。それに困ったシンジケートは何をしたか?我々「親タイ派」日本人にお呼びがかかった。我々を3泊4日でタイに招待してくれるのである。ただし条件としてバンコクで来日希望の女性と一緒に日本大使館へ行き身元保証をしてヴィザを取り、日本へ連れて来る事。三等兵にも当然声がかかった。三等兵は連れてくる女性とタダでやらせてもらうことを条件に承諾した。

 これって厳密にいえば「公文書偽造及び行使」とかいう犯罪にあたるのだろうが、三等兵には罪の意識などなかった。「もし問い合わせがきたら、タイで世話になったんで日本に招待したけど途中でいなくなっちゃってこちらも困っている、と言っておけば問題ない。」とのこと。これをやった日本人を何人も知っているが、身元保証をして連れて来た女性がオーバーステイしても外務省からの問い合わせなど一件もなかった。外務省さん、ちゃんと仕事してるの?それともヴィザ発給は外務省、入国管理は法務省という日本御得意の縦割り行政のおかげでバレなかったのか?とにかく三等兵は3度同じおいしい思いをやったが、3度ともバレず、お咎めもなかった。三等兵曰く、以前タイでパスポートをなくし大使館へ行った時ひどい仕打ちを受けたのでその仕返しだとか。

 入管による取締りもだんだんと増えてきた。しかし捕まって強制退去になった子でも僕の知る限りでは最短で2週間で帰ってきた。バンコクに帰ってすぐに姉の名前でパスポートを取り、姉になりすまして再来日したとのこと。日本での仕事を覚えちゃったらバカらしくてタイで売りの仕事など出来ないと言っていた。さらに日本での商売の味を覚えた子は自分の姉や妹を積極的に日本に呼び寄せた。この時、なじみの日本人に頼んでこの「三等兵方式」で連れて来れば最初から借金を背負わなくて済むのだ。なかなか頭がいい。それに入管の影に怯えながらの毎日の中で身内がそばに居るというのは何にも増して心が落ち着くらしい。僕はこういう姉妹を好みではなくても積極的に買った。だって我々の人生において「姉妹丼」を味わえるチャンスなんてそう何度もないでしょ。ここで「姉妹における生殖器の比較解剖学的考察と生殖時における生体反応の相違について」なんぞという論文を発表したいところであるが本題と関係ないので別の機会に譲ろう。

 彼女らは金を持っていた。そうなると彼女等の金目当ての商売も始まる。タイスーパーでは24金のネックレスやタイ直輸入の服まで売っていたし、地下銀行の役目もやっていた。タイレストランは日本人の味覚を全く無視したタイ人専用の味の料理を出していたし、タイ人ホストクラブやディスコもオープンした。朝起きるとパチンコへ行き開店前から店の前に並ぶ。タイレストランで遅い昼食を取った後タイスーパーへ買い物に行く。仕事に出て客が決まると支払いは客持ちでタイディスコへ。その後ホテルで本来の仕事をして1日が終わる。仕事が休みの日は1日中パチンコに明け暮れ深夜になるとホストクラブへ繰り出す。これが平均的タイ女性の暮らしであった。我々から見てもうらやましいような優雅な日々を送っていた。一般的に言って東北部タイ人は金を気前良くどんどん使うのに対して、北部タイ人は金だけ貯め込んで質素な暮らしをする傾向にあった。

 だから友達付き合いするには東北部の子の方が楽しかった。金儲けもうまいが儲けた金はどんどん使う。その国の景気を良くするためにはこういう輩が絶対に必要なのだ。現在、日本はタイ人に対して完全鎖国状態にあるが、もう一度、彼女等に対して開国してみてはどうか?廃家電に料金をかけて家電の売上を落としてみたり、酒気帯びに30万もの罰金を課して夜の街の灯を消して見たり、みんな景気が悪くて困っているのにさらに景気を悪くするようなバカな政策しかできない政府なのだからバカついでにこれくらいのことをやってみればいいのだ。だって日本中にナナプラザやタニヤが出来たら日本の景気は間違いなく回復する。






第5章 衰退期(1993~)
 水は高い所から低い所へ流れる。金のある所に人は集まる。外道さんによるとこのサイトは入管のお偉方も覗いているとのことなのであえて書くが、ブッシュ大尊師から「悪の枢軸」と名指しされている国がある。イランである。我が日本はこの国とつい10年前まで「相互ヴィザ免除協定」を結んでいたのだ!法務省や外務省の役人にとって国家の危機管理とは一体何なのだろうか?ホントにちゃんと仕事やってるの?

 バブル絶頂期には週2便、成田に到着するイラン航空機は不法滞在と不法就労目的のイラン人で溢れていた。ヴィザなしで黄金の国に来られるのだから当たり前である。その後あわてて協定を破棄し、取り締まりだ強制退去だと多額の税金を使って「忙しい。忙しい。」と騒いでいるのだから、ペンキ屋が仕事欲しさに近所の塀に落書きしているのと同じじゃないか。民間企業だったら雪印みたいにとっくにつぶされてるぞ。こいつらを馬鹿と呼ばずに何と呼べばいいのだ?アホ?ノウタリン?鬼畜?外道?違うか。

 このイラン人騒動は社会問題化した。タイ人はといえばどしどし入ってきたといってもジャンボ機1機にせいぜい2人か3人、問題にはならなかった。それに日本に住んでいても、まあ料理の臭いが強烈なくらいでさしたる問題もおこさなかった。しかしこの入管によるイラン人取締りのとばっちりを食ってタイ人狩も一段と強化された。イラン人だけ捕まえていてはまずいと考えるお役人達のスケープゴートにされてしまったのだ。

 もともと入管はタイスナックの場所を、強制退去のタイ人からの事情聴取により、かなり正確に把握していた。ただ面倒くさかったのか人手不足のためか、あまり真剣には取り締まっていなかった。勿論スナック側もそこいらは承知していて、働いていた女が店をやめる際に既に閉店したタイスナックの名前と住所を教えて「捕まった時はこの店の名前を言え。うちの名前は出すな。」と釘をさすのであるが、相手はタイ人である。そんなこと忘れちゃって全部しゃべっちゃう。僕の知人で捕まったのではなく帰国するため自ら出頭した子がいた。この場合日本人がついていかないと収監される可能性がある。僕は身元引受人としてついていった。勿論その後の肉体的見返りを期待してである。彼女も店のママや友達のことを気にしていたので入管に向かう電車の中で閉店した店の名前と住所を復習したのであるが、いざ出頭して入管の取調べ官に「君、可愛いね。」と煽てられて全部しゃべっちゃった。入管もやるなあ。遊んでんじゃないの?豚も煽てりゃ木に登る。タイ人煽てりゃ全部しゃべる。

 そんなわけで入管の取り締まりの強化によりタイの灯火は一軒また一軒と消え始めた。それと同時に92年か93年頃からであるがタイの日本大使館でのヴィザ発給も非常に厳しいものになっていった。この当時バンコクにいた方は御存知であろうが大使館の前には夜明け前からヴィザを求めるタイ人の行列ができていたし、回りにはヴィザ申請書の代書や日本の戸籍謄本を売るあやしげなテント村も出現した。

 シンジケートも困ってしまった。以前のように日本人を雇ってもヴィザが下りないのだ。そのため彼等も色々なことを考え出した。まず日本とヴィザ免除協定のあるシンガポール。タイ人もシンガポールへはヴィザなしでいけるので、偽造パスポートでシンガポール人になりすまして入国する。または香港、台湾と渡り歩きいかにもアジアツアーを装って入国する。アメリカのヴィザを取ってストップオーバーで成田から逃げ出す。入国希望者数十人でJALパックのような日本観光旅行を企画し宿泊したホテルから一斉に逃げ出す。これに利用されてつぶれてしまった旅行会社も実際にある。究極は入国希望のタイ人の男と女をタイで結婚させる。そしてハネムーンと称しサイパンへ行く。グアムはアメリカ領なのでヴィザが必要だがサイパンは自治区のようになっていて必要ないのだ。タイからサイパンへ行くには日本を経由しなければならず、そこで「夫婦」そろって逃げ出すのだ。あとは偽装結婚であるがこれについては後述したい。

 こう挙げてみるとタイ人の考える悪い事って何か笑えるよね。某国みたいに漁船につめ込まれて日本をめざして、難破したら全員死亡なんてシャレになってないもんね。あと上記のことは今や全て日本の入管にバレバレである。外道平民の方々がバンコクでオキニを見つけ上記の方法で日本に連れてこようとしてもダメである。あしからず。

 こうして入国方法が難しくなると彼女等に負わされる借金も増えてくる。現在でもまれにタイ人(しかしひな壇に並んでいても絶対に指名がかからないような女)が入荷するが借金は500万である。こんな女では1年働いても借金は終わらない。こうなると若くて可愛い子にとっては危険を犯して日本に行くよりバンコクのほうが稼げる、ということになってしまう。当然タイスナックの女性の質は落ちる。日本に残った女の子たちも可愛い順、性格の良い順、若い順に日本人に身請けされたり結婚したりしてますますいい子がいなくなる。すると客もよりつかなくなる。こうして日本におけるタイ人スナックは滅亡の一途をただることになる。最近では長年不法滞在している女が「スナックで働くより工場で働くほうが実入りがいい。」と言い出す始末。僕だって可哀想だとは思うがこんなブスオバさんじゃタダでも嫌だ。

 日本大使館がヴィザを出さなくなったことはあらゆる方面に波及した。まずタイ人娼婦を中心とした経済圏に多大な打撃を与えた。だから役人なんぞに権限を持たせていてはいつまでたっても経済は回復しないのだが、まあコレに関してはあちらも非合法なことをやっていたのだから良しとしよう(本音では良しではないが)。純粋に日本観光をしたいタイ人や日本に嫁いだタイ人のもとを訪問したい親族にもヴィザを出さなくなってしまったのである。この事は今でも多くのタイ人から大顰蹙を買っている。ヴィザを出さないだけならまだしもヴィザ申請に行ったタイ人に対する大使館員の態度が最、最、最悪なのである。ねえ、外務省の皆さん、大使館の大きな役割っていうのはその国との友好関係を築くことだよね。でもあんた達のやってることは税金の無駄使いしながら、タイ人の反日感情を煽っているだけじゃないか。外道平民の方がよっぽど日タイ友好に貢献してるぞ。しかも自腹で。

 今日(10月17日)の「煩悩の夕暮れ」の編集後記で外道さんも言及しているので書いてしまうが、拉致された5人の人権は当然尊ばれるべきである。前に書いた白人女性もそうだ。なにしろ「人間の命は地球より重い。」というのがこの国の見解らしいから。だったら言わせてもらうが、タイ人も人間だぞ。知ってた?行方不明問題はどうするんだよ。あとあの5人はパスポートなしで日本に帰国できたよね。素晴らしい配慮である。だったらパスポート無くしてバンコクで困っている日本人も自由に帰国できるでしょ。大使館でいじめたりしないよね?気の弱い人間は話を聞いただけで怖くて大使館へも近づけないよ。それと5人がかの国へ行く場合、日本人であるなら当然パスポートと、あなたたちがいつも大上段でふりかざす天下の印籠「ヴィザ」が必要だよね。当然かの国当局にヴィザの申請はするよね?ヴィザが出なければ出国させないよね。ヴィザが出たならばかの国が5人を文字通り日本人と認めたことになるので、当然24年間拘束したことに対する賠償をつきつけるよね、被害者家族の方々だってこれまで多大な出費を強いられたのだから。それがあなた達の仕事でしょ。バンコクの某MPに高官専用の入り口を作らせて女漁ってるヒマがあったら少しは仕事しろ。

 何かとても「外道の細道」とは思えない内容になってきてしまった。とにかくこのようにタイ人自身以外の問題で衰退を始める。しかし店側の努力も見られた。ショータイムと称してタイ女性のストリップを始めたり、アヌスもOKを謳い文句にする店が出現したり、店自体がピンキャバ化したり。しかし、いかんせん、いい女のいない店に客は集まらない。三等兵も現在6人目のタイ人と同棲してるが、端から見ても明らかに質は低下してるし、同棲期間も長くなってきている。昔は同棲しててもすぐ他のタイ人に目移りしたが、最近は目障りしかいないとのこと。考えてみれば2人目か3人目の女(1990年頃)が一番よかった。結婚しちゃっておけばなあと。後悔先に立たず。僕もここ数年はタイスナックにほとんど顔を出してない。直接バンコクに乗り込んでいる。タイ女性(若くて可愛くて性格の良い子限定)よ、永遠なれ。
 






第6章  国際結婚
 フィリピン人にしろタイ人にしろじゃぱゆきさんの目的は家族への送金である。しかし興行ヴィザではその滞在期間はわずかだし、不法滞在では捕まればそれでおしまい。そんな彼女等にとっていつまでも合法的に滞在でき就労もOK、母国との往来も自由というオールマイティーのヴィザがある。「日本人の配偶者等」つまり結婚ヴィザである。彼女等にとってはそれこそ喉から手が出るくらい欲しいヴィザである。

 タイ人娼婦にその恋愛観、結婚観を聞いてみる。勿論彼女等は売春をしなければならないような貧しい家庭環境にあるということを前提に聞いて欲しい。みんな口をそろえて言うことは、「恋愛なんて時間の無駄。一銭にもならない。結婚するなら年齢や容姿、国籍は関係ない。私と家族の面倒を見てくれる人。愛情は一緒に暮らしているうちに自然に生まれてくる。」僕の回りを見渡してみても、実際にそうなのだ。

 フィリピンクラブのタレントさん。彼女等の最終目的は日本人との結婚と言いきってしまってもいいだろう。娘が日本人と結婚すると、その家は町の英雄となる。フィリピン嬢をくどくファイナル ウェポンは、「一緒に君の故郷へ帰って君の両親に会いたい。」特に初来日のフィリピン嬢であればこれで落ちない女はいないと断言してもいい。日本人を家に招待するだけでも彼女等にとっては非常に栄誉なことなのだ。但し最近は既に日本人と結婚してるのに「ニホン ハジメテデス」と言ってのける輩も多いので御注意あれ。

 現在の日本はタイに対して鎖国宣言をしているといっても過言ではない。とにかくヴィザを発給しないのだ。こうなってくると、未だに密入国の仕事にしがみついているタイシンジケートにとって最後の手段が偽装結婚である。適当な日本人男性を見つけタイに連れてくる。ここで「出会い」の証拠をつくる。そして帰国後婚姻届を提出させ結婚ヴィザを取り、来日させるのだ。まずは1年のヴィザが下りる。次の申請でも1年、3回目の申請で3年ヴィザというのが一般的であろう。このヴィザが下りた時点で「離婚」する。これで都合5年、タイ女性は合法的に在日できる。男の報酬は総額で100万から200万といったところか。「女はいいよな。いざとなったら体売ればいいんだから。」などと嘆いてはいけない、外道平民の方々よ。男だって日本人であれば「国籍」というりっぱな売り物があるのだ。

 以上のような理由で日本人男性とアジア人女性との国際結婚はここのところ飛躍的に増えている。勿論、日本の女が結婚しなくなってしまったことも一因であるが。ところがこう並べてみるとどこまでが本当の結婚でどこからが偽装結婚だかわからなくなっている。例えば男が本気でも女が就労目的であった場合、これは偽装か?また、これは実際にあった話だが、ある男がシンジケートに頼まれてタイ人と偽装結婚した。女性が来日後、入管の内偵があるとの噂が立ち、とりあえず男のアパートで同居することになった。一緒に住むうちに男はこの女に惚れてしまい結局は本当に「結婚」した。こいつ「結婚しようと思ったら既に結婚していた。」という名言を吐いた。これって偽装か?

 日本人同士が結婚する場合、婚姻届は通常その場で受理される。国際結婚も昔は同様に簡単であった。そしてこれはフィリピンという国自体の問題なのだが、この国はカトリックである。結婚は1度しか認められない。だから日本人と結婚する場合でも、日本でだけ籍を入れ本国では籍を入れない。これなら日本人と離婚し本国へ帰っても堂々と「再婚」できる。ばっかだよな法務局も。こういう結婚も認めちゃってたしヴィザの更新も何も調べもせず認めちゃっていたんだから。せめてヴィザ更新の際に本国での結婚証明書を提出させるべきだったの。あんたら東大でてるくせに脳味噌あるの?これが通るのならとある既婚フィリピン女性は試みた。フィリピンに夫がいながら日本人との婚姻届をだしたらこれが通ちゃった。これって重婚だぞ。

 1992年頃からだと思う。法務局も自らのバカさ加減に気づいたのかイラン問題での外務省のバカの尻拭いのためか、国際結婚の審査を格段に厳しくした。というよりもそれまでがザルだったと言った方が正しいか。特にフィリピン人に関しては独身証明書の提出なしには審査を受け付けなくした。当然である。しかし「馬鹿は死ななきゃ直らない。」とは昔の人はいいこと言った。何と法務局はタイ人にも独身証明書の提出を義務付けたのだ。あのねえ、タイには独身証明書はないんですけど。日本と同じで戸籍謄本が独身証明書のかわりなんですけど。少しは勉強しましょうね。僕は何年かに一度タイ人との国際結婚の相談を受け、手伝うのだが、そのたびに「独身証明書」と言われる。そのたびに役所に説明するのだが、役人というのは学習能力がないらしい。次の時はまた同じ話。多分マニュアルがあってその通りにやっているのだろうが、間違いがあってもマニュアル自体を直そうとしないからこんな問題が起きるのだ。本当に一度死んでみなさい。しかしタイ人も負けていない。あるタイ女性は何と独身証明書を用意していたのだ。聞いたら偽造したとのこと。タイ人諸君。僕はあなた達が大好きです。実際にあるものならいくら偽造してもかまわない。しかしないものは偽造しないでくれ。こちらが困惑する。

  こういう事情なのでもしあなたがタイ女性と結婚を決意し、役所へ行くと、「知り合ったきっかけは?」とまず聞かれる。お前は桂三枝か!「新婚さんいらっしゃい」やってるのか。お前の知ったこっちゃない、プライバシーだ、人権侵害だ。などといって怒ってはいけない。あなたは偽装結婚の共犯者の疑いをかけられるのだ。偽装結婚かどうかだなんて、あとでその男の身辺調査をすればすぐにわかることなのだ。しかし役人というのは、たとえば警察が雨のの日にはネズミ取りをしないのをみても明らかなように、面倒くさいこと、うざったいことは一切しない。ありとあらゆる書類の提出を要求し自分等は机の上だけで仕事を済まそうとする。だから今では申請からヴィザ発給まで1年かかってしまう。しかもプライベートを洗いざらい暴かれて。こんなことをされて一番困っているのは誰でしょう?そう真面目に国際結婚を考えているカップルである。 

 このような問題を解決するにはどうしたらよいか。答えは簡単だ。タイ人のヴィザを免除してしまえばいい。そうすればわざわざ偽装結婚する必要もなくなるので、こんな人権侵害まがいの結婚審査をしなくて済む。前にも書いたがタイ人は日本へ来ても不法滞在と売春以外悪いことはやってない。ヴィザを免除すれば不法滞在の必要がなくなるし、売春がはたして犯罪であるかについては後述したい。また日本で外国人の凶悪犯罪が起こった時、マスコミはよく「犯人はアジア系外国人」という言葉を使う。ふざけるな。どこの国かは特定できてるだろ。戦争責任とかでこの国に特別な配慮をするからあえて国名は出さないだけだろ。だからこの国の人間を益々増長させるのだ。他の在日アジアの人々がこの言い回しにどれだけ傷ついてるか考えたことがあるのか。ひとつの国名を言うのにわざわざ北○○(○○○○主義○○○○国)と漢字の無駄使いをするマスコミである。アジア系外国人(但し東南アジアは除く)くらいの配慮をしてもいいだろ。

 実は国際結婚というのは日本にとって非常に重大な問題なのだ。日本は今さまざまな問題に直面している。その中でも最大の問題は「少子化」だ。これこそが経済低迷の一因でもある。それよりも何よりも人口が減るということは国家存亡の危機なのだ。(外道の細道に国家存亡などという単語を使ってしまった。すいません。)原因は簡単なこと。日本の女性が子供を産まなくなってしまったからだ。だいたい少子化が叫ばれている時にアメリカの圧力かなにか知らないが「男女雇用機会均等法」などという法案を成立させてしまう政府がばかなのだが、まあこれ以上無能政府の批判をしてもしょうがない。「女は家庭に入り、子育てをし、家庭を守る。」というのがアジア式民主主義なのだが。「男女雇用機会不均等法」を成立させない限り、日本の人口減少を食い止めるためには、「外国人女性に日本人を産んでもらう。」これしかない。そのためには日本人男性が外国人女性と接するチャンスをもっともっと多くする必要がある。そのためにも日本は「開国」しなければならないのだ。外道平民は先駆者過ぎる。

 これは何も偏見で言っているのではないが、白人や黒人と日本人のハーフを「日本人」と呼ぶには多くの人が違和感を感じるだろう。しかし、民俗学的考察は省略するが、日本人とタイ人特に北部タイ人とのハーフは純粋な日本人と見分けがつかない。理由は簡単だ。これも戦前の帝国軍事政権の策略についての話は省略するが、日本は本来、多民族国家なのだ。日タイ国際結婚の促進のためにも外道平民の方々、頑張ってください。

 PS:今回はマジになってしまい、Hな話が全く出てきませんでした。ごめんなさい。政府や役人の批判ばかりになってしまいましたが、日本にいて外国人とかかわっていくこととはイコール行政のバカさかげんに直面するということなのです。どうか御了承下さい。






第7章 お金の行方
 現在、1人あたりのGDPは日本34,000$に対してタイ2,000$である。この事実だけを見てもタイ人が日本で働くということはタイ人にとってはとんでもない金を稼ぐことになることは容易に想像がつくだろう。逆にこのGDPの差こそが我々外道をタイへ向かわせる大きな原動力となっている。と言ってしまうと1,200$のフィリピン、700$のインドネシアさらには200$の幻の国のほうがさらに良いということになるが、タイは安さだけではないことは外道の方々には説明の必要もないだろう。

 となると今まで数え切れない位多くのタイ売春婦が来日したのだからそれこそタイ国内中に「ジャパンマネー御殿」が建っていてもおかしくはない。タイでは車より家のほうが安いのだ。ところがそうではない。金を残せるのはほとんど一握りで多くの女性は命を削って仕事をしてもその報酬は手元に残っていない。ここではその理由を説明しよう。日本で働いていた女性の事情を説明するが、おそらくバンコクの売春婦にとっても事情は大同小異であろう。

 まずは自分で使ってしまう。これについてはほとんどコメントしようがないが、異国の地に不法滞在しながらの仕事によるストレスは相当なものなのだろう。ギャンブルや男に走ってしまう女性も多い。ギャンブルもパチンコ程度なら笑えるがタイ人同士のトランプ賭博となると遊びではすまない額が動くことになる。タイ人同士の借金で消息不明となる女性も多い。男に関して言えばタイの男が在籍するホストクラブも各地に存在したし、おそらく女性と同数位の男が日本で不法就労していたのだ。タイの男というのは普段は見てもわかるように大雑把でいいかげんでアバウトであるがことお金に関してだけは冷静沈着、非常冷徹なゴルゴ13である。虎視眈々と女の金を狙っている。心の琴線に触れるような甘い言葉をささやきかけられては我々の「クン スワイ ナー。ポム ラックン。」では到底勝ち目はない。こうして女は金を貢いでしまうのである。中には結婚を餌にタイ男から金を奪い取る豪傑もいたがこの勝負は圧倒的に男の勝ちであった。うらやましい。

 さて日本で稼いだ金はタイの銀行に送金することとなるが、来日する前に自分の銀行口座を用意するほどタイ女性は賢くない。多くの場合、親兄弟の口座に送金することになる。自分の口座を用意していてもタイの銀行は2名連記の預金通帳を作ることができる。通常は親と連名の通帳なのだ。いずれにせよ「自分以外の人間がいつでも引き出せる」口座にタイではとんでもない額の大金を送金しているのである。何が言いたいかわかるでしょ。10年日本で働き送金を続けついに逮捕された。しかし彼女は「これがいい潮時だろう。お金も十分たまったし、帰ったら家を建て車を買ってあとは利息で優雅に暮らそう。」とウキウキしながらタイに帰った。10年ぶりに会う家族である。懐かしさで涙が止まらないがそこは冷静に、「私の通帳は?」父親は、「そんなこと後でいいじゃないか。それより今夜はお前の帰国パーティだ。」次の日渋々差し出された通帳を見て、これ以上は書きたくない。

 これは実際に僕自身が遭遇したケースだがマヤちゃんは長野で4年、茨城で4年働いている。かなりの金が貯まったし家も老朽化していたので新築する決意をし、タイの父親に電話し連名の通帳から50万バーツを引き出し家を建てるよう依頼した。その後電話をかけるたび、「今日、屋根が出来た。」「来週には壁が出来る。」との返事。たまたまマヤのタイの実家のそばまで行く用事のあった僕に彼女は家の写真を撮ってくるよう頼んだ。僕は下心見え見えで快く応じた。ところが実際マヤの家を訪ねて見ると家など建てていない。父親に面会を求め、僕がマヤの友人であることを告げると、彼は驚きそしてオロオロし始めた。8年間、マヤが送り続けた金を全て使ってしまっていたのだ。送金停止を恐れうそをついていた。どうか内緒にして欲しいと逆に頼まれてしまった。帰国後、僕はマヤに「ごめん。家まで行く時間がなかった。」これしか言いようがないでしょ。

 日本で無駄使いもしなかった。家族もしっかり者で金に手をつけなかった。帰国して数百万、数千万バーツが手元に残った。さあでは幸せな人生が待っているか?いやいや、まだ甘い。彼女の金は何処にあるでしょうか?そう銀行である。これが問題なのだ。はっきり言ってタイの銀行員は日本と違って(同じかな?)銀行員としての倫理観が全くない。例えばユキちゃん、彼女は日本で7年働き1,000万バーツを貯めた。帰国し、とりあえずバイクを買おうと思い通帳を持って3万バーツを下ろしに銀行へ行った。応対にでたのはソムサップ、28歳、独身、一流大学卒。ユキちゃんの通帳をみた途端、彼はゴルゴ13に変身する。まずは「凄い額ですね。」と軽いフック。「この額ですと定期預金にしたほうが利息がかなり違いますよ。何なら今すぐに僕が変えてあげましょう。このままじゃ勿体無い。」とやさしいとこをみせる。誉められ、すかされ、ユキちゃんもつい、「実は日本に行って仕事をして、」としゃべってしまう。ゴルゴ13は全てを見抜く。

 バイクを買って帰ったユキちゃんのもとをソムサップは訪れる。銀行員であればユキちゃんの住所を知ることなど思いのまま。「実は僕、副業で保険の仕事もやっているのですが(実際そうなのだ。)あなたの資産は銀行より保険会社のほうが、」と話を持ちかける。最初は相手にしないユキちゃんであるが、彼は自分の経歴などを話に交えながら、「今度、一緒にゆっくり夕食でも食べながらあなたの有効な資産運用について、、、」もうこれ以上ダラダラ書かなくても外道の方々なら結論はおわかりであろう。とにかく銀行に大金を預けると不動産屋は来るは車のセールスマンは来るは、個人情報が漏れてるとしか思えない。まだヴィザが比較的容易だった頃はそれこそ数え切れない位の女の子が帰国し、タイで身ぐるみ剥がされ、素っ裸のまま日本に舞い戻って来た。

 僕はこのような女の子たちにいろいろと諭してあげた。金は小口に分けてありとあらゆる銀行に貯金すること、日本で仕事していたことは絶対に口外しないこと、金がからむと親族でさえ悪魔に変身するので金の管理に関しては自身以外絶対に信用しないこと、等。痛い目にあった後の彼女達は真剣に僕の話を聞いてくれた。こうして信頼関係を結んだ後のセックスは格別に楽しい。僕は外道である。彼女等の金が目的なのではない。より充実した楽しいセックスが目的なのだ。「たかがセックス」と言うなかれ。より良いセックスのためにタイ語を初めとしてありとあらゆるタイ情報を頭にインプットすることこそ外道の本道ではないだろうか。






最終章 売春という「お仕事」
 我々は(タイ)売春婦に一体何を求めているのであろうか?勿論それは人によって千差万別であろう。しかし大きく分けてみると、射精のための動くダッチワイフ(Aグループ)そして擬似恋愛の相手(Bグループ)の2つではないだろうか。これは僕が勝手に考えたものではなく、タイスナックの女の子達が客をこのように仕分けしているのである。三等兵とはそれこそありとあらゆるタイスナックへ通ったものだが、同じ店で三等兵は誰でも連れだしOKなのに僕は1人の女(例えばミミちゃん)に何故か限定されてしまうのだ。これは我々の行動に問題があった。三等兵は店に行っても誰とでも平等に会話をする。しかし相手の身の上を聞くとか自分のプライベートの話は一切しない。タイの一般的な話とか下ネタに専念する。それに対し僕は気に入った子としか話しないし、相手の身の上話とか自分自身のことに話を持っていってしまう。三等兵は誰彼なく触りまくるのであるが、僕は店の中ではしない。ホテルに行って2人きりになってから触りまくるのだ。こうなると三等兵は「今日はけい子ちゃん、来週はよし子ちゃん」と連れ出せるのに、僕はミミちゃんしか連れ出せなくなってしまう。僕が途中で女を変えようものなら、それこそ修羅場である。タイ女のジェラシーは棲まじい。これは何も僕がミミちゃんの好みの男であったからではない。僕がミミちゃんに感情移入を求めて、または許してしまうとその時点でミミちゃんは僕を「自分の客」と認識する。すると他の女の子の僕への介入を排除するのだ。この結果、三等兵は「みんなの客」となり僕は「ミミちゃんの客」と分類されてしまう。これを知ってから僕は「1軒の店に女は1人」を心がけている。フィリピンクラブも同様である。三等兵は売春婦との心のふれあいなんぞうざったいというが逆に僕はこれがないとセックスを楽しめない。

 誰でも恋愛は好きなはずだ。しかし恋愛はいかなるシチュエーションであれ1歩間違えると人生を棒に振りかねない。恋愛は出会いに始まり、いろいろゴチャゴチャあって、セックスに至り、男はここでおさらばしたい所だが女は「その次」を求める。売春婦相手の場合はこの「いろいろゴチャゴチャ」を「金」に置きかえることによってセックスに至り、あとはこちらの都合で好きな時に終結できる。勿論、彼女等もそれを承知しているし、客の心を見抜きそれに応じた扱いをする。僕が売春婦に求めるのは正にこの擬似恋愛の相手であったような気がする。そしてさらにタイ人である。あの、非常に良く言えばおおざっぱな、普通に良く言えばいいかげんな気質に今までどれだけ仕事の悩みやストレスを癒されたことか。

 外道の細道を読んでみると外道士族の方々はA:B=7:3といったところか。ヒロポン軍曹は「MPの心得」などを読ませていただくとAであろう。外道紘さんはBのような気もするがよくわからない。以前「煩悩の夕暮れ」で外道さんが「○○という店の○○ちゃんに男がいるかどうか調べて下さい。」というメールに怒っておられた。あたりまえだ。そんなことは人に聞くもんじゃない。自分で調べなさい。君はストーカーB,またはオタクBだ。ただ気持ちもわからないではないのでヒントを差し上げよう。まず女をカンクンで連れ出す。少しはチップもはずみなさい。もし彼女が次の日の昼近くまで君と一緒にいてくれたらまず男はいない。なんだかんだ理由をつけて深夜か早朝に帰ってしまったら夫か男がいる、またはエージェント付きと思って間違いない。エージェントの有無は本人に聞けば結構正直に答えてくれる。但し君の性格自体に問題がある場合は誰であろうと早く帰りたがるのであしからず。タニヤあたりは既婚の売春婦が結構多いよ。

さて話は変わるが。売春婦にとって必須科目とは何であろうか?この問いには自信を持って答えたい。フェラチオである。原始の時代より男はその役割上、ある程度の凶暴性を持っていた。交感神経が働いているのだ。女はこの凶暴性を持った男とまぐわらなければならない。そして男は自らの男根があのなめらかな舌の感触に浸ると、交感神経の機能を停止してしまう生き物なのだ。すると副交感神経が働き出す。従順な生き物に変貌してしまう。自分自身のことを考えればわかるでしょ。そうフェラチオとは女が生まれながらにして持った護身のための本能なのだ。だからこそ出会ったばかりの男とセックスをしなければならない売春婦にとってフェラは必要欠くべからざる行為なのである。売春婦の皆さん、身の安全のためにもフェラはしっかりやりましょう。できれば30分位していただけると非常にうれしいのですが。すいません個人的なことを言って。

 しかしながら明らかにタイはフェラチオ後進国である。これは文化や宗教の違いによるものなのか、はたまた情報の伝達に問題があるのか。来日したタイ人でもMP出身者以外は最初からフェラをする子はあまりいなかった。僕自身の説によればフェラは女のDNAの中にインプットされているはずなのに、日本へ来て覚えた子がほとんどではなかっただろうか。僕は以前、タイの農村で近所の農民を集めて日本のウラビデオの上映会をやったことがある。皆最初は興味津々に眺めていたがフェラのシーンになると一様に驚きの声を上げ、「吐き気がする」と言って部屋を飛び出した奴もいた。聞いてみると農村では夫婦でもフェラはやらないらしい。農耕民族ゆえか?あんな世界一楽しいことを知らないなんてタイの農民は可哀想だ。

 フィリピンは積極的だ。僕は一度だけ処女といたしたことがあるが、それでも口元に持っていくとごく自然な感じで咥えてくれた。但しクンニは拒否。「女のあそこは汚い。男の人が舐める場所じゃない。」と。これって文化?白人はもっと凄い。挿入中でも萎えてきたのを感じとると取り出して即フェラ。男女同権がここまで浸透しているのか?

 外道の方々もタイ特に置屋などでフェラNGの女に遭遇したことがおありだろう。でも怒ってはいけない。こういった背景があるのだ。しかしフェラは売春婦にとって避けては通れない道である。こういう子にめぐり合ったらやさしくやり方を教えてあげるのが外道の良心というものではないだろうか。必ずその子に「増収」という形で返ってくるのだから。僕のやり方はこうだ。まず常套手段として恋人モードに突入する。心を開いてきたらコンドームを取り出し舐めさせて見る。無味無臭であることを確認してもらったら、「どうせゴムを舐めることに変わりないから、」と言って己にコンドームを装着し(こういう楽しいことやっていると妄想だけで勃起している。)ゆっくりと口腔内に挿入。この時必ずと言っていいほど相手は瞳を閉じている。頃合を見計らって気付かれないようにサッとゴムをはずす。相手はパッと目を見開くが時既に遅し、両手で顔を固定してしまえばまさか噛み付くことはない。

 処女相手のセックスが楽しいか否かについては賛否両論、議論白熱するところであろうが唇処女を奪うのは絶対楽しい。昔、顔なじみのタイスナックのママから、来日したばかりの子にフェラチオを教えてやって欲しいと頼まれたことがある。しかも僕好みの子だった。僕は初体験の時以上に興奮してしまいホテルに向かう車の中で声がうわずっていたのを覚えている。僕って変態かな?
 
 この連載を始めるにあたって外道紘さんと、最後は「売春とは何ぞや?」という議論にまで持っていきたい、ということを話し合った。「世界最古の商売は何か?」というクイズがありその答えが「売春」であることは御存知であろう。さて、困った、結論が出ない。僕は「人間」についての疑問が生じた時、思いを原始の時代に及ばせる事にしている。今から500万年前、人類がチンパンジーから枝分かれした頃、我々の祖先は人類の証である23対の染色体を与えられ、それの交雑を繰り返し現在に至るわけだ。この当時はまだ火も道具も使えない。人類の起源については黒人であるという説が有力であるが、チンパンジーの肌の色や民族分布などを考え合わせると我々黄色人種こそが起源ではないだろうか。学術的証拠はないが、こう考えればおそらく亜熱帯のジャングルに生息していただろうから、我々が観葉植物に癒しを求めるのは500万年前のDNAの記憶ということで説明がつく。普段は男女区別なく木の実や小動物を採って生活していた。しかし女は子を宿すと出産前後に著しくその運動能力が低下する。食料の確保も外敵から身を守ることもできなくなる。女は自らの体を筋骨たくましい男に提供するかわりにこの時期の食料と身の安全を男に委ねた。男は自分の使命を果たすと、次なる美しい女を求めて旅立つ。

 この「食料と身の安全」を「お金」に置き換えたら「売春」とならいかな?もしそうだとすれば売春とはフェラチオ同様、女の本能に刻み込まれた禁断の処世術と言えるのではないだろうか。ちょっと強引かな?でもだとすれば売春は犯罪ではない。一部の白人国家では合法化されているし、イスラム国家や共産国家を除けば売春管理者や未成年者に対する法律はあるが、売春そのものとなると公序良俗とか教育上の問題に逃げてしまっている。またそれらしいものがあっても国家としてそれを積極的に行使することはない。

 となると日本にいるタイ人娼婦が犯している犯罪とはオーバーステイのみ。しかもオーバーステイ自体が犯罪であるかということになると、もうこれは彼女等の問題ではなく日本国家自体の問題である。だって僕たちだってタイにオーバーステイすることあるでしょ。その時だって1日100バーツで済んじゃうじゃないか。

 PS:11月8日の朝日新聞朝刊社会面に「タイ人相手の地下銀行業者逮捕。日本初。」という記事が載っていた。まさか僕がこの連載に書いたのがきっかけではないだろうが、案の定タイ食材店の経営者だった。おまわりさん、お仕事ご苦労様です。でも他にやることがいっぱい、たくさん、いろいろあるんじゃないですか?タイ人て1回せいぜい50万ですよ。他の国の奴と額が2桁違うでしょ。

 それなら僕も逮捕して下さい。僕も日本にいるタイ人に頼まれてせいぜい50万をタイの家族まで運んだことが何度もあります。違いといえばこの店主が「不特定のタイ人」を相手に「利益追求」を目的だったのに対し、僕は「若くて可愛くて性格の良いタイ人」を相手に「その後の楽しいセックスのための信頼感を得る」目的でやっていただけです。

東西南北

東西南北

 タイは四方に陸の国境を持つ。こうした陸続きの国境を持たない日本人には想像が難しいかもしれないが、こう考えて貰うとわかりやすいかもしれない。東海道線に乗って多摩川を越えるとき・・・東京都から神奈川県に越境するときだ。その川の両岸に広がる河川敷の整備度を見るだけで行政の貧富の差は目を見張るモノがあるが、基本的には同じ気候で植生も同じ、人もそれほど変わらない。つまりはそんな感じなのですよ陸の国境とは。パスポートコントロールすらないEUなどでは国境を越えたことに気づかないという。
 タイの国境はそれほどお気楽でもないが、同じような南洋の蛮人が住んでいることに変わりはなく、経済的に強いタイからはいると通貨すらタイバーツが通用してしまい、両替の必要すらない。しかしながら二国間では税率や法制度が違うためごく小さなレベルでの民間国境貿易、闇市場が自然発生する。これは万国共通ではないだろうか?当然市場には商人やバイヤーが集まり、それを目当てにした淫売がまた湧いてくる。ウーン・・・虫みたいだな。
これはそうしたタイの国境を旅した記録です。中には淫売すらいない廃れきった国境もありますが出来る限り、地の果て場末淫売のレポートをしていきたい。
国境の北 太陽の真下・・・メーソット

Last updated: 06/12/2011 13:50:01
外道の細道

国境の北 太陽の真下・・・メーソット


ある日思い立って北に旅立った。『風がオレを呼んでいるぜ』・・・というのは大嘘で、まあ、ビザ旅行をかねて国境で場末マンコでも買うベエ、が本音だ。丁度、赤はげ先生が女房の実家のチェンライ『ジュラ紀の里』に来ているし、あの医者もオレをダシにして13歳の少女を買いたいとか地獄行き特急指定席購入みたいなことを言っていた。冥土の土産につきあってあげよう。義理事は大切だ、などと考えながら北に向かう。移動手段は当然、オレのバイク外道号だ。イージーライダーのように行きよいよくキックを蹴りおろす・・・セルだった。ギヤもオートマ・・・良いのだ、歳食ったんだからラクチンが一番だ。などと、はじめから言い訳で旅は始まった。

初日、目覚ましを5時半にセットしておいたのだが、昨夜のミンザイがバックリ効いていて起きたら7時・・・すでに渋滞が始まっている。危うく挫折しそうになる心を抑えて出発。ひたすら一号線を北上する。正直言ってこのルートはつまらない。シャム平原のど真ん中を滑走路みたいにだだっ広い道がまっすぐ延びているだけで風景に変化はない、カーブもないので曲がらない、信号も滅多にない、犬はたまに轢かれている。ルート配送の運転手になった気分だ。旅だか仕事だかわからない。10時タイ中部の都市ナコンサワンをすぎた頃、最初の給油兼休憩。フッフッフ・・・地獄のような暑さになってきたぜ。タイのガススタンドにはトイレとシャワールームがある。シャワールールと言っても水を溜めた瓶とケツ荒い洗面器があるだけだが・・・水浴び場といった方が良いかもしれない。メットを抜いて上半身だけ水浴びする。スタンド付属のコーヒーショップで休憩。日陰なだけの露天だが、それでも日向よりはましだ。濡れた体と髪がみるみる乾いていくのがわかる。ものすごい熱気だ。そのせいか、店のおばさんと娘やる気全くなし、愛想は生まれつき無かったのかもしれない。オバサンだるそうに『暑いわね』なんて良いながら客であるオレではなく自分の方に扇風機を固定している。娘は漫画に夢中で客は無視だ。この辺りのグッタリ感がいかにもタイだ。

200キロ以上北上したにもかかわらず真っ平らなまま・・・シャム平原は恐ろしい。山陰一つ見えない。カンペンペットの手前でやっとショボイ岩山がある。山陰一つ無いバンコクの風景になれてしまうとこんなショボイ山でもうれしい。ヘタレきった山だが久しぶりなので写真を撮ってしまう。

このあたりから、気温は単なるHOTではなく、HEATまたはBARNINGとなってきた。気分はほとんどマゾだ。12時頃タークに着く。もうギブ・・・死んでしまいます。川のそばで遊んでいた田舎のワルに道を聞く、見た目の凶暴さと裏腹に田舎のワルは話し好きだった。オレがタイ人でないとわかると親切に地図を書いてくれた。悪が言うには後5キロだそうだ。それなら今日中にメーソットに行って、明日朝一番で国境を越えよう。そう思い再び走り出す・・・5キロ。走り出してすぐわかったのだが5キロというのはメーソットへの分岐点までの道のりだった。その後メーソットは86キロ。これが地獄だった。今まで道は曲がることもあると言うことをすっかり忘れるような棒道だったが、いきなりモナコ・・・いや、もっとひどいというか乱暴だ。全く警告標識なしのクランク、ヘヤピンは当たり前、時々シケインだ。牛飛び出し注意の標識をみて「気をつけねば」と、思った刹那、飛び出してきたのは山岳民族のババア、轢きそうになりババアは何か怒鳴っていた。タイ語ではなかったようだ。少し前に、北部で山焼きの煙害で飛行機が欠航したニュースを聞き、北の百姓はしみじみバカだ、と思ったがその証拠が見渡す限り続いている。こんな人も住んでいないようなド田舎の山中なのに焼夷弾絨毯爆撃受けたように一面の焼け野原。見事な自然破壊だ。百姓のバカさ加減が身にしみる。峠道の頂上に見晴台にたいな休憩場がある。オレもそこでバイクを止めた。野焼きの煙害のせいか見晴らし効かないが標高が上がったので少し涼しい。マイナーな観光地なので、ジュース売りさえいない。生暖かくなったお茶を飲み写真を撮った。ボロ切れが落ちていると思ったら山岳民族のばあさんだった。ばあさんはしきりに何か売りつけようとしている。言葉が通じない・・・タイに長いオレにとっては珍しい体験だったが、単に訛りの強いタイ語のようだ。冷たい水はあるかなと思いばあさんと話す。ばあさんいきなり筵をはがして野菜を売り出した。こんなところで売る物か??ロケーションを全く考えていない不思議な商売だ。バアサンを無視してソウルブラザーのように日焼けした地元の兄ちゃんに道を聞く。兄ちゃんはちゃんと標準語を話した。
見晴台を出て30分ほどでメーソットに到着。ガススタンドの兄ちゃんにホテルを紹介してもらう。狭い町で宿はすぐ見つかった。エアコン・バスタブ付き 1泊450B。まあこんなもんだろ。いなかだし。
ポーン・ティップホテルという、かつてのジュライみたいなホテルだった。従業員の気怠さが似ている。
ここで驚愕の事実発覚。
「国境のゲートまだあいてる?」
「三日前から閉鎖されてます」
「ウッ・・・」
・・・そうだった。数日前に国境紛争というか小競り合いがあったのだ。元々仮想敵国同士のタイとミャンマーは問題が起きるとすぐ国境を閉じてしまう。「調べてから行った方がいいっすよ」と言うヒロポン軍曹の言葉をどうせ大したこと無いだろ、とたかをくくって無視してきたのが失敗の元だった。
ウーンここが駄目なら、メーサイも駄目かな?いざとなったらチェンコーンから船でメコンを渡ってやる。暑さの中をメーソットくんだりまできた努力は何だったのだ?・・・グッタリ。

ホテルのオヤジが荷物を運んでくれる。親切や仕事ではなく内職のためだ。
「旦那、どうです若い子がいますよ」地方のホテルおきまりの淫売おすすめだ。
「マジかよこんな田舎に置屋あるのか?・・・ありそうな気もするな、国境の町だし」
ここからオヤジは片言の日本語とタイ言文法の英語を駆使して営業を開始。
要約すると、若い・かわいい・性格良い・おっぱいデカイ。風呂屋のコンシアと変わらない。そしてオレはその言葉を全く信じていない。料金は妙にシステム化されている。6時からだったら一晩1500 9時半からだったら1200。オヤジが半分以上とるんだろうけどまあそれほど悪くない。問題は女の質だがこればかりはみてみないとわからない。後で電話すると行ってオヤジを帰した。
部屋は悪くなかった。熱いお湯も勢いよくでた。
シャワーを浴びてさっぱりしたので空しさを噛みしめるために国境に向かう。町からは5キロほどの距離にあり、その間の道は不自然にきれいだ。メーサイにあるようなゲートがあり人っ子一人いない。国境の町で国境があいていないときは、その機能自体死んでいるのと同じなので用のない田舎町になってしまう。ゲート前にツーリストポリスがあったので入ってみる。お巡りさんやること無いのでランニング姿でテレビ見ていた。
「あのー国境閉まってるんですか?」わかっているが一応聞く。
「3日前から閉まってるよ」
「いつ再開しますかね?」
「さあねー・・・メーサイなら開いてると思うよ」
ここから500キロ以上あるところを平気で指定してくれる。仕方なく諦め、写真を撮って帰ることにした。一応川が流れていてそれが国境なようだ。フッフッフ・・・・・ショボイ川だぜ。そばに国境市場もあるが活気は一切無い。しょうもない中国製電化製品の大安売り市場だ。いくら安くても買う気のしない品揃えだった。がっくり来てホテルに帰ると疲れがでたのか寝てしまった。
起きると9時・・・飯でも食うかと外に出るが野良犬すらいない・・・田舎の夜は早いぜ。仕方なくホテルのコーヒーショップでまずいタイ飯を食う。ホテルとは思えないほど泥臭く濃い味付けのタイ料理だった。クロントイの線路ばた屋台の食事みたいだ。
飯が終わるとこの町では何もやることがない。女を薦めてきたオヤジのことを思い出して気乗りしないけど電話してみる。こんな田舎にロクな女がいるわけ無い。
「あーBBB室だけど」
「あーあなた、女!若い!可愛い!おっぱい大きい!!」
先ほどの営業と同じだ。
「女いるか?」
「若い!可愛い!おっぱい大きい!!」
「何人いるのだ?」
「若い!可愛い!おっぱい大きい!!・・・二人・・・」
「そんなことだろうと思った。呼んでこい、気に入らなかったら帰すぞ」
「あなた ノープロブレム 若い!可愛い!おっぱい大きい!!」
「早くしてくれ。イヤになりそうだ」
やがてオヤジが連れてきた二人の女は、オヤジの営業のうち『若い』だけは嘘ではなかった。イヤ・・・若いどころでない・・・君たち保護者はどこかね?
「オヤジ・・・意外に嘘つきでなかったな・・・いくらだ?」
「えーっと、今9時40分だから・・・1200・・・いや、1000でいいです」
妙に弱気なオヤジだった。この商売に向いてないな。しかしこんなガキが朝まで部屋にいるのは気が重い。ショートに変更する。
「ショートでいいや。一発いくらだ?」
「700、どっちにするか?」
ウーン、ショートだしどっちでもいいや、背の低いいっそうロリ度の激しい女にする。こうなったら一人殺すも二人殺すも同じだというプノンペン ロリ買い理論だ。当然集金は女ではなくオヤジがする。700をオヤジに渡す。
言葉が通じないのか、無愛想なのかロリクソガキはふて腐れたようにテレビ見ている。シャワーを浴びろと言うと、その言葉を待っていたかのようにバスルームに駆け込む。
ウーン・・・外したかな?まあショートだし、気に入らなければすぐ帰せばいい、と思いながらたばこを吸っていた。シャワーを浴びたロリクソガキはベッドにゴロンとなった。ヨガで言うところのマグロのポーズだ。オレもシャワーを浴び、ベットに入る。全く期待しないファックだったが、ここからが違った。マグロ確定と諦めていたがオレがベットに入るやいなや、いきなりディープキス、首筋、乳首責め、毛のないマンコ擦りつけの刑、とガンガン攻めてくる。まさにロリガキの逆襲!『キッキミ!何をするんだ、そんなことをしたらおじさんは立ってしまうではないか!』などとつっこむ余裕もなく、国境ファックは一方的なロリクソガキのペースに持ち込まれた。さすがにフェラはしてくれなかったが、このクソガキはまだ若いのにオヤジのツボを心得ていて、妙に獣くさいあえぎ声や童顔とミスマッチな爆乳を揺らして攻めてくる。エロアニメのような体だ。フッフッフ・・・あっさり抜かれてしまった。
意外だったなと思いながら敗戦後のたばこを吸っているとロリクソガキは爆乳の上に直接T-シャツを着て帰り支度を始めた。サービスよかったので100をチップであげた。この時初めてクソガキは言葉らしい言葉をはいた(それまではミャンマー語だかカレン語だか知らないが意味不明な言葉)。
『アリガト』
日本語だった・・・小娘め・・・あっさり手玉にとられてやったぜ。
ガックリきてすぐ寝てしまった。

徒然外道

徒然外道

一つの投稿がきっかけだった。
外道の細道は主に風俗情報投稿がメインの読み物サイトなので、個々の店や女の情報など実用的な情報投稿と旅行験記的な体験記、そして個々の筆者によるより長文の連載その他のコーナーで成り立っている。
その投稿は独り言的な随筆だった。エッセイ・雑文・随筆・・・呼び方は何でもいいが読者の対象を選ばない、または意識せず、もっと言えば読者など必要のない、自身の心情をつづった文章を掲載できるコーナーが外道にはなかった。
皆もふと考えることがあるのではないだろうか?旅行や仕事で訪れたり、またはタイにすんでいる日常の中で、なにかモヤモヤと頭の中を駆け巡り、少し時間がたつと忙しい日常にかき消されてしまう淡い思いを・・・
ここではそうした、エッセイ、随筆、雑文、独り言、思い出、詩文、など中途半端なジャンルの投稿を募集します。
楽園の香り BYケン (2011年11月17日)
こんな仕事したい人は誰もない BY:谷屋二郎
外道募金 by;ポクポク (2011年6月12日)
不謹慎2・・・ヒロポン軍曹 (2011年4月4日)
不謹慎ながら・・・ヒロポン軍曹 (2011年3月29日)
松茸食いたい (2011年3月11日)
今さら思うこと  BY;Neo99 (2011年3月3日)
コ-ラ-の缶底から漂う臭いが始まりの時ォ告げる BY;Neo99 (2011年3月3日)
時空列が ツカメナイ BY;Neo99 (2011年3月3日)
「インドの八月」 「インドのタニシ」  BY; Neo99 (2011年2月23日)
ヒロポン軍曹より入電 (2011年2月1日)
俺たちの旅 by;taka (2010年12月24日)
テメのおばちゃん従業員 by;あっさり外道 (2010年12月24日)
THE NEW WORLD   by;asshole (2010年12月24日)
GOHST WOMAN  by;asshole (2010年12月16日)
GHOST RIDER by;asshole (2010年12月1日)
GHOST WORLD  BY;asshole (2010年11月3日)
最高の女 By Higashi (2010年10月20日)
流れの映画屋さん (2010年9月23日)
我を忘れてAV買い (2010年6月16日)
幻の名車 アウディーTTピックアップスペシャル (2010年6月3日)
緊急タイ談!不可解 BY:アジア労働者支援協会 (2010年5月31日)
家庭内独裁制 (2010年5月27日)
それもタイの姿か・・・ BY:ラックムアンタイ (2010年5月26日)
17回目のはずだったタイ旅行(タイ語本評伝) by Drタイ中毒 (2010年5月4日)
プログラム for 外道ライフ  :by 感じーたい菩―薩 (2010年3月26日)
戦う事を忘れた日本男児へ BY茶倶和男 (2010年2月22日)
加藤智弘氏へのレクイエム  BY;加藤外道 (2010年2月2日)
老いったら外道  BY;Shing (2010年1月28日)
タイ外道資金捻出手段について by;TOM (2009年12月24日)
全日本 マンコ エクスプローラー BY;外道貧民 (2009年11月11日)
スクンビット沿いの屋台 BY;2002大将 (2009年10月7日)
ブラックアジア BY;70st (2009年6月18日)
neguroさんからの 編集後記 世界同時金融危機 に関してクレジット・デフォルト・スワップとサブプライムローンの解説 (2009年6月12日)
知ったかぶりのタクシー運ちゃん BY;アジア労働者支援協会 (2009年6月6日 公開)
海辺のカザフ (2009年4月1日)
あっさりの夕暮れ BY:あっさり (2009年3月12日)
愛のフォーティーン・ライダー
やっぱり帰国最終日は憂鬱だ by:wan (2009年1月20日)
フルムーンパーティー 予約受付中 (2008年12月17日)
イン(仮名) by:のびた (2008年12月3日 公開 外道指輪獲得)
帰国最終日は何時も憂鬱だ・・・ BY:WAN (2008年11月21日公開 外道指輪獲得)

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最終更新日Last updated: 11/18/2011 18:51:52
外道の細道


楽園の香り BYケン
今回のバンコク旅行で覚えたタイ語は『ティントン(キチガイ)』と『ロッティ(交通渋滞)』です。私はこれまで日本語の「スケベ」は『タルン』だと覚えていましたが正確には『タ(ン)ルン』らしいです。毎回新しいタイ語を覚えられるので、それも楽しくて楽しくてタイ旅行がやめられません。

タイから持って帰ってきたビアシンやビアチァンを飲みながらタイでの思い出をじっくり噛みしめるのが私の帰国後の楽しみです。私にとってビアチァンの香りは楽園の香りです。エアコンでとことんまで冷やされたゴーゴーバーで出される冷えたビールより、自分の家で飲む常温のビアチァンのほうが味わい深いです。次回の訪泰では常温のビアチァンを注文しようと思いました。

今回の旅行の帰りにトランジットしたホーチミンにあるタンソンニィャット国際空港で買った、エラそうにドクロを巻いてるキングコブラとキングコブラに噛みつかれてるサソリが浸かった酒(35ドル)よりも、一本30バーツくらいで買ってきたタイビールのほうが私にとって宝物です。
旅行カバンに詰めれるだけ詰め込んだビアチァンを飲み干したら大好きなタイが遠い存在になってしまいそうでセンチメンタルになります。ここまでタイにハマるということは私がタイに感じている魅力はオンナだけではないはずです。そのタイの魅力を自分自身ではっかりと自覚したら私は次の国を探すんでしょうね。
タイへ出かけるとき、日本の彼女には奈良へ旅行に行くと行ってタイへ出かけます。でも彼女へのお土産はチャトチャックで買ってきた飼い犬の首輪やリードやアロマオイルや、シーロムの屋台で買ってきたほのぼのとした単純なおもちゃです。
理解ある彼女のおかげと、年に三回も四回も一週間以上の連休で有給休暇をとらせてくれる会社のおかげでタイ旅行もできるし楽しく生活させていただいてます。

皆さまに感謝です。






こんな仕事したい人は誰もない BY:谷屋二郎

私が、「おまえは綺麗だから日本人からモテモテで、 私なんかの恋人になってくれないだろ?」
と尋ねたら、こんな答えが返ってきました。
そんなことないよ、好みは人それぞれ、みんなきれいから。Jiroにとって今はNNが綺麗かもしれないけど、次にあなたにとって美しい人はNNじゃないかもしれない。あなたはお金をもってる、誰だってあなたが欲しい。でもNNにとってあなたはやさしくていい人。お金ばかりじゃないけれど、こんな仕事をしてるとお金が一番になる。こんな仕事したい人は誰もない。NNはどうしたらいいの?生まれは選べない。
なんだか深い、と思いました。






外道募金 by;ポクポク
煩悩の夕暮れが何時のころからか配信されなくなった、日本が地震、津波、原発でぐったりしてるので自粛してる物だと信じてた!安マンコ、淫買婆バーの事ばかり考えている場合ではない、お前たち今何が出来るのか考えろ!ネットは激安チケット、値引き合戦のホテル情報を集めるだけの物ではない、お前達にはすずめの涙ほどの渡航費用でも待ってる人達がいるはずだ!何故煩悩の夕暮れの配信を自粛してるのかよーく考えろと強いメーセージを感じていた、募金、義援金、援助金、今まで淫買に行ってきた事を今度は日本でやればいいんだよな!そうだよな!赤十字、ドラえもん募金etc俺は出来るかぎりの事をやった、マンコの仕送りを減らしたので毎日嫌がらせメールが届くよになり、キスまで許してくれたランちゃんと次回、新型携帯をえさにベット淫を夢見ていたのに、さっきメールで彼氏が出来たと報告があり、金が無いとやはり女は去っていくのかと梅雨空見上げ、路上の隅でバミー食べてる哀れな自分の姿が見えた!早く金を貯めなくては。
金が欲しい俺は募金活動も止め1日1食で貯金のペースを速めていた、早くマンコを見タイ、なめタイ、買いタイ、南の空眺め硬く誓っていた哀れな俺だった、最近3キロ痩せ、体調をくずしそれでもマンコ欲しさに1日1食を止めない俺に食料持参で後輩が遊びに来た、頬がやせ、目が血ばしってる俺を見て、早くタイに行けるといいですね!と一言言うと3段腹したソープ嬢でも見るような目つきでそそくさと、逃げる様に走って帰って行った、袋の中を見るとちくわ、缶詰め、レトルトカレーなど避難所暮らしとなんら変わらない様な食料が入っていた、うまかった!ちくわ食べて初めて魚の味がした、よし! 頑張ろう俺 日本の為にはあまりなら無かったが自分の為には何とかスルゾーと気持ちを整えパソコンを開いた、タイの情勢が気になりお気に入りをポチッ 外道の細道をチェック、募金をしなかった奴らがたくさんいるなーと思い記事を読む
煩悩の夕暮れが配信されなくても外道の本編はずーと見てました、いつも淫買暦まで何故か何回見ても淫買暦までネーちゃんの顔見て終了、たいした事書いてないその下に恐ろしい事実が隠されていようとわ、でも何気に見ました、読みましたでも!最初は意味が判らなかった、誰か死んだ?引越し?自力で登録???? もしや! さすがヒロさん 煩悩の夕暮れが配信されないだけでこの俺を募金の申し子みたいに寄付させて・・・・いろいろな事が走馬灯の様に頭によぎり!意味不明の事をわめきながらひさしぶりの缶詰めを食べた     うまい
俺がタイに行けない難民だと今判りました。






不謹慎2・・・ヒロポン軍曹

自粛が蔓延し、不謹慎原理主義に押し包まれた日本の皆さんに在タイ予備自衛官からの贈り物。
外道者に不謹慎はない

第一話

問1:「あたかも」を使って短文を作りなさい
答:「冷蔵庫に牛乳があたかもしれない 」

問2:「どんより」を使って短文を作りなさい
答:「僕は、うどんよりそばが好きだ」

問3:「もし~なら」を使って短文を作りなさい
答:「もしもし奈良県の人ですか?」

問4:「まさか~ろう」を使って短文を作りなさい
答:「まさかりかついだ金太郎」

問5:「うってかわって」を使って短文を作りなさい
答:「彼は麻薬をうって変わってしまった」

問6:「おりから」をつかって短文を作りなさい
答: 「檻からライオンが逃げて大騒ぎとなった」

第2話
先日近所のTSUTAYAで俺がトイレに入ったときの話だ。
個室で用をたしていた俺の隣に誰かが入ってきた。
普通個室ごしに話しかけたりなんて絶対ないんだがいきなり
「おぅ、こんちは」
と来た。正直俺は「は?」と思ったがしょうがないので
「こんちはっす」
と答えたさ。そしたら
「最近どう?」
とたわいのない話してきやがった。しょうがないので
「まぁ普通だよ。忙しいのかい?」
と適当にお茶を濁した。
そしたら急に相手は声色が低くなり小さな声で
「ちょっとかけなおすよ、何か隣にいちいち返事する変なのがいる」

第3話
地震で揺れた時、寝ているダンナと上の子に向かって 大声で「起きて!地震だよ!」と叫んだら、 抱っこしていた3ヶ月の次男が「イエッサー」と言った。 そっちにびっくりして、ダンナをたたき起こして 「イエッサーって言った!赤ん坊なのにイエッサーって返事した!」 と言ったら、 「今大事なのはそれじゃないだろ」とスルーされた。

第4話
3年前の話。
当時、金融屋をやっていたんだけど<裏金>その年の夏。 いつものように追い込みかけに行ったら、親はとっくに消えていたんだけど 子供が2人置いてかれてた。
5歳と3歳。<上は男の子、下は女の子 俺はまだペーペーで、周りの兄さんらと違って顔も怖くなかったらしく 家に行ったときすぐに下の子になつかれた。
ボロボロの服で風呂にも入ってなくて、「いつから親はいないんだ?」って 聞いても答えない。 「何食ってたんだ?」って聞いたら、上の子は下をむいて泣いた 下の子が「こっち」って手を引いて裏庭に俺をつれていった 破れた金網を通ってでたところは、小学校の裏庭だった 「あのね、みーちゃんこれ食べたの」って池を指す 嫌な予感がした。
だってさ、その池って金魚がウヨウヨ泳いでるんだよ・・・。 2人を抱きかかえて家に戻ると、テーブルに小さいボウルと茶碗。 「お前ら・・・金魚食ってたのか・・・」って聞いたら「・・
・うん」 すっげーやるせなくて涙がでて、俺もその場にいた兄さんらも泣いた すぐに兄さんがたくさん食べ物と洋服を買ってきた。 近くの銭湯で体を洗ってやった。 その後、俺らじゃどうしようもないから施設に連絡をいれた。 連れていかれる時に「お兄ちゃん,ロリコン?」って聞かれた


第5話
インディアンのある部族の中の、最強の勇者である男が、 ある日、日頃から悩み続けてきたある疑問を解消しようと、父親のところへ行き、 部族のみんなの名前は、どのようにして決められたのか、と尋ねた。 しかし父親は、「産まれた子の名前を決めるのは、酋長の役目なんだ」としか答えてくれなかった。
そこで、今度は酋長のテントに行った。 中に入ることを許され、勇者は酋長を前に同じ質問をした。 酋長は答えてくれた。
「赤ん坊が産まれそうになると、わしは自分のテントに入る。そして、赤ん坊が産まれると、テントから出る。その時、最初に見えたものをその子の名前に決めるんじゃ。『サンライズ』とか、『イエロー ムーン』とかな。でも一体どうしてそんなことを聞くんだ、ツー ドッグ ファック?」

第6話

「○んぽの宿」売却!!
「ちんぽの宿」って何?

第7話
雄同士で交尾をしてしまいました!!  
何を勘違いしたのか、雄同士で交尾をしてしまいました。ちなみに、雄の交尾回数は1回だけなのでしょうか。今後、雌との交尾は可能なのでしょうか。

私の経験上、雄野郎同士でというのはよくあること、というか私自身もよくします。雌なんかよりもよっぽどいいと思いますので、こちらの世界にどっぷりハマってみては?それはそうと回数の件ですが、私はネコなのでタチ次第では何回でもイけますよ。但し、野郎の体力とタチが種汁ドロドロのケツマンコを嫌って逃げなければ…。また回数が多くなると体力を消耗して早くおイキになられます。

お返事ありがとうございました。 ですが、何か重大な勘違いをされているようで、お互いの文章に大きな食い違いがあると思われます。私の文書に至らない点があったようなので御詫び致します。
上で相談したカブトムシは別の巣箱に異動させました。


第8話

落札者は「 非常に悪い 」と出品者を評価しました。
コメント:取引はスムースでしたし商品自体には何も問題ありませんでしたが、何と言いますか、表紙と1ページ目の間に明らかに陰毛と思われるものが挟まってました。きちんと発送前に確認していただきたかったです。(5月 22日 7時 32分)

返答:それは本当ですか?大変申し訳ありませんでした。こんなことで許してもらえるか分かりませんが、私は20代前半の女性です。証拠にメールの方に私の画像を送りました。 (5月 22日 22
時 51分)

落札者は「 非常に良い 」と出品者を評価しました。
コメント:家宝にさせていただきます。 (5月 23日 10時 32分)


第9話

結婚して4年の子蟻専業です。
ちょっとしたきっかけで、あるアニメに嵌りその中のキャラに恋をしてしまいました。 それ以降旦那のことが愛せなくなってしまい離婚したいと思うようになりました。 こうなって、アニヲタで2次元好きな人の気持ちがようやく理解できました。 相談と言うのは、このような「アニメキャラに夢中になり旦那への愛情が薄れた」という理由での離婚の申し立ては不利になるのか?と言うことです。
。 慰謝料請求されたりするのでしょうか? 旦那にはこのことは未だ打ち明けていません。ただ最近の私の旦那への態度で 浮気などを疑っているようです。 釣りと思われる方もいると思いますが、釣りではありませんのでよろしくお願いします。

誰に恋したか教えてください?

ラオウです。


第10話
本当にあった怖い話

「まぜるなキケン」 ←いまいちインパクトに欠ける

まぜて死ね






不謹慎ながら・・・ヒロポン軍曹
自粛が蔓延し、不謹慎原理主義に押し包まれた日本の皆さんに在タイ予備自衛官からの贈り物
外道者に不謹慎はない

思わずわらってもうた。



笑ってもうた2

自分の超ヤバイ体験を一番スラっといえた奴、優勝

1.親に刺された
2.暑いなあと思って起きたら部屋が燃えてた
3.今福島にいる
4.休日出勤して片思いの先輩の机の引き出しの中に射精してきた
5.沼に首まではまった
6.痴漢してたら、痴漢です!って言われたのでさり気なく隣りの男を見たらそいつが犯人になったこと
7.幼稚園の頃山で猪の罠にかかった
8.4階から落ちた
9.学校の遊具から友達ふざけて突き落としたら死んだ >>9優勝
10.小学生の夏休みに友達と学校で肝試ししたら一人消えた
11.いじめで母ちゃんレ○プされて放火された
12.母親が父親に走ってる車から突き落とされた
13.中国に格安ツアーで旅行に行った時知らないうちに荷物に大麻が入ってた
14.鼻の穴に小さなビー玉入れてみたら取れなくなって手術した
15.父親に車で追いかけ廻された末、轢かれた
16.親父のチ○ポを舐めた
17.右左右して渡ったのにバイクにはねられた小1の夏
18.眠いなと思ったら一酸化炭素中毒だった
19.乗ってた電車がマンションに突っ込んで、右手が無くなった。
20.小学校の時どうしても嫌いな先生を呪ってたら4ヶ月後死んだ
21.小学校のとき友達と山火事起こして、思った以上にヤバくて自分らで消防車呼んだぞ。それで適当な嘘ついて数ヵ月後に学校で表彰もらった。
22.16の時グアムで黒人に犯された
23.子供の頃、母親が首吊るのを手伝わされた


これもどこに掲載すればいいのかわからないので徒然外道に掲載。






松茸食いたい
とんでもないことを言ってくれるものだ。
入院中のタイの友人に『なにか欲しい物はあるか?遠慮せずに言え』と言ったら、希望は松茸だった。なんでも以前、訪れた神戸で食ったことがあるらしく、病人なので気弱に『死ぬ前にもう一度だけ食いたい』なんて言っている。
オレはキノコ類全部嫌い。不気味だ。カビだと思っている。形がチンコで色はババアのマンコ、その上、気を許すと毒までもってやがる。あんな物食わなくても、世の中他に食う物は沢山ある。
そんな感じでオレにとっては松茸はいくら高くても全くの無意味食品だった。興味もなかったが、確か松茸って旬があったな・・・。時折バンコクの日系スーパーやレストランでも松茸フェアとかやっていたが、オレは『なんだカビか』と無視していてしらなんだ。ヒロポン軍曹に電話してみる。あいつはこうした年寄りくさい物好きだ。
『松茸ってどこで買えるんだ?』
『・・・なんの話ッスか?今3月ですよ』
『アレって季節あったような気がするな』
『秋の物ですよ』
『タイに秋はない。どうせ中国からの輸入だろ。あいつらなら金さえ出せばなんでも売るんじゃないか?』
『松茸に養殖なんかないっすよ。全部天然物で季節の食い物です』
『冷凍は?』
『知らないッスけど、冷凍物なんか香りしないでしょう』
『オレキノコ食わない。香り・・・イカ臭いのか?』
『えっ、違いますけど、なんでですか?』
『チンコに似ている』
『・・・違います』
事情を話すと、ヒロポン軍曹は秋まで待て、と言った。普通はそうするだろう。だがオレは知っていた。すでに末期症状が始まっていて秋まで持たないかも知れないのだ。もう半年待てとは言えない。どうにかならないものだろうか・・・なんとかのぞみを叶えてやりたい。

翌日オレはフジスーパーへ行き、永谷園の松茸お吸い物の素を買って届け、実物はもう少し待てとお茶を濁して立ち去った。
その四日後彼は昏睡状態に陥り、意識を取り戻さないまま翌日深夜に逝った。
もっと真剣に松茸を探さなかったことを後悔している。






今さら思うこと Neo99
先日春一番の風が私の住む地域に吹き荒れた.今しがた燃えるゴミを捨てに外に出たら緩い夜風に春の香りがまざっていた。五年前の帰国が春だったそして夏から秋へと季節は変わり空が高くなった分だけ胸に隙間ができた。熱帯仕様に毛穴が広がった身には九年ぶりの日本の冬は耐えがたく望郷に似た念をタイへ向け光速で飛ばし続けていた。

今さら なのだが過去の記憶を手繰る時.寒さや暑さ季節の感覚は過去を想い起こすための重要な要因であり.また春夏秋冬 折々の野菜や果物季節の情景は記憶の時空列を整え 同時にその時どきの感情をも揺さぶっていることにきずいた。さらに今さら なのだがタイには四季はないが暑期.雨期.乾期を繰り返す気候の変化はある。バンコクに暮らすぶんには通年Tシャツ.タンパンで過せるが乾期(11月~2月ぐらい)の一時期.夜の街にミニスカ.Tシャツ姿で店頭に立つ呼び込みの女達は一様に「寒い寒い」と連呼する。普段あまり口にすることの少ない「寒い寒い」の発音を楽しんでいるふうにも思えた。しかし私の羽織っていた薄手のジャンパ-は見知りの呼び込みに没収され.今度は私が「ナゥ-ナゥゥ~」と連呼した.このあたりがたぶんバンコクに於ける寒熱の片方のMAXだったと思う。

何年かバンコクに暮らすうち日本の四季とは対比しづらい季節の移り変わりも毎年繰り返す伝統行事や祭と絡み合い自分なりの季節感がうまれた.とは言えその季節の感撹は九年間に及ぶ 在タイ悪行の時系列を整えてはくれない。記憶の危うさは複合汚染された脳内ゆえであるが.少しはその季節感覚とバンコク混沌のオ-ラの仕業だとしたい。 01.Mar.2011






コ-ラ-の缶底から漂う臭いが始まりの時ォ告げる by.Neo99
この見出しだけで解る人にはすでに バレバレな話しだし ピンとこない方には要解説ですがスル-もありです。イケナイ扉の向う側とこちら側の話しです。レェツ パ-ティ- なのだ. どんなパ-ティ-も準備は大切 ホストとしてはゲストに楽しんでもらいたい。飲み物はもちろんゲストの好みも考へて ビ-ル ワインク-ラ- コ-ラ- ナムデン ナムキョ 特に ナムケン ナムパウ は十分にご用意する。このパ-ティ-の特質として基本食べ物は 要らない あえて言えば.アメとガムぐらいだ。パ-ティ-グッズとして 靴下に 短パン 備品として ロ-ソク ヤ-ドン プラスティクのカ-ドなど メインは EとK サイドとして ハッパ 忘れていけないのが 音 キングス系DJからCDを時にはDJ 込みでレンタル 会場は 私の部屋 < 当時 建物の22階ペントハウス的なところに住んでいたので 音 の心配をクリア-出来た>あれや これやで トトノイマシタ。メインゲストはパッポン全盛期の綺麗どころ やはりいます パ-ティ-仕切りの女奉行 コ-ラ-の空き缶でカマドを作り始める.天地をかえし 底の婉曲に凹んだ部分はそのままナベになる 下方 缶のハラにハサミで火口を切る。ウ-ン 手慣れている ナベの部分に茶色の薬ビンから液体をそそぐ 火口からロ-ソクを差し込み液体を煮る.強烈なケミカル臭が室内に漂う やがて缶底に白い結晶が浮かびあがった トランスの重低音にスピ-カ-は膨らみ パ-ティ-が始まる。 次の展開は <千切れるほど首を振りつずける ヤ-Eマン は彼岸の淵を目指すのか?>24.Feb.2011 Neo99






時空列が ツカメナイ Neo99
これまで他人に話せなかったこと. 秘めていたこと 今. あれや. これや. は マ-ライオン のごとく噴き上がってくる が. 反面その記憶の ハシハシが実にオボロなのだ。在タイ中の全てのことが 強烈な二日酔いの朝に昨夜の痴態ォ 指先に残る淫臭に頼り 思い起こす作業に似ている。その上. 時間列 空間列まで怪しい。 ウ~ム 「脳内のシワ深く叩き込み過ぎた快楽」 の 後遺症ガァ~~この作文のまえに「外道相談」に駆け込むべきだった。 しかし 今は 前へ 前へ そうだ記憶の時間軸ォ見つけよう。戦前. 戦後. いつの? ミレミアムイヤ- よし 9.11. いいぞ 風俗店営業時間短縮 フムフム タクシンの麻薬戦争ソレダア~ おおぜい殺しやがった. マaもkもEも 高くなった ひきずらくなったゾ... .. . 悲しいが そのあたりが軸だ。

そうだ 音や 色. 味. におい. 手触り. それら五感のチカラで 記憶ォ鮮明にしよう。 私は.よく におい で過去の記憶が蘇るときがある。単純なところで.カレ-のにおい ->インド. アンモニア臭 ->テルメの裏口 . 綺麗なところで雨上がりのにおい ->マンゴ-レイン . シュ-クリ-ムのにおい -> マa. ... .. . やはり 悲しい。しかたがない 鮮烈すぎる記憶は 時空列ォも歪め記憶のトップにある。 もう頬ずえは.つかない 前へ進む で 次は 「コ-ラ-の缶底から漂うケミカル臭が始まりの時ォ告げる」 大作である嘘ではない。 17.Feb.2011








「インドの八月」 「インドのタニシ」  BY; Neo99
例えれば 昨年の夏である アツい 熱い 暑い のである。 高温なうえに湿度が 惨いベチョベチョのグチョグチョ 街中に漂う 淫臭混じりの加齢臭 不快指数 が なんてもんじゃない何故かエンゲル係数まで ウナギのぼりのコイのぼり 「 キチガイのボボにハチが刺した 」 とかのおお騒ぎ。 もォ-もォ- どうしょうも無い そんな時に 叫ぶ インドの八月ジャ~~なんである。

次に インドのタニシ 意味からゆうと ケチな奴 そうキィニャオである 。軟らかいウンコどころか.握った へ ですら放したくない奴のことお指す。<インドの八月>も <インドのタニシ> も失礼な言い回しである。インドにたいして失礼だ このような言い回しの通る地域に原住する人々 <放送禁止用語のみで構成される言語お話す少数民族> になり替わり謝罪したい位だ。

これはタイで聞いた話だ 夜道 歩いていると分岐に指しかかった 一方には恐ろしい毒蛇 方や道に立ちはだかるインド人 さあ あなたならどちらの道へ進むのか タイ版究極の選択である。カ-レ-VSウンコ の選択と一緒の扱いである。 そしてタイ人は毒蛇の道お選択する。

そんな インド人と私 一緒に手錠でつながれ鉄柵に囲われたピックアップの荷台に乗せられバンコクの街中おドライブしたことがある。行き先は 裁判所経由 < ナカ > 行きだった。

そのインド人とは禁固の刑期中も.刑期が終わり入管へ護送された時も一緒で.入管で彼はインド人房私は黄色のアジア人房に別れたが 運動時間に出るバスケットコ-トで会い その始めから出国前まで.なぜか私の世話ォ焼いた 実際ほんとに助かった。

大使館の職員が何度か訪れ.そのたびに鉄格子越しに写真取りされたり なんだかんだの書類にサイン取りされたりで.50日位も蒸され 「帰国のための渡航書」 なるものとチケットに空港から家までの電車賃ォバ-ツで受け取り 17.MAR.2006. 帰国した。 それから5年 傷のカサブタがはがれ 跡がかゆくなり.フラシュバック ともギリギリのせんで折り合いが付いた。 在タイ終盤の2年近く 河向うのバンコクで暮した<インドの八月> 的 日常生活 <インドのタニシ> 的 タイ人に取り巻かれた日々 脳内のシワ奥に叩き込み過ぎた快楽 気持よく使った他人の金 気持よかった他人の女 入管の脱北朝鮮人 ナカのヘミングウェイに似た変態イギリス人 そんな こんな 的なことお吐きたくなってきた。 初めてのキ-ボ-ド叩いての文作なので.管理人サンはじめみなサンに迷惑かけますが 私も少し ツレズレ てみたくなりました。 11.Feb.2011. Neo99








ヒロポン軍曹より入電

なんだかわかんないが言いたいらしい 自衛隊のセンスをグッタリするまで味わってくれ

テスト&授業中にあった珍回答

思わずわらってもうた。

中学校の頃を思い出しました。

1.問題「八代将軍・吉宗は、その政策から何将軍と呼ばれてい
たか?」

解答「米将軍」
珍解答「暴れん坊将軍」

2.漢字の読みを書け
大西洋
答え:おおにしひろし

3.社会
「江戸時代にあって今も引き継がれてる娯楽を書きなさい」っ
て関心テストで
落語とかでいいのに大喜利って書いた

4.炭素が含まれてない物質を何と言うか?

正解「無機物」

珍回答「干物」

5.中1の社会のテストにて。
中国にある山脈

正解「タクラマカン山脈」
A君「タマランカマラン山脈」

6.次の漢字の読みをひらがなで書き、意味を答えよ。

森羅万象
解答:しんらばんしょう…すべてのもの
珍解答:もりらまんぞう…明治時代の政治家

7.小学校の授業

先生「”しゅちょう”という言葉の意味がわかる人」
K子「ハイ!」
先生「はいK子さん」
K子「ええと、”どじんのかしら”です!」

先生「・・・それは”しゅうちょう”ですね」

8.中学の時、中臣鎌足が出てこなくて語呂合わせで覚えてた
生ゴミのかたまり
て書いて△もらった事ならある

9.友達の答案。
新聞を親聞と書き、先生が赤で「おやぶん?!」と書いてある
のを
みたときは爆笑した

10.中学校の時の地理の授業。
東南西北をトン、ナン、シャ、ペーと友達が言ってしまったこ


11.先生「はい。みなさーん。「古事記」とはなんでしたかぁ
?覚えてる人。」
A君「はい。はーい!!」
先生「じゃあ・・・A君」
A君「主に空き缶などを集め、橋の下などにすんでいる人!」

12.問:なぜメロスは走ったのでしょう

答:タイトルが走れメロスだから

13.問:「ともかく」を使って短文を作りなさい。
答:ともかくんと遊んだ。

14.社会の問題で地図記号「卍」は何かという問いに
ドイツ軍基地と答えた奴

15.体育のテストにて
Q:2対2で行う試合をダブルスといいます。では1対1はな
んというでしょう
A:シングルス
友達:デスマッチ

16.英語がまったく出来なかったので、大学入試の長文翻訳が
正しくは『主人公の兄が医者になった話』なのに、私は
『妹の手術代を悪徳医師にちょろまかされた話』になった。

17.○○○○宣言 カタカナ4文字 (正解はポツダム)

ワカリマ宣言

18.次の問いにア~キの記号で答えなさい。

回答:マ

19.問い;日本に鉄砲を伝えたのは何人か?
答え;2人

20.家庭科の試験にて

Q次の各部分を使った料理名を自分で考えて書きなさい

ひれ     →焼き肉   
ロース    →焼き肉
肩      →焼き肉
ランプ    →焼き肉
ばら     →焼き肉


全問正解しました。
Qボランティアとはなんですか?

模範解答→本人の自由意志に基づいた社会への奉仕活動ry

私→イエス様が説いた隣人愛の実践


家庭科の教諭がシスターだったため、花丸をもらいました。

21.日本史のテストで
【ええじゃないか】を
【なんじゃこれ】と解答した親友

22.生物で発酵食品を1つ答えなさい という設問があった
    
 友だちは (おはよう納豆) と書いて丸をもらっていた
 先生は「限定しなくてもいいですよ」と笑っていた

23.下の( )に当てはまる言葉を答えよ。
(  )と(  )に塩酸をかけると(  )が発生する。

A.( 大 )と( かげ )に塩酸をかけると( 奇声 )が発生する。


赤ペンで一言「むごい…」

24.Q. 豊臣秀吉が主に行なった事を1つあげなさい。

A. 食事

T君は不正解でした。

25.Chico was born.


正「チコは生まれました」

誤「チコは骨でした」


じゃあ今はwww

26.友達が、生物の酵素を答える問題でわからなかったらしく

アミラーゼとか書くところを
シラネーゼって書いてた。

27.中学生のとき、「好々爺」は何と読むかと先生に指されま
した。
「すきすきじじい」と答えました。
殴られました。

28.中学校のときの歴史のテストで
「縄文人がすんでいた住居をなんというか」
という問いに対し、友達は
「組み立て式住居」
と答えていた・・・

29.中学校1年の理科のテストで
「空間を隔てて働く力を答えよ」
とあったので、
「超能力」
と答えたら、あとで職員室に呼ばれて怒られた

30.わたしが中学の時にこんな奴がいました。
音楽のテストで「次の曲の作曲者は誰か」という問題があり、
答えはバッハだったのですが、
テスト中見回りにきた音楽の先生がうっかり答えを言ってしま
い、
クラス全員が回答にきちんとバッハと書いたのに、ただ1人「
サイババ」と書いた強者がいました



外道紘;こんなのどうして良いのかわからないので徒然外道に掲載









俺たちの旅 by;taka

YouTube で偶然に『俺たちの旅』がUPしてて放送当時は、まだ小学生のガキで、ただ好きに自由に生きるって羨ましいなんて深くも考えないで観ていたのを思い出しながら、時間を経つのも忘れて何話か観てたら、自然と涙が流れてた。自由に好きに生きるって事は、結果何かを失う事になる。家族なのか、金なのか、人生その物なのか、二十歳の頃に初めて、海外に行ったときの衝撃は今でも忘れられない。当たり前の事だが、何もかもが日本と違った。それだけで十分だった。昼間から、女を買って酒を飲んで そんな生活が向いてた様だった。

世間から観れば、どうしようもない自堕落な生活なんだろうでも、俺からしたら結婚して子供を作って・・・・・安定した生活、仕事それが窮屈で逃げたかったのかもしれない。金が出来たら、海外で使い果たして また働いて海外への繰り返し。世間から見たら、どうしようもない、馬鹿なんだろうきちんと、就職もせず結婚もしないで。でも、後悔はしてないし これからも変わらないと思う。この先は、何を失うんだろうか。






テメのおばちゃん従業員 by;あっさり外道


何もすることが無く、何もする気が無く、テメに行くことが久しぶりに頭に浮かんだので、4月5日久しぶり行ってみた。

久しぶりなだけあって、コギャルみたいな服装をした小汚いカッコした子達や、ただひたすら神棚(タイの)の下でクラスを片手にたたずむお方(日本人と思しき男性)など面白く眺めた。そうか、いつの間にか店内も禁煙になったのかと階段前の灰皿の前でタバコを吸っていると見慣れたおばちゃんが笑いかけてくる。


あっさり「あ、おばちゃん、サワディークラップ。これからテメで仕事?」
おばちゃん「違うのよぉ。」

あ「ん?、何してるのここで?」
おば「仕事よぉ!ねえ、お兄ちゃん、私と一緒に遊びに行かない?」

あ「仕事って、あんたの仕事はテメの給仕じゃないの?」
おば「違うんよぉ。テメ、クビになったんよぉ。20年も働いたのに・・。」

あ「ええ、20年も働いてたの!」
おば「そうよ、20年よぉ。お店はやっぱり若い従業員が良いんだって・・・。」

あ「そうなの・・・・。たいへんやねぇ・・・。」
おば「そんなことより、ねえ、遊びに行かない?私、マッサージ上手やしぃ・・、どう?」

あ「ど、どうって言われても・・・。ピー(お姉さん)、佛暦何年・・・?」
おば「私、今年40歳よぉ。本当よぉ!」
あ「40って、あんた、俺と一緒やがな!!」

おば「本当に40だって!500バーツで良いから、ナッ、行こ行こ!!」
あ「ごめん、これ(100バーツ)でご飯食べてきて・・・。」
おば「やっぱり、あんたはチャイディーなぁ・・・。」


20年間、テメでウェイトレスとして働いていた色黒の自称40歳のおばちゃんは、淫売に転職していたのでした。
約10年前の経済危機を乗り越えたおばちゃんも、さすがに世界同時不況の冷たい風にさらされるハメになってしもたんか・・・。アメリカはなんて事をしてくれたんや・・・。

元の職場で淫売として顔を出すのはさぞかし気が引けて、店の前で春(実際は厳冬)を売る仕事をしているのだろうと思いきや、ちゃっかり店の中でも営業してました。さすが、根性座ってるというか、食べるためには仕方ないのかな・・・。

それから、4時間後の午前2時、テメから少し離れた屋台であっさりが女の子達とおしゃべりをしてたら、再度おばちゃん登場。

おばちゃん「さわでぃーかー」
あっさり「げっ・・・。」

お「何してるの?」
あ「何って、女の子達と飯食っとるんやがな。もう・・・、何?」

お「それ美味しい?私も食べたいわぁ・・・。」
あ「ピー、持っているそれ、弁当じゃないの?」

お「あ、これ? これは子供達の!」
あ「ほんまかいな、たのむでぇ。もう、そっとしといて!」


明かりが眩しいバンコクの夜中に、駆け出しの淫売が消えていきました。






THE NEW WORLD   by;asshole


  所詮、アジアの女なんてゲスでしょう、と言った世界中の女を知り尽くした、仙人の様な日本人の爺さんに異議申し立てをしたい。しかし、私にそれをやれるだけの、理論構築された言葉と体験を持ち合わせていない現実を知るだけだったのだ。

 タイで白人女をやれるらしい、とプーケットで知り合った日本人の男に聞いたのだ。旅行者ではなくである。前から、旅行者の白人女達に密かな性的欲望を感じていたのだが、どうする事も出来ないでいたのだ。その男の話では、バンコクのラジャ ホテルに常時、白人女達が待機していてお金を払ったらやらせてくれるとの事。興奮した私は、プーケットに着いたばかりだというのに、翌日のバスで、バンコクに戻ったのだった。

 その話を聞いた時に、あまりにも興奮していたせいか、ラジャホテルがどこに存在するのか聞いていなかったのだ。タクシーのドライバーに何回もラジャ ホテルを連呼していたら、いつの間にか見に覚えのある、ナナプラザ周辺地帯に放り出されていたのだ。目の前にはナナ ホテルがそびえ立っていた。もう、ここに用はない。タイ人の夜の女どころの話ではないのだ。白人女なのである。みんなの憧れなのである。高嶺の花なのである。普通は手の届かない存在なのだ。心配する必要はなかった。近くにいた親切なタイ人にバイクに乗せてもらい、無事にラジャ ホテルに辿りつく事ができたのだ。バイクのタイ人にいくばくかの金銭を要求されたが、仏教国ならではの徳の習慣だと思い、ぎこちない感じに手を合わせて、寄付をした。

 人っ子1人いないホテルのロビー。ヤル気のなさそうな従業員。やけに愛想のいい、受付のタイ レディー。まるで、こちらの気持ちを見透かされているようだ。ここで、白人女について聞いてみるべきなのか?コーヒーショップがある。中を覗いてみたが、それらしいのはいない。エレベーターで白人女と乗り合わせる。どうやら、この話は本当みたいだ。そう、確信した私は今夜出会うであろう、キャメロン ディアズの事を夢想して、部屋で夜を待つ事ににしたのだ。

 深夜3時頃、部屋にいたのは、タイ人の売春婦である。深夜の時間帯にナナホテル前のあそこで、強引に迫られて連れて来たのだ。もうそろそろ、帰り支度を始めている。見慣れた光景だ。チップを渡して笑顔でいなくなる。私みたいな、冴えない旅行者にはお似合いなのだ、こういうのが多分。キャメロン ディアズはスクリーンの中にいるのだ。バンコクにはいないのだ。タイで白人女など、幻想に過ぎないのだ。白人女そのものが幻想なのだ。二コール キッドマンなどいないのだ。コーヒーショップに行ったのだ。そこにいたタイ人の男について来いと言われたのだ。エレベーターに乗ったのだ。2階か3階で降りたのだ。部屋に白人女達が詰め込まれていたのだ。キャメロン ディアズを探してみたが、いなかったのだ。おかしいなぁ?白人の少女が笑いかけてきたのだ。気がついたらその白人の少女と部屋にいたのだ。しかし、話をしてみると、少女ではなかった。単に小柄だったのだ。だったら、あのフェイクブロンドの大柄な女にすれば良かった。「変な期待をするからだわ、私が14才だったら良かったのにね」「いや いや、でも見た目が若いよね、本当はいくつなの?」「16才よ」「えっ!本当?」[ウソ ウソ 19才」 私は彼女を15才だと思い込むに事にした。本当は12才に思い込む事も可能だったが、自粛したのだ。「ねぇ、やってる時、私の事16才だと思ってやってたでしょ」 結局、14才にしたんだ、とは言わなかった。
 
 「私は1日に多い時で5回も日本人に指名されるのよ」 ウクライナ出身のロリータ(仮)が得意げに言った。「へぇ、日本人に人気があるんだね」「日本にも行った事があるわ」日本人の男に知り合いがいるらしい。詳しくは聞かなかった。どうでも良かったのだ。「君は何で日本人の男に人気があるんだと思う?」 ロリータ(仮)はまるでその答えが用意されていたかの様にこう答えた。「私はウクライナの妖精なの」 

  所詮、アジアの女なんてゲスでしょう、と言った世界中の女を知り尽くした、仙人のような日本人の爺さんに異議申し立てをしたい。しかし、私にそれをやれるだけの、理論構築された言葉と体験を持ち合わせていない現実を知るだけだったのだ。

 
 

 
 

 
 







GOHST WOMAN  by;asshole


 夜の海を眺めながら、こんな事を考えてみる。一体ここにはセブン イレブンがいくつあるっていうんだ?数えてみようかとも思ったがやめる事にした。そんな事にうつつを抜かしてる暇があったら、ほかにやる事があるはずだ。ここは、パタヤだ。今、おまえは、パタヤのビーチロードにいる。周りには女達がいる。レディーボーイと呼ばれるタイのトランスセクシャルもいる。何でもお金を払えば、やらせてくれるとか。カオサンで知り合った不良外国人の男に散々、聞かされていたのだ。ちなみにこいつはカオサンの安宿にタイ人の売春婦を連れ込もうとして、叩き出されていた。

 しかし、ものすごい数だな。これじゃあ、いくら安いとはいえ、金がいくらあっても足りない。俺はここに来る前に密かにパタヤにいる夜の女達を全員やるつもりだったのだ。それは、想像を超えていた。呆然と立ち尽くしているうちに、軽い疲労感を感じた俺は、ビーチの辺りに腰を下ろした。えらい所に来ちまった、俺にはまだ早過ぎる。しかし、もう後戻りは出来ない状況だった。
 
 [火を貸してもらる?」「は、はい!なんですか?」 「ライターいい?」 いきなりだった。売春婦にしては、ラフなジーンズとTシャツ姿のダークスキン系の女が、ライターをきっかけに話しかけてきたのだ。 「い、いきなりかよ」 「え! 今何て言ったの?」「いや、今のは日本語です、ていうか何ですか?」よく見るとなかなかいい体をしている。よく話す女だった。聞いてもいない身の上話を、一方的にまくしたてた。イタリア人と結婚していた話、離婚して子供を抱えて、売春婦生活をしている話。白人の男達には余程はらわたが煮えくり返っているのか、ものすごい毒舌トークが展開されて、その切れのあるトークの切り口に感心した程だ。「あいつ等はろくでもない、てめぇの国で1年位働いて小金貯めてタイに来て女買ったりしてやがんだよ、安い金でさぁ、500バーツとかだよ、なめんなよ!あたし等はナースかい!」ナースかいは上手いなと思った。「タイの物価が安いから調子にのってやがんだよ!タイにいる白人男なんてファック野郎達よ!」 へぇー そういうのも楽しそうだなぁ、とは言えるはずもなく、彼女の怒りを受け入れてやるしかなす術がなかったのだ。それにしても、いいケツをしている。いつの間にか勃起している自分に気がついた。彼女も一応その道のプロだ。俺の視線が彼女の股間にフォーカスされている事に気がつかないわけがない。「ところで、あなたパタヤに何しにきたの?」
 
 それは、自然な流れだった。始まりから、こうなる運命だったのだ。男と女が出会い、そして何かを感じ取り、こうして今、ホテルの部屋にいる。肌の色は関係ないのだ。言葉は関係ないのだ。男と女。確か、昔のフランス映画に、こんなタイトルの映画があったはずだ。男と女のミステリー。今、ホテルの部屋にいる2人の男と女。タイ人の女と日本人の男。目の前にいる渇色の肌をした女を前にして、少し、緊張している日本人の男。お互い、別々にシャワーを浴びる。ベッドの上の2人。2人の世界。

 「パタヤはいつまでも変わらないわ、だから、あなたが年老いて、その時、女がどうしても必要になった時には、又戻ってくればいいのよ」返す言葉もなかった。年老いてまで、待てないどころか、当分パタヤにいるつもりだったし、ましてや、あれだけの数の女達を目撃してしまった以上一体、何年かかってあそこの女達を全員やれるのか、皆目見当がつかないのだ。まだ、パタヤの夜の女を全員やる、この無謀とも思える試みをあきらめたわけではなかったのだ。しかも、レディーボーイと呼ばれる集団までいるじゃないか。これはどうやら、大変な仕事になりそうだ。ゆくゆくは、バンコクにも手を広げて、そこから地方進出して、東南アジアに拡大して、そこから南米とか、、、、、、、、、、、
  
 目が覚めたときに女はいなかった。おかしい、私物のハンドバックは置いてある。バスルームを確認してもいない。どこかに、買い物でも行っているのか?その時、俺は自分が置かれている状況を把握した。ゆっくりと、財布に手を伸ばして中を確認してみると、日本円にして、1万円相当のタイバーツが抜き取られていたのだ。「しまった!やられた」 何故だか1000バーツ紙幣2枚は残してあった。あの女の情けかな、と思う余裕もなく、いや、金を抜き取られた事よりも、忽然と姿を消した事に対して、もしかしたらあの女は存在してなかったんじゃないだろうか?パタヤの女達の亡霊。
 
 夜の海を眺めながらがら、こんな事を考えてみる。一体ここには何人の売春婦がいるっていうんだ。数えてみようかとも思ったががやめる事にした。そんな事にうつつを抜かしてる暇があったら、ほかにやる事があるはずだ。ここは、パタヤだ。今、おまえはパタヤのビーチロードにいる。周りには女達がいる。何でも、お金を払えばやらせてくれるとか。パタヤの不良外国人の男に、散々聞かされていたのだ。ちなみにこいつはパタヤの安ホテルにタイ人の売春婦を連れ込んで、金をパクられたらしい。間抜けな奴。パタヤの女達の亡霊か。笑わせるなよ。

 [火を貸してもらえる?」 「えっ?」 「ライターいい?」 タイ人の売春婦だった。男はライターを無言で貸してから、その場を立ち去った。気のせいか、女が、「顔を洗って出直して来たら?」と言いたそうな顔をしていた。

 軽い倦怠感を感じた男は、海辺を歩いていた。楽しそうなカップル達を横目に、夜の海を眺めてみると、ハンドバッグが浮いていた。 少しばかり感傷的な気分になった男。背の高い女が話しかけて来る。いい女だ。 「あなた パタヤに何しに来たの?」 今日はこの女に決まりだ。

 

  

 

 

 







GHOST RIDER by;asshole

 夕方、ソイカウボーイ近くの屋台で飯を食っていたら、怪しい感じの男が客としてやってきた。どうも、日本人らしいその男は、何かを注文して食べ終わって料金を支払う段階になって屋台のオヤジと揉めだして、切れた屋台のオヤジがもう1人の若い従業員と2人がかりで、その日本人をボコボコにしていたら、身なりのいい若いタイ人の男が止めに入って、料金を支払っていた。その日本人はメガネが壊れたと大騒ぎして、ポリス!ポリス!を連呼していた。深夜1時過ぎに、ナナプラザがクローズする時間帯を狙ってナナホテル前の駐車場に行こうと思い、スクンビット商店街を野良犬に追いかけられたりしつつ、歩いていると、屋台のあの日本人がシャッターが閉まっている店の前でスヤスヤ寝ていた。もしかしたら、もうパスポートもどっかなくなってたのかも。そういえば、ゴアの宿無し日本人は今頃、何をやってるんだろうか?まだ、ゴアいるのかなぁ?ちなみに、ナナホテル前の駐車場で前に見かけた事のある微妙な年令の女に慣れなれしく声をかけてみたところ、買う気もないのに声をかけるなと恫喝された。本当はこの女の近くにいた、レディーボーイに興味があったんだ。
                                                                                                               
 プーケットを午後2時にバスで出発して、随分長い間、バスに揺られてバンコクに着いたのが朝の6時。ナナホテルに泊まろうと思い行ってみたところ今来られても困るし、そもそも部屋ないんだよね、みたいな感じに対応され、ガッカリして近くのガスステーション兼コンビ二のあそこでミロを買ってそこら辺に腰を下ろして、チルアウトしていたら、しょぼくれたイギーポップ風のファラン(こういうタイプ多いなぁ)とタイ人の夜の女(年令 40歳位ダークスキン系、いかにもファラン狙いな雰囲気)がバタバタしながらやって来て、女の方が、そこのコンビにで6パック(ブラック フラッグ)を買ってきてやるから付き合えみたいな感じに押していたが、男の方にその気はなかったらしく、逃げる様にタクシーに乗り込もうとした時に俺と目が会って女に、あいつにしてくれみたいな感じで、俺を指さしていなくなった。

 いきなりのタイで派手なレディーボーイの洗礼を受けて、そこから間髪入れず、メーサイの置屋の牧歌的な雰囲気にやられた(今はどうなってるの?)俺は王道のタイ風俗遊びをどこかスルーしてきてる気がする。まぁ、王道のタイ風俗遊びなんて、あるのかわからないけど。ゴーゴーバーは楽しい遊び場だけど、派手に飲んでドリンクをおごりまくってる感じがピークだよな。わけわかってない時の方が楽しかった。ペイバーの商談が始まりだすと、ここからはビジネスの世界だ。いろいろな人間が絡んできたりして。うるさいなぁ、ちょっと考えさせてよみたいな。挙句に下手に日本語を話す女でもやってきて乗り気じゃない態度をしてると、こっちも仕事でやってんだよ!みたいに言われたり。無駄にハイテンションなウェートレスの対応をいい加減にしてるとおまえはノリが悪いと言われてみたり。その横で掘北 真希の様なキュートなゴーゴーガールに日本語でセックス好きですか?と聞かれてみてあなたは好きなの?とか粋じゃないセリフを言ってみたり。たまたま、隣に座ってた日本人と意気投合して盛り上がってたら、ファランの横に張り付いてたこまっしゃくれた女に、帰れ!とか憎々しい顔で言われたり。ファランが横で俺達に気を遣う始末。すいませんねぇ、こいつがみたいな感じで。しかも、ペイバーしてなかったし。いや、でもゴーゴーバーだからなぁ。こういう、どこか質が低いというかB級な感じが良かったりもするしね。雑というかさ。適当な感じとか。やさぐれてる雰囲気とか。日本では味わえないノリだから。あんまりカッチリやられても、逆に困るもんなぁ。ハードロックだよねノリとして。カッチリしたサービスをも求めてるならゴーゴーバーじゃなくてタニヤとかの日本人クラブの方がいいんでょう。ちなみに俺は行った事がないんだよ。全くない。あぁ、でもタニヤ通りを歩いてみた事はある。もちろん、パッポンの帰りに。呼び込みをしていた女達の1人が俺のナリを見て、あの男はダメ、ダメみたいな事を仲間に言っていた様な感じだったなぁ。だってその時の服装がカオサンで買った、クラッシュのTシャツに短パンだから。あぁ、でもこのクラッシュTシャツをパンガンで知り合ったカナダ人に褒められた。こいつもしょぼくれたイギーポップみたいだった。

 結局、俺はタイに行って何もしてないんだと思う。計画的にやろうとしても、そりゃ、無理なハナシだよなぁ。計画通りになんていくわけねぇーんだよ。変な期待してんじゃねーよ!とかタイ人の夜の女達に言われるぜ。もしかしたら、俺はタイになんて行ったことがないのかもしれない。俺はタイについて実は全く何もわかってない事が今回、判明した。こりゃあ、おハナシにならない。やっぱり、顔を洗って出直した方がよさそうだ。






GHOST WORLD  BY;asshole
 カンボジアのハッピーピザはなめない方がいい。大した事ないだろうと思って、ラージサイズをテイクアウトして、ホテルに戻ってまとめて食ってみたところぶっ飛んだ。効きすぎこれ。ちょっと勘弁してくれって感じだった。感覚が鋭くなってるから、寝て、誤魔化そうにも、頭の中でいろいろ考えちゃってさ。トゥールスレン博物館のことを思い出したり(ここは、へヴィだね)シアヌークビレの置屋から連れ出した事のある女に、又、会いたくなったりとか(ここは、シアヌークビレだった)後になって、あいつ、いい奴だったよなとかなってきて、切なくなったりして。いや、今までの東南アジア外道人生を振り返ったりして、何だか随分遠い所まで来たもんだと思ってたら、いつの間にかチルアウトしてて、丁度その時、いいタイミングで、レスラー(主演 ミッキー ローク)がクメール吹き替えで放送して、かろうじて聞こえたオリジナル音声に耳を傾けながら、非常に素晴らしい映画体験をさせてもらった。ハッピーピザの効果もあったにせよ、アウトサイダーやフリークスの悲哀が何かこう切ないんだよなぁ。あぁ、だから何か切なくなってくる時がたまに東南アジアにいてある。ノスタルジックな気分になる時がある。東南アジアと関わりだしてから、どうもこういう感じなんだよなぁ。自分は東南アジアにノスタルジアを求めてるというかさ。感傷的な気分になってきたりして。だから、ブルーズなんだと思う。演歌ブルーズとでもいうか。人種とかごちゃ混ぜのラブストーリーがあっちこっちで展開されてたり。だから、演歌の世界に白人が入り込んで、メロドラマをやってるとか、シュールだもんな。パタヤなんてまさにそう。ビーチロードの光景とか殺伐なのを通り越して微笑ましささえ感じるよ。みんな、出会いを求めてるんだよなぁ、とかなってきて。肯定的になってきた、こういうの最近。

 前は、タイまで行って擬似恋愛とかやってらんないと思って、どこか否定的に冷めた目でみてたわけ。とにかく、エロに特化しようとして、スリリングな状況を求めて(大した状況でもないけど)ドライに(なりきれてないのに)ハードボイルド気取りで(全然、全然、本当はメリーに首ったけみたいな恋したいよ)ソイ カウボーイ近くの屋台で楽しそうに、ゴーゴーバーの女だかと、飯を食ってる日本人風の男を横目に、あぁ、あいつは、日本で全然日本人の女に相手にされないで、わざわざタイまで来て、日本でやれない事をやろうとしてるんだろうなぁ、とか自分を棚に上げて、心の中で同情してたんだよ。自分は自分でタイはレディーボーイだよねやっぱり!とかなってて、同じようなもんなのにねぇ。いや、でもタイのレディーボーイはエロい思う。まぁ、でも基本的に女だと思う。というか、女以上にウェットなところがありそうな感じもするなぁ。ディープに付き合ったことがないからわからないけど。どうなんだろうか?

 
 でも、ある時これはこれで牧歌的なんだろうな、と思い始めたのよ。いや、だからタイだからいいんだろうなっていうか、タイならではというか、日本では味わえない様なフィーリングがそこにあるっていうか、本来こういうのなんじゃないのかな?とか。エキゾチシズムもあるんだろうけど、なんだろうなぁ、こういうの。やっぱり、ノスタルジアなんだろうか?あの夏の出来事みたいな。夏祭りを思い出させるような。それは、もしかしたら、追体験なのかもしれないし、日本でモテないのかもしれないし、東南アジアの女に魅力をかんじてるからなのかもしれないし、そのどれでもないのかもしれないし、どれにしても、人の事だから、勝手にしやがれ!(セックスピストルズ、ニルヴァーナ、ジャン リュック ゴダール) だと思うんだよね。いいんだよ人の事は。いや、だからさぁ、どうでもいいんだよ。日本人とかファランとかそいうの。だってタイなんだから。あぁ、でもこういうのも、どこかクリシェかな。使い古されてるかなこういうの。だってタイだしとかタイ人だしとか。意外にタイ人よく見てるんだよなぁ。でも、おれは今だにタイだったりタイ人の事がよくわからない。まぁ、それでもいいか。それは、だから自分の事もよく分かってないんだろうから。わかるわけがないよ。タイで自己実現なんていうのはもしかしたらポイントがずれてるのかも。まぁ、人によるか。うーん、だから赤塚不二男のこれでいいのだ!みたいな事なのかなぁ?外道の細道にそれをうっすらと感じたりするんだが。それとメインストリームに対するカウンターというか、要するに現代日本に対しての違和感ね。いや、今、日本の感じってマジでうすら寒いです。なんだか、これからどんどんそうなっていきそうな感じです。だから、タイに行こうっていうのも、なんだか短絡的というか、思考停止してるというか、AC/DC的というか。ラモーンズでもいいけど。好きだけどさ。でも、なんか、タイいいんだよぁ。タイ行きたいんだよなぁ。フィリピンよりタイなのよ。行ったことないけど。

 だから、もう空港を降り立ったときから、違うんだよな。あぁ、それとタイの風俗と日本の風俗を比較しても意味がない感じがしてきてて。何だかもう全然、次元が違うっていうかさ。違う世界のハナシにさえ思える。あぁ、これ何かノリ違うわというか。この感じがわかっちゃうとなぁ。冷静になんてなってられない。お金のハナシではないんだと思う。いや、だって冷静に考えたら、タイくんだりまで交通費かけてみたいなハナシにもなってくるぜ。いやぁ、タイ安いよとか言ってる場合でもないっていうか。トータルで考えると、そうでもねぇーよなとか、金むしり取られてるだけじゃねぇかだとか。夢がないこれ。ロマンがないこれ。つまらない大人の意見は聞きたくない。

 ロマンティシズムだと思う。それの極北が多分、外道の細道なのかも。まぁ、世の中いろいろロマンがあるんだろうけど、こういうのだってそうなんだ。うっすらとだけど、そう感じる。いや、だってタイにそこまでリアリズムを求めて行かないよなぁ。もちろん、そこには無視出来ない現実が、のっぺりとまとわりついてて関わらざる得ないんだろうけどさ。実はそういうのが他人事ではなくて、自分にも関係してるんだなぁ、と思ったりもするし。いや、でもタイはサイケデリックだよな。これを、あんまり求め過ぎても今度は効かなくなってくるんだろうし、リアリズムを求め過ぎても重くなる。タイは意外にへヴィだからね実は。でも、妙に軽い。ここら辺の微妙な感じが好き。いや、本当はもっともっと軽くなりたいと思ってタイに行ってるんだろうけどさ。これからの時代、この軽さは重要だね。特に日本。いや、でも本当にタイにでも逃避しないと、やってらんない感じもあるからなぁ。日本にいるばっかりだと、逃避の感じが閉塞感バリバリでさ。まぁ、自分の場合タイでレディーボーイとかなってるから、けっこうな逃避願望が強いんだろうなぁ。でも、あんまり分析しちゃうのもつまんないんだろうから。

 まぁ、自分の場合ジョン ウォーターズ(アメリカの変態映画監督 ゲイ 代表作 ピンクフラミンゴ)の提唱するトラッシュな感覚をどこかタイに求めてたりしてこの男はタイに行ったことがあるんだろうかとか、想像してるわけ。ウィリアム バロウズ(アメリカのジャンキー作家 ゲイ 代表作 ジャンキー)とかさ。タイはゲイ天国なんだろうし。自分は全然ゲイじゃないから。タイに行ったりして改めて自分がものすごい女好きなのを実感したね。女全般好きっていうかさ。自分はエロいのが大好きだと思う。面白いのが、レディーボーイ経由で女を見ると、女がレディーボーイに見えてくるのよ。変な逆転現象があるわけ。この女はレディーボーイ系だなとか。うーん、だから女の見方が違った角度から見れて新鮮。いや、でもレディーボーイもいいけどさ。タイのがいいんだと思う日本でそういうのやろうと思わないし。あぁ、だからやっぱりタイだからいいのかもなぁ。ブラジルもシーメール天国らしいけど、行かないよなぁ今。だったら女がいいし。こんな事ばっかり考えてるよ。

 だから、やっぱり自分の場合どう評価しても逃避の要素が強いな。でも、逆にタイに行ってると、どんどん現実的になってくるというか、なんだろうね。あぁ、でも悪くない感じこれは。日本の現実ばっかりだと自分を見失うよな。 だから向き合うにしろ、逃避するにしても、勝手にやったらいいと思う。タイに行ってみたらいいと思う。日本人の女に期待したって、もうダメかもよ。アイドルは何もしてくれないよね。ゴーゴーバーは楽しいよ。マッサーにでも行ってみたらいい。地方の置屋は情緒があっていいもんだ。立ちんぼはなかなかスリリングだぜ。財布に気をつけろ。病気もね。コンドームはなるべく使いましょう。あぁ、俺スワイパー行ったことがないんだよなぁ。もう終わってたんだよなぁ。かなりアナーキーだったんだろうなぁ。

 あぁ、でもタイ人の夜の女と話してると、時々この女は俺と話してないなと思うことがある。俺の中に他の誰かを見てる様な感じとでもいうか。過去に出てきた日本人の男を自分に投影してるんだろうなぁとか。いや、多分ほとんどがそうなのかもしれない。実は、けっこう重い。すげぇ、ブルーズの世界だよな。ブルーズ歌謡の世界だと思う。いや、だからやっぱりタイ行け!日本でアイドルとかじゃなくて行ってやってこい。揉まれて来い。ここはガキ向けのサイトではないんだと思う。完全に大人向け。それは年令のハナシだけではないみたいだね。大人の世界だ。今の日本にどんどんなくなりつつある世界。いやぁ、自分もまだまだガキだなぁと思う。顔を洗って出直してきた方がいいみたいだ。








最高の女 By Higashi


「最高の女」とはなんだろう。
自分の好み通りの年齢、容姿、性格を備えた女か?
そんな女と結婚した奴がいたら相当に幸運な奴だ。
普通の男ならば、そんな理想の女と、出会うことすら難しいだろう。
素晴らしい容姿のモデルが載っているエロ本を見ては、
顔はこの女、髪型はコレ、胸はこいつと身体のパーツを重ねあわせては、
理想の女を妄想するのが関の山だ。
しかし俺は、理想の女と出会った。
ただし、出会っただけだ。

理想の女は、当たり前だが人によってそれぞれ違う。
貴様がババ専だろうがデブ専だろうが構わない。
貴様の好みに関して俺は何も言わない。だから俺の好みに対しても何も言うな。
俺の好みは16歳前後、
膨らみつつある硬い胸を抱え、
毛は僅かに生え揃い、
経験のなさ故に何をされても受け入れる乙女だ。

当たり前だがそんな乙女と出会う機会は全くない。
あくまで俺の妄想だ。
しかし念ずれば叶うのだろうか、そんな俺の前に、理想通りの乙女が現れた。
彼女は名前をトゥーと言い、コンケーンの両親と喧嘩をして、
昨夜バンコクへ出てきたばかり。
泊まるところもなく、偶然に俺の前に現れた天使だった。

生活のために身体を売る彼女。
俺はその彼女を買った。
俺は、あまりに俺の理想に近いその身体に激しく興奮した。
若さに関わらず大きく、しかし硬い胸。
薄い毛が上部に生えている秘部。
何をされてもただ我慢するだけの健気な心。

俺が独身なら、そのまま躊躇なく一緒にアパートへ連れ帰っただろう。
しかし俺はすでに結婚している。
綺麗事を言うつもりはないが、俺は妻を愛している。
この娘を愛人にしたいが、それはあくまで妻との関係を維持した上での話だ。

彼女に電話番号を聞いたが、携帯電話を持っていなかった。
俺の電話番号を教えることも考えたが、下手に電話をされるとややこしくなる。
来週の同じ時間にまた来ると約束し、その場は別れた。
彼女は約束通り来るだろうか?
それは俺には分からない。
確かなことは、俺は来週の同じ時間にまた来るということだけだ。

帰り道は大雨が降っていた。
家の近くにあるカラオケが並ぶ通りに寄り道した。
大雨のせいでいつもは通りで客引きをしている女の子たちはおらず、
カラオケ屋の前の道路は冠水しており誰もいなかった。






流れの映画屋さん


その男に会ったのは島への連絡船の上だった。
船のエンジン音と車のアイドリングが混ざったフェリーの車庫はグワーンと言う不快な騒音が木霊し、排ガスと潮の混じった匂いも不快だった。オレはなんとなくタバコを吸い始めた。その男もオレと同じように船べりでタバコをふかしていた。
到着まで何もやることはなく手持ち無沙汰だったオレ達はどちらともなく話をしだした。ただの世間話だったが、そのうちにオレの発音の不備に気づいたようだ。
『にいさん、日本人かい?』
『ウンそうだよ。キミは島の人かな?』
その男は長髪を後ろで束ねてポニーテールにし、歳の割には派手なシャツを着ていた。丁度華やかな業界にあこがれて大学中退=バイトのままTV制作会社に入社=結局下働きのまま三十路にいたった・・・みたいな奴の典型的な匂いがした。少し疲れてはいるが、オレはリーマンじゃない、みたいな妙な誇りを持っている奴だ。結局他人に使われている現実に少し幻滅・・・みたいな雰囲気も発散していた。
『イヤ、バンコクだよ。映画の仕事できている』
彼はバンの横に書いてある会社のロゴを指差した。
starlight films
社名は立派だが、野外にスクリーン張って映画を上映する巡回映画興行の仕事だった。
こうした興行がタイには多い。週一の村市場開催、寺のタンブン祭りの人寄せ、葬式にすらコヨーテダンサーを呼んだという話を聞いたことがある。タイの田舎は日本のそれと比べると娯楽が多い。遊び好きのタイ人だからだろうか。
オレは想像した。
映画監督になるのが夢でこの世界に入ったが、結局下働きばかりさせられて歳を食い、ズルズルに女房子供も出来たので、食うために心ならずも流れの映写技師の仕事をしている2児の父。稼ぎが少ないので女房には滅多にマンコさせてもらえないが、子煩悩なので子供には好かれている今一なパパ。
あくまで勝手な想像だ。
だがどの国にもこうした素直に夢を追ってしまった男たちがいるのだろう。彼は生き生きとした目をしていた。今の仕事が好きだと言う。
『今日は天気が良いから沢山子供が集まるだろう』
『寺でやるの?』
『今日は小学校の校庭だ。島には平地が少ないから』
『タイ中を車で回るのか?大変だな』
『イヤ、俺の担当はこの県だけだ。女房の実家が市内にあるから遅くなっても泊まる所があるんでね』
タバコをすい終わり話題も尽きたところで船が港に入った。皆車に乗り込みエンジンをかけ始めた。
『どこの村でやるんだい?』
『**浦の小学校だ。にいさんも来てくれよ』
そういいながら男は車に乗り込んだ。助手席には夢の燃えカス候補生みたいな20代の男が乗っていた。助手らしい。
当たり前のことだが、ここタイにもいろんな人生がある。一般的な基準では彼は成功者ではないが、彼の表情には好きなことをやって生きている男特有の張りがあった。
やがて彼の車はガタンと大きな音をたてて埠頭に乗り上げテールンプが一度点灯した。それを見ながらオレは『悪くないな・・・』とすんなり感じた。夜になったら**浦の小学校に行こう。今夜の星は小さいけど輝いているだろう。






我を忘れてAV買い


なっちゃんのパパ、筋彫り大魔王がエロdvdが欲しいとのたっての希望でヤワラート近くにあるエロ電脳市場に行った。コピー商品のデパートと言われるパンティップの半額以下で買える。品質も半分以下で、表紙タイトルと内容が違うのは当たり前、中にはコピーを忘れたまっさらなDVDを押し頂くこともままあるが、まあゴミみたいな値段だし仕方ない。それでもタイのことで全くのモザイク無しだ。
朝から女房のガンマンコオユカと戦いがあったそうだ。
『1000Bよこせ』
『なんでそんなにいるのよ!500で十分でしょ』
『ふざけんな!大の男が500ばかし持ってAV買いに行けるか!!』
『そんな無駄なものに金なんか出せないわよ』
『1000だせ1000!』
『根拠を言いなさいよ!いったい何枚買う気なのよ?』
『馬鹿野郎!それはその時のチンコの具合で決めるんだ』
『予算見積もりもなくてお金は出せないでしょ!だいたい財源はどうするのよ』
みたなせめぎ合いがあり、やっとの事で750Bで妥結した。徹夜国会のような激しいつばぜり合いにより勝ち取ったエロの権利だ。
どだい筋彫りの小遣いが凄すぎる。日本のオトーサンの小遣いは20年間デフレ傾向を続けているそうだが、それにしても一日500円はないだろう。これには職場までの交通費と昼飯代が含まれる。
オレはオユカに言ったものだ。
『なんだそれは・・・中学生の小遣いか?』
『しょうがないでしょ、入ってくるものから出さなきゃいけないんだから』
いきなり反論不可の禁じ手を使いやがった。そんなことは百も承知で籍入れた自身の当事者責任は一切放棄だ。
『それにしても500円はないだろ・・・それじゃ昼飯も食えない』
『アラ、本人は子供の将来のために昼は食べなくていいって言ってるわよ』
なにかの折りに勢い余って言ってしまった言葉を人質にとってやがる。結果、筋彫りは室町戦国以前のお百姓一日二食生活に先祖帰りだ。でもまあ、毎日昼抜きにしては筋彫りドンドン太っている。不思議なものだ。尤も、ママと子供もドンドンでかくなっている。親はなくとも子は育つ、ではなく金はなくともデブと子供は育っていた。
筋彫りはこの500円から毎日数十円の貯金をして、月に数本程度のエロDVD(中古)を買っているそうだ。うーん・・・亭主残酷物語。
そのような恒常的なAV飢餓状態のせいか、筋彫りはエロ電脳市場に着くなり猛ダッシュでエロDVD屋台に頭から突っ込み、野獣のような勢いでDVDをあさっている。おおっ野生の驚異!!
『グワーーー洋ピンじゃーーー!マンコ丸出しじゃー!!』
『落ち着け筋彫り、それはアメリカものだ。スポーツファックだぞ』
『洋ロリ淫乱はどこじゃーーーー』
『ロシアや東欧はタイトルが違う。落ち着くのだ』
『オオーー小沢マリアじゃーーー和製洋ピンじゃーーー』
『落ち着くのだ筋彫り、仮想世界のエロで狼狽えるな。半端な彫り物が泣くぞ』
『ああーーーーありがとう、360度エロDVDに囲まれて我を忘れてしまいそうだった』
そんな大騒ぎをしてやっとの事で十数枚ほど買った。このコピー市場元々原価は無いようなものとは言えドンドン値崩れしている。いまは6枚200Bとかの値段になった。まあ品質は悪いがね。わくわくしながらオレの部屋で試写会の運びとなった。
かつてオユカが亭主の立ちが悪いからチンコ薬くれというので、ついオレは本音を言ってしまった。
『そんなの女変えれば一発で治る』
オユカは烈火のごとく怒り狂い、オレは思わず警察呼ぼうかと考えたくらいだが、今でもその言葉に嘘はないと確信している。真理は自ずから一つであるがそれを語る者は時に迫害を受ける。
虫の知らせだったのだろうか、そんなことを思い出しながらDVDをセットしようとしたその時!突如としてオレの携帯が鳴る。
『うちの亭主いますか?』
『いますが・・・なにか御用でしょうか?』
『さっさと出しなさいよ!』
『・・・わかりました』
オレは泣きそうになった。怖かった。なっちゃんは可愛いが、オユカは怖い。
携帯を筋彫りに渡すと奴の顔色がみるみる青ざめていく。
『ウン、ウン、そうか・・・しょうがないね。わかった』
オユカからの命令で、なっちゃんがマックに行きたいとゴネて泣いているので至急戻らなければならなくなったそうだ。
気休めとわかりつつ、オレは筋彫りに慰めの言葉をかけた。
『今夜、女房子供が寝静まった後にこっそり観ればいいよ。どうせ10時には寝てしまうだろう?』
『ウンそうだね・・・でもなかなか寝てくれないんだよね。夜中に突然起きることもあるし・・・』
ああ無情
その後オレはそんなことはすっかり忘れ、アナル山本の部屋で『野村監督夫妻のグチグチ温泉旅 2時間スペシャル』を、やはり山本と二人でグチグチ文句つけながら観ていた。時刻は早くも23;00。おおそうだ!すっかり忘れていた。筋彫りが掻いているはずの時刻だ。電話した。
『もしもし、パパですか。もう観れましたか?』
『イヤーー駄目だね、全然寝てくれないし、ついさっきまでカミさんにしつこく責められていた』
電話口の向こうで、そんなこと言わなくていいのよ!というオユカの罵声が聞こえる。
ウウッ!なぜか萌えるぜ。オレはどう責められたのか聞いた。筋彫りも女房には決して言えない愚痴を言いたかったのだろう。すらすら愚痴る。
『何枚買ったのだ、から始まって内容を一枚一枚チェックだろ。中に一枚ロリモノがあったのを見とがめられて、いい年していやらしいとか、恥を知れとか、娘が可愛そうだと思わないのかとか、よくそこまで亭主を悪し様に言えるな、みたいな罵詈雑言大会だった』またも電話の奥で、早く切りなさいよーーー!と言うオユカの雄叫びが聞こえる。
『見せるからいけないんだ』
『見せてなんかいないよ・・・無理矢理鞄をこじ開けられて家庭内検閲だ。家庭には自由がない。光を我に』
筋彫りはグチグチ言っていたが、それでもなにか嬉しそうだった。家庭とはそうした部分もぬくもりの一部なのかもしれない。ぬくもりという言葉が適当かどうかは自信ないが・・・。
電話を終えた後、山本にその事を話すと『きっとその洋ピンをおかずに今夜一発やりますよ』と言っていた。そうかもしれない、筋彫りはどこか虐められるのが好きな変態だ。
これでなっちゃん二号が出来るだろう。めでたしめでたし。






幻の名車 アウディーTTピックアップスペシャル
アナル山本からのお電話だった。
『ついに手に入れましたよ』
『シャブか?いつものことだろ。お前そのうちパクられるぞ。オヤジに連絡するのオレになるだろうから恨まれるのイヤだな』
『違います!車ですよ車』
『何の話だ?お前もう一文無しだろ?もしかして私有財産を禁じているのか?さては赤だなお前は』
『そうじゃなくって、前に話したじゃないですか。彼女の腹違いの妹がお袋のために買ってやって、そのあとシャブに填ったので、ローン払えなくなって、なぜか僕が肩代わりして払っているやつですよ』
『・・・すまないが話がさっぱり見えない』
『あーーもういいから来てください。そしたらすぐわかります』
山本の趣味は車だ。別に他人の趣味だからなんでもいいが、買ったこともなければ、今後買えそうもない高級車ばかりが趣味で、乗ったこともないのにスペックは丸暗記だ。愛読書は特選外車情報でバンコクにいても定期購読。よくわからないが趣味とは奥の深いものだ。タイにいて日本の外車情報誌読んでやがる。それもまず買えないアウディーTTの特集記事。よく虚しくならないな?
山本のアパートへと向かう。
『ウッ・・・何だこれは』
そこには日産のピックアップがあった。
『くっ・・・車ですよ』
普段大口叩いているのでさすがの山本も気まずそうにしている。
『お前の言っていた2シーターって言うのはこういう意味か?』
『そっ・・・そうです』
なおも関西人は強弁する。
『第一この荷台はなんだ?オプションだとでも言い張る気か』
苦しさから関西人は開き直った。
『いいじゃないですか。ここにテント張ったらヒロさんの好きな車上ホームレスが出来ますよ』
『イヤだ、オレはハイエースでホームレスしたいんだ』
ともに老いた母親が聞いたら号泣必至の情けない会話が続く。
『それにしてもなんでピックアップなんだ?』
『オカンの趣味らしいですわ』
『そこもよくわからない・・・お前の彼女の腹違いの妹のお袋って言ったら彼女と何の関係もない継母だろ?』
『それもそうですね・・・それに継母じゃなくって死んだオヤジの愛人だったみたいですよ。ハハハ・・・なんで僕が払わないかんのでしょうかね』
利にさといようで関西人は根本が抜けている。
『これバンコクに持ってきたら田舎のお袋困るんじゃないか?』
『なんか買ったあとでオートマじゃないと乗れないとか言って、田舎で遊ばしていたらしいんですよ』
『お袋が選んだんだろ?』
『計り知れない馬鹿野郎です。でもまあ、最初は彼女の妹がローン払ってたからいいんですよ。でも案の定金に詰まったら、今月だけお願いお願いで、結局僕が毎月払ってるじゃないですか。頭に来てあの腐れマンコはり倒して持ってこさせました。やっぱり女は殴ってナンボですよ』
そんなわけでやっと車が手に入った。その一週間後、田舎のお袋から電話があり、やっぱり肥料運ぶのに車がないと困ると言われ、あっさり奪還された。
山本の愛車アウディーTTピックアップスペシャルはついに幻となった。
ローンの付け回しだけは続いている。
この世の無常を感じずにはいられない。







緊急タイ談!不可解 BY:アジア労働者支援協会


関空三樹夫局長>僕はキスが好きだ。当然、姫とベッドを共にする場合もキスしたおさなければならない。でも稀にキス不可の姫が存在する。そういう類の行為が全てダメというのなら筋は通っている。しかし、キスだけが不可というのもいる、なぜだろう?
この種の姫で最も印象に残っているのは昨夏に一夜を過ごしたKateだ。(在籍店は忘れた)ホテルに着いて、さっさとシャワーを浴び、僕がシャワーから出てくるやいなやバスローブを脱ぎすて僕の粗末な品をしごきたおし舐め回しゴムを装着し、跨がったかと思うと激しい上下運動に移行した。
しかし、こちらがキスをしようとすると拒否。舌を入れるのがダメなのではなく唇に触れることすらダメ。乳を吸おうとしたがダメ。理由を聞くと
「あなたとは今日初めて会ったから。」
えぇ???いやいや、確かに今日初めて会った。それは事実だ。でも、一番エグイことは平気で激しく腰振ってるやん。意味わからん。もうこの姫と会うことはない!と心の中で叫んだ。
以来、カラオケで指名した姫に対しては、店内でキス不可かどうかを実技で確かめることにした。その甲斐あって、昨秋以降、キス不可などと理不尽な主張をする姫を選択することはなくなった。
谷屋二郎会長>
なんと論理的かつ示唆に富んだお話しだろう。しかし、論理的に聞こえるこの話には仮説の検証が欠けている。タイねえちゃんのエグイと思ってる順番は、じつは私たちとは別物、こんな順番でエグイと思うとるんやないでしょか?
↓ 手で(肩もみの要領で父親にでもしてあげられる)
↓ SEX(どうしてもというなら弟からも金を取れる)
↓ おしっこしてるとこ見られる(シャワーのついでに座りこむ)
↓ お口で(タガメだって喰うんだから、これくらい)
↓ 一緒に食事する(マナーがわからない)
↓ おけつ使用(マナーがわからない)
↓ 一緒に風呂入る(じゃまくさい)
↓ からだ中(チチ、あこ含む)を舐められる
↓ キス(特にディープ)
↓ お金もらわないこと(これだけは許せない)
今は適当に並べてみたが、私たちの時と労力と金をかけた調査によって、この「いやがる順」項目の内容と位置付けをより精密なものとして後世に伝えなければならない。そのことこそがアジア労働者支援協会の使命ではないでしょうか?ちがう?ともに頑張りましょう!
それにしても局長は最近、いやに店内でキスをしたり、チチいろたりしとるなと思っていたのですが、>クラブで指名した姫に対しては、
>クラブ内でキス不可かどうかを実技で確かめることにした。
>(以来)理不尽な主張をする姫を選択することはなくなった。
という深遠な理由があったわけですな。さすが関空局長、まだまだ成長の日々ですな。






家庭内独裁制


独裁や専制などは国家で行うことは悪とされている。
そりゃそうだと言う気もするが、一方足元を見てみると組織の規模が小さくなればなるほど独裁や専制は当たり前のように行われる。創業者一族の専制、ワンマン社長の独裁、当たり前に存在しますよね?イヤだなーーーと思いながら耐えているあなた、立派なオヤジです。なぜなら通常オヤジは独裁や弾圧に慣れっこになっているからです。生活の基本単位、家庭からして女房による恐怖政治が普通で組織の構成員たる子供達は、下部組織にありがちなことですが、寄らば大樹の陰でお袋べったり。金を運んでくるオヤジは単なる生きるATMとなっている。大変理不尽ですが、普通だから、の一言で不満を漏らすものは残らず粛清の憂き目に会う。家庭の粛清とは離婚・蒸発・別居・特異な例として家庭内離婚の仮面夫婦などがある。あくまで男の側から見た感想だが、どのみち割を食うのは男だと言う気がするので、やはり粛清されたのはオヤジだ。女房にしても本当に別れてしまうとATMが死んでしまうので、ここは実利を原則とした解決法でオヤジは生かさず殺さずが大前提だ。いかにしょぼいATMでも、無いよりあった方が100倍良い。
事業仕分けが流行っています。無駄を徹底的に洗い出して糾弾するのです。家庭内事業仕分けにおいて判決を下すのは女房です。なんせ独裁ですから議論の余地はありません。国家も家庭も歳入と歳出の均衡が大切であり財務官は女房の担当です。誰も頼んでいないがこれだけは率先してやります。
なっちゃんの家庭、大日本スジ彫り家ではおめでたいことに第二子が女房のガンマンコおゆかの腹に入っていた。おめでたいことはおめでたいが、ガキが二倍になるかといって収入が二倍になるわけはなく、ここは恐怖の帝王降臨、家庭内事業仕分けが行われた。
真っ先に仕分けの俎上に載せられたのは歳入の源泉オヤジのスジ彫り大魔王だった。まあだいたいにおいてスジ彫りの稼ぎが少ないのがすべての原因なのだが、そんな事はわかりきった上で籍とチンコ入れたガンマンコおゆかもいまさらブーたれるな!金なんて女房がどうにかせい!・・・どうにもなら無いようだね・・・。仕分けの公開裁判が外道紘傍聴の元行われた。
タバコがまた上がるそうだ。ほとんど税金吸ってるようなもんだ。オレほどではないがヘビースモーカーのスジ彫りはかつて一日2箱近く吸っていた。
『400円!400百円よ!!ヒロさん。考えられる』おゆかは半狂乱の金切り声で訴える。
『高くなったなー、こりゃ仕分けで一日一箱かな』傍聴人のオレは予測を述べた。
『なん言ってんのよ1月1カートン、10箱です』いきなり冒頭から強烈な判定が下された。
『・・・・・・・・・・』スジ彫りは無言でうなだれる。どうも反論の権利は無いようだ。
『えーーー10箱なんて無理だよ、せめて一日一箱にしてやれ』傍聴人のオレは温情判決を求めた。そんなならいっそ禁煙しろと言ってもらった方がよほど気が楽だ。だが、ガンになっても死なない鉄のマンコを持つ女、ガンマンコおゆかは冷徹に判決を下した。
『駄目です!入ってくる金額は変んないんだから』(いまさらそれを言うな・・・オレは思った)
『それにタバコなんてガンにはなるわ子供も受動喫煙よ、いいことなんか何にも無いじゃない』(子供を持ち出すのは錦の御旗を担ぎ出したに等しい。勤皇の志篤いオレは抗議を諦めた。オユカずるい)
オユカとしては事業廃止を宣告したかったようだが、今後の経過を見ると言うことで事業縮小でタバコ事業は仕分けられた。縮小により圧縮された余剰予算は家計に返納されることになった。埋蔵金の発掘だ。百姓の生き血を搾り取っているようにも見える。
次に俎上に上がったのは当然ながら酒だった。これも女房が理解を示さないもの筆頭だ。
『まあ、酒っていったって家で飲む晩酌ぐらいだろ。いいんじゃないのか?』ここでもオレは温情を示す。
『何言ってんのよ、酒税も上がる一方よ』まったく納税意欲の無い女だ。国賊め!
『酒ったって、所詮ビールだろ』
『いやーーービールなんて飲めないよ、発泡酒、第3のビールだ』ここで自閉症になっていたスジ彫りが初めて口をひらいた。ビールよりも安酒飲んでるんだからいいじゃないか、と気弱に訴えたようだ。
『安くなんか無いわよーーー!今度税金もかかるみたいだし』オユカが猛然と抗議。
『いくらなんだ?』価格を知らないオレが緩衝材となり口を挟んだ。
『350ミリで120円、ケースで買えば100円以下だよ』スジ彫りが何事か訴えるように答えた。最早涙目で、救いを求める幼児のようだ。
『なんだその安酒は?そんなものいくらでも飲ませてやれ』正直日本は酒安い。タイの方が高いくらいだ。物価や収入格差を考えると馬鹿安と言える。オレは温情判決を当然のことと思った。しかし・・・。
『一本ですむわけ無いじゃない』
『そんな事言ったってお前のその怖い顔からして3本は飲ませないだろう』オユカは元々やぶにらみだ。
仕分け会場にはビール・・・タイでも一番安いビヤチャンが、供されていた。スジ彫りが2本目を飲み始めたときオユカは夜叉のような目つきで睨みつけ、スジ彫りは石になりかけた。
『今までは最大2本だったけど、これからは1・5本です』
『なんだそのコンマ5って言う端数は?』
『平日1本、週末だけ2本です』
『えーーー1本なんてかえって生殺しだ、子供手当ても支給されるんだし2本飲ませてやれ。だいたいとんでもないぞその安酒は』
オレは土建屋の家庭で育ち、酒なんてオヤジは毎晩5合(努力目標は3合とされていた)は普通だった。子供のころの原風景でオヤジは常に酔いつぶれていた。同様に鉄筋屋の家庭で育った入浴自衛隊ヒロポン軍曹もオヤジは晩酌8合と医者に言い放ち、叱られて帰って来たそうだ。オレにとってはそれは普通のことだった。そんなオレにとって安酒1本は警察国家の恐怖政治だ。
『子供手当ては子供のために使うんです。1本です!』
判定が下された。事業の廃止自体は見送られたが、これも生殺しで規模の縮小を宣告された。
こうして第一回スジ彫り家事業仕分けは終了した。
うーーーーオユカはフセイン以上の独裁者だった。なっちゃんまた遊ぼう。遺伝すんなよ・・・オジサンは心配だ。






それもタイの姿か・・・ BY:ラックムアンタイ

5月16日。ディンデーンで騒いでいる。ラチャダーのエスプラネードから黒煙を遠望した。いい加減にして欲しい。ディンデーンの一部が直ぐに閉鎖されるとかで付き合ってくれていた彼女は大急ぎでご飯を買いこんで家に帰った。
15日はSUBWAYだったので日本人仕様のエロ按摩にでも行こうかと思ったがアソークに兵隊さんが一杯居るらしく渋滞も気になったし結構ビビリだったりしてSoi33や31に行くのは諦めデリバリーにしようと決める。電話するとしっかり営業中だった。ただ、エロ按摩のデリバリーは割高なので断念。派遣専用?の按摩にしようかと悩む。こういう時は馴染みの女の子が良いと思い出し、ご無沙汰の按摩嬢に連絡。夜の10時位だったけど寝ていたと。でも快諾。彼女曰く、常勤の按摩屋がロケーションの関係で客が全く無く二・三日お休みだと。デモ中は本当に客足が遠退き酷い状態だと。お店もビルの賃料がキツク感じるほどらしい。体力のない所は潰れるでしょうね。
しかし彼女、おいおい君の家はラマ4だろ。ここはラチャダー。タクシーもこんなご時勢なので追いはぎと変わらないと思った方が良いけど、大丈夫か?、と聞いたりしたけ無事に来た。事を済ませ朝の1時過ぎに帰って行ったが、そんな夜中に女性一人でも無事に帰れたらしい。うーん、凄い。地元民恐るべし。でも不思議な事が有った。全く知らない人から電話。しかも私の名前を呼ぶ。男の声???盗聴でもしているのだろうか。でも何故私の番号が分かるのか???気味が悪い。彼女の男かとも思ったけど、奴は妹と二人暮らしだ。次の日も彼女との会話の少し後に、その番号から電話が掛かってきた。気味悪いのでcut。次回は電話番港を変えよう。
17日。ラチャダーは相変わらず普通に営業している。もしかすると、赤い人達が、この地域に来ないのは裏社会との取り引きとか有るのかも知れない。特に渋滞も無く空港へ向かう。checkも甘い相変わらずの空港。占拠される前にBKKを後にしました。今回は空港でなく港を封鎖しようとしているようす。これも困る。しかしタイ人は自分の国を自分たちで壊したいみたい。それもタイの姿か・・・






17回目のはずだったタイ旅行 by Drタイ中毒


外道紘;これは体験記ではないし、どこに掲載すればいいのかわかんなかったので徒然外道に掲載。

2月のタイ訪問の帰りに予約した3月11日から14日のタイ旅行。これだけを楽しみにして仕事を頑張っていたのに赤シャツのせいでキャンセル。空港でも占領されて15日の月曜日に出勤できなかったら大変ですから。今回はパタヤに行く予定だったのに残念です。そこで2年半前にタイへ行く決心をしてから実際に行くまで6カ月ほどの間、タイ語を勉強した本の評価を書きます。つまらないかもしれませんが参考にしてください。本を読んではタイパブやタイマッサージで実地練習していました。今となっては懐かしい思い出です。

1)ひとり歩きのタイ語自遊自在 JTBパブリッシング
 観光客にはいいかもしれないがタイ女と話すことを目的にしている外道にはあまり役に立たないかも。
2)タイ語の耳 聴いて話して楽しい入門 山田均 白水社
 この本でタイ語がどういうものか、どう聞こえるか知りました。楽しみで読むにはいいかも
3)タイ語の目 山田均 白水社
 タイ文字のことを書いてある。読み物としてはいいが実際には役に立たない。
4)書いて覚えるタイ語の初歩新装版 水野潔/中山玲子 白水社
タイ文字を知り、覚えるには最高の名著です。でも単語は読めるようになるが文は無理かも。
5)体験的タイ語会話改装版 バンコク発 大前智之 ユニコム
いろいろなタイ語会話入門書がでているがあまり実際的には役に立たないものが多いがこの本は会話入門書としてすばらしい出来ぐらいである。この本をマスターすればタイ語しか話せない女とも短時間ならどうにか一緒に居れる。
6)タイ語の覚え方・使い方(book 1,2)単語も文法もstep by step 岡滋訓 ボイス/星雲社
 名著。5)を読んだあとこの本を繰返し読むとタイ語は大体分かる。おねーちゃんと二人きりならタイ語しか話せない女でも一日一緒に居れる。話も弾む。ただしタイ人同士で話している言葉はわからない。
7)今すぐ話せるタイ語単語集水野潔 ナガセ
 タイ語の文法は単純で単語を覚えるとマスターと言われているがそうではない。単語だけ勉強するのは疲れる。途中で挫折。
8)iPodでとにかく使えるタイ語 WIN MAC 情報センター出版局
 あんまり役に立たない。
9)男と女のタイ語会話術 ポンパン・レプナグ TLS出版社/星雲社
エッチな言葉を覚えるにはいい。でもこの本で覚えた口説き文句をタニヤで言うと日本人はみんな同じ文を言うとからかわれる。
10)プリヤーのタイ語会話 堀江・インカピロム・プリヤー/水野潔 めこん 
 日本で売られているタイ語教本附属のCDのタイ語は非常にゆっくり話すがこのCDはナチュラルスピードです。繰り返し聞くとタイ人女同士が話す言葉もわかるようになるかも。以前は途中で挫折していま再び挑戦中です。
11) 野津幸治 めこん
 タイ語文を読みたいなと思ったら大変良い本。ただし入門書ではないので4)などの本で基本的タイ文字ルールを学んだあと読むべき。以前は挫折したのでまた挑戦しようと思っている。
12)音で引くタイ語検索book改訂版 岡滋訓 ボイス/星雲社
聞いた音を基にしてタイ語を検索できるすばらしい辞書。タイ女の言ったことが分からないときこの辞書を引いて新しい単語を覚える。
13)日タイMini辞典 岡 滋訓
 日タイ、タイ日辞書でコンパクトで持ち歩きに最適。

以上私が購入した本の評価を書きました。他にもいい本があるかもしれませんが発音記号が書いていない本で覚えても現地では通じません。勉学に励み(といっても通勤中だけだが)タイ語しか話せないタイ女とでも何時間居ても平気になったがやっぱりタイ人同士の会話はわからない。さらに精進が必要だと思います。









プログラム for 外道ライフ  :by 感じーたい菩―薩

外道の皆様、こんにちは。タイ王国首相のアピシットです。

外道の皆様には常日頃より、我が国の外貨獲得にご尽力いただき、まことにありがとうございます。

今更申すまでもなく、皆様は決して「質の低い観光客」などではありません。たとえて言うなら道端の花を、敢えて高額な料金で買い求める、単なるアホです(おっと、この部分はオフレコで)。SARS騒ぎの時も決して訪タイペースが鈍ることはありませんでした。クーデターの時も、1バーツ=4円の超円安の時も同様です。空港閉鎖の時には、サラリーマン生命をかけてお金殻がら帰国された方もいらっしゃったと伺っております。そりゃあ一回当たりの滞在日数はファランに比べて少ないですが、生涯滞在日数で比べると、単なる一見の観光客とは月とスッポンです。

このような素晴らしいお客様に対して、元首相のタクシンは何をしたのか。

風俗営業時間の短縮、スッポンポンはおろか、乳出しさえも禁止、挙句の果てには皆様をターゲットに、空港での免税たばこ等の取り締まり強化。恩を仇で返すとはこの事です。

そこで私どもは考えました。皆様のタンブンに感謝すると共に、タクシンのような愚行を二度と繰り返さないために、今回タクシンから没収した資産の一部を基に財団を設立し、皆様により一層外道ライフを満喫していただくためのプロジェクトを創設いたします。



名付けて「タイランド・エリート外道・カードプログラム(タイ語名:タンブン促進プログラム)」。

言うまでもないことですが、タクシン時代のタイランド・エリートカードのような、大して役に立たない、逆に国家に損害だけを与えるようなプログラムではありません。簡単にいえば航空会社のマイレージプログラムのようなもので、タンブンすればするほど、よりよいサービスが受けられる仕組みとなっております。詳細は追ってご案内するとして、以下概要をご説明いたします。



資格:日本人であること。一暦年に、カラオケやGOGOバーでの一定回数以上の連れ出し、MPの一定回数以上のご入浴の条件をクリアすること。残念ながら、援交カフェについてはカウント対象外となります。特例として、タイ人名義でコンドーを購入されたり家を新築された場合、または新車を購入された場合、金額次第では複数年にわたるエリートプログラムのサービスが保証されます。



プログラムのステイタス:上位から、「レアメタル」「ダイアモンド」「ゴールド」「タマダー」とランクされ、サービス内容は下位になるにしたがってダウンします。



サービス内容は概ね以下の通りです。

・タイのカレンダー進呈。風俗店が休みとならざるを得ない日が一目でわかります。次回の訪タイ予定には欠かせませんね。

・空港到着時エリート外道カード提示により、入国審査のFAST TRACK利用可能。一分一秒でも時間を無駄にしたくない外道の皆様へのサービスです。

・たばこ・酒類の免税範囲拡大。(多額の場合は、数百バーツで目をつむります)

・タクシースタンドでの外道レーン創設、ならびに、サーチャージ50バーツキャッシュバック。これでわざわざ重い荷物を引きずって4Fまでいく必要はなくなりますね。(どうせサーチャージももうすぐなくなる予定だし)

・ツーリストポリス外道セクションダイアルの創設。もちろん日本語対応です。お困りの際はいつでもどうぞ。また、なんかぼったくられているんじゃないか、ホテルの従業員が自分の今宵の相手に失礼な言動をとった等の場合、あなたに代わってきつくお灸をすえて差し上げます。(場合によっては営業停止なんかをちらつかせると袖の下が入ってくることになるので、こちらとしても苦情は大歓迎)

・ホテルのジョイナーフィー無料。(別に国家の懐が痛むわけじゃなし、こんなことで喜んでいただけるなら)

・BTS・地下鉄一日乗車パスの割引。(ま、お店巡りに励んでください)

・エリート外道カード提示者に対する、タクシーのメーター不使用・乗車拒否は運転免許はく奪の処置。(これも袖の下に直結することになるので、苦情大歓迎)

・マイペンライ券の発行。つい、本当にうっかりロリに手を出してしまい、警察が乗り込んできた場合、この券で全てマイペンライといたします。ただしタンブンは必要です。(18-相手の年齢)×一万バーツとなります(後で女の子と警察とで山分けとなります)。あなたはロリと堂々といたせてハッピー、女の子も警察も労せずお金をもらえてハッピー、皆がハッピーになれる魔法のような券ですね。(ま、心配しないでください、この券使用を見越して、年齢サバ読みのニセIDカードなんか作らないと思いますから)

・帰国時空港で出国審査のFAST TRACK利用&個室ラウンジ利用。外道の方一名につきタイ人一名まで個室利用が可能です。出発までごゆっくりお過ごしください。尚、個室は優待価格でのご提供となります。

また、空港内には出会いカフェもございます。入店可能なのは、男性はエリート外道の方のみ、女性は各エアラインのCA,空港職員をはじめ、ブス以外誰でもOK。こちらのカフェからも個室ラウンジに直結しております。

・インターナショナル送金専用口座の開設サービス。タイ国内のバンコク銀行の口座開設と同時に、バンコク銀行東京支店にも口座開設となります。お気にから「お金ない」と言われたら、日本国内の金融機関からバンコク銀行東京支店のお客様の口座へ送金していただきます。即座にスワンナブーム空港の一番悪いレート(とはいっても成田空港よりはずっとマシでしょ)でバーツに変えられて、タイ国内のお客様のバンコク銀行の口座に入金されます。あとはお客様がインターネットでお気にの銀行へ送金指示。どうです、簡単で便利でしょ?え?逆に都合が悪い?なおこれはインターナショナル送金専用口座ですので、タイ国内で出金する場合は、ペナルティーとして一回につき1000バーツのの手数料がかかります。

・お気にの素行調査(有料)。お気にの事が心配で仕事も手に付かないあなた、当方がしっかり素行調査いたします。あなたがせっかく送ったお金でほかの男と遊ばれてたんじゃ、堪らないですもんね。(素行不良の場合でも、女性側からお金をもらって、はい、おしまい、問題なしの報告。問題ありって報告してタンブンがなくなっちゃ、元も子もありませんからね)



そういえばタイランド・エリートカードは、歴史的な内閣支持率低水準を記録した日本の元首相に寄贈されてましたね。これは日本の皆様が、同カードに対してなんとなく胡散臭いイメージを持った一因かもしれません。

一方今回の外道エリートカード、栄えある会員第一号は、皆様もよくご存じの日本のさる高貴なお方です。



今後ともタイ王国ならびに国内の淫売をどうぞご贔屓に。。。アピシット



注)かっこ内を中心に不適当と思われる個所もありますが、発言者の意図・本音を尊重し、オリジナルのまま翻訳しました。



外道ライフの若干の後ろめたさ、「ああーわかってくれとは言わないがー、そんなに外道は悪いのかー」といった逆ギレ根性、「はいはい、結局カネが欲しいだけだろ!」といった開き直り、だけど、そうは言っても・・・・といった儚い願望、これらが複雑に絡み合って悶々としていたら、上記の駄文になりました。

以上







戦う事を忘れた日本男児へ BY茶倶和男


初めて投稿いたします。ここに投稿すべきかは悩みましたが恐らくこのHPがタイフリーク達がもっとも閲覧しているサイトと思い、この場をお借りして筆を取る事と致しました。最近、色々なタイ好き外道者ブログやHPを拝見させて頂きますと、ゴーゴーバー等でタイ人等から何か不快な事をされても、怒らない事、我慢する事が「大人」であるかの様な考え方をする方を見かける事が度々あります。ことなかれ主義の日本人の特徴なのではあるのだが、これは日本人が海外でなめられる最大の原因であると思います。私もタイで楽しまさせて頂いている者として言わせていただくが、ハッキリ言って迷惑である。貴方達は「大人」ではなく「臆病者」なだけである。人によっては中国人や朝鮮人がタイで嫌われている等と優越感に浸っているようだが、なめられていないだけましである。嫌われていようが金さえ出せば彼等だって貴方達の買った女と同じ事が出来るのだ。今度から明らかにこちらに落ち度がないのに嫌な目にあわされたら日本語で良いので怒鳴り散らしてやって下さい。勿論、ビール瓶や灰皿で頭カチ割られる事になるかもしれませんが、その時はツーリストポリスにでも助けを求めたらどうでしょうか。自分の場合は、ゴーゴーのウェイトレスやダンサー等から、なめた真似をされたら、本人に文句を言います。そして、相手がエキサイトして暴行に及ぶような状態になったら、マネージャを呼んで話す等しています。要するに必要な時にはクレーマーになり、日本人をなめてかかると面倒臭くなる、と思われるようにすれば良いのです。







加藤智弘氏へのレクイエム  BY;加藤外道


加藤は闘った。お前はどうだ? 

俺は、加藤智弘氏が嫌いではない。あの爆発的なエネルギーには、感嘆するしかない。

彼のエネルギーを作り出したであろう、今の日本社会の病理については、もはや何も言うまい。腐ってやがる。希望がない国さ。

加藤の絶望は、有り余るエネルギーを、今の日本社会では全く活かせないことにあったのではないかと俺は感じている。

世の中の成功者は、ものすごい精神的なエネルギーを持ってる。凡人がコップ1杯だとしたら、成功者はドラム缶クラスだ。

加藤の不幸は、凡人では持ち合わせてはいけない、ドラム缶クラスの精神的エネルギーを持ってしまっていたことだ。

日本は生き辛い。自殺者毎年3万人。12年連続。孤独死も年間3万2千人という。

人間と人間とが切り離されたシステムが日本社会。飼い殺しさ、この社会は。奇妙な戒律に支配された国。

俺も、加藤と同じくどうしてもこの国のシステムから逃れられる人間になりたい。

加藤は、闘ったよ。間違いなく。その辺のクズなネットウヨクやニートたちと違って。エネルギーを爆発させて、底辺から奪い続ける社会に対して戦った。確かに7人死んだ。だが、お前のおかげで日雇い派遣法が改正され、多くの命を救ったんだ。マスコミは、この事実を糊塗するが、俺は忘れちゃいない。

常に、「権力に対する戦いは、記憶の忘却に対する戦いである」

俺も、本当に日本社会に嫌気がさしている。タイに行くやつ、フィリピンに行くやつみんなそうさ。俺は同類だから分かるんだ。

俺は、加藤ほどのエネルギーは持っていないが、その俺のエネルギーを会社の成功、そして日本脱出にかけたいと思う。

加藤は、たぶん死刑になるだろう。死刑が廃止されても、終身刑は避けられない。

ただ、お前のエネルギーの凄さは忘れないよ。ある意味では、お前の分まで生きてやるよ。

お前が事件を起こす前に知り合いたかったな。あの世で会おう。その貧弱な体で、海兵隊を超える戦闘をしたお前のエネルギーの秘密をその時、聴かせてくれよな! チャットじゃなくて、お前の口でよ!

お前は、誰も友達はいないといったけど、あの世では俺がいるから安心しろよ! じゃあな!!






老いったら外道  BY;Shing
10年前になるが、職場でパソコンが全員に配付されることになり、窓際族で定年間近の私の机の上にも設置された。パソコン操作は初めてだったが、幸い銀行を辞めたアルバイトの子がパソコンに精通していて、役得でインターネットの扱いを教えてもらった。自力でいじれるようになって旅のプログを見ている内に、タイの夜はことのほか面白いことを発見した。体験談を読んでいる内に自分も行きたくなってきて、秘密裏に決行したのが、アジア通貨危機がまだ癒えないバンコク。なにしろバーツが半分に下落したようで、豪華ホテルでも一泊一万円、女も1,000B(2,600円)でいけた時だ。「シェラトン」に宿をとり昼間は「コージー」でいきなり3P。 1人1,200Bだったから二人呼んで、プログにあった「チンチン・アロイ」氏に習って生フェラ・タッグマッチを実践してしまった。夜はSukumvit通りと「ナナ」をうろうろしただけで可愛い子に引っかかってしまい、一晩に入れ替わりで3人も持ち込んでしまった。何年も思い描いて出来なかったことがいとも簡単に一夜にして格安で実現してしまったのだ。これが外道の始まりである。それまでは中年のおばさんとつきあうのがせいぜいで、若い子には近づくことさえ気を使わねばならぬクソ親父の立場。日本では絶対あり得なかった、若い彼女たちの優しい応対と弾けんばかりの初々しい肌の解放。一気に人生がハイになり、その後は年に3~4回訪タイが続き、定年後も再就職はせず年金を工面しながら密かな楽しみを満喫し続けた。その間援交目的で来る子のグレードが上がり、回を重ねる毎にいい子に巡り会えた。日系企業に勤める美人までゲットするところまで成長し、何物にも代え難い至福のひとときをしばらくの間味わうことが出来た。しかし円安がどんどん進行し一万円が2,650Bに値下がりした時のことである。レストランでチップをケチったところで、「キーニオ」の罵声とともにチョン。タイ娘は親密になるのも別れるのも、いとも簡単にやってくれるので、外道になるには気持の切り替えが一番大切なことを実戦で会得した。ホテルも女も3倍に値上がりしてしまいもう初めの頃の格安で豪華ホテルでのリッチな旅はバンコクでは出来なくなっていたが、めげずにパタヤ方面に軸足を移してバービァ巡りで可愛い子とHを堪能し続けた。

 歴史は繰り返すである。昨年来の大恐慌のお陰でホテルが青息吐息。33回目となる今回は再び「シェラトン」に格安で泊まることが出来た。さすがに豪華で外へ出るのがもったいないくらいだ。朝食だけでも元が取れてしまいそうだ。そしてもうなれたもの・・・夜はデスコへ行くと素人さん風若い女が待ち伏せしている・・・値段など聞かなくとも翌朝だまって2,500Bを渡せばOKだ。最近は1,500BでもOKらしいが・・・デスコのお客はファランばかりでも臆することなく美人に近づき乾杯。相変わらず中学生程度の英語力だが話題はいつも同じだから結構持ちこたえられる。彼女はラチャダーのショピングセンターでキャッシャーしているとかで未婚の23才。飲んで踊って(日本じゃキチガイにされちまう)盛り上がったところで当然の持ち帰り。後ろで驚きの歓声が聞こえたがマイベランだ。

ホテルに帰りゴージャスなフロで背中を流させ、生フェラでイかせてもらって快感大満足で握らせたままの就寝。朝見てもかなりの美人でホテルの朝食を堂々と2人で食べてから彼女は仕事に帰っていった。

これが今回9月での初日の出来事である。

23才対67才なんて全然気になんかしない。この日のために普段は体操をし、腹筋を鍛え、加齢臭には注意し、オシャレに最大限目配りをする。こうした気遣いは幾つになっても相手に好感を持たれて努力が実る( 援交対象に最適と思われる )。そればかりではない。この10年間に癌の手術もしたし、失明の危機にもさらされた。その都度後遺症に悩まされたが、タイに行って気に入った若い女の子と思い切りHをすると元気がみなぎる。ぴちぴち肌から「気」をもらう事で「じんましん」なんかは治ってしまった。男は好きなことをやり血液の循環をよくすることによりに病気なんか関係なしで精気がみなぎる。何もやる気が出ないで引きこもりになったり、病院通いしている沈みがちの男どもよ 何でも有りのタイにきて思い切り精子を飛ばしてみてくれ。きっと本来の優しく力強い男の性が取り戻せて人生楽しくなると思うよ。実はこれから外道をめざすべき貴君に言いたかったのはこのことである。幾つになってもHし続けて健康にして医療保険の世話にならなければ国も大喜び。臆せず外道に励んでくれ!!!









タイ外道資金捻出手段について by;TOM
皆さんは外道資金捻出はどうしていますか?小遣いの節約、会社の出張のマイレッジで訪タイ、などなどありますが、資金量が豊富なほどタイでの快適な滞在に結びつくのはいうまでもありません。何せタイはクレクレ星人&底なしのマイポ星人(※マイポ=まだ足りない)が多数生息しているからです。クレクレ星人の判断基準はシンプルです。財布の重さだけです。
それに、タイは物価がいくら安いといっても、1ナタリーはサイドラインなら7000円はしますし、タニヤで3軒もはしごすればオフしなくてもやはり7000円くらいはかかります。日本に比べれば安いけど、1週間も滞在すればそれなりにかかりますね。

私はクレクレ星人のえさ対策としてFXをやってましたが、値動きが激しすぎるのと24時間市場が開いているので精神的肉体的に厳しく、最近友人に教えてもらった「日経平均225先物」の寄引取引というものをやってます。基本的に朝9時の市場OPENに「買」or「売」で午後15時10分の市場クローズに決済するというもの。12月は円高や何やらで成績はあまりよくないですが、2009年年間では結構稼げましたよ。日経平均を売買するといったイメージです。ソニーとか東京電力とか個別に株価を見るのは難しくても、市場全体だと結構分析しやすいのです。

基本的に日中の値動きは見ないでいいので、タイで外道活動中でも可能です。またオーバーナイトといって20:00(夜の部のクローズ時間)に「買」or「売」を行って、翌日の朝9時に決済するというものもあります。
儲かると、これでナタリー○○回分とひそかに計算して、次回の訪タイを想像したりしてます。
いろんなサイトやブログがありますので、皆さんも勉強されてはいかが?
http://ameblo.jp/tomkomiya/
http://ameblo.jp/sakimono-renkin/
http://ameblo.jp/kaho225/









全日本 マンコ エクスプローラー BY;外道貧民


下がれおろう下郎!といわれ、江戸所払いを申し渡された外道貧民です。下郎扱いされ、嬉しくなったので日本国内における呼称を調べてみた。

北海道:だんべ
青森県:まんじゅ
秋田県:まんじゅう
岩手県:びった・まんちょ
山形県:おぺこ・あべちょ
宮城県:べっちょこ・べべ
福島県:べっちょ・ペッペコ
新潟県:まんじょこ・べっちゃ
茨城県:おめんちぃ
山梨県:おまんこぉ・おべっちょ・おまんちょ
静岡県:おちょこ・つんびー・あいべっかい
石川県:ちゃんぺ
愛知県:おべんちょ
三重県:ちょんちょんと
滋賀県:めんちょ
奈良県:おそそ
鳥取県、島根県、山口県:めんちょ
香川県:おそそ・おちゃんこ・おちゃこ
徳島県 :おちゃんぽ・おちゃんこ
愛媛県:おめこ・めっこ
高知県 :ちょぼ・おまんまん
福岡都市圏:めめさん
宮崎県・鹿児島県:まんじゅ
佐賀県:ちょんべ
長崎県:めこんす・おめしゃん
熊本県:めめじょ・ぼぼ
鹿児島県:おぼぼ・めっじょ
沖縄県:ほーみー・ぼぼ・ひーあー

ふっふっふ・・・くだらない事に時間を費やしてしまった。orz
各地方とも、概ね愛嬌のある呼称ではあるが、静岡のおちょこ以外で、つんびー・あいべっかいが最悪ではないだろうか。
しかし、なんでこんなに呼称があるんだ?

外道紘;心底下らない。こんな事してないで、いい歳なんだから仕事してくれ。こんなのどこにも掲載できないので文章の墓場、外道番外地である徒然外道に掲載。







スクンビット沿いの屋台 BY;2002大将
R2のメイとの一戦で、興奮して寝付けるわけなく、2時半スクンビット沿いの屋台で、ヌードルとビヤシンで頭を冷やした。そんな中、その屋台の店主であろう女、20代後半くらいかな~と軽くおしゃべりしながらビールを2~3杯くらい奢ってやった。4時頃だろうか、前のテーブル席にちょこんと座って、キャップ帽を斜め半分にかぶり、笑うと天使のような微笑をする女の子がいた。なんだこんな時間に。すると店主が、マイシスターといって紹介された。へー妹、ナーラック ナー。無論ヨコシマな気持ちは全くなかった。そもそも年齢が年齢だ。ちゃんと学校に行きなさい!てな感じだ。気がついたら俺も酔っ払って、彼女が俺の膝に座っている。姉さんが、シスター連れて帰っても良いよ!なんて、ローレン ! えっ、彼女が俺のチンポ触ってる。アオカン ディー マイ? オーケー!と即答!なんかよーわからんが、屋台でメシ食って、気がついたら、そのオーナーの妹とアオカンか、アンダーグランドな今回の訪タイやな~というか、タイランドはなんでもありか!? 連れて帰ってしまった。ロリロリだ。もう当たり前に生出しだ・・・。はー疲れた。あー蒸し暑い灼熱の夜だった。
その後3日間彼女と2時に屋台で待ち合わせ寝るときは一緒だった。帰国日は、空港まで送ってくれた。ハイラックス パパの車で 笑。 ママには、うちの娘とベイビー作れとうるさく言われた。ベイビーに金を送れ、これで、家が建つという単純明快な作戦だろう! 家族一丸となって俺から金を吸い取るパワーはまさに強烈だった・・・・・。このチームワークならサッカーワールドカップの予選突破も近いうちに実現するだろう!

あー帰りたくない、この哀愁は何回来ても慣れない。なぜ刑務所に帰るのだろう・・。しかし今回は大きなトラブルもなく帰れそうだ、まー良かったと最後に出国審査入り口で、振り向くと満面の笑顔で大きく手を振っている屋台ゴッドマザーファミリーが総出で俺を見送っていた・・・・。もう、屋台のヌードルはやめにしようか・・・。 コープンカップ!






ブラックアジア BY;70st


あれから、何年くらい経ったんだろう・・・サイトが突然に閉鎖されていた。

毎週、日曜日の更新が楽しみだった。一人よがりに、なりがちな売春の記事とは一線を画した文章だった。自分自身を、第三者の目線で冷静に、そして自虐的に描いていた。彼自身が抱いている、売春に対しての罪悪感、からなのかもしれない。彼は、売春婦しか愛せないと書いてた。彼の文章を読んでいると、その事は理解できた。どんな、女性であっても 愛を持って接していた。そんな文章だから、読み終わった後に気持ちが 沈みがちになる事が多かった。

彼女達を、通してその女性の歩んできた道 その国の歴史抱えている問題から、宗教まで その文章に詰まっていた。彼自身、売春行為そのものより、彼女達の心の中を覗きたかったのかもしれない。

売春を繰り返す男の事を、花から花へ飛び回る蝶に例えてバタフライと言うらしい。

彼は、今ごろは何処を 飛び回っているのだろうか・・・・









neguroさんからの 編集後記 世界同時金融危機 に関して
クレジット・デフォルト・スワップとサブプライムローンの解説


煩悩の夕暮れ 2009/06/12付け編集後記に、
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クレジット・デフォルト・スワップとか言われてもサッパリで、無理に解釈すると、金貸しとか金融なんかやってる奴は元々変態なのでスワッピング好きなのだろうか?なら好きにしなさい。サブプライムローンも仕組みは理解できず、ただ単に貧乏人が背伸びして無理な月賦組んだ、としかわからなかった。どうなんでしょうね?皆さんわかってますか?
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と書いたら金融業界の外道者neguroさんが下品な言葉を使って解説してくれた。外道とは関係ないけど勉強になったので掲載。

Credit Default Swapについて

Credit Default Swap、略してCDSの事ですが、Wikipediaを引くと、クレジット・デフォルト・スワップは、貸付金、社債、売掛金などの金融資産に関して、保証料と引き換えに信用リスクを移転するための保証類似の取引である。現金(credit)と貸倒(default)を交換(swap)する契約である事から、このような名称が付されている。契約期間は5年が中心であるが基本的に相対契約のため、その種類や契約内容は多種多様である。

CDSの代表的なものとしては、2者間(買い手と売り手)の間で結ばれた次のような契約である。買い手が企業A(参照企業という)への貸付債権や社債などの金融資産を持っている場合を想定するとわかりやすい。

プロテクションの買い手は売り手に定期的に(通常は4半期毎、契約時日割り、のち期日日払い)プレミアム(ないし保証料)を支払う。 売り手は契約期間(通常は5年)のあいだに参照企業Aに一定の事由(信用事由)が発生した際に、あらかじめ決められたルールに従いその買い手の損失を補償する。 参照企業が現実にデフォルトした場合、買い手が社債などの債券を保持したままCDSの契約者同士で現金のみで決済する場合と、売り手にひきわたして決済する場合があり、後者が主流である。ただし、契約上は現物決済であっても、実際にはISDAにより開かれるオークションによって決定される回収率(最終価格)に従い、カウンターパーティー間のエクスポージャーをネットした上現金にて決済されるケースが多い。参照企業に対して貸付債権などを持っている銀行がCDSを購入することにより、貸倒れのリスクを分散することが可能となる。

と書かれていますけど、日本語じゃないみたいでしょ。(笑)

外道金融的な解釈をすれば、情報弱者のために胴元(金融機関)が公な形で提供する「企業倒産に張る博打」、と簡単に言えるんですけどねぇ。

取引先Bがやべぇかも?と思っている事業会社Aは、万が一の「保険」のため、A社への売掛金などの債権額に見合う保険をかけようと思い、外道銀行に相談にいきました。銀行担当者は、「そっすねー、ヤバいかもっすねー。ウチにイイ奴ありますよー。買っときますかー?」と言って「B社のCDS」を勧めてきました。向こう5年間一定額のCDSという名前の「保険料」を支払う事で(つまりCDSを買う=保険証書を持つイメージ)、B社が倒産した時でもA社の債券は銀行が代わって立替えて支払ってくれる、というシステムです。

当該企業の財務の健全度合いやその業種・業界の置かれた環境、過去における類似企業の倒産確率、はては景気や為替、金利の水準など複雑な要因が絡み合って、CDSの値段が付けられますから、金融機関にとっては「ブラックボックス」的商品であり、鉛筆嘗め嘗め「んー、ちょっと値上げしちゃおうかな―♪」とか、裁量が利く訳です。胴元は色んな客を抱えてますし、色んな企業のCDSを扱ってますから、B社一社が実際に倒産して保険料を支払ったとしても、他で全く倒産がなければ丸取り状態になっている訳なので、十分な利益が出る事になります。

保険と言えば聞こえはいいですが、所詮は「倒産する可能性・確率」に対する商品、つまり「何時起こるか分からないし、発生しないかもしれない事象に対して人々が抱く不安感」につけこんだビジネスです。生命保険や損害保険など、世の中で保険と言われる商品はすべからくこの観点に立ったビジネスですよ。人が死んでも十分な蓄えをした後なら保険金なんかいらないし、事故を全く起こさないなら自動車保険も要らない…。「でもね、そんな事有り得ると思いますか?自分には起きないと言えますか?」と人間の持つ弱みにつけ込んだビジネスですね。「安心と補償」、美しい謳い文句の裏にはドロドロな思惑が渦巻いているようです。

サブプライムローンについての解説

サブ(準ずる)プライム(優良な)ローン、言葉は綺麗な言葉を使ってますが、要は「普段だったらカネ貸せないような所得層に対するローン」の事で、専ら住宅と自動車購入向けで組成されたものです。景気が良くなってきた頃、「債権を転売しちゃう」という発想をもった金融機関が、「どうせ危なそうな奴らに貸しても、自分がそれを持つ訳じゃないし、貸しちまえ!その方が儲かるし♪」って事で始まったのですが、当然今迄存在しなかった購買者層(当たり前ですね、普通なら買うとさえ考えない人達にある意味無理矢理買わせる訳ですから…)が出現した事で、住宅価格は上昇し、ビッグ3が作る高級車が飛ぶように売れるようになった。金融業界では、それこそ「アイツ一人に美味しい思いはさせたくない」という発想から、各社が同じようなローンを提供するようになって、益々拍車がかかった。

そうこうするうちに「それだけでは屑であるサブプライムローン」が溜まりに溜まってきて、流石のイケイケ金融機関でもこれ以上はヤバくね?と思うようになった時に登場してきたのが、旧リーマンが得意としていたCLOやCDOと言われる合成債券だった訳です。Collateralized Liability Obligation、Collateralized Debt Obligation、平たく言えば、前述のローンや債券などを寄せ集めて、「債権企業に対する信用度合の値段(≒先程のCDSに酷似)」と、「お金を貸している期間の値段(=金利)」に中身を分解し、また組み立て直して別の「金融商品」に仕立て上げるものです。そしてここがミソですが、この組み立て直した金融商品自体には、○○銀行とか、△△証券とか、◇◇保険とか、その金融商品を組成した金融機関の格付けが適用される、という事です。

つまり、淫売が家を買うためにローンを組んだ=信用度合皆無、そんなローンを100件集めて、トリプルAの格付けを持つ外道銀行が新しい金融商品に仕立て上げた、するとあら不思議、中身はクズなのに表面上は高利回りを誇る高い格付けの付いた金融商品が出来上がる訳です。そしてそんな商品であれば、世界中から売ってくれ、買いたいという注文が舞い込み、次から次へとこの魔法の金融商品が乱造されていった訳ですね。景気が良い間は淫売達もキチンとローンの返済をしていますが、景気が悪くなって客が付かなくなり、はたまた性病うつされて仕事ができなくなったりで支払いが滞る・夜逃げする、その頃には景気が悪くなってるのでローン組んだ時より住宅価格が下がってますから、売っても全体で損が残る。10件までなら耐えられたのに、20件、30件と似たような債務不履行が起きて、とうとう組成元の金融機関でも耐え切れなくなって損失が出る、後はこの無限ループが公的資金注入まで続いた訳ですよ。

こんな説明でご理解頂けますかな?neguro



自信はないが理解したような気がする。しかしなんでも商品にしてしまう人間とははたして進化していると言えるのだろうか?

本来、読者の声に掲載すべきだが、あまりに長文になったのでどこに掲載すればいいのかわけわかんない。文章のゴミ箱・無縁仏といえる徒然外道に掲載する。








知ったかぶりのタクシー運ちゃん BY;アジア労働者支援協会


スワンナプームに着いたあとは、いつもどおりタクシーでホテルへ。
「スクンビットならこっちからの方が速い、まかせとけ。」
スワンナプームからはバンコク都心部へ繋ぐ選択肢が複数あり、こんな風に知ったかぶりする運ちゃんは多い。

「まあええわ」
と好きにさせておくと、高速の乗り口を間違えて余分に高速代使ってみたり、さらにひどい場合は、なんと間違えた高速道内でバックしよりますからな、300mほども。さすがタイですわ。

バンコク市内でも
「タイムズスクエアに行ってくれ」
といえば、
「マイミー」
無いって?どういうこと?

そんな場所はない、まちがっている「サイアムスクエア」やろ、とか勝手に解釈する運ちゃんだっている。
「ちがう、そこや、そこでストップ!!」
と目的地の目の前に止まらせてビル名表示の看板を指し示しても、
「・・・サイアムスクエア・・・」
往生際悪く呟く強情もんもいる。
無理矢理読むな!あれはタイムズスクエアと読むんや。
こっちはタイ語が読めるんやっ。

「どこに泊まってる?」
と訊く運ちゃんも多い。例えば、
「シェラトングランデ」
とか返すと、
「マイディー、ペーン」
だって。
おまえが何を知ってるっていうの?
それでどこがいいのか尋ねてやると、「ガヤック」とかなんとかわからん名前をほざいている。
ナンじゃそれ?
とよくよく聞き返すと「グレース」のこと。
確かに「グレース」の方が「シェラトングランデ」よりマイペーンだけど、比べる内容か、それ?
もう一度云おう、おまえが何を知ってるっていうの?

さらに知ったかぶりといえば、MPを薦める運ちゃん。
「スワイナー、プーインヨヨ」
とかぬかして、薦めるのはたいてい
『J‐One』とか『Qピーディー』など中途半端にショボイ所。
試しに『アムステルダム』とか『ラ・ベル』とかって訊いてやると知らなかったりする。
それでもまだまだ『Qピーディー』『J‐One』とうるさいので、そこは好きじゃないんだって反抗してみると、
「ペーンだからか?」
と云って次に薦めたのが『エンガラ』だったりする。
もうちょっと日本人の嗜好も勉強しようよ。

今や情報化の時代。
ホテルだって道路だってMPだって、タイの運ちゃんより日本人の方がよく知っていたりする。
これでは、バンコクのタクシー運ちゃんもやりにくいのはたしかだ。
でも一方では、運ちゃんの情報を重宝して喜んでついて行く人もまだまだ多くいる。
それも大事なことなのだ。
知らない土地で遊ぶには、タクシー(もちろんトゥクトゥクやシクロの場合も)運ちゃんに聞け、という金言もある。
初めてのバンコクで運ちゃんにつれられて、ちょっとは余分に取られたとしても
「よかったな、安かったな」
と客が感激のうちに紹介された店をあとにするならば、それも良し。
客が楽しんでくれたのなら、それはすなわち正解なのだ。

ということだから、がんばれ、運ちゃん。
続けろ、知ったかぶり。


以上のような、タイ紀行をはじめ、バンコクのお店やソイの様子を紹介するブログを運営しています。興味があれば、一度覗いてみてください。
http://paaksoi.blog116.fc2.com/
外道ブログからもリンクされています。

アジア労働者支援協会







海辺のカザフ
オレは早くから国を出てしまい、すでにそう短くも無い人生の約半分を外国で暮らしている。それだけではないがオレは簡単に現地に同化してしまう。日本の色がとれないほど染まる前に国を出たともいえるし、オレ自身の特性かもしれない。それはオレが異邦人らしくしていない(ワザとではない。地だ)からかもしれない。
外から来た人間は程度の差こそあれ、一人で行動している時は自信なさげにキョロキョロまたはオドオドしている。日本人は特に特徴的で他のアジア人との見分けが簡単だ。また、決まりきったような旅行者ルックなのも識別しやすい。
ダラけた格好しているせいもあるが、オレが現地にとけ込みやすいのは、ひとつにあんまりオドオドしていないせいもある。当たり前だがオレは金が無いので半年以上滞在した国の多くで働いていた(日系企業とかではない)。現地人と同じリズムで生活すると自然と同化する。
一方、何年住んでも全然同化しない人もいる。どちらかといえば日本人はそのほうが多い。
頑なに、あるいは仕方なく、それとも自然体で日本を離れられない人だ。
本人にとってどうか知らないけど、なんだか焼印を押された家畜みたいで憐れでもある。もっとも家畜ならそのことを不幸に思わず、かえって安堵する。人も家畜もそう変わらない。
オレは東洋人だが、ロンドンにいたときはピカデリーのそばで働いていたのでソーホー(中華街)の中国人だと思われていた。(丁度、天安門の後だったので店に来る客から、よく難民申請を勧められた)
移民国家であるオーストラリアでも同様。決して留学生とか旅行者だと思われなかった。実際そのどちらでもなかったが。
ビックリしたのはアフリカにいたときタンザン鉄道建設に狩り出された中国人(良くあることだがそのまま住み着いている)だと間違われたことだ。ブラックアフリカに東洋人は極めて少ない。アジア人といえばまずインド人だ。
オレ自身が現地人(住民)と見られていることに気づくのはよく道を聞かれるからだ。
『~へはどう行きますか?』
旅行者や外国人からではない。現地人に聞かれる。すべて英語だ。東アフリカの公用語は宗主国イギリスの言語である英語だからだ。イギリスやオーストラリアも当然同じ英語。
長く会話すると語彙の少なさや発音からオレがネイティブ(現地人)でない事がばれてしまう。別にばれてもいいけど。
タイでは純粋にタイ人、中華系が多いかな、に間違われて道を聞かれる。簡単に説明がつく場所だと相手も気づかないが、説明が長くなるとオレがタイ人で無いことがばれてしまう。別にばれてもいいけど。
すべての場合で言えることだが皆一応に驚く。だって外国人に地元の道を尋ねてしまったんだから。

オレは海岸にいた。
最近はどんな辺鄙で鄙びたビーチにも外人観光客や引退老人がいる。引退後は海に面したビーチハウスで余生を静かにすごす、みたいなのが白人を中心とする欧米人の理想というか、典型と言うか、まあ、わかりやすいモデルなのだろう。ヨーロッパはもともと太陽の少ない土地だ。
オレは超鄙びた辺鄙なビーチにいたので、いなくは無いが外国人の数は少なく、タイ人にいたっては皆無、ジュース売りしかいない。タイ人にとって太陽と砂浜は無価値だ。オレはわけわかんないバービヤなんか無いビーチが好きだ。パタヤはビーチハウスではなく、ビッチフルハウスでバンコクより心が荒む。
ホテルから1キロほど離れたところに無人ビーチというか海岸線にホテルが一軒も無いビーチがあった。当然ながらイーグルスとかの妙なお仕着せリゾート音楽もなく、聞こえるのは波がしょぼく打ち寄せる音のみ。ハンモックも大麻も売りに来ない。ジュース屋からビーチチェアを借り、のんびり本を読んだり、このしょうもない文章をい書いたりした。
他にもっと綺麗で大きなビーチがホテルの前にあるのに、こんなところまで来ているのは、よほどの変わり者か、オレのように静かに過ごしたい奴だ。人嫌いな奴にもいいようで、一人で来ている奴が多い。オレも少しそうだ。
オレは去年から読もうと思って買っていた村上春樹の『海辺のカフカ』を読んでいた。村上春樹はあまり好きな作家ではない。都会的で洗練された文章作家だそうだが、オレにとってはそれは重要でなく、面白いかどうかが問題だ。読書はファッションではない。普段本を読まない人にはファッションのようだ。その本、その作家が自分に似合うかどうか気にしている奴がいて、オレはそのこと自体に驚いた。『似合うも似合わないもお前みたいなオヤジもう誰もみてない』といったら怒っていた。実に言い得て妙な表現だと思うのだが、真実を語るものは往々にして弾圧される。どうも彼にとって本、読書はファッションアイテムのようだ。話がそれた。オヤジなんてどうでもいい。
『海辺のカフカ』を読んでいたとき、ふと聞き慣れない言葉で話しかけられた。
『*+>_*<>*+?』
語尾が上がったのでなにか質問だと思った?
『Excuse?』
オレは英語で聞き返した。その後の会話は英語になった。
彼はカザフスタン人で、オレのこともカザフ人だと思ったそうだ。
カザフ人に会ったのは初めてだ。同時にカザフ人に見間違えられたのも初めてだった。
彼は東洋系ではあるが幾分バタ臭い血が混じった独特な顔をしている。中国北西部やウイグルにもいえることだが、おしなべて背が高く少しバタ臭い。日本人がイメージするジャッキーチェンのような中国人は、中国の一部分でしかない。中国は広いのだ。カザフ人もそんな不思議な顔立ちの人だった。オレは体型外見とも、もろ縄文人なので、いったいどこがカザフ人に見えたのか不思議だが、これもオレに色が無い、またはドロドロに色の重ね塗りをしてしまっていて、見ようによっては何人にも見えるのかもしれない。
ソ連崩壊後にドバドバ出来た民族国家カザフスタンは油でも出るのか、タイでもかなり物好きしか行かないビーチリゾートに一人で来れるようになっていた。10年前には想像もできなかったことだが、タイに増えたのは中国人観光客だけではなく、ロシアやその周辺諸国からの観光客も沢山来るようになった。
この世にあるものすべては変化し、その予測は困難であり、また多く変化を押し止めようとする努力は徒労に終わる。
カザフ人と少し立ち話した。
『カザフには馬がいるか?』
『沢山いる。もともと遊牧民だ。ところでオレは昨日スシ食った。』
ビーチのそばに、いかにもビーチボーイに孕まされて進退窮まり、親に泣きついて店出しました、みたいなラスタ帽の日本女がレストランやっていた。寿司は一口サイズのおにぎりだった。オレはガックリきたが、このカザフ人もそれを食ったようだ。
『あれは・・・スシではない』
オレは遠くを見ながら言った。そんな気分にさせるスシだった。
『オリジナルではないという事か?』
彼も水平線のかなたを見る。そんな気分だったのだろう。
『ウン、そうとも言える。ところで日本人は馬も食う』
オレは聞かれてもいない余計なことを言ってしまう。馬と寿司の話をしていて急に馬刺しが食いたくなったからだ。
『スシでかっ!?』
カザフ人は驚愕して聞き返した。
『スシというか、サシミというか・・・まあとにかく生で食う』
オレは長い間食っていない馬刺しを思い浮かべ、遠くを見た。そんな気分だった。
その瞬間、カザフ人の顔に恐怖が張り付いた。きっと彼の脳裏には日本人が口の回りを血みどろになりながら馬にかじりついている光景が浮かんだのだろう。
彼は度し難い野蛮人を見る目つきで後ずさり、オレから遠ざかって行った。カザフ人とはお友達になれなかった。
仕方なくオレな足下に置いた読みかけの本を手に取った。
『海辺のカザフ』
いきなり口をついたのは駄洒落だった・・・不覚。

PS;意外なことに海辺のカフカは面白かった。







あっさりの夕暮れ BY:あっさり
お久しぶりです。あっさりです。
なにやら徒然草的なものを募集されているとの事で、筆が動くままにとりとめもなく書いてみたいと思います。

バンコクに赴任することになって約2年半。 ハンドルネームが語るように、私の外道生活は非常にあっさりしたものですが、それでもバンコク赴任後3ヶ月だけは濃密な外道期間だと言えます。というのも、家族が来るまでの3ヶ月独身生活が外道期間であり、その3ヶ月に築いた外道コネクションもほぼ1年で途絶えました。今は、あっさりどころか、もう、カラカラ外道です。カラカラがなれてしまうと、普通になってくるから恐ろしい。自分だけは特別だと若い頃は思っていたが、就職し年を重ねる度に会社に飼われることに慣れてしまう感覚に近い・・・。

そんなあっさりも、最初の3ヶ月はこってりと糸引く様な外道ぶりで、毎夜毎夜いそいそとナナ、カウボーイ、テメ、ある時はプラカノンの冷気茶室へ、またある時は王宮前広場で夜のお散歩と、忙しい日々を過ごしていました。そんな中でも「彼女」の存在だけはどうしても忘れられません。

彼女とはテメで知り合い、小柄な体型に幼い面影を残す女性でした。いつしか彼女の部屋に上がりこみ、泊まり込む間柄になりました。彼女の勧めではじめてビタミン剤を味わい、快楽の後に来る体の変調を赤ハゲ先生に相談した事がありましたました。ついでながら、先生に、「彼女のビタミン剤習慣を止めさせたい」についての問いに、先生は「あなたに、彼女を今の環境から脱却させる気構えは出来ているか?」と問い糺されててシュンとなった記憶があります。その時にハッと何か気づかされたような気がします。何に気づいたかは上手く表現できませんが、この国の風俗ビジネスが確立されたものであり、あっさりの持つ上辺だけのキレイ事は何ら通用しないという事だと思います。

今では彼女の行方は知りようもありません。ある時は、日本人と結婚するので横浜に住むことになる・・・とか、アパートを引越すから、6000バーツ貸して頂戴・・・・・・・・とか、今実家に住んでるから、携帯はたまにしか繋がらない・・・とかで、結局音信不通になってしまいました。

音信不通になってから約1年が経ちますが、今はどこで、どんな生活をしているのやら・・・。妻や子供達のはしゃぐ声が聞こえるベランダの窓を背に、そんなことを考えながらタバコの煙の行方を目で追う・・・。彼女にとったら、あっさりの事なんて思い出にも出てこない過去の人かも知れないのに・・・。6000バーツ貸したままという事実が、何故だか心を穏やかにしてくれるのです。

(終)







愛のフォーティーン・ライダー

それはある日突然かかってきた国際電話だった。
『もう我慢できないだよ 別れるだの!』
日本に嫁に送り出した馬鹿たれインバイからだった。
『・・・アホかお前は・・・いまさらタイに戻ってどうするんだ?』
『大丈夫、私モテルだから』
『それはかつての話で、今は外見も内面もかなり痛い女だ』
『私どこも痛くない、健康だの!』
『もういい、痛いの話は忘れろ。いったい何が我慢できないのだ?』
聞いてみると二倍疲れる話だった。我慢できないと言うからには旦那の暴力とか浮気とかの話しかと思っていたが、我慢できないのは、子供が出来てから旦那がマンコしてくれない、日本つまんない、金持ちの国かと思っていたがすんでみたらバイタクすらいないので歩くのがかったるい、などの脱力感充満する愚痴だった。オレがグッタリあきれて聞いていると馬鹿たれインバイは宣言した。
『もういい、もうすぐタイに帰るからそのとき相談するだの』
『相談するんじゃない!関わり合いになりとうない。だいたいお前がインバイ稼業に見切りをつけて強引にあのリーマンと入籍したんだろうが。向こうが無口で気が弱いのをいいことにお前がガンガン話をつけて入籍に追い込んだの忘れたのか』
『もう気が変わっただの』
話にならん。がきはどうする気だ?とたずねても脱力感溢れる返答。
『そんなの私カネない、可哀想じゃない。旦那のお母さんにあげるだの』
がきの養育を押し付けた上、茨城だか栃木だかのマンションまで取ろうとしてやがる。それもあと20年のローンは欲しく無いという身勝手さ。まともに聞いていると他人事ながら気が狂いそうだ。
結局馬鹿インバイがタイに来てしまった。
『で、どうするんだ?』
『なにがだの?』
『なに言ってんだ、別れ話だろ?その前はなしていたのは』
『ああ、あれはもういいだの、心配ないだの』
あまりに強烈な別れ話に旦那や親族一同が震え上がり、金渡してタイに里帰りさせることで話をつけたそうだ。なんだか体のいい脅迫みたいなオオゴネだったようだ。
『150枚貰っただの』
『150万のことか・・・たち悪いな、お前マジに主婦か?オトコだったらいいヤクザになれただろうに・・・もったいない』
インバイはオレの話しなど聞いていない。勝手に自分のことだけを話す。
『それで田舎に帰って14ライの田んぼと水牛買った』
『小作人の娘から地主になるには、その裏に悲惨な事実が隠されているのだな・・・お前じゃないぞ、旦那の悲劇だ』
1ライ=約40x40M=1600平米だから、22400平米と水牛・・・ごねてみるもんだな。オレも大家にごねて冷蔵庫せしめたばかりだから人のことは言えないが、このインバイのほうがはるかにスケールのデカイ大ゴネ野郎だ。
サイアムパラゴンで子供や旦那のお土産の買い物に付き合わされた。
『私幸せなー、旦那さん優しいし、子供は可愛い、大好きだのっ!』
・・・オレはなんだか敗北感に打ちひしがれて帰途についたのだった。







やっぱり帰国最終日は憂鬱だ by:wan


自分の悪い癖である。
いつも今やっていることに集中できず、次のことを考えてしまう。今を楽しむ「ゆとりや余裕」を忘れてしまう。多分、時間に追われ今まで生きてきたことが、自然そうさせてしまうのだろう。今を楽しめ無いなんて、「なんて最低な奴なんだ」と自分を責める、もう一人の自分が居る。

かみさんに対するバレバレのアリバイ工作、会社に対する有給休暇取得の度重なる言い訳等々、幾多の苦難と障害(涙と汗と笑)を乗り越え、空港占拠をものともせず、やってきました夢の国タイ、バンコク。さらに、パタヤに1週間も滞在できたのは所帯持ちリーマンのWANとしては奇跡に近い。

しか~し、NH915便でクリスマスイブに到着したBKKは予想以上に静かだった。

今度の旅は自分にとっては最長である。僕のハレ(非日常)は12月24日にBKKより始まり、25日から31日までのパタヤ滞在に終わった。あっという間の1週間だった。

クリスマスホリデーのトップシーズン、目ぼしい姫は長期滞在のファランに囲われてしまったためか夜の収穫は殆ど無い今回のパタヤ滞在であったが、これでいいじゃないかと思える旅だった。

年末料金で高いペイバー代とチップに興ざめし、狙ったバービアの姫には良い返事がもらえず、勤めて10日の新人はカンクンペイバーするも、まぐろの上1発しかやらせてもらえず大柄な態度をとられ、と散々だったが、帰国最終日は市井のタイガール2名とルアンタイで真っ当なタイ料理を食べられたこと、パタヤビーチで最後の勝負・ナンパした素人娘2名とDISCOに行ったは良かったが大空振りだったこと。そして最後、午前2時に一人で行ったソイブッカオのLBビアバーでは、超セクシーで呼んだLB(男?)が竿付玉付で参ったこと等々。結果は出せなかったが、

帰国してみれば気がつかないくらい沢山の思い出が出来ていた。性悪女にサービス料をふんだくられたことを差っ引いても良い思い出の方が明らかに多いのである。なんとも愉快な冬休みだった。

夜は殆ど連日遊人さんにガイドをして頂いた。遊人さんのお陰で色々と勉強させてもらった。姫の選び方、性格の見抜き方、当地でのバイクの乗り方等々。ご尽力下さったことに対しこのサイトをお借りし、謝意を申し上げたい。さて、

(画像1、パタヤビーチにて)


帰国最終日(2008年12月31日大晦日)、パタヤの海は僕に優しかった。パタヤの最後の午後を楽しむため、ビーチで転寝をした時の一場面である。年末休暇で遊びに来た姉妹であろう、デジカメを向けると姉が妹にも声を掛け二人で微笑んでくれたのだが、残念ながら何故かその微笑の画像が撮れていない。最大の悔みである(神様の悪戯だろうか?)。


(画像2、Navin Mansion IIの猫ちゃん)


楽しかったとは言っても「やっぱり帰国最終日は憂鬱だ!」
漫画喫茶「遊人」で知り合った仲間に、大晦日の今日これから帰国することを告げると、皆一様に驚き「何故ですか?これからじゃないですか?」と後ろ髪を惹かれるようなことを言うのである。そりゃーWANだって、居られるものなら延長したい。でも、これが限界である。外では、カウントダウン間近、新年を待ち切れない打ち上げ花火が盛大に夜空を飾っている。外にはエアポート行きのお迎えタクシーが待っている。

画像は、ホテルチェックアウトの時も悠々自適マイペースなNavin Mansion IIの主、名前は例によって定かでない。「WANさん、マイペンライ。またパタヤに来てニャン」って、言っているように思えた。

「さようならパタヤ、さようなら遊人の常連さん達、さようなら遊人さん。See you again Pattaya! でも、 やっぱり帰国最終日は憂鬱だ。」


2009年1月1日NH916便にて、雲海の上から初日の出を拝み、摂氏5度ピンと張り詰めた成田空港にWANは降り立った。

正しく、自分はハレ(非日常)からケ(日常)へ舞い戻ったのだ。(平成21年1月3日、日本国どこかの自宅にて)







フルムーンパーティー 予約受付中
かつてと言ったほうがいいと思うが、あるタイの島ではフルムーンパーティーと言われる催しがあった。
いわゆるフリーパーティー、あらゆる束縛や規則からフリーであるパーティーだ。幻想にしか過ぎないけどね・・・まあ、気分だけでもインスタント悟りの境地だ。
フルムーンは当然満潮、それも大潮がかさなる。狭い島では平地は少なく、道は海岸線に沿って付けてある。満潮になると水没するような海ぎりぎりに。
ハドリンビーチは満潮時に外界から遮断され孤立する。陸の孤島状態だ。それはこうしたフリーパーティーにとっては好条件であり、絶対必要な要素だった。
規則や良識にうるさいのはどういう人種だろう。それに頼って生きる人たち、皮肉な言い方をすれば、それがなければ人生そのものが成り立たないお役人様などが代表格だろう。
陸の孤島となったハドリンに警察はない。道水没して来れないから。警察が無いということは法律はあってもそれを取り締まるものがいないことを意味する。
こうなったらお役人と正反対の資質を持つ馬鹿野郎どもがやることは目に見えている。
強烈なドラックパーティーが開かれる。こうしたことは公のアナウンスなどありえない。皆口コミだ。それでもちょっとビックリするくらいな人数が集まり。他では素面で聞くに堪えないアシッドハウス・トランスなどの曲を、これまたものずきで三度の飯よりドラックが好きみたいなDJが世界中からあつまり皿を回す。イカレ野郎のメッカみたいな状態になる。オレが見た最大のパーティーは数千人規模で、それは怖いくらいの人の津波。しかも全員ラリっている。たとえるものなき光景だった。その強烈な印象は今も色あせない。
当然そんな事してたら、毎年オーバードープや馬鹿やって死ぬ奴続出で、好きモノばかりで仲良くやっていたパーティーの事実も少しずつ外に漏れ出した。マスコミやきわどい芸能人などが騒ぎ出した。曰くドラックフリー、曰くフリーセックス。下種な部分にだけスポットライトを当てて大げさに取り上げ、すぐ飽きる。すべてのほかのことと同じように。
こうなるとそれを無視する力はタイにはない。対面を気にしないようで面子にこだわるタイ王国は、麻薬天国のように喧伝される島の取締りを強化した。
道を作り、警官を派遣し、私服をパーティーに潜入させる。
こうしてハドリンのパーティーは終わった。少なくともコアなパーティーに参加していた奴らにとっては死んだのだ。役人と自由なんて反語だ。
あるリゾートホテルに巨大な垂れ幕がかかっていた。
『フルムーンパーティー 予約受付中』
あのパーティーは予約なんか出来るものではなかった。そんな俗ではなかったのだ。オレは何か馬鹿にされたような気分になり、そして本当に終わってしまったことを実感した。






イン(仮名) by:のびた

 まぶしく焼け付く太陽がだんだんと疲弊してきているのが、くたびれた カーテンの隙間から伺えられる。外の世界のことを思うと、それはなに か自分とはまったく関係がない場所のようだ。

 床に散乱したタバコを一本拾い、もう片方の手でベッドの上にあった はずのライターを探していると、いつの間にかおきていたインが火をつ けてくれた。ああ起こしちゃったね、と目で語りかけながら、タバコは 彼女の手に、そして不自然に鮮やかな色をした彼女の唇に移動した。二 口吸って僕の唇の間にそっともどす。

 この光景どこかで見たな。ぼんやりとした既視感が妙に心地よい。あ あ、ここは僕の知っている場所だ。窓際の椅子に目を落とすと、彼女の 真っ白なイブニングドレスの隣で光っている僕のライターが見えた。そ れは昨晩のことを少しだけ僕に思い出させる。インがそこで服を脱ぐの を、僕は向かいの椅子に座って見ていたのだった。彼女にとってもらお うと思っていたライターのことなんかすっかり忘れて。

 今日は仕事に行くの?あなたがこっちにいる時は仕事はしないで しょ。そうだったね。2度目にインに会ったときからそうだっ た。いったい何年前のことだっただろう。思い出せない。

 ふと思う。そうだ、僕はもうあの時程若くない。あなたはまだ若いわ よ。インが微笑む。一糸も纏っていない透き通った肢体がこの世のもの とは思えないほど美しい。昔から、何か不思議な子だった。インといる とたまに、心の中で呟いたことと実際に口に出して言ったことの、明確 であるはずの線が消失してしまう。そんなことがあるたびに僕は、遥か 太古の人間たちは今とは違った方法で分かり合えていたんだろうな、なんて思ったのだった。

 年をとったのは私のほうよ。そんなことないよ。君は今だってこれ以 上ってないぐらい綺麗だよ。そっと僕の胸に置かれた彼女の手は象牙細 工のようにひんやりとしていた。違うの、老いっていうのはね。内側か ら始まるものなのよ。でも、好きな人といる時にはそれは奥のほうに閉 まっておくの。だから、そんなにじっとあたしの目をみないで。インは 今にも消えてしまいそうな小さな声で僕の右耳にそっと囁くと、そこか らやさしくキスをはじめた。まるで、視力を失ってしまって唇でしか僕 を確かめられないかのように。まだ、タバコ吸ってるよ。どうぞ。何か 飲みたいんだったら今のうちに飲んでおかないとしばらく無理よ。そう 言っていたずらっぽく笑う彼女は、なぜかとても悲しそうだった。








帰国最終日は何時も憂鬱だ・・・ BY:WAN

9月 20日 NH915 深夜便で BKK 到着し、2日後の 9月 22日(月)にパタヤに移動し27日の NH916 便の departure23:55 まで結構な時間をここパタヤで過ごした。もっと居たいのが本音だが、そろそろ帰国準備しなければならない。

いつも安ホテルに泊まって宿泊費をセーブして飲み代に充ててきたが、昼の手持ち無沙汰解消のため今回はプールサイドの部屋を確保した。

結局最終日前日は完璧なまぐろを引いてしまった。
反省すべき点は多々ある。
行き着けの店で確保した姫を直ぐにペイバーせず、午後 7時という全く早い時間帯に即始めての店(ソイ・ブッカオのクラブ・オアシス)でアイコンタクトもない姫を選びじっくりコミュニケーションもとらぬ間に容姿のみでペイバーを決めてしまったことである。
自分には時間が無かったのであせりがあったのかもしれない。次回の訪タイでは同じ過ちは避けたい。

添付画像は、柄にもなくオーダーしたカクテル、マイタイ。
これを飲み干したら僕の遅い夏休みは終わりだ。





と、悲しんでばかりは居られない。
チョイ悪オヤジは、初めてパタヤの仲間を見つけ早くも12月の冬休みを計画中である。

実は、こうやって次の旅の計画を練っている間が最も楽しい時間かもしれない。
どこの 55 に行こうか、宿は何処にしようか。プール付か、サウナ付か、SW に近いところにするか、海が見えるところにしようか。何処のレストランに行こうか。何を土産に持っていこうか。
色々思いを馳せる。
そう、小学生時代夏休みや正月が待ち遠しかったように、でも、終盤 1 週間前位から休みの終わりを気にして憂鬱になり、始業式前日に溜め込んだ宿題を必死にやったことを思い出す。
あれから何十年も経っているのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

でも、こんな僕にタイ人はこう言うのだろう

「マイペンライ」と。


随筆 外道を生きる

随筆 外道を生きる

BY:Dr.フェラあり
 外道紘:以前メルマガに書いたことがあったが外道には具体的な情報や個人の体験談を綴った体験記・旅行記は沢山ある。こうした文章は実際に役に立ちはするが、そればかり読んでいると他人の強烈な煩悩に取り憑かれて目眩がしてくる・・・悪霊にはエクソシストという悪魔払いの専門家がいるが、煩悩憑きにはそれにあたる物が無く、日々強烈な煩悩メールを直接受け取っているいるオレは時に救いを求めたくなっていた。そんなとき1通の随筆がオレの元に届いた。
 これだ!これこそオレの求めていた煩悩からの救済だ!!
 なんのことはないタイの日常に関するエッセイだったがオレは救われた気持ちになり、ダレ気味だった編集後記も珍しくしっかり書いてしまった。それ以来いつか随筆の連載をやろう決意しました。
 そんなわけでこれは外道の細道始まって以来最初の随筆集です。皆の煩悩落としに役立てばいいなと思います。筆者であるDr.フェラありは現役のお医者さんでもあるオレの知人です。医学的学術的見地より、また外道者としての視点からそれぞれの事柄について語って貰い、皆の煩悩を和らげて欲しい。
 連載開始にあたってオレの希望としては「先生、看護婦紹介してくれ!!」いかん・・・まだ煩悩が取り憑いているようだ。



はじめに

 僕はしがない外道者です。今まで物陰に身を隠すようにひっそりと生きてきました。だってこんなバカ者、世間様が許してくれるわけないでしょ。日本の恥、地球のゴミ。そう、それが僕です。同じ趣味をもつ数人の穀潰し友人達とお互いの傷を舐め合いながら、人間の道とは程遠い世界に暮らしていました。

 そんな僕が今年の6月、G-DIARYというタイ風俗雑誌を手に取り、その中に「外道の細道」という単語を発見した時、転機は訪れたのです。この言葉に異様な何かを感じた僕は買ったばかりのパソコンにこの言葉を入力し検索してみた。すると、いるわ、いるわバカ者どもが延べ300万人(2002年6月時点)。えっ、なになに、僕よりさらに大バカ者までいるじゃないか!みんな何処に隠れてたんだよ。ここは僕の居場所じゃないか。ふ―ん、そうか、僕は日本の恥じゃなかったんだ。「外道」という人種だったんだ。それだったら20年前から堂々と「みなさん、こんにちは、僕は外道で~す。」と言って街中を闊歩していれば良かったんじゃないか。

 よし、それなら外道を極めてやる。おい!外道紘!こちとら外道歴20年だぞ。僕に外道王国の国民栄誉賞をよこせ。そして外道平民たちよ、僕についてこい。僕がモーゼとなって約束の地まで導いてやる!!!!。
 というような勇ましい決意は何もなく(紘さん、呼び捨てにしてすいません)、ただボウフラのように地上をさまよっていた同族の人たちが、これを読んで「ああ、ここにも一人バカがいた。」と安心して下さればという願いから執筆を決意しました。安心は心のストレスを取り除き、健康にも良いですよ。

 これは外道ジジイの僕から外道青年のあなたがたへの「バカは死んでも直らない。」という教訓集でもあります。気長にやるつもりですので、よろしかったら読者になってください。

2003年

?あ  と  が  き (2003年9月27日 )
?最後の挨拶 (2003年9月27日 )
?ゲドーマニズム宣言「タイ風俗嬢と中国娼婦」  (2003年9月23日 )
?「タイ人と暮らす」と言ふこと (2003年9月12日 )
?さよならナタリー  (2003年8月25日 )
?キャバクラ嬢と風俗嬢 (2003年8月19日 )
?外道的少子化問題考察 (2003年8月12日 )
?ハングル君に捧ぐ (2003年8月9日 )
?「煩悩の夕暮れ」読者より外道士族の皆様へ (2003年7月29日 )
?フュージョンとジャズロック (2003年7月19日 )
?えっ!タイ人は人喰い人種? (2003年6月27日 )
?「日本におけるタイ人クラブの20年史」外伝 (2003年6月13日 )
?チェンライ県ノンブア村奇談 (2003年6月2日 )
?タイのVCD,DVDを日本で見よう  (2003年5月25日 )
?ノンブア村結婚式顛末記 (2003年5月13日 )
?日泰経済原論 (2003年5月2日 )
?お代官様に逆らうなよ (2003年4月23日 )
?北朝鮮報道 (2003年4月15日 )
?最新ウラビデオ事情 (2003年3月14日 )
?イラク攻撃に思うこと (2003年3月4日 )
?歓迎! ユニコーン、チコ御一行様 (2003年2月23日 )
?日本人タイ人と日本国タイ国 (2003年2月11日 )
?差別問題を考える (2003年2月2日 )
?禁煙天国バンコック (2003年1月17日 )
?トイレットペーパーに見るタイ文化 (2003年1月9日 )

2002年

?クリスマスの夜に
?200バーツ同盟
?外道農業
?外道が見る日本の将来
?巨乳神話を斬る
?必見!「卒業旅行」と「アタック ナンバーハーフ」
?メイドに手を出すな
?社会的動物としての外道
?性感染症
?ロリコンという名の犯罪?
?「外道の細道」にガセネタは多いのか?
?外道式タイ語学習法
?バンコクへ行けない?
?ホテル部屋ソープランド化計画
?イギリスとチェンライ
?外道的白髪染め
?「個性的」と「チャイ ディー」
?外道王国の通貨単位「ナタリー」
?3Pにおける人間関係
?MP嬢のナンバーにまつわる噂

最終更新日時: 06/12/2011 13:44:39

外道の細道



ゲドーマニズム宣言「タイ風俗嬢と中国娼婦」
 深夜、ジェットストリームでも聞きながら遠くバンコックに想いをはせる時、心に浮かぶのはナタリーの看板、、、、じゃなくてあの渋滞ですよね。あの渋滞を注意深く見てみると、かなりの種類のピックアップやトヨタのソルーナ、ホンダのシティ(かつての日本のそれとは別物)等日本では見かけない日本車も混ざっているので気づかないかも知れないが、日本以上に日本車の占有率が高い。一般にタイでは家よりも車の方が高いとされている(パジェロは300万バーツ!)。そんな視点で車選びをすると、日本人のようにミエや外観のかっこよさで選ぶのではなく本当にシビアな目で、機能の良さや信頼性、丈夫さで選ぶと、日本車しか選択肢がなくなってしまう、ということだろう。現代や起亜なんか日本車と同じ値づけで自社車を売ろうとしたって売れるわけないでしょ。もっと考えなさい。セルシオだって日本では単なるデカいカローラでしかないがタイではベンツを凌駕する勢いで売れているという。僕の回りにもミエでベンツを転がしている奴はいっぱいいるが皆その故障の多さと修理代の高さに頭を悩まされている。

 タイにおける自動車戦争は日本が完勝と言っていいだろう(ちなみに一番惨めな負け方をしたのがアメリカ)。他の産業については目立たないのでよくわからないが、おそらく携帯電話とVCDハード、BTS以外では日本企業の連戦連勝状態が続いているのではないだろうか。こうして、例えばピックアップを例に挙げれば、タイで生産された日本車が他のアジア諸国やヨーロッパに輸出され日泰両国に利益をもたらしている。そして日本人はタイ人のリスペクトを集めタイが日本人にとって非常に居心地の良い場所となる。また風俗業界においても日本人が最大の顧客であり、今や650万ヒットを誇る外道の細道もこのことに少なからず貢献していることも付け加えておこう。言うまでもなく日泰関係は、官がビザ問題等でミソをつけることもあるが、日本の民間企業の努力により、両国の民が富と幸福を分かち合うという理想的な外交関係に成熟しつつある。

 今から30年以上前になるが田中角栄という戦後最大の政治家の手により「日中国交回復」という偉業が成し遂げられた。これがアメリカの逆鱗に触れ、田中を奈落の底に突き落とすきっかけとなった(ロッキード事件、だから田中真紀子は今でも親中反米なのだ。)のは皮肉なことであるが、この後は官主導により日本企業の中国進出が除々に始まってゆく。それが円高やバブルをきっかけに飛躍的な伸びを記録することとなる。今ではチンケな町工場のタコ社長までもが自分の家屋や土地を担保に日本の銀行から借金をし(金の流れに注目)中国に進出し「中国女はエエな~」ってバカ!タイ風俗嬢を知らないのか!今では日本国中に安い中国製品が溢れている。しかしこのことが今日の日本を蝕むデフレの原因となっていることを誰も指摘しない。そう、日本企業の中国進出の中身というのは主に日本で消費する製品の生産を中国に委ね、中国の経済発展に貢献し、その製品を日本に逆輸入することにより我が国にデフレと失業をもたらす、という屈辱外交なのだ。中国政府の目論見は日本を食い尽くすことでしかない。

 さらに日本がいくら貢献しようが中国人が日本人をリスペクトすることはあり得ない。その原因は「反日教育」にある。中国のように国王がいるわけでもなくはたまた選挙で為政者を決めるのでもない屈折した国家では外部に仮想敵をつくることでしか人民のアイデンティーを確立出来ない。アメリカは怖いので日本が丁度良いだろうという抗日教育。自らは核を持ちながら非核自衛隊の軍事的脅威云々を言い出すに至っては、「こいつらキチ○イじゃないか?」と思うのは僕だけだろうか?シンガポールなどは、そのアホらしさからであろう、もう既に20年以上前に反日教育をやめている。その結果、日本に迫るような経済発展を遂げ、今では日本人同様、バンコック詣を繰り返し外道に勤しんでいる。あとこういうことを書くと誤解する人が多いのでことわっておくが、悪いのは中国の為政者であって無知な中国人民ではない。

 今回は前置きが長くなってしまったかな。日本でもタイスナックからタイ人が姿を消し中国人娼婦がはびこっている。医学の世界でも善玉菌(ボリカンディーのタイ風俗嬢)を排除すると悪玉菌(フェラなし、マグロの中国娼婦)が蔓延る、という現象がちょくちょく見かけられるが日本風俗界でも同じことがおこっている。タイ人は旅行ビザを取り、日本にオーバーステイして風俗していたので旅行ビザ発給を停止することにより排除できた(善玉菌ですね)。ところが中国人は中国残留孤児の戸籍謄本の使い回しを始めとして皆様御存知の漁船、コンテナを使った命がけの密入国、日本語学校を隠れ蓑にした非合法労働など対処しようのない手を使ってくる(正に悪玉菌ですな)。嘘だと思うなら日本語学校を覗いて見なさい、生徒が全員中国人という学校もめずらしくない。こんなこと異常である。何故入管は日本語学校に手をつけないのだ?しかも他国の不法滞在者と違って国内で平気で悪事を働く。これも反日教育の結果である、「悪の国家、日本人を懲らしめることは善行だし愛国的行為である。」という観念が中国人を悪事に走らせているし、「かつて我が国を侵略し先祖を殺した日本人の男根なんぞしゃぶれるか、とりあえず搾取のため穴だけは貸そう。」という思いが中国娼婦をフェラなしマグロ化させている。こんな女を買って面白いと思う?しつこいけど悪いのは中国の為政者であって無知な中国人民ではないよ。

 僕はかつて外務省関係の知り合いに対して、タイ人に旅行ビザを発給しない外務省の態度を非難したことがある。もう8年前のことである。彼の見解はこうだった、「たかが数万人のタイ人が日本で不法就労しても痛くも痒くもない。ただ日本がタイに対して門戸を開くということは中国に対しても門戸を開かなければならない。そうしたら数千万人の中国人が日本に押し寄せ、日本はメチャクチャになる。だからすまないがタイ人にもビザを発給出来ないんだ。」しかし彼の危惧をよそに中国人は日本国内に確実に蔓延しつつある。なにせバンコックのジャパゆきシンジケートと蛇頭では田舎ヤクザと山○組くらいの差がある。僕の町の県営住宅などは既にその3分の1を中国人に占拠されている。そしてここから毎日、歌舞伎町に通い悪事を繰り返している。定期的に行われる入管による外国人狩りも本当は中国人が目的なのだが中国政府の目を気にしてスケープゴート的にタイ、フィリピン、インドネシア人も狩っているそうだ。可愛そうなタイ風俗嬢。

 ゴーマンかましてよかですか?「日本は即刻中国と国交断絶し台湾国と国交樹立せよ!」。ゴーマンコもかませちゃうぞ「中国政府の目が届かない雲南省の女はマグロじゃないしフェラも上手だぞ!」でも遂にバンコック風呂屋からも雲南女は排除されちゃった。


「タイ人と暮らす」と言ふこと
  煩悩の夕暮れ編集後記(http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?gedou 煩悩の夕暮れ 2003/07/16)によると紘さんの部屋には何故か無意味に「ノックちゃん」なる女性がいるらしい。紘さんは彼女を評して「悪い子じゃないんだが、一生をともにするにはあまりにも価値観にギャップがあるな、としみじみ感じ入った。」 そう、その通りなんですよ。でも、だったら何故十数年前にこれを言ってくれなかったの?僕がこれに気づいた時には既にガキが出来ちゃってて後戻りできなかったんだよ。ホントにもう怒るぞ。僕は外道だけれど出来ちゃったら責任取るのが男の最低の責務だと思っている。それに自分と同じDNAを持った生命体をそこら辺にさっぽっとくなんてみっともないし、医者の立場から言わせて貰うと中絶は明らかな殺人罪だ。出来ちゃったら男は負けなのよ。という訳でこれからタイ女性との同棲、結婚を考えている外道平民の皆さん、以下を読んでもう一度考え直してみて下さい。タイでも都会の中流以上の家庭に生まれ、ちゃんとした教育を受けた女性はこの限りではないと思われますが、田舎百姓の娘(おそらくタイ風俗嬢の99%がこれに属する)は以下の通りだと思って間違いない。どうか僕の過ちを繰り返さないで下さい、特にS君。ちなみに僕のカミさんは「メーコック」のノイ、年齢34歳です。

 まず「生活にリズムを持つ」ということが出来ない。日本の一般家庭では三食の時間というのはほぼ決まっている、特に朝食の時間というのは出勤や登校との絡みも有り一分と違わないのではないだろうか?ところがウチの場合はこれがメチャクチャ、毎日同じ時間に同じことをやるということが出来ないのだ。だから僕の仕事のリズムも狂いっぱなしだし子供達も学校で欠席日数ゼロ、遅刻多数という石田国松状態に陥っている。勿論夕食の時間もムチャクチャだしこんな生活を何年も続けていると生活のパターン自体が破綻してしまい、隣近所からも村八分状態となる。ゴミ出しの時間もいいかげんで町会の顰蹙をかう。

 次に「開けたものを閉める」という習慣がいつまでたっても身につかない。瓶のフタなども使ったら開けっ放しなので塩はしけってしまうわ海苔は食えなくなるわコーラもすぐに飲めなくなるわ。冷蔵庫から出した牛乳も何日もそのまま放置する、これを気まぐれで冷蔵庫に入れ直すので間違って飲んでしまって腹をこわすことは日常茶飯事、でも最近では僕も子供も随分と鍛えられた。雨が降って来ても窓は開けっ放し、だから家の中はびしょ濡れとなる。注意しても「晴れれば乾く」でおしまい、何度も畳をだめにしたので最近フローリングに変えた。扉も開けたら閉めない、ストーブもクーラーも開けっ放しでつけている。

 さらに文明国の生活必需品に対する基本的知識が欠如している。電気掃除機でベランダを掃除されたぐらいでは驚かない。ノイと同居を始めた初日、僕がイギリスのエジンバラまで行って仕立てたタータンチェックの羊毛スーツ(わかる人にはわかるよね、サタデーナイト、バイバイベイビー)を洗濯機でグルグルやられた。帰宅してベランダに干してある子供サイズとなったスーツを見た時、僕は発狂していた。ネクタイも一緒に洗濯機にかけられたことも付け加えておこう。時々冷蔵庫を覗いてみると塩や胡麻の瓶、風邪薬、せんべい、お茶っ葉等を発見できる。コーヒー用のシュガーもタイでは冷蔵庫で保存するのであろうか?まあ原始人か土人と暮らしていると思えば腹もたたないが子供の教育上、良くはないと思う。学習能力もないので同じ過ちを何度でも繰り返す。

 また「相手の気持ちを思いやる」とか「相手の立場になって物事を考える」ということが出来ない。ノックちゃんのソムオー事件(詳しくは7月16日号編集後記参照 http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?gedou 煩悩の夕暮れ 2003/07/16)等はこのいい例だろう。僕には今回の紘さんの病気に特効薬を処方してくれたOという内科医の親友がいる。ところが僕をも上回る外道者なので僕とカミさんの間では「スケベ先生」というチューレンをつけていた。ある時O医師からウチに電話がかかってきた。電話を取ったカミさんは僕を呼ぶため、大声で、電話口で、明瞭な日本語で、「電話。スケベ先生から。」この先は書きたくない。

 他国(日本)の文化や生活習慣に溶け込もうという気も全然ない。我が家のトイレットペーパーは未だに逆回り(これだと本当に切りにくい)だし茶箪笥はほとんどゴミ箱と化している。すす払いの習慣もないらしくタンスの上はいつもほこりだらけ。初めは居間にあったソファ、テーブル、絨毯もタイの百姓にとっては無用の長物なのであろうか段々とどこかにかたずけられてしまった。タイ人にとっては硬いフローリングの上に胡座をかくことは何でもないのかも知れないが日本人にはきつい。テレビを見るにも座椅子や座布団が必須となる。これらも掃除の度にベランダにほっぽり出される。一度ほっぽり出されたものは当然そのままにされる。いつしか雨に晒されてオジャン。そのくせタイから持ち帰ったソムタム用のすり鉢などは後生大事にしている。

 極めつけは完全な自己中心主義で責任感や協調性が全くない。医師会の夫婦同伴の食事会でもフランス料理など自分の嫌いな料理が出ると露骨に嫌な顔をし「まずい」と言い出すし、飽きてくれば「もう帰る」と言い出す、フォローのしようがない。また「つきあい」という言葉が通じないので僕は今まで何人の友人を失ったことか。かつてカミさんが運転中に道路っ端に停車していた車にオカマを掘ってしまったことがあった。電話で呼び出されて事故現場に行ってみるとノイが相手のドライバーと口論している。彼女の言い分は「ここに車を止めておいたあんたが悪い。」相手のドライバーはカンカンに怒っていた。こういう場に立たされた時、今まで僕が人生をかけて築き上げてきた社会的地位やプライドが音を立ててくずれていくのを実感することができる。

 僕も最初はノイだけが特殊なのだと思っていた。なぜならノイの妹は古風な日本女性という感じで何度か訪れた夫婦の危機に際しても、「日本人とタイ人は違うのだから」とか「姉さんももっと女らしくしなさい」とかいつも僕の立場になってカミさんを諭してくれたからだ。「この子なら大丈夫、どこに出しても心配ない。」と思いチョンガーだった僕の友人とお見合いをさせ結婚したのだが、妹も来日して1年も経たないうちにカミさんのコピー人間となっていた。時々、友人が「話が違うぞ」という目つきで僕を睨みつけるのだが僕はいつもそっぽをむいて知らん顔している。こんな生活もう嫌だ。

 しかしながら僕が離婚を踏みとどまっているのは、勿論僕が根っからの外道でカミさんにどうのこうの言える立場でないこともあるし子供のこともあるのだが、紘さん言うところの「悪い子じゃない~」この一点につきる。僕の周りの日本人と結婚したタイ女を見回すと本当にひどい、「悪い子」ばかりなのだ。「僕のカミさんはまだマシなほうだ」と自分で自分をなぐさめている。昼間からタイ食材店などにタムロしてキーマオしているのは可愛いほうで、子供をほっぽらかしてパチンコ狂いの女、ヤク中の女、遊び金欲しさに売りをやめない女、レンパイで借金をつくり夫や子供を置いて夜逃げする女、旦那を騙して金をかすめ取る女、(こう並べてみると日本女も大して変わらないか)勿論、こいつ等全てが夫の他に男(通常は不法就労のタイ人かイラン人)をつくっているのは言うまでもない。

 最悪の女は「託卵」、つまりこの女は日本で風俗やってて今の夫と知り合って結婚したのだが、その時既にタイ人の男がいた。そして結婚にタイミングを合わせてこのタイ人との間に子供をもうけた。血液型を知らないタイ人だからこそ成せる悪知恵だろう。この日本人はタイに行ったこともないし、タイ自体に全く興味がない。僕や外道諸氏が見ればどこから見てもイサーン人の子供なのにこの男は自分の子だと信じきっている。しかもこの女はこのタイ人の男を夫には「自分の従兄弟だ」と言って家に出入りさせている。実はこの子供とウチの子供が学校で同級生なのだがこの女は僕の家族を絶対に夫に近づけようとはしない。ウチの子供達を見てしまうと日泰ハーフが本当はどんな顔をしているのか夫にバレてしまうからだろう。ちなみにこの女の夢は今は金を貯めこんでおいて、子供が日本の大学を卒業したら3人(勿論この女と子供とタイ人の男)でタイに帰り楽しく暮らすことだそうだ。

 ここまで聞いてもまだタイ人と一緒になりたい?しょうがない、そういう人にはソクラテス(確かそうだったよね)の次の言葉を贈ろう。「結婚は大いにすべきである。良妻にあたれば幸せになれるし、悪妻にあたれば哲学者になれる。」


さよならナタリー
 言うまでもなくバンコクの風呂屋は完全歩合制である。姫だって客がつかなくなれば店をやめざるを得なくなる、生存競争の厳しい世界だ。僕の知っている泡姫も何人かはこのようにして風呂屋を去って行った。逆にいえばこの新陳代謝により風呂屋は我々外道にとって常に新鮮な場所であり続けるのだ。実は僕にもナタリーにもう二年以上の付き合いになるオキニがいた。ところが五月に彼女(オーン、仮名。BEEちゃんに近い番号)は店をやめてしまった。もっとはっきり言うとクビになってしまった。時系列で述べると三月後半までナタリーで働き(とは言っても最近は月に7日か8日位しか店に出てなかった。)その後は訪泰した僕と一緒にいて、そしてソンカーンのため故郷に帰った。帰った途端のSARS騒ぎのため五月末まで田舎にいてから上京しナタリーに顔を出したらコンシア(幸一ではない)からクビを宣告されたのだ。

 今まではオーンに迷惑がかかると思いナタリーのことはぼやかしてしか書かなかったがもう関係ないから何でも書いちゃうぞ。僕はその「クビ」の理由に怒っているのだ。多分どこの風呂屋も同じシステムだと思うのだがナタリーはエージェント付き以外の子は自由出勤制である。ただし月に十日以上休む場合には500バーツの罰金を支払わなければならない。逆に言えば500バーツを払っていれば仕事をしなくてもナタリーの姫として在籍できる。だから長期休暇がクビの理由ではない。僕はオーンからクビの理由を聞かされた時、びっくりして天地がひっくり返ってしまった。


 コンシア曰く、「オーン、君は最近<外道の細道>で評判が悪い、サービスが最悪だとかナタリーの面汚しだとか書かれている。店に迷惑をかけたのだからやめなさい。」


 ことわっておくがオーンのことがこのサイトに出てたのは彼女が真面目に仕事に出ていた一年以上前まででそれ以降の投稿はない。投稿も「北部出身の19歳(本当は当時で23歳)微乳だがサービスは良い。」というような好意的なものばかりだった。念のためナタリーに関するありとあらゆるHPやBBSも調べてみたがオーンに関する記述はなかった(しかし基本的事実の誤りが多いな、A、Bは顔の差じゃなくてマットの有り無しだし77番はレッキとしたタイ(イサーン)人だよ。やはりタイ風俗は外道の細道に限る。これもすべて外道士族のおかげ)。ストーカーの日本人がコンシアに告げ口した、とも考えたが彼女にも心当たりがないと言う。となると理由はただ一つ、ナタリー側に彼女のクビを切らなければならない訳があり、それに外道の細道が利用されてしまったということですよ。

 例のデービス事件でナタリー側の事情も何となくわかった。オーンは山岳民族なのだ、だからクビになった。その後彼女が面倒を見ていたナタリーの中国人やミャンマー人も次々とクビになったり出勤停止を命じられたりしている。話では最近は毎日のように風呂屋に警察の手入れがあるらしい。タクシンもいいかげんにせいよ。それにナタリーのコンシアもコンシアだ、何も外道の名を使うことはないだろ、こういうことがヘンな誤解を生むのだ。オーンからも「私の仕事をやめさせようとしてあなたが投稿したの?」と疑われてしまった。そんなことやるわけないでしょ、僕は確かに最低の男だがストーカーではないですよ。それにいくら好きだといっても僕がバンコクにいる間は一緒にいてくれればいい訳であとは何していようが僕には関係ない。これは例えばシュワちゃんがターミネーターでいい演技を見せてさえくれれば私生活で何人奥さんを変えようが政治家になろうが関係ないし、ロッカーが素晴らしい演奏を聞かせてさえくれれば人間的に最低だろうがヤク中だろうが関係ないのと同様である。これこそが正しい人間関係ではないだろうか?逆にこの一線を越えてしまうとワイドショー人間やストーカーになってしまったり狂気の世界に落ちてしまったりする(とは言ってもあの時あわてて紘さんに連絡を取りオーンに電話して貰って誤解を解いた僕はまだ修行不足かな?)。とにかく僕にとっては彼女に風俗を続けてもらっていたほうが色々と都合も良かったのだ。

 風呂屋の女の子を連れ出そうとする場合、勿論女の子に拒否されれば不可能だが、かなりの金を店に支払わねばならない。例えば6時から連れ出そうとすると12時までの3回分(コンシアによっては12時に最後の客が入る可能性があるから4回分という奴もいる)つまり1,700バーツの子で5,100バーツ払わなければ連れ出せない。ところがナタリーの場合1,700のうちの900が女の子の取り分であとは店に入ってしまう。それならば最初から店を休んで貰っちゃって女の子に直接それなりのお金を渡した方がお互いのためでしょ。オーンがナタリーどころか風俗界からも足を洗ってしまったので書いちゃうけど僕もオーンを通じてかなりの数のナタリーやキャ○○ンの子を同行した友達に紹介してもらった。オールナイトで3,000バーツ、24時間貸切で5,000というのが相場だった。彼女等にとってもいいバイトだったと思う。これって夜便でバンコクへ行く時便利なんだよね。例えばTG773で行くとホテルに着くのが午前1時になってしまう。これじゃイイ女なんか見つかるわけないでしょ。そんな時はオーンにあらかじめこちらの好みを伝えておいて女の子達にエメラルドホテルのロビーで待っててもらう。こうして一緒にチェックインしちゃえば800バーツのJFも払わないで済む。風呂屋の女だからサービスは申し分ない。僕の顔も立つしオーンの顔も立つ、こんないいことはない。

 こんな楽しい思い出ばかりのナタリーだったがとにかく今度のことは頭に来た、もうナタリーとはおさらばだ。今度はどこにしよう?ポセイドンみたいにでかくて豪華で新しい所ってどうも性に合わないんだよね。とりあえず高級店だけどちょっと古くてわびさびの世界があるような店って知らないですか?誰か教えて下さい。それとも素人女に戻ったオーンともう少し援交を続けようかな。

 

キャバクラ嬢と風俗嬢

 実は僕はキャバクラという場所に行ったことがない。絶対にやれない相手に金を使うなんて僕の合理主義が許さないからだ。逆にタイスナックは大好きだった、たとえ女を買わなくてもその気になればいつでもやれるのだからこちらに選択権があり精神衛生上もよろしい。初めて出会った女の子と一緒に酒を飲み気分が向いたら即ホテルへGOというのこそ男の遊びの醍醐味だと思うのだが、世に「外道論」など存在しないが「キャバクラ論」なるものはあちこちで見かける。どうもかなりのインテリ達がキャバクラにハマッているらしい。キャバクラっていうのは要するに完全指名制のスナックだと思うのだがそんな場所の何が楽しいのだろう。僕の診療所の受付も元キャバクラ嬢なのだが「客はハナから恋愛の対象外だ。」と言っていた。(ちなみに彼女は店の黒服とできてしまいそれがばれて(この手の店は社内恋愛は厳禁らしい)二人ともクビになり結婚してウチに転職してきた。)この話は何となく分かる、いくら僕がすけべでも患者さんは対象外だ。仕事なのですよ。

 遠い昔(昭和30年代)浅草は新世界の屋上に雷魚の釣堀があった。ギャング針のついた竿を買い見事釣り上げたら魚を貰えるのだが,この手の商売の文法通り糸が細すぎて絶対に釣り上げられない。たまに釣堀屋の親父が「ホラ、こんな簡単に釣れるよ。タイミングの問題だな。」とか言って釣り上げて見せるのだが何のことはない、親父の竿だけ糸が太いのだ。こんなことも見抜けず僕はいくら散財したことか。キャバクラとは正にこの釣堀のようなものではないだろうか?そう考えれば絶対オトせない女に散財し続ける客イコール絶対釣れない雷魚になけなしの小遣いを使い果たした少年時代の僕、ということで納得がいく。しかし最後に僕はあるずるい方法で遂に念願の雷魚をゲットした。喜びいさんで家に持ち帰り水槽に入れたのだが、次の日水槽の金魚やフナは全部喰われてしまい、3日後には雷魚も死んでしまった。僕が釣堀通いをやめたのは言うまでもない。キャバクラに通う男の目的が最終的にはキャバ嬢とやることにあるのは間違いないだろう。しかしまかり間違って目的を達成してしまったら、僕のように釣堀通いをやめてしまうのではないだろうか。

(タイ)風俗とは言うまでもなくあらかじめ決められた額を支払い自分の選んだ女とやれる場所である。考えてみればこんなに健全な大人の社交場はない、キャバクラにハマってサラ金地獄という話は星の数だが風俗にハマって借金地獄というのは聞いたことがない。逆にもしそんな人がいたらその絶倫なる精力がうらやましい。男の最終目的が気に入った女とやることにあるとしたら風俗とは入った瞬間に最終地点に到達してしまう場所なのだ。正にロック、レッドツェッペリン。キャバ嬢の仕事が男心を誑かすことにあるとしたら風俗嬢の仕事は男との真剣一本勝負、潔い、拍手。よく「素人に相手にされない男が水商売の女にハマりお水にも相手にされない男が娼婦にハマる。」という話を耳にするがこれなどはクラシックとロックはどちらが上か、又はケシの実とコカインのどちらが上か、という議論に過ぎない。あるいは「風俗嬢は公衆便所」、これは正しい。しかしそれならば「風俗嬢は公園の便所、お水嬢はホテルの便所、素人女は家庭の便所。」という言い方も出来るのではないだろうか。

 ヒロポン軍曹は言った、「お風呂の心得、同じ女の子は二度と指名しない。」。そうなんですよ、何と言っても風俗の醍醐味は初回にあるのですよ。そして既に最終目的に達しちゃっているのだから二度目に指名しても色褪せている。また「前回ボリカンディーだったから。」等という安定路線よりも「オレが選んだ女どうだろう?」というギャンブル感覚も外道遊びの重要な要素なのだ。しかし、しかしである。やり終わった後で何か別のものが心に込み上げてきてしまう、という風俗嬢に当たってしまうことがママあるのですよ。バンコク詣でを繰り返している外道諸氏なら思い当たる節があるでしょ。人それぞれだろうが僕の場合は頭では商売女とわかっているのにやった感覚がまるで素人という女、前にも書いたがミラージュ~ナタリー~シーザー~エマニュエル~ハイクラスという800メートルトラックを何周もして選んでいるので顔は勿論気に入っている。こういう女に出会ってしまうと軍曹の言葉も忘れ2度3度と買ってしまう。それでも3度目位で「単なるマグロだったか。」とか「男がいるじゃないか。」ということに気づいてしまいそこで終わる、そして本来の外道に戻り再び風呂屋巡りを始めることになる。

 それでも、それでもである。本当に10年に一度くらい、やる度に愛おしさが増してしまい下半身も性格もピッタリであることに気付かされる風俗嬢に巡り合ってしまうことがある。もしかしたらあなたも経験があるでしょ。そうなるとその子が不特定多数の男を相手にする商売であることに嫉妬している自分に気付くはずだ。しかしそんな時、これは外道ジジイの僕から外道青年に声を大にして言いたい、そんな境遇をも全て許容して彼女を愛してあげることが出来れば、あなたは今よりもずっと恋愛上手になるだろうしもっと有能な仕事人となるだろう。ホラ、よく言うでしょ、「イイ女は男を育てる」って。だから僕もあなたも、これからも頑張って外道を続けましょう、自分を磨いてくれるより良い風俗嬢に巡り合う為に。

 結論、「外道とは人間修行である。」、、、、、これって僕達のやってること正当化してるだけかな?



外道的少子化問題考察
「外道する人はまだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか。」と言っておけば何の問題もなかったのに、バッカだねえ太田という議員は。僕は反自民だがこの議員の本当に言いたかったことが何であるかは痛い程解る。少子化問題に対する憤りだ。性的に元気のない若い男を叱咤しようとしてスーパーフリーを引き合いに出してしまったのだ。このレイプ集団も我々外道も朝から晩まで起ちっ放しである点は共通だが、言うまでもなくあちらは合意を得ずにタダで、こちらは合意の上でお金、いやチップまで払って、あちらが見たいのは女の嫌がる顔、こちらの見たいのは女のよがる顔、太田議員もちゃんと外道の細道を読んでいれば失脚しかねないようなバカな失言しなくて済んだのに。失言と言えばもう一人、森前首相。「子供を生まない女の老後の面倒を税金で見るのはおかしい。」でもこれって失言?正論じゃないの?この人には「日本は天皇を中心とした神の国だ。」という有名な失言があるがこれも正論なんじゃない?小泉なんかよりもこの人の方がよっぽど首相らしいと思うのだが。

 国の人口が減っていくということは単に経済成長を阻害しその基盤を歪めるだけでなく正に国家存亡の危機なのだ。それなのにマスコミも含めた我が国の論調は、「少子高齢化だから年金負担を増やす。」「~だから増税する。」。これじゃだめなんだよ。根本の少子化を何とかしなきゃ(子作り行為は外道の専売特許)。財務省は先進国の消費税率に倣って増税を目論んでいる。民主党の管は唐突に高速道路の無料化を打ち出したが無視された。この人は政治家に向いてない。「政府は先進各国の消費税率を見習って増税しようとしています。しかし国民の皆さん、見習えというのなら先進国の高速料金を見て下さい。ほとんど無料です。我が国もまず高速料金を無料化して流通の簡便化を計りましょう。そうすれば地方が活性化し税収が増え、我が国の財政及び経済の建て直しができます。その上、天下り先もなくなります。」こう言えば選挙の票も集まるのですよ。これ位の大ボラが吹ける奴を政治家というのだ。外道だってホテルに連れ込んだ風俗嬢に「僕のミヤノイになってくれない?毎月5万バーツ送るから。」とか「結婚して一緒に日本で暮らそう。」くらいのホラを吹けば夜がもっと楽しくなるのに、どうせ日本に帰っちゃえばあとは関係ないのだからどんなウソもつけるでしょ。

 さて少子化であるがこのことと切っても切り離せない関係があるのが「男女同権」つまり女性の社会進出、これを最初に言い出したのは勿論白人たち。何を隠そう男女同権思想とは生殖能力に劣る白人が自民族の少数化を恐れ有色人種に対して仕掛けた陰謀である。女性を自立させれば当然出生率は減る。これにみごとに引っかかってしまったのが日本の女どもなのだ。結果今の日本は世界一のスピードで少子化の道を突っ走っている。「男女同権」の反義語として「男尊女卑」が浮かぶがこれもまやかし、卑弥呼の時代から日本には男尊女卑などなかった。「男と女は別の生き物」というのが正しい。日本は世界一の長寿国だが男女で8歳の寿命差がある、医学的に見て人間の雄と雌に寿命の違いなどないのに。この数字は今までの日本がいかに女性にとって住みやすく逆に男性を虐げてきたかを物語っている。それなのに「女性の権利」なんぞと言い出す奴、それは決まって左翼か共産党、21世紀になった今、過去を振り返ってみるとこいつ等って結局アメリカ式資本主義の傀儡に過ぎなかったのではないだろうか。

 先日、とある小学校へ学校検診に行った。そしたら担任の教師が「女男混合名簿」とか言って児童を男女取り混ぜて並べさせていた。僕は担任(勿論日教組!)に「内科もこれと同じにやるならウチの科もこれでやるけど。」と言ってやったら「いえ、内科は男女別にします。」と言いながらしぶしぶ男女別に並ばせた。ザマアミロ。とにかく20年も学校医を続けていると子供の数の極端な減少を肌で感じることができる。既に近い将来の日本には一世代分の穴がポッカリと開いてしまっているのだ。このまま日本の女が子供を産まないのなら日本はいずれ滅亡する。それを阻止するためにはどうしたら良いか?外道諸氏ならもうピンときてるはず。そう外国人の女に日本人をじゃんじゃん生んでもらえばいいのですよ。僕は自分の子供で実感しているのだがたとえ母親が外国人でも日本で生まれ日本で育てば日本人だ。日本政府も国策として外国人風俗嬢を無条件で受け入れる。我々外道は「日本では生が常識だ。」とか言ってバンバン種付けをする。子供が出来たら最低でも認知だけはしてあげて下さい。そうすれば母親は子供を身元保証人としてビザの更新が出来るし国からの母子家庭に対する扶助も受け取れる。こうして外道は日本の救世主となる。



ハングル君に捧ぐ
 最近、僕は日本ではロシアの風俗嬢と付き合っている。日本で働くロシア風俗嬢というと年齢は25歳前後、現地で一度結婚に失敗し日本にやって来たウラジオストックかハバロフスク出身、というのが一般的だが彼女も御多分に漏れずこの通りの経歴だった。ちなみに彼女の友達はバンコックで働いているとのこと。彼女は以前、ソウルで風俗嬢をやっていたのだがある事件をきっかけに来日したそうだ。

 僕は長年ソウルには行ってないし興味もないのでよく分からないが彼女の勤めていた店は日本のキャバクラとタニヤの日本人クラブが合体したような店らしい。客は指名料を払って女の子を呼び意気投合したらホテルへ、というシステムのようだ。彼女が言うには韓国の男というのは指名料を払うということはその女を時間で買ったこと、と思い込むらしく席についたとたんに体は触りまくるはキスはするはとまるで一昔前の日本の買春オヤジのような態度に出るらしい。ついにある日、彼女は切れてしまい客をビール瓶で殴ってしまったそうだ。いくら風俗嬢と言ってもまだ自分の本来の仕事の契約が終わっていない相手に所かまわず触られるのは屈辱なのですよ。警察に連行され強制送還となった。

 彼女は国に帰ってからソウルの店に来ていた何人かの日本人(しかしソウルまで行ってロスケを相手にするっていうのもバカだよね。)のことを思い出し、来日したのだと言う。彼女の目には日本人が韓国人に比べて紳士的でやさしく見えたのだ。自身も韓国より日本のほうがずっと働きやすいし収入もいいと言っていた。彼女は現地のプロモーションに頼み旅行ビザで来日したのだがこういうのを「プロモーション」と呼ぶのだろうか?しかも彼らは偽装結婚の斡旋までしているようで彼女も「日本人の配偶者等」というビザで日本に滞在している。これではまるでタイのシンジケートと同じではないか。彼女は現在、入管の目をあざむくため近所の安アパートで偽装結婚相手と6ヶ月の期限つきで同棲している。但し「ただ乗り」は絶対させないと言っていた。

 さて話は飛ぶがバンコクの風俗嬢に最も嫌われている外国人はどこの国だろうか?何もこれは僕がハングル君を非難しているわけではない。純然たる事実なのだ。僕はいわゆる「朝鮮部落」のど真ん中で生まれ育ったので一般の日本人よりはハングル君を理解しているつもりだが、それでも彼等の傲慢さは日本人に限らず何処の国でも嫌われるだろう。でもそれが愛国心ゆえの傲慢さだったら僕はそれでいいと思う、日本の新しい教科書に文句をつけようが首相の靖国参拝(こんなものあのバカのチンケなパフォーマンスに過ぎない。特別な日に参拝しなければ意味がない)に文句をつけようがかまわない、それが愛国心に起因するのであれば。

 しかし、それならばこそ、北朝鮮問題は米国や日本に委ねるのではなく自身の力で解決すべきである。餓死寸前の危機に瀕している同胞を自分の手で救い出すというのは無上の喜びであるはずだ。こんな最上の愛国的行為にアメリカや微力ではあるが日本の手を借りたとあってはそれこそあなた方のプライドが許さないでしょ。南は太陽政策だ対話路線だと言っているが対話でどうにかなる民族であるか否かはハングル君自身が一番良く解っているでしょ。多少の犠牲を払ってでも同胞を解放することこそがあなた方のいい意味での傲慢さですよ。国民が拉致されても何も出来ない日本に対し、その傲慢さで日本人拉致被害者はもとより南の拉致被害者や北の難民までをも救い出したら、日本は未来永劫ハングル君に頭が上がらないだろう。北朝鮮問題とは国際問題ではなくハングル君にとっての国内問題なのだ。小泉政権の延命のための道具などでは決してない。

 だが南にも日本にも将軍様に消滅されては都合の悪い人間が多数存在する。日本で言えば将軍様が拉致を認めてから一切マスコミに登場しなくなった政治家たちがその一部だ。そしてさらに悪質なのは裏で糸を引いてる二つの国家の存在、この国家の女性達も食うに困って日本に体を売りに来ている。ホラ、話がこの文章の冒頭につながったでしょ。これを輪廻の法則、またはピンクフロイドの狂気と言うのです。



「煩悩の夕暮れ」読者より外道士族の皆様へ
 外道士族に奥道さんという方がおられる。以前から投稿数も多く読みやすい文章をお書きになり表現も的確で、何より文章の中に風俗嬢へのやさしさがにじみ出ていらっしゃるので僕も前々からファンでした。しかもチェンライにも詳しいと来た日には、「おぬし、同族でござるな。」と思わず声をかけたくなってしまう。ところが最近困った事が起きてしまった。奥道さんの最近の投稿の中に初めて僕の知っている女の子が登場した。このこと自体は大変うれしいのだが書かれていた内容が僕が彼女に対して抱いていた印象と全く違うのだ。勿論奥道さんが間違っていて僕が正しいなどと言う気はさらさらない。むしろ外道熟練度から言っても奥道さんが正しいと思う。僕の投稿に対する考え方は当コラムの「外道の細道にガセネタは多いのか?」に書いた通りであるが、外道に対する考え方や性格、趣味が僕に近い(と勝手に自分で思っていた)奥道さんと意見が食い違ってしまうと僕の外道の将来に不安がよぎる。あとことわっておくと、具体的に書くと風俗嬢が特定されてしまい迷惑をかけてしまうかもしれないので書けないが僕のオキニに奥道さんが文句をつけたので怒っているというのでもない。むしろその逆、ごめんなさい、奥道さん、あなたにいちゃもんつけるつもりは全くありません。キツネ顔とタヌキ顔に対する趣味の違いということで納得しております。

 さて、ここで外道士族の方々に提案がある。自由な投稿もそれぞれの方々の個性が出て良いと思うのだが当サイトを「士族同士の情報交換の場」と考えるならば情報にある程度の客観性を持たせたほうがベターではないだろうか。そのためには是非、我々医者の診断法を参照していただきたい。まずは患者名と保険証番号、これは基本中の基本、我々の収入の源であるしこれがなければカルテとして成立しない。交通事故で意識不明の重体となり病院に担ぎ込まれた患者に「保険証持ってますか?」と問いかけて顰蹙をかった医者がいたが、気持ちはわかる。名前と番号、これははずさないで欲しい。

 診断の基本は問診、視診、触診である。問診では名前と年齢および出身地を、また性格も推定して欲しい。年齢は自己申告で結構だが明らかに虚偽申告が認められる場合には主治医の意見を付記して「25歳(推定33歳)」等と記入することが望ましい。出身地はタイの47県を全て記憶している士族はいないだろうから北部、東北部、バンコク周辺、南部でいいと思う。外国人であることが疑われる場合には疑われる国名を記入してください。性格に関しては客観的言葉で表現するのが難しいので、こちらとコミュニケートしようとする姿勢が見られるか否かで「友達系」と「お仕事系」に分ければより客観性のある情報になると思う(個人的には「ロック系」「ジャズ系」という言葉を使いたい)。

 視診では身長、体重、3サイズ、肌の色、容貌、乳首の色、乳房の形状、妊娠線の有無、発毛状態等の情報を得ることが出来る。身長、体重、3サイズは測量計がないので推測で良い。ちょっと慣れれば5センチ以内の誤差で判断できるであろう。肌の色は自分自身と比較して色白か色黒と判断するのが良い。容貌はレントゲン写真さえあればこれほど客観的な資料はないのだが撮影拒否も考えられるので、その場合は言葉に頼るしかないが客観性を持たせる表現というのは難しい。明らかに有名人に似ていれば「○○似」でいいだろうがそうでない場合の方が多いでしょ。そこで考えたのが動物に例えてみること。もともと女の顔はキツネ、タヌキ、ヘビの3つに分類できると思う。これに明らかに美人か可愛い場合には上、タマダーは中、ブスは下として「キツネの上」とか「タヌキの中」という表現はいかがであろうか?乳首の色はピンク、茶、黒の3種類でいいと思う。但し特殊形状を発見した場合には特記事項として「陥没乳首」等と明記すべきである。

 乳房の形状に関しては患者を直立位にして観察し乳頭が乳房突起のほぼ中央に位置する場合は「直乳」、中央から乳房基底部の4分の3までの場合を「美乳」、それ以下は「垂れ乳」という分類で良い。大きさは3サイズから推定出来るのでここでは必要ないが乳輪の肥大等の特徴的形質発現が見られる場合は特記すべきである。妊娠線の有無、これは主治医により立場の分かれる所であるが僕はたとえ他の条件が最高でも子持ち女とわざわざ金を払ってまでヤルなんて絶対嫌だ。まあ数は少ないだろうから視診で明らかな場合のみ、「妊娠線有り」と記入すれば良いのではないだろうか。発毛状況は自然毛、処理済、剃りマン、パイパンでいいだろう。但し剃りマンとパイパンは似て非なるものなので区別に注意すること。舐めた時の舌触りが違う。

 触診で重要なのは乳房及び陰毛の硬さである。乳房に関しては触診しながら脂肪組織の充実度を推察しなければならない、ゴムマリ、弾性有り、弾性無しの区別で良いと思う。但し乳房基底下部に手術痕の認められる場合には「シリコン乳」と特記すること。陰毛は柔毛、剛毛の区別だけでで良い。触診に関してはもっと細かい事項が色々あるのだが診断にばかり時間をかけていては肝心の診療時間がなくなってしまうのでこの程度で止めておこう。あとは膣容量および周囲筋の発達度という重要な情報もあるのだがこれは己の竿との比較解剖学的探求という側面もあるため、ここは外道士族の紳士協定ということで触れないでおいて「あとのお楽しみ」にとっておくのが平和ではないだろうか。

 最後に「考察」。これは医学論文においても研究者の自由な感想が許される場所なので記述者の主観による見解を簡潔に述べて欲しい。こう書いてみると大変なようだが何のことはない。「○○番○○ちゃん。152センチ43キロ、80-57-82。色白、20歳(推定1×才)、北部出身(ビルマの疑い)、友達系、タヌキ上、特記事項陥没乳首。直乳、自然毛、ゴムマリ、柔毛。初めはシャイな感じだったが生フェラも合格点できっちりイッてくれた。」たったこれだけ(ちなみにこのような子に実際に会ったことはない、僕の理想)。客観的で正確な診断がより良い診療行為につながることは外道も同じである。「200バーツ同盟」同様、こちらの方もよろしくお願いします。



フュージョンとジャズロック
 僕のまわりの裏ビデオ愛好家の中では和物が圧倒的に人気があり僕のような洋物ファンはほとんどいない。どう贔屓目にみても和物より洋物のほうがお金もかかっているし作品としての質も段違いなのに。ロックの世界でも良質な洋楽が全く売れずチンケなJ-POPばかりが売れているのと同様、僕には理解出来ない。僕はもうジジイなのか?とは言っても最近のアメリカンポルノもつまらないものばかりなことも認めざるを得ない。女は全てシリコン乳で剃りマン、最初から最後までアナルだダブルペネだと交尾を繰り返すだけ、これじゃどれを見ても同じである。こうなるとストーリーのしっかりしたエロ映画が見たくなる。欧米ではケーブルテレビ用に一般映画としてのエロ映画(つまりかつての日活ロマンポルノ)を数多く製作している。そんな中から最近「PLAYMATE OF THE APES」という映画を見た。題名を見て貰えば分かる通り「猿の惑星」のパロディ(但しティム バートン版ではなく初代チャールトン ヘストン版)なのであるがやはりいくら性器の露出があってもフェラや結合シーンがなければ面白くない。逆に今月になって「エロ猿の惑星」(PLANET OF THE BABES、僕は原版を既に持ってるもんね、ウフフフフ)というアメリカンポルノが日本でリリースされた。これは主演がエイジア カレラ(誰も知らないか?)っていうくらいできちんとしたポlルノ映画であるがストーリーも原作を忠実に再現している。やはりこのようにキッチリとしたストーリーの中に必然性のある男女の交尾シーンがふんだんに織り込まれている映像こそ僕にとっての最良のポルノムービーなのだ。(但しこの映画、日本版を買ってもモザイクだらけで面白くも何ともないよ。)

 かつて日本で(70年代後半だったと思う)ラリー カールトン等に代表される「フュージョン」という音楽が大流行した時代があった。この手の音楽に対する知識がなければ東京では女もクドけないという時代であった。この音楽は一言で言えば「ジャズミュージシャンによるロック」である。これに対して全く注目されなかったが同時代にイギリスはカンタベリーを中心とした「ジャズロック」という音楽ジャンルが存在した。これはさっきの言い方で言えば「ロックミュージシャンによるジャズ」である。僕はある時期、この音楽に熱中していた。フュージョンなんぞ臭くて聞く気にもならなかった。だから女の子にモテないのだ。ちなみに「タイ人クラブ」の時のハンドルネーム「YESはBILL」のBILLは当時のジャズロックの代表的ドラマー、BILL BRUFFORDのBILLなのですよ。関係ないか。知らない人は同じと思うかも知れないけど、「ジャズミュージシャンによるロック」と「ロックミュージシャンによるジャズ」とは似て非なるものなのです。それと同時に「性器丸出しの一般映画」と「ストーリー性のあるポルノ映画」も全く違うものなのだ。

 さてバンコクである。外道である。素人だろうがプロ風俗嬢だろうが同じ女だ。でも僕は駐在員さんのように素人女を愛人にしたりナンパしたりする気はさらさらない。だからと言って風俗嬢にお仕事で抜かれても面白くもなんともない。僕がバンコクへ向かう唯一の目的はプロの風俗嬢と本気のセックスを楽しむことなのだ。
「何をばかなことを言っている。」と思われるかもしれない。しかし僕の中では「エロチック映画、ジャズ、素人女」と「ポルノ映画、ロック、プロの風俗嬢」は全く別のカテゴリーなのです。実際に映画を見たり音楽を聴いたり乗っかってみたりすれば分かると思うのだが、言うなれば「虚構の世界の中で特殊な芸を堪能する。」ということか、とにかくこれが僕の外道の道のストリートなのですよ。

 長年懇意にしてたMP嬢がいた。ところが最近彼女はある事情があって風俗をやめてしまい堅気の床屋さんになってしまった。次回訪泰する時も空港に迎えに来てもらい、一緒にホテルにチェックイン(ジョイナーフィー対策)する約束をしているのだが複雑な気持ちである。この彼女は今でも僕の求めるプロの風俗嬢なのかそれともただの素人なのか、はたまたそのどちらでもないのか?


えっ!タイ人は人喰い人種?
 60年代から70年代初頭にかけてヤコペッティに代表される残酷映画、つまり未開人種の我々からみれば野蛮極まりない風習を綴ったニセ ドキュメンタリー映画がはやったことがある。そしてこの流れを受けてカニバリズム(人喰い)映画が数多く作られた。この手の映画を得意とするのは勿論イタリア人である。そんな中から「ラスト カンニバル」というイタリア映画が先月、日本でもDVDで発売された。これが何故外道ネタなのか?まあ続きを読んで下さい。

 普通首刈族や人喰い人種というとアフリカやアマゾン、又はニューギニアというのが定番(これもひどいと思う)なのにこの映画の舞台は1972年のタイ(笑うなよ)。イタリア人カメラマンがバンコクから汽車に乗りカンチャナブリ(映画では表記はないが画面に映るタイ語の標識をみれば特定できる)から小舟で川を下ると何とそこは人喰い人種の部落だった、という設定である。地理的に言うとそこはナコンパトム、これってバンコクの近くじゃないか。

 出てくるタイ人も期待に違わず土人のかっこしていて顔にはドウランを塗りたくっている。女は普段はオッパイ丸出しでお風呂は人目も気にせず素っ裸になって川で水浴、タイ人が見たら怒るぞ。狩猟に行けばオオトカゲを捕まえ生で食ってしまうし悪いことした奴は酋長(?)の命令で舌をちょん切られる。そして最後には人肉までをも食らってしまう。タイ人が見たら本当に怒るぞ。

 映画の中ではタイの風習も紹介されている。まずは葬式、タイでは皆の見ている前で死体を火葬しその灰の上で男女が乱交をするそうです。次に婿選び、まず娘は裸になって目隠しをする。次に村の男が順番にオッパイやアソコを触ったり揉んだりする。娘は触り方の一番上手な男の手を握るとこれで花婿が決定する。へえ、知らなかった。タイ人ってこうやって夫を見つけているんだ。タイ人が見たらカンカンに怒るぞ。

 しかしこの映画の最もトンデモないところは字幕にある。セリフはイタリア語とタイ語でタイ語が半分以上なのにこのタイ語の部分に一切字幕が入らない。人喰い族の言語(実はタイ語)に字幕が入るのは不自然という日本発売元の配慮なのだろうか?しかしこれではストーリーが全然分からないぞ。タイ語など知らない良識ある良い子の日本人は訳の分からない言語を聞かされながら残酷シーンを次々と見せられることになる。タイ語の部分を一生懸命聞き取ってみるとシナリオはキチンとしたイタリア人とタイ少女の恋愛物語になっているのだが、これを理解できるのは外道しかいない。

 30年前、この映画にかかわったタイ人スタッフや出演者は自分の国がどれだけ誤解されるか分かっていただろうに何故撮影に協力してしまったのだろうか。「アンナと王様」のように皇室に関わる事にはあれだけ過敏に反応するのに。「金さえ入れば自国の名誉など関係ない。」というのが普通のタイ人なのだろうか?僕の周りにはタイをバカにすると怒り出す奴ばかりなのだが、案の定、知り合いのタイ人達にこの映画を見せたら皆激怒していた。最後には「魚を生で食う日本人の方がよっぽど野蛮だ。」と言い出す奴までいた。

 日本にタイ人の知り合いがいる方、この手のビデオは回転率がいいのでどこのレンタル屋にもあるはずですから借りてきて是非見せてやって下さい。しかしタイを知らない日本人がこの映画を見たら、、、、、本気にするぞ。そしてもし外道紘さんがこれを見たら、、、、妙に納得したりして。




「日本におけるタイ人クラブの20年史」外伝
 遂に僕の住む町からもタイ人娼婦が姿を消してしまった。最後まで頑張っていたタイスナックがインドネシアスナックになってしまったのだ。10年前は7軒もあったのに、祇園精舎の鐘の音。確かにここ数年、タイからの新鮮風俗嬢の入荷が極端に少なくなり日本でのタイ娼婦の高齢化、醜化、性格の悪化が進んだため、誰もわざわざ1万バーツも出してタイ女を買わなくなってしまったのですよ。僕も最近はほとんど行ってなかったのだが、たまに行っても買うどころか隣に座られるのもやだ、というのが現状でした。

 これに対してインドネシア女は、まだ現地の日本大使館のチェックが甘いためか、ピチピチが続々入荷していた。これは前にも書いたが彼女等は性格が完璧ラテン系なので飲みに行くだけでもフィリピンパブなんぞよりもずっと楽しかった。但し僕の場合色黒女はNGなのでほとんど買いはしなかったが。いずれにせよこれからはインドネシアの時代を期待していたのだが、先日の報道によると今年に入っての不法滞在外国人摘発者の数でインドネシア人がタイ人を上回ってしまったらしい。この国ももうだめか。

 去年、インドネシアスナック(元タイスナック)で横に座った女に病気に関する相談を受け、何の気なしに助けてやったことがあった。それ以来何故か気に入られてしまいそのスナックに顔を出す度に僕のそばを離れない。可愛い顔をしていたのでそのままにしておいたのだがある日、パスポートを見せながら僕に告白した。パスポートでは22歳になっているがこれは姉の戸籍謄本と自分の写真で作ったパスポートで、実際には16歳だと言う。その話を聞いた途端、僕は彼女をホテルに連れ出していた。メチャ硬いオッパイといい、ほとんどパイパンのアソコといい正に16歳そのものだったが、これって摘発された場合淫行条例に抵触するのだろうか?法律に詳しい外道平民の方、御教授いただきたい。

 先日僕の「お代官様に逆らうなよ」が掲載された日、その道に詳しい方から「現在日本に行ったタイ人が背負う借金は500万、4ヶ月以内に返せないと延滞金が50万。」という指摘をいただいた。早速調べてみました所、その通りでした。御指摘ありがとうございます。しかし新宿の歌舞伎町や横浜の黄金町ならともかく、場末のタイスナックで4ヶ月で500万稼ぐのは絶対に不可能だと思う。僕の知ってる最後のタイ人は去年の2月に来日した21歳の女で、町のスナックで働いていたが借金が440万で返すのに1年かかった。この不況下、そこそこの女でも仕事は週に2、3回しかないというのが現状だし、もし彼女が途中で摘発されてしまえば借金はチャラなのだから彼女を220万で買った日本のエージェントもあまり割りのいい投資とは言えないと思うのだが?ちなみに彼女のエージェントは台湾人のスナックママだった。

 不正ビザ所得が不可能な現在、彼女が如何にして日本に入国したかというとまずバンコク在住の日本人と結婚した。この時点で籍は入り、姓は日本名になるが日本への入国ビザは所得出来ない。これを所得するためには日本人が日本で彼女を養っていくための根拠、つまり一定額以上の納税証明書を提出しなければならないからだ。(これっておかしいと思う。「日本に行ったら彼女をスナックで働かせ僕はヒモをやります。」でもいいと思う。愛に所得は関係ない。)しかし新婚旅行へ行くのは自由である。旅行先にサイパンを選ぶ。我々から見るとグァムもサイパンも同じように思うがグァムがアメリカの領土であるのに対しサイパンは統治領なので日本人の妻であればビザ所得が非常に簡単らしい。サイパンにロシア人娼婦が多いのもこのためらしい。そしてノースのチケットを買うとサイパンからタイへの帰国時に成田でストップオーバーせざるを得なくなる。そして「夫」はそのままバンコクへ帰り「妻」は逃げ出すのである。彼女も借金が終わりパスポートが返却された後、離婚手続きで苦労していた。

 但しこの方法が使えたのは1年以上前までで今は別の、非常に単純な、方法で細々と入国しているようだ。この方法はまだ有効のようなのでここでは公表出来ないが、この方法だとブスしか日本に入って来ないんだよね。だからもう僕は日本のタイ人とはおさらばだ。タイ人におさらばとなると我が町に残った外国人娼婦はインドネシア以外には中国、ロシア、ルーマニアということになる。しかし中国人はほとんどがハルピン出身で大柄でマグロだしロシア人は大味だし、まあ狙うとするとルーマニア人かな。

 しかしルーマニア人は手続きが若干面倒しい。身分的にはフィリピン人と同様、芸能ビザでダンサーとして来ているので本職の風俗嬢とは言えないが月給がせいぜい5万か6万で昼間はヒマを持て余しているとなれば考えることはひとつでしょ。昼間デートの約束をし食事をしてホテルに直行、僕はタイ人料金と同じくチョカウで2万ということにしているが金銭的トラブルは一度もない。トラブルになるのはお人好しの日本人が多すぎることだ。金髪ねえちゃんと擬似恋愛したい気持ちは分かるが食事を奢ったり物を買ってやった後は必ずホテルに連れ込んでよ。僕なんかいつも「ニホンジンミナイイヒトヨ。アナタダケスケベナー。」と言われてしまうんだから。逆に最初のデートで連れ込まないとその後は連れ込むタイミングを失っちゃうよ。そうなると単なるメッシー君アッシー君になっちゃうよ。

 こうなると外道を続けられる聖地というのはもうバンコクしかないですね。Neguroさん、ユニコーンさん、チコさんを始めとする駐在員さんがうらやましくてしょうがない。みんな「オレは今、地上の楽園にいるんだ。」という確固たる自覚を持って性活してますか?僕の知人(55歳)も5年間単身でチェンマイの日本企業で駐在員していた。帰国して3ヶ月後、チェンマイで知り合った別の日本人から「僕の会社で日本人の管理者を募集しているのだけど来てくれないか?」との悪魔のささやきを受け、妻子の反対を振り切り今の会社を退職してタイへ「帰って」しまった。本当にうらやましい。



チェンライ県ノンブア村奇談
 外道士族諸氏の投稿を眺めていて思うのだがチェンマイ、チェンライ出身の女の子に関する情報が圧倒的に多い。やはり日本人にとっては、異論もあるだろうが、コンイサーン(東北部)やコンターイ(南部)よりもコンヌア(北部)の女の方が好みに合うのだろう。しかし「メーコック~」に書いたようにノンブア村を第二の故郷とする僕にとって府に落ちないことがある。以前は大量の風俗嬢を送り出していたこの村であるが現在、バンコクで風俗嬢をしている若い子が一人もいないのだ。

 ノンブア村はチェンライ県の中でもどちらかというと貧しい部類に入ると思う。電気が通ったのが17年前だし有線電話もまだない。水道が通ったのも3年前だ。こんな典型的な風俗嬢供給村から一人も送り出していないのに何故バンコクにチェンライ出身の風俗嬢が溢れているのだろう?というのが僕の素朴な疑問だ。実際の話、この村出身の風俗嬢というと夫をエイズで亡くし村に居られなくなった30代のおばさんがほとんどなのだ。とてもじゃないが外人相手の風俗店で働けるような代物ではない。

 風俗嬢がいなくなったのは一つには豊かになったこと、60代夫婦では子供が10人というのがザラだったが30代、40代の夫婦ではせいぜい一人か二人というのが現状である。このため生活にも余裕ができた。10年前は村の市場で100バーツ札ではおつりがなくて買い物が出来なかったが今では500バーツ札でも余裕で買い物ができる。経済状態もそれだけ良くなっているのだ。だから以前は小学校を卒業すると働きに出るのが普通だったが、女は当然風俗に行き着く、今の村民はほとんど全員が高校まで進学している。年齢でいうと現在30歳以上は全て小卒、それ以下は高卒とはっきり分かれている。

 もう一つは言うまでもなくエイズの蔓延、ひところはエイズ発症患者が村中をうろついていたし若者の葬式も毎週のようにあった。こんな光景を見せつけられては
怖くておちおち風俗なんてやっていられないのだろう。豊かになってくると命をかけてまでお金を稼ぐ必要がなくなってくるのだ。逆に村からバンコクへ出て大学に通っている連中は間違いなくバンコクで男をみつけ愛人をやっている。多分日本人駐在員でも彼女らを囲っている人が多いんじゃないかな。どうですか?チコさん、ユニコーンさん。

 以前このコラムに書いたがバンコクで僕が指名した女の子は全てチェンライ出身なのだ。しかしよく考えてみると純粋にチェンライ人と確認できたのは5年前のスティサンのナーちゃんが最後だったような気がする。「出身はどこ?」「チェンライ」これだけでは僕の会話は終わらない。「チェンライの何処?」と聞いた場合に「メーチャン」と答えた子はほとんどが山岳民族だったし、「メーサイ」と答えた子のほとんどはパーマ(ミャンマー人)だった。「ムアン チェンライ(チェンライ市内)」と答えた子でもチェンライ市内に住んでいれば誰でも知っているような事、例えばメンライ像のすぐそばのガソリンスタンドの主人(実は超有名な県会議員)等という話題を振っても知らん顔しているし、こっちがチェンマイ語を使っているのさえ気づかない子もいた。この子等がチェンライ人なわけがない。

 チェンマイには7年程行っていないが間違いなくチェンライよりも経済状態はさらにいいはずだ。だから風俗嬢はチェンライよりさらに少ないはずである。まあチェンマイに関して言えば、「ランパーン、ナン、パヤオと言っても外人は知らないだろうから面倒くさいのでチェンマイと言っている。」という意見が示す通り北タイ出身者全員が「チェンマイ出身」と称している可能性はある。それにしても当サイトに溢れるチェンマイ、チェンライは異常のような気がする。

 「だから何なんだ。」と言われれば「オヨビでない?こらまた失礼いたしました。」としか言いようがないし、真説外道語録によれば「女に人種はない、美人とブスがあるだけである。」。イイ女であればどこの出身であろうと関係ないのかもしれない。しかし「ニセチェンライ人」と聞くとどうも釈然としないのですよ、僕は。



タイのVCD,DVDを日本で見よう 
 これは僕が最近になって知ったことであるが聡明な外道諸氏にとっては既定の事実かもしれないのであしからず。タイのVCDやDVDが日本でも簡単に見られるのだ。これは僕にとっても盲点だった。今までは「テレビ方式は日本はNTSC,タイはPAL。DVDのリージョンコードは日本が2、タイが3。」などというアメリカから押し付けられた知識を鵜呑みにしていた僕がバカだった。アジアンパワーは物凄い。こういった取り決めを最初から無視してしまうところが痛快である。

 やるべきことは至って簡単、家電量販店や通信販売で聞いたことないようなメーカー製の格安DVDプレーヤーを買う。これだけ。初心者の方に説明するとタイと日本ではテレビの走査線方式が違う。だから例えばタイで買ったエロビデオを日本に帰って見ようとしても見れない。またDVDに関してはおそらく著作権にうるさいハリウッドの意向だろうが世界を6つの区域に分け、ソフトはその区域内でしか再生できないようなフィルターをデッキに組み込んでいる。これがリージョンコードだ。ところがアジアのメーカーはこういったややこしい規則をあざ笑うかのような快楽的なDVDデッキを量産している。しかも格安で。

 このデッキの特徴はPAL、NTSC両方式に対応していること。こんなことはアジアでは常識、これでタイVCDは全て見れる。ここまでは犯罪ではない。さらにDVDのリージョンも無視出来るように作ってある。これは明らかに犯罪だ。アメリカが怒る。だからこれらのデッキは日本で購入した時はリージョン2にしか対応していないのだが簡単なリモコン操作、つまり裏技でリージョンフリーにできるようになっている。マニアはこの操作を「フリフリ化」と呼んでいるようだ。ネットで裏技を探す時はこの「フリフリ」がキーワードとなる。

 量販店で購入する場合はまずネットでフリフリ化の裏技が公開されている機種を調べ、それを買うのが良い、なぜなら量販店のお兄ちゃんはフリフリなんぞ知らないし、たとえ知っていても絶対に教えてくれない。調べて見ると大手日本メーカーの一部機種にもフリフリ機があるぞ。やばいんじゃない?僕はラジオ○イフという月刊雑誌の広告を見て通信販売で購入したのだが、この場合のキーワードは「スペシャル機能付」、この広告の言葉こそがフリフリ機を意味する。この場合送られてきたのは中国製のリージョン2機だったが通販会社に電話をかけたら口答で裏技を教えてくれた。(FAXで、と言ったら「それはできない」と言われた)

 こんなデッキにどのような需要があるのかといえば、勿論タイのDVDを日本で見たいという僕のような特殊な人間ではない。アメリカで発売されている日本製エロアニメの無修正版を見たいというアニメオタク達の需要である。僕はこんなもの見たいとも思わないがこいつらの情熱はすざまじいものがある。このデッキを手に入れればタイのDVDだけでなくアメリカ映画の無修正DVDもアマゾンコム等でソフトを手に入れれば(日本版より断然安い)見ることが出来る。ちなみにポルノDVDは全てリージョンオールなので普通のデッキでも見れる。例えばエログロナンセンスの最高傑作と言われる「悪魔のしたたり(原題BLOOD SUCKING FREAKS)」、日本でもヘア無修正版が発売されている(「ヘア無修正」と「完全無修正」)は違う)が中盤でギロチンで首を切り落とされる美少女のオ○○コの大写しの部分だけはモザイクがかかっている。アメリカ版ならこの部分も楽しむことができる、って僕はアニメオタク以下か?

 このデッキを手に入れたおかげでタイへ行く楽しみがまたひとつ増えた。紘さん、是非お勧めエロVCDやDVDを当サイト上で公開して欲しい。とにかくめちゃくちゃ安いし、日本の裏ビデオとは違った趣がある。外道諸氏も是非楽しんで欲しい。えっ?言葉が分からなくちゃつまらない?バカヤロウ、外道を極めんとする者、タイ語や英語を勉強するのは当たり前だろ!


ノンブア村結婚式顛末記
 今回訪泰したのは、ノンブア村での結婚式に出席するためだった。今までも村の結婚式に顔を出したことはあったが準備段階からかかわるのは初めてだったので色々な体験をさせて貰った。今回はこの、日本のそれからは想像もつかないというかほとんど「世界不思議発見」に近い、2日間に渡って繰り広げられたタイの田舎の結婚式について報告したい。何故ならば、、、、もう他に書くネタがないのですよ、トホホホホ。

 第1日目、朝4時に起こされてチェンライ市内へ食材の買出しに行く。運転は僕、朝っぱらから缶ビール片手に無免許運転、こういうことやっていると法律なんぞを遵守して生きていくことがいかにバカらしいかが身に染みてくる。それにしてもピックアップという車はタイにおいては非常に有用である。これ1台あれば他に車はいらない。例のラブホテルに隣接する市場へ行ったのだがとにかく安い。日本でいう透明ごみ袋いっぱいで(例えば白菜なら推定30個)どの野菜も50バーツから60バーツ、それでも道路側の店より奥の方の店が5バーツ程安いらしくあちこちの店で値段を聞き歩いた。

 野菜とモツ、鶏肉をしこたま買い込んだのでピックアップトラックの荷台いっぱいになってしまった。しかし近所の人間もついてきたので総勢7人、どうやって帰るのだ。タイ人はどうしてこんなにも計画性がないのだろう、と考えていたらまず人間4人が荷台に乗りそれを野菜で埋めてしまう。前に3人が乗り帰ることとなった。僕の隣に14歳の女の子が座ったのがせめてもの救いだったがこんな状態の車は運転したくないよ。それでも酒が効いているためか運転し始めて5分も経つと後ろの人間のことなど忘れて100キロで飛ばしている自分が怖い。

 帰りに養豚場により豚を3頭買い込んだ。この間も4人は野菜に埋まったまま、80キロ級のが3頭で8,000バーツ、安い。これを養豚場の車で村まで運んでもらい村人が処分するそうだ。合掌。タイでは結婚式は嫁の家でやるのがしきたりらしい。家に帰ってみると(幸い4人は生きていた)村人が手分けして寺からテント、イス、テーブル、食器、コップ、調理道具等を運び込んでいた。結婚式、葬式、新築祝い等の時にはタダで借りられるそうだ。設置が終わると近所の女たちは早速料理の準備を始める。男は、、、、酒を飲み始める。タイの女は世界最高、タイの男は宇宙最悪。

 300人程度の出席ということなので酒は密造酒をビール瓶で600本用意した。また僕、新郎も含めて日本人も3人出席なので「日本の味を」ということで熟考の結果モツ煮込みを作ることにした。これなら味噌さえ日本から持ち込めば材料は全て現地調達できる。寺から借りた90センチ級鍋を使い約200人分の煮込みを用意した。夕方になるといよいよバンドが到着、2トントラックに機材を積み込み荷台を広げて支柱を立てるとそのままステージになるという代物、PAシステムも照明もかなりのものだった。バンド5名、10代のダンサー8名、歌手3名、ミキサー等スタッフ総勢22名で2日間で7,000バーツ、安い。

 午後6時、バンドの演奏開始とともに宴会は始まった。式は明日の朝ということなのでどうもこれが披露宴に当たるようだ。人もぞくぞくと集まってきたので煮込みを振舞おうとしたのだが鍋をあけたら中身がない。調理をしていた女に聞いたら昼間から酒を飲んでいた百姓どもが全部食ってしまったとのこと。バカ野郎。落胆して席へ戻ってみるとテーブルに置いてあった「いいちこ」のボトルがない。タイでは焼酎は高いのだ。スクンビットの居酒屋では1ナタリーもするんだぞ、バカ野郎。

 気を取り直してスーツケースから2本目の「いいちこ」を取り出しウーロン杯をすすりながらも8人のダンサーの品定めを始めてしまう。気分はナタリーの雛壇の前、これも外道の宿命か、別にヤレるわけでもないもに。ステージ横ではカラフルな紙製首飾りを1本10バーツで売っている。観客はこれを買ってオキニのダンサーの首にかけるとダンサーがワイをしてくれるというシステムである。踊りが終わるとスタッフが首飾りを回収しそれをまた客に売るというユダヤ商法そのままのことをやっている。

 スターは生まれるべくして生まれるというべきか、やはり首飾りは僕が目をつけた2人の女の子に集中している。僕は性格的にこういうことを見逃せないのだ。首飾りをしこたま買い込み残りの6人の女の子に配って回った。そばで見ると3人はMPで指名OKなクラスの女の子だった。残りの3人はどうしようもない。自己満足して席に戻ってみると、、またまた「いいちこ」のボトルがない!

 300人と聞いていたが集まった数はどうみても500を超えている。それに村で見たことのない奴が相当混ざっている。招待もしないのに近郊の村の奴まで勝手にやって来て飲み食いするそうだ。その中でも若い奴の目的はナンパ、かなりしつこく村の女に言い寄っている。そのうち村の若者と近郊の若者のグループが喧嘩を始めた。村の男の言い分は「この村の女は俺達のものだ。よそ者は手を出すな。」この理論て凄い。

 次の日の朝はいよいよ結婚式、村の長老に日本人新郎の仮親になって貰い僕を含めた新郎関係者は早朝に長老の家に集合した。ここで長老の親族達が太鼓や金属製の皿を鳴らしながら延々と結婚式の歌を歌い続けている、当然、酒もある。この光景が正に「世界不思議発見」。そしてこの家から新郎を先頭に行列して新婦の家へ行く。新婦は家で待ち受けているが門には紐が張ってあり中には入れない。この紐を村長の号令のもとに取り外し、二人はめでたく結ばれることになる。この後数時間、ワイの姿勢の二人を参列者たちが木綿の紐で縛り上げていく。「一生離れるな。」という意味だろう。終了後の新郎の一言「こっ腰が、、、、かっ肩が、、、、」新郎47歳。

 チェンライ市内から着付け兼ビデオカメラマンのおかま2人が来ていたのだが、こいつらの動きが変だ。村の若い子に次々と「君なら女優になれる。デビューしないか?」と声をかけまくっている。純朴な村の少女も男には身構えるが相手がおかまだと気を許してしまう。誘いに乗ってきた3人の少女にこのおかまたちは化粧を施し写真をとり始めた。どう見ても、まあナタリーでならデビュー出来るだろうが女優なんかとんでもない、という少女達だ。こうやって手なずけておいてチェンライへ連れて行き、借金を背負わせてバンコクに売り飛ばすそうだ。我々外道の供給源がこんなところにもあったのだ。

 宴はこの日も夜遅くまで続いたそうだが僕と新郎を含む日本人3名は午後4時発のTG141でチェンライを後にした。「もっとゆっくりして行け。」と言われたが冗談じゃない。そんなことしていたらバンコクで遊ぶ時間がなくなってしまう。バンコク到着後、新郎は「腰と肩が痛い。古式按摩。」と言ってキャサリンへ飛び込んだ。おいおい、あんた本来なら今日が初夜だろ?アレレ、いつのまにか「外道図鑑」になってしまった。とにかく出席者600人、2日間で使った総額は7万バーツ、集まった御祝儀は1万バーツ。しかし日本人だったら200万円かかった、と言われても納得してしまうだろう。これからタイ女性と結婚予定の日本人諸氏、御注意あれ。



日泰経済原論
 先日、養鶏で大金持ちになったパタヤ在住のタイのおっさんの話をテレビで放映していた。なんでも資産9,000億円とか、しかしこれは日本の金に換算した額で実際には600億円(それにしても凄い)という話だった。ということは現在の日本とタイの経済格差は15倍ということになる。確かに一人当たりのGDPが3,5000$と1,900$、都心から成田(ドンムアン)までの高速料金が1,650円と30バーツ、うん、納得、納得、、、ん?、、、納得するか!バカヤロウ!そしたらバンコクの風俗料金は異常に高いじゃないか!

 このレートで1ナタリー(当コラム「外道王国通貨単位ナタリー」参照)を換算すると何と75,000円になる。この額だと吉原では現役AV女優とHできるぞ。冷静にナタリーの個室、女、入浴時間、サービスを吉原にあてはめると35,000円クラスのソープということになる(なかなか読みが鋭いでしょ)。ということはナタリーの適正料金は1,000バーツ、思い知ったか!バンコクの風俗嬢どもめ。その上チップを200バーツ(再び当コラム「200バーツ同盟」参照)も渡すということは比較経済学上9,000円をやっていることになる。これがODAでなくして何だ。もっとサービスせんか!さらに細かいこと言わせて貰えば吉原では飲み物は何杯飲んでもタダだぞ。

 我々は今まで騙されていたのですよ。わずか5,000円ぽっちの金であれだけのサービスをしてくれて、思わず情に絆されて高額のチップをやったり、2回分の金を払って外へ連れ出してやったり。しかし考えてみれば飲み物代やチップを含めれば相場の2倍以上の金を使っていることになるのですぞ。僕が初めてこの「外道の細道」を覗き、お風呂屋INDEXの最初に掲げられている「ソープ道」を読んだ時、「何だこいつは、鬼!」と思ったが、今こう考えてみるとこれは実は全く正道だったのだ。ちなみに「ソープ道とは」の筆者はヒロポン軍曹。

 このようにタイは今でも貧しい国だがそれでは昔はどうであったか?GDP等の欧米的経済指標でみれば今よりもさらに貧乏であったが、では困窮した生活を送っていたのかというとそうではないと思う。メコンデルタに位置するイサーンは行ったことがないのでよくわからないが(旱魃と洪水の連続で大変だという話はよく聞く)、チェンライの田舎に住んでみると生活するのに基本的に金は一切かからない。農家なので米はあるし近所の川で魚はいくらでも捕れる。肉が食いたくなれば鶏が庭をうろついているし、野菜だってそこらじゅうに雑草のように(実際に雑草だと思う)生い茂っている。塩とナンプラさえ買えば食い物に困ることはない。

 酒は米で造った密造酒、家だって裏山で適当に木を切り倒してくれば(最近は政府がかなりうるさくなった)あとは竹と藁を使ってハンドメイドで建てられる。彼らが身に染みて「貧乏」を感じるようになったのは日本を初めとする外国からバイク、車、家電等、生活する上で快適ではあるが必須ではない物がどんどん入ってきて、それらを自分等が「買えない」ことに気づいてしまったからではないだろうか。つまり「幸せな貧乏人」だったタイ人を「不幸せな貧乏人」に変えてしまったのは我々日本人ではないのだろうか?

 これを「資本主義」といってしまっては短絡的かもしれない、では社会主義が正しいかといえばその末路はロシアや北朝鮮である。ロシア女がバンコクで体を売っていることは当サイトの読者ならご存知であろう。ここで外道経済学の基本を披露するが例えばA国とB国の経済力を比較する場合、どちらの国の女がどちらの国へ体を売りに行っているかを調べればよい。当然、かつては宇宙開発でトップに立ったロシアも今ではタイ以下ということになる。北朝鮮は言及するのもアホ臭い。ではもう一つの社会主義大国、中国はどうか?最近は経済成長の波の乗ってでかいツラして日本人をもバカにしているが何を隠そう中国女が大挙してバンコクで体を売っているではないか。

 えっ、ご存じない?どこのMPにもエージェントつきの中国女がいっぱいいるでしょ。「どこの出身?」と聞くと「チェンライ」と答えるがそれは雲南省からチェンライを越えてバンコクに来たという意味でしょ。おしりをみればすぐにわかるよ(しかし雲南女の硬いオッパイは捨てがたいものがある)。外道経済額的見地からみれば嘘で固めた中国という国の実態がわかるでしょ。勿論、この国もタイ以下。

 現在日本に居るタイ女の相場はカンクンで3万、これをレート換算すると700バーツ、ホラ、ナナの女もタニヤの女も暴利むさぼってるじゃないか。ならばせめてサービスで返して欲しい。ストップウオッチを用意して「1回くわえたら10分はしゃぶり続けること、これを最低3回はやってよ。」くらいの要求はしてもいいのではないだろうか、それが経済というものである。



お代官様に逆らうなよ 
 在タイ日本大使館とは国家機関の業務を代行してくれているいわばタイに住む日本人にとっての命綱である。我々にとっての市役所であり警察であり駆け込み寺でもある。バンコクで能天気に外道できるのもすべて大使館職員様方のおかげ、我々のお代官様ですよ。そんな人たちの悪口を言うなんてイラクで「大統領、亡命して下さい。」と言っているようなもので命がいくつあっても足りないぞ。

 ところがそんなフトドキな奴がいた、野田峯雄というジャーナリストだ。「闇にうごめく日本大使館(疑惑のタイ犯罪ルートを追う)」なんぞという本を書きやがった。クワバラ、クワバラ。帯には「まともな外交もせず、血税を食い物にする外務省、大使館。改革案だけは出たが温存された腐敗の楽園!機密費の流用に始まりプール金づくり、贈収賄、金銭搾取、マフィアとつるんだ不正ビザでの銭儲け、ODA利権。。。腐敗の象徴、在タイ日本大使館の犯罪疑惑に迫る!」だって。恐ろしや、恐ろしや。お代官様、僕が言ってるんじゃないですよ、野田という男ですよ。僕はこうやって正直にお代官様に密告してるじゃないですか。ちなみに大村書店より定価1,800円で好評発売中でーす。

 読んでみると内容もウソだらけ。なになに、外交官が仕事もせずに昼間からゴルフに興じている?民間会社の駐在員じゃあるまいし国民の生命と財産を守るため寝る間も惜しんで仕事してくださっているお代官様がそんなことするわけないじゃないですか。第2章ではタイ国内で麻薬で捕まった日本人の家族に大使館員が数千万円を要求した?こんな日本の恥はもっともっといじめてやればいいんですよ、ねえお代官様。えっ、僕は日本の恥じゃありませんよ。れっきとした外道ですよ。

 第4章はいよいよ「汚れたビザのからくり」。お代官様のためにウソを見抜いてやるぞ。ホラホラ見つけた。不正ビザ所得に400万もかかるわけないじゃないか、今の相場は200万です。これ日本の常識。400万とは不正ビザで日本に入国したタイ女が日本のエージェントに払う借金の額でしょ。そのためにみんな生理休暇もとらずに一生懸命売春に励んでいるのですよ。こんな真っ赤な大嘘書きやがってとんでもない奴だ、ねえお代官様。

 10年以上前になるが、ジャパゆきシンジケートのタイ人ボスが日本のビザのスタンプと専用インクのスタンプ台を持っているのを見せて貰ったことがある。けどあれはタイ人が盗んだものですよね。金と女をあてがわれてお代官様たちの偉大なる先輩たちがシンジケートに渡しちゃったなんて有り得るわけないですよね。あとやはり僕が筑波で遊んでいた頃、正確に言えば1992年、借金が終わってエージェントからパスポートを返して貰った数十人のタイ風俗嬢にビザのページを見せて貰ったことある。ビザの署名がみんな同じX(イニシャルが母音なので書くとわかってしまう)という書記官のものだったけどこれだって単なる、ドリームジャンボに当たるくらいの偶然ですよね。

 第5章はこれでもかの「ODAを食うものたち」。何を言ってんだ!この野郎は。そもそもこのお金はお代官様が「貧乏なタイ人を助けるために」と財務省に土下座して分捕ってきた金だぞ。何に使おうがお代官様の自由じゃないか。そのうちの虱の屁ほどを下々の民間人にもバラまいて下さるからこそ駐在員も給料にありつけるし,その中からユニコーンさんによれば95%の駐在員がタイ人を妾にして貧乏な家族の面倒を見ているのだ。この完璧な食物連鎖に文句つけるな。しかし駐在員も駐在員だな。妾なんかつくっちゃだめだよ。外道理論によれば雄は死ぬまで不特定多数の雌に精子を撒き散らし続けなければならない。こうして神から与えられた雄としての使命を全うすることにより心身のノンストレス状態を保つ、これが外道の神髄だぞ。それをわざわざ一匹の雌に、、、えっなになに?妾がいても風俗遊びはやめてない?それでこそ外道、20G(詳しくはチコさんの外道単位認定協会参照)。

 そしてあとがきで「彼らの楽園は温存された」と結ぶ。こいつは我らがお代官様の追及をこれからも続けるらしい。だからこの本は絶対買っちゃいけませんよ。大村書店。印税が追求を続ける資金になってしまう。定価1,800円。財務省キャリアなんぞは頭さえ良ければ誰でもなれるが外務省となるとコネがなけりゃなれないんだぞ。好評発売中。いわば戦前から延々と続く貴族集団なのだぞ。著者 野田峯雄。ネクタイやシャツの色の趣味の悪さを度々指摘されるけどあれは平民との区別をつけるためワザとやっているのだぞ。売り切れが予想されます、お早めに書店へ。おいおい、そこの駐在員、外務省のお代官様の御通りだ、頭が高い、土下座せぬか。僕も2冊買いました。

 もしこの原稿がサイトに載ってしまったら?お代官様、それは紘の責任です。ボツにするのも載せるのも紘の腹ひとつなんですから。紘が悪い、野田が悪い。僕は悪くない。ねえ、だからもし僕がタイで淫行で捕まったら他の日本人はどうでもいいから僕だけ助けてくださいネ。警察には「僕、タイ語はわからないし、ちゃんとアーユッタオダイ?(チェ、チェンマイ訛りが出てしまった。何歳ですか?)と聞いたらスィップペーッ(18歳)と答えたのでアオカンしました。」と言い訳しておきますのでよろしく。えっ、僕をご存知ない?ホラ、去年、あるタイ女性のビザ発給が遅れたときシンガポール大使館を使ってお代官様を恫喝した男がいたでしょ。あれが僕ですよ。だって外務省の役人は恫喝するにかぎるって偉ーい衆議院議員の鈴木宗男さんが教えてくれたんだもん。


北朝鮮報道
 僕が日本に居ながらにしてタイの情勢が手に取るようにわかるのはNHK-BSのおかげだ。ウィークデイの午前1時20分(この時間もう少し何とかならない?)から10分間、チャンネル7のニュースを流してくれている。老後はタイで暮らすことを心に決めているので今からこの国の情勢の流れを頭に入れておく必要があるのだ。ちなみにこの局ではタイ以外にも世界の放送局のニュースを流している。これらの報道を見て驚くことはイラク報道一色で北朝鮮には一切触れていないことだ。わずかに韓国だけが申し訳程度に触れている。

 これには2つの理由が考えられる。ひとつは言うまでもなくアメリカの戦略である。イラクと北朝鮮という似たような独裁国家で、査察官を受け入れミサイル廃棄まで始めている国と査察官さえ追い返してしまう国とどちらがより危険かと言えば一目瞭然である。どうしてもイラクを攻撃しなければならないアメリカにとって世界の目が北朝鮮に向いてしまってはマズいのだ。こういった場合、必ず世界のマスコミに圧力がかかる。戦争に反対しているフランスやドイツにしても「イラクより危険な国があるじゃないか」ということを報道するのは非常に有効な手段だと思うのだが何故か一切報道しない。中国やロシアにとっては北朝鮮についての報道は自らの墓穴を掘ることになってしまうので出来ないだろう。

 もうひとつの理由は日本のマスコミ自体が北朝鮮報道を勝手に自主規制していて拉致問題などを決して世界に発信しようとしないからだ。いや、それどころか国内向けにも勝手に自主規制している。だからこれだけ毎日朝から晩まで北朝鮮の報道をしているのに出てくるものはカスばかりじゃないか。だいたい国家元首の犯罪が明らかになった今でも北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と報道するのは昔からの朝鮮総連の圧力に他ならない。要するに怖いんだよ。

 現在のように朝から晩までひとつのことに報道が集中してしまうという事件は8年前にも起こった。オウム真理教事件である。報道により北朝鮮の現状を知った我々が素直に感じることは「北朝鮮ってオウムにそっくりじゃないか。」拉致、スパイ、踊り、喜び組(ダーキニー)、将軍様(尊師)。何故テレビに出てる奴らの誰もこのことに言及しないのか?オウム報道の時でも北朝鮮との関係に話が及ぼうとすると何故かその話題は消えてしまった。そのくせ下級信者の恋愛関係等ということにはくだくだとしつこく報道していた。いまの北朝鮮報道とそっくりだ、「将軍様」の話題になるとサッとすり抜ける。

 最大の謎は国松長官襲撃事件である。組織のトップが襲われた事件だぞ。警察の威厳にかけてもまず第一に解決しなければならない事件なのにほとんど迷宮入り。事件現場に将軍様のお父上のバッヂが落ちていたのに、「単なるオウムの撹乱作戦だ。」で済ませてしまった。坂元弁護士殺害事件の現場にもプルシャ(オウムのバッヂ)が落ちていたよ。今、北朝鮮ネタをあれこれ探し回っているテレビ局にとって格好の材料なのに何処も取り上げようとはしない。犯罪国家に対してここまで気を使うのは一体何なのだ?

 しかし多くの在日朝鮮人の方々はこれらの事には全く関係がない。在日朝鮮学生にいたずらや脅しをする奴は日本の恥だ。彼らは朝鮮人としてのプライドを持っているかもしれないが日本で生まれ日本で育ったのだから僕から見れば全くの日本人だ。同胞である。日本は多民族国家なんだよ。タイだってチェンマイやチェンライへ行けばどうみても日本人っていう顔した人を何人も見かけるでしょ。
 
 日本にも在日韓国の人と在日(北)朝鮮の人がいるが後者が圧倒的に多い。これは朝鮮が分裂した時に在日の人達が帰属国を選ぶ際、「南は米国の傀儡政権だ。」というプロパガンダを流した奴がいる。そのため多くの南出身の人も北に帰属したためだ。こういう悪い奴らが今でも朝鮮総連を影で操っていることは想像に難くない。南の人も北の人も在日の人も「憎き日本人を拉致して家族ともども苦しめてやった、ザマアミロ。」と思っている人は誰もいないだろう。願いは一つ、祖国統一。そのために必要なことは「ある人物の不在」。

 統一が成就した後、北の人たちを待っているのは貧困との戦いである。貧困と戦うためにはどうするか?タイの百姓を例に取ればアレしかないでしょう。これはいたしかたないことだ。しかしソウルの風俗店には入り切らない。日本は恐らく受け入れないだろう。そうなると、、、バンコクに行くしかないかな?そうなったら僕も積極的にODAに協力しよう。

 しかし本当にそうなったら日本としても北に対して従来のヒモつき援助などではなく日本への出稼ぎを積極的に受け入れる、とくに元在日の人やその家族、子孫達は無条件で受け入れるべきである。それこそが長い間の日本と朝鮮のわだかまりを終結させる最も有効な方法だからだ。

 バンコクのMPでフェラチオ攻撃に合いイキそうになってしまった時、こういう難しいことを考えると長持ちしたりもする。



最新ウラビデオ事情
 連載開始以来、色々なことを書かせていただいたが今回のが最も実用的かもしれない。外道とは関係ないがなんのなんの、外道関係のことはユニコーンさんとチコさんにまかせておけばいいのだ(こんなことを言っているから紘さんからボツを食らう)。でもしかしウラビデオ、、、皆さん嫌いじゃないでしょ。

 まず適正価格はというと現在ではVHSで1本1,000円。20年前、「洗濯屋ケンちゃん」を25,000円で手に入れたのが信じられない、あの頃はウラビデを買うか格安ソープに行くか大いに迷ったものだ。「ソープじゃ1回抜いておしまいだけどウラビデがあれば10回は抜ける。」とか「ソープならお姉さんが抜いてくれるけどウラビデだと自分で抜かなければならない。」という二者択一に悩んだものだ。バカだよね、本当に。

 ウラビデとはとりあえず非合法なものなので普通には手に入らない。一番簡単な方法は歌舞伎町の専門店に行き、試写してから買うことだがこれだとまだ1本2,000円から3,000円する。高い。ここは関西のウラビデ通販業者から買うのが安く手に入れる秘訣である。そのためにはまずカタログを手に入れる必要がある。カタログは三流週刊誌か夕刊紙の広告を見て請求するかインターネットで業者を検索すればよい。ここで優良業者を紹介してしまえば一番簡単なのだがそれをやると犯罪になってしまうのであしからず。

 しかしここで注意しなければならないのはガセネタを掴まされないようにすること。今、実際に「裏ビデオ、通信販売、無修正」とキーワードをいれて検索してみたが、あるわあるわ贋物が、こんなものには絶対手を出してはいけない。こういう業者に引っ掛からないためには何といっても知識。「ビデオ ザ ワールド」というAVの月刊誌を買うか立ち読みしなさい。ここには最新のウラビデの全てが載っている。逆にここにないタイトルのウラビデは全て贋物(モザイク入り、しかもダビングを重ねた粗悪品)と思って間違いない。これだけで贋物業者か本物かを見分けることが出来る。次に本物でも最新作のタイトルが少ない業者、これも注意。これはまず気に入ったビデオだけを買いそれをダビングして売っている業者(というか個人)なので画質が悪い。また細かいことになるが例えば最近のウラビデのヒットシリーズに「グリーン ファンタジー」というのがある。最新作は80番である。これより若い番号を最新作として売っている業者も粗悪品業者だ。

 これらのことを前提として優良業者の条件を挙げると、大阪の業者であること、値段が1本1,000円前後であること、最新作を豊富に取り揃えていること、この3つは必須である。

 VHSも良いが日本は既にDVD時代である。ちなみにタイはVCD時代である(何故、紘さんはVDCと書くのだろう?こういうこと言うからボツを食らうのかな)。ウラDVDはいかがであろうか。これもクローンDVD-Rというブツをほとんどの優良業者が扱いだした。これはアメリカで売られているポルノDVDをデュプリケーターというダビング機を使って完璧にコピーしたものだが画質は抜群、インタラクティブ機能までもコピーされているしリージョンフリーなので日本の器材でそのまま楽しめる。現在は1枚4~5,000円と言ったところか、半年前までは僕も何枚か買ってみた。

 ところが最近になって、やはりインターネットでではあるが原版そのものをこれよりずっと格安で買えるサイトを発見してしまった。これもここで業者の名前を出してしまっては犯罪になるので外道諸氏も「逆輸入、DVD、通信販売」等、思いつく単語で検索してみて下さい。業者名の最初の一文字が赤になっているサイトが見つかったらそれが僕の言っている業者です。アメリカからの通信販売業者はいくつもあるが、ここが僕の調べた限りでは最も安いし品揃えも半端ではない。新作で20~25$,旧作で10$,バーゲン品だと6$で原版そのものと純正ラベルを購入出来る。

 発見した頃は10枚、20枚と買い込んだが最近はあまり買ってない。理由はアメリカ、こんな所までこの国は僕の前に立ちはだかる。確かに画質は素晴らしい、しかも正規品である。僕のような20年来のウラビデオマニアにとって「超鮮明画質」とか「原版」という言葉は夢でもあった。今までこの言葉に何度騙されたことか。問題は内容なのだ。普通に男女が交尾している場面を見せられても面白くもなんともない。こんなことタイへ行けば1ナタリーでいつも実際にやっているよ。やはりウラビデで見たいのは我々にとって非現実な性行為、つまり強姦とか淫行。しかしアメリカではこれらの映像の流布は法律で禁じられている。

 挿入場面もアナルもフェラもOK、しかし男女はあくまでも合意の上で性行為に及んでいるという設定以外の映像は許されないのだ。こういう所にまで男女同権を持ち込むな。だから強姦は勿論のこと、例えば借金をたてに女をいたぶるという日本ウラビデの黄金パターンもだめ。SMはあるがこれはあくまでもセックスと関係ないひとつのプレイでなければならないため性器の露出はOKだがフェラ、本番を伴うSM映像もダメ。これじゃ見る価値ないよ。ヨーロッパはレイプもSM本番も有りなのだがPAL方式なのでたとえ手に入れても日本の器材では太刀打ちできない。タイへでも行って見るしかないのだが、タイでこんなもの見ているヒマあったらMP行っちゃうよね。

 但し、日本から持ち込まれたマスターテープもかなりアメリカや台湾でDVD化されているのでその中には男女同権など何処吹く風の日本AV業者の撮ったえぐい映像も数多くある。アメリカ当局もここまでは目が届かないのだろう。でもタイトルにRAPEの言葉が入っていてはダメ。この場合タイトルのRAPEをPLAY又はGRAPEと変えてある。最近、日本物でDOUBLE RAPEという強姦物のシリーズがDVD化されたがあちらでのタイトルはDOUBLE GRAPE。何のこっちゃ。アメリカ人がこのタイトルを見て何を想像するのだろう。しかしこれらのものは古いマスターテープをデジタル リマスタリングもせずにDVDに落としただけのやつが多くてDVDならではの高画質は望めない。これじゃわざわざDVDを買う意味がない。

 淫行物もしつこいようだが全てNG、日本のウラビデ業者でもカタログに「当店ではロリータ物は一切扱っていません」とわざわざ断っているのが増えた。これって泥棒が「私は宝石類は盗みますが現金は盗みません」と言っているようなもので笑ってしまう。しかしこれは歌舞伎町のウラビデ業者も不況で売上がガタ落ちなのだがロリータ物は良く売れるそうだ。この界隈でも自主規制しているそうだが背に腹は変えられずロリータ物を売ると何故かすぐに警察の手入れを食うという。そんなにアメリカが怖いのかね。それともロリータはダメだが普通の(?)ウラビデは売ってもいいということなのか?警察のやることは良くわからない。法律はどうなってるの?

 しかしアメリカ人も好きなものは好きなんだろう。今アメリカで一番売れているのが「ベアリー リーガル」というシリーズなのだ。確か30本近くリリースされている。このタイトルを直訳すると「合法スレスレ」つまり18歳になったばかりの素人娘(?)を剃毛して男と普通に絡ませるという内容である。これでロリータの雰囲気を出したいということだろう。いろいろと御苦労さまです。だけどアメリカ人の18歳の体型ってはっきり言ってすでにババアじゃないか。これならタイ人の25歳の方がよっぽどロリータだよ。

 今、アメリカで最も人気のあるポルノ女優はテラ パトリック、彼女は何とタイ人なのだ(何か無理にタイと結びつけようとしているな)。タイ人といっても母がタイ人、父がイギリス人というよくあるパターン。彼女の最新作はFORBIDEN TALESという作品なのだがこれがSFXを駆使したポルノなのだ。その他にもJEWEL RIDER(トゥーム レイダーのパロディ)では主演のポルノ女優にララ クラフトばりのアクションをやらせてみたり、TRIXという作品ではマトリックスと全く同じストーリーをポルノで再現してみたり、アメリカのポルノ業界も変な法律のおかげでいろいろ苦労している。

 日本のウラビデ界からタイネタを探してみると10年以上前に「美少女レイプ、それから」という作品があった。これは女優はフカキョン似の絶世の美女なのだが男もタイ人なのでタイの作品が日本のウラビデに紛れ込んだ可能性もある。これ以外にも100本近いタイ女出演のウラビデがあるがこれが全てロリータ物、タイ女の商品価値というのはこんなものなのだろう。そのほとんどは日本人が8ミリビデオカメラを持ってチェンマイあたりへ乗り込み、置屋からまだ無毛の少女を買ってきてホテルでハメ撮りするというもの。見るに値しない、ただ痛々しいだけのウラビデだ。

 本番はないにしてもタイ少女の裸を撮ったビデオは「妖精の美少女達」シリーズ等、腐るほどある。どれもが性器だけをしつこく狙っている。こんなものを見て何が面白いのだろう。しかしこの中で特筆すべきはLIPSシリーズ、これはもともと表ビデオとして撮られたものでかつては一般に売られていたが1999年の例の悪法を持って見事裏デビューを果たしたしたビデオである。このシリーズの中から「西村理香」という大スター(勿論、ロリコンマニアの間でではあるが)が誕生した。「大スター」という言葉に語弊がある方はこの名前で検索をかけてみて欲しい。1万を超える項目にヒットするはずだ。但しそのほとんどがロリコンマニアにとっての金言である「西村理香」という言葉を使って有料サイトへ誘い込むHPなので御注意有れ。

 マニアの中には彼女を日本人と信じている人も多いようだが明らかにタイ人、しかもヌア。その美少女顔やヒップの形から僕は山岳民族ではないかと推定する。力武某という人が撮影したらしいが他の少女ポルノとは一線を画す芸術(?)作品である。しかも11歳から16歳まで毎年のヌードビデオを撮ったという画期的なもの。確かに絶世の美少女である。日本人だったら間違いなくアイドルになっていただろう。ビデオをみても11歳から14歳までは痛々しいだけだが15歳でググッと来るものがあった、16歳で勃起してしまった。僕はこの娘の初潮年齢をかなり正確に推定できる。

 他のサイトでこの娘の顔を確認して気に入っちゃった方、僕はこの手の美少女がウヨウヨ棲息している場所を知っている。極北の地、メーサイだ。



イラク攻撃に思うこと
 いよいよイラクへの攻撃が迫っているが日本の大方の世論は戦争反対で一致しているようだ。しかし日本政府はアメリカを支持せざるを得ない。理由はいたって簡単で北朝鮮の軍事的脅威への対抗手段を日本は持っていない。米軍に頼らざるを得ないからだ。「イラク攻撃は反対だが北朝鮮はお願いします。」ではアメリカだって怒り出すよ。イラク攻撃に反対する日本人は非国民だ。

 中東有事の場合、一番の問題になるのは言うまでもなく石油。世界一の産油地帯である中東の石油は現在その半分以上がアジアに供給されている。日本もタイも石油のほとんどを中東に依存しているのだから原油価格が急騰すれば即、経済に痛手をこうむる。いやもともとガソリン1リットルの100円と15バーツという差はまさに税金の差なのだから日本よりもタイの方がずっと被害が大きいかもしれない。

 アジアの国々の中でとりあえずアメリカに物申せるのは中国と日本だけである。そしてご存知のように中国ははっきりアメリカにNOと言っている。(但しこれはアジアの国益を考えてのことでは決してない。)日本はどうするべきか?

 実は日本はアジアの中で中東有事の影響を最も受けにくい国だ。何故なら我が国はオイルショックの教訓から約半年分の原油備蓄をしているが、他のアジアの諸国の備蓄はゼロなのだ。もし、日本に今でもアジアのリーダーたる自覚があるのなら言うべきことはこれしかないでしょ。「我が国としては戦争は反対だが北朝鮮の脅威から日本国民の生命と財産を守るためには米国に従わざるを得ない。しかし原油価格が急騰した場合には日本の備蓄石油をアジアの国々に放出します。」

 もしこれを本当に実行したら日本のガソリンもある程度値上がりするだろう。しかしこのことを「国益に反する。」と言う奴は沈み行く日本とともに野垂れ死にすればよい。我々の税金を使ったODAでチャオプラヤ川にも10本以上の橋が架かった。しかしタイ人は誰もこのことを知らないし、ありがたがってるタイ人もいない。儲けたのは日本の役人と日本企業だけだからだ。(タイ百姓には日当100バーツ程度の仕事は与えられただろうが。)

 我々が直感的に戦争に反対するのは戦火で家を焼かれ親を失い泣き崩れる子供たちの姿をいやというほどテレビで見せつけられているからではないだろうか?しかし我々の眼の届かないところでサダムとウダイという暴君親子のために命を奪われているイラク人が現在でも数多くいることは紛れもない事実である。北朝鮮においても事情は同じだ。どうせ殺されるのなら暴君によって殺されるより暴君を狙った流れ弾に当たって死んだほうがまし、と考えるのは僕が平和ボケの日本人だからだろうか?

 我々が望むのはいつでも安全にタイへ渡航出来、行く度にバンコクの風俗店に新しい女の子が溢れているような平和な世界である。


歓迎! ユニコーン、チコ御一行様

 実はここ2週間程、インターネットが使えなかった。理由はささいな夫婦喧嘩がもとでカミさんにノートパソコンをたたき壊されたから。えっ、日本人の女性がそんなバカなことするかって?するわけないでしょ、僕のカミさんはタイ人なのですよ。ということで新しいパソコンでしばらくぶりにサイトを覗いてみたら、何と新しい企画が始まっているじゃないですか。しかも2本同時に。これらの連載を読んで嬉しかったことが2つある。1つは執筆者の御両人ともタイ在住であること、僕はこういう人の話が聞きたかったのだ。我々のように少ない時間の中で如何に効率的に交尾をするかしか考えていない人種とは立場が違う。あり余る時間でどのように女を口説き、弄び、または騙されているのか、駐在員の実態を是非、是非、御教授願いたい。

 もう1つはこういった企画の執筆者が増えてくれてやっと僕も肩の荷が下りたこと、ここで告白するが「メーコック」も「タイ人クラブ」も実は僕なのです。こういった企画物を何本もやってしまうとサイトを私物化しているようでイヤなので紘さんにお願いして別々のハンドルネームでやらせて貰っていたのですが、もうその必要はないと思う。逆に別人のふりをするために「外道を生きる」には書きたくても書けなかったことがいっぱいあったけど、これからはどんどん書いちゃうぞ。
 
 「メーコック」はノイが語った半生を僕が日本語に直しただけのもの、僕自身の文章は物語の中の僕であるコウイチ(ナタリーのコンシアの名を拝借)が登場して以降だ。しかし反響は凄かった、紘さんもビックリしていた。これに気を良くして「タイ人クラブ」をかき始めたのだが結果は、反響のメール1本だけ。もともとロックミュージシャンになるのが夢で結婚するまではバンドもやっていた僕にとってこれは「他人のカバー曲をやったら拍手が来たがオリジナル曲をやったら無視された。」というバンド時代そのままの悲惨な出来事で(まあ慣れてはいるが)、そこで最後にひねくり出したのがこの「外道を生きる」なのだ。ロックで言えば「ジャンルにこだわらず、客の気に入りそうなものは何でもやる。」という姿勢です。要するにミュージシャンの末路、「タイ人クラブ」に唯一のメールをくれた○○さん、ありがとうございました。

 「外道の細道」にとってメインは間違いなく外道士族の方々が送ってくださる生々しい、精子の臭いがプンプンする最新情報である。しかしそれだけでは外道平民の方々が訪泰直前にしか覗かなくなってしまう。これだけ大きくなってしまったサイトを維持するためには毎日相当数のヒットを必要とする。そして僕自身にとってこのサイトは絶対必要なのだ。皆さんに毎日でも覗いていただくためにはこのサイトが「PIA」になってしまってはいけない。ロックで言えば「ロッキン オン」、AVで言えば「ビデオ ザ ワールド」、ゲームで言えば「ファミ通」のような本来の「情報」とそれを裏付ける「批評」がセットになったサイトでなければ読者の興味を引き続けることが出来ない。こんなことはわざわざ言わなくても紘さんは先刻御承知であろうが。

 こういった意味でもチコ氏およびユニコーン氏の参加は非常にありがたいことだ。マッケイガン師、Neguroさんなき後、一人でボケとツッコミをやらなければならないプレッシャーを感じていたがこれからはツッコミは両氏におまかせして僕はボケてれば良い。あとは現在募集中の二代目お風呂屋黙示録の執筆者が決まれば、僕は個人的にはYoungBoggyさんが適任かと思っていたのだが最近投稿がないな。どうしたんだろう?帰国してしまったのか?カミさんに外道がバレて切り落とされてしまったのか?はたまた本当の恋に落ちてしまい外道がバカらしくなったのか?いずれにせよ「お風呂屋黙示録」はもっともっと読みたい。



日本人タイ人と日本国タイ国

 前にも書いたがぼくはメールマガジン「煩悩の夕暮れ」の読者でもある。そして配信されるとまず目を通すのが「編集後記」だ。紘さんも普段はしょーもないことを書き殴っておられるのだが時々、長年タイに在住する日本人の視点から見た、こちらがハッとさせられるような鋭い指摘をなされる。これがいつも忘れた頃に突然出てくるのが紘さんの紘さんたる所以か?こういう時は決まって熱の入った投稿が載っていたりもする。外道士族の熱意が紘尊師の眠りを呼び醒ますのであろう。

 最近、僕がハッとさせられたのは1月9日号の編集後記だった。読者でない人のために論旨を要約すると、紘さんは日本のレストランでガキが騒いでいると頭にきて親の顔を睨みつけてやるがタイでは全く気にならず、逆にコーラを奢ってやるんだそうだ(このガキとは将来有望な美少女に違いない)。また帰国して地下鉄に乗ると携帯で大声でしゃべっている女がうざったくて思わず強姦したくなるそうだが、タイのBTS内では携帯でしゃべっている女がいても全く気にならず(紘さんはタイ語がわかる)、綺麗な娘だとナンパしてホテルに連れ込むというのだ。(外道紘注:オレはそんなこと言ってないぞ!)

 実はこのことは僕にも思い当たる節がある。子供連れでタイへ行く機会も多いのだがウチのガキはしょうもないバカガキどもでガストへ行っても飯などろくに食いもせず騒いで店内中を駆け回っているのだが親として回りの視線が気になるわ文句言い出す客もいるわでおちおち食事もできない。ところがタイのレストランでもバカガキどもは同じ行動を取るのだが全く気にならない。客の暖かい視線を感じるしウェイトレスなど仕事そっちのけで一緒になって遊んでくれたりもする。可愛いウェイトレスだと僕はちゃんとお礼を言って、「お国はどこですか?色も白いし美人だからきっとチェンマイかな?今一人暮し?よろしければお礼の印として今夜ディスコへでも御一緒しません?」などと言いながらチップを差し出したりもする。しかし子持ちはしょせん相手にして貰えない。

 飛行機に乗ってもバカガキどもは同様、国際線だと隣の客から、「うるせえ、このガキ!」と罵られることもしばしばある(大概はプーケット帰りのサーファー女)。ところが国内線だと回りの客は遊び相手をしてくれるしスチュワーデスはおもちゃを持ってきてくれるし、美人のスチュワーデスだと「子供がうるさくて申し訳ありません。ところでバンコクへ着いたら上がりでしょ。お礼に食事などいかがですか?」と言っても、「お子様も御一緒ならお付き合いいたします。」と軽くあしらわれる。子持ちは辛いよ。

 これらのことを今まで僕は「日本人とタイ人の気質の違い。」という理解をしていた。ところが紘さんという日本人が日本に居る時とタイに居る時で同じ事に対しても「睨み付けと奢り、強姦とナンパ」という違う感情を持ってしまうということは、これは「日本人とタイ人」という問題なのではなくて「日本国とタイ国」ということなのではないだろうか?つまり紘さんは「ストレス社会」という言葉を使っておられたがまさに日本という国が発するオーラとタイが発するオーラが人間の性格自体を変えてしまう。こう考えて自分自身を振り返ってみると日本にいる時とタイにいる時とで人格に微妙なズレがあるのを感じざるを得ない。外道諸氏はいかがであろうか?
 
 MPに関して言えば日本人ソープ嬢のほうがバンコクMP嬢よりテクニックでは圧倒的に上だ。それにヒップと脚線はタイ女性に軍配が上がるがオッパイと肌については日本人女性の方が良い。言葉の問題を考えれば値段を考慮に入れても日本のソープとタイのMPはどっこいどっこいのはずだ。ところが、外道諸氏も同様であろうが、MPの方が圧倒的に楽しい。もっと言ってしまえばソープなど僕にとっては金をドブに捨てるようなものだ。そう、この「オーラ」こそが我々をタイに引き寄せる最も大きな原因ではないだろうか。(しかしたかが女を抱くためにここまで考察を加えるなんて僕も本当にバカだよね) 

 こう考えてみると今まで無意識にタイ詣を続けてた我々って結構イイ線いってるんじゃない?



差別問題を考える
差別問題というと日本では表面上は存在しないことになっており、口に出してもいけないという暗黙の了解がある。だから若い人は知らないだろうが日本にも今でも存在する。「被差別者」は大別すると外国人系と日本人系があり僕は双方ともに多数の友人がいるが彼等とこの差別問題を堂々と議論している。なぜなら僕には彼等を差別しようなどという気持ちが微塵もないからだ。歴史を見れば分かるように被差別者とは支配層が被支配層を効率良く支配するためにでっちあげられた生贄にすぎない。同じ人間だ。人が人をどうしても差別しなければならないのなら、できそこないのアルビノ(白子)である白人を差別することをお薦めしたい。

 タイにも差別問題は存在する。「山岳民族」と呼ばれる人達に対してである。これは日本のような影に隠れた陰湿なものではなくタイ政府自体が彼等をタイ国民と認めていないのだ。彼等はチェンマイとチェンライの山岳地帯に住んでいるが、中には下界に降りてきてタイ人に混じって生活している人達もいる。しかし国内での移動自体も制限されている。国民党の残党と噂される種族も居り、チェンマイ、テレサ テン、謎の死、という興味深い問題にもつきあたる。

 「外道と関係ないじゃない話じゃないか!」と怒らないで欲しい。実はこの山岳民族が「美少女の宝庫」として一部で取り沙汰されているのだ。日本人のカメラマンでチェンライに住んで美少女達を撮り続け、写真集を出版した人もいる。この写真集にしても一部マニアの間で大反響を呼んだ。そしてそして、我等がバンコク風俗店にもちゃんと彼女等は入り込んでいる。ほら、外道関係の話になったでしょ。以前はスティサンの置屋専門だったが最近ではちゃっかりとMPにも進出している。彼女等は本来ならばチェンライなりチェンマイから動いてはいけないのであるが、同じタイ国内である。バスに乗ればバンコクに着いてしまう。市内で銀行口座を開けないという不便はあるがアパートは普通に借りられる。タイ人としての身分証明書は持っているが見る人が見ればすぐに山岳民族とわかる証明書である。

 山岳民族といってもメオ族アカ族リス族等、色々あり僕も買った女の子の出身部族までは確かめたことはない。出身地を聞いてもチェンマイまたはチェンライと答えるだけで山岳民族であることは明かさない。また民族的特徴などということは専門家に任せるとして外道学的見地から言わせて貰うと、まずこれは外道諸氏には好みの分かれる所であろうが、タイ人に比べて陰毛が濃い。次に、これは明らかにタイ人の勝ちであるが、ヒップアップしたタイ人に比べるとお尻が垂れている。

 「それならタイ人の方がいいじゃないか。」と言い出したいあなた、確かにその気持ちはわかる。しかしアムロ、ゴクミ、安達祐美と聞いてピンとくる(起つ?)人ならわかると思うがそのエキゾチックな美少女顔には捨てがたいものがある。そして性格も日本人好みだ。これを何と表現すれば良いか、この辺が僕の文才のなさがモロに出てしまうところだが、タイ人をドライとすると山岳民族はウェットというか、とにかく情が深い。ショートで遊ぶにはタイ人も良いが長い時間連れ回すとなると、少なくとも僕には山岳民族の方が心地よい。

 ここまで読んで山岳民族に少しは興味を持ちましたか?しかしながら我々が理想とするような絶世の美少女に風俗店でお目にかかる確率はかなり低い。みんなバンコクの金持ち華僑の妾になってしまうのだ。華僑は家のしきたりとして本妻には同じ華僑を選ばなければならない。しかし中国女とタイ女性を比べてみなさい。一目瞭然でしょ。ということで華僑達はタイ人を2号、3号とすることになる。ところがタイ女性、特に妾になったような女はちょっと目を離すとすぐに男を作ってしまう。そこで奴等が目をつけたのが山岳民族だ。彼女等は「マンションから一歩も出るな。」と言えばずっと部屋にいるような従順な民族なので妾にするには持って来いだ。だから雛壇に並べると美女はすぐに華僑にさらわれてしまう。頑張れ!日本人。タイ人は彼女等を「コン プーカオ(山岳民族)」と呼んで差別するが華僑にはそんな差別意識などない。

 去年、僕は知らないが世間ではかなり有名な作家であるヤン ソギルという人の「闇の子供たち」という小説が出版された。この山岳民族の人身売買を題材にした小説なのだが、これが「基本的事実の誤り」だらけのトンデモ小説。この事実の誤りに赤線を引きながら読んでいったら本が真っ赤になっちゃった。ねえヤンさん。97年はチェンライは大雨で市内にまで水が出てしまって洪水で大騒ぎだったのよ。「旱魃」ってなんのことよ?90年代に入ってから北部タイに旱魃なんて一度もないよ。逆にこの本は事実の誤りを何箇所発見出来るかでタイに対する習熟度を計ることが出来る素晴らしい小説である。タイにどっぷりハマった外道諸氏なら最低100箇所は発見して欲しい。フィクションとはいえ、ここまでいいかげんなことが言えるということはあんたらの言う「慰安婦問題」もあやしいもんだな。だから差別されるんだよ!

 実は前回の訪泰時に最後の夜を共にしたのは山岳民族の女の子だった。但し2年も風俗やっていて華僑からお呼びがかからないのだからたいした美人ではない。TG640で帰る僕を当然、空港まで見送りに来てくれた。しかし飛行機はなんと14時間遅れ、しかも僕はすでにオケラ。会社側でアマリホテルに一室用意してくれたがタイ航空はディレイが多すぎるよ。このことを知った彼女は即座に店に電話をいれて仕事をキャンセルし(罰金500バーツ)夜の12時過ぎまで僕につきあってくれた。金がないのでボーリングからレストランまで全部彼女の奢り、そして朝昼晩と3回もやっちゃった。こういうとこが山岳民族のいいとこなんだよね、タイ人だったら金のない日本人なんて空港にほっぽらかしだよ。半日以上の遅れだったのに約50回の訪泰のなかでもあんな清々しい気持ちで帰路につけたことはなかった。今度行った時も指名してあげないと僕は外道から鬼畜に落ちる。

 陰毛が濃くて垂れ尻というとまるで日本人じゃないか。違うのは瞳が大きいことかな。間違いなくこの民族はモンゴルの山から降りてきた民族だ。つまり我々と同族。彼女等の差別問題を解決する唯一の方法は外国人と結婚すること。ねえ、籍の開いている外道諸氏のみなさん、バンコクでゴクミを発見したら思いきって結婚しちゃったら。結婚するとそれまでは絶対取れなかったパスポートまで取れちゃうんだよね。タイでは日本人の妻というのは物凄いステータスなのだ。こんなことで今までタイ人から差別され見下されていたゴクミが一気に見下す立場になっちゃう。差別問題一気に解決。こんな痛快なことってないでしょ。


禁煙天国バンコック
 僕は愛煙家である。医者で愛煙家というのは一般の愛煙家よりさらに肩身が狭い。アメリカでは喫煙する医者は失格なのだ。それでもかまわない、アメリカの土を踏むことなど一生ないのだから。しかしながら喫煙者がだんだん追い詰められてきているのはここ数年、肌で感じる。

 タイも以前は日本以上に喫煙については寛容だった。最近になってタイへ通い始めた方は信じられないだろうが、アジア危機以前、つまりスターアライアンスに加入する以前はタイ航空にも国際線にはちゃんと喫煙席があった。アメリカの陰謀だな、これは。現在は御存知の通りタバコを楽しみながらタイへ行くためにはエアインディアを使うしかない。帰国する時にしてもベッドを共にした女の子に見送りに来てもらい、空港のレストランでタイ料理を御馳走しながら別れを惜しみ、煙をくゆらせるというのがタイを去るにあたっての儀式でもあった。

 ところがそんなことが出来なくなってしまった。タイでもレストラン等、公共の場所での喫煙が全て禁止されてしまったのだ。アメリカの陰謀だな、これは。友人に誘われて日本人向けの居酒屋に行ったのだが、ここも禁煙だった。しかし日本人相手にこんなことしたら客が来なくなってしまう。灰皿は撤去されていたが、テーブルにアルミホイルで作った灰皿らしきものが置いてあったので何とか楽しい時間を過ごし、旧交を温めることが出来た。二人ともスモーカーなのだ。こんな場所が禁煙だったら話も出来ない。

 法律が改正になり、酒だけの店は喫煙OKだが食事の出来る場所は全て禁煙となったらしい。違反者には2,000B,喫煙を許した店側には20,000Bの罰金を課すという。居酒屋にあったアルミホイルの意味が分かった、警察がきたら握りつぶしてポケットにでも隠してしまえばいいのだ。この法律によればタニヤ等の日本人クラブ、ナナは喫煙OK。レストランはダメ。僕はタイ料理は屋台派なのでレストランは関係ないな、レストラン、レストラン、、、えっ、、、まさかMPの雛壇の前もとりあえずレストランだぞ!恐る恐る何故か隣にいたナタリーの女の子に聞いてみたら、やはり個室はOKだが雛壇の前は禁煙になったそうだ。

 このことは禁煙者にとっては勿論、喫煙者にとってもさしたる問題ではないだろう。雛壇の前なんて女を選ぶだけの場所だから5分もいないだろうから。ところが僕にとっては大問題なのだ。何故なら指名した子とすぐ個室に行って素っ裸というのは奥ゆかしさに欠ける。まずテーブルに呼んで飲み物や食事を共にしながら雑談をする。こうして仲良くなりながらも頭の中では彼女の裸やフェラ顔を想像しながら気持ちを高めてゆく。幸一が寄ってきたら、「お前も酒を飲め。」とからかってみたり、「チップかよ。」とか言いながら100バーツを取り出し、「別にお前にフェラして貰うわけじゃないからな、やっぱりチップはフェラしてくれる子にあげないと。」なんぞとバカなことを言いながら彼女にチップを渡し、それとなく僕がフェラ好きであることを彼女に伝える。MPのレストランというのはそういう楽しい場所なのだ。そこで煙草が吸えないなんて。。。。

 まさか日本もこれに追随しないだろうな。そうでなくても去年6月の道路交通法改悪以降、地方では居酒屋から客足が遠のき、閉店が相次いでいるのだ。頑固親父のいる小さな居酒屋って大好きなんだけどな。ここで「居酒屋禁煙」なんてやられたらそれこそ全部つぶれちゃうぞ。現在日本の喫煙者は3割と言われているが、酒飲みに限っていえば優に5割を越えている。

 そもそもこういうことに行政が介入すること自体が間違っている。すべて民間に任せなさい。煙草を嫌がる人が多いなら「禁煙居酒屋」を作れば儲かるだろうし、喫煙者が肩身の狭い思いをしていると判断すれば「喫煙居酒屋」を作ればよい。客も自己責任において店を選べばいいし、経営者も自己責任において自分の店を色分けすればいいのだ。小泉のように口だけ「規制緩和」と言っていても日本の経済は回復しない「規制撤廃」が必要である。そもそも日本の戦後というのは政官のバカさかげんを優秀な民間が尻拭いしながら成長を続けてきた。今の景気の低迷はこのバカさかげんが過ぎて、それを民間がかばいきれなくなった結果である。もう政も官も何もするな、そして全てを民間に委譲せよ。そうすれば日本の景気は一気に回復する。

 ところでこの世で一番嫌な奴って知ってる?煙草吸ってたくせに禁煙した途端に喫煙者を非難する奴。こういう奴には芥川竜之介の「蜘蛛の糸」を送りたい。



トイレットペーパーに見るタイ文化
 これは1月3日付けの報知新聞に載っていた記事の引用です。紘さんが帰国中ということで「外道事件簿」にも使われてしまう可能性があるので、先にこちらに出してしまおう。事件というのは大晦日の夜にY県在住のタイ人ホステス35歳(間違いなく風俗嬢、不法滞在)が同居人の日本人52歳を包丁で刺してしまったというものである。これだけでは男が死んだわけではないのでどうってことはない事件である。新聞に載ったわけはいかにもタイ人がらみらしい喧嘩の原因である。聞いて驚くな、理由は「年末の大掃除の仕方で口論となった。」

 これは僕のようなフィリピンからタイに乗り換えた「帰化外道」の間で語り継がれていることであるが、「フィリピン人は3ヶ月日本にいると日本人になってしまう、ところがタイ人は10年日本にいてもタイ人だ。」この事件も普通の人からみれば「開いた口が塞がらない。」で終わってしまうだろうが、僕には痛いほどよくわかってしまう。裁判になれば当然、タイ人ホステスが100%悪いということになるだろう。僕に言わせれば100%日本人が悪い、というよりもこの男にタイ人と同居する資格がない。

 刺されてしまったことは気の毒で同情するが、安易にタイ人と同棲してしまったことが大きな間違いだった。52歳といえば相当なガンコ親父なはずだ。タイと聞いても、「そういえば昔、沢村に真空飛び膝蹴りでパタパタ倒されてた連中の国だろう。」位の認識しかなかったはずだ。(冗談じゃない。彼等は金を貰ってわざと負けてやっていたのだ。)

 間違いなく、この二人の口論はこのようなものだった。まず女は普段通りに掃除を済ませた。男は「今日は大晦日だからすす払いやガラス戸も磨きなさい。」と(タイ百姓にはガラス戸を磨く習慣などない。というか家にガラス戸そのものがない)。女は「いつものようにちゃんと掃除したでしょ。」男は諭すように「明日は正月だろ。日本では年末には大掃除といって普段、掃除しないところも綺麗にして新しい気持ちで新年を迎えるんだよ。」と日本の常識を教える。女は「タイの正月は4月のソンクラーンなの。」と自分にとっては絶対正しいことを言い返す。「そうは言ってもここは日本なんだから日本の習慣に従いなさい。」とタイ女性と同居したことのある日本人男性なら一度は口にしてしまう禁断の言葉を吐いてしまう。「私はタイ人なの!」この一言に大概の日本人はキレる。思わず頭をコツンと。「頭はね、タイ人にとっては精霊の宿る神聖な場所なのよ。私のお父さんにだってこんなことされた事がない!」女も完全にキレてやおら包丁を取り出す。これが真相であることを僕は確信する。

 タイ詣を続けている外道諸氏なら御存知であろうがタイではトイレットペーパーを何故か下回りにセットする。高級レストランやホテルではグローバルスタンダードに従って上回りであるが、タイ人向けのローカルな店では下回りとなっている。風俗店へ行く時は当サイトで徹底的にチェックしてから行くのが外道にとっての基本であるが、たまたま知らない風俗店に入ってしまった時はまずトイレへ行き、ペーパーの位置を確かめてみればその店の程度を推し量ることが出来る。

 日本に10年以上住むタイ女性も未だにペーパーを下向きにセットする。こんなことまで自分の国のやり方にこだわるのだ。ひどい女になると居酒屋のトイレでペーパーが上回りだと落ち着かずわざわざ下回りにセットし直すという。次に入った日本人はびっくりするぞ。僕もこのことでタイ風俗嬢と口論したことがある。「ペーパーホルダーの上にフタがあるでしょ。あれはトイレットペーパーを切るためのものなんだよ。だから上回りが正しいの。」この理論で完全に勝ったと思った。しかし「タイではホルダーにフタは付いてないの!」僕の負けです。さらに続けて、「日本のトイレットペーパーって切りやすいようにミシン目がついてるじゃない。あれって下回りにしても切りやすいようにでしょ、さすが日本。」あんなこと考えた日本人は誰だ!
 もともと気が強いタイ人気質に加え、風俗嬢となるとさらに気が強くなっている。そして自分達の文化(?)に固執している。日本の習慣でもタイと相反するものは絶対受け入れない。そのくせお年玉(勿論、貰うほう)とか、ちと古いが十年ダイアモンドとか自分にサバイな習慣はすぐ撮り入れるが。表面上は男に従う態度を取るタイ人もいるが、心は開いていない。こういう女はすぐ他に男(多くの場合タイ人)を作っちゃう。

 日本の女に相手にされない男がタイ人娼婦と同棲しているという例は星の数ほどある。また日本人と結婚できずしかたなくタイ人を嫁に貰う日本人も数限りなくいる。しかし安易にタイ人に手を出さないほうがいい。どうしてもパートナーが欲しいならフィリピン人を選ぶのが身の為だ。どうしてもタイ人をというのなら当サイトを隅々まで熟読し、できればバンコクまで乗り込んで風俗嬢を買ってある程度タイというものを理解してからでないとこのオッサンと同じ道を歩むことになる。しかしタイを理解しタイ女性の全てを受け入れる包容力を身につければ、タイ女性はそのタイ男と同民族とは信じられないくらいの旺盛な生活力によって、あなたにとっての世界一素晴らしいパートナーとなる。



クリスマスの夜に
 クリスマスというのは僕のような中年外道にとっても切ないものだ。若い頃、「ひとりぼっちのクリスマス」というか「男だけのクリスマス」を何度も、というか毎年経験していた。何故かクリスマスは恋人同士で過ごすのが当たり前という風潮があり、「彼女」のいない男は世間から見放された気分にさせられてしまう。この怨念が切なさとなって心を過るのかもしれない。

 てなこと言って、こんな夜にこんなサイトを覗いているあなた。僕と同じかな?クリスマスソングというと山下達郎が定番のようだが僕はこの歌を良いと思ったことはない。心に響いてこないのだ。僕にとっては何といってもチューリップの「SOMEDAY SOMEWHERE」。この歌の切なさといったら今聞いても涙が出てしまう。でもこんな歌誰も知らないでしょ。こういう超マイナー志向の人間がタイにハマちゃうのかな?

 僕ももっと早く日本女性に見切りをつけタイへ行っていたら、もっともっと幸せな人生が送れたと思うのだが(僕のスタッフの女の子に言わせると、日本女性が僕に見切りをつけたということ。御もっともです)。クリスマスの夜なのでこんな提案をさせていただくが、タイの風俗嬢をあなたの恋愛の対象として考えてみてはいかがであろうか?それとも単なる「公衆便所」としか思えないかな?

 こんなことを言ってしまっては普段から真面目にしている女性に失礼だがセックスから入る恋愛があってもいいと思うしむしろそれこそが本当の恋愛だと思う。男と女は肉体関係がないとどうしてもぎこちなくなるし、お互いを真に理解することができない。性欲を隠しながらの恋愛なんて返って不健康だ。セックスによって終わる恋愛というのも悲惨なものがある。今ではほとんど例がないだろうが新婚旅行が初夜だった場合、フェラチオがヘタな相手だったらどうするのだ?これは別の機会に述べたいがフェラには天性のものがある。いくら努力してもダメな女はダメなのだ。

 タイの風俗嬢と言っても、これは外道諸氏なら分かるだろうが、ほとんどがド素人なのだ。家庭の事情でたまたま体を売っているに過ぎない。まあこれは風俗嬢に限らずタイ人全てに言えることであるが職業に対するプロ意識が欠如している。逆に言えばだからこそちょっとセックス経験の多い普通の女の子と変わりない。もっと言わせてもらえば数年間風俗嬢をやっててもイクことを知らない子が五萬といるのだ。

 そしてこれはおそらく仏教思想からであろうがタイ女性の男に対する包容力は日本女性のそれよりはるかに大きい(これを「男なら誰でもいい」と言ってしまっては身も蓋もない)。あなたが日本という異国の地に居ようが関係無い。そしてあなたがもしタイ女性と結婚ということになったなら、「よくぞ決断なされた。おめでとう。これであなたの老後は心配無い。」という言葉を送りたい。

 これは実は真面目な話だ。例えば年金、現在30代の人は年金額が今の半分になると思って間違いない。とても日本じゃ暮らせない。ところが老後はタイ(の田舎)に住んでいればこれで十分裕福な生活ができる。たまには外道も出来ちゃうぞ。空気もいいし暖かいし老人には住みやすい、できれば北部タイをお薦めする。タイで一番気候がいい。ということは狙いはチェンマイかチェンライの女か?

 もうひとつ大事なのは介護。僕はケアマネージャーの資格も持っているので日本の介護制度は熟知しているつもりだが、こんな金まみれの心の伴わない制度での介護など受けたくない。それにソープランドの付いてない介護老人施設なんか入りたくないよ。いやいや、これって大切なことですよ。
 前にも書いたが小乗仏教には輪廻転生という思想がある。そしてタムブン(徳を積むこと)を怠ると人間として生まれ変わることができない。最高のタムブンとは親や老人に尽くすこと。タイの女の子が売春に走る根本がここにある。介護保険の勉強をしている時、この「タムブン」という言葉が何度も僕の頭をよぎった。タムブンさえあれば介護保険などいらないのだ。というわけでタイは老人にとっても快適で住みやすい国である。

 今日(25日)僕はタイの田舎で百姓と酒を飲んでる予定です。そして明日(26日)はバンコック。頑張るぞ。皆さん、良いお年を。



200バーツ同盟
 バンコックの風俗で遊んでいて最後にに我々を悩ますもの、それがチップである。一体いくらぐらいが適正なのだろうか?以前ロンドンへ行った時、タクシーの運転手と仲良くなりチップの話をしたことがある。彼が言うにはチップを払うのは客のエチケットで適正な額はタクシー料金の10%でそれより多めにくれる人はいい人、倍以上くれる人はバカだと言っていた。バカは勿論、日本人である。この話をバンコックの風俗にあてはめてみると200バーツという数字が出てくる。外道諸氏よ、いかがなものだろうか?この議論を進めるために風俗嬢の財布の中身を覗いてみたい。といっても最近、僕が仲良くしているのはMP嬢ばかりなのであるが。

 給料は完全歩合制でエージェントなしの場合、女の子によって微妙に違うが55%から60%というのが一般的なようだ。だがヘルパーのおばさんへのチップや諸経費を考えると料金の半額が収入と見て間違いないと思う。また中にはコンシアにチップを渡して客を回して貰っている子もいるので、この場合はさらに少なくなる。平均的MP嬢、つまり5時に出勤して12時まで働いている子で平均して客は1日2人というとこらしい。これに客からのチップが加わり、1日の平均収入は2,000バーツ、25日働く子で月収50,000バーツというのが普通の顔で普通の乳で普通のサービスのMP嬢の平均月収である。タイの大卒サラリーマンの3倍から4倍といったところだ。

 普段の生活はというとセキュリティ付き、プール付きの家賃7千から8千バーツのアパートに住み、食事はこの手のアパートは調理禁止なので全て外食。真面目な子は英会話教室やパソコン教室に通って将来に備えているし不真面目な子はクスリやホストにハマっている。我々から見ても非常に優雅な生活である。

 しかしエージェント付きとなると話は変わってくる。以前遊びにいったことがあるがナタリーの子2人とポセイドンの子3人が安アパートに同居していた。アパート代はエージェント持ちだそうだが食費や生活費はお客のチップのみでまかなわなければならない。この5人を誘って食事をしたがみんなオドオドしていた。無断で外出したのがエージェントにバレるとパナルティーがあるそうだ。

 やさしい日本人の心情としてはエージェント付きにはたくさんチップをあげたくなるがフリーの子にはやる必要がないような気もする。しかし僕自身の体験や投稿を読んでみるとバンコックのMP嬢は日本人ならチップの500バーツや1,000バーツは当たり前と思っているフシがある。これは明らかに日本人が悪い。ロンドンタクシーの運ちゃんに言わせれば大バカ者のコンコンチキということになる。

 他人が使う金にいちいちいちゃもんをつけるつもりはないが、皆がせっかくこうしてこのサイトに集っているのだから外道が率先してバカな日本人の金銭感覚を是正してみてはいかがだろうか?それが僕がここで提唱したい「200バーツ同盟」である。皆で風俗嬢へのチップは200バーツと統一しそれを実践し、「日本人はチップは200バーツ」という観念を風俗嬢達に植え付けていくのだ。これが功を奏すれば我々の遊びもより気楽になると思うのだが。

 前回バンコックへ行った時、最後の夜を過ごしてくれたMP嬢が空港まで見送りに来てくれた。チップをあげようとしたが、「あなたを愛してるからいらない。」と言われた。僕は空港使用税の500バーツを残し、持っていたバーツを全部あげちゃった。「200バーツ同盟」脱落者第1号は僕か?
   


外道農業
 これまで十数本の随筆を載せていただきました。つくづく思うのは僕の文才のなさ。Neguroさんのような文才があればもっと楽に面白いものが書けるのだが、外道諸氏に楽しく読んでいただくためには文才の無さをネタの面白さでカバーするしかない。しかしそろそろネタも尽きてきた。頭の中で一生懸命にネタを探してみて、やっと出てきたのが、、、「農業」。いままでセックスとロックの話題でやってきてその次が農業となると、要するに僕は単なるヒッピーということになり何か悲しいものがある。

 農業といってもタイ人のための野菜作りの話である。まだ日本にタイ風俗嬢がたくさんいた頃、タイストアで売っているタイ野菜の値段の高さに驚いた僕が、「自分で作ってタイの風俗嬢たちに食べさせてあげよう。」という下心丸見えの動機で始めたのがきっかけだった。実際、タイ野菜がみごとに実った僕の農園に在日のタイ風俗嬢を連れていき、「好きなだけ取っていいよ。」と言うと、それまで風俗嬢を気取っていたタイ女性があっという間に「素の百姓」に戻ってしまい、マニキュアで飾った爪を真っ黒にして収穫にいそしんでいた。こうして素の状態に戻した女の子と一夜を過ごすのが無上の楽しみでもあった。逆にここで、「野菜ならストアで買えるからいらない。」なんぞと言い出す女はすれっからしで、その場でさよならした。一時期はこの野菜をタイストアに卸し、年間数十万の収入を得ていたので僕はりっぱな兼業農家でもあった。

 タイ人が普段から使う野菜というとエンサイ、コリアンダー、レモングラス、ミント、レモンバジル等であるがこれらを調べてみてびっくりした。ほとんどの野菜に薬効が認められる。僕はタイ人に癌が少ないのは単に平均寿命が短いからだと思っていたがそれは間違いだった。抗癌作用のある食物を日常から口にしていたのだ。その他にも高血圧を予防する野菜もあり、「タイ4,000年の知恵?」を感じざるを得ない。「知恵」という言葉はタイ人に最も不似合いな言葉だと思うのだが。ちなみこれらの野菜は一般的にはハーブと呼ばれ我々はティーにしたりせいぜい薬味程度にしか使わないが、タイ人はこれらを白菜やほうれん草のようにパクついている。トムヤムクンなどは最高の抗癌料理だと思う。

 ところがこれらの野菜を実際に栽培してみると、、、、安心した。やはりタイ人だった。要するにこれらの野菜は雑草とほとんど同じでほっておいてもどんどん育つ。肥料などやる必要もないし、農薬もいらない。収穫もその一部を刈り取るだけなので一度植えればいつまででも収穫できる。怠惰でいいかげんで仕事嫌いのタイ人にぴったりの野菜だった。別に先代からの知恵でその薬効を考慮したからではなくただ単に「作るのがラクだから」タイ全土に広まったに過ぎない。本当に安心した。

 かつて僕はタイの百姓に頼んで日本から持っていったコシヒカリの種もみを栽培してもらったことがある。結果は大失敗。害虫に食べ尽くされてしまった。虫けらもおいしいものは知っているということであろう。となりのタイ米には虫が一匹もついてないのに、タイで使う農薬程度では日本の米は追いつかないのだ。逆にアブラナ科の野菜など農薬なしには収穫不可能な野菜をタイ野菜と混ぜて栽培することで完全無農薬で収穫することに僕は成功した。タイ野菜の臭いが害虫を追い払ってくれるのだ。これってもしかして物凄い発見だと思うのだが誰も誉めてくれない。動機が不純だからか?

 大量の労力と農薬を使う日本の食材と何にもしないタイの食材。どちらが人間の体にやさしいかは言うまでもないだろう。でも日本食の方が圧倒的においしいんだよね。



外道が見る日本の将来
 ここ十数年、アジア地域から数え切れないほどの外国人が日本に流入し不法滞在、不法就労を続けてきた。僕の周りにもたくさんいる。この人達を見ているとマスコミ報道とは違ったそれぞれの「お国事情」というものが見えてくる。例えばロシア女性は我々が最も気軽に外道できる金髪である。あの栗色のアンダーヘアーは外道を名のる者であれば一度は御対面すべきである。ところが同じ金髪ロシア人でもモスクワ出身と極東つまりハバロフスク、ウラジオストック出身者とでは同国出身とは信じられないほど違っている。前者はヨーロッパ人としての自覚があるのか基本的に有色人種を見下している。だから高飛車でセックスしても面白くない。それに対して後者は日本人に非常に従順である。タイ女性が我々に接するのと同じ態度で接してくる。

 彼女等の話によるとロシア極東地域でお金持ちといえば韓国人か中国人だそうだ。これらの人がロシア人をメイドに使っていることも珍しくないという。だから黄色人種に対して尊敬というか憧れを抱いているらしいのだ。先日、友人とロシアクラブへ行った時に車の話になった。この友人はガチガチのベンツ党なのでドイツ車を、僕はイギリス命なのでイギリス車という口論になった。(この話絶対僕が負ける。)間に入って口をポカンと開けていたウラジオストックちゃんに、「君はどんな車が好き?」と話を振ってみたら、「スズキ」。可愛いではないか、勿論セックスも最高。僕はロシア女とやる時にはまず出身地を聞くことにしている。

 東南アジアの人達は仕事に関しては非常に真面目で日本人に対しても従順である。休みを要求する人間などいないし勿論、犯罪に手を染めるような人間もいない。しかしその生き方に計画性がないというか刹那的というか、まあ可愛い部類に入る。問題は中国人だ。おそらく現在の日本で不法就労者が一番多いのはこの国だ。また留学生と称して労働目的で在日している数も合わせるととんでもない数になる。中国人留学生の目的が勉強ではなく就労であることは去年、東北のある大学の事件を見ても明らかだし、日本語学校と称するところの学生は99%中国人だ。どう考えてもおかしい。それに彼等は典型的な共産主義国のワーカーで決められた時間しか働かないし、反日感情も半端でない。不法滞在している中国人が日本でどんな犯罪を犯しているかはわざわざ説明の必要もないだろう。中国とか韓国は「反日」が国のアイデンティティとなっている。ついでに言えば中国人風俗嬢は全員マグロだ。

 日本の外交政策をみていると非常に単純な疑問が浮かぶ。「世界の国ってアメリカと中国と韓国の3つしかなかったっけ?」。マレーシアのマハティールがいくら日本にラブコールを送ってもアメリカの顔を気にして無視。台湾の李登輝が大和魂を訴えても中国に勝手に気を使って無視。VISAさえ出さない。あのおじいさんが日本で不法就労するとでも思っているのか?外道を長年やっていると一体どの国が日本と仲良くしたがっていて、どの国が日本をバカにしているかを肌で、というかオ○ン○ンで感じることができる。

 日本は壊れてしまった。しかし明治維新や大東亜戦争直後のような気骨のある日本人はもういない。日本がこれからも生き残っていくためにはこれらの日本との友好を望んでいる国と手を取り合っていくしかないのだ。日本と仲良くしたくない国といくら友好を深めようとしてもかえってあげあしを取られるだけだ。日本にとっては12億という中国市場が魅力なのかもしれないが、それだったら台湾、アセアン、そして先の東京裁判で唯一日本に無罪票を投じてくれたインド(こういう恩義は忘れてはならない)とともにEUのような共同体を構築すれば中国に勝る市場となる。そしてこの国々に日本の先代が築き上げてくれた技術をどんどん供与していけば素晴らしい市場となる。核問題にしても既にインドが核を持っているのだから非核の日本もインドの傘に入ることができる。重要なのはこれらの国が日本に親近感を持ってくれていることである。日本さえその気になれば絶対成功する。

 この「新大東亜共栄圏」が完成した暁には是非、コージーグループ、デイビスグループ共、風俗嬢を連れて日本に進出して欲しい。そしたら日本も外道天国となる。今の日本人が痛みに耐えなければならないのなら、せめてこれくらいの未来を見せて欲しい。小泉は何も見せてくれない。何故か?何もないからだ。



巨乳神話を斬る
 外道の細道では「煩悩の夕暮れ」というメールマガジンを発行している。これは投稿された最新情報を毎日そのまま掲載しているので日本に居ながらにしてバンコクの街を徘徊しているような気分にさせてくれる。田舎者が「ぴあ」を眺めるようなものだ。それにHPには掲載不可の情報もまざっているので僕などは最近はHPにはアクセスせず煩悩の夕暮れだけで済ませてしまっている。こうして最新情報だけを眺めていると外道士族諸氏の嗜好がなんとなくわかる。みんな巨乳が好きなんだよね。

 これに文句をつけるつもりはないし、胸元でこぼれ落ちそうな谷間というのはやはりそそるものがある。しかし我々外道にとって乳房とは服の上から眺めるものではなく、服を脱がせて、見て、触って、揉んで、しゃぶりつくものなのだ。こういった観点に立って考えた場合、本当に巨乳こそが最高の乳房なのだろうか? 

 人間の体というのは骨格と内臓器官を筋肉組織が被いその上に皮下脂肪組織がある。医者で卵焼きを嫌う人がいるが、人体解剖実習で表皮を剥がすと脂肪組織がまるでダシの効いた卵焼きそっくりなのだ。そしてこの脂肪組織が乳腺をはぐくむためにふくらんだものが乳房である。実際に人間の表皮を剥いでみると胸の部分の脂肪組織が異常に膨らんでいるのは不自然と言わざるを得ない。

 乳房というか乳首というのは人間が産まれてすぐしゃぶりつくもので、「人間が一番好きなものは乳房」というのは性欲よりももっと根源的な人間の本能である。だからホモは完璧な変態だと思うが、レズというのは何かわかる気がする。ということは乳房の描くあの曲線は我々の根源的なものに訴える何かを持っているはずだ。これを仮に「美乳」と呼ぶことにしよう。

 服をきた状態で美乳な巨乳はよく見かける。しかし、これは僕の精進が足りないのかもしれないが、裸になった状態で美乳な巨乳にお目にかかったことがない。ほとんどが垂れていたり、外を向いちゃってたり、乳輪がやたらでかくてアンバランスだったり。ちなみに人工乳は問題外、自然な美を損ねている。服を着た状態ではブラジャーの機能によりどんな形にもごまかすことができる。我々外道にとって重要なのは、服を脱いだ時であることは言うまでもない。

 乳首の位置にしても産まれたばかりの赤ん坊を両手で抱いた時、丁度赤ん坊の口の位置にあるのが美乳のはずだ。巨乳は乳首の位置が外側にずれている。前後的位置を考えても巨乳だとまだ目も見えない赤ん坊が乳首を探そうとした時、窒息してしまう危険がある。こう考えてみると我々が求めている美乳とは巨乳ではないはずだ。それに巨乳ならではの特技としてパイズリがあるが、あれって本当に気持ち良いですか?確かに乳房の間に自分のソーセージが挟まれている光景は興味深い。しかし僕はこれを気持ち良いと感じたことはない。精進が足りないのかな?パイズリする時間があったらそれをフェラに回して貰った方がずっといいんだけどな。フェラとか本番はソーセージが締め付けられるから気持ち良いのであって、乳房では締め付けが足りないのではないだろうか。

 乳房を揉む時もあの独特のシコシコ感が気持ち良いのであって、そのためにも手のひらにフィットするサイズが最適であるし、たとえば四十八手でいう時雨茶臼の体位でやる時も、手のひらサイズなら乳房を支点として使えるのでスムーズなピストン運動が可能となる。あとこれは僕の経験だけでは確定的なことは言えないかもしれないが、微乳の女の子は本気で感じ始めると無意識に自分で自分の乳房を揉み始めるが巨乳の子はこれをしない。微乳のほうが乳房の感度が圧倒的に高いのではないだろうか?外道諸氏、どう思います?

 次に乳首についてであるが、、、、、、投稿者の皆さん、お願いですから陥没乳首の風俗嬢を発見した時は必ず投稿にそれを明記して下さい。僕、すっ飛んで行きます。今回はこれだけが言いたいがためにこんな長々とした文章を書いてしまった。



必見!「卒業旅行」と「アタック ナンバーハーフ」
 僕は洋画ファンなので日本映画はゴジラ以外ほとんど見ないがタイを舞台とした日本映画は何本かある。ここいらあたりをちゃっかりチェックしているところがいかに も外道らしいでしょ。しかし「僕等はみんな生きている」とか「アジアンビート」とか何故わざわざタイを舞台にしたのか理解できない作品も多い。なんとなく暗いのだ。ストーリーの中に全くタイの特性が生かされていない。タイ人の本質はその「おバカさ」かげんにあり、それを生かさないとわざわざタイまで映画を撮りに行く 意味がないと思うのだが、いかがであろうか?そして「おバカ」と言っても「モンティパイソン」とか「Mr.ビーン」のような英知を結集したおバカではなく、何と言ったらいいか「素のおバカさ」こそがタイの本質だ。そういう意味では「卒業旅行」という映画は素晴らしい。はっきり言ってタイを徹底的に馬鹿にした映画なので設定はTG641でドンムアン空港に着き、そこからクメライ鉄道に揺られること8時間と一応カンボジアを連想させる「チトワン国」という設定になっているが何のことはない、出演者も全員タイ人だし勿論ロケ地もタイ。いっそのことタイと言い切ってしまったほうがもっと面白い映画になったと思う。クルンテープをバンコックと間違われて呼ばれても、チャオプラヤをメーナム川(タイ語知ってる人は笑っちゃうよね)と呼ばれてもマイペンライの国である。いくら馬鹿にしようが平気平気。出演した織田祐二と鹿賀丈史が自分等のレベルを下げて(上げて?)タイのおバカさんたちにみごとに溶け込んでいる。とてもじゃないが「僕等は~」と同じ脚本家が書いたとは思えない。織田祐二というと青島刑事というイメージが定着しているが、僕にとっては「一発太郎」(映画の中での織田の芸名)。それにも増して素晴らしいのは画面いっぱいにタイへの愛情が満ち溢れていること、この「馬鹿にしているんだけど好き。」というのが僕のタイに対する思いとピッタリなのだ。

 このタイのおバカさかげんをタイ人自身が表現するとさらにもの凄いこととなる。タイ映画も日本で何本かリリースされているが、「クライ トン」、「69」(Hな映画ではない)等、トンデモ映画が多い中で「アタック ナンバーハーフ」(原題「サトリー レック」、「鋼鉄の淑女」の意。)、もうこれは最高としか言いようがない。オカマバレーボールチームの物語なのだが、外道的にはパタヤのオカマショーのシーンがあったり(日本人に化けたオカマが元阪神監督の奥方にそっくり)、ピアちゃんという絶世の美女(?)のコスプレ等がハイライトであろうが、スタッフは実話に基づいて、低予算で普通にスポ根ドラマを作ったつもりだろうが(実際決勝戦のシーンは泣ける。)、それがこれだけ完璧なおバカ映画になってしまうところがいかにもタイらしい。これでは160億円かけた「オースティン パワーズ」が可哀想だ。

 興味のある方にはレンタル屋で借りるより、ちと高いが(4,700円)DVDを買うことをお勧めする。これには映像特典満載で、NGシーンも付いている。さすが タイと言おうか編集が結構いいかげんなのでこのNG集もあわせて見ないと物語のつながりがよくわからない場面がある。それに音声もタイ語と日本語があり、日本語字幕もオンオフ可なのでタイ語というかタイオカマ語の勉強にもなる。これをタイで使ったら絶対に受ける。

 それにしても知らず知らずのうちにピアちゃんを目で追ってしまっている自分が怖い。



メイドに手を出すな
 これは僕の知人のある地方公務員の話である。彼は真面目だけが取り柄で病気がち、うだつのあがらない男だった。50になっても嫁さんが見つからず、「国際結婚相談所」という所でタイ人の嫁さんを紹介してもらい結婚した。当時38歳のイサーンの女性だったが、僕の連載を読んで下すっている方にはおわかりだろうが「個性的」で「笑顔の印象的な」女性だった。ちなみに業者には400万払ったそうだ。外道諸氏にはこれがいかにバカげたことかわかるでしょ。

 しかし女は顔ではない、この女性は病弱な彼を本当に献身的に面倒を見ていた。60歳になりほとんど車椅子状態だった彼も定年を迎えた。彼も彼女に非常な恩義を感じていたのであろう、定年後は日本を離れ彼女の田舎に家を建て彼女と共にタイで老後を送る決心をしていた。最後の後片付けを手伝ってあげたので彼は団地に残った家財道具をすべて僕に託して日本を離れていった。2年前のことである。

 その後も彼と彼女ととは定期的に連絡をとっていたのだが彼はまず退職金の一部で彼女の実家の隣に家を建て、ピックアップを買い、残りの退職金は全て銀行に預けた。そして16歳と18歳のメイドを雇い悠悠自適な生活を始めた。「16歳と18歳のメイド」という言葉に疼いてしまうのは僕が正常な外道である証拠だが、彼は身障者で老人である、僕とは違う。こんな優雅な生活をしててもタイなので年金の月額18万円のうち10万は貯金出来たそうだ。

 人間とは不思議なものでこういった生活をしていると健康も回復してゆく。日本では歩くことさえままならなかった彼がタイの生活が始まるとすぐに散歩が出来るようになり、しばらくして家庭菜園まで始めたそうだ。うすうすは感じてはいたがタイの田舎が人間に与える「生命力」には素晴らしいものがある。いったい日本の医療制度や介護制度は何なのだ。半年後、彼が年金の手続きで日本にきた時、ピョンピョン飛び跳ねている彼を見てびっくりしてしまった。肌の色艶も良くなっていたし心なしか白髪も減ったような気がした。以前は病人を扱うように接していた僕が思わず、「若いメイドに手を出すなよ。」と軽口をたたけるほどの回復ぶりだった。

 ここで話が終われば日泰国際結婚の成功を語る美談でしょう。ところが「世に外道者の種は尽きまじ。(真説外道語録より)」である。こいつ本当にメイドに手を出しやがった。しかもよりによって16歳の方に。絶句、何故世の中には外道ばかりがはびこっているのだろう、嬉しくなってしまう。勿論僕は彼を非難しない、むしろ賞賛する。ただ手というか第3の足を出した相手がまずかった。18歳の方に手を出すかまたは両方同時に手を出していればバレずに済んだはずだ。

 案の定、バレた原因は18歳が奥さんにチクッたからだった。18歳はプライドをひどく傷つけられたのだ。タイは未だに男尊女卑の国であるが、逆にそのために女性は非常にプライドが高い。そして女というものは自分自身の「価値」を非常に客観的に理解している。美人は美人と、ブスはブスと自覚している。女は25歳位までは年々、価値が上がっていくが、それ以降は下がっていくこともきちんと自覚している。18歳にしてみれば自分をさしおいて御主人様が16歳を女として扱ったことが気にくわないのだ。これだから女遊びに慣れてない男は困る。

 D妃にしたってC皇太子が女を作るのはある程度覚悟してたのだと思う。王族、貴族が複数の女を持つのは当たり前だ。しかしC皇太子が選んだ女は自分よりブスでババアだった。こうなってしまうとD妃は自分の身の置き所がなくなるし、自分自身を納得させることも不可能となる。僕も浮気をする時は絶対にカミさんより美人で若い子に限定している。こうしておけば万が一、バレた時でも、「君にないものを求めてしまった。ごめんなさい。」で何とか切り抜けることができる。最後の最後でカミさんのプライドを保つことができる。ところがC皇太子のようなことをやってしまっては壱貫の終わりだ。

 男にしても中年になるまで真面目一筋だった奴が40過ぎてからカミさん以外の女にハマると、それこそ見境がつかなくなる。これで家庭を壊してしまった男を何人も知っている。大体の男が家庭破壊後、ハマった女からも見捨てられている。返って若いうちから外道に精を出してた男のほうがうまく家庭をやっているように思われる。遊びと本気、恋愛と妻への愛情の違いがきちんとわかっているからだ。「外道は家庭円満につながる。」このことを僕は、カミさん以外の人間になら堂々と宣言できる。

 知り合いのこの男は、「妻に全財産を渡し16歳と結婚する。タイなら年金だけで充分にやっていける。」と言い始めたので、回りでよってたかって押さえつけた。16歳とは金で話をつけ、どうやら元の鞘に収まった。そしてこの16歳は風俗の道を選んだ。これもまた一つの人生か。



社会的動物としての外道
 「人間は社会的動物である。」誰が言った言葉だかは知らないが名言であると思う。社会性、公共性という煩悩滅却の壁と、動物としてそして雄としての煩悩そのままの壁の間の長く曲がりくねった道を葛藤しながら歩いていくのが人間というものなのだろう。とすれば滅却側の壁にへばりついて歩いているのが一般人で煩悩側の壁にへばりついて歩くのが我々外道ということになる。どちらにせよ同じ道なのだ。

 典型的「社会君」とは社会に出て、馬車馬のごとく働き、将来の結婚のために貯蓄する。結婚したら性欲の対象はカミさんひとりに絞り、子供が出来れば良きパパとなる。運動会の日などは会社で有給を貰い即席カメラマンと化し、休みの日は疲れているのに家族を連れてドライブ。会社の飲み会があっても酔ったふりをする。本当に酔ってしまっては性欲の権化と化したカミさんの夜の相手が出来なくなり怒られてしまうからだ。

 「動物君」は本能の赴くまま、やりたいと思った女が人妻であろうが未成年であろうがいかなる手段を使ってでも思いを遂げてしまう。最後には強姦という非合法手段に打って出ることも厭わない。将来のことなど一切考えない、宵越しの銭は持たない。その日暮らしで「今日がすべて」である。

 「病は気から。」というが、これは正しい。正確には「病はストレスから。」、例えば動物実験でマウスなどの実験動物にストレスを与え続けると本当に死んでしまう。「ストレス社会」という言葉があるが、ストレスが人体に及ぼす影響はこれが持続性を持って人体に刺激を与え続けた場合、恐ろしい結果となる。物理的慢性刺激が原因となって癌を引き起こすこともある。これもストレスの一種だ。また欲望を抑圧してしまうこともストレスとなる。

 全ての動物の雄は命ある限り不特定の雌と交尾し続けることを創造主から本能にインプットされている。逆にこの本能を持たない種族は地球上から絶滅してしまった。「社会君」はそのストレスゆえ早死するだろう。かといって「動物君」の最後は牢獄で野垂れ死にであろう。我々は社会の中で生きているのだ。そこで「外道君」の登場である。外道君は常に煩悩の側に立ちながらも心の中に天秤を持ち、「やりたい」と「やっちゃヤバイ」、逆に言えば欲望を押さえるストレスと社会的制裁を受けるストレスとを秤にかけながら、交尾の機会を虎視眈々と狙っている。この状態を一言で表現すると、、、「すけべ」うーん。身も蓋もないか。

 日本の風俗雑誌を見ていて、「ぜひやりたい」という子を見つけても、吉原、最高級ソープ、現役AV女優、2時間8万円。この値段もストレスだよね。1ナタリー(5,000円)でほとんどの欲望を満たせてくれる街、あなたのストレスという心の疾病をやさしく治療してくれる街、それがバンコクである。これに異論のある人は今すぐこのサイトから出て行きなさい。 



性感染症
 これは、「物事に絶対はない。」を前提に聞いて欲しい。我々が愛してやまないタイにも性感染症は蔓延している。そして他の簡単な性病であれば抗生物質で対応できるが現代医学を持ってしても完治できない疾患が皆さん御存知のHIVである。究極の対処方法は一切の性交渉をしないことであるが、煩悩が爆発し続けている我々にとってこれは「死ね!」と言っているようなものだし、人間としての摂理にも反する。いずれにせよ感染予防は外道にとっても避けては通れない道である。どうしよう?

 交通事故が怖いからといって家から出ない人はいないだろうし、本気で3億円当てるつもりで年末ジャンボを買う人もいないだろう(これはいるかな?)。タイへ行くため飛行機に乗っても墜落する可能性はあるにはある。そう思えばDキスなし、ゴム尺、ゴム本番なら絶対安全と言い切れる。。。。。。。あっ、怒らないで下さいよ。僕だって別にそうしてるわけじゃないんだから。結論から言うと僕はキャリアである可能性が低いと思われる子に絞り込んでDキス、生尺、ゴム本番でやっている。僕の名前はDr.フェラありだ、生尺ははずせない。これなら怒らないでしょ。

 まず立ちんぼ、援交ホテル。これは僕は別の理由で基本的にパス。住所がわからないからだ(ここでいう住所とは番地ではなく例えばBEEちゃんならナタリー56番という住所)。財布を気にしながらシャワー浴びるんじゃセックスしてても面白くない。以前、タイ人の男友達から「何事も経験。」と言われてサイアムに連れていって貰ったことがあるが、確かに選択肢は広い。僕が選んだ女の子に友達が、「身分証明書を見せろ。」と言って中身を自分の手帳に書き写していた。「ああ、なるほどな。」と思ったが、これじゃ白けるんだよね。 

 次に置屋。これは今ではほとんど壊滅状態だが結構危険度は高いと思う。行ったことのある人はわかるだろうがここの子は自分でコンドームを持ち歩かない。それが証拠に店でコンドームを売っている。しかも1個50Bで。客の求めに応じて生でやらせてしまっているのでやはりパスしたい。というよりも田舎から出てきたばっかりでフェラしない子が多いんだよね。さらにゴーゴーバー、危険度は置屋に比べればずっと低下するがやはりホテルに出張する女というのは客から生でやられている可能性が高いので絶対安心とはいかない。同じホテル出張組でも日本人クラブなら客のほとんどは日本人なのでさらに安全性は高くなるが、女の子の前職がわからない。日本人クラブでバージンを散らした女の子など聞いたことがない。チーママは「医者で証明書取ってあるから大丈夫。」というがあんなものタイでは簡単に偽造出来るのだ。疑ってはきりがないが、うーん、もうひとつかな。

 こう考えていくとやはり最も信頼が置けるのはMP嬢ということになる。何せ店への投資額が他の風俗とはケタ違いなので、女の子の管理も比較的しっかりしてるし、基本的に出張なしの風俗なので客に強引に生でやられてしまっている可能性も低い。個室で強引にやられそうになっても電話1本で従業員が駆けつけてくれる。逆に初めての客に平気で生本番をやらせてしまう女が一番怖い。理由は簡単、キャリアを自覚している人間にとって予防行為など無意味だからだ。

 エイズウィルスはキャリアの体液中に存在している。それが直接的に他人の体内に侵入した時、感染が起こるのだ。体内とは粘膜や表皮に囲まれた組織や器官をいう。口腔内や胃の中は実は体内ではなく体外なのだ。だから極端にいえばエイズウィルスは健康体ならば食べてしまっても大丈夫。口から「体外」へ入り体外へ出ていくのだから感染しない。また、大気に触れるとすぐ死んでしまう。であるからあなたの口腔内に口内炎等の潰瘍性疾患や裂傷がなければDキスはまず心配ない。

 次にフェラである。エイズ撲滅団体やタイで有名なコンドーム大臣は「コンドームを使いましょう。」というキャンペーンをやっているがこれが実に不親切。これでは「本番時に使いましょう。」なのか「フェラから使いましょう。」なのかわからない。困ってしまう。さらに「もしフェラがだめならクンニはどうなんだ?」という疑問も生じてくる。外道をやるのも大変だ。

 投稿には「ゴムフェラ」と「生フェラ」しか書いてないが、中には玉や竿までは生で舐めてくれて亀頭をカッポリの直前にゴムを被せる子も結構いるでしょ。なかなか賢いと思う。絶対に安全な方法だ。この方法も「生フェラ」と解釈していただければ幸いですが、、、、、、、、、、あっ、やっぱり怒ってる。もっと書かなくちゃだめか。上と同じようにあなたの亀頭に潰瘍や裂傷がなくてもフェラの最中に傷つく可能性はある。原因は虫歯で歯が尖っていたり鋭利な充填物が歯に入っている場合がほとんどだ。生フェラの前には相手の虫歯チェックをお勧めする。まあタイ人に虫歯はほとんどないけどね。ここまでクリアできても最後に「尿道管からの感染」も可能性はわずかだが考えられる。これはどのように克服すれば良いだろうか。「宇宙船艦ヤマト」世代の方は波動砲を連想して欲しい。そう、そのまま口内発射してしまうのだ。尿道管から侵入してきたウィルスを精液発射により宇宙の果てに吹き飛ばす。いかにも外道らしい対処法ではないだろうか。

 アナルは絶対NG、お尻の穴は傷つきやすい。ホモにエイズが多いのは正にこのためだ。最後に生本番であるが、これはいくらあなたが望んでも健全で聡明な風俗嬢なら拒否するはずだ。実は本番に限って言えば男から女へ感染する確率のほうがその逆より圧倒的に高い。こちらが相手を疑っているように相手だって、「外道なんてみんなキャリアよ。」と疑っている。ゴム本番をすることはあなたの身の安全以上に風俗嬢に対するエチケットでもある。えっ、まだ怒ってる?どうしてもタイで安全に生でやりたい?うーん、長くなったのでこれについては後日、この場所で発表しよう。(紘さんから督促メールが来たりして)

 ここ10年来の大騒ぎでタイでもやっと減少傾向に転じたようだ。しかし周辺国では着実に増えている。もうひとつ、キャリアが確実に増えている国がある。我が国、日本だ。



ロリコンという名の犯罪?
 最近千代田区が「歩行中の喫煙禁止」の条例を施行し話題になっている。僕は御茶ノ水にロックの輸入盤CDをたまに買いに行く以外、この地区に用はないので関係ないが、この条例を聞いて思い出すのはシンガポールである。昔からガムやタバコのポイ捨てに罰金を課すことで有名だった。僕も行ったことがあるが、街がきれいすぎておちつかない。それに風俗関係の店もほとんどないので我々外道には無用の国だ。逆にこの国からも大挙してタイにやって来ている。この国の成人男性全てが外道といっても言い過ぎではない。

 僕は、「国土が狭いから国民一丸となって国を綺麗にするように勤めているのだろう。」ぐらいに思っていた。ところが先日、シンガポールの友人と飲んだ時、この話が出た。彼が言うには、もともとシンガポール人には公衆道徳観念が全くなく、街もゴミだらけで散らかり放題だったそうだ。業を煮やした政府がああいった法律を作らざるを得なかった、というのが真相のようだ。

 アメリカという国は人権、男女同権、人種差別ということについては世界一うるさい国である(ついでに喫煙も)。しかもそれを他国へも押し付けようとする。一見、民主主義が高度に進んだ先進国のように思えるが何のことはない、シンガポールを例に取れば人権侵害、女性差別、人種差別をやり放題の国だったということになる。だからこそ法律による規制をせざるを得なかったのだ。こんなことはあの国の建国の歴史をみれば明らかだ。逆に日本は今までシンガポールのような規制もアメリカのような規制も何もなかった。数千年の歴史の中で国民が円滑な共同生活のためのノウハウを自然と身につけていたので、法律による網など必要なかったのだ。

 アメリカがもうひとつ法律で規制し、世界に押し付けたものに18歳未満との性交や性的表現の規制、いわゆる「ロリコン法」がある。裏を返せばそれだけアメリカにはロリコンが多いということだろう。確かに昔からアメリカはこれには厳しかった。成人のポルノビデオがアメリカ中心だったのに対し、ロリコン物はヨーロッパ、日本(そしてタイも)が中心だった。裏ビデオ評論家の僕が言うのであるから間違いない。アメリカが何故こんなにもこだわるのか、これは僕の推測でしかないが、おそらく自国内において白人と有色人種の人口比率の逆転を恐れたためであろう。白人が「高度な教育」とか「他国に負けない専門知識」等と言って教育に没頭し、ノロノロしている間に有色人種にバンバン繁殖されてはたまらない、というのが当たらずとも遠からずな理由である。 

 フェロモンという言葉は今では色々な意味に使われひとり歩きしてしまっているが、本来は女性ホルモンの一種である。人間も含めて動物の雌は生理が始まると同時にフェロモンと呼ばれる「雄寄せ」のホルモンを分泌し始める。このホルモンに引き寄せられた雄が雌と性交し、種族保存という生命体の大原則が保たれるのだ。つまり排卵を開始した雌とまぐわりたいという欲求は国家や宗教を超えた雄としての非常に大事な本能なのである。

 確か日本ではかつて少女に対する性的規制というのは13歳未満であったはずだ。それがアメリカの圧力か何か知らないが、まず県条例という形で規制が始まり、東京と長野は最後まで抵抗したが1999年をもって全てが終わってしまった。以後は18歳未満の女性に興味を持つものは「ロリコン」とよばれる変態であり、性交渉でもしようものなら凶悪犯罪者の烙印を押され、社会から抹殺されてしまう。「種族保存の本能」ということを考えた場合、恐ろしい時代になった。

 これ以降、「ロリコン犯罪者」として名前が新聞に出てしまう「可哀想な」人が急増した。そして面白いことにそのほとんどが学校の教師なのだ。しかし考えてみればあたりまえ、毎日のように職場で何十人ものフェロモンを嗅がされていては、おかしくならないほうが不思議な位だ。僕の理論の正当性を証明しているようなものだ。法律を無視し、医学的に考えれば排卵を開始したロリータに性欲を感ずるのは健康な証拠で変態ではない。「ババ専」と呼ばれる閉経した女や生理の始まっていない幼女に性的魅力を感じてしまうほうがよっぽど変態なのである。となればかつての日本の「13歳未満」というのは非常に素晴らしい法律だった。排卵開始年齢と一致している。

 こういった可哀想な境遇におかれている中学、高校の男性教師に対しては、「外道特別法」なる法案を成立させ、夏休みや冬休みにはタイへ招待して好き放題に遊ばせてあげないと、心の健康が保てない。と思っていたら、何と日本人が海外で淫行した場合も日本の法律で処罰する?おいおい、それってやり過ぎじゃない?犯人引渡し協定のない国で日本人がロリータ遊びした場合はどうするの?コージーの子供部屋へ通ってた外道は全員犯罪者か?ところが外道諸氏よ、チェンマイで実際に日本の確か大学教授か何かがこの法律で捕まり、日本へ引き渡されたのだ。詳しいことはわからないが、おそらくチェンマイの置屋で少女を買い、ホテルに連れ込むところを警官に追跡され、行為の最中に現行犯でやられたのだろう。これでこの教授の今までの実績も将来も全てパー。こんな時はどうしたらいいのだろうか?これに関してはコメントしようがない。ただ下に書いたことがちょっとでもヒントになるかな。

 僕はタイで車を運転するがいつも無免許だ。国際免許書を取るのに免許センターまで片道2時間かかるし、金もかかるので面倒臭い。タイで運転してても検問に引っかかるのはせいぜい数年に一度なので、いつも胸ポケットに500バーツ札を忍ばせて運転している。警官に「免許証は?」と言われたら黙って500バーツを差し出す。札束を取り出すと「全部よこせ。」と言われてしまうからだ。これで今まで一度も検挙されたことがない。
 
 外道諸氏も心して欲しい、「悪法もまた法なり、小泉もまた首相なり。」



「外道の細道」にガセネタは多いのか?
 あのサリン事件が起こるずっと前、A真理教の出版物は僕の愛読書のひとつだった。教祖と年が同じだったこともあり書いてある内容も同調できるものが多かったし、化学的、医学的内容も非常に詳細で僕のような「エセインテリ」を「騙す」のに十分魅力的な内容であった。しかし話が「ユダヤ」に及ぶと様相が変わってくる。彼等は出版本の中でジョン レノンを批判した。「イマジン」の歌詞で国家や宗教を否定していることが気にくわなかったらしい。批判をたらたらと書き連ね「ジョンはユダヤの手先だ」と持ってくる。そして最後にジョンの写真をでかでかと載せ、その下にコメントとして「ヘイ ジュ―ド」はユダヤ賛歌である。なぜならジュ―ドとはジュー(ユダヤ人)の意味だ、と。ヘイ ジュードがポールの曲でジョンの息子ジュリアンのために書いた曲であることは世界中でおそらく100億人の人が知っている事実である。僕も先日の東京ドームでは涙を流しながら大合唱してしまった。

 おそらくこの批判のネタ本になったのはUというジャーナリスト(?)が書いたユダヤ批判本であろう。これはかつて日本でもベストセラーとなりユダヤ協会から抗議がきたので御記憶の方も多いと思う。僕はこの人の論法にもハマッてしまった口だし、バブルの絶頂期に日本の没落を「予言」していたのだからそれなりの人だと思うのだが、著書の中で「ロックは人々の思考回路をマヒさせんがためのユダヤの陰謀である。」とやってしまった。この人、クラッシックがお好みらしいがロックというものがまるでわかってない。

 いかなる著作物でも記述された基本的事実に誤りがあればそれでおしまいなのだ。それまでの記述のリアリティが全て消失してしまう。僕もそれ以来、この二人の著作物は一切読んでいない。良かった。「ロックに救われました。」という人は数多くいるが僕もそのうちの一人かな?

 GーDIARYというタイ風俗雑誌の中で、「外道の細道はガセネタが多い。」という記述があった。これはおそらく当HPで「○○の○○ちゃん、サービス最高で生でやらせてくれました。」みたいな記事を頼りに指名してみたら最悪だった、といった類のことであろう。しかしこれは言うまでもないが「投稿者」にとって「最高」だった、という意味なのだ。「生フェラ」と書かれていた子でも例えばあなたの亀頭に変なものを発見したらゴムをかぶせてしまうのも当然である。逆に当HPでケチョンケチョンに書かれていた子を僕は個人的に知っていて、友達に紹介したのだが、彼は今、この子のリピーターになっている。これも「投稿者」にとって「最悪」だった、ということに過ぎない。

 このHPに「基本的事実の誤り」はないと思う。問題は読み方なのだ。それに風俗嬢も家族の生活を支えるためみんな一生懸命仕事している。そんなにひどい子はいないはずだ(ブスは腐るほどいるが)。要は風俗嬢を生かすも殺すも客であるあなたの態度次第なのだ。タイの女性は概して我が強い。こちらのペースに巻き込もうとすると反発するが、ある程度の希望を言って後はあちらのやりたいようにやらせれば結構良くしてくれる。数少ないが「お金はいらない。」なんて言ってくれちゃう子までいる。逆にこういう子には僕もチップはずんじゃう(騙されてるのかな?)。

 タイは微笑みの国でもある。あなたに大切なのは「やさしさ 微笑 重い槍」。 



外道式タイ語学習法
 外道諸氏も天使の都に行ってつくづく感じるであろうがタイ語がしゃべれるか否かで遊びに雲泥の差が出てしまう。それならばと一念発起してタイ語の学習本を買った人も結構多いのではないか。しかしほとんどの人が最初のページを読んであきらめてしまったことは容易に想像できる。僕もその口だ。声調がどうの母音が9種類と言われれば日本人なら「ふざけるな。」と思うのがあたり前である。それならいっそのこと日本語としてタイ語に挑戦してみてはいかがだろうか。

 まず声調、これは一切無視。母音は5種類つまりアイウエオに統一。(タイ語の先生の怒り出す顔が浮かぶ。)子音も44あるが、これも全て統一、アルファベット表記でK,KHはKに、T,THもTに。日本人がもっとも不得意とするLとRも、ええい、面倒くさい、Rに統一。これで大分すっきりした。つぎに文法であるがこれは英語で使う第一文型から第三文型の三つだけ。多少強引だがこれでなんとかなる。クン(YOU)スワイ(BEAUTIFUL)が正解だがクン ペン(ARE)スワイでも十分通じる。試験を受けるわけではない、道具として使えればいいのだ。

 こうしておいて文字を見ると、アッと驚く蛇の大行進。しかしこれは逃げてはいけない。蛇をやっつけよう。要するにこれは単なるアルファベットなのだ。これだけ特徴のある文字だと返って覚えやすい。日本語アルファベットに変えて覚えてしまうのに1日とかからない。ここまで準備ができたら学習本の基本会話の部分のタイ文字をこの日本語アルファベットに置き換えてノートに書き出してみるのだ。勿論、声調記号は一切無視。長音、短音も無視していい。実際にやってみると二重母音なども絡んできてパズルのようで結構面白い。ゲーム感覚で楽しめる。楽しくなければ勉強など続くわけがない。そして書くことが暗記の早道であることは御存知であろう。

 これで終わってしまっては単なる学習本の前書きだ。ここから外道に突入する。とにかく英語で言えば中学一年生夏休み程度の語学力を身につけたらさっそく使うべし。どうも日本人は外国語を使うのを恥ずかしがる。しかしあなたがタイ語を使う相手は風俗嬢だ。オチ○チ○まで見られてしまっているのだから恥ずかしくも何ともないでしょ。 あなたが声調も発音もめちゃくちゃなタイ語を使った時、ここが大事ですよ、平気でベラベラと早口タイ語で返してくる女とゆっくり明瞭な発音であなたにわかりやすいように返してくれる女がいる。前者はさっさとやることだけやっておさらばした方がいい。性格の悪い女だ。後者は絶対いい子だ。あなたとコミュニケーションを取ろうとしている。関係ないがロックとは正にコミュニケーション願望なのだ。あなたに対するやさしさを感じる。あなたに興味がある。

 ヘタなタイ語で相手の本性を見抜く、これも大事な外道の心得である。こういう子とは一緒に食事に行ったり夜を共に過ごすべきである。なにしろあなたの大切なタイ語の先生なのだから。こういう子はあなたのタイ語を聞いてあなたのタイ語能力を推し量り、あなたのわかる範囲でのタイ語を話してくれるし、あなたの声調や発音の間違いを言い直してくれたりする。声調はこうして体で覚えないと無理だ。頭では覚えられない。ほら、気がついてみたらタイ女性とタイ語で会話出来たでしょ。こうしていけばあなたのタイ語力は訪泰の度に上がっていく。

 僕はこういう子には思いっきりやさしくしてしまう。「おい、しゃぶれ。」ではなく、三つ指ついて、「実は私フェラチオが大好きなのですが、こんな愚息でよかったらしゃぶっていただけますか?」くらいな謙虚な気持ちで接する。こういう子はやさしさをやさしさで返してくれる。この「やさしさ」を感じた時こそが外道遊びの至福の瞬間なのだが。この後、恋人同士のように野獣的セックスに突入するのは言うまでもないことである。

 世界中がネットで結ばれ、ありとあらゆる情報伝達手段が発達した現代においても、例えばこの「ヘタクソなタイ語」のようにプリミティブでぎこちない手段でしか伝わリ得ない「真実」というものもあるのだ。



バンコクへ行けない?
            
 やっと今年の暮れも仕事の段取りがついて、カミさんもうまく騙くらかしてタイ行きの手筈を整えた。実は僕はウルトラマンなので大気の汚れた日本に3ヶ月以上居ると胸のカラータイマーが赤く点滅を始めてしまう。早く故郷のタイに帰ってMPで体を洗浄して貰わないと。ところが何と今年はもう空席がない。

 僕はタイへ行く時はいつも年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、三連休を微妙に避ける日程にしている。そうすればチケットは安いし飛行機は空いているのでゆっくり寝て行けるし、しかも雛壇の前にライバルの日本人が少ないといい事ずくめなのだ。今年も12月19日からの訪泰を予定していた。旅行代理店に頼んでチケットが取れなかったのではない。予約のホストコンピューターをいじくりまわせる立場の人にコネがあり、その人に頼んでもダメなのだ。既に現時点(11月後半)で予約自体を閉めちゃった(キャンセル待ちさえ受け付けない)便が続出している。外道諸氏でも年末の訪泰を予定していてまだチケットを取ってない人、今すぐ代理店に電話しなさい。もう既に代理店の言いなりの値段と日程に合わせるしかないよ。

 航空会社の友人が言うには、例のバリ島事件の影響らしい。あれで旅行者が「安全」なタイに集中してしまったというのだ。テロなんて我々外道とは正に正反対のことだと思っていたのに、テロの影響で外道が出来なくなるなんて恐ろしい世の中になったものだ。

 前回の湾岸戦争の時、サダムの言った言葉、「アメリカはイラクとイスラエルに対しダブルスタンダードだ。」あなたの言う通りです。しかもイスラエルの建国理由が、「神がユダヤに与えた土地だから。」ではパレスチナの人もたまんないよね。アメリカはテロの撲滅を強調するがこれって裏を返せば「軍事強国に逆らうな。」ということではないか。強大な軍事力に対抗するにはテロしかないのだ。そして自爆テロ実行者の中にはまだ未成年の少女もいる。アメリカが外道に対して、「手を触れることもまかりならぬ。」と言っている彼女等が含まれている事実をなぜかアメリカでは報道しない。ここいらがこの国のずるいところだ。

 だからと言ってテロ屋さんには一切の同情や哀れみも感じない。理由はただひとつ、彼等が一般大衆の命を狙うからだ。アメリカがとんでもない国だと言ってもとんでもないのは為政者達であって一般国民はいい人達だ。外道だってたくさんいる。ただマスコミに騙されちゃってるだけなんだよね。テロ屋さんも命を狙うなら為政者そして権力行使の原動力となっている軍部、その裏に隠れてチョロチョロしてる奴の命を狙うのなら理解も得られるだろうが何の罪もない一般人を狙っちゃアウトだよね。逆にアメリカだってイラクやアフガンで「ピンポイント」とか言って軍事施設や政府施設だけを狙うポーズは取ってるけど実際に路頭に迷ってるのは一般国民で親分は逃げるか隠れるかしちゃってるもんね。爆撃したって何の意味もない。親分だけを拉致、収容するような軍事行動を取れば世界の理解も得られるのにね。おそらく日本でも政府関係者以外はアメリカの軍事行動を支持する人いないんじゃないかな?

 アメリカの軍事作戦も自軍の兵士の命を守るために一般大衆の命を犠牲にしているとしか思えない。軍人は死ぬのが商売なのだからいくら死んでもいいのだ一般大衆に迷惑をかけるな。ヤクザも同じ。自分等だけで出入りやってりゃ誰も文句言わないけど一般人を巻き込むから非難されるのだ。

 それにしても外道がタイに行けないのは困った問題だ。一般旅行者がいくら大挙してバンコクを訪れても人道援助を待っているタイ風俗嬢達には何も届かない。北朝鮮への人道援助は末端の人達に全く届いていないが外道の人道援助は確実にしかも現ナマで末端に届いている。政府間援助より素晴らしい援助をしているのだからせめて、「フェラは生で」くらいの誠意は見せて欲しいものだ。我々の外道援助の欠点は援助が美人で巨乳に集中してしまうことか。貧乳もいい味出してるんだけどな。

 タイ政府も自国民のことを考えるのなら飛行機をチャーターして外道特別便を運行させるべきだ。機内でその日出勤予定の風俗嬢をスクリーンに次々映し出して、「御希望のお客様には機内で御予約を受け付けております。アシスタントパーサーまでお申し付け下さいませ。」なんていうアナウンス流しちゃったりして、BEEちゃんあたりを臨時スチュワーデスに雇ってコスプレ披露してくれたり、ヒロポン軍曹が機内で「バンコクMPの基礎講座」なんかをやってくれちゃったら楽しいだろうな。勿論、ドンムアン空港から各風俗店へはタイ空港のワゴン車で無料送迎。どうせバンコクへ行けないのならせめてこんな初夢でも見てみたい。

 ところで広島と長崎の原爆って明らかに一般大衆を狙ったものだよね。


ホテル部屋ソープランド化計画
 いつものようにMPへ行く。ナンバーにBがついているのはBコース、つまりマットあり。これは外道の常識。しかしいざマットプレイ(正式名称「泡踊り」)が始まってみると日本のソープとは何かが違う。日本の方がずっと気持ちがいい。何故か?そうバンコックのMPは文字通りソープランドなのだ。泡踊りに石鹸を使っている。これじゃ30年前の日本の「トルコ風呂」だ。やはりゼットローションを使ってやって貰わないと僕は怒っちゃう。

 しかしバンコックではゼットローションは手に入らない、となれば日本から持っていくというのが当然の外道的発想である。ゼットローションは東京で言えば吉原のようなソープ街の薬局に行けば何処でも売っている。値段は1ボトル1,000円(無臭)と1,200円(芳香)これで約10回使える。このローションを知らないという不良外道のためにあえて解説するが、洗面器に原液1に対して湯を2~3加え手でかきまぜて使う。MPには洗面器がないので100円ショップ等で小さめのものを買い求め、持っていくことも忘れてはならない。

 お風呂タイムが終わり彼女がマットの準備を始めたら、いそいそとローションと洗面器を取り出し見ている前で作り方を教えてあげなさい。指を広げ気味にしてホイップするようにかき混ぜるのがコツ。彼女は絶対に興味を示す。次にマット全体にこれを塗り、お互いの体にも塗りっこする。産まれて初めてのゼットローションのあのめくるめくような感触に彼女が本気で感じ出してしまうことを僕はここに保証する。この後の調理方法は、、、あなたにおまかせしよう。

 「自宅の風呂がMPの個室だったら、奥さんがソープ嬢だったら、」というバカな夢を見ている外道諸氏が全国に5,000万人はいると僕は確信している。この夢はある程度、実現可能である。考えてみれば宿泊しているホテルの部屋は自室のようなものだ。ここにゼットローションとビーチマットを持ち込めばソープランドが完成するではないか。あと空気入れも忘れずに、マットを口でふくらまそうとしたら死んじゃうよ。それとホテルの風呂場にマットを敷くだけのスペースがあるかどうかも確認しておく必要がある。

 ここまで準備が出来たら後はMP嬢を部屋に連れ込むだけ。しかし店やMP嬢のいいなりになって2回分、3回分の金を払って連れ出すのでは芸がない。よく考えて欲しい、MP嬢が店から貰えるお金はあなたが店に払ったお金の約半額なのだ。MP嬢と直接交渉しなさい。店が終わってからあなたの部屋に来てもらえばカンクン(泊まり)で2,000B~3,000BでOKなはずだ。MP部屋でやるのとは違うリラックスしたセックスを楽しむことが出来る。但しこれがバレるとMP嬢と店の間でトラブルになるので、まずあなたがMP嬢との間にしっかりした人間関係を構築しておくことが重要である。何もこれは遊びに限った事ではない。ビジネスにおいても同様である。

 さらに考えれば、MP嬢でなくてもナナの女、立ちんぼ、援交ホテルの女などをこの「即席ソープランド」に連れ込んで泡踊りをやらせてしまうというのも高度な外道遊びではないだろうか。(僕は失敗した。)もしこれに成功した外道諸氏がいたら、そのタイ語の語学力および説得術、羞恥心を全て捨て去る勇気、外道を極めんとする向上心に対して「外道大賞」を進呈したい。



イギリスとチェンライ
 小学校5年の頃だと思う。家にあった文庫本を何の気なしにペラペラとめくっていたら人形の文字のようなものを発見した。興味を引かれた僕は一生懸命読んでみようとしたが、学校へ行ってもまともに教科書など開いたことのない僕である。漢字がわからない。それでもこの人形の意味を知りたかった僕は母に「この漢字なあに?どういう意味?」と聞きまくり何日もかけて何とかおぼろげに理解できた。ホームズの「踊る人形」との出会いである。しかし昭和30年代、「進駐軍」という言葉が違和感なく使われていた時代である。英語をしゃべるのは全てアメリカ人だと思っていた僕は当然、ロンドンはアメリカの都市だと思っていた。この後他のホームズ物語を全て読破したのは言うまでもない。ただ今考えると謎解きの面白さよりもホームズの「超変人ぶり」に惹かれていたような気がする。それに比べりゃ小泉なんて、いずれにせよこれをきっかけに曲がりなりにも「勉強」をするようになり、とりあえず大学まで行けたのもホームズ様のおかげである。

 丁度同じ頃、ラジオから流れてきた「アホなホ―リャ―へ―」という曲に衝撃を受けた。学校の音楽と全然違う。僕は音楽の時間が大嫌いだったが、音楽に浸る恍惚感というのを一発で理解してしまった。ビートルズの「I wanna hold your hand」との出会いである。「ホームズとかビートルズとかアメリカってやっぱり凄い。」いたいけな少年の偽らざる感想だった。その後ロックにのめり込んでいったが、レコードなど買えるはずがない。ひたすらラジオである。色々な曲を聴きながらも好きなバンドと嫌いなバンドが自分なりに色分けされていった。勿論、全部アメリカだと思っていた。

 中学生になって、音楽雑誌を読むようになり驚愕の事実を知る。僕の好きなバンドは全てイギリスで嫌いなものは全てアメリカだった。僕は何の予備知識もなくイギリスとアメリカを嗅ぎ分けていたのだ。そしてホームズ様も勿論イギリス人だった。自分の内なる秘密を知ってしまった僕はその後は意識的にイギリスにのめり込みイギリス一色の学生生活を送った。こんな男が女の子にもてるわけがない。あの頃は西海岸ブームだった。長髪、ベルボトムの僕は女の子に嫌われまくりガールフレンドもいなかった。ここいらが外道に走った一因かもしれない。

 日本にタイスナックが出現し僕も数知れない女の子を買った。「気に入らない女と寝るのならマス掻いてたほうがマシ。」という主義の僕なので、女を求めてハシゴすることもしばしばだった。タイについてその頃まだなんの知識もなかった。こうして苦労して見つけた女の子に出身地を聞いてみると、チェンマイ、パヤオ、ランパーン、チェンライ。タイの地図も頭に入っていなかったので、「ああそう」で終わっていたのだが、その後タイについて勉強するようになって愕然とする。僕の聞いていた地名が全て北部タイだったのだ。しかもタイはいくつかの民族の集合体で北部タイもヌアと呼ばれるひとつの民族地帯だったのだ。またまた僕は何の知識もなしにヌアとそれ以外を嗅ぎ分けていた。僕は犬か?

 バンコックに上陸するようになって女選びの幅が広がると僕の「鼻」はさらに先鋭化した。僕は女選びに努力は惜しまない。ナタリーを先頭にエマニュエル、ハイクラス、シーザー、ミラージュという800メートルトラックを3周し幸一にあきれられたこともある。そんな苦労をして選んだ女の子が全てチェンライ出身なのだ。勿論、コンシアからは何の知識も得ていない。恐ろしいことだ。

 僕がナタリー贔屓なのはチェンライ出身が多いからに他ならない。それに何も「ヌアは美人だ。」と言いたいのでもない。僕は人から、女の趣味が変わっているとよく言われる。キャンディーズではミキちゃんだった。何故一番人気がなかったのか今でもわからない、というのが僕である。外道諸氏もこれからも数多くのタイ女性を買われるであろう。その時タイの地図片手に出身地を聞いてみるといい。必ず地域性がみられるはずだ。「だからどうした。」と言われれば、「こらまた失礼いたしました。」としか言いようがない。でも自分の好みの地域がわかれば女選びにも役立つでしょ。

 タイ人は「輪廻転生」を信じている。それによれば僕の前世はチェンライ人、そのまた前世がイギリス人という。ああ、外道は奥深い。こんなことまでわかってしまう。



外道的白髪染め
 加齢とともに男を悩ませるものに白髪とハゲがある。「どちらかを選べ。」と悪魔の選択を迫られた場合、普通は白髪を選ぶだろう。白髪なら白髪染めで対処できるがハゲにはアデランスが必要となるので金もかかる上にうっとおしい。しかし外道的にはハゲを選択するのが正解である。なぜならハゲる原因として生体防御反応、遺伝等色々あるが直接的には男性ホルモンが関与している。「ハゲは精力絶倫」というのは俗説ではなく本当なのだ。

 悲しいかな僕を襲ったのは白髪であった。「風俗嬢と恋愛を楽しむ。」が僕の訪泰時の基本的姿勢である。見てくれは若々しいに越したことはない、白髪染めで対処していた。しかし外道神は僕を見捨てたのか?数年前から僕の下の毛を白髪が急襲し始めた。ここがごま塩というのは実にじじい臭くみっともない。

 ある訪泰の前日、意を決した僕は下の毛の白髪染めに挑戦した。まさか床屋に頼むわけにもいかないでしょ。肌が染まらないようにコンドームとクリームで防備し白髪染め決行。やった!若返った、と喜んだのもつかの間、何と竿の根元が真っ黒、洗っても落ちない。しかたなくそのまま訪泰しMPへ直行。部屋に通されてまず言い訳しなければならない。「白髪はモイスィーカウで通じるだろう。染めるはタイ語でえーと、何だっけ!わからない、どうしよう。」と、とてもじゃないがセックスを楽しむ雰囲気ではなかった。

 帰国後、僕は下の毛を綺麗に染める研究を開始した。コラッ、笑うでない。これが外道ぞ。苦心の研究の結果、あるメーカーが発売していた「シャンプータイプ白髪染め」というものに到達した。これならちと高いが(800円で使いきり)肌や竿を染めることなく白髪だけが綺麗に染まる。但し爪と髪の毛は発生学的に同一組織なので染まってしまうためゴム手袋が必要であるが。

 あの部分は訪泰したら多くの女性に見ていただく個所である。しかも超至近距離で。こういう部分にもちゃんと気を使うのが外道的身だしなみではないだろうか。いや、待てよ、「MPで陰毛染めサービス」っていいアイディアだな。今度幸一に相談してみよっと。



「個性的」と「チャイ ディー」
日本の夕刊紙や三流週刊誌上で風俗店や風俗嬢に関する記事をよく見かける。これらはほとんどフリーの風俗ルポライターが実際に店に行き、風俗嬢に「御対面」して書いている。店長や女の子の協力が不可欠であることは言うまでもない。女の子が美人だった場合は問題ない。はっきりと「絶世の美女」なり「女優で言えば○○似」と書けるからだ。 ライターが困ってしまうのは風俗嬢が明らかにブスだったり、高飛車で性格に問題がある場合だ。何しろ彼等にとっては店と仲良くやっていくことが生活の糧なのだ。はっきり「ブス」とか「嫌な奴」と書いてしまったらその後は店から取材拒否を食らい、仕事が出来なくなってしまうのだ。かといって全くのウソ記事を書くわけにもいかない。とりあえずジャーナリストの端くれなのだから。

 こんな時彼等は「個性的」という言葉を使う。風俗記事でこの言葉が出てきたら「ブス」と解釈して絶対に間違いない。同じ雑誌に何人もの風俗嬢を紹介しなければならない場合は、「コケティッシュ」等どうとでも解釈できる外来語を使ったり、「笑顔が印象的」等よく考えてみると意味不明な表現をしたり 、「ムチムチボディ」等顔に関するコメントを避けたり、ブスを言葉で表すのに苦労の跡がうかがえる。「グラマー」は勿論「デブ」の意味だ。本当のグラマーなら表現がもっと具体的になるはず。性悪女は「トンでる」とか「甘えん坊」、「女王様」という言葉で逃げる。とにかく彼等は風俗嬢の良いところは誇張し、悪いところをごまかすような記事を書く。以上のことを頭に入れて風俗記事を読み返すことを外道用語で、「読解力をつける。」と言う。外道諸氏よ精進あれ。

 とここで終わってしまっては「外道を生きる」にならない。話をバンコックのMP、雛壇の前まで飛ばそう。あなたのそばにコンシアが寄ってきた。「ノム ヤイ」(ボイン。死語)などと言い出すコンシアはおバカだ。本人が目の前にいるのだ。「ボリカン ディー」 ( サービスが良い)、「チャイ ディー」(やさしい)、「ニサイ ディー」(性格が良い)等がコンシアが使う常套用語だろう。ところが良く考えてみると我々はここへ2時間のサービスを買いに来ているのである 。「やさしい」とはどういう意味だろうか?少なくとも、「何でもやらせてくれる。」という意味ではないだろう。僕は女の趣味が特殊なのでコンシアが薦める子を指名したことがないのでわからないが、外道諸氏、いかがであろうか?

 「やさしい」と言われるとひねくれ者の僕は、「他に誉めるとこがないからしょうがなく言ってるのだろう。」と解釈してしまう。つまりサービスも悪いし、性格も良くない女であると。コンシアだって客と面と向かっているのだから全くのウソはつけないだろう。やはり「ボリカン ディー」以外は信じないというのが正しい外道ではないだろうか?

 ところで「性格が良い」という言葉は日本ではあまり使わないような気がする。どちらかというと「やさしい」とか「素直」という言葉を使うのではないだろうか。しかし タイ人は「やさしい」と「性格が良い」をはっきり区別して使っているようだ。僕は仲良くなった女の子から判で押したように、「チャイ ディー テー ニサイ マイディー」(やさしいけど性格が悪い。)と言われる。こちらの魂胆を見透かされているようで怖い。



外道王国の通貨単位「ナタリー」
 今年の6月から改正道路交通法が施行された。酒気帯びに何と30万、さらに同乗者責任も問うようになった。人権保護法等には大声をあげるマスコミもこれに対しては沈黙していたので、知らない方も多いのではないか。何も言わないのも当然だ。声をだせば酒酔い運転を擁護した「悪者」にされてしまうからだ。マスコミとはこの程度のものである。大都市に住んでいる方にはピンとこないだろうが都市近郊や地方都市では、「車で居酒屋」は半ば公然化している。それが証拠にバイパス沿いには大きな駐車場を構えた居酒屋が乱立している。

 日本経済のトップに立ち毎晩公用車で料亭通いをしている偉い人達には絶対わからないだろうが、僕のように日本の底辺にいて夜の街を徘徊している人間にとってはこの法律が今、ブロージョブのようにジワジワと効いてきているのを肌で感じる。のん兵衛が消えていっているのだ。日本の経済を支えているのは実は底辺にいてムダ金を使っている国民である。日本の景気はますます悪くなるぞ。 

 「真の外道とは全ての物事の価値観をバンコクの女の子の値段に収束させた人間である。(「真説外道語録」より)」ということで広大な外道王国でも僕の住む地方では「ナタリー」という通貨単位を使っている。1ナタリーの為替レートは5,000円。「コージー」という通貨を使っている地方もあるがほぼ同レート。「レインボー」はレートの変動に幅があるので通貨として適当ではない。

 「今回の宿はエメラルドに決めた。」「あそこは1ナタリーもするじゃないか。隣のパラゾだったら半ナタリーで済むぞ。」「いや今回はMP嬢を部屋に連れ込む予定だからバスタブ付きの部屋じゃないとあのサービスが受けられないんだ。」といった会話をあちこちで聞く。富豪外道から「シャンゼリゼ」を通貨単位とした方がわかりやすい、という申し出があった。それでは1シャンゼリゼ=2ナタリーというレートでいかがだろうか。

 「30万円?へっ、僕には関係ないや。」と思っていてもいざ自国レートに換算してみて驚愕する。そして「政府が悪い、警察が悪い。」と叫び出す。これが正しい外道である。だって60ナタリーだぞ!一体日本の価値基準はどうなってしまったんだ。一気に使えば61Pが出来ちゃうじゃないか。問題はあの部屋に61人が入り切るか否かということだけだ。それならば、それならば、酒気帯びはやめよう。

 ということで今回は警視庁の感謝状狙いの内容でした。



3Pにおける人間関係
 バンコクのMPの醍醐味というと色々あるだろうが3Pこそが究極であるという意見に異論の余地はないであろう。吉原でも出来ないことはないが値段が高すぎる。それが1万円程度で出来てしまうのだからバンコクはこの世の楽園であることに間違いはない。「天使の都」とはよくぞ言ったものだ。
 さて外道A君は「今回こそ3P貫徹」の決死の覚悟のもと、某MPに突入した。A君、これから展開されるであろう極楽絵図に 心はウツロ、すでに勃起状態。「1人目は容姿で選ぶとして、もう1人は、うーん、やっぱり乳かな。」などと雛壇に視線をフラフラと向ける。そしてコンシアに「26番と77番。」

 人間が集まる所に必ず派閥ができる。MPとて例外ではない。仲の悪いのもいれば一匹狼もいる。おそらくA君は2人の女の子とただ順番に行為をしただけでMPを後にしたであろう。これは邪道3Pである、A君のプロジェクトは失敗した。

 どんなプロジェクトでも大切なのは適切な人選と周到な計画である。A君は3Pプロジェクトに対等な関係の部下2人を選択してしまった。これでは命令系統が統一できない。片方がフェラしている時にもう片方はマッサージなどというとんでもないことになってしまう。正しい3Pとは2人の女性のパートナーシップ及びコンビネーション、それによる合体技を堪能することである。感じすぎた彼女等同士がディープキスでも始めてくれたらあなたのプロジェクトは大成功、ボーナスアップ、社長賞確実。僕は、、、まだ未熟者です。

 命令系統を統一させるにはまずあなたは1人だけ(例えばニンちゃん)を指名する。そしてもう1人はニンちゃんに選ばせるだ(例えばマイちゃん)。こうすればニンちゃんは自分と最も息の合ったパートナーを選ぶだろうし、ニンちゃんのプライドをくすぐってあげられる。ニンちゃんのあなたに対するポイントもアップ。こうしてメインキャラ、サブキャラをはっきりさせ命令系統を一本化することが「適切な人選」である。

 これはいつも僕を悩ませるのだが、こうして2人を選んでもいつも1回目の放出の相手はニンちゃんがするのだ。これはタイ人の気質だろうか?僕は寿司はまず卵を食べ、トロを最後に持ってくる性格なので順番が逆なのだ。かといってニンちゃんが最終攻撃態勢に入った時、「ちょっと待って、最初はマイちゃん。」といってはシラけてしまう。ここで「周到な計画」である。最初に2人に3Pプロジェクトの計画をはっきりさせておく。「最初の放出はマイちゃん。ダブルマッサージを挟んで2ラウンドはニンちゃん。」と。これですべて完了。さあ夢の中へ旅立ってください。

 3Pは素晴らしい。MPに通いなれた僕でも、MPの個室という特殊空間に素っ裸の女性が2人同時に存在するという異常現象、これを考えただけで何故か青春の甘酸っぱさが胸に込み上げてくる。姉妹3Pは経験済みなので僕が今目指す究極は双子3P。広いバンコクである。どこかにきっと双子MP嬢はいるはずだ。誰か知らないですか?いやいや僕は外道を極めようとする者、他人に助けを求めてはいけない。今度訪泰したらあちこちのMPへ行ってコンシアに聞きまくろう。えーと、TWINはタイ語で何だっけ?、、、、さあ、勉強、勉強。



MP嬢のナンバーにまつわる噂
 ラッキー7とか八は末広がりとか、どこの国にも運のいい数字というものがある。タイは何といっても「9」だ。そしてもう1つタイ人はトンの数字、つまりゾロ目を好む。MPなどでもコンシアに例えば55番を指名するなら「ハーシィップ ハー」ではなく「トン ハー」と言うのが通な言い方。コンシアに「おぬし、日本人のくせになかなかやるではないか。」と思わせチップ要求を跳ね除けるのが外道的遊び方である。

 これはあるMP嬢から聞いた話であるが、店の経営者が自分の気に入った女の子にこのゾロ目ナンバーをつけるというのだ。言われてみれば3年程前、ナタリーのスーパースターは222と333番だった。222番は2度程指名し、ホテルまで連れ込んだ。極上の女であったが、男がいた。また別の子の話によるとタイ人はゲンを担ぐのが好きだ。指名された女の子の席に座るとすぐに指名される、などというゲンを担いでいる。当然自分のナンバーにもゾロ目を欲しがる。スカウトされた女の子もその条件のひとつにこれを要求するという。つまりゾロ目はいい女が多いのではないか?

 これを前提にもう一度「外道の細道」のMP情報を見てみよう。うーん、どうだろう。それなりの信憑性はありそうだが。「だから何なんだ。」と言われれば「ごめんなさい。」としか言いようがない。しかし我々の殆どはない金と時間に何とか都合をつけ、カミさんにうそをついて、そこまでしてバンコク詣を続けている。濃密な時間である。そしてMPの雛壇の前というのは世界一楽しい場所だ。こういう時間と場所の中でこんなちっぽけな事にもこだわって時を過ごすのが外道の外道たる所以ではなかろうか。それに迷った時の女選びに役立つかも知れないでしょ。

 これをきっかけに当HP上で「ゾロ目伝説」が流行したら、、、ちょっとうれしい。



最後の挨拶
 タイは日本からは想像もつかない程の階級社会である。百姓は百姓同士、金持ちは金持ち同士、そして華僑は勿論華僑同士でしか通常は結婚が出来ない。だから百姓の娘は結局水呑み百姓としての人生を送るしかないのだが、この連鎖から抜け出る唯一の方法、それがプリティーウーマンなのだ。バンコクへ出て体を売りながら自分と結婚してくれる外国人の男を見つける、外国人との間には階級は存在しない。タイの田舎ではまだ月収が3,000バーツ程度だが例えば日本人と結婚し日本へ来れば、外食産業で時給の低い皿洗いのバイトしたって月に15万は稼げる。これは換算すれば50,000バーツ、タイの高級官僚並の給料である。子供が生まれても我が子は既に百姓という階級ではない。風俗店とは百姓の娘が自分の人生を賭けた成り上がりの場所でもある。(実際にこうして外国人と結婚した風俗嬢は星の数ほどいる。)

 タイの百姓の暮らしも昔に比べれば大分良くなってきた。しかしこれは学校へも行けない子供はいなくなった、という程度のもので我々日本人の眼から見て住むに耐える家、すなわち床がタイル張りで夫婦の寝室と子供部屋(コージーじゃないよ!)が別に有り、居間とシャワーとトイレがついた(通常、百姓は屋外で炊事する)家となると土地はあったにしても建築費用に最低30万バーツはかかる。この負担はタイの百姓にはまだ無理だ。逆にこういう家に住んでいる百姓は必ず娘の誰かが体を売っているか又は風俗で知り合った外国人と結婚しているか金持ちのミヤノイかである、当然風俗絡みだ。いずれにせよ百姓にとって風俗とはまともな家を建てたいとか耕運機や車が欲しいとか、妹弟を大学にやりたいとか、いっぱしの金を得るための最後の虎の子なのだ。

 タイと日本の農業の大きな違いは、日本の農業は国の補助金(我々の税金)によって成り立っている。だから裕福は暮らしができる。これは表向きには食料自給率維持のためということになっているが、何のことはない、選挙の票獲得のためである。(ちなみに食料自給率とは本当に国家の安全保障を脅かすものなのか?シンガポールは食料自給率ゼロでも立派に国家として成り立っている。)これに対してタイでは農作物こそが外貨獲得のための唯一とも言っていい生産物である。つまり国民の大多数を占める百姓の労働を搾取することにより国家の財政が成り立っている。この制度が続く限り、農民の娘はバンコクへ体を売りに行くこととなる。

 詳しくは「外道事件簿2003」を参照して欲しいのだが、タクシンの子分であるプラチャー内務副大臣が風俗店に宣戦布告した。しかも今度は本気のようで「社会秩序確立チーム」なる組織まで結成したらしい。そして彼は我々外道に「質の低い観光客」というありがたいチューレンを下さった。それならば質の低い観光客として言わせていただくがタイの「社会」の「秩序」を「確立」するための方法は唯一つ、農民が普通に働いてさえいれば普通の家に住み、車が買えて、子供を普通に学校へ通わすことのできる制度を確立することなんじゃないの?この真説外道語録を読みなさい。「社会制度の完備された国じゃ女を買ってもちーとも面白くない。」社会的インフラを推し進めればパッポンもナナも自然消滅するのですよ。タイ国家にしてもタクシンにしてもそんなことできるワケないだろうけど。

 このタクシンという奴、農民にはなかなか人気がある。農民への健康保険制度や農民に有利な銀行の融資制度を作り上げたのも彼だ。今までは病気になっても金がなくて病院のもかかれなかった百姓が30バーツさえ払えば病院に行けるようになった。しかしこうして厚生族となれば医療界からの計り知れないキックバックがあることも忘れてはならない。そういえば日本にも国民には抵抗勢力に立ち向かうカッコいい政治家を気取りながら影では我々の虎の子である年金や雇用保険をコソコソと削っている奴がいたな。タクシンちゃん、君に質の低い観光客を代表してチューレンを授けよう、「タイの小泉」。タクシンは本気でバンコクの風俗を撲滅させようとしているのだろうか?国民の人気を維持するためデービス事件の禊のつもりでやっているか、あるいは10月のAPECまではとりあえず体裁を取り繕っておこう、という期間限定なんじゃないの?そうだとしたら正しく小泉だな、お前は。

 古代より売りたい奴(百姓の娘)と買いたい奴(外道)さえいれば必ず「商売」は成立した。これからもバンコクの売春はなくならないだろう。警察の動きを見てみるとどうも風呂屋とゴーゴーバーが今回のターゲットのようでとりあえずタニヤはセーフのようだ。しかしながら風俗屋さんもこれからは新しい風俗店の形態を考え出さねばならないだろう。置屋も復活してくるかな?でもそうしたらここ十数年、健全な発展を遂げてきたタイの風俗が逆戻りしてしまう。以前のタイ風俗というのはエージェントなる人物(これは風俗店とイコールの場合もある。)が女の子の売上げをほとんど奪ってしまうという正に人身売買であった。今でも外国人娼婦等にはこの制度が残ってはいるが、タイ人の風俗志願者がお風呂屋等に面接に行けば、売上は山分けでもそれなりの収入を得ることが出来る。タイという国は安いけどヤバい後進国と高いだけでつまらない先進国の丁度中間にある。我々が求めるタイ国とは女の子は売りたい時に自由に、エージェントの介在なしに、体を売ることができ正当な報酬を得ることのできる、外道は身の危険を感じることなく安心して好きな女を買うことが出来、彼女等に対して経済的に貢献出来るというタイ国である。 


あとがき
 一年近く続けさせていただいた「外道を生きる」も「社会秩序確立チーム」誕生を記念して終了させていただきます。もうほとほとネタが尽きたのですよ。励ましのお便りも「メーコック」には多数、「タイ人クラブの20年史」には1通、「外道を生きる」にはゼロでした。トホホホホ。しかし気を取り直してまたまたすぐに別の企画で連載をやりたいと思います。恋愛小説でNeguroさんに挑戦してみようかな?それと煩悩の夕暮れ8月14日号に載った奥道さんの「外道のサイン」、大賛成です。僕も次から必ずやります。ただどうせやるなら胸に手を当てる時、親指を人差し指と中指の間に差し込んでオマンコマークを作ってから胸に当てたほうがより外道らしくてモアベターだと思うのですが、いかがでしょうか?ところで「質の低い観光客」(我々のことですよ)って紘さんも言ってたけど素晴らしい言葉ですよね。今年の外道流行語大賞間違いなしでしょう。でも観光目的だけでタイを何十回も訪れる観光客って本当にいるの?(2003年8月16日)

質の低い観光客の呟き

BY:DR.フェラあり

目次

•最終回  それでもやっぱりタイが好き (02/06/2006 )
•国際結婚ノススメ (12/21/2005 )
•外道的税制改革 (12/07/2005 )
•泰国自動車事情 (2005年09月20日 )
•外道の聖地ドッカムタイ (2005年7月22日 )
•誕生曜日 (2005年6月28日 )
•バックパッカーの悲劇 (2005年6月13日 )
•タイ女という奴は (2005年6月7日 )
•タイ人にもビザを (2005年3月2日 )
•外道の魂、百まで (2005年2月4日 )
•質の低い国士からの提言 (2005年1月15日 )
•外道賛歌 (2004年12月1日 )
•「タイ夜の歩き方バンコク編」正誤表 (2004年11月23日 )
•吉田メビサちゃん事件 (2004年10月7日 )
•ゴルフ馬鹿と風俗馬鹿 (2004年10月1日 )
•プージン、プーイン論争 (2004年9月3日 )
•ヌアVSイサーン (2004年7月22日 )
•言葉は文化 (2004年7月7日 )
•減反という愚作  (2004年7月5日 )
•成田空港の「何でだろう?」 (2004年6月9日 )
•国家と宗教 (2004年3月24日 )
•貧富の差 (2004年3月11日 )
•風俗嬢の本音と僕の本音 (2004年3月9日 )
•迫害の報酬 (2004年1月21日 )
•泰エロVCD考 (2004年1月8日 )
•介護保険 (2003年12月10日 )
•チェンマイ語入門(2003年11月17日 )


はじめに

 8月に「外道を生きる」を終えたとき、外道諸氏からたくさんのメールをいただきました。執筆中はほとんど反響がなく「無視されてるのかなあ、やっぱり煩悩ネタでないと外道の細道はだめなのかなあ。」とぼんやり考えていたのですが、このメールの山には感謝感激涙ポロポロ、中にはわざわざプリントアウトして仲間内で回し読みしているという最優秀外道の方も数名いらっしゃいました。豚もおだてりゃ木に登る。よし、また書くぞー、と意気揚々に紘さんに相談したら、「やりたきゃ勝手にやれば。」いつか殺してやる。いやいや、僕の観客は紘ではなく外道の皆さんなのだ、僕のロックンロールを紘がグッタリするまでぶちかますぞ。

 御存知の通り我々はプラチャー副大臣から「質の低い観光客」というありがたい名前をつけていただきました。多分、日本人のほとんども我々のことをこう思っているでしょう。しかし本当にそうでしょうか?例の中国での集団売春事件(集団買春事件ではない!)に対して、「同じ日本人として恥ずかしい。」としかコメント出来ないテレビのニュースキャスターやコメンテーター、本当にそうでしょうか?売春婦とは間違いなく社会の歪みそのものであります。その娘たちに素直に反応し、一緒に遊んでしまう我々こそが本来の人の道を歩いているのではないでしょうか? 

外道の細道
国際結婚ノススメ


 数千年前のイスラエル、収穫期には神殿の前に農民達が神に捧げる穀物を大八車に積んで行列を作っていた。神殿に捧げられたこれらの収穫物は当然、神官達が横流しをする。しかしわざわざ作物を運び出すのが面倒だと考えた神官は入り口に社務所をつくり、「お前ら平民が手をつけた穀物は汚れておる。そのままでは神に献上出来ぬ。ここで穀物をこのお札(おふだ)に交換して、このお札を神殿に捧げよ。」と。勿論、社務所の裏には作物を引き取りに来た商人が控えている。神官の仕事といえば神殿からお札を回収し新たな農民の作物と交換するのみ。

 このお札が現代社会において何を意味するか?聡明な外道諸氏ならもうおわかりでしょう、そう、紙幣です。さらにこのシステムを発展させたものが株券、商品先物、デリバティブ、、まだあるだろうけど僕は知らない。僕の青春時代にはこの神官と農民の関係が資本家と労働者として語られていた。これを今に置き換えるとさしずめ、自らは何も生み出さずに巨万の富を得ていい女を独り占めしているホ○エ、ム○カミ、ミキ○ニ、ソ○あたりが正しく現代の神官であろう。その結果、このシステムがよくわからない現代の農民である我々に回ってくるのはタイの安マンコのみである。

 日本には現在1.400兆の個人資産があり1,000兆の借金がある。そして借金は小泉の下で毎年80兆づつ増えている。これなら聡明でない紘さんにもわかることだが、わが国はあと5年で破綻する。そして破綻のツケは必ず現代の農民に回ってくる、いやもう既に手を変え品を変え回ってきている。この国に住み続けるということは借金で破綻した債務者の連帯保証人としての責任を果たし続けなければならないということである。そこで他人の借金を背負わないためにも無い知恵を絞って考えた結論は「海外逃亡」だ。そしてふと気がついた、僕のかあちゃんはタイ人だ、ラッキー。しかもここ十数年、夜な夜な僕の財布から金を抜き取り、タイに田んぼをたくさん買っておいてくれた。愛人の存在がバレない限り、僕の老後はとりあえず安泰である。

 幸いにも未だチョンガーで日本に大した不動産もない外道諸君、悪いことは言わないから老後の安心のためにもタイ人女性との結婚をお勧めしたい。カネとは何か?僕にはどうしても紙幣とか株券とかいう紙切れだとは思えない。無い知恵を絞って考えた結論はカネとはコメである。そしてコメといえばタイである。21世紀に値崩れの心配ない商品といえば食料以外にあり得ない。紘さんを見習ってまずは日本人というブランドで資産家の娘を狙い、それでダメなら淫売の中からドケチだが性質(タチ)の悪くない相手を選ぶ、そしてまだまだ安いタイの田舎の田んぼをなるべくたくさんカミさん名義で手に入れておく(タイでは外人は不動産や車を所得できない)。カミさんに裏切られたら終わりだが、日本に住み続けるよりはずっと生き残れる確率は高い。

 自分の給料だけでは心許無い場合はカミさんを日本に連れてくる、そして現在はタイよりずっと給料の高い日本で働かせる。こうしてタイに田んぼを貯めておいて、いよいよ日本が破綻となったら手に手を取ってタイへ逃げ出せばよい。タイは日本と違ってこれからも経済発展を続けるだろうから将来は農業人口が不足するかもしれない、それでも田んぼさえあればタイの周りにはカンボジア、ラオス、ビルマ人という万年百姓が溢れているのだからこいつ等を小作人に使えばよい。そして夜は数百万円あれば充分に建てられる御殿の中でテレビで日本の惨状でも見ながら優越感に浸ればいいのだ。

 この計画で一番大事なのはカミさん選びです。生涯の資産を相手に委ねることになるのだから僕のように行き当たりばったりではなく慎重に性格を見抜くこと、今ならまだ日本人から結婚を迫られて拒絶するようなタイ人はまずいませんよ。ネッ、もしあなたが金も美貌もない単なる貧乏人だと思ってもあなたにはまだ今なら世界一の資産である日本の戸籍謄本があるのです。でもこれも賞味期限が迫っているから使いたい人はお早めに。



外道的税制改革
 小泉の大勝(マスコミのバカヤロウ!)により増税は避けて通れない規定路線となった。税制改正に伴いいつも論議されるのは税の不公平である。例えばヤクザやソープのネエちゃんは高収入であるにもかかわらず払っていない。小規模店舗の商店主でも払っている奴はまずいない。サラリーマンはガラス張りであるが独身で不動産持ちでなければ住所を転々として住民税を逃れている奴もいる。最もまじめに納税しているのは公務員だけだろう。しかし公務員に対しては税金以外の面でさまざまな民間との不公平が指摘されている。ではどうすれば公平な税制が実現するのだろうか?そのためには税金に対する基本的概念を根本から変えなければ不可能である。

 今までは、「金を儲けた奴から取る。」というのが税金の概念であった。これを、「金を使った奴から取る。」という概念に変えてしまうのである。何も難しいことではない、ヨーロッパではほぼこの体制になりつつある。維新以来、日本は「脱亜入欧」のスローガンの下に近代化を進めて来たが、これからの日本に必要なのは「脱米入欧」、「脱米入亜」である。要するに税をたとえ30%でも40%でもいいから消費税に一元化してしまうのである。勿論、弱者に対しては行政が責任を持って集めた税金を還元しなければならない。なにも無理して小さな政府を目指す必要はないのだ。

 こうすれば国の税収は国民の経済状態に依存することとなり、政治家や役人も必死で働かなければならなくなるし国民にとって不利な法律は全て廃止せざるを得なくなる。国民にとっても働きそして消費しないことが国の存亡につながるのであるからニートもなくなるだろうし無駄な貯蓄もしなくなるだろう、そうすれば金の流れのも大分よくなる。そしたら面倒くさいから年金も健康保険や介護保険料も、さらにはNHKや水道、ガス、電気の基本料金部分までもこれに一元化しちゃえばよい、何よりも公平である。

 竹下により3%の消費税が導入された時、金持ちはほくそえんだはずである、何せ高級車や宝飾品の税金はドカンと下がったからだ。それに対してタイでは今でもベンツが数千万する。どちらが公平だろうか?「ベンツ転がすような奴からはいくら税金を取ってもかまわない。」これが庶民の正直な意見ではないだろうか?よって高級品、贅沢品の消費税はタイ並みの200%、300%に設定する。そのかわり所得税、住民税は一切なし、一見は金持ち優遇に見えるかもしれないが細かく計算すれば今の税制と大して変わらないはずである。何よりも金を使うことが社会貢献になるのだから金持ちも気持ちよく、無駄金を使うようになるだろう。「○○地方の震災復旧に貢献するため、私はベンツを10台買いました。」っていいと思いません?

 さらにこの税制は我々外道にとっても願ってもないことである。我々の行動パターンというのは日本ではあくせく働きながらも仙人のような生活をし、貯金に励む、そしてタイへのり込んで淫売相手に湯水のごとく金を使う。これだと我々に税金はほとんどかからないでしょ。そうすれば外道人口の大幅な増加も期待できるので紘さんも儲かるだろうし、タイ政府にしてもわざわざ日本の役人に頭を下げてODA資金を貰わなくても、日本人のスケベがタイのオマンコの前で土下座して金をばらまいてくれるのだから国家としてのプライドを保てるでしょ。我々への呼称も「質の低い観光客」から、「愛と平和のODA大使」に変わるかも知れない。




泰国自動車事情
 またまた日泰FTA交渉が決裂した。輸入自動車への関税が障害になっているようだ。タイ人が買いたい輸入車と言えば日本車に決まっているので、これは正しく日泰問題である。「国内の自動車産業を守りたい。」というのがタイ政府の意向だろうが、ここがタイ人のバカさかげん、タイの自動車産業って言ったってそのほとんどが日本企業なんですからーーー。残念、、斬り。

 それにしても日本からの輸入車はバカ高い。かつて日本に、「いつかはクラウン。」という言葉があったが、タイ人にとって純正の日本からの輸入車は高嶺の花である。タイの道路事情を考えると、「いつかはパジェロ。」というところかな?これが300万B、さらに上をゆくランドクルーザーは400万B、レクサス(セルシオ)に至ってはなんと800万Bである。スポーツカーもバカ高い、マツダロードスターが200万B、ホンダS2000は日本で398万円、タイでも398万Bという冗談のような値付けである。これじゃ一般のタイ人には手が出ないよな、日本との価格差が全て関税と考えればよい。

 タイで一般的な車と言えば何と言ってもピックアップトラックである。これは現地生産なのでベース車としては40万B位からある。これならば日本と比べても高くないし、タイ人でも何とか手の届く車でしょう。そこで現地で考えついたのがこのピックアップのシャシを使ったニセパジェロである。まずトヨタがハイラックスをベースにスポーツライダーという車を作った。3列シートで4WDで見てくれはちょっと背の低いパジェロというか、ちょっと長いハイラックスサーフなのだが乗ってみれば何のことはない、要するにトラックであった。よって頭の良いトヨタは生産中止とした。イスズや三菱は今でも作っている。値段はどれも100万B前後。

 タイでこんなバカな車に乗らないためにも関税撤廃は是非必要なのだが、では日本も日泰FTAを遅らせても良いかというとそういう問題でもない、憎き中国が登場する。中国は今タイ政府に日本の常任理事国入りに反対するよう迫っている。タイ政府も日本との関係から態度を保留しているが、泰中FTAは既に締結済みなので日本もモタモタしていると外交的マイナスになる。ちなみに中国はカンボジア、ラオス、ミャンマーに対して日本からODAでせしめた金をバラ撒き、日本の常任理事国入りに反対を表明させている。別に日本が理事国入りしようがしまいが僕には関係ないが、即刻日本はこれらの三国へのODAを中止すべきである。そうすればタイ人も喜ぶでしょう、なにせタイ人はこの三国人が大嫌いなのですから。

 また、タイの現地法人ではこの高い関税に対抗するため、セダンの国内生産も始めている。タイ人を教育して工場内で日本人並みの精密作業をさせるという、タイ人を良く知る人から見ればトンデモない発想なのだが、まずトヨタがこれをやってのけた。そしてソルーナという車が誕生した、要するに2世代前のカローラで日本車に比べるとフィニッシュは甘いが、アメ車よりはマシである。ホンダもこの手法でジャズを作った、いずれも50万B前後。タニヤの愛人に車をせびられている外道の皆さん、彼女等が欲しがるのはセダンですから買ってやるならソルーナにしましょう、カローラより30万B程度節約できますよ。

 現地生産のピックアップもここのところ随分出来が良くなった。10年前のタイトヨタ車を日本の社員が見たら、「こんなものにトヨタの名をつけるな~。」と発狂したと思うが、最新のもの、特にハイラックス・ヴィーゴは素晴らしい、4ドア車などはまるでセダンの乗り心地である、これならヨーロッパへ輸出しても立派に日本車として通用する(ところがカタログのドリンクホルダーの写真に日本のレモンサワーが置いてある、タイでは飲酒運転推奨ということか?)。ということで僕は絶対タイでパジェロは買わないのです。わかりましたね、紘さん。


外道の聖地ドッカムタイ
 「チェンマイ美人」という言葉がある。40代以上の外道諸氏なら御存知であろうが、かつてチェンマイ出身者がミス・ユニバースに選ばれたことから有名になった言葉である。しかしタイ人にとってはこの言葉の意味はどうも違うようだ。かつてはタイで淫売といえば北部出身というのが通り相場であった。小柄で色白でバカなところが売春宿の経営者や当時からの金持ちで淫売の主な購買者であったタイ華僑に受けたためであろう。「チェンマイ美人」とは「北部の淫売」という意味のようだ。その後パタヤが米兵の保養地となり、色黒を好む白人達によってその商品価値を見出されたイサーンや南部出身者も淫売に加わりタイは正しく世界一の淫売天国となった。

 そして北部では何と言ってもパヤオ県が最大の淫売供給地であった。パヤオは元々チェンライから分離独立した県でチェンライに輪をかけたド田舎で、しかも丘陵地が多く米作には向かないため米よりも効率の悪いトウモロコシ畑が多い。こんな場所では産業と言っても娘を売るくらいしかないのだろう。そんなパヤオの中でも淫売率が最も高いのがパヤオの中心部から東へ10Km程行ったところにあるドッカムタイ(DOK KHAM THAI)という田舎町である。かつてはこの町の娘は全て淫売だったと言っても過言ではない。いわば我々外道の聖地でもある。

 ここは辺境にもかかわらず淫売マネーで建てたであろうド田舎には似つかわしくない綺麗な家が立ち並び(但し有り金全てを建築費につぎ込むため室内に家具はほとんどない。近所どうしで家の豪華さを競い合っているのだ)、メインストリートには歩道橋まで架かっている。地方財政も豊かなのだろう。道行く人も美人(元美人を含む)揃いだ。今回はかつて僕が「メーコック」に書いた1980年代はスティサンの「ホームナンバー6」という巨大置屋にいた娼婦たちのその後の消息を尋ねてみた。

 置屋出身者ではバンコクに残った子と日本を始めとする海外へ出稼ぎに行った子が半々だった。バンコク組はエイズで死んだか、町に帰り地元の百姓と結婚して貧乏暮らしをしていた。中には人権団体に保護され、職業訓練を受けて地元に帰された、という子もいたが極貧生活を送っていた。逆に海外組は外国人と結婚したり外国人のパトロンをガッチリつかんでいて豪華な家に住み、数台の車を所有し裕福な生活を送っていた。ちなみに海外組とは当時の置屋の非道なシステムに気づき置屋を脱走し、バンコクではヤバいので海外に渡った子たち、バンコク組とは置屋に縛り続けられた子たち、簡単に言うとこういうことになる。

 「子」と書いたが彼女等も30代半ばになっていた。この年になっても貧乏で、しかも旦那が百姓だったら浮き上がるチャンスは自分の娘を淫売にするしかないだろう。逆に外国人を捕まえた女達はその資本を使ってこれからも益々裕福になっていくだろう。元々彼女等は全て、小学校卒業と同時に親の手によって、さもそれが当たり前のように、人身売買され淫売となり現在に至っている人達なのだ。それが人生のある時期のちょっとした判断の差により天と地に分かれていたのだ。人生なんてこんなものかも知れない。

 アムネスティだか何とか人権擁護団体だか知らないが、これらの連中は自分等の価値観でのみこの少女達の幸不幸を判断し、この売春システムに強制介入し、少女達を取り戻して地元に帰している。但し職業訓練とかさせて国に帰しても貧乏は終わらない。彼等はその後は知らんぷり、果たしてこれが少女達にとって本当に幸せなのだろうか?僕だったら置屋の少女達に、「早くこんな置屋脱走して日本へでもヨーロッパへでも行きなさい。そこで体を売りながら旦那なりパトロンなりを見つけるんだ。それがあんた等が這い上がれる唯一の方法だぞ。女は年を取るほど商品価値が下がるのだから今すぐ実行しなさい。」と教えてあげる。この方がよっぽど人道的だと思うのは僕だけだろうか?紘さんだったらもっと凄いことを言うだろう。

 ちなみに僕が「メビウスの輪」に登場させた神技のフェラ技ジーン(もう今なら実名出してもいいでしょう。139番、ジョイ)も例のMP賄賂事件で、外国人であるがゆえにナタリーの職を失い、買ったばかりのトヨタソルーナのローンを抱えて呆然としていた。しかし返ってそれでふんぎりがついたのだろうか、ナタリーへ客として足繁く通っていたシンガポール人と結婚した。彼女にしてからが10年前、雲南省から人身売買でメーサイに売られてきた身なのである。来月にはシンガポールから訪泰し、バンコクの友人に預けておいた車を自分で運転して故郷に届ける(そんなこと出来るの?)そうである。

 タイの経済や社会もここ数十年、随分と良くはなってきているし、農村部の経済状態も随分と改善された。しかしながら農民が一般市民と同じような生活をするにはまだまだ農産物の値段が安すぎる。僕がこんな百姓の娘たちに贈る言葉はこれしかない、「幸せになりたかったら体を売りなさい。でも性病にだけには気をつけてね。」



誕生曜日
 最近の朝のテレビは番外地のテレビ東京以外はどこも情報番組をやっている。しかし6時50分からと7時50分からの10分の時間帯はどこも判で押したようにかったるい時間帯となる。星占いなんぞを流しているのだ。その日の情報を得るためにテレビをつけているのにこんな科学的根拠の全くない戯言を流されて違和感を感じてしまうのは僕だけだろうか?生年月日によって人の運命が左右されるとしたら、例えば4月20日のドンムアン空港午後11時45分発のTG642の中で離陸直後に生まれてしまった日本人は牡羊座なのかそれとも牡牛座なのか、考えると夜も眠れない。

 星座占いと似たものに血液型と言うのもあるが、これの方がとりあえずの科学的根拠というものはある。なぜなら血液型とは究極的にはその個体を作っているタンパク質の型のことであり、ヒトの行動や思考を司る脳もこのタンパク質の集合体なのだから血液型による性格の違いというものも考えられなくはない。しかし、これで一発当てたのが能見とか言う人だったと思うが、どのような信頼性のある統計の方法によってどれくらいの数の標本を調べたのか、ということを考えるとこれだってインチキだろうし、「人の性格は血液型よりも生まれ育った環境の影響を受ける。」という説の方がよっぽど科学的である。おそらくこの人も「O型の血液は他の血液型の人にも輸血できるから気前のいい人だろう。」くらいの感覚で本を書き上げたのではないだろうか?

 両者ともインチキだとすると星座だと12もウソを考えるのが大変だし血液型だと4つしかないのでウソがバレやすい。そこでタイに目を向けると誕生曜日というものがある。日本人は「何曜日生まれ?」と聞かれて即座に答えられる人はいないだろうがタイ人なら誰でも知っている。そして週刊誌や新聞には日本の星占いの感覚で誕生曜日占いが載っているし、どっかの寺院にはその曜日を司る仏さまの像が並んでいて自分の誕生曜日に合わせた仏像にお参りしている。タイ風俗嬢と仲良く付き合いたいと思っている恋愛志向の外道諸氏は自分の誕生曜日くらいは調べておくべきである。

 星座や血液型を簡単に信じてしまうバカな日本人である。これを流行らせない手はないでしょ。こういうインチキが大好きな人というのを僕の交友関係から思い浮かべてみると、、、、紘さんしか思い浮かばない。ここは一発誕生曜日の本でも出版してみたらいかがですか?もし当てれば一生楽しい印税生活ですよ。

 本の書き方なんて簡単、タイでは誕生曜日に関する本はいくらでも出ているのだから2,3冊見繕ってごちゃ混ぜにして日本語に訳せばいいでしょう。ただし日本人受けを狙うなら相性診断は欠かせない、例えば月曜日生まれの男と金曜日生まれの女の相性は最高に良いとか。7つの曜日(実際には水曜日が朝と夜生まれの2つに分かれるので8つ)に男女2つの性で組合わせると64通りの相性診断をしなければならない。紘さん、何とかサイコロやトランプでも使ってでっち上げて欲しい。そうすればかなりの確立でブレイクすると思う。

 しかし僕自身はこんな非科学的なことに関わるのはまっぴら御免です。僕の外道にしたってちゃんとした科学的根拠に基づいているんだぞ。このことは今まで僕の文章につき合って下さった外道諸氏なら御存知ですよな。



バックパッカーの悲劇
 当HPに投稿させていただくようになってから2年以上になるが、その間にたくさんの外道諸氏からメールをいただき、その内の何人かとは飲み仲間となった。時々ウチへも遊びに来てくれるのだが、まさかカミさんに「外道友達。」と紹介するわけにもいかないので、「タイが大好きなバックパッカー。」ということにしてある。ちなみに紘さんは、「バックパッカーにタイ情報を提供するHPの主宰者」とカミさんには説明してある。しかし考えてみれば我々は、求むる所がタイ人オマンコと多少特殊ではありますが、言ってみればバックパッカーのはしくれみたいなものですよね。

 さて皆さん御存知のようにイラクで我々同様のバックパッカーのはしくれがザルカウイ師一派に拘束され、そして首をはねられた。小泉がつくづく運のいい奴だと思うのは丁度同じ日に新潟地震が起き、人々の関心がこの事件に集まることはなかった。そして今は日本人の記憶の中からも消え去ろうとしている、正に政府の思う壺。しかし誤解を恐れずに言わせて貰えばこの首切り事件は新潟地震とは比べ物にならない位の、日本の9・11と言っても過言でないような大事件だと思う。

 今まで日本人が海外で拉致されるのは身代金目当てか、訳のわからぬ北朝鮮かと言うのが通り相場であった。何せ平和憲法のもと、軍事力の行使さえ出来ない平和ボケ日本である。我々は常に国際紛争やテロの対岸にいた、その結果として外道なる人種も大量発生した。そう、外道とは平和の象徴なのです。その日本人が戦時における「敵国の人間」という理由で拘束され処刑されたのである。これは大大大問題だ。この瞬間から世界における日本人の立場が逆転してしまった。拘束されても身代金が役に立たない世界に突入してしまったのである。

 小泉失言その一、拉致が発覚した時点で「自衛隊は撤退させない。」と即座に言い切ってしまった、これは「K君、死んでくれ」と同意である。小泉の目が日本国民でなくアメリカに向けられているのがよくわかる。「そういえば12月が撤退期限だなあ。」で良かったのだ。かつて「人間一人の命は地球より重い。」と発言した同じ自民党からは随分と豹変したものだ。しかし我々にとってさらにヤバいのは失言その二、「日本政府から身代金の要求があったが応じなかった。」というザルカウイ一派の発言を、「身代金の申し出など一切していない。」と真っ向から否定してしまった。黙って無視してればいいのに。

 これでは相手に喧嘩を売っているようなものだ。もし僕がザルカウイ一派なら、「よし、じゃあもう1回日本人を拉致して今度は身代金の申し出の証拠テープを取りアルジャジーラで放送してやるぞ。」と当然考える。日本人、特に海外在住者をさらなる危険にさらしたようなものだ。即座に否定した理由はわかる、アメリカの敵に金を渡すことはアメリカに対する敵対行為になりブッシュの怒りを買うと考えたからだ。しかしそれならば政府が人質解放のために何をしたと言うのだ?身代金以外にないだろ。

 彼らに拘束されても殺されずに開放された例が一つだけあった。トルコである。丁度ブッシュが来訪したため国を挙げての反米デモとなり、それに気を良くした彼らが人質を解放したのである。しかし今の日本の若者にトルコを求めるのは無理だろう。そうなると我々五十代がもう一度ヘルメットと角材で武装して火炎瓶を持って国会議事堂を取り囲まねばならないが、腰痛が心配で。タイは既に兵力を撤退させているのでタイ人は安全だろうが、南部ではかつての自治区でアルカイダと結びついたタイモスリムが独立運動をしている。我々外道が彼らに拘束される可能性はゼロではない。

 そうなると我々が政府なんぞをあてにせず身を守る方法は、、これは以前にも書いたがビンラディンT-シャツを着てタイ国内をうろつくぐらいかなあ。パトナムに行けばまだ売ってると思うよ。まさか彼らもビンラディンを纏った人間の首ははねないだろう。間違っても外道T-シャツは着ないこと、拘束されて死体がネットで公開された時、胸に「死して屍拾う者なし。」これじゃあシャレにもならないよ。


タイ女という奴は
 日本在住のタイ人妻の実態に関しては以前にも書かせていただいた。要するに夫以外にも別の日本人や出稼ぎに来ているタイ男の「お友達」を作っては金をせしめたり遊び歩いたりしているのだ。僕は今までこういうことをしているのは日本に来たタイ女だけだと思っていた。ところが、、、である。昨年末、チェンライのノンブア村に帰省した時、たまたまドイツとシンガポールに嫁いでいた村の女達も帰省していたので酒を飲みながら話す機会があった。話を聞いてみると、何とタイ女は世界中の何処へ嫁いでも同じ事をしているらしい。

 みんな隠してはいるが国際結婚をするタイ女の前歴は99%淫売と言っても過言ではない。だって考えて見なさいよ、もともと貞操観念が強く外国語に関しては日本人以上にダメなタイ女が外国人相手にまともに結婚まで至るような恋愛が出来るわけないでしょ。だいたいからしてタイ女相手にまともな恋愛をするということ自体に非常な違和感がある。それなのにタイ女の国際結婚率は異常に高い。まあ普段はポルシェやジャガーやセルシオを駆っている男がレンタカー屋でカローラを借りているうちにそのコンパクト且つ高性能なボディに乗り慣れてしまい、いつのまにかマイカーになってしまっていた、というのがタイ女と結婚した男の現実なのではないだろうか?

 ただし浮気するタイ人妻を持った夫を観察してみると顕著な共通の特徴を見出すことが出来る。みんなタイやタイ人が好きではないのだ。妻が里帰りするにしても夫は付いて来ないか、付いて来てもバンコクかチェンライで言えばウィアンインかワンカムというホテル泊まりで、妻の実家には決して顔を出そうとはしない。こういった夫を持ったタイ女は必ず別に男をつくる。この日のドイツ人夫もバンコクのホテルに泊まり、妻だけを帰省させていた。日本でもタイ人妻を持った夫と話す機会がしばしばあるが結婚して10年以上経つのにタイへ行ったこともなければ妻の両親にも会ったことがない、というのがむしろ普通で僕のように年に何度もタイ詣でを繰り返す方がおかしいのだ。

 最近思うのだが、タイ人というのは死ぬまで「自己」というものを確立出来ない人種なのではないのだろうか?家族の一員としての自分は存在するのにそこから切り離された自分は存在しない。結婚しても夫が自分の家族と同化すれば自己確認が出来るのだが、そうでないと自分の存在を見失ってしまう。そうなると別の男と体を重ねるという「自分探し」の旅に出る。1月12日の煩夕に投稿を下さったヒカル氏はタイ人妻を称して「聞き分けの悪い幼稚園児」と表現されていたが、さすがわかっていらっしゃる。ということは幼稚園児に子育てを任せている我が家の将来には恐ろしいものがある。

 さらに言ってしまえば幼稚園児どころか相手の人格を認めてしまうと腹が立つことばかりなので犬や猫のようなペットのつもりで付き合うことが正しいタイ女との接し方なのではないだろか。また僕も今の愛人との付き合いも4年近くになるが風俗をやめた時にちゃんと愛人の実家まで行き、家族に挨拶をし、幾許かの金をタムブンしてきた。これがタイにおける正しい愛人の作り方であることも間違いない。



タイ人にもビザを
 僕は全く知らなかったのだが今年の3月から半年間、愛知万博というのがあるらしい。皆さん知ってた?そして日本はこの期間中、韓国人に対してはビザの免除を、中国人に対してはそれまで3市5省に限っていたビザの発給対象を中国全人民に広げるらしい。そうなれば街の浄化作戦で職場を失ったソウルの淫売が大挙して日本の韓国エステに殺到するだろうし、ここのところ急激な勢いで増えつつある中国人売春スナックにも採れたて新鮮ピチピチ女が大量入荷するだろう。いやあメデタシ、メデタシ。

 しかしながらこの事は我々外道にとってはうれしくもなんともない。そう、肝心のタイ人淫売に来てもらわないことには話にならない。ところが日本政府はタイ人に対してはこのような便宜を計る気配すらない。これって不公平なんじゃない?だってタイ人は潜水艦で日本の領海侵犯もしないし、日本の領土を自国の領土だとふざけたことも言わないし、日本の領海内の天然ガスを盗むこともしないし、李登輝さんにビザを出しても口挟まないし、一家四人強盗殺人事件も起こさない。

 それなのに国民一人あたりのGNPが中国の2倍以上あるタイ人に対してビザを発給しないというのはどういうことなんだ?実際に僕が身元保証人になってカミさんの妹のビザを申請してもおりたためしがない。姉が日本に住んでいたらたまには立ち寄りたいと思うのは兄弟として当然の心情だろ。タイ政府もこのようなタイ人をバカにした日本政府の態度にはキッチリと抗議をしてもらいたい。実はこれは在タイ日本大使館の元一等書記官から聞いた話なのだが、抗議ではないがタイ政府からの要望でわずかではあるがある一定の割合で旅行ビザ申請者にもビザを必ず発給するような取り決めになっている、とのことである。

 バンコクの淫売でも出来れば日本で働きたいと思っている女は相当数いる。そこで外道の皆さんに提案というかお願いがあるのだが、自分のオキニを是非、愛知万博に誘ってやって欲しい。そしてビザ申請書の身元保証人の欄に署名してあげて欲しい。これは僕が保証するがまかりまちがってビザがおりてその女が日本に不法滞在したとしても身元保証人に対するお咎めは一切ないのでご安心を。大事なのは多くのタイ人が愛知万博を理由に旅行ビザの申請をすることである。

 おそらく99%は却下されるだろう。しかしもし中国人にはバンバン発給しタイ人に対しては発給しなかったとしてその事実を明らかに出来れば、これは間違いなく国際問題になる。こうして騒ぎをドンドン広げていけばタイ人に閉ざされていた日本の扉も再び開くことになり、バンコク風俗嬢たちも心置きなく日本での淫売業に励むことができるだろう。これこそが我々外道のタイ国に対するODAである。そうなれば紘さんだってタイ娘を次々に騙して日本へ売り飛ばし、年金のない老後の糧とすることが出来るし、その売り飛ばされた女が日本人との間にドンドン子供を作れば、日本の最大の問題である少子化対策にもなる。正にいいことづくめではないか。

 ついでに言っておくと、先ごろの専門職ビザ発給の審査見直しで、フィリピンから要請のあった介護保険による看護士のビザは認可されたが、タイから要請のあったタイ料理や古式按摩の専門職ビザは却下された。怒れ、タイ人、あんたらは中国どころかフィリピンよりも下に見られているぞ。



外道の魂、百まで
 先のスマトラ沖地震の被害状況は外道諸氏も御存知の通りである。日本も含めた先進国でも多くの被害者が出た。しかし今までのこのような災害との相違点は被害者(行方不明と言ってももう一ヶ月以上だぞ)の氏名がほとんど明かされないことである。「被害者宅の空き巣予防のため。」なんぞという最もらしい理由をつけているが、被災地の一つが外道のメッカであることを考えれば、外道諸氏ならその理由はもうわかっていますよね。

 例えばの話ですよ。日本の公務員親子が被災したとします。その公務員は仕事のため家族でバンコクに滞在してたとします。そしてタニヤあたりで愛人をつくったとします。当然、愛人と不倫旅行に行きたくなります。でも妻には言い訳が出来ません。息子をダシにして、妻はバンコクに残して、愛人と3人でカオラックあたりに出かけてたとします。例えばの話ですよ。そしてあの津波で親子とも死んじゃったとします。これはイラクで死んだ奥野大使は実は米軍の誤射だった、というのと同じくらいのヨタ話ですよ。

 だとしたらこの人は外道として本望だろう。奥さんはこの状況では労災はおりないけど保険金が入るからまあいいか、可哀想なのはこの息子、死んでも死にきれないぞ。でもこれは作り話ですよ、だって外道尊師が盆夕の編集後記で「外道の被災者はいない。」とはっきり宣言しておられるのですから。我々の中にも外道のために周りの様々な人にウソをつかねばならない状況に陥っている人は多いと思う。僕だって愛人との密会のアリバイづくりに子供を利用したことも何度もある。もしもその時に事故にあったら、、、、、しかしそれくらいの覚悟がなければ外道はできない、「死して屍拾う者なし」これが外道なのである。

 では何故我々はウソをつかねばならないのか?それは「妻が怒る。」「世間体のため。」まあこんなもんだろう。だとしたら教育が悪い、前にも書いたが雄とは元々死ぬまで不特定多数の雌に対して精子をバラ撒くことを運命づけられている。今は花粉症の季節なのだから小学校から杉花粉でも例にとって、「雄はこのように花粉をいっぱい撒き散らすでしょ。これが雄の宿命なんですよ。宇宙の真理なんですよ。」とキチンと教えるべきである。そうすれば外道は道徳的良事として世間一般に認められることとなる。そうなれば我々も正々堂々と胸を張って外道が出来る。

 ロリコンで悩んでいる人だってトンデモナイ、初潮直後の雌をはらませようという本能は言ってみれば世代交代の促進である。種を環境に適応させるために非常に重要な行為である。地球環境が激変する現代においてはロリコンこそが人類の救世主なのである。でも実行に移すと刑務所行きですよ。



質の低い国士からの提言
 僕の文章をこまめに読んで下さっている外道諸氏なら御存知だと思いますが僕のカミさんはタイ人です。別に深い考えがあったわけではなく成り行きでこうなってしまったのですが、今になって考えてみるとラッキーだったと思う。「ラッキーだった」と言ってもカミさんが良妻であったという意味では決して、絶対に、天命に誓って、ない。他の日本人にはないもう一つの選択肢を得た、という意味である。現在の日本を憂い、何とかしたいと思っても我々に出来ることと言えばせいぜい選挙で野党か与党かを選ぶくらいでしょ。官僚に至っては我々にはアンタッチャブル。しかし今の僕には「日本を捨てる。」という道も選ぶことが出来る。これは結構、、、でかい。

 日本を捨てる決意が出来れば次に考えることは当然、今まで日本国に支払っていた金を如何にしてバンコク銀行への貯金に回すかである。まずは某国営放送局の受信料は支払わない。これだけで年間5ナタリーになる。ここの受信料徴収員とMPのコンシアとどちらが手ごわい相手であるかを考えればこんなことは外道にとっては容易いことである。次に税金、マイカーを持つことは厳禁である、ガソリンも含めて税金の塊だ。そして(僕にはまだ出来ないが)同様の理由で酒とタバコもやめよう。

 次に地方税、基本は不動産など絶対に持たないこと。国税はヤバいが地方税はチョロいものである。定期的にアパートを移動し住民票をあちこちに移動させていれば地方税逃れは可能である。不動産さえなければこれが出来るし会社員でなければ年金からも逃れることが出来る。国民健康保険も若い人の保険料で年寄りの赤字穴埋めをしているのが実態である。いつでも加入出来るのだから若いうちは入らず、健康が気になる40代になってから加入するのが統計的にも賢いやり方である。

もしあなたが公務員であるならばこういったことは不可能でしょう。だとしたらなるべく国家に損害を与える生き方、つまり自分自身に得な生き方を選ぶべきである。それは間違っても出世しようなどとは考えないこと、必要最小限の時間だけ職場に顔を出し、残業や必要以上の仕事は一切せず、余った時間は自分のために使う。民間企業と違ってこれでクビになることは一切ないし、こうして心と体の健康を保つことがその後の楽しいタイの生活につながる。どうせ日本を捨てるのだったら無理して出世して中途半端な天下り先など探す必要もないのだ。そうやってても現役時代の給料は大して変わらない。 

 御存知の通り日本は有色民族国家としては唯一の先進国となった。その理由は明治維新や大東亜戦争の敗北をも乗り越える人材が多数存在したからに他ならない。しかし今の日本にも将来の日本にもそんな人材は見当たらない。今は何とかヨタヨタ歩きをしているが今度つまづいたらそれこそ一貫の終わりである。そして今の日本というのはまるでヤクザ社会そのもので、一部のキャリア官僚という親分の横に舎弟という政治家がいて、公務員という子分を従がえて民間人と呼ばれる我々からカツ上げしているようなものである。このカツ上げから逃れようとすれば、、、紘さんのような生き方をするしかない。

 こんな日本になってしまった原因は正に日本の戦後教育の賜物であろう。アメリカにとって建国以来の最大の脅威は神風特攻隊であったことは間違いない。9・11を目にして「まるで神風特攻隊だ。」と思わず口走ったアメリカ高官に対し、すかさず「いや、むしろ広島原爆だ。」と言い返した石原東京都知事、あんたはエラい。天皇と国土のために命をも捨てる、という集団主義の日本人の脳味噌を徹底的に洗脳し軟弱化させ未来永劫、アメリカに逆らうことのない個人主義民族に変えることこそがこの教育の目的であったはずだ。その目的は見事達成された、だからいつも僕は思うのだ。日教組の裏にいるのは共産党ではなくアメリカなんじゃないのかと。

 僕は近い将来、間違いなく日本を捨てる。できればたくさんの日本人が日本を見捨てて欲しい。もっと言えばかつてのユダヤのように一旦国家自体が消滅し、民族は流浪の民となり、数百年、数千年後に再びこの日本列島に終結する、これくらいのことをしなければ戦後の麻薬を吸ってしまった我々が再びかつての日本を構築することなど不可能なのではないだろうか?こんなことは何も考えずに、将来の目算も何もなしに、いの一番に日本を見捨ててしまった紘さん、やはりこの人は僕の尊師だな。



外道賛歌
 先日、NHKBSでポール・マッカートニーの2003年の赤の広場でのライブを放映していた。僕としてはくだらない解説なんぞは一切カットして純粋なライブ映像だけを流して欲しかったのだが、そこはNHK、この映像のテーマは何と「ソビエト連邦崩壊とビートルズ」。ポールがプーチンと会談する場面では、「君も若い頃はビートルズを聴いて育ったのか?」とか、「地雷の永久放棄条約にサインしなさい。」とか、超大国のトップにこんなこと平気で言える民間人というのは世界で一人しかいない。凄い。

 ロシアの音楽家や文化人が登場して、当時はレコードなど持ち込めなかったかったためレントゲンフィルムに音源を焼き付け、密かにビートルズを聞いていた話や、共産主義ガチガチだったソビエトの若者に自由の素晴らしさを教えたのはアメリカではなくビートルズだった、この風潮がソビエト崩壊へと繋がった、という当事者ならではのコメント。映像は会場へのプーチンの登場を合図に始まるあの名曲イエスタデイ、しかし観客が最も熱狂したのはこの曲ではなく最後に歌われたバック・イン・ザ・USSR。この曲は今考えてみると、もう35年以上前にビートルズからソビエトの若者へと発せられた自由解放へのメッセージだったのだ。凄い。

 今の若い人は知らないだろうが僕が小学校の頃は日本ではビートルズは社会悪そのものである、という捉え方をされていた。汚らしい髪、騒々しいだけの音楽とは言えない雑音、1966年の日本公演時にも学校から各家庭に子供を公演に行かせないよう通達が出た。要するにビートルズを聴く奴は不良だったのだ。しかしビートルズの音楽の陶酔感を知ってしまった僕は親の叱咤も無視して聞き続けた。少年時代のことである、僕の人格のほとんどはビートルズの影響下で形成された。結果、親が意図したのとは全く異なる人生を歩むことになる。ちなみに僕の英語力は学校の勉強ではなく、ビートルズの全ての歌詞を丸暗記したことに由来する。

 社会に出た僕の前に最初に立ちはだかったのはジャパゆきフィリピーナだった。学生時代はナンパとか格安ソープで用を足していたのだが、「たまには外人女とヤッてみたい」という日本男児として当然の欲求からピンパブ通いをした。オキニを何とかクドき落としてホテルに連れ込み成功。この時のセックスは今までに経験したことのないまるで別世界の出来事だった。「こんな陶酔感、初めてだな。いや、待てよ、前にもあったような、そっ、そうだ、ビートルズを初めて聴いたときのアレだ!」実はこの時、僕には日本人の婚約者がいたのだが、この陶酔を知ってしまった時から日本人とはセックスできなくなってしまった。

 その後、狂ったように韓国、台湾、イタリー、コロンビア、イギリス人と次々と外人女を追い求め、遂にフィリピン以上の陶酔感に浸れる女にたどりついた。それがタイ人だった。僕にとっては正に第二のビートルズ、僕の少年時代のビートルズが不良の象徴であったのと同様、イイ年こいたオヤジがタイ娘の尻ばかり追い回しているのは確かに世間に胸を張れる行為ではないし、はっきり言って変態であることは僕も自覚している。しかし、タイ人のカミさんにはいいかげん愛想をつかしてはいるが、ビートルズとタイ娘が僕に与えてくれる陶酔感は僕にとってかけがえのないものなのだ。

 我々が何故、生活共同体としての社会を営んでいけるのか?その理由の一つとして我々は物事の判断や選択基準を自分自身ではなく他者の尺度に委ねてしまっている。だからこそ共同体としての共通性を見出せるのである。しかしながら僕自身、今までの50年近い人生を振り返ると他者の尺度ではなく自分自身の尺度によってのみ選択したものが二つある。ひとつはビートルズ、そしてもうひとつが外道なのだ。

 僕は以前、「外道とは物事の全ての価値観をタイ女への挿入に集束できる人間である。」という意味の事を書いた。今でもこの思いは変わっていない。「何故ビートルズか?」と問われればそれはソビエト連邦の崩壊により一つの答えが出たと思う。しかし、「何故タイ女か?」と問われても答えはわからない。只ひとつ言えることは「マイペンライ」。こんなことを言うとまた紘さんに突っ込まれそうだが、僕はこの言葉は仏教思想に基づくものであり、「全ては無常である。」という意味であると解釈している。このいいかげんさと紙一重のおおらかな包容力に身を委ねる陶酔感、これこそが我々を外道に向かわせているのではないだろうか?

 これからも外道の細道に投稿を続けながら、この答えを見つけてゆきたい。皆さんもよろしければつきあって下さい。


「タイ夜の歩き方バンコク編」正誤表
 1999年にデータハウス社から「タイ夜の歩き方」という風俗本が出ていたが、今年に入って改訂版として「タイ夜の歩き方バンコク編」というのが出版された。外道の皆さんの中にも買った人がいるのではないかと思います。ただ前著でも感じたのだがこの本の著者達は一体何考えてるの?パッポンとかギャラクシーとか僕の興味範囲外の箇所は読んでいないのだが、それでもかなりの基本的事実の誤りが発見された。本を持っている人はまず赤ペンで訂正して下さい。

P53  コンソーシア              善良な外道やタイ風俗嬢はコンシア又はコンチアという言い方をする。
P54  プレッソ                パラッゾの間違い。なおこのホテルはビジネスホテルで風俗施設はない。
P57  1ドル39バーツ           今どき日本からタイへ行くのに米ドルを持ち込むバカはいない。
P60  カーム                 カーウ(白)の間違い。ダム(黒)カーム(白)って自分のバカをさらけ出してる以外の何物でもない。
P62  中国人と思われるコンシア      タイ華僑のことくらい勉強しておけ。 
P68  ノーチャカチー            タイ人がこんな言葉使うわけない!じゃあノーペンライって言うか?ノーダイって言うか? 
P96  店外デート料を払って彼と暮らす  だったら最初から店休ませろ。
P97  連れ出し料は700B前後     MPの連れ出し料は入浴料の2,3回分。パッポンのペイバーと一緒にするな。
P131 注の11               タイ人の本名は長過ぎる?本名とあだ名に脈絡はない?僕の義妹は本名ワンナー、チューレンはナー 
P205 バートゥサラップ           バートゥラサップ(電話番号)の間違い。同じ言葉を2度続けているので誤植はない。
P207 タンクン                カンクーンの間違い。前版でも同じ間違いをしていた。

 探せばまだいくらでもあるが、ツッコミが本題ではないのでこれくらいにしておく。不幸にもこのいいかげんな本を買ってしまった人はせめて間違い探しゲームを楽しんで下さい。また本書では風俗情報サイトとして「バンコクMPへようこそ」を紹介している。ン?「外道の細道」を知らないワケないだろ。まああちらのサイトもいいサイトで僕も時々覗いては参考にさせて貰ってはいるが、当サイトをさしおいてというほどのものではない。理由は推測できる。マッケイガン師の「お風呂屋黙示録」だけでも本書の内容を軽く越えてしまっているのだ。その上に、紘さんの解説や士族のとんでもない量の投稿が加わっていて、タダ、向こうは定価1,300円。この本を買ってしまった読者が外道の細道を知ったら怒るぞ。だからバンコクMPくらいが丁度良いのだろう。

 いくら質の低い観光客向けの低俗本だと言っても値段をつけて世に出す以上、生半可な知識でいいかげんなことを書くな。初訪泰の時、ケップ・ムー氏は本書をバイブルとして、バービアで「アオカン・タンクン!!!」と何度も叫んだのだが全く通じず恥をかいたそうだ。僕は前著を読んでカミさんに、「泊まりはカンクンでショートがチョカウだよな?タンクンじゃないよな。」とうかつにも聞いてしまい、「アンタ!まだ悪い遊びやってんでしょ!バカヤロウ!」とブン殴られてしまった。一体どうしてくれるんだよ。



吉田メビサちゃん事件
 外道諸氏は「吉田メビサちゃん事件」というのを御存知でしょうか?タイで両親と死別し、親戚もなかった少女が日本人と結婚していた祖母を頼って来日しました。現在は日本の中学に通っているのですが入管当局はビザの延長は認めず、期限切れを理由に強制退去を迫っています。その期限は10月6日です。

 別に僕は人道主義者を気取るつもりはないですが、「ちょおっと待てよ。」くらいは言いたい。確かに法律では養子縁組による在留申請は6歳までとなっているし、日本人と結婚したタイ人に対しては一等親までは無条件にビザを出すが二等親以上には出さない慣例になっている。勿論、タイ人の不法残留防止のためである。メビサちゃんは現在13歳だし祖母から二等親離れているので機械的に法律および慣例を適用した結果であろう。これが「法治国家」というものの正しい姿なのだ。

 日本がアジア人に対してビザを出さなくなった顛末というのは、まず日本は石油欲しさにイラン人に対してはビザなし渡航を認めていた。しかし日本のバブルとイランの経済的困窮によりイラン人が大挙押し寄せて不法滞在、不法就労を行うようになった。挙句の果ては上野の山を占拠してのニセテレカ売りやシャブ密売である。業を煮やした入管当局がイラン人摘発に乗り出した時、一緒に目に付いたのがフィリピン人ホステス及びタイ人娼婦の不法就労だった。その後タイ人に対してもビザはほとんど発給しなくなった。

 現在、不法滞在、不法就労そして犯罪が問題になっているのは中国である。これは日本に限らずシンガポールでも同様である。しかし小泉は現在、中国の特定都市に限るが中国人のビザ免除を画策している。イランの教訓が全く生きていない、というかそんなことがあった事さえ知らないのだろう。言っておくがタイ人の日本における犯罪とは不法滞在と売春のみ、中国人はさらに強盗、殺人が加わる。どちらが日本にとって有害かは考えるまでもないだろう。ちなみにタイ人淫売はフェラしてくれるけど中国人は絶対にしないぞ。ヒドい奴はパンツだけ降ろして突っ込ませようとする。

 ウチで子供が出来た時、カミさんの身の回りの世話をさせるために義妹のビザを申請したが却下された。理由はさっき述べた二等親、僕はこの時「基本的人権」の侵害を感じた。僕も外道諸氏もタイの愛人をたまには日本に呼んで、温泉にでも連れて行ってかぶりよりたいというのが正直なところだろう。ところがこれはビザの問題で絶対不可能である。これだって基本的人権の侵害である。アメリカやシンガポール(ビザ免除国)に愛人を作ればいつでも日本に呼べるのにフィリピンやタイだとそれさえ出来ないというのはとんでもない差別ではないだろうか?日本人が身元保証人になればどこの国の人間でも日本に招待出来るというのが本来の平等な法治国家の姿ではないだろうか?

 メビサちゃんに関して言えば、平気な顔してオーバーステイすればいいと思う。スナックへ踏み込んでタイ人ホステスなら平気な顔で逮捕できる入管にも中学生の少女を逮捕出来る勇気などあるわけない。身寄りのないタイへ帰ったって野垂れ死にするか紘さんみたいな悪い奴に捕まって売り飛ばされるのがオチだぞ。





ゴルフ馬鹿と風俗馬鹿

 バンコクが世界一の風俗地帯であることに異論はないだろう。しかし聞くところによるとゴルフ場も大変素晴らしく、しかも安いらしい。外道平民にはいないだろうが昼はゴルフ、夜は女という日本人観光客も多いのではないだろうか?駐在員に関しては言及するまでもないだろう。僕は以前に述べたようにロックを志す者としてゴルフはやらないし、「個人的嗜好」という意味ではゴルフもスキーもテニスも同じだと思うのだが、何故か世間ではゴルフは人生に成功した一流人のステータス、という評価があるようだ。そこで、つき合いでしかたなくやってる人は別にして、ゴルフにハマッている人間をよく観察してみると外道者とはまた違ったおかしな性癖が見えてくる。

 まずこの人達はゴルフ以外にコミュニケーション・ツールを持っていない。だから普段でもゴルフの話しかしないし、「友人」と称する人々もゴルフ人間ばっかりだし、「19番ホール」とか「100を切る」とか別のものの例えにもやたらゴルフ用語を使いたがる。そしてやっかいなことにゴルフを嗜む自分をエクゼクティブだと勘違いしている。外道諸氏の上司にもこういう勘違い人間はたくさんいるでしょ。初対面なのにこちらが医者だと知ると、「スコアーはいくつですか?」なんぞと聞いてくる。社会的地位(僕がこういう言い方をするとすごく変)のある人間はゴルフをやるのが当たり前と思っているのだ。冗談じゃない。こういう奴には、「相手が変われば1日4発は軽いですよ。」と答えることにしている。

 言うまでもなくゴルフはイギリスで生まれたスポーツ(?)である。ロンドンからバスに揺られて一歩郊外へ出ると延々と丘陵牧草地帯がリバプールまで続きビートルズ博物館へと至る。つまり国中が天然のゴルフ場なのだ。しかしながらこれを山と森の国、日本に持ち込もうとするととんでもないことになる。まさにブルドーザーと伐採機の賜物として日本のゴルフ場は存在する。彼らは「グリーン」なんぞと呼んでいるがとんでもない、たかだか1Cm程度の芝にどれほどの二酸化炭素浄化作用があるというのだ。そのために伐採された木々の量とは比べるべくもない。さらに猛毒である除草剤、我が家にも猫の額、、、とは言わないが紘の額(約20坪)ほどの庭に芝を張ってある。ここの芝生を除草剤を使わずに維持しようとすると相当の労力を要する。あの広大なグリーン(?)を維持するための除草剤の量を考えると怖いのもがある。

 つまりゴルフとは環境破壊し尽くされ、しかも猛毒を撒かれた荒涼地で1日中玉転がしをするという非常に反社会的かつ不健康な遊びなのだ。とてもじゃないがまともな神経を持った人間のすることではない。現在の大企業は環境問題を前面に打ち出さないと生き残っていけないが、それだったら「我が社は役員全員、ゴルフはやりません。」これこそが環境保護ではないだろうか?

 ここにもう一人、まともな神経を持たず反社会的かつ不健康な遊びに勤しんでいる奴がいる。そう、我々外道である。常に感染の危険に身を晒し、一歩間違えば社会的非難の的となり、家庭崩壊との狭間をさまよいながらもこの遊びをやめられない。考えてみれば玉入れと竿入れの違いこそあれゴルファーと外道は同族でござるがな。だから僕も彼等を非難するつもりはサラサラない。但し我々の同族なのだからエラそうな顔はせず、世間の目を気にするように、うつむき加減にゴルフに励んで欲しい。勘違いして舞い上がってる奴って端から見てても不愉快なんだよ。



プージン、プーイン論争
 外道諸氏の中でタイ語の勉強にうつつをぬかしている方も多いと思う。僕、Dr.フェラありにとってもタイ語は英語、タガログ(フィリピン)語に続く第3外国語である。英語は勿論教科書から、タガログ語も文字はアバカドという全くのローマ字だったので学習本から入った。しかし御存知の通りのタイ文字である。あの蛇の行進に拒絶反応を起こしてしまいタイ語に関してはもっぱら日本にいたタイ娼婦からの「耳」であった。しかも僕の好みはチェンマイ、チェンライに限られていたので、恥ずかしいことに、正式にタイ語本と向き合うまでは「こんにちは」は「サワッディチャオ」(チェンマイ方言の女性語)だと信じて疑わなかった。まわりのタイ人は僕のことをカトゥーイ(おかま)と呼んでいたらしい。ちなみに相手が全て北部タイ人のためロイクラトーン(精霊流し)はロイカトーン、プラー(魚)はパーとも覚えてしまった。

 そんな僕の耳がジープン(日本)やプージン(女性)という言葉も覚えた。ところが外道士族の投稿やタイ語本の中にはイープン、プーインという標記がしばしば見かけられる。何でだろう?そこで「タイ民族はいいかげんで大雑把である。」という大原則を心に、いろいろと調べてみた。元々タイ文字にはJやZに相当する文字がない。シルクさんお得意のハジャイにしてからが英語標記ではHAT YAIなのだ。日本の自動車メーカーの名前ではイスズはタイ語でイスス、スズキはススキと書く、しかしタイ人はしっかりイスズ、スズキと発音する。いいかげんだよな。

 JとYは我々日本人にとっては全く別の発音だと思うのだが世界の言語を見てみるとそうでもないようだ。顕著な例は英語とヘブライ語である。イエスはジーザス、ヨハネはジョンとなる。南アの首都ヨハネスブルグは英米人はジョンズバーグと発音する(ドイツのハンブルグは勿論ハンバーグ)。国によってはJとYの違いなど日本人にとってのLとRの差くらいしかないのではないだろうか?

 タイ文字を調べてみると前述のようにJに当たる文字はないがYにあたる文字は2つある。何か臭いぞ。子音番号11番のヨージン(ヨーイン)と32番のヨーヤックがそうだ。手元にある数冊の学習本を見てみると32番は「鬼(ヤック)のY」で一致しているのだが11番に関しては国際語学社の「タイ文字の第一歩」には「女性のJ」、大学書林の「やさしいタイ語 文字の読み書き」には「女性のY」と記されている。訳が解らん。外道諸氏がタイ語で困った時、頼りになるのは何と言っても「指差し会話帳」、これを覗いてみるとこの本は全てカタカナで、プージンでもプーインでもなく、プゥ(イに点々)ンと記されていた。勘弁してくれよ、こんな文字どうやってパソコンで打ち込むんだよ。最後に日タイ辞典で引いてみると(発音記号なので正確には打ち込めないが)phuutying、もうダメだ。

 但しうちのカミさんに何度発音させても僕の耳にはどうしてもプージン、ジープンとしか聞こえない。ここはタガログ語の日本つまりハーポンの語源がニッポンであるのと同様、ジープン(イープン)の語源はジャパンなのだから、JとYではJの勝ち、ということでいかがだろうか?こういう話題というのはタイ人のプライドをさりげなくくすぐることができるし、ケップ・ムー氏言うところの風俗嬢との「言葉の前戯」としては最適だと思う。「僕いまタイ語勉強してるんだけどさあ、プーインとプージンってどっちが正しいの?」しかし返ってくる答えは容易に想像がつく、「アライコダイ マイペンライ」(何でもいい、気にするな)本当にいいかげんな奴らだ。



ヌアVSイサーン
 3月13日の煩夕の編集後記は面白かった。紘さんの長年の経験からタイの風俗嬢には「不幸顔」と「バカ顔」が圧倒的に多く、紘さんがつき合ってきた女は全て「バカ顔」だった、という内容である。「超可愛いアイドル系」が一番始末が悪い、という指摘も書かれていたが、格安マンコを求めて日夜バンコクの街を俳諧している我々外道にとっては縁のない存在なのでこれは無視してもいいだろう。さて、僕が今までつき合ってきた女は、紘さんとは全く逆で、全て「不幸顔」の女であった。チェンライ命の僕に対して紘さんの好みは、僕が実際に紘さんから話を聞いたり紘さんが女を選ぶのを目撃した限りでは、イサーン(東北部)人である。ということはおおざっぱに言えば「不幸顔」はヌア(北部)、「バカ顔」はイサーンということではないだろうか?

 さらに乱暴な言い方をしてしまうとヌアはモンゴルから降りてきたタイ人、イサーンはクメールの血を引くタイ人ということになる。性格的にはヌアがネクラ、自己中心的、悲観的で金の亡者なのに対してイサーンはネアカ、破滅的、刹那的で遊び人、(こう並べてみるとイサーン人って正に紘さんだな。)こんな連中同士が仲いいわけがない。ヌアとイサーンは「タイの田舎者」という共通項があるにもかかわらずお互いを毛嫌いしているしバカにしている。

 だから愛を求めてのセックスに励む外道諸氏にとっては、例えばウボンの女をホテルに連れ込んで、「チェンマイって最高だなあ。」などと言ってしまうと一巻の終わり。逆に僕はヌア専門なので、「あのさー、イサーン人って1,000バーツ持って酒飲みに行くと2,000バーツ使ってきちゃうんだよね、バカだね。それに比べてヌアの人は1,000バーツ持ってても500バーツをパンツに隠して飲みに行くんだって?」なんぞというヨタ話で受けを狙う。こういう話を嫌がるヌアはいない、それどころか、「それだけじゃなくてイサーンなんてさあ、、、」とイサーン人の悪口が止まらなくなる子も多い。逆もまた真なり。

 形成外科学的に言うとイサーン人の欠点はあの低く開いたクメール鼻、ヌア人の欠点はエラ張り顔つまり下顎骨の下顎角部の肥大、しかしながらタイでも整鼻手術は非常に安価であるのに対し下顎骨切断手術には莫大な費用がかかりしかも顔面神経麻痺等の後遺症の可能性もあるので化け顔で雛壇に並んでいるのはイサーン人が圧倒的に多い。また顔の各パーツが地味なヌアに比べてイサーンは派手なので化粧での化け方もイサーンのほうがずっとうまい。ここいらあたりは外道諸氏の好みが分かれるであろう。

 それとこれは僕の思い込みかもしれないがゴーゴーバーには絶対にイサーン人が合っているのに対し置屋は何と言ってもヌア人で決まり、また一晩連れ回して面白おかしく遊ぶにはイサーン人が向いているのに対し、サムイ島等に一緒に連れて行って濃密なセックスを楽しむにはヌアがいい。もっと言うと西洋人にはイサーンが人気があるのに対し東洋人にはヌア好みが多い。

 聡明な外道諸氏ならもうおわかりでしょう。「タダマン」を狙うなら絶対イサーン人だぞ。ヌアは愛があっても金を要求するぞ。



言葉は文化
(お詫び:前書きにも書いたように当コラムは文章による3分間ポップスを目指してきました。つまりパソコン1画面に収まる文章の量です。ところが今回は内容が内容だけにキング・クリムゾンになってしまった。)

 今から20年位前かなあ、フィリピンクラブは今のような完全にシステム化されたキャバクラではなく、正に「穴場」と言うにふさわしい遊び場だった。この頃はまだ日本でも台湾人や韓国人の売春が盛んだったため、勘違いした客が席に着くなりフィリピン嬢に「ショートでなんぼや?」なんぞとほざいて顰蹙を買う光景を何度も目にした。彼女等は名目上はシンガー又はダンサーとして来日していたのだ、売春婦ではない。しかし売春婦ではないと言ってもオマンコを持った女、しかも外国人であることには変わりはない、何とか交尾しようと試行錯誤を繰り返した。外道、フェラあり誕生の瞬間である。

 わかったことは、まず日本語しかしゃべれない客は彼女等の餌食になっていた。彼女等は彼等をショッピング・コストメル(カスタマーのスペイン式発音、デパート等に連れて行っておねだりする客)、レストラン・コストメル(ステーキを奢ってもらうだけの客)、成田コストメル(「あなたが本命」とか言って帰国時に成田まで見送りに来させ、膨大なおもやげ用荷物の超過金を払わせる客)等と呼んでいた。英語がしゃべれる客でもかなりビジネスライクに扱われていた。やはり彼女等を安価でホテルに連れ込むためにはタガログ語の習得による意思の疎通が必須であった。

 適切な動機づけがあればどんなグータラでも必死で勉強する、僕のタガログ語力も瞬く間に上達して行った。そして不思議なことに語学を学ぶとその国の文化や習慣まで身に着いてしまう。これら全てを駆使してフィリピン嬢をくどくのに最初は6ヶ月かかった。つまり来日直後に狙いを定め、帰国直前にやっとベッドイン。要領がわかってくるとこの期間もだんだん短くなり、タイへ乗り換える直前には店に顔を出した翌日の昼間には即ホテルという境地にまで達した。一度などは裸にしたらパイパンで「フィリピンでパイパンは珍しいなあ。」などと思いながら強引にヤッてしまったら何とバージンでしかも14歳だった。(この頃はロリコン法がないのだから罪にはならないでしょ。)姉のパスポートで出稼ぎに来たのだと言う。「私のバージンを奪ったのだから結婚して一生面倒をみて。」と泣きながらせがまれるという恐怖の体験をしながら、僕も外道として成長していったのであった。

 こういった修行の中で僕が身につけたもうひとつのことは、このためにタガログ語習得が必須だったのだが、「初来日のフィリピン嬢を狙え。」ということである。再来日の女は日本人の客と接したり日本語を覚えるうちに日本の垢に染まってくるので、こちらの下心も見透かされやすくなるし、日本に(金に)染まれば染まるほどフィリピン人としての本来の良さを失ってしまうし、金のかかる女になっている。やはり採れたて新鮮現地直送品のほうが美味しいでしょ、いろんな意味で。

 バンコクのタニヤは僕が言うまでもなく「日本人街」である。ここの風俗嬢には基本的に日本語が通用するのでタイ語がしゃべれない日本人でも気軽に遊ぶことが出来る。しかしながら日本語が堪能なタイ人というのはそれだけ日本人に接する機会も多く日本語の勉強もしているので日本の文化や習慣もある程度理解しているし日本の貨幣価値や金銭感覚も心得ている。つまり、勿論例外もあるが、採れたて新鮮フィリピン嬢ではなく、来日を繰り返したあばずれフィリピン嬢なのである。愛やアルケイディアで女を買った経験のある方は僕と同じ印象を抱いていると思う、彼女等はタイ人ではなく最早擬似日本人なのだ。

 タイへ行っても日本語で会話が出来て、しかもその女と即ヤレるという意味ではタイ語が出来ない(普通の日本人にとっては当たり前のこと、タイ語をしゃべる日本人こそがおかしい)日本人にとって素晴らしい街である。ただし擬似日本人を相手するのだから日本人を買うのと同じ金がかかることを覚悟しないと楽しく遊ぶことが出来ない。この認識のギャップがしばしばトラブルの原因となる。

 我が愛するタンポポでも「ニュウちゃん事件」というトラブルが起こった。詳しくは日本人クラブ、タンポポの奥道さんの投稿を読んで欲しい。登場人物が奥道さん、ミッキーさんということなのでこの二人を肴に僕のタニヤ論を展開したいと思う。二人とも友達だから許してくれるでしょ。来月、飲む予定になっているのだが本人達から真相を聞く前に、こっちの想像だけで論議を進めたい。

 奥道さんは外道歴も長く、タイ国内に留まらずカメンのオマンコの値段にまで精通している。勿論、タイ語も素人タイ女をナンパ出来るレベルである。一方のミッキーさんは外道歴半年でタイ語もほとんどわからない。僕もそうなのだが初訪泰の友人は何はともあれタニヤに連れて行く、やはり言葉が通じないと最初は不安だろうという配慮からだ。奥道さんも同じ気持ちでミッキーさんとタンポポへ行ったのだと思う。ここにニュウちゃんが登場した。これは珍しく紘さんと僕の意見が一致したことであるが、「タンポポはタニヤにあるのにタニヤの店ではない。」僕がタンポポを愛するのはここの女の子が擬似日本人ではなく採れたて新鮮直行便だからである。それでも何とか片言の日本語は通じるので友達を安心して遊ばせることが出来る。ところがニュウちゃんは日本語ベラベラのタンポポには珍しい擬似日本人なのだ。

 話はそれるが、10年以上前、まだ結婚前だったカミさんと日本人の友人数人と一緒にバンコクのシーフードレストランに入った。席に着くなりウェイターがカミさんにタイ語で、「日本人価格にする?それともタイ人価格?儲けは山分けだけど。」と持ちかけて来た。友人の一人がタイ語に堪能なヤバー三等兵だったので、この男の胸座を掴んだのは言うまでもない。それと3年前に連れ出したミラージュの女に連れて行かれたレストランが偶然ここだった。この時には僕もタイ語がわかるようになっていたのだがウェイターと彼女の間にこのような会話はなかった。しかし支払いは僕の予想の倍以上だった。やられた、と思ったのだが後の祭り。挙句の果てにこの女に逃げられた。

 日本の金銭価格が身についているニュウちゃんはタンポポにおける自分のオマンコ価格に不満を持っていたはずだ。だからタニヤの居酒屋を使って自分のオマンコの価格調整をした。それをタイに精通した奥道さんに見抜かれてしまったため、本来の仕事も日本価格に見合ったことしかしなかった。愛の女がホテルへ来てもさっさとやることだけ済ませて20分で帰ってしまうのも時間で価格調整をしているに過ぎない。

 だからといって何も僕はタニヤ女を批判しているわけではない、嫌いなだけだ。多くの日本人は面倒くさいタイ語を覚えるより、たとえ散財しても言葉の障害なく楽しくオマンコ出来た方がいいと思っているだろう。ミッキーさんにしてもこの前日は言葉の通じないナタリーの女と遊んでいたのだから同じ考えだったかも知れない。
それだったら日本価格を適用して、「明日の朝9時に1万バーツあげるから一晩やりまくろうね。」というのが悲しいかな、擬似日本人であるタニヤ女との遊び方なのだ。

 タイ語しかしゃべれない女はタイ人価格、英語に堪能な女は白人価格、日本語の堪能な女は日本人価格、これがタイの風俗嬢の価格である。シルクさん、どうですか?僕のタニヤ論は。



減反という愚作
 今、チェンセーンが熱い。熱いといってもメーサイから炉利が逃げてきて商売を始めた、というおいしい話ではない、貿易である。10年前にもこの地域は大開発を行い、ゴールデントライアングルにはメコン川沿いに港や大きなショッピングモールも出来たのだが、何故かその後はゴーストタウンと化していた。理由は小泉の口癖の「規制緩和」がなされなかったからである。それが最近になって泰中FTAにより農産物の関税が自由化され、メコン川を利用したチェンセーンと雲南の泰中貿易が盛んになり1年に3,000隻もの船が往来するようになったという。ちなみに雲南とはタイ人の先祖でありチェンマイ語に近い言葉をしゃべるタイ族が今でも住んでいて、タイ人にとっても思い入れの深い場所でもある。

 僕も以前からチェンライーチェンマイ間に鉄道が出来るという話は聞いていて、しかも我がノンブア村の近くにも駅ができるという噂もあった。地理的に考えてもおかしな話なのでガセネタだと思っていたのだが、新聞によるとチェンライと言ってもムアン(市内)ではなくチェンセーンからバンコクまでを貨物輸送のため鉄道で結ぶ計画らしい。これなら話はわかる、山があったらトンネルを掘るのが日本式で、避けて通るのが泰式なのだ。これなら鉄道はノンブア村のそばを通る。駅の場所が確定次第、地上げに取り掛かりたい。

 FTAが結ばれた時、タイ農民の心配事は中国から大量に流れ込むであろう安い農産物により自分達の生活が圧迫されることだった。中国女はタイで体を売っているが、タイ女は中国で売っていないので、国家としての格は中国よりタイの方が上なのである。ところが蓋を開けてみると、何とタイからの輸出が3割超過という結果となった。果物のホームラン王であるドリアンも輸出に貢献しているそうだ。みんなおいしいものは知っているのですよ。ノンブア村でも裏のハゲ山がオレンジ果樹園に化けた。もう少し早くわかっていればこのハゲ山なんかタダ同然で手に入れることができたのに、村長に先を越されてしまった。もったいないことをした。そしてこの果樹園というのは相当の労働力を必要とする。村の農民の収入も大幅に増えた。もうこの先チェンライ地方から風俗嬢が供給されることはないだろう。

 日本でも米を始め多くの農産物が輸入制限を受けている。「農民の生活を守ることが食料安保だ。」という大義名分だが何のことはない、自民党の票獲得の手段に過ぎない。食料安保を口にする政治家には、これは前にも書いたが、食料自給率ゼロのシンガポールがアジア有数の経済大国となり、大挙して食料輸出国であるタイのバンコクやハジャイに女買いに来ていることに対してもキッチリとコメントして欲しい。迷惑だよ。

 「輸入させない。」ということは「輸出出来ない。」ということと同義語である。日本でも農業技術の発達や国民の米離れ等により米が余るようになってしまった。供給過剰になったものは値段が下がるのが経済原則なのだが、自民党及び農水省は「減反」という世紀の愚作に打って出た。これは消費者にとってばかりではなく農家にとっても不利益以外の何物でもない。農業をやっている人にはわかるだろうが、野菜と違って米は連作を続けた方が良い。休耕田ではおいしい米は作れないのだ。

 バンコクで女漁りをしながらマズいタイ米を食っている外道諸氏にはわかるだろうが、日本の米は世界一おいしい。心あるお百姓さんは、「オレの作ったおいしい米を世界中の人に食ってもらいたい。そしてもっと収益を上げたい。」と願っているはずだ。小泉も「規制緩和」を口にするならまず米の輸出入を自由化すべきである。だからコイツは大うそつきなのだ。そうすれば必ずや日本は高級米の輸出大国になるだろう。日本のお百姓さんは世界へ出れば誰もが農業博士なのだ。

 ノンブア駅前の地上げに成功した暁には売春宿を作りたい。そして、今の生活がどんどん煮詰まってゆき、近い将来は必ずや乞食をしているであろう紘さんをこの駅前売春宿の店長として雇ってあげたい。僕って優しいなあ。ただし女はメーサイ越えしてターキレックから連れて来る予定なので、警察の手入れの際には臭い飯食ってよ。



成田空港の「何でだろう?」
 もう7年前のことであるが僕は生後6ヶ月の息子を抱え、タイから帰国した。外道諸氏なら御存知であろうが機内で黄色い紙、いわゆる「検疫票」が配られ、これに記入しなければ入国出来ない。僕もいつものように記入したのだが息子の分は書かなかった。そのまま検疫所を通過しようとしたのだが検疫官に呼び止められた。子供の分も記入せいと言うのだ。僕は、例えばヒロさんのグータラぶりもサラッと許してしまうほど心の広い人間なのだが、このように権力をカサに着て物を言う人間は絶対に許すことが出来ない。

 僕は先を急ぐ乗客の流れを止めて若い検疫官に言った。「わかりました、書きましょう。チェック欄に頭痛と腹痛という項目がありますよね。乳児の診断は非常に難しく小児科医でもかなりの経験と診断用具を必要とします。乳児における頭痛と腹痛の鑑別診断のマニュアルを教えて下さい。」検疫官はイヤーな顔をして、「私は医者でないのでわかりません。」うしろの乗客は僕を睨みつけ、別の列に回った。僕はニッコリと微笑み「私は医者ですが科が違うのでこの鑑別診断が出来ません。他の乗客の方はどのように判断して書き込んでいるのでしょうか?」検疫官は苦虫を噛み潰したような顔になり、「とにかく乗客全員が一枚づつ書くのが規則なので御理解下さい。」僕は我が意を得たりと、「じゃあ要するにこの黄色い紙はいいかげんに記入すればいいんですね。」!!!!

 僕はこれで勝ったと思ったのだが、あちらもこういうクレームを想定していたのだろうか、「わかりました。お子さんに異常があるのでしたら検査しますので検疫室まで行って下さい。但し、かなり時間がかかります。」「いや、ウチの息子はいたって健康でした。」「それなら異常なしと記入して下さい。」ここいらへんでやめておくがこの「検疫票」などは正に親方日の丸の利権集金システムの氷山の一角である。まずどうでもいい法律をつくる、そしてそれに伴うどうでもいい事業を行う、そうすれば予算がつき人件費や事業費が確保できるのでその一部が官僚の懐へと流れ込む。あの検疫票の印刷屋からのキックバックだけでもバカにならないだろう。僕はいつも思うのだが検疫所であれだけの乗客をあの短時間でキチンとチェック出来てるなどとは到底思えない。あの事件以来、僕は住所欄に「千葉県大宮市」など、絶対あり得ない住所を書くようにしているのだが検疫所で呼び止められたことは一度もない。結論、今の方法の検疫所なんていらない。質問欄に、「あなたは風俗嬢と生でやりましたか?」というのがあれば話は別だが。

 煩夕の購読者なら御存知だろうがヒロさんが新しい事業を始め、事務所を構えた。ところが早くもその倒産を察知したのか事務所内をゴキブリがうろつき始めた。長くタイに住んでいるとハエとかゴキブリなんて全く気にならなくなるのだが、薬物中毒患者特有の症状として目の前を小さな虫にうろつかれるとそれが現実なのか幻なのか見分けがつかなくなってしまう。そこでヒロさんから外道ライターである奥道さんと僕に、「バルサン持ってきてちょうだいな。」というメールが入った。

 何も僕は、「ヒロはせこい。」ということを言いたいのではない、実際にバルサンはタイでは手に入らないのだ。それに、ヒロさんに発狂されたらこのサイトが終わってしまう、と考えた僕と奥道さんはシブシブとこの依頼を受け入れた。奥道さんは万が一のことを考え友達のミッキーさんにもバルサンを持ち込むよう頼んだ。彼はバルサンを飛行機に持ち込めないことを知っていたのだ。僕は「機内に持ち込まなきゃ大丈夫だろう。」くらいの軽い気持ちでいた。

 結果発表です。22日、UAの奥道さんはなんなく持ち込みに成功しました。25日、TGの僕は4つ見つかってしまい、しかし何故か3っつだけ没収されました。29日、ANAのミッキーさんは全部没収されました。あの第2ターミナルのやる気のない荷物検査に比べてアメリカ系会社が発着する第1ターミナルの検査は殺気に満ちたものがある。それなのにUAの奥道さんだけが完璧に持ち込めたのは何でだろう?テロ対策云々を言いながらもやっぱりアホやなあ、バルサンが爆弾だったらと考えるとまだまだスキがある。頑張れ!ビンラディン。




国家と宗教
 アメリカの宿敵、アルカイダやイラクを支配するのはイスラム原理主義、はたまたアメリカの現政権を支配するのはネオコンサバティブと呼ばれるキリスト教原理主義。このキリスト教原理主義という奴、不勉強のためどんなものかはよくわからないが、おそらく中世ヨーロッパの聖書主義のようなものだろう。ということはいずれにせよコーランなりバイブルなりに書かれていることを一言一句信じ込んでいる連中であろう。こういった輩はからかうと面白いし、ついツッコミを入れてしまいたくなるのだが、あまり度が過ぎると殺される危険性があるのでやめておこう。ぼっ、僕は決して宗教を否定しているわけではないですよ。

 ヒトの性染色体はXとYであり、XXだと雌、XYだと雄になる。つまり卵子は全てXで精子はXとYが丁度半分づつ生産される。我々の絶頂感とともにヨーイドンがスタートしX精子が一等賞を取れば雌が、Yならば雄が生まれる。聖書によればキリストは処女のマリア(VIRGIN MARY)から生まれたことになっている。ブッシュ大尊師も原理主義者ならそう信じているのだろう。これを柳田理科雄風に言えば単性生殖により生まれたことになる。科学的でしょ。神の子を宿すのに進化の初期段階である単性生殖を再現することなど神にとっては朝飯前だろう。ということはキリストの性遺伝子はXX、はい結論です。キリストは女でした。十八歳未満であるにもかかわらず毎日このサイトを覗いている良い子の高校生諸君、明日学校へいったら生物の先生に質問してみて下さい。「先生、キリストは男だと思うのですが、彼のY染色体は何処からきたのですか?」と。最初に、「僕はクリスチャンなのですが、」と入れるとかなりスリリングな答えが期待できると思う。えっ、僕は決して宗教を否定しているわけではないですよ。

 原理主義者同士の衝突、後世の歴史に今度のイラク戦争はこう記述されるかもしれない、全然違うと思うけど。権力者が人民支配の手段として宗教を使う時、必ず多くの人の血が流れる。そして本来宗教とは人を救うためにあるものだと思うのだが宗教が原因となった殺し合いは歴史の中にそれこそ腐るほど登場する。歴史から何らの教訓も学ばないところが人間の人間たる所以なのであろうか?僕も学生時代は日本史も世界史も赤点の連発だった。きっと同じ部類の人間なのだろう。

 イスラムに関して言うとこの宗教では禁酒が常識である。以前サウジ大使館の食事会に招かれたことがあったが、勿論酒は一滴も出なかった(ついでに言うと食い物も不味かった)。しかしバンコクの歓楽街をうろつき回っている外道諸氏ならサウジの奴らが朝から晩まで酒びたりになっている光景は何度も目撃しているだろう。そして売春も禁止である。しかしインドネシアもイスラム国家だが売春婦もたくさんいて日本にまで進出してきて下さっている。何でもキリスト教徒ならこころおきなく売春ができるのだと言う。ねっ、僕は決して宗教を否定しているわけではないですよ。

 タイという国は200以上ある世界の国々の中でも国家と宗教が最も幸せな関係にある国ではないだろうか?別にこの国では国民に小乗仏教を強制しているわけではない。少数だがキリスト教徒もいるし南部にはイスラム教徒も多数いる。日本からも創価学会(あっ、これは一応仏教か)も進出している。そして宗教が国民を束縛することも一切ない。仏陀の日に風俗店へ行ったら閉まっていて悲しい思いをするくらいなものだ。国王が仏門の頂点に君臨しているので、権力者が宗教を利用して事を起こすのも不可能である。弱小国家であるタイが欧米列強の侵略の中、アジアで唯一独立を保てたのもこのシステムのおかげではないだろうか?

 休みの日にタイの子供達は村の中心である寺に集まり坊さんの説教を聴く。その中でタイ人としての道徳を身につけていく。良い輪廻転生をするためには徳を積む(タムブン)ことが重要であること。親や老人を大事にすることが最も素晴らしいタムブンであること。親を助けるためなら体を売ることも悪ではないこと。そしていたいけな少女はバンコクを目指す。僕は宗教を肯定します。



貧富の差
 タイの農村とは言うまでもなく我等がバンコク風俗嬢の供給地である。そして我々の常識からすると、基本的には農民が体一つで同じ労働をしているのだから貧富の差などないと思ってしまうのだが、これが違うんだなあ。農村における金の流れを知ることはバンコクにおいて風俗嬢との会話がより奥深いものになるばかりではなく、これからタイで風俗嬢リクルートの仕事をしようと思っている外道諸氏にも必要な知識であるし、はたまた風俗嬢にハマってしまいこれから金銭的援助をと考えている諸氏にとっても絶対知っておくべき事柄である。というわけでこれからタイ農村経済学の講義を始めます。私語は慎むように。

 まず自作農と小作農がいます。小作農は地主から田んぼを借りて米をつくることになります。田を借りるだけなら収穫の7割が自分のものとなるのですが、米を作るには農薬や化学肥料等、お金がかかります。しかし小作人には金の余裕などありません、こういった物も地主のやっかいになります。そうすると収穫は5割しか自分のものになりません。収穫は概ね12月に集中します。この中から自分の家族の一年分の米を残し、あとは売って現金収入を得ることとなります。この米と現金で一年間生活出来れば問題はないのですが、特に小作農の場合にはこれではとても足りません。収穫前に家族用の米が尽きてしまうなど日常茶飯事です。こういった場合には余裕のある家から米を借りることとなります。当然収穫期に米の利子をつけて返します。こうして毎年貧乏になっていくのです。

 金に余裕のある農家は12月には米を売りません、12月は米の価格が最低になるからです。次年度の収穫前やソンカーンの直前等、米価格が急騰する時を狙って売ります。しかし貧乏人にはこんな余裕はありません。また自作農でも田んぼの狭い農民は収穫前に金が底を尽き、銀行や近所の裕福な農家から金を借りることとなります。担保は田んぼです(先生がシャレを言ったんだから生徒は笑いなさい)。しかし一度金を借りてしまうと結局は田んぼを手離し、小作人となってしまうのです。逆に金に余裕のある農家は副業に万屋(農村のセブンイレブン)を始める等してますます裕福になっていきます。こうして本来は共産主義社会である農村でも貧富の差は二極化していくのです。これこそ資本主義の原理です。

 だからバンコクの風俗嬢は圧倒的に小作農の娘が多いのです。しかし私の講義を理解出来た人なら対策は解りましたね、そうです、最初にある程度の資本があれば小作人でも他の小作農や貧乏な自作農を喰いながらのしあがっていけるのです。この「最初の資本」を体を売って稼ぐことこそ、小作農の娘の本来の使命なのです。しかしほとんどのタイ人の顔に「馬鹿」と書いてあるのを見ればわかるように、娘が働き出したのをいいことに農業をやめてグータラな生活を始めるバカ親や、バンコクで贅沢を覚えてしまい、いくら仕事をしたも全く金が貯まらず、最後はクスリか男に落ちていくバカ娘がいかに多いことか。

 ですから外道を極めようという皆さんはきちんと良い風俗嬢と悪い風俗嬢を見分ける目を養い、それぞれに応じた対応をすることが大事ですよ。バカ風俗嬢に金銭援助を始めたらあなた自身をも滅ぼしますよ。「お父さんが病気で、、」とか「弟が事故おこして、、」とかは常套手段ですからね。「バカ娘にちんちんハメて、ハマっちゃたら身の破滅。」んっ、、君たち何故シーンとしておるんだ?先生がこんなウィットに富んだ三段活用ダジャレを言ってあげたんだぞ。私は怒ったぞ、今日の講義はもう終わり!私の講義は役に立つのだぞ、でも君等のようなシャレもわからない生徒の前では二度と講義してやらないぞ。



風俗嬢の本音と僕の本音
 ここ数年のタイの経済発展によりバンコクの風俗嬢も随分とジャパナイズされてきてはいるが、今でも家族や兄弟のためにしかたなく体を売っている娘が大半を占めている。勿論、中には人格が破綻をきたし羞恥心を失ってしまった女や、プロ根性に目覚めサービス満点のセックスアニマルと化している女もいるが、ほとんどの女の子は基本的には素人である。そして、少なくとも僕は、この素人っぽい、人格もちゃんとしている娘を求めて訪泰を繰り返している。セックスは体でするものではなく心でするものだと信じているからである。日本で心と心のセックスをしまくると家庭破壊を招く危険があるので聡明な僕はそれをしない。

 言うまでもないが風俗の仕事とは会ったばかりの見知らぬ男の前で素っ裸になることから始まる。しかし普通の神経を持った女の子にとってはこのこと自体が堪えられない行為なのである。若い人は知らないだろうが20年前のタイ娼婦というのはホテルに行き客と仕事を始める前にベッドに座り込み、額をシーツになすりつけるようにして仏陀にお祈りを捧げたものだった。理由を聞くと自分がこれから行うであろう不浄な行為を仏様に詫びているのだそうだ。しかし祈りが終わると、決心がついたのか、パーンと気前よく股を広げてくれたりもした。仕事は仕事だよ。

 だから普通の神経を持った風俗嬢こそ仕事に際しては薬に頼ったり、完全に心を閉ざしトカター(人形)になりきってしまったりするのである。中途半端に人格を見せてしまうと客とのセックスがさらに恥ずかしいものに感じるのだそうだ。だがこちらとしてはこんな女相手にしたところで面白くも何ともない。これだったらエデンあたりのプロ根性丸出し女のほうがまだマシだ。

 男にとってと同様、女にとってもセックスとは気持ちのいいものなのだ。風俗嬢にしてからが、もし好きな男とセックスできて、気持ちいい思いができて、しかも金銭までゲットできたら、こんないい話はない。問題は「好きな男と」コレだ。風俗店に女を買いに来る男など風俗嬢にとっては決して「好きな男」ではない。だとしたら、本当に楽しいセックスをするためには出会いからベッドインまでの「背中まで45分」の間に自分が好かれるようになれば良い、これしかない。「金出して買った女に何でそこまで?」という韓国的思考の方はこの先を読んでもしょうがないです。金を出したということはただ単に、挿入する権利を買ったということに過ぎない。如何にハッピーに挿入するか、それが日本的情緒なんだなあ。そのために努力するのですよ。

 「何でこんな仕事やっているの?」なんてのはNG、最初からすべてぶち壊しだ。「僕みたいなじじいが指名しちゃってゴメン、でも君を見た瞬間、昔の恋人を思い出しちゃったんだ。」とか何とか始めて、次にとにかく相手を誉める。しかし容姿ばかりを誉めてはいけない、同時に性格も誉める。相手のしゃべった言葉尻をつかまえて、「そういうこと言う子ってチャイディーなんだよね。」これでいい。さらに相手の家族のことは必ず聞く、これは彼女等のベースにあるものだからだ。これを共有出来ただけでも目の前の風俗嬢はかなり心を開いてくれる。そして姉妹がいたら絶対名前を聞き出すこと、そして例えば、「じゃあノックちゃんと君とどちらが背が高いの?」などと会話の中にわざと相手の家族の名を盛り込む、ここまでくればもうあなたは見知らぬハゲ親父ではない。

 身だしなみも勿論大事、清潔な服装を心がけ、訪泰の前には歯医者さんで歯石を取って貰い、口臭も消しておく。白髪は上も下も染めておく。日本の果物やお菓子を持参しておいて、「これちょっと食べて感想を聞かせてくれるとうれしいんだけどな?」なんぞもかなり有効、ケップさんのようにわざとヘタなタイ語を使って相手に逆に教えて貰っちゃうもの結構イケてる。この時は相手の教えによって正しく発音出来たように装い、大げさに「コップクン」を連発するのも大事な心得である。

 貧乳好みの僕の必殺技、相手が服を脱いだ時、目を輝かせて「僕、こういうおっぱい、だーい好きなんだ。」と言って赤ん坊のようにむしゃぶりつく。貧乳の子は必ず自分のおっぱいにコンプレックスを持っているので、相手のプライドと母性本能をくすぐるダブル効果がある。しかしこんな姿、親兄弟には絶対に見せられない。社会に出たての頃、ロック青年で人とまともに会話も出来なかった僕が、「口先人間」と言われるまでになったのは数十年に及ぶこのような外道のおかげである。


迫害の報酬
 ナチスがユダヤ人を虐殺した事は間違いない事実である。これに異論を唱えると文春のマルコポーロのように廃刊に追い込まれてしまう。外道の細道を抹殺することなど彼らにとっては朝飯前だろうから異論は唱えない。アウシュビッツの悲劇は全くの事実です。しかしナチスによる虐殺とイスラエルの建国は全く無関係ではない。これくらいは言ってもいいでしょ。現在でも、もし我々がベンツやポルシェを買うとその金の一部はイスラエルに渡り、それが武器に化け、パレスチナの人々が、、、、、あっ、間違い、間違い。戦後60年近くも経っているのに中国が未だに日本の戦争責任云々と言うのは、そう言っていれば日本から金を取り続けることが出来るからである。

 僕が生まれ育った町は真ん中に大きな川が流れていてその川縁は「朝鮮部落」と呼ばれる地帯だった。人の話によると川が決壊した時に最初に死ぬのは朝鮮人で日本人はそれを見て逃げればいいとのことだった。全くひどい迫害、差別である。しかし彼らも負けていなかった。パチンコというのは誰がどのように考えても賭博以外の何物でもない。それなのに何故か日本では合法と認められ、しかもその利権のほとんどは彼等が握っている。これなどは正に日本政府と彼等とのギリギリの妥協と暗黙の了解の産物であろう。警察もちゃっかりおこぼれに預かっている。マスコミ的には拉致被害者奪還の急先鋒になっている東京小選挙区で唯一当選した自民党の警察OB代議士がパチンコ業界から4千万の献金を受けていたという記事があったが、その後どうなっただろうか?

 遠い昔の日本でも権力者が農民から搾取するため非人という人々をでっちあげ農民のスケープゴートにした。その名残が現在に残っているのが市役所の同和対策室である。僕には正直な話、今でもこの人達を部落民と呼び、差別の対象にすることが全く理解出来ない、同じ日本人じゃないか。それなのに子供の頃、親からは、「小泉とか山田(苗字の選び方に何ら他意はありません)とか姓が線対称の人は部落だから気をつけろ。」と言われた。何を気をつけろと言うのだ?関係ないだろ。古代から延々と日本人としての同じDNAを育んできた同胞だぞ。しかしながら彼等も逞しい。詳しくは書けないが公共事業に携わっている人に聞けば彼らの逞しさがわかるだろう。

 国家や民族でなくとも迫害や差別を受けている人々もいる。我々が愛してやまないタイ風俗嬢もそうだ。バンコクにいればそこら中で犬扱いされ、村にに変えれば後ろ指差されている。しかしこれは純然たる事実なのだがノンブア村を例にとると、売春に出た女の方が出なかった女より幸せになっている(つまり金持ちになっている)確率が圧倒的に高い。理由は簡単で売春婦は常に外国人の男と接しているのでそれだけ外国人と結婚する確立も高くなる、よって裕福になる。タイでは愛も幸せも金で買うものなのだ。このように人は迫害を受けた時こそ、それを跳ね返し、のし上がっていく力を発揮する。だからイジメを受けたくらいで引き篭もったり、不登校になったり、自殺を考えちゃダメだよ。イジメを受けた時こそ、それをチャンスだと思いイジメを受けたことを利用してのし上がることを考えなさい。わかりましたか?全国の中学生諸君、、、て中学生はこのサイト覗いてないか。



泰エロVCD考
 声を大にして言う事ではないが僕は裏ビデオが大好きだ。僕が若い頃、日本ではヘアーを見せることは御法度だった。確か陰毛が一本か二本映った写真を掲載したエロ本出版社の社長が逮捕された記憶がある。この社長は「これは陰毛ではない、印刷機に紛れ込んだゴミだ。」と主張したそうだがその後どうなったのだろうか?こんな時代なのに米国版プレイボーイにはヘアどころかヴァギナヌードが堂々と掲載されていた。しかし御存知のように日本で手に入る同誌は大事な部分が黒マジックで消されていた。学校で「マジックインキはバターで溶ける。」との噂を聞いた僕は早速、なけなしの小遣いをはたいて同誌を手に入れ、部屋の鍵をかけ、「これから極楽が見えるぞ、ウッシッシ。」とマッジク消しに挑戦したのだが、、、結果は知ってるよね。ちなみに矢沢永吉に「黒く塗りつぶせ!」という曲がある。今までこの曲のヒントはストーンズの「PAINT IT BLACK」だとばかり思っていたのだが、エーちゃんにも僕と同じ経験があったのではないだろうか?

 僕が初めて観音様を拝んだのは高二の修学旅行で、宿舎を抜け出し友達と行った熊本のストリップ劇場だった。感激のあまり涙が止まらなかったのだが、宿舎に帰り(先生に見つかり殴られた。)フトンの中で思い出そうとしても画像が浮かばない。形態が複雑過ぎるんだよ。その後、女の子と交渉も持つようになったのだが何度じっくり観察しても画像が脳裏に焼きつかないのですよ。そんな僕が二十数年前、あの裏ビデオの名作、「洗濯屋ケンちゃん」を初めて手に入れた時の感激、御同輩諸氏ならわかるよね。これで誰にはばかることなくじっくりと観察し、画像を記憶することが出来る。こうして学生時代のバターがトラウマとなり僕の裏ビデオ収集は今でも続いている。しかしながらもし僕が死んだ時、こんなもの誰がどう処理するのだろうか?、、紘さん、お願いね。

 タイにも日本で言うところの「裏ビデオ」は存在する。紘さんお得意の「エロVCD」という奴だ。コレクターである僕は最初はバカにして見向きもしなかったのだが、前回の訪泰時に友人のヒアンが10枚程おみやげにくれたので初めて目にすることとなった。貰ったのは全て「SEX THAI PRIVATE」というシリーズ物だったが、まず思ったより画質が良い、充分鑑賞には堪えられるレベルだ。出演女優はほとんどがクメール鼻を整形済みのイサーン人、あそこは剃りマン又は整髪マン、そしてこの手の低レベル物の常識としてカバーと中身は別人。男優は全て国籍不明(おそらくイランかトルコ)の外国人、ヒアンに言わせるとナニの小さいタイ人男優では絵にならないそうだ。ハッハッハ、タイ男よ、己を知れ。しかし内容はというとこれが米国PRIVATE社の作品をさらにつまらなくしたような代物、つまり男と女が意味も無く交尾するだけのものである。エロと言っても一応「作品」なのだから、せめて何故ここで男と女が交わらなければならないのか、という説明が欲しい。これでは僕のマニア心はくすぐれない。

 しかし外道諸氏にとって最も問題なのは盤によって走査線方式がNTSCとPALのごちゃ混ぜになっていることである、しかもその標記が一切ない。これでは表向きはPALであるがデッキもテレビもほとんどフリフリ化(詳しくは外道を生きるの「タイVCDを日本で見よう」参照)しているタイと違って、PAL盤をつかまされたら日本では見ることが出来ない。外道諸氏もタイで購入の際には充分気をつけて欲しい。ところが僕はこの「SEX THAI PRIVATE」シリーズに限ってはある法則を発見した。タイトル文字が赤で印刷されているのがNTSC盤で紫がPAL盤なのだ。これは大発見である。このネタ、何処に投稿すればいいかな?「伊東家の食卓」かな?それとも「トリビアの泉」かな?



介護保険
 当HPに掲載を始めてから外道諸氏ともメールをやりとりしたり、実際に会って酒を飲む機会が増えた。こういったふれあいの中で実際に感じたことであるが、老後はタイで暮らしたいと思っている人が意外と多い。こんなバカなことを考えているのは僕だけだろうと思っていたのでこのことは心強いばかりであった。年金制度改悪により将来はとてもじゃないが日本では暮らしていけない金しか受け取れないが、この金でタイでなら充分裕福な暮らしができるし外道を続ける余裕もある。なかなか鋭いところに目をつけてるでしょ。

 最近になって介護保険という新しい公的保険制度が発足した。何だかんだ言って国民から金を集め、その一部を自分達の利権に変えてしまうことは官僚や政治家の常套手段だがこの制度も御多分に漏れず。我々のような何の権力も持たない庶民は黙って従うしかないが、それでも健康保険は保険料を払いながらいつでも使えるし、年金だって年齢がくれば確実に受け取れる。ところが介護保険は我々タイ移民希望外道にとってはとんでもない欠陥制度なのだ。なぜならこの保険は40歳以上の健康保険加入者から強制的に保険料を徴収し、64歳以下ならば特定疾病(64歳以下ではほとんど患うことがない病気)のみ、65歳以上なら如何なる理由であれ介護が必要になった時に、保険料が本人に直接ではなく(ここが大事)市町村指定の介護を担当した施設等に支払われる制度である。

 もう言いたいことはわかるでしょ。介護保険は日本国内でしか使えないのですよ。タイへ移住しちゃったら全く介護保険の恩恵には預かれないのですよ。それなのに強制的に徴収されるということは絶対納得できない。大体、日本の為政者というのは国民は絶対この小さな島国にしがみついてしか生きていけないだろうとタカをくくって、我々から摂取を続けている。介護保険とは正にこの発想から生まれた制度である。「国民たちよ、シモの面倒はみてやるから一生この島で飼われてろ!」という制度なのだ。介護保険認定審査委員の僕が言っているのだから間違いない。国民の意向は様々なのだからこういった制度こそ選択権のある民間に任せるべきなのだ。ちなみにこの制度を厚生省で煮詰めていたときの厚生大臣は小泉、よってこいつの口癖「民間で出来ることは民間で。」は大ウソッパチ。

 ではこの保険料を払わないためにはどうしたら良いか?社会保険加入者は全て一括で給料から天引きされてしまうので対処のしようがない。そかし国民保険加入者は、健康保険で飯食ってる僕がこれを言ってはお終いだが、保険から抜けてしまえばいい。そうすればセットで取られている介護保険料を払わなく済むのだ。しかしこれでは健康保険がなくなってしまう、病気になったらどうしよう?実は一部負担が3割に統一されてしまった今、この制度は患者にとっても絶対必要な制度ではなくなりつつある。大きな病気に対しては民間の医療保険がある。小さな病気に対しては、、、日本にはタイのパプサションにあたるような身分証明書がないし、健康保険証も写真つきではないので、本人の確認のしようがない。ウチでも受付で保険証を出されたらそれを本人と信じるしかないのだ。名前を呼んでも知らん顔してて、何度も呼ぶとハッとして診察室に入ってくる患者がたまにいるけど、こちらに免許証の提示を求める等、本人確認をする権利はない。

 でもだからといって友達から保険証を借りて診察を受けるなんて絶対やっちゃダメよ、公文書偽造行使だぞ。絶対にダメ、それを言いたいがためにこれを書いたんだからね。ホントよ。年金の掛け金を日本国にではなく盤谷(バンコク)銀行へ支払うのはいいことだと思うけど。



チェンマイ語入門
 バンコクでオキニと食事をする時、もち米を注文してそれを指でつまんで食べながら「ラム ボ?」(おいしいですか?)なんぞとチェンマイ語を連発しているとバンコク娘からは「みっともないからやめてよ。」とか言われて確実に嫌われる(ケップ・ムー氏談)。しかしながら僕はバンコクでも最初から北部タイ娘しか相手にしていないので関係ない、コレを使って確実に親近感を持たれるし、好かれている。北部タイ人は田舎っぺでバンコク都会人にジェラシーを感じているので、先進国民である日本人が自分達の風習や言葉を使ってくれるのがうれしいのですよ。外道諸氏の内でもおそらく大多数を占めるであろう北部タイファンの皆さん、これを使わない手はないぞ。こちらの気持ちが伝わればいいのだから片言で充分。あと相手がチェンマイ人だったら蕩けるような京都弁風に、チェンライなら喧嘩しているような大阪弁風にしゃべってくれればもうバッチシ。

 まず人称名詞の頭に「イ」をつける、これだけでもかなりチェンマイ風になる。ポー(父)メー(母)ピー(姉)などは其々イポー、イメー、イピー、ビーちゃんならイビー、ノックちゃんならイノック、紘さんならイヒロ。次に二重子音は全て無視する。クラップ(はい)はカップ、プラー(魚)はパー(だからナムプラーはナムパーと言おう)、プレーン(歌)はペーン、日本人にはこの方が発音しやすい。さらにRをHに変える、これは僕の想像だがRとLの発音の苦手なヌア人の生活の知恵だろう、日本人にとってもフレンドリー。チェンライはチェンハイ、ローン(暑い)はホーン(但し声調は変わる)、ローン(歌う)もホーン、ルーチャック(知っている)はフーチャック。

 語源の違う言葉も基本的なものだけは覚えたい。まず否定詞のマイはバッ、外道諸氏がタイで最も多く使うであろう言葉、マイペンライはバッメンニャン、マイチャイ(違う)は勿論バッチャイ。さらによく使う語としてコートート(ごめんなさい)はスマータ(この店本番禁止なの、素股でごめんなさい)、スワイ(きれい)はガム(ガムを噛んでお口をきれいに)、アローイ(おいしい)はラム(ラム肉はおいしい)、アライ(何)はアニャン(兄やんは何だ?くっ、苦しい、でもバッペンニャンとセットで覚えてネ)、これくらいにしておこう。でもこれだけでも基本会話ならかなりイケてる即席チェンマイ人になれるぞ。

 さらに本格的にチェンマイ語を学びたい外道諸氏には国際語学社から出ている小此木邦国光の「すぐに話せるチェンマイ語会話」(2,800円)という本を紹介したい。これは僕が調べた限りでは日本で手に入る唯一のチェンマイ語本です。北部タイ好きの外道諸氏にとっては「キャバクラ嬢攻略法」なんぞというハウトゥ本よりずっと実用的なナンパ本ですよ。



最終回  それでもやっぱりタイが好き
 ちょっと前の煩夕の編集後記に、「バンコクはタイではない。」という記述があった。確かに以前通ったロンドンは英国ではなかったし、東京だって日本と言えるだろうか?どうしても首都というのはグローバル化し均一化しなくてはならないのでその国の特徴は無くなってしまう、田舎こそが其々の国なのだ。おのぼりさんたちはやたら中央線沿線に住みたがるし、六本木や渋谷あたりで遊べばナウいと思っているらしい。しかしこの東京こそが僕の田舎である。下町育ちの僕にとっては浅草こそが東京であり、吉原こそが大人の社交場であった。また住むんだったら足立区、北区、江戸川区あたりが物価も安く人情味も残っていて住みやすい。

 さて、僕も今までタイに関していろいろなことを書いてきたが考えてみればバンコク人についてはほとんど知らない、知っているのは一年のうちの数十日を過ごすチェンライの田舎の人々や生活なのだ。だから外道諸氏のほとんどはバンコクにしか滞在しないでしょうから僕の描いてきたタイに違和感を覚えていたかも知れません。例えば外道諸氏にとって淫売とは「バンコクに住んでいる人」でしょ、ところが僕にとっては「バンコクに出稼ぎに来ている人」つまりお互いにバンコクの異邦人という認識で接しているのである。まあ言ってみれば東北の田舎っぺ同士が東京で知り合って仲良くなるようなものですよ。

 となると僕にはチェンライ人を一目で見分けられるという超能力(但し男に対しては全く発揮できない)があるので淫売を買っても、「チェンライでしょ、チェンライの何処?」「エッ、どうしてわかるの?メーチャンだけど。」「メーチャンの何処?まさかメーサロン?」「バカ!山岳民族じゃないわよ、れっきとしたタイ人よ、身分証明書見てみなさい。」ということで相手の素性も実年齢もバレバレになる。その後で、「何であなたそんなこと知ってるの?チェンライに奥さんがいるでしょ!」という攻撃は受けるがまあそれもいとおかし。僕はこんなタイ人が大好きです。

 最近、日本でもACCESS TVという衛星放送会社がタイCH3の配信を始めた。本国の1日分を6時間にまとめそれを4回繰り返すという内容でドラマが2本、残りはニュースを流している。メインのドラマは午後10時半が初回放送なのだが定時に始まることはなくいつも10分から15分遅れ、遅れるだけならまあ許せるのだがたまに10分早く始まったりもする。カミさんからダビングを命じられている僕はHDDがあるから助かってはいるがVHSだったら気が狂いそうになる。さらに毎日の音量もバラバラ、途中で途切れることも日常茶飯事、映像と音声がづれてたりエンディングの歌が途中で切れちゃったり、日本では絶対あり得ない。仕事のストレスで放火魔になったNHK職員もこれを見たら自信を取り戻せたのではないだろうか?しかもこれで月3千円の有料放送だぞ、恐れ入ったか。カミさんは、「日本人ってひどい、タイの放送だと思ってバカにして日本人スタッフが手を抜いてる。」ふざけるな!日本人がこんないいかげんなことやるわけないだろ。

 本国の本放送と見比べてみるとまず皇室関係のニュースは全てカット、他のニュースも大幅にカットされている。ところが本国では流していないニュースも日本ではちゃんと放送している、タクシン批判のニュースである。十数年前のチャムロン流血事件の時も報道管制が敷かれバンコクでの映像やニュースは報道出来なかった。僕などは日本で流された映像をダビングしてタイへ持って行き、チェンライの百姓に見せていた程である。その時タイの新聞社は抗議の意味を込めて白紙の新聞を発行した。これには強烈な政府批判を感じたのだが、考えて見れば作る側にとってもこんなイージーな方法はない。僕はこんなタイ人が大好きです。

 日本では全く報道されなかったが最近チェンライでのティファニーのナンバーワンおかまと関西の大学教授と称する42歳の男の結婚式の映像を報道していた。現地に飛んだタイの美人ニュースキャスターは新郎が新婦(?)の親に結納として100万バーツの札束と15バーツ(24金の単位)のネックレスを差し出す映像に絡めて「私というものがありながらこの日本人はなんてバカなことをしているのでしょうか。」とコメントしていた。また最近のタイの雑誌に日本の韓流ブームに対して「ペ・ヨンジュンのどこがいいのか?この程度の男だったらバンコクのホストクラブへ来ればいくらでもいるのに、日本人の考えていることはわからない。」というコメントも載っていた。こんなタイ人も僕は大好きです。


終わりの言葉

 「質の低い観光客の呟き」もこれで最後です、というかこれはエッセイでしたので次に始まるブログに移行します。外道健康相談室は相談者との上方漫才のつもりでやっていたのですが、この低観は真面目に書いてきたつもりです。ただ紘さんから、「時節ネタやあまり重いものはまかりならぬ。」というキツいお達しがあったのでかなりの制約もあったのですがこれからはブログでもっと自由にやらせていただきます。例えば去年の暮れにやたら長文の編集後記があったでしょ、ホラ、ローリーと一緒にアユタヤまで日帰り旅行して帰りに渋滞にまきこまれてしかたなくコーラ瓶に放尿してこぼしたっていうやつ。紘さんの編集後記は短くてもキレがあるから読んでて面白いんですよ。読者でも編集後記しか読まないという人が結構いますよね。だけどこれは長文にもかかわらずちっとも面白くなかった。要は紘さんはここで自分のチンチンはとりあえずコーラの瓶には入らない大きさだ、ということを暗にほのめかしただけなのです。こういったこともブログの中で鋭く指摘していきたいと思います。冗談じゃない、あのズングリムックリのホリエモン体型は医学的に見ても明らかに成長ホルモン分泌不足の特徴的な体型です。超粗チンであることに間違いない。ホリエモンがあれだけ大金持ちなのに簡単に女にフられてしまう事実を見ても明らかでしょ。おそらく自分のチンチンがコーラ瓶にスッポリ入ってしまったことがとても悲しかったのでしょう。

現地の彼女を造れ

現地の彼女を造れ by;POR

プロローグ                
初めての投稿です。タイにはまって3年目。仕事の絡みもあり、6回/年くらいの頻度で訪タイしております。現地滞在中の日本人リーマンA氏(独身)。日本からの出張組であるリーマンB氏(妻はタイ人)を味方に付けあっち.こっちへと出撃中。ただ私、ちゃんとファミリーを持っておりまして、こちらの方も順風満々。非常に高い信頼をファミリーからも頂いております。ですから、訪タイ時にはいつも貴サイトで情報を入手して、ワクワクしながらも、指を銜えながらGOGO程度で済ませており、時々ペイバーをしてディスコへ遊びに行き、じゃあバイバイ!となる程度。そんな超真面目な私なのですが、今回からはちょっと事情が違う。今年の4月からなんと独身生活スタート。子供の将来を考えて(と言う理由)女房と子供をある国へ語学留学させたのです。

これで多少病気になろうが(下の病気ですね)、変な所(タイ)から電話が来ようが怖いもの無し。ファミリーの一時帰国である盆.暮を抑えておけば、外道として多少外れても、高い信頼をガラガラと落っことす危険も無い!!普段真面目な分だけ、爆発する時ほど緻密な作戦を建てるというもの。この計画と経済力は、日本人としてのリーマンであるからこそ出来る業。

と言うわけで、前置きが長くなりましたが、今年のGWに早速訪タイ、この限りある外道生活を如何に過ごすべきか?との緊急会議をA氏.B氏と開催しまして、出てきた結論が現地の彼女を造ると言う訳です。以下、”彼女を造れ”計画に乗っ取り、レポートして行きたいと考えております。どうです?こんな夢を描いている日本人って結構多いんじゃないですかね~?最初の回が今回、次回は7月初旬、以降7月下旬.9月.10月.11月の合計6回予定!!ちなみに、来年1年間も独身生活が続きますので、状況によっては継続も可能。

単なる金の浪費で終わるのか? 刺し殺されて終わるのか? 家族の崩壊に繋がるか?責任を持って、最後迄レポートして行きます。
4月27日
"神は我を見捨てず"(2007年7月9日)
"なんでこうなるのか?" (2007年7月25日)
"第一関門突破!" (2007年8月29日)
"恐るべしタイ商売 取り敢えず第二関門突破?"(2007年10月10日)
"娘が大事か、自分が大事か?" (2007年11月18日)
"ラストチャンスの前に" (2007年12月8日)
最終回 ここはタイ 予定は未定の国 (2008年1月6日)

Last updated: 06/12/2011 13:44:17
外道の細道

最終回 ここはタイ 予定は未定の国


10月26日、飛行機が1時間近くの遅れを出して、0時30分にバンコクに到着。今迄も客先からのクレーム等々で訪タイした事は数知れず。しかし、こんなに気が重い訪タイは初めてだ。本音を言えばこのまま逃げ出してしまいたい気分。そんな気持ちを振り払いタクシーに乗って店に向かう。入り口には大抵2.3人の娘が屯している。いつもの如くその中の一人が、タクシーから降りる私に気ずき、”○○”とお気にの娘の名前を繰り返す。すると他の娘が店の中に走って行き、ものの数十秒で、私のお気にが満面の微笑みを持って姿を表す。私もニッコリ微笑んで、手を繋ぎながら中へ。いつも同じ事を繰り返しながら、いつもの如く夜は深ける。

日本から持参したプレゼントには皆が興味津々。それもその筈。ミカン箱くらいの段ボール箱にはノートブックのパソコンが入っている。通訳が居ない時の私達に取っては、会話は苦難の連続である。娘はどちらかというと、あまり外国人には慣れていない。彼女のタイ語も、英語に例えれば、オーストラリア英語に近いのでは?。A氏をもってしてもリスニングが出来ない時が多々あるようだ。そこでパソコンなのである。メールでのやり取りが可能になれば、電話とは違い即答の必要性が無い。タイ語はインターネットで翻訳も可能である。これならコミニュケーションが取れる筈、との苦肉の策だ。

娘は、事ある事に、ダンスの真似をしながら私を見つめる。酒が廻って来た証拠であり、店の中でのプロの顔でもある。店の外では決して見たことの無い小悪魔のような素振り。会話の無い時間がただ過ぎていく中で、手持ちぶたさも手伝い、ただタバコの本数だけが増えていく。陰湿な日本人の親父と、陽気なタイ人の若い娘。周りの彼らは私達をどう見ているのだろうか?

10月27日、娘と2時にパンティップ前で待ち合わせ。A氏達も一緒。娘の誕生日の他にもいざと言う時の為に、A氏とD嬢の分もパソコンを持参。4人でやり取りが可能になればとの配慮からだ。誤解の無いよう、私の会社はパソコンの製造メーカでもある。いわゆる会社で使用したリース切れのパソコンを伝票操作すれば、3台くらいは簡単に、格安で手に入る。ひょんな事から、思いもかけないパソコンを入手出来たD嬢は大喜び。この日は頼まれもしないのに娘と2人だけになる時間を積極的に持って、なにやら密談を繰り返している。

今日は店での誕生日パーティーと言う事で、娘は19時には出勤予定。私もそれに合わせて一緒にと思っていたところ、いきなりA氏とD嬢からSTOPが掛かる。娘がトイレに行っている間に

”9時に単独で店に行くと伝えて、娘を先に行かせろ!”

との指示。最初はなんでだろう?と思ったのだが、D嬢も含め、その余りにも真剣な眼差しに途轍もない悪い予感を感じた私は、A氏の指示に従った。娘は嫌がるだろうな?とも思ったが、意外にあっさりと了承。場所を隣にあるグランドダイアモンドの喫茶室に移し、A氏の通訳を反して聞いたD嬢の報告。それは目の前が暗くなる、と言うよりは、”やっぱりな”と言う感じに聞こえたと思います。

”娘は諦めろ。彼女から見たお前のポジションはNo3だ。娘の本当の誕生日は29日だとの事だ。
 恐らく、29日は平日だから、週末に合わせる為に26日と言ったんだろう。
 ちなみに、No1.2はタイ人で、名前も分かっている。それに、娘はNo1に惚れている事も喋った。
 今日のデートも、時間給にすれば6000Bは貰わないと割りに合わないとか、電話での会話も
 10分喋って、お互いに理解出来るのは1分だけだとか、色々と本音を喋ったようだ。
 D嬢が嘘をつくよう人間で無いことは俺が保証するし、娘が悪い人間だと言う気も毛頭無い。
 ただ、冷静になって考えれば、お前を必要としているのは娘で無くて、店だと言う事だ。
 今日の誕生パーティーには娘が狙っているNo1もきっと来るだろう。
 ひょっとしたら、娘も、店とお前の間に挟まれて、苦労しているのかも知れない。
 No1の前でお前にブチュブチュする訳にもいかんだろうし、ブチュブチュしなきゃお前も満足しない。
 No1とお前がかち合うのは非常にまずい。でも、ママからは連れて来いと厳命されている。
 娘も苦しかったんだよ。それをお前に気がついて欲しいと思ってD嬢にあえて喋ったんだよ。” 

確かに分かる気はします。娘の態度が変わったのが前回の訪問時。その訪問で私は”抱きたい”と名言している。娘の気持ちでは私はNo3、しかし、店の中ではNo1だったんだでしょう。何も無ければ金離れの良い上客親父。多少のサービスは当然でしょう。しかし、恋愛関係を要求されたからにはどちらかに決めないといけない。きっと娘も考えたんだろうと思います。言葉や気持ちが通じ、自分から好きになれるタイ人。言葉が通じず、気持ちも通じず、ただ、ただ金離れだけが良い日本人。最初から勝負にならない事くらい、分かっていた筈。此処に来て、ようやくその事実を受け入れる気持ちになりました。

余りに呆気ない終わり方のような気もします。しかし、終わりに対する残念さよりも、先程までの憂鬱な気持ちが晴れる事に対する喜びの方が勝っているのも事実。適当な奴だと言われてしまえばそれまでですが、正直、然程のショックはありませんでした。終わってみれば、娘の周りでただブンブンと飛び回る蚊のような存在だったのかも知れません。

私の事を案じてか、A氏はD嬢を途中でホッポリ出し、0時頃に件のバービアで再会しました。いい加減な私にも多少のショックがあったのでしょう、半場ヤケクソ気味で2階のGOGOへ出撃。1箇所の店で20分も居ることは無く、A氏は私好みの娘を探し、かたっぱしから電話番号を聞いている。2階が終われば次は1階にと、6軒ほどは廻ったでしょうか?時刻は既にAM2時、閉店の時間。A氏に引き摺られるように、2人でスクンビット通りを歩いてアソーク方面へ。途中の路上屋台にデンと腰を据えたA氏、4枚ある電話番号を私に見せながら

”1枚選んで、今から飯を食おうと誘え!!”

怯む私に電話を差出す。どれがどの娘だかはまるで分からない。まるでロシアンルーレットの気分。なんとなく気分が乗らない私に痺れを切らしたA氏、電話番号の他にE-MAILアドレス迄書いてある紙を選択。ピッ・ポッ・パッと電話番号を押して、その電話を私に差し出す。

電話を取ると既に”アロー”との声が聞こえている。なんじゃかんじゃと喋り、路上屋台で待ち合わせ。新娘は2人の友人を引き連れやって来ました。飯を食っている間にも、強引なA氏は私に代わって新娘と2000Bで交渉してしまいました。結局、私は新娘とタクシーに乗り込み、ホテルへ帰りました。当然やりました。でも、ショックからなのか?疲れからなのか?息子は全く役経たず。仕方がないのでクンニで行かせて(本当に行ったのか?)終了。こちらは放出せず。

28日朝の10時頃、今日の夜も再会を約束し、新娘は帰って行きました。大学生である新娘は、アルバイトでウエイトレスをしており、出勤は金.土曜日のみとの事。性格もよろしく、中々の英語を喋ります(大学で英文科を専攻との事)。片言の日本語も可。お互いにこの3ヶ国語を駆使しながら、コミニュケーションを取って見れば、何の事は無い。それに、外国人に慣れているのでしょう。新娘が喋るタイ語も、非常に聞き取りやすい。この日の夜も、コミニュケーションはほぼ完璧。7時にホテルに来て貰い、翌日の朝6時迄しっかりとお相手頂きました。

29日、6時にホテルを二人で出る。空港に見送りに行くとの事だったが、私はスーツ姿でもありご遠慮を頂く。11月の訪問時にも必ず会おうとの約束を交わして、悲しみ1/4、嬉しさ3/4の気分で帰国の途についたのです。

終わりに

この半年間久しぶりに楽しい思いが出来たと思います。やはり男と言うもの女を落とす事には関しては、気合と根性が入るのを実感出来ました。そうでなければ、北周りでのバンコク訪問など、死んでもやらなかったでしょう。今回、3人の娘が登場しましたが、正直、最後の娘が、今となれば一番のお気に入りです。ロシアンルーレット式に選んだ娘ですが、やはり言葉の壁が薄い事実が大きな要因であると思います。コミニュケーションが取れないと長期に渡る擬似恋愛は難しい事も実感出来ました。正直、日本からタイへ電話を掛ける時も、最初こそワクワクしていたものの、最後の方には苦痛になっていた事も事実です。それに比べ、最後の娘との会話は、何と楽しい事か?当初とは違って、GOGO娘でもさして気にならなくなったのも事実。これからは、今迄とはちょっと違う大人の包容力で新しい娘に接していければと思います。限られた遊び時間、残すところ1年6ヶ月を有意義に過ごすために。最後に、今回色々と助けて頂いたA氏.B氏.C氏.D嬢に御礼を申し上げます。又、主催者である外道殿にも、途中で挫折しそうになった折に、全くアッケラカンとしたアドバイスを頂きました。ありがとうございました。



"ラストチャンスの前に"
外道の細道”を拝見するに至り、”ひょっとしたら自分でも?”と思う気持ちで始めました。皆、結構旨くやっている!と。でも、いずれこうなったと思うのです。早かれ遅かれ、こうなった筈。よく客観的に見てと言う言葉を聞きます。でも本当は客観的な意見などは存在しない。意見を述べること自体、発言する前に”選択”と言う重要な主観が入っているのだから。それを承知の上で、敢えて言わせて頂ければ、”私はビビッテしまった”んです。

冷静になって考えれば、私の求めていたものはチョットした刺激だけだったのかも知れません。ひょっとしたら、会うだけでも、傍に居るだけでも、それが誰でもよかったのかも知れません。娘と会う時、私は幸せを感じていたし、娘に電話をする時、早く会いたいと思っていました。小さくても新しい幸せを感じて、それを持続させる。責任と言う”範中”での新しい幸せ。ちょっとしたバレナイ恋。だけど、会うたびにそれがエスカレートしてしまった。でもよくよく振り返れば、女房を口説く時だって、きっと今と同じ気持ちだったに違いありません。人間、この年になると妙にこの辺の部分で冷めてくる、と言うのは、やはり弁解でしょうか?理性を持ちえるというのは、経験と知識から知恵を造りだし、現況を冷静に分析.対処出来るという事なのでしょう。

恋とは相手がつきもの。妙に冷静になってしまった今の自分には罪悪感が大きく圧し掛かっている。嘘をついている事。途中でも考えた事はあるんです。でも相手はタイ人だ、きっと何も考えていないと自分に言い聞かせていたと思います。一番触れられたくは無い部分を、今回最も信頼している二人に、暗に指摘されてしまいました。お前には引け目がある。娘が心を開く事を恐れていると。それが彼女に見えるんだと。いやいや、実は娘が一枚上手でした、という事だってあると思います。さすが!プロであった、という事だってあると思います。ただ、例えそうであったとしても、今、私は確信を持って”恐れている”と言えるのです。それは、娘に振られる事であると同時に、嘘がばれる事、自分が傷付く事。そして、自分が恥ずかしい思いをする事に対する恐れです。

実は、前回のレポートの中でA氏の言葉を復活させますと

”そうだろうな。お前の事だから、そうなると思ってたよ。まあ、気が付いただけ良かったじゃないか。勢いだけですって言うのもどうかと思うしな?俺だって最初はそうだったんだ。為替のお蔭でタイに来れば金持ちだ!綺麗なホテルに泊まって、ステキなレストランで飯食わせて、プレゼント攻撃で一晩過ごす。どうだ!俺は凄いだろう!ってな。気分良いよ!でもさ、ある時、ハッときずく時があるんだよ。相手はそんな事望んでないんだって。飯は屋台で、やるなら同居人をどかして自分の部屋で、プレゼント買うならロビンソンで。その気持ちのギャップに気が付かないんだよな。気持ちが通じなきゃ、そりゃ金しか無いさ。だから、金の切れ目が縁の切れ目。娘がお前を好きになりゃ、店に来なくていい!って彼女から言うよ。だから、本当に娘に好きになって貰いたければ、お前も努力をしないとな。お前が娘の気持ちを本当に思うなら、彼女は考えてくれると思うよ。今だって、プライベートで外で会ってくれるし、体調が悪い時に、渋滞の中を2時間も掛けて来てくれるし、悪くは思われてないさ。ただ、端から見てるとお前の腰が引けてるし、逃げ道ばっか探しているのが見えるんだよな。彼女も分かってると思うよ。この人は”何か”を隠していると。ちょっとキツイ事言ったけど、お前なら分理解してくれると思うしさ。自分で考えるしかないよ。いつも通り振舞った方がいい。ちゃんと電話もして。ただ、彼女に本気になれないんだったら、10月は来るな。彼女もそれで分かるさ。大丈夫!その後もちゃんとデートしてくれるよ、商売としてね。誕生日に来て欲しいは、”ラストチャンス”だと思うよ。いくら擬似恋愛だとお互い分かってても、その時はだけは本気じゃなきゃな”と言われていたのです。そう言えば、店の前で降ろして、バイバイする時、”次は来週電話するね”と言ったら、”来週?”と聞かれたんですよね。きっと、彼女も私の中途半端な卑しい気持ちを見抜いている筈です。家から電話をする時は必ず”ヒツウチ”設定。会社の携帯を持ち歩いてはおりますが、娘には番号も教えていない。電話はこちらからの一方通行だけ。つまり、家族の一時帰国時対策から出た事なんですね。好きだと言ってる割には、自分の番号を教えない。私でも、?と思いますよね。そういえば、電話は1週間を過ぎた頃から繋がるようになりました。

帰国後の10月初旬、B氏から報告せよ!との指示があり、居酒屋で飲みました。基本的にはA氏と同じだが妻をタイ人に持つB氏、妻の家族共お付き合いを続けているだけに、その意見は説得力に富んでいる。

”タイの女性は疑り深い。だから、お前の行動を良く見ていると思う。
 それにコミニュケーション不足(言葉.訪問頻度)だよな。恐らく、D嬢が聞いた事は事実
 なんじゃないか?彼氏は居たけど、最近分かれたんだろ?要するに彼女も寂しいんだよ。
 そんな時に、お前が登場した訳だ。金持ちイープンだよ。ちょっと年は食ってるけど。
 デートすれば洋服を買ってくれる。日本からプレゼントを持って来てくれる。それに、手を出そうとしない。
 彼女の気持ちの中じゃ、優しいお兄さんってインプットされるわな~!もしかしたら恋人候補かもって?
 でも不満もある。寂しいと思う時に傍に居てくれない。話をしても通じない。いつも通訳付きのデート。
 不信な所もチラホラ見える。電話番号も教えてないんだろう?どうせ。
 要するに、素人面から見れば嫌いじゃないけど、不満と不信があるんだな。 
 所が、プロとして見ると、店に来れば彼女もお前の盾があるから鼻が高い。金払いも良い。チップも凄い。
 周りの女共に良い顔出来る。タイ人は見栄っ張りだから。
 だから、向こうから正面キスもしてくれる。つまり、周りの連中に、手をだすなと言うアピールなんだよ。
 例えプロだとしても、彼女の気持ちからすれば、それでも大事な人の領域に入っていた訳だ。
 それが、前回いきなり店に行こうとしなくなった。つまり、彼女の中でお前の存在価値が下がったって事だ。
 そこに来て、今度は安パイの筈が誘われたしまった!。ダブルパンチだよな。娘からすれば。
 でも、まあ嫌いじゃないし、この先店でも良い顔をしたい。だから誕生日なんだよ。
 つまり、本気になれないのなら、お金で誠意を示してね、って事だ。
 誕生日のスポンサーになってね。プレゼントも欲しいわ。店で私に良い顔もさせてね。その代りに・・・。
 土台、最初から嘘ついて素人恋愛しようとするからおかしくなるの。”

これは私には理解を超えた事だったのですが、A.B両氏が言うには、タイの場合、家族が居るにも関わらず恋愛に入ってしまうパターンが非常に多いとの事。”外道”でも良く記述が見られる、いわゆる”妾”です。そりゃ、3年も仕事で通ってますから、今更カマトト振る気はありません。でも、まさか?と言う気持ちがあるのも事実なんです。
 A氏もB氏も立派な外道。これは二人とも自覚していると思う。彼らに言えることは、その時は真剣そのもの。決して嘘はつかない。変に見栄を張らない。自分に正直である。だから、あの時、俺はお前に真剣だったんだ!と正直に言えるらしい。でも、今は嫌いになったと正直に言えるらしい。彼らの言葉が胸に響く。お前は冷めている。真剣実が足りない。自分を良く見せようとしている。傷付く覚悟が無い。相手を自分の理想に合わせようとしている。そういう奴に限って確信的な嘘をつく!、と。そうです。少なからず恋愛は私が望んだこと。最初から正直な気持ちで行けば、こんなに苦しむ事は無かった。でも、私には変なプライドがあったのです。GOGOの娘なんかやだ!自分だけの彼女じゃなきゃやだ!それに、俺は日本人だと言うプライドが。思うに、昔のようなプライドすらかなぐり捨てた時のような真剣実、夜も寝られなくなるような熱き思いチャンスを生かそうとする行動力は、娘に対しては・・・確かに今迄無かったよな。

10月9日、散々迷いましたが誕生日の訪タイを決めました。正直に、誠意を持って全てを話します。娘は怒るかもしれません。もう、会いたくないと言うかも知れません。全ては自分で撒いた種。覚悟は出来ました。これで全てがパアになっても後悔はしないと。娘に会いたい!という正直な気持で、自分自身が一歩前進する為に希望を持って、プレゼントを持って10月26日、いつもの便でバンコクへ出発します。

続く


"娘が大事か、自分が大事か?"
前回の記憶無くなり事件を大いに反省し、今回は急激な路線変換を実行。一気に恋人モードに突入し、隙あらば”嵌めてしまおう”と言う事になりました。私としては、店にホイホイ金を払うのなら、その分、娘に直接渡したほうが良いとも思う。まあ、効率を考える日本人リーマンの典型ですね。この路線転換で、娘の気持ちも分かろうと言う物。店への依存度。ママさんの影響度。そして、娘から見る私の立場は如何に?・・・・。

9月13日にシンガポールからバンコクへ移動。ホテルにチェックインせずに店に直行です。A氏とは店で待ち合わせ。娘にはワザと到着日を教えず。少し危機感を与えて、様子を伺う為の小細工です。いわゆる、娘は素人か?プロか?前回通り、A氏が来るまでは入れ替わり立ち代わり女共が群れている。テーブルにはオーダした記憶も無い物がドバーっと並んでいる。完全に舐められてますね・・・・。夜中過ぎにA氏登場!!瞬間、群がっていた女共は、まるで潮が引くようにサーっと居なくなる。最後には、レディースドリンクが無くなった。どうする?とママさん。明日また来るからその時にと。そう、これでは毎回来るたびにレディースドリンクを買っている事になる。

9月14日はあえて店に行かず。A氏の携帯電話に2回程、娘から電話がありました。こちらから電話で、○○○は緊急な仕事で、今日店に行けないと回答して貰い、これまた様子見。

9月15日、オールスターキャストの筈が、B氏はすんなりスッポカシ。C氏は仕事で抜けられずとの事から、仕方が無い!。4人で2時にパラゴン前で待ち合わせ。娘には12時過ぎに電話して。待ち合わせの事を連絡しました。2時ピッタリにはA氏と彼女(D嬢)が到着です。10分程過ぎた所で娘に電話を入れるとなんと未だ家で準備中!結局到着は2時間遅れの4時頃でした。まあ、純粋なタイ人との事で諦めましたけどね~・・・。予約した店まで、タクシーを飛ばしていると娘に電話が掛かってくる。

”○○○とA氏と一緒に居る。ボニョボニョボニョ・・・・・”

うーん、これは店のママさんからチェックが入っているのか・・・?今日は必ず連れて来い!と。それとも、同室の友人に今日のスケジュールを話しているのか?それに、今日は仕事が休みの筈。夕飯を食べながらショーを見ていると、またまた電話が入る。

”今日は仕事休みじゃないの?””仕事に行かなければいけない””え!、休みってさっき言ってたじゃない””月曜日と火曜日にお店を休んで実家に行かなければならないから、今日は仕事に出なければ
 ならないの”

なんかおかしい。とにかく話の辻褄が合わない。さっきとまるで正反対だ。今回に限らず、外に連れ出した時は、必ず店だ!実家に帰るだ!などと、いかにも、ホテルには行けないの、みたいな言い訳で伏せ戦を張っている感がある。今迄、ホテルに誘った事など一度も無いのに・・・。ちなみに、この娘、携帯電話を片時も離さない。ちょっとトイレに行くから、荷物をお願いね!みたいな時でも、携帯電話だけは必ず持っていく。ただ、A氏が携帯電話を弄くり廻しても文句は言わないんだよな~。ちなみに、タクシーの中で、A氏がそれとなく聞いていた所、D嬢との会話から娘は生理中の様子。確かに体調も良さそうには見えない。ただ、これもひょっとして・・・。疑いだすと限が無い。よし!サイコロを振って見よう!。A氏も丁度D嬢と話に夢中の様子だし。

”もし、俺がこれからホテルに一緒に行こう!と誘う危険を感じているのなら、心配無い。
 俺は○○を愛してるけど、無理強いはしない。今日は体調も悪いみたいだから、早めに家に帰った
 方が良いんじゃないか?。”

と、話して見たものの通じているのか?娘はお得意のタイスマイルでヘラヘラ笑っている。言い方を変えて再度話してみる。”愛している”を強調!!娘は俯き加減で困った様子から

”来月は私の誕生日。○○○は来てくれる?”

なんか、話をはぐらかされているが、勿論OKと回答しプレゼントは何が良いかを尋ねる。貴方に任せるなどと言っているので、じゃあ、指輪でどうだ?!、う~ん、と唸って、時計かネックレスが良いとの返事。

ここで、D嬢からいきなり

”所で、11月に皆で旅行に行く計画があるんでしょ?何処に行くの?”

と、話の腰を揉まれまして・・・。一時中断。プーケット?かホアヒン?かパタヤか?3対1でホアヒンに決定!。ちなみに1は娘でしたが、ホアヒンにも行った事が無いのでOK。娘と話の続きをしようとすると、A氏からタバコを吸いに行くお誘い・・・。

”今、D嬢が娘に色々と聞いてるから、少し長めに吸おうや”

この人、本当、知能犯な外道ですね。

22時過ぎ。再度娘の携帯電話が鳴る。”お店に来いとの指示”だったらしくタイムリミット。”店には行かない”との私の発言に、娘は”マイ・ペン・ライ”と笑って応えました。

帰り際、家に帰るのか?店に行くのか?どうやら本当に店に出勤するようです。結局この日は何もせずに、娘を店に送り、分かれたのでした。タクシーから降りた娘は何か寂しそうに店に消えて行きました。その後姿を見ていると、なんか、娘を試している私も良心の呵責を覚えてしまいました。そんな事情など露知らず、D嬢は、私の事を一生懸命娘を恋人にしたいと思い、頑張っていると言う眼で見ております。D嬢を家まで送る途中、彼女から

”娘は、私の事をどうして良いのか分からない、と言っていた。会えても月に2~3日。それに
 言葉も思うように通じないと。ボーイフレンドは、今は居ないみたい。
 ○○○さんは優しいお兄さん、って見ているみたい。(これって、日本ならお断りのサインですね)
 だから、○○○さん、チャンスだと思う。ちゃんと誕生日に来て上げて、一緒にお祝いをすれば
 彼女も決心する筈。”

とにかくチャンス!を繰り返すD嬢を送り届けた後、A氏と二人でいつものビリヤード場に。

”確かに商売気は無いよな、とA氏。あの状況で”マイ・ペン・ライ”は無いだろう?プロなら。
 単に天然が入っている素人タイ人って感じだよな。店のママさんに操られていると思うほうが
 順当な気がする。でも、店への依存度が高いのも事実だよな~。
 ところで、お前の気持ちは決まったのかよ?” ”正直、迷ってる。騙している事に、後ろめたさも感じてるし・・・・。””そうだろうな。お前の事だから、そうなると思ってたよ。まあ、気が付いただけ
 良かったじゃないか。勢いだけですって言うのもどうかと思うしな?”
 ただ、向こうが一枚上手でしたなんて事もあるかも。” ”・・・・・・。””いずれにしろ、今回取った行動で(店に近寄らなくなる事.愛してると言った事)ある程度、判断
 出来るんじゃないか?後は、今後娘に変化が見られるかどうか?だよな~。
 店に軍配を上げるか?お前に軍配を上げるか?ただ、D嬢が言ってた事も当たってるよな~。
 遠くの花より、近くの花。これって万国共通だし、言葉の壁は厚いしな。やっぱ、先行き
 不安定なイープンよりも、確実性のある店を取るのも分かる気はするな。
 優しいお兄さんか!旨いこと言うよな!まあ、旅行の約束は相手が相手だけに、当てにはならないな。
 ただ、”誕生日に来て”は、やっぱ少し意味があるんじゃない?。男なら、そう思いたいよな!”

かなり悩んでおります。もし、娘が恋人になってくれるのであれば、それはそれで嬉しい。私はこの娘に本気で惚れたみたいです。でも人生の経験から、それを抑える理性も持っている。それは、あの娘の寂しそうな後姿を思い出すと、胸が締め付けられそうになる事を思えば、自分でも分かろうと言う物。ホレた女を目の間にして、このまま突っ走るのか?それとも優しいお兄さんを演じながら、傍に留まる事を願うのか?(弱っちいよな~!!分かっております、ハイ)

9月16日。チャンスがあれば?と決定を下したものの、あっさり放棄。この日もA氏と話し合い。決論などは出る筈もありません。私が決められないのだから。自分で撒いた種。せめてもの救いは未だ強要はしていない事。今ならどちらにも転べる。相手を想う振りをしながら、実は無意識に自分のポジションを調整している自分に嫌気が差す。この日、A氏は私と会う前にD嬢に電話を掛け、色々と聞いてくれていました。D嬢曰く

”多分素人だと思う。結構真面目に考えていた見たい。プロなら金払いが良い○○○さんを離さ
 ないんじゃないかな?それに、愛してると言われた後に、誕生日に来て欲しいとお願いするのは
 やっぱり、何かの決断にするつもりなんじゃないの?。プロなら、そんな面倒な事しないでしょ?
 お店の事は分からないけど、好きにならなきゃ私も店を取るかも?。だって学費や、家族への
 仕送りをしなきゃならないなら、尚更だよね。後は○○○さん次第かも?”

とのご意見でした。ただ、私はどちらかと言うと、古い日本人の考え方で行動している。相手はタイ人。このギャップが果たしてどれくらいのものなのか?先方は、実は、何も考えていませんでしたなんて事もあり得る。ちなみに、日本に帰国後電話を掛けているものの、全く通じない状況が続いております。”さようなら”のサインなのか?”たまたま”なのか?”ワザと”なのか?本来、10月は渡航の予定が無い。果たして行くべきか?否か?

続く。



"恐るべしタイ商売 取り敢えず第二関門突破?"

いや~忙しい。と言うか殺人的なスケジュールです。本来であれば、8月は”パス”の筈。しかしながら、日本に戻って何度か娘と電話をしている内に、やはり行きたい!!と言う訳で、再度スケジュールをインサート!しかし、本当に無理やりインサートしたので仕事の都合から、地球を完全に一周してバンコクに辿り着くスケジュール。正直、航空券を発券した時には目の前が暗くなりましたが、でも、しょうがないんだよ!と無理やりに自分自身を説得したのであります。もはや最初の娘の影は、宇宙の彼方に飛んで行き欠片も無し。本当、男っていい加減ですね。

バンコク到着が24日の夕方6時。店には余裕で到着だぜ!!と思ったいたのが大きな間違い!なんとロストバッゲージを見事に食らい、手続き等、なんだかんだで結局、店に到着したのが夜中の0時頃。娘に約束したプレゼント、キティちゃんの特大縫いぐるみをも、税関で見事にとっ捕まったあげくこのお土産は誰に上げるんだ~?女か~?みたいな尋問付き。この日は店に入店せずに娘を呼んで貰い、プレゼントを渡した後に、翌日のスケジュール決めで終わらせました。

翌日はA氏とプラトーナムで待ち合わせ。なんとA氏、彼女をつれての登場!!なんでも、私の娘の友達はちっとも当てにならないとの事から、自前で調達との事。準備万端整い、マッサージで仕事の疲れを癒し、さあ、娘に電話だ!!たまにはシーフードでも、という事で、戦勝記念塔の近くにあるレストランで待ち合わせ。ちなみに抜かりないA氏は、自前調達の彼女に、私の娘の素行調査をそれとなく指示している様子。さすが百戦錬磨の外道!ただただ脱帽です。

プリプリのエビちゃんをしっかり食べた後、何気なくA氏が

”ところで、今回のホテルもいつもの○○○マンションか?”

実は、仕事で来たときには当然、会社の金ですから、ナナ近くの高級ホテル、○○○○オットに宿泊。本来であれば、週末に日本へ帰国の筈が、2日程個人的都合で滞在を伸ばしている為、この2日間は当然自腹。そこで、前出の○○○マンションにいつも移動していたのです。所が今回は、余りに物凄いスケジュールと、盆休み無し攻撃に会社側も可愛そうと思ったらしく週末はバンコクで短い休暇を楽しめ、との事で・・・、はい、○○○○オットに滞在です。

”いや、今回は通しで○○○○オットに泊まりですよ”

その言葉に、まるでタイガーが獲物を捕らえたようにキラリと目を光らせたA氏は、食っている口の中の固形物など一切お構い無しに、私に向かって

”今夜やれ!!”

と、これ以上ストレートな表現が他にあるか?、とも思える言葉で私に決断を迫るのでした。幸い女共は日本語を理解していないので・・・。いや、でも今回は今日の4人のデート後に、明日は2人でデートをして、やるのは次回なんですけど?

”そんな事は関係ない!、今夜がチャンスだ!。考えても見ろ、あの店でお前がそれなりに待遇が
 良いのは、金持ちと思われているからだ。当然、彼女もそう思っている。
 今回だって、プレゼントを持ってきたし、明日は洋服でも買ってやるつもりなんだろ?
 そんなウキウキの彼女がだ、最初に連れて行かれたホテルが○○○マンションだったら・・・”

なるほど・・・。確かに筋は通っている。あの○○○マンション、売春婦はウロウロ、不良イープンもゴロゴロ、ついでにゴキちゃんまでチョロチョロしている。でも、金持ちだから身を委ねると言うのは、最初の計画から反するんですけど。

”馬鹿だな!タイの恋愛は経済力から始まるんだよ。貧乏人には貧乏人の相手、中流には中流の相手。
 金持ちには、金持ちの相手なんだ!。だから、お水系の彼女らはコン・ファランやコン・イープン
 を虜にして、人生の一発大逆転計画を狙っているんだよ。でも、近頃のコン・イープンは
 爺かハゲばっかしだし、若い奴は金を使わないケチな奴らだと思われている。
 言わば、お前は爺でも無い、ハゲでも無い、しかも金持ちだ!気前が良い!と思われている。
 タイの女からすると理想のコン・イープンだ!
 それとも何?君、自信ないの?”
 
・・・・・・・。受けて立ちましょう!!しかしこの人、もう少し表現方法がなんとかならないんでしょうかね?

しからば、今日は急遽予定を変更!デートした後、店に出撃、即ペイバー、そしてホテルへ直行!!と決めました。A氏も私の決断にさぞ満足の様子。本当は躊躇する気持ちも勿論あったのですが、ここはA氏の経験を活かしてみよう、と思ったのです。なんてたってスタイル抜群の娘。しかも、日本のレースクイーンのような体系でありながら性格はいたって温和。もう想像するだけでガルルルルのブルドック状態!!A氏と彼女は別コースにてデートをするとの事で、一旦別れた我々は2人で店に出撃致しました!!

所が、店に着いてテーブルに座ると、いきなり娘とママさんを含む4~5の女共が着席。大きな紙袋を持っておりまして、中には、なんとコスチュームが一杯!!娘曰く

”お気に入りの服に着替えるからどれが良い?”

中を見るとチャイナドレスに超~短いショートパンツにetc・・・・・。感謝、感激、雨あられ、チャイナドレスを指定して、早速着替えに行って頂きました。その間は、件の娘共が相手をしてくれたのですが、なんか知らんが、いきなりテキーラグラスでの一気飲み大会に・・・。娘が戻って来た時には結構なベタ酔い状態。更には娘も参加してのジャンケン一気飲み大会に変身!!。ガンガンとグラスを交わしていくうちに、私の娘も”マオ・レオ”状態。チャイナドレスで空ろな目をしながら、ブチュー!と正面キスをされた時には、もう何でも掛かって来い!!と言う状態に。途中でレディースドリンクが無くなったとの事で、10000Bを追加!男1人に女4人の一気飲み大会がひたすら続く。23時頃にA氏が登場した時には、完全なドロ酔い状態だったらしく、すみません。この後はほとんど記憶が無いのです。これには、私の娘も流石に心配になったらしく、A氏を急き立てて退店を迫ったらしい。退店時にもシッカリと娘と抱き合い、ブチュブチュやった後、外に出てからは、近くの倒木に一人でブチュブチュしながら、ひたすらゲロを吐きまくっていたとの事。ちなみに、店からホテルに着くまでに2時間近くを要したそうです。

翌日は完全な二日酔い状態。起床したのが夕方の6時。この日はとても店に行くなどと言う気にはなれずに夜からA氏と待ち合わせ。娘に電話をした所、今日は実家に帰っているので、店には出勤しない予定との事。丁度良かった!と思い、スクンビット裏の串焼き屋で湯豆腐をつつきながら昨日の報告を聞いたと言う次第です。

”まあ、ブチュブチュに進展したのは良しとしても、ちょっと金を使い過ぎてるな。それに、あそこのママさん
 最初は味方と思ってたが、俺が店に行くことを警戒してるわ。お前、かなりの鴨だと思われてるぞ、
 あそこ迄酔ってれば仕方が無いのかもしれないが、お前、ママさんや娘に1000Bのチップを渡してたぞ”

との発言。どうりで財布が薄くなっている訳だ~!

”いずれにしろ、次回から単独で店に行くのは厳禁だ。俺かB氏.C氏のエスコートが必ず必要だな。
 お前の娘は未だ若いし学生だから、ママさんからお前を守る術を知らないんだろう。
 このまま行くと、幾ら踏んだくられる分からんぞ”

A氏は店に対して完全な警戒体制を敷いており、再度作戦を変更する必要があるとの事。まあ、A氏の彼女が素行調査をした所、私の娘は特に問題はないらしく、次回からは店に行かずに娘に会う方法を検討しようとの事になりました。その為には、もっと娘の気を引く必要がある。それでも、取り敢えず第二関門を突破した事は大いに前進と励まして頂きました。次回の訪問時にはA.B.C全員が揃い完璧なチーム体制で望める状態。計画通り、次回で”決める”ならず、”嵌める”を合言葉に、迎え酒の乾杯音が響くのでした。

蛇足ですが、この後にソイカにショートタイムで出撃。バカラ.シャークと梯子しましたが、バカラ、随分と質が落ちたような気がします。今年の初め頃は、大抵2~3人のストライクゾーンが居たのですが、今回は1人も居ない状態。時間的には9時頃ですから、未だペイバーも始まったばかりの時間帯。ドリンクの値段も高いし、タイの日常通り、ちょっと調子に乗り過ぎている気がします。シャークは相変わらずにお猿さん系。こちらは逢えてコメント無しです。

続く。



"第一関門突破!"

日本に戻った日、入れ違いにB氏が訪タイだったものですから、成田で待ち合わせ。
訪問の報告と今後の大まかな計画を建てました。
ちなみに、A氏とB氏は仕事の関係でもなんでもないのですが、同じ外道を目指す仲間として
何時の間にやら仲良くなったと言うもの。私は、A氏の紹介でB氏と知り合った関係。

ここで、一応私達が建てた大まかなスケジュールをお披露目致します。
正直、読んで頂いている外道諸君からすると、ちっとも濡れ場が無い事に憤慨されている
のではないか?との懸念もありまして・・・。

1.前回のドタバタで、計画が大幅に狂ったのですが、なんとか候補の娘を再発掘
2.今回の2回目訪問時に、最初のデートに辿り着く
3.3回目訪問時(新たに計画インサート予定)から、通訳のA氏抜きで2人でデート
4.4月目訪問時に最初の濡れ場へ突入
5.5回目訪問時で、更に親密に・・・
6.6回目訪問時で、サメット島へ泊まりでデート

と言う具合になる予定。
なんと、最初の濡れ場へ突入する為に、1人の娘に4ヶ月と4回の訪問を計画している訳です。
なんてたって金で買うのはよろしくない!との誓いもありまして・・・・・。
しかしながら、今日日の日本の女でも此処までの期間は普通掛からんわな~。
それに、飛行機代やその他の諸経費を含めると、なんと単純なる1発目のコストが日本円で40万円。
タイ通貨で約10万バーツ!!最初の逃げて行ってしまった娘の分も合わせると、なんと15万バーツ!
タイトルを”1発15万バーツの女”に変更しようかしら?

7月7日、深夜にバンコクに到着。なんとこの日は飛行機が3時間も遅れた事から
到着と同時に店へダッシュ!!、の筈だったのに、それも適わず。
素直にホテルへ直行したのであります。
仕方が無く、7日の昼前に娘に電話をしようとすれば、不運は続くものなのか?
電話番号を書いたママさんの名刺が無い!!
あれこれと、荷物を引っくリ返して探すものの、何処にも無い!!これじゃ電話が出来ない!!
結局、この日のスタートは夕方の4時頃。

”電話番号の名刺を忘れるような初歩的なミスをしやがって!!”

とのA氏の怒りを皮ギリに始まったのでした。ちなみに名刺はパスポートの間から発見!
とにもかくにも早めのスタートを切って、娘にツバを付けないと・・・。
9時頃には出撃しまして、いつもの如く、ママさんを見つけ、娘を依頼。
この日は、私の拙いタイ語を駆使して、明日のデートの約束を取り付ける。娘の友達も
連れて来いとの指示を出しまして、A氏を含めた4人でデートと、青春時代に戻ったような、新鮮な
デートを楽しむつもり。

8日の夕方4時にラチャダーのロビンソンで待ち合わせ。
一応、タイの礼儀としまして、4時10分に電話をした所

ああ無情!!俺はジャンバル・ジャンの再来か?

何やら、電源が入っておりません、みたいなメッセージが流れている。
なんでこうなるのか?まさか、こいつも駄目なのか?
A氏の”本当にお前のタイ語で、会話が成立したのか~?”みたいな視線を無視しつつ
リダイタルを果たすが、何も変わらない。

固まったまま、回りの重力を更に重くしている私を尻目にA氏曰く

”君ね~!タイではこんな事常識だよ~!、大体最初の約束で本当に来ると思ってたの?
 お水系のお姉さまが!
 昨日の夜は飲みすぎたから、今日は止め~た!が当ったり前でしょー!この国の人間は!” 

ちょっと貸して見ろ!との事で、A氏が再度ダイヤル!
A氏の目が真ん丸くなって、サワディカップ!と喋っているじゃないですか!
娘は4時20分頃に到着。先ずは第一関門突破!と言いたい所なのですが、友達の姿が欠片も無い。
そう、一人でご到着なのでした。
一揆即発の雰囲気を醸し出しながらも、私の為に必死に堪えてくれているA氏。
しかしながら、完全に目が行っちゃってまして、俺の貴重な時間が!!と心で叫んでいるのがモロに分かる。
いや、別に私としてはA氏のストライクゾーンを格段に拡大させる巨乳チャン&背が高い彼女を期待
していた訳では無いんです。取り敢えず頭数が揃えばと・・・・。

”今回のデート費用は全てお前持ちだ!分かってんだろうな!”

A氏の、暗黙の目視発言を了解しつつ、ご飯を食べよう!!と、MKレストランへ。
しかしながら、此処で驚愕の事実が発覚!
以前は確かにイサーンのコーンケーン出身と言ってたのに、改めて聞いた所、バンコク近郊の出身で
なんと大学生との事。家から此処まで2時間の道のりを掛けて来たそうです。
なんとなく言われて見れば、鍋に食べ物を入れる仕草一つ取っても、皿を傾けてドバババーと入れる
のでは無く、一つ一つを箸でキチット入れている。何となく品格がありますね~!!
憧れの女子大生をGETか?!ムフムフムフ!
しかも、A氏がトイレに行っている間、なんと娘からお誘いのような発言が!
確かにロンレームとかノオーンとか言っている!
必死にタイ語のボキャブラリイが頭を駆け巡る、しか~し、出てくるセンテンスは外道で勉強した

”ポム・アオ・ソン・カン”とか
”ポム・ヤーク・パイ・カンナーイ”

こんなんばっかで、アタフタしている内にA氏がカムバック、会話はそこで終了となりました。
まさか、A氏にここまでの通訳を依頼する訳にも行かず、又、娘もA氏にそんな事を喋る訳が無い。
早くタイ語を習得せねば!と心に誓うのと同時に、外道サイトで是非、コミニュケーションの項目特集
をやって貰えませんかね?

食事の後はロビンソン内でショッピング。やはり女の買物は全世界共通ですね!
とにかく時間が掛かる。あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。その内に全然関係無い物まで物色する
始末。だが、此処はじっと我慢の子でありました。A氏もA氏で、下着売り場を丹念に観察している始末。
その内に、なんかちょっと違う事実に一抹の不安が!!
そうなんです!!この娘、完全なるブリッコ系!ヒラヒラ系!メイド系!でした。
なんせ選ぶ服が、完全なる超ーヒラヒラのフリル付。しかも、腰の所にリボンが付いている物ばっかり
物色している。
二人でバンコク市内を歩いているシーンを思い浮かべるだけで冷や汗もの。
まあ、ここはA氏の力強いと言うか、ほとんど強引とも言える力技で、多少のヒラヒラ系ワンピースと
私の好みに合わせて頂きまして、下はショートパンツを選択。
ついでに靴と、着ぐるみを着ている縫いぐるみ迄オマケに付けて、ショッピング終了!!
店が始まる迄、近所のレストランでビールを飲みつつ、早速娘に着替えてもらい

ウ~ン、ヒラヒラ以外はモロに私好み~!

に変身して頂きました。
21時過ぎに店に入り、ダラダラと飲み出す。多少の会話が可能になった事から、以前よりも新密度が
UPした事は実感出来ます。やっぱり、コミニュケーションは最初の第一歩なんですね!
という事を実感した今日でありました。

9日はA氏は仕事、娘は学校(多分)、私も仕事との事で、この日の夜は店に出撃する事無く
A氏と共にソイカを巡回。取り敢えずの第一関門突破に緊張が少し緩んだ事と
店に行っても娘が休みなのは分かっているので・・・。A氏は娘に電話をして、夕飯でも食べたらどうか?
と提案していましたが、なんとなくなんですが、普段巡回していた店にも顔を出したくなったのです。
折角バンコクに来て、1件のお店だけを往復している日々にちょっとつまらなくなった感がして。
ひょっとしたら、これが外道への第一歩なのか?
なんて思ったりして・・・。

最終日10日の夜は単独で店へ出撃!
なんと、あの偉大なる師匠、A氏の通訳無しで初めての単独デビューです。
所が、最後迄落ちが付くんですね~!肝心の娘が居らん!!ついでにママさんも居らん!!
仕方が無いので、前回A氏が嫌々ながらも横に座らせていた子を選択。娘は22時過ぎの出勤との事
なので、それまではこの子で時間潰しを図る。
その内にママさんも出勤。最後に娘がやって来る。所が、最初に選択した子は何処にも行かず
ついでにその子の姉などと称する子まで、ソファーに座っている始末。
もう一つ、ママさんまで座ってまして、私1人に対して、女が4人。
しかも、この全員がドリンクを飲んでいる。
恐るべきタイ!!普段はA氏が居たので控えめだったらしく、この時とばかりに、入れ替わり
立ち代わり、女が来てはドリンクを強請って行く。しかも私の娘が

”お願い~!!”

とばかりに甘えて来る物ですから、鼻の下がビローン!と伸び切っている私としては、ついウンウン!
などと許可してしまう。やはり、次回からもA氏若しくはB氏の補助は必要であると実感!!
最後に次回の訪問時には、昼間からデートをしよう!!との約束を果たし、ついでに新たに10000B
もするドリンク代を再度買わされ、店を出ました。

最後に一句

”外道者、タイ語覚えて、一人立ち”

続く。



"なんでこうなるのか?"

20日、夕方にバンコクに到着。この日は到着と同時に現地で仕事になるので出迎えは免除。どうせ仕事が終了した後にバンコクへ戻っても、深夜だし・・・。

21日は夜からA.B両氏と食事会。今後の作戦を検討!。なんでも敵方にスパイを放っているから、今日のスタートはPM11時頃からとの事。なんでそんな遅くから?と思いきや

”黙って俺達のいう事を聞け!”

名付けて、スパイ大作戦!。A氏の友人である現地タイ人のC氏が、最初に店に侵入して私の娘を指名する。その後に我々が店に突入し、娘を両天秤状態に。それを良いことに、C氏が”あの日本人はなんなの~?”見たいな感じで感触を探るという、素晴らしい作戦。

馴染みのバービアでビリヤードなぞをやりながらタイ語の勉強に励む。この店には日本語使いのお姉さん(おばさん?)が居りまして、発音を中心に色々と教えて貰ってます。と、その時、A氏の携帯に着信が・・・。A氏の顔色が見る見る内に驚愕に変わって行きまして

”おい!大変だ!緊急事態だ!!”

タクシーの運ちゃんに”レオ,レオ”を連発し、電光石火の如く店に到着!何が緊急なのかをタクシーの中で知った私も、車が止まる前に、金も払わず外に飛び出す!入り口でC氏と話し込んでいるママさんを見つけた我々は、襲い掛かるように・・・!!。

”ゴメンナサイ○○○は店を止めてしまったの”

”な!なに~!!”

しばし呆然と立ち尽くし、俺って、なんて運の悪い奴なんだろうか?と自問自答。ついでに、やっぱり早くやっときゃ良かった~!と後悔の念も胸を走る。B氏の携帯を借りて、早速娘に電話をするものの、全く繋がらず。その後、ママさんを含めた友人のコヨーテ娘達に事情聴取をしたところ、なんでも私の娘は店を含めた友人達に借金を重ねており、ついでにシーフードレストランやキャバレーに連日出撃!散金に散金を重ねた結果、店を止めたと言うよりは、止めさせられたような状況との事。

”だから最初に止めたのよ”

とママさん。

”がちょーん!!なんてこった!!”

とにかく、ミーティングだ!!という事で、C氏を含む4人で再度テーブルに着き、早速に緊急ミーティングを開催しました(何故かママさんもソファーに座る)

”とにかく、この際一番に決めなければならない事は、娘を追いかけるか?他の娘を探すか?だな
 此処は主人公である、お前が決めろ!。ただ、電話が繋がらない状態で、1人の人間を探すのが
 どんなに大変な事か?そこの所を良く考えて決めて欲しい”

とA氏の発言を皮切りに

”うん、大変だ!しかも浪費癖があるし、お前のようなタイプだと、あのジャジャ馬の事だ
 落馬してクビの骨でも折られるかもしれんぞ?”

と、B氏も続くのでした。要するに、この2人は面倒くさいんですね。ちなみにヒョコット横に座っているママさんにもタイ語で通訳して貰って意見を求めた所

”ウンウン、止めた方が良い。家の店にはもっと可愛くて、性格の良い娘がいるから
 他の女にしなさい。それによかったら私でも良いわよ~?”

などと嘘ぶく。いや~!なんと言う展開!まさかこんな事になろうとは?まだ、たったの3回目なんですけど・・・。しかし、私としてはやはり諦めきれぬ!!此処はママさんを筆頭に、店内の女共から情報を収集して、再度追いかけてみたい!と発言した所全員が大きな溜息と共に、じゃ、一人でやれば~、みたいな感じで沈黙の一途。

”とにかく、今日は違う娘を付けてあげるから”

との事で、何と10人くらいの集団を連れて来た中から1人を選びなさい。友人達も、そうだ!そうだ!とかなんとか言いながら、結局は1対1の人数比率で、今宵も楽しくとばかりに夜は深けて行くのでした。私も私で、今回選んだ娘Bも結構気に入ってしまいまして、ついでに性格も娘Aより遥かに温和。やっぱりこう言う娘の方が良いかな?などと考えてしまう始末なのでした。

22日は仕事一筋に邁進。暇さえあれば娘Aの携帯電話番号を回すのだが、一向に繋がらない。正直、これは駄目かな?

23日、この日も電話は一向に繋がらず。呼び出し音もならない状態です。B氏は今日、日本に帰国するので、この日はA.C氏と昼頃から待ち合わせ。結局、出て来た結論は今日1日、再度色々な店に出撃して、良い娘が見つからなかったら、前回の娘Bに決定しよう!!との事で合意となりました。C氏がタイ人という事と、私の目的を兼ね合わせ店を絞り込んでいく。最初の店がチャオプラヤーと言うソープランド、じゃなくて、そのソープの横にあるカフェです。なんでもイサーンから出て来た歌手志望の娘が、金持ちのパトロンを探す場所だとか・・・?何で、こんな場末のような店に?と思いきや、C氏の言い訳がこれまた凄い。

”カフェは現地の金持ちタイ人が通う店だ!基本的にはタイ人以外は余り来ない。だから、選ばれる
 女も身を持って相手に尽くす。そうしないと歌手は食えないんだ。給料無しだから。
 お前が日本に帰っている間の2ヶ月間で、50人の男とヤリまくっているGOGO女よりは
 こう言う店の女の方が良い。此処の女なら2ヶ月で多くても5人だ。”

う~む・・・、訳の分からん発言だが、確かに一理ある。この日はこう言うような店を梯子。5件目のキャサリンとか言う店を最後に、出した結論!!

次なるターゲットは前出の娘Bと相成りました。

しかしこの手の店、凄いシステムですね!中には1000Bもの金が付いている花輪をぶら下げて貰う奴が居るかと思いきや、全く0の奴も・・。完全な実力主義!・・・。

24日、PM10時。タクシーを飛ばして娘Bの店に出撃!!ママさんにも事情を話し、娘Bにした事を伝える。早速にも呼んで頂きまして次回の訪問スケジュールを伝達。そんで持って、A氏を含む4人(2対2)で、食事とショッピングに行こう!!と相成りました。此処のママさん、非常に気を使ってくれまして、娘Bに電話番号を教えて上げなさい!みたいな感じで、ママさんの名刺の裏に、娘Bの電話番号を書いてくれまして

”何かあったら私に電話しなさい”

みたいな感じで、非常に協力的なのでした。娘B(面倒なので次からはただ娘と記します)も、明日空港迄見送り行く、などと発言してくれましてこれは結構良い感じかな?イサーン出身の22歳ですが、ちょっと見はイサーン出身に見えない顔をしてます。

しかしながら、自分で言うのもなんですが、私も結構適当と言うか、なんと言うか・・・。こんなんで、当初の目的である”現地の彼女”を本当に造れるのか?

続く




"神は我を見捨てず"


本当は7月に第2回目を遂行予定だったのですが、日本の居酒屋でB氏と検討したあげく
やはり最初は根詰めて通う方がよろしい。との事で、急遽予定変更!。
普段仕事で通っている分、マイルはバッチリ!ですので、5月に2回目をインサートしました。

24日の夕方、JAL便でいざバンコクへ!!
到着後ロビーに出て、そうそう、予約だけでもと思い、タクシーに乗る前に店のママさん宛TELを入れて
○○○をよろしく!。しかしながら、ママさんは基本的に英語が駄目。
こちらも、寒いくらいのタイ語能力しか持ち合わせていないので、娘の名前と”コン・イープン”を強調!
きっと通じた筈、と、神に祈る気持ちで店に到着したのだが、やっぱり全然通じていませんでした。
ママさん、こちらの顔は覚えていたらしく(確かに金払いよかったもんな~)タイスマイルでウエルカム!
ちゃんと指名の娘も覚えておりまして・・・。
丁度ダンスタイムだったようで、私のお気にも踊っておりました。しかし、この店
結構なパフォーマンスもありまして、踊り子のお尻の下でガスバーナらしき、火を炊いている始末。
さぞかし熱いんじゃないですかね?お尻が・・・。
そんなこんな内に娘が来て、ワイもせずに私の横にドカっと座りました(相変わらず態度がでかい!)
しかも、たったの1時間でドリンクを12杯も飲みやがった!!やっぱアル中だ!こいつ。
ちなみにこの店、レディースドリンクを10杯奢ると持ち出し可との条約がありまして、早速二人で外出。
少しでも印象を良くしようと、向かったのはシーロムにあるタワー!。
此処でバンコクの夜景を見ながら食事をして、その後バーで酒でも飲んでとムフムフムフ!
妄想と股間は膨らむ一方!!

しか~し、到着してエレベータに乗ろうと思いきや、なんとホテルのスタッフからクレーム!!
娘のミニスカートが問題らしい。10分間に渡る激戦の上、要約OKとなる。上に上ると今度は靴が問題だと?!
娘はかかとが無い、サンダルみたいな感じの物を履いている。再度に渡り乱戦を繰り返すが、ポリシーだから
駄目の一点張り。結局諦めました。1年ぐらい前は、テナントも余り入らず、サンダルでもOKだったのに・・・。
タイは少しばかり流行ると、すぐこれだからな~。

あ~あと思いきや、娘は責任を感じているのか?悔しいのか?、普段の強気とは
打って変わってショボンとしているし、腹は減ってくるし、場を盛り上げるだけの語学力も無いし・・・。
ウ~ム、どうしましょう。

”ダーリンのホテルに行って、ご飯を食べよう”

と、いきなりの娘の言葉に、これは深~い意味があるのか?
ウヒョー!と思いきや、なにやら冷静な脳裏には、まだ早すぎる!
などと、妙な律儀感が沸き立つ!

”俺はお前を大事にしたい。金を払ってのSEXは嫌だし、早すぎる。”

と言うものの、娘からの返答は

”フォーサウザンド・バー”

全く意味が通じていない!。こいつ本当に英語を理解してんのか?それに、何がフォーサウザンドだ!!
メチャメチャ高いやんけ!。
ここで、リーサルウエポン、”地球の歩き方 タイ語/英語会話集”を使って、意思を伝えるべく!
会話例や単語を探すが、そんな意味の文章は何処にも見つからず。だいたい”彼女”なんて単語を見せても
自分を指差す始末。ホテルの配車係り共は、ニヤニヤしながらこちらを鑑賞中。
恥ずかしいのも手伝いまして、焦りに焦った末、娘に見せた単語がなんと”パラヤー”。
その時見せた娘の、このアホ!見たいなしかめ面は、今でも忘れられません。
一気にどっちらけムードを感じた私は、娘とタクシーで家の近所迄。ドンムアンの近くで夕食を
と思っていたのですが、時刻は既に0時を廻っている。
結局、この日はあっけなくバイバイとなりました。あ~あ、これじゃいつもと何も変わらん~!
それに、娘から”チップ!”の強気なお言葉にあっさり負けまして、1000Bも奮発してしまいました。

25日は有給休暇を取っていたので、終日フリー。なんか昨日の事もあって娘に電話をする気にもなれず
夕方迄はひたすら健全なマッサージと、パンティップでインチキソフトの買出し。
夜の7時に、現地リーマンA氏と合流して飯を食いながら昨日の報告を。
A氏は第一声から

”アホかお前!”

土台、コヨーテ娘をタワーに連れて行くなど、最初の段階から失格。
私は貢君だからよろしくね!と、言っているようなものとの事。ただ、ただ反省。
A氏になじられた事と、昨日のビビリもありまして、興奮が一気に萎んでしまったのか?
正直、娘の店にも余り行く気になれなかったのですが、A氏に引きずられるままに9時頃から出撃!
連日の顔見せにママさんも会った瞬間から

”○○○で良いか?”

ソファーに腰掛けて待つこと10分少々。やって来ましたお気にの娘が。昨日にもましてデカイ態度で
ツンツン顔をしながら、横に座りました。
早速A氏の通訳を持って、昨日の意思伝達を果たすべく・・・。
何か妙に話が長い・・・。娘の攻撃的な会話からも思いは伝わるもの。ひょっとしてまずい事でも?
A氏の話を要約すると

”パラヤーと言うことは、奥さんがいるんでしょ?最初から断るつもりなら、ペイバーなんかするな!”

との事。
完全な勘違い!!
A氏はひたすら大爆笑!その内に娘が

”左手のくすり指を見せろ!”

と言うようなフレーズを言いながら、私の左手のくすり指根元付近をしきりに触りだす。
小生、こんな事もあろうかと、家族が出発した瞬間から結婚指輪を外しておりまして、これはなんとか
バレナカッタ!。年も33歳と、8歳もサバを読んで報告しまして・・・。
微妙な空気を感知してか?ここでママさん登場!まあ、とにかく飲もう!!という事になりまして
ついでに娘もダンスタイムに突入!。この場はなんとか収まった様子。
この日はA氏から

”余計な事は一切言うな。言葉が分からないと惚けろ!”

との指示もありまして、娘との会話はほとんどA氏に頼りきりになったのです。
結局、レディースドリンクも、娘のご機嫌取りのため最初の40杯分全てが費やされ、10,000B
で更に40杯分を追加してこの日は終了。
帰り際、A氏から明日は外道レクチャー!とのお叱りを受けてホテルに引き上げました。

26日は昼の12時にA氏と待ち合わせ。
タップリと小言を頂きました。

曰く、”このままでは彼女どころか、金だけ取られて終わりになる。”
曰く、”鴨がねぎを背負って、鍋まで用意して歩いているようなものだ。”
曰く、”3年間も仕事で通っていて、タイ人の金に対する考え方を理解していないのか?”

ただ、ただ、ひたすら言われっぱなし。勿論、反論したい事もありましたが、そこはグッと我慢。
良い子に聞いていた事が幸いしてか、A氏、さすが私の事を理解していらっしゃる!
2時頃に、A氏の携帯電話から娘にTEL!!。今から約束のショッピングに行こう!と相成りました。
なんと、通訳付きで!。
MBKの前で4時に待ち合わせ。
10分程遅れてやって来た娘は、A氏の顔をみた瞬間から”チッ”てな感じで、なんでお前が
此処にいるんだ?みたいな表情。いや~タイの娘はストレートですね、感情が!
2時間程買い物にお付き合い致しまして、経費は締めて1300Bでござい。
さあ夕飯でもたべましょうか!との私の提案に

”何処に行くの?ステーキ屋さんに行くって約束だよね?”

英語で娘がそれらしき言葉を発した瞬間、A氏の表情が強張り

”まさかお前、マリオットのステーキハウスに連れて行くつもりか!?”

絶叫に近い頬の発言!。此処で、”そうです”なんと言った日には殺されそうな勢いだったものですから

”ラチャダーのロビンソン内にステーキ屋があるんですよ!”

と急場の思いつきでこの場を鎮め、タクシーでラチャダーのロビンソンへ。
娘にはマリオットへ行こう!と言ってあったんですが・・・、別に気にしていない様子。

”タイ人は食に関しては保守的なんだがな~?・・・。この娘、やはり相当にジャジャ馬だ”

とA氏。3人で合計1000B何がしのステーキを食べて、食後にコーヒーなどを飲んだりして。
A氏はしきりにタイ語で娘と会話中。その内に娘が私をチラチラ見ながら・・・、何やら確信に迫っているのか?
時々”サナームビン”だとかが聞こえて来たので、これは私の明日のスケジュールを話しているのでは?
と勘ぐる。後でA氏に聞いたところ

”とにかく、一昨日のパラヤーは意味が違う。彼に女房がいるのでは無く、君を恋人にしたいと言いたかった
 だけだ。タイ語が喋れないのでしょうがないだろう。
 彼自身は日本的な感覚で考えているから、最初は戸惑うかもしれないが、その分浮気とかの心配はないよ。
 タイで遊んでいる日本人と違って、彼は女を買った事もないし。
 こっちには隔月で来ているから、その時に会って、食事でもしたらどうか。
 ひょっとしたら日本人の彼氏が出来るかもしれないよ”  
 
と言ったそうです。
A氏の発言に対し、娘は

”店で彼が私を指名するなら、彼女になっても良い。”

とかなんとか言っていたとの事。
その後、娘とA氏と3人でコヨーテの店に直行。開店前でしたがシッカリと常連組に仲間入り出来た我々は
店が始まる前からダラダラと飲み始めました。
この日は娘も何やら調子が乗っていないのか?それとも先程のA氏の話を真剣に考えているのか?
今ひとつの様子(ただ単にステーキ食って胃が重いだけだったらしい)。
私も私で、なんかソワソワした気持ちもありまして、最悪、30,000Bも使った分を取り戻そうと
飲めるだけ飲んで、A氏にも女を付けたり、ママさんにも散々ドリンクをご馳走したりと。
娘も何を考えているのかひたすら飲みまくり、昨日入れた40杯分を全て使い切りました。
ママさんの今夜は持ち出ししないの?とのお言葉をよそに、0時頃店を出ようとすると、娘は私に

”明日空港に見送りに行く”

と、ツンツン顔で、如何にも行ってやる!みたいな感じ。

27日最終日。朝の5時30分に起床。本当に来るのか?6時にはタクシーで空港へ。
到着後、チェックインをして、さあどうしよう?
娘は未だ現れてません。
何となく期待を持ちながらも、此処でケリを付けた方が家族の為だ!などと言い訳を考えながら
ウロウロと行ったり来たり。何か中学時代にラブレターを渡して、返事を待つような気分。
タバコを吸いに外に出たところ、誰かが後ろから肩をポンと叩く。

”来た!!”

と思わず後ろを振り向くと、???。

”すみません。火を貸して貰える?”

と、日本人のいい年したヤクザっぽいオッサン。

ふざけんじゃねー!!

ギリギリまで待ったのですが?娘は来ず。
フラレタ事実を痛いほどかみ締めながら、機上の人となった私は一路東京へ。
家族も誰も居ない、真っ暗な自宅に辿り着き、あ~あ、何やってんだろう?
罪悪感と失望感が漂い、ま、これでよかったのかな?なんて思ったりもして。
家に居なかった4日分の留守電を確認をしていると最後に、”ヒヒョウジケンガイ”の伝言が。
女房からかな?などと思いながらメッセージを再生。

”娘は空港に行ったんだけど、お前に会えなかったらしいぞ!”

とA氏の声。
なんでも、昨日のショッピングお誘いにA氏の携帯電話を使用したので番号が分かったらしい。

”まあ、一応行ったらしいよ。よかったんじゃない?。誰も確認してないけど。

なんか、慰められているのか?どうでも良いと思っているのか?・・・。

まあ、良しとしましょう!”神は我を見捨てず”A氏、伝言ありがとう!!

と言うわけで3回目に続きます!


4月27日
4月27日の夕方に緊急会議を早速開催したのは良いのですが、んじゃ、何処で彼女を見つけるの?それと、彼女になったとの見解をどの基準で見るの?リーマンA氏のOL友達を考えたのですが、この場合、A氏の面が割れているだけに危険度大。これじゃ余りに不味いと思いきや、最初からマ○コが目的のGOGO娘やお風呂や娘も論外。なんせ超真面目な私としては、最初からホレる訳が無い。と言う訳で、右往左往の局面を経て、又私のコスプレ趣味も織り込んで絞り込んだのが、○○○○ーのコヨーテ娘。(他の外道諸君に邪魔をされたくないので店名は伏せます)なんか、昔付き合った日本の彼女を数倍良くした感じで、十分ホレる基準に達しております。じゃあ、次の基準はどうするの?これも決めました。

1.私の訪タイ時に娘が空港の送迎を確実にこなすようになること
2.生で挿入、中だし可まで行くようになること

う~む、これって非常に危険度大じゃないですかね?との私の質問に、A氏.B氏共に、そんなこた~無い。タイ人が送迎を確実にこなすようになるのは相当に気合が入った証拠だ!生で中だしにしても、H○Vの心配が必要なら、病院に行かせて検査をさせれば良い。彼女もそれを納得して初めておまえの女になる、とおっしゃる。
・・・・。これは本当に刺し殺されるか、家庭の崩壊に繋がるか・・・・。そして、覚悟を決めました。人生40年にして、初めての火遊び。ここは、行ける所まで行ってやる!!ただこの娘、店のママさが言うには相当のジャジャ馬。レディースドリンクも最初の1時間で8杯も空けやがって多少、アル中の気があるのかな?ママさん曰く、金も掛かるし他に良い子はいるから止めなさい。地元バンコク出身で25歳。未婚。ドンムアンの近くに住んでいるらしい。彼氏はいない(本当かな~?)とのこと。早速1年間の会員になり、次回の訪タイ時には、ショッピングとディナーを約束しました。A.B両氏曰く、最初からショッピングとディナーでは先が思いやられるな。せいぜい散金しないように。との助言。

なんせ、娘を見つけたのが最終日の飛行機出発5時間前。トンブリープラザに始まり、ラチャダーのカリビアンRCAのフォルテ(ここのチェリーママさんも候補でした)ソイカにナーナのバービア、全部で30件は廻りましたね。昼間は仕事、夜8時頃からスタートして連日連夜の娘探し。それだけに、グッと嵌まれそうな娘を見つけられました。今回は余り時間が無く中身の薄いレポートですが次回からを乞うご期待。

帰ってきたNeguro通信

帰ってきたNeguro通信

その卓越した文章力からファンの多かった NEGURO 氏が寄稿を再開してくれました。折角日本に帰任できたのに相変わらず女に金を巻き上げられているようです。これは最早 NEGURO 氏のライフワークなのだろうか??

<執筆再開に当たって>
ご存知『徒然草』第38段の中に、「名利に使はれて、しづかなるいとまなく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ」という一節があります。 この一節の意味は「金や名誉の為にがつがつして、一生ストレスを受け続けて、挙げ句の果てに身体を壊して、みたいな人生は馬鹿げている」ということ。 みなさん、思い当たりませんか? さすが兼好法師、当時既に生きるという事とは何ぞや?を看破していたようですね。 どうせ一度しかない人生、ヤラないで後悔するならヤッて後悔しろ、これが私の身上です。 しかし、何かを守る為に一生懸命人生を歩む方々に、「こんな馬鹿な人生送らなくって本当に良かった」と溜飲を下げて頂く為、一方で外道な人生を生きる方々には、「良かった、馬鹿は俺ひとりじゃなくて」と共感して頂く為に、この私小説を再開する事にしました。 残念ながら、タイや女性の話ばかりではなく、ギャンブルやつまらない日常風景などにも言及していきます。 どう転んでいくか、自分でも想像付きませんが、末永いお付き合いのほど、よろしくお願いします。 二月吉日 Neguro

•2/7(木) 関西のうどんは侮れん!
•2/6(水) 後味の良いヘルス
•2/1(金) 六本木のランパブとデジタルビデオカメラのレクイエム

最終更新日時: 06/12/2011 13:45:26

 外道の細道
2/7(木) 関西のうどんは侮れん!
カーラジオからはゆずの「アゲイン2」が流れており、それ程車が多く走っていない中国自動車道を流す退屈さを幾ばくかは紛わせてくれる。 時刻は夜の10時近く。 とある事情により、今日の夕方に仕事が終わって速攻で羽田に向かい、そこから伊丹空港行きのANAに飛び乗った。 空港で深夜まで営業しているレンタカー会社で車を借りて、いま西へ向かっている、とこういう訳だ。 伊丹空港は中国自動車道の池田インターチェンジのすぐ傍なので、大阪に土地カンのない自分でも迷わずに高速に乗る事ができた。 夕飯も食わずに東京から飛び出してきたので、宝塚を過ぎた西宮名塩SAに入ってコロッケうどんを食う。 ちゃんとした昔懐かしい挽肉がはいったポテトコロッケで、これがうす味のうどんつゆにマッチしていて、なかなかに美味い。 やはり関西のうどんは侮れん!

三田を過ぎて舞鶴自動車道へ入ると、今までの三車線道路から二車線へ減少し、また周囲の明りも少なくなっていき、めっきりと寂寥感に襲われる。 向かっている先は福知山。 明智光秀による城下町の整備以降、歴代城主によって発展してきた街であり、未だに市の中央に福知山城の城郭が残存しており、昔乍らの佇まいを垣間見る事のできるところだ。 ここへ立ち寄るのは二度目になるが、前回は夜中に到着して小一時間ほどで直ぐに大阪へ戻ってしまったので、はっきりとその町並みを見る事はできなかったが、今日はここへ宿泊し明日東京へ戻る予定でいる。

ここへ、しかもこんなバタバタした感じでやって来た訳はただ一つ―― そうオンナに会う為である。 彼女はSといい、日本人ではない。 もう知り合ってから既に2年近くになる。 とある事情で、急遽来週末に本国に帰る事になったという連絡が入ったのが先週だった。 そこからスケジュールなどを遣り繰りして、明日一日だけの休みを取って会いに来た、ということだ。 彼女との関係については追々話す機会もあるだろうから、ここでは伏せておく。 福知山駅近くに有る、やや古ぼけた感じのホテルにチェックインしたのが11時過ぎ。 Sの仕事が終わるのが深夜1時過ぎなので、それまで仮眠を取って過ごす事にする。

1時近くになったのでシャワーを浴びて、車で彼女の働いている店まで迎えに出る。 車で5分足らずの距離なのだが久しぶりに来たので迷って住宅街をウロウロしてしまった。 向こうも仕事が忙しかったらしく、店を終わって出てきたのが1時半過ぎで、車に乗り込ませて再びホテルに向かう。 出たり入ったりを繰り返し、既に通算年数で見ればかなりの年数を日本で過ごしている為、彼女の日本語読解力はかなりのレベルで、読み書きはもちろんのこと、日常生活レベルでは全く問題が無い。

四ヶ月ぶりにあう彼女は心なしかふっくらとして、以前のようなシャープな面立ちはやや薄れてきている。 不規則な生活はやはり健康を蝕んでしまうのだな、とは思ったものの、痩せる一方よりはまだましか、と一人ごちていた。 シャワーから出てきた彼女は以前のスレンダーな美しさより、やはり女性としての優しいラインが強調されるようになってきており、抱きしめた時の感覚もこころなしか暖かい感じがする。 始めこそ太ったから嫌だ、と身体の線を見せる事を拒否していたものの、私の手が愛撫を進めるにあわせて、徐々に羞恥心が薄れていったのだろう、本来の大胆な彼女に戻っていった。

首筋への軽い接吻を繰り返しながら、左手で胸の膨らみとその頂上に有る固い突起をもて遊んでいると、徐々に反応を見せはじめる彼女の身体にこちらの気持ちも昂ぶり始める。 唇を先ほどの突起の辺りに移動させながら、今度は肘を使って彼女の恥骨に軽い圧力を加えてやると、徐々に息遣いが荒くなってくるのが分かる。 上半身への十分な愛撫を経て、私の唇が最も敏感な箇所へ辿り着いた時には既にこちらの唾液を必要としないくらいに潤っており、その反応に満足しながらも両足の間へ顔を埋めていく。

久しぶりな彼女が痛くないように、逸る気持ちをコントロールして、それこそ先端を擦るように徐々に徐々に、挿入の度合いを深めていく。 が、やはり三分の二ほど挿入したときには我慢しきれなくなり、一気に突き上げてしまった。 うっ、という彼女の呻き声で我に返り、大丈夫?と聞いたところ、痛みは瞬間だったようで、また反復運動を繰り返し始める。 体勢を入れ替えて彼女が上になって暫くすると、その腰の動きが激しくなり喉の奥から絞り出したような、あぁー、という声を数回発した後にこちらに倒れ込んできた。 彼女が倒れ込み深呼吸を数回しているまさにその時に、彼女の膣の中で射精が続いていた。 お互いにシャワーを浴び直した後、こうやって抱いてやれるのも暫くできないな、と思いながら腕枕をしているうちに、疲れも手伝って深い眠りに落ちていった。

翌日は二人とも9時ごろに目が覚めて、ゆっくりと支度をした後に10時過ぎにホテルをチェックアウトし、福知山の市内をドライブして過ごす。 彼女の好きなうどん屋で昼食をとった跡、また仕事の支度にかからねばならない彼女を2時過ぎに寮まで送り届け、福知山を後にした。 本日までの総合収支: 飛行機代・レンタカー代・ホテル代etcで12万の出費、よって -21.6K。 大変だ、こりゃ。







2/6(水) 後味の良いヘルス

週末から、チロチロと地元でパチったり、会社の同僚と麻雀したりしてたが、終わってみれば行ってこいというより若干沈みという不完全燃焼の結果。 最近どうも上手く立ち回れない。 決して坊主という結果ではないが、勝ちの波に乗りきれない。 どうしても中途半端な立ち回りが多く、結果裏目裏目に出てしまっている。 何が原因かと自問自答はするもののはっきりした結論は出ず、取りあえず大負けはしてないから良しとするか、と強引に自分を納得させる。
今日は午後から病院、まあリハビリって名目だな。 んでこれが4時頃にソッコーで終わっちゃったので、帰社せずにそのまま新橋直行! アタマん中じゃ、連荘の嵐を引きまくって、儲けたカネで韓国エステかヘルスに寄ってスッキリしてから家に帰ろう、なーんて虫のいい事を考えまくってる。 考えてみれば、今年は姫始めさえやってない、、、有り得んぞー! 最後にヤッたのは、、、年末に吉原の某風呂屋Rにて22歳のひかるちゃんにお相手して頂いたのが最後だなぁ…(遠い目)。 良かったなぁ、'癒し系のフェラしてあげる♪'なんちって。
久々に日本に戻ってきたものの、風呂屋だけは余り価格破壊が進んでないなぁ、なーんて思ってたらなんのなんの、、、。 吉原でも、平日限りのサービスで大3枚・70分花びら二回転だとか、'ジャングルクルーズ'(大5枚で110分、オンナの子が3人入れ替わり立ち代わり付くサービス)とかソフト面での充実が図られてきたみたい。 そんで大久保や巣鴨・大塚といった山の手線西北地区辺りじゃ『大人のパーティー』が大流行りで、なんでも日系のみならず、韓国・中国系のオンナの子もスタンバッてるとかいないとか。 フィリピーナのデリヘルなんかもあるそうだし、日本も草の根ベースでの市場開放が進んでるというか、二極化傾向が一層はっきりしてきた、って感じがした。 いかん、いかん、目の前の勝負に集中せんと!
一台目は1,000円あたり17回転だったので、即ヤメ。 今日誰も座っていない台へ移動。 そして1,500円目を入れた時、右出目が一旦停止後にツツーっとスベるDスベリ(ダイナミック・スベリ)予告発生! 信頼度63%強! エンジェルのシングルリーチだったが、見事再抽選で緑7の確変ゲットォ! やっりぃ! 会社サボって来た甲斐有って出るわ出るわ、裏ロム付けてんじゃねーのって位。 その後たかだか三時間弱で都合11箱積んで24,000発ほど出させて頂き、66k勝ち。 これで収支が少~し戻ってきたぜ。 でもアジアのカジノで徹夜で50万、100万の勝負してた頃が懐かしいねぇ。
んで予定通りというか、とりあえずやってきたのはヘルス。 エステ系も考えたんだけど、気分的に生フェラしてもらいたかったのでヘルスに決定。 烏森口をずーっと歩いてちょっと横にそれたところにあるSという店。 ここは値段と質とがまずまずで今までドはずれというのは引いた事が無かったので、たまに出没している。 狭い階段を軽やかに上がって、受付カウンターへ。 店員の兄ちゃん二人が無愛想に立ってるので、35分12,000円コースをリクエスト。 今直ぐに入れるのは二人居るといって写真を見せてくれた。 一人はギャル系で、もう一人は普通っぽい感じ。 ギャル系のB90というデータにちょっと惹かれたが、普通っぽい感じの方にした'舐めるの大好き'という謳い文句にベットしてみる気になったから、、、。
えりちゃんというその子は、その店の制服であるセーラー服を脱ぎ捨てたら、すっげー細いの! 無駄な肉が全然付いてません、っていうよりも痩せ過ぎ。 どちらかといえばボリューム有る方が好きなNeguroとしてはちょっぴり残念、引き弱~い! 個室で服を脱いで一緒にシャワールームへ。 シャワールーム内では身体を洗ってもらいながら、趣味だという海外旅行の話なんかで盛り上がる。 日本語同士だと簡単な事からでも会話が成立するけど、バンコク辺りじゃこうはいかないからなぁ、、、。
個室に戻ってプレイ開始。 いきなりのディープキス(これも日本に帰ってきてカルチャーショックだった! アジアじゃあ身体は売っても唇は売らない、という女の子の方が多かったからね)に始まって、全身リップ。 股間近辺へ降りていった彼女の舌が、徐々に徐々にまた乳首の方へと戻って来てそれを口に含み舌先で転がすようにし始めると同時に、彼女の手の平全体が私の股間を包み込むようにやんわりと愛撫を始める。 上手だなー、と妙なところで感心してしまった。 そのから10分近く彼女の生フェラを堪能した後、体制を入れ替えて69に持ち込み、こちらも彼女の薄い茂みの奥の割れ目を唾液と愛液とでベトベトにさせながら、最後は口内発射一発で打ち止め。
プレイが終わった後、そそくさと後片付けを促すオンナの子が多い中、時間ぎりぎりまで趣味だという海外旅行の話で盛り上がり、久々に後味の良いヘルスだった。 帰り際にまた来てね、お仕事頑張ってね、とキスまでして見送ってくれた彼女に一応の笑顔を返しながらも、またいつもの悪い癖が出てしまった。 つまり放出した直後によく思うのだが、咥えられるその一瞬までが華で、それから後は惰性になってしまう。 何か射精する事がスポーツであるような、義務感から射精に入るような、そんな気持ちになってしまう事が多い。 確かに放出する瞬間はキモチいいし、それなりの充実感・達成感があるにはあるが、虚無感がちらほらと影を見せるのは何故か。
かねがね思ってはいたのだが、それは疑似恋愛だからだろう。 対価としての金銭を支払う事で、割と直接的な疑似恋愛関係を安易に手に入れる事ができる。 オトコが持つ放出欲は本能に根差すものであるから、このニーズに着眼した商売を否定するつもりもないし、むしろ有り難い事だろうとさえ思う。 風俗店が日本に全く存在しなかったら、強姦などの性暴力事件が多発しているだろうし、セーフティバルブの役割を果たしてくれている彼女達は感謝こそされても、決して蔑んではいけない存在であろう。 しかしやはり感情を伴わない疑似恋愛である限りは、達成感や充足感が有ろうが無かろうが、知らず知らずのうちに心と身体のバランスが平衡を失っていくのではないか、と思う。 それこそ身体は満足していても、潜在意識の何処かで心が'未だ見ぬ貴女'を捜し求めて居るのかも知れない。 そこには未婚・既婚の別はなく、ましてや年齢の高低さも関係ない。 このテーマについては、自問自答を繰り返しつつも考えて行きたいもので、答えは出ないかもしれないが、自分のレゾンデートル(存在意義)を見つける為にも、・u梃ゥつめていきたいテーマである。 今回はちょっとマジ。 累積収支: -92k まで戻ってきた(風俗・ギャンブル込み込みの計算)。







2/1(金) 六本木のランパブとデジタルビデオカメラのレクイエム
最近妹のように可愛がってやっている六本木のランパブのNから、「誕生日だからおねだりしてい~ぃ?」とデジタルビデオカメラのリクエスト。 その時は軽く返事をしたもののインターネットなどで値段をチェックすると、だぁー!安い機種でも10万くらいすんじゃん! でも引くに引けないもんな… 仕方ないのでその分くらいはギャンブルで稼ぎ出す事を決意、プレゼントを買うついでもあったので新橋へ出動。 待ち合わせの9時までの約2時間勝負。
ニュー新橋駅前ビルの中に位置するパチ屋Sが最近お気に入り。 3,000円のパッキーを購入しすぐさま「バトルヒーロー伝説」に向かう。 170回転して朝から当りが一回も来ていない台を選択。 3円換金なので1,000円あたり23~25回転いけばOKで、大体その線で回っている。 実はこの店とはすこぶる相性がいい、家の近所でも会社の帰り道でもないので頻繁には来ていないが、打って負けた事がない!
3,000円分打ったところで、激アツ予告やスーパーリーチこそ無いものの、出目のバランスがまずまずなのと結構回っているので続行を決意、更に3,000円分買い足す。 500円打ち込んだところで、赤7とスペースナイトで待望のクロスリーチからメカ回転予告! この時254回転。 結局スペースナイトで大当たりして再抽選で赤7に成り上がったので、無制限札をゲット、この店はLN制で赤7のみ終日無制限である。 これは三連荘で終了するも、その後たったの24回転でマルチアングルリーチであっさり緑7を引き当て、これがワンセットで5箱積み。
時計を見ると既に8時半近くなっており、飯も食ってない事に気づいたので、持玉を流して大3枚に交換、24,000円の儲け。 その足で烏森口近くのラーメン屋「北斗」へ。 塩野菜ラーメンを慌ただしく流し込んでタクシーに飛び乗り六本木へ移動。 飯倉交差点に差し掛かった辺りでNから電話が入り、今店に着いたが近くだから迎えに来るというので、渋滞していた事も有りロアビル前でタクシーを降りて防衛庁方面へブラブラと歩きながら向かう。
六本木交差点の手前辺りでNと合流、早速新橋キムラヤで購入したプレゼントを手渡すと、「まっじー? チョー嬉しい、アリガトー!」と言いながら腕を組んでくる。 妹が居ない自分にとっては、何か心くすぐられる一瞬で、自分もおっさんになったなぁ、と改めて実感する。 こいつは去年の秋頃に飛び込みで行ったPという店でたまたま席についたのだが、妙にハナシや考え方が似てるなーと思ったら、星座・血液型・干支(さすがに一回り下だけど…)の全てが一緒だった、、、という曰く付きのオンナ。 精々月イチくらいでしか行かないのだが、向こうも組し易しと思ったのかどうか、ちょくちょく連絡はしてくるので、接待など必要に迫られた時に利用するようにしている。
Nは一応営業しておいたのだろう、真面目そうなヤツや一見遊び人風の客などが彼女の誕生日という事で来店しており、数テーブルの間をせわしなく飛びまわっている。 ここは露出度合いで時給が違うので、自分の感覚でランジェリーをつけて良いらしい。 流石にモロ出しは居ないが、ほぼそれに近い状態の下着を着けた娘や、入店間も無い感じのまだキャミも着てばっちりガードした娘など様々。 Nは今日も白のTバックとブラを着けている。
Nは時折私の席にやってきては最近の身の回りの事や、他のテーブルの事などひとしきり話していく。 面白いな、というか可哀相だなと思ったのは、彼女の誕生日という事で恥ずかしさを押し殺して花束を買ってくる客が多いわけだが、それらの奇麗な花束がどうなるかというと…、客が帰るまではそのテーブルにキープされているが、帰るときにNがそれを持って見送りに行った後、店に戻ってくるなり店員に無造作に'片づけといて'と言わんばかりに手渡されてしまう。 彼女の部屋までもたどり着けないって事だね。 ああ、無常 by ユーゴー。
小一時間くらい居て帰るつもりが、結局3時間くらいダラダラとしてしまった。 お会計大6枚なり。 深夜の六本木は凍えるような寒さで、ブルブル震えながら飯倉方面へ歩きながら携帯のメッセージをチェックしていたら、飲み友達の人妻から伝言が入っていた。 折り返し電話を入れたところ、既に酔っ払ってしまい電車で家に帰るところだった。 つまらん。 ダルくなってきたので速攻でタクシーを拾い帰宅。 本日の収支: 24k-100k(プレゼント代)-60k(飲み代)=-136k 取り返すのは容易じゃねーぞ、こりゃ。 Nともヤレるのかヤレないのか分からんし。 そんな自分が可愛かったりして。
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Author:enjoyagogo
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